JP5273696B2 - 単一モード光ファイバの特性評価方法及び装置並びにプログラム - Google Patents

単一モード光ファイバの特性評価方法及び装置並びにプログラム Download PDF

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Description

本発明は、単一モード光ファイバの特性評価方法及び装置並びにプログラムに関し、特に、接続された複数の光ファイバで構成される光ファイバ伝送路の、伝搬方向における比屈折率差、材料分散、および波長分散の特性評価方法及び装置並びにプログラムに関する。
高密波長分割多重(DWDM:Dense Wavelength Division Multiplexing)、および光増幅技術の進展に伴い、単一モード光ファイバ1心当たりの伝送容量は飛躍的に増大している。このような大容量光伝送システムでは、単一モード光ファイバ中の光非線形現象による伝送特性の劣化が問題となっている。
単一モード光ファイバ中の光非線形現象は、光ファイバの伝搬方向で順次発生し、累積する特徴を有する。また、光非線形現象の影響は、例えばモードフィールド径(MFD:Mode Field Diameter)や波長分散といった光ファイバパラメータと光強度の積に密接に関係して変化する。このため、単一モード光ファイバ中における光非線形現象の影響を詳細に把握するためには、光ファイバパラメータの伝搬方向における分布特性(変動特性)を高精度に測定する必要が生じる。
しかしながら、従来の光ファイバパラメータの測定技術では、光ファイバの伝搬方向における均一性を仮定しており、当該光ファイバの任意の一端、または全長における平均値しか評価することができなかった。
そのため、例えば非特許文献1には、単一モード光ファイバの双方向から測定した後方散乱光強度波形を解析し、当該光ファイバ中におけるモードフィールド径、および波長分散の分布特性を非破壊で評価する手法が開示されている。さらに、当該評価技術の複数の光ファイバで構成される光ファイバ伝送路への適用を目的として、接続された光ファイバ間における比屈折率差の変化を補正係数Kとして考慮することにより、当該光ファイバ伝送路中の分布特性の評価精度を向上させる手法も開示されている。
非特許文献2には、単一モード光ファイバまたは光ファイバ伝送路中の第1,第2の参照点z0,z1におけるモードフィールド径である2W(λ0),2W(λ1)を用い、散乱係数αs、およびコアの屈折率nの影響を除去し、当該単一モード光ファイバまたは光ファイバ伝送路の伝搬方向の任意の位置zにおけるモードフィールド径である2W(λz)を評価する手法が開示されており、次の関係式(7)となる。
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非特許文献3には、単一モード光ファイバ中における散乱係数αsの近似手法が開示されており、純石英ガラスのレイリー散乱係数R0、およびコアの添加材料に依存する係数k、ならびに単一モード光ファイバ中の比屈折率差Δ(単位%)を用いて、次の関係式(8)となる。
Figure 0005273696
単一モード光ファイバ中の材料分散Dm(λz)の関係式(9)における、コアの添加材料に起因する係数AiおよびBi(i=1,2,3,…,N)は、屈折率の波長依存性を表すセルマイヤの関係式から求めることができる。非特許文献4には、各種コアの添加材料に対するセルマイヤの関係式が開示されており、例えば、コアにゲルマニウムが添加された単一モード光ファイバの場合、関係式(9)は次の関係式(10)により近似できる。
Figure 0005273696
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K.Nakajima,et al., "Chromatic dispersion distribution measurement along a single-mode optical fiber",J.Lightwave Technol., vol.15,no.7,pp.1095-1101,1997 A. Rossaro, et al., "Spatially resolved chromatic dispersion measurement by a bidirectional OTDR