JP5302617B2 - ピラー構造 - Google Patents

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本発明は、車両のピラー構造に関する発明である。
従来、ピラー構造として、例えば、特開2000−108929号公報に記載されるように、車幅方向外側の外壁部、車幅方向内側の内壁部、及び車両前後方向の一対の側壁部を有して閉断面に構成されて車両上下方向に延在するセンターピラーと、センターピラーの外壁部に対向するようにセンターピラーの内部に設けられたリンフォースピラー(補強部材)を備えるものが知られている。このリンフォースピラーにおけるセンターピラーの上部側に対応する位置、すなわちベルトライン部付近では、横断面視において、コ字状に窪む構成とされている。
特開2000−108929号公報
ここで、センターピラーの上部側のベルトライン部付近では、車幅方向外側に湾曲するように構成されると共に、側突時に荷重が入力される部分であるセンターピラーの下部側部分よりも断面積が小さくなるように構成されている。従って、上述のピラー構造では、当該センターピラー上部側における強度を向上させることによって、センターピラー上部側の変形を一層抑制することが求められていた。しかし、強度を向上させるために、補強部材を多数取り付けた場合はピラー構造の重量及びコストが増加してしまうという問題があった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、重量及びコストを増加させることなく、ピラー上部側の変形を抑制することのできるピラー構造を提供することを目的とする。
本発明に係るピラー構造は、車幅方向外側の外壁部、車幅方向内側の内壁部、及び車両前後方向の一対の側壁部を有し、車両上下方向に延在するピラーと、ピラーの車両上部側における内部で車両上下方向に延在して、ピラーを補強する補強部材と、を備え、補強部材は、ピラーの外壁部と対向する補強外壁部、及びピラーの側壁部にそれぞれ対向する一対の補強側壁部を有し、補強外壁部は、横断面視において、車幅方向内側に窪むことによって、車両前後方向の一端部側から他端部側へ向かって傾斜する傾斜部を有することを特徴とする。
ピラーの車両上部側(例えば、ベルトライン部付近)は車幅方向外側へ向かって湾曲するような構成となっている。車両側突により、車幅方向内側へ向かって曲がるような曲げモーメントが作用すると、外壁部には、車両上下方向へ圧縮するような曲げ荷重し、内壁部には、車両上下方向へ延びるような曲げ荷重が作用する。このとき、外壁部は、車幅方向外側に湾曲しているため、圧縮するような曲げ荷重が作用することによって車幅方向外側へ膨出する。一方、内壁部は、車幅方向内側に湾曲しているため、延びるような曲げ荷重が作用することによって、車幅方向内側へ膨出する。また、ピラーの側壁部には車幅方向内側へ向かう曲げのせん断力が作用する。本発明に係るピラー構造においては、補強部材も、ピラー沿って延在しているため、補強部材の補強外壁部も外壁部と同じく車幅方向外側へ膨出する。それに伴って、補強外壁部の窪みが広がって、傾斜部の傾斜が平らになるように変形することによって、外壁部と側壁部に、傾斜部の変形によって斜め方向に向かう変形力が作用し、この変形力の車幅方向の垂直成分によって、側壁部に作用する曲げのせん断力をキャンセルすることができる。このように、せん断力をキャンセルすることで、ピラーの曲げ強度を実質的に向上させることができる。以上によって、過剰に補強部材を設けて重量、コストを増加させることなく、ピラーの上部側の変形を抑制することができる。
また、本発明に係るピラー構造において、補強外壁部は、横断面視において、V字状に窪むことによって形成されるV字部分を有することが好ましい。これによって、互いに略対象となる一対の傾斜部を備えることとなるので、ピラーの車両前後方向の両方の側壁部に作用するせん断力に対して略均等に変形力を発生させてキャンセルすることができるので、ピラーの変形を安定させることができる。
