JP5294157B2 - 反転式印判 - Google Patents

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Description

本発明は、基本状態はバネ等の弾性体により印字体が上方を向いてインキパッドに接触しているが、弾性体に抗して圧縮すると、反転ガイドにより印判主体が反転して下方を向き、捺印可能となるセルフインキングスタンプとも称される反転式印判に関するものである。
従来、この種の反転式印判に関する出願は数多くされている。この種の反転式印判の中には、印判を固定印字体としたものや、無端回転印字ベルトを使用した回転印としたものがある。この様な反転式印判の場合、印字体が常にインキパッドに接触しているため、印字体を交換したり、無端回転印字ベルトを回転させて印字体を変更したり、インキパッドを交換したり、インキを補充したりするといった作業を行なう場合、印字体とインキパッドを離した状態にしなければならない。しかしながら、この種の反転式印判は印字体とインキパッドを離した状態を保つことができないため、前記作業がしづらいという問題が生じていた。
そこで、これらの問題を改善した反転式印判に関する出願として、実開昭54−134520号、米国特許第5152223号、米国特許第5727467号、米国特許第5850787号等がある。この種の反転式印判は、印字体とインキパッドとをコイルバネにて常に接触させており、印字体を保持する印判主体を180度反転させると同時に捺印できるものであり、又、印判主体を180度反転させた時にロック状態にすることができるものである。
実開昭54−134520号、米国特許第5152223号は、弾性体に抗して外枠体を押圧し印判主体を180度反転させた時に、下部分に設けられた開口部と操作部分に設けられた開口部とが同位置になり、その開口部に錠止体を差し込むことによりロック状態にすることができるものである。
米国特許第5727467号は、弾性体に抗して外枠体を押圧した時に、外枠体に設けられた舌片を内枠体に設けられた窪みに係合することによりロック状態にすることができるものである。
米国特許第5850787号や米国特許第7069852号は、弾性体に抗して外枠体を押圧した時に、外枠体に設置された係止用押しボタンを内枠体に設けられた切欠に係合することによりロック状態にすることができるものである。
以上の様に、この種の反転式印判は、印判主体を180度反転させた時にロック状態にすることにより、印字体を交換したり、無端回転印字ベルトを回転させて印字体を変更したり、インキパッドを交換したり、インキを補充したりするといった作業をしやすくするものである。
実開昭54−134520号 米国特許第5152223号 米国特許第5727467号 米国特許第5850787号 米国特許第7069852号
しかしながら、この種の反転式印判においてロック操作をする場合、実開昭54−134520号、米国特許第5152223号の反転式印判は、使用者は一方の手で弾性体に抗して外枠体を押圧し印判主体を180度反転させた状態を保ちながらもう一方の手で錠止体を差し込まなければならないため、ロック操作を片手で行なうことが難しかった。また、ロック解除を行なう際も一方の手で外装体を押圧しながらもう一方の手で錠止体を抜き取らなければならないため、煩雑なロック操作を要求されていた。
米国特許第5727467号の反転式印判をロック状態にするには、弾性体に抗し外枠体を押圧する力を加減しながら外枠体に設けられた舌片と内枠体に設けられた窪みの位置を合わせる操作が必要であって、かつ、両者の位置を合わせたのち舌片を窪みに挿入する操作が必要であり煩雑だった。また、ロック解除は弾性体に抗して外枠体を更に押圧すると自動的に解除される構成であるが、わずかな押圧力によってロック解除してしまうので、印字体を交換している最中など意図せずにロックが解除されてしまう欠点があった。
米国特許第5850787号や米国特許第7069852号の反転式印判をロック状態にするには、弾性体に抗し外枠体を押圧する力を加減しながら外枠体に設置された係止用押しボタンと内枠体に設けられた切欠の位置を合わせる操作が必要であって、かつ、両者の位置を合わせたのち係止用押しボタンを切欠に挿入する操作が必要であり煩雑だった。また、ロック解除は弾性体に抗して外枠体を更に押圧すると自動的に解除される構成であるが、わずかな押圧力によってロック解除してしまうので、印字体を交換している最中など意図せずにロックが解除されてしまう欠点があった。
