JP5302876B2 - 映像表示装置、検知状態提示方法、プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

映像表示装置、検知状態提示方法、プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、人感センサを備えた映像表示装置に関するものであり、特には人感センサを備えたテレビジョン受像機に関するものである。
近年、テレビジョン受像機(テレビ)の大型化が進み、遠く離れた場所からでも視聴することのできるテレビが普及してきている。また、大型のテレビは、リビングなど広い場所に設置されていることが多い。
日中にテレビを視聴している場合、例えば、テレビの設定されている部屋とは異なる居室での用事または近隣に出かける用事などにより、テレビの前を離れることが度々生じる。この場合、ユーザーは用事が済み次第、再度テレビを視聴することが多いため、テレビをつけたままテレビの前を離れることが多い。一方、夜間にテレビを視聴している場合、例えば、就寝のためにテレビを離れるときには、テレビを消してテレビの前を離れるのが一般的である。しかし、テレビを視聴している最中にうたた寝してしまったり、テレビを消し忘れて就寝してしまった場合、ユーザーがテレビを視聴していないにも関わらず、テレビがついたままの状態となってしまう。
このように、ユーザーがテレビを視聴していないにも関わらず、テレビがついている状態(すなわち、テレビが映像を出力している状態)が維持されることは、電力を無駄に消費していることになり、ユーザーに経済的な負担を強いることになる。また、環境に対する配慮の点からも、無駄な電力を消費することは好ましくない。
例えば、特許文献1〜3および非特許文献1には、ユーザーがテレビを視聴していないときに消費電力を削減するための技術が開示されている。より具体的には、特許文献1〜3および非特許文献1には、ユーザーの存在の有無を検知することにより消費電力の削減を図る技術が開示されている。すなわち、特許文献1には、部屋がある閾値より明るくなったと判断し、かつ、その時に視聴者が居ると判断した場合には、自動的にテレビの電源をオンにするという技術が開示されている。特許文献2には、視聴者がテレビの画面の近距離に居る場合、又は、部屋の明るさが暗い場合には、自動的にテレビの電源をオフにするという技術が開示されている。また、特許文献3には、視聴者がテレビの電源をオフせずに所定の時間以上テレビの前から離れた場合、自動的にテレビの電源をオフにするという技術が開示されている。
さらに、非特許文献1には、視聴者がテレビの電源をオフせずに一定時間以上テレビの前から離れた場合、自動的に画面の表示がオフになることで音のみが出力されている状態とする技術が開示されている。さらに、一定時間以内に視聴者が戻って来た場合には画面の表示が再びオンになり、一定時間以内に視聴者が戻って来ない場合には、自動的にテレビの電源をオフにするという技術も開示されている。また、部屋の明るさに応じてテレビの画面の明るさを自動で調節するという技術についても併せて開示されている。
特開2008−252526号公報(平成20年10月16日公開) 特開2004−120049号公報(平成16年4月15日公開) 特開平6−78246号公報(平成6年3月18日公開)
[online]、ソニー、(平成21年11月13日検索)、インターネット<http://www.sony.jp/bravia/shoene/index02.html>
しかし、特許文献1〜3に開示されているユーザーの存在の有無を検知する人感(熱)センサを備えている装置では、自身が人感(熱)センサに検知されているか否か(すなわち、ユーザーが人感(熱)センサの検知範囲内に居るのか否か)をユーザーがリアルタイムで確認することができないという問題を有している。また、非特許文献1に開示されている装置であっても、画面の表示をオフにするまでの時間を短くすることはできるものの、その時間が経過するまでは自身が人感(熱)センサに検知されていたのか否かについて確認することはできないため、やはりリアルタイムに人感(熱)センサに検知されているか否かを確認することはできない。
このように、ユーザーがリアルタイムに人感(熱)センサに検知されているか否かを確認することができないと、例えば、人感(熱)センサの故障などの問題に気付くのが遅れるなどのデメリットが生じることになる。
本発明は上記の課題に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、ユーザーが人感センサの検知範囲内に居るのか否かをリアルタイムに把握することができる映像表示装置を提供することにある。
本発明に係る映像表示装置では、上記課題を解決するために、人感センサを備えた映像表示装置であって、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、視聴者の存在が認められる場合と比較して消費電力を低減した動作モードで動作する映像表示装置において、上記人感センサの動作確認を行う動作確認モードにより当該映像表示装置を動作させている際に、上記人感センサから出力される信号に基づいて、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められるか否かを示す情報を視聴者に即時提示する提示手段、を備えていることを特徴としている。
本発明に係る映像表示装置では、動作確認モードで映像表示装置を動作させている際に、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められるか否かを示す情報を視聴者に即時提示する。
このように、本発明に係る映像表示装置では、視聴者が人感センサの検知範囲内に居るか否かを示す情報が視聴者に即時提示されるため、視聴者は、自身が人感センサの検知範囲内に居るのか否かをリアルタイムで把握することができる効果を奏する。
