JP5288976B2 - ハイブリッドバッテリの充電制御方法 - Google Patents

ハイブリッドバッテリの充電制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数組の電池ユニットを内蔵するハイブリッドバッテリを本体機器で充電する充電制御方法に関し、とくに、充電している電池ユニットを最適な状態で切り換えるハイブリッドバッテリの充電制御方法に関する。
複数の電池ユニットを内蔵するハイブリッドバッテリは開発されている(特許文献1参照)。この構造のハイブリッドバッテリは、各々の電池ユニットを本体機器から供給される電力で切り換えて充電している。たとえば、充電している電池ユニットの電圧が最高電圧まで上昇すると、別の電池ユニットの充電に切り換えられる。電池ユニットの切り換えは以下の工程で処理している。
(1)ハイブリッドバッテリが、たとえば充電している停止側の電池ユニットの電圧が最高電圧まで上昇すると、充電する電池ユニットを切り換えるために、ハイブリッドバッテリから本体機器に切換要求信号を出力する。
(2)本体機器は、ハイブリッドバッテリから入力される切換要求信号を検出して、ハイブリッドバッテリに充電電力を出力するスイッチング素子をオフに切り換えて、出力を遮断する。
(3)ハイブリッドバッテリは、本体機器が充電電力を遮断する時間よりも長い時間経過した後、たとえば切換要求信号を出力して2sec経過した後、停止側の電池ユニットの充電電流が遮断されたことを確認して、充電する電池ユニットを停止側の電池ユニットから切換側の電池ユニットに切り換える。この工程は、停止側の電池ユニットと直列に接続している充電スイッチング素子をオフに切り換えて、切換側の電池ユニットと直列に接続している充電スイッチング素子をオンに切り換える。その後、ハイブリッドバッテリは、本体機器に充電再開信号を出力する。
(4)本体機器は、ハイブリッドバッテリから入力される充電再開信号を検出して、切換側の電池ユニットを充電する電力を出力するように制御する。
特開2008−125199号公報
以上の工程で充電する電池ユニットを切り換える方法は、電池ユニットの切り換えに時間がかかる欠点がある。それは、ハイブリッドバッテリが充電している電池ユニットの切り換えを検出した後、本体機器に切換要求信号を出力し、その後、所定の時間後に本体機器が充電電力を遮断したことを検出して、充電している電池ユニットの充電を停止するからである。この方法は、本体機器が切換要求信号を検出して充電電力を遮断する時間を待つ必要があり、さらに、その後に充電している電池ユニットの充電電流を検出することで、本体機器が充電を遮断したことを確認して、電池ユニットの充電を停止する。したがって、切換要求信号を出力してから充電電流の検出を開始するまでの時間と、充電電流から充電電流が遮断されたことを検出する時間とを加算した時間が、充電を切り換えることを検出してから切り換えるまでの時間遅れとなる。ハイブリッドバッテリは、充電している電池ユニットの状態によっては、速やかに切り換えることが要求される。たとえば、充電している電池ユニットの電圧や温度が異常な状態まで高くなる状態では、速やかに充電を切り換えることが大切である。しかしながら、従来のハイブリッドバッテリは、本体機器が充電を停止したことを検出してから充電を切り換えるので、切り換えに時間がかかる欠点を解消できない。
以上のハイブリッドバッテリは、本体機器が充電電力を遮断したことを検出しないで、電池ユニットの充電を停止することで、充電している電池ユニットの充電を速やかに停止できる。ただ、電池ユニットの充電を停止すると、本体機器が充電を停止したかどうかを検出できなくなる。本体機器が正常に充電を停止しない状態で、ハイブリッドバッテリが充電する電池ユニットを切り換えると、種々の弊害が発生することがある。たとえば、3個のリチウムイオン電池を直列に接続している電池ユニットと、4個のリチウムイオン電池を直列に接続している電池ユニットとを内蔵するハイブリッドバッテリにあっては、電池ユニットを充電する電圧が異なる。3直の電池ユニットは、12.6Vの充電電圧で充電され、4直の電池ユニットは16.8Vの充電電圧で充電される。本体機器が正常に動作しない状態となって、ハイブリッドバッテリが充電する電池ユニットを切り換えて、本体機器が充電電圧を切り換えできないと、電池ユニットが異常な電圧で充電される弊害が発生する。このため、ハイブリッドバッテリが充電する電池ユニットを切り換えるとき、本体機器が正常に動作したかどうかをハイブリッドバッテリ側で確認して切り換えることが大切である。したがって、ハイブリッドバッテリは、本体機器が電池ユニットの充電を確実に停止したことを検出して、充電する電池ユニットを切り換える必要があり、この処理に時間がかかる欠点がある。
