JP5281212B1 - 表示装置及びテレビジョン受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】装置本体を支持するスタンドを容易に且つ安全に組み立てることが可能な表示装置及びテレビジョン受信機を提供する。
【解決手段】テレビジョン受信機のテレビ本体にスタンドサポート部の取付部材が取り付けられる。スタンドベース部3に連結部材4が取り付けられる。スタンドベース部3に取り付けられた連結部材4が、テレビ本体に取り付けられたスタンドサポート部の支柱部材22に嵌合され、止めネジにて支柱部材22及びスタンドベース部3の連結が固定される。
【選択図】図5

Description

本発明は、装置本体がスタンドにて支持される表示装置及びテレビジョン受信機に関する。
液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の表示装置を備えるテレビジョン受信機が普及している。据え置き型のテレビジョン受信機は、テレビ本体に設けられたスタンドにより表示画面を立てた状態で支持される。テレビジョン受信機は、表示装置の大型化に伴って重量も重くなっており、テレビジョン受信機が転倒しないように、また、スタンドのデザイン性を損なわないように、スタンドに種々の工夫が施されている。
図14はテレビジョン受信機の斜視図である。図14には、表示画面とは反対側の面(背面)に取り付けられたスタンド8がテレビ本体80を支持しているテレビジョン受信機を、背面側から見た状態を示す。
図15は従来のスタンド8の組み立て手順を示す模式図である。スタンド8は、スタンドサポート部81とスタンドベース部83とにより構成されている。図15Aには、スタンドサポート部81とスタンドベース部83とが分離された状態を示し、図15Bには、スタンドサポート部81とスタンドベース部83とが止めネジ84で取り付けられる状態を拡大して示す。
テレビジョン受信機を搬送する際の梱包体積を縮小させるために、搬送時には、テレビ本体80とスタンド8とが分離され、更に、図15Aに示すようにスタンドサポート部81とスタンドベース部83とが分離された状態にあることが多い。この場合、例えば、購入者の自宅で、購入者又は搬送者(配達業者)が、テレビ本体80にスタンド8を取り付ける作業を行う。購入者又は搬送者は、梱包箱からテレビ本体80、スタンドサポート部81及びスタンドベース部83を取り出し、まず、図15Aに示すように、テレビ本体80にスタンドサポート部81を取り付ける。
スタンドサポート部81は、略H形状の取付部材81aと、円筒状の支柱部材81bとを有し、取付部材81aの中央に支柱部材81bの一端部が連結されている。スタンドサポート部81は、取付部材81aが6つの止めネジ82にてテレビ本体80の裏面に取り付けられることでテレビ本体80に連結される。スタンドサポート部81がテレビ本体80に連結された場合、支柱部材81bの他端部は、テレビ本体80の一長辺の中央で、テレビ本体80の短手方向に少し突出した状態となる。支柱部材81bの他端部の開口端部には、内周面の4箇所に内向きに出っ張るように4つのボス81cが設けられており、ボス81cには、支柱部材81bの軸長方向に延びるネジ穴が設けられている。
スタンドベース部83は、矩形枠状に形成されており、一長辺の中央部に内向きに張り出す張り出し部83bが設けられている。張り出し部83bには、支柱部材81bのボス81cのネジ穴のそれぞれと対応するように4つの貫通孔83aが設けられている。スタンドベース部83をスタンドサポート部81に取り付ける場合、4つの止めネジ84が、スタンドベース部83の下面側から貫通孔83aに通され、支柱部材81bのボス81cのネジ穴に螺嵌される。
一方、特許文献1では、表示ユニット(テレビ本体)に、スタンドを所定姿勢に保持して仮固定するスタンド装着部を設け、表示ユニットとスタンドとを仮固定した後に止めネジにて本固定する構造が提案されている。特許文献1に開示された技術を用いることにより、スタンドを容易にまた安全に表示ユニットに取り付けることができる。
特開2011−27872号公報
上述したように止めネジ84にてスタンドベース部83をスタンドサポート部81に取り付ける場合、ユーザ(購入者、配達業者)は、支柱部材81bのボス81cのネジ穴とスタンドベース部83の貫通孔83aとを合わせた状態で支柱部材81b及びスタンドベース部83を保持したまま止めネジ84を回す必要がある。即ち、支柱部材81b及びスタンドベース部83を片手で保持した状態で、もう片方の手で止めネジ84を貫通孔83a及びネジ穴に挿し込み、ドライバで止めネジ84を回す必要があり、取り付けし難いという問題がある。また、支柱部材81b及びスタンドベース部83を片手で保持した状況では、誤って支柱部材81b及びスタンドベース部83を落下させてしまう可能性があり、誤って支柱部材81bを落下させた場合、支柱部材81bが取り付けられたテレビ本体80が破損する虞がある。
また、特許文献1に開示された技術では、表示ユニットのリアキャビネットにスタンド装着部が設けられるので、表示ユニット(液晶モジュール)の大きさ毎にリアキャビネット及びスタンドの形状を設計変更する必要があるという問題がある。これは、液晶モジュールの大きさによって、表示ユニットを十分に支持できるように、スタンド装着部の大きさ及び配置位置を変更する必要があるからである。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものである。その目的とするところは、表示ユニットの大きさ毎にリアキャビネット及びスタンドを設計変更することなく、支持部(スタンド)を容易に且つ安全に組み立てることが可能な表示装置及びテレビジョン受信機を提供することにある。
