JP5269957B2 - 記録ヘッド、およびこれを備えたディスク装置 - Google Patents

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Description

この発明の実施形態は、ディスク装置に用いる垂直磁気記録用の記録ヘッド、この記録ヘッドを備えたディスク装置に関する。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、ケース内に配設された磁気ディスクと、磁気ディスクを支持および回転するスピンドルモータと、磁気ディスクに対して情報のリード/ライトを行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリと、を備えている。キャリッジアッセンブリは、回動自在に支持されたアームと、アームから延出したサスペンションとを備え、このサスペンションに延出端に磁気ヘッドが支持されている。磁気ヘッドは、サスペンションに取り付けられたスライダ、およびスライダに設けられたヘッド部を有し、このヘッド部は、ライト用の記録ヘッドとリード用の再生ヘッドとを含んで構成されている。
近年、磁気ディスク装置の高記録密度化、大容量化あるいは小型化を図るため、垂直磁気記録用の磁気ヘッドが提案されている。このような磁気ヘッドにおいて、記録ヘッドは、垂直方向磁界を発生させる主磁極と、その主磁極のトレーリング側にライトギャップを挟んで配置されて磁気ディスクとの間で磁路を閉じるトレーリングシールドと、主磁極に磁束を流すためのコイルとを有している。
トレーリングシールドの媒体側端部と主磁極との間に高周波発振子を設け、主磁極およびトレーリングシールドを通して高周波発振子に電流を流す高周波アシストヘッドが提案されている。
特開2009−48719号公報 特開2008−171503号公報
主磁極からトレーリングシールドにかけて電流を流すことにより、主磁極内の磁区の乱れを解消し、効率のよい磁路を導くことができ、主磁極の先端から発生する磁界が強くなる。しかし、このようなヘッド構成では、主磁極のトレーリング端部にわずかの距離で配置されたトレーリングシールドの直下にも大きな戻り磁界が発生するため、既記録信号の消去、または、劣化を引き起こすという問題があった。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その課題は、既記録情報の劣化または消去を防止し、高記録密度化を可能とする記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置を提供することにある。
一つの実施形態によれば、記録ヘッドは、記録媒体の記録層に対して垂直方向の記録磁界を発生する主磁極と、前記主磁極のトレーリング側にライトギャップを置いて対向し、非導電体を介して前記主磁極に接続された第1接続部と、非磁性導電層を介して前記主磁極に前記記録媒体側の端部に接続された第2接続部とを有し、前記主磁極とともに第1磁気コアを形成するトレーリングシールドと、前記第1磁気コアに巻き付つくように設けられた第1コイルと、前記主磁極のリーディング側にギャップを置いて対向し、磁性体を介して前記主磁極に接続された第1接続部と、非磁性体を介して前記主磁極の前記記録媒体側の端部に対向する先端部とを有し、前記主磁極とともに第2磁気コアを形成するリーディングシールドと、前記第2磁気コアに巻き付つくように設けられた第2コイルと、前記主磁極、非磁性導電層、およびトレーリングシールドを通して電流を流すための接続端子と、を備え、前記第1コイルおよび第2コイルは並列に接続され、前記第2コイルは、前記第1コイルよりも抵抗が小さい
