JP5264610B2 - 収納ユニット - Google Patents

収納ユニット Download PDF

Info

Publication number
JP5264610B2
JP5264610B2 JP2009107628A JP2009107628A JP5264610B2 JP 5264610 B2 JP5264610 B2 JP 5264610B2 JP 2009107628 A JP2009107628 A JP 2009107628A JP 2009107628 A JP2009107628 A JP 2009107628A JP 5264610 B2 JP5264610 B2 JP 5264610B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
detection sensor
light source
contact
operation input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009107628A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010254165A (ja
Inventor
純郎 横山
克司 梅原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2009107628A priority Critical patent/JP5264610B2/ja
Publication of JP2010254165A publication Critical patent/JP2010254165A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5264610B2 publication Critical patent/JP5264610B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)

Description

この発明は、収納ユニットに関するものである。
従来から、自動車等の車両の収納ユニットとして、例えば車室内のルーフ前部などにサングラス等の小物を収納する収納部を備え、ルームランプや各種スイッチ類と一体的に形成されたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この収納ユニットの蓋体はユーザの操作指によって一端が押し込まれることでラッチ機構によりロック解除され、操作指を離すと開方向へ揺動するようになっている。
そして近年、車両の多機能化によりスイッチ類が増加傾向にあり、上記収納ユニットにおいてスイッチ類の追加が要望されている。
特開2000−272409号公報
しかしながら、上記従来の収納ユニットに対してスイッチ類を追加した場合、小物類の収納スペースを確保しようとすると収納ユニットが大型化して配置自由度が低下してしまう。一方、収納ユニットの大型化を抑制しようとした場合、小物類の収納スペースを十分に確保することができないという課題がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スイッチ類を追加しつつ小物類の収納スペースが確保可能で且つ配置自由度を向上することが可能な収納ユニットを提供するものである。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した発明は、車室内に設けられラッチ機構によって開閉可能な蓋体(例えば、実施形態における蓋体33)を有した収納ユニット(例えば、実施形態におけるルーフコンソールユニット10、コインポケット70)であって、前記蓋体の車室内側表面(例えば、実施形態における底面36)に車載機器を操作可能な操作部(例えば、実施形態における操作部50)を設けるとともに、該操作部への人体の接触を検知する接触検知センサ(例えば、実施形態における接触検知センサ57)を設け、前記蓋体が閉状態からさらに閉方向に押圧された場合にこの押圧を検知する押圧検知センサ(例えば、実施形態における押圧検知センサ55)を設け、前記接触検知センサにより前記蓋体の車室内側表面への人体の接触が検知され、且つ、前記押圧検知センサにより前記蓋体の押圧が検知された場合に、前記操作部への操作入力がなされたと判定する操作入力判定手段(例えば、実施形態における操作入力判定手段60)を設けたことを特徴とする。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載の発明において、前記操作入力判定手段は、前記蓋体が開状態から閉状態に遷移する際に、前記操作部への操作入力を無効化することを特徴とする。
請求項3に記載した発明は、請求項1又は2に記載の発明において、前記蓋体の内側を照明する光源(例えば、実施形態における光源62)を設け、前記操作部は前記光源による光を透過可能な少なくとも文字または図形からなるスイッチ部(例えば、実施形態におけるスイッチ部S)を備えることを特徴とする。
請求項4に記載した発明は、請求項3に記載の発明において、前記操作部は、前記光源の消灯時に前記スイッチ部が視認不可になる一方、前記光源の点灯時に前記光源による光の透過によって前記スイッチ部が視認可能になる意匠部(例えば、実施形態における意匠材65)を備え、前記接触検知センサにより人体の接触が検知された場合に前記光源を点灯させることを特徴とする。
請求項1に記載した発明によれば、蓋体を操作部の配置スペースとして有効利用できるため従来と比較して大型化することなしに新たな操作部を追加することができるため、収納スペースを確保することができる。また、新たな操作部を追加しない場合には、既存の操作部を蓋体に配置できる分だけ小型化を図ることができる効果がある。
また、接触検知センサにより人体の接触が検出され、さらにこの状態から乗員により蓋体が押圧されたことが押圧検知センサによって検知された場合に初めて操作入力判定手段によって操作部への操作入力がなされたと判定されるので、乗員が誤って蓋体に触れた程度で操作入力がなされたとは判定されず、乗員が操作部への操作意思があり蓋体をしっかり押圧した場合に初めて操作部への操作入力がなされたと判定されるため、操作入力の誤検知を防止することができる効果がある。