本発明に係る表示装置は、表示パネルが設けられた装置本体と、前記表示パネルを立てた状態で前記装置本体を支持する支持部とを備える表示装置において、前記支持部は、軸が前記表示パネルの表示面に平行となるように前記装置本体に取り付けられた円筒状の支柱部材と、該支柱部材を介して前記装置本体を支持する支持部材と、一端部が前記支持部材に取り付けられ、他端部が前記支柱部材の開口端に嵌合されることによって、前記支柱部材及び前記支持部材を連結する連結部材と、該連結部材による前記支柱部材及び支持部材の連結を固定する固定部材とを有することを特徴とする。
本発明によれば、表示パネルが設けられた装置本体を支持する支持部において、装置本体に取り付けられた円筒状の支柱部材と、支柱部材を介して装置本体を支持する支持部材とが、連結部材にて連結される。連結部材は、一端部が支持部材に取り付けられた状態で、他端部が支柱部材の開口端に嵌合されることによって、支柱部材及び支持部材を連結する。支柱部材及び支持部材は、連結部材にて連結された状態で固定部材にて固定されるので、支柱部材及び支持部材の連結を固定する際にユーザは支柱部材及び支持部材を保持しておく必要がない。
本発明に係る表示装置は、前記連結部材の他端部は、前記支柱部材の開口端に嵌合された場合に前記支柱部材の径方向に広がる弾性を有することを特徴とする。
本発明によれば、連結部材の他端部は、支柱部材の開口端に嵌合された場合に支柱部材の径方向に広がる弾性を有するので、支柱部材の開口端に嵌合された連結部材が抜け落ちることを防止できる。よって、支柱部材及び支持部材を固定する際に支柱部材及び支持部材が分離しないので、より容易に且つ安全に支柱部材及び支持部材の連結を固定できる。
本発明に係る表示装置は、前記連結部材は、直方体状の基部と、該基部から所定間隔を隔てて同方向に延設された複数の板部とを有し、両端の板部は、外側の面に、それぞれの突出端間の長さが前記支柱部材の内径よりも長い凸部を有することを特徴とする。
本発明によれば、連結部材は、直方体状の基部と、基部から所定間隔を隔てて同方向に延設された複数の板部とで構成されており、両端の板部の外側の面に設けられた凸部は、それぞれの突出端間の長さが支柱部材の内径よりも長くなるように構成されている。よって、複数の板部の突出端が支柱部材に嵌合された場合に、両端の板部に設けられた凸部が支柱部材の内周面を押圧するので、連結部材が支柱部材から抜け落ちることを防止できる。凸部を板部と一体に形成することができ、支柱部材に嵌合された場合に支柱部材の径方向に広がる弾性を有する連結部材を容易に形成できる。
本発明に係る表示装置は、前記支柱部材の開口端には、前記支柱部材の軸を中心とした回転方向における所定位置で前記連結部材の他端部が嵌合されるように該他端部を案内する案内部が設けられ、前記連結部材の他端部は、前記案内部に従って前記支柱部材の開口端に嵌合されることを特徴とする。
本発明によれば、支柱部材の軸を中心とした回転方向における所定位置で連結部材の他端部が支柱部材に嵌合されるので、前記軸を中心とした回転方向における誤った位置で、連結部材の他端部が支柱部材に嵌合されることを防止できる。よって、支柱部材と連結部材とを、支柱部材の軸を中心とした回転方向における適切な位置で確実に連結できる。即ち、連結部材の一端部が取り付けられた支持部材に対して、支柱部材が取り付けられた装置本体に設けられた表示パネルの向きを所定方向に向けることが可能となる。
本発明に係る表示装置は、前記支持部材は、適宜位置に孔を有し、前記連結部材の一端部は、前記他端部が嵌合された前記支柱部材の軸を中心とした回転方向における所定位置で前記支持部材の孔に嵌合される凸部を有することを特徴とする。
本発明によれば、支持部材の適宜位置に孔が設けられており、この孔に嵌合可能な凸部が連結部材の一端部に設けられている。連結部材の一端部の凸部を支持部材の孔に嵌合させることにより、支柱部材の軸を中心とした回転方向における所定位置で、連結部材を支持部材に取り付けることができる。よって、支持部材と連結部材とを、支柱部材の軸を中心とした回転方向における適切な位置で連結できるので、支持部材に対して、支柱部材が取り付けられた装置本体に設けられた表示パネルの向きを所定方向に向けることが可能となる。
本発明に係る表示装置は、前記連結部材及び/又は前記支柱部材は、前記連結部材の他端部が前記支柱部材の開口端に嵌合された場合に、前記連結部材が前記支柱部材の軸方向における所定位置以上に嵌合しないようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、連結部材の他端部が支柱部材の開口端に嵌合された場合に、連結部材が支柱部材の軸方向における所定位置以上に嵌合されない。よって、誤って連結部材が支柱部材の内部に入り込んでしまうことを防止できる。
本発明に係る表示装置は、前記支柱部材の開口端には、適宜位置に切欠部が設けられており、前記連結部材の一端部には、前記他端部が前記支柱部材の開口端に嵌合された場合に前記切欠部に係合して前記連結部材の嵌合を停止させる係止部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、支柱部材の開口端の適宜位置に切欠部が設けてあり、連結部材の他端部が支柱部材の開口端に嵌合された場合に、切欠部に係合して連結部材の嵌合を停止させる係止部が連結部材の一端部に設けてある。よって、誤って連結部材が支柱部材の内部に入り込んでしまうことを確実に防止できる。