technique",J.Sel. Topics Quantum Electron., vol.7,no.3,pp.475-483,2001 K. Tsujikawa,et al., "Scattering property of F and GeO2 codoped silica glasses", Electron. Lett,vol.30,no.4,pp.351-352,1994 N.Shibata,et al.,"Optical loss characteristics of high-GeO2 content silica fibers", IECE(J)Trans,vol.E65,no.12,pp.166-172,1980
しかしながら、非特許文献1に記載の手法では、同一の単一モード光ファイバ中における屈折率の均一性を仮定しており、光ファイバ中の比屈折率差が光ファイバの伝搬方向で変化する場合は、モードフィールド径、および波長分散の評価精度が著しく劣化するという課題があった。
また、敷設後の光ファイバ伝送路において、伝送路中で接続された各単一モード光ファイバの比屈折率差を評価することは困難なため、非特許文献1による補正係数Kを考慮することは不可能であった。このため、光ファイバ伝送路全体における比屈折率差の均一性を仮定した場合、すなわち、補正係数Kを無視した場合には、非特許文献1による波長分散の分布特性において十分な評価精度が得られないといった課題があった。
そこで、本発明は、前述した問題に鑑み提案されたもので、複数の単一モード光ファイバで構成される光ファイバ伝送路において、接続された光ファイバ間の長手方向の分布特性を非破壊、かつ高精度に評価することができる単一モード光ファイバの特性評価方法及び装置並びにプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決する第1の発明に係る単一モード光ファイバの特性評価方法は、任意の長さLの単一モード光ファイバを有する光ファイバ伝送路に波長λのパルス光を入射したときに一方側および他方側にて測定された、当該光ファイバ伝送路の位置zでの後方散乱光強度SA(λz),SB(λL−z)(単位:dB)から演算された、当該光ファイバ伝送路の位置zでの規格化構造不整合損失成分In(λz)と、当該光ファイバ伝送路の任意の参照点z0でのモードフィールド径2W(λ0)および比屈折率差Δ(z0)と、次の関係式(1)´とを用い、当該光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける比屈折率差Δ(z)を次の関係式(1)により評価することを特徴とする。
Figure 0005273696
ただし、nは単一モード光ファイバのコアの屈折率であり、kは単一モード光ファイバのコアの形成に用いる添加材料の種類に依存して決定される定数である。また、2W(λ,z)は、波長λ、当該光ファイバ伝送路の位置zにおけるモードフィールド径を表す。
上述した課題を解決する第2の発明に係る単一モード光ファイバの特性評価方法は、第1の発明に記載された単一モード光ファイバの特性評価方法であって、前記比屈折率差Δ(z)、純石英ガラスの屈折率n0、光速c、コアの添加材料に起因する係数AiおよびBi(i=1,2,3,…,N)を用い、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける材料分散Dm(λz)を次の関係式(2)または関係式(3)により評価することを特徴とする。
Figure 0005273696
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上述した課題を解決する第3の発明に係る単一モード光ファイバの特性評価方法は、第2の発明に記載された単一モード光ファイバの特性評価方法であって、前記材料分散Dm(λz)と、前記光ファイバ伝送路の位置zにおける導波路分散Dw(λz)との和により、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける波長分散D(λz)を評価することを特徴とする。