なお、本明細書等における「視聴者」には、映像表示装置に表示される映像および映像表示装置から出力される音声を実際に視聴している人のみに限定されるものではなく、映像表示装置に備えられた人感センサの検知範囲内に存在する人全てを指す。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記提示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められる場合には、当該人感センサにより検知されていることを示す通知映像を表示することが好ましい。
上記の構成によれば、視聴者が人感センサの検知範囲内に居る場合には、居ることを示す通知映像が表示される。これによって、視聴者は、自身が人感センサの検知範囲内に居ることを容易かつ確実に把握することができる。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記提示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、当該人感センサにより検知されていないことを示す通知映像を表示することが好ましい。
上記の構成によれば、視聴者は、自身が人感センサの検知範囲内に居ない場合には居ないことを示す通知映像が表示される。これによって、視聴者は、自身が人感センサの検知範囲内に居ないことを容易かつ確実に把握することができる効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記通知映像は、動画像であることが好ましい。
上記の構成によれば、視聴者が人感センサの検知範囲内に居るか否かを示す動画の通知映像が表示される。これによって、視聴者は、自身が人感センサの検知範囲内に居るか否かを容易かつ確実に把握することができる効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記表示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められる場合に、当該人感センサと視聴者との距離に応じて上記通知映像の大きさを変えて表示することが好ましい。
上記の構成によれば、人感センサと視聴者との距離に応じて大きさの違う通知映像が表示される。例えば、人感センサとユーザーとの距離が近い場合には映像を大きく表示し、距離が遠い場合には映像を小さく表示する。これによって、視聴者は、自身が人感センサの検知範囲内において、自身と人感センサとの距離を容易にかつ確実に把握することができる効果を奏する。
上記提示手段は、上記人感センサへの電力供給を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間、当該人感センサによる視聴者の検知を行っていないことを示す通知映像を表示することが好ましい。
上記の構成によれば、人感センサの動作が不安定な場合に、視聴者の検知を行っていないことを示す通知映像を表示することができる。これによって、視聴者は、人感センサが検知を行なっているか否かを容易にかつ確実に把握することができる効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、受信した放送波に基づいて番組映像を生成する番組映像生成手段を備えており、上記通知手段は、上記通知映像を、番組映像生成手段において生成された番組映像に重畳して表示することが好ましい。
上記の構成によれば、番組映像と人感センサの検知範囲内に居るか否かを通知する通知映像とが同時に表示されることになる。
これによって、視聴者は番組映像を視聴しつつ、自身が人感センサの検知範囲内に居るか否かを把握することができる効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記提示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められる場合には、当該人感センサにより検知されていることを示す通知音声を出力することが好ましい。
上記の構成によれば、視聴者が人感センサの検知範囲内に居る場合には、居ることを示す音声が出力される。
これによって、視聴者は、自身が映像を確認することができない状態であったとしても、自身が人感センサの検知範囲内に居ることを把握することができる効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記提示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、当該人感センサにより検知されていないことを示す通知音声を出力することが好ましい。
上記の構成によれば、視聴者が人感センサの検知範囲内に居ない場合には、居ないことを示す音声が出力される。
これによって、視聴者は、自身が映像を確認することができない状態であったとしても、自身が人感センサの検知範囲内に居ないことを把握することができる効果を奏する。
上記提示手段は、上記人感センサへの電力供給を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間、当該人感センサによる視聴者の検知を行っていないことを示す通知音声を出力することが好ましい。
上記の構成によれば、人感センサの動作が不安定な場合に、視聴者の検知を行っていないことを示す通知映像を表示することができる。これによって、視聴者は、人感センサが検知を行なっているか否かを容易にかつ確実に把握することができる効果を奏する。
本発明に係る映像表示装置では、さらに、上記人感センサは、焦電型赤外線センサであることが好ましい。
本発明に係る検知状態通知方法では、上記課題を解決するために、人感センサを備えた映像表示装置であって、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、視聴者の存在が認められる場合と比較して消費電力を低減した動作モードで動作する映像表示装置における検知状態通知方法において、上記人感センサの動作確認を行う動作確認モードにより当該映像表示装置を動作させている際に、上記人感センサから出力される信号に基づいて、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められるか否かを示す情報を視聴者に即時提示する提示ステップを含むことを特徴としている。
上記の構成によれば、本発明に係る映像表示装置と同様の作用効果を奏する。
