JP5260911B2 - 頭皮マッサージ用組成物、及び、当該組成物を用いたマッサージによる頭皮頭髪の美容方法 - Google Patents

頭皮マッサージ用組成物、及び、当該組成物を用いたマッサージによる頭皮頭髪の美容方法 Download PDF

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Description

本発明は、頭皮マッサージ用組成物に関する発明である。当該組成物は、頭皮のマッサージに適しており、特に、パーマネント処理、染毛処理、脱色処理等の、化学薬品を頭皮頭髪に接触させることが避けられない、化学的な施術後の頭皮頭髪の養生の一環として用いることに適している。
頭皮のマッサージは、頭皮における血行を促進し、毛穴に溜まった老廃物の除去を行う、頭皮頭髪の養生をする上で重要な要素である。また、頭皮のマッサージ自体が心地の良いものであり、ヘアサロン等における種々の施術の際は、好んで行われているものである。
この頭皮のマッサージの際、毛髪がつれたり、からまったりすると、スムーズにマッサージをすることが困難になり、また、無理矢理マッサージを行おうとすると、引っ張り力による痛みを伴うこともあり、さらに、毛髪の損傷の原因ともなる。
特に、パーマネント処理、染毛処理、脱色処理等の、化学薬品を頭皮頭髪に接触させることが避けられない化学的な施術によって、pHの上昇による頭皮の荒れ、さらに、頭皮の乾燥等が問題となっている。また、化学的な施術によって毛髪がダメージを受けた状態では、毛髪のつれや絡まりが起こりやすくなり、施術の一環として、頭皮のマッサージをスムーズに行うことの妨げとなっている。
特許文献1には、高分子量のポリエチレングリコールと油脂類と非イオン性界面活性剤を含有する、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアトリートメント等のアフターシャンプー用の毛髪化粧料が開示されている。これらは、アフターシャンプー用の毛髪化粧料に関するものであり、頭皮に使用することは全く開示されていない。仮に、油脂(1〜10%)や非イオン性界面活性剤(1〜10%)を、当該文献1のように多量に配合した製剤を頭皮のマッサージに用いると、使用した際に油っぽさやべたつきを伴い、マッサージを行う側にとっても、行われる側にとっても、好ましくない。
特許文献2には、(A)シリコーン化合物、(B)水難溶性の液晶構造体及び(C)アニオン性界面活性剤、両性界面活性剤、半極性非イオン性界面活性剤及びノニオン性界面活性剤からなる群から選ばれる1種又は2種以上の洗浄性界面活性剤を含有し、前記液晶構造体が組成物中に分散してなり、粘度が500〜15,000mPa・sであることを特徴とする毛髪洗浄剤組成物であって、重合度の低いポリエチレングリコール又はキサンタンガムを増粘剤として配合する毛髪洗浄料が記載されている。しかし、当該洗浄剤組成物は、本来的に頭皮の脂や汚れを除去することを目的とするものであり、仮に、これを用いて頭皮のマッサージを、本来のマッサージ効果を発揮させ得る程度に行うと、中途で頭皮を乾燥させてしまうことが予想される。また、当該洗浄剤組成物では、頭皮のpH値を正常に戻すことが困難である。
また、一般的に頭皮マッサージを伴って使用する製品として、育毛剤が挙げられる。しかし、通常、育毛剤はエチルアルコールを高配合する製剤であり、髪が乾いた状態で用いることを基本としているため、頭髪が濡れた状態で用いると、髪がつれる、指滑りが悪い等、化学的な施術の途中や、洗髪の途中での頭皮マッサージには適しているとはいえない。
特公平6−102615号公報 特開2004−262805号公報
本発明が解決すべき課題は、頭皮のマッサージをスムーズかつ効果的に行うことを可能とする頭皮マッサージ用組成物を提供し、当該組成物を用いてマッサージの効果をよりいっそう向上させる手段を提供することにある。
本発明者は、高分子量のポリエチレングリコールと、カルボキシビニルポリマー及び/又はキサンタンガムが、組み合わせて配合された頭皮マッサージ用組成物を提供し、これを、頭皮マッサージを行うことによって、上記の課題を解決し得ることを見出した。
すなわち、本発明は、下記の成分(1)及び(2)を下記の含有量にて含有し、pHが5.0〜6.5であり、かつ、油分の含有量が組成物の2.0質量%以下(0質量%を含む)である、頭皮マッサージ用組成物(以下、本発明組成物ともいう)を提供する発明である。
(1)平均分子量が50万以上のポリエチレングリコール(以下、高分子量PEGともいう)が組成物の0.01〜5.0質量%含有され、
