JP5263941B2 - 変流器内蔵型電気機器及び変流器保護用短絡プラグ - Google Patents

変流器内蔵型電気機器及び変流器保護用短絡プラグ Download PDF

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Description

本発明は、電気機器本体を収容したケース内に変流器が内蔵された変流器内蔵型電気機器及び該電気機器内の変流器を保護するために用いられる変流器保護用短絡プラグに関するものである。
ケース内に電気機器本体が収容された電気機器において、ケース内に構成された回路を流れる交流電流を計測する必要がある場合には、電気機器本体を収容したケース内に変流器を設けて、該変流器の出力を、コンセントと、該コンセントに差し込まれた差込みプラグとを通して外部に取り出すようにしている。
例えば、配電系統に設置される区分開閉器や、路上設置変圧器装置の外箱内に設けられる開閉器においては、開閉器本体を収容したケース内に少なくとも2相の線路電流を検出する変流器を収容して、各変流器の二次側をケースに取り付けたコンセントの接触子に接続し、表示器等の外部機器につながる計測用ケーブルの一端に取り付けられた差込みプラグをコンセントに接続することにより、各変流器の出力を外部に取り出して表示器等の機器に供給すようにしている。
電気機器本体を収容したケースに取り付けられるコンセントとしては、通常、市販の(規格品の)メタルコンセントが用いられている。メタルコンセントは、差込みプラグを受け入れるための開口部を一端に備えたハウジング内に、複数のコンセント側接触子を、それぞれの軸線をハウジングの軸線方向に向けた状態で収容した構造を有するコンセント本体と、コンセント本体から差込みプラグが外された状態にあるときにコンセント本体のハウジングの開口部を閉じるキャップとを備えている。
周知のように、変流器は、測定しようとする電流を流す一次導体と、該一次導体を流れる電流により生じる磁束を流すコアと、該コアに巻回された二次コイルとを備えたもので、一次導体としてコアを貫通した状態で配置される貫通導体を用いる貫通形のものと、一次導体としてコアに巻回されたコイルを用いる巻線型のものとがある。貫通形の変流器には、コアを貫通させて専用の貫通導体を設けたものと、測定の対象とする電流が流れる導体そのものを貫通導体として用いるものとがある。電力回路において、大電流を計測する場合には、殆どの場合、貫通形の変流器が用いられるが、本発明が対象とする電気機器に内蔵される変流器はいずれの形式のものでも良い。いずれの形式の変流器でも、大電流を計測する場合には、一次導体に通電した状態で、その二次側がオープン状態にされると、二次コイルに過電圧が発生して、変流器が焼損したり、感電事故を招いたりするおそれがあるため、変流器の二次側をオープン状態にすることは避けなければならない。そのため、変流器により交流電流を計測する際には、その二次側に負担抵抗を接続して、該負担抵抗の両端の電圧から一次側を流れる電流を検出するようにしている。一般には、表示器等の外部機器側に負担抵抗を備えた測定回路を設けて、該測定回路を計測用ケーブルを通して変流器に接続することにより、変流器の二次側がオープン状態にされるのを防いでいる。
上記のように、電気機器内に設けられた変流器が計測用ケーブルを通して測定回路に接続されている状態では、通常変流器がオープン状態にされることはないが、電気機器が外部機器と切り離されて単独で使用されることが想定される場合、例えば、電気機器が外部機器の設置に先行して設置されて運転されることが想定される場合には、変流器の二次側がオープン状態にされた場合に備えて、何らかの保護手段を設けておく必要がある。また変流器が計測用ケーブルを通して測定回路に接続されている場合でも、測定回路が故障するなどして負担抵抗が変流器から切り離されることが想定される場合には、変流器の二次側がオープン状態にされた場合に備えて保護手段を設けておく必要がある。
そこで、特許文献1に示されているように、変流器の二次側にダイオードブリッジ全波整流回路と、該整流回路の出力端子間に接続されたトランジスタと、該整流回路の出力電圧が設定値を超えたときに導通してトランジスタにベース電流を流すツェナーダイオードとを備えた保護回路を接続して、変流器の二次側に過電圧が発生したときにツェナーダイオードを導通させてトランジスタをオン状態にすることにより、変流器の二次側を短絡するようにした保護装置が提案されている。
また、特許文献2に示されているように、変流器の二次コイルの両端に、電流検出器と避雷器との直列回路と、電流検出器が電流を検出したときに閉じる短絡用接点とを並列に接続して、変流器の二次側に過電圧が発生したときに避雷器を動作させて電流検出器に電流を流すことにより短絡用接点を閉成させて、変流器の二次側を短絡するようにした保護装置も提案もなされている。
特開平10−274663号公報 特開2007−35808号公報
特許文献1に示された保護装置によった場合には、多数設けられたダイオードの内の一つでも破損すると、保護動作が行われなくなるため、信頼性に不安があるという問題があった。
また特許文献2に示された保護装置によった場合には、電気機器のケース内に配置された各変流器毎に避雷器と電流検出器及び短絡用接点とを設ける必要があるため、電気機器のケース内の構造が複雑になるだけでなく、電気機器のコストが高くなるのを避けられなかった。
なお変流器を備えた電気機器を単独で使用する場合に、電気機器のケースなどに取り付けたコンセントに差込みプラグを介して計測用ケーブルを接続しておいて、該計測用ケーブルのコンセントから離れた側の端末部に、変流器の二次側を短絡する短絡片を接続しておくことが行われているが、この場合は、電気機器を単独で使用する際にも計測用ケーブルを接続しておかなければならず、煩わしいという問題があった。
また変流器が使われないときに、変流器の出力を外部に取り出すために電気機器のケースに取り付けられているメタルコンセント内に、該メタルコンセントの接触子相互間を短絡する短絡プラグを収容しておくことも考えられる。しかしながら、市販のメタルコンセントは、そのハウジング内のスペースに余裕がないため、内部に短絡プラグを収容するためには、短絡プラグをコンパクトに構成する工夫が必要である。
本発明の目的は、電気機器本体を収容したケースと、電気機器本体と共にケース内に収容されて、該ケース内に構成された回路を流れる交流電流を計測する変流器とを備えた変流器内蔵型電気機器において、信頼性を損なうことなく、且つコストの上昇を招くことなく、変流器の保護を図ることができるようにすることにある。
本発明の他の目的は、変流器内蔵型電気機器において、信頼性を損なうことなく、且つコストの上昇を招くことなく、変流器の保護を図るために、変流器内蔵型電気機器のケースに設けられたコンセントに接続して用いることができる変流器保護用短絡プラグを提供することにある。
本発明は、電気機器本体を収容したケースと、電気機器本体と共にケース内に収容されて、該ケース内に構成された回路を流れる交流電流を計測するように設けられた変流器と、変流器の二次コイルの一端に接続された接触子及び該二次コイルの他端に接続された接触子を含む複数のコンセント側接触子を有してケースに取り付けられたコンセントとを備えて、コンセントとコンセントに接続された差込みプラグとを通して各変流器の出力が外部に取り出される変流器内蔵型電気機器を対象とする。