請求項2に記載した発明によれば、乗員が蓋体を開状態から閉状態する際に、蓋体が乗員に触れられた状態で押圧されることとなるが、この蓋体を閉状態にするための操作を行うときに操作部への操作入力が無効化されるため、蓋体を閉操作する時の操作部への接触を操作入力として誤検知するのを防止することができる効果がある。
請求項3に記載した発明によれば、蓋体内側の収納スペースを照らす照明と、スイッチ部の照明とを共用化することで部品点数を低減することができるため、低コスト化および省スペース化を図ることができる効果がある。
請求項4に記載した発明によれば、乗員が蓋体表面に触れることで光源が点灯してスイッチ部が視認可能になるため、乗員が必要としないときの防眩と節電とが可能になる効果がある。
また、乗員が必要としないときに意匠部によりスイッチ部が視認不可となるため、乗員が必要としないときの蓋体表面の質感を向上することができる効果がある。
本発明の実施形態におけるルーフコンソールユニットの取り付け状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態におけるルーフコンソールユニットの蓋体が閉状態の斜視図である。 蓋体が開状態の図2に相当する斜視図である。 本発明の実施形態におけるルーフコンソールユニットの蓋体の開閉を説明するための断面図である。 本発明の実施形態におけるルーフコンソールユニットの操作部への操作入力時の蓋体の変位を示す断面図である。 本発明の実施形態におけるルーフコンソールユニットの光源の配置の一例を示す断面図である。 本発明の実施形態におけるルーフコンソールユニットのスイッチ部を示す図であり(a)は正面図、(b)は断面図を示す。 本発明の実施形態の他の実施例におけるコインポケットの取付け状態を示す斜視図である。 本発明の実施形態の他の実施例におけるコインポケットの拡大図である。 本発明の実施形態の変形例を示す図6に相当する断面図である。
次に、この発明の実施形態における収納ユニットについて図面を参照しながら説明する。
図1に示すように、自動車等の車両の車室前方側のルーフ部20にはそれぞれ運転席用のサンバイザー21と助手席用のサンバイザー22とが車幅方向に沿って取り付けられており、これらサンバイザー21,22の間には、この実施形態の収納ユニットであるルーフコンソールユニット10が取り付けられている。
このルーフコンソールユニット10は、その大部分がルーフライニング23とルーフパネル(図示略)との間の空間に配置され、ルーフライニング23の開口部24からその底部11が車室内を臨んでいる。ルーフコンソールユニット10には、その車両前方側の左右に運転席用のマップランプ12および助手席用のマップランプ13がそれぞれ配置され、さらに、これらマップランプ12,13の車両後方側にサングラス等の小物を収納する収納部14が配置される。なお、ルーフコンソールユニット10の車両前方にはルームミラー25が取り付けられている。
図2、図3は、ルーフコンソールユニット10を下方から見た図であって、この図2、図3に示すように収納部14には車幅方向に沿う略矩形状の下部開口部30が形成され、この下部開口部30に、下部開口部30の形状に対応した略矩形状の底壁32を備え光透過性の樹脂で形成された蓋体33が揺動可能に取り付けられている。より具体的には、蓋体33には車幅方向に沿う回転軸35が設けられ、この回転軸35が下部開口部30の車両前方側の側部で軸支され、図2に示す閉状態から蓋体33の後端部の下方への変移を規制するボタン34の解除操作が行われると、蓋体33の後端部が回転軸35を中心にして重力により下方に向かって回動して図3の開位置に至る。
また、ルーフ部20の質感を向上するために、蓋体33が閉状態では、図2に示すように、蓋体33の底面36が下部開口部30周縁の底面37と略面一となるように形成されている。
一方、図3に示すように、蓋体33にはサングラス等を収納するためのポケット部40が形成されている。このポケット部40は、蓋体33が開状態のときに上方となる側に開口を有する箱体41を備えており、上述した底壁32の下部(上述した後端部側)が箱体31の車両前方側の前壁を構成している。なお、図3に示すポケット部40は、サングラスや眼鏡を収納する場合の一例を示しており、左右にレンズ部分を収納するレンズ収納部42,43と、レンズ収納部42,43よりも相対的に浅底で且つ幅が狭く形成されてレンズ間のブリッジ部が収納される中間部44とで構成されている。
図4に示すように、収納部14は、蓋体33を収納する収納凹部45を備えており、この収納凹部45の後壁46には、下方に向かって突出形成され蓋体33が閉操作されたときに箱体41の後壁46に当接して後壁46の変移方向に弾性的に伸縮可能な弾性部材47が取り付けられている。また、ボタン34には収納凹部45の内側に向かって突出する爪部52が形成される一方、箱体41の底部48には箱体41内側に向かって有段成形された段部53が形成され、この段部53へ爪部52が没入することにより蓋体33がボタン34に係止されて蓋体33の閉状態が保持(ラッチ)されるようになっている。なお、上述した爪部52、段部53および弾性部材47によってラッチ機構が構成されている。
そして蓋体33を閉状態にする際、底面36が下部開口部30の周縁の底面37と略面一となる位置(以下、単に閉位置と称す)から、さらに蓋体33を後壁46側(閉方向)に押し込むいわゆるオーバーストロークをした後、弾性部材47によって開側に押し戻されて上記閉位置に戻るときに、ボタン34の爪部52が底壁32の段部53に没入されるようになっている。蓋体33が閉位置に保持される状態では弾性部材47の弾性力によって蓋体33がやや開方向に付勢されており、この開方向への付勢と爪部52の係止力とが釣り合うことで蓋体33が静止される。
