JP5294944B2 - 基板の洗浄方法 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体ウェーハ等の基板の洗浄方法に関し、特にCMP後洗浄工程に使用される基板の洗浄方法に関するものである。
半導体デバイスの製造工程における半導体ウェーハの平坦化工程や埋込み配線形成工程等でCMP(Chemical Mechanical Polishing)技術が広く使用されている。半導体ウェーハのCMP技術では、半導体ウェーハに形成されたSiO膜や金属膜など、様々な研磨対象膜をスラリーと呼ばれる砥粒を含む研磨剤を使用して研磨するようにしている。このため、研磨後にスラリー中に含まれる砥粒や溶液、研磨残渣が半導体ウェーハ上に残留する。これら半導体ウェーハ上の残留物を除去するために、CMP後洗浄が実施される。このCMP後洗浄としては、超純水や薬液を洗浄液として用いながら、PVA(ポリビニルアルコール)を材料とするスポンジブラシ(PVAスポンジ)等の洗浄具を半導体ウェーハに接触させて洗浄する接触洗浄が一般に用いられている。
CMP後洗浄は、一般に第1段洗浄と第2段洗浄、更にはそれ以上に分けて行われる。接触洗浄法による第1段洗浄は、例えば図3に示すように、基板Wの表裏面に一対のロール型PVAスポンジ(洗浄具)40を接触させ、純水や薬液などの洗浄液42を基板Wの表裏面に供給しながら、ロール型PVAスポンジ40を適当な圧力で基板Wに押し当てることで行われる。基板Wとロール型PVAスポンジ40は、それぞれ保持具(図示せず)によって保持されて自転している。
図9は、接触洗浄法によって第2段洗浄を行うのに適した洗浄機70を示す。この洗浄機70は、チャック(図示せず)等で保持されて回転する基板Wの周囲を囲繞する洗浄カップ72と、揺動アーム74の自由端に垂設されて基板Wの上方に配置される回転自在なペンシル型PVAスポンジ(洗浄具)76と、基板Wの表面に洗浄液78を供給する洗浄液ノズル80を備えている。洗浄液ノズル80に洗浄液を供給する洗浄液供給ラインには、マスフロコントローラ等の制御部82が設置されている。
これにより、チャック(図示せず)を介して保持して回転させた基板Wの表面に、ペンシル型PVAスポンジ(洗浄具)76を所定の押圧力で接触させて自転ながら揺動させ、同時に、基板Wの表面に、純水や薬液等の洗浄液を供給することで、洗浄カップ72内で基板Wの表面の第2段洗浄(接触洗浄)が行われる。洗浄後、基板Wは、高速スピンまたはIPA(イソプロピルアルコール)蒸気などにより乾燥させられる。
しかし、上述のような従来の接触洗浄法で半導体ウェーハ等の基板を洗浄すると、基板の洗浄を繰り返すうちにPVAスポンジ等の洗浄具の内部にCMP残渣などの汚染物が蓄積され、基板上への逆汚染が発生することが問題となる。この問題は、PVAスポンジの形、洗浄液の種類や供給方法によらない普遍的な課題である。
基板上に残留した微小異物を走査型電子顕微鏡などで観察して分析すると、その殆どがスラリーに含まれる砥粒であり、砥粒がPVAスポンジに大量に蓄積される可能性が非常に高いことが判る。更に、異物検査装置で基板上の汚染を測定した際に、接触洗浄の最後にPVAスポンジが半導体ウェーハに接触した箇所で多くの付着物が検出される場合があり、逆汚染の発生を裏付ける結果であることが判る。
接触洗浄のこのような課題に対し、噴出ノズル内に液体と気体を供給し、噴出ノズルから基板に向けて二流体を高速で噴出させて基板を洗浄する、いわゆる二流体ジェット洗浄が提案されている(特許文献1参照)。二流体ジェット洗浄は、例えば図4に示すように、噴出ノズル部54で純水またはCOガス溶解水など洗浄液とNガスまたは乾燥エアなどのガスを高速で噴出させることにより、ガス中に洗浄液が微小ミストとなって存在する二流体ジェット流52を生成し、この二流体ジェット流52を基板Wの表面に高速で噴霧して、ミスト衝突時の圧力で基板W上の異物を除去する。二流体ジェット洗浄は、非接触式で、静電気ダメージのない安定した洗浄性能の観点から、次世代洗浄技術として期待されている。