図1は、第1の実施形態に係るハードディスクドライブ(以下、HDD)を示す斜視図。 図2は、前記HDDにおける磁気ヘッドおよびサスペンションを示す側面図。 図3は、前記磁気ヘッドのヘッド部を拡大して示す断面図。 図4は、前記磁気ヘッドの記録ヘッドを模式的に示す斜視図。 図5は、前記記録ヘッドのディスク側端部を拡大して示す断面図。 図6は、第1の実施形態に係る記録ヘッドと、比較例に係る記録ヘッドとについて、記録有効磁界とヘッド走行方向位置との関係を比較して示す図。 図7は、第1の実施形態に係る記録ヘッドと、比較例に係る記録ヘッドとについて、記録有効磁界、印加電流、戻り磁界の関係を比較して示す図。 図8は、第1の実施形態に係る記録ヘッドと、比較例に係る記録ヘッドとについて、ビットエラーレートと印加電流との関係を比較して示す図。 図9は、第2の実施形態に係るHDDのヘッド制御部を概略的に示すブロック図。 図10は、第2の実施形態に係るHDDにおける記録ヘッドの印加電流Ir、Iwと戻り磁界との関係を示す図。 図11は、第2の実施形態に係るHDDにおける記録ヘッドについて、記録有効磁界とヘッド走行方向位置との関係を印加電流ごとに比較して示す図。 図12は、第1、第2の実施形態に係る記録ヘッドと、比較例に係る記録ヘッドとについて、ビットエラーレートと印加電流との関係を比較して示す図。 図13は、第3の実施形態に係るHDDの記録ヘッドを模式的に示す斜視図。 図14は、第4の実施形態に係るHDDの記録ヘッドを模式的に示す斜視図。
以下図面を参照しながら、種々の実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係るHDDのトップカバーを取り外して内部構造を示し、図2は、浮上状態の磁気ヘッドを示している。図1に示すように、HDDは筐体10を備えている。この筐体10は、上面の開口した矩形箱状のベース10aと、図示しない矩形板状のトップカバーとを備えている。トップカバーは、複数のねじによりベースにねじ止めされ、ベースの上端開口を閉塞している。これにより、筐体10内部は気密に保持され、呼吸フィルター26を通してのみ、外部と通気可能となっている。
ベース10a上には、記録媒体としての磁気ディスク12および機構部が設けられている。機構部は、磁気ディスク12を支持および回転させるスピンドルモータ13、磁気ディスクに対して情報の記録、再生を行なう複数、例えば、2つの磁気ヘッド33、これらの磁気ヘッド33を磁気ディスク12の表面に対して移動自在に支持するヘッドアクチュエータ14、ヘッドアクチュエータを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下VCMと称する)16を備えている。また、ベース10a上には、磁気ヘッド33が磁気ディスク12の最外周に移動した際、磁気ヘッド33を磁気ディスク12から離間した位置に保持するランプロード機構18、HDDに衝撃等が作用した際、ヘッドアクチュエータ14を退避位置に保持するラッチ機構20、およびプリアンプ、ヘッドIC等の電子部品が実装された基板ユニット17が設けられている。
ベース10aの外面には、制御回路基板25がねじ止めされ、ベース10aの底壁と対向して位置している。制御回路基板25は、基板ユニット17を介してスピンドルモータ13、VCM16、および磁気ヘッド33の動作を制御する。
図1に示すように、磁気ディスク12は、スピンドルモータ13のハブに互いに同軸的に嵌合されているとともにハブの上端にねじ止めされたクランプばね15によりクランプされ、ハブに固定されている。磁気ディスク12は、駆動モータとしてのスピンドルモータ13により所定の速度で矢印B方向に回転駆動される。
ヘッドアクチュエータ14は、ベース10aの底壁上に固定された軸受部24と、軸受部24から延出した複数のアーム27と、を備えている。これらのアーム27は、磁気ディスク12の表面と平行に、かつ、互いに所定の間隔を置いて位置しているとともに、軸受部24から同一の方向へ延出している。ヘッドアクチュエータ14は、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション30を備えている。サスペンション30は、板ばねにより構成され、その基端がスポット溶接あるいは接着によりアーム27の先端に固定され、アームから延出している。各サスペンション30は対応するアーム27と一体に形成されていてもよい。各サスペンション30の延出端に磁気ヘッド33が支持されている。アーム27およびサスペンション30によりヘッドサスペンションを構成し、このヘッドサスペンションと磁気ヘッド33とによりヘッドサスペンションアッセンブリを構成している。