本発明が対象とする電気機器において用いるコンセントは、複数のコンセント側接触子にそれぞれ接続される複数のプラグ側接触子を有する差込みプラグを受け入れるための開口部を一端に備えたハウジング内に、複数のコンセント側接触子をそれぞれの軸線をハウジングの軸線方向に向けた状態で収容した構造を有するコンセント本体と、コンセント本体から差込みプラグが外された状態にあるときにコンセント本体のハウジングの開口部を閉じるキャップとを備えている。
本発明に係わる変流器内蔵型電気機器は、差込みプラグが外された状態にあるコンセント本体のハウジング内に挿入されて、複数のコンセント側接触子相互間を短絡する短絡プラグを備えている。この短絡プラグは、コンセントのハウジング内で複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触する複数の短絡用コンタクトを有する短絡プラグ本体と、コンセント本体のハウジングの開口部側に向けて配置される短絡プラグ本体の端面を覆う絶縁部と、該絶縁部からハウジングの開口部側に突出するように設けられて短絡プラグ本体に対して固定された絶縁性のつまみとを備えていて、キャップで開口部が閉じられた状態にあるコンセント本体のハウジング内に収まる大きさを有するように構成されている。またつまみは、複数の短絡用コンタクトが複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態でコンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際に該キャップの内面に当接して短絡プラグがコンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられている。
上記のように、差込みプラグが外された状態にあるコンセント本体のハウジング内に挿入されて、コンセントの複数の接触子相互間を短絡する短絡プラグを設けておくと、変流器が使用されないときに、電気機器内に設けられた変流器の二次側を短絡した状態に保持することができるため、変流器を内蔵した電気機器を長期間安定して単独使用することができる。
また上記の短絡プラグは、短絡用コンタクトを有する短絡プラグ本体と該短絡プラグ本体の端面を覆う絶縁部とつまみとを有するだけで、プラグハウジングを有しない簡単な構造のものであるため、規格品のコンセント内に収容するようにコンパクトに構成することが容易である。
コンセントに接続される差し込みプラグに設けられる接触子が雄形であって、コンセント本体に設けられるコンセント側接触子が雌形の接触子である場合、上記短絡プラグは、一端側がコンセントのハウジング内で複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられる複数の雄型の短絡用コンタクトと、該複数の短絡用コンタクトの他端側で該複数の短絡用コンタクトを相互に電気的に接続するように設けられてコンセント本体のハウジングの開口部に向けて配置される短絡プレートとを有する短絡プラグ本体と、コンセント本体のハウジングの開口部側に向いた短絡プレートの端面を覆うようにして短絡プレートに重ねて配置された絶縁プレートと、この絶縁プレートからハウジングの開口部側に突出するように設けられて短絡プラグ本体に対して固定された絶縁性のつまみとを備えた構成とすることが好ましい。この場合も、つまみは、複数の短絡用コンタクトが複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態でコンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際に該キャップの内面に当接して短絡プラグが前記コンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられている。
上記のように構成すると、短絡プレート及び該短絡プレートを覆う絶縁プレートの厚さを十分に薄くし、つまみの突出長を必要最小限としておくことにより、短絡プラグの軸線方向寸法を縮小して、短絡プラグをコンパクトに構成できるため、電気機器のケースに取り付けられるコンセントとして規格品のメタルコンセントが用いられる場合にも容易に適用することができる。
本発明の好ましい態様では、上記短絡プラグのつまみが円柱状に形成されて、短絡プレートを貫通して設けられたつまみ取り付け孔と該つまみ取付孔に整合するようにして絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔とを貫通した状態で短絡プレートに取り付けられる。つまみの前記つまみ取り付け孔内に配置された部分の外周部及びつまみ取り付け孔の内周部には、互いに係合し合ってつまみがつまみ取り付け孔から抜け出るのを阻止する係合部が設けられる。またつまみは、複数の短絡用コンタクトが複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態でプラグのコンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際に該キャップの内面に当接して短絡プラグがコンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられている。
上記のように構成すると、短絡プラグの構造を簡単にすることができる。また短絡プレートと絶縁プレートとを重ね合わせて、短絡プレートに設けられたつまみ取り付け孔と絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔とにつまみを嵌合させるだけで短絡プラグを組み立てることができるため、短絡プラグの組立を簡単にすることができる。
また上記のように構成すると、短絡用コンタクトをコンセント側接触子にそれぞれ接触させて、コンセント本体のハウジングの開口部をキャップにより閉じた際に、つまみがキャップの内面に当接して短絡プラグがコンセント側接触子から外れる方向に変位するのを阻止するため、変流器の二次側を短絡した状態を長期間に亘って安定に保持することができる。
本発明の好ましい態様では、短絡用コンタクトの軸線方向に対して直交する方向につまみを貫通して設けられた孔にリングが緩く嵌合され、リングは絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔の内径より大きい外径を有している。
上記のように、つまみにリングを取り付けておくと、つまみを小形に形成しても、リングを持って短絡プラグを引き抜くことができるため、つまみの突出長を短くして短絡プラグの小形化を図ることができ、規格品のコンセントの内部に収容し得る短絡プラグを容易に得ることができる。
また上記のように、リングの外径を絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔の内径より大きくしておくと、該リングにより絶縁プレートの抜け止めを図ることができるため、絶縁プレートを接着等により短絡プレートに固定する手間を省くことができる。
