JP5265411B2 - アンテナ装置及び電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ装置及びこれを備えた電子機器に関する。
昨今、Radio Frequency Identification(RFID)システムを利用した在庫管理、商品管理、流通管理等が行われている。RFIDシステムは、以下のように構築されている。まず、ホストコンピュータとリーダライタとが接続され、アンテナ装置が組み込まれたタグと称されるメモリが管理対象物に装着される。タグには管理対象物に関する種々の情報(対象物情報)が蓄積されている。そして、リーダライタを介してタグとホストコンピュータとの間で対象物情報の送受信が行われる。このようにタグからホストコンピュータへの対象物情報の読み出し、ホストコンピュータからタグへの対象物情報の書き込みが行われることにより、管理対象物のトレーサビリティが達成される。
このようなRFIDシステムに用いられるアンテナ装置は、広帯域、小型、低姿勢であることが求められる。さらに、取り付け対象物の物性にアンテナ特性が左右されないことも求められている。
従来、アンテナ装置に対するこのような要求を満たすべく、種々の提案がされている。例えば、アンテナ装置において、誘電体基板の表面に、異なる共振周波数を有する平面状のアンテナ素子がそれぞれインピーダンス調整用の伝送線路で給電部にて結合されるアンテナ装置が知られている(特許文献1参照)。また、金属近接面ではスロットアンテナとして機能し、そして、金属面から離れると従来の一般的なアンテナとして機能するアンテナ構成も知られている(特許文献2参照)。
特開2006−287452号公報 米国特許第6914562号明細書
現在、無線local area network(LAN)、携帯電話、Ultra Wide Band(UWB)システム等ではその帯域に対応して、広帯域アンテナやマルチバンド用のストリップアンテナが考案されている。こうした広帯域化、マルチバンド化、小型化の傾向は、RFIDシステムに用いられるアンテナ装置にも要求される。これは、RFIDシステムに用いられるアンテナ装置は、使用される周囲環境の影響を受けやすく、かつ世界的に使用周波数が異なること等を背景としている。 より具体的には、UHF帯RFIDタグは、米国915MHz、日本953MHz、欧州860MHzの周波数が割り当てられている。このような状況下、世界中で共通してRFIDタグを使用するためには、これらの周波数をカバーするアンテナ装置が必要になる。
しかしながら、従来の一般的なマイクロストリップアンテナであるダイポールアンテナ、パッチアンテナに関してはそれぞれ次のような長短がある。
まず、アンテナ素子2a、2bの間に給電点3を配置したダイポールアンテナ1の一例を図1に示す。また、図2に、このようなダイポールアンテナ1のアンテナゲイン特性の一例を示し、図3に給電点インピーダンス特性の一例について示す。このように、理想的なアンテナ構成・環境を実現できる条件下では、広帯域を実現することができる。
ところが、このようなダイポールアンテナ1であっても、小型化のため、アンテナパターンを屈曲させると狭帯域となり、アンテナゲインの低下を招く。また、金属等、対象物の材質の影響も受ける易くなる。
図4は、ダイポールアンテナをRFIDタグ用のアンテナ装置として用いるために小型化した場合のアンテナゲイン特性の一例を示し、図5は、同様の場合の、給電点インピーダンス特性の一例を示している。これらの図から明らかなように、ダイポールアンテナを小型化すると狭帯域となり、アンテナゲインの低下を招いてしまう。
次に、従来の基本的なパッチアンテナを用いたRFIDタグ用のアンテナ装置4を模式的に図6に示す。図7に、このようなアンテナ装置4のアンテナゲイン特性の一例を示し、図8に給電点インピーダンス特性の一例について示す。アンテナ装置4は、グランド5、パッチアンテナ部6、給電点8を備えている。
