JP5278379B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

この発明は、テレビジョン受信部をリモートコントロールすると共に、テレビジョン放送の視聴およびインターネット上のコンテンツの閲覧を行う情報処理装置に関する。
最近では、インターネットに高速にアクセスするネットワーク手段であるブロードバンドが急速に台頭している。ブロードバンドの具体例は、CATV(cable television)を使用したケーブルインターネット、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、FTTH(Fiber To The Home) 等である。また、ストリーミング・ビデオの符号化方式として、MPEG4(Moving Picture Experts Group Phase 4)、Windows (登録商標)Media Player,RealVideo等が提案され、それらの開発が進んでいる。その結果、家庭における受信装置は、放送電波を介して提供される番組以外に、ブロードバンドを介して提供されるストリーミングコンテンツも視聴できることが望まれている。
従来では、テレビジョン放送とインターネット端末を組み合わせた商品が存在していたが、ブロードバンド対応ではなく、ストリーミングコンテンツを視聴できなかった。テレビジョン放送番組およびストリーミングコンテンツの両方を視聴可能とした場合に、この発明では、視聴のための操作性を向上させる目的で、1次ディスプレイに加えて2次ディスプレイが使用される。
従来、ディジタル放送受信機として、大型のスクリーンを有するディスプレイ本体と別に小型のディスプレイを有する補助入出力装置を設け、ディスプレイ本体と補助入出力装置とが無線で接続された構成が下記の特許文献1に記載されている。特許文献1に記載の装置は、補助入出力装置がスクリーン上にタッチパネルが配された構成とされ、受信テレビジョン放送から分離された電子番組表を補助入出力装置上に表示し、所望の番組を選択したり、所望の番組の録画予約を行う操作を補助入出力装置のタッチパネルを通じて行うものである。
特開2001−203908号公報
解決しようとする問題点は、持ち運びできる2次ディスプレイ自身がテレビジョン放送番組およびストリーミングコンテンツの両方を視聴可能であり、さらに、テレビジョン受信部をリモートコントロールすることができる情報処理装置を提供することにある。
上述した課題を解決するために、この発明は、ディスプレイと、
ディスプレイに関連して設けられたタッチパネルと、
無線通信部と、
ビデオ信号の復号処理と、ブラウザの機能を有し、インターネットを介して取得したデータの復号処理とを行う信号処理部とを備え、
視聴可能なテレビジョン放送のチャンネルと、インターネットから無線通信部を介して取得し、視聴可能なコンテンツとのリストをディスプレイに表示する第1の表示モードと、別個のテレビジョン受信部のリモートコントロールを行うための画面をディスプレイに表示する第2の表示モードとが切り替えられ、
第1の表示モードにおいて、タッチパネルによって、リスト中の所望のチャンネルおよびコンテンツの何れかを選択し、選択されたチャンネルのテレビジョン放送の受信信号および選択されたコンテンツのストリーミングデータの何れかを信号処理部によって、復号してディスプレイに表示し、
第2の表示モードにおいて、タッチパネルによって、所望の制御を選択し、選択された制御に対応するリモートコントロール信号を、テレビジョン受信部に対して送信するようになされた情報処理装置である。
この発明では、ディスプレイに視聴可能なテレビジョン放送のチャンネルと、インターネットから無線通信部を介して取得可能なコンテンツとのリストを表示するので、放送およびインターネット上のコンテンツを区別せずに選択可能となる。視聴するコンテンツの選択画面と、リモートコントロール用の画面とを切り替えるので、それぞれの画面操作が容易となる。
この発明の一実施形態のシステム構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態のより詳細な構成を示すブロック図である。 この発明の一実施形態の画面の表示例の説明に用いる略線図である。 メニュー表示で選択されたメニューに対応する表示例を示す略線図である。 メニュー表示で選択されたメニューに対応する表示例を示す略線図である。 メニュー表示で選択されたメニューに対応する表示例を示す略線図である。