図2に示すように、各磁気ヘッド33は、ほぼ直方体形状のスライダ42とこのスライダの流出端(トレーリング端)に設けられた記録再生用のヘッド部44とを有している。磁気ヘッド33は、サスペンション30の先端部に設けられたジンバルばね41に固定されている。各磁気ヘッド33は、サスペンション30の弾性により、磁気ディスク12の表面に向かうヘッド荷重Lが印加されている。2本のアーム27は所定の間隔を置いて互いに平行に位置し、これらのアームに取り付けられたサスペンション30および磁気ヘッド33は、磁気ディスク12を間に挟んで互いに向かい合っている。
各磁気ヘッド33は、サスペンション30およびアーム27上に固定された中継フレキシブルプリント回路基板(以下、中継FPCと称する)35を介して後述するメインFPC38に電気的に接続されている。
図1に示すように、基板ユニット17は、フレキシブルプリント回路基板により形成されたFPC本体36と、このFPC本体から延出したメインFPC38とを有している。FPC本体36は、ベース10aの底面上に固定されている。FPC本体36上には、プリアンプ37、ヘッドICを含む電子部品が実装されている。メインFPC38の延出端は、ヘッドアクチュエータ14に接続され、各中継FPC35を介して磁気ヘッド33に接続されている。
VCM16は、軸受部21からアーム27と反対方向に延出した図示しない支持フレーム、および支持フレームに支持されたボイスコイルを有している。ヘッドアクチュエータ14をベース10aに組み込んだ状態において、ボイスコイルは、ベース10a上に固定された一対のヨーク34間に位置し、これらのヨークおよびヨークに固定された磁石とともにVCM16を構成している。
磁気ディスク12が回転した状態でVCM16のボイスコイルに通電することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は磁気ディスク12の所望のトラック上に移動および位置決めされる。この際、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の径方向に沿って、磁気ディスクの内周縁部と外周縁部との間を移動される。
次に、磁気ディスク12および磁気ヘッド33の構成について詳細に説明する。図3は、磁気ヘッド33のヘッド部44および磁気ディスクを拡大して示す断面図である。
図1ないし図3に示すように、磁気ディスク12は、例えば、直径約2.5インチの円板状に形成され非磁性体からなる基板101を有している。基板101の各表面には、下地層として軟磁気特性を示す材料からなる軟磁性層102と、その上層部に、ディスク面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層103と、その上層部に保護膜層104が順に積層されている。
図2および図3に示すように、磁気ヘッド33は浮上型のヘッドとして構成され、ほぼ直方体状に形成されたスライダ42と、スライダの流出端(トレーリング)側の端部に形成されたヘッド部44とを有している。スライダ42は、例えば、アルミナとチタンカーバイドの焼結体(アルチック)で形成され、ヘッド部44は薄膜を積層することにより形成されている。
スライダ42は、磁気ディスク12の表面に対向する矩形状のディスク対向面(空気支持面(ABS))43を有している。スライダ42は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。空気流Cの方向は、磁気ディスク12の回転方向Bと一致している。スライダ42は、磁気ディスク12表面に対し、ディスク対向面43の長手方向が空気流Cの方向とほぼ一致するように配置されている。
スライダ42は、空気流Cの流入側に位置するリーディング端42aおよび空気流Cの流出側に位置するトレーリング端42bを有している。スライダ42のディスク対向面43には、図示しないリーディングステップ、トレーリングステップ、サイドステップ、負圧キャビティ等が形成されている。
図3に示すように、ヘッド部44は、スライダ42のトレーリング端42bに薄膜プロセスで形成された再生ヘッド54および記録ヘッド58を有し、分離型の磁気ヘッドとして形成されている。
