JP5302228B2 - 排水浄化処理剤及び排水の浄化処理方法 - Google Patents

排水浄化処理剤及び排水の浄化処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、排水浄化処理剤及び排水の浄化処理方法に関する。さらに詳しくは家庭内排水又は厨房排水を浄化処理するのに好適な排水浄化処理剤及びこれらの排水の浄化処理方法に関し、特に、飲食店、レストラン、ホテル等の外食産業における厨房に備えられているグリストラップに流入する排水を浄化するのに最適な排水浄化処理剤及びこれらの排水の浄化処理方法に関する。
一般に、飲食店、レストラン、ホテル等の外食産業等において、これらの厨房からの排水には、多量の油脂分が含まれ、油脂分が冷却されると固形化して排水系統(配管)を詰まらせる危険があるため、これら油脂分等を除去するためのグリストラップを設けることが義務付けられている。
このようなグリストラップに流入する排水には、油脂分、残飯、野菜屑等の廃棄物が含まれ、その廃棄物が固形油分と液体油分とからなる油濁物となり、特に劣化した油脂分等がグリストラップのピットの中でスカムとなったり、腐敗臭を発生させている。このため、グリストラップの日々の清掃が励行されているが、その操作が頻雑で大変苦労しているのが現状である。具体的に、グリストラップの日々の掃除は、営業時間の終了後(たとえば、深夜)に、狭い場所で行わなければならず、油脂分や汚泥等の付着を完全に清掃することは極めて困難である。一方、専門の業者にグリストラップの清掃を毎日依頼すると、費用の負担が大きくなり、また、専用の浄化装置を設置することは、狭い厨房では困難であり、費用の負担も大きいこと等の問題がある。
そこで、このような点に鑑み、従来から、好気性のバクテリア(特許文献1)、リパーゼ等の酵素を産出する微生物製剤(特許文献2)、イオン交換を行う活性土壌とマイナスイオンを発生する成分を含む水浄化材(特許文献3)、オゾンガス(特許文献4)等を用いて上記のような排水を浄化処理することも行われている。
特開平10−277573号公報 特開2003−266062号公報 特開2006−26516号公報 特開2008−23460号公報
しかしながら、従来の排水浄化処理剤や浄化処理方法を適用しても、グリストラップへ流入する排水中の油脂分等を十分に分解することができない。このため、高い頻度でグリストラップの清掃をしないと、油脂分等は油濁物となり、グリストラップ内でスカムとなったり、腐敗臭を発生させることとなる。したがって、グリストラップを高い頻度で清掃しなけらばならず、この負担(人、費用等)が問題となっている。すなわち、本発明の目的は、グリストラップの清掃する負担を著しく軽減できる排水浄化処理剤及び排水の浄化処理方法を提供することである。
本発明の排水浄化処理剤の特徴は、ラクトバチルスファーメンタム(Lactobacillus fermentum)及びエンテロコッカスフェシウム(Enterococcus faecium)からなる混合乳酸菌と、
パイナップル酵素と
を含有して構成する点を要旨とする。
本発明の排水の浄化処理方法の特徴は、ラクトバチルスファーメンタム(Lactobacillus fermentum)及びエンテロコッカスフェシウム(Enterococcus faecium)からなる混合乳酸菌と、パイナップル酵素と、排水とを接触させて排水を浄化処理する工程(1)を含む点を要旨とする。
本発明の排水浄化処理剤は、排水を浄化する能力が著しく高い。特に油脂分を多く含む排水において、この能力が顕著に現れる。したがって、本発明の排水浄化処理剤をグリストラップに適用すると、グリストラップを清掃しなくても、油脂分等がグリストラップ内でスカムとなったり、腐敗臭を発生しないため、グリストラップを清掃する負担が著しく改善される。