また、この種の反転式印判においてインキパッドの交換作業をする場合、実開昭54−134520号、米国特許第5152223号、米国特許第5727467号の反転式印判は、インキパッドに何の摘み部分もないので、容易に反転式印判から抜き出すことができなかった。米国特許第5850787号はインキパッドに摘み部分があるので、容易に反転式印判から抜き出すことができるが、その代わり押印操作を容易にするためノブが必須となっている。もしノブがない場合は外枠体を直接握ることになるが、そうするとインキパッドの摘み部分が押印操作の邪魔になる欠点がある。この欠点を克服するため、米国特許第7069852号はインキパッドの摘み部分を折り畳み式になっている。しかし、インキパッドの摘み部分を折り畳み式にすると、強度が弱く、何度も使用する間に屈折部が折れてしまう欠点があった。
また、この種の反転式印判は、不使用時、インキパッドに含浸させたインキが揮発性の場合、インキパッドが乾燥する欠点があった。
内部に反転ガイドを設けてなる内枠体と、
前記内枠体との間に弾性体を介在して装着する外枠体と、
印字体を保持し前記反転ガイドにより反転可能な印判主体と、
前記内枠体に収容してなるインキパッドと、
からなる反転式印判において、
前記内枠体の側面に内部方向へ移動可能な突起部を設け、
前記外枠体の側面に前記突起部が嵌まり込む係合部と前記突起部を内部方向へ移動させる押込部を設け、
常時は介在させた前記弾性体により前記内枠体と前記外枠体が上下動可能となっているが、前記突起部が前記係合部に嵌まり込むと上下動がロックされ、前記押込部を内部方向へ移動させると相対する前記突起部も内部方向へ移動し前記ロックが解除される反転式印判。
前記インキパッドをインキカートリッジに収容し、
前記内枠体の側面に前記インキカートリッジを挿入取出するための脱着口を設け、
前記外枠体の側面に前記インキカートリッジを挿入取出するための着脱口を設けた反転式印判。
前記インキカートリッジの側面に摘み部を設け、
前記インキカートリッジの摘み部が可動するための溝を前記着脱口から連続して設けた反転式印判。
前記内枠体と前記外枠体は、直方体の底部を開放した箱体であって、
前記内枠体の長側面に前記突起部を設け、前記外枠体の長辺側面に前記押込部及び前記係合部を設けた反転式印判。
前記内枠体と前記外枠体は、直方体の底部を開放した箱体であって、
前記内枠体の短側面に前記突起部を設け、前記外枠体の短辺側面に前記押込部及び前記係合部を設けた反転式印判。
前記印判主体が、前記印字体を保持した印字体ホルダーを取り外し可能に保持した印判主体である反転式印判。
前記内枠体の下端部に被捺印物を保持するための保持部を設けた反転式印判。
前記印字体を保持した部分の周縁、又は前記インキパッドを収容した部分の周縁のどちらか一方にパッキンを配設するとともに、他方に当接部を設け、
前記インキパッドと前記印字体とが接触する際、前記パッキンと前記当接部が密着する請求項1または請求項2または請求項3または請求項6に記載の反転式印判。
本発明の反転式印判をロック状態にするには、弾性体に抗して単に外枠体を押圧するだけで、内枠体の側面に設けられた内部方向へ移動可能な突起部と、外枠体の側面に設けられた係合部が簡単に係合し、ロック操作が容易である。
また、ロック状態を解除するには、外枠体の側面に設けられた押込部を操作して前記突起部を内部方向へ移動させると、前記突起部と前記係合部の嵌合が解除される。よって、印字体を交換している最中などに無意識にロック解除してしまうことが無く、常に意図的でなければロック解除できないものである。
また、本発明の反転式印判は、インキカートリッジに摘み部を設けて印判本体への挿入や引き出しを容易にすると同時に、外枠体を握って押印操作をする際にインキカートリッジの摘み部に手のひらが当たって邪魔にならないようにするものである。
また、インキパッドと印字体とが接触する際、パッキンと当接部とが密着して印判主体とインキカートリッジとの間を密閉するため、インキパッドに含浸させたインキが揮発性の場合であっても、インキパッドの乾燥を防ぐことができる。
第1実施例の分解上方斜視図 第1実施例の分解下方斜視図 第1実施例の作動説明図 第1実施例のロック作動説明図 第1実施例の全体図 第2実施例の分解上方斜視図 第2実施例の分解下方斜視図 第2実施例の全体図 第3実施例の分解上方斜視図 第3実施例の分解下方斜視図 第3実施例の全体図 第4実施例の断面図