以下、この発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1において、参照符号1がこの発明が適用された表示システムの全体を示す。参照符号2がPDP(Plasma
Display Panel)、LCD(Liquid Crystal Display) 等の大型の表示パネルを有する第1の表示部(以下、1次ディスプレイと適宜称する)を示し、参照符号3が小型な第2のディスプレイ(以下、2次ディスプレイと適宜称する)を示す。2次ディスプレイ3は、小型例えば7インチのLCDにタッチパネルが積層された構成とされ、置き台(以下、クレードルと適宜称する)4上に置かれ、必要に応じてユーザが持ち運び可能とされている。以下の説明では、2次ディスプレイ3は、LCD、タッチパネルのみならず、1次ディスプレイ側との通信、圧縮/伸張処理、システム制御等のための構成も含む用語として使用されている。さらに、2次ディスプレイ3の表示画面の周辺部にカメラ部12が設けられている。カメラ部12は、CCD(Charge Coupled Device)等の固体撮像素子を使用したものである。表示画面に向いたユーザの顔が撮影されるようになされている。2次ディスプレイ3は、カメラ部12の撮像信号の処理部も備えている。
1次ディスプレイ2に対してメディアレシーバ5を通じて表示すべき映像信号が供給される。映像信号は、放送信号またはインターネットを介して配信されるストリーミングデータである。放送信号は、アンテナ6で受信され、ストリーミングデータは、スイッチ7で分岐され、LAN(Local Area Network)を介してメディアレシーバ5に供給される。スイッチ7の他の分岐に対してパーソナルコンピュータ8が接続されている。
インターネット10を介して配信されたストリーミングデータがADSL(Asymmetric
Digital Subscriber Line)MODEM(modulator-demodulator) 9のWAN(Wide Area Network) 側に入力され、MODEM9のLAN側にスイッチ7が接続される。ADSLは、ブロードバンド接続の一例であり、外にCATV(cable television)、FTTH(Fiber To The Home) 等を使用したブロードバンド接続を介して映像コンテンツを受信するよう
にしても良い。さらに、IP(Internet Protocol) ストリーミング放送を利用してストリ
ーミングデータを得るようにすることも可能である。なお、通常は、映像コンテンツに音声データが付随している。
メディアレシーバ5は、1次ディスプレイ2および2次ディスプレイ3のそれぞれに対して別々のテレビジョン放送番組を供給することを可能とするために、2個のチューナを有する。メディアレシーバ5は、無線LANのアクセスポイント11を介して2次ディスプレイ3に対して映像信号を送信する。一方、2次ディスプレイ3からアクセスポイント11に対して、リモコン信号等の制御用データを送信でき、双方向通信が可能とされている。例えばIEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11 の無線方式を使用でき、その中の例えば802.11a の規格を使用できる。この規格は、5.2 GHzの周波数を使用し、最大で54Mbps の伝送速度を実現できるものである。
図2は、1次ディスプレイ2および2次ディスプレイ3からなる表示システムの一例の構成をより詳細に示すものである。1次ディスプレイ2は、例えば30インチ以上の比較的大型の表示パネル21とその駆動部(図示しない)を備える。
メディアレシーバ5には、地上波受信用のメインチューナ22aおよびサブチューナ22bが含まれる。参照符号23は、BS(Broadcasting Satellite)および110°CS(Communicaton Satellite)受信用のディジタルチューナである。図示が省略されているが、チューナ22aおよび22bには、UHF/VHFアンテナの出力が供給され、ディジタルチューナ23には、BS/110°CS受信用のパラボラアンテナの出力が供給される。一実施形態では、メインチューナ22aが1次ディスプレイ2のために使用され、サブチューナ22bが2次ディスプレイ3のために使用される。
メインチューナ22aおよびサブチューナ22bのそれぞれ映像信号がAVスイッチ24に供給される。AVスイッチ24の出力映像信号が画像処理部25および信号処理部32に対して入力される。画像処理部25は、解像度をより高める等の画質を改善するための画像処理を行う。