本発明の排水の浄化処理方法は、排水を効果的に浄化できる。特に油脂分を多く含む排水において、この能力が顕著に現れる。したがって、本発明の排水の浄化処理方法をグリストラップに適用すると、グリストラップを清掃しなくても、油脂分等がグリストラップ内でスカムとなったり、腐敗臭を発生しないため、グリストラップを清掃する負担が著しく改善される。
従来の技術(排水浄化処理剤)では、生物学的酸素要求量(以下、BODという)を250ppm程度にするのが限界であったところ、本発明の排水浄化処理剤においては、150ppm以下まで低減することができる。
また、従来の排水浄化処理剤では、排水中のノルマルヘキサン抽出物質を250ppm程度にするのが限界であったところ、本発明の排水浄化処理剤においては6ppm以下まで低減することができる。
本発明の排水浄化処理剤を適用するのに最適なグリストラップを地上から垂直に見下ろして概念的に描いた平面図である。 図1に示したグリストラップを鉛直方向で切断して概念的に描いた端面図である。 実施例で用いた微生物群包装体を概念的に描いた側面図である。 実施例で用いた酵素包装体を概念的に描いた側面図である。 本発明の排水浄化処理剤を収容することができる容器を概念的に描いた側面図である。 図5に示した容器を地上から垂直に見下ろして概念的に描いた平面図である。 図5及び6に示した容器について、蓋体を容器本体から取り外した状態を概念的に描いた側面図である。 実施例で適用したグリストラップにおいて、流入する排水に空気を通気している状態を鉛直方向で切断して概念的に描いた断面図である。
ラクトバチルスファーメンタムは、植物性乳酸菌であり、桿菌(カンキン)であるという菌の形態学的性質を有する。また菌の生理学的性質として、グルコースからガスを生成し、耐酸性を有し、強酸性下(pH2.0)でも生存することが可能であり、熱に強く、60℃でも30分間生存することが可能である等の性質を有する。
ラクトバチルスファーメンタムは、市場から容易に入手でき、たとえば、株式会社SKYライフから入手できる。
エンテロコッカスフェシウムも、植物性乳酸菌あり、球菌であるという菌の形態学的性質を有する。また菌の生理学的性質として、グルコースからガスを生成せず、pH9.6のアルカリ条件下でもpH4.8の酸性条件下でも生育し、耐胆汁性も大きく、低温に強く4℃でも生存することが可能である等の性質を有する。
エンテロコッカスフェシウムも、市場から容易に入手でき、たとえば、株式会社SKYライフから入手できる。
ラクトバチルスファーメンタム及びエンテロコッカスフェシウムからなる混合乳酸菌は、温度やpHの広い範囲で、種々の有用酵素(たとえば、アミラーゼ、プロテアーゼ及びリパーゼ等)を産生し、これらの有用酵素が排水の浄化に大きく寄与する。
ラクトバチルスファーメンタム及びエンテロコッカスフェシウムからなる混合乳酸菌に含まれる各菌の割合に制限はないが、排水の浄化処理能力の観点から、(ラクトバチルスファーメンタムの菌数)/(エンテロコッカスフェシウムの菌数)が0.5〜1.5が好ましく、さらに好ましくは0.7〜1.3、特に好ましくは0.8〜1.2、最も好ましくは0.9〜1.1である。
ラクトバチルスファーメンタム及びエンテロコッカスフェシウムからなる混合乳酸菌としては、各乳酸菌の菌数が同数である粉末(株式会社SKYライフ)等が使用できる。
ラクトバチルスファーメンタム及びエンテロコッカスフェシウムからなる混合乳酸菌は、乾燥粉末として用いてもよいし、液状分散体として用いてもよく、種々の担体に担持させた担持体として使用してもよい。担持体として使用する場合、担体の種類は問うものではないが、含水ゲル(ゲルやゼリー等)が含まれ、寒天ゲル等が挙げられる。これらのうち、取扱性の観点から、液状分散体及び担持体が好ましく、さらに好ましくは担持体、特に好ましくは含水ゲルである。
