JP5263798B2 - 基板締結構造体、光走査装置、および画像形成装置 - Google Patents

基板締結構造体、光走査装置、および画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、基板が内部に固定された筐体を備える基板締結構造体に関し、また、基板締結構造体を備える光走査装置に関し、また、光走査装置を備える画像形成装置に関する。
従来、基板やミラーを筐体に固定する構造として、様々な形態が考えられてきた。筐体の表面に対して基板を水平に固定する構造として、基板に孔部を設け、筐体から突設した爪部を孔部に挿入して基板を係止する取付構造が考えられている(例えば、特許文献1参照。)。また、他には、基板の孔部にビスを挿入して筐体と固定する構造が考えられている(例えば、特許文献2参照。)。筐体の表面に対してミラーを垂直に立てて固定する構造として、筐体の表面から垂直に延伸された保持部でミラーの位置を規制し、保持部とミラーとの間に板バネを差し込んでミラーを固定する方法が考えられている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2006−324269号公報 特開2009−179803号公報 特開2001−183573号公報
しかしながら、特許文献1に記載された構造では、爪部が挿入できるように孔部を大きく形成する必要があり、爪部と孔部との大きさの違いから基板の取り付け位置精度が低下する虞がある。特許文献2に記載された構造も同様に、ビスより孔部を大きく形成しなければならないため、基板の取り付け位置精度に課題がある。
また、特許文献3に記載された構造では、板バネが適用されているため、ミラーを押圧する力を調整することができない。そのため、板バネの弾性が弱いとき、ミラーが抜ける可能性があり、板バネの弾性が強いとき、板バネを差し込むのに強い力が必要となり、作業効率が低下するという課題がある。また、ミラーを接着剤で固着した場合、ミラーを取り外すことが困難になるという問題がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、簡略な構造で基板を確実に筐体に固定することができ、位置精度を向上させることができる基板締結構造体を提供することを目的とする。
また、本発明は、位置精度を向上させた基板締結構造体を備えることによって、精度よく光を検知できる光走査装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、精度よく光を検知できる光走査装置を備えることによって、安定した動作をする画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明に係る基板締結構造体は、電子部品が実装された基板と、前記基板が内部に固定された筐体と、光を照射する光源とを備える基板締結構造体であって、前記電子部品は、前記光源から照射された光を検知する光検知センサであり、前記筐体は、前記筐体の内側に構成された第1面に対して垂直方向に形成された基準溝を有する基準部と、前記基準溝と対向し前記第1面に対して垂直方向に形成された対向溝を有する対向部とを備え、前記対向部は、前記基準溝と前記対向溝とが対向する直線延長上に配置されて前記対向部を貫通する貫通穴を備え、前記第1面に対して垂直であって前記筐体の内側に構成された第2面の上に設けられ、前記基板は、前記基準溝および前記対向溝にまたがって差し込まれ、前記対向部に対向する対向端面に凹部が形成されており、前記貫通穴に挿入された締結部材が、前記凹部を押圧しており、前記貫通穴は、前記筐体の外部から貫通する形状とされていることを特徴とする。
この構成によると、締結部材で基板を押圧することによって、簡略な構造で基板を確実に筐体に固定することができ、位置精度を向上させることができる。また、基板に凹部を設けることによって、締結手段が基板に引っかかり、基板の抜けに対して強くなる。また、締結部材を筐体の外部から挿入でき、締結部材を挿入する作業が容易になる。
本発明に係る基板締結構造体では、前記基板は、矩形状とされ、前記基準溝の底面は、前記第1面に垂直に形成され、前記対向溝の底面は、前記第1面に垂直に形成されていることを特徴とする。
この構成によると、基板と基準部とが面全体で接するので、基板の傾きを抑制できる。