なお、本発明に係る映像表示装置を動作させるためのプログラムであって、コンピュータを上記の各手段として機能させることを特徴とするプログラムおよびそれらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に含まれる。
本発明に係る映像表示装置では、動作確認モードで映像表示装置を動作させている際に、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められるか否かを示す情報を視聴者に即時提示する。
このように、本発明に係る映像表示装置では、視聴者が人感センサの検知範囲内に居るか否かを示す情報が視聴者に即時提示されるため、視聴者は、自身が人感センサの検知範囲内に居るのか否かをリアルタイムで把握することができる効果を奏する。
実施形態に係るテレビジョン受像機における制御部の要部構成を示すブロック図である。 実施形態に係るテレビジョン受像機の要部構成を示すブロック図である。 人感(熱)センサがユーザーを検知しているか否かを通知する映像の一例を示す図であり、(a)はユーザーの存在を検知している状態を示し、(b)はユーザーの存在を検知していない状態を示している。 人感(熱)センサがユーザーを検知しているか否かを通知する映像の他の例を示す図であり、(a)はユーザーの存在を検知している状態を示し、(b)はユーザーの存在を検知していない状態を示している。 人感(熱)センサがユーザーを検知しているか否かを通知する映像のさらに他の例を示す図である。 人感(熱)センサがユーザーを検知しているか否かを通知する映像のさらに他の例を示す図であり、(a)はユーザーの存在を検知している状態を示し、(b)はユーザーの存在を検知していない状態を示している。 人感(熱)センサが準備中である旨を通知する映像の一例を示す図である。
本発明に係る映像表示装置の一実施形態について、図1〜図6(a)および(b)を参照しつつ以下に説明する。本実施形態では、映像表示装置がテレビジョン受像機である場合を例に挙げて説明する。
本実施形態に係るテレビジョン受像機は、放送番組を視聴するための視聴モードの他に、人感(熱)センサが動作しているか否かをユーザーが確認することができる動作確認モードで動作させることができる。動作確認モード時の動作処理については、下記に詳述する。また、放送番組を視聴するための視聴モードの動作処理については、従来公知の動作処理であるため、本実施形態において詳細な説明は省略する。
なお、視聴モードと動作確認モードとの切り替えは、操作入力デバイスを介したユーザー操作により実現されることが好ましい。
(表示装置の構成)
まず、人感(熱)センサによる検知状態通知処理の詳細について説明するに先立って、人感(熱)センサを備えたテレビジョン受像機の構成について、図2を参照しつつ以下に説明する。図2は、テレビジョン受像機10(以下、テレビ10とも称する)の構成を示すブロック図である。
テレビ10は、例えば、図2に示すように、メモリ7、アナログチューナー部12、デジタルチューナー部14、デジタル復調部15、分離部16、ビデオデコード部17、ビデオセレクタ部18、映像処理部19、表示制御部21、液晶表示装置22、IP放送チューナー部23、EPG/OSD処理部24、オーディオデコード部25、オーディオセレクタ部26、音声出力変換部27、スピーカ28、外部入力部31、記録/再生部32、選局部33、通信制御部34、リモコン受光部35、OPC(RGB)センサ51、人感(熱)センサ52、電源部53、及び制御部100により構成することができる。また、テレビ10は、アンテナ11、アンテナ13、及び外部機器30を接続可能に構成されており、リモートコントローラ36による操作が可能である。
アナログチューナー部12は、アンテナ11において受信したアナログ放送信号から、選局部33にて選択されたチャンネルに重畳された映像信号および音声信号を抽出し、抽出した映像信号をビデオセレクタ部18に供給すると共に、抽出した音声信号をオーディオセレクタ部26に供給する。
デジタルチューナー部14は、アンテナ13において受信したデジタル放送信号から、選局部33にて選択されたチャンネルに重畳されたデジタル信号を抽出し、抽出したデジタル信号をデジタル復調部15に供給する。デジタル復調部15は、デジタルチューナー部14にて抽出されたデジタル信号から、所定の形式(例えば、MPEG2−TS形式)のストリームデータを生成し、生成したストリームデータを分離部16に供給する。
IP放送チューナー部23は、ネットワークを介して接続された外部装置(例えば、サーバ装置)から、選局部33にて選択されたチャンネルのストリームデータを取得し、取得したストリームデータを分離部16に供給する。IP放送チューナー部23によるストリームデータの取得は、通信制御部34を介して行われる。なお、ネットワークとしては、特に限定されるものではない。例えば、電話回線、LAN、HDMIケーブルなどを用いたネットワークを挙げることができる。
また、外部入力部31は、外部機器30(例えば、HDD、外部メモリ、BDプレイヤ、DVDプレイヤ、CDプレイヤなどが挙げられる)に記録されている映像信号及び音声信号を、制御部100からの指令に基づいて読み出し、映像データをビデオセレクタ部18に供給し、音声データをオーディオセレクタ部26に供給する。
なお、テレビ10には、記録/再生部32として光ディスクドライブ装置が内蔵されている。記録/再生部32は、外部入力部31に接続されており、テレビ10は、外部記録されているコンテンツデータを再生する場合と同様に、記録/再生部32に記録されているコンテンツデータを再生することができる。
分離部16は、デジタルチューナー部14またはIP放送チューナー部23から供給されたストリームデータを映像データ、音声データ、及び、付加データに分離する。分離部16にて分離された映像データ、音声データ、及び、付加データは、それぞれ、ビデオデコード部17、オーディオデコード部25、及び、EPG/OSD処理部24に供給される。分離部16にて分離された付加データは、また、メモリ7に記憶される。