上述した課題を解決する第4の発明に係る単一モード光ファイバの特性評価装置は、任意の長さLの単一モード光ファイバを有する光ファイバ伝送路の位置zにおける波長λでの後方散乱光強度S(λz)を測定する後方散乱光強度測定手段と、前記後方散乱光強度S(λz)から当該光ファイバ伝送路の位置zでの規格化構造不整合損失成分In(λz)と、モードフィールド径2W(λ0)とを演算する演算手段とを有し、第1乃至第3の何れかの発明に記載の単一モード光ファイバの特性評価方法により、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける、比屈折率差Δ(z)、材料分散Dm(λz)、および波長分散D(λz)を評価することを特徴とする。
上述した課題を解決する第5の発明に係るプログラムは、任意の長さLの単一モード光ファイバを有する光ファイバ伝送路に波長λのパルス光を入射したときに一方側および他方側にて測定された、当該光ファイバ伝送路の位置zでの後方散乱光強度SA(λz),SB(λL−z)(単位:dB)から、当該光ファイバ伝送路の位置zでの規格化構造不整合損失成分In(λz)を演算しメモリに格納する機能と、前記光ファイバ伝送路の任意の参照点z0にて測定された、当該任意の参照点z0でのモードフィールド径2W(λ0)をメモリに格納する機能と、前記光ファイバ伝送路の任意の参照点z0にて測定された当該任意の参照点z0での比屈折率差Δ(z0)をメモリに格納する機能と、メモリに格納された規格化構造不整合損失成分In(λz)、モードフィールド径2W(λ0)、比屈折率差Δ(z0)、次の関係式(4)´を用いて、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける比屈折率差Δ(z)を次の関係式(4)により演算する機能とを有し、前記機能をコンピュータに実行させて前記単一モード光ファイバを評価したことを特徴とする。
Figure 0005273696
ただし、nは単一モード光ファイバのコアの屈折率であり、kは単一モード光ファイバのコアの形成に用いる添加材料の種類に依存して決定される定数である。また、2W(λ,z)は、波長λ、当該光ファイバ伝送路の位置zにおけるモードフィールド径を表す。
上述した課題を解決する第6の発明に係るプログラムは、第5の発明に記載されたプログラムであって、純石英ガラスの屈折率n0、光速c、コアの添加材料に起因する係数AiおよびBi(i=1,2,3,…,N)を用い、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける材料分散Dm(λz)を次の関係式(5)または関係式(6)により演算する機能を有することを特徴とする。
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上述した課題を解決する第7の発明に係るプログラムは、第6の発明に記載されたプログラムであって、前記材料分散Dm(λz)と、前記光ファイバ伝送路の位置zにおける導波路分散Dw(λz)とを加算する機能を有することを特徴とする。
本発明に係る単一モード光ファイバの特性評価方法および装置ならびにプログラムによれば、光ファイバ伝送路の一方側および他方側における波長λのパルス光による当該光ファイバ伝送路の位置zでの後方散乱光強度SA,SBを測定し、この後方散乱光強度SA,SBから光ファイバ伝送路の位置zでの規格化構造不整合損失成分In(λz)が求められ、前記規格化構造不整合損失成分In(λz)、当該光ファイバの任意の参照点z0におけるモードフィールド径2W(λ0)および比屈折率差Δ(z0)、上述の近似式を用いて、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける比屈折率差Δ(z)を演算するようにしたので、従来評価不可能であった敷設後の複数の光ファイバで構成される光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける比屈折率差Δ(z)を非破壊、かつ高精度に評価することができる。
また、前記比屈折率差Δ(z)を用いて、光ファイバ伝送路の材料分散、および波長分散の分布特性を演算することができるので、前記光ファイバ伝送路の材料分散、および前記波長分散の分布特性を高精度に評価することができる。
さらに、伝搬方向で比屈折率差が不均一な単一モード光ファイバに対しても、その比屈折率差、材料分散、および波長分散の分布特性を高精度に評価することができる。
以下に、本発明に係る単一モード光ファイバの特性評価方法及び装置並びにプログラムを実施するための最良の形態につき、図面を用いて説明する。本実施形態では、単一モード光ファイバまたは単一モード光ファイバを有する光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける比屈折率差、材料分散、および波長分散の分布特性の評価手法について説明する。
図1は、本発明の最良の形態に係る単一モード光ファイバの特性評価装置の構成を示す概略図である。
本発明の最良の形態に係る単一モード光ファイバの特性評価装置10は、図1に示すように、後方散乱光強度測定装置(後方散乱光強度測定手段)11と、後方散乱光強度波形解析装置12とにより構成される。
後方散乱光強度測定装置11は、通常のOTDR(Optical Time Domain reflectometer)と同様の機能を有し、少なくとも1波長以上の測定光源を有する。
後方散乱光強度測定装置11では、長さLkmの被測定単一モード光ファイバ13に波長λの測定パルス光を測定端A14または測定端B15から入射し、当該被測定単一モード光ファイバ13の位置zからの後方散乱光強度SA(λz)およびSB(λL−z)(単位:dB)を測定端A14または測定端B15にてそれぞれ測定する。
一方、後方散乱光強度波形解析装置12では、以下に示す手順により、当該被測定単一モード光ファイバ13の位置zにおけるモードフィールド径(MFD:Mode Field Diameter)である2W(λz)、比屈折率差Δ(z)、材料分散Dm(λz)および波長分散D(λz)を演算して評価する。
最初に、被測定単一モード光ファイバ13の両端14,15にて後方散乱光強度SA(λz)およびSB(λL−z)をそれぞれ測定する。この後方散乱光強度SA,SBを用いて、光ファイバ伝送路13の構造不整合損失成分I(λz)を次の関係式(11)で設定する(例えば、非特許文献1を参照)。
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また、前記構造不整合損失成分I(λz)を任意の参照点z0の値I(λ0)で規格化した規格化構造不整合損失成分In(λz)は、散乱係数αs、コアの屈折率n、およびモードフィールド径2Wを用いて、次の関係式(12)で設定する。
Figure 0005273696
ここで、上記関係式(12)中右辺第1項の散乱係数αs、およびコアの屈折率nは、被測定単一モード光ファイバ13の比屈折率差Δと関係するパラメータであり、非特許文献1ではこの右辺第1項を補正係数Kとして記述している。このため、前記被測定単一モード光ファイバ13の伝搬方向における比屈折率差Δの変化が自明であり、且つ、任意の参照点z0におけるモードフィールド径2W(λ0)を知ることができる場合に、関係式(12)を用い、任意の位置zにおけるモードフィールド径2W(λz)の分布特性を評価することが可能となる。
一方、被測定単一モード光ファイバ13の伝搬方向の任意の位置zにおけるモードフィールド径2W(λz)は、当該被測定単一モード光ファイバ13中の第1,第2の参照点z0,z1におけるモードフィールド径2W(λ0),2W(λ1)を用い、散乱係数αs、およびコアの屈折率nの影響を除去することで、次の関係式(13)と記述することができる(例えば、非特許文献2を参照)。
Figure 0005273696
前記散乱係数αsは、光ファイバ中でのレイリー散乱係数に対応させた純石英ガラスのレイリー散乱係数R0、およびコアの添加材料に依存する係数k、ならびに単一モード光ファイバ中の比屈折率差Δ(単位%)を用いて、次の関係式(14)にて記述することができる(非特許文献3を参照)。
Figure 0005273696
さらに、関係式(12)中で、通常の単一モード光ファイバにおいては、光ファイバの比屈折率差Δが異なっていても、コアの屈折率の差が小さいため、n2(z0)/n2(z)=1と近似できる。
このため、被測定単一モード光ファイバ13の伝搬方向における比屈折率差の分布特性Δ(z)は、関係式(12)、関係式(13)、および関係式(14)に基づき、次の関係式(15)にて表すことができる。
Figure 0005273696
