JP5297540B2 - タービン動翼及びターボ機械 - Google Patents

タービン動翼及びターボ機械 Download PDF

Info

Publication number
JP5297540B2
JP5297540B2 JP2011550932A JP2011550932A JP5297540B2 JP 5297540 B2 JP5297540 B2 JP 5297540B2 JP 2011550932 A JP2011550932 A JP 2011550932A JP 2011550932 A JP2011550932 A JP 2011550932A JP 5297540 B2 JP5297540 B2 JP 5297540B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
blade
tip
shroud
turbine
tip shroud
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011550932A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2011090083A1 (ja
Inventor
耕一郎 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP2011550932A priority Critical patent/JP5297540B2/ja
Publication of JPWO2011090083A1 publication Critical patent/JPWO2011090083A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5297540B2 publication Critical patent/JP5297540B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/22Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations
    • F01D5/225Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations by shrouding
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/14Form or construction
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D5/00Blades; Blade-carrying members; Heating, heat-insulating, cooling or antivibration means on the blades or the members
    • F01D5/12Blades
    • F01D5/22Blade-to-blade connections, e.g. for damping vibrations
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F05INDEXING SCHEMES RELATING TO ENGINES OR PUMPS IN VARIOUS SUBCLASSES OF CLASSES F01-F04
    • F05DINDEXING SCHEME FOR ASPECTS RELATING TO NON-POSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, GAS-TURBINES OR JET-PROPULSION PLANTS
    • F05D2250/00Geometry
    • F05D2250/70Shape
    • F05D2250/71Shape curved
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)

