JP5295158B2 - 移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法 - Google Patents

移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法 Download PDF

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Description

本発明は、所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成される移動通信システム、移動通信システムで用いられるネットワーク装置及び移動通信方法に関する。
CSG(Closed Subscriber Group)セル、ホームセル又はフェムトセルなどと称される特定セルが知られている(例えば、非特許文献1)。なお、特定セルには、アクセス種別を設定することが可能である。アクセス種別は、「Closed」、「Hybrid」又は「Open」である。
「Closed」の特定セルは、特定ユーザ(UE;User Equipment)に対するサービスの提供のみが許可されるように構成される。「Hybrid」の特定セルは、特定ユーザに対して他のユーザ(非特定ユーザ)よりも高品質の通信が許可されるように構成される。「Open」の特定セルは、一般的なマクロセルと同様に、全てのユーザに対するサービスの提供が許可されるように構成される。
また、所定条件が満たされる場合に、ネットワーク側から移動通信端末に対して、異周波数への遷移を指示する移動通信システムが知られている。所定条件は、例えば、(1)アクセス種別が設定された特定セルへの遷移を非特定ユーザが要求すること、(2)現周波数で移動通信端末が受ける干渉が所定閾値を超えることなどである。
なお、「遷移」は、移動通信端末が通信中(Connected)である場合には、通信セル(周波数)の変更を意味する。また、「遷移」は、移動通信端末が待ち受け中(Idle)である場合には、待受セル(周波数)の変更を意味する。
3GPP TS22.220
例えば、移動通信端末がセル#1(周波数#1)で待ち受け又は通信を行っている場合に、セル#2(周波数#2)への遷移が移動通信端末に対して指示されたケースについて考える。
このようなケースにおいて、セル#2(周波数#2)に遷移した移動通信端末がセル#1(周波数#1)への遷移を再び要求してしまうと、異周波数への遷移の再指示が必要になることが考えられる。
また、無線基地局に割り当てられる周波数は、複数の無線基地局間で再利用されるため、セル#1(周波数#1)への遷移を恒久的に禁止してしまうことも好ましくない。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされてものであり、異周波数への遷移の再指示を適切に抑制することを可能とする移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法を提供することを目的とする。
第1の特徴に係る移動通信システムは、所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成される。移動通信システムは、前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、前記移動通信端末に対して、前記選択部によって選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部とを備える。前記選択部は、前記遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間が所定時間を超えるまで、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外する。
第2の特徴に係る移動通信システムは、所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成される。移動通信システムは、前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、前記移動通信端末に対して、前記選択部によって選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部と、前記遷移先周波数への遷移を指示する場合に、前記移動通信端末の位置情報である第1位置情報を取得するように構成されており、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に前記移動通信端末の位置情報である第2位置情報を取得するように構成された取得部とを備える。前記選択部は、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも近い場合に、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外する。
第1の特徴又は第2の特徴において、前記遷移元周波数を前記移動通信端末が利用すべきではない条件は、前記移動通信端末のアクセスが制限された特定セルで用いる周波数が前記遷移元周波数と同じであることである。
第1の特徴又は第2の特徴において、前記遷移元周波数を前記移動通信端末が利用すべきではない条件は、前記遷移元周波数において前記移動通信端末が受ける干渉量が所定干渉量を超えることである。
第3の特徴に係るネットワーク装置は、所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムに設けられる。ネットワーク装置は、前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、前記移動通信端末に対して、前記選択部によって選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部とを備える。前記選択部は、前記遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間が所定時間を超えるまで、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外する。