以下、本発明第1実施例を図1〜図5に基づいて説明する。
10は底部を開放した箱状の内枠体であって、内枠体10の内部には後述するインキカートリッジ40を収納保持している。内枠体10は、直方体の底部を開放した箱体や、立方体の底部を開放した箱体を採用できる。ここで、直方体とは、6つの長方形で囲まれ、隣り合う面がすべて垂直になっている立体のことをいい、立方体とは、6つの合同な正方形で囲まれる立体のことをいう。
内枠体10が直方体の底部を開放した箱体の場合、短側面11には、後述する印判主体50の固定軸52が可動するためのスリット13が前記脱着口12の下方に設けてあり、その内部には印判主体50を反転させるための反転ガイド14が設けてある。本実施例の反転ガイド14は米国特許第2312727号、米国特許第3779164号、米国特許第4432281号のように内枠体10の内壁と一体成型してあるが、米国特許第2939390号、米国特許第4603628号のように湾曲した溝による方式の反転ガイドを用いることも可能であるし、米国特許第4432281号のようにカム板を用いた方式の反転ガイドを用いることも可能である。内枠体10の長側面15には、一端を長側面15に接続し、接続部以外の周囲に切り込みを入れて弾性力を持たせた突起部16を設けてある。前記突起部16は前記長側面15両側にそれぞれ設けてあるが、片側だけに設けることも可能である。また、内枠体10に立方体の底部を開放した箱体を採用した場合、短側面、長側面の制約を受けずに設計ができる効果がある。
20は底部を開放した箱状の外枠体である。外枠体20は、直方体の底部を開放した箱体や、立方体の底部を開放した箱体を採用できる。ここで、直方体とは、6つの長方形で囲まれ、隣り合う面がすべて垂直になっている立体のことをいい、立方体とは、6つの合同な正方形で囲まれる立体のことをいう。
外枠体20が直方体の底部を開放した箱体の場合、短辺側面21の内部の下方には、後述する印判主体50の固定軸52が嵌装される固定穴24が設けられている。前記外枠体20の長辺側面25には、一端を長辺側面25に接続し、接続部分以外の周囲に切り込みを入れて弾性力を持たせた押込部26を設けてある。切り込みの下端部は後述する突起部が嵌まり込む係合部27をなしている。前記押込部26と前記係合部27は前記長辺側面25両側にそれぞれ設けてあるが、片側だけに設けることも可能である。また、外枠体20に立方体の底部を開放した箱体を採用した場合、短側面、長側面の制約を受けずに設計ができる効果がある。
30は内枠体10と外枠体20の間に介在させて、外枠体20を上下動可能に保持するための弾性体であって、本実施例ではコイルバネを2本用いているが、コイルバネに限定されない。
40はインキパッド42を収容したインキカートリッジである。インキパッド42はスポンジ、フェルトなどの多孔体にインキを含浸させてある。
50は印判主体であって、表裏に印字体51を保持した印字体ホルダー54を嵌め込んでいる。印字体51は、多孔質からなる所謂浸透印ではなく前記インキパッド42のインキを転写するタイプの印字体であって、大きいサイズの印字体と小さいサイズの印字体を印字体ホルダー54に表裏にそれぞれ取り付けてある。印字体ホルダー54は、前記印判主体50に取り外し自由となっており、用途によって大小の印字体を交換可能となっている。なお、印判主体50は、印字体51の代わりに複数の無端印字ベルトからなる回転印からなる回転印を用いることもできる。印判主体50の側面には、前記外枠体20の固定穴24と嵌装される固定軸52と、前記反転ガイド14に係合して印判主体50を安定して回転させるための反転軸53が設けてある。
本発明の反転式印判は、印判主体50の固定軸52を内枠体10のスリット13内で自由に可動できるように取り付け、次に内枠体10内にインキカートリッジ40を装着し、次に内枠体10の上面に弾性体30を設置し、次に弾性体30を介在させたまま内枠体10に外枠体20を装着すると同時に外枠体20の固定穴24に固定軸52を嵌装して組み付けられる。
次に本発明反転式印判の第1実施例の作動について説明する。
紙面に対して内枠体10の下端が接触するように置いた通常時の反転式印判は、弾性体30が最も伸びた状態であって内枠体10と外枠体20が最も離れた状態となっており、印字体51は上向きの状態でインキパッド42に接触してインキが供給された状態となっている(図3(a)参照)。