なお、含水ゲルとして寒天を用いると、乳酸菌の培地としても働くため好ましい。すなわち、寒天を用いると、乳酸菌が寒天ゲルを培地として増殖できる。
パイナップル酵素は、パイナップル果汁から抽出した酵素であり、タンパク質を分解する能力に優れており、多種の酵素を含んでおり(特許第2849018号公報の0009段落に列挙された酵素等)、直接的に排水の浄化に寄与する。
パイナップル酵素は、主に東南アジアで生産されており、TUSCOT Co., Ltd.(タイ王国)やホーチミン農産(ベトナム社会主義共和国)等から入手できる。
パイナップル酵素は、パイナップル果汁からの抽出液をそのまま用いてもよいし、抽出液の濃縮液や抽出液を乾燥して粉末にしたものを用いてもよく、水溶性有機バインダーと共に混合成形された成形体(粒状体等)でもよい。水溶性有機バインダーとしては、水に溶解し成型性を付与できるものであれば制限はないが、排水への負荷や入手性の観点から、デンプン等が好適に使用できる。これらのうち、保存性や取扱性の観点から、乾燥粉末及び成型体が好ましく、さらに好ましくは成形体である。成形体とする場合、排水との接触面積を確保するために、できるだけ大きな表面積となる形状が好ましく、たとえば、粒状(最大直径が5〜15mm程度、好ましくは10mm程度)等が挙げられる。
ラクトバチルスファーメンタム及びエンテロコッカスフェシウムからなる混合乳酸菌の(2種の微生物)と、パイナップル酵素とは、混合して一体に構成した排水浄化処理剤としてもよいが、これらを混合せずに別々に構成した排水浄化処理剤とすることが好ましい。
混合乳酸菌とパイナップル酵素とを混合せずに別々に構成する場合、たとえば、それぞれを別々に包材で包装して排水浄化処理剤とすることができる。すなわち、混合乳酸菌(2種の微生物)を包材で包装した微生物群包装体と、パイナップル酵素を包材で包装した酵素包装体とから構成する排水浄化処理剤とすることができる。
このような包材で混合乳酸菌(2種の微生物)やパイナップル酵素を包装すると、取り扱い性や作業性がさらに良好となる。
包材としては種々の材質のものを使用することができ、その材質は特に限定されるものではないが、たとえばポリエチレンシートとポリアミドシートとをラミネートした複合シートで袋状に製袋したものが好ましく例示できる。このような複合シートの場合、ポリアミドシートと混合乳酸菌やパイナップル酵素と接触し、ポリエチレンシートが外気と接触するように製袋することが好ましい。ポリエチレンシートやポリプロピレンシート等と混合乳酸菌とが接触すると、混合乳酸菌が産生する乳酸が重合してポリ乳酸の結晶が生成し、この結晶が包材を破ることがあるため、混合乳酸菌と接触させる材料としてはポリアミドが好ましい。
混合乳酸菌の含有菌数(CFU/g)は、混合乳酸菌及びパイナップル酵素の重量に基づいて、10〜10が好ましく、さらに好ましくは10〜10である。
なお、菌数{CFU(Colony forming unit)/g}はBCP加プレート寒天培地法に準拠して計測できる。
パイナップル酵素の含有量は、ブロメライン活性度(単位/g−dry)として、混合乳酸菌及びパイナップル酵素の重量に基づいて、800〜1200が好ましく、さらに好ましくは1000〜1100である。
なお、ブロメライン活性度は、食品添加物公定書に準拠して測定される(単位/g−dryは、乾燥重量当たりの単位である)。
本発明の排水浄化処理剤には、さらに、枯草菌(Bacillus subtilis)を含むことが好ましい。枯草菌を含むと、混合乳酸菌が産生する有用酵素やパイナップル酵素が浄化処理しきれない有機物を分解処理できる。