そして、上記弾性部材47には、蓋体33が押し込まれたことを検知するタクトスイッチなどからなる押圧検知センサ55が取り付けられており、この押圧検知センサ55の出力が操作入力判定手段60(後述する)に入力される。ここで、爪部52と段部53との係止はボタン34の操作により解除され、このときに弾性部材47の弾性力によって底壁32の後端部が若干開側に押し出される。なお、図4においては図示都合上、後述する蓋体33の光源62、樹脂層64および意匠材65を省略している(以下、図5も同様)。
ところで、上述した蓋体33の底壁32の底面36には図6,7に示すように操作部50が設けられている。この操作部50は、上述したマップランプ12,13のON/OFFや車載機器の操作、例えば図示しないサンルーフの開閉操作等を行う複数のスイッチ部S(図2参照)と、このスイッチ部Sの操作入力を検知する接触検知センサ57と、接触検知センサ57を覆う意匠材65により構成されている。
接触検知センサ57は、フィルム状で光を透過可能に形成された静電容量式の検知センサであって、人体が接近することで生じる静電容量の変化により操作部50への人体接触の有無および人体接触の位置が検知可能となっており、検知結果を操作入力判定手段60へ出力する。
スイッチ部Sは、図7(a)に示すように、文字および図形を接触検知センサ57上に白抜きで印刷したものであって、文字および図形の部分で接触検知センサ57の表裏方向に沿う光が透過可能になっている。
意匠材65は、接触検知センサ57のスイッチ部Sが印刷された面に、塗布または貼付によって設けられるものであり、スイッチ部Sの文字および図形の白抜き部分を透過した光が車室内側から視認可能で且つ操作部50の車室内側の質感が向上されるように例えば、半透明な木目調や黒色などに設定されている。また、スイッチ部Sを光が透過していない場合には、意匠材65を介して車室内側からスイッチ部Sが視認不可になり、前記操作部50が単なる上記黒色や木目調などに視認される。
図6に示すように、ボタン34の側方(紙面奥行き方向)には、箱体41の内部を照明するLEDや電球等からなる光源62が配置されている。蓋体33が開状態のときに光源62によって収納部14内が照明される。
一方、蓋体33が閉状態の場合には、光源62から発散される光は、蓋体33を形成する透明樹脂を導光体として、箱体41底部48側から底壁32内に導入可能になっている。図7(b)に示すように、スイッチ部Sが配置された位置の底壁32の内側面には、凹凸状の反射部32aが形成されて、底壁32に沿って導かれた光が反射部32aによって略直角な方向(図7(b)中、矢印で示す)に反射されるようになっている。また、底壁32と接触検知センサ57との間には反射部32aにより反射された光を透過すると共に若干拡散させる乳白色の樹脂層64が形成されている。なお、箱体41は、蓋体33が閉状態で光源62に対向する底部48の一部分だけが光を透過可能になっており、箱体41のその他の部分は、塗装等によって光が透過しないようになっている。
上記構成により、光源62から発散される光が底壁32によって導かれ、底壁32の裏面側から表面側に向かい、乳白色の樹脂層64を透過した後に上述した接触検知センサ57のスイッチ部Sの文字および図形の部分を透過する。さらにこのスイッチ部Sを透過した光は、スイッチ部Sの表側の意匠材65を透過するので、車室内からはスイッチ部Sの文字および図形の部分のみが発光して視認される。一方、光源62が点灯していない場合には、意匠材65を介してスイッチ部Sの文字および図形の部分が視認不可となる。なお、図7(b)に示すように、乗員が触れるだけでスイッチ部Sの位置が分かるように凸状のエンボス66を意匠材65に形成するようにしてもよい。
操作入力判定手段60は、操作部50への操作入力がなされたか否かを判定するものであり、蓋体33が閉状態で、接触検知センサ57により人体の接触が検知され、且つ、押圧検知センサ55により蓋体33が押圧されて図5の二点鎖線で示すように押し込まれたことが検知された場合に、接触検知センサ57により検出された接触位置に対応する操作部50のスイッチ部Sへの操作入力がなされたと判定する。そして、操作入力判定手段60は、マップランプ12,13のON/OFF用のスイッチ部Sが操作されたと判定された場合には、このON/OFF操作に応じてマップランプ12,13のON/OFF制御を行い、サンルーフの開閉用のSが操作されたと判定された場合には、開操作または閉操作に応じたサンルーフの開閉制御を行う。
また操作入力判定手段60は、図4に示すように蓋体33が開状態から閉状態に遷移する際に、操作部50への操作入力を無効化する。つまり、蓋体33が開状態から閉状態に遷移する際に、乗員が蓋体33に触れることで接触検知センサ57により人体の接触が検知され、且つ、ボタン34により蓋体33の閉状態を保持するために蓋体33を押し込み押圧検知センサ55により蓋体33の押圧が検知されたとしても、操作部50への操作入力が有ったと判定されない。
ここで、上記蓋体33の開状態から閉状態への遷移は、種々の方法で判定可能であり、例えば、接触検知センサ57による接触の検知が予め設定された所定の時間以上継続し、その後押圧検知センサ55により比較的短い(所定時間以下の)押圧の検知があった場合に蓋体33の開状態から閉状態への遷移であると判定することができる。このように判定することで、蓋体33の開閉を検知する専用のセンサ等を新たに設けることなしに蓋体33の開状態から閉状態への遷移を検出することができる。また、例えば蓋体33の回転軸35の回転角度を検知することで蓋体33の開閉状態を判定し、蓋体33が開状態から閉状態へ遷移したと判定された場合に操作部50への操作入力を無効化するようにしてもよい。
さらに操作入力判定手段60は、上述した光源62の点灯および消灯制御を行う。例えば、イグニッションON後の初期状態では光源62を消灯状態とし、接触検知センサ57によって人体の接触が検知された際に、光源62を点灯させ、その後、人体の接触が所定時間無い場合に再度消灯させる。また、蓋体33の開時には光源62を点灯制御する。