Description

本発明は、回転軸の周方向に所定間隔で複数配置されるタービン動翼、並びに、これを備えたターボ機械に関するものである。
例えば、ターボ機械の一種である発電用のガスタービンは、圧縮機と燃焼器とタービンにより構成されている。そして、空気取入口から取り込まれた空気が圧縮機によって圧縮されることで高温・高圧の圧縮空気となり、燃焼器にて、この圧縮空気に対して燃料を供給して燃焼させることで高温・高圧の燃焼ガス(作動流体)を得て、この燃焼ガスによりタービンを駆動し、このタービンに連結された発電機を駆動する。
このようなガスタービンのタービンにて、前方段の1段動翼や2段動翼は、翼高さ方向(回転軸における径方向)の長さが短いが、後方段の3段動翼や4段動翼(最終段動翼)では、性能面からこの翼高さ方向の長さが長いもの(長大翼)となっている。そして、翼高さ方向の長さが長いタービン動翼は、振動が発生しやすいことから、先端部にチップシュラウドを装着し、隣接する動翼のチップシュラウド同士を接触させることで、円環形状をなすシュラウドを形成している。しかし、動翼は、先端部にチップシュラウドを装着すると、先端部の重量が重くなり、回転時に作用する遠心力により動翼本体に引張力が発生し、変形するおそれがある。そのため、タービン動翼の先端部に装着されるチップシュラウドの軽量化が望まれている。
このような問題を解決するものとして、例えば、下記特許文献1、2に記載されたものがある。これらの特許文献1、2に記載されたタービン動翼では、チップシュラウドにおける端部、つまり、円環形状のシュラウドを形成するために、各チップシュラウド同士が接触する部分を回転軸方向にくぼませることで、軽量化を図っている。
特開2005−207294号公報 特開2009−168018号公報
上述した従来のタービン動翼にあっては、チップシュラウドの一部を回転軸方向にくぼませる形状とすることで、軽量化を図ることはできる。ところが、チップシュラウドの一部を回転軸の回転方向に沿って回転軸方向にくぼませる形状とすることで、作動流体である燃焼ガスのスムーズな流れを阻害し、シュラウドの周辺で燃焼ガスの乱れが生じ、この燃焼ガスとチップシュラウドとの間の摩擦が大きくなり、性能が低下してしまうという問題がある。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、性能の低下を抑制する一方で軽量化を可能とするタービン動翼及びターボ機械を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するための本発明のタービン動翼は、回転軸の周方向に所定間隔で複数配置されるタービン動翼であって、基端部が前記回転軸に固定される翼本体と、円環形状をなすシュラウドの一部を構成するように前記翼本体の先端部に設けられるチップシュラウドとを有し、前記翼本体における前縁の先端部側の子午面形状が後縁側に湾曲する曲線部を介して前記チップシュラウドの外面に連続し、前記翼本体の先端部と前記チップシュラウドの内面との間にフィレットが設けられ、前記曲線部が前記フィレットより前縁側に位置する、ことを特徴とするものである。
従って、翼本体における前縁の先端部側に曲線部を設け、この曲線部を介してチップシュラウドを設けており、翼本体の先端部側を後退させることで、軽量化を可能とすることができ、一方で、作動流体の流れをスムーズとすることで、翼本体及びチップシュラウドの各面の圧力分布を適正とし、性能の低下を抑制することができる。
本発明のタービン動翼では、前記曲線部は、前記翼本体の両側に設けられた前記フィレットの前端を結ぶ直線より前記前縁側に突出することを特徴としている。
従って、翼本体の先端部側を曲線部により容易に後退させることで、軽量化を可能とすることができると共に、性能の低下を抑制可能な翼形状とすることができる。
本発明のタービン動翼では、前記曲線部と前記チップシュラウドの外面との接続位置が、前記回転軸の軸心方向に沿って前記翼本体の前縁から後縁側に向けて前記翼本体の前後長さにおける10%の長さ以上の位置に設定されることを特徴としている。
従って、翼本体の先端部側を適正量だけ後退させることで、翼本体及びチップシュラウドの形状の最適化を可能とすることができる。
本発明のタービン動翼では、前記チップシュラウドは、外面に周方向に沿うシールフィンを有し、前記曲線部と前記チップシュラウドの外面との接続位置が、前記回転軸の軸心方向に沿って前記シールフィンの前端面と同等または該シールフィンより前記翼本体の前縁側の位置に設定されることを特徴としている。
従って、翼本体の先端部側を適正量だけ後退させることで、翼本体、チップシュラウド、シールフィンの形状の最適化を可能とすることができる。
本発明のタービン動翼では、前記翼本体の前縁と前記曲線部との接続位置が、前記回転軸の径方向に沿って前記翼本体の先端部から基端部側に向けて前記翼本体の前後長さにおける20%の長さ以上の位置に設定されることを特徴としている。
従って、翼本体の先端部側を適正量だけ後退させることで、翼本体の形状の最適化を可能とすることができる。
本発明のタービン動翼では、前記翼本体の前縁と前記曲線部との接続位置が、前記回転軸の径方向に沿って前記翼本体の先端部から基端部側に向けて前記翼本体及びチップシュラウドの高さにおける20%の長さ以下の位置に設定されることを特徴としている。
従って、翼本体の先端部側を適正量だけ後退させることで、翼本体の形状の最適化を可能とすることができる。
本発明のタービン動翼では、ケーシングは、前記シュラウドに対向する内面に凹部が設けられることを特徴としている。
従って、ケーシングと翼本体及びシュラウドとの領域のガス流れをスムーズとすることで、翼本体及びチップシュラウドの各面の圧力分布を適正とし、性能の低下を伴うことなく翼先端部の軽量化が図れる。即ち、従来、凹部の影響による複雑な流れがチップシュラウドに衝突して損失が発生していたが、タービン翼として仕事をなさずに空力的には何ら寄与していない部分であるチップシュラウドの前縁を後退させることで、流れとの衝突を緩和して性能の低下を確実に防ぎ、且つ、軽量化も可能とすることができる。
本発明のタービン動翼では、前記チップシュラウドは、前記シュラウドの周方向に沿って長い板形状をなし、前記翼本体のない領域に狭幅部が設けられることを特徴としている。
従って、チップシュラウドに狭幅部を設けることで、軽量化を可能とすることができる。
また、本発明のタービン動翼は、回転軸の周方向に所定間隔で複数配置されるタービン動翼であって、基端部が前記回転軸に固定される翼本体と、円環形状をなすシュラウドの一部を構成するように前記翼本体の先端部に設けられるチップシュラウドとを有し、 前記翼本体における前縁の先端部側を後縁側に湾曲する曲線状となし、前記チップシュラウドの外面よりもガス流路の上流側に突出させる、ことを特徴とするものである。
