JP5274604B2 - 再生装置及びそれを用いたテレビジョン受信装置、再生方法、プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、番組の再生装置及びそれを用いたテレビジョン受信装置に関する。
テレビジョン受信装置などの表示装置(再生装置)において、機能が複雑になってきており、それらの機能を調整したり設定したりするための調整項目数が益々増加してきている。
すなわち、テレビジョン受信装置の機能として、視聴操作・番組表示設定・2画面・映像調整・音声調整・音声切換などユーザの趣向に合わせ、逐次切り換えられる様に設けられた調整項目がリモコンにもメニューにも多く存在しているが、購入当初は目新しさも伴ってユーザもいくつか操作し設定してみるものの、少しずつ操作が面倒になり操作を行わなくなっていく。そして、最終的には殆ど初期設定のままで番組を見るユーザが多数存在する。
その理由は、ユーザがテレビ視聴中に何かを設定したいと考えるのはテレビ本体に対してではなく、視聴中の番組に対してであり、その番組が終了し次の番組が始まった時点で、先ほど設定した調整項目を、元に戻す操作が煩わしいと感じるためである。
下記特許文献1に記載の技術では、受信放送番組に係るジャンルをEPG情報に基づいて識別し、この識別したジャンルに適した表示画質及び音質での受信状態を得るための画像及び音質の処理に適用すべき調整項目としての画質パラメータ及び音質パラメータを、双方のパラメータの組み合わせとしてウェブサイトから取得し、該取得した画質パラメータ及び音質パラメータを適用して映像の表示及び音声の出力を行うための映像データ処理及び音声データ処理を実行するものである。
これにより、画質と音質との調和がとれた最適な映像処理及び音声処理を自動的に行うことで、調整項目の設定に関するユーザの負担を軽減することができる。
しかしながら、上記特許文献1に記載のように、ジャンルに応じて調整項目を自動設定すると、以下のような問題が生じる。
図14は、ジャンルに応じて調整項目を自動設定する様子を示す図である。ここでは、調整項目として、視聴設定(表示設定)を例にしてわかりやすく説明する。図14に示すように、テレビの表示部17に番組等のコンテンツを表示させた場合、例えば、CS300chの日テレプラスで、ジャンルがアニメであるコンテンツ(番組)「ABCD」141を視聴していたとする。この場合には、図14左上の番組ソースとしてワイド画面用であるコンテンツがテレビに伝送されると、そのままワイド画面でコンテンツを見たいとユーザは思うため、画面サイズ切換で、ワイド画面で表示画面17全体に表示させてコンテンツ(番組)「ABCD」141を見ることができるように、画面サイズ切換をシネマの設定にするのが一般的である。
次に、同じCS300chの日テレプラスで、次の番組であるコンテンツ(番組)「XYZ!」を視聴すると、この番組もジャンルがアニメであるが、ソースの表示データ147がワイド画面用ではないため、実際にジャンルがアニメで同じであるとして画像サイズ切換えで、シネマに自動設定されると、画面サイズ切換でテレビの表示部17をはみ出すような(横幅は一致するため縦がはみ出してしまう)表示151となり、画面をはみ出した表示のまま視聴することになり不都合である。
図15も、ジャンルに応じて調整項目を自動設定する様子を示す図である。図15に示すように、例えば、CS300chの日テレプラスで、ジャンルがアニメであるコンテンツ(番組)「ABCD」141をコンテンツソースとしてテレビで視聴する場合に、テレビに伝送されたコンテンツソースが、この場合には、図15左上のソースがワイド画面であるコンテンツがテレビに伝送され、そのままワイド画面でコンテンツを見たいとユーザは思うため、画面サイズ切換で、ワイド画面で表示画面17全体に表示させてコンテンツ(番組)「ABCD」141を見ることができるように、画面サイズ切換をシネマの設定にするのが一般的である。
次に、チャネル切換を行い、CS333chのAT−Xでコンテンツ(番組)「ABCD」141を見ようとすると、このコンテンツは元々ワイド画面に表示可能なコンテンツとして伝送されるため、上記で設定した画面サイズ切換、「シネマ」に沿って画面サイズ切換をシネマに合わせて行うと、ワイド画面に表示できるソースに基づくため、表示画面17をはみ出したワイドサイズの表示153となってしまい、ユーザにとって不都合な表示となってしまう。
以上のように、ジャンルに合わせて画面サイズの切換をシネマにするように自動設定されると、次の番組も同じジャンルであった場合に、不都合が生じる可能性が高いことがわかる。
本発明は、調整項目の変更をできるだけ少なくするとともに、番組の切換に応じて生じる表示の不都合等を解消することができる技術を提供することを目的とする。
本発明は、あるチャネル(ネットワークIDとサービスID)により特定される”番組名”と、ユーザが設定した”視聴パラメタ”などの調整項目とを対応付けて記憶しておき、これに基づいて、番組の変更を伴うチャネル切換等があった場合にも対応関係を維持するように自動調整を行うことを特徴とする。
本発明の一観点によれば、番組を再生する再生装置であって、番組を特定する番組特定情報を取得する番組情報取得部と、前記番組特定情報毎に、番組の再生に関する調整項目を設定する調整項目設定ファイルを記憶するメモリ部とを有することを特徴とする再生装置が提供される。
取得した前記番組特定情報に対応する番組特定情報が前記調整項目設定ファイルに存在する場合には、番組を再生する際に前記番組特定情報に対応する調整項目を反映させる調整項目反映部を有することが好ましい。取得した前記番組特定情報が前記調整項目設定ファイルに存在しない場合には、取得した前記番組特定情報と設定された前記調整項目とを対応付けて前記調整項目設定ファイルに設定する調整項目設定部を有することが好ましい。
前記番組特定情報は、ネットワークID又は該ネットワークID及びサービスIDのいずれかにより特定されるチャネルと番組名とからなることが好ましい。
前記番組特定情報は、前記番組名を番組タイトルにより特定するものであることが好ましい。また、前記番組特定情報は、前記番組名をシリーズIDにより特定するものであっても良い。前記番組は、録画済み番組であっても良い。前記調整項目を、ネットワーク経由で参照するようにしても良い。
本発明は、上記のいずれかに記載の再生装置を備えたテレビジョン受信装置であっても良い。
本発明の他の観点によれば、番組を再生する番組再生方法であって、番組を特定する番組特定情報を取得するステップと、取得した前記番組特定情報が、前記番組特定情報と前記調整項目との対応関係を保存する調整項目設定ファイルに存在する場合には、番組を再生する際に前記番組特定情報に対応する調整項目を反映させるステップと、を有することを特徴とする番組再生方法が提供される。
また、番組を再生する番組再生方法であって、番組を特定する番組特定情報を取得するステップと、取得した前記番組特定情報が、前記番組特定情報と前記調整項目との対応関係を保存する調整項目設定ファイルに存在しない場合には、前記番組特定情報と対応する調整項目とを前記調整項目設定ファイルに設定するステップと、を有することを特徴とする番組再生方法が提供される。
本発明は、上記に記載の番組再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであっても良く、該プログラムを記録するコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっても良い。
本発明によれば、ある番組を見る場合に、調整項目の再設定処理をできるだけ少なくすることができる。また、自動設定の範囲を同じチャネルの同じ番組に限定することで、チャネル切換時における不都合な自動設定に基づく表示等を防止することができるという利点がある。