本発明によれば、重量及びコストを増加させることなく、ピラー上部側の変形を抑制することができる。
以下、本発明に係る車体構造の好適な実施形態について添付図面を参照しながら説明する。なお、本明細書中において、車両が直前進している際の前方方向を「前方」と定め、「前」「後」等の方向を示す語を用いることとする。
図1は本発明の実施形態に係るピラー構造1を採用した車両を正面から見た概略断面図、図2は図1に示すII−II線に沿った断面図である。なお、図1においては、車幅方向の一方のピラー構造1のみを示しており、他方のピラーにおいても本発明の実施形態に係るピラー構造が採用されている。また、本実施形態においては、ピラー構造1をセンターピラーに適用した場合について説明するが、センターピラーのみならず、フロントピラーやリアピラーなど全てのピラーに適用することができる。
図1に示すように、ピラー構造1は、閉断面に構成されて車幅方向の両側で車両上下方向に延在するセンターピラー10と、センターピラー10の内部に設けられた補強部材20によって構成されている(補強部材20の詳細な構成は後述)。センターピラー10は、車両のアンダボディとアッパーボディを支持するものであり、車両下側で車両前後方向に延在するロッカ2に下端部が連結されると共に、車両上側で車両前後方向に延在するルーフサイドレール3に上端部が連結される。
センターピラー10の車両下部側の領域である下側部分10aは、サイドドアのヒンジ4が取り付けられると共に、車両側突時において他車両から直接荷重が入力される領域となる。センターピラー10の車両上部側、具体的にはベルトライン部10b、及び更にその上部側では、車幅方向外側へ向かって湾曲するようにアーチ状に形成されており、更に、その断面積も下側部分10aに比して小さくされている。
図2に示すように、センターピラー10は、車幅方向内側で車両上下方向に延在するピラーインナリーンフォースメント6と、車幅方向外側で車両上下方向に延在するピラーアウタリーンフォースメント7とから構成され、車幅方向外側の外壁部、車幅方向内側の内壁部、及び車両前後方向の一対の側壁部を備えるように閉断面に構成される。また、センターピラー10の内部、すなわちピラーインナリーンフォースメント6及びピラーアウタリーンフォースメント7の内側には、センターピラー10の車両上部側でセンターピラー10に沿って上下方向に延在することによって、当該部分の補強を行う補強部材20が設けられている。補強部材20は、センターピラー10のベルトライン部10b付近の形状にあわせて、車幅方向外側に湾曲するような構成となっている。
ピラーインナリーンフォースメント6は、その断面がコ字状に形成されており、センターピラー10の車幅方向内側の内壁部を構成する平板状の内壁部6aと、内壁部6aの車両前後方向の両端部から車幅方向外側へ突出して車両前後方向の側壁部を構成する一対の側壁部6b,6cと、側壁部6bの車幅方向外側の端部から車両前方向へ広がるフランジ部6dと、側壁部6cの車幅方向外側の端部から車両前方向へ広がるフランジ部6eとを備えている。ピラーインナリーンフォースメント6の側壁部6b,6cは、それぞれ内壁部6aからピラーアウタリーンフォースメント7のフランジ部まで及んでいる。
ピラーアウタリーンフォースメント7は、その断面がコ字状に形成されており、センターピラー10の車幅方向外側の外壁部を構成する平板状の外壁部7aと、外壁部7aの車両前後方向の両端部から車幅方向内側へ突出して車両前後方向の側壁部を構成する一対の側壁部7b,7cと、側壁部7bの車幅方向内側の端部から車両前方向へ広がるフランジ部7dと、側壁部7cの車幅方向外側の端部から車両前方向へ広がるフランジ部7eとを備えている。ピラーアウタリーンフォースメント7の側壁部7b,7cは、外壁部7a側で車両前後方向に狭まるように段差部7f,7gがそれぞれ設けられている。側壁部7b,7cは、それぞれ外壁部7aからピラーインナリーンフォースメント6のフランジ部6d,6eまで及び、フランジ部7d,7eがフランジ部6d,6eと対向するように配置される。