次に、グリップ様の外枠体20を手で握り下降させる。そうすると、外枠体20が弾性体30を圧縮しながら下降すると同時に、固定穴24に嵌装した固定軸52もスリット13内を下降する(図3(b)参照)。
更に、外枠体20を下降させると、印判主体50が反転ガイド14に接触する。そうすると固定軸52を中心として印判主体50が回転して横向きとなる。その際、反転軸53が反転ガイド14に係合し、がたつきなどを生じさせず印判主体50を安定して回転させる(図3(c)参照)。
更に、外枠体20を下降させると、反転ガイド14の作用により印判主体50が完全に180度反転して印字体51は下向きとなり、紙面に印字体51のインキを転写する。この状態では、内枠体10の下端が紙面に当接し、内枠体10に設けた突起部16は外枠体20の係合部27に届かないのでロックはされない(図3(d)参照)。
次に、外枠体20への押圧を解除する。そうすると、弾性体30が反発し、今までの全ての工程を逆にたどって、通常時の状態へ戻り、印字体51にインキパッドが接触してインキが再供給させる。
本発明の反転式印判は、内枠体10と外枠体20を組み付けた状態で印字体51或いは印字体ホルダー54とインキカートリッジ40の交換が可能である。交換作業を容易にするために、印字体51或いは印字体ホルダー54、又は、インキカートリッジ40の交換可能位置で内枠体10と外枠体20がロック状態となることが好ましい。
印字体51或いは印字体ホルダー54又はインキカートリッジ40を交換するには、反転式印判の内枠体10の開放底部を上向きに、外枠体20を下向きにした後、内枠体10を指で押し下げる。そうすると、内枠体10が弾性体30を圧縮しながら下降すると同時に、固定穴24に嵌装した固定軸52もスリット13内を下降する。更に、内枠体10を下降させると、印判主体50が反転ガイド14に接触する。そうすると固定軸52を中心として印判主体50が回転して横向きとなる。更に、内枠体10を下降させると、反転ガイド14の作用により印判主体50が完全に180度反転し、印字体51は上向きとなる。更に、内枠体10を下降させると、弾性力を持たせた内枠体10の突起部16が外枠体に一旦は衝突するが、内枠体10の突起部16は弾性力を持たせてあるので内部方向にたわみながら外枠体20を乗り越える。更に、内枠体10を下降させると、突起部16は外枠体20の切り込みとなっている係合部27に嵌まり込み、内枠体10と外枠体20は固定されロック状態となる(図4参照)。
当該ロック状態では、印判主体50がせりあがって、印字体51があらわになっており、印字体51単独或いは印字体ホルダー54全部を容易に交換することができる。
ロック状態を解除するには、外枠体20の押込部26を押し込んで内部方向へ移動させると、相対している突起部16も内部方向へ移動し、係合部27と突起部16の嵌合が外れると同時に、弾性体30の弾発力によって前記工程の全てを逆にたどって、通常時の状態へ戻る。
次に、本発明第2実施例を図6〜図8に基づいて説明する。ここでは、前記した実施形態と異なる点のみを説明する。
前記内枠体10の短側面11には、インキカートリッジ40を挿入取出するための脱着口12を設けてある。前記脱着口12は前記短側面11両側にそれぞれ設けてあるが、片側だけに設けることも可能である。
前記外枠体20の短辺側面21には、インキカートリッジ40を挿入取出するための着脱口22を設けてある。前記着脱口22は短辺側面21両側にそれぞれ設けてあるが、片側だけに設けることも可能である。
また、インキカートリッジ40の取り出しを行う際は、インキカートリッジの側面を押すことによって飛び出した他側面を摘んで、脱着口12及び着脱口22から取り出しを行ない、また、その逆の作業でインキカートリッジ40の挿入を行う。また、前記脱着口12と前記着脱口22を片側だけに設けた場合は、他側面に脱着孔121、着脱孔221をそれぞれ設け、前記脱着孔121と前記着脱孔221に指や棒状の突起等を挿入してインキカートリッジ40の側面を押すことで取り出しを行うことができる。
組み付けは、印判主体50を内枠体10に取り付け、次に内枠体10の上面に弾性体30を設置し、内枠体10に外枠体20を装着し、次に内枠体10の脱着口12と外枠体20の着脱口22の位置を合わせてインキカートリッジ40を短辺側から挿入して組み付けられる。