画像処理部25の出力信号がディスプレイインターフェースである、DVI(Digital Visual Interface)26を介して1次ディスプレイ2の表示パネル21に対して入力される。DVI26の前段には、図示しないが、表示パネル21の画質調整回路が設けられている。さらに、表示パネル21に対してディジタル映像信号を供給する場合に、放送コンテンツの不正なコピーを防止するコピー防止信号も出力される。例えばHDCP(High bandwith Digital Content Protection)をコピーを防止するために使用することができる。
ディジタルチューナ23の出力信号がビデオデコーダ27に対して入力される。例えばMPEG2(Moving Picture Experts Group Phase 2)の復号がビデオデコーダ27によってなされる。ビデオデコーダ27からのHD(HIgh Definition) 映像信号が画像処理部25に供給され、DVI26を介して表示パネル21に対して入力される。
ビデオデコーダ27は、SD(Standard Definition) 映像信号例えば480I(有効ライン数が480本のインタレース信号)を信号処理部32に対して出力する機能を有する。なお、参照符号28は、1次ディスプレイ2およびメディアレシーバ5の動作を制御するシステムコントローラであり、CPU(Central Processing Unit) から構成されている。例えばシステムコントローラ28は、メインチューナ22aおよびサブチューナ22bの両者の選局状態をそれぞれ制御し、制御のために各チューナの現在の選局状態の情報を持っている。
インターネットを介して受け取ったストリーミングデータおよびホームページ等のHTML(Hypertext Markup Language) コンテンツのデータがLAN31を介して信号処理部
32に対して供給される。信号処理部32は、二つのDSP(Digital Signal Processor)33および34がバス例えばPCI(Peripheral Component Interconnect) 35に接続され、CPUで構成されているコントローラ36がブリッジ37を介してPCI35に接続されている。
信号処理部32は、入力されたストリーミングデータの復号(例えばMPEG4(Moving Picture Experts Group Phase 4)、Windows (登録商標)Media Player,RealVideo等の
符号化の復号)を行う。復号された映像信号が画像処理部25に供給され、1次ディスプレイ2によって表示される。したがって、1次ディスプレイ2では、メインチューナ22aおよびディジタルチューナ23のそれぞれからの放送信号を表示でき、また、ブロードバンドを介して受け取ったHTMLコンテンツおよびストリーミングコンテンツを表示できる。なお、メディアレシーバ5は、LAN31を介してインターネット31に対して映像データまたは音声データを送信可能とされている。
信号処理部32は、サブチューナ22bおよびディジタルチューナ23からの映像信号を暗号化し、さらに、暗号化した映像信号を無線で送信可能なフォーマットに変換し、アクセスポイント11を介して2次ディスプレイ3に送出する。ブロードバンドを介して受信したストリーミングコンテンツを2次ディスプレイ3において表示する時には、信号処理部32では、復号がなされず、ストリーミング圧縮フォーマットにて圧縮された状態のまま、すなわち、スルーでアクセスポイント11を介して2次ディスプレイ3に対して送出する。一方、アクセスポイント11で受信された2次ディスプレイ3からのリモコン信号等の制御信号を処理し、1次ディスプレイ側のシステムコントローラ28に対して送出する。この場合、ストリーミングコンテンツの復号処理は、2次ディスプレイ3においてなされる。
2次ディスプレイ3は、アクセスポイント11と無線通信を行う送受信機41を有し、送受信機41に対して信号処理部42が接続されている。信号処理部42は、2次ディスプレイ3の動作を制御するシステムコントローラ43とDSP44がPCI45を介して接続された構成とされている。
