JP5283447B2 - 塗膜転写具 - Google Patents

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本発明は、基材テープに塗膜を備えた転写テープを押圧して転写するために用いる塗膜転写具に関するものである。
従来、外枠を構成する外ケースに基材テープに塗膜を備えた転写テープを繰り出す繰出しリールと、前記塗膜を被転写面に押圧して転写する転写ヘッドと、転写後の前記基材テープを巻き取る巻取りリールを有し、前記繰出しリールと前記巻取りリールが連動機構を備えている自動巻取式の塗膜転写具が知られている。
このような転写具においては、プラスチックからなる転写ヘッドの弾性を利用して、被転写面に転写する際に、被転写面に対して傾いていてもプラスチックの弾性によってそれに追従して沿うように塗膜を所定の箇所に転写するものが提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1に記載の塗膜転写具においては、転写ヘッドの撓みはプラスチックによって形成されている転写ヘッド自体のもつ弾性によるものであり、その撓み量には限界がある。そのため、目的の箇所への転写操作を終える場合、塗膜を切断するために転写ヘッドの先端を目的の箇所で一旦止めてから転写ヘッドを被転写面から離す必要がある。転写ヘッドの先端を一旦止めず不用意に転写ヘッドを被転写面から離してしまうと塗膜が切断されず、余分な部分に塗膜を転写してしまうことや転写ヘッドから余分な塗膜が飛び出してしまうことがある。
転写ヘッドがケースに弾性体を介挿して傾動可能に取り付けられ、あらゆる斜め方向から被転写面に接近させても転写ヘッドがケースに対して傾斜せず、被転写面に塗膜を転写することができるように配設された塗膜転写具が提案されている(特許文献2参照)。
特許文献2に記載の塗膜転写具においては、使用前において転写テープは繰出しリールから転写ヘッドを介して巻取りリールまで一定のテンションで配設されている。しかし転写操作時において転写ヘッドを被転写面に押圧させた際には、外ケースから先端部が突設して配設されている転写ヘッドが塗膜転写具内に配設された弾性体の作用によって塗膜転写具内に入り込み、それによって繰出しリールから転写ヘッドを介して巻取りリールまでの転写テープの走行経路は、使用前のものと比べて短くなってしまう。その結果、使用前に転写テープにかかっていたテンションが下がり使用する際に転写テープが弛んでしまい被転写面に塗膜を転写させる位置が目標とずれてしまうことや、転写ヘッドから外れて斜行してしまうという問題が存在する。
転写ヘッド以外に被転写面と接触する設置部をホルダに2箇所設けた塗膜転写具で、被転写面との接触部位を全て含む面で支持させた状態で使用することにより、ホルダに加えた力も転写ヘッドに偏ることなく各接地部にも分散させることができる塗膜転写具も提案されている。これにより、塗膜転写具を被転写面に対してスライド移動させる転写作業時には、そのスライド進行方向とそれに直交する方向への両方の力のバランスを取ることができ、使用者が力を微妙に調整することなく使用できることを可能にした塗膜転写具が提案されている(特許文献3参照)。
特許文献3に記載の塗膜転写具においては、転写操作時にケースの天面から力を加えるような持ち方をする場合、接触部位を含む面が一面できるので転写ヘッドに偏ることなく力が分散して被転写面に対して塗膜の転写がうまくできる。しかしケースの面積が大きな面を指で挟むような持ち方、つまりは鉛筆や箸を持つような持ち方で塗膜転写具を使用する場合、被転写面と接触する設置部で加わる力のバランスがかたより、いわゆる片輪走行のごとくスライドしていく場合がある。このような状態では転写ヘッドに加わる力は転写ヘッドの左右で偏ることとなり、転写テープが蛇行したり、転写ヘッドから外れて斜行したり、転写テープが折れたり、転写テープまたは基材が切断したりして使用不可能となる場合がある。このように被転写面と接触する部位を2箇所以上配設したものでも持ち方によっては塗膜の転写に不具合が生じる問題が存在する。