本発明に係る表示装置は、表示パネルが設けられた装置本体と、前記表示パネルを立てた状態で前記装置本体を支持する支持部とを備える表示装置において、前記装置本体は、上下方向を軸方向とする円形断面を有する凹部を備え、前記支持部は、前記装置本体を支持する支持部材と、一端部が前記支持部材に取り付けられ、他端部が前記装置本体の凹部に嵌合されることによって、前記装置本体及び前記支持部材を連結する連結部材と、該連結部材による前記装置本体及び支持部材の連結を固定する固定部材とを有することを特徴とする。
本発明によれば、表示パネルが設けられた装置本体に、上下方向を軸方向とする円形断面を有する凹部が設けてある。連結部材は、一端部が支持部材に取り付けられた状態で、他端部が装置本体の凹部に嵌合されることによって装置本体及び支持部材を連結する。装置本体及び支持部材は、連結部材にて連結された状態で固定部材にて固定されるので、装置本体及び支持部材の連結を固定する際にユーザは装置本体及び支持部材を保持しておく必要がない。
本発明に係る表示装置は、前記支持部材及び前記連結部材は一体成形されていることを特徴とする。
本発明によれば、支持部材及び連結部材が一体成形されているので、連結部材を支持部材に取り付ける作業が不要となり、装置本体に支持部を取り付ける際の作業負担を軽減できる。
本発明に係るテレビジョン受信機は、上述したいずれかの表示装置と、テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とする。
本発明によれば、上述したように容易に且つ安全に支持部の組み立てが可能な表示装置を有するテレビジョン受信機を実現できる。
本発明によれば、支柱部材及び支持部材の連結を固定する際にユーザは支柱部材及び支持部材を保持しておく必要がないので、支柱部材及び支持部材の固定を両手で行うことができ、支持部の組み立てを容易に且つ安全に、また確実に行うことができる。また、表示部を有する筐体(リアキャビネット)は従来のものを使用できるので、表示パネルの大きさ毎にリアキャビネットを設計変更する必要がなく、同一の支持部(スタンド)を異なる大きさの表示装置に使用できる。
実施形態1に係るテレビジョン受信機の斜視図である。 スタンドの構造を示す模式図である。 スタンドベース部及び連結部材の連結手順を示す模式図である。 連結部材の拡大図である。 支柱部材及びスタンドベース部の連結手順を示す模式図である。 支柱部材及びスタンドベース部の連結手順を示す模式図である。 スタンドの構造の変形例を示す模式図である。 スタンドの構造の変形例を示す模式図である。 スタンドの構造の変形例を示す模式図である。 実施形態2に係るテレビジョン受信機の斜視図である。 実施形態2のテレビ本体及びスタンドの構造を示す模式図である。 実施形態2のテレビ本体及びスタンドの構造を示す模式図である。 スタンドベース部及び連結部材の構造の変形例を示す模式図である。 テレビジョン受信機の斜視図である。 従来のスタンドの組み立て手順を示す模式図である。
以下に、本発明をその実施形態を示す図面に基づいて詳述する。
(実施形態1)
図1は実施形態1に係るテレビジョン受信機の斜視図である。図1Aにはテレビジョン受信機を表示画面側から見た状態を示し、図1Bにはテレビジョン受信機を表示画面とは反対側の面(以下、背面という)側から見た状態を示す。
本実施形態1のテレビジョン受信機は、液晶パネル、プラズマパネル又は有機ELパネル等の表示パネル10aが設けられた矩形状のテレビ本体(装置本体)10と、テレビ本体10を支持するスタンド(支持部)1とを備える表示装置である。スタンド1は、表示パネル10aを立てた状態でテレビ本体10を支持する。また、本実施形態1のテレビジョン受信機では、テレビ本体10内部に、テレビジョン放送を受信する受信部11が内蔵されており、受信部11にて受信したテレビジョン放送に基づいて表示パネル10aに映像を表示する。
以下に、本実施形態1のスタンド1の構造及び組み立て手順について説明する。図2はスタンド1の構造を示す模式図である。スタンド1は、スタンドサポート部2とスタンドベース部3とを有し、図2には、スタンドサポート部2とスタンドベース部3とが分離された状態を示す。
スタンドサポート部2は、略矩形板状の取付部材21と円筒状の支柱部材22とを有する。取付部材21の略中央に支柱部材22の一端部が連結されており、取付部材21の短手方向に支柱部材22が延設されることにより、スタンドサポート部2は略T字状に構成されている。
スタンドサポート部2は、取付部材21が4つの止めネジ23にてテレビ本体10の背面(リアキャビネット)の略中央に取り付けられることでテレビ本体10に取り付けられる。なお、リアキャビネットには、取付部材21が取り付けられる位置、具体的には、止めネジ23が螺嵌される位置にネジ穴が形成されおり、テレビ本体10に対して誤った位置に取付部材21が取り付けられることを防止できる。
スタンドサポート部2がテレビ本体10に取り付けられた場合、支柱部材22の他端部は、テレビ本体10の一長辺の中央で、テレビ本体10の短手方向に少し突出した状態となる。また、スタンドサポート部2がテレビ本体10に取り付けられた場合、支柱部材22の軸が、テレビ本体10の背面に平行で、且つテレビ本体10の短手方向に一致する状態となる。
本実施形態1のスタンド1は、連結部材4を介してスタンドサポート部2及びスタンドベース部3が連結されることによって構成される。図3はスタンドベース部3及び連結部材4の連結手順を示す模式図である。図3A及び図3Cには、スタンドベース部3を、連結部材4を取り付ける側から見た状態を示し、図3Bには、スタンドベース部3を、連結部材4を取り付ける側とは反対側(以下、裏面側という)から見た状態を示す。また、図4は連結部材4の拡大図である。