枯草菌は、異種有用微生物と共存できる能力を有し、両端が鈍円の桿菌であり、100℃で数十分間耐えると言われている。また、27〜37℃が最適温度であるが、5〜50℃でもよく増殖でき、最適pHは7〜8.5であるが、4〜10でも増殖でき、ブドウ糖(グルコース)、麦芽糖(マルトース)、ショ糖(シュークロース)から有機酸やビタミンB群やUGF(未知発育促進因子)を生産するがガスは作らない。
枯草菌は、枯草、牛乳、土壌、味噌や空気等の自然界に汎生しており、たとえば、市販の納豆等から容易に入手できる。
枯草菌は、種々の有用酵素(たとえば、アミラーゼ、プロテアーゼ及びリパーゼ等)を産生し、これらの有用酵素が排水の浄化に大きく寄与する。
枯草菌としては、枯草菌であれば広く使用できるが、入手の容易性等の観点から、納豆菌(Bacillus subtilis var. natto)が好ましい。納豆菌は、たとえば、実施例で示したような方法で容易に入手できる。
枯草菌は、乾燥粉末として用いてもよいし、液状分散体として用いてもよく、種々の担体に担持させた担持体として使用してもよい。担持体として使用する場合、担体の種類は問うものではないが、含水ゲル(ゲルやゼリー等)が含まれ、寒天ゲル等が挙げられる。これらのうち、取扱性の観点から、液状分散体及び担持体が好ましく、さらに好ましくは担持体、特に好ましくは含水ゲルである。
本発明の排水浄化処理剤に枯草菌を含む場合、混合乳酸菌(2種の微生物)及び/又はパイナップル酵素と混合して一体に構成した排水浄化処理剤としてもよいが、これらと混合せずに別々に構成した排水浄化処理剤とすることが好ましい。
枯草菌と混合乳酸菌とパイナップル酵素とを混合せずに別々に構成する場合、たとえば、上記と同様に、それぞれを別々に包材で包装して排水浄化処理剤とすることができる。このような包材で、枯草菌、混合乳酸菌(2種の微生物)やパイナップル酵素を包装すると、取り扱い性や作業性がさらに良好となる。
包材としては種々の材質のものを使用することができ、その材質は特に限定されるものではないが、たとえばポリエチレンシートとポリアミドシートとをラミネートした複合シートで袋状に製袋したもの(ポリアミドシートと混合乳酸菌やパイナップル酵素と接触し、ポリエチレンシートが外気と接触するように製袋する)が好ましく例示できる。
本発明の排水浄化処理剤に枯草菌を含む場合、枯草菌の含有菌数(CFU/g)は、混合乳酸菌及びパイナップル酵素の重量に基づいて、10〜10が好ましく、さらに好ましくは10〜10である。
本発明の排水の浄化処理方法について説明する。
ラクトバチルスファーメンタム(Lactobacillus fermentum)及びエンテロコッカスフェシウム(Enterococcus faecium)からなる混合乳酸菌と、パイナップル酵素と、排水とを接触させて排水を浄化処理する工程(1)において、混合乳酸菌(2種の微生物)及びパイナップル酵素を混合して一体に構成した排水浄化処理剤と、排水とを接触させてもよいが、これらを混合せずに別々に構成した排水浄化処理剤と、排水とを接触させることが好ましい。
工程(1)において、混合乳酸菌(2種の微生物)及びパイナップル酵素を混合せずに別々に構成した排水浄化処理剤と、排水とを接触させる場合、排水とを接触させる順に制限はないが、まず混合乳酸菌(混合乳酸菌が産生する有用酵素を含む)と接触させてから、パイナップル酵素と接触させることが好ましい。
混合乳酸菌(2種の微生物)及びパイナップル酵素の使用量は、排水の量や汚れ具合等により適宜調整できる。
本発明の排水の浄化処理方法には、さらに、工程(1)で浄化処理した排水と、枯草菌(Bacillus subtilis)とを接触させて排水を浄化処理する工程(2)を含むことが好ましい。
本発明の排水の浄化処理方法に工程(2)を含む場合、枯草菌の使用量は、排水の量や汚れ具合等により適宜調整できる。