すなわち、上述した構成を備えたルーフコンソールユニット10において、まず、乗員が蓋体33の底面36に触れると、光源62が点灯されて意匠材65を介してスイッチ部Sの文字および図形が透過光によって視認可能になる。さらに、視認可能になったスイッチ部Sの中から所望のスイッチ部Sを触れた状態で蓋体33を上方に押し込みオーバーストロークさせると、操作入力判定手段60によって操作部50の当該スイッチ部Sへの操作入力が検知されて、この操作入力に応じた車載機器の制御が行われることとなる。
したがって、上述した実施形態の収納ユニットであるルーフコンソールユニット10によれば、蓋体33を操作部50の配置スペースとして有効利用できるため従来と比較して大型化することなしに新たな操作部50を追加することができるため、収納部14のスペースを確保することができる。また、新たに操作部50を追加しない場合には、既存の操作部50を蓋体33に配置できる分だけ小型化を図ることができる。
また、接触検知センサ57により人体の接触が検出され、さらにこの状態から乗員により蓋体33が押圧されたことが押圧検知センサ55によって検知された場合に初めて操作入力判定手段60によって操作部50への操作入力がなされたと判定されるので、乗員が誤って蓋体33に触れた程度では操作入力がなされたとは判定されず、乗員が操作部50への操作意思があり蓋体33をしっかり押圧した場合に初めて操作部50への操作入力がなされたと判定されるため、操作入力の誤検知を防止することができる。
さらに、蓋体33内側の収納スペースを照らす照明と、操作部50のバックライトとを一の光源62で共用化することで部品点数を低減することができるため、低コスト化および省スペース化を図ることができる。
そして、乗員が蓋体33の底面36に触れることで光源62が点灯して意匠材65を介してスイッチ部Sが視認可能になるため、乗員が必要としないときの防眩と節電とが可能になる。
また、操作部50の不使用時に意匠材65を介してスイッチ部Sが視認不可であるため、操作部50の不使用時における蓋体33表面の質感を向上することができる。
なお、この発明は上述した実施形態のルーフコンソールユニット10に限られず、開閉可能な蓋体を備えた収納ユニットであれば良く、例えば、他の実施例として図8に示すように、ステアリングホイール69の周辺に配置されるコインポケット70などにも適用可能である。
このコインポケット70は、図9に示すように、下部に回転軸71を備えた蓋体72を備え、この蓋体72の外面側にシート状の接触検知センサ74を備えると共に上述したルーフコンソールユニット10の蓋体33の操作部50と同様な構成の操作部73を備えている。そして、この蓋体72の上部には蓋体72の上端を開閉可能に係止する開閉ボタン75を含むラッチ機構が設けられており、開閉ボタン75を操作することで蓋体72が重力により開方向(図9中、矢印で示す)に回動する。なお、蓋体72の内側には、開状態で上方に開口するポケット部76が形成されている。
さらにコインポケット70の内部には、押圧検知センサ(図示略)が取り付けられた弾性部材77が設けられ、蓋体72が閉位置からさらに閉方向に押し込まれたことが押圧検知センサによって検知可能になっている。
そして、コインポケット70内には、光源78が設けられてコインポケット70内の照明と、操作部73のスイッチ部Sの文字および図形の部分を光らせるバックライトとを兼ねている。光源78の点灯は操作部73への接触検知時に行われ、接触が所定時間検知されない場合に消灯される。ここで、他の実施例のコインポケット70においては、スイッチ部Sの文字および図形の部分が内外方向への光が透過可能に構成されるのみで、上述したルーフコンソールユニット10の導光体が省略されている。これにより光源78が点灯することで、コインポケット70内の照明の一部がスイッチ部Sの文字および図形の部分を透過して光らせることとなる。なお、操作部73の接触センサと弾性部材77の押圧検知センサとの検知結果に基づく光源78の点灯制御については上述したルーフコンソールユニット10と同様であるため詳細説明を省略する。また、光源78を夜間照明と連動して点灯制御し、夜間に操作部73のスイッチ部Sが常時視認可能になるように制御してもよい。
上述した他の実施例のコインポケット70によれば、例えば、従来スイッチ類が設けられるステアリングホイールの周辺において、ポケットの容量を確保しつつ設置自由度を向上することができる。さらに、操作部73のスイッチ部Sの印刷を変更することでスイッチ部Sを適宜増設することができるため、従来利用しないスイッチをキャップ等により閉塞する場合と比較してキャップが不要になる分だけステアリングホイール69周辺の質感を向上することができる。
なお、上述した実施形態および他の実施例では、LEDや電球等の光源62,78を用いる場合について説明したが、導光体等を用いずに、バックライトとしてシート状のEL発光体を蓋体33,72のスイッチ部Sに対応する内側面に配置し、このEL発光シートによる光でスイッチ部Sの文字および図形を発光させるようにしてもよい。
また、上述した実施形態の図6の一例では、光源62をボタン34の近傍に配置する場合について説明したが、この配置に限られるものではなく、例えば、図10に示すように、蓋体33の内側に光源62を配置してもよい。
また、上述した実施形態では、蓋体33を導光体として用いる場合について説明したが、図10に示すように、導光体63を個別に設けてもよい。この場合、光源62の近傍に透明樹脂などで形成されて光を所定の方向へ導く略平板状の導光体63を底壁32に沿って配置し、スイッチ部Sが配置された位置の内側面に上述した反射部32aと同様の反射部(図示略)を形成して、導光体63内部を導光体63に沿って導かれた光を反射部によって底壁32側に反射させるようにしてもよい。なお、図10の底壁32は光透過性の樹脂で形成されており、上述した意匠材65を省略している。また、上述した実施形態では意匠材65を設ける場合について説明したが意匠材65を省略して構成してもよい。
10 ルーフコンソールユニット
33 蓋体
36 底面(車室内側表面)
50 操作部
55 押圧検知センサ
57 接触検知センサ
60 操作入力判定手段
62 光源
65 意匠材(意匠部)
70 コインポケット
S スイッチ部