連結部材4は、一端部がスタンドベース部3に取り付けられ、他端部が、図5に示すように支柱部材22の開口端(他端部)に嵌合されることによって、支柱部材22及びスタンドベース部3を連結する。連結部材4は、例えば合成樹脂で成形されており、矩形ブロック状(直方体状)の基部40と、基部40から同方向に延設された3つの板部41とを有する。板部41は等間隔に並べられている。基部40の上下中央にはリブが設けられており、中央の板部41は両端(外側)の板部41よりもリブの分だけ幅広に形成されているので、図4Bに示すように、基部40の端面は略十字状に形成されている。また、基部40の上側のリブの基端側には凸部44が突設されている。
連結部材4が先細になるように、両端の板部41の外側の側面にはテーパ面が形成されている。また、両端の板部41の外側の側面において、テーパ面の形成端近傍には、外向きに出っ張る凸部41aが設けられている。2つの凸部41aは、それぞれの突出端間の長さが、支柱部材22の内径よりも少し長くなるように突設されている。
連結部材4の基部40の端面には、中央の板部41に応じた位置に、板部41の突出方向とは反対方向に凸部42が突設されており、両端の板部41に応じた位置に同様に凸部43が突設されている。凸部42は、円柱状に形成されており、基部40に設けられた凸部44と同じ方向にリブが突設されており、全体として鍵穴断面を有する。2つの凸部43は、内部にネジ穴が形成された円筒状に構成されている。
スタンドベース部3は矩形枠状に形成され、一長辺が他の長辺よりも幅広に形成され、幅広に形成された長辺の中央部に内向きに張り出す張り出し部30が設けられている。張り出し部30には、支柱部材22の外径と同程度の直径の円形断面を有する窪み30aが形成されている。窪み30aには、連結部材4に設けられた凸部42,43のそれぞれと対応する箇所に、凸部42,43のそれぞれを嵌合できる大きさの断面を有する貫通孔31,32が設けられている。貫通孔31は、連結部材4の凸部42と同様に鍵穴断面を有しており、貫通孔32は、連結部材4の凸部43と同様に円形断面を有している。また窪み30aには、後述する支柱部材22のボス22aのネジ穴のそれぞれと対応する箇所に4つの貫通孔33が設けられている。
スタンドベース部3は、スタンドサポート部2を介してテレビ本体10を支持する支持部材である。スタンドベース部3は、連結部材4を介してスタンドサポート部2(支柱部材22)に連結されてテレビ本体10を支持するので、テレビジョン受信機が転倒しないようにテレビ本体10を十分支持できる重量及び形状に形成されている。またスタンドベース部3は、テレビジョン受信機が配置された場合にユーザから見える位置に配置されるので、デザイン性も重視した形状に形成される。よって、本実施形態1のスタンドベース部3は矩形枠状に形成されているが、このような形状に限定されない。
上述した構成の連結部材4をスタンドベース部3に取り付ける場合、窪み30aに形成された貫通孔31,32のそれぞれに凸部42,43を嵌合させた状態で、止めネジ34をスタンドベース部3の裏面側から貫通孔32に通し、凸部43のネジ穴に螺嵌する。これにより、図3Cに示すように、連結部材4がスタンドベース部3に固定される。
スタンドベース部3の貫通孔31及び連結部材4の凸部42が円形断面に形成されていないことにより、スタンドベース部3に対して連結部材4を誤った向きに取り付けることを防止できる。また、連結部材4の凸部42と共に2つの凸部43がスタンドベース部3の貫通孔32に嵌合されることにより、スタンドベース部3に対して、スタンドベース部3に直交する方向を回転軸とした回転方向における一意の位置で連結部材4を取り付けることができる。よって、スタンドベース部3に対して誤った位置(向き)で連結部材4が取り付けられることを防止できる。
また、スタンドベース部3に窪み30aを設けておき、窪み30aに連結部材4を嵌合させるように注意を促すことにより、スタンドベース部3の表裏を誤って連結部材4が取り付けられることを防止できる。なお、スタンドベース部3が、スタンドベース部本体と、スタンドベース部本体の上側を覆うカバーとで構成される場合がある。この場合、窪み30aを設けず、スタンドベース部本体とカバーとを異なる色で形成しておき、カバーを上側にして連結部材4を嵌合させるように注意を促すことにより、スタンドベース部3の表裏を誤って連結部材4が取り付けられることを防止するようにしてもよい。
また、連結部材4の凸部43をスタンドベース部3の貫通孔32に嵌合させることによって、止めネジ34が通る貫通孔32及び凸部43のネジ穴が位置合わせされるので、止めネジ34を容易に螺嵌できる。
図5及び図6は支柱部材22及びスタンドベース部3の連結手順を示す模式図である。なお、図5B及び図6では、連結部材4が支柱部材22に嵌合される状態が分かり易いように連結部材4とスタンドベース部3とを分離して示しているが、実際の手順では、連結部材4は、スタンドベース部3に取り付けられた状態で支柱部材22に嵌合される。