補強部材20は、センターピラー10の車両上部側においてセンターピラー10内で車両上下方向に延在する断面略M字状の部材であり、センターピラー10を補強し、車両側突時の曲げ変形を抑制する機能を有している。補強部材20は、ピラーアウタリーンフォースメント7の外壁部7aに対して車幅方向内側で対向する補強外壁部21と、ピラーアウタリーンフォースメント7の側壁部7b,7cとそれぞれ対向する補強側壁部22,23とを備えている。補強側壁部22,23は、車幅方向外側の端部付近において、ピラーアウタリーンフォースメント7の側壁部7b,7cの車幅方向外側の端部付近と接合されている。また、補強側壁部22の車幅方向内側の端部には、車両前側へ延びるフランジ部24が形成され、補強側壁部23の車幅方向内側の端部には、車両後側へ延びるフランジ部25が形成される。ピラーアウタリーンフォースメント7とピラーインナリーンフォースメント6と補強部材20は、フランジ部7d,7e及びフランジ部6d,6eでフランジ部24,25を挟み込んで溶接することによって、互いに接合されている。
補強部材20の補強外壁部21は、横断面視において、車幅方向内側に向かってV字状に窪むことによって形成されるV字部分26を備えている。これによって、補強外壁部21には、車両前側端部21aから車両後側端部21b側へ向かって車幅方向内側へ傾斜する傾斜部27と、車両後側端部21bから車両前側端部21a側へ向かって車幅方向内側へ傾斜する傾斜部28が形成される。V字部分26の屈曲部26aは、補強外壁部21の車両前後方向の中央位置に形成されており、屈曲部26aで鈍角となるように屈曲している。このV字部分26の屈曲部26aは、ピラーアウタリーンフォースメント7の外壁部7aとは離間している。また、補強外壁部21の車両前側端部21a、すなわち傾斜部27の端部は、外壁部7a及び側壁部7bの連結部7hと接触しており、補強外壁部21の車両後側端部21b、すなわち傾斜部28の端部は、外壁部7a及び側壁部7cの連結部7kと接触している。
次に、本実施形態に係るピラー構造1の作用・効果について、図3〜5を参照して説明する。図3は、車両側突時によってセンターピラー10に作用する曲げモーメントの大きさを示す曲げモーメント分布図である。図4は、車両側突時におけるセンターピラー10のベルトライン部10b付近の変形の様子を車両前側から見た図であり、(a)は変形前の様子、(b)は変形後の様子を示している。図5は、車両側突時における補強部材20の変形の態様を示す図である。図5において、変形後の補強部材20は点線で示されている。
図3に示すように、他車両M1の車両側突によって、それぞれのヒンジ部4から荷重Fが入力されることによって、センターピラー10には、図中の曲げモーメント分布図に示すような曲げモーメントが作用する。センターピラー10の下側部分10aには大きな曲げモーメントが作用するが、曲げモーメントが最大となる上側のヒンジ部4に近接するベルトライン部10b付近にも大きな曲げモーメントが作用する。
図4に示すように、センターピラー10におけるベルトライン部10b付近は車幅方向外側へ向かって湾曲するような構成となっている。すなわち、センターピラー10の外壁部7aと内壁部6aが車幅方向外側に湾曲するように車両上下方向に延在する構成となっている。従って、図4(a)に示すように、車両側突により、車幅方向内側へ向かって曲がるような曲げモーメントBMが作用すると、曲げの中立軸から車幅方向外側に配置される外壁部7aには、車両上下方向へ圧縮するような曲げ荷重BL1が作用する。また、曲げの中立軸から車幅方向内側に配置される内壁部6aには、車両上下方向へ延びるような曲げ荷重BL2が作用する。このとき、外壁部7aは、車幅方向外側に湾曲しているため、圧縮するような曲げ荷重BL1が作用することによって、図4(b)に示すように、車幅方向外側へ膨出する。一方、内壁部6aは、車幅方向内側に湾曲しているため、延びるような曲げ荷重BL2が作用することによって、車幅方向内側へ膨出する。また、センターピラー10の側壁部6b,7b、及び側壁部6c,7cには車幅方向内側へ向かう曲げのせん断力BFが作用する。