従って、翼本体における前縁の先端部側に曲線部を設け、この曲線部を介してチップシュラウドを設けており、翼本体の前縁先端部をガス流路の上流側に突出させる(=チップシュラウドをガス流路下流側に後退させ)ことで、軽量化を可能とすることができ、一方で、作動流体の流れをスムーズとすることで、翼本体及びチップシュラウドの各面の圧力分布を適正とし、性能の低下を抑制することができる。
また、本発明のターボ機械は、上記のタービン動翼を備えることを特徴とするものである。
従って、翼本体における前縁の先端部側に曲線部を設け、この曲線部を介してチップシュラウドを設けており、翼本体の先端部側を後退させることで、軽量化を可能とすることができ、一方で、作動流体の流れをスムーズとすることで、翼本体及びチップシュラウドの各面の圧力分布を適正として性能の低下を抑制することができる。
本発明のタービン動翼及びターボ機械によれば、翼本体における前縁の先端部側に曲線部を設け、この曲線部を介してチップシュラウドを設けることにより、翼本体の先端部側を後退させて軽量化を可能とすることができ、一方で、作動流体の流れをスムーズとして翼本体及びチップシュラウドの各面の圧力分布を適正とし、性能の低下を抑制することができる。
図1は、本発明の一実施例に係るタービン動翼を表す平面図である。 図2は、本実施例のタービン動翼を表す側面図であって図1のII−II断面図である。 図3は、本実施例のタービン動翼を表す正面図である。 図4は、本実施例のタービン動翼の先端部を表す概略図である。 図5は、本実施例のタービン動翼の組立状態を表す概略図である。 図6は、本実施例のタービン動翼を表す概略図である。 図7は、従来のタービン動翼における燃焼ガス(作動流体)の流れを表す概略図である。 図8は、本実施例のタービン動翼における燃焼ガス(作動流体)の流れを表す概略図である。 図9は、本実施例のタービン動翼が適用されたガスタービンを表す概略図である。 図10は、本実施例のタービン動翼における形状説明を補足するための概略図である。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るタービン動翼及びターボ機械の好適な実施例を詳細に説明する。なお、この実施例により本発明が限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施例に係るタービン動翼を表す平面図、図2は、本実施例のタービン動翼を表す側面図であって図1のII−II断面図、図3は、本実施例のタービン動翼を表す正面図、図4は、本実施例のタービン動翼の先端部を表す概略図、図5は、本実施例のタービン動翼の組立状態を表す概略図、図6は、本実施例のタービン動翼を表す概略図、図7は、従来のタービン動翼における燃焼ガス(作動流体)の流れを表す概略図、図8は、本実施例のタービン動翼における燃焼ガス(作動流体)の流れを表す概略図、図9は、本実施例のタービン動翼が適用されたガスタービンを表す概略図、10は、本実施例のタービン動翼における形状説明を補足するための概略図である。
本実施例のガスタービンは、図9に示すように、圧縮機11と燃焼器12とタービン13により構成されている。このガスタービンには、図示しない発電機が連結されており、発電可能となっている。
圧縮機11は、空気を取り込む空気取入口21を有し、圧縮機車室22内に複数の静翼23と動翼24が前後方向(後述するロータ32の軸方向)に交互に配設されてなり、その外側に抽気室25が設けられている。燃焼器12は、圧縮機11で圧縮された圧縮空気に対して燃料を供給し、点火することで燃焼可能となっている。タービン13は、タービン車室26内に複数の静翼27と動翼28が前後方向(後述するロータ32の軸方向)に交互に配設されている。このタービン車室26の下流側には、排気車室29を介して排気室30が配設されており、排気室30は、タービン13に連続する排気ディフューザ31を有している。
また、圧縮機11、燃焼器12、タービン13、排気室30の中心部を貫通するようにロータ(回転軸)32が位置している。ロータ32は、圧縮機11側の端部が軸受部33により回転自在に支持される一方、排気室30側の端部が軸受部34により回転自在に支持されている。そして、このロータ32は、圧縮機11にて、各動翼24が装着されたディスクが複数重ねられて固定され、タービン13にて、各動翼28が装着されたディスクが複数重ねられて固定されており、排気室30側の端部に図示しない発電機の駆動軸が連結されている。
そして、このガスタービンは、圧縮機11の圧縮機車室22が脚部35に支持され、タービン13のタービン車室26が脚部36により支持され、排気室30が脚部37により支持されている。
従って、圧縮機11の空気取入口21から取り込まれた空気が、複数の静翼23と動翼24を通過して圧縮されることで高温・高圧の圧縮空気となる。燃焼器12にて、この圧縮空気に対して所定の燃料が供給され、燃焼する。そして、この燃焼器12で生成された作動流体である高温・高圧の燃焼ガス(作動流体)が、タービン13を構成する複数の静翼27と動翼28を通過することでロータ32を駆動回転し、このロータ32に連結された発電機を駆動する。一方、排気ガス(燃焼ガス)のエネルギは、排気室30の排気ディフューザ31により圧力に変換され減速されてから大気に放出される。
上述した本実施例のタービン13において、図5及び図6に示すように、動翼28は、ディスク(ロータ32)に固定される翼根部41と、基端部がこの翼根部41に接合される翼本体42と、この翼本体42の先端部に連結されるチップシュラウド43、チップシュラウド43の外面に形成されるシールフィン44とから構成されており、翼本体42は所定角度だけねじられている。そして、この動翼28は、翼根部41がディスクの外周部に周方向に沿って複数嵌合することで、各チップシュラウド43同士が接触して接続され、外周側に円環形状をなすシュラウド45が構成される。
このように構成された本実施例の動翼28にて、図2に示すように、タービン車室26(図9参照)を構成するケーシング46は、内面が燃焼ガス(作動流体)の流れ方向の下流側(図2の右側)に向かって広くなる円筒形状をなすガス流路47を形成しており、この内面に傾斜面46aと環状溝(凹部)46bが形成されている。そして、ケーシング46内には、傾斜面46aに静翼27(図9参照)の基端部が固定される一方、環状溝46bには動翼28の先端部が配置され、シールフィン44と環状溝46bとの間に所定隙間が確保されている。この場合、ケーシング46の傾斜面46aと、動翼28のチップシュラウド43の外面43Aとが、ほぼ直線状をなす位置に設定されているが、燃焼ガス(作動流体)の流れに応じて径方向にずらして配置してもよい。
