JP5266257B2 - フレキシブルな無線リンク制御パケットデータユニット長 - Google Patents

フレキシブルな無線リンク制御パケットデータユニット長 Download PDF

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Description

本発明に従った実施形態は、一般に無線通信システムに関し、特に、移動通信システムにおけるデータフロー制御に関する。
広帯域符号分割多重アクセス無線アクセスネットワーク(WRAN:Wideband Code Division Multiple Access Radio Access Network)は、3GPP Release5において、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA:High Speed Downlink Packet Access)を導入し、3GPP Release6において、高速アップリンクパケットアクセス(HSUPA:High Speed Uplink Packet Access)/拡張アップリンク(EUL:Enhanced Uplink)を導入した。高速パケットアクセス(HSPA:High Speed Packet Access)は、HSDPAとEUL双方に共通する用語である。Release4からRelease6までの3GPP仕様は、HSPAのために、幾つかの固定されたメディアアクセス制御−d(Medium Access Control-d:MAC−d)パケットデータユニット(PDU)長を用いる。無線リンク制御(RLC:Radio Link Control)の送信ウィンドウの制限は2047個のPDUであると共に、ラウンドトリップ時間(サービス提供無線ネットワークコントローラからユーザ機器まで、及びその復路)はより長いことによって、セルラシステムにおけるピークのビットレートは制限される。
複数入力複数出力(MIMO:Multiple Input、Multiple Output)の導入、及び/又は、64値直交振幅変調(QAM:Quadrature Amplitude Modulation)によって、ピークのビットレートは42メガビット/秒(Mbps)となる。(2047のRLCウィンドウサイズが維持されると仮定すると、)より高いHSDPAピークのビットレートのためには、より長いMAC−d PDU長が必要である。整数個のMAC−d PDUのみが無線インタフェースを介して1つの送信時間間隔(TTI:Transmission Time Interval)においてスケジューリングされる限り、即ち、1個のMAC−d PDUが1つのTTIにおいて送信され得るデータの最小単位である限り、過度に長いMAC−d PDUの使用によって、カバレージが制限されることになる。
RLC確認応答モード(AM:Acknowledged Mode)は、フレキシブルなPDU長を利用するための構造を提供する。例えば、RLC AM(3GPP TS 25.322、RLCプロトコル仕様)において、フレキシブルなPDU長の構造が定義されている。幾つかのRLC PDU長を構成する可能性があるが、ヘッダフィールドは、使用可能な事実上の数を制限してもよい。例えば、現在では、最大8つの異なるMAC−d PDU長をHS−DSCHを通じて利用することが可能であるが、その場合、MAC−d PDUはRLC PDUと任意のMAC−dヘッダとを含む。従って、全く新しいPDU長の構造が最適な性能のために必要である。
高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH:High Speed Downlink Shared Channel)の容量割り当てのための現在の解決策、及び、HS−DSCHデータフレームの定義は、フレキシブルなRLC(又は、フレキシブルなPDU長の構造)の解決策のためには効果的ではない。HS−DSCHデータフレームのビットレートは、現在のHS−DSCH容量割り当ての制御フレームフォーマットを用いては良好に制御され得ない。現在の制御フレームフォーマットは、所与の数の、所与の最大長(最大MAC−d PDU長)のPDU(HS−DSCHクレジット(Credit))が所与の間隔(HS−DSCH間隔)に送信可能であることを特定する。固定されたMAC−d PDU長を仮定すると、このフォーマットをある間隔内でのオクテットに、又はビットレートに翻訳することは容易である。しかし、フレキシブルなRLCの導入によって、各Mac−d PDU及び全Mac−d PDUが異なる長さとなる可能性がある。従って、1オクテットのPDUは、1500オクテットのPDUと同様に全てのクレジットを消費し、それにより許可された間隔ごとのオクテット数又は許可されたビットレートを制御することは困難となる。
HS−DSCHデータ転送の初期容量は、HS−DSCH初期容量割り当てを介して、無線リンク起動の手続、無線リンク再構成の手続、又は無線リンク追加の手続の間に、基地局により認められる。これら手続の間に、HS−DSCH初期容量割り当ては、基地局によりサービス提供無線ネットワークコントローラへと送信され、最大MAC−d PDU長(最大MAC−d PDUサイズ)と、MAC−d PDUの数(HS−DSCH初期ウィンドウサイズ)とを特定する。このHS−DSCH初期容量割り当ての現在の解釈は、固定されたMAC−d PUU長のために使用されており、フレキシブルなRLCには明らかに適していない。
現在のHS−DSCHデータフレームフォーマットは、異なるMAC−d PDU長をサポートしない。異なる長さのMAC−d PDUの送信は、異なる長さのPDUごとに新しいデータフレームが必要なので、非常に効率が悪くなる可能性もある(例えば、トランスポートネットワークのオーバヘッドが非常に高くなる可能性がある)。さらに、現在のフォーマットでは、4ビットの予備拡張部が、データフレーム内の各MAC−d PDUの前に挿入され、一般的なケースであるがオクテット配列されたPDUの場合にオーバヘッドを著しく増大させる。現在のフォーマットは、フレキシブルなRLCのアプローチに対処することが出来ない(例えば、1500オクテット長のインタネットプロトコル(IP)パケットを含むMAC−d PDUが送信される場合)。同時に、現在のMAC−d PDU長さインジケータは、ビットによる粒度を想定しており、MAC−d多重化の排除(removal)に伴いMAC−d PDUがオクテット配列になる場合には必要ではない。さらに、MAC−d多重化の排除により、HS−DSCHデータフレームが幾つかのタイプの論理チャネルマッピングをサポートしない場合に、幾つかの無線ベアラが必要とするトランスポートネットワーク接続の数が著しく増加する可能性もある(例えば、1つの接続の代わりに4つの接続が、シグナリング・無線ベアラ(SRB)のために必要な可能性がある)。
本発明の目的は、少なくとも幾つかの上記の不都合を克服し、通信システムのために改善されたデータフロー制御を提供することである。
発明を解決するための手段
本明細書に記載される実施形態は、異なる長さのPDUの送信を可能にし得る新しいHS−DSCHフレーミングプロトコルフォーマット(本明細書では以下、「HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2フォーマット」と呼ぶ)を提供する。1つの実施形態において、フレーミングプロトコルタイプ2フォーマットは、(所与の最大長のPDU数の組み合わせとは対照的に)MAC−d PDUクレジッドをオクテット数により特定する、新しいHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2の容量割り当ての制御フレームフォーマットを提供する。HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2の容量割り当ての制御フレームは、未使用のクレジットの再利用を可能にすることによって、より大きなMAC−d PDU長もサポートする。
新しい容量割り当ての制御フレームフォーマットに加えて、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のフレームフォーマットは、新しいHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のデータフレームフォーマットを提供する。HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のデータフレームは、同じデータフレーム内での1つより多いPDU長を可能にする可能性がある。さらに、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のデータフレームフォーマットは、1つの実施形態において、同じデータフレームでの異なる論理チャネルと関連付けられた幾つかのPDUの送信を可能にし得る。
新しいHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のフレームフォーマットは、以下のことを提供し得る。
・1500オクテットまでの最大MAC−d PDU長、そして、MAC−d PDU長におけるオクテットによる粒度(octet granularity)が効果的にサポートされる
・利用されるトランスポートネットワークの最大送信単位(Maximum Transmission Unit)の制限を考慮する能力
・フレキシブルなMAC−d PDU長をサポートする能力
・進化型の高速パケットアクセス(HSPA)のより高いビットレートをサポートする能力(例えば、42メガビット/秒(Mbps)まで)
・トランスポートネットワーク層の小さなオーバヘッド(データフレームヘッダ及び制御フレーム長)、及び、
・将来のより簡単な拡張に役立つ、単一のデータフレームフォーマット及び制御フレームフォーマット
本明細書に記載するシステム及び装置を実装することが可能な例示的なネットワークの図である。 図1の基地局の例示的な図である。 図1の基地局と関連付けられ得るコンピュータ読取り可能な媒体の例示的な図である。 図1の無線ネットワークコントローラの例示的な図である。 一例としての実施形態に従った、データフレームを送信するための例示的なステップのフローチャートである。 一例としての実施形態に従った、高速ダウンリンク共有チャネル(HS−DSCH)のフレーミングプロトコルタイプタイプ2の容量割り当ての制御フレームの例示的な図である。 一例としての実施形態に従った、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のデータフレームの各部の例示的な図である。 一例としての実施形態に従った、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のデータフレームの各部の例示的な図である。 一例としての実施形態に従った、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のデータフレームの各部の例示的な図である。 一例としての実施形態に従った、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のデータフレームの各部の例示的な図である。 ノードがHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2フォーマットをサポートすることが可能かどうかについて判定するための例示的なステップのフローチャートである。 一例としての実施形態に従った、例示的なフロー図である。