補強部材20もセンターピラー10の湾曲にあわせて車幅方向外側に湾曲するように延在しているため、補強部材20の補強外壁部21も外壁部7aと同じく車幅方向外側へ膨出する。それに伴って、図5において点線で示すように、補強外壁部21におけるV字部分26の屈曲部26aが車幅方向外側に膨出し、その結果、V字部分26全体が車両前後方向に延びるように変形する。このとき、V字部分26の傾斜部27,28の傾斜が平らになるように変形することによって、外壁部7aと側壁部7bとの連結部7hには、傾斜部27の変形によって斜め前方に向かって変形力DF1が作用し、外壁部7aと側壁部7cとの連結部7kには、傾斜部28の変形によって斜め後方に向かって変形力DF2が作用する。
連結部7hに変形力DF1が作用し、連結部7kに変形力DF2が作用することによって、それぞれの車幅方向の垂直成分である垂直応力DFP1,DFP2によって、側壁部6b,7b及び側壁部6c,7cに作用する曲げのせん断力BFをキャンセルすることができる。このように、せん断力BFをキャンセルすることで、センターピラー10の曲げ強度を実質的に向上させることができる。以上によって、過剰に補強部材を設けて重量、コストを増加させることなく、センターピラー10の上部側の変形を抑制することができる。
また、本実施形態に係るピラー構造1において、補強外壁部21は、横断面視において、V字状に窪むことによって形成されるV字部分26を有している。従って、互いに対象となる一対の傾斜部27,28を備えることとなるので、センターピラー10の車両前後方向の両方の側壁部6b,7b及び側壁部6c,7cに作用するせん断力に対して略均等に変形力を発生させてキャンセルすることができるので、センターピラー10の変形を安定させることができる。
比較のため、従来のピラー構造について説明する。図6は、補強部材の補強外壁部に傾斜部が設けられていない従来のピラー構造を示す断面図であり、図2に対応する図である。図7は、補強部材の補強外壁部に窪みが設けられているものの、傾斜部が設けられていない従来のピラー構造を示す断面図であり、図2に対応する図である。図6に示すように、従来のピラー構造50では、補強部材51の補強外壁部52は平板状に形成されており、窪みは設けられていない。このような構成に係るピラー構造50にあっては、車両側突時に本実施形態に係る補強部材20のように、車幅方向外側へ向かう変形力の垂直応力を発生させることができないので、センターピラー10の側壁部に作用する曲げによるせん断力をキャンセルすることができない。従って、補強部材51の他、更に複数の補強部材53,54を取り付けて補強する必要が生じるため、重量及びコストが増加してしまう。また、図7に示すように、従来のピラー構造60では、補強部材61の補強外壁部62には、コ字状の窪みが設けられることによってコ字状部63が設けられている。このコ字状部63は補強外壁部62と垂直な一対の側壁部63a,63bを有している。このようなピラー構造60にあっては、車両側突時に側壁部63a,63bがコ字状部63の内部側へ倒れ込んでしまうような変形をしてしまうため、センターピラー10の側壁部に作用する曲げによるせん断力をキャンセルするような変形力を発生させることができない。従って、センターピラー10の変形を抑制するために、他の補強部材が必要となり、重量及びコストが増加してしまう。