支柱部材22の他端部(連結部材4が嵌合される端部)の開口端部には、内周面の4箇所に内向きに出っ張るように4つのボス22aが設けられており、ボス22aには、支柱部材22の軸長方向に延びるネジ穴が設けられている。ボス22aは、連結部材4の板部41が支柱部材22の開口端から嵌合される際に、支柱部材22の軸を中心とした回転方向における一意の位置でしか嵌合できないように、また、嵌合された板部41を、その外周面で挟持できる外径に形成されている。このような構成により、ボス22aは、支柱部材22の軸を中心とした回転方向における一意の位置で連結部材4(板部41)が嵌合されるように板部41の嵌合を案内する案内部として機能する。よって、連結部材4の板部41を、ボス22aの外周面に沿って支柱部材22の内部に嵌合させることによって、支柱部材22の開口端に対して誤った位置で連結部材4が嵌合されることを防止できる。
ところで、連結部材4の両端の板部41に設けられた凸部41aの突出端間の長さは、支柱部材22の内径よりも少し長くなるように形成されている。よって、板部41を支柱部材22に嵌合させた場合、連結部材4の凸部41aに、2つの凸部41aが近付く方向に力が加えられる。即ち、両端の板部41の先端側(突出端側)に、中央の板部41側に撓むような力が加えられる。両端の板部41は弾性を有しているので、このような力が加えられた場合、両端の板部41は元の状態に戻ろうとして支柱部材22の内周面に対して力を加える。この力により、支柱部材22に嵌合された連結部材4が支柱部材22から抜け落ちることを防止できる。
また、支柱部材22の開口端には、連結部材4の板部41が嵌合された場合に、凸部44と対向する位置に切欠部22bが設けられている。よって、例えば、連結部材4をスタンドベース部3に取り付ける前に誤って支柱部材22の開口端から嵌合させた場合であっても、連結部材4の凸部(係止部)44が支柱部材22の切欠部22bに係合し、連結部材4の嵌合を停止させる。これにより、連結部材4が支柱部材22の内部に入り込んでしまうことを防止できる。なお、連結部材4が支柱部材22の内部に入り込んでしまうことを防止できる構成は、このような構成に限定されない。
スタンドベース部3に取り付けられた連結部材4を支柱部材22の開口端から嵌合させた場合、支柱部材22のボス22aのネジ穴が、スタンドベース部3に設けられた貫通孔33と重なる。このような状態で、スタンドベース部3の裏面側から4つの止めネジ(固定部材)35を貫通孔33にそれぞれ通した後、支柱部材22のボス22aのネジ穴に螺嵌することにより、支柱部材22とスタンドベース部3との連結が固定される。
次に、上述した構成のスタンド1をテレビ本体10に取り付ける際の取り付け手順について説明する。スタンド1をテレビ本体10に取り付ける場合、表示パネル10aを下に向けてテレビ本体10を床又は机等の上に載置する。そして、止めネジ23にて取付部材21をテレビ本体10の背面に取り付ける。
一方、スタンドベース部3の窪み30aに形成された貫通孔31,32に連結部材4の凸部42,43を嵌合させた状態で、2つの止めネジ34を貫通孔32に通して凸部43のネジ穴に螺嵌させる。これにより、連結部材4がスタンドベース部3に取り付けられる。
次に、連結部材4の板部41を、支柱部材22のボス22aの外周面に沿って支柱部材22の内部に挿入し、支柱部材22の開口端がスタンドベース部3の窪み30aに当接するまで連結部材4を支柱部材22内部に嵌合させる。連結部材4を支柱部材22に嵌合させた場合、支柱部材22のボス22aのネジ穴がスタンドベース部3の貫通孔33に連なった状態となる。よって、この状態で、スタンドベース部3の裏面側から4つの止めネジ35を貫通孔33に通し、貫通孔33に連なるボス22aのネジ穴に螺嵌させる。これにより、支柱部材22(スタンドサポート部2)及びスタンドベース部3の連結が固定される。その後、テレビ本体10を起こし、スタンドベース部3にてテレビ本体10が支持された状態でテレビ載置台等の上にテレビジョン受信機が載置される。なお、テレビジョン受信機が載置された場合、スタンドベース部3の窪み30aが設けられた長辺部分がテレビジョン受信機の背面側に配置される。
本実施形態1のスタンド1では、連結部材4を支柱部材22に嵌合させることによってスタンドサポート部2及びスタンドベース部3が連結され、この連結が連結部材4にて維持される。よって、止めネジ35を回すユーザ(作業者)は、支柱部材22(スタンドサポート部2)及びスタンドベース部3を保持しておく必要がない。従って、ネジ止め作業中にスタンドサポート部2及びスタンドベース部3等が落下して破損することを防止できる。また、連結部材4を支柱部材22に嵌合させた場合に、支柱部材22のボス22aのネジ穴とスタンドベース部3の貫通孔33とが連なった状態となるので、安全に且つ容易にネジ止めでき、また、1人の作業者によっても確実にネジ止めできる。
本実施形態1のテレビジョン受信機において、スタンド1が組み立てられた後は、連結部材4は、支柱部材22の内部に嵌合され、外側からは見えない場所に配置されるので、スタンド1及びテレビジョン受信機のデザイン性を損なわない。また、連結部材4は、スタンド1を組み立てる際に重要な部材となるので、連結部材4を白色又は赤色等の目立つ色に構成してもよい。なお、スタンド1の組み立て後は、連結部材4は外部から見えないので、このように構成しても問題はない。
連結部材4は、支柱部材22及びスタンドベース部3の連結が止めネジ35で固定されるまでの間、支柱部材22及びスタンドベース部3を連結しておくことが可能な程度の強度を有する必要がある。また、連結部材4は、支柱部材22に嵌合させた場合に支柱部材22から容易に抜け落ちない程度の弾性を有する必要がある。よって、そのような強度及び弾性を実現できる材料であればどのような材料を用いてもよく、また、連結部材4を構成する板部41は3つに限定されない。