第4の特徴に係るネットワーク装置は、所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムに設けられる。ネットワーク装置は、前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、前記移動通信端末に対して、前記選択部によって選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部と、前記遷移先周波数への遷移を指示する場合に、前記移動通信端末の位置情報である第1位置情報を取得するように構成されており、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記移動通信端末の位置情報である第2位置情報を取得するように構成された取得部とを備える。前記選択部は、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも近い場合に、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外する。
第5の特徴に係る移動通信方法は、所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムに適用される。移動通信方法は、前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するステップAと、前記移動通信端末に対して、前記ステップAで選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するステップBと、前記遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間が所定時間を超えるまで、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外するステップCとを備える。
第6の特徴に係る移動通信方法は、所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムに適用される。移動通信方法は、前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するステップAと、前記移動通信端末に対して、前記ステップAで選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するステップBと、前記遷移先周波数への遷移を指示する場合に、前記移動通信端末の位置情報である第1位置情報を取得するように構成されており、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記移動通信端末の位置情報である第2位置情報を取得するステップCと、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも近い場合に、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外するステップDとを備える。
本発明によれば、異周波数への遷移の再指示を適切に抑制することを可能とする移動通信システム、ネットワーク装置及び移動通信方法を提供することができる。
第1実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。 第1実施形態に係るセルの構成例を示す図である。 第1実施形態に係るネットワーク装置20を示す図である。 第1実施形態に係る記憶部24に記憶された情報例を示す図である。 第1実施形態に係る移動通信システム100の動作を示すフロー図である。 第1実施形態に係る移動通信システム100の動作を示すフロー図である。 第1実施形態に係る移動通信システム100の動作を示すフロー図である。 変更例1に係る移動通信システム100を示す図である。
以下において、本発明の実施形態に係る移動通信システムについて、図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態の概要]
第1に、実施形態に係る移動通信システムは、所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成される。移動通信システムは、複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、移動通信端末に対して、選択部によって選択された遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部とを備える。選択部は、遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間が所定時間を超えるまで、移動通信端末が利用すべき周波数の候補から遷移元周波数を除外する。
実施形態では、選択部は、遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間が所定時間を超えるまで、移動通信端末が利用すべき周波数の候補から遷移元周波数を除外する。
従って、遷移元周波数への遷移を恒久的に禁止せずに、異周波数への遷移の再指示が短期間に繰り返されることを抑制することができる。