そして、図5に示すように、動翼28のチップシュラウド43は、シュラウド45の周方向に沿って長い板形状をなし、翼本体42が連結していない領域にて、前縁側をロータ32の回転方向に沿って軸心方向(回転軸方向)後方側にくぼませた切欠部43a,43bが形成され、後縁側をロータ32の回転方向に沿って軸心方向(回転軸方向)前方側にくぼませた切欠部43c,43dが形成されている。即ち、チップシュラウド43は、一部に狭幅部(切欠部43a,43b,43c,43d)が設けられた、所謂、パーシャルカバーとなっている。
また、この動翼28では、図1乃至図4に示すように、翼本体42の先端部とチップシュラウド43の内面43Bとの間であって、翼本体42の周方向両側に断面円弧状のフィレット(隅肉部)51a,51bが設けられており、翼本体42とチップシュラウド43とは、滑らかな曲面をもって段差なく連続している。この場合、フィレット51a,51bは、翼本体42の前縁側と後縁側を除く領域に設けられ、チップシュラウド43の外面43A側から見て楕円形状(図1参照)をなしている。
動翼28にて、翼本体42は、前縁52と後縁53を有し、各縁52,53は、翼本体42の厚さ方向の曲面により形成されている。また、前縁52は、ロータ32の軸心方向に直交する径方向に対して、翼本体42の先端部側が後方(後縁53側)に傾斜して子午面形状がほぼ直線状をなす直線部となっており、後縁53は、ロータ32の軸心方向に直交する径方向に沿った子午面形状がほぼ直線状をなす直線部となっている。なお、この前縁52と後縁53は、直線状に形成することが望ましいが、必要に応じて、直線状に近似する曲線状としてもよい。
そして、動翼28にて、翼本体42における前縁52は、先端部側の子午面形状が後縁53側に湾曲する曲線部54を介してチップシュラウド43の外面43Aに連続しており、この曲線部54は、フィレット51a,51bより前縁52側に位置している。即ち、翼本体42にて、前縁52におけるチップシュラウド43との接続部(接続位置)を後縁53側へ後退させることで、翼本体42の前縁52をチップシュラウド43の外面43Aに曲線部54を介して段差なく、且つ、滑らかに連続させている。このとき、曲線部54は、翼本体42の両側に設けられた各フィレット51a,51bの前端を結ぶ直線Aより前縁52側に突出するような形状となっている。このとき、曲線部54がフィレット51a,51bより前縁52側に位置する、または、曲線部54が各フィレット51a,51bの前端を結ぶ直線A(図1参照)より前縁52側に突出するとは、ロータ32の軸心方向に直交する面に対して、前縁52側に位置するということである。
なお、曲線部54は、翼本体42の前縁52から連続し、更に、チップシュラウド43の外面43Aに連続するように形成されていることから、前縁52と同様に、翼本体42の厚さ方向の曲面により形成されており、三次元方向に湾曲する曲面部となっている。また、チップシュラウド43は、外面43A及び内面43Bがロータ32の軸心方向に対して、所定角度だけ傾斜したほぼ直線状をなす平面で、且つ、ロータ32の周方向に対して、曲線状をなす曲面となっている。
ここで、曲線部54の形状について具体的に説明する。曲線部54は、翼本体42の側面から見て(図2の方向)、1つ以上の円弧により形成されるものであり、一端が翼本体42の前縁52と交点aで連続され、他端がチップシュラウド43の外面43Aと交点bで接続している。また、翼本体42の前縁52の延長線とチップシュラウド43の外面43Aの延長面との交点52aとし、翼本体42の後縁53の延長線とチップシュラウド43の外面43Aの延長面との交点53aとするとき、交点52aと交点53aと間のロータ32の軸心方向の長さを翼本体42の先端部における翼前後長さLとする。
このとき、曲線部54とチップシュラウド43の外面43Aとの接続位置(交点b)を、ロータ32の軸心方向に沿って翼本体42の前縁52から後縁53側に向けて翼本体42の先端部における翼前後長さLにおける10%の長さL1以上の位置に設定することが望ましい。また、曲線部54とチップシュラウド43の外面43Aとの接続位置(交点b)を、ロータ32の軸心方向においてシールフィン44の前端面44aと同等またはこのシールフィン44の前端面44aより翼本体42の前縁52側の位置、つまり、翼本体42の前縁52から後縁53側に向けてシールフィン44の前端面44aまでの長さL2以下の位置に設定することが望ましい。また、この場合、長さL1は、交点bと交点52aとの間の長さに代えてもよいし、交点aと交点bとのガス流路方向間距離に代えてもよい。
また、フィレット51a,51bは、翼本体42の正面から見て(図3の方向)、1つ以上の円弧により形成されるものであり、一端が翼本体42の一側面と交線c,dで連続され、他端がチップシュラウド43の内面43Bと交線e,fで接続している。また、翼本体42のプラットホーム41aの外面41a´からチップシュラウド43の外面43Aまでの長さを翼高さ(翼本体42及びチップシュラウド43の高さ)Hとする。
このとき、翼本体42の前縁52と曲線部54との接続位置(交点a)を、ロータ32の径方向に沿って翼本体42の先端部から基端部側に向けて翼本体42の先端部における前後長さLの20%の長さ以上の位置(高さH1)に設定する。即ち、図10に詳細に示すように、H3−H1の長さを翼本体42の先端部における前後長さLの20%の長さ以上に設定することが望ましい。また、翼本体42の前縁52と曲線部54との接続位置(交点a)を、ロータ32の径方向に沿って翼本体42の先端部から基端部側に向けて翼高さHにおける20%の長さ以下の位置(高さH2)に設定する。即ち、H3−H1の長さを翼高さHにおける20%の以下の長さに設定することが望ましい。また、長さH3−H1は交点aと交点52aとの間の長さに代えてもよいし、交点aと交点bとの翼高さ方向間距離に代えてもよい。なお、H3は、翼本体42のプラットホーム41aの外面41a´から交点52aまでの長さである。
ここで、図7、図8を用いて、本実施例のタービン動翼28における燃焼ガス(作動流体)の流れと、従来のタービン動翼における燃焼ガス(作動流体)の流れとを比較して説明する。
タービン13にて、ガス流路47を流れる燃焼ガスは、絶対速度Vaであり、タービン動翼28が矢印R方向に回転することからその回転速度Vrとすると、翼本体42及びチップシュラウド43に対する燃焼ガスの相対速度Vbが規定される。このとき、図2に示すように、ガス流路47を流れる燃焼ガスは、ケーシング46の傾斜面46aに沿った流れが、環状溝46bと翼本体42の先端部やチップシュラウド43により領域Bで乱流となりやすい。