ここで、着脱口22に蓋を設けてもよい。蓋は、着脱口22を完全に覆う形状で、外枠体20に嵌着する。外枠体20と蓋とは、ヒンジや軸等によって回動自在に枢着していてもよいし、離脱可能であってもよい。このように蓋を設けると、前記着脱口から印判内部が露呈しないため、見栄えがよくなる。
次に、本発明第3実施例を図9〜図11に基づいて説明する。ここでは、前記した実施形態と異なる点のみを説明する。
前記外枠体20の短辺側面21には、インキカートリッジ40を挿入取出するための着脱口22を設け、インキカートリッジ40の摘み部41が可動するための溝23が前記着脱口22から連続して設けてある。この際、インキカートリッジ40の摘み部41は外枠体20の溝23内を移動するので、外枠体20の下降作動を阻害しない。また、前記着脱口22は短辺側面21両側にそれぞれ設けてあるが、片側だけに設けることも可能である。
また、インキカートリッジ40の側面には摘み部41が設けてあり、摘み部41をもって内枠体10の脱着口12及び外枠体20の着脱口22から挿入又は取り出しを行なう。摘み部41はインキカートリッジ40の両側面に設けてあるが、片側だけに設けることも可能である。摘み部41を片側だけとした場合は、前記脱着口12、前記着脱口22、溝23も片側だけに設ければよい。
組み付けは、内枠体10の脱着口12と外枠体20の着脱口22の位置を合わせて摘み部41を握ってインキカートリッジ40を挿入して組み付けられる。
本発明反転式印判の第3の実施例の作動について説明する。
内枠体10の着脱口12と外枠体20の脱着口22が同位置で固定されるので、摘み部41を引っ張ればインキカートリッジ42を容易に引き出すことができる。同様に、インキカートリッジ42の摘み部41をもって容易に挿入することも可能である。本実施例では摘み部41が短辺側に設けてあるので、外枠体20をグリップする際に手に摘み部41が当たらず邪魔にならない(図4参照)。
次に、本発明第4実施例を図12に基づいて説明する。ここでは、前記した実施形態と異なる点のみを説明する。
前記印字体51を保持した部分の周縁、又は前記インキパッド42を収容した部分の周縁のどちらか一方にパッキン44を配設するとともに、他方に当接部55を設ける。
前記インキパッド42を収容した部分とは、インキカートリッジ40にインキパッド42を収容した部分、又は、内枠体10にインキパッド42を収容した部分のことをいう。
前記インキカートリッジ40にインキパッド42を収容した場合、前記インキカートリッジ40のうち、前記インキパッド42を収容した部分の周縁に段部43を設け、前記段部43にパッキン44を配設する。パッキン44は、インキパッド42の周囲を全周に渡って配設される。前記段部43に溝部を設け、その溝部に前記パッキン44を配設してもよい。パッキンの材質としては、各種ゴム素材が採用でき、例えばNBR(ニトリルゴム)、フッ素樹脂、EPDM(エチレンプロピレンゴム)が採用できる。また、図示しないが、内枠体10にインキパッド42を収容した場合、前記内枠体10のうち、前記インキパッド42を収容した部分の周縁にパッキン44を配設する。
また、印字体51を保持した部分の周縁とは、例えば、印字体51を印判主体50に直接保持した場合は、印判主体50のうち前記印字体51を保持した部分の周縁であり、また、印判主体50に印字体ホルダー54が保持している場合は、印字体ホルダー54のうち前記印字体51を保持した部分の周縁である。そして、前記インキパッドを収容した部分の周縁にパッキンを配設した場合は、前記印字体51を保持した部分の周縁に当接部55を設ける。そして、前記インキパッド42と前記印字体51とが接触する際、前記パッキン44と前記当接部55とが密着し、前記印判主体50と前記インキカートリッジ40との間を密閉する。
ここで密着するとは、隙間なくつけることを意味する。パッキン44は、印判主体50側に配設してもよく、その場合は、インキカートリッジ40又は内枠体10側に当接部55を設ける。
また、次の実施例も本発明の意図するところである。
本実施例の反転式印判は、内枠体10の長側面15側に突起部16を設けてあり、外枠体20の長辺側面25側に押込部26及び係合部27を設けてあるが、これをそれぞれ逆に設けることもできる。すなわち、内枠体10の短側面11側に突起部を設け、外枠体20の短辺側面21側に押込部及び係合部を設けてもよい。
また、本発明の反転式印判は、内枠体10の短側面11側に脱着口12を設けてあり、外枠体20の短辺側面21側に着脱口22を設けてあるが、これをそれぞれ逆に設けることも可能である。すなわち、内枠体10の長側面15側に脱着口を設け、外枠体20の長辺側面25側に着脱口を設けてもよい。