再生ヘッド54は、磁気抵抗効果を示す磁性膜55と、この磁性膜のトレーリング側およびリーディング側に磁性膜55を挟むように配置されたシールド膜56、57と、で構成されている。これら磁性膜55、シールド膜56、57の下端は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。
記録ヘッド58は、再生ヘッド54に対して、スライダ42のトレーリング端42b側に設けられている。図4は、記録ヘッド58および磁気ディスク12を模式的に示す斜視図、図5は、記録ヘッド58の磁気ディスク側の端部を拡大して示す断面図である。
図3ないし図5に示すように、記録ヘッド58は、磁気ディスク12の表面に対して垂直方向の記録磁界を発生させる高透磁率材料からなる主磁極60、トレーリングシールド62、および、リーディングシールド64を有し、主磁極60とトレーリングシールド62とからなる磁路を形成する第1磁気コアと、主磁極60とリーディングシールド64とからなる磁路を形成する第2磁気コアと、を構成している。記録ヘッド58は、第1磁気コアに巻き付けられた第1コイル70と、第2磁気コアに巻き付けられた第2コイル72を有している。
主磁極60は、磁気ディスク12の表面に対してほぼ垂直に延びている。主磁極60の磁気ディスク12側の先端部60aは、ディスク面に向かって先細に絞り込まれている。主磁極60の先端部60aは、例えば、断面が台形状に形成され、トレーリング端側に位置した所定幅のトレーリング側端面、トレーリング端面と対向しているとともにトレーリング側端面よりも幅の狭いリーディング側端面、および両側面を有している。主磁極60の先端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。トレーリング側端面の幅は、磁気ディスク12におけるトラックの幅にほぼ対応している。
軟磁性体で形成されたトレーリングシールド62は、主磁極60のトレーリング側に配置され、主磁極直下の軟磁性層102を介して効率的に磁路を閉じるために設けられている。トレーリングシールド62は、ほぼL字形状に形成され、主磁極60に接続される第1接続部50および第2接続部を有している。第1接続部50は非導電体52を介して主磁極60の上部、すなわち、ディスク対向面43から離れた上部、に接続されている。
トレーリングシールド62は、ほぼL字形状に形成され、その先端部66aは、細長い矩形状に形成されている。トレーリングシールド62の先端面は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。先端部66aのリーディング側端面66bは、磁気ディスク12のトラックの幅方向に沿って延びている。このリーディング側端面66bは、主磁極60のトレーリング側端面67aとライトギャップWGを置いて平行に対向している。
ディスク対向面43の近傍で、主磁極60の先端部60aとトレーリングシールド62のリーディング側端面66bとの間に、これらを電気的に接合する非磁性導電層65が配置されている。トレーリングシールド62の先端部62aは、第2接続部を構成している。非磁性導電層65は、単層あるいは、複数の非磁性導電層を積層した多層構造のいずれでもよい。非磁性導電層65の材料は、Cu、Ag、Au、Al、ニクロムなどを用いることができる。
非磁性導電層65は、高周波発振子を含んでいてもよい。本実施形態では、非磁性導電層65は、高周波発振子、例えば、スピントルク発振子74を含み、このスピントルク発振子74は、下地層、スピン注入層(第2磁性体層)、中間層、発振層(第1磁性体層)、キャップ層を、主磁極60側からトレーリングシールド62側に順に積層して構成されている。
主磁極60とトレーリングシールド62とに端子91、92が接続され、これらの端子91、92は電源94が接続されている。この電源94から主磁極60、非磁性導電層65、トレーリングシールド62を通して電流Iopを直列に通電できるように電流回路が構成されている。
図3および図4に示すように、記録ヘッド58は、磁気ディスク12に信号を書き込む際、主磁極60に磁束を流すために主磁極60およびトレーリングシールド62を含む磁気磁路に巻き付くように配置された第1コイル(記録コイル)70を有している。第1コイル70は、例えば、主磁極60とリターン磁極66との間で、第1接続部50の回りに巻付けられている。