ビデオデコード部17は、分離部16において分離された映像データをデコードする。ビデオデコード部17にて得られた映像信号は、必要に応じてアナログ信号にDA変換されてビデオセレクタ部18に供給される。
オーディオデコード部25は、分離部16において分離された音声データをデコードする。オーディオデコード部25にて得られた音声信号は、必要に応じてアナログ信号にDA変換されてオーディオセレクタ部26に供給される。
EPG/OSD処理部24は、分離部16にて分離された付加データに基づいて、OSD(オン・スクリーン・ディスプレイ)表示すべき映像を表す映像信号を生成する。OSD表示する映像としては、EPG(電子番組表)や字幕などが挙げられる。EPG/OSD処理部24にて生成された映像信号は、合成部20に供給される。
ビデオセレクタ部18には、上述したアナログチューナー部12、及び、ビデオデコード部17からの映像信号の他に、外部入力部31を介して外部機器30(例えば、HDD、外部メモリ、BDプレイヤ、DVDプレイヤなど)から出力された映像信号が供給される。ビデオセレクタ部18は、制御部100からの指令に基づき、これらの映像信号のうちから再生対象とする映像信号を選択し、選択した映像信号を映像処理部19に供給する。
映像処理部19は、ビデオセレクタ部18にて選択された映像信号を処理する。ここでの処理としては、例えばIP変換やフレームレート変換などを挙げることができる。映像処理部19にて処理された映像信号は、合成部20に供給される。合成部20は、映像処理部19にて処理された映像信号と、EPG/OSD処理部24にて生成された映像信号とを合成し、表示制御部21に供給する。表示制御部21は、合成された映像信号に基づき、液晶表示装置22を駆動する。
オーディオセレクタ部26には、上述したアナログチューナー部12、及び、オーディオデコード部25からの音声信号の他に、外部入力部31を介して外部機器30(例えば、HDD、外部メモリ、BDプレイヤ、DVDプレイヤ、CDプレイヤなど)から出力された音声信号が供給される。オーディオセレクタ部26は、制御部100からの指令に基づき、これらの音声信号のうちから再生対象とする音声信号を選択し、選択した音声信号を音声出力変換部27に供給する。音声出力変換部27は、オーディオセレクタ部26にて選択された音声信号を増幅し、増幅された音声信号をスピーカ28に供給する。
リモコン受光部35は、リモートコントローラ36から発せられるリモコン信号(赤外線信号)を受け付ける。リモコン受光部35において受け付けられたリモコン信号に基づいて、制御部100は、選局部33におけるチャンネルの選局、描画するOSDの変更などを指示する。
なお、選局部33におけるチャンネル選局処理、分離部16における処理および各データのデコード処理は、制御部100がメモリ7を用いて制御している。メモリ7は制御部100が直接読み書き可能な主記憶装置である。
OPC(RGB)センサ51は、周囲の照度を感知するセンサである。OPC(RGB)センサ51は、感知した周囲の照度に応じた値をとる電気信号(以下、「照度信号」と呼称する)を制御部100に供給する。
人感(熱)センサ52は、周囲に人が存在するか否かを感知するセンサである。人感(熱)センサ52は、例えば、熱源の移動を検出することによって、あるいは、熱源の温度と周囲の温度との差を検出することによって、周囲に人が存在するか否かを感知する。人感(熱)センサ52の出力信号(以下、「人感信号」と呼称する)は、増幅回路(不図示)によって増幅された後、ADC(不図示)によってデジタル信号に変換され、制御部100に供給される。
なお、人感(熱)センサ52には、赤外線を照射し、その反射を検出するアクティブセンサと、赤外線を照射せず、対象物から発せられた赤外線を検出するパッシブセンサとがある。焦電型赤外線センサは、パッシブセンサの一例である。
また、焦電型赤外線センサなどのセンサが人の移動を検知する方法として、センサの前にムラを持つレンズ(例えば、フレネルレンズなど)などを配置して、人体から放出される赤外線を断続的に測定することによって、センサからの人感信号を交流として得る方法が採用されていることが多い。
テレビ10の周囲(より正確には、人感センサ52の感知範囲)に人(視聴者)が居る場合、人感(熱)センサ52により感知される温度変化が大きくなり、テレビ10の周囲に人が居ない場合、人感(熱)センサ52により感知される温度変化が小さくなる。このため、人感(熱)センサ52から供給される人感信号の値を参照することにより、テレビ10の周囲に人がいるか否かを判定することができる。
電源部53は、通常モード、または、スタンバイモードで動作する。ここで、通常モードとは、図2に示すブロック(電源部53を除く)のうち、電力を消費するほぼ全てのブロックに電力を供給する動作モードであり、スタンバイモードは、図2に示すブロック(電源部53を除く)のうち、外部インタフェース(外部入力部31、通信制御部34、リモコン受光部35)、センサ(OPCセンサ51、人感センサ52)、制御部100に限定して電力を供給する動作モードである。
制御部100は、リモートコントローラ36が送信し、リモコン受光部35が受信したリモコン信号に基づいて、電源部53の動作モードを切り替える。具体的には、通常モードにおいて、リモートコントローラ36に設けられた電源ボタン(不図示)が押下されると、電源部53をスタンバイモードに切り替え、スタンバイモードにおいて、リモートコントローラ36に設けられた電源ボタンが押下されると、電源部53を通常モードに切り替える。制御部100は、更に、人感センサ52から供給される人感信号、および、OPCセンサから供給される照度信号に基づいて動作モードを切り替える。
(人感(熱)センサ52に基づいた動作モードの変更)
テレビ10における通常モードには、少なくとも通常消費電力モードとセーブモードとがある。より具体的には、テレビ10では、人感(熱)センサ52から供給される人感信号の値に基づいて、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居る状態から居ない状態に状態が遷移した場合には、動作モードを通常電力消費モードからセーブモードに切り替える。