(第1の実施の形態)
本明細書において、「番組特定情報」とは、番組を特定することができる情報を指し、例えば、テレビの放送では、番組の放送波(例えば、地上波デジタル方法、BSデジタル放送、CSデジタル放送など)を表すネットワークIDと、番組を放送する放送局のIDを表すサービスIDと、により、チャネルが特定され、番組名により、そのチャネルのどの番組であるかを特定することができる。「番組特定情報」は、放送波中の番組表データから取得することができる。シリーズIDも番組特定情報に含めることができる。
本明細書において、「番組特定情報」とは、番組を特定することができる情報を指し、例えば、テレビの放送では、番組の放送波(例えば、地上波デジタル方法、BSデジタル放送、CSデジタル放送など)を表すネットワークIDと、番組を放送する放送局のIDを表すサービスIDと、により、チャネルが特定され、番組名により、そのチャネルのどの番組であるかを特定することができる。「番組特定情報」は、放送波中の番組表データから取得することができる。シリーズIDも番組特定情報に含めることができる。
すなわち、ネットワークIDとサービスIDは、NIT(Network Information Table)から取得することができる。より詳細には、TR-B14(地デジ)の第二分冊またはTR−B15の第二分冊(BS)および第四分冊(CS)に”NIT(Network Information Table)”として定義されており、基本的には、ネットワークIDはNIT中から、サービスIDはNITの第2ループ中から取得できる。
また、コンテンツを提供するIPTVなどの場合には、ネットワークIDによりソースが特定され、コンテンツIDにより、コンテンツを特定することができる。コンテンツIDは、コンテンツ提供者から提供されるコンテンツのメタデータから取得することができる。
また、シリーズIDとは、連続ドラマなどのように、例えば1週間毎又は毎日同じ時間などに連続して放送される続き番組であることを示すIDのことである。ARIBの規格においては、16ビットの文字列(数字列)により特定することができる。
また、調整項目とは、表示サイズや音量など、装置の調整を行うために装置に設定することができる項目のことであり、明細書内で例示する調整項目の他に、以下のURLにより取得できる液晶テレビジョン受信装置の取り扱い説明書等に記載されている調整項目を含むが、以下の表に基づく記載及び取り扱い説明書に記載されている調整項目は、一例であり、調整項目の範囲を限定するものではない。
1)取り扱い説明書1
LC-60LV3
URL: http://www.sharp.co.jp/support/aquos/doc/mn_lc60-40lv3.html
(例えば、67、68、72、78、79、80、86、203ページ等)
2)取り扱い説明書2
LC-40DR3
URL: http://www.sharp.co.jp/support/aquos/doc/mn_lc40dr3.html
(例えば、78、89−91、113、227ページ等)
また、本明細書において、番組という用語を、ネットコンテンツを含むコンピュータや録画済み番組などを含む広い概念として用いている。
1)取り扱い説明書1
LC-60LV3
URL: http://www.sharp.co.jp/support/aquos/doc/mn_lc60-40lv3.html
(例えば、67、68、72、78、79、80、86、203ページ等)
2)取り扱い説明書2
LC-40DR3
URL: http://www.sharp.co.jp/support/aquos/doc/mn_lc40dr3.html
(例えば、78、89−91、113、227ページ等)
また、本明細書において、番組という用語を、ネットコンテンツを含むコンピュータや録画済み番組などを含む広い概念として用いている。
表1は、視聴操作に関する調整項目の例を示す表である。例えば、画面サイズ切換として、1080Iと480Iとのそれぞれにおける調整項目が記載されている。すなわち、例えば480Iでは、ノーマル、スマートズーム、ワイド4:3、シネマ、フル、ワイド16:9などの調整項目のいずれかを選択して設定することができる。1080Iでも、フル1,フル2、Dot by Dot、スマートズーム、ワイド16:9、シネマ等のうちのいずれかの調整項目を選択することができる。
表2は、画面表示に関する調整項目の例を示す表である。
例えば、文字サイズとして、標準、大きな文字など、字幕表示として、オンスクリーン、アウトスクリーン、表示切りなどを選択することができ、さらに、それぞれの調整項目に関して、例えばアウトスクリーンであれば字幕上・表示入、字幕下・表示入りなどを設定することもできる。
例えば、文字サイズとして、標準、大きな文字など、字幕表示として、オンスクリーン、アウトスクリーン、表示切りなどを選択することができ、さらに、それぞれの調整項目に関して、例えばアウトスクリーンであれば字幕上・表示入、字幕下・表示入りなどを設定することもできる。
表3は、多画面表示、ここでは例として2画面表示に関する調整項目の例を示す表である。
例えば、1画面、均等2画面、大小2画面(1)、(2)、PinP(ピクチャインピクチャ)などと、PinPであればその表示位置とを設定することができる。
例えば、1画面、均等2画面、大小2画面(1)、(2)、PinP(ピクチャインピクチャ)などと、PinPであればその表示位置とを設定することができる。
表4は、音声切換、インターネットの調整項目例を示す表である。音声切換であれば、デュアルモノ(主音声、副音声、主音声+副音声)などの設定、ステレオであれば、音声1、音声2などの設定が可能であり、また、インターネット表示が可能な場合には、テレビ、テレビ+インターネット、2画面+インターネットなどを設定することができる。
表5は、映像調整の項目設定例を示す表である。映像調整の調整項目としては、AVポジション(画質切換)として、ぴったりセレクト、標準、映画、ゲーム、AVメモリー、フォト、ダイナミック、ダイナミック(固定)が設定でき、また、明るさセンサー付きであれば、その明るさセンサーを入れたり切ったりする設定が可能である。
表6は、音声調整の調整設定例を示す表である。オートボリュームであれば、強、中、弱、切の設定が可能であり、サラウンドであれば、自動、入、切の設定が可能である。また、音質補正、声の聞きやすさなどに関しても、複数のモードを設定可能である。
また、番組情報から参照する項目としては(後述するシリーズIDを用いる場合)、シリーズID(複数の番組を1つのグループとして扱うためのID)、ネットワークID(BS、CS、地デジ)、サービスID(チャネル)などがある。さらに、番組情報から参照する項目としては(後述する番組名を用いる場合)としては、番組名(但し、サブタイトル、話数、放送用特殊文字(字、再、二)などを除いた番組名や、ネットワークID(BS、CS、地デジ)、サービスID(チャネル)などが挙げられる。
これらの調整項目を、ネットワーク経由で、例えばコンテンツプロバイダ等から取得するようにしても良い。
以下、本発明の第1の実施の形態による番組再生装置について、テレビジョン受信装置を例にして説明を行う。また、調整項目としては、表1から表3までに示した表示に関する調整項目を例にして説明を行う。第1の実施の形態では、番組名に基づいて調整項目を保存・設定する例について説明する。