発明を実施するための実施形態
以下の詳細な説明は、添付図面を参照してなされる。異なる図面における同一の参照符号は、同一の又は同様の要素を示し得る。さらに、以下の詳細な説明は本発明を限定するものではない。
本明細書において説明する実施形態は、異なる長さのPDUの送信を可能にする(「HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2」と呼ばれる)HS−DSCHフレーミングプロトコルを提供する。
図1は、本明細書において説明するシステム及び装置を実装することが可能な例示的なネットワーク100の図である。ネットワーク100は、一群のユーザ機器(UE)110−1〜110−L(と総称され、幾つかの例では個別に「ユーザ機器110」と呼ばれる)と、無線アクセスネットワーク(RAN:radio access network)120と、コアネットワーク(CN:core network)130と、を含み得る。簡略化するために、ここでは、4つのユーザ機器110と、1つの無線アクセスネットワーク120と、1つのコアネットワーク130が示されている。実際には、より多くの又はより少ないユーザ機器、無線ネットワーク、及び/又はコアネットワークが存在してもよい。
ユーザ機器110は、無線アクセスネットワーク120への/無線アクセスネットワーク120からの、音声及び/又はデータを送信/受信することが可能な1つ以上の装置を含んでもよい。1つの実施形態において、ユーザ機器110は、例えば、無線電話、携帯端末(PDA:personal digital assistant)、ラップトップ等を含んでもよい。
無線アクセスネットワーク120は、ユーザ装置110及びコアネットワーク130へと、音声及び/又はデータを送信するための1つ以上の装置を含み得る。図示しているように、無線アクセスネットワーク120は、一群の基地局(BS:base station)122−1〜122−M(「基地局122」と総称され、幾つかの例では個別に「基地局122」と呼ばれる)と、一群の無線ネットワークコントローラ(RNC:radio network controller)124−1〜124−N(「無線ネットワークコントローラ124」と総称され、幾つかの例では個別に「無線ネットワークコントローラ124」と呼ばれる)と、を含んでもよい。簡略化するために、ここでは、4つの基地局122と、2つの無線ネットワークコントローラ124とが図1に示されている。実際には、より多くの又はより少ない基地局及び/又は無線ネットワークコントローラが存在してもよい。
(「ノードB」とも呼ばれる)基地局122は、無線ネットワークコントローラ124から音声及び/又はデータを受信し、この音声及び/又はデータを、無線インタフェースを介してユーザ機器110へと送信する1つ以上の装置を含み得る。基地局122は、無線インタフェースを介してユーザ機器110から音声及び/又はデータを受信し、この音声及び/又はデータを、無線ネットワークコントローラ124又は他のユーザ機器110へと送信する1つ以上の装置も含んでもよい。
無線ネットワークコントローラ124は、基地局122を制御し管理する1つ以上の装置を含み得る。無線ネットワークコントローラ124は、無線ネットワークサービスの利用を管理するためにユーザデータの処理を行なう装置をも含み得る。無線ネットワークコントローラ124は、基地局122、他の無線ネットワークコントローラ124、及び/又はコアネットワーク130への/基地局122、他の無線ネットワークコントローラ124、及び/又はコアネットワーク130からの、音声及びデータを送信/受信してもよい。
無線ネットワークコントローラ124は、制御無線ネットワークコントローラ(CRNC)、ドリフト無線ネットワークコントローラ(DRNC)、又はサービス提供無線ネットワークコントローラ(SRNC)として動作してもよい。CRNCは、基地局122のリソースを制御する役割を果たす。一方、SRNCは、特定のユーザ機器110にサービスを提供し、このユーザ機器110への接続を管理する。同様に、DRNCは、SRNCと同様の役割を果たす(例えば、SRNCと特定のユーザ機器110との間のトラフィックをルーティングしてもよい)。
図1に示すように、無線ネットワークコントローラ124は、Iubインタフェースを介して基地局122に接続されてもよく、Iurインタフェースを介して他の無線ネットワークコントローラ124に接続されてもよい。
コアネットワーク130は、回線交換及び/又はパケット交換ネットワークへの音声及び/又はデータを転送/受信する1つ以上の装置を含んでもよい。1つの実施形態において、コアネットワーク130は、例えば、移動交換センタ(MSC:Mobile Switching Center)、ゲートウェイMSC(GMSC)、メディアゲートウェイ(MGW)、サービス提供GPRS(General Packet Radio Service)サポートノード(SGSN)、ゲートウェイGPRSサポートノード(GGSN)、及び/又は、他の装置を含んでもよい。
幾つかの実施形態において、ネットワーク100の1つ以上の構成要素は、ネットワーク100の1つ以上の他の構成要素により実行されるものとして説明される1つ以上のタスクを実行してもよい。
図2は、一例としての実施形態に従った、基地局122−1の例示的な図である。基地局122−2〜122−Mは、同様に構成され得る。図2に示すように、基地局122−1は、アンテナ210と、送受信機(TX/RX)220と、処理システム230と、Iubインタフェース(I/F)240と、を含み得る。基地局122−1は、追加的な構成要素、及び/又は、図2に示すものとは異なる構成要素を含んでもよい。
アンテナ210は、1つ以上の指向性アンテナ及び/又は全指向性アンテナを含んでもよい。送受信機220は、アンテナ210と関連付けられてもよく、アンテナ210を介して、ネットワーク110のようなネットワークにおいてシンボルシーケンスを送信及び/又は受信するための送受信機の回路を含んでもよい。
処理システム230は、基地局122−1の稼動を制御することができる。処理システム230はまた、送受信機220及びIubインタフェース240を介して受信される情報を処理することができる。処理システム230はさらに、接続の品質及び強度を測定し、フレーム誤り率(FER:frame error rate)を判定してもよく、この情報を無線ネットワークコントローラ124−1へと送信してもよい。図に示すように、処理システム230は、処理部232と、一群の優先度付きキュー234と、論理チャネル識別子(ID)から優先度付きキューへのマッパ236と、を含み得る。当然のことながら、処理システム230は、追加的な構成要素、及び/又は、図2に示すものとは異なる構成要素を含んでもよい。
処理部232は、送受信機220及びIubインタフェース240を介して受信される情報を処理することができる。処理は、例えば、データ変換、前方誤り訂正(FEC:forward error correction)、レート適応、広帯域符号分割多重アクセス(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)、拡散/逆拡散、位相偏移変調(QPSK:quadrature phase shift keying)等を含んでもよい。さらに、処理部232は、制御メッセージ及び/又はデータメッセージ(例えば、HS−DSCHデータフレーム)を生成してもよく、これら制御メッセージ及び/又はデータメッセージを、送受信機220及び/又はIubインタフェース240を介して送信させてもよい。処理部232はまた、送受信機220及び/又はIubインタフェース240から受信される制御メッセージ及び/又はデータメッセージを処理してもよい。
優先度付きキュー234は、(例えば、PDUの形態で)ユーザ機器へと送信される情報、及び/又は、ユーザ機器110から受信された情報を格納することができる。1つの実施形態において、基地局122−1と関連付けられた各ユーザ機器110は、優先度付きキュー234からの1つ以上の優先度付きキューと関連付けられ得る。優先度付きキューは、例えば、あるユーザ機器110のためにMAC−dフローが確立された場合に、そのユーザ機器110のために初期化されてもよい。
論理チャネル識別子から優先度付きキューへのマッパ236は、受信された論理チャネル識別子を、優先度付きキュー識別子へとマッピングすることができる。1つの実施形態において、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームは、1つ以上の論理チャネル識別子を、データフレームに格納された1つ以上のPDUと関連付けてもよい。基地局122−1は、PDUを格納するために、論理チャネル識別子を用いて、優先度付きキュー234から適切な優先度付きキューを識別することができる。
Iubインタフェース240は、基地局122−1が無線ネットワークコントローラ124−1へとデータを送信することを可能にし、かつ無線ネットワークコントローラ124−1からデータを受信することを可能にする1つ以上のラインカードを含んでもよい。
幾つかの実施形態において、基地局122−1の1つ以上の構成要素は、基地局122−1の1つ以上の他の構成要素により実行されるものとして説明されるタスクを実行してもよい。
図3は、基地局122−1のような基地局と関連付けられ得るコンピュータ読取り可能な媒体300の例示的な図である。1つのコンピュータ読取り可能な媒体について以下に説明するが、当然のことながら、コンピュータ読取り可能な媒体300は、基地局122−1にローカルに格納され、又は1つ以上の異なる離れた場所に格納され得る複数のコンピュータ読取り可能な媒体を含んでもよい。
図に示すように、コンピュータ読取り可能な媒体300は、一群のエントリを以下の例示的なフィールド、即ち、論理チャネル識別子フィールド310、及び優先度付きキュー識別子フィールド320において保持してもよい。コンピュータ読取り可能な媒体300は、追加的な情報、又は、図3に示される情報とは異なる情報を含んでもよい。