このようなパッチアンテナを用いたアンテナ装置4は、ダイポールアンテナと比較すると、放射特性の帯域幅は狭い。グランドを有するアンテナ基板を使用するため、片側のみの放射特性となる。また、グランド面を取り付け対象物に対抗する面とすれば、金属対応も可能となるが、帯域は狭い。特に、RFIDタグとして要求される低姿勢化、すなわち、アンテナ基板厚さを薄くしていくと、さらに帯域が狭くなる傾向が認められる。通常、パッチアンテナの広帯域化は複数の共振器を種々の方法で結合させるとともに、アンテナ基板厚さを厚くすることによって実現されることが多い。たとえば、基板厚さを3mm以上とすることによって広帯域化を図ることがある。図9は、RFIDタグ用のアンテナとしてパッチアンテナを用い、広帯域設計を行った場合のアンテナゲイン特性の一例を示し、図10に給電点インピーダンス特性の一例について示す。図9に示すように従来のパッチアンテナでは、広帯域化を行ったことにより、アンテナゲイン特性が低下してしまう。また、基板厚さ自体も厚くなる。
ここで、従来のアンテナの一般的な設計思想、原理について説明する。
一般にストリップアンテナは、アンテナ基板上に共振器を実現し、Large Scale Integration(LSI)等を用いた送信装置の出力インピーダンスと共役整合できる共振器上の位置を給電点とすることで実現する。より具体的には、ダイポールアンテナ、パッチアンテナ等のアンテナ基本構成は、1つの共振器を形成し、その共振器上の、信号原インピーダンスと共役整合するポイントを給電点とする。ここで、整合のために整合回路を使う場合もある。
パッチアンテナの場合は、広帯域化のために、共振周波数の異なる複数の共振器を組み合わせることがあるが、このようなアンテナであっても、所望の広帯域をカバーできない場合が生じ得る。
以上説明したように、UHF帯でRFIDタグ用マイクロストリップアンテナを実現する場合、アンテナ装置の小型化、広帯域化、低姿勢化、金属対応可能であることという、RFIDタグに対する要求を同時に満たすことは困難である。
そこで、本発明は、前記従来のアンテナ装置とは異なる構成で、アンテナ装置の広帯域化、小型化、低姿勢化、金属対応可能を図ることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明開示のアンテナ装置は、誘電体基板と、当該誘電体基板の一方の面に設けられたグランド電極と、同一の共振周波数とQ値とを有すると共に前記誘電体基板の他方の面に設けられ、それぞれ矩形であって、対向配置されるとともに、それぞれ一方の端を前記グランド電極と接続したショート端とし、他方の端をオープン端とした第1アンテナ素子および第2アンテナ素子と、当該第1アンテナ素子および第2アンテナ素子のそれぞれにおいて前記ショート端と前記オープン端とに挟まれた辺縁であって、互いに対向する辺縁同士を接続する伝送線路と、当該伝送線路上に設けられた給電部と、を備えることを特徴としている。
本明細書開示のアンテナ装置は、共振周波数が同一な複数の共振器を伝送線路で結合して、その共振特性を組み合わせている。これにより、所要の周波数特性を満足するようにし、そして、LSI等を用いた送信装置の出力インピーダンスと共役整合する位置を給電点とするものである。
本明細書開示のアンテナ装置によれば、同一の共振周波数を有する複数のアンテナ素子を用いて広帯域化を実現することができる。
図1は、従来のダイポールアンテナの一例を示す説明図である。 図2は、従来のダイポールアンテナのアンテナゲイン特性の一例を示すグラフである。 図3は、従来のダイポールアンテナの給電点インピーダンス特性の一例を示すグラフである。 図4は、ダイポールアンテナをRFIDタグ用のアンテナ装置として用いるために小型化した場合のアンテナゲイン特性の一例を示すグラフである。 図5は、図4と同様の場合の、給電点インピーダンス特性の一例を示すグラフである。 図6は、従来のパッチアンテナを用いたRFIDタグ用のアンテナ装置を模式的に示す図である。 図7は、図6に示すアンテナ装置のアンテナゲイン特性の一例を示すグラフである。 図8は、図6に示すアンテナ装置の給電点インピーダンス特性の一例を示すグラフである。 図9は、RFIDタグ用のアンテナとして従来のパッチアンテナを用い、広帯域設計を行った場合のアンテナゲイン特性の一例を示すグラフである。 図10は、図9と同様の場合の給電点インピーダンス特性の一例を示すグラフである。 図11は、実施例1のRFIDシステムに用いられるタグの斜視図である。 