本発明の他の好ましい態様では、絶縁プレート及びつまみが弾性を有する絶縁材料により形成されて、絶縁プレートに環状のつまみが一体に形成される。この場合、絶縁プレートは短絡プレート側に突出した突出部を有して、該突出部が短絡プレートに設けられた絶縁プレート取り付け孔に圧入された状態で短絡プレートに取り付けられる。突出部の絶縁プレート取り付け孔内に圧入された部分の外周部及び絶縁プレート取り付け孔の内周部には、互いに係合し合って突出部が絶縁プレート取り付け孔から抜け出るのを阻止する係合部が設けられる。またつまみは、複数の短絡用コンタクトが複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態でコンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際に該キャップの内面と絶縁プレートとの間に圧縮された状態で配置されて、短絡プラグがコンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられている。
上記のように、環状に形成されたつまみを絶縁プレートに一体化しておくと、短絡プラグの部品点数の削減を図って短絡プラグの構成の簡素化を図ることができる。また上記のように、コンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際につまみがキャップの内面と絶縁プレートとの間に圧縮された状態で配置されるように構成しておくと、つまみの反発力により短絡プラグがコンセント側接触子側に付勢されて、短絡プラグがコンセント側接触子から外れるのを阻止することができるため、変流器の二次側を短絡した状態を長期間に亘って安定に保持することができる。
本発明によればまた、電気機器本体を収容したケースと、電気機器本体と共にケース内に収容されて、該ケース内に構成された回路を流れる交流電流を計測するように設けられた変流器と、変流器の二次コイルの一端に接続された接触子及び該二次コイルの他端に接続された接触子を含む複数のコンセント側接触子を有してケースに取り付けられたコンセントとを備えて、コンセントとコンセントに接続された差込みプラグとを通して各変流器の出力が外部に取り出される変流器内蔵型電気機器のコンセントから差込みプラグが外されているときに変流器を保護するために差込みプラグに代えてコンセントに差し込まれる変流器保護用短絡プラグが提供される。
本発明において用いるコンセントも、複数のコンセント側接触子にそれぞれ接続される複数のプラグ側接触子を有する差込みプラグを受け入れるための開口部を一端に備えたハウジング内に複数のコンセント側接触子をそれぞれの軸線をハウジングの軸線方向に向けた状態で収容した構造を有するコンセント本体と、このコンセント本体から差込みプラグが外された状態にあるときにコンセント本体のハウジングの開口部を閉じるキャップとを備えている。
本発明に係わる短絡プラグは、コンセントのハウジング内で複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触する複数の短絡用コンタクトを有する短絡プラグ本体と、コンセント本体のハウジングの開口部側に向けて配置される短絡プラグ本体の端面を覆う絶縁部と、絶縁部からハウジングの開口部側に突出するように設けられて短絡プラグ本体に対して固定された絶縁性のつまみとを備えていて、キャップで開口部が閉じられた状態にあるコンセント本体のハウジング内に収まる大きさを有するように構成されている。上記つまみは、複数の短絡用コンタクトが複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態でコンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際に該キャップの内面に当接して短絡プラグが前記コンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられている。
コンセント側接触子が雌形の接触子である場合、本発明に係わる短絡プラグは、一端側がコンセントのハウジング内で複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられる複数の短絡用コンタクトと、該複数の短絡用コンタクトの他端側で該複数の短絡用コンタクトを相互に電気的に接続するように設けられてコンセント本体のハウジングの開口部に向けて配置される短絡プレートとを有する短絡プラグ本体と、短絡プレートのコンセント本体のハウジングの開口部に臨む端面を覆うようにして短絡プレートに重ねて配置された絶縁プレートと、該絶縁プレートからハウジングの開口部側に突出するように設けられて短絡プラグ本体に対して固定された絶縁性のつまみとを備えた構成とし、キャップで開口部が閉じられた状態にあるコンセント本体のハウジング内に収まる大きさを有するように構成される。この場合もつまみは、複数の短絡用コンタクトが複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態でコンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際に該キャップの内面に当接して短絡プラグが前記コンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられる。
本発明の好ましい態様では、短絡プラグのつまみが円柱状に形成されて、短絡プレートを貫通して設けられたつまみ取り付け孔と絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔とを貫通した状態で短絡プレートに取り付けられる。つまみのつまみ取り付け孔内に配置された部分の外周部及びつまみ取り付け孔の内周部には、互いに係合し合ってつまみがつまみ取り付け孔から抜け出るのを阻止する係合部が設けられている。上記つまみは、コンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際に該キャップに当接して短絡プラグがコンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられている。また短絡用コンタクトの軸線方向に対して直交する方向につまみを貫通して設けられた孔に、絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔の内径より大きい外径を有するリングが緩く嵌合されている。
本発明の好ましい態様では、絶縁プレート及びつまみが弾性を有する絶縁材料からなっていて、絶縁プレートにつまみが一体に形成される。この場合、絶縁プレートは短絡プレート側に突出した突出部を有して、該突出部が短絡プレートに設けられた絶縁プレート取り付け孔に圧入された状態で短絡プレートに取り付けられる。また、上記突出部の絶縁プレート取り付け孔内に圧入された部分の外周部及び絶縁プレート取り付け孔の内周部には、係合し合って上記突出部が絶縁プレート取り付け孔から抜け出るのを阻止する係合部が設けられている。この場合も、つまみは、コンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際に該キャップと絶縁プレートとの間に圧縮された状態で配置されて、短絡プラグがコンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられている。
本発明によれば、差込みプラグが外された状態にあるコンセント本体のハウジング内に挿入されて、コンセントの複数の接触子相互間を短絡する短絡プラグを設けて、変流器が使用されないときに、電気機器内に設けられた変流器の二次側を短絡した状態に保持することができるようにしたため、変流器を内蔵した電気機器を長期間安定して単独使用することができる。