上述の実施形態1のスタンド1では、スタンドベース部3及び連結部材4が別体で構成されていたが、一体で構成してもよい。この場合、連結部材4をスタンドベース部3に取り付ける作業が不要となり、スタンド1のテレビ本体10への取り付け作業がより簡略化される。また、スタンドベース部3が、スタンドベース部本体と、スタンドベース部本体の上側を覆うカバーとで構成される場合に、カバーと連結部材4とを一体で構成してもよい。また、上述の実施形態1では、本発明に係る表示装置を備えるテレビジョン受信機を例に説明した。このほかに、本発明の表示装置は、撮像装置にて撮像された画像データ又はネットワークを介して受信した画像データに基づく画像を表示パネルに表示するデジタルフォトフレーム、予め内部メモリに記憶してあるデータ又はネットワークを介して受信したデータに基づく画像を表示パネルに表示するデジタルサイネージ等にも適用できる。
以下に、上述の実施形態1におけるスタンド1の変形例について説明する。図7乃至図9は、スタンド1の構造の変形例を示す模式図である。なお、図8には、図7に示す支柱部材22及び連結部材4を、支柱部材22の軸を有し、スタンドベース部3の長手方向に広がる面にて切った断面図を示す。
図7及び図8に示す例では、上述の実施形態1の支柱部材22において、連結部材4が嵌合された場合に、板部41に設けられた凸部41aが位置する箇所近傍に、矩形断面を有する2つの貫通孔22cが設けられている。また、図7及び図8に示す例では、連結部材4の両端の板部41の突出端部に、凸部41aの代わりに、支柱部材22に嵌合された場合に、貫通孔22cに嵌合されて係止される爪部45が設けられている。
このような構造により、図8A〜図8Cに示すように、連結部材4が支柱部材22に挿入された場合に、支柱部材22の貫通孔22cに、連結部材4の爪部45が係止するので、連結部材4が支柱部材22から容易に抜け落ちることを確実に防止できる。なお、その他の構造については上述の実施形態1と同様であるので説明を省略する。
図9に示す構成は、スタンド1を強化した構成であり、例えば、スタンドベース部3において、テレビ本体10の背面側に突出部36を設けることにより、テレビ本体10が背面側へ転倒することをより防止できる。また、テレビ本体10の背面(リアキャビネット)に、スタンドサポート部2の支柱部材22を固定する固定部37を設けることにより、スタンドサポート部2の支柱部材22がテレビ本体10を支持する力を補強できる。
上述の実施形態1では、スタンド1がテレビ本体10の背面側に取り付けられる構成であるが、このような構成に限らない。例えば、テレビ本体10の下側の長辺部分にスタンド1が取り付けられる構成でもよい。
(実施形態2)
図10は実施形態2に係るテレビジョン受信機の斜視図である。図10Aにはテレビジョン受信機を表示画面側から見た状態を示し、図10Bにはテレビジョン受信機を背面側から見た状態を示す。本実施形態2のテレビジョン受信機は、上述の実施形態1のテレビジョン受信機と同様の構成を有しており、同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態2のテレビジョン受信機は、上述の実施形態1のテレビジョン受信機と同様に、テレビ本体(装置本体)10と、テレビ本体10を支持するスタンド(支持部)1とを備える。またスタンド1は、表示パネル10aを立てた状態でテレビ本体10を支持する。
以下に、本実施形態2のスタンド1の構造及び組み立て手順について説明する。図11及び図12は実施形態2のテレビ本体10及びスタンド1の構造を示す模式図である。本実施形態2のテレビジョン受信機は、上述の実施形態1のテレビジョン受信機におけるスタンドサポート部2を有しない代わりに、テレビ本体10の下端面の中央に、凹部50が設けてある。凹部50は、上下方向(テレビ本体10の短手方向)を軸方向とする円形断面を有する形状に形成されている。即ち、凹部50は、円形断面の軸が表示パネル10aの表示面に平行となるように設けられている。
本実施形態2のスタンド1は、連結部材4の一端部がスタンドベース部3に取り付けられ、他端部がテレビ本体10の凹部50に嵌合されることによって、テレビ本体10及びスタンドベース部3を連結する。スタンドベース部3は、連結部材4を介してテレビ本体10を支持する。
上述の実施形態1のスタンドサポート部2において、連結部材4が嵌合される支柱部材22の開口端部と同様に、凹部50の開口端部には、内周面の4箇所に内向きに出っ張るように4つのボス50aが設けられている。またボス50aには、凹部50の円形断面の軸長方向(テレビ本体10の上下方向)に延びるネジ穴が設けられている。
ボス50aは、連結部材4の板部41が凹部50の開口端から嵌合される際に、凹部50の円形断面の軸を中心とした回転方向における一意の位置でしか嵌合できないように、また、嵌合された板部41を、その外周面で挟持できる外径に形成されている。このような構成により、ボス50aは、凹部50の円形断面の軸を中心とした回転方向における一意の位置で連結部材4(板部41)が嵌合されるように板部41の嵌合を案内する案内部として機能する。よって、連結部材4の板部41を、ボス50aの外周面に沿って凹部50に嵌合させることによって、凹部50(テレビ本体10)に対して誤った位置で連結部材4が嵌合されることを防止できる。
また、凹部50の開口端には、連結部材4の板部41が嵌合された場合に、凸部44と対向する位置に切欠部50bが設けられている。よって、例えば、連結部材4をスタンドベース部3に取り付ける前に誤ってテレビ本体10の凹部50に嵌合させた場合であっても、連結部材4の凸部44が凹部50の切欠部50bに係合し、連結部材4の嵌合を停止させる。これにより、連結部材4が凹部50の内部に入り込んでしまうことを防止できる。なお、連結部材4が凹部50の内部に入り込んでしまうことを防止できる構成は、このような構成に限定されない。