混合乳酸菌(2種の微生物)、パイナップル酵素及び必要により枯草菌は、包材で包装されている場合、包材を破って(破袋して)、内容物を排水に直接投入してもよい。
混合乳酸菌(2種の微生物)、パイナップル酵素及び必要により枯草菌は、排水に直接投入してもよいが、容器に収納してから、排水と接触させることが好ましく、さらに好ましくは混合乳酸菌(2種の微生物)と、パイナップル酵素と、必要により枯草菌とを、それぞれ別々に容器に収容して使用することである。容器に収納することにより、混合乳酸菌(2種の微生物)、パイナップル酵素及び必要により枯草菌の消失を容易に確認でき、メンテナンスがさらに容易となる他に、以下のようなメリットがある。すなわち、混合乳酸菌、パイナップル酵素及び必要により枯草菌は、排水との接触により、排水中へ排出されて、徐々に消失する。このような消失によって、これらの混合乳酸菌等が軽量化し、その結果、混合乳酸菌等が排水中に浮遊して排水処理施設から放流してしまうおそれがある。容器に収納すると、このような軽量化による放流を防止することができる。
容器としては、樹脂網容器、金網容器及び孔を穿設した容器(孔容器)等が含まれる。
容器の形状としては制限はなく、略四角形袋状、略円形袋状、略楕円袋状、略円柱状(略円筒状)、略四角柱状、略円錐状、略四角錘状及び略球状等が含まれる。
なお、「略・・」は、・・の形状又は・・に近似する形状、ほぼ・・の形状を意味する。
容器を使用する場合、異なる種類の容器を組合わせて使用できる。異なる種類の容器の組合わせとしては、樹脂網容器を金網容器に入れる組合わせ、樹脂網容器を孔容器に入れる組合わせ及び金網容器を孔容器に入れる組合わせ等が挙げられる。
樹脂網容器の樹脂としては、ポリアミド、ポリプロピレン、ポリエチレン及びポリウレタン等が挙げられる。
樹脂網容器及び金網容器の目開き(μm)は、10〜30程度が好ましく、さらに好ましくは15〜25程度である。
孔容器としては、上記形状の容器に孔を穿設した容器及び上記形状の容器の一部に樹脂網又は金網に置き換えた容器が含まれる。
孔容器としては、たとえば、略円筒状の容器本体9と、容器本体9の上部の開口部12を開閉自在とする蓋体10とからなる孔容器8等が挙げられる(図5〜7)。このような孔容器8を構成する容器本体9及び蓋体10は、全体が合成樹脂等で構成されていてもよい。合成樹脂の種類は問うものではないが、たとえばポリ塩化ビニル及びポリエチレン等を使用できる。
容器本体9の略中央部には、図5及び7に示すような孔11が穿設されている。このような孔11が容器本体9に穿設されていることによって、その孔11を介して容器本体9内に排水が流入することとなる。
蓋体10の下部13には、雄ねじが形成されていてもよい。この場合、雄ねじに螺合可能な雌ねじが、容器本体9の上部の開口部12の直下の内面側に形成されている。そして、この雄ねじと雌ねじとの螺合及び螺合解除によって、蓋体10が容器本体9の上部に着脱自在とできる。
蓋体10の上部には、図6〜7に示すように等角間隔に3本のリブ14a、14b、14cが突設することによって把手14を形成してもよい(14a、14b、14cは図に示していないが、図6に示した3本のリブを意味する。)。
この把手14を把持することによって、蓋体10を容器本体9の上部に着脱する操作を容易に行うことができる。
孔11は、樹脂網又は金網で塞いでもよい。
本発明の排水浄化処理剤及び排水の浄化処理方法は、生分解性物質を含む排水に広く適用できるが、家庭内排水又は厨房排水に対して好適であり、特に、飲食店、レストラン、ホテル等の外食産業における厨房に備えられているグリストラップに流入する排水に対して最適である。
排水の温度としては氷結しなければ制限はないが、0〜40℃が好ましく、さらに好ましくは4〜30℃である。すなわち、本発明の排水浄化処理剤及び排水の浄化処理方法によると、30℃以下や12℃以下、5℃以下であっても効率よく、排水を浄化処理できる。