図12は、実施例1のアンテナ装置のアンテナゲイン特性を示すグラフである。 図13は、実施例1のアンテナ装置における入力インピーダンス特性を示すグラフである。 図14は、実施例2のRFIDシステムに用いられるタグの斜視図である。 図15は、実施例2のアンテナ装置のアンテナゲイン特性を示すグラフである。 図16は、実施例3のアンテナ装置における入力インピーダンス特性を示すグラフである。 図17は、実施例3のRFIDシステムに用いられるタグの斜視図である。 図18は、実施例3のアンテナ装置のアンテナゲイン特性を示すグラフである。 図19は、実施例3のアンテナ装置における入力インピーダンス特性を示すグラフである。 図20は、他のRFIDシステムに用いられるタグの斜視図である。
以下、本発明の最良の実施形態について、添付図面を参照しつつ説明する。
図11は、RFIDシステムに用いられるタグ100の斜視図である。タグ100は、Large Scale Integration(LSI)300が装着されたアンテナ装置200を備えている。タグ100は、本発明の電子機器の一例である。なお、タグ100が実際に使用されるときは、タグ100の周囲に外皮が装着されるが、ここでは、外皮は省略している。
アンテナ装置200は、誘電体基板26と、この誘電体基板26の一方の面に設けられたグランド電極29を備えている。また、アンテナ装置200は、誘電体基板26の他方の面に設けられた第1アンテナ素子21、第2アンテナ素子25を有する。さらに、アンテナ装置200は、第1アンテナ素子21と第2アンテナ素子25とを接続する第1伝送線路22、第2伝送線路24を備えている。第1伝送線路22は、第1アンテナ素子21から延び、第2伝送線路24は、第2アンテナ素子25から延びている。そして、第1伝送線路22の端部と第2伝送線路24の端部とが対向するように配置されている。第1伝送線路22の端部と第2伝送線路24の端部とが対向した部分が給電部23とされている。さらに第1アンテナ素子21は誘電体基板26の縁に設けられた電極27によってグランド電極29に接続され、第2アンテナ素子25は誘電体基板26の縁に設けられた電極28によってグランド電極29に接続される。
このようなアンテナ装置200の各部の寸法は、以下の如くである。まず、誘電体基板26の長さL1は、L1=38mm、幅W1は、W1=40mmである。また、誘電体基板26の厚さT1は、T1=1mmである。さらに、第1アンテナ素子21の長さL2は、L2=36mmであり、幅W2は、W2=12mmである。第2アンテナ素子25は、第1アンテナ素子21と同一の寸法を有している。そして、第1アンテナ素子21と第2アンテナ素子25との間隔W3は、12mmに設定されている。
ここで、第1アンテナ素子21と、第2アンテナ素子25は、以下の条件を有する素子が選択されている。
本実施例における第1アンテナ素子21、第2アンテナ素子25は、いずれも誘電体基板26上にプリントされて形成されており、一方の端がショートされ、他端が開放されたオープン端を有している。
このようにショート端とオープン端を有する場合に、第1アンテナ素子21の長さをL2+T1とすると、第1アンテナ素子21は、
R1=c/4(L2+T1)√εr (cは光速、εrは誘電体基板の比誘電率)
の周波数で共振するλ/4マイクロストリップ共振器として機能する。
同様に、第2アンテナ素子25の長さをL2+T1とすると、第2アンテナ素子25は、
R2=c/4(L2+T1)√εr (cは光速、εrは誘電体基板の比誘電率)
の共振周波数で共振するλ/4マイクロストリップ共振器として機能する。
このようにアンテナ装置200は、λ/4マイクロストリップ共振器を2個備えた構成となる。
なお、第1アンテナ素子21、第2アンテナ素子25の長さをいずれもL2+T1としているのは、誘電体基板26の厚み分T1の距離を考慮したものである。
このような第1アンテナ素子21と、第2アンテナ素子25とは、以下の様な関係を有する。
(1)第1アンテナ素子21の共振周波数をfR1とし、第2アンテナ素子25の共振周波数をfR2としたときに、
R1=fR2
の関係が成立すること。