従来のタービン動翼では、図7に示すように、翼本体001の前縁003が先端部側に向かってほぼ直線状に延出され、この先端にチップシュラウド002が配置されることから、燃焼ガスの流れがケーシングの内面と翼本体001の先端部及びチップシュラウド002との間の領域B(図2参照)では、ここに形成される軸方向の隙間のために、燃焼ガスの翼本体001に向かっていく流れが遅くなる。すると、ガス流路47を流れる燃焼ガスの絶対速度Va1が小さくなり、タービン動翼28の回転速度Vrは変化しないことから、翼本体42及びチップシュラウド43に対する燃焼ガスの相対速度Vb1も低速となり、その方向も変わってしまう。即ち、燃焼ガスは、翼本体001の前縁003に対して、背側001bに向かって流れ込むこととなり、翼本体001は、この背側001bの圧力が高くなって腹側001aの圧力が低くなるため、回転方向Rに対して逆方向の力が作用する。すると、タービン動翼28の回転方向と逆方向の力が作用した分、タービンの行う仕事が奪われ、出力が低下し、性能が低下してしまう。
一方、本実施例のタービン動翼では、図8に示すように、翼本体42の前縁52が曲線部54によりチップシュラウド43に滑らかに連続していることから、翼本体42の前縁52が先端部側で後退することとなり、翼本体42の前縁がこの領域Bから遠ざかり、翼本体42において、回転方向と逆方向の力が作用する部分が減少する。そのため、ガス流路47を流れる燃焼ガスの絶対速度Vaが高速となり、タービン動翼28の回転速度Vrを加味すると、翼本体42及びチップシュラウド43に対する燃焼ガスの相対速度Vbも高速となる。即ち、燃焼ガスは、翼本体42の前縁52に対して、腹側42aに向かって流れ込むこととなり、翼本体42は、背側42bの圧力に比べて腹側42aの圧力が高くなるため、回転方向Rと同方向の力が作用する。すると、燃焼ガスがスムーズに流れ、翼本体42やチップシュラウド43との間の摩擦が小さくなり、損失が低下して性能の低下が抑制される。
このように本実施例のタービン動翼にあっては、ロータ32の周方向に所定間隔で複数の動翼28が配置され、この動翼28が、ロータ32に固定される翼根部41と、基端部が翼根部41に連結される翼本体42と、円環形状をなすシュラウド43の一部を構成するように翼本体42の先端部に連結されるチップシュラウド43とを有し、翼本体42における前縁52の先端部側を後縁53側に湾曲する曲線部54を介してチップシュラウド43の外面43Aに連続させ、翼本体42の先端部とチップシュラウド43の内面43Bとの間にフィレット51a,51bを設け、曲線部54をフィレット51a,51bより前縁52側に位置させている。
従って、翼本体42における前縁52の先端部側に曲線部54を設け、この曲線部54を介してチップシュラウド43を設け、曲線部54をフィレット51a,51bより前縁52側に位置させることで翼本体42の先端部側が後退することとなり、翼本体42の先端部側に設けられるチップシュラウド43を軽量化することができる。また、この曲線部54を設けることで、燃焼ガスがスムーズに流れ、翼本体42及びチップシュラウド43の各面の圧力分布が適正となり、性能の低下を抑制することができる。
また、本実施例のタービン動翼では、曲線部54とチップシュラウド43の外面43Aとの接続位置を、翼本体42の前縁52から後縁53側に向けて翼本体42の先端部における前後長さLにおける10%の長さの位置からシールフィン44の前端面44aまでの位置に設定している。従って、翼本体42の前縁52の先端部側を適正量だけ後退させることで、翼本体42、チップシュラウド43、シールフィン44の形状の最適化を可能とすることができる。
また、本実施例のタービン動翼では、翼本体42の前縁52と曲線部54との接続位置を、翼本体42の先端部から基端部側に向けて翼本体42の先端部における前後長さLの20%の長さの位置から、翼本体42の先端部から基端部側に向けて翼本体42及びチップシュラウド43の高さ(翼高さ)Hにおける20%の長さの位置までに設定している。従って、翼本体42の前縁52の先端部側を適正量だけ後退させることで、翼本体42、チップシュラウド43、シールフィン44の形状の最適化を可能とすることができる。
本実施例のタービン動翼では、ケーシング46におけるシュラウド45に対向する内面に環状溝46bを設けている。従って、ケーシング46と翼本体42及びチップシュラウド43との領域のガス流れをスムーズとすることができ、翼本体42及びチップシュラウド43の各面の圧力分布を適正とし、性能の低下を抑制することができる。
本実施例のタービン動翼では、チップシュラウド43をシュラウド45の周方向に沿って長い板形状をなし、翼本体42のない領域に切欠部43a,43b,43c,43dを形成しており、更なる軽量化を可能とすることができる。
また、本実施例のターボ機械にあっては、タービン13として、静翼27と動翼28を作動流体(燃焼ガス)の流れ方向に沿って交互に配置し、この動翼28として翼根部41と翼本体42とチップシュラウド43を設け、翼本体42における前縁52の先端部側を後縁53側に湾曲する曲線部54を介してチップシュラウド43の外面43Aに連続させ、翼本体42の先端部とチップシュラウド43の内面43Bとの間にフィレット51a,51bを設け、曲線部54をフィレット51a,51bより前縁52側に位置させている。
従って、翼本体42における前縁52の先端部側に曲線部54を設け、この曲線部54を介してチップシュラウド43を設け、曲線部54をフィレット51a,51bより前縁52側に位置させることで翼本体42の先端部側が後退することとなり、翼本体42を軽量化することができる。また、この曲線部54を設けることで、作動流体(燃焼ガス)がスムーズに流れ、翼本体42及びチップシュラウド43の各面の圧力分布が適正となり、性能の低下を抑制することができる。その結果、タービン効率を向上することができる。
なお、上述した実施例では、本発明のタービン動翼を3段動翼や4段動翼(最終段動翼)に適用して説明したが、これに限定されず、チップシュラウドを有する動翼であればよい。また、ターボ機械として、発電用のガスタービンについて説明したが、これに限定されず、航空用ガスタービンや蒸気タービンなどのターボ機械にも適用できる。
本発明に係るタービン動翼及びターボ機械は、翼本体の前縁の先端部側を後縁側に湾曲する曲線状とし、フィレットより前縁側に位置させたり、チップシュラウドの外面よりも突出させたりすることで、軽量化を可能とする一方で性能の低下を抑制するものであり、いずれの種類の動翼、ターボ機械にも適用することができる。
11 圧縮機
12 燃焼器
13 タービン
27 静翼
28 動翼(タービン動翼)
32 ロータ(回転軸)
41 翼根部
42 翼本体
43 チップシュラウド
44 シールフィン
45 シュラウド
46b 環状溝(凹部)
51a,51b フィレット
52 前縁
53 後縁
54 曲線部