(2)カルボキシビニルポリマー及び/又はキサンタンガムの配合において、
(2)−a:カルボキシビニルポリマー単独配合の場合には、カルボキシビニルポリマーは組成物の0.1〜4.0質量%の含有量であり、
(2)−b:キサンタンガム単独配合の場合には、キサンタンガムは組成物の0.1〜2.0質量%の含有量であり、
(2)−c:カルボキシビニルポリマー及びキサンタンガムの組み合わせ配合の場合は、単独のカルボキシビニルポリマー配合は組成物の0.1〜4.0質量%であり、かつ、単独のキサンタンガム配合は組成物の0.1〜2.0質量%であることを前提とすると共に、カルボキシビニルポリマー及びキサンタンガムの配合質量比を1:1とした場合に、両成分の総含有量は組成物の0.1〜3.0質量%である。
また、本発明は、本発明組成物を、水に濡れた頭皮頭髪に塗布して、頭皮をマッサージ後、当該頭皮頭髪を洗浄する、頭皮頭髪の美容方法(以下、本発明美容方法ともいう)を提供する発明である。当該美容方法において、本発明組成物の塗布は、パーマネント処理、染毛処理、脱色処理等の、化学薬品を頭皮頭髪に接触させることが避けられない、化学的な施術後に行うと、当該施術による毛髪のつれやからまりの緩和が顕著になり、本発明美容方法を行うことによる利点をより多く享受することが可能である。
なお、本発明組成物は、このように頭皮のマッサージを行う際に用いるものであり、本発明組成物は、「上記成分(1)及び(2)を含有する、頭皮マッサージ用組成物」としても規定され得るものであり、さらに、「上記成分(1)及び(2)を含有する、頭皮マッサージ用化粧料」としても規定され得るものである。
本発明により、頭皮マッサージを効果的に行うことを可能とする頭皮マッサージ用組成物と、これを用いた頭皮頭髪の美容方法が提供される。
[頭皮マッサージ用組成物]
上述したように、本発明組成物は、(1)高分子量PEG、並びに、(2)カルボキシビニルポリマー及び/又はキサンタンガム、を必須に含有する頭皮マッサージ用組成物である。
本発明組成物の剤型は、上記成分(1)及び(2)をはじめとする、所望する配合成分の全てを安定した状態にて維持可能であれば特に限定されるものではなく、乳化系、可溶化系、水溶系、水/アルコール系等を選択することが可能である。基剤成分は、所望する剤型に応じて選択される。
(A)必須の配合成分
(1)高分子量ポリエチレングリコールの平均分子量は50万以上であるが、100万〜800万が好適であり、さらに好適には200万〜600万である。PEGの平均分子量が50万未満であると、本発明組成物の他の条件を具備していても、頭髪の指通りをスムーズにすること自体が困難であり、毛髪のからまりも改善されない(本明細書中、ポリエチレングリコールをPEGともいう)。
本発明に用いられる高分子量PEGとして、INCI名称で、PEG−14M(平均分子量600,000)、PEG−90M(平均分子量4,000,000)、PEG−23M(平均分子量1,000,000)、PEG−45M(平均分子量2,000,000)等がある。
また、当該高分子量PEGの本発明組成物における配合量は、組成物に対して0.01〜5.0質量%であり、好適には0.01〜2.0質量%である。この配合量が組成物に対して0.01質量未満であると、所望する頭皮マッサージの容易化を十分に行うことが困難になり、5.0質量%を超えるとぬるつきにより使用感が劣る傾向が認められる。
(2)カルボキシビニルポリマーとキサンタンガムのうち、カルボキシビニルポリマーの本発明組成物における配合量は、組成物に対して0.1〜4.0質量%であり、好適には0.1〜2.0質量%である。このカルボキシビニルポリマーの配合量が組成物に対して0.1質量%未満であると、所望する頭皮マッサージの容易化を十分に行うことが困難になり、4.0質量%を超えると製剤化が困難になり、かつ、べたつく傾向が認められる。キサンタンガムの本発明組成物における配合量は、組成物に対して0.1〜2.0質量%であり、好適には0.1〜1.0質量%である。このキサンタンガムの配合量が組成物に対して0.1質量%未満であると、所望する頭皮マッサージの容易化を十分に行うことが困難になり、2.0質量%を超えると製剤化が困難になり、かつ、べたつく傾向が認められる。さらに、カルボキシビニルポリマーとキサンタンガムを組み合わせて本発明組成物に配合することも可能である。この場合の配合量は、両者の配合質量比を1:1とした場合、組成物に対して0.1〜3.0質量%であり、好適には0.1〜1.5質量%であることを基準として、上記のカルボキシビニルポリマーとキサンタンガムの各々の配合範囲(他方の配合量が0質量%の場合)と配合質量比に応じて定められる。