第2に、実施形態に係る移動通信システムは、所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成される。移動通信システムは、複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、移動通信端末に対して、選択部によって選択された遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部と、遷移先周波数への遷移を指示する場合に、移動通信端末の位置情報である第1位置情報を取得するように構成されており、移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に移動通信端末の位置情報である第2位置情報を取得するように構成された取得部とを備える。選択部は、移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも近い場合に、移動通信端末が利用すべき周波数の候補から遷移元周波数を除外する。
実施形態では、選択部は、第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも近い場合に、移動通信端末が利用すべき周波数の候補から遷移元周波数を除外する。
従って、遷移元周波数への遷移を恒久的に禁止せずに、異周波数への遷移の再指示が短期間に繰り返されることを抑制することができる。
[第1実施形態]
(移動通信システムの構成)
以下において、第1実施形態に係る移動通信システムの構成について、図面を参照しながら説明する。図1は、第1実施形態に係る移動通信システム100を示す図である。
図1に示すように、移動通信システム100は、通信端末装置10(以下、UE10)と、コアネットワーク50とを含む。また、移動通信システム100は、第1通信システムと第2通信システムとを含む。
第1通信システムは、例えば、UMTS(Universal Mobile Telecommunication System)に対応する通信システムである。第1通信システムは、基地局110A(以下、NB110A)と、ホーム基地局110B(以下、HNB110B)と、RNC120Aと、ホーム基地局ゲートウェイ120B(以下、HNB−GW120B)と、SGSN130とを有する。
なお、第1通信システムに対応する無線アクセスネットワーク(UTRAN;Universal Terrestrial Radio Access Network)は、NB110A、HNB110B、RNC120A、HNB−GW120Bによって構成される。
第2通信システムは、例えば、LTE(Long Term Evolution)に対応する通信システムである。第2通信システムは、例えば、基地局210A(以下、eNB210A)と、ホーム基地局210B(以下、HeNB210B)と、ホーム基地局ゲートウェイ220B(以下、HeNB−GW220B)と、MME230とを有する。
なお、第2通信システムに対応する無線アクセスネットワーク(E−UTRAN;Evoled Universal Terrestrial Radio Access Network)は、eNB210A、HeNB210B及びHeNB−GW220Bによって構成される。
UE10は、第1通信システム或いは第2通信システムと通信を行うように構成された装置(User Equipment)である。例えば、UE10は、NB110A及びHNB110Bと無線通信を行う機能を有する。或いは、UE10は、eNB210A及びHeNB210Bと無線通信を行う機能を有する。
NB110Aは、マクロセル111Aを有しており、マクロセル111Aに存在するUE10と無線通信を行う装置(NodeB)である。
HNB110Bは、特定セル111Bを有しており、特定セル111Bに存在するUE10と無線通信を行う装置(Home NodeB)である。
RNC120Aは、NB110Aに接続されており、マクロセル111Aに存在するUE10と無線接続(RRC Connection)を設定する装置(Radio Network Controller)である。
HNB−GW120Bは、HNB110Bに接続されており、特定セル111Bに存在するUE10と無線接続(RRC Connection)を設定する装置(Home NodeB Gateway)である。
SGSN130は、パケット交換ドメインにおいてパケット交換を行う装置(Serving GPRS Support Node)である。SGSN130は、コアネットワーク50に設けられる。図1では省略しているが、回線交換ドメインにおいて回線交換を行う装置(MSC;Mobile Switching Center)がコアネットワーク50に設けられていてもよい。
eNB210Aは、マクロセル211Aを有しており、マクロセル211Aに存在するUE10と無線通信を行う装置(evolved NodeB)である。
HeNB210Bは、特定セル211Bを有しており、特定セル211Bに存在するUE10と無線通信を行う装置(Home evolved NodeB)である。
HeNB−GW220Bは、HeNB210Bに接続されており、HeNB210Bを管理する装置(Home evolved NodeB Gateway)である。
MME230は、eNB210Aと接続されており、eNB210Aと無線接続を設定しているUE10の移動性を管理する装置(Mobility Management Entity)である。また、MME230は、HeNB−GW220Bを介してHeNB210Bと接続されており、HeNB210Bと無線接続を設定しているUE10の移動性を管理する装置である。
なお、マクロセル及び特定セルは、UE10と無線通信を行う機能として理解すべきである。但し、マクロセル及び特定セルは、セルのサービスエリアを示す用語としても用いられる。また、マクロセル及び特定セルなどのセルは、セルで用いられる周波数、拡散コード又はタイムスロットなどによって識別される。
特定セルは、フェムトセル、CSG(Closed Subscriber Group)セル、ホームセルなどと称されることもある。また、特定セルは、特定セルにアクセス可能なUE10を規定するアクセス種別が設定可能に構成されている。アクセス種別は、「Closed」、「Hybrid」又は「Open」である。