Claims (4)

  1. 車室内に設けられラッチ機構によって開閉可能な蓋体を有した収納ユニットであって、
    前記蓋体の車室内側表面に車載機器を操作可能な操作部を設けるとともに、該操作部への人体の接触を検知する接触検知センサを設け、
    前記蓋体が閉状態からさらに閉方向に押圧された場合にこの押圧を検知する押圧検知センサを設け、
    前記接触検知センサにより前記蓋体の車室内側表面への人体の接触が検知され、且つ、前記押圧検知センサにより前記蓋体の押圧が検知された場合に、前記操作部への操作入力がなされたと判定する操作入力判定手段を設けたことを特徴とする収納ユニット。
  2. 前記操作入力判定手段は、前記蓋体が開状態から閉状態に遷移する際に、前記操作部への操作入力を無効化することを特徴とする請求項1に記載の収納ユニット。
  3. 前記蓋体の内側を照明する光源を設け、
    前記操作部は前記光源による光を透過可能な少なくとも文字または図形からなるスイッチ部を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納ユニット。
  4. 前記操作部は、前記光源の消灯時に前記スイッチ部が視認不可になる一方、前記光源の点灯時に前記光源による光の透過によって前記スイッチ部が視認可能になる意匠部を備え、
    前記操作入力判定手段は、前記接触検知センサにより人体の接触が検知された場合に前記光源を点灯させることを特徴とする請求項3に記載の収納ユニット。
JP2009107628A 2009-04-27 2009-04-27 収納ユニット Expired - Fee Related JP5264610B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107628A JP5264610B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 収納ユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009107628A JP5264610B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 収納ユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010254165A JP2010254165A (ja) 2010-11-11
JP5264610B2 true JP5264610B2 (ja) 2013-08-14