排水のpHとしては制限はないが、5〜7が好ましく、さらに好ましくは5.2〜6.1である。排水のpHを適した範囲に調整するために、pH調整剤(重曹、クエン酸、リンゴ酸、酢酸及びこれらの酸のナトリウム塩等)を併用してもよい。
本発明の排水浄化処理剤及び排水の浄化処理方法を適用するのに最適な排水を処理するための一般的なグリストラップについて、その基本構造を以下に説明する。
グリストラップ1は、図1及び8に示すように仕切板2を具備しており、図2に示すように、そのグリストラップ1内に収容された家庭内排水又は厨房排水等の排水3に空気を送りこむための空気供給管4が具備され、さらに空気を送りこむ供給源となるポンプ5が具備されている。このような構成も、一般のグリストラップと同様である。グリストラップ1は、排水量等に応じて種々の大きさのものがあり、たとえば、縦1m×横1m、深さ1.5mの槽として構成されているものが挙げられる。尚、図1ではグリストラップ1が仕切板2で仕切られている状態が概略的に図示されており、外枠等の図示は省略されている。
グリストラップ1には、曝気装置としてブロアーを設置することができる。ブロアーの能力としては、たとえば1分間に40リットルの空気を1m×1m×1.5mのピットに吹き込むようなものが用いられる。ただし、低曝気として1日5時間であることが望ましく、また活性状況によっては、曝気の低高を加減することができる。
グリストラップ1の槽内は、あらゆる雑菌の繁殖環境であり、嫌気性菌が多く、糸状菌や放線菌の増殖が過剰化して汚水中の溶存酸素は減少、無酸素環境になり、曝気装置から放出される空気量(酸素量)を限られた量にすると、油脂分を酸化分解できる環境でなくなり、酸欠状態になり、悪臭を放つ現象になる。
本発明の排水浄化処理剤をグリストラップ1に設置するか、または本発明の排水の処理方法を適用することにより、このような油脂分を酸化分解できる環境となり、悪臭を放つような環境を著しく改善することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。なお、特記しない限り、部は重量部を意味し、%は重量%を意味する。
<混合乳酸菌の調製>
(1)ラクトバチルスファーメンタム純粋培養液1.5部、スキムミルク(脱脂粉乳)4部、天然塩1部、糖蜜1部、グルタミン酸ソーダ0.5部、片栗粉4部、脱脂大豆粉6部及び水82部を均一混合し、循風乾燥機内(50℃、50時間)で乾燥した後、粉砕してから金網を用いて目開き180μm以下の粒度に調節した種母菌1を得た。
(2)ラクトバチルスファーメンタム純粋培養液をエンテロコッカスフェシウム純粋培養液に変更したこと以外、上記(1)と同様にして、種母菌2を得た。
(3)種母菌1及び種母菌2をそれぞれ2.5部づつ均一混合して、混合菌(粉末状)を得た。
水1000部に寒天(伊那食品工業株式会社)8部を混入して均一溶解しながら93℃まで上昇させてから、5〜10分間煮沸し、低速(1分間に25回転程度)で攪拌しつつ徐々に温度を降下させながら40℃まで温度を降下させてゲル原体を得た。
このゲル原体に混合菌(種母菌1及び2)5部を添加して、約1時間攪拌した後、混合菌の栄養源となる糖類(グルコース、黒糖蜜)3部を添加して攪絆して、温度を25℃まで降下させると、ゲル状の混合乳酸菌を得た。ゲル状の混合乳酸菌に含まれる菌数は、1.2×10CFU/gであった。
このゲル状の混合乳酸菌1kgを包材に収納し、脱気して包材の開放部をシール器で完全密封シールすることによって、図3に示すような微生物群包装体(混合乳酸菌)6を得た。
なお、包材には、厚み35μmのポリエチレンシートと厚み20μmのポリアミドシートとをラミネートしたラミネートシートを、ポリアミドシートを内側にして縦30cm×横25cmの袋に製袋したものである。