転写操作時の転写操作を軽くし、転写ヘッドの動きを安定させ、さらに転写後の転写テープの片浮きを防止するために、前端に転写ヘッド部を設けたヘッド部材をケース本体に横軸回りに回動可能に取り付けて、ヘッド部材を被転写面に向けて上方から押圧してケース本体の底面を被転写面に当接させて使用する塗膜転写具が提案されている(特許文献4参照)。
特許文献4に記載の塗膜転写具においては、ケース本体の底面を被転写面に当接させてケース本体の摺動とともに転写操作をおこなうが、被転写面にケース本体の底面が当接しており、使用者が塗膜を転写させる場所が見えなくなっている。そのため、転写操作では転写箇所が分かりづらくなり目的の場所以上のところに転写してしまう場合があり、不必要の箇所にまで塗膜を転写することがある。また、一度転写操作をしたところやその近辺に再度転写操作をおこなう場合、ケース本体の底面を被転写面に当接させて使用するため、被転写面に凹凸が生じるのでケース本体の摺動で引っかかりが発生してスムーズな転写操作が不可能となる場合がある。
特開平08−175095号公報 特開平11−170770号公報 特開2005−067153号公報 特開2008−093951号公報
本発明は上記のような問題に鑑みて、使用者が転写操作をおこなう際に、被転写面の目的の箇所に良好に塗膜を転写でき、転写ヘッドから転写テープが外れて斜行したり、転写テープが折れたり、転写テープもしくは基材が切断したりするのを防ぐことができる塗膜転写具を提供することを目的としている。
本発明の塗膜転写具によると、上記課題は次のようにして解決される
(1)外枠を構成する外ケースに基材テープに塗膜を備えた転写テープを繰り出す繰出しリールと、前記塗膜を被転写面に押圧して転写する転写ヘッドと、転写後の前記基材テープを巻き取る巻取りリールを有し、前記転写ヘッドの先端部が前記外ケースより突設しており、前記転写テープは前記繰出しリールから前記転写ヘッドを介して前記巻取りリールに接続されるよう配設された自動巻取式の塗膜転写具において、
前記外ケースに被転写面に当接する接地部を有し、かつ前記外ケースに弾性部を配設して、前記弾性部に、被転写面に当接する保護部材が配設されている。
(2)外枠を構成する外ケースに基材テープに塗膜を備えた転写テープを繰り出す繰出しリールと、前記塗膜を被転写面に押圧して転写する転写ヘッドと、転写後の前記基材テープを巻き取る巻取りリールを有し、前記転写ヘッドの先端部が前記外ケースより突設しており、前記転写テープは前記繰出しリールから前記転写ヘッドを介して前記巻取りリールに接続されるよう配設された自動巻取式の塗膜転写具において、
前記外ケースに被転写面に当接する接地部を有し、かつ前記外ケースに弾性部を配設している塗膜転写具であり
下壁を備えたキャップが、前記外ケースと被転写面の間にあって前記弾性部と当接して保護部材となる位置と、前記転写ヘッドの下部に介在する未使用の塗膜面を保護する位置とで、回動可能となるよう配設されている。
本発明により、転写ヘッドの下側に空間が存在して、転写操作の際に始まり位置と終わり位置が認識しやすくなり、転写操作時には使用者によって外ケースから被転写面の方向に力が加えられるが、外ケースの外部に配設した弾性部からの抗力で上方向に力が働いているので、転写操作時は塗膜転写具の傾きがなく安定するようになり、転写ヘッドに圧力を均一にかけることが可能となるので、塗膜を被転写面に対して均一に転写することができるようになった。また、目的の箇所への転写操作が終わって転写ヘッドの先端を一旦止めた時に、弾性部の抗力によって塗膜が所定箇所で切断されて、余分な箇所に不必要な転写が行われることがなくなった。さらに、回動可能に配設されたキャップが、転写操作時には保護部材となり、かつ転写操作をおこなっていないときには転写塗膜面を保護することができる。