本発明に係る基板締結構造体では、前記凹部は、前記基準部に対向する基準端面の側から前記対向端面の側に向かうに従って前記第1面に近づく傾斜面を備えた形状とされ、前記締結部材の先端は、前記第1面の側が前記傾斜面と接していることを特徴とする。
この構成によると、基板を第1面に向かって押圧することができ、基板を基準部と第1面とで固定することで、さらに位置精度を向上させることができる。
本発明に係る基板締結構造体では、前記凹部は、三角形状であることを特徴とする。
この構成によると、凹部を簡単な形状とすることができる。
本発明に係る光走査装置は、本発明に係る基板締結構造体を備える
この構成によると、位置精度を向上させた基板締結構造体を備えることによって、精度よく光を検知できる光走査装置を提供することができる。
本発明に係る画像形成装置は、本発明に係る光走査装置を備える。
この構成によると、精度よく光を検知できる光走査装置を備えることによって、安定した動作をする画像形成装置を提供することができる。
本発明に係る基板締結構造体によると、締結部材で基板を押圧することによって、簡略な構造で基板を確実に筐体に固定することができ、位置精度を向上させることができる。また、基板に凹部を設けることによって、締結手段が基板に引っかかり、基板の抜けに対して強くなる。
また、本発明に係る光走査装置によると、位置精度を向上させた基板締結構造体を備えることによって、精度よく光を検知できる光走査装置を提供することができる。
また、本発明に係る画像形成装置によると、精度よく光を検知できる光走査装置を備えることによって、安定した動作をする画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施の形態1に係る基板締結構造体の一部を示す要部斜視図である。 図1の矢符A方向から見た基板の正面を主体にして示す要部正面図である。 図1の矢符B方向から見た基板の上面を主体にして示す要部上面図である。 図2Aの矢符C−Cでの要部断面図である。 図2Aの基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。 基板の変形例1を示す図であって、基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。 基板の変形例2を示す図であって、基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。 基板の変形例3を示す図であって、基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。 基板の変形例4を示す図であって、基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。 本発明の実施の形態2に係る光走査装置の構成を示す概略構成図である。 本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の概略構成を示す側面図である。
<実施の形態1>
以下、本発明の実施の形態1に係る基板締結構造体について、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る基板締結構造体の一部を示す要部斜視図であって、図2Aは、図1の矢符A方向から見た基板の正面を主体にして示す要部正面図であり、図2Bは、図1の矢符B方向から見た基板の上面を主体にして示す要部上面図であり、図2Cは、図2Aの矢符C−Cでの要部断面図である。
本発明の実施の形態1に係る基板締結構造体20は、電子部品(例えば、光検知センサ22)が実装された基板21と、基板21が内部に固定された筐体31とを備える。筐体31は、筐体31の内側に構成された第1面31aに対して垂直方向Zに形成された基準溝32aを有する基準部32と、基準溝32aと対向し第1面31aに対して垂直方向Zに形成された対向溝33aを有する対向部33とを備える。対向部33は、基準溝32aと対向溝33aとが対向する直線SL延長上に配置されて対向部33を貫通する貫通穴33cを備える。基板21は、基準溝32aおよび対向溝33aにまたがって差し込まれ、対向部33に対向する対向端面21tに凹部21aが形成されており、貫通穴33cに挿入された締結部材41が、凹部21aを押圧している。なお、以下では説明のため、基準溝32aと対向溝33aとが対向する方向であって、第1面31aに対して平行な方向を締結方向Xと呼ぶ。