また、二流体ジェット洗浄法を利用したものとして、基板に第1の薬液を供給して基板表面を第1の薬液で満たし、第1の薬液で満たした基板表面に対して第2の薬液を用いて二流体洗浄法により基板表面を洗浄するようにした洗浄方法が提案されている(特許文献2参照)
特許第3504023号公報 特開2008−226900号公報
接触洗浄法を用いた一部または全ての洗浄ステップを、二流体ジェット洗浄を用いた洗浄ステップに置き換えて使用することで、逆汚染のない洗浄が期待できる。しかしCMP後洗浄の場合、CMP工程でスラリーに含まれる砥粒が強い圧力で基板に押し付けられるため、一般の洗浄工程によって除去される場合よりも残留物が基板に強固に付着して、既存の二流体ジェット洗浄を単にCMP後洗浄に適用するだけでは、十分な洗浄性能が得られないことが判った。
表1に直径300mmの半導体ウェーハの表面に成膜したTEOS膜をSiO砥粒またはCeO砥粒を含むスラリーでCMPし、従来の接触洗浄で洗浄した後の残留パーティクル数と、同様のCMPを行った後に二流体ジェット洗浄を行った場合の残留パーティクル数を計測した結果を表1に示す。
Figure 0005294944
パーティクル数の測定は、半導体ウェーハの端部2mmを除外して、80nm以上のパーティクル数を検出した。接触洗浄の洗浄ステップは、図3に示す第1洗浄機16を使用した第1段洗浄と、図9に示す洗浄機70を使用した第2段洗浄からなり、洗浄液には全て超純水を使用した。そして、図9に示す洗浄機70のペンシル型PVAスポンジ(洗浄具)76を新品に交換した直後と、半導体ウェーハ600枚の洗浄処理に使用した後の2回の評価を行った。二流体ジェット洗浄では、図3に示す第1洗浄機16を用いて第1段洗浄を行った後、図4に示す第2洗浄機18を使用して、COガス溶解水(流量200ml/min)とNガス(流量100L/min)の二流体による二流体ジェット洗浄を行った。
表1から判るように、接触洗浄ではPVAスポンジの使用前後にかかわらず80nm以上パーティクル数が26,000個以上と非常に多く、120nm以上のパーティクル・サイズに限定しても、1,500〜2,000個のパーティクルが検出された。一方、二流体ジェット洗浄では80nm以上パーティクル数はやや減少しており、接触洗浄よりも洗浄性能が若干優れている様子が伺えるものの、依然多くのパーティクルが残留している。接触洗浄のほうが二流体ジェット洗浄に比べ残留パーティクル数が多いのは、PVAスポンジ内に汚染が蓄積され、逆汚染が発生しているためであると考えられる。なおCOガス溶解水の替わりに超純水を用いても表1の傾向に違いは見られなかった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたもので、たとえCMP後洗浄の場合等、残留物が基板に強固に付着して、既存の二流体ジェット洗浄を単に適用するだけでは十分な洗浄性能が得られない場合であっても、二流体ジェット洗浄をより有効に利用して、洗浄能力を高めた洗浄を行うことができるようにした基板の洗浄方法を提供することを目的とする。
本発明の基板の洗浄方法は、基板に付着した汚染物を洗浄する基板の洗浄方法において、基板のゼータ電位該データ電位と同じ極性を有する基板上に付着している汚染物のゼータ電位の絶対値を共に増加させる処理を行い、しかる後、基板の表面に洗浄具を接触させて基板の表面を洗浄する接触洗浄と、ガスと液体を基板表面に向け同時に噴射して基板表面を洗浄する二流体ジェット洗浄とを行うことを特徴とする。
このように、基板のゼータ電位該データ電位と同じ極性を有する基板上に付着している汚染物のゼータ電位の絶対値を共に増加させる処理を行うことで、基板と汚染物との間の電気的反発力を増加させ、これによって、例えばCMP中に基板表面に強固に押し付けられた砥粒も基板表面から脱離可能となし、その後、接触洗浄と二流体ジェット洗浄を行うことで洗浄能力を高めることができる。