(2)第1アンテナ素子21のQ値をQ1とし、第2アンテナ素子25のQ値をQ2としたときに、
Q1=Q2
の関係が成立すること。
そして、Q値は、一般式として、
Q=(1/R)×(L/C)1/2
と表すことができる。
共振器として機能するアンテナ素子は、インダクタンス素子Lとキャパシタンス素子Cとを組み合わせた等価回路に置き換えて表すことができる。
アンテナ素子を共振器に見立て、複数のアンテナ素子を伝送線路で接続する場合、アンテナ素子は、以下のように振る舞う。
すなわち、アンテナ素子は、分布定数理論に基づいて、オープン端から入出力ポートまでの距離において、λ/4よりも短い範囲ではC性として動作し、ショート端から入出力ポートまでの距離において、λ/4よりも短い範囲ではL性として動作する。さらに、誘電体基板上に配置されるアンテナ素子の特性インピーダンスは、その寸法と、誘電体基板の厚さとで規定される。
以上より、第1アンテナ素子21のQ値は、第1アンテナ素子21の寸法、入出力ポートの位置、誘電体基板26の厚さによって規定される。同様に、第2アンテナ素子25のQ値は、第2アンテナ素子25の寸法、入出力ポートの位置、誘電体基板26の厚さによって規定される。
第1アンテナ素子21及び第2アンテナ素子25の長さL2、幅W2、誘電体基板26の厚さT1は、以上の観点から所望のQ値が得られるように定められる。
第1アンテナ素子21と第2アンテナ素子25とを接続する第1伝送線路22+第2伝送線路24の長さは、第1アンテナ素子21、第2アンテナ素子25の共振周波数fR1=fR2のλ/4となっている。
また、給電部23の位置は、信号源インピーダンスと共役整合するポイントに設定されている。この給電部23には、RFID用のLSI300が装着され、この給電部23に給電される。アンテナ装置200は、給電部23にLSI300が装着されることによりタグ100を形成する。
以上のように構成されるアンテナ装置200のアンテナゲイン特性(2Patch1アンテナゲイン特性)を、図12に示す。図2や図4に示したダイポールアンテナのアンテナゲイン特性、あるいは図7に示したパッチアンテナを広帯域化した場合のアンテナゲイン特性と比較すると、アンテナ装置200は、非常に広範囲に亘って良好なゲイン特性を得ている。
RFIDシステムを構築するタグ100は、例えば、世界中を流通する商品に装着される。このため、タグ100とホストコンピュータとの間の対象物情報の送受信は、世界各地で行われる。ここで、現在RFIDシステムに割り当てられた周波数を地域別にみてみると、欧州では860MHz、米国では915MHz、日本では953MHzとなっている。比較例のパッチアンテナでは、これらの全ての帯域をカバーするように広帯域化を図ったものであるが、広帯域化のためにアンテナゲイン特性が低下している。また、アンテナ基板も厚いものを使用している。これに対し、本実施例のアンテナ装置200は、これらの全ての帯域をカバーするとともに、アンテナ基板、すなわち、誘電体基板26の厚さが1mmとされ、低姿勢(Low Profile)化も達成されている。
このように、アンテナ装置200は、裏面にグランド電極を有するマイクロストリップアンテナであり、装置の小型化、薄型化が可能であり、金属にも対応できるものとなっている。
なお、図13に、図11に示すアンテナ装置200における入力インピーダンス特性を示す。図13を参照する限り、入力インピーダンス特性においては従来のアンテナに比べて改善されていないように見える。しかし、これは、アンテナの放射特性はアンテナ電極上の電流分布によって決定されるため、必ずしもアンテナゲインの改善が入力インピーダンスの特性改善とは一致しないためと考えられる。
次に、実施例2について、図14乃至図16を参照しつつ説明する。
図14は、RFIDシステムに用いられるタグ101の斜視図である。タグ101は、Large Scale Integration(LSI)300が装着されたアンテナ装置400を備えている。タグ101は、本発明の電子機器の一例である。なお、タグ101が実際に使用されるときは、タグ101の周囲に外皮が装着されるが、ここでは、外皮は省略している。