信号処理部42に対して、カメラ部12と、表示パネル例えばLCD46と、LCD46の画面に積層された透明なタッチパネル47と、スピーカ48と、メモリカード49とが接続されている。さらに、電源としてのバッテリ50が設けられている。バッテリ50は、例えばクレードル4(図1参照)内に収納された充電回路によって充電可能とされている。信号処理部42は、アクセスポイント11から受信した暗号化映像信号を復号し、また、インターネットを介して受信したデータを復号し、復号信号をLCD46に表示する。さらに、タッチパネル47の操作で発生したリモコン信号、コマンド等を1次ディスプレイ2側に送信する。さらに、メモリカード49に格納されている静止画データを復号し、LCD46に表示する機能を有している。
よりさらに、カメラ部12で撮影した画像データを無線LANおよびメディアレシーバ5を介してインターネット上の相手に送信することが可能とされている。カメラ部12からの入力信号が信号処理部42に入力され、信号処理部42において、MPEG2、MPEG4等のディジタル圧縮符号化によって符号化され、圧縮信号が無線LANでメディアレシーバ5に伝送され、インターネット上の相手に伝送される。この場合、図2では省略されているが、マイクロホンを2次ディスプレイ3が備え、画像と共に、マイクロホンから入力された音声データを映像データと共に相手に通信可能とされ、また、相手からの映像データおよび音声データをインターネットを介して受信し、復号してLCD46およびスピーカ48によって再生可能に構成されている。このように、映像データおよび音声データの双方向通信によって、所謂テレビ電話の機能を持つようにされている。
カメラ部12で撮影した静止画像または動画像を伝送する相手は、一実施形態と同様の構成の2つのディスプレイシステムを有する受信装置を持つ者、またはカメラ付き携帯電話、PDA等の他のカメラ機能を有する携帯情報端末を持つ者である。
上述したこの発明の一実施形態による表示システムの動作について以下に説明する。メインチューナ22aにて復調されたベースバンドのアナログ映像信号は、ディジタル信号に変換されて、画像処理部25で画質改善の処理、並びにインタレース・プログレッシブ変換の処理を受けた後にDVI26を介して表示パネル21に対して出力される。
また、サブチューナ22bにて復調されたベースバンドアナログ信号は、信号処理部32に供給され、ディジタル信号に変換されてからMPEG2、MPEG4等のディジタル圧縮フォーマットで圧縮される。そして、圧縮映像信号が暗号化の処理を受けてからアクセスポイント11を介して無線LANで2次ディスプレイ3に対して送信される。2次ディスプレイ3の信号処理部42にて暗号化の復号、および伸張処理を受け、LCD46にて表示される。
入力ソースがディジタル放送信号の場合では、ディジタルチューナ23にディジタル放送信号が入力され、ディジタルチューナ23のディジタルフロントエンドブロックにて復調された後にビデオデコーダ27でディジタルビデオ信号が復号される。ディジタルビデオ信号が画像処理部25およびDVI26を介して表示パネル21に表示される。
ビデオデコーダ27から出力されるSD信号例えば480Iの映像信号は、信号処理部32に送られ、信号処理部32によってディジタル圧縮フォーマットにて圧縮され、暗号化される。そして、無線LANのアクセスポイント11から2次ディスプレイ3に対して送信される。また、入力ソースがHD信号の場合では、SD信号例えば480Iの映像信号へダウンコンバートしてから信号処理部32に対して送る。ダウンコンバートは、ディジタル放送コンテンツの著作権保護のために行う処理である。
入力ソースがインターネットからのストリーミングコンテンツの場合では、LAN31から入力された信号が信号処理部32において、ストリーミング圧縮フォーマット(MPEG4、Windows (登録商標)Media Player,RealVideo等)に応じてストリーミングデコ
ード処理がなされ、画像処理部25およびDVI26を介して表示パネル21に対して送られる。
また、2次ディスプレイ3においてストリーミングコンテンツを表示する場合には、信号処理部32においてデコード処理を受けずに、ストリーミング圧縮フォーマットで圧縮された状態のままで、無線LANによって2次ディスプレイ3に対して送出される。そして、2次ディスプレイ3の信号処理部42によってストリーミング圧縮の復号処理がなされ、LCD46に復号された映像が表示されると共に、復号された音声がスピーカ48により再生される。この処理によって、ストリーミングコンテンツの復号および再符号化の処理によるコンテンツの劣化を防止することができる。