前記ゼータ電位の絶対値を増加させる処理で増加させた後の基板のゼータ電位と基板上に付着している汚染物のゼータ電位は、共に−50mV以下または+50mV以上であることが好ましい。
前記ゼータ電位の絶対値を増加させる処理を、界面活性剤を含む洗浄液を基板表面に供給することで行うことができる。前記ゼータ電位の絶対値を増加させる処理を、アルカリ性の洗浄液を基板表面に供給することで行ってもよい。
前記洗浄具は、例えばPVAスポンジからなる。これにより、PVDスポンジ内に汚染が蓄積されることを防止することができる。
前記ゼータ電位の絶対値を増加させる処理をCMP直後の基板に対して行うことが好ましい。これにより、残留物が基板に強固に付着して、既存の二流体ジェット洗浄を単に適用するだけでは十分な洗浄性能が得られないCMP後洗浄の場合であっても、基板に対する洗浄効果を高めることができる。
前記接触洗浄及び前記二流体ジェット洗浄の少なくとも一方を、基板のゼータ電位該データ電位と同じ極性を有する基板上に付着している汚染物のゼータ電位の絶対値を共に増加させながら行うことが好ましい。これによって、接触洗浄または二流体ジェット洗浄の際にも、基板と汚染物との間の電気的反発力を増加させて、洗浄効果を更に高めることができる。
本発明によれば、基板のゼータ電位該データ電位と同じ極性を有する基板上に付着している汚染物のゼータ電位の絶対値を共に増加させる処理を行うことで、基板と汚染物との間の電気的反発力を増加させ、これによって、例えばCMP中に基板表面に強固に押し付けられた砥粒も基板表面から脱離可能となし、その後、接触洗浄と二流体ジェット洗浄を行うことで洗浄能力を高めることができる。
本発明の基板の洗浄方法に使用されるCMP装置の全体配置図である。 図1に示すCMP装置に備えられている研磨部の概要を示す図である。 図1に示すCMP装置に備えられている第1の洗浄機の概要を示す図である。 図1に示すCMP装置に備えられている第2の研磨機の概要を示す図である。 本発明の実施形態の基板の洗浄方法の処理フロー図である。 本発明の他の実施形態の基板の洗浄方法の処理フロー図である。 本発明の更に他の実施形態の基板の洗浄方法の処理フロー図である。 本発明の更に他の実施形態の基板の洗浄方法の処理フロー図である。 従来の洗浄機の概要を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。なお、以下の例では、SiO砥粒またはCeO砥粒等の砥粒を含むスラリーを使用してCMPを行った直後の半導体ウェーハ等の基板を洗浄する、基板のCMP後洗浄に適用した例を示す。本発明は、CMP後洗浄以外の基板の洗浄一般に広く適用できることは勿論である。
図1は、本発明の基板の洗浄方法に使用されるCMP装置の全体配置図である。図1に示すように、CMP装置は、研磨部10、ロード・アンロード部12、2基の搬送機14a,14b、基板の接触洗浄による第1段洗浄を行う第1洗浄機16、基板の二流体ジェット洗浄による第2段洗浄を行う第2洗浄機18及び反転機20を備えており、研磨部10と搬送機14aとの間には、基板受渡台22が配置されている。
研磨部10は、半導体ウェーハ等の基板Wの研磨(CMP)処理と、CMP直後の基板Wと該基板W上に付着している汚染物(スラリーに含まれる砥粒)のゼータ電圧の絶対値を増加させる処理とを行うもので、図2に示すように、上面に研磨パッド24を貼り付けた回転自在な研磨テーブル26と、基板Wを保持しつつ研磨テーブル26に所定の押圧力で押し付ける回転自在な基板ホルダ28と、研磨パッド24上にスラリー(研磨剤)30を供給するスラリーノズル32と、研磨パッド24上に洗浄液34を供給する洗浄液ノズル36とを具備している。