本実施形態は、上述した実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態に係るピラー構造1では、補強部材20の補強外壁部21全体がV字状に形成されていたが、図8に示すような変形例に係るピラー構造70においては、補強部材71の補強外壁部72に、車両前後方向の中央位置にのみV字部分73が形成されている。これによって、補強外壁部72に傾斜部73a,73bが形成される。このようなピラー構造70であっても、車両側突時にセンターピラー10の側壁部に作用するせん断力をキャンセルする変形力を発生させることができる。また、図9に示すような変形例に係るピラー構造80を採用してもよく、このピラー構造80においては、補強部材81の補強外壁部82に、車両前側から車両後側へ向かって車幅方向内側へ傾斜する傾斜部83のみが設けられている。このように、完全に左右対称なV字状ではなく、一方向に傾斜する傾斜部83のみが形成されるような非対称なV字状であっても、車両側突時にセンターピラー10の側壁部に作用するせん断力をキャンセルする変形力を発生させることができる。
また、センターピラーの各壁面部や補強部材の各壁面部の形状は、上述の実施形態に限定されるものではなく、種々の形状を採用することができる。例えば、センターピラー10の側壁部には段差部7f,7gが設けられていたが、設けられていなくてもよい。また、センターピラー10は断面コ字状のピラーアウタリーンフォースメント7及びピラーインナリーンフォースメント6を採用していたが、ピラーアウタリーンフォースメントのみを断面コ字状としてピラーインナリーンフォースメントを平板状としてもよい。また、補強部材の補強外壁部とピラーインナリーンフォースメントの外壁部及び側壁部は一部において接触していたが、完全に離間する構造となっていてもよく、要は、車両側突時に補強部材が発生する変形力をセンターピラーに伝達させることのできる形状であれば特に限定されない。また、補強部材の補強側壁部は補強外壁部に対して鈍角を成して連結されていても、垂直をなして連結されていてもよく、要は、外壁部に傾斜部が設けられていれば、補強部材の形状は特に限定されない。
本発明の実施形態に係るピラー構造を採用した車両を正面から見た概略断面図である。 図1に示すII−II線に沿った断面図である。 車両側突時によってセンターピラーに作用する曲げモーメントの大きさを示す曲げモーメント分布図である。 車両側突時におけるセンターピラーのベルトライン部付近の変形の様子を車両前側から見た図であり、(a)は変形前の様子、(b)は変形後の様子を示している。 車両側突時における補強部材の変形の態様を示す図である。 補強部材の補強外壁部に傾斜部が設けられていない従来のピラー構造を示す断面図であり、図2に対応する図である。 補強部材の補強外壁部に窪みが設けられているものの、傾斜部が設けられていない従来のピラー構造を示す断面図であり、図2に対応する図である。 変形例に係るピラー構造を示す断面図であり、図2に対応する図である。 変形例に係るピラー構造を示す断面図であり、図2に対応する図である。
符号の説明
1,70,80…ピラー構造、7a…外壁部、6a…内壁部、6b,6c,7b,7c…側壁部、10…センターピラー(ピラー)、20,71,81…補強部材、21,72,82…補強外壁部、22,23…補強側壁部、21a,21b…端部、26,73…V字部分、27,28,73a,73b,83…傾斜部。

Claims (2)

  1. 車幅方向外側の外壁部、車幅方向内側の内壁部、及び車両前後方向の一対の側壁部を有し、車両上下方向に延在するピラーと、
    前記ピラーの車両上部側における内部で、前記ピラーに沿って車両上下方向に延在して、前記ピラーを補強する補強部材と、を備え、
    前記補強部材は、前記ピラーの前記外壁部と対向する補強外壁部、及び前記ピラーの前記側壁部にそれぞれ対向する一対の補強側壁部を有し、
    前記補強外壁部は、横断面視において、車幅方向内側に窪むことによって、車両前後方向の一端部側から他端部側へ向かって傾斜する傾斜部を有し、
    前記補強外壁部は、横断面視において、V字状に窪むことによって形成されるV字部分を有し、
    前記V字部分の屈曲部は、前記ピラーの前記外壁部から離間し、前記ピラーの内壁部から離間することを特徴とするピラー構造。
  2. 前記V字部分は、前記屈曲部で鈍角となるように屈曲していることを特徴とする請求項1記載のピラー構造。
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