図3ないし図5に示すように、軟磁性体で形成されたリーディングシールド64は、主磁極60のリーディング側に主磁極と対向して設けられている。リーディングシールド64は、ほぼL字形状に形成され、磁気ディスク12側の先端部64aは細長い矩形状に形成されている。この先端部64aの先端面(下端面)は、スライダ42のディスク対向面43に露出している。先端部64aのトレーリング側端面64bは、磁気ディスク12のトラックの幅方向に沿って延びている。このトレーリング側端面64bは、主磁極60のリーディング側端面とギャップを置いて平行に対向している。このギャップには、後述する非磁性体としての保護膜絶縁膜が位置している。
リーディングシールド64は、磁気ディスク12から離間した位置で主磁極60に接合された第1接続部68を有している。この第1接続部68は、例えば、軟磁性体で形成され、主磁極60およびリーディングシールド64とともに磁気回路を形成している。記録ヘッド58は、主磁極60およびリーディングシールド64を含む磁気磁路に巻きつくように配置され、この磁気回路に磁界を印加する第2コイル72を有している。第2コイル72は、例えば、主磁極60とリーディングシールド64との間で、第1接続部68の回りに巻付けられている。なお、第1接続部68の一部に非導電体、もしくは、非磁性体を挿入してもよい。
第2コイル72は、第1コイル70と反対向きに巻かれている。第1コイル70および第2コイル72にそれぞれ端子95、96が接続され、これらの端子95、96に第2電源98が接続されている。また、第2コイル72は、第1コイル70と直列に接続されている。なお、第1コイル70および第2コイル72は、別々に電流供給制御してもよい。第1コイル70および第2コイル72に供給する電流は、HDDの制御部によって制御される。
上述した記録ヘッド58において、主磁極60、トレーリングシールド62、およびリーディングシールド64を構成する軟磁性材料は、Fe、Co、又はNiの少なくとも一種を含む合金、または化合物の中から選択して用いることができる。
図3に示すように、再生ヘッド54および記録ヘッド58は、スライダ42のディスク対向面43に露出する部分を除いて、保護絶縁膜76により覆われている。保護絶縁膜76は、ヘッド部44の外形を構成している。
以上のように構成されたHDDによれば、VCM16を駆動することにより、ヘッドアクチュエータ14が回動し、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の所望のトラック上に移動され、位置決めされる。また、磁気ヘッド33は、磁気ディスク12の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。HDDの動作時、スライダ42のディスク対向面43はディスク表面に対し隙間を保って対向している。図2に示すように、磁気ヘッド33は、ヘッド部44の記録ヘッド58部分が最も磁気ディスク12表面に接近した傾斜姿勢をとって浮上する。この状態で、磁気ディスク12に対して、再生ヘッド54により記録情報の読み出しを行うとともに、記録ヘッド58により情報の書き込みを行う。
情報の書き込みにおいては、図3に示すように、電源94から主磁極60、スピントルク発振子74を含む非磁性導電層65、トレーリングシールド62に直流電流を通電し、スピントルク発振子74から高周波磁界を発生させ、この高周波磁界を磁気ディスク12の磁気記録層103に印加する。また、電源98から第1コイル70および第2コイル72に交流電流を流すことにより、第1コイル70により主磁極60を励磁し、この主磁極から直下の磁気ディスク12の記録層103に垂直方向の記録磁界を印加する。これにより、磁気記録層103に所望のトラック幅にて情報を記録する。記録磁界に高周波磁界を重畳することにより、高保持力かつ高磁気異方性エネルギーの磁気記録を行うことができる。また、主磁極60からトレーリングシールド62にかけて電流を流すことにより、主磁極60内の磁区の乱れを解消し、効率のよい磁路を導くことができ、主磁極の先端から発生する磁界が強くなる。
この際、第2コイル72に電流を流してリーディングシールド64を励起し、主磁極60およびリーディングシールドを含む閉磁路に所望の磁界流すことにより、トレーリングシールド62直下へ戻り磁界が集中することを防止することができる。すなわち、リーディングシールド64を含む閉磁路を流れる磁界により、戻り磁界をリーディングシールド64にも分散させ、トレーリングシールド62方向への集中的な戻りが抑制される。
このことから、記録トラックにおける既記録情報劣化や消去を抑制することができる。したがって、書込みトラック上での記録能力を確保したまま、既記録情報劣化や消去を防止することができ、磁気ディスク12の記録層を高トラック密度化し、HDDの記録密度の向上を図ることが可能となる。
図6は、第1の実施形態に係るHDDの記録ヘッド58から磁気ディスク12に加わるトラック走行方向の記録磁界分布と、比較例に係る記録ヘッドから磁気ディスクに加わるトラック走行方向の記録磁界分布を比較して示している。ここで、比較例に係る記録ヘッドは、リーディングシールドおよび第2コイルを持たず、主磁極、トレーリングシールド、第1コイルを備えた構成としている。
磁気ディスク上の磁気記録層にSNよく記録を行うためには、最大有効磁界が強いことが必要であるが、同時に、記録を行った後に既記録情報を消去または劣化させないために、戻り磁界の絶対値を抑制することも重要である。第1の実施形態に係る記録ヘッド58では、比較例に対して、最大有効磁界がほぼ同等であるが、戻り磁界の大きさが抑制されていることが分かる。
図7は、第1の実施形態に係る記録ヘッド58および前記比較例に係る記録ヘッドについて、主磁極およびトレーリングシールドへの通電電流Iopを変化させた場合の最大有効磁界と戻り磁界の最大値を、比較して示している。本実施形態では、どの電流値においても、最大有効磁界は、従来と変わらないまま、戻り磁界が抑制されていることが分かる。
図8は、本実施形態に係る記録ヘッド58と前記比較例に係る記録ヘッドについて、飽和特性を比較して示している。比較例では高電流側でビットエラーレートが劣化するのに対して、本実施形態によれば、高電流側でのビットエラーレート劣化が抑制されていることが分かる。
以上のことから、本実施形態に係るHDDの記録ヘッドによれば、高い記録磁界を発生させる磁極通電型の記録ヘッドにおいて、リーディングコアを配置し、リーディング側の磁気コアにも第2コイルを巻きつけることにより、トレーリングシールドに集中する戻り磁界を抑制し、既記録信号の劣化を抑制することができ、磁気ディスク装置の記録密度を向上することができる。
次に、他の実施形態に係るHDDについて説明する。なお、以下に説明する他の実施形態において、前述した第1の実施形態と同一の部分には、同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略し、第1の実施形態と異なる部分を中心に詳しく説明する。
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係るHDDにおいて、磁気ヘッド33の動作を制御する制御部100の構成を概略的に示している。制御部100は、例えば、前述した制御回路基板25に設けられている。なお、制御部100は、HDDの筐体10内に設けられた基板ユニット17のプリアンプ部に設けてもよい。
HDDの磁気ヘッド33は、再生ヘッド54および記録ヘッド58を備え、図3に示したように、前述した第1の実施形態と同様に構成されている。記録ヘッド58内の第1コイル70に電流発生部81と電流制御部82が接続され、第2コイル72に電流発生部83と電流制御部84とが接続されている。磁気ヘッド33内の再生ヘッド54には、再生信号検出部87、情報保存部86、信号演算部85が接続されている。信号演算部85は、第1コイルの電流制御部82と第2コイルの電流制御部84に接続されている。
制御部100は、再生ヘッド54により磁気ディスク12から読取られた信号を再生信号検出部87により検出し、検出された信号を情報保存部86に保存する。また、検出された信号を信号演算部85により演算し、演算された信号の閾値とビットエラーレート(BER)とを比較する。そして、制御部100は、比較結果に応じて、第1および第2電流制御部82、84により、第1コイル70および第2コイル72に通電する電流を調整するとともに、書込み信号に応じて、電流制御部82により、第1コイル70に供給する記録電流を制御する。
図10は、第1コイル70に流す総電流値Iwに対して、第2コイル72に流す総電流値Irが同じ場合と、1.5倍の場合とについて、戻り磁界の大きさを、Iwの3条件に対してプロットしたものである。この戻り磁界は、磁気ディスクの磁気記録層の材料特性である磁化反転開始磁界Hnよりも小さくすることがのぞましい。本実施形態では、Hn=0.18(T)の磁気記録層を用いた。IrをIwの1.5倍にしたことにより、戻り磁界が大幅に抑制され、Iw=15〜40(mA)の範囲で、戻り磁界が磁気ディスクのHnよりも下回っていることが分かる。
図11は、第2の実施形態に係るHDDにおいて、第1コイルに流す総電流値Irを40mAとし、第2コイルに流す総電流値Iwを変化させたときの磁界分布の変化を示している。この図から、Ir=Iw×1.5とした場合(Iw=60mA)、トレーリングシールドの戻り磁界の負成分の絶対値が小さくなることが分かる。また、Ir=Iw×2.5まで増大させると(Ir=100mA)、トレーリングシールド端部が正の磁界になり、その結果、磁界傾度が小さくなり、転移ノイズが増大するため、BPIがかせげなくなる。従って、Irは、あまり大きくし過ぎないことが望ましい。リーディングシールドの負磁界の増大は、記録前の磁界なので、磁気記録層の媒体磁化がどのような状態でも問題なく、大きければ、先行イレーズ効果により、トレーリングシールド端部での記録状態を良好にすることができます。
図12に示すように、前述した比較例および実施形態1、2について、ビットエラーレート(BER)の電流Iw依存性をみると、高電流側でのBER劣化量が、IwとIrの電流値を同一にした場合(実施形態1)よりも、IrをIwの1.5倍とした実施形態2の方がより改善されていることが分かる。
以上のように、制御部100により、第1および第2コイルへの総電流値をIr=Iw×1.5程度に調整することにより、一層、トレーリングシールド直下の戻り磁界を低減することができ、既記録情報の劣化または消去を防止し、高記録密度化を可能とする記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置が得られる。
(第3の実施形態)
図13は、第3の実施形態に係るHDDの記録ヘッドを示している。本実施形態によれば、リーディングシールド64に巻き付けられた第2コイル72の断面積は、トレーリングシールド62に巻き付けられた第1コイル70の断面積よりも大きく構成されている。第1および第2コイル70、84で、巻線数は同一としている。第1コイル70および第2コイル72は、これらのコイルに電流を供給する電源98に対して、並列に接続され、並列回路を構成している。
このような構成によれば、並列回路で接続された第2コイル72の抵抗が第1コイル70の抵抗よりも低くなり、第2コイル72に流す総電流値Irを、第1コイル70の総電流値Iwよりも大きくすることができ、前述した第2の実施形態と同様に、トレーリングシールド直下の戻り磁界を効果的に抑制することができる。
(第4の実施形態)
図14は、第4の実施形態に係るHDDの記録ヘッドを示している。本実施形態によれば、リーディングシールド64に巻き付けられた第2コイル72の巻線数は、トレーリングシールド62に巻き付けられた第1コイル70の巻線数よりも多く、例えば、1.5倍に構成されている。第1コイル70および第2コイル72は、端子95、96を介して電源98に直列に接続される。
このような構成によれば、第2コイル72に流す総電流値Irを、第1コイル70の総電流値Iwよりも大きくすることができ、前述した第2の実施形態と同様に、トレーリングシールド直下の戻り磁界を効果的に抑制することができる。
以上のように、上述した第1ないし第4の実施形態によれば、既記録情報の劣化または消去を防止し、高記録密度化を可能とする記録ヘッドおよびこれを備えたディスク装置を提供することができる。
本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