Claims (10)

  1. 回転軸の周方向に所定間隔で複数配置されるタービン動翼であって、
    基端部が前記回転軸に固定される翼本体と、円環形状をなすシュラウドの一部を構成するように前記翼本体の先端部に設けられるチップシュラウドとを有し、
    前記翼本体における前縁の先端部側の子午面形状が後縁側に湾曲する曲線部を介して前記チップシュラウドの外面に連続し、前記翼本体の先端部と前記チップシュラウドの内面との間にフィレットが設けられ、前記曲線部が前記フィレットより前縁側に位置する、
    ことを特徴とするタービン動翼。
  2. 前記曲線部は、前記翼本体の両側に設けられた前記フィレットの前端を結ぶ直線より前記前縁側に突出することを特徴とする請求項1に記載のタービン動翼。
  3. 前記曲線部と前記チップシュラウドの外面との接続位置が、前記回転軸の軸心方向に沿って前記翼本体の前縁から後縁側に向けて前記翼本体の前後長さにおける10%の長さ以上の位置に設定されることを特徴とする請求項1または2に記載のタービン動翼。
  4. 前記チップシュラウドは、外面に周方向に沿うシールフィンを有し、前記曲線部と前記チップシュラウドの外面との接続位置が、前記回転軸の軸心方向に沿って前記シールフィンの前端面と同等または該シールフィンより前記翼本体の前縁側の位置に設定されることを特徴とする請求項3に記載のタービン動翼。
  5. 前記翼本体の前縁と前記曲線部との接続位置が、前記回転軸の径方向に沿って前記翼本体の先端部から基端部側に向けて前記翼本体の前後長さにおける20%の長さ以上の位置に設定されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のタービン動翼。
  6. 前記翼本体の前縁と前記曲線部との接続位置が、前記回転軸の径方向に沿って前記翼本体の先端部から基端部側に向けて前記翼本体及びチップシュラウドの高さにおける20%の長さ以下の位置に設定されることを特徴とする請求項1から5のいずれか一つに記載のタービン動翼。
  7. ケーシングは、前記シュラウドに対向する内面に凹部が設けられることを特徴とする請求項1から6のいずれか一つに記載のタービン動翼。
  8. 前記チップシュラウドは、前記シュラウドの周方向に沿って長い板形状をなし、前記翼本体のない領域に狭幅部が設けられることを特徴とする請求項1から7のいずれか一つに記載のタービン動翼。
  9. 回転軸の周方向に所定間隔で複数配置されるタービン動翼であって、
    基端部が前記回転軸に固定される翼本体と、円環形状をなすシュラウドの一部を構成するように前記翼本体の先端部に設けられるチップシュラウドとを有し、
    前記翼本体における前縁の先端部側を後縁側に湾曲する曲線状となし、前記チップシュラウドの外面よりもガス流路の上流側に突出させる、
    ことを特徴とするタービン動翼。
  10. 前記請求項1から9のいずれか一つに記載のタービン動翼を備えることを特徴とするターボ機械。
JP2011550932A 2010-01-20 2011-01-19 タービン動翼及びターボ機械 Active JP5297540B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011550932A JP5297540B2 (ja) 2010-01-20 2011-01-19 タービン動翼及びターボ機械