これにより、基板ホルダ28と研磨テーブル26をそれぞれ回転させながら基板ホルダ28で保持した基板Wを研磨パッド24に押圧させ、同時に研磨パッド24上にスラリーノズル32からスラリー30を供給して基板Wの研磨を行う。そして、基板Wの研磨終了後、基板ホルダ28と研磨テーブル26をそれぞれ回転させながら基板ホルダ28で保持した基板Wを研磨パッド24に押圧させた状態のまま、研磨パッド24上に洗浄液ノズル36から界面活性剤を含む洗浄液34を供給することで、基板Wと該基板Wの表面に付着している、例えばスラリー30に含まれる砥粒等の汚染物のゼータ電圧の絶対値を増加させる。界面仮性剤を含む洗浄液34の代わりに、アルカリ性の洗浄液を使用しても良い。
基板Wの接触洗浄による第1段洗浄を行う第1洗浄機16は、図3に示すように、例えばローラ等で外周部を把持され該ローラ等の回転に伴って回転する基板Wの表裏両面に互いに接離する方向に移動自在で、自転自在な一対のロール型PVAスポンジ(洗浄具)40と、基板Wの表裏両面に洗浄液42を供給する洗浄液ノズル44を備えており、洗浄液ノズル44に洗浄液を供給する洗浄液供給ラインには、流量制御のためのマスフロコントローラ等の制御部46が設置されている。
これにより、ローラ等の回転に伴って回転している基板Wの表裏両面に一対のロール型PVAスポンジ(洗浄具)40を所定の押圧力で接触させながら自転させながら、基板Wの表裏両面に洗浄液ノズル44から洗浄液42を供給することで、基板Wの表裏両面を洗浄(第1段洗浄)する。
基板Wの二流体ジェット洗浄による第2段洗浄を行う第2洗浄機18は、図4に示すように、チャック(図示せず)等で保持し該チャックの回転に伴って回転する基板Wの周囲を囲繞する洗浄カップ50と、このチャック等に保持された基板Wの上方に平行移動自在に配置され、基板Wに向けて洗浄液とガスを高速で噴出させて二流体ジェット流52を生成し高速で噴霧する噴出ノズル54とを備えている。噴出ノズル54には、純水またはCOガス溶解水など洗浄液を供給する洗浄液供給ライン56と、Nガスまたは乾燥エアなどのガスを供給するガス供給ライン58が接続され、この各ライン56,58には、洗浄液とガスそれぞれの流量を調整する制御部60,62が設けられている。
これにより、純水またはCOガス溶解水などの洗浄液と、Nガスまたは乾燥エアなどのガスを噴出ノズル54から高速で噴出させることにより、ガス中に洗浄液が微小ミストとなって存在する二流体ジェット流52が生成され、この二流体ジェット流52をチャック等で保持されて回転している基板Wに向けて高速で噴霧することにより、ミスト衝突時の圧力で基板W上の異物が除去される。これによって、基板Wの洗浄(第2段洗浄)が行われる。
次に、本発明の実施形態の基板の洗浄方法を図5の処理フローを参照して説明する。
先ず、基板カセット等の保管ケース内に収納された基板Wをロード・アンロード部12にセットする。基板Wは、例えば直径300mmで、表面にTEOS膜が成膜されている半導体ウェーハである。ロード・アンロード部12にセットされた保管ケースから1枚の基板Wを搬送機14bで取り出し反転機20に搬送する。反転機20によって表面が下向きに反転された基板Wを搬送機14aで基板受渡台22に搬送し、研磨部10の基板ホルダ28で保持する。
基板Wを保持した基板ホルダ28を研磨テーブル26の上方に移動させた後、基板ホルダ28及び研磨テーブ26をそれぞれ回転させながら、基板ホルダ28を下降させて基板Wを所定の押圧力で押圧し、同時に研磨パッド24上にスラリーノズル32からスラリー30を供給して基板Wの研磨(TEOS膜の研磨)を行う。そして、基板Wの研磨終了後、基板ホルダ28と研磨テーブル26をそれぞれ回転させながら基板ホルダ28で保持した基板Wを研磨パッド24に押圧させた状態のまま、研磨パッド24上に洗浄液ノズル36から界面活性剤を含む洗浄液34を供給することで、基板Wと該基板W上に付着している、例えばスラリーに含まれる砥粒等の汚染物のゼータ電圧の絶対値を増加させる。界面活性剤を含む洗浄液34の供給時間は、数秒以上必要であり、10秒以上であることが好適である。界面活性剤を含む洗浄液34を供給している間に基板Wを研磨パッド24に向けて押圧する押圧力は、研磨時に基板Wを研磨パッド24に向けて押圧する押圧力よりも小さくて良い。