<パイナップル酵素の調製>
TUSCOT Co., Ltd.(タイ王国)から購入したパイナップル酵素(酵素70%、デンプン30%;ブロメライン活性度1090単位/g−dry;水分11.7%;直径10mm程度の粒状)をそのままパイナップル酵素として用いた。
パイナップル酵素1kgを包材で包装して、図4に示すような酵素包装体7とした。包材は、混合乳酸菌に使用したものと同じものを用いた。
<枯草菌の調製>
(1)大豆納豆(鶴の子納豆本舗、高橋食品工業株式会社)20gをジューサーミキサー(YAMAZENジュースミキサーMJM−T760、株式会社山善)で泥状になるまで破砕して、ガーゼで泥状物から濾液を絞り出した後、この濾液100mlを純水1000mlと均一混合して、グルコース5g、ペプトン2g及び酵母エキス2gを加えて約40℃で48時間培養して、枯草菌培養液(納豆菌培養液)を得た。
(2)水1000部に寒天(伊那食品工業株式会社)8部を混入して均一溶解しながら93℃まで上昇させてから、5〜10分間煮沸し、低速(1分間に25回転程度)で攪拌しつつ徐々に温度を降下させながら40℃まで温度を降下させてゲル原体を得た。
このゲル原体に枯草菌培養液20部を添加して、約1時間攪拌した後、混合菌の栄養源となる糖類(グルコース、黒糖蜜)3部を添加して攪絆して、温度を25℃まで降下させると、ゲル状の枯草菌(ゲル状の納豆菌)を得た。ゲル状の枯草菌に含まれる菌数は、10CFU/gであった。
このゲル状の枯草菌1kgを包材に収納し、脱気して包材の開放部をシール器で完全密封シールすることによって、微生物群包装体(枯草菌)6を得た。
<実施例1>
焼き鳥店に設置されたオイルトラップ(排水量10t/日;図8)に、本発明の排水浄化処理剤を以下のように1ヶ月間適用して、オイルトラップから排出される排水について、BOD及びノルマルヘキサン抽出物質を測定し、表1に示した。
なお、BODについては、JIS K0102:2008の「21.生物化学的酸素消費量(BOD)」及び「32.3隔膜電極法」に定める方法で試験し、ノルマルヘキサン抽出物質については、JIS K0102:2008の「24.ヘキサン抽出物質」「24.2抽出法」に定める方法で試験した。
微生物群包装体(混合乳酸菌)を破袋して、ゲル状の混合乳酸菌1kgを取り出し、縦35cm×横30cmのポリアミドからなるネットに収納して、オイルトラップの仕切り板と仕切り板との間で、排水流入口に近い仕切板付近に吊り下げた。
酵素包装体を破袋して、パイナップル酵素1kgを取り出し、縦35cm×横30cmのポリアミドからなるネットに収納して、オイルトラップの仕切り板と仕切り板との間で、排水流出口に近い仕切板付近に吊り下げた。
微生物群包装体(枯草菌)を破袋して、ゲル状の混合乳酸菌1kgを取り出し、縦35cm×横30cmのポリアミドからなるネットに収納して、オイルトラップの仕切り板と排水流出口との間に吊り下げた。
<比較例1>
実施例1において、本発明の排水浄化処理剤を適用する直前のオイルトラップから排出される排水について、BOD及びノルマルヘキサン抽出物質を測定し、表2に示した。
<実施例2>
食品スーパーマーケットに設置されたオイルトラップ(来場者数5000〜6000人程度;排水量30t/日;図8)に、微生物群包装体(枯草菌)を用いなかったこと以外、実施例1と同様にして、本発明の排水浄化処理剤を1ヶ月間適用して、オイルトラップから排出される排水について、BOD及びノルマルヘキサン抽出物質を測定し、表1に示した。
<比較例2>
実施例2において、本発明の排水浄化処理剤を適用する直前のオイルトラップから排出される排水について、BOD及びノルマルヘキサン抽出物質を測定し、表2に示した。
<実施例3>