したがって、本発明の最良の形態に係る単一モード光ファイバの特性評価方法によれば、波長λのパルス光で被測定単一モード光ファイバ13の位置zにおける後方散乱光強度SA,SBから演算された構造不整合損失成分I(λz)と、任意の参照点z0およびz1におけるモードフィールド径2W(λ0)および2W(λ1)とを用いて関係式(13)により、被測定単一モード光ファイバ13のモードフィールド径2W(λz)の分布を求め、さらに、関係式(15)を適用することにより、被測定単一モード光ファイバ13の伝搬方向における比屈折率差の分布特性Δ(z)を直接、かつ高精度に求めて評価することができる。すなわち、非特許文献1における補正係数を用いることなく、被測定単一モード光ファイバ13の伝搬方向における比屈折率差の分布特性Δ(z)を直接、かつ高精度に求めて評価することができる。なお、後方散乱光強度波形解析装置12は、後方散乱光強度S(λz)から当該光ファイバ伝送路の位置zでの規格化構造不整合損失成分In(λz)と、モードフィールド径2W(λ0)とを演算する演算手段を有する。
一方、単一モード光ファイバ中の材料分散Dm(λz)は、屈折率の波長依存性から求めることができ、比屈折率差Δ(z)との関係は、光速c、純石英ガラスの屈折率n0、およびコアの添加材料に起因する係数AiおよびBi(i=1,2,3,…,N)を用いて、次の関係式(16)または関係式(17)で記述することができる。
Figure 0005273696
Figure 0005273696
ここで、上記関係式(17)中の係数AiおよびBi(i=1,2,3,…,N)は、上述した非特許文献4に記載の技術を用いることにより、次の関係式(18)で近似できる。
Figure 0005273696
したがって、関係式(15)で得られた比屈折率分布Δ(z)を用いることにより、被測定単一モード光ファイバ13の伝搬方向における材料分散分布Dm(λz)を高精度に求めることが可能となる。
さらに、モードフィールド径の波長依存性から単一モード光ファイバ中の導波路分散Dw(λz)を評価する手法については、次の関係式(19)で記述することができる(例えば、非特許文献1を参照)。
Figure 0005273696
したがって、関係式(13)により、異なる2波長以上におけるモードフィールド径2W(λz)を求め、関係式(15)により得られる比屈折率差分布Δ(z)を用いることにより、被測定単一モード光ファイバ13における導波路分散分布Dw(λz)を高精度に求めて評価することが可能となる。
さらに、前記被測定単一モード光ファイバ13の波長分散の分布特性D(λz)は、関係式(16)、関係式(17)、関係式(18)および関係式(19)による、材料分散分布Dm(λz)および導波路分散分布Dw(λz)を用いて、次の関係式(20)で記述できる。
Figure 0005273696
したがって、関係式(15)により被測定単一モード光ファイバ13の比屈折率差分布Δ(z)を求め、関係式(16)〜(20)を用いることにより、当該単一モード光ファイバまたは光ファイバ伝送路13の波長分散分布D(λz)を高精度に演算して評価することが可能となる。
以上述べたように、本発明の最良の形態に係る単一モード光ファイバの特性評価方法および装置によれば、非特許文献1に記載の従来技術において測定精度の主要な劣化要因であった比屈折率差Δの変化に対し、関係式(15)を見出したことにより、被測定単一モード光ファイバ13の比屈折率差Δ(z)、材料分散Dm(λz)、および波長分散D(λz)の分布特性を高精度に演算して評価することが可能となる。
なお、上記では、長さLの単一モード光ファイバ13を用いて説明したが、長さLの単一モード光ファイバを有する光ファイバ伝送路としても良く、このような光ファイバ伝送路であっても、上述した単一モード光ファイバの特性評価方法と同様な作用効果を奏する。
なお、上記では、装置を用いて説明したが、プログラムとしても良い。すなわち、プログラムが、任意の長さLの単一モード光ファイバに波長λのパルス光を入射したときに一方側および他方側にて測定された、当該光ファイバの位置zでの後方散乱光強度SA(λz),SB(λL−z)(単位:dB)から、当該単一モード光ファイバの位置zでの規格化構造不整合損失成分In(λz)を演算しメモリに格納する機能と、前記単一モード光ファイバの任意の参照点z0にて測定された、当該任意の参照点z0でのモードフィールド径2W(λ0)をメモリに格納する機能と、前記単一モード光ファイバの任意の参照点z0にて測定された当該任意の参照点z0での比屈折率差Δ(z0)をメモリに格納する機能と、メモリに格納された規格化構造不整合損失成分In(λz)、モードフィールド径2W(λ0)、比屈折率差Δ(z0)、上述の近似式を用いて、上記関係式(15)により前記単一モード光ファイバの任意の位置zにおける比屈折率差Δ(z)を演算する機能とを有し、前記機能をコンピュータに実行させて前記単一モード光ファイバを評価するようにしても良い。このようなプログラムであっても、上述した本発明の最良の形態に係る単一モード光ファイバの特性評価方法と同様な作用効果を奏する。