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010010361 2010-01-20
JP2010010361 2010-01-20
PCT/JP2011/050889 WO2011090083A1 (ja) 2010-01-20 2011-01-19 タービン動翼及びターボ機械
JP2011550932A JP5297540B2 (ja) 2010-01-20 2011-01-19 タービン動翼及びターボ機械

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2011090083A1 JPWO2011090083A1 (ja) 2013-05-23
JP5297540B2 true JP5297540B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=44306883

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011550932A Active JP5297540B2 (ja) 2010-01-20 2011-01-19 タービン動翼及びターボ機械

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9194239B2 (ja)
EP (1) EP2527596B1 (ja)
JP (1) JP5297540B2 (ja)
KR (1) KR101305575B1 (ja)
CN (1) CN102639817B (ja)
WO (1) WO2011090083A1 (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103422906B (zh) * 2013-08-29 2015-04-08 哈尔滨工程大学 一种具有s形叶冠动叶片的涡轮
CN107849926A (zh) * 2015-07-24 2018-03-27 西门子公司 具有轮廓尖端罩的涡轮动叶片
US10472974B2 (en) 2017-02-14 2019-11-12 General Electric Company Turbomachine rotor blade
US10526899B2 (en) * 2017-02-14 2020-01-07 General Electric Company Turbine blade having a tip shroud
KR101874243B1 (ko) 2017-03-31 2018-07-03 두산중공업 주식회사 버킷의 진동감쇠구조와 이를 포함하는 버킷 및 터보머신
JP7064076B2 (ja) * 2018-03-27 2022-05-10 三菱重工業株式会社 タービン翼及びタービン並びにタービン翼の固有振動数のチューニング方法
JP7162514B2 (ja) * 2018-12-07 2022-10-28 三菱重工業株式会社 軸流式ターボ機械及びその翼
KR102610387B1 (ko) * 2019-06-12 2023-12-05 미츠비시 파워 가부시키가이샤 로터 및 압축기
CN112443964B (zh) * 2019-08-28 2022-09-13 青岛经济技术开发区海尔热水器有限公司 燃气热水器及其控制方法
JP7477284B2 (ja) * 2019-11-14 2024-05-01 三菱重工業株式会社 タービン翼及びガスタービン
JP7360971B2 (ja) * 2020-02-19 2023-10-13 三菱重工業株式会社 タービン翼及びタービン
WO2021199718A1 (ja) * 2020-03-30 2021-10-07 株式会社Ihi 二次流れ抑制構造
EP4112884A1 (en) * 2021-07-01 2023-01-04 Doosan Enerbility Co., Ltd. Blade for a turbomachine, blade assembly, and turbine