Family

ID=43315597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009107628A Expired - Fee Related JP5264610B2 (ja) 2009-04-27 2009-04-27 収納ユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5264610B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5950771B2 (ja) * 2012-09-11 2016-07-13 河西工業株式会社 車両用収納ボックス
JP6388796B2 (ja) * 2014-06-11 2018-09-12 河西工業株式会社 車両用コンソール装置
KR101664566B1 (ko) * 2014-10-20 2016-10-11 현대자동차주식회사 스팟 램프를 이용한 선글라스 케이스 무드 조명
KR101721973B1 (ko) 2015-09-22 2017-03-31 현대자동차주식회사 보드, 그를 가지는 차량
JP7193329B2 (ja) * 2018-12-12 2022-12-20 小島プレス工業株式会社 車載照明装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010254165A (ja) 2010-11-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5264610B2 (ja) 収納ユニット
US7445350B2 (en) Interior/exterior component with electroluminescent lighting and soft touch switching
US8400265B2 (en) Touchless keyless entry keypad integrated with electroluminescence backlight
US8733990B2 (en) Low profile switching and lighting integration within an interior vehicle component
JP4432911B2 (ja) 装飾体及び該装飾体を蓋部とした収容箱
JPH05278534A (ja) ドアトリム用ユニットパネル
US20150353005A1 (en) Thin overhead console
EP2943374A2 (en) A thin overhead console for a vehicle
CN110341590B (zh) 用于照亮交通运输工具的内部空间的照明装置
JP2008058790A (ja) 表示装置と入力表示装置および車載用入力表示装置
JP2009196397A (ja) 車両用収容ボックス
JP2000344011A (ja) 自動車用ドアトリム
JP4269963B2 (ja) 車両用操作パネル
JP2019091667A (ja) 装飾パネル
JP2007084033A (ja) シフトレバー装置
JP2007084032A (ja) 車両用スイッチの誤操作防止装置
JP4532296B2 (ja) 車両用パワーウインドスイッチ装置
JP2009062740A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP2009074281A (ja) 車両用ドアハンドル装置
JP7193329B2 (ja) 車載照明装置
JP2023001972A (ja) 乗物用スイッチ装置
CN210743831U (zh) 开闭体的操作装置
JP3841349B2 (ja) 照明ユニット
JP6388796B2 (ja) 車両用コンソール装置
WO2013121688A1 (ja) 車室内照明装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111125

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120522

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130402

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130430

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees