JP5266110B2 - 移動端末、および移動情報収集システム - Google Patents
移動端末、および移動情報収集システム Download PDFInfo
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Description
そのような従来のナビゲーション装置として、例えば、道幅データと自車両の車幅データとに基づいてすれ違い困難な道路区間を解析する手段を備え、解析したすれ違い困難な道路区間を自車両の運転者に報知するナビゲーション装置が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
上記従来のナビゲーション装置によれば、どこで対向車とすれ違えばよいかを運転者に事前に知らせて、狭い道路を安全に走行するように支援することが可能である。
本発明は、収集後のデータ処理に要する時間が少なくなるようにデータを収集する移動端末、移動端末の制御方法、移動端末用コンピュータプログラム、および移動情報収集システムを提供することを目的とする。
なお、上述した特徴は、本発明の特徴のすべてを列挙したものではなく、これらを要部とする構成(または方法)もまた発明となり得る。
図1は、本実施例の移動情報収集システムの構成を示す図である。本実施例における移動情報収集システムは、車両4に搭載される移動端末1、およびこの移動端末1と無線通信を介して接続される情報センター2より構成されるものである。
本実施例の移動端末1は、車両4に取り付けが可能で、かつ携帯して持ち運びすることが可能なPND(Personal Navigation Device)であり、位置情報取得部11、計算機12、無線機14、入力部15および表示部16を備えている。
本実施例の情報センター2は、移動端末1より送信された通行情報を収集する情報収集用サーバであり、通信部21、入力部22、表示部23、および計算機24を備えている。
図4は、移動端末1の全体の処理の流れを示すフローチャートである。
まず、移動端末1の計算機12は、位置情報取得部11により、移動端末1の位置情報を検出させる処理を実行する(ステップS51)。なお、本実施例においては、位置情報取得部11は、位置情報を検出した時刻を検出する機能も有している。具体的には、本実施例における移動端末1の位置情報取得部11は、数秒間に1回のタイミングで位置情報を検出するようにしており、また、タイミングをユーザが自由に設定調整することを可能なものとしている。
ステップS51が終了すると、移動端末1の計算機12は、位置情報と、位置情報を検出したときの時刻とを関連させ、これを通行情報として生成する処理を実行する。本実施例においては位置情報取得部11がGPS受信機であることにより、高層ビル密集地帯や山あい等の道路上では大きな誤差が発生するため、移動端末1の計算機12は、生成した通行情報を、地図情報記憶部122を参照して読み出した地図情報に含まれるいずれかの道路のリンク上に位置するように修正するマップマッチング処理を行なっている(ステップS52)。具体的には、移動端末1の計算機12は、通行情報のうちの位置情報を最近傍の道路上へ垂線を下ろした地点を求めることにより通行情報を修正する処理を行なっている。
ステップS54が終了すると、移動端末1の計算機12は、この通行情報記憶部121に保持されているデータ群を用いてすれ違いが困難な可能性がある暫定すれ違い困難道路区間を特定して送信する処理を実行する(ステップS55)。
移動端末1の計算機12には、解析時間よりも長い時間に定められた保持時間が予め設定されており、移動端末1の計算機12は、通行情報記憶部121に記憶されている通行情報について、この保持時間を経過しているかどうかを判定する処理を実行する(ステップS56)。具体的には、移動端末1の計算機12は、保持時間を経過したと判定(ステップS56:Yes)した通行情報を消去する処理を実行する(ステップS57)し、保持時間を経過していないと判定(ステップS56:No)した通行情報についてはステップS54に戻す処理を実行して通行情報記憶部121に保持する。通行情報は、保持時間を経過したと判定される(ステップS56:Yes)まで、上述した暫定すれ違い困難道路区間を特定する処理のステップS55に採用される。なお、新しい通行情報が、次々に通行情報記憶部121へ記憶されていき、その都度、暫定すれ違い困難道路区間を特定する処理が実行されていくが、一度暫定すれ違い困難道路区間であると特定された区間の通行情報は以降の処理には採用されない。