この発明の一実施形態による受信システムにおいては、以下に述べるように、著作権保護がなされる。最初にアナログ放送信号のコンテンツに関しては、そのコンテンツがアナログコピーを制限するものであれば、2次ディスプレイ3に送出する前に、信号処理部32において、ディジタル圧縮し、さらに、コンテンツ保護対策として、暗号化方法例えば3DES(Data Encryption Standard)、AES(Advanced Encryption Standard)等によって暗号化する。例えばマクロビジョン方式のコピー制限信号がアナログ映像信号に対して付加されている場合には、アナログコピーが制限される。
さらに、伝送系の保護対策として、無線LANの伝送で使用されている暗号化方法で伝送路上の暗号化を施す。例えばRC4((Rivest Cipher) 4 Stream Cipher) が無線LAN(IEEE 802.11) において使用され、暗号鍵の生成アルゴリズムとしてWEP(Wired Equivalent Privacy protocol) が使用される。WEPでは、IV(Initial Vector)と共通鍵から暗号鍵を生成して、ネットワークのパケットが暗号化されている。このように、コンテンツ保護対策の第1の暗号化と、伝送系の保護対策の第2の暗号化とをアナログ放送信号のコンテンツに対して施す。
2次ディスプレイ3側では、1次側と通信の上で認証を行った上で、無線LANの送受信機41にて伝送路上の暗号化を復号し、さらに、信号処理部42において、コンテンツ保護用の暗号化を復号するようになされる。2次ディスプレイ3がアナログ録画機能を有している場合には、マクロビジョン信号を検出することによって録画前に録画制限をかけることができる。また、2次ディスプレイ3が外部出力インターフェースを有する場合には、マクロビジョン信号を付加したままでアナログ映像信号を出力することによって、外部の記録機器に対して同様にコピー制限を行うことができる。
次に、ディジタル放送信号のコンテンツに関する著作権保護について説明する。一実施形態では、一つのディジタルチューナ23が設けられている例である。この例では、著作権保護の機能を有するコンディショナルアクセスの機構が一つ(具体的には、ICカードが1枚)であり、ディジタルチューナ23において暗号化が復号されたデータがビデオデコーダ27を通って1次ディスプレイ2に出力される。コンディショナルアクセスの機構は、ディジタルチューナの数に依存する。異なったディジタル放送コンテンツを1次ディスプレイ2および2次ディスプレイ3において同時に視聴するために、それぞれがコンディショナルアクセスの機構を有する2個のディジタルチューナを設けても良い。
さらに、上述したように、ディジタル放送信号のコンテンツを2次ディスプレイ3で視聴する場合では、ディジタル圧縮されたままの信号を2次ディスプレイ3に送出せずに、一旦ビデオデコーダ27で復号したアナログ信号を信号処理部32に供給し、信号処理部32において、家庭内の伝送に適した圧縮方式で再符号化し、アナログ放送信号の著作権保護と同様に、コンテンツ保護のための暗号化と、伝送保護のための暗号化との二重の暗号化を施して2次ディスプレイ3に送出する。また、ディジタル放送のHDコンテンツの場合では、480IのSDコンテンツにダウンコンバートされて2次ディスプレイ3に送出されるので、仮に暗号が解読されてもHDコンテンツの著作権を実質的に保護することができる。このように、メディアレシーバ5(1次ディスプレイ2)および2次ディスプレイ3の間で伝送されるコンテンツの著作権保護を高い安全性でもってなしうる。
テレビジョン放送番組の関連情報例えばドラマに関するあらすじ、出演者等をインターネット上の所定のURL(Uniform Resource Locator)のサイトで閲覧可能とされている。1次ディスプレイ側のメディアレシーバ5のシステムコントローラ28は、メインチューナ22aを制御するために、メインチューナ22aの現在の選局状態に関する選局情報を有している。この選局情報が2次ディスプレイ3の信号処理部42のシステムコントローラ43に対して送出される。