この構成によると、締結部材41で基板21を押圧することによって、簡略な構造で基板21を確実に筐体31に固定することができ、位置精度を向上させることができる。また、基板21に凹部21aを設けることによって、締結部材41が基板21に引っかかり、基板21の抜けに対して強くなる。
本実施の形態では、基板21は、矩形状とされており、基準溝32aの底面32bは、第1面31aに垂直に形成され、対向溝33aの底面33bは、第1面31aに垂直に形成されている。この構成によると、基板21と基準部32とが面全体で接するので、基板21の傾きを抑制できる。なお、本発明はこれに限定されず、基板21を他の形状としたとき、基板21の形状に応じて、基準溝32aおよび対向溝33aが締結方向Xに沿って形成され、基準溝32aの底面32bおよび対向溝33aの底面33bが、第1面31aに対して締結方向Xで傾斜していてもよい。
本実施の形態では、対向部33は、第1面31aに垂直な第2面31bと一体に形成され、貫通穴33cは、筐体31の外部から筐体31および対向部33を貫通する形状とされている。この構成によると、締結部材41を筐体31の外部から挿入でき、締結部材41を挿入する作業が容易になる。
なお、本発明はこれに限定されず、基準部32が、第2面31bと一体に形成されていてもよい。この構成によると、基板21を固定する部分の強度を増すことができる。ここで、貫通穴33cは、対向部33を外部から貫通する形状とされていればよく、基準部32と対向する面とは逆の面から対向溝33aに向かって形成されている。
筐体31は、合成樹脂を金型で成型して形成され、基準部32および対向部33は、第1面31aと一体に形成されている。
基準部32および対向部33には、筐体31の第1面31aに対して垂直に基板21が差し込まれている。基準部32と対向部33との間隔は、基板21の大きさに応じて決定され、基準溝32aの底面32bと対向溝33aの底面33bとの間隔が、基板21の幅(基準端面21kから対向端面21tまでの間隔)と略等しい。なお、基板21は、締結部材41によって、基準部32に押し付けられているので、対向端面21tと対向溝33aの底面33bとの間に隙間が空いていても位置がずれることはない。
本実施の形態では、締結部材41は、ビスである。なお、これに限定されず、例えば、リベットを適用してもよい。締結部材41の直径は、基板21の厚さより大きく、凹部21aの垂直方向Zの長さより小さい。これによって、締結部材41が凹部21aに入り込んで基板21を確実に押圧できる。
貫通穴33cは、締結部材41に応じた形状とされ、締結部材41と同じ直径の円筒状とされている。
図3は、図2Aの基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。
凹部21aは、基準部32に対向する基準端面21kの側から対向端面21tの側に向かうに従って第1面31aに近づく傾斜面21bを備えた形状とされている。締結部材41の先端41sは、第1面31aの側が傾斜面21bと接している。この構成によると、基板21を第1面31aに向かって押圧することができ、基板21を基準部32と第1面31aとで固定することで、さらに位置精度を向上させることができる。なお、上述した締結部材41の先端41sとは、ネジ先の側(座面の反対側)を示す。また、以下では説明のため、第1面31aの側に近い方の締結部材41の先端41sを先端下側と呼び、先端下側の反対側の先端41sを先端上側と呼ぶことがある。
本実施の形態では、凹部21aは、三角形状である。この構成によると、凹部21aを簡単な形状とすることができる。締結部材41は、先端上側および先端下側が凹部21aと接している。これによって、基板21を締結方向Xに対して傾けずに押圧できるので、垂直方向Zに対する基板21の位置ずれを防止できる。
なお、本発明はこれに限定されず、凹部21aを他の形状としてもよく、基板21の変形例1ないし変形例4について、図4ないし図7に基づいて説明する。
図4は、基板の変形例1を示す図であって、基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。