アンテナ装置400は、誘電体基板46と、この誘電体基板46の一方の面に設けられたグランド電極29を備えている。また、アンテナ装置400は、誘電体基板46の他方の面に設けられた第1アンテナ素子41、第2アンテナ素子45を有する。さらに、アンテナ装置400は、第1アンテナ素子41と第2アンテナ素子45とを接続する第1伝送線路42、第2伝送線路44を備えている。第1伝送線路42は、第1アンテナ素子41から延び、第2伝送線路44は、第2アンテナ素子45から延びている。そして、第1伝送線路42の端部と第2伝送線路44の端部とが対向するように配置されている。第1伝送線路42の端部と第2伝送線路44の端部とが対向した部分が給電部43とされている。さらに第1アンテナ素子41は誘電体基板46の縁に設けられた電極47によってグランド電極49に接続され、第2アンテナ素子45は誘電体基板46の縁に設けられた電極48によってグランド電極29に接続される。ここで、電極47と電極48とは、実施例1の場合と異なり誘電体基板46の異なる縁に配置されている。
このようにアンテナ装置400は、実施例1のアンテナ装置200と類似しているが、各部の寸法が異なっている。アンテナ装置400の各部の寸法は、以下の如くである。まず、誘電体基板46の長さL3は、L3=30mm、幅W4は、W4=52mmである。また、誘電体基板46の厚さT2は、T2=1mmである。さらに、第1アンテナ素子41の長さL4は、L4=26mmであり、幅W5は、W5=18mmである。第2アンテナ素子45は、第1アンテナ素子41と逆向きに配置されているが、第1アンテナ素子41と同一の寸法を有している。そして、第1アンテナ素子41と第2アンテナ素子45との間隔W6は、12mmに設定されている。
ここで、第1アンテナ素子41と、第2アンテナ素子45は、実施例1の場合と同様に以下の条件を有する素子が選択されている。
本実施例における第1アンテナ素子41、第2アンテナ素子45は、いずれも誘電体基板46上にプリントされて形成されており、一方の端がショートされ、他端が開放されたオープン端を有している。
このようにショート端とオープン端を有する場合に、第1アンテナ素子41の長さをL4+T2とすると、第1アンテナ素子41は、
R1=c/4(L4+T2)√εr (cは光速、εrは誘電体基板の比誘電率)
の周波数で共振するλ/4マイクロストリップ共振器として機能する。
同様に、第2アンテナ素子45の長さをL4+T2とすると、第2アンテナ素子25は、
R2=c/4(L4+T2)√εr (cは光速、εrは誘電体基板の比誘電率)
の共振周波数で共振するλ/4マイクロストリップ共振器として機能する。
このようにアンテナ装置400は、λ/4マイクロストリップ共振器を2個備えた構成となる。
なお、第1アンテナ素子41、第2アンテナ素子45の長さをいずれもL4+T2としているのは、誘電体基板46の厚み分T2の距離を考慮したものである。
このような第1アンテナ素子41と、第2アンテナ素子45とは、以下の様な関係を有する。
(1)第1アンテナ素子41の共振周波数をfR1とし、第2アンテナ素子45の共振周波数をfR2としたときに、
R1=fR2
の関係が成立すること。
(2)第1アンテナ素子41のQ値をQ1とし、第2アンテナ素子45のQ値をQ2としたときに、
Q1=Q2
の関係が成立すること。
そして、Q値は、一般式として、
Q=(1/R)×(L/C)1/2
と表すことができる。
共振器として機能するアンテナ素子は、前記のようにインダクタンス素子Lとキャパシタンス素子Cとを組み合わせた等価回路に置き換えて表すことができる。アンテナ素子を共振器に見立て、複数のアンテナ素子を伝送線路で接続する場合のアンテナ素子の振る舞いは、実施例1において説明した通りである。
以上より、第1アンテナ素子41のQ値は、第1アンテナ素子41の寸法、入出力ポートの位置、誘電体基板46の厚さによって規定される。同様に、第2アンテナ素子45のQ値は、第2アンテナ素子45の寸法、入出力ポートの位置、誘電体基板46の厚さによって規定される。
第1アンテナ素子41及び第2アンテナ素子45の長さL4、幅W5、誘電体基板46の厚さT2は、以上の観点から所望のQ値が得られるように定められる。これらの点は、実施例1の場合と同様である。