上記プログラムが、前記比屈折率差Δ(z)、純石英ガラスの屈折率n0、光速c、コアの添加材料に起因する係数AiおよびBi(i=1,2,3,…,N)を用い、上記関係式(16)または上記関係式(17)により、前記単一モード光ファイバの任意の位置zにおける材料分散Dm(λz)を演算する機能をさらに有するようにしても良い。このようなプログラムであっても、上述した本発明の最良の形態に係る単一モード光ファイバの特性評価方法と同様な作用効果を奏する。
上記プログラムが、前記材料分散Dm(λz)と、前記単一モード光ファイバの位置zにおける導波路分散Dw(λz)とを加算する機能をさらに有するようにしても良い。このようなプログラムであっても、上述した本発明の最良の形態に係る単一モード光ファイバの特性評価方法と同様な作用効果を奏する。
以下に、本発明の第1の実施例に係る単一モード光ファイバの特性評価装置につき、図面を用いて説明する。本実施例では、単一モード光ファイバの比屈折率差分布Δ(z)、および波長分散分布D(λz)の測定例について説明する。
図2は、本発明の第1の実施例に係る単一モード光ファイバの特性評価装置の構成を示す概略図である。図3は、その装置による波長1555nmでのモードフィールド分布の測定結果を示すグラフであり、図4は、その装置による比屈折率差分布の測定結果を示すグラフである。なお、図4では、関係式(15)を用いて演算し、係数kについては、コアにゲルマニウムを添加した単一モード光ファイバの係数である0.63とした(非特許文献3を参照)。
本発明の第1の実施例に係る単一モード光ファイバの特性評価装置20は、図2に示すように、波長1310nm、および1555nmの測定光源を有する後方散乱光強度測定装置21と、後方散乱光強度波形解析装置22とからなる。
本実施例では、長さ25kmの1.3μm帯零分散ファイバ(ファイバA)、長さ10kmの分散シフトファイバ(ファイバB)からなる参照用単一モード光ファイバ23と、参照用単一モード光ファイバ23に接続点28にて接続され、長さ20.0kmの分散シフトファイバ(ファイバC)からなる被測定単一モード光ファイバ24とを有する光ファイバ伝送路25を用いた。前記ファイバAおよびBの任意の参照点z0,z1におけるモードフィールド径をそれぞれ2W(λ0),2W(λ1)と設定した。なお、光ファイバ伝送路25中の任意の2点が参照点となる構成であっても構わない。
この時、波長λ=1310nmおよび1555nmにおける、測定端26,27からの後方散乱光強度波形SA(λz)およびSB(λL−z)をそれぞれ測定し、後方散乱光強度波形解析装置22にて、上述した本発明の最良の形態に係る単一モード光ファイバの特性評価手法を用いて、被測定単一モード光ファイバ24のモードフィールド径2W(λz)の分布、および比屈折率差分布Δ(z)を演算した。
ここで、本発明の第1の実施例に係る単一モード光ファイバの特性評価装置で用いた各単一モード光ファイバの特性を表1に示す。なお、この表には、各単一モード光ファイバを接続する前に、従来技術により当該光ファイバの一端、または全長の平均値として測定した値を示す。
Figure 0005273696
図3に示すように、ファイバA,BおよびファイバCのモードフィールド径は表1に示した従来技術による測定結果と良く一致しており、各単一モード光ファイバの伝搬方向におけるモードフィールド径の分布特性が高精度に測定されていることが分かる。
図4に示すように、ファイバA,BおよびファイバCにおける比屈折率差は表1に示した従来技術による測定結果と良く一致しており、各単一モード光ファイバの伝搬方向における比屈折率差の変動特性が詳細に測定されていることが分かる。したがって、本発明の第1の実施例に係る単一モード光ファイバの特性評価方法によれば、接続された光ファイバ伝送路中の比屈折率差分布を非破壊、かつ高精度に測定して評価するできることが分かる。