変形例1では、凹部21aは矩形状であって、締結部材41の先端と凹部21aとが面で接している。
図5は、基板の変形例2を示す図であって、基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。
変形例2では、凹部21aは半円状であって、締結部材41は、先端上側および先端下側が凹部21aと接している。なお、本発明はこれに限定されず、例えば、先端下側と接する部分に円弧状とされた傾斜面21bが形成されていればよい。
図6は、基板の変形例3を示す図であって、基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。
変形例3では、凹部21aは台形状であって、先端下側と接する部分に傾斜面21bが形成されている。締結部材41の先端上側は、凹部21aと接していない。
図7は、基板の変形例4を示す図であって、基板および締結部材を抜き出して示す説明図(正面図)である。
変形例4では、凹部21aが基板21の上端の角(第1面31aに対向する端面の反対の端面側)に形成されている。締結部材41は、先端下側が凹部21aと接している。
<実施の形態2>
図8は、本発明の実施の形態2に係る光走査装置の構成を示す概略構成図である。なお、実施の形態1と機能、構造が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の実施の形態2に係る光走査装置1では、光源1aから照射された光BLの進行方向の上流から下流に向けて、光源1a、コリメータ1b、凹レンズ1c、アパーチャ1d、シリンドリカルレンズ1e、入射折り返しミラー1f、光偏光器1g、第1走査レンズ1h、第2走査レンズ1j、出射折り返しミラー1k、およびシリンドリカルミラー1mが順に配置されている。なお、本発明はこれに限定されず、例えば、光走査装置1から光を出射させる方向に応じて、第2走査レンズ1j、出射折り返しミラー1k、およびシリンドリカルミラー1mを配置する順番を適宜入れ替えてもよい。シリンドリカルミラー1mで反射された光BLは、光走査装置1から出射されて、後述する画像形成装置100(図9参照)の感光体ドラム3の表面に照射される。
光源1aは、例えば、レーザダイオードなどである。光源1aから出射される光BLにおける光軸に垂直な断面(ビーム断面)は、円形状とされている。コリメータ1bは、光源1aから拡散するように出射される円錐状の光BLを平行状の光BLに整形する光学部品である。凹レンズ1cは、コリメータ1bで整形された光BLを収束させる光学部品である。アパーチャ1dは、矩形状の開口部が形成された板状部材であり、光BLが通過するとき、ビーム断面を楕円形状から矩形状に整形する光学部品である。シリンドリカルレンズ1eおよび入射折り返しミラー1fは、光偏光器68の反射面に対して光BLを収束させるための光学部品である。
光偏光器1gは、複数の反射面が形成されたポリゴンミラーであり、図示しないドライバにより回転駆動される。光偏光器1gが回転駆動したとき、感光体ドラム3の表面上で光BLのスポットが走査方向に移動し、感光体ドラム3が走査される。以下では、走査方向で光BLが走査される範囲を走査範囲と呼ぶ。
第1走査レンズ1hおよび第2走査レンズ1jは、走査範囲の端部に照射される光BLの光路長と、走査範囲の中央に照射される光BLの光路長との相違に起因して生じる画像の歪みを補正するための光学部品である。つまり、第1走査レンズ1hおよび第2走査レンズ1jは、光偏光器1gで走査された光BLを感光体ドラム3上で等速走査させる光学部品であり、fθレンズとも呼ばれている。
出射折り返しミラー1kおよびシリンドリカルミラー1mは、光反射部材であり、照射された光BLを反射して感光体ドラム3へ導く。
また、光走査装置1は、さらに、反射ミラー1n、収束レンズ1p、および光検知センサ22(Beam Detector:BDセンサ)を備えている。
反射ミラー1nは、光偏光器1gから走査範囲の端部に照射される光BLを反射して光検知センサ22に導く。収束レンズ1pは、反射ミラー1nで反射された光BLを収束して、光検知センサ22に照射させる。