次に、基板ホルダ28で保持した基板Wを基板受渡台22に搬送して受け渡し、この基板受渡台22で受け取った基板を搬送機14aで第1洗浄機16に搬送する。この洗浄機16で、ローラ等の回転に伴って回転している基板Wの表裏両面に一対のロール型PVAスポンジ(洗浄具)40を所定の押圧力で接触させながら自転させながら、基板Wの表裏両面に洗浄液ノズル44から、純水からなる洗浄液42を供給することで、基板Wの表裏両面を接触洗浄(第1段洗浄)する。
この第1段洗浄後の基板Wを搬送機14aで反転機20に搬送し、この反転機20で表面を上向きに反転させた基板を、搬送機14aで第2洗浄機18に搬送する。この洗浄機18で、例えばNガス100L/minとCO溶解水200ml/minからなる二流体を噴出ノズル54から基板Wの表面に高速で噴霧して、二流体ジェット洗浄(第2段洗浄)を行う。
次に、洗浄機18で基板Wを高速スピンで乾燥させ、乾燥後の基板Wを、搬送機14bによりロード・アンロード部12の保管ケース(基板カセット)に戻す。
上記処理を行った場合の基板(ウェーハ)上の残留パーティクル数を計測した結果を、二流体ジェット洗浄として表2に示す。比較のために、上記第2の洗浄機18による二流体ジェット洗浄の代わりに、図9に示す洗浄機70を使用し、洗浄液として純水を用いて洗浄した時の基板(ウェーハ)上の残留パーティクル数を計測した結果も、接触洗浄として表2に示す。
Figure 0005294944
表2より、界面活性剤を含む洗浄液での処理(基板と基板上の汚染物のゼータ電圧の絶対値を増加させる処理)を追加したことにより、80nm以上パーティクルは、接触洗浄で9,601個、二流体ジェット洗浄で6,400個となり、従来の洗浄方法で20,000〜36,000個残留していたのに対して大幅に改善されることが判る。さらに、半導体デバイスの歩留りに影響を及ぼす可能性の高い、よりサイズの大きい120nm以上のパーティクル数で比較すると、接触洗浄後に1,905個であるのに対し、二流体ジェット洗浄後は717個まで低減していることが判る。
界面活性剤を含む洗浄液を二流体ジェット洗浄処理前に供給することで残留パーティクル数が低減できるメカニズムとして、以下の理由が考えられる。すなわち、CMP対象である基板表面膜(SiO膜)と砥粒(SiO粒子またはCeO粒子)の洗浄液中でのゼータ電位を比較すると、洗浄液が超純水(pH7)の場合にはSiO、CeOとも−20〜−50mVと弱いマイナス電位を持つ程度だが、界面活性剤を加えた超純水の場合には−50mV以上の強いマイナス電位を示しており、SiO膜と砥粒との間の電気的反発力が増加している。その結果、CMP中に基板表面膜(SiO膜)表面に強固に押し付けられた砥粒も脱離可能となり、再付着も抑制される。同時に、二流体ジェットで生成される微小ミスト衝突時の圧力がペンシル型PVAスポンジによる接触洗浄を上回り、異物除去しやすいためと、二流体ジェット洗浄は、非接触洗浄で逆汚染がないために、表2に示すような優れた洗浄性能が達成できたと考えられる。
表2の結果は、Nガス流量が100L/min、COガス溶解水流量が200ml/minの条件の場合であるが、Nガス流量を75L/min、50L/minまたはそれ以下に落としても、COガス溶解水流量を100ml/min以下に落としても、ほぼ同様の洗浄性能が得ることができることが確かめられている。またCOガス溶解水は、洗浄時の帯電防止には有効であるが、パーティクル除去のみを目的とすれば、COガス溶解水の替わりに超純水を用いても同様の効果を得ることができることが確かめられている。