「Closed」の特定セルは、特定セルによって管理される特定ユーザ(UE;User Equipment)に対するサービスの提供のみが許可されるように構成される。
「Hybrid」の特定セルは、例えば、特定セルによって管理される特定ユーザに対して高品質の通信が許可されるように構成されており、特定セルによって管理されていない非特定ユーザに対してベストエフォート品質の通信が許可されるように構成される。
「Open」の特定セルは、マクロセルと同様に、全てのUE10に対するサービスの提供が許可されるように構成される。なお、「Open」のセルでは、特定セルによって管理されている否かによって、UE10間の通信品質の差異が区別されない。
なお、アクセス種別は、アクセスクラス毎にUE10のアクセスを禁止する「ACCESS CLASS BARRED」、セル毎にUE10のアクセスを禁止する「CELL BARRED」であってもよい。
(セルの構成例)
以下において、第1実施形態に係るセルの構成例について、図面を参照しながら説明する。図2は、第1実施形態に係るセルの構成例を示す図である。ここでは、3つの周波数(α〜γ)を例に挙げて説明する。また、マクロセル311A、マクロセル312A及びマクロセル313Aは、同一のサービスエリアを有する。このように、移動通信システム100では、所定エリアにおいて複数の周波数が利用可能である。
図2に示すように、周波数αでは、マクロセル311Aのサービスエリアと重複するサービスエリアを有する1つの特定セル311Bが設けられる。また、特定セル311Bのサービスエリアは、マクロセル311Aのサービスエリアよりも小さい。
周波数βでは、マクロセル312Aのサービスエリアと重複するサービスエリアを有する2つの特定セル312Bが設けられる。また、マクロセル312Aのサービスエリアは、マクロセル312Aのサービスエリアよりも小さい。
周波数γでは、マクロセル313Aのサービスエリアと重複するサービスエリアを有する特定セルが設けられていない。
なお、図2では、マクロセル111A及びマクロセル211Aを区別せずに、マクロセル全般をマクロセル311A〜マクロセル313Aと称していることに留意すべきである。同様に、特定セル111B及び特定セル211Bを区別せずに、特定セル全般を特定セル311B〜特定セル312Bと称していることに留意すべきである。
ここで、マクロセル111A(周波数α)を利用するUE10Aから特定セル311Bへのアクセスが禁止されているケース、すなわち、UE10Aが非特定ユーザであるケースについて考える。UE10Aが特定セル311Bに近づくため、UE10Aにおいて特定セル311Bからの電波強度が大きくなることが考えられる。このようなケースにおいて、UE10Aから特定セル311Bへの遷移要求を送信しても、遷移要求は拒否される。或いは、特定セル311Bからの電波によってUE10Aが受ける干渉が大きくなる。すなわち、UE10Aは、周波数αにおいて、待ち受けや通信を継続することができない。従って、ネットワーク側は、異周波数(例えば、周波数β)への遷移をUE10Aに指示する。但し、異周波数(例えば、周波数β)への遷移を指示しても、UE10Aが特定セル311Bに近づくと、特定セル311Bへの遷移をUE10Aが再び要求する可能性が高いことに留意すべきである。
同様に、マクロセル312A(周波数β)を利用するUE10Bから特定セル312Bへのアクセスが禁止されているケース、すなわち、UE10Bが非特定ユーザであるケースについて考える。UE10Bが特定セル312Bに近づくため、UE10Bにおいて特定セル312Bからの電波強度が大きくなることが考えられる。このようなケースにおいて、UE10Bから特定セル312Bへの遷移要求を送信しても、遷移要求は拒否される。或いは、特定セル312Bからの電波によってUE10Bが受ける干渉が大きくなる。すなわち、UE10Bは、周波数βにおいて、待ち受けや通信を継続することができない。従って、例えば、ネットワーク側は、異周波数(例えば、周波数γ)への遷移をUE10Bに指示する。但し、異周波数(例えば、周波数γ)への遷移を指示しても、UE10Bが特定セル312Bに近づくと、特定セル312Bへの遷移をUE10Bが再び要求する可能性が高いことに留意すべきである。
(ネットワーク装置の構成)
以下において、第1実施形態に係るネットワーク装置の構成について、図面を参照しながら説明する。図3は、第1実施形態に係るネットワーク装置20を示す図である。図3に示すように、ネットワーク装置20は、通信部21と、指示部22と、監視タイマ23と、記憶部24と、選択部25とを有する。
なお、ネットワーク装置20は、マクロセルを管理する装置(例えば、NB110A、eNB210A)であってもよい。或いは、ネットワーク装置20は、マクロセルを管理する装置の上位に設けられた装置(例えば、RNC120A、SGSN130、MME230)であってもよい。
また、以下においては、図2に示すセルがネットワーク装置20の配下に設けられているケースについて例示する。
通信部21は、UE10と通信を行う。また、通信部21は、他のネットワーク装置と通信を行う。
例えば、通信部21は、特定セル311B又は特定セル312Bを管理する装置(HNB110B、HNB−GW120B、HeNB210B又はHeNB−GW220B)を経由して、特定セル311B又は特定セル312Bへの遷移要求をUE10(非特定ユーザ)から受信する。或いは、通信部21は、UE10が受ける干渉量が所定干渉量を超えることを示す干渉量増加報告をUE10から受信する。
また、通信部21は、複数の周波数(例えば、図2に示す周波数α、β、γ)のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、UE10の位置情報(第1位置情報)をUE10から受信(取得)する。すなわち、通信部21は、遷移先周波数への遷移を指示する場合に、UE10の位置情報(第1位置情報)をUE10から受信(取得)する。