ここで、セーブモードとは、通常電力消費モードと比較してテレビ10において消費する電力を低減した動作モードである。通常電力消費モードとは、図2に示すブロック(電源部53を除く)のうち、電力を消費する全てのブロックに電力を供給する。一方、セーブモードは、図2に示すブロック(電源部53を除く)のうち、電力を消費する一部のブロックについては電力を供給しない。
消費電力を低減するための方法としては、例えば、液晶表示装置22に対する映像の表示を停止する(すなわち、消画する)ようにしてもよいし、液晶表示装置22におけるバックライトの光量を減光するようにしてもよい。また、セーブモードによる動作としては、これ以外にもテレビ10において消費する電力が低減するように動作するものであれば、いかなる動作を実行してもよい。ただし、セーブモードはスタンバイモードとは異なる動作モードであることが好ましい。すなわち、スタンバイモードよりも動作するブロックの数は多い。例えば、セーブモードでは、映像表示に関する機能を動作させるための電力の供給を遮断している場合であっても、音声出力に関する機能を動作させるための電力については供給し続けるようにすればよい。
なお、テレビ10は、さらに、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ない状態から居る状態に状態が遷移した場合に、セーブモードから通常消費電力モードに動作モードが切り替わるようにしてもよい。
(制御部100の構成)
次に、本実施形態に係るテレビ10に備えられている制御部100の構成について、図1を参照しつつ以下に説明する。図1は、テレビ10に備えられている制御部100の要部構成を示すブロック図である。
図1に示すように、制御部100は、判定部110、映像表示制御部111および音声出力制御部112を備えている。これらの部材について、以下に説明する。
(判定部110)
判定部110は、人感(熱)センサ52から取得した人感信号の値と、メモリ7に記録されている所定の閾値とを比較することによって、人感(熱)センサ52の検知範囲内(すなわち、テレビジョン受像機10の周囲)に人が居るか否かを判定する。
判定部110における判定方法としては、例えば、人感(熱)センサ52から取得した人感信号の値が閾値よりも大きい場合、検知範囲内にユーザーが居ると判定し、人感信号の値が閾値よりも小さい場合、検知範囲内にユーザーが居ないと判定する方法を挙げることができる。
なお、メモリ7に記録されている閾値の値は、予め定められている固定値であってもよいし、ユーザーにより設定される可変値であってもよい。
(映像表示制御部111)
映像表示制御部111は、判定部110における判定結果に基づいて、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ることを示す通知映像、または、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居いないことを示す通知映像のいずれかの映像を液晶表示装置22に表示するように指示する。
なお、映像表示制御部111において表示を指示する映像は、予めメモリに記録されている映像であることが好ましい。
(音声出力制御部112)
音声出力制御部112は、判定部110における判定結果に基づいて、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ることを示す音声、または、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居いないことを示す音声のいずれかをスピーカ28から出力するように指示する。
なお、映像表示制御部111において出力を指示する音声は、予めメモリに記録されている音声であることが好ましい。
(制御部100における検知状態通知処理の詳細)
続いて、テレビ10において人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居るか否かを通知する(すなわち、人感(熱)センサ52の検知情報を通知する)検知状態通知処理の詳細について、以下に説明する。
まず、ユーザーが操作入力デバイスを介して、テレビ10の動作モードの変更を指示する。より具体的には、ユーザーにより、リモートコントローラ36を介して動作確認モードへの動作モードの変更が指示されると、制御部100は、テレビ10の動作モードを動作確認モードへと変更する。
テレビ10の動作モードが動作確認モードに変更されると、判定部110は、人感(熱)センサ52から取得した人感信号の値と、メモリ7に記録されている所定の閾値とを比較する。すなわち、判定部110は、人感(熱)センサ52の周囲の熱源移動量(すなわち、テレビ10の周囲における熱源の移動量)が基準の熱源移動量よりも大きいか否かを判定する。
判定部110が人感(熱)センサ52の周囲の熱源移動量が基準の熱源移動量よりも大きいと判定した場合、判定部110は人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ると認識して、そのことをユーザーに通知する。より具体的には、判定部110は、映像表示制御部111に対して人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ることを示す通知映像を表示するように指示する。
指示を受けた映像表示制御部111は、メモリに記録されているユーザーが居ることを示す通知映像を読み出して液晶表示装置22に表示するようにするようにビデオセレクタ部18に指示する。
指示を受けたビデオセレクタ部18は、ユーザーが居ることを示す通知映像を表す映像信号をメモリから読み出して映像処理部19に供給する。映像処理部19において処理された通知映像を表す映像信号は、合成部20において放送番組の映像を表す映像信号に合成され、表示制御部21に供給される。表示制御部21は、合成部20において合成された映像信号の表す映像を液晶表示装置22に表示する。
これによって、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居るときは、検知範囲内に居ることを通知する通知映像が液晶表示装置22のディスプレイ上に表示されることになる。