ここで、図5に、波長λ=1555nmにおける波長分散分布D(λz)について、図4の図示、および関係式(18)〜(20)を用いて測定した結果を示す。ただし、図5では、関係式(17)中のモードフィールド径の波長依存性に関して、波長1310nmおよび1555nmにおけるモードフィールド径分布2W(λ=1310z)および2W(λ=1555、z)の測定結果と、次の関係式(21)(非特許文献1を参照)とを用い、任意の位置zにおける係数g0およびg1を求めることにより実施した。
Figure 0005273696
図5に示すように、ファイバA,BおよびファイバCにおける波長分散は表1に示した従来技術による測定結果と良く一致しており、各単一モード光ファイバの伝搬方向における波長分散の変動特性が詳細に測定されていることが分かる。
したがって、本発明の第1の実施例に係る光ファイバの特性評価方法によれば、比屈折率差分布Δ(z)を演算して求めることにより、光ファイバ伝送路25の波長分散分布を高精度に演算して評価できることが分かる。よって、本発明による比屈折率差に対する関係式(15)を用い、参照用光ファイバ(ファイバAおよびB)23の任意の2参照点z0およびz1におけるモードフィールド径を考慮することにより、被測定単一モード光ファイバ24の伝搬方向における比屈折率差分布、および波長分散分布を、非破壊、かつ高精度に演算して評価することができる。
なお、上記では、参照用単一モード光ファイバ23を被測定単一モード光ファイバ24の前段に配置した光ファイバ伝送路25を用いて説明したが、参照用単一モード光ファイバ23を被測定単一モード光ファイバ24の後段または両端に接続した構成の光ファイバ伝送路であっても良い。このような構成の光ファイバ伝送路であっても、上記と同様な作用効果を奏する。
本発明は、単一モード光ファイバの特性評価方法及び装置並びにプログラムに利用することが可能であり、特に、接続された複数の光ファイバで構成される光ファイバ伝送路の、伝搬方向における比屈折率差、材料分散、および波長分散の特性評価方法及び装置並びにプログラムに利用することが可能である。
本発明の最良の形態に係る単一モード光ファイバの特性評価装置の構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施例に係る単一モード光ファイバの特性評価装置の構成を示す概略図である。 本発明の第1の実施例に係る単一モード光ファイバの特性評価装置による波長1555nmでのモードフィールド径分布の測定結果を示すグラフである。 本発明の第1の実施例に係る単一モード光ファイバの特性評価装置による比屈折率差分布の測定結果を示すグラフである。 本発明の第1の実施例に係る単一モード光ファイバの特性評価装置による波長分散分布の測定結果を示すグラフである。
10 単一モード光ファイバの特性評価装置
11 後方散乱光強度測定装置
12 後方散乱光強度波形解析装置
13 被測定単一モード光ファイバ
14 測定端A
15 測定端B
20 単一モード光ファイバの特性評価装置
21 後方散乱光強度測定装置
22 後方散乱光強度波形解析装置
23 参照用単一モード光ファイバ
24 被測定単一モード光ファイバ
25 光ファイバ伝送路
26 測定端A
27 測定端B
28 接続点

Claims (7)

  1. 任意の長さLの単一モード光ファイバを有する光ファイバ伝送路に波長λのパルス光を入射したときに一方側および他方側にて測定された、当該光ファイバ伝送路の位置zでの後方散乱光強度SA(λz),SB(λL−z)(単位:dB)から演算された、当該光ファイバ伝送路の位置zでの規格化構造不整合損失成分In(λz)と、当該光ファイバ伝送路の任意の参照点z0でのモードフィールド径2W(λ0)および比屈折率差Δ(z0)と、次の関係式(1)´とを用い、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける比屈折率差Δ(z)を次の関係式(1)により評価する
    ことを特徴とする単一モード光ファイバの特性評価方法。
    Figure 0005273696
    ただし、nは単一モード光ファイバのコアの屈折率であり、kは単一モード光ファイバのコアの形成に用いる添加材料の種類に依存して決定される定数である。また、2W(λ,z)は、波長λ、当該光ファイバ伝送路の位置zにおけるモードフィールド径を表す。