スタンドベース部3に取り付けられた連結部材4をテレビ本体10の凹部50に嵌合させた場合、凹部50のボス50aのネジ穴が、スタンドベース部3に設けられた貫通孔33と重なる。このような状態で、スタンドベース部3の裏面側から4つの止めネジ35(図6参照)を貫通孔33にそれぞれ通した後、凹部50のボス50aのネジ穴に螺嵌することにより、テレビ本体10とスタンドベース部3との連結が固定される。
本実施形態2において、スタンドベース部3及び連結部材4の構造は上述の実施形態1と同様である。なお、上述の実施形態1では、スタンドベース部3の張り出し部30に窪み30aが設けられ、窪み30aに貫通孔31,32,33が設けられていた。一方、本実施形態2のスタンドベース部3は、図12に示すように、張り出し部30に窪み30aは設けられておらず、貫通孔31,32,33のみが設けられている。なお、本実施形態2においても、上述の実施形態1と同様に、張り出し部30に窪み30aを設け、窪み30aに貫通孔31,32,33を設けた構成でもよい。
次に、本実施形態2のテレビジョン受信機において、スタンド1をテレビ本体10に取り付ける際の取り付け手順について説明する。スタンド1をテレビ本体10に取り付ける場合、表示パネル10aを下に向けてテレビ本体10を床又は机等の上に載置する。そして、上述の実施形態1と同様の手順にて、スタンドベース部3に連結部材4を取り付ける。
次に、連結部材4の板部41を、テレビ本体10に設けられた凹部50のボス50aの外周面に沿って凹部50に挿入し、凹部50の開口端(テレビ本体10の下端面)がスタンドベース部3に当接するまで連結部材4を凹部50内部に嵌合させる。連結部材4を凹部50に嵌合させた場合、ボス50aのネジ穴がスタンドベース部3の貫通孔33に連なった状態となる。よって、この状態で、スタンドベース部3の裏面側から4つの止めネジ35を貫通孔33に通し、貫通孔33に連なるボス50aのネジ穴に螺嵌させる。これにより、テレビ本体10及びスタンドベース部3の連結が固定される。その後、テレビ本体10を起こし、スタンドベース部3にてテレビ本体10が支持された状態でテレビ載置台等の上にテレビジョン受信機が載置される。
本実施形態2のテレビジョン受信機においても、上述の実施形態1のテレビジョン受信機と同様の効果が得られる。
以下に、上述の実施形態1,2におけるスタンドベース部3及び連結部材4の変形例について説明する。図13はスタンドベース部3及び連結部材4の構造の変形例を示す模式図である。
上述の実施形態1,2のスタンド1では、スタンドベース部3及び連結部材4が別体で構成されていたが、一体で構成してもよい。図13Aには、スタンドベース部3及び連結部材4が一体で構成された例を示す。このような構造とした場合、止めネジ34を用いて連結部材4をスタンドベース部3に取り付ける作業が不要となり、スタンド1(スタンドベース部3)のテレビ本体10への取り付け作業がより簡略化される。なお、スタンドベース部3及び連結部材4が一体で構成される場合、連結部材4が誤って支柱部材22の内部又はテレビ本体10の凹部50に入り込んでしまうことがない。従って、図13Aに示すように、連結部材4の基部40から凸部44が突設されていなくてもよい。
図13Bに示す例では、スタンドベース部3は矩形板状に形成され、中央に貫通孔3aが設けられている。図13Bに示すスタンドベース部3は、上述の実施形態1,2のスタンドベース部3と縦寸法及び横寸法が略同程度の形状に形成されており、貫通孔3aは、上述の実施形態1,2のスタンドベース部3における張り出し部30と同じ位置に設けてある。図13Bに示す連結部材4は、上述の実施形態1,2の連結部材4と同様の形状に形成されているが、基部40の端面に凸部42,43は設けられておらず、基部40の端面は、矩形板4aの中央に取り付けられている。矩形板4aは、スタンドベース部3よりも小さい形状に形成されており、支柱部材22のボス22a(又はテレビ本体10の凹部50のボス50a)のネジ穴のそれぞれと対応する箇所に4つの貫通孔33が設けられている。図13B中の矢符で示すように連結部材4がスタンドベース部3の裏面(下面)側から貫通孔3aに挿入された場合、スタンドベース部3が矩形板4aを覆うカバーとなる。
なお、スタンドベース部3の裏面(矩形板4aとの当接面)に矩形板4aと同程度の大きさの凹部を設けておき、連結部材4が貫通孔3aに挿入された場合に、矩形板4aが凹部に嵌合されるようにしてもよい。この場合、スタンドベース部3に対して適切な位置(向き)で連結部材4を貫通孔3aに挿入することができ、連結部材4が貫通孔3aに挿入された場合に、スタンドベース部3の裏面と矩形板4aの下面とが同一平面となる。また、スタンドベース部3の裏面と、矩形板4aの上面(連結部材4が設けられている面)とに互いに掛止する掛止部を設けてもよい。この場合、連結部材4を貫通孔3aに挿入した際に、掛止部にてスタンドベース部3と矩形板4aとを固定できる。更に、図13Bに示す例でも、連結部材4が誤って支柱部材22の内部又はテレビ本体10の凹部50に入り込んでしまうことがないので、図13Aに示す例と同様に、連結部材4の基部40から凸部44が突設されていなくてもよい。