本発明において、短絡プラグを、一端側がコンセントのハウジング内で複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられる複数の短絡用コンタクトと、該複数の短絡用コンタクトの他端側で該複数の短絡用コンタクトを相互に電気的に接続する短絡プレートとを有する短絡プラグ本体と、短絡プレートのコンセント本体のハウジングの開口部に臨む端面を覆うようにして短絡プレートに重ねて配置された絶縁プレートと、この絶縁プレートからハウジングの開口部側に突出するように設けられて短絡プラグ本体に対して固定された絶縁性のつまみとにより短絡プラグを構成した場合には、短絡プレート及び該短絡プレートを覆う絶縁プレートの厚さを十分に薄くし、つまみの突出長を必要最小限としておくことにより、短絡プラグの軸線方向寸法を縮小して、短絡プラグをコンパクトに構成できるため、電気機器のケースに取り付けられるコンセントとして規格品のメタルコンセントが用いられる場合にも容易に適用することができる。
本発明において、短絡プラグのつまみを円柱状に形成して、短絡プレートを貫通して設けられたつまみ取り付け孔と絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔とを貫通した状態でつまみを短絡プレートに取り付けるように構成した場合には、短絡プラグの構造を簡単にすることができる。また短絡プレートと絶縁プレートとを重ね合わせて、短絡プレートに設けられたつまみ取り付け孔と絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔とにつまみを嵌合させるだけで短絡プラグを組み立てることができるため、短絡プラグの組立を簡単にすることができる。
また複数の短絡用コンタクトが複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態でプラグのコンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際につまみがキャップの内面に当接するように構成した場合には、つまみにより、短絡プラグがコンセント側接触子から外れる方向に変位するのを阻止することができるため、変流器の二次側を短絡した状態を長期間に亘って安定に保持することができる。
本発明において、短絡用コンタクトの軸線方向に対して直交する方向につまみを貫通して設けられた孔に、絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔の内径より大きい外径を有するリングを緩く嵌合させた場合には、つまみを小形に形成しても、リングを持って短絡プラグを引き抜くことができるため、つまみの突出長を短くして短絡プラグの小形化を図ることができ、規格品のコンセントの内部に配置する短絡プラグを容易に得ることができる。
またつまみに設けた孔に嵌合させるリングの外径を絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔の内径より大きくしておくと、該リングにより絶縁プレートの抜け止めを図ることができるため、絶縁プレートを接着等により短絡プレートに固定する手間を省いて短絡プラグの組立を容易にすることができる。
本発明において、環状に形成されたつまみを絶縁プレートに一体化した場合には、短絡プラグの部品点数の削減を図って短絡プラグの構成の簡素化を図ることができる。またつまみ及び絶縁プレートを弾性を有する絶縁材料により形成して、コンセント本体のハウジングの開口部がキャップにより閉じられた際につまみがキャップの内面と絶縁プレートとの間に圧縮された状態で配置されるように構成した場合には、つまみの反発力により短絡プラグをコンセント側接触子側に付勢して、短絡プラグがコンセント側接触子から外れるのを阻止することができるため、変流器の二次側を短絡した状態を長期間に亘って安定に保持することができる。
以下図面を参照して本発明の好ましい実施形態を詳細に説明する。図1ないし図7は本発明の好ましい実施形態の一例を示したもので、図1は電気機器の電気的な構成を示した回路図、図2は本実施形態に係わる電気機器のコンセントに短絡プラグを接続した状態を示した断面図、図3は図2のIII−III線断面図、図4は本実施形態で用いるコンセントと該コンセントに差し込まれる短絡プラグと該コンセントに取り付けられる防水キャップとを示した断面図、図5は図4のV−V線方向から見た短絡プラグの正面図である。
図1ないし図7に示された実施形態に係わる電気機器は、配電系統において、電柱に設置されて高圧配電線に直列に挿入される区分開閉器である。図1は本実施形態に係わる区分開閉器の電気的構成を示したもので、この区分開閉器においては、U,V,W三相の開閉部1uないし1wを有する開閉器(電気機器本体)1と、開閉器1の三相の開閉部1uないし1wにそれぞれ直列に接続された導体2uないし2wと、導体2u及び2wをそれぞれ一次導体とするように設けられて導体2u及び2wを通して流れるU相及びW相の線路電流をそれぞれ測定する貫通型の変流器CTu及びCTwと、スター結線されて非中性点側の端子が導体2uないし2wにそれぞれ接続された零相電圧検出用コンデンサCuないしCwと、コンデンサCuないしCwの中性点と接地間に一次コイルL1pが接続された計器用変圧器PTと、計器用変圧器の一次コイルの両端に接続されたコンデンサC1と、導体2uないし2wを一括して取り囲むコアに二次コイルを巻回した構造を有して、導体2uないし2wを通して流れる零相電流を測定する零相変流器ZCTとがケース3内に収容されている。ケース3の側壁には、メタルコンセント4が、外部から差込みプラグ(図示せず。)を差し込むことができるようにして、取り付けられている。
図2及び図3に示されているように、メタルコンセント4は、差込みプラグ(図示せず。)を差し込むための断面がほぼ円形を呈する空所401aを内側に有し、中間部にフランジ401bを有する円筒状のハウジング401を備えている。ハウジング401の内側の空所401a内には、雌形のコンセント側接触子402aないし402fが配置されて、絶縁支持物403を介してハウジング401に対して支持され、ハウジング401と、コンセント側接触子402aないし402fと、コンセント側接触子402aないし402fをハウジングに対して支持する絶縁支持物403とによりコンセント本体が構成されている。ハウジング401の軸線方向の一端側の開口端の外周にネジ部404が設けられ、防水キャップ406(図4参照)の内周に設けられたネジ部405がネジ部404に螺合される。上記コンセント本体とキャップ406とによりメタルコンセント4が構成されている。
本明細書では、コンセントに設けられる接触子をプラグに設けられる接触子とを区別するために、コンセントに設けられる接触子をコンセント側接触子と呼び、プラグに設けられる接触子をプラグ側接触子と呼ぶが、以下の説明において、コンセントの構成について説明する際には、特に必要がある場合を除き、コンセント側接触子を単に接触子と呼ぶ。
図示の例では、絶縁支持物403が円柱状の形状を有するように形成されていて、その軸線方向の一端に設けられたフランジ部403aが金属製のハウジング401の軸線方向の他端の内周部に固定され、絶縁支持物403を軸線方向に貫通した孔内に接触子402aないし402gが保持されている。