2次ディスプレイ3には、インターネット情報の閲覧・表示のためのブラウザと、番組およびURLの対応関係を示すデータベースとが搭載されている。1次ディスプレイ5から受け取った選局情報例えば選局チャンネルと現在時刻の情報から視聴中の番組が分かり、データベースからその番組の関連サイトのURLが分かる。そして、インターネット10を介してそのサイトにアクセスし、視聴中の番組の関連情報を取得し、2次ディスプレイ3に表示する。すなわち、1次ディスプレイの大型の表示パネル21に放送番組を表示しながら、2次ディスプレイ3のLCD46に視聴中の放送番組の関連情報を表示することができる。表示パネル21の画面には、関連情報を表示しないので、関連情報によって番組の視聴が妨げられるおそれがなく、また、手元のLCD46で関連情報を見るので、小さな文字を容易にみることができる。
なお、放送信号中に含まれる関連情報のアクセスに必要な信号を検出し、検出した信号に基づいて関連情報のサイトにアクセスするようにしても良い。例えば放送局から番組送出時にトリガーとなるデータ信号を送出し、このデータ信号を検出することによって自動的に関連するサイトのURLを検出するようにしても良い。
上述した表示システムにおいて、視聴する放送番組の選択や、インターネットのコンテンツの選択は、タッチパネル47を使用したGUI(Graphical User Interface)によってなされる。タッチパネル47では、タッチおよびリリース操作、すなわち、1回の操作で所望のコンテンツを選択できるようにされる。
図3は、タッチパネル47の右側のセンサー部51bに指52(またはタッチペン)がタッチした時に表示される被選択表示例えばメニュー表示54を示す。センサー部51bにタッチしたまま指52を上下させると、指52とほぼ同じ高さのメニュー項目のみがハイライトされる。図5では、メニュー項目のチャンネルリストがハイライトされている状態を示す。
そして、ハイライトされているメニュー項目の位置で指52がリリースされると、そのメニュー項目が選択される。選択されたメニュー項目に対応する下位階層の画面が表示される。図3では、省略しているが、メニュー表示54が表示される場合に、タッチパネル47の表示・センサー部51aには、2次ディスプレイ3のLCD46の画像が表示されている。
なお、指52の位置がセンサー部51b上であるが、横にメニュー項目が無い位置の場合には、メニュー項目がハイライトされない。すなわち、6個のメニュー項目が配列された範囲以外の上または下側の領域にタッチした時には、隣接するボタンがないので、どのボタンもハイライトされない。この状態で、センサー部51bから指を離した場合には、選択行為がキャンセルされたものと判断され、処理が終了し、状態が変化しないで、メニュー表示54の表示が継続する。
さらに、指52をLCD46の表示面とほぼ等しい大きさの表示・センサー部51aにずらした場合には、選択行為がキャンセルされたものと判断され、処理が終了し、メニュー表示54の表示が消える。この場合は、その後に指52をタッチパネル47から離しても状態が変化しない。
図4は、「テレビチャンネルリスト」のメニュー項目が選択された場合の表示55の一例である。地上波、BS、CS、入力(ビデオ1〜ビデオ4)のチャンネルがLCD46に表示され、タッチパネル47の表示・センサー部51aによって、所望のチャンネルの選択が可能とされている。図4のチャンネルリストは、例えば1次ディスプレイ2に表示されるものを示すリストの表示である。
図5は、「チャンネルリスト」のメニュー項目が選択された場合の表示56の一例である。これは、2次ディスプレイ3で視聴可能な全てのコンテンツのリストを示している。図4に示されているテレビジョン放送のコンテンツを視聴するためのテレビジョンのチャンネルおよびビデオ入力に加えて、インターネットを介して受信されるニュース、ブロードバンドを介して受信されるストリーミングコンテンツ等のチャンネルがLCD46に表示され、タッチパネル47の表示・センサー部51aによって、所望のチャンネルの選択が可能とされている。
図5の表示56の例のように、2次ディスプレイ3のLCD46上に受信可能なソースの全てのリストを一元表示することによって、テレビジョン放送およびインターネットを区別することなく、一つの選択操作によって所望のコンテンツを選択できる。言い換えると、放送コンテンツと、動画や静止画等の画像および音声を含んだネットワーク配信コンテンツとをシームレスに選択することが可能となる。
図6は、「TVリモコン」のメニュー項目が選択された場合の表示57の一例である。LCD46の画面にリモコン用のボタンが表示され、タッチパネル47の表示・センサー部51aにおいて、所望のボタンを押すことによって、1次ディスプレイ2およびメディアレシーバ5を制御することが可能とされている。リモコン用のボタンは、テンキー、音量増減、チャンネル切換等のボタンである。このように、2次ディスプレイ3がリモートコントロールのコマンダとしての機能を持つことによって、別個にコマンダを用意する必要がなく、コマンダが家庭内で増えすぎることを防止できる。なお、1次ディスプレイ2のリモートコントロール以外に録画機器等のAV機器のリモートコントロールのモードを用意しても良い。