また、判定部110は、音声出力制御部112に対して人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ることを示す音声を出力するように指示する。
指示を受けた音声出力制御部112は、メモリに記録されているユーザーが居ることを示す音声を読み出すようにオーディオセレクタ部26に指示する。
指示を受けたオーディオセレクタ部26は、ユーザーが居ることを示す音声表す音声信号をメモリから読み出して音声出力変換部27に供給する。スピーカ28は、音声出力変換部27において増幅された音声信号を出力する。
これによって、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居るときは、検知範囲内に居ることを通知する音声がスピーカ28から出力されることになる。
一方、判定部110が人感(熱)センサ52の周囲の熱源移動量が基準の熱源移動量よりも小さいと判定した場合、判定部110は人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ないと認識して、そのことをユーザーに通知する。より具体的には、判定部110は、映像表示制御部111に対して人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ないことを示す通知映像を表示するように指示する。この場合の処理は、ユーザーが居ることを示す通知映像を表示する場合と同様であるため、詳細な処理についての説明は省略する。
また、判定部110は、音声出力制御部112に対して人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居ないことを示す音声を出力するように指示する。この場合の処理も、映像を表示する場合と同様に、ユーザーが居ることを示す音声を出力する場合と同様であるため、詳細な処理についての説明は省略する。
なお、通知映像および音声の格納されているメモリはメモリ7であってもよいし、他のメモリであってもよい。また、テレビ10に内蔵されている内蔵メモリであってもよいし、テレビ10に外部接続された外部メモリであってもよい。
なお、人感(熱)センサ52は、電力供給を開始してからしばらくの間、動作が不安定である。そこで、人感(熱)センサ52への電力供給を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間、人感(熱)センサ52から取得した人感信号の値に依らず、判定部110が、人が居ると判定する構成を採用してもよい。
(テレビ10の利点)
以上説明したように、テレビ10では、動作確認モードで映像表示装置を動作させている際に、人感信号に基づいて、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーの存在が認められるか否かを、映像を表示したり、音声を出力したりすることにより、ユーザーに即時通知する。
このように、テレビ10では、ユーザーが人感(熱)センサ52の検知範囲内に居る場合には検知範囲内に居ることを、居ない場合には検知範囲内に居ないことを、映像または音声の少なくともいずれかを用いて通知するため、ユーザーは、自身が人感(熱)センサ52の検知範囲内に居るのか否かをリアルタイムで把握することができる。
なお、映像により検知範囲内に居るか否かを通知した場合には、ユーザーが確実に検知範囲内に居るか否かを容易かつ確実に把握することができる。また、音声により検知範囲内に居るか否かを通知した場合には、ユーザーが映像を確認することができない状態であっても、ユーザーは自身が検知範囲内に居るか否かを把握することができる。
(通知映像の具体例)
ここで、映像表示制御部111により表示が指示されるユーザーが居ることを通知する通知映像およびユーザーが居ないことを通知する通知映像の具体例を、図3(a)および(b)〜図6(a)および(b)に示す。
図3(a)および(b)は、人感(熱)センサ52の検知結果を通知する映像の一例を示す図であり(a)はユーザーの存在を検知している状態を示し、(b)はユーザーの存在を検知していない状態を示している。また、図4(a)および(b)は、人感(熱)センサ52の検知結果を通知する映像の他の例を示す図であり(a)はユーザーの存在を検知している状態を示し、(b)はユーザーの存在を検知していない状態を示している。図5は、人感(熱)センサ52の検知結果を通知する映像のさらに他の例を示す図である。図6(a)および(b)は、人感(熱)センサ52の検知結果を通知する映像のさらに他の例を示す図であり(a)はユーザーの存在を検知している状態を示し、(b)はユーザーの存在を検知していない状態を示している。
図3(a)および(b)〜図6(a)および(b)に示すように、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居るか否かを通知する映像を表示することにより、ユーザーはリアルタイムに人感(熱)センサ52の検知範囲内に居るか否かを把握することができる。
なお、図3(a)および(b)〜図6(a)および(b)では、ディスプレイ全体に通知映像を表示する場合を例に挙げて説明しているがもちろんこれに限定されるものではない。テレビ10において受信した放送波をデコードして得られる番組映像に通知映像を重畳して表示するようにしてもよい。この場合には、ユーザーは、放送番組を視聴しつつ、リアルタイムに人感(熱)センサ52の検知範囲内に居るか否かを把握することができる。
なお、本実施形態では、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居るか否かを通知するために静止画像の映像を表示する構成を示したが、本発明はこれに限定されるわけではない。例えば、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居るか否かを通知するために、動画像の映像を表示してもよい。