(B)選択的配合成分
前述したように、本発明組成物は、化学的な施術後の頭皮頭髪に対して用いることが好適な使用態様の一つである。化学的な施術後の頭皮頭髪においては、頭皮が荒れ気味になり、本来弱酸性であるべき頭皮頭髪がアルカリ性側に傾く傾向が認められる。この点を考慮して、本発明組成物においては選択的な配合成分として、荒れた頭皮を整えるための保湿剤の配合と、アルカリ性に傾いた頭皮頭髪部を弱酸性に調整するためのpH調整剤を配合して剤全体を弱酸性とすることを考慮することが好適である。
(1)保湿剤
本発明組成物に配合され得る保湿剤は特に限定されるものではないが、例えば、グリセリン、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、ソルビトール等の多価アルコール例示することができる。多価アルコールは、化粧品の基剤として汎用され、水溶性で配合が容易であるため、保湿成分として大量に配合可能である、という利点を有している。さらに、乳酸ナトリウム、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、ヒアルロン酸ナトリウム、アミノ酸類(アミノ酸類は主にL体であるがD体であってもよい。本明細書において断り無き場合はL体を意味するものとする。)等を必要に応じて用いることができる。特に、本発明組成物を弱酸性に調整することが可能な保湿剤、例えば、塩基性アミノ酸、具体的には、アルギニン、リシン、ヒスチジンを用いることが好適であり、特に、アルギニンは、本発明組成物に配合すべき最良の保湿剤の一つである。本発明組成物における保湿剤の配合量は、用いる保湿剤の種類に応じて適宜選択することが可能であり、特に限定されるものではない。例えば、アルギニン等の塩基性アミノ酸の場合は、組成物に対して0.01〜2.0質量%、好適には0.01〜1.0質量%の範囲である。
(2)抗炎症剤と清涼剤
上述のように、本発明組成物において、荒れた頭皮を整えることが可能な成分を配合することは好適な態様の一つである。よって、本発明組成物には、各種の外用の抗炎症剤、例えば、グリチルレチン酸、グリチルリチン酸(グリチルリチン酸ジカリウム等のグリチルリチン酸塩を含む)、グリチルリチン酸誘導体、アズレン、トラネキサム酸等を例示することができる。これらの抗炎症剤の本発明組成物における配合量は、抗炎症剤の種類や目的等に応じて自由に選択することが可能である。また、頭皮における清涼感を付加するために、メントール、カンフル等の清涼剤を本発明組成物に配合することも可能である。清涼剤の配合量も特に限定されるものではない。
(3)過酸化脂質除去剤
荒れた頭皮を整えることが可能な成分として、頭皮の皮脂における過酸化反応を抑制することが可能な過酸化脂質除去剤を、本発明組成物に配合することも、好適な態様の一つである。過酸化脂質除去剤としては、メタケイ酸アルミン酸マグネシウム、酢酸トコフェロール等のビタミンE類、ビタミンA類、ビタミンC類、カテキン、ポリフェノール類、チオタウリン、ヒポタウリン等を例示することができる。これらの過酸化脂質除去剤の本発明組成物における配合量は、過酸化脂質除去剤の種類や目的等に応じて自由に選択することが可能である。
(4)養毛剤
頭皮をマッサージしつつ、養毛成分を頭皮に浸透させるために、種々の養毛剤を本発明組成物に配合することができる。具体的には、アデノシン、センブリエキス、ニコチン酸ベンジルエステル、セファランチン、塩化カルプロニウム、ミノキシジル、パントテニルエチルエーテル等の血行促進剤;トウガラシチンキ、カンタリスチンキ、ノニル酸ワニリルアミド等の局所刺激剤;ヒノキチオール、感光素、パントテン酸類等の毛包賦活剤;エストラジオール、エストロン等の抗男性ホルモン;イオウ、チオキソロン、ビタミンB等の抗脂漏剤;等の適量を配合することができる。
(5)pH調整剤
上述したように、本発明組成物は、弱酸性、具体的にはpH6.5以下の範囲、好適にはpH6.5〜5.0の範囲に調整することが、アルカリ性に傾いた化学的な施術を行った後の頭皮頭髪を弱酸性近傍に回帰させるために好適である。特に、本発明組成物のpHを6.5以下とすることにより、化学的施術を行った後に、本発明組成物を使用した場合の頭皮頭髪を弱酸性に回帰させる作用が、pHを6.5よりもアルカリ性側とした場合よりも優れている。また、逆に、当該pHを5.0よりも酸性側とした場合には、当該pHを6.5〜5.0の範囲とした場合と同等の、化学的施術を行った後における本発明組成物を使用した場合の、頭皮頭髪を弱酸性に回帰させる作用が認められるが、カルボキシビニルポリマーが中和されず増粘できないことと、頭皮への刺激が強くなるため、安全性の観点からも好ましくない。