論理チャネル識別子フィールド310は、ユーザ機器110−1のようなユーザ機器と関連付けられた論理チャネルを識別する文字のシーケンスを格納することができる。1つの実施形態において、文字のシーケンスは、この特定の基地局のために一意であってよい。優先度付きキュー識別子フィールド320は、優先度付きキュー234内の優先度付きキューを識別する文字のシーケンスを格納してもよい。1つの実施形態において、優先度付きキュー234内の各優先度付きキューは、当該優先度付きキューについての識別子として機能する文字の一意のシーケンスと関連付けられ得る。
従って、コンピュータ読取り可能な媒体300を介して、基地局122−1は、受信される論理チャネル識別子に基づいて、優先度付きキューを識別することができる。
図4は、一例としての実施形態に従った、無線ネットワークコントローラ124−1の例示的な図である。無線ネットワークコントローラ124−2も、同様に構成され得る。図4に示すように、無線ネットワークコントローラ124−1は、処理システム410、Iubインタフェース420、Iurインタフェース430、及び/又は、他のインタフェース440を含み得る。無線ネットワークコントローラ124−1は、追加的な構成要素、及び/又は、図4に示す構成要素とは異なる構成要素を含んでもよい。
処理システム410は、無線ネットワークコントローラ124−1の動作を制御してもよい。図に示すように、処理システム410は、Iubインタフェース420と、Iurインタフェース430と、他のインタフェース440との間のプロトコル交換を行なう処理部412を含んでもよい。さらに、処理部412は、制御メッセージ及び/又はデータメッセージを生成してもよく、これら制御メッセージ及び/又はデータメッセージを、インタフェース420〜440を介して送信してもよい。処理部412はまた、インタフェース420〜440から受信される制御メッセージ及び/又はデータメッセージを処理してもよい。
Iubインタフェース420は、無線ネットワークコントローラ124−1が基地局122−1へと制御メッセージ及び/又はデータメッセージを送信することを可能にし、かつ基地局122−1から制御メッセージ及び/又はデータメッセージを受信することを可能にする1つ以上のラインカードを含み得る。Iurインタフェース430は、無線ネットワークコントローラ124−1が無線ネットワークコントローラ124−2のような、他の無線ネットワークコントローラへと制御メッセージ及び/又はデータメッセージを送信することを可能にし、かつ無線ネットワークコントローラ124−2のような、他の無線ネットワークコントローラから制御メッセージ及び/又はデータメッセージを受信することを可能にする1つ以上のラインカードを含み得る。他のインタフェース440は、他の装置及び/又はネットワークへのインタフェースを含み得る。例えば、他のインタフェース440は、回線交換音声ネットワークへのコアネットワーク・インタフェースであるIucsインタフェースと、パケット交換データネットワークへのコアネットワーク・インタフェースであるIupsインタフェースとを、含んでもよい。
幾つかの実施形態において、無線ネットワークコントローラ124−1の1つ以上の構成要素は、無線ネットワークコントローラ124−1の1つ以上の他の構成要素により実行されるものとして説明されるタスクを実行してもよい。
図5は、一例としての実施形態に従った、データフレームを送信するための例示的なステップのフローチャートである。1つの実施形態において、図5に記載するステップの各部は、基地局122−1のような基地局によって実行されてもよく、ステップのある部分は、無線ネットワークコントローラ124−1のような無線ネットワークコントローラによって実行されてもよい。他の実施形態において、以下に記載する例示的なステップの幾つか又は全ては、他の装置によって、又は装置の組み合わせによって実行されてもよい。
例示的なステップは、基地局122−1がHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当て(CAPACITY ALLOCATION)の制御フレームを生成するステップから、開始され得る(ブロック505)。1つの実施形態において、基地局122−1は、無線ネットワークコントローラ124−1からのHS−DSCH容量要求に応じて、又は、任意の他の時点に、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームを生成してもよい。特に、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームは、MAC−d PDUクレジットを、PDUの数によってよりもオクテットで特定することができる。
図6は、一例としての実施形態に従った、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2の容量割り当ての制御フレーム600の例示的な図である。図に示すように、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレーム600は、輻輳ステータスの情報エレメント610と、共通トランスポートチャネル優先度インジケータ(CmCH−PI:Common Transport Channel Priority Indicator)の情報エレメント620と、MAC−d PDUクレジットの情報エレメント630と、HS−DSCH間隔の情報エレメント640と、HS−DSCH繰返し周期の情報エレメント650と、予備拡張部の情報エレメント660と、を含み得る。他の実施形態において、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレーム600は、追加的な情報エレメント、又は、図6に示す情報エレメントとは異なる情報エレメントを保持してもよい。
輻輳ステータスの情報エレメント610は、輻輳ステータスが検出されているかどうかについて示す情報を含み得る。共通トランスポートチャネル優先度インジケータの情報エレメント620は、無線ネットワークコントローラ124−1から転送されるデータフレームの相対的な優先度を示す情報を含み得る。MAC−d PDUクレジットの情報エレメント630は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレーム600によって、1つのHS−DSCH間隔の間に無線ネットワークコントローラが送信することが許可される、MAC−d PDUのオクテット数を示す情報を含み得る。1つの実施形態において、MAC−d PDUクレジットのための値の情報エレメントは、例えば、0〜16,777,215までの範囲であってもよく、この場合、「0」は送信停止を表し、「16,777,215」は無制限の送信を表し得る。MAC−d PDUクレジットの情報エレメントのフィールド長は、24ビットであってもよい。
代替的な実施形態において、MAC−d PDUクレジットの情報エレメント630は、20ビットであってもよく、その場合、残りの4ビットのうちの3ビットは予備ビットとして用いられ、1ビットは未使用のクレジットのオクテットを次の間隔(next interval)で無線ネットワークコントローラ124−1により再利用できるか否かについて示すために用いられてもよい。
HS−DSCH間隔の情報エレメント640は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレーム600においてHS−DSCHクレジットがその間に利用されてもよいと認められる時間間隔、を表す情報を格納し得る。HS−DSCH繰返し周期の情報エレメント650は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレーム600におけるHS−DSCHクレジットが用いられてもよい後続の間隔(intervals)の数を表す情報を格納してもよい。予備拡張部の情報エレメント660は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレーム600に追加され得る将来の情報エレメントのためのプレースホルダであってもよい。
従って、一例としての実施形態によれば、新しい「MAC−d PDUクレジット」の情報エレメント630がHS−DSCH容量割り当ての制御フレームに導入され、これが旧来の「HS−DSCHクレジット」のフィールドを置換する。(PDU数ではなく)オクテットの粒度を有するMAC−d PDUクレジットの情報エレメント630によって、(例えば、残っているオクテットの量が、待機中のMAC−d PDUの長さより少ないために)HS−DSCH間隔の終わりに、1つ以上のオクテットが、MAC−d PDUの送信のために利用され得ない状況が起こる。HS−DSCH繰返し周期の情報エレメント650が、繰返し周期が1よりも大きい、又は0であることを示す場合には、「MAC−d PDUクレジット」は、各HS−DSCH間隔において、トランスポートネットワークのフローに付与されてもよい。この状況において、無線ネットワークコントローラは、次のHS−DSCH間隔の開始時にこれら未使用のクレジットを再利用することができる。
図5に戻り、基地局122−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレーム(例えば、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレーム600)を、無線ネットワークコントローラ124−1へと転送し得る(ブロック510)。例えば、基地局122−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームを、Iubインタフェース240を介して無線ネットワークコントローラ124−1へと転送してもよい。
無線ネットワークコントローラ124−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームを受信し得る(ブロック515)。例えば、無線ネットワークコントローラ124−1は、Iubインタフェース420を介して、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームを受信してもよい。HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームの受信への応答として、無線ネットワークコントローラ124−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームを生成し得る(ブロック520)。特に、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームは、同じ長さのPDUブロックを格納してもよく、その場合、1つのブロックのPDUは、他のブロックのPDUと長さが異なってもよい。