上記実施形態では、基板表面膜と砥粒との間に電気的反発力を与える手段として界面活性剤を用いたが、アルカリ性薬液でも同等の効果を得ることができる。また界面活性剤を含む洗浄液、あるいはアルカリ性薬液などを研磨パッド上に供給する回数は一回に限定されることなく、CMP後に何度かに分けて供給しても良く、その間に超純水やスラリー、または別の薬液を研磨パッドに供給しても良い。また上記実施形態では、2つの洗浄機で第1段洗浄と第2段洗浄を行うようにしているが、洗浄機の数は3つ以上として、第3段もしくはそれ以上の洗浄を行うようにしてもよい。更に、第1段洗浄を行う第1洗浄機16におけるロール型PVAスポンジ40や基板Wの設置位置及び方向は任意に設定できる。例えば、基板を垂直に設置して、ロール型PVAスポンジが基板の少なくとも表面に接触するようにしてもよい。第2段洗浄を行う第2洗浄機18における乾燥方法は、高速スピン回転に限らず、IPA乾燥、または別の乾燥手段であってもよい。このことは、以下の各例においても同様である。
図6は、本発明の他の実施形態の処理フローを示す。この例の図5に示す例と異なる点は、図3に示す第1洗浄機16による接触洗浄に使用される洗浄液34として、純水の代わりに、0.5%の界面活性剤を含む純水を使用している点にある。これによって、ロール型PVDスポンジ(洗浄具)40による接触洗浄を、基板Wと基板W上に付着している砥粒等の汚染物の絶対値を増加させながら行うようにしている。
上記処理を行った場合の基板(ウェーハ)上の残留パーティクル数を計測した結果を、二流体ジェット洗浄として表3に示す。比較のために、上記第2の洗浄機18による二流体ジェット洗浄の代わりに、図9に示す洗浄機70を使用し、洗浄液として純水を用いて洗浄した時の基板(ウェーハ)上の残留パーティクル数を計測した結果も、接触洗浄として表3に示す。
Figure 0005294944
二流体ジェット洗浄にあっては、表2と比較して、80nm以上のパーティクル数において約1,100個の低減効果があり、特に120nm以上のパーティクル数は半減している。接触洗浄にあっては、界面活性剤を添加した効果はなく、逆に表2で示した純水での洗浄結果よりもパーティクル数が増加している。この現象は、接触洗浄で除去したパーティクルの一部がスポンジ内部に蓄積されるが、界面活性剤添加によりスポンジ自体も洗浄されてしまい、蓄積されたパーティクルが基板上に放出されて残留するためであると考えられる。
前述の第1段洗浄に使用する洗浄液の界面活性剤濃度を0.5〜8%に段階的に変えた場合の基板(ウェーハ)上の残留パーティクル数を計測して結果を表4に示す。
Figure 0005294944
表4から、洗浄液の界面活性剤濃度が2%と4%の場合に残留パーティクル数が多い傾向が見られ、界面活性剤濃度が0.5%と8%の場合にはパーティクル数が少ないことが判る。したがって、洗浄液の界面活性剤濃度は、2%未満もしくは4%より高い条件であることがより好適である。洗浄液の界面活性剤濃度が2〜4%の領域でパーティクル数が若干増加する原因は、次のように推察される。すなわち研磨砥粒は微小な砥粒粒子が数個から数十個程度凝集してスラリー中に存在し、砥粒間の電気的反発力に変化がない限り、研磨後の基板(SiO)表面でもこの凝集状態で残存する。後洗浄で界面活性剤の添加量を増やしていくと、砥粒間の電気的反発力が増加して砥粒の凝集が弱まり、砥粒が散在して砥粒の全表面積は増加する。ところが界面活性剤の量が中途半端に多い状態(ここでは濃度2〜4%の領域に相当)では、増加した砥粒表面には界面活性剤が吸着するものの、基板表面膜(SiO膜)表面への界面活性剤吸着量が不足してしまう。そのため、基板表面膜(SiO膜)と砥粒間の電気的反発力が十分でなくなり、残留パーティクル数の増加として検出されてしまう。洗浄液の界面活性剤濃度が4%より高い条件、例えば8%では、基板表面膜(SiO表面)にも十分な量の界面活性剤が吸着できるので、残留パーティクル数は再び減少する。
図7は、本発明の更に他の実施形態の基板の洗浄方法の処理フローを示す。この例の図5及び図6に示す例と異なる点は、図4に示す第2洗浄機18による二流体ジェット洗浄に使用される洗浄液52として、純水の代わりに、界面活性剤を含む純水を使用している点にある。これによって、二流体ジェット洗浄を、基板Wと基板W上に付着している砥粒等の汚染物の絶対値を増加させながら行うようにしている。