このような弱酸性へのpH調整方法は、配合成分全体として調整することも可能であるが、一般的に、外用組成物のpH調整に用いられているpH調整剤を用いることも可能である。一般的に、本発明組成物における含有成分は、酸性となる傾向があるので、これを弱酸性とするためには、アルカリ剤を用いることが好適である。具体的には、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、アルギニン等の塩基性アミノ酸を例示することができる。水酸化カリウム又は水酸化ナトリウム又はアルギニンを、本発明組成物中に配合する場合には、概ね組成物に対して0.01〜1.0質量%、好適には0.01〜0.5質量%とすることで、所望のpHに本発明組成物を調整することができる場合が多い。なお、酸性方向への調整剤としては、クエン酸、クエン酸三ナトリウム、炭酸ナトリウム、リン酸等が挙げられる。
(5)油分、乳化剤等
本発明組成物は、その具体的な剤型に応じて、その他の成分を配合することが可能であることは上述した通りである。特に、選択される剤型が乳化系等の場合には、油分や乳化剤の配合を行うが、本来、本発明組成物の具体的な用途からすると、油分の配合は必須ではない。むしろ、油分の配合量が、毛髪のコンディショニング用途の毛髪化粧料(例えば、特許文献1の毛髪化粧料)と同等とすると、かえってマッサージ後に頭皮が油っぽくなり、不快感を伴うことから、頭皮のマッサージには不向きな組成物となる傾向が認められる。このような観点から、本発明組成物における油分の配合量は、組成物に対して0質量%を含んで2.0質量%以内が好適であり、さらに好適には1.3質量%以内である。本発明組成物に配合可能な油分は、毛髪化粧料等に一般的に用いられる油分であれば、特に限定されるものではなく、好適には上記の限度内の配合量で、具体的な態様に応じて選択することができる。具体的には、例えば、オリーブ油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、ひまし油等の油脂類;ホホバ油、ラノリン、ラノリン誘導体等のロウ類;流動パラフィン、スクワラン等の炭化水素類;ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、イソステアリン酸等の高級脂肪酸;セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール等の高級アルコール;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸2−オクチルドデシル、2−エチルヘキサン酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル等のエステル類;メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン等のシリコーン油、等を挙げることができる。
乳化剤は、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、両性界面活性剤、非イオン界面活性剤、高分子界面活性剤、天然界面活性剤等の各種の界面活性剤を適宜用いることができる。
その他、水、低級アルコール、粉末類、色素、顔料、染料、香料、キレート剤等を必要に応じて用いることができる。
[美容方法]
本発明美容方法は、本発明組成物を、水に濡れた頭皮頭髪に塗布して、頭皮をマッサージ後、当該頭皮頭髪を洗浄する、頭皮頭髪の美容方法である。
本発明の1回当たりの頭皮頭髪への塗布量は、特に限定されるものではないが、概ね、10〜30gである。水に濡れた頭皮頭髪は、(1)単に水や湯で頭髪を湿潤させた場合、洗髪後等の通常の水濡れ処理後である場合と、(2)パーマネント処理、染毛処理、脱色処理等の、化学薬品を頭皮頭髪に接触させることが避けられない、化学的な施術後である場合に大別される。本発明組成物は、これらのいずれの水に濡れた頭皮頭髪に塗布することによって、毛髪における指通りが良好となり、かつ、頭皮に指を適度の摩擦感覚であてることが可能であり、適度に指かかりの良いマッサージを行うことができる。なお、施術者又は自己の手指によるマッサージの他、例えば、電動ブラシ等の器具によるマッサージを行う際にも、本発明組成物を水に濡れた毛髪に塗布することよって、当該器具の摩擦部の頭皮上の動きをスムーズにすることが可能である。また、上述したように、本発明組成物は、(2)の化学的な施術後の水に濡れた頭皮頭髪において用いることが、当該化学的施術による、毛髪のからまり、つれ、さらに、頭皮のアルカリ性化や荒れ等を緩和することが可能であり、よりいっそうその有用性が認められる。