図7Aは、一例としての実施形態に従った、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のデータフレーム700の例示的な図である。図に示すように、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレーム700は、ヘッダ701とペイロード715とを含み得る。ヘッダ701は、ヘッダ巡回冗長検査(CRC:Cyclic Redundancy Checksum)の情報エレメント702と、フレームタイプ(FT)の情報エレメント703と、フレームシーケンス(Sec.)番号の情報エレメント704と、共通トランスポートチャネル優先度インジケータ(CmCH−PI)の情報エレメント705と、フラッシュの情報エレメント706と、論理(Log.)チャネル(Ch.)識別子(ID)の情報エレメント707と、ユーザバッファサイズの情報エレメント708と、PDUブロック総数の情報エレメント709と、PDUブロック記述の数(#)の情報エレメント710(例えば、各ブロックがブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメント711及びブロック内でのPDU数(#PDU)の情報エレメント712と関連付けられる場合)と、を含み得る。他の実施形態において、ヘッダ701は、追加的な情報エレメント、及び/又は、図7Aに示すものとは異なる情報エレメントを含んでもよい。
ヘッダCRCの情報エレメント702は、計算されたCRCを、データフレーム700のヘッダ701に格納し得る。フレームタイプの情報エレメント703は、フレーム700がデータフレーム又は制御フレームのいずれかを示す情報を格納し得る。フレームシーケンス番号の情報エレメント704は、MAC−dフロー内でのデータフレーム700についてのフレームシーケンス番号を表す値を格納し得る。共通トランスポートチャネル優先度インジケータの情報エレメント705は、データフレーム700の相対的な優先度を示す情報を含み得る。フラッシュの情報エレメント706は、DRNCが同じ送信ベアラ上でデータフレーム700より前に受信された対応する優先度付きキューから、全MAC−d PDUを削除するべきか否かについて示す情報を格納し得る。論理チャネル識別子の情報エレメント707は、複数の論理チャネルが同じトランスポートネットワークフローにおいて担われる場合に論理チャネルのインスタンスを識別する情報を格納し得る。1つの実施形態において、論理チャネル識別子の情報エレメント707は、例えば、0〜15の間の値を格納してもよく、その場合、値0〜14は論理チャネル1〜15を識別し、値15は将来の利用のために予約され得る。論理チャネル識別子の情報エレメント707のフィールド長は、一例としての実施形態において4ビットであってもよい。ユーザバッファサイズの情報エレメント708は、所与の共通トランスポートチャネル優先度インジケータのレベルについて、バッファサイズ(例えばバッファ内のデータ量)をオクテットで表す情報を格納し得る。
PDUブロック総数の情報エレメント709は、データフレーム700内でのPDUブロックの総数を表す情報を格納し得る。PDUブロックは、1つ以上の同じ長さのPDUとして定義されてもよい。各PDUブロックは、ブロック内でのPDUの長さ、及びPDU数によって記述され得る。順序通りの伝達が望まれる状況では、同じ長さの1つ以上のPDUを有するブロックが、データフレーム700内に含まれてもよい。例えば、最大PDU長が完全なIPパケットよりも著しく小さい場合に、IPパケットは、それぞれ同じ最大PDU長である複数のPDUのシーケンスにセグメント化されてもよい。1つの実施形態において、PDUブロックは、IPパケットと同じ長さ(例えば、1500オクテット)のPDU長をサポートしてもよい。PDUブロック総数の情報エレメント709は、例えば、0〜31の間の値を格納してもよく、その場合、値「0」は無効値を表してもよい。PDUブロック総数の情報エレメント709のフィールド長は、一例としての実施形態において5ビットであってもよい。
先に示したように、データフレーム700内の各PDUブロックは、PDUブロック記述の情報エレメント710と関連付けられてもよい。PDUブロック記述の情報エレメント710は、ブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメント711、及び、ブロック内でのPDU数(#)の情報エレメント712を含み得る。ブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメント711は、この特定のブロック内での各MAC−d PDUの長さを表す情報を格納し得る。長さは、オクテットで提供されることができる。1つの実施形態において、ブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメント711は、例えば、0〜2047の間の値であってもよく、その場合、値「0」は無効値を表してもよい。ブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメント711のフィールド長は、一例としての実施形態において11ビットであってもよい。ブロック内でのPDU数の情報エレメント712は、例えば、0〜31の間の値を格納してもよく、その場合、値「0」は無効値を表してもよい。ブロック内でのPDU数の情報エレメント712のフィールド長は、一例としての実施形態において5ビットであってもよい。
ペイロード715は、1つ以上のPDUブロック716と、新たな情報エレメント(IE)フラグの情報エレメント717と、遅延基準時間(DRT:Delay Reference Time)の情報エレメント718と、予備拡張部の情報エレメント719と、ペイロードCRCの情報エレメント720と、を含み得る。他の実施形態において、ペイロード715は、追加的な情報エレメント、及び/又は、図7Aに示すものと異なる情報エレメントを含んでもよい。
ペイロード715におけるPDUブロック716の順序は、ヘッダ701内のPDUブロック記述の情報エレメントの対応する順序に従ってもよい。図7Aに示す例示的な構成において、ヘッダ701は、PDUブロック1〜nについての記述を含む。従って、ペイロード715は、0〜nまで順序付けられたn個のPDUブロックを含み得る。先に示したように、各PDUブロックは、1つ以上の同じ長さのPDUを含み得る。しかし、1つのブロック内でのPDUの長さは、ペイロード715における他のブロック内でのPDUの長さと異なってもよい。
新情報エレメントフラグの情報エレメント717は、少なくとも1つの新しい情報エレメントがデータフレーム700内に存在する場合に、情報(例えば、1つ以上のフラグ)を格納し得る。各フラグは、新情報エレメントフラグの情報エレメント717に従ってどの新しい情報エレメントが存在するのかについて示してもよい。遅延基準時間の情報エレメント718は、動的な遅延測定のために用いられる情報を格納し得る。予備拡張部の情報エレメント719は、データフレーム600に追加されてもよい将来の情報エレメントのためのプレースホルダであってもよい。ペイロードCRCの情報エレメント720は、計算されたCRCを、データフレーム700のペイロード715に格納し得る。
図7Aに示す例示的な構成の代替案として、ブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメントは、4ビットのMAC−d PDU長の粒度をサポートできるようにするために、1ビット分増加されてもよい。この代替的な実施形態は、MAC−d PDU多重化を可能にすることによって、レガシーのユーザ機器をサポートしてもよい。MAC−d多重化を除去することが無線アクセスネットワーク内で許容されない場合には、ブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメントの長さは、長さを4ビットの単位で表すために増加され、論理チャネル識別子の情報エレメントは削除されてもよい。
幾つかの状況において(例えば、データフレームが異なる長さの小さいPDUを含む場合に)、1ビットの「詳細情報」(“more information”)の情報エレメントが、ヘッダ701におけるPDUブロック記述の情報エレメント710内に含まれてもよい。この代替的な実施形態についての代替的なPDU記述の情報エレメント725の例示的な図が、図7Bに示されている。図示している、データフレーム700からの、ブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメントと、ブロック内でのPDU数(#)の情報エレメントとが、「詳細情報」(MI)の情報エレメント726で補完されており、この詳細情報はブロック内でのPDUに関する情報を格納し得る。1つの実施形態において、「詳細情報」の情報エレメント726が0の値を格納する場合に、関連付けられるブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメントは7ビットの長さであってもよく、所与のブロック内でのPDU数は1であってもよい。一方、「詳細情報」の情報エレメント726が1の値を格納する場合に、次のオクテットの4ビットは長さを示してもよく(全部で13ビット)、他の4ビットはPDU数を示してもよい。
図7Cは、一例としての実施形態に従った、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプタイプ2のデータフレーム730の例示的な図である。本実施形態において、各ブロックについてのPDU記述の情報エレメント710(即ち、ブロック内でのMAC−d PDU長の情報エレメント711、及びブロック内でのPDU数の情報エレメント712)は、(データフレーム700におけるような)ヘッダ701の代わりに、ペイロード715に割り振られる。図に示すように、所与のブロックのためのPDU記述の情報エレメント710は、このブロックのためのPDU716の直前に置かれてもよい。