なお、UE10の位置情報は、UE10に設けられるGPS機能によって取得されてもよい。或いは、UE10の位置情報は、特定セル又はマクロセルを管理する無線基地局とUE10との遅延時間(Propagation Delay)によって取得されてもよい(例えば、3GPP TS25.433 Subclause 9.2.2.26を参照)。Propagation Delayにおいて、ネットワーク装置20は、特定セル又はマクロセルを管理する無線基地局から取得する遅延時間に基づいて、UE10の位置情報を取得する。
ここで、遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件は、例えば、(a)UE10のアクセスが制限された特定セルで用いる周波数が遷移元周波数と同じであること、或いは、(b)遷移元周波数においてUE10が受ける干渉量が所定干渉量を超えることである。
さらに、通信部21は、UE10が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、UE10の位置情報(第2位置情報)をUE10から受信(取得)する。
上述したように、UE10の位置情報は、UE10に設けられるGPS機能によって取得されてもよい。或いは、UE10の位置情報は、特定セル又はマクロセルを管理する無線基地局とUE10との遅延時間(Propagation Delay)によって取得されてもよい(例えば、3GPP TS25.433 Subclause 9.2.2.26を参照)。
ここで、UE10が利用すべき周波数を再選択する条件は、例えば、(a)UE10が通信開始を要求すること、或いは、(b)UE10と設定するチャネルを共通チャネルから個別チャネルに切り替えることである。ここで、UE10が行う通信のデータ量(上り方向又は下り方向)が増大すると、共通チャネルから個別チャネルへの切り替えが行われる。なお、UE10が行う通信のデータ量(上り方向又は下り方向)が減少すると、個別チャネルから共通チャネルへの切り替えが行われる。
指示部22は、遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、異周波数への遷移をUE10に指示する。なお、UE10が遷移すべき遷移先周波数は、後述する選択部25によって選択される。すなわち、指示部22は、選択部25によって選択された遷移先周波数への遷移をUE10に指示する。
監視タイマ23は、遷移先周波数への遷移をUE10に指示してから経過した時間を監視するためのタイマである。監視タイマ23は、所定監視時間がセットされて、監視タイマ23にセットされた時間をカウントダウンするように構成される。但し、監視タイマ23は、遷移先周波数への遷移をUE10に指示してから経過した時間をカウントアップするように構成されていてもよい。
記憶部24は、ネットワーク装置20の動作に必要な各種情報を記憶する。例えば、記憶部24は、遷移先周波数への遷移をUE10に指示する場合に、UE10の位置情報(第1位置情報)をUE10と対応付けて記憶する。記憶部24は、遷移先周波数への遷移をUE10に指示する場合に、遷移元周波数を取得して、遷移元周波数をUE10と対応付けて記憶する。
また、記憶部24は、ネットワーク装置20の配下に設けられたマクロセルの周辺に設けられる特定セルの位置情報を記憶する。このような特定セルの位置情報は、オペレータなどによって予め登録されていてもよい。或いは、このような特定セルの位置情報は、マクロセルを有する無線基地局(NB110AやeNB210A)が特定セルからの報知情報を取得して、無線基地局が取得する報知情報を無線基地局から取得することによって特定されてもよい。
選択部25は、UE10が利用すべき周波数を選択する。具体的には、選択部25は、以下の2つの条件のいずれかが満たされると、UE10が利用すべき周波数を選択する。
第1に、選択部25は、遷移元周波数をUE10が利用すべきではない条件が満たされる場合に、所定エリアで利用可能な複数の周波数(例えば、図2に示す周波数α、β、γ)の中から、遷移先周波数を選択する。
第2に、選択部25は、UE10が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、所定エリアで利用可能な複数の周波数(例えば、図2に示す周波数α、β、γ)の中から、遷移先周波数を選択する。
ここで、選択部25は、監視タイマ23がタイムアウトするまで、UE10が利用すべき周波数の候補から、記憶部24に記憶された遷移元周波数を除外する。
また、選択部25は、UE10の位置情報(第1位置情報)及びUE10の位置情報(第2位置情報)によって特定される距離が所定距離よりも近い場合に、UE10が利用すべき周波数の候補から、記憶部24に記憶された遷移元周波数を除外する。或いは、選択部25は、UE10の位置情報(第1位置情報)及びUE10の位置情報(第2位置情報)によって特定される距離が所定距離よりも離れている場合には、記憶部24に記憶された遷移元周波数をUE10が利用すべき周波数の候補に含める。すなわち、選択部25は、第1位置情報によって特定される位置と第2位置情報によって特定される位置との差分(距離)が所定距離よりも離れている場合には、監視タイマ23がタイムアウトする前であっても、UE10が利用すべき周波数の候補に遷移元周波数を含める。
(ネットワーク装置の動作)
以下において、第1実施形態に係るネットワーク装置の動作について、図面を参照しながら説明する。図5〜図7は、第1実施形態に係るネットワーク装置20の動作を示すフロー図である。
第1に、UE10のアクセスが制限された特定セルで用いる周波数が遷移元周波数と同じであるケースについて、図5を参照しながら説明する。
図5に示すように、ステップ10において、ネットワーク装置20は、UE10(非特定ユーザ)から、特定セルへの遷移要求を受信する。なお、ネットワーク装置20は、特定セルを管理する装置を経由して、特定セルへの遷移要求を受信する。遷移要求は、UE10(非特定ユーザ)の同期外れに起因する再接続要求を含むことは勿論である。