社会福祉法人の食堂に設置されたオイルトラップ(約100人;排水量20t/日;図8)に、実施例1と同様にして、本発明の排水浄化処理剤を1ヶ月間適用して、オイルトラップから排出される排水について、BOD及びノルマルヘキサン抽出物質を測定し、表1に示した。
<比較例3>
実施例3において、本発明の排水浄化処理剤を適用する直前のオイルトラップから排出される排水について、BOD及びノルマルヘキサン抽出物質を測定し、表2に示した。
<実施例4>
関西地方の大学の生活協同組合の食堂に設置されたオイルトラップ(約1500人;排水量20t/日;図8)に、実施例1と同様にして、本発明の排水浄化処理剤を1ヶ月間適用して、オイルトラップから排出される排水について、ノルマルヘキサン抽出物質を測定し、表1に示した。
<比較例4>
実施例4において、本発明の排水浄化処理剤を適用する直前のオイルトラップから排出される排水について、BOD及びノルマルヘキサン抽出物質を測定し、表2に示した。
Figure 0005302228
Figure 0005302228
表1及び2からも明らかなように、本発明の排水浄化処理剤及び排水の浄化処理方法を適用すると、BOD及びノルマルヘキサン抽出物質を著しく減少できた。
また、比較例においては毎日オイルトラップ内を清掃したにもかかわらず、腐敗臭がしたが、実施例においては固形物バスケット内の固形物を廃棄する作業を毎日行っただけにもかかわらず、腐敗臭はしなかった。
以上の通り、本発明の排水浄化処理剤及び排水の浄化処理方法を適用すると、グリストラップの清掃する負担を著しく軽減できた。
1 グリストラップ
2 仕切板
3 排水
4 空気供給管
5 ポンプ
6 微生物群包装体
7 酵素包装体
8 容器
9 容器本体
10 蓋体
11 孔
12 容器本体の上部の開口部
13 蓋体の下部
14 把手


Claims (9)

  1. ラクトバチルスファーメンタム(Lactobacillus fermentum)及びエンテロコッカスフェシウム(Enterococcus faecium)からなる混合乳酸菌と、
    パイナップル酵素と
    を含有して構成することを特徴とする排水浄化処理剤。
  2. 混合乳酸菌が含水ゲルに担持され、パイナップル酵素が水溶性有機バインダーと共に混合成形された請求項1に記載の排水浄化処理剤。
  3. 混合乳酸菌の含有菌数が混合乳酸菌及びパイナップル酵素の重量に基づいて10〜10CFU/gであり、パイナップル酵素のブロメライン活性度が混合乳酸菌及びパイナップル酵素の重量に基づいて800〜1200単位/g−dryである請求項1又は2に記載の排水浄化処理剤。
  4. さらに、枯草菌(Bacillus subtilis)を含む請求項1〜3のいずれかに記載の排水浄化処理剤。
  5. 枯草菌が納豆菌(Bacillus subtilis var. natto)である請求項4に記載の排水浄化処理剤。
  6. 枯草菌が含水ゲルに担持された請求項4又は5に記載の排水浄化処理剤。
  7. 枯草菌の含有菌数が混合乳酸菌及びパイナップル酵素の重量に基づいて10〜10CFU/gである請求項4〜6のいずれかに記載の排水浄化処理剤。
  8. ラクトバチルスファーメンタム(Lactobacillus fermentum)及びエンテロコッカスフェシウム(Enterococcus faecium)からなる混合乳酸菌と、パイナップル酵素と、排水とを接触させて排水を浄化処理する工程(1)を含むことを特徴とする排水の浄化処理方法。
  9. さらに、工程(1)で浄化処理した排水と、枯草菌(Bacillus subtilis)とを接触させて排水を浄化処理する工程(2)を含む請求項8に記載の排水の浄化処理方法。


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