他の実施形態において、各MAC−d PDUについての長さインジケータ(例えば、12ビットのインジケータ)は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームのヘッダ又はペイロード内に含まれてもよい。ヘッダ部分740内に長さインジケータを備える、例示的なHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレーム735が、図7Dに示されている。図示しているように、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレーム735のヘッダ740は、ヘッダ巡回冗長検査(CRC)の情報エレメント702と、フレームタイプ(FT)の情報エレメント703と、フレームシーケンス(Seq.)番号の情報エレメント704と、共通トランスポートチャネル優先度インジケータ(CmCH−PI)の情報エレメント705と、フラッシュの情報エレメント706と、論理(Log.)チャネル(ch.)識別子(ID)の情報エレメント707と、ユーザバッファサイズの情報エレメント708と、PDU総数の情報エレメント741と、複数のMAC−d PDU長さインジケータの情報エレメント742(例えば、データフレーム735内のPDUごとに1つ)と、を含み得る。他の実施形態において、ヘッダ740は、追加的な情報エレメント、及び/又は、図7Dに示す情報エレメントとは異なる情報エレメントを含んでもよい。
ヘッダ巡回冗長検査の情報エレメント702と、フレームタイプの情報エレメント703と、フレームシーケンス番号の情報エレメント704と、共通トランスポートチャネル優先度インジケータの情報エレメント705と、フラッシュの情報エレメント706と、論理チャネル識別子の情報エレメント707と、ユーザバッファサイズの情報エレメント708とは、図7Aに関して先に記述された情報と同様の情報を含み得る。PDU総数の情報エレメント741は、データフレーム735内でのPDU数(又は量)を表す情報を格納し得る。各MAC−d PDU長さインジケータの情報エレメント742は、ペイロード745内での対応するPDU長さを(例えば、オクテットで)表す情報を格納し得る。例えば、PDU#1が8オクテットの長さを有する場合に、PDU#1のためのMAC−d PDU長さインジケータの情報エレメントは、8オクテットを示す値を格納し得る。
ペイロード745は、1つ以上のPDU746と、新たな情報エレメント(IE)フラグの情報エレメント717と、遅延基準時間(DRT)の情報エレメント718と、予備拡張部の情報エレメント719と、ペイロードCRCの情報エレメント720と、を含み得る。他の実施形態において、ペイロード745は、追加的な情報エレメント、及び/又は、図7Dに示すものとは異なる情報エレメントを含んでもよい。
ペイロード745において、各PDUは、並べ替えを避けるために自身の元の順序で配置され得る。PDUの順序は、ヘッダ740内のMAC−d PDU長さインジケータ742の順序に対応してもよい。新情報エレメントフラグの情報エレメント717と、遅延基準時間の情報エレメント718と、予備拡張部の情報エレメント719と、ペイロードCRCの情報エレメント720とは、図7Aに関して先に記述された情報と同様の情報を含み得る。
幾つかの実施形態において、論理チャネル識別子は、図7Aのデータフレーム700のような、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレーム全体についても同じであってもよい。他の実施形態において、特定のHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームは、1つより多い論理チャネル識別子と関連付けられてもよい。図7Eは、1つより多い論理チャネル識別子と関連付けられたHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレーム750の例示的な図である。図示しているように、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレーム750のヘッダ755は、ヘッダ巡回冗長検査(CRC)の情報エレメント702と、フレームタイプ(FT)の情報エレメント703と、フレームシーケンス(Seq.)番号の情報エレメント704と、共通トランスポートチャネル優先度インジケータ(CmCH−PI)の情報エレメント705と、フラッシュの情報エレメント706と、ユーザバッファサイズの情報エレメント708と、PDUブロック総数の情報エレメント709と、複数のMAC−d PDU記述の情報エレメント751(例えば、データフレーム750内のPDUごとに1つ)と、を含んでもよく、その場合、特定のPDUのためのMAC−d PDU記述の情報エレメント751は、PDUのための論理チャネル識別子の情報エレメント752と、MAC−d PDU長さインジケータの情報エレメント753とを含む。他の実施形態において、ヘッダ755は、追加的な情報エレメント、及び/又は、図7Eに示すものとは異なる情報エレメントを含んでもよい。
ヘッダ巡回冗長検査の情報エレメント702と、フレームタイプの情報エレメント703と、フレームシーケンス番号の情報エレメント704と、共通トランスポートチャネル優先度インジケータの情報エレメント705と、フラッシュの情報エレメント706と、ユーザバッファサイズの情報エレメント708と、PDUブロック総数の情報エレメント709とは、図7Aに関して先に記述された情報と同様の情報を含み得る。PDUのための論理チャネル識別子の情報エレメント752は、PDUのための論理チャネル・インスタンスを識別する情報を格納し得る。1つの実施形態において、論理チャネル識別子の情報エレメント752は、例えば、0〜15の間の値を格納してもよく、その場合、0から14までの値は論理チャネル1〜15を示し、値「15」は将来の利用のために予約されてもよい。論理チャネル識別子の情報エレメント752のフィールド長は、一例としての実施形態において4ビットであってもよい。PDUのためのMAC−d PDU長さインジケータの情報エレメント753は、ペイロード760内の対応するPDUの長さを(例えば、オクテットで)表す情報を格納し得る。例えば、PDU#1が8オクテットの長さを有する場合に、PDU#1のためのMAC−d PDU長さインジケータの情報エレメント753は、8オクテットを示す値を格納し得る。
ペイロード760は、1つ以上のPDU761と、新たな情報エレメント(IE)フラグの情報エレメント717と、遅延基準時間(DRT)の情報エレメント718と、予備拡張部の情報エレメント719と、ペイロードCRCの情報エレメント720と、を含み得る。他の実施形態において、ペイロード760は、追加的な情報エレメント、及び/又は、図7Eに示すものとは異なる情報エレメントを含んでもよい。
ペイロード760において、各PDUは並べ替えを避けるために自身の元の順序で配置され得る。PDU716の順序は、ヘッダ755内のMAC−d PDU長さインジケータ753の順序に対応してもよい。新情報フラグの情報エレメント717と、遅延基準時間の情報エレメント718と、予備拡張部の情報エレメント719と、ペイロードCRCの情報エレメント720とは、図7Aに関して先に記述された情報と同様の情報を含み得る。
図5に戻り、無線ネットワークコントローラ124−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレーム(例えば、データフレーム700、730、735、又は750)を、基地局122−1へと転送し得る(ブロック525)。例えば、無線ネットワークコントローラ124−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームを、Iubインタフェース420を介して基地局122−1へと転送し得る。
基地局122−1は、無線ネットワークコントローラ124−1から、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームを受信してもよい。例えば、基地局122−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームを、Iub240を介して受信してもよい。基地局122−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームから(例えば、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレーム700のヘッダ701内の論理チャネル識別子の情報エレメント707から)論理チャネル識別子を抽出し、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームを解析して、抽出された論理チャネル識別子を優先度付きキュー識別子へとマッピングし得る(ブロック535)。例えば、基地局122−1は、論理チャネル識別子から優先度付きキューへのマッパ236を介して、抽出された論理チャネル識別子を用いることで、優先度付きキュー234内にあるデータフレームのPDUについての優先度付きキューのための識別子を(例えば、コンピュータ読取り可能な媒体300を介して)ルックアップしてもよい。HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームが複数の論理チャネル識別子を含む状況(例えば、図7Eのデータフレーム750)では、基地局122−1は、論理チャネル識別子と関連づけられたPDUについての優先度付きキューを識別するために、複数のルックアップ動作を実行してもよい。
先行技術において、高速ダウンリンクパケットアクセス(HSDPA)の基地局は、複数の優先度付きキューを保持している。優先度付きキューのインスタンスは、ノードB Application Part(NBAP)メッセージを介してMAC−d PDUフローが確立された場合に初期化される。さらに、1つの優先度付きキューは、幾つかの論理チャネル(又は無線ベアラ)にサービスを提供してもよい。先行技術は、ユーザデータ送信のためHS−DSCH無線リンク/無線ベアラを用いる論理チャネル(又は無線ベアラ)への優先度付きキューのマッピングをサポートするために、基地局にシグナリングすることを含んでいない。この結果、優先度付きキュー識別子は各PDUのための論理チャネルと共にユーザ機器へ送信されるので、ユーザ機器は、1)どの論理チャネルにPDUが所属するのか、かつ、2)どの優先度付きキューがスケジューリング及び並べ替えのために用いられたのか、について判断することができる。これは、無線インタフェース上でのオーバヘッドが不必要に大きいことに繋がる。
全く対照的に、本明細書に記載する実施形態において、無線ネットワークコントローラは、基地局へと、論理チャネルと優先度付きキューとの間のマッピングを提供する制御メッセージを送信することができる。このマッピングは、制御無線ネットワークコントローラ/サービス提供無線ネットワークコントローラ(CRNC/SRNC)とユーザ機器との間のシグナリングに関しては、既に先行技術にも含まれている。そして、基地局にも同じマッピングをシグナリングすることにより、基地局からユーザ機器へ送信される各PDUには、論理チャネルの識別のみが追加される必要がある。そうすると、ユーザ機器は、論理チャネル識別子から正しい優先度付きキュー識別子を判定し得る。従って、無線インタフェースにおけるオーバヘッドを低減することができる。