ステップ11において、ネットワーク装置20は、UE10(非特定ユーザ)が遷移を要求する特定セルの位置情報が記憶部24に記憶されているか否かを判定する。特定セルの位置情報が記憶部24に記憶されている場合には、ネットワーク装置20は、ステップ12の処理に移る。特定セルの位置情報が記憶部24に記憶されていない場合には、ネットワーク装置20は、ステップ13の処理に移る。
ステップ12において、ネットワーク装置20は、特定セルの位置情報をUE10の位置情報(第1位置情報)として記憶部24に記憶する。
ステップ13において、ネットワーク装置20は、UE10に対して、UE10の位置情報を報告するように要求する。
ステップ14において、ネットワーク装置20は、UE10の位置情報(第1位置情報)をUE10から受信する。なお、UE10は、GPS(Global Positioning System)によって位置情報を取得してもよい。或いは、UE10は、UE10の周辺に設けられる報知情報に基づいて位置情報を取得してもよい。
ステップ15において、ネットワーク装置20は、ステップ14で受信するUE10の位置情報(第1位置情報)を記憶部24に記憶する。なお、UE10の位置情報は、特定セル又はマクロセルを管理する無線基地局とUE10との遅延時間(Propagation Delay)によって取得されてもよい(例えば、3GPP TS25.433 Subclause 9.2.2.26を参照)。
ステップ16において、ネットワーク装置20は、現時点でUE10が利用する周波数(遷移元周波数)を記憶部24に記憶する。
ステップ17において、ネットワーク装置20は、異周波数への遷移をUE10に指示する。
ステップ18において、ネットワーク装置20は、監視タイマ23を起動する。例えば、ネットワーク装置20は、所定監視時間を監視タイマ23にセットする。
第2に、遷移元周波数においてUE10が受ける干渉量が所定干渉量を超えるケースについて、図6を参照しながら説明する。
図6に示すように、ステップ30において、ネットワーク装置20は、現時点でUE10が利用する周波数(遷移元周波数)においてUE10が受ける干渉量が所定干渉量を超えることを示す干渉量増加報告をUE10から受信する。
ステップ31において、ネットワーク装置20は、UE10に対して、UE10の位置情報を報告するように要求する。
ステップ32において、ネットワーク装置20は、UE10の位置情報(第2位置情報)をUE10から受信する。なお、UE10は、GPS(Global Positioning System)によって位置情報を取得してもよい。或いは、UE10は、UE10の周辺に設けられる報知情報に基づいて位置情報を取得してもよい。
ステップ33において、ネットワーク装置20は、ステップ32で受信するUE10の位置情報(第2位置情報)を記憶部24に記憶する。なお、UE10の位置情報は、特定セル又はマクロセルを管理する無線基地局とUE10との遅延時間(Propagation Delay)によって取得されてもよい(例えば、3GPP TS25.433 Subclause 9.2.2.26を参照)。
ステップ34において、ネットワーク装置20は、現時点でUE10が利用する周波数(遷移元周波数)を記憶部24に記憶する。
ステップ35において、ネットワーク装置20は、異周波数への遷移をUE10に指示する。
ステップ36において、ネットワーク装置20は、監視タイマ23を起動する。例えば、ネットワーク装置20は、所定監視時間を監視タイマ23にセットする。
第3に、UE10が利用すべき周波数を再選択する動作について、図7を参照しながら説明する。すなわち、以下の(a)又は(b)をトリガーとして、図7に示すフローが開始する。
(a)UE10が通信開始を要求する
(b)UE10と設定するチャネルを共通チャネルから個別チャネルに切り替える
図7に示すように、ステップ50において、ネットワーク装置20は、監視タイマ23が起動中であるか否かを判定する。監視タイマ23が起動中である場合には、ネットワーク装置20は、ステップ51の処理に移る。監視タイマ23がタイムアップしている場合には、ネットワーク装置20は、ステップ53の処理に移る。
ステップ51において、ネットワーク装置20は、第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも離れているか判定する。距離が所定距離よりも離れている場合に、ネットワーク装置20は、ステップ53の処理に移る。距離が所定距離よりも離れていない場合に、ネットワーク装置20は、ステップ52の処理に移る。
ステップ52において、ネットワーク装置20は、UE10が利用すべき周波数の候補から、記憶部24に記憶された遷移元周波数を除外する。
ステップ53において、ネットワーク装置20は、UE10が利用すべき周波数の候補から、遷移先周波数を選択する。
このように、監視タイマ23がタイムアウトしておらず、かつ、第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも離れていない場合に、UE10が利用すべき周波数の候補から、記憶部24に記憶された遷移元周波数が除外される。
(作用及び効果)
第1実施形態では、選択部25は、遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間が所定時間を超えるまで、UE10が利用すべき周波数の候補から遷移元周波数を除外する。
従って、遷移元周波数への遷移を恒久的に禁止せずに、異周波数への遷移の再指示が短期間に繰り返されることを抑制することができる。
第1実施形態では、選択部25は、選択部25は、第1位置情報によって特定される位置と第2位置情報によって特定される位置との差分(距離)が所定距離よりも離れている場合には、監視タイマ23がタイムアウトする前であっても、UE10が利用すべき周波数の候補から遷移元周波数を除外しない。