前記突起部16や前記押込部26は、それぞれ内枠体10と外枠体20に連続して一体成型してあるが、これを別部品としてバネ等を介したボタン状の突起部や押込部とすることも可能である。
また、印字体51は、複数の文字や数字を一体とした長細形状の印字体でもよいし、文字や数字を一つ一つ個別にした印字体でもよく、それぞれ印字体ホルダー54に嵌め込んで印判主体とする。あるいは、印判主体50に印字体を直接貼り付けて印判主体とすることも可能である。
また、本実施例は角型印判であるが、これを長短の側面の違いがない丸型印判としても本発明の目的及び効果が得られる。
本実施例の内枠体10の下端部には保持部17が設けてある。保持部17は、内枠体10の下端部に設けた凹みで、鉛筆など細長の円柱や多角形柱などの被捺印物を確実に保持することができるため、希望する捺印位置に正確に捺印することができるものである。
また、保持部17は、下端部から上方に向かって凹んでいる凹みだけではなく、下端部から下方に張出した複数の突部によって形成されるものであってもよい。
以上、本発明を前記実施例により説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
10 内枠体
11 短側面
12 脱着口
121脱着孔
13 スリット
14 反転ガイド
15 長側面
16 突起部
17 保持部
20 外枠体
21 短辺側面
22 着脱口
221着脱孔
23 溝
24 固定穴
25 長辺側面
26 押込部
27 係合部
30 弾性体
40 インキカートリッジ
41 摘み部
42 インキパッド
43 段部
44 パッキン
50 印判主体
51 印字体
52 固定軸
53 反転軸
54 印字体ホルダー
55 当接部

Claims (8)

  1. 内部に反転ガイドを設けてなる内枠体と、
    前記内枠体との間に弾性体を介在して装着する外枠体と、
    印字体を保持し前記反転ガイドにより反転可能な印判主体と、
    前記内枠体に収容してなるインキパッドと、
    からなる反転式印判において、
    前記内枠体の側面に内部方向へ移動可能な突起部を設け、
    前記外枠体の側面に前記突起部が嵌まり込む係合部と前記突起部を内部方向へ移動させる押込部を設け、
    常時は介在させた前記弾性体により前記内枠体と前記外枠体が上下動可能となっているが、前記突起部が前記係合部に嵌まり込むと上下動がロックされ、前記押込部を内部方向へ移動させると相対する前記突起部も内部方向へ移動し前記ロックが解除される反転式印判。
  2. 前記インキパッドをインキカートリッジに収容し、
    前記内枠体の側面に前記インキカートリッジを挿入取出するための脱着口を設け、
    前記外枠体の側面に前記インキカートリッジを挿入取出するための着脱口を設けた請求項1に記載の反転式印判。
  3. 前記インキカートリッジの側面に摘み部を設け、
    前記インキカートリッジの摘み部が可動するための溝を前記着脱口から連続して設けた請求項2に記載の反転式印判。
  4. 前記内枠体と前記外枠体は、直方体の底部を開放した箱体であって、
    前記内枠体の長側面に前記突起部を設け、前記外枠体の長辺側面に前記押込部及び前記係合部を設けた請求項1または請求項2または請求項3に記載の反転式印判。
  5. 前記内枠体と前記外枠体は、直方体の底部を開放した箱体であって、
    前記内枠体の短側面に前記突起部を設け、前記外枠体の短辺側面に前記押込部及び前記係合部を設けた請求項1または請求項2または請求項3に記載の反転式印判。
  6. 前記印判主体が、前記印字体を保持した印字体ホルダーを取り外し可能に保持した印判主体である請求項1または請求項2または請求項3に記載の反転式印判。
  7. 前記内枠体の下端部に被捺印物を保持するための保持部を設けた請求項1または請求項2または請求項3に記載の反転式印判。
  8. 前記印字体を保持した部分の周縁、又は前記インキパッドを収容した部分の周縁のどちらか一方にパッキンを配設するとともに、他方に当接部を設け、
    前記インキパッドと前記印字体とが接触する際、前記パッキンと前記当接部が密着する請求項1または請求項2または請求項3または請求項6に記載の反転式印判。
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