表1は、旧HS−DSCHデータフレームフォーマット(即ち、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ1のデータフレーム)と、新HS−DSCHデータフレームフォーマット(即ち、本明細書に記載される一例としての実施形態に従った、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレーム)と、に関するオーバヘッド値の例を示している。かかる例において、遅延基準時間の情報エレメントがデータフレーム内に存在しないものと仮定している。図示しているように、新HS−DSCHデータフレームフォーマットは、各状況において(10オクテットの単一のPDUが送信される場合は除く、即ち、その状況ではオーバヘッドは等しいであろう)相当な量のオーバヘッドが省略される。
Figure 0005266257
優先度付きキューが一度識別されると、基地局122−1は、ユーザ機器110への後の送信のために、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームからのPDUを、優先度付きキュー234内の適切な優先度付きキューに格納し得る(ブロック540)。
ブロック525に戻り、無線ネットワークコントローラ124−1が一度HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームを送信すると、無線ネットワークコントローラ124−1は、未使用のクレジットが残っているか否か、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームから判定し得る(ブロック545)。先に示したように、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームのMAC−d PDUクレジットの情報エレメントは、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームにおいて(例えば、MAC−d PDUクレジットの情報エレメント630において)認められる、1つのHS−DSCH間隔の間に無線ネットワークコントローラが送信することが許可される、MAC−d PDUのオクテット数、を示す。容量割り当ての制御フレームが1つより多い間隔について有効な場合には、無線ネットワークコントローラは、後続の間隔において、一定の間隔内に利用されなかったクレジットを再利用してもよい。
無線ネットワークコントローラ124−1が、未使用のクレジットが残っているとHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームから判定した場合には(ブロック545−YES)、無線ネットワークコントローラ124−1は、次の間隔において未使用のクレジットを利用してもよい(ブロック550)。1つの実施形態において、無線ネットワークコントローラ124−1は、次回の間隔においてのみ(次の間隔よりも先の複数の間隔においてではなく)未使用のクレジットを利用してもよい。先行する間隔において利用されなかったクレジットを次の間隔において利用する能力は、安定したビットレートを提供する。一方、無線ネットワークコントローラ124−1が、未使用のクレジットが残っていないことをHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームから判定した場合には(ブロック545−NO)、処理は終了し得る。例えば、処理はブロック515へと戻ってもよく、無線ネットワークコントローラ124−1は、その場合、他のHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームが受信される。
図8は、一例としての実施形態に従った、ノードがHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2フォーマットをサポートすることが可能かどうかについて判定するための例示的なステップのフローチャートである。1つの実施形態において、図8に記載されるステップの各部は、基地局122−1のような基地局によって実行されてもよく、処理の一部は、無線ネットワークコントローラ124−1のような、無線ネットワークコントローラによって実行されてもよい。他の実施形態において、以下に記載する例示的なステップの幾つか、又は全ては、他の装置、又は装置の組み合わせによって実行されてもよい。例えば、以下に記載するステップは、第1の無線ネットワークコントローラ及び第2の無線ネットワークコントローラによって実行されてもよい。
例示的なステップは、無線ネットワークコントローラがサポートされたHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプを識別する制御メッセージを生成するステップから、開始され得る(ブロック805)。1つの実施形態において、制御メッセージは、例えば、RADIO LINK SETUP REQUESTメッセージ、RADIO LINK ADDITION REQUESTメッセージ、RADIO LINK RECONFIGURATION REQUESTメッセージ、RADIO LINK RECONFIGURATION PREPARATION REQUESTメッセージ、PHYSICAL SHARED CHANNEL REGONFIGURATION REQUESTメッセージ、及び/又は、他のタイプの制御メッセージを含み得る。1つの実施形態において、制御メッセージは、HS−DSCH周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)情報の情報エレメントに、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプサポートの情報エレメントを含み得る。HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプサポートの情報エレメントの例示的なコーディングが、表2に示されている。図に示すように、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプサポートの情報エレメントは、一例としての実施形態において、8ビットのブール値のリストを格納し得る。他のサイズのブール値のリストも可能である。HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプサポートの情報エレメントは、どのHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプがサポートされるかについて示してもよい。1つより多いフレーミングプロトコルタイプがサポートされてもよい。ブール値のリストの右から左に、各位置は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ1〜8を示してもよい。1つの実施形態において、「0」は、そのタイプがサポートされないことを示してもよく、「1」は、そのタイプがサポートされることを示してもよい。例えば、「11000000」のブールリストは、タイプ1及びタイプ2双方のフレーミングプロトコルフォーマットがサポートされることを示してもよい。
Figure 0005266257
無線ネットワークコントローラ124−1は、基地局122−1へと制御メッセージを送信し得る(ブロック810)。例えば、無線ネットワークコントローラ124−1は、Iubインタフェース420を介して制御メッセージを送信してもよい。基地局122−1は、制御メッセージを受信し得る(ブロック815)。例えば、基地局122−1は、Iubインタフェース240を介して制御メッセージを受信してもよい。(HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプの情報エレメントを含む)この制御メッセージの受信の後に、基地局122−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプを選択し得る(ブロック820)。基地局122−1は、複数の要因に基づいて選択を行なってもよい。例えば、1つの実施形態において、基地局122−1は、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2を、基地局122−1がこのフレーミングプロトコルフォーマットと互換性がある場合には常に選択することとしてもよい。
基地局122−1は、被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプを識別する応答メッセージを生成し得る(ブロック825)。1つの実施形態において、応答メッセージは、例えば、RADIO LINK SETUP RESPONSEメッセージ、RADIO LINK ADDITION RESPONSEメッセージ、RADIO LINK RECONFIGURATION RESPONSEメッセージ、RADIO LINK RECONFIGURATION PREPARATION RESPONSEメッセージ、PHYSICAL SHARED CHANNEL REGONFIGURATION RESPONSEメッセージ、及び/又は、他のタイプの応答メッセージを含み得る。生成される応答メッセージのタイプは、無線ネットワークコントローラ124−1から受信される制御メッセージに基づいてもよい。1つの実施形態において、応答メッセージは、HS−DSCH周波数分割複信(FDD)情報応答の情報エレメントに、被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプの情報エレメントを含み得る。被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプの情報エレメントの例示的なコーディングが、表3に示されている。図に示すように、被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプの情報エレメントは、一例としての実施形態において、プロトコルタイプの数を表す(例えば、1〜8の)整数を格納し得る。被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプの情報エレメントは、使用されるHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプを示してもよい。例えば、「1」の値はフレーミングプロトコルタイプ1が選択されていることを示してもよく、「2」の値はHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2が選択されていることを示してもよい。