すなわち、遷移元周波数にUE10が遷移したとしても、異周波数への遷移の再指示が繰り返される恐れがない場合には、UE10が利用すべき周波数の候補に遷移元周波数を含める。従って、周波数の利用効率が向上する。
[変更例1]
以下において、第1実施形態の変更例1について、図面を参照しながら説明する。以下においては、第1実施形態との相違点について主として説明する。
具体的には、第1実施形態では、HNB110Bの上位ノードは、HNB−GW120Bである。一方で、変更例1では、図8に示すように、HNB110Bの上位ノードは、RNC120Aである。
変更例1では、RNC120Aは、HNB−GW120Bに代わって、HNB110Bを管理する。すなわち、RNC120Aは、RNC120Aの配下に属する装置に対して、HNB−GW120Bと同様の機能を提供する。
また、第1実施形態では、HeNB210Bの上位ノードは、HeNB−GW220Bである。一方で、変更例1では、図8に示すように、HeNB210Bの上位ノードは、MME230である。
変更例1では、HeNB210Bは、HeNB−GW220Bに代わって、HeNB210Bの配下に属する装置に対して、HeNB−GW220Bと同様の機能を提供する。
なお、HNB−GW120Bのみが省略されてもよく、HeNB−GW220Bのみが省略されてもよい。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
上述した実施形態では特に触れていないが、UE10が異周波数への遷移を繰り返して、複数の遷移元周波数が存在する場合には、記憶部24は、UE10の位置情報や周波数を複数の遷移元周波数毎に記憶する。また、選択部25は、UE10が利用すべき周波数の候補に遷移元周波数を含めるか否かを複数の遷移元周波数毎に判断する。
ネットワーク装置20は、遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間と所定時間との比較のみによって、UE10が利用すべき周波数の候補から遷移元周波数を除外するか否かを判定してもよい。或いは、ネットワーク装置20は、第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離と所定距離との比較のみによって、UE10が利用すべき周波数の候補から遷移元周波数を除外するか否かを判定してもよい。
上述した実施形態において、ネットワーク装置20に設けられた構成(通信部21、指示部22、監視タイマ23、記憶部24及び選択部25)が一つの装置に設けられるケースについて例示した。しかしながら、実施形態は、これに限定されるものではない。すなわち、通信部21、指示部22、監視タイマ23、記憶部24及び選択部25は、それぞれ、別々な装置に設けられていてもよい。
各装置間の通信では、RANAP(Radio Access Network Application Part)、NBAP(Node B Application Part)、RNSAP(Radio Network Subsystem Application Part)、HNBAP(Home Node B Application Part)などの制御信号が用いられる。
なお、ネットワーク装置20の動作は、ハードウェアによって実施されてもよいし、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュールによって実施されてもよいし、両者の組み合わせによって実施されてもよい。
ソフトウェアモジュールは、RAM(Random Access Memory)や、フラッシュメモリや、ROM(Read Only Memory)や、EPROM(Erasable Programmable ROM)や、EEPROM(Electronically Erasable and Programmable ROM)や、レジスタや、ハードディスクや、リムーバブルディスクや、CD-ROMといった任意形式の記憶媒体内に設けられていてもよい。
かかる記憶媒体は、プロセッサが当該記憶媒体に情報を読み書きできるように、当該プロセッサに接続されている。また、かかる記憶媒体は、プロセッサに集積されていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ASIC内に設けられていてもよい。かかるASICは、ネットワーク装置20内に設けられていてもよい。また、かかる記憶媒体及びプロセッサは、ディスクリートコンポーネントとしてネットワーク装置20内に設けられていてもよい。
10…通信端末装置、20…ネットワーク装置、21…通信部、22…指示部、23…監視タイマ、24…記憶部、25…選択部、50…コアネットワーク、100…移動通信システム、110A…NB、110B…HNB、111A…マクロセル、111B…特定セル、120A…RNC、120B…HNB−GW、130…SGSN、210A…eNB、210B…HeNB、211A…マクロセル、211B…特定セル、220B…HeNB−GW、230…MME、311A〜313A…マクロセル、311B〜312B…特定セル

Claims (8)

  1. 所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムであって、
    前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、
    前記移動通信端末に対して、前記選択部によって選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部とを備え、
    前記選択部は、前記遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間が所定時間を超えるまで、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外することを特徴とする移動通信システム。