第1アンテナ素子41と第2アンテナ素子45とを接続する第1伝送線路42+第2伝送線路44の長さは、第1アンテナ素子41、第2アンテナ素子45の共振周波数fR1=fR2のλ/4となっている。
また、給電部43の位置は、信号源インピーダンスと共役整合するポイントに設定されている。この給電部43には、RFID用のLSI300が装着され、この給電部43に給電される。アンテナ装置400は、給電部43にLSI300が装着されることによりタグ101を形成する。
以上のように構成されるアンテナ装置400のアンテナゲイン特性(2Patch3アンテナゲイン特性)を、図15に示す。図2や図4に示したダイポールアンテナのアンテナゲイン特性、あるいは図7に示したパッチアンテナを広帯域化した場合のアンテナゲイン特性と比較すると、アンテナ装置400は、非常に広範囲に亘って良好なゲイン特性を得ている。
このように、アンテナ装置400は、裏面にグランド電極を有するマイクロストリップアンテナであり、装置の小型化、薄型化が可能であり、金属にも対応できるものとなっている。
なお、図16に、図14に示すアンテナ装置400における入力インピーダンス特性を示す。図16を参照する限り、入力インピーダンス特性においては従来のアンテナに比べて改善されていないように見える。しかし、これは、アンテナの放射特性はアンテナ電極上の電流分布によって決定されるため、必ずしもアンテナゲインの改善が入力インピーダンスの特性改善とは一致しないためと考えられる。
次に、実施例2のアンテナ装置600について、図17を参照しつつ説明する。図17は、アンテナ装置600を組み込んだタグ102の斜視図である。アンテナ装置600が実施例1のアンテナ装置200と異なる点は、以下の点である。実施例1のアンテナ装置200の第1アンテナ素子21、第2アンテナ素子25は、いずれも誘電体基板26上にプリントされて形成されており、一方の端はショート、他端が開放されたオープン端を有している。これに対し、実施例2のアンテナ装置600の第1アンテナ素子61、第2アンテナ素子65は、両端が開放されたオープン端を有している。すなわち、実施例2のアンテナ装置600は、第1アンテナ素子61、第2アンテナ素子65の両端がオープン端であり、一方がショート端となっている実施例1のアンテナ装置100と異なる。
なお、誘電体基板66の一方の面にグランド電極69が設けられている点は、実施例1の場合と同様である。
このようなアンテナ装置600の各部の寸法は、以下の如くである。まず、誘電体基板66の長さL5は、L5=70mm、幅W7は、W7=40mmである。また、誘電体基板66の厚さT3は、T3=1mmである。さらに、第1アンテナ素子61の長さL6は、L6=66mmであり、幅W8は、W8=8mmである。第2アンテナ素子65は、第1アンテナ素子61と同一の寸法を有している。そして、第1アンテナ素子61と第2アンテナ素子65との間隔W9は、10mmに設定されている。
このように両端に開放されたオープン端を有する場合に、第1アンテナ素子61の長さをL6とすると、第1アンテナ素子61は、
R1=c/2L6√εr (cは光速、εrは誘電体基板の比誘電率)
の周波数で共振するλ/2マイクロストリップ共振器として機能する。
同様に、第2アンテナ素子65の長さをL6とすると、第2アンテナ素子65は、
R2=c/2L6√εr (cは光速、εrは誘電体基板の比誘電率)
の周波数で共振するλ/2マイクロストリップ共振器として機能する。
このようにアンテナ装置600は、λ/2マイクロストリップ共振器を2個備えた構成となる。
Q値は、前記のように、一般式として、
Q=(1/R)×(L/C)1/2
と表すことができる。
共振器として機能するアンテナ素子は、インダクタンス素子Lとキャパシタンス素子Cとを組み合わせた等価回路に置き換えて表すことができる。
アンテナ素子を共振器に見立て、複数のアンテナ素子を伝送線路で接続する場合、アンテナ素子は、以下のように振る舞う。すなわち、アンテナ素子は、分布定数理論に基づいて、オープン端から入出力ポートまでの距離において、λ/4よりも短い範囲ではC性として動作し、λ/4よりも長い範囲ではL性として動作する。さらに、誘電体基板上に配置されるアンテナ素子の特性インピーダンスは、その寸法と、誘電体基板の厚さとで規定される。