この場合、例えばCOガス溶解水に界面活性剤を添加してもよいが、発泡しやすい界面活性剤を使用した場合には、ミスト生成時に界面活性剤が発泡して洗浄の妨げとなる。その場合には、界面活性剤と一緒に消泡剤を適宜添加することが好ましく、例えばNガスとCOガス溶解水からなる二流体ジェットを基板表面に噴射するのと同時に、図4に図示しない別の洗浄液ノズルより界面活性剤を含む洗浄液を基板表面に供給するようにしても良い。界面活性剤を含む洗浄液を基板表面に供給するタイミングは、二流体ジェットを噴射している全ての時間ではなく、一部の時間、例えば二流体ジェットを噴射する初期の時間のみでも良い。
図8は、本発明の更に他の実施形態の処理フローを示す。この例の図7に示す例と異なる点は、図4に示す第2洗浄機18による二流体ジェット洗浄に際して、先ず図4に図示しない洗浄液ノズルから基板の表面に界面活性剤を含む洗浄液を供給し、しかる後、二流体ジェットを基板表面に噴射するようにしている点にある。このように、界面活性剤を含む洗浄液を基板表面に二流体ジェット洗浄前に供給しても、前述と同様な洗浄効果を得ることができる。また界面活性剤を含む洗浄液を基板表面に供給する工程と二流体ジェット洗浄を行う工程とを交互に繰り返して行うことにより、より高い洗浄効果が得られる。
これまで本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
10 研磨部
12 ロード・アンロード部
14a,14b 搬送機
16,18 洗浄機
24 研磨パッド
26 研磨テーブル
28 基板ホルダ
30 スラリー
32 スラリーノズル
34,42 洗浄液
36,44 洗浄液ノズル
40 ロール型PVAスポンジ(洗浄具)
50 洗浄カップ
52 二流体ジェット流
54 噴出ノズル
56 洗浄液供給ライン
58 ガス供給ライン

Claims (7)

  1. 基板に付着した汚染物を洗浄する基板の洗浄方法において、
    基板のゼータ電位該データ電位と同じ極性を有する基板上に付着している汚染物のゼータ電位の絶対値を共に増加させる処理を行い、しかる後、
    基板の表面に洗浄具を接触させて基板の表面を洗浄する接触洗浄と、ガスと液体を基板表面に向け同時に噴射して基板表面を洗浄する二流体ジェット洗浄とを行うことを特徴とする基板の洗浄方法。
  2. 前記ゼータ電位の絶対値を増加させる処理で増加させた後の基板のゼータ電位と基板上に付着している汚染物のゼータ電位は、共に−50mV以下または+50mV以上であることを特徴とする請求項1記載の基板の洗浄方法。
  3. 前記ゼータ電位の絶対値を増加させる処理を、界面活性剤を含む洗浄液を基板表面に供給することで行うことを特徴とする請求項1または2記載の基板の洗浄方法。
  4. 前記ゼータ電位の絶対値を増加させる処理を、アルカリ性の洗浄液を基板表面に供給することで行うことを特徴とする請求項1または2記載の基板の洗浄方法。
  5. 前記洗浄具は、PVAスポンジからなることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の基板の洗浄方法。
  6. 前記ゼータ電位の絶対値を増加させる処理をCMP直後の基板に対して行うことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の基板の洗浄方法。
  7. 前記接触洗浄及び前記二流体ジェット洗浄の少なくとも一方を、基板のゼータ電位該データ電位と同じ極性を有する基板上に付着している汚染物のゼータ電位の絶対値を共に増加させながら行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の基板の洗浄方法。
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