  2. 所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムであって、
    前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、
    前記移動通信端末に対して、前記選択部によって選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部と、
    前記遷移先周波数への遷移を指示する場合に、前記移動通信端末の位置情報である第1位置情報を取得するように構成されており、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記移動通信端末の位置情報である第2位置情報を取得するように構成された取得部とを備え、
    前記選択部は、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも近い場合に、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外することを特徴とする移動通信システム。
  3. 前記遷移元周波数を前記移動通信端末が利用すべきではない条件は、前記移動通信端末のアクセスが制限された特定セルで用いる周波数が前記遷移元周波数と同じであることであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の移動通信システム。
  4. 前記遷移元周波数を前記移動通信端末が利用すべきではない条件は、前記遷移元周波数において前記移動通信端末が受ける干渉量が所定干渉量を超えることであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の移動通信システム。
  5. 所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムに設けられるネットワーク装置であって、
    前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、
    前記移動通信端末に対して、前記選択部によって選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部とを備え、
    前記選択部は、前記遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間が所定時間を超えるまで、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外することを特徴とするネットワーク装置。
  6. 所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムに設けられるネットワーク装置であって、
    前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するように構成された選択部と、
    前記移動通信端末に対して、前記選択部によって選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するように構成された指示部と、
    前記遷移先周波数への遷移を指示する場合に、前記移動通信端末の位置情報である第1位置情報を取得するように構成されており、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記移動通信端末の位置情報である第2位置情報を取得するように構成された取得部とを備え、
    前記選択部は、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも近い場合に、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外することを特徴とするネットワーク装置。
  7. 所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムに適用される移動通信方法であって、
    前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するステップAと、
    前記移動通信端末に対して、前記ステップAで選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するステップBと、
    前記遷移先周波数への遷移を指示してから経過した経過時間が所定時間を超えるまで、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外するステップCとを備えることを特徴とする移動通信方法。
  8. 所定エリアにおいて、複数の周波数を利用可能に構成された移動通信システムに適用される移動通信方法であって、
    前記複数の周波数のいずれかである遷移元周波数を移動通信端末が利用すべきではない条件が満たされる場合に、前記複数の周波数の中から、遷移先周波数を選択するステップAと、
    前記移動通信端末に対して、前記ステップAで選択された前記遷移先周波数への遷移を指示するステップBと、
    前記遷移先周波数への遷移を指示する場合に、前記移動通信端末の位置情報である第1位置情報を取得するように構成されており、前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記移動通信端末の位置情報である第2位置情報を取得するステップCと、
    前記移動通信端末が利用すべき周波数を再選択する条件が満たされる場合に、前記第1位置情報及び第2位置情報によって特定される距離が所定距離よりも近い場合に、前記移動通信端末が利用すべき周波数の候補から前記遷移元周波数を除外するステップDとを備えることを特徴とする移動通信方法。
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