図示を省略するが、「メモリスティック(商品名)」のメニュー項目が選択された場合、「インターネット」のメニュー項目が選択された場合の表示、並びに「セットアップ」のメニュー項目が選択された場合に応じた表示がLCD46上に表示される。
上述した2次ディスプレイ3に表示されるメニュー画面、チャンネルリストの画面、リモートコントロールのコマンダ等のGUI用の操作画面は、一例であって、他の構成が可能である。一実施形態では、インターネットに接続可能なシステムであるので、ユーザの嗜好に合わせて好みのGUI用の操作画面をシステム専用のサービス用のサイトからダウンロードすることが可能とされている。ネットワーク以外にCD−ROM、DVD、メモリカード等の記録媒体によって好みのGUI用の操作画面を2次ディスプレイ3を制御するコントローラにインストールすることようにしても良い。さらに、GUI用の操作画面のバージョンアップに対応することが可能とされて。このようにGUI用の操作画面をユーザの好みに合わせて変更することによって、機器を買い換えることなく、ユーザにとって最も利用し易いGUIが提供され,操作性を向上できる。
この発明は、上述したこの発明の一実施形態等に限定されるものでは無く、この発明の要旨を逸脱しない範囲内で様々な変形や応用が可能である。例えば2次ディスプレイ3のカメラ部で撮影した画像信号を1次ディスプレイを経由しないで無線LANを介してインターネット上に送出しても良い。
2・・・1次ディスプレイ、3・・・2次ディスプレイ、4・・・クレードル、5・・・メディアレシーバ、11・・・アクセスポイント、12・・・カメラ部、22a・・・メインチューナ、22b・・・サブチューナ、23・・・ディジタルチューナ、28・・・システムコントローラ、43・・・システムコントローラ、46・・・LCD、47・・タッチパネル、51a・・・表示・センサー部、51b・・・センサー部、52・・・指、53・・・被選択表示、54・・・メニュー表示

Claims (4)

  1. ディスプレイと、
    前記ディスプレイに関連して設けられたタッチパネルと、
    無線通信部と、
    ビデオ信号の復号処理と、ブラウザの機能を有し、インターネットを介して取得したデータの復号処理とを行う信号処理部とを備え、
    視聴可能なテレビジョン放送のチャンネルと、インターネットから前記無線通信部を介して取得し、視聴可能なコンテンツとのリストを前記ディスプレイに表示する第1の表示モードと、別個のテレビジョン受信部のリモートコントロールを行うための画面を前記ディスプレイに表示する第2の表示モードとが切り替えられ、
    前記第1の表示モードにおいて、前記タッチパネルによって、前記リスト中の所望の前記チャンネルおよび前記コンテンツの何れかを選択し、選択された前記チャンネルのテレビジョン放送の受信信号および選択された前記コンテンツのストリーミングデータの何れかを前記信号処理部によって、復号して前記ディスプレイに表示し、
    前記第2の表示モードにおいて、前記タッチパネルによって、所望の制御を選択し、選択された制御に対応するリモートコントロール信号を、前記テレビジョン受信部に対して送信するようになされた情報処理装置。
  2. 前記第1の表示モードにおいて、前記リストと共に、電源のオンオフ制御並びに音量調整の表示を行う請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の表示モードおよび前記第2の表示モードのそれぞれにおける表示画面のデータをインターネットから前記無線通信部を介して取得する請求項1または2記載の情報処理装置。
  4. 番組と該番組の関連情報を取得することができる関連サイトのアクセス先とを関連付けるデータベースを有し、
    前記テレビジョン受信部において視聴中の番組の情報を受け取り、前記データベースを参照して該番組の前記関連サイトにアクセスし、前記番組の関連情報を取得し、前記ディスプレイに前記関連情報を表示する請求項1、2または3記載の情報処理装置。
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