接触子402aないし402gの内、6個の接触子402aないし402fは、それぞれの軸線をハウジング401の中心軸線と平行な方向に向けて、かつハウジングの中心軸線を同心的に取り囲む円に沿って等角度間隔で環状に並べた状態で(正六角形の頂点に位置させた状態で)配置され、他の一つの接触子402gは、その軸線をハウジング401の中心軸線に一致させた状態で配置されている。
ハウジング401の内周の一部には、図示しない差込みプラグを差し込む際に該差込みプラグの外周に設けられた溝に嵌合して該差込みプラグを周方向に位置決めする突起407が形成されている。また防水キャップ406の内側には、該キャップをハウジングの開口端にネジ結合した際にハウジングの端部とキャップ406の内面との間に介在してキャップ406とハウジングとの結合部の液密を図るOリング408が取り付けられている。
図示のメタルコンセント4は、電気機器のケース3の側壁に設けられた取り付け孔301を貫通した状態で配置されて、そのフランジ401bがケース3の側壁にネジ(図示せず。)で締結されることにより、ケース3に固定されている。
本実施形態では、変流器CTu及びCTwの二次コイルL2u及びL2wの一端と、零相変流器ZCTの二次コイルL2zの一端と、計器用変圧器PTの一次コイルL1pの一端と、二次コイルL2pの一端とが、接地線を通して接地された接触子402d及び402eに電線5を通して接続されている。また変流器CTu及びCTwの二次コイルL2u及びL2wの他端がそれぞれ個別の電線5を通して接触子402a及び402bに接続され、計器用変圧器PTの二次コイルL2pの他端及び零相変流器ZCTの二次コイルL2zの他端がそれぞれ個別の電線5を通して接触子402c及び402fに接続されている。コンセント4の中央の接触子402gはいずれの箇所にも接続されない遊びの接触子とされている。
変流器CTuないしCTwの出力、計器用変圧器PTの出力及び零相変流器ZCTの出力を外部の測定回路に供給する場合には、図示しない計測用ケーブルの端末に取り付けられた差込みプラグがメタルコンセント4のハウジング401内に差し込まれ、メタルコンセント4の接触子402aないし402fが差込みプラグに設けられた対応する雄型接触子に接触させられる。
本実施形態においては、コンセント4から差込みプラグ(図示せず。)が外された状態にあるときに、差込みプラグの代りにコンセント4に差し込まれて、コンセント4に設けられた複数の接触子402aないし402f相互間を短絡する変流器保護用短絡プラグ6が設けられる。
本実施形態で用いる短絡プラグ6は、図3ないし図5に示されているように、一端側がコンセント本体のハウジング401内でコンセント側接触子402aないし402fにそれぞれ接触させられる雄形の短絡用コンタクト601aないし601fと、該短絡用コンタクト601aないし601fの他端側で該短絡用コンタクト601aないし601fを相互に電気的に接続する短絡プレート602とを有して、短絡プレート602をコンセント本体のハウジング401の開口部に向けた状態で配置される短絡プラグ本体603と、コンセント本体のハウジング401の開口部に臨む短絡プレート602の端面を覆うようにして短絡プレート602に重ねて配置された絶縁プレート604と、絶縁プレート604からハウジング401の開口部側に突出するように設けられて短絡プラグ本体603に対して固定された絶縁性のつまみ605とを備えている。この例では、絶縁プレート604により、短絡プラグ本体603の端面を覆う絶縁部が構成されている。短絡プラグ6は、キャップ406で開口部が閉じられた状態にあるコンセント本体のハウジング401内に収まる大きさを有するように構成される。
図示の例では、短絡プレート602が、コンセント本体のハウジング401内に挿入し得るように、ハウジング401の内径よりも小さい外径を有する円板からなり、一端側がコンセントの接触子402aないし402fにそれぞれ接触させられる短絡用コンタクト601aないし601fは、導電性が良好な材料により、棒状に形成されている。短絡用コンタクト601aないし601fは、それぞれの軸線を短絡プレート602の板面に対して直角な方向に向けた状態で、コンセント側接触子402aないし402fとそれぞれ整合し得るように、等角度間隔で環状に配置されて、それぞれの他端が短絡プレート602の一方の端面602aにロウ付けや溶接等により接合されている。
絶縁プレート604は、短絡プレート602と同じ外径を有する円板状の絶縁部材からなっていて、ハウジング401の開口部側に向いた短絡プレート602の他方の端面602bに重ねた状態で配置されている。短絡プレート602及び絶縁プレート604の中心部にはそれぞれ互いに整合するつまみ取り付け孔602c及びつまみ貫通孔604cが形成されている。
短絡プラグのつまみ605は円柱状の形状を有するように形成されて、つまみ取り付け孔602c及びつまみ貫通孔604cを貫通した状態で短絡プレート602に取り付けられている。つまみ605のつまみ取り付け孔602c内に配置された部分の外周部及びつまみ取り付け孔602cの内周部には、コンセント側接触子402aないし402fに接触した状態にある短絡用コンタクト601aないし601fを接触子402aないし402fから引き抜くために、つまみ605がコンセント本体のハウジングの開口部側に引っ張られた際に互いに係合し合ってつまみ605がつまみ取り付け孔602cから抜け出るのを阻止する係合部が設けられている。
図示の例では、つまみ605の短絡用コンタクト601aないし601f側の端部にフランジ部605aが形成され、つまみ取り付け孔602cの短絡用コンタクト側の端部にフランジ部605aを嵌合させる拡大径部602c1が形成されている。拡大径部602c1を形成することによりつまみ取り付け孔602cの内周に形成された段部と、つまみ605のフランジ部605aとが上記係合部を構成し、これらの係合部が係合し合うことにより、つまみの抜け止めが図られる。
つまみ605は、上記のようにして短絡プレート602に取り付けられた状態で、その約半部が絶縁プレート604から外側に突出するような長さを有し、つまみ605の絶縁プレート604から突出した部分を短絡用コンタクト601aないし601fの軸線方向に対して直交する方向に貫通して設けられた孔605b内に、金属ワイヤをリング状に成形することにより形成されたリング606が緩く嵌合されている。図示のリング606は、金属ワイヤをコイル状に2ターン巻回してリング状に成形したものからなっていて、絶縁プレート604に設けられたつまみ貫通孔604cの内径より大きい外径を有している。リング606により、絶縁プレート604がつまみ605から離脱するのが阻止されている。
本実施形態では、短絡用コンタクト601aないし601fがコンセント側接触子402aないし402fにそれぞれ接触させられた状態でコンセント本体のハウジング401の開口部がキャップ406により閉じられた際に、図2に示したようにつまみ605がキャップ406の内面に当接するように、つまみ605の長さが設定されており、つまみ605がキャップ406の内面に当接することにより、短絡プラグ6がコンセント側接触子402aないし402fから外れるのが阻止される。
短絡プラグ6の短絡プレート602及び絶縁プレート604の外周部には、コンセントのハウジング401に設けられた突起407を嵌合させるための凹部607が形成されている。