図1に示すテレビジョン受信装置Xは、アンテナAから受信された放送信号から放送番組を選択するチューナなどを含むフロントエンド1と、多重化されている信号を映像信号と音声信号とに分けるデマルチプレクサ3と、暗号化されている映像信号と音声信号とをデコードする映像・音声デコード部11と、デコードされた音声を出力する音声出力部13と、デマルチプレクサ3からの出力から番組情報をデコードする番組情報デコード部(番組情報取得部を兼ねる)5と、取得した番組情報から電子番組表(EPG)データを生成する番組表データ生成部7と、映像及び番組表示データなどを合成する画面合成部15と、画面合成部15で合成された映像を表示する表示部(ディスプレイ)17と、を有している。
さらに、各機能部全体を制御する制御部(CPU)21と、各種処理をCPU21に実行させるためのプログラムなどを格納するメモリ部(RAM、ROM)23と、任意であるが番組などを記録するハードディスクなどの記憶部(HDD)25と、リモコン装置からのリモコン信号を受信するリモコン受光部27と、を有している。また、コンテンツなどを提供するサーバ装置35との間で、ネットワークNTを介してコンテンツを取得するためのインターフェイスを構成するインターフェイス部31を有していても良い。尚、記憶部(HDD)25は、レコーダ兼用のテレビの場合に設けられ、専用のテレビでは設けられていないのが一般的である。また、調整項目に関する情報をサーバ装置35からダウンロードして用いることも可能である。
さらに、本実施の形態では、メモリ部23に、調整項目を設定するための調整項目設定ファイル(テーブル)23aが設けられている。このテーブルの内容の例については後述する。さらに、メモリ部23のROM内に記録されているプログラムに基づいて、制御部(CPU)21が処理を行う、調整項目設定部21aと、調整項目反映部21bとが設けられている。調整項目設定部21aは、後述するフローチャート図に示す処理に基づいて、番組情報取得部5等が取得した番組名に対応する調整項目を調整項目設定ファイル23aに設定する機能を有し、調整項目反映部21bは、後述するフローチャート図に示す処理に基づいて、調整項目設定ファイル23aと番組情報取得部5等が取得した新たな番組名とに基づいて特定される調整項目を装置に反映させる(装置に自動的に設定する)機能を有する。
表7は、調整項目設定ファイル23aに保存されている項目の一例を示す表である。表7においては、ネットワークIDと、サービスIDと、番組名と、画面サイズ切換(標準画質SD)と、字幕表示と、二カ国語放送と、が設定可能な項目としてあげられている。このうち、テレビの放送では、ネットワークIDと、サービスIDと、により、チャネルが特定され、IPTVなどの場合には、ネットワークIDによりソースが特定される。
これらの番組情報、特に番組を特定するために必要な情報を、本明細書では「番組特定情報」と称する。以下では、番組特定情報として、番組名又はシリーズIDを例にして説明する。また、調整項目としては、表7では、画面サイズ切替(SD)をノーマル、シネマ、スマートズームなどのいずれにするか、字幕表示を切、入、入り(下段)などのいずれにするか、二カ国語放送を主音声、副音声、主音声+副音声のいずれにするかなど、表1から表6までのような項目がある。また、以下に述べる保存項目とは、例えば、表7の1行毎に、番組特定情報とそれ毎に設定された調整項目とが調整項目設定ファイル23aに保存されている場合に、これらの保存されている項目を指す。
表7において、列方向に行を見ていくと、ネットワークIDと、サービスIDと、番組名と、が未設定であり、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は切、二カ国語放送は主音声+副音声となっている一番上の行を標準設定とした例について説明する。
上から2行目に設定は、ネットワークIDが0x0004(BS)であり、サービスIDと番組名が未設定、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は入、二カ国語放送は主音声+副音声となっている。この設定によれば、BS放送であれば、どのようなチャネル、番組であっても、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDが同じであれば、チャネル、番組名に依存せずに、設定される調整項目を一律にすることができる。尚、未設定の設定は、メニュー画面(GUI)などにより、未設定を入力することで設定できる。また、メーカが、デフォルトで標準項目等で未設定に設定するようにすることもでき、メーカのサーバなどからダウンロードして取得することもできる。
上から3行目は、ネットワークIDが0x0004(BS)であり、サービスIDが0x065(NHK101)であり、番組名が未設定であれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は入、二カ国語放送は副音声となっている。この設定によれば、上記BS放送のNHK101の番組であれば、どのような番組名であっても、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDとサービスIDとが同じであれば、番組名に依存せずに、設定される調整項目を一律にするようにできる。
上から4行目は、ネットワークIDが0x0006(CS)であり、サービスIDが0x12C(300ch)であり、番組名が“ABCD”であれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はシネマ、字幕表示は切、二カ国語放送は主音声+副音声となっている。この設定によれば、上記CS放送の300chの番組“ABCD”であれば、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDとサービスIDと番組名とが同じであれば、設定される調整項目を一律にすることようにできる。
上から5行目は、ネットワークIDが0x7800(地デジ)、サービスIDが0x00B(011ch)、番組名が“XOXXO”であれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は入(下段)、二カ国語放送は主音声+副音声となっている。この設定によれば、上記地デジの011chの番組“XOXXO”であれば、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDとサービスIDと番組名とが同じであれば、設定される調整項目を一律にするようにできる。
上から6行目は、ネットワークIDが0x8004(地デジ)、サービスIDが0x03D(061ch)、番組名が“ニュース”であれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は切、二カ国語放送は副音声となっている。この設定によれば、上記地デジの061chの番組“ニュース”であれば、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDとサービスIDと番組名とが同じであれば、設定される調整項目を一律にするようにできる。
上から7行目は、ネットワークIDが0x7780(IPTV)、サービスID、番組名が未設定のネットコンテンツ、であれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はスマートズーム、字幕表示は入、二カ国語放送は主音声+副音声となっている。この設定によれば、ネットワークIDが0x7780のIPTVであれば、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDにより特定されるIPTVであれば、設定される調整項目を一律にするようにできる。
以上のように、ネットワークID、サービスID、番組名により特定される番組に関して、例えば画面サイズ切換、字幕表示、二カ国語放送などの調整項目(例示)を保存しておくことで、次に同じ番組を、同じ調整項目で表示させることができる。
尚、標準設定自体も、ユーザが別の設定をすることもできるようにしても良い。また、メニュー画面に上記の表7のような設定画面を表示させてユーザの入力が可能になるようにしても良い。また、全ての設定を消去し、購入時の設定に戻すリセットボタンを有していても良いし、ネットワークから推奨される調整項目をダウンロードして保存できるようにしても良い。
図2は、本発明の第1の実施の形態による調整項目再設定処理の流れを示すフローチャート図である。図2に示すように、処理が開始され(ステップS01)、ステップS02において、番組切替等により新たな番組が選択されると、ステップS03において、番組情報取得部(番組情報デコード部を兼ねる)5が、番組を特定する番組特定情報を取得し、ステップS04で、調整項目設定ファイル23aを、ステップS03で取得した番組特定情報を検索キーとして検索する。ステップS05において、ステップS03で取得した番組特定情報に対応する調整項目が調整項目設定ファイル23a内に存在すると(Yes)、ステップS06で、調整項目設定ファイル23a内の調整項目に基づいて、装置の調整を行い、処理を終了する(ステップS07)。ステップS05でNoの場合には、現在の調整項目による装置の設定を維持する。この処理により、番組特定情報で特定された番組に対して設定された調整項目に対応する適切な調整がなされる。
図3は、本実施の形態による設定保存処理の流れを示すフローチャート図であり、画面サイズ切換の調整項目を例に、番組名毎に調整項目を保存する例を示す図である。まず、ステップS1において、調整項目設定部21aによる処理が開始され(START)、ステップS2のテレビ番組視聴(再生)中に、ステップS3において、放送中にリモコンの画面サイズ切換ボタンが押されたか否かの判定がなされ、YESの場合には、ステップS4に進む。ステップS4において、切り換えた画面サイズ設定は標準設定と異なるか否かの判定がなされ、NOの場合にはステップS3に戻る。YESの場合には、ステップS5に進み、番組情報取得部5が、視聴中の番組のネットワークID、サービスID、番組タイトル名を放送波などから取得する。
次いで、ステップS6に進み、表7の調整項目設定ファイル23aの保存項目内に、視聴中の番組と全く同じネットワークID、サービスID、番組タイトル名の項目が存在するか否かを判定する。YESの場合には、ステップS7に進み、当該番組特定情報の該当する調整項目(本実施例では画面サイズ切換)に切り換えた画面サイズ設定を、上書きする。すなわち、この保存項目は、メモリ部23のフラッシュメモリ内の調整項目設定ファイル23aに上書き保存されるが(ステップS8)、その際に、ステップS3の切り替えボタンが押された項目であるため、一番新しく設定された保存項目(優先度の高い保存項目、すなわち、後述するステップS12で消去されにくい項目)とするようにしている。次いで、画面サイズ切換ボタンに対応して画面サイズを調整し(ステップS9)、処理を終了する(ステップS10:END)。
ステップS6でNOの場合には、調整項目設定ファイル23a内にその項目は存在しないため、まず、ステップS10において、メモリ内の調整項目設定ファイル23aへの書き込みに関して空きがあるか否かを判定する。YESの場合には、調整項目設定ファイル23aに新たな保存項目を書き込む余裕があるため、ステップS11に進み、調整項目設定ファイル23aに視聴中のネットワークID、サービスID、番組タイトル名、切り換えた画面サイズ設定を、優先度を一番にして書き込む。ここで、優先度は、表7の調整項目設定ファイル23aの各行毎に付されているものとする。新しく追加された保存項目(行)の優先度が一番上になる。次いで、ステップS8に進む。尚、未設定の設定は、上記のような番組特定情報の取得処理に基づいて設定されるものではないため、未設定の項目がある行(例えば表7の1から3行目、7行目など)の保存項目は、消去対象とはならない。未設定の項目がない保存項目の場合には(例えば表7の4から6行目など)、例えば、上の行ほど優先度が高く、消去対象にならないようにする。
ステップS10でNOの場合には、調整項目設定ファイル23aに、保存項目を記録する空きがないため、ステップS12に進み、調整項目設定ファイル23aから、優先度の一番低い保存項目を1つ消去し、ステップS11に進む。優先度が一番低い保存項目とは、例えば、ステップS5で情報を取得する操作がほとんど行われなくなった過去の古い保存項目である。
ステップS10でNOの場合には、調整項目設定ファイル23aに、保存項目を記録する空きがないため、ステップS12に進み、調整項目設定ファイル23aから、優先度の一番低い保存項目を1つ消去し、ステップS11に進む。優先度が一番低い保存項目とは、例えば、ステップS5で情報を取得する操作がほとんど行われなくなった過去の古い保存項目である。
以上に説明したように、上記の処理によれば、ある番組の視聴中に、その番組のネットワークID、サービスID、番組名を取得し、新しい項目であれば、それを、調整項目設定ファイル23aに格納することができる。これにより、次回に同じ番組を視聴する場合に、調整項目設定ファイル23aの対応する調整項目を参照して、画面サイズ切換を自動的に行うことができるという利点がある。
図4は、設定を反映する処理の流れを示すフローチャート図であり、調整項目反映部21bが行う処理である。図4に示すように、まず、ステップS21において、調整項目反映部21bによる処理が開始され(START)、ステップS22において、テレビ番組視聴中番組を切り換えた(または番組が切り換わった)ことが検出されると、ステップS23において、番組情報取得部5により視聴中の番組のネットワークID、サービスID、番組タイトル名を取得する。次いで、ステップS24において、保存項目内に、視聴中の番組と全く同じネットワークID、サービスID、番組タイトル名の項目は存在するか否かを、調整項目設定ファイル23aを参照して判定する。YESの場合には、既にその保存項目は存在するため、ステップS25において該当する保存項目の画面サイズ設定を装置に設定し、処理を終了する(END:ステップS26)。
ステップS24でNOの場合には、ステップS27に進み、保存項目内に、視聴中の番組と同じネットワークID、サービスID、番組タイトル(未設定)の項目(例えば、表7の3行目の項目)、すなわち番組タイトルが未設定の項目が存在するか否かを判定する。YESの場合には、ステップS25に進み、該当する保存項目の画面サイズ設定を装置に設定する。NOの場合には、保存項目内に視聴中の番組と同じネットワークID、サービスID(未設定)、番組タイトル(未設定)の項目(例えば、表7の2行目の項目)、すなわち、サービスIDと番組タイトルが未設定の項目は存在するか否かを判定する。YESの場合には、ステップS25に進み、該当する保存項目の画面サイズ設定を装置に設定する。NOの場合には、ステップS28において、保存項目内に視聴中と同じネットワークID,サービスID(未設定)、番組タイトル(未設定)の項目が存在するか否かを判定する。ステップS28でYESの場合には、ステップS25に進み、ステップS28でNOの場合には、ステップS29に進む。ステップS29において、表7の一番上の行(優先度の高い行)の標準設定の保存項目の画面サイズ設定を装置に設定し、処理を終了する(ステップS26)。上記のように、取得した番組特定情報に対応する調整項目が調整項目設定ファイル23aに存在するか否かを判定し、存在する場合には、その調整項目に基づいて装置に設定した画面サイズ設定などで番組の再生が行われる。この際、未設定の項目は番組特定情報にしか存在しない。番組特定情報が全て一致しなくても、未設定を除く番組特定情報が一致すれば、その番組特定情報に対応する調整項目に基づいて番組の再生を行う。。最終的に、番組特定情報が一部でも一致するものがない場合には、標準設定の調整項目に基づいて番組の再生を行う。このようにすることで、番組に対応する調整項目を優先して装置を再生することができるため、所望の調整が可能となる。
以上の処理により、調整項目設定ファイル23aに保存されている項目に該当する番組名の番組を保存設定処理の後に視聴等する場合において、同じ画面サイズ切換を自動的に行うことで、所望の画面サイズ切換をその度に行う必要がない。また、そのような同じ調整項目へ自動的に切り替わる処理は、例えば番組名が同じ場合のみに限定できるため、他の番組名をもつ番組等でも同様な設定に基づく再生が行われることを防止することができる。
図5は、上記の処理に基づく第1の画面切換例を示す図である。適宜、図2〜図4までを参照しながら説明する。図5に示すように、左上端の表示のように、CS300chの日テレプラスのアニメ番組「ABCD」は、映像ソースそのものは16:9であるが、480Iのアスペクト比4:3(固定)で送信しているため、レターボックス(上下に黒枠が付いた状態)で伝送されている。この番組「ABCD」では、画面サイズ切換(480I:シネマ)を適用し視聴したいため、図3に示すような処理で画面切換の項目を保存する(表示部17における画面表示が41から45のように切り替わる)。
次の番組「XYZ!」は古いアニメであるので、映像そのものが4:3であり、レターボックスは解除されて伝送される。この番組「XYZ!」では、画面サイズ切換(480I:ノーマル)を適用し視聴したいが、従来技術によればジャンルがアニメであるため、画面サイズ切換(480I:シネマ)となるが、図4に基づくと、番組名が異なっても画面切換サイズは新たに設定されず、その番組の調整が登録されている場合のみ、それに従って変更される。
さらに、CS300chの日テレプラスのアニメ番組「ABCD」に、切り替わった場合には、図4に示すような処理に基づいて調整項目設定ファイル23aを参照して、画面サイズ切換(480I:シネマ)を装置に適用し再生(視聴)を行うことができる。
図6は、上記の処理に基づく第2の画面切換例を示す図である。
CS300chの日テレプラスの番組「ABCD」(アニメ)は、映像そのものは16:9であるが、480Iのアスペクト比4:3(固定)で伝送しているため、レターボックス(上下に黒枠が付いた状態)で伝送される。この番組では、画面サイズ切換(480I:シネマ)を適用し視聴したいため、図3に示すような処理で画面切換の項目を保存する(表示部17における画面表示が41から45のように切り替わる)。
CS300chの日テレプラスの番組「ABCD」(アニメ)は、映像そのものは16:9であるが、480Iのアスペクト比4:3(固定)で伝送しているため、レターボックス(上下に黒枠が付いた状態)で伝送される。この番組では、画面サイズ切換(480I:シネマ)を適用し視聴したいため、図3に示すような処理で画面切換の項目を保存する(表示部17における画面表示が41から45のように切り替わる)。
一方、CS333chのAT-Xにチャネル切換した場合には、同じ番組「ABCD」を放送していたが、AT-Xは480Iのアスペクト比16:9(固定)で伝送しているため、レターボックス付きでは伝送されていない。この番組では、画面サイズ切換(480I:ノーマル)を適用し視聴したいが、従来技術によれば、同じタイトルであった場合には、画面サイズ切換(480I:シネマ)となるが、図4に基づくと、当該番組の調整が登録されている場合のみ、それに従って変更される。。
次に、CS300chの日テレプラスの番組「ABCD」(アニメ)に切り替わった場合には、調整項目設定ファイル23aを参照して、図3に示す処理に基づいて調整項目設定ファイル23aに保存した画面サイズ切換(480I:シネマ)を適用し視聴することができる。
図7は、上記の処理に基づく第3の画面切換例を示す図である。朝の地デジ011chのNHKの番組「連続テレビ小説EFG、XOXXO」71は耳の不自由な祖父・祖母と一緒に見るため、字幕73下段の表示で視聴したい。そこで、図3に示す処理に基づいて調整項目を設定する。その後、祖父・祖母は部屋に戻ってしまうので、地デジ061chのTBS「HIJK」は、字幕表示ができるとしても必要がないので字幕を表示せずに視聴したい。この場合にも、ジャンルのみで設定すると、同じ調整項目になってしまうが、この場合には、チャネルIDも番組名も異なるので、予め登録していれば、新たな設定に基づいて番組「HIJK」を視聴することができる。
次に、朝の地デジ011chのNHKの番組「連続テレビ小説EFG、XOXXO」71に切り替えた場合には、上記の処理で調整項目設定ファイル23aに設定した調整項目を参照して、字幕73下段の表示を適用し視聴することができる。
上記の処理に基づく第4の画面切換例(二カ国語放送)では、例えば、中国語を学んでいるため、NHK教育で、放送中の「新漢詩××」という番組だけは二ヶ国語放送の副音声にして漢詩の朗読を聴きたいとする。この場合には、図3に示す処理により、新たな調整項目を調整項目設定ファイル23aに設定する。その他の番組は特に副音声で聴きたい訳ではない場合に、従来では、同じジャンルであれば二ヶ国語放送の副音声での設定となってしまう。しかしながら、本実施の形態に方法では、予め登録していれば、番組名が異なれば、或いは、チャネルが異なれば、新たな設定になるため、同じジャンルでも二ヶ国語放送の副音声での視聴ではなく視聴することができる。
さらに、NHK教育で、放送中の「新漢詩××」という番組に切り替わった場合には、上記で設定された調整項目設定ファイル23a内の調整項目を参照して、二ヶ国語放送の副音声にして漢詩の朗読を聴くことができる。
図8は、上記の処理に基づく第5の画面切換例(インターネット表示)を示す図である。上図に示すように、地デジ011chのNHKのニュース77は、インターネットのNHKオンラインのニュースでも記事になることが多いので、ニュースの時だけ、テレビ+インターネットの2画面表示で視聴したい場合がある。そこで、ユーザ設定により、図3に示す処理で、調整項目設定ファイル23a内の調整項目に新たな設定を行う。
しかしながら、下図のように、地デジ051chのテレビ朝日の「スーパーPIQチャネル」などの他の番組は、インターネットの表示は必要無いため、テレビ1画面で視聴したいという要請がある。従来の場合には、同じジャンルであるため、1回設定すると、下図の場合も、テレビ+インターネットの表示になってしまうが、予め登録していれば、チャネルIDが異なる番組に切り替えて、1画面でニュースを視聴することができる。
次いで、地デジ011chのNHKのニュース77に切り替わった場合には、新たに調整項目が設定された調整項目設定ファイル23aの調整項目を参照して、テレビ+インターネットの2画面表示で視聴することができる。
図9は、上記の処理に基づく第6の画面切換例(録画済みコンテンツ表示)を示す図である。iLINKなどデジタル録画(TS)されHDD内に格納された番組[ABCD]をレコーダで再生し、テレビXの画面17で視聴する場合には、再生時に番組情報を取得できるため、オンタイム視聴時に切り替わった再生に関する設定の場合と同様に、取得した番組情報に基づいて、自動的に切り替えることができるという応用例がある。すなわち、番組名等が同じであれば、同じ調整項目で画面切換えを録画済み番組などに対しても図3に基づく同様の調整項目の設定処理を行うことができる。