以上より、第1アンテナ素子61のQ値は、第1アンテナ素子61の寸法、入出力ポートの位置、誘電体基板66の厚さによって規定される。同様に、第2アンテナ素子65のQ値は、第2アンテナ素子65の寸法、入出力ポートの位置、誘電体基板2の厚さによって規定される。
第1アンテナ素子61の長さL6、幅W8、第2アンテナ素子65の長さL6、幅W8、誘電体基板66の厚さT3は、以上の観点から所望のQ値が得られるように定められる。
第1アンテナ素子61と第2アンテナ素子65とを接続する第1伝送線路62の長さと第2伝送線路64の長さを合わせた長さは、第1アンテナ素子61、第2アンテナ素子65の共振周波数fR1=fR2のλ/4となっている。
また、給電部23の位置は、信号源インピーダンスと共役整合するポイントに設定されている。この給電部23には、RFID用のLSI300が装着され、給電される。
このようなアンテナ装置600は、実施例1のアンテナ装置100と同様に広帯域化、小型化、低姿化、金属対応可能を実現することができる。
以上のように構成されるアンテナ装置600のアンテナゲイン特性(2Patch2アンテナゲイン特性)を、図18に示す。図2や図4に示したダイポールアンテナのアンテナゲイン特性、あるいは図7に示したパッチアンテナを広帯域化した場合のアンテナゲイン特性と比較すると、アンテナ装置600は、非常に広範囲に亘って良好なゲイン特性を得ている。また、実施例1と同様に誘電体基板66の厚さが1mmとされ、低姿勢(Low Profile)化も達成されている。
なお、図19に、図17に示すアンテナ装置600における入力インピーダンス特性を示す。図19を参照する限り、入力インピーダンス特性においては従来のアンテナに比べて改善されていないように見える。しかし、これは、アンテナの放射特性はアンテナ電極上の電流分布によって決定されるため、必ずしもアンテナゲインの改善が入力インピーダンスの特性改善とは一致しないためと考えられる。
図20にアンテナ装置600の変形例であるアンテナ装置800を示す。アンテナ装置800は、アンテナ装置600の第1伝送線路62、第2伝送線路64に代えて、第1伝送線路82、第2伝送線路84を備えている。アンテナ装置800の他の構成要素は、アンテナ装置600の構成要素と共通する。第1伝送線路82、第2伝送線路84は、互い違いになるように配置されている。このような構成であっても、前述した共振周波数及びQ値の特性が満たされていれば、アンテナ装置600と同様の良好なアンテナゲイン特性を得ることができる。
この結果、実施例1のアンテナ装置1と同様に世界各地で採用されているRFIDシステムの異なる帯域をカバーすることができる。
以上、本明細書開示の発明の好ましい実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形、変更が可能である。
21,41,61…第1アンテナ素子
22,42,62,82…第1伝送線路
23,43,63…給電部
24,44,64…第2伝送線路
25,45,65…第2アンテナ素子
26,46,66…誘電体基板
27,28,47,48…電極
29,49,69…グランド電極
100,101,102…タグ
200,400,600,800…アンテナ装置
300…LSI

Claims (2)

  1. 誘電体基板と、
    当該誘電体基板の一方の面に設けられたグランド電極と、
    同一の共振周波数とQ値とを有すると共に前記誘電体基板の他方の面に設けられ、それぞれ矩形であって、対向配置されるとともに、それぞれ一方の端を前記グランド電極と接続したショート端とし、他方の端をオープン端とした第1アンテナ素子および第2アンテナ素子と、
    当該第1アンテナ素子および第2アンテナ素子のそれぞれにおいて前記ショート端と前記オープン端とに挟まれた辺縁であって、互いに対向する辺縁同士を接続する伝送線路と、
    当該伝送線路上に設けられた給電部と、
    を備えることを特徴としたアンテナ装置。
  2. 請求項1記載のアンテナ装置を備えたことを特徴とする電子機器。
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