  2. 請求項1に記載された単一モード光ファイバの特性評価方法であって、
    前記比屈折率差Δ(z)、純石英ガラスの屈折率n0、光速c、コアの添加材料に起因する係数AiおよびBi(i=1,2,3,…,N)を用い、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける材料分散Dm(λz)を次の関係式(2)または関係式(3)により評価する
    ことを特徴とする単一モード光ファイバの特性評価方法。
    Figure 0005273696
    Figure 0005273696
  3. 請求項2に記載された単一モード光ファイバの特性評価方法であって、
    前記材料分散Dm(λz)と、前記光ファイバ伝送路の位置zにおける導波路分散Dw(λz)との和により、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける波長分散D(λz)を評価する
    ことを特徴とする単一モード光ファイバの特性評価方法。
  4. 任意の長さLの単一モード光ファイバを有する光ファイバ伝送路の位置zにおける波長λでの後方散乱光強度S(λz)を測定する後方散乱光強度測定手段と、
    前記後方散乱光強度S(λz)から当該光ファイバ伝送路の位置zでの規格化構造不整合損失成分In(λz)と、モードフィールド径2W(λ0)とを演算する演算手段とを有し、
    請求項1乃至請求項3の何れかに記載の単一モード光ファイバの特性評価方法により、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける、比屈折率差Δ(z)、材料分散Dm(λz)、および波長分散D(λz)を評価する
    ことを特徴とする単一モード光ファイバの特性評価装置。
  5. 任意の長さLの単一モード光ファイバを有する光ファイバ伝送路に波長λのパルス光を入射したときに一方側および他方側にて測定された、当該光ファイバ伝送路の位置zでの後方散乱光強度SA(λz),SB(λL−z)(単位:dB)から、当該光ファイバ伝送路の位置zでの規格化構造不整合損失成分In(λz)を演算しメモリに格納する機能と、
    前記光ファイバ伝送路の任意の参照点z0にて測定された、当該任意の参照点z0でのモードフィールド径2W(λ0)をメモリに格納する機能と、
    前記光ファイバ伝送路の任意の参照点z0にて測定された当該任意の参照点z0での比屈折率差Δ(z0)をメモリに格納する機能と、
    メモリに格納された規格化構造不整合損失成分In(λz)、モードフィールド径2W(λ0)、比屈折率差Δ(z0)、次の関係式(4)´を用いて、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける比屈折率差Δ(z)を次の関係式(4)により演算する機能とを有し、
    前記機能をコンピュータに実行させて前記単一モード光ファイバを評価した
    ことを特徴とするプログラム。
    Figure 0005273696
    ただし、nは単一モード光ファイバのコアの屈折率であり、kは単一モード光ファイバのコアの形成に用いる添加材料の種類に依存して決定される定数である。また、2W(λ,z)は、波長λ、当該光ファイバ伝送路の位置zにおけるモードフィールド径を表す。
  6. 請求項5に記載されたプログラムであって、
    前記比屈折率差Δ(z)、純石英ガラスの屈折率n0、光速c、コアの添加材料に起因する係数AiおよびBi(i=1,2,3,…,N)を用い、前記光ファイバ伝送路の任意の位置zにおける材料分散Dm(λz)を次の関係式(5)または関係式(6)により演算する機能を有する
    ことを特徴とするプログラム。
    Figure 0005273696
    Figure 0005273696
  7. 請求項6に記載されたプログラムであって、
    前記材料分散Dm(λz)と、前記光ファイバ伝送路の位置zにおける導波路分散Dw(λz)とを加算する機能を有する
    ことを特徴とするプログラム。
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