以上のように、調整項目設定ファイル23aに保存されている番組特定情報に該当する番組を調整項目設定処理の後に視聴等する場合において、調整項目設定ファイルに基づき同じ画面サイズ切換が実行されるため、所望の画面サイズ切換をその度に行う必要がない。また、そのような同じ調整項目へ自動的に切り替わる処理は、例えば番組名が同じ場合のみに限定できるため、他の番組名でも同様な設定が行われるという不都合を回避することができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態による番組再生装置について、テレビジョン受信装置を例にして説明を行う。第2の実施の形態では、シリーズIDに基づいて調整項目を保存・設定する例について説明する。また、調整項目としては、上記表1から表3までに示した表示に関する再生に関する調整項目を例にして説明を行う。尚、機能ブロック図に関しては、図1で説明した構成と同様であるため、図1を参照して説明する。また、調整項目に関しても、表1から表6までを援用して説明する。
次に、本発明の第2の実施の形態による番組再生装置について、テレビジョン受信装置を例にして説明を行う。第2の実施の形態では、シリーズIDに基づいて調整項目を保存・設定する例について説明する。また、調整項目としては、上記表1から表3までに示した表示に関する再生に関する調整項目を例にして説明を行う。尚、機能ブロック図に関しては、図1で説明した構成と同様であるため、図1を参照して説明する。また、調整項目に関しても、表1から表6までを援用して説明する。
尚、シリーズIDとは、連続ドラマなどのように、例えば1週間毎又は毎日同じ時間などに連続して放送される続き番組であることを示すIDのことである。規格においては、16ビットの文字列(数字列)により特定することができる。
表8は、本実施の形態における調整項目設定ファイル23aに保存されている項目の一例を示す表である。表8においては、ネットワークIDと、サービスIDと、シリーズIDと、画面サイズ切換(標準画質SD)と、字幕表示と、二カ国語放送と、が設定可能な項目としてあげられている。このうち、テレビの放送では、ネットワークIDと、サービスIDと、により、チャネルが特定され、IPTVなどの場合には、ネットワークIDによりソースが特定される。
表8において、行方向に見ていくと、標準設定としている一番上の行では、ネットワークIDと、サービスIDと、シリーズIDと、が未設定であり、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は切、二カ国語放送は主音声+副音声となっている。
上から2行目に設定は、ネットワークIDが0x0004(BS)であり、サービスIDとシリーズIDが未設定、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は入、二カ国語放送は主音声+副音声となっている。この設定によれば、BS放送であれば、どのようなチャネル、シリーズIDの番組であっても、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDが同じであれば、サービスID、シリーズIDに依存せずに、設定される調整項目を一律にすることができる。
上から3行目は、ネットワークIDが0x0004(BS)であり、サービスIDが0x065(NHK101)であり、シリーズIDが未設定であれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は入、二カ国語放送は副音声となっている。この設定によれば、上記BS放送のNHK01の番組であれば、どのような番組であっても、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDとサービスIDとが同じであれば、シリーズIDに依存せずに、設定される調整項目を一律にするようにできる。
上から4行目は、ネットワークIDが0x0006(CS)であり、サービスIDが0x12C(300ch)であり、シリーズIDが(0x1111)の番組ABCDシリーズであれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はシネマ、字幕表示は切、二カ国語放送は主音声+副音声となっている。この設定によれば、上記CS放送の300chのシリーズIDが(0×1111)の番組ABCDシリーズであれば、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDとサービスIDとシリーズIDとが同じであれば、設定される調整項目を一律にすることができる。
上から5行目は、ネットワークIDが0x7800(地デジ)、サービスIDが0x00B(011ch)、シリーズIDが(0x2222)のシリーズ番組XOXXOシリーズであれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は入(下段)、二カ国語放送は主音声+副音声となっている。この設定によれば、上記地デジの011chのシリーズIDが(0x2222)のシリーズ番組XOXXOシリーズであれば、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDとサービスIDとシリーズIDとが同じであれば、設定される調整項目を一律に同じにするようにできる。
上から6行目は、ネットワークIDが0x8004(地デジ)、サービスIDが0x03D(061ch)、シリーズIDが(0x3333)のシリーズ番組名が“ニュースシリーズ”であれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はノーマル、字幕表示は切、二カ国語放送は副音声となっている。この設定によれば、上記地デジの061chのシリーズIDが(0x3333)のシリーズ番組名が“ニュースシリーズ”であれば、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDとサービスIDとシリーズIDとが同じであれば、設定される調整項目を一律に同じにするようにできる。
上から7行目は、ネットワークIDが0x7780(IPTV)、サービスID、シリーズIDが未設定のネットコンテンツ、であれば、画面サイズ切換(標準画質SD)はスマートズーム、字幕表示は入、二カ国語放送は主音声+副音声となっている。この設定によれば、ネットワークIDが0x7780のIPTVであれば、上記設定を行う旨が示されている。すなわち、ネットワークIDにより特定されるIPTVであれば、設定される調整項目を一律にするようにできる。
以上のように、ネットワークID、サービスID、シリーズIDにより特定される番組シリーズに関して、例えば画面サイズ切換サイズ、字幕表示、二カ国語放送などの調整項目(例示)を保存して次回も同じ番組であれば、同じ調整項目で表示させることができる。
尚、標準設定自体も、ユーザが別の設定をすることもできるようにしても良い。また、メニュー画面に上記の表8のような設定画面を表示させてユーザの入力が可能になるようにしても良い。また、全ての設定を消去し、購入時の設定に戻すリセットボタンが有っても良いし、ネットワークから推奨される調整項目をダウンロードして保存できるようにしても良い。
このように、連続ドラマをグループで扱う必要がある場合にはシリーズID(series_id)を用い、例えば、ネットワークIDとサービスIDとシリーズIDと画面サイズ切換を保存することで、ユーザが希望する特定の連続ドラマのみを異なる画面サイズで視聴することが可能となる。
本実施の形態でも、基本的な処理は、第1の実施の形態の図2と同様の処理が行われる。