上記の短絡プラグ6をコンセント4に差し込んで、その短絡用コンタクト601aないし601fをコンセントの接触子402aないし402fに接触させると、短絡用コンタクト601aないし601fと短絡プレート602とにより、コンセントの一連の接触子402aないし402fが相互に短絡されて、変流器CTu,CTw及び零相変流器ZCTの二次側と計器用変圧器PTの二次側とが短絡された状態に保持されるため、各変流器及び計器用変圧器の保護が図られる。
上記の実施形態では、短絡プラグ6をコンセントに接続した後、コンセント4に防水キャップ406を取り付けた際に、短絡プラグ6のつまみ605がキャップ406の内面に当接して、短絡プラグ6がコンセント側接触子402aないし402fから外れるのを阻止するため、変流器の二次側等を短絡した状態を長期間に亘って安定に保持することができる。また本実施形態では、つまみ605にリング606が取付けられているため、このリングを指でつまんで引っ張るか、またはこのリングに適当な工具の先端を引っ掛けて該工具を引っ張ることにより、短絡プラグをメタルコンセントから容易に引き抜くことができる。したがって、短絡プラグをコンセント内の狭いスペースに収容することを可能にするために、つまみ605の突出長を短くせざると得ない場合であっても、短絡プラグを取り外す作業を容易に行うことができる。
図6ないし図8は、本発明の他の実施形態を示したものである。この実施形態では、絶縁プレート604及びつまみ605´がゴム等の弾性を有する絶縁材料からなっていて、絶縁プレート604につまみ605´が一体に形成されている。絶縁プレート604は、短絡プレート602側に突出した突出部604dを一体に有していて、該突出部604dが短絡プレート602に設けられた絶縁プレート取り付け孔602c´に圧入された状態で短絡プレート602に取り付けられている。
突出部604dの絶縁プレート取り付け孔602c´内に圧入された部分の外周部及び絶縁プレート取り付け孔602c´の内周部には、短絡用コンタクト601aないし601fがコンセント側接触子402aないし402fに接触している状態でつまみ605´がコンセント本体のハウジング401の開口部側に引っ張られた際に互いに係合し合って突出部605dが絶縁プレート取り付け孔602c´から抜け出るのを阻止する係合部が設けられている。
図示の例では、突出部604dの先端部に拡大径部604d1が形成されるとともに、短絡プレートに設けられた絶縁プレート取り付け孔602c´の短絡用コンタクト側の開口端部内周に、突出部604dの拡大径部604d1を嵌合させる拡大径部602c1´が形成され、絶縁プレート取り付け孔602c´に拡大径部602c1´を形成することにより該取付け孔602c′の内周に形成された段部と、突出部604dの拡大径部604d1とが上記係合部を構成している。
つまみ605´は環状に(眼鏡形に)形成されていて、図6に示すように、短絡用コンタクト601aないし601fがコンセント側接触子402aないし402fにそれぞれ接触させられた状態で、コンセント本体のハウジング401の開口部がキャップ406により閉じられた際に、図6に示すように、つまみ605´がキャップ406の内面と絶縁プレート604との間に圧縮された状態で配置されるように、つまみ605´の絶縁プレートからの突出長が設定されている。このように、つまみ605´がキャップ406の内面と絶縁プレート604との間に圧縮された状態で配置されるようにしておくと、短絡プラグ6がコンセント側接触子から外れるのが阻止することができるため、変流器等の二次側を短絡した状態を長期間に亘って安定に保つことができる。またつまみ605′を環状に形成しておくと、短絡プラグを取り外す際に、つまみ605′をつまんで引っ張るか、またはこのリングに適当な工具を引っ掛けて該工具を引っ張ることにより、短絡プラグを引き抜くことができるため、短絡プラグを取り外す作業を容易に行わせることができる。
図6ないし図7に示された実施形態のその他の構成は、図1ないし図5に示された実施形態と同様である。
上記の各実施形態では、コンセント側接触子として雌型の接触子が用いられたが、コンセント側接触子として雄型の接触子が用いられる場合にも本発明を適用することができる。
図8は、コンセント側接触子402a´ないし402g´として雄型の接触子を用いた実施形態を示したもので、コンセント側接触子402a´ないし402g´は、前記の実施形態と同様に配置されて、ハウジング401に絶縁支持物403´を介して支持されている。コンセント側接触子402a´ないし402g´の先端部側に弾性を持たせるため、コンセント側接触子402a´ないし402g´のそれぞれの先端部側に割りsが入れられている。
短絡プラグ6は、コンセント側接触子402a´ないし402g´をそれぞれ摺動自在に嵌合させる孔を有する導電性の短絡ブロック602´と、コンセント本体のハウジング401の開口部側に向けて配置される短絡ブロック602´の端面を覆うように設けられて短絡ブロック602´に機械的に結合された絶縁プレート604´と、絶縁プレート604´に一体に設けられた円柱状のつまみ605とを備え、つまみ605を軸線方向に対して直角な方向に貫通した孔605bに、リング606が緩く嵌合されている。この実施形態では、コンセント側接触子402a´ないし402g´をそれぞれ嵌合させるために短絡ブロック602´に設けられた孔が短絡用コンタクト601a´ないし601g´を構成しており、短絡ブロック602′が短絡プラグ本体603を構成している。
上記の説明では、電気機器の本体が開閉器である場合を例にとったが、開閉器に限らず、電気機器本体を収容したケース内に変流器が内蔵される場合に広く本発明を適用することができる。
図2ないし図5に示した実施形態及び図8に示した実施形態のように、つまみ605が円柱状に形成される場合に、該つまみ605に設けた貫通孔にリング606を嵌合させておくと、短絡プラグをコンセントから引き抜く操作を容易に行うことができる。しかしながら本発明はこのようにつまみにリングを取付ける場合に限定されるものではなく、リング606を省略して、つまみ605に設けた貫通孔に図示しない治具を挿入することにより短絡プラグをコンセントから引き抜くようにしても良い。図2ないし図5に示した実施形態において、リング606を省略する場合には、絶縁プレートがつまみ605から離脱するのを防ぐため、絶縁プレート604を短絡プレート602に接着しておく。
本発明の実施形態に係わる電気機器の電気的な構成を示した回路図である。 本実施形態に係わる電気機器のコンセントに短絡プラグを接続した状態を示した断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 本実施形態で用いるコンセントと該コンセントに差し込まれる短絡プラグと該コンセントに取り付けられる防水キャップとを示した断面図である。 図4のV−V線方向から見た短絡プラグの正面図である。 本発明の他の実施形態に係わる電気機器のコンセントに短絡プラグを接続した状態を示した断面図である。 同実施形態で用いるコンセントと該コンセントに差し込まれる短絡プラグと該コンセントに取り付けられる防水キャップとを示した断面図である。 本発明の更に他の実施形態に係わる電気機器のコンセントに短絡プラグを接続した状態を示した断面図である。
符号の説明
1 開閉器
CTu,CTw 変流器