これらにより、被転写面の目的の箇所に良好に塗膜を転写でき、転写ヘッドから転写テープが外れて斜行したり、転写テープが折れたり、転写テープもしくは基材が切断したりするのを防ぐことができる塗膜転写具を提供することができるようになった。
本発明にかかる塗膜転写具の参考例と実施例を、図面を参照して以下に説明する。参考例として図1〜図4を、実施例1では請求項1の塗膜転写具として図5を、実施例2では請求項2の塗膜転写具として図6と図7を、各々示す。なお、これら実施例の形状だけに本発明が限定されるものではない。
(参考例)
図1は参考例の塗膜転写具20の正面図を示す。外ケース1には転写ヘッド4が前記外ケース1から突設するよう配設されており、基材テープ5に塗膜を備えた転写テープ6は繰出しリール9から前記転写ヘッド4を介して塗膜転写後は前記基材テープ5のみが巻き取られるよう配設されている。また、前記外ケース1の後方(図面右側)には被転写面30に当接する接地部7を有し、かつ前記外ケース1の外部となる底面には弾性部8を配設している。これら接地部7と弾性部8が被転写面30に当接することによって、塗膜転写具20は、被転写面30に転写ヘッド4を当接させることなく、図1のように立つことができる。なお、図1中に示すA方向からみた面を底面としている。また、以下の図中で前記接地部7に当接する直線を被転写面30としている。
図2は参考例の塗膜転写具20の右側面図を示す。図2に示すとおり、塗膜転写具20の前記外ケース1はケース本体2とケースフタ3により構成されている。
図3は参考例の塗膜転写具20の使用状態での正面図を示す。転写操作時に使用者によって外ケース1から被転写面30の方向に力が加えられ、外ケース1の外部に配設した弾性部8からの上方向に働く抗力に逆らって、転写ヘッド4の先端部を被転写面30に接触させる。転写ヘッド4の先端部を被転写面30に接触させながら後方(図面右側)へと塗膜転写具20を押圧してひくことによって塗膜の転写操作をおこなう。
この時、転写ヘッド4と弾性部8と接地部7が被転写面30に接触して、転写操作時に塗膜転写具20の傾きがなく安定するようになり、転写ヘッド4に圧力を均一にかけることが可能となるので、塗膜を被転写面30に対して均一に転写することができる。また、目的の箇所への転写操作が終わって転写ヘッド4の先端を一旦止めた時に、弾性部8の抗力によって塗膜が所定箇所で切断されて、余分な箇所に不必要な転写が行われることがなくなる。
図4は図3に示した参考例の塗膜転写具20のケースフタ3をはずした正面図を示す。図4に示すとおり、塗膜転写具20は、外ケース1を構成するケース本体2の内部に繰出しリール9と巻取りリール10を有している。また、ケース本体2は転写ヘッド保持部11を有しており、その転写ヘッド保持部11に転写ヘッド4が保持されて、前記転写ヘッド4の先端部が前記外ケース1より突設している。この保持構造については、係止、嵌合、螺合、接着等の一般的な保持構造でよく、転写ヘッド保持部11は、ケース本体2だけでなく、ケースフタ3に有していても、ケース本体2とケースフタ3の両方からなるものでもよい。
前記繰出しリール9から繰り出された転写テープ6は、前記転写ヘッド4により前記転写テープ6の背面から押圧されて塗膜が被転写面30に転写され、塗膜転写後の基材のみとなった基材テープ5は前記繰出しリール9の最外周部に沿うように搬送経路をとって前記巻取りリール10に巻き取られるよう配設されている。各リールが備えている連動機構として、噛合させたギアやOリング等を用いたプーリーなどが用いられるが、本発明ではどのような連動機構を用いてもよい。本発明の塗膜転写具20はこのような連動機構を備えた自動巻取式の塗膜転写具となっている。図では、連動機構や各リールの支軸については、本発明の特徴ではないので、省略している。なお、基材テープ5が前記繰出しリール9の最外周部に沿うように搬送経路をとることによって、連動機構の動きを補助している。