なお、本実施形態に係る判定部110では、人感(熱)センサ52から取得した人感信号と所定の閾値とを比較することによって、人感(熱)センサ52の検知範囲内にユーザーが居るか否かを判定したが、ユーザーが居ると判定した場合、さらに人感(熱)センサ52とユーザーとの距離を検出してもよい。また、映像表示制御部111は、人感(熱)センサ52とユーザーとの距離に応じて、人感(熱)センサ52の検知結果を通知する映像の大きさを変えてもよい。具体的には、人感(熱)センサ52とユーザーとの距離が近い場合には映像を大きく表示し、距離が遠い場合には映像を小さく表示するようにしてもよい。
なお、映像表示制御部111は、人感(熱)センサ52の検知結果を通知する映像を、人感(熱)センサ52の検知が良好であるか否かに応じて変更してもよい。具体的には、検知が良好である場合と良好でない場合とで、検知結果を通知する映像の色を変えてもよい。また、検知が良好である場合には、良好であるという表示(例えば、丸の記号など)、良好でない場合には、良好でないという表示(例えば、三角の記号など)を、検知結果を通知する映像と合わせて表示してもよい。ここで、人感(熱)センサ52の検知が良好でない場合の原因としては、たとえば、人感(熱)センサ52の前に障害物が存在し、受光する赤外線の量が制限されてしまう場合などが挙げられる。
また、人感(熱)センサ52への電力供給を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間、映像表示制御部111は、図7に示すように、人感(熱)センサ52が準備中であるという内容の通知映像を表示する。なお、人感(熱)センサ52が準備中であるという内容を示す表示を点滅させてもよい。
(付記事項)
本実施形態に係るテレビ10では、人感(熱)センサ52の検知範囲内であるか否かを映像表示および音声通知の双方によってユーザーに通知しているが、もちろんこれに限定されるものではない。ユーザーに対する通知は、映像表示による通知および音声通知の少なくともいずれかであってもよい。また、ユーザーに対してリアルタイムに検知範囲内であるか否かを通知することができる方法であれば、映像表示による通知および音声通知以外の方法であってもよい。例えば、テレビ10に設けられた発光部(例えばLEDなど)が発光するか否かにより、人感(熱)センサ52の検知範囲内であるか否かをユーザーに通知するようにしてもよい。
(プログラムおよび記録媒体)
テレビ10に含まれている制御部100は、ハードウェアロジックによって構成すればよい。または、次のように、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
すなわち、制御部100は、各機能を実現するプログラムの命令を実行するMPUなどのCPU、このプログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを実行可能な形式に展開するRAM(Random Access Memory)、および、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)を備えている。
そして、本発明の目的は、制御部100のプログラムメモリに固定的に担持されている場合に限らず、上記プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、または、ソースプログラム)を記録した記録媒体をテレビ10に供給し、テレビ10が上記記録媒体に記録されている上記プログラムコードを読み出して実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体は、特定の構造または種類のものに限定されない。すなわちこの記録媒体は、たとえば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などとすることができる。
また、制御部100(またはテレビ10)を通信ネットワークと接続可能に構成しても、本発明の目的を達成できる。この場合、上記のプログラムコードを、通信ネットワークを介して制御部100に供給する。この通信ネットワークは制御部100にプログラムコードを供給できるものであればよく、特定の種類または形態に限定されない。たとえばインターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等であればよい。
この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な任意の媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。たとえばIEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係る映像表示装置は人感センサを備えたテレビジョン受像機として好適に利用することができる。
7 メモリ
10 テレビジョン受像機(映像表示装置)
11 アンテナ
12 アナログチューナー部
13 アンテナ
14 デジタルチューナー部
15 デジタル復調部
16 分離部(DMUX)
17 ビデオデコード部
18 ビデオセレクタ部
19 映像処理部
20 合成部
21 表示制御部
22 液晶表示装置(提示手段)
23 IP放送チューナー部
24 EPG/OSD処理部
25 オーディオデコード部
26 オーディオセレクタ部
27 音声出力変換部
28 スピーカ(提示手段)
30 外部機器
31 外部入力部
32 記録/再生部
33 選局部
34 通信制御部
35 リモコン受光部
36 リモートコントローラ
51 OPC(RGB)センサ
52 人感(熱)センサ
53 電源部
100 制御部
110 判定部
111 映像表示制御部(提示手段)
112 音声出力制御部(提示手段)

Claims (14)

  1. 人感センサを備えた映像表示装置であって、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、視聴者の存在が認められる場合と比較して消費電力を低減した動作モードで動作する映像表示装置において、
    上記人感センサの動作確認を行う動作確認モードにより当該映像表示装置を動作させている際に、上記人感センサから出力される信号に基づいて、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められるか否かを示す情報を視聴者に即時提示する提示手段を備え、
    上記提示手段は、上記人感センサへの電力供給を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間、当該人感センサによる視聴者の検知を行っていないことを示す通知映像を表示することを特徴とする映像表示装置。
  2. 人感センサを備えた映像表示装置であって、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、視聴者の存在が認められる場合と比較して消費電力を低減した動作モードで動作する映像表示装置において、
    上記人感センサの動作確認を行う動作確認モードにより当該映像表示装置を動作させている際に、上記人感センサから出力される信号に基づいて、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められるか否かを示す情報を視聴者に即時提示する提示手段を備え、
    上記提示手段は、上記人感センサへの電力供給を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間、当該人感センサによる視聴者の検知を行っていないことを示す通知音声を出力することを特徴とする映像表示装置。
  3. 上記提示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められる場合には、当該人感センサにより検知されていることを示す通知映像を表示することを特徴とする請求項1または2に記載の映像表示装置。
  4. 上記提示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、当該人感センサにより検知されていないことを示す通知映像を表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  5. 上記通知映像は、動画像であることを特徴とする請求項又はに記載の映像表示装置。
  6. 上記提示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められる場合に、当該人感センサと視聴者との距離に応じて上記人感センサにより検知されていることを示す通知映像の大きさを変えて表示することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の映像表示装置。
  7. 受信した放送波に基づいて番組映像を生成する番組映像生成手段を備えており、
    上記提示手段は、上記通知映像を、番組映像生成手段において生成された番組映像に重畳して表示することを特徴とする請求項1、3からのいずれか1項に記載の映像表示装置。
  8. 上記提示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められる場合には、当該人感センサにより検知されていることを示す通知音声を出力することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  9. 上記提示手段は、上記人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、当該人感センサにより検知されていないことを示す通知音声を出力することを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の映像表示装置。
  10. 上記人感センサは、焦電型赤外線センサであることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の映像表示装置。
  11. 人感センサを備えた映像表示装置であって、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、視聴者の存在が認められる場合と比較して消費電力を低減し
    た動作モードで動作する映像表示装置における検知状態提示方法において、
    上記人感センサの動作確認を行う動作確認モードにより当該映像表示装置を動作させている際に、上記人感センサから出力される信号に基づいて、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められるか否かを示す情報を視聴者に即時提示する提示ステップを含んでおり、
    上記提示ステップにて、上記人感センサへの電力供給を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間、当該人感センサによる視聴者の検知を行っていないことを示す通知映像を表示することを特徴とする検知状態提示方法。
  12. 人感センサを備えた映像表示装置であって、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められない場合には、視聴者の存在が認められる場合と比較して消費電力を低減し
    た動作モードで動作する映像表示装置における検知状態提示方法において、
    上記人感センサの動作確認を行う動作確認モードにより当該映像表示装置を動作させている際に、上記人感センサから出力される信号に基づいて、当該人感センサの検知範囲内に視聴者の存在が認められるか否かを示す情報を視聴者に即時提示する提示ステップを含んでおり、
    上記提示ステップにて、上記人感センサへの電力供給を開始してから予め定められた時間が経過するまでの間、当該人感センサによる視聴者の検知を行っていないことを示す通知音声を出力することを特徴とする検知状態提示方法。
  13. 請求項1から1のいずれか1項に記載の映像表示装置が備えているコンピュータを動作させるプログラムであって、上記コンピュータを上記の各手段として機能させるためのプログラム。
  14. 請求項13に記載のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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