ZCT 零相変流器
PT 計器用変圧器
3 ケース
4 メタルコンセント
401 コンセント本体のハウジング
402aないし402f,402a′ないし402f′コンセント側接触子
406 防水キャップ
6 短絡プラグ
601aないし601f,601a′ないし601g′ 短絡用コンタクト
602 短絡プレート
602′短絡ブロック
603 短絡プラグ本体
604,604′ 絶縁プレート
605,605′ つまみ
605b 貫通孔
606 リング

Claims (9)

  1. 電気機器本体を収容したケースと、前記電気機器本体と共に前記ケース内に収容されて、該ケース内に構成された回路を流れる交流電流を計測するように設けられた変流器と、前記変流器の二次コイルの一端に接続された接触子及び該二次コイルの他端に接続された接触子を含む複数のコンセント側接触子を有して前記ケースに取り付けられたコンセントとを備え、前記コンセントは、前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接続される複数のプラグ側接触子を有する差込みプラグを受け入れるための開口部を一端に備えたハウジング内に前記複数のコンセント側接触子をそれぞれの軸線を前記ハウジングの軸線方向に向けた状態で収容した構造を有するコンセント本体と、前記コンセント本体から差込みプラグが外された状態にあるときに前記コンセント本体のハウジングの開口部を閉じるキャップとを備えて、前記コンセントと前記コンセントに接続された差込みプラグとを通して各変流器の出力が外部に取り出される変流器内蔵型電気機器において、
    前記差込みプラグが外された状態にある前記コンセント本体のハウジング内に挿入されて、前記複数のコンセント側接触子相互間を短絡する短絡プラグを備え、
    前記短絡プラグは、前記コンセントのハウジング内で前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触する複数の短絡用コンタクトを有する短絡プラグ本体と、前記コンセント本体のハウジングの開口部側に向けて配置される前記短絡プラグ本体の端面を覆う絶縁部と、前記絶縁部から前記ハウジングの開口部側に突出するように設けられて前記短絡プラグ本体に対して固定された絶縁性のつまみとを備え、
    前記短絡プラグは、前記キャップで開口部が閉じられた状態にある前記コンセント本体のハウジング内に収まる大きさを有し、
    前記つまみは、前記複数の短絡用コンタクトが前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態で前記コンセント本体のハウジングの開口部が前記キャップにより閉じられた際に該キャップの内面に当接して前記短絡プラグが前記コンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられていること、
    を特徴とする変流器内蔵型電気機器。
  2. 電気機器本体を収容したケースと、前記電気機器本体と共に前記ケース内に収容されて、該ケース内に構成された回路を流れる交流電流を計測するように設けられた変流器と、前記変流器の二次コイルの一端に接続された雌形接触子及び該二次コイルの他端に接続された雌形接触子を含む複数のコンセント側接触子を有して前記ケースに取り付けられたコンセントとを備え、前記コンセントは、前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接続される複数の雄形のプラグ側接触子を有する差込みプラグを受け入れるための開口部を一端に備えたハウジング内に前記複数のコンセント側接触子をそれぞれの軸線を前記ハウジングの軸線方向に向けた状態で収容した構造を有するコンセント本体と、前記コンセント本体から差込みプラグが外された状態にあるときに前記コンセント本体のハウジングの開口部を閉じるキャップとを備えて、前記コンセントと前記コンセントに接続された差込みプラグとを通して各変流器の出力が外部に取り出される変流器内蔵型電気機器において、
    前記差込みプラグが外された状態にある前記コンセント本体のハウジング内に挿入されて、前記複数のコンセント側接触子相互間を短絡する短絡プラグを備え、
    前記短絡プラグは、一端側が前記コンセントのハウジング内で前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられる複数の雄形の短絡用コンタクトと、該複数の短絡用コンタクトの他端側で該複数の短絡用コンタクトを相互に電気的に接続するように設けられて前記コンセント本体のハウジングの開口部に向けて配置される短絡プレートとを有する短絡プラグ本体と、前記コンセント本体のハウジングの開口部側に向いた前記短絡プレートの端面を覆うようにして前記短絡プレートに重ねて配置された絶縁プレートと、前記絶縁プレートから前記ハウジングの開口部側に突出するように設けられて前記短絡プラグ本体に対して固定された絶縁性のつまみとを備え、
    前記短絡プラグは、前記キャップで開口部が閉じられた状態にある前記コンセント本体のハウジング内に収まる大きさを有し、
    前記つまみは、前記複数の短絡用コンタクトが前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態で前記コンセント本体のハウジングの開口部が前記キャップにより閉じられた際に該キャップの内面に当接して前記短絡プラグが前記コンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられていること、
    を特徴とする変流器内蔵型電気機器。
  3. 前記短絡プラグのつまみは円柱状に形成されて、前記短絡プレートを貫通して設けられたつまみ取り付け孔と該つまみ取付孔に整合するようにして前記絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔とを貫通した状態で前記短絡プレートに取り付けられ、
    前記つまみの前記つまみ取り付け孔内に配置された部分の外周部及び前記つまみ取り付け孔の内周部には、互いに係合し合って前記つまみが前記つまみ取り付け孔から抜け出るのを阻止する係合部が設けられていること、
    を特徴とする請求項2に記載の変流器内蔵型電気機器。
  4. 前記短絡用コンタクトの軸線方向に対して直交する方向に前記つまみを貫通して設けられた孔にリングが緩く嵌合され、
    前記リングは前記絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔の内径より大きい外径を有していること、
    を特徴とする請求項3に記載の変流器内蔵型電気機器。
  5. 前記絶縁プレート及びつまみは弾性を有する絶縁材料からなっていて、前記絶縁プレートに前記つまみが一体に形成され、
    前記絶縁プレートは前記短絡プレート側に突出した突出部を有して、該突出部が前記短絡プレートに設けられた絶縁プレート取り付け孔に圧入された状態で前記短絡プレートに取り付けられ、
    前記突出部の前記絶縁プレート取り付け孔内に圧入された部分の外周部及び前記絶縁プレート取り付け孔の内周部には、互いに係合し合って前記突出部が前記絶縁プレート取り付け孔から抜け出るのを阻止する係合部が設けられ、