本発明は、以上の欠点を解決することを目的に開発されたものである。本発明の重要な目的は、電池ユニットの充電を速やかに切り換えしながら、本体機器が正常に動作したことを検出できるハイブリッドバッテリの充電制御方法を提供することにある。
課題を解決するための手段及び発明の効果
本発明の充電制御方法は、複数の電池ユニット11の充電を備えるハイブリッドバッテリ10を本体機器20に接続して、本体機器20でハイブリッドバッテリ10を充電する。充電制御方法は、ハイブリッドバッテリ10が充電している電池ユニット11の充電を切り換えるときに、充電している停止側の電池ユニット11の充電を停止すると共に、本体機器20に切換要求信号を出力する切換要求工程と、本体機器20が、入力される切換要求信号でもってハイブリッドバッテリ10への充電電力の出力を停止するように制御する充電停止工程と、本体機器20がハイブリッドバッテリ10への充電電力を停止するように制御する状態で、ハイブリッドバッテリ10が停止側の電池ユニット11の充電を一時的に再開して、停止側の電池ユニット11の充電電流でもって本体機器20が充電電力の出力を停止したことを確認して、充電する電池ユニット11を停止側の電池ユニット11から切換側の電池ユニット11に切り換え、さらに本体機器20に充電再開信号を出力する切換工程と、本体機器20が充電再開信号を検出して、ハイブリッドバッテリ10の切換側の電池ユニット11を充電する電力を出力するように制御する充電開始工程とからなる。
以上のハイブリッドバッテリの充電制御方法は、電池ユニットの充電を速やかに切り換えながら、本体機器が正常に動作したことを検出できる特徴がある。それは本発明のハイブリッドバッテリの充電制御方法が、ハイブリッドバッテリを充電する電池ユニットの充電を切り換えて切換要求信号を本体機器に出力して、本体機器が切換要求信号で電池ユニットの充電電力を遮断し、さらにその後に、ハイブリッドバッテリ側で充電していた電池の電池ユニットの充電を一時的に再開して、本体機器が充電電力を遮断したことを確認するからである。
本発明のハイブリッドバッテリの充電制御方法は、切換工程において、停止側の電池ユニット11の充電を再開する時間を100msecないし1secとすることができる。
以上の充電制御方法は、短時間に充電を再開して、本体機器が充電電力を遮断したことをハイブリッドバッテリ側で確認できる。
本発明のハイブリッドバッテリの充電制御方法は、切換要求工程において、ハイブリッドバッテリが、充電している停止側の電池ユニット11の電圧と温度と残容量と充電サイクルのいずれかを検出して、充電している電池ユニット11を切り換えると判定することができる。
以上の充電制御方法は、充電している電池ユニットの電圧と、温度と、残容量と、充電サイクルを検出して、充電する電池ユニットを切り換えるので、電圧と温度を検出して切り換える方法にあっては、安全性を向上しながら速やかに切り換えでき、残容量を検出して切り換える方法にあっては、電池ユニットを速やかに効率よく充電でき、さらに、充電サイクルを検出して切り換える方法にあっては、各々の電池ユニットの劣化を均一にして寿命を長くできる。
本発明のハイブリッドバッテリの充電制御方法は、ハイブリッドバッテリ10が、出力電圧が異なる複数の電池ユニット11を内蔵することができる。
以上の充電制御方法は、充電電圧が異なる複数の電池ユニットを、確実に最適な電圧で充電できる特徴がある。
本発明のハイブリッドバッテリの充電制御方法は、ハイブリッドバッテリ10が、充電容量が異なる複数の電池ユニット11を内蔵することができる。
以上の充電制御方法は、充電容量が異なる複数の電池ユニットを、確実に最適な充電電流で充電できる特徴がある。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するためのハイブリッドバッテリの充電制御方法を例示するものであって、本発明はハイブリッドバッテリの充電制御方法を以下のものに特定しない。
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲」および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
本発明の実施例を、図を用いて詳細に説明する。図1に示すように、本実施例においては、ハイブリッドバッテリ10と、これを充電する電源を備える本体機器20である携帯機器PCとを備えている。携帯機器PCは、例えばラップトップ型のような携帯型パーソナルコンピュータである。ハイブリッドバッテリ10は、通常、携帯機器PCに着脱自在に装着される構造である。本体機器20の携帯機器PCには、コンセントからの交流商用電力を直流電力に変換するアダプター(図示せず)から出力される直流電力が供給され、この電力を制御して供給するマイコンを内蔵する制御・電源手段21を備えている。制御・電源手段21からの電力出力は、ハイブリッドバッテリ10を充電するのに利用されたり、本体機器20である携帯機器PCの負荷22に電力供給される。また、商用電力より電力供給がない場合は、ハイブリッドバッテリ10より電力が供給され、制御・電源手段21及び負荷22を駆動させる。
ハイブリッドバッテリ10は、第1の電池ユニット11Aと第2の電池ユニット11Bからなる2組の電池ユニット11を備える。図1のハイブリッドバッテリ10は、2組の電池ユニット11を並列に接続しているが、3組以上の電池ユニットを備える構造とすることもできる。各々の電池ユニット11は、充電できる複数の素電池1を直列に接続している。各々の電池ユニット11は、充放電を制御する充電用のスイッチング素子2と放電用のスイッチング素子3を直列に接続している。さらに、ハイブリッドバッテリ10は、充電用のスイッチング素子2と放電用のスイッチング素子3を制御する制御回路5と、各々の電池ユニット11の電流を検出する電流検出回路6を備える。
図のハイブリッドバッテリは、第1の電池ユニット11Aに4個の素電池1を直列に接続して、第2の電池ユニット11Bに3個の素電池1を直列に接続している。以下の実施例は、素電池1をリチウムイオン電池として詳述する。ただし、素電池にはリチウムイオン電池に代わって、リチウムポリマー電池、ニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等の充電できる全ての二次電池とすることができる。
各々の電池ユニット11は、充電用のスイッチング素子2と放電用のスイッチング素子3としてFETを直列に接続している。FETは順方向の電流を遮断する状態においても、寄生ダイオードによって逆方向の電流を許容する。したがって、オフ状態にある充電用のスイッチング素子2は放電電流を流すことができ、オフ状態にある放電用のスイッチング素子3は充電電流を流すことができる。したがって、充電用のスイッチング素子2と放電用のスイッチング素子3を直列に接続して、これを電池ユニット11と直列に接続する回路構成によって、各々の電池ユニット11の充電と放電とを独立してコントロールできる。すなわち、充電用のスイッチング素子2のオンオフに関係なく、放電用のスイッチング素子3をオンオフに制御して放電を制御でき、また、放電用のスイッチング素子3のオンオフに関係なく、充電用のスイッチング素子2をオンオフに制御して充電を制御できる。
制御回路5は、スイッチング素子2をオンオフに制御して、充電する電池ユニット11を切り換える。制御回路5は、充電用のスイッチング素子2をオンにして電池ユニット11を充電できる状態とし、また、充電用のスイッチング素子2をオフにして電池ユニット11の充電を停止する状態とし、さらに、放電用のスイッチング素子3をオンにして電池ユニット11を放電できる状態とし、また、放電用のスイッチング素子3をオフにして電池ユニット11を放電しない状態とする。ハイブリッドバッテリ10を充電するとき、制御回路5は、いずれかひとつの充電用のスイッチング素子2をオンにして、この充電用のスイッチング素子2に接続している電池ユニット11を充電する。また、制御回路5は、いずれかひとつの放電用のスイッチング素子3をオンにして、この放電用のスイッチング素子3に接続している電池ユニット11を放電する状態とする。
制御回路5は、各々の電池ユニット11のトータル電圧と素電池1の電圧を所定のサンプリング周期、たとえば100msec〜500msecの周期で検出する。また、所定の周期で充電電流と放電電流を検出し、検出する充電電流と放電電流を積算して残容量を演算する。残容量は、充電電流の積算値から放電容量の積算値を減算して演算される。さらに、制御回路5は、充電電流を積算して充電サイクルを演算する。充電サイクルは、積算する充電容量が満充電容量になると1サイクルとして演算できる。
制御回路5は、各々の電池ユニット11のトータル電圧、電池ユニット11を構成する各々の素電池1の電圧、電池ユニット11の温度、各々の電池ユニット11の残容量、各々の電池ユニット11の充電サイクルを検出して、検出する情報で充電する電池ユニット11を切り換える。たとえば、制御回路5は、以下の状態で、充電している電池ユニット11を切り換える。
(1)充電している電池ユニット11のトータル電圧、または素電池1の電圧があらかじめ記憶している最高電圧を超える状態で、充電している電池ユニット11を切り換える。
制御回路5は、充電している電池ユニット11のトータル電圧が、4.25V×素電池数の電圧以上となり、あるいは素電池1の電圧が4.25V以上となることを検出すると、充電している電池ユニット11を切り換える。
制御回路5で充電している電池ユニット11を切り換える電圧は、温度により変化させる。たとえば、電池ユニット11の温度が0℃以上で45℃以下の範囲においては、充電している素電池1の電圧が4.25V以上になると充電する電池ユニット11を切り換えるが、電池ユニット11の温度が45℃を超えて60℃以下の範囲になると、充電してい電池ユニット11を切り換える電圧を4.25Vから4.15Vに低下させる。
(2)充電している電池ユニット11の温度が、あらかじめ記憶している設定温度よりも高くなることを検出すると、充電している電池ユニット11を切り換える。たとえば、充電している電池ユニット11の温度が60℃以上になり、あるいは0℃以下になると充電している電池ユニット11を切り換える。
(3)充電している電池ユニット11の残容量が設定容量、たとえば80%を超えると、充電する電池ユニット11を切り換える。リチウムイオン電池は、約80%までは定電流充電して速やかに充電できることから、充電している電池ユニット11の残容量が80%になると、充電する電池ユニット11を切り換えて、残容量の少ない電池ユニット11を充電することで、電池ユニット11を効率よく速やかに充電できる。
(4)充電している電池ユニット11の充電サイクルの差を検出すると、充電サイクルの少ない電池ユニット11に充電を切り換える。充電サイクルは、充電容量を積算して演算される。電池ユニット11は、充電サイクルに差ができると劣化がアンバランスになるので、充電サイクルを均等化することで、電池ユニット11の劣化を均等にする。
さらに、制御回路5は、通信ライン12を介して、本体機器20のコントロール回路24に接続しており、充電する電池ユニット11を切り換えるときに、切換要求信号を本体機器20に出力する。また、制御回路5は、本体機器20が充電電力を遮断したことを確認した後は、充電再開信号を本体機器20のコントロール回路24に出力する。
ハイブリッドバッテリ10は、本体機器20に商用電力を供給する状態で、本体機器20から供給される充電電力で各々の電池ユニット11を切り換えて充電する。図1に示す本体機器20は、第1の電池ユニット11Aを充電する第1の充電回路25Aと、第2の電池ユニット11Bを充電する第2の充電回路25Bと、各々の充電回路25の充電電力の出力側に接続している第1の電源スイッチング素子26Aと第2の電源スイッチング素子26Bと、各々の電源スイッチング素子26をオンオフに制御するコントロール回路24とを備えている。
コントロール回路24は、第1の電源スイッチング素子26Aをオン、第2の電源スイッチング素子26Bをオフとして、ハイブリッドバッテリ10の第1の電池ユニット11Aを充電する。また、第1の電源スイッチング素子26Aをオフ、第2の電源スイッチング素子26Bをオンとして、ハイブリッドバッテリ10の第2の電池ユニット11Bを充電する。第1の充電回路25Aは、第1の電池ユニット11Aを充電する電圧と電流に出力電圧と電流を設定している。また、第2の充電回路25Bは、第2の電池ユニット11Bを充電する電圧と電流に出力電圧と電流を設定している。この図は、わかりやすくするために、第1の充電回路25Aと第2の充電回路25Bを別々に設けているが、ひとつの充電回路でもって、出力電圧と出力電流を変更して、第1の電池ユニットと第2の電池ユニットを充電することもできる。たとえば、DC/DCコンバータからなる充電回路は、フィードバック回路を変更して、出力電圧と出力電流を、第1の電池ユニットと第2の電池ユニットを充電する値に変更できる。ひとつの充電回路を備える本体機器は、充電回路の出力側に電源スイッチング素子を設けて、ハイブリッドバッテリに充電電力を出力するのを制御する。
コントロール回路24は、通信ライン12を介して、ハイブリッドバッテリ10から入力される信号で、電源スイッチング素子26を制御して、ハイブリッドバッテリ10に充電電力を出力する。また、コントロール回路24は、ハイブリッドバッテリ10から入力される切換要求信号を検出して、電源スイッチング素子26を制御する。さらに、コントロール回路24は、第1の充電回路25Aと第2の充電回路25Bの動作状態を制御して、第1の電源スイッチング素子26Aをオンに切り換えるときに第1の充電回路25Aを動作状態として第2の充電回路25Bを休止状態とし、また、第2の電源スイッチング素子26Bをオンに切り換えるときには、第2の充電回路25Bを動作状態として第1の充電回路25Aを休止状態に制御する。ただし、第1の充電回路25Aと第2の充電回路25Bは、商用電源が入力される状態で、つねに動作状態とすることもできる。
ハイブリッドバッテリ10が本体機器20に接続され、本体機器20に商用電源やACアダプタから電源電力が入力される状態で、ハイブリッドバッテリ10はいずれか一方の電池ユニット11を充電する。電池ユニット11を充電している状態で、電池ユニット11の電圧、温度、残容量、充電サイクルから充電する電池ユニット11を切り換えるとき、以下の工程で電池ユニット11の充電が切り換えられる。以下、充電する電池ユニット11を第1の電池ユニット11Aから第2の電池ユニット11Bに切り換える工程を記載する。ただし、第2の電池ユニット11Bから第1の電池ユニット11Aへの切り換えも同じようにして処理できる。
[切換要求工程]
(1)ハイブリッドバッテリ10が、充電する電池ユニット11を切り換える状態を検出すると、ハイブリッドバッテリ10の制御回路5は、充電している停止側である第1の電池ユニット11Aに接続している第1の充電用のスイッチング素子2Aをオフに切り換えると共に、通信ライン12を介して本体機器20のコントロール回路24に切換要求信号を出力する。
この工程で、ハイブリッドバッテリ10の制御回路5は、本体機器20から充電電力を遮断したことを確認することなく、停止側である第1の電池ユニット11Aに接続している第1の充電用のスイッチング素子2Aをオフに切り換える。したがって、この工程で直ちに停止側の電池ユニット11の充電は停止される。この工程では、第1の電池ユニット11Aを充電しているので、第2の充電用のスイッチング素子2Bはオフ、また、本体機器20に設けている第2の電源スイッチング素子26Bもオフ状態にある。
[充電停止工程]
(2)本体機器20のコントロール回路24は、ハイブリッドバッテリ10の制御回路5から通信ライン12を介して入力される切換要求信号を検出して、ハイブリッドバッテリ10に充電電力を出力する第1の電源スイッチング素子26Aをオフに切り換えて、出力を遮断する。
[切換工程]
(3)ハイブリッドバッテリ10は、停止側である第1の電池ユニット11Aに接続している第1の充電用のスイッチング素子2Aを一時的にオンに切り換え、このスイッチング素子をオンとする状態で、第1の電池ユニット11Aの充電電流を検出する。出力電流は、電池ユニット11と直列に接続している電流検出抵抗6Aの両端に誘導される電圧を差動アンプ6Bで増幅して制御回路5に入力して検出される。制御回路5は、差動アンプ6Bから入力される電圧が設定電圧よりも小さいと、充電電流が流れていないと判定する。すなわち、本体機器20の第1の電源スイッチング素子26Aがオフに切り換えられたことを確認する。充電電流から充電電流が遮断されたことを検出する時間は、本実施例では、約2秒である。このように、切換工程において、停止側の電池ユニット11の充電を再開する時間は、例えば、100msecないし2secである。この時間は、100msecないし1secとすることもできる。また、本実施例においては、切換要求信号を出力してから充電電流の検出を開始するまでの時間は、約7秒である。この値は、約3〜15秒とすることもできる。
(4)ハイブリッドバッテリ10の制御回路5は、本体機器20の第1の電源スイッチング素子26Aがオフに切り換えられたことを確認した後、切換側である第2の電池ユニット11Bと直列に接続している第2の充電用のスイッチング素子2Bをオンに切り換え、さらに本体機器のコントロール回路24に、通信ライン12を介して充電再開信号を出力する。
[充電開始工程]
(5)本体機器20のコントロール回路24は、ハイブリッドバッテリ10から入力される充電再開信号を検出して、第2の充電回路25Bを動作状態とすると共に、第2の電池ユニット11Bを充電する第2の電源スイッチング素子26Bをオンに切り換えて、切換側である第2の電池ユニット11Bを充電する電力を出力するように制御する。この状態で、ハイブリッドバッテリ10の第2の電池ユニット11Bが充電される状態に切り換えられる。第2の電池ユニット11Bを充電する状態で、第1の電池ユニット11Aは充電されないので、ハイブリッドバッテリ10に内蔵している第1の充電用のスイッチング素子2Aと、本体機器20に内蔵される第1の電源スイッチング素子26Aはオフ状態に保持される。
以上の工程で、ハイブリッドバッテリは、充電する電池ユニット11を第1の電池ユニット11Aから第2の電池ユニット11Bに切り換える。
本発明の一実施例にかかるハイブリッドバッテリの充電制御方法に使用するハイブリッドバッテリと本体機器のブロック回路図である。
符号の説明
1…素電池
2…充電用のスイッチング素子 2A…第1の充電用のスイッチング素子
2B…第2の充電用のスイッチング素子
3…放電用のスイッチング素子
5…制御回路
6…電流検出回路 6A…電流検出抵抗
6B…差動アンプ
10…ハイブリッドバッテリ
11…電池ユニット 11A…第1の電池ユニット
11B…第2の電池ユニット
12…通信ライン
20…本体機器
21…制御・電源手段
22…負荷
24…コントロール回路
25…充電回路 25A…第1の充電回路
25B…第2の充電回路
26…電源スイッチング素子 26A…第1の電源スイッチング素子
26B…第2の電源スイッチング素子

Claims (5)

  1. 複数の電池ユニット(11)の充電を備えるハイブリッドバッテリ(10)を本体機器(20)に接続して、本体機器(20)でハイブリッドバッテリ(10)を充電する充電制御方法であって、
    ハイブリッドバッテリ(10)が充電している電池ユニット(11)の充電を切り換えるときに、充電している停止側の電池ユニット(11)の充電を停止すると共に、本体機器(20)に切換要求信号を出力する切換要求工程と、
    本体機器(20)が、入力される切換要求信号でもってハイブリッドバッテリ(10)への充電電力の出力を停止するように制御する充電停止工程と、
    本体機器(20)がハイブリッドバッテリ(10)への充電電力を停止するように制御する状態で、ハイブリッドバッテリ(10)が停止側の電池ユニット(11)の充電を一時的に再開して、停止側の電池ユニット(11)の充電電流でもって本体機器(20)が充電電力の出力を停止したことを確認して、充電する電池ユニット(11)を停止側の電池ユニット(11)から切換側の電池ユニット(11)に切り換え、さらに本体機器(20)に充電再開信号を出力する切換工程と、
    本体機器(20)が充電再開信号を検出して、ハイブリッドバッテリ(10)の切換側の電池ユニット(11)を充電する電力を出力するように制御する充電開始工程とからなるハイブリッドバッテリの充電制御方法。
  2. 前記切換工程において、停止側の電池ユニット(11)の充電を再開する時間が100msecないし1secである請求項1に記載されるハイブリッドバッテリの充電制御方法。
  3. 前記切換要求工程において、前記ハイブリッドバッテリ(10)は、充電している停止側の電池ユニット(11)の電圧と温度と残容量と充電サイクルのいずれかを検出して、充電している電池ユニット(11)を切り換えると判定する請求項1に記載されるハイブリッドバッテリの充電制御方法。
  4. 前記ハイブリッドバッテリ(10)が、出力電圧が異なる複数の電池ユニット(11)を内蔵している請求項1に記載されるハイブリッドバッテリの充電制御方法。
  5. 前記ハイブリッドバッテリ(10)が、充電容量が異なる複数の電池ユニット(11)を内蔵している請求項1に記載されるハイブリッドバッテリの充電制御方法。
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