例えば、ヘッド部を構成する要素の材料、形状、大きさ等は、必要に応じて変更可能である。また、磁気ディスク装置において、磁気ディスクおよび磁気ヘッドの数は、必要に応じて増加可能であり、磁気ディスクのサイズも種々選択可能である。
10…筺体、11…ベース、12…磁気ディスク、13…スピンドルモータ、
14…ヘッドアクチュエータ、25…制御回路基板、42…スライダ、
43…ディスク対向面、44…ヘッド部、50…第1接続部、52…非導電体、
54…再生ヘッド、56…記録ヘッド、60…主磁極、60a…先端部、
62…トレーリングシールド、64…リーディングシールド、65…非磁性導電層、
70…第1コイル、72…第2コイル、74…スピントルク発振子、100…制御部

Claims (8)

  1. 記録媒体の記録層に対して垂直方向の記録磁界を発生する主磁極と、
    前記主磁極のトレーリング側にライトギャップを置いて対向し、非導電体を介して前記主磁極に接続された第1接続部と、非磁性導電層を介して前記主磁極に前記記録媒体側の端部に接続された第2接続部とを有し、前記主磁極とともに第1磁気コアを形成するトレーリングシールドと、
    前記第1磁気コアに巻き付つくように設けられた第1コイルと、
    前記主磁極のリーディング側にギャップを置いて対向し、磁性体を介して前記主磁極に接続された第1接続部と、非磁性体を介して前記主磁極の前記記録媒体側の端部に対向する先端部とを有し、前記主磁極とともに第2磁気コアを形成するリーディングシールドと、
    前記第2磁気コアに巻き付つくように設けられた第2コイルと、
    前記主磁極、非磁性導電層、およびトレーリングシールドを通して電流を流すための接続端子と、を備え、
    前記第1コイルおよび第2コイルは並列に接続され、前記第2コイルは、前記第1コイルよりも抵抗が小さい記録ヘッド。
  2. 記録媒体の記録層に対して垂直方向の記録磁界を発生する主磁極と、
    前記主磁極のトレーリング側にライトギャップを置いて対向し、非導電体を介して前記主磁極に接続された第1接続部と、非磁性導電層を介して前記主磁極に前記記録媒体側の端部に接続された第2接続部とを有し、前記主磁極とともに第1磁気コアを形成するトレーリングシールドと、
    前記第1磁気コアに巻き付つくように設けられた第1コイルと、
    前記主磁極のリーディング側にギャップを置いて対向し、磁性体を介して前記主磁極に接続された第1接続部と、非磁性体を介して前記主磁極の前記記録媒体側の端部に対向する先端部とを有し、前記主磁極とともに第2磁気コアを形成するリーディングシールドと、
    前記第2磁気コアに巻き付つくように設けられ、前記第1コイルよりも巻線数が大きい第2コイルと、
    前記主磁極、非磁性導電層、およびトレーリングシールドを通して電流を流すための接続端子と、を備える記録ヘッド。
  3. 前記第2コイルは、前記第1コイルよりも巻線数が大きい請求項に記載の記録ヘッド。
  4. 前記第2コイルは、前記第1コイルよりも断面積が大きい請求項1ないし3のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
  5. 前記非磁性導電層は、高周波発振素子を含んでいる請求項1ないし4のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
  6. 前記第1コイルと第2コイルとは、互いに反対向きに巻回されている請求項1ないし5のいずれか1項に記載の記録ヘッド。
  7. 媒体面に対して垂直方向に磁気異方性を有する磁気記録層を有する記録媒体と、
    前記記録媒体を回転する駆動部と、
    前記記録媒体に対し情報処理を行う請求項1ないし6のいずれか1項に記載の記録ヘッドを有する磁気ヘッドと、
    を備えるディスク装置。
  8. 前記記録ヘッドの主磁極、非磁性導電層、およびトレーリングシールドを通して電流を流す第1電源と、前記第1コイルおよび第2コイルに電流を供給する第2電源と、前記第1コイルの総電流値に対して所定倍数の総電流値を前記第2コイルに印加するように電流量を制御する制御部と、を備える請求項7に記載のディスク装置。
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