図10は、本実施の形態による設定保存処理の流れを示すフローチャート図であり、画面サイズ切換の調整項目を例に、番組名毎に調整項目を保存する例を示す図である。まず、ステップS31において、調整項目設定部21aによる処理が開始され(START)、ステップS32のテレビ番組視聴中に、ステップS33において、放送中にリモコンの画面サイズ切換ボタンが押されたか否かの判定がなされ、YESの場合には、ステップS34に進む。ステップS34において、切り換えた画面サイズ設定は標準設定と異なるか否かの判定がなされ、NOの場合にはステップS33に戻る.YESの場合には、ステップS35に進み、番組情報取得部5が、視聴中の番組のネットワークID、サービスID、シリーズIDを放送波などから取得する。
次いで、ステップS36に進み、表8の調整項目設定ファイル23aの保存項目内に、視聴中の番組と全く同じネットワークID、サービスID、シリーズIDの項目が存在するか否かを判定する。YESの場合には、ステップS37に進み、当該番組特定情報の該当する調整項目(本実施例では画面サイズ切換)に切り換えた画面サイズ設定を、上書きする(ステップS38)。すなわち、この保存項目は、メモリ部23のフラッシュメモリ内の調整項目設定ファイル23aに上書き保存されるが(ステップS38)、その際に、ステップS33の切り替えボタンが押された項目であるため、一番新しく設定された保存項目(優先度の高い保存項目、すなわち、後述するステップS43で消去されにくい項目)とするようにしている。次いで、画面サイズ切換ボタンに対応して画面サイズを調整し(ステップS39)、処理を終了する(ステップS40:END)。
ステップS36でNOの場合には、調整項目設定ファイル23a内にその項目は存在しないため、まず、ステップS41において、メモリ内の調整項目設定ファイル23aへの書き込みに関して空きがあるか否かを判定する。YESの場合には、新たな保存項目を書き込む余裕があるため、ステップS42に進み、調整項目設定ファイル23aに視聴中のネットワークID、サービスID、シリーズID、切り換えた画面サイズ設定を、優先度を一番にして書き込む。ここで、優先度は、表8の調整項目設定ファイル23aの各行毎に付されているものとする。新しく追加された保存項目(行)の優先度が一番上になる。次いで、ステップS38に進む。尚、記憶対象となる保存項目に未設定の項目がある場合には(例えば表8の1から3行目など)、第1の実施の形態と同様に、消去対象にもしないようにする。
ステップS41でNOの場合には、保存項目を記録する空きが調整項目設定ファイル23a内にないため、ステップS43に進み、調整項目設定ファイル23aから、優先度の一番低い保存項目を1つ消去し、ステップS42に進む。優先度が一番低い保存項目とは、例えば、ステップS35で情報を取得する操作がほとんど行われなくなった保存項目であり、優先度の一番低い項目である。
以上に説明したように、上記の処理によれば、ある番組の視聴中に、その番組のネットワークID、サービスID、シリーズIDを取得し、3つの組が新しい項目であれば、それを、調整項目設定ファイル23aに格納することができる。これにより、次回に同じシリーズIDの番組を視聴する場合に、調整項目設定ファイル23aの対応する調整項目を参照して画面サイズ切換を行うことができるという利点がある。
図11は、設定を反映する処理の流れを示すフローチャート図であり、調整項目反映部21bが行う処理である。図11に示すように、まず、ステップS51において、調整項目反映部21bによる処理が開始され(START)、ステップS52において、テレビ番組視聴中番組を切り換えた(または番組が切り換わった)ことが検出されると、ステップS53において、番組情報取得部5により視聴中の番組のネットワークID、サービスID、シリーズIDを取得する。次いで、ステップS54において、保存項目内に、視聴中の番組と全く同じネットワークID、サービスID、シリーズIDの項目は存在するか否かを、調整項目設定ファイル23aを参照して判定する。YESの場合には、既にその保存項目は存在するため、ステップS55において該当する保存項目の画面サイズ設定を装置に設定し、処理を終了する(END:ステップS56)。
ステップS54でNOの場合には、ステップS57に進み、保存項目内に、視聴中の番組と同じネットワークID、サービスID、シリーズID(未設定)の項目(例えば、表8の3行目の項目)は存在するか否かを判定する。YESの場合には、ステップS55に進み、該当する保存項目の画面サイズ設定を装置に設定する。NOの場合には、保存項目内に視聴中の番組と同じネットワークID、サービスID(未設定)、シリーズID(未設定)の項目(例えば、表8の2行目の項目)は存在するか否かを判定する。YESの場合には、ステップS55に進み、該当する保存項目の画面サイズ設定を装置に設定する。NOの場合には、ステップS59において、表8の一番上の行(優先度の高い行)の標準設定の保存項目の画面サイズ設定に設定し、処理を終了する(ステップS56)。
上記のように、取得した番組特定情報(シリーズIDを含む)に対応する調整項目が調整項目設定ファイル23aに存在するか否かを判定し、存在する場合には、その調整項目に基づいて装置に設定した画面サイズ設定などで番組の再生が行われる。この際、未設定の項目は番組特定情報にしか存在しない。番組特定情報が全て一致しなくても、未設定を除く番組特定情報が一致すれば、その番組特定情報に対応する調整項目に基づいて番組の再生を行う。最終的に、番組特定情報が一部でも一致するものがない場合には、標準設定の調整項目に基づいて番組の再生を行う。
このようにすることで、番組に対応する調整項目を優先して装置を再生することができるため、所望の調整が可能となる。
以上の処理により、調整項目設定ファイル23aに保存されている項目に該当するシリーズIDの番組を保存設定処理の後に視聴等する場合において、同じ画面サイズ切換を自動的に行うことで、所望の画面サイズ切換をその度に行う必要がない。また、そのような同じ調整項目へ自動的に切り替わる処理は、例えばシリーズIDが同じ場合のみに限定できるため、他のシリーズIDをもつ番組等でも同様な設定に基づく再生が行われることを防止することができる。
図12は、上記の処理に基づく第1の画面切換例を示す図である。適宜、図10、図11を参照しながら説明する。図12に示すように、左上端の表示のように、CS300chの日テレプラスのアニメ番組「ABCDシリーズ」は、左上に示す映像ソースそのものは16:9であるが、480Iのアスペクト比4:3(固定)で送信しているため、レターボックス(上下に黒枠が付いた状態)で伝送されている。この番組「ABCDシリーズ」では、画面サイズ切換(480I:シネマ)を適用し視聴したいため、表8に示すような処理で画面切換の項目を保存する(表示部17における画面表示が41から45のように切り替わる)。この際、図10に示す設定処理に基づいて、新たな調整項目を調整項目設定ファイル23aに設定する。
次の番組「XYZシリーズ」は古いアニメであるので、映像そのものが4:3であり、レターボックスは解除されて伝送される。この番組「XYZシリーズ」では、画面サイズ切換(480I:ノーマル)を適用し視聴したいが、従来はジャンルがアニメであったので、画面サイズ切換(480I:シネマ)となるが、図11に基づくと、、シリーズIDが異なっても画面切換サイズは新たに設定されず、そのシリーズIDの調整が登録されている場合のみ、それに従って変更される。
さらに、CS300chの日テレプラスのアニメ番組「ABCDシリーズ」に切り替わった場合には、上記の処理で設定された調整項目に基づいて、調整項目設定ファイル23aを検索し、該当する調整項目に基づいて、画面サイズ切換(480I:シネマ)を適用し視聴することができる。