光検知センサ22は、光BLを受光し感光体ドラム3へのラインごとの走査開始または走査終了のタイミングを検知して、その結果を信号として出力する。光検知センサ22は、上述した基板21に実装され、基板21は、筐体31に固定されている。
光走査装置1の光学系では、わずかな位置ずれによって誤動作などが生じるため、高い位置精度が要求される。光検知センサ22も同様であって、光検知センサ22の位置がずれたとき、走査開始または走査終了のタイミングがずれて、後述する画像形成装置100での印刷位置ずれを生じさせる。
上述したように、光走査装置1は、光BLを照射する光源1aを備え、基板21に実装された電子部品は、光源1aから照射された光BLを検知する光検知センサ22である。この構成によると、位置精度を向上させた基板締結構造体20を備えることによって、精度よく光を検知できる光走査装置1を提供することができる。
筐体31には、光源1a、コリメータ1b、凹レンズ1c、アパーチャ1d、シリンドリカルレンズ1e、入射折り返しミラー1f、光偏光器1g、第1走査レンズ1h、第2走査レンズ1j、出射折り返しミラー1k、シリンドリカルミラー1m、反射ミラー1n、および収束レンズ1pが適宜配置され、固定されている。また、筐体31には、図示しない開口部が形成されており、開口部から出射された光BLが感光体ドラム3に照射される。
なお、本発明はこれに限定されず、例えば、複数の光源1aを備える構成としてもよい。また、第2走査レンズ1jおよび出射折り返しミラー1kを複数配置して、複数の箇所から光を出射させる構造としてもよい。これによって、複数の感光体ドラム3をそれぞれ走査する光走査装置1とすることができる。
<実施の形態3>
図9は、本発明の実施の形態3に係る画像形成装置の概略構成を示す側面図である。なお、実施の形態1および実施の形態2と機能、構造が実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
本発明の実施の形態3に係る画像形成装置100は、装置本体110および自動原稿処理装置120を備え、外部から伝達された画像データに応じて、所定の用紙(原稿)に対して多色及び単色の画像を形成する。
装置本体110は、光走査装置1、現像器2、感光体ドラム3、クリーナユニット4、帯電器5、中間転写ベルトユニット6、および定着ユニット7を備える構成とされている。
上述した構成に加えて、画像形成装置100は、原稿の画像を読み取る原稿読取装置90と、原稿が載置される原稿載置台92とを備えている。原稿読取装置90は、装置本体110の上部に設けられている。原稿載置台92は、透明ガラスで形成され、原稿読取装置90の上側に設けられている。
自動原稿処理装置120は、原稿載置台92の上側に取り付けられており、原稿載置台92の上に自動で原稿を搬送する。また、原稿処理装置120は、矢印M方向に回動自在に構成され、原稿載置台92の上を開放することにより原稿を手置きで置くことができるようになっている。
本画像形成装置において扱われる画像データは、ブラック(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)の各色を用いたカラー画像に応じたものである。従って、現像器2、感光体ドラム3、帯電器5、クリーナユニット4は、各色に応じた4種類の潜像を形成するようにそれぞれ4個ずつ設けられ、それぞれブラック、シアン、マゼンタ、イエローに設定され、これらによって4つの画像ステーションが構成されている。
帯電器5は、感光体ドラム3の表面を所定の電位に均一に帯電させるための帯電手段であり、図1に示すようなチャージャ型の他、接触型の帯電器(例えば、ローラ型やブラシ型)を用いることができる。
光走査装置1は、帯電された感光体ドラム3の表面を、入力された画像データに応じて露光し、感光体ドラム3の表面に画像データに応じた静電潜像を形成する機能を有する。
上述したように、画像形成装置100は光走査装置1を備える。この構成によると、精度よく光を検知できる光走査装置1を備えることによって、安定した動作をする画像形成装置100を提供することができる。
光走査装置1としては、レーザ出射部及び反射ミラー等を備えたレーザスキャニングユニット(LSU)、ELやLED等の発光素子をアレイ状に並べた書込み装置(例えば、書込みヘッド)を用いることができる。
現像器2は、それぞれの感光体ドラム3上に形成された静電潜像を4色(YMCK)のトナーにより顕像化する。