このようにして移動端末1が特定したすれ違いが困難な可能性がある通行情報の群を利用して、情報センター2が、すれ違いが困難と思われるすれ違い困難道路区間を推定する。
情報サーバ2の計算機24は、複数の移動端末1から受信した通行情報の群71〜78を収集した統計情報70を記憶する処理を実行する(ステップS61)。本実施例において統計情報70には、道幅が狭い区間Xの一方側から侵入したときの通行情報の群71〜74、および道幅が狭い区間Xの他方側から侵入したときの通行情報の群75〜78の2通りが収集されている。
ステップS61が終了すると、情報サーバ2の計算機24は、この統計情報記憶部242に記憶されている統計情報70に基づいて、対向しあう車両同士の通行を制限するすれ違い困難道路区間を推定する処理を実行する(ステップS62)。具体的には、情報サーバ2の計算機24は、統計情報70について、地図情報記憶部243を参照して、道路上における通行情報の群71〜78の存在数を算出し、存在数が予め設定した第1閾値以上となる区間を対向しあう前記車両同士の通行を制限するすれ違い困難道路区間であると推定する。すなわち、本実施例においては、情報サーバ2の計算機24は、統計情報70に基づいて、通行情報の群71〜78がつながっている区間をすれ違い困難道路区間と推定している。
2…情報センター
4…車両
11…位置情報取得部
121…暫定すれ違い困難道路区間特定部
122…通行情報記憶部
141…送信部
Claims (6)
- 車両に搭載され情報センターに無線通信により接続される移動端末において、
前記移動端末の位置情報を検出する位置情報取得部と、
前記位置情報とその取得時刻情報とを関連させた通行情報を記憶する通行情報記憶部と、
前記通行情報記憶部に記憶されている時間的に連続した前記通行情報に基づいて、所定の規定内に道路の同一区間を3回連続して通過した暫定すれ違い困難道路区間を特定する暫定すれ違い困難道路区間特定部と、
前記暫定すれ違い困難道路区間に関する前記通行情報を、前記無線通信を介して前記情報センターに送信する送信部と
を備えたことを特徴とする移動端末。 - 前記規定は予め定められた解析時間であり、前記通行情報記憶部は、記憶している前記通行情報を、前記解析時間よりも長い予め定められた保持時間を経過した後に消去することを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
- 道路情報を含む地図情報を記憶する地図情報記憶部を備え、
前記通行情報記憶部は、前記通行情報を、前記地図情報に含まれるいずれかの道路上に位置するように修正して記憶することを特徴とする請求項1に記載の移動端末。 - 前記暫定すれ違い困難道路区間特定部において、前記暫定すれ違い困難道路区間は、2回目の通過時の通行方向が、1回目および3回目の通過時の通行方向に対して逆方向であることを特徴とする請求項1に記載の移動端末。
- 車両に搭載される複数の移動端末、および該移動端末と無線通信により接続される情報センターを含む移動情報収集システムにおいて、
前記移動端末は、
前記移動端末の位置情報を検出する位置情報取得部と、
前記位置情報とその取得時刻情報とを関連させた通行情報を記憶する通行情報記憶部と、
前記通行情報記憶部に記憶されている時間的に連続した前記通行情報に基づいて、所定の規定内に道路の同一区間を3回連続して通過した暫定すれ違い困難道路区間を特定する暫定すれ違い困難道路区間特定部と、
前記暫定すれ違い困難道路区間に関する前記通行情報を、前記無線通信を介して前記情報センターに送信する送信部とを備え、
前記情報センターは、
複数の前記移動端末から受信した前記通行情報を収集した統計情報を記憶する統計情報記憶部と、
前記統計情報に基づいて、前記通行情報が含まれる区間を含むすれ違い困難道路区間を推定するすれ違い困難道路区間推定部と
を備えたことを特徴とする移動情報収集システム。 - 前記すれ違い困難道路区間推定部は、前記通行情報における2回目の通過から3回目の通過への変位点が集中している地点を前記すれ違い困難道路区間から除くことを特徴とする請求項5に記載の移動情報収集システム。
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