図13は、上記の処理に基づく第2の画面切換例を示す図である。
CS300chの日テレプラスの番組「ABCDシリーズ」(アニメ)は、映像そのものは16:9であるが、480Iのアスペクト比4:3(固定)で伝送しているため、レターボックス(上下に黒枠が付いた状態)で伝送される。この番組では、画面サイズ切換(480I:シネマ)を適用し視聴したいため、図10に示すような処理で画面切換の項目を保存する(表示部17における画面表示が41から45のように切り替わる)。
CS300chの日テレプラスの番組「ABCDシリーズ」(アニメ)は、映像そのものは16:9であるが、480Iのアスペクト比4:3(固定)で伝送しているため、レターボックス(上下に黒枠が付いた状態)で伝送される。この番組では、画面サイズ切換(480I:シネマ)を適用し視聴したいため、図10に示すような処理で画面切換の項目を保存する(表示部17における画面表示が41から45のように切り替わる)。
一方、CS333chのAT-Xにチャネル切換した場合には、同じ番組「ABCDシリーズ」を放送していたが、AT-Xは480Iのアスペクト比16:9(固定)で伝送しているため、レターボックスでは伝送されていない。この番組では、画面サイズ切換(480I:ノーマル)を適用し視聴したいが、従来技術によれば、同じシリーズIDであった場合には、画面サイズ切換(480I:シネマ)となるが、図11に基づくと、シリーズIDが異なっても画面切換サイズは新たに設定されず、そのシリーズIDの調整が登録されている場合のみ、それに従って変更される。
さらに、CS300chの日テレプラスの番組「ABCDシリーズ」(アニメ)に切り替わった場合には、図11に示すような処理に基づいて調整項目設定ファイル23aを参照して、画面サイズ切換(480I:シネマ)を適用し視聴することができる。
以上のように、調整項目設定ファイル23aに保存されている項目に該当するシリーズIDを有する番組を保存設定処理の後に視聴等する場合において、同じ画面サイズ切換を行うことで、所望の画面サイズ切換をその度に行う必要がない。また、そのような同じ調整項目へ自動的に切り替わる処理は、例えばシリーズIDが同じ場合のみに限定できるため、他のシリーズIDを持つ番組でも同様な設定が行われることを防止することができる。
尚、上述の実施形態において、添付図面に図示されている構成等については、これらに限定されるものではなく、本発明の効果を発揮する範囲内で適宜変更することが可能である。その他、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施することが可能である。
例えば、本実施の形態による再生装置は、一般的な再生装置に設けても良いし、テレビ一体型の再生装置に設けても良い。或いは、パーソナルコンピュータなどの再生機能に付加させるようにしても良い。記録再生装置に設けても良い。
また、上述の実施形態で説明した機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより各部の処理を行ってもよい。尚、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時間の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また前記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであっても良い。
本発明は、テレビジョン受信装置に利用可能である。
AT…アンテナ、NT…ネットワーク、X…テレビジョン受信装置、1…フロントエンド、3…デマルチプレクサ、5…放送情報デコード部(放送情報取得部)、7…番組表データ生成部、11…映像・音声デコード部、13…音声出力部、15…画面合成部、17…表示部(ディスプレイ)、21…制御部、21a…調整項目設定部、21b…調整項目反映部、23…メモリ部、23a…調整項目設定ファイル、27…リモコン受光部、31…インターフェイス部、35…サーバ装置。
Claims (9)
- 番組を再生する再生装置であって、
番組を特定する複数の特定情報を含む番組特定情報を取得する番組情報取得部と、
前記番組特定情報毎に、番組の再生に関する調整項目を設定する調整項目設定ファイルを記憶するメモリ部と、
取得した前記番組特定情報の前記複数の特定情報と、前記調整項目設定ファイルに記憶されている前記番組特定情報の複数の特定情報とを比較して、前記複数の特定情報のうち全てが一致した場合または前記複数の特定情報のうち未設定を除く特定情報が一致した場合には、前記番組特定情報に対応する調整項目を反映させる調整項目反映部と、
取得した前記番組特定情報の前記複数の特定情報の組み合わせが前記調整項目設定ファイルに存在しない場合には、取得した前記番組特定情報と設定された前記調整項目とを対応付けて前記調整項目設定ファイルに設定する調整項目設定部と、
を有し、
前記調整項目設定ファイルの前記番組特定情報には優先度が付されており、
前記調整項目設定部は、番組を視聴中に前記調整項目が変更された場合には、前記番組特定情報と前記変更された調整項目とを、最も高い優先度で前記調整項目設定ファイルに設定することを特徴とする再生装置。 - 前記番組特定情報は、ネットワークID、又は、該ネットワークID及びサービスIDにより特定されるチャネルと、番組名と、からなることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
- 前記番組特定情報において、前記番組名を番組タイトルにより特定することを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
- 前記番組特定情報において、前記番組名をシリーズIDにより特定することを特徴とする請求項2に記載の再生装置。
- 前記番組は、録画済み番組であることを特徴とする請求項1から4までのいずれか1項に記載の再生装置。
- 前記調整項目を、ネットワーク経由で参照することを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載の再生装置。
- 請求項1から6までのいずれか1項に記載の再生装置を備えたテレビジョン受信装置。
- 番組を再生する番組再生方法であって、
番組を特定する複数の特定情報を含む番組特定情報を取得するステップと、
取得した前記番組特定情報の前記複数の特定情報と、前記調整項目設定ファイルに記憶されている前記番組特定情報の複数の特定情報とを比較して、前記複数の特定情報のうち全てが一致した場合または前記複数の特定情報のうち未設定を除く特定情報が一致した場合には、番組を再生する際に前記番組特定情報に対応する調整項目を反映させるステップであって、前記調整項目設定ファイルの前記番組特定情報には優先度が付されている、ステップと、
取得した前記番組特定情報の前記複数の特定情報の組み合わせが、前記番組特定情報と前記調整項目との対応関係を保存する調整項目設定ファイルに存在しない場合には、前記番組特定情報と対応する調整項目とを前記調整項目設定ファイルに設定するステップと、
番組を視聴中に前記調整項目が変更された場合には、前記番組特定情報と前記変更された調整項目とを、最も高い優先度で前記調整項目設定ファイルに設定するステップと、
を有することを特徴とする番組再生方法。 - 請求項8に記載の番組再生方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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