クリーナユニット4は、現像・画像転写後における感光体ドラム3の表面に残留したトナーを、除去・回収する。
中間転写ベルトユニット6は、感光体ドラム3の上側に配置され、中間転写ベルト61、中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、中間転写ローラ64、および中間転写ベルトクリーニングユニット65を備えている。なお、中間転写ローラ64は、YMCK用の各色の画像ステーションに対応して4本設けられている。
中間転写ベルト駆動ローラ62、中間転写ベルト従動ローラ63、および中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を張架して、中間転写ベルト61の表面を所定方向(図中矢符D方向)に移動させるように構成されている。
中間転写ベルト61は、それぞれの感光体ドラム3に接触するように設けられ、感光体ドラム3に形成された各色のトナー像を中間転写ベルト61に順次的に重ねて転写することによって、中間転写ベルト61の上にカラーのトナー像(多色トナー像)を形成する機能を有している。中間転写ベルト61は、例えば、厚さ100μm〜150μm程度のフィルムを用いて無端状に形成されている。
中間転写ローラ64は、感光体ドラム3のトナー像を、中間転写ベルト61に転写するための転写バイアスを与える。中間転写ローラ64は、中間転写ベルト61を間にして感光体ドラム3とは反対側に回転可能に支持されている。中間転写ローラ64には、トナー像を転写するために高電圧の転写バイアス(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)が印加されている。
中間転写ローラ64は、直径8〜10mmの金属(例えばステンレス)軸をベースとし、表面が導電性の弾性材(例えばEPDM,発泡ウレタン等)により覆われているローラである。この導電性の弾性材により、中間転写ベルト61に対して均一に高電圧を印加することができる。本実施の形態では、転写電極としてローラ形状を使用しているが、ブラシ形状などを用いることができる。
上述したように、各感光体ドラム3上で各色のトナーによって顕像化されたトナー像は、中間転写ベルト61に積層される。積層された各色のトナー像は、中間転写ベルト61の回転によって移動し、用紙と中間転写ベルト61との接触位置に配置された転写ローラ10によって用紙上に転写される。
中間転写ベルト61と転写ローラ10とは、相互に圧接されてニップ域を形成している。転写ローラ10には、トナーを用紙に転写させるための電圧が印加される(トナーの帯電極性(−)とは逆極性(+)の高電圧)。さらに、ニップ域を定常的に形成するために、転写ローラ10または中間転写ベルト駆動ローラ62のいずれか一方を硬質材料(金属等)とし、他方を弾性ローラ等の軟質材料(弾性ゴムローラ、または発泡性樹脂ローラ等々)としている。
ところで、中間転写ベルト61上のトナー像が用紙に完全に転写されず、中間転写ベルト61上にトナーが残存することがある。残存トナーは、次工程でトナーの混色を発生させる原因となる。
このため、中間転写ベルトクリーニングユニット65によって、残存トナーが除去・回収されるように構成されている。例えば、中間転写ベルトクリーニングユニット65には、クリーニング部材として中間転写ベルト61に接触するクリーニングブレードが備えられており、中間転写ベルト61に対向する位置(つまり、中間転写ベルト61の従動ローラ63とは反対側)で支持されている。
画像形成装置100は、さらに、給紙カセット81、手差し給紙カセット82、積載トレイ91を備えている。給紙カセット81は、画像形成に使用する用紙Pを蓄積しておくためのトレイであり、光走査装置1の下側に設けられている。また、手差し給紙カセット82にも画像形成に使用する用紙を置くことができる。積載トレイ91は、画像形成された用紙Pを積載しておくためのトレイであり、装置本体110に設けられている。
装置本体110には、給紙カセット81および手差し給紙カセット82の用紙を転写ローラ10や定着ユニット7を経由させて積載トレイ91に送るための、略垂直形状の用紙搬送路Sが設けられている。給紙カセット81および手差し給紙カセット82から積載トレイ91までの用紙搬送路Sの近傍には、ピックアップローラ11a〜11b、複数の搬送ローラ12a〜12d、レジストローラ13、転写ローラ10、および定着ユニット7が配置されている。