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669402A (en) * 1979-11-09 1981-06-10 Hitachi Ltd Structure of blade train with shroud
JP2003106107A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タービン
JP2005207294A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タービン動翼
JP2006009801A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 General Electric Co <Ge> 一体形カバー付きバケット設計
JP2009168018A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 General Electric Co <Ge> タービン動翼先端シュラウド

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2005775B (en) * 1977-10-08 1982-05-06 Rolls Royce Cooled rotor blade for a gas turbine engine
US5031313A (en) * 1989-02-17 1991-07-16 General Electric Company Method of forming F.O.D.-resistant blade
US5525038A (en) 1994-11-04 1996-06-11 United Technologies Corporation Rotor airfoils to control tip leakage flows
JP2971356B2 (ja) 1995-01-24 1999-11-02 三菱重工業株式会社 ガスタービンの動翼
JP2002129901A (ja) * 2000-10-30 2002-05-09 Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd チップシュラウド構造
US6857853B1 (en) 2003-08-13 2005-02-22 General Electric Company Conical tip shroud fillet for a turbine bucket
US7396205B2 (en) * 2004-01-31 2008-07-08 United Technologies Corporation Rotor blade for a rotary machine
US7066713B2 (en) * 2004-01-31 2006-06-27 United Technologies Corporation Rotor blade for a rotary machine
JP5308077B2 (ja) 2008-06-10 2013-10-09 三菱重工業株式会社 タービンおよびタービン動翼
US8075272B2 (en) * 2008-10-14 2011-12-13 General Electric Company Steam turbine rotating blade for a low pressure section of a steam turbine engine
JP5461029B2 (ja) 2009-02-27 2014-04-02 三菱重工業株式会社 ガスタービン動翼
US8277189B2 (en) * 2009-11-12 2012-10-02 General Electric Company Turbine blade and rotor

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669402A (en) * 1979-11-09 1981-06-10 Hitachi Ltd Structure of blade train with shroud
JP2003106107A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タービン
JP2005207294A (ja) * 2004-01-22 2005-08-04 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タービン動翼
JP2006009801A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 General Electric Co <Ge> 一体形カバー付きバケット設計
JP2009168018A (ja) * 2008-01-10 2009-07-30 General Electric Co <Ge> タービン動翼先端シュラウド

Also Published As

Publication number Publication date
EP2527596B1 (en) 2015-03-11
EP2527596A4 (en) 2013-07-31
EP2527596A1 (en) 2012-11-28
KR101305575B1 (ko) 2013-09-09
US9194239B2 (en) 2015-11-24
US20120224974A1 (en) 2012-09-06
WO2011090083A1 (ja) 2011-07-28
CN102639817B (zh) 2015-03-11
CN102639817A (zh) 2012-08-15
JPWO2011090083A1 (ja) 2013-05-23
KR20120075490A (ko) 2012-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297540B2 (ja) タービン動翼及びターボ機械
JP6514511B2 (ja) 2つの部分スパンシュラウドおよび湾曲したダブテールを有する高翼弦動翼
US10018050B2 (en) Turbomachine rotor blade
RU2598970C2 (ru) Облопаченный элемент для турбомашины и турбомашина
JP6352628B2 (ja) テーパ付き部分スパン型シュラウド
JP5080689B2 (ja) 低ギャップ損失を有する軸流ターボ機械
JP2010196563A (ja) 遷音速翼
JP2021534347A (ja) 改善された第2段タービンブレード
JP6780713B2 (ja) 軸流機械の翼
JP2015081605A (ja) 先端部フィレットを含むタービンエーロフォイル
JP2010156338A (ja) タービン翼付け根構成
US20190360350A1 (en) Axial flow rotating machine, and rotor blade member
JP6366207B2 (ja) タービン及びガスタービン
JP6830999B2 (ja) タービン動翼及びガスタービン
JP2014109272A (ja) 涙型の部分スパンシュラウド
WO2016024458A1 (ja) 軸流式ターボ機械
EP3196411A2 (en) Flow alignment devices to improve diffuser performance
JP2015121221A (ja) 非対称なパートスパンシュラウドを有する回転機械の翼およびその製造方法
WO2023242949A1 (ja) 圧縮機の動翼及び圧縮機
US11814984B2 (en) Rotor and compressor
JP7389574B2 (ja) 航空機用ガスタービン
WO2022201932A1 (ja) タービン、及びガスタービン
JP2018141453A (ja) 軸流回転機械、及び、動翼
JP2023142117A (ja) タービン動翼、タービン動翼組立体、ガスタービン及びガスタービンの補修方法
JP2020159275A (ja) タービン静翼、及びタービン

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130614

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5297540

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250