Figure 0005266257
1つの実施形態において、基地局122−1は、応答メッセージにHS−DSCH初期容量割り当て(Initial Capacity Allocation)の情報エレメントを含み得る。HS−DSCH初期容量割り当ての情報エレメントは、Iubインタフェースを通じたHS−DSCHフレーミングプロトコルのための各スケジューリング優先度クラスについてのフロー制御情報を提供してもよい。HS−DSCH初期容量割り当ての情報エレメントは、(HS−DSCHデータフレームの相対的な優先度を表す情報を格納することも可能な)スケジューリングインジケータの情報エレメントと、(MAC−d PDUの長さを(例えばビットで)表す情報を格納することも可能な)最大MAC−d PDUサイズの情報エレメントと、(新しいクレジットが基地局122−1から受信される前に無線ネットワークコントローラ124−1によって送信され得るMAC−d PDUの初期数を表す情報も格納することも可能な)HS−DSCH初期ウィンドウサイズの情報エレメントと、を含み得る。HS−DSCH初期容量割り当ての情報エレメントの解釈は、選択されたフレーミングプロトコルタイプに基づいて様々であってもよい。例えば、フレーミングプロトコルタイプ2について、HS−DSCH初期容量割り当ての情報エレメントは、最大MAC−d PDU長(最大MAC−d PDUサイズ)に、MAC−d PDU数(HS−DSCH初期ウィンドウサイズ)を掛けることによって解釈されてもよい。これによって、ビット(又はオクテット)の総数が与えられる。
1つの実施形態において、基地局122−1は、HS−DSCH周波数分割複信(FDD)情報応答の情報エレメントに、最大HS−DSCHフレーミングプロトコルデータフレーム長の情報エレメントを含め得る(ブロック830)。HS−DSCHフレーミングプロトコルデータフレーム長の情報エレメントの例示的なコーディングが、表4に示されている。図に示すように、HS−DSCHフレーミングプロトコルデータフレーム長の情報エレメントは、一例としての実施形態において、最大HS−DSCHフレーミングプロトコルデータフレーム長をオクテットで表す(例えば、1〜5000以上までの)整数を格納し得る。実際には、無線ネットワークコントローラ124−1が、HS−DSCHフレーミングプロトコルデータフレーム長の情報エレメントにおける最大長と等しい長さを有する、受信用フレーミングプロトコルの最大送信単位(Maximum Transmission Unit)を有する場合には、無線ネットワークコントローラ124−1は、自身のフレーミングプロトコルの最大送信単位を考慮し、従って、無線リンク制御の最大PDU長をトリガしてもよい。この情報エレメントは、全HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプに適用可能であってもよい。
Figure 0005266257
応答メッセージが一度生成されると、基地局122−1は、無線ネットワークコントローラ124−1に応答メッセージを送信し得る(ブロック835)。例えば、基地局122−1は、Iubインタフェース240を介して制御メッセージを送信してもよい。無線ネットワークコントローラ124−1は、制御メッセージを受信し得る(ブロック840)。例えば、無線ネットワークコントローラ124−1は、Iubインタフェース420を介して制御メッセージを受信してもよい。無線ネットワークコントローラ124−1は、フレーミングプロトコルタイプが基地局122−1によって選択されているか否かを判定し得る(ブロック845)。例えば、無線ネットワークコントローラ124−1は、応答メッセージを解析して、応答メッセージが被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプの情報エレメントを含むか否かを判定してもよい。
被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプの情報エレメントが受信された応答メッセージに含まれる場合には(ブロック845−YES)、無線ネットワークコントローラ124−1は、この情報エレメントに基づいて、基地局122−1によって選択されたHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプを識別することができる。無線ネットワークコントローラ124−1は、選択された被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプに従って、基地局122−1へのHS−DSCHデータフレームを生成し得る(ブロック850)。例えば、被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプの情報エレメントが、基地局122−1がHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2フォーマットを選択したことを示す場合には、無線ネットワークコントローラ124−1は、基地局122−1へのHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームを生成し、送信することができる。
一方、被選択HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプの情報エレメントが受信された応答メッセージに含まれていない場合には(又は、例えば、基地局122−1から何も応答が受信されない場合には)(ブロック845−NO)、無線ネットワークコントローラ124−1は、所定のHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプに基づいて基地局122−1へのHS−DSCHデータフレームを生成し、送信し得る。1つの実施形態において、所定のHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプは、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ1フォーマットを含み得る。
図8に関して先に記述したステップの代替手段として、異なるHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプを処理する基地局の機能は、基地局と関連付けられた無線ネットワークにおいて構成されてもよい。例えば、無線ネットワークコントローラ124−1は、基地局122−1及び122−2によりサポートされるHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプを識別する情報により構成されてもよい。従って、例えば、無線ネットワークコントローラ124−1が基地局122−1に送信すべきPDUを有する場合に、無線ネットワークコントローラ124−1は、(例えば、無線ネットワークコントローラ124−1と関連づけられたメモリ内の情報をルックアップすることにより)基地局122−1がHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2に対処することが可能かどうかについて判定することが可能である。基地局122−1がHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2に対処することが可能である場合に、無線ネットワークコントローラ124−1は、本明細書にて説明しているような、PDUを含むHS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームを生成し、そのデータフレームを基地局122−1へと転送することが可能である。
図9に図示するような1つの実施形態においては、サービス提供無線ネットワークコントローラ(SRNC)は、ドリフト無線ネットワークコントローラ(DRNC)がフレキシブルなPDU長(即ち、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2フォーマット)をサポートするか否かを知らなければならない可能性がある。ドリフト無線ネットワークコントローラと関連付けられた全ての基地局が新しいフレキシブルなPDU長のデータフレームをサポートしない可能性もあり、このサポートはセルごとに異なってもよい。このための解決策は、ドリフト無線ネットワークコントローラからサービス提供無線ネットワークコントローラへと送信される機能コンテナ(CAPABILITY CONTAINER)の情報エレメント910において、セルごとのフレキシブルなPDU長のためのサポートについての情報を含むことである。同様に、サービス提供無線ネットワークコントローラのリロケーションについて、情報エレメントが、リロケーションするサービス提供無線ネットワークコントローラから目標無線ネットワークコントローラへと送信される目標RNCへのソースRNCの透過的コンテナ(SOURCE RNC TARGET RNC TRANSPARENT CONTAINER)に含まれてもよく、これによって、フレキシブルなPDU長のデータフレームに対処する能力が伝達される。
フレキシブルなPDU長のデータフレームをサポートする能力は、ユーザ機器110へも伝達されてもよい。例えば、基地局がフレキシブルなPDU長のデータフレームをサポートすることが可能か否かについて示す情報エレメントが、ユーザ機器110への制御メッセージに含まれてもよい。制御メッセージは、例えば、RADIO BEARER SETUPメッセージ、RADIO BEARER RECONFIGURATIONメッセージ、TRANSPORT CHANNEL RECONFIGURATIONメッセージ、及び/又は、他のタイプの制御メッセージを含み得る。
従って、本明細書に記載するように、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のフレームフォーマットは以下のことを提供し得る。
・1500オクテットまでの最大MAC−d PDU長、そして、MAC−d PDU長におけるオクテットによる粒度が効果的にサポートされる
・利用されるトランスポートネットワークの最大送信単位の制限を考慮する能力
・フレキシブルなMAC−d(RLC)PDU長をサポートする能力
・進化型の高速パケットアクセス(HSPA)のより高いビットレートサポートする能力(例えば、42メガビット/秒(Mbps)まで)
・トランスポートネットワーク層の小さなオーバヘッド(データフレームヘッダ及び制御フレーム長)、及び、
・将来のより簡単な拡張に役立つ、Release7のための単一のデータフレームフォーマット及び制御フレームフォーマット
HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームは、以下のことを提供し得る。
・(PDU数、及び最大PDU長の代わりに)オクテット又はビットレートを表す能力
・良好なビットレートの粒度を有する能力、及び、
・小さな待ち時間で、トランスポートネットワークに対して過度に集中的な負荷を掛けずに、大きい又は小さいPDUを送信する能力
HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームは、以下のことを提供し得る。
・フレキシブルなMAC−d PDU長をサポートする能力
・全ての事例についての小さなオーバヘッド、例えば同じデータフレーム内での異なる長さのPDU、及び、
・同じ長さの小さなPDU
ここで説明した実施形態は、フレキシブルなPDU長のデータフレームのためのトランスポートネットワークのサポートについての効果的な解決策を提供する。HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2の容量割り当ての制御フレームは、未使用のクレジットの再利用を可能にすることによって、より大きなMAC−d PDU長をサポートする。HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームは、大きなMAC−d PDU長を可能にし、同じデータフレームにおいて1つより多いPDU長を可能にする。さらに、HS−DSCHフレーミングプロトコルタイプ2のデータフレームは、1つの接続内で幾つかの論理チャネルからのMAC−d PDUを可能にする。ヘッダのオーバヘッド、及び、トランスポートネットワークのためのパディングは、典型的な使用状況について小さく保たれる。
ここで説明した新しい情報エレメントは、新しいシグナリングメッセージを追加することなく、異なるフレームフォーマットの間での改善された相互運用性を可能にする。HS−DSCH初期容量割り当ての情報エレメントの新しい解釈によって、情報エレメントの定義が変えられることなく、フレキシブルなPDU長のデータフレームがサポートされる。
ここで説明した実施形態は、説明図と詳細な説明とを提供する一方、網羅的なものであること、又は開示された通りの厳密な形に実装を限定することを意図するものではない。上記の開示に照らして、又は現実的な実装から、修正及び変形を行うことは可能である。例えば、以下の記述はユニバーサル移動通信システム(UMTS:Universal Mobile Telecommunications System)地上波無線アクセスネットワーク(UTRAN:UMTS Terrestrial Radio Access Network)のアーキテクチャに焦点を合わせているが、当然のことながら、本明細書に記載される技術は、UTRANのフラットなアーキテクチャのような、他のタイプのアーキテクチャにも等しく適応可能である。UTRANのフラットなアーキテクチャにおいて、無線ネットワークコントローラ(RNC)及び基地局(BS)は、1つのRNC/BSノードに結合されてもよい。ゲートウェイ装置は、コアネットワークとRNC/BSノードとの間のトラフィックをトランスポートネットワークを介して転送してもよい。
図5及び図8に関して一連の動作が記載されているが、動作の順序は他の実施形態において変更されてもよい。さらに、独立した動作が、並行して実行されてもよい。
一例としての実施形態は、先に述べたように、ソフトウェア、ファームウェア、及びハードウェアの複数の異なる形態で、図示された実装において実現されてもよい。本明細書に記載される一例としての実施形態を実現するために用いられる、実際のソフトウェアコード又は制御用に特化したハードウェアは、本発明を限定しない。従って、一例としての実施形態の運用及び動作は、特定のソフトウェアコードを参照することなく説明されている。即ち、本明細書の記述に基づき一例としての実施形態を実現するために、ソフトウェア及び制御ハードウェアを設計することが可能であるものと理解されたい。
さらに、本発明のある部分は、1つ以上の機能を実行する「ロジック」(“logic”)として実現されてもよい。このロジックは、特定用途向け集積回路、フィールドプログラマブルゲートアレイ、プロセッサ若しくはマイクロプロセッサのようなハードウェア、ソフトウェア、又は、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを含んでもよい。
特徴の特定の組み合わせが、特許請求の範囲に記述され、及び/又は明細書において開示されているが、これらの組み合わせは、本発明を限定するものではない。実際に、これらの特徴の多くが、特別には特許請求の範囲に記述されていない、及び/又は明細書で開示されていないやり方で組み合わされてもよい。
本明細書で用いられる際に「含む/含んでいる」(“comprise/comprising”)という語は、述べられた特徴、整数、ステップ、又は構成要素の存在を明記するために利用され、1つ以上の他の特徴、整数、ステップ、構成要素、又はその集合の存在又は追加を排除しないことを重視されたい。
本願の記載において用いられるどの要素、動作、又は命令も、そのように明示的に記載していない限り、本発明にとって不可欠である、又は本質的であるとして見なされるものではない。さらに、本明細書では、冠詞「a」は、1つ以上の項目を含むものとする。1つの項目のみが意図される場合には、「1つの」(“one”)という語、又は同様の語句が用いられる。さらに、「〜に基づいて」(“based on”)という語句は、例示的に他に述べていない限り、「少なくとも部分的に、〜に基づいて」(“based,at least in part,on”)を意味するものとする。

Claims (9)

  1. 高速ダウンリンクパケットアクセス環境(100)において第1の装置(124)により実行される方法であって、
    パケットデータユニット(716)の複数のブロックを含む高速ダウンリンク共有チャネルデータフレーム(700、730、735、750)を生成するステップであって、前記複数のブロックのうちの第1のブロックは第1の長さのパケットデータユニットを含み、及び前記複数のブロックのうちの第2のブロックは異なる第2の長さのパケットデータユニットを含む、前記ステップと、
    前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレーム(700、730、735、750)を第2の装置(122)へ転送するステップと、
    前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレームは、前記複数のブロック(716)の各ブロックについての、当該各ブロック内の1つ以上のパケットデータユニットの長さを示す第1情報エレメント(711)、及び当該各ブロック内のパケットデータユニットの量を示す第2情報エレメント(712)、をさらに含むことと、
    を特徴とする、方法。
  2. 前記第1情報エレメント(711)及び前記第2情報エレメント(712)は、前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレームのヘッダ(701)内に位置する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1情報エレメント(711)及び前記第2情報エレメント(712)は、前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレームのペイロード(715)内に位置する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレームは、パケットデータユニットの前記複数のブロックと関連付けられる論理チャネル識別子(707)をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレームは、複数の論理チャネル識別子(752)を含み、各論理チャネル識別子はパケットデータユニットの前記複数のブロックのうちの1つのパケットデータユニットと関連付けられる、請求項1に記載の方法。
  6. 前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレームは、パケットデータユニットの前記複数のブロックと関連付けられる複数の情報エレメント(742)をさらに含み、前記複数の情報エレメントの各情報エレメントは、当該各情報エレメントと関連付けられる前記パケットデータユニットの長さを示す、請求項1に記載の方法。
  7. パケットデータユニット(716)の複数のブロックを含む高速ダウンリンク共有チャネルデータフレーム(700、730、735、750)を生成するように適合された処理システム(412)であって、前記複数のブロックのうちの第1のブロックは第1の長さのパケットデータユニットを含み、前記複数のブロックのうちの第2のブロックは異なる第2の長さのパケットデータユニットを含む、前記処理システム(412)と、
    前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレーム(700、730、735、750)を転送するように適合されたIubインタフェース(420)と、
    前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレーム(700、730、735、750)は、前記複数のブロックの各ブロックについての、当該各ブロックにおける各パケットデータユニットの長さを示す第1情報エレメント(711)、及び当該各ブロックにおけるパケットデータユニットの量を示す第2情報エレメント(712)、を含むことと、
    を特徴とする装置。
  8. 前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレームは、パケットデータユニットの前記複数のブロックと関連付けられる論理チャネル識別子(707)をさらに含む、請求項7に記載の装置。
  9. 前記高速ダウンリンク共有チャネルデータフレームは、複数の論理チャネル識別子(752)を含み、各論理チャネル識別子は、パケットデータユニットの前記複数のブロックのうちの1つのブロックのパケットデータユニットと関連付けられる、請求項7に記載の装置。
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