搬送ローラ12a〜12dは、用紙の搬送を促進・補助するための小型のローラであり、用紙搬送路Sに沿って複数設けられている。
ピックアップローラ11aは、給紙カセット81および手差し給紙カセット82の端部近傍に備えられ、給紙カセット81から用紙を1枚ずつ用紙搬送路Sに供給する呼び込みローラである。
レジストローラ13は、用紙搬送路Sを搬送されている用紙を一旦保持し、感光体ドラム3上のトナー像の先端とシートの先端とを合わせるタイミングで用紙を転写ローラ10に搬送する。
定着ユニット7は、用紙を挟んで回転するヒートローラ71および加圧ローラ72を備え、さらに、ヒートローラ71を外部から加熱するための外部加熱ベルト73が設けられている。
ヒートローラ71は、図示しない温度検出器からの信号に基づいて制御手段によって所定の定着温度となるように設定されており、加圧ローラ72とともにトナーをシートに熱圧着することにより、シートに転写された多色トナー像を溶融・混合・圧接し、シートに対して熱定着させる機能を有している。
上述した画像形成装置100では、画像形成の際に、給紙カセット81および手差し給紙カセット82から搬送される用紙が、搬送ローラ12aによってレジストローラ13まで搬送される。次に、レジストローラ13によって用紙が中間転写ベルト61上のトナー像と同期を取って転写ローラ10に搬送され、転写ローラ10によって用紙にトナー像が転写される。その後、用紙が定着ユニット7を通過するとき、用紙に転写された未定着トナーが熱で溶融・固着され、用紙上に定着される。トナー像が定着された用紙は、搬送ローラ12bを経て用紙排出口14から排出され、積載トレイ91に積載される。
1 光走査装置
20 基板締結構造体
21 基板
21a 凹部
21b 傾斜面
21k 基準端面
21t 対向端面
22 光検知センサ(電子部品の一例)
31 筐体
31a 第1面
31b 第2面
32 基準部
32a 基準溝
33 対向部
33a 対向溝
33c 貫通穴
41 締結部材
100 画像形成装置

Claims (6)

  1. 電子部品が実装された基板と、前記基板が内部に固定された筐体と、光を照射する光源とを備える基板締結構造体であって、
    前記電子部品は、前記光源から照射された光を検知する光検知センサであり、
    前記筐体は、前記筐体の内側に構成された第1面に対して垂直方向に形成された基準溝を有する基準部と、
    前記基準溝と対向し前記第1面に対して垂直方向に形成された対向溝を有する対向部とを備え、
    前記対向部は、前記基準溝と前記対向溝とが対向する直線延長上に配置されて前記対向部を貫通する貫通穴を備え、前記第1面に対して垂直であって前記筐体の内側に構成された第2面の上に設けられ、
    前記基板は、前記基準溝および前記対向溝にまたがって差し込まれ、前記対向部に対向する対向端面に凹部が形成されており、
    前記貫通穴に挿入された締結部材が、前記凹部を押圧しており、
    前記貫通穴は、前記筐体の外部から貫通する形状とされていること
    を特徴とする基板締結構造体。
  2. 請求項1に記載の基板締結構造体であって、
    前記基板は、矩形状とされ、
    前記基準溝の底面は、前記第1面に垂直に形成され、
    前記対向溝の底面は、前記第1面に垂直に形成されていること
    を特徴とする基板締結構造体。
  3. 請求項1または請求項2に記載の基板締結構造体であって、
    前記凹部は、前記基準部に対向する基準端面の側から前記対向端面の側に向かうに従って前記第1面に近づく傾斜面を備えた形状とされ、
    前記締結部材の先端は、前記第1面の側が前記傾斜面と接していること
    を特徴とする基板締結構造体。
  4. 請求項3に記載の基板締結構造体であって、
    前記凹部は、三角形状であること
    を特徴とする基板締結構造体。
  5. 請求項1から請求項までのいずれか1つに記載の基板締結構造体を備える光走査装置
  6. 請求項に記載の光走査装置を備える画像形成装置。
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