    前記つまみは、前記複数の短絡用コンタクトが前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態で前記コンセント本体のハウジングの開口部が前記キャップにより閉じられた際に該キャップの内面と前記絶縁プレートとの間に圧縮された状態で配置されて、前記短絡プラグが前記コンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられていること、
    を特徴とする請求項2に記載の変流器内蔵型電気機器。
  6. 電気機器本体を収容したケースと、前記電気機器本体と共に前記ケース内に収容されて、該ケース内に構成された回路を流れる交流電流を計測するように設けられた変流器と、前記変流器の二次コイルの一端に接続された接触子及び該二次コイルの他端に接続された接触子を含む複数のコンセント側接触子を有して前記ケースに取り付けられたコンセントとを備え、前記コンセントは、前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接続される複数のプラグ側接触子を有する差込みプラグを受け入れるための開口部を一端に備えたハウジング内に前記複数のコンセント側接触子をそれぞれの軸線を前記ハウジングの軸線方向に向けた状態で収容した構造を有するコンセント本体と、前記コンセント本体から差込みプラグが外された状態にあるときに前記コンセント本体のハウジングの開口部を閉じるキャップとを備えて、前記コンセントと前記コンセントに接続された差込みプラグとを通して各変流器の出力が外部に取り出される変流器内蔵型電気機器の前記コンセントから差込みプラグが外されているときに前記変流器を保護するために前記差込みプラグに代えて前記コンセントに差し込まれる変流器保護用短絡プラグであって、
    前記コンセントのハウジング内で前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触する複数の短絡用コンタクトを有する短絡プラグ本体と、前記コンセント本体のハウジングの開口部側に向けて配置される前記短絡プラグ本体の端面を覆う絶縁部と、前記絶縁部から前記ハウジングの開口部側に突出するように設けられて前記短絡プラグ本体に対して固定された絶縁性のつまみとを備え、
    前記短絡プラグは、前記キャップで開口部が閉じられた状態にある前記コンセント本体のハウジング内に収まる大きさを有し、
    前記つまみは、前記複数の短絡用コンタクトが前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態で前記コンセント本体のハウジングの開口部が前記キャップにより閉じられた際に該キャップの内面に当接して前記短絡プラグが前記コンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられていること、
    を特徴とする変流器保護用短絡プラグ。
  7. 電気機器本体を収容したケースと、前記電気機器本体と共に前記ケース内に収容されて、該ケース内に構成された回路を流れる交流電流を計測するように設けられた変流器と、前記変流器の二次コイルの一端に接続された雌形接触子及び該二次コイルの他端に接続された雌形接触子を含む複数の雌形のコンセント側接触子を有して前記ケースに取り付けられたコンセントとを備え、前記コンセントは、前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接続される複数の雄形のプラグ側接触子を有する差込みプラグを受け入れるための開口部を一端に備えたハウジング内に前記複数のコンセント側接触子をそれぞれの軸線を前記ハウジングの軸線方向に向けた状態で収容した構造を有するコンセント本体と、前記コンセント本体から差込みプラグが外された状態にあるときに前記コンセント本体のハウジングの開口部を閉じるキャップとを備えて、前記コンセントと前記コンセントに接続された差込みプラグとを通して各変流器の出力が外部に取り出される変流器内蔵型電気機器の前記コンセントから差込みプラグが外されているときに前記変流器を保護するために前記差込みプラグに代えて前記コンセントに差し込まれる変流器保護用短絡プラグであって、
    一端側が前記コンセントのハウジング内で前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられる複数の短絡用コンタクトと、該複数の短絡用コンタクトの他端側で該複数の短絡用コンタクトを相互に電気的に接続するように設けられて前記コンセント本体のハウジングの開口部に向けて配置される短絡プレートとを有する短絡プラグ本体と、前記短絡プレートの前記コンセント本体のハウジングの開口部に臨む端面を覆うようにして前記短絡プレートに重ねて配置された絶縁プレートと、前記絶縁プレートから前記ハウジングの開口部側に突出するように設けられて前記短絡プラグ本体に対して固定された絶縁性のつまみとを備え、
    前記短絡プラグは、前記キャップで開口部が閉じられた状態にある前記コンセント本体のハウジング内に収まる大きさを有し、
    前記つまみは、前記複数の短絡用コンタクトが前記複数のコンセント側接触子にそれぞれ接触させられた状態で前記コンセント本体のハウジングの開口部が前記キャップにより閉じられた際に該キャップの内面に当接して前記短絡プラグが前記コンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられていること、
    を特徴とする変流器保護用短絡プラグ。
  8. 前記短絡プラグのつまみは円柱状に形成されて、前記短絡プレートを貫通して設けられたつまみ取り付け孔と前記絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔とを貫通した状態で前記短絡プレートに取り付けられ、
    前記つまみの前記つまみ取り付け孔内に配置された部分の外周部及び前記つまみ取り付け孔の内周部には、互いに係合し合って前記つまみが前記つまみ取り付け孔から抜け出るのを阻止する係合部が設けられ、
    前記短絡用コンタクトの軸線方向に対して直交する方向に前記つまみを貫通して設けられた孔にリングが緩く嵌合され、
    前記リングは前記絶縁プレートに設けられたつまみ貫通孔の内径より大きい外径を有していること、
    を特徴とする請求項7に記載の変流器保護用短絡プラグ。
  9. 前記絶縁プレート及びつまみは弾性を有する絶縁材料からなっていて、前記絶縁プレートに前記つまみが一体に形成され、
    前記絶縁プレートは前記短絡プレート側に突出した突出部を有して、該突出部が前記短絡プレートに設けられた絶縁プレート取り付け孔に圧入された状態で前記短絡プレートに取り付けられ、
    前記突出部の前記絶縁プレート取り付け孔内に圧入された部分の外周部及び前記絶縁プレート取り付け孔の内周部には、互いに係合し合って前記突出部が前記絶縁プレート取り付け孔から抜け出るのを阻止する係合部が設けられ、
    前記つまみは、前記コンセント本体のハウジングの開口部が前記キャップにより閉じられた際に該キャップと前記絶縁プレートとの間に圧縮された状態で配置されて、前記短絡プラグが前記コンセント側接触子から外れるのを阻止するように設けられていること、
    を特徴とする請求項7に記載の変流器保護用短絡プラグ。
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