前記外ケース1の外部となる底面には弾性部8が配設されている。図4に示したとおり、前記弾性部8は一例として、ケース本体2の外部に設けられた弾性体保持部13に弾性体12が保持されている構成となっている。この保持構造については、係止、嵌合、螺合、接着等の一般的な保持構造でよく、弾性体保持部13は、ケース本体2だけでなく、ケースフタ3に有していても、ケース本体2とケースフタ3の両方からなるものでもよい。前記弾性体12は、例えば板バネやコイルバネのような一般的なバネや、エラストマーやゴムのような樹脂など弾性を有するものであればよい。
図5は請求項1の塗膜転写具20の使用状態でのケースフタ3をはずした正面図を示す。図5に示したとおり、繰出しリール9と巻取りリール10と転写ヘッド4および弾性部8の弾性体12の構成は、参考例の図4と同じである。ここでは前記弾性部8の弾性体12に、被転写面30に当接する保護部材14が配設されていることを特徴とする。前記保護部材14は、塗膜転写具10が被転写面30上を押圧して転写する際に弾性体12で被転写面30を傷つけることを防ぐためのものである。前記保護部材14は、樹脂で形成されているが、材質、形状等がこれに限定されるものではない。
前記保護部材14は被転写面30と当接しており、接地部7も被転写面30と当接している。前記保護部材14が被転写面30と当接するときは、図4の参考例のような弾性体12が被転写面30と当接する場合よりも被転写面30との接触面積が大きくなり、転写操作時に塗膜転写具20の傾きがなくなりさらに安定して転写操作をすることができるようになる。また、保護部材14と被転写面30の接触面積が大きいと、弾性部8の弾性体12の力を被転写面30に分散させることができ、被転写面30を弾性体12の力で傷つけることを防いでいる。
図6は請求項2の塗膜転写具20の使用状態でのケースフタ3をはずした正面図を示す。図6に示したとおり、繰出しリール9と巻取りリール10と転写ヘッド4の構成は、参考例の図4と同じである。外ケース1の外部となる底面に弾性部8とキャップ16が配設されている。
前記弾性部8は一例として、ケース本体2の外部に設けられた弾性体保持部13に弾性体12が保持されている構成となっている。また、図面右側の弾性体保持部13は接地部7と兼用されている。この保持構造については、係止、嵌合、螺合、接着等の一般的な保持構造でよく、弾性体保持部13は、ケース本体2だけでなく、ケースフタ3に有していても、ケース本体2とケースフタ3の両方からなるものでもよい。前記弾性体12は、例えば板バネやコイルバネのような一般的なバネや、エラストマーやゴムのような樹脂など弾性を有するものであればよい。
キャップ16は一例として、転写ヘッド4と弾性部8の中間で、ケース本体2の外部に設けられたキャップ保持部15にキャップ16が回動可能となるよう配設されている構成となっている。また、前記キャップ16は接地部7と接しないよう配設されている。前記キャップ16は下壁17、前壁18、側面壁を備えている。図では側面壁しか見えていないが、下壁17と側面壁の境界部分を破線で示し、下壁17の方には引出線と番号を書いている。前記キャップ16の一端が前記前壁18であり、逆側の一端がキャップ保持部15である。
下壁17を備えたキャップ16が、前記外ケース1と被転写面30の間にあって前記弾性部8と当接して保護部材14となる位置と、転写ヘッド4の下部に介在する未使用の塗膜面を保護する位置とで、回動可能となるよう配設されている。図6は、キャップ16が前記外ケース1と被転写面30の間にあって前記弾性部8と当接して保護部材14となる位置である場合を示している。この位置において、塗膜転写具20を使用することができる。
転写操作時に使用者によって外ケース1から被転写面30の方向に力が加えられ、外ケース1の外部に配設した弾性部8からの上方向に働く抗力に逆らって、転写ヘッド4の先端部を被転写面30に接触させる。被転写面30に当接しているキャップ16の前壁18を通じて下壁17に当接している弾性体12の抗力が働いている。これにより、キャップ16が前記外ケース1と被転写面30の間にあって前記弾性部8と当接して保護部材14となっている。転写ヘッド4の先端部を被転写面30に接触させながら後方(図面右側)へと塗膜転写具20を押圧してひくことによって塗膜の転写操作をおこなう。
この時、転写ヘッド4とキャップ16の前壁18と接地部7が被転写面30に接触して、転写操作時に塗膜転写具20の傾きがなく安定するようになり、転写ヘッド4に圧力を均一にかけることが可能となるので、塗膜を被転写面30に対して均一に転写することができる。また、目的の箇所への転写操作が終わって転写ヘッドの先端を一旦止めた時に、キャップ16を通じて弾性部8の抗力によって塗膜が所定箇所で切断されて、余分な箇所に不必要な転写が行われることがなくなる。
図7は請求項2の塗膜転写具20において、キャップ16が未使用の塗膜面を保護する位置でケースフタ3をはずした正面図を示す。図6の前記外ケース1と被転写面30の間にあって前記弾性部8と当接して保護部材14となる位置から、キャップ16がキャップ保持部15を中心に回動して、前記転写ヘッド4の下部に介在する未使用の塗膜面を保護する位置にある場合を図7は示している。キャップ16の下壁17が、図面に見えている転写ヘッド4の側壁と接している(図では破線で表示している)ので、キャップ16の下壁17は直接転写テープ6と接していない。このとき前記キャップ16が備えている下壁17によって前記転写ヘッド4の下部に介在する転写テープ6の未使用の塗膜面が保護されて、塗膜面が傷ついたり、塗膜面にゴミや埃等が付着したりするのを防いで、転写不良が起こらないようにしている。このような回動可能なキャップ16が、転写操作時には保護部材14となり、転写操作をおこなわない時には転写塗膜面を保護するものとなる。
参考例の塗膜転写具の正面図。 図1の右側面図。 参考例の塗膜転写具の使用状態での正面図。 図3のケースフタをはずした正面図。 請求項1の塗膜転写具の使用状態でのケースフタをはずした正面図。 請求項2の塗膜転写具の使用状態でのケースフタをはずした正面図。 キャップが未使用の塗膜面を保護する位置でケースフタをはずした正面図。
1.外ケース
2.ケース本体
3.ケースフタ
4.転写ヘッド
5.基材テープ
6.転写テープ
7.接地部
8.弾性部
9.繰出しリール
10.巻取りリール
11.転写ヘッド保持部
12.弾性体
13.弾性体保持部
14.保護部材
15.キャップ保持部
16.キャップ
17.下壁
18.前壁
20.塗膜転写具
30.被転写面
A.底面

Claims (2)

  1. 外枠を構成する外ケースに基材テープに塗膜を備えた転写テープを繰り出す繰出しリールと、前記塗膜を被転写面に押圧して転写する転写ヘッドと、転写後の前記基材テープを巻き取る巻取りリールを有し、前記転写ヘッドの先端部が前記外ケースより突設しており、前記転写テープは前記繰出しリールから前記転写ヘッドを介して前記巻取りリールに接続されるよう配設された自動巻取式の塗膜転写具において、
    前記外ケースに被転写面に当接する接地部を有し、かつ前記外ケースに弾性部を配設して、前記弾性部に、被転写面に当接する保護部材が配設されていることを特徴とする塗膜転写具。
  2. 外枠を構成する外ケースに基材テープに塗膜を備えた転写テープを繰り出す繰出しリールと、前記塗膜を被転写面に押圧して転写する転写ヘッドと、転写後の前記基材テープを巻き取る巻取りリールを有し、前記転写ヘッドの先端部が前記外ケースより突設しており、前記転写テープは前記繰出しリールから前記転写ヘッドを介して前記巻取りリールに接続されるよう配設された自動巻取式の塗膜転写具において、
    前記外ケースに被転写面に当接する接地部を有し、かつ前記外ケースに弾性部を配設している塗膜転写具であり、
    下壁を備えたキャップが、前記外ケースと被転写面の間にあって前記弾性部と当接して保護部材となる位置と、前記転写ヘッドの下部に介在する未使用の塗膜面を保護する位置とで、回動可能となるよう配設されていることを特徴とする塗膜転写具。
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