図13Bに示す例では、連結部材4をスタンドベース部3の貫通孔3aに挿入させることにより、連結部材4(矩形板4a)がスタンドベース部3に取り付けられるので、止めネジ34を用いて連結部材4をスタンドベース部3に取り付ける作業が不要となる。スタンドベース部3に取り付けられた連結部材4が支柱部材22の開口端(又はテレビ本体10の凹部50)に嵌合された場合、支柱部材22のボス22a(又はテレビ本体10の凹部50のボス50a)のネジ穴が、矩形板4aに設けられた貫通孔33と重なる。このような状態で、矩形板4aの裏面側から4つの止めネジ35を貫通孔33にそれぞれ通した後、支柱部材22のボス22a(又はテレビ本体10の凹部50のボス50a)のネジ穴に螺嵌することにより、支柱部材22(又はテレビ本体10)とスタンドベース部3との連結が固定される。図13Bに示す例では、スタンド1が組み立てられた後は、連結部材4は支柱部材22の内部又はテレビ本体10の凹部50に嵌合され、矩形板4aはスタンドベース部3に覆われ、外側からは見えない場所に配置されるので、スタンド1及びテレビジョン受信機のデザイン性を損なわない。
今回開示された実施形態はすべての点で例示であって、制限的なものでは無いと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味では無く、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 スタンド(支持部)
2 スタンドサポート部
3 スタンドベース部(支持部材)
4 連結部材
10 テレビ本体(装置本体)
10a 表示パネル
22 支柱部材
22a ボス(案内部)
22b 切欠部
31,32 貫通孔
35 止めネジ(固定部材)
40 基部
41 板部
41a 凸部
42,43 凸部
44 凸部(係止部)
50 凹部

Claims (10)

  1. 表示パネルが設けられた装置本体と、前記表示パネルを立てた状態で前記装置本体を支持する支持部とを備える表示装置において、
    前記支持部は、
    軸が前記表示パネルの表示面に平行となるように前記装置本体に取り付けられた円筒状の支柱部材と、
    該支柱部材を介して前記装置本体を支持する支持部材と、
    一端部が前記支持部材に取り付けられ、他端部が前記支柱部材の開口端に嵌合されることによって、前記支柱部材及び前記支持部材を連結する連結部材と、
    該連結部材による前記支柱部材及び支持部材の連結を固定する固定部材とを有する
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記連結部材の他端部は、前記支柱部材の開口端に嵌合された場合に前記支柱部材の径方向に広がる弾性を有することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記連結部材は、直方体状の基部と、該基部から所定間隔を隔てて同方向に延設された複数の板部とを有し、
    両端の板部は、外側の面に、それぞれの突出端間の長さが前記支柱部材の内径よりも長い凸部を有することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記支柱部材の開口端には、前記支柱部材の軸を中心とした回転方向における所定位置で前記連結部材の他端部が嵌合されるように該他端部を案内する案内部が設けられ、
    前記連結部材の他端部は、前記案内部に従って前記支柱部材の開口端に嵌合されることを特徴とする請求項1から3までのいずれかひとつに記載の表示装置。
  5. 前記支持部材は、適宜位置に孔を有し、
    前記連結部材の一端部は、前記他端部が嵌合された前記支柱部材の軸を中心とした回転方向における所定位置で前記支持部材の孔に嵌合される凸部を有することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記連結部材及び/又は前記支柱部材は、前記連結部材の他端部が前記支柱部材の開口端に嵌合された場合に、前記連結部材が前記支柱部材の軸方向における所定位置以上に嵌合しないようにしてあることを特徴とする請求項1から5までのいずれかひとつに記載の表示装置。
  7. 前記支柱部材の開口端には、適宜位置に切欠部が設けられており、
    前記連結部材の一端部には、前記他端部が前記支柱部材の開口端に嵌合された場合に前記切欠部に係合して前記連結部材の嵌合を停止させる係止部が設けられていることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
  8. 表示パネルが設けられた装置本体と、前記表示パネルを立てた状態で前記装置本体を支持する支持部とを備える表示装置において、
    前記装置本体は、上下方向を軸方向とする円形断面を有する凹部を備え、
    前記支持部は、
    前記装置本体を支持する支持部材と、
    一端部が前記支持部材に取り付けられ、他端部が前記装置本体の凹部に嵌合されることによって、前記装置本体及び前記支持部材を連結する連結部材と、
    該連結部材による前記装置本体及び支持部材の連結を固定する固定部材とを有する
    ことを特徴とする表示装置。
  9. 前記支持部材及び前記連結部材は一体成形されていることを特徴とする請求項1から8までのいずれかひとつに記載の表示装置。
  10. 請求項1から9までのいずれかひとつに記載の表示装置と、
    テレビジョン放送を受信する受信部とを備え、
    前記受信部にて受信したテレビジョン放送に基づいて、前記表示装置に映像を表示するようにしてあることを特徴とするテレビジョン受信機。
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