水に濡れた頭皮頭髪に、本発明組成物を塗布して、手指又は器具にてマッサージをすることにより、被マッサージ施術者は、頭皮における血行が促進し、心地よいマッサージ感覚を堪能することが可能であり、さらに、本発明組成物が弱酸性であれば、施術の際、頭皮頭髪は弱酸性になって、頭皮頭髪が健全な状態である環境を形成することにより、頭皮頭髪の健康を保つ一助とすることができる。また、保湿剤、抗炎症剤、過酸化脂質除去剤が、本発明組成物に配合されている場合には、これらの成分の働きにより、頭皮表面が清潔になり、ふけやかゆみを防止することも可能となる。
このようにして一通りのマッサージが完了したら、頭皮頭髪に付着した本発明組成物を、水又は湯で洗い流すことにより、本発明美容方法は完了する。この後、例えば、毛髪にトリートメント処理やリンス処理を行うことも、頭皮頭髪の養生という総体的な観点からすると非常に好ましい。
なお、本発明は、この本発明美容方法を行うための頭皮頭髪のケアセットをも提供する。当該セットには、本発明組成物を必須の構成物として含むが、この他に、本発明組成物を毛髪に塗布する前に行う洗髪のための洗髪用のシャンプー、本発明美容方法における本発明組成物の洗い流しの後に、毛髪に塗布して養生するためのコンディショナー、リンス等をも含み得る。また、頭皮のマッサージを行うための、電動又は手動のマッサージブラシを含めることも可能である。
当該キットにより、本発明美容方法を効率的かつ効果的に行うことが可能である。
以下、本発明の実施例を説明する。なお、下記の各試験において、実施例と比較例の別は、各々の試験における比較を行うための区別であって、下記に「比較例」として記載されている試験品が、本発明の範囲内のものであるか否かは、特許請求の範囲の記載に従うものとする。なお後記する実施例7は、手続補正により本発明の範囲外の例となっている。
下記の表1〜4に記載した処方に従い、本発明品(実施例)と比較品(比較例)を調製し、本発明の効果を検討するための各種の試験を行った。
[試験例1]ポリエチレングリコールの好適な分子量の検討
表1に示すように、平均分子量がそれぞれ、400,1000、11000、400万のポリエチレングリコールを用いて、指通りと、マッサージのしやすさについての比較検討を行った。pHは、pH計を用いて計測した(以下、同様である)。
精製水にポリエチレングリコールを溶解し、カルボキシビニルポリマーを分散し、水酸化カリウムで、弱酸性として増粘することにより、頭皮マッサージ用の各試験品を得た。得られた各組成物を、シャンプー後の毛髪ストランドに塗布し、指通りの良さを、専門パネルが確認した(毛髪ストランドの指通り試験)。問題なく指が通るものを「○」とし、通りにくいものを「△」、非常に通りにくいものを「×」とした。また、得られた製剤を、シャンプーすすぎ後の男性6名、女性6名、計12名の頭皮に使用し、毛髪が絡まらずマッサージしやすいとの回答が9名以上を「○:マッサージしやすい」、同5〜8名を「△:マッサージしにくい」、同4名以下を「×:非常にマッサージしにくい」とした(頭皮のマッサージ性試験)。
Figure 0005260911
表1の結果より、平均分子量400万の高分子量ポリエチレングリコールを配合した製剤は毛髪への指どおりが良く、マッサージ性も良好であった。
[試験例2] 高分子量ポリエチレングリコールの配合量検討
表2に示すように、上記試験例1において好適であると認められた平均分子量400万の高分子量ポリエチレングリコールの配合量の影響を、他の配合成分を一定にして比較検討を行った。
精製水に水溶性成分を溶解、カルボキシビニルポリマーを分散し、水酸化カリウムで中和して増粘することにより、頭皮マッサージ用の各試験品を得た。毛髪ストランドの指通り試験と頭皮のマッサージ性試験は、上記試験例1と同様の条件・基準にて行った。
Figure 0005260911
表2の結果より、高分子量のポリエチレングリコールは、配合量が少ないとマッサージ性が十分ではなく、配合し過ぎるとぬるつきが顕著になることが明らかになった。具体的には、組成物に対して0.01〜5質量%の濃度の範囲では、毛髪における指通りが良好で、マッサージ性も良好であった。
[試験例3]増粘剤についての検討
(1)表3に示すように、本発明組成物に配合する増粘剤である、カルボキシビニルポリマーとキサンタンガムについて、種々の配合条件の検討を行った。
精製水に水溶性成分を溶解、(1)カルボキシビニルポリマーを分散し、水酸化カリウムで中和して増粘し、又は、(2)キサンタンガムを単独で加えて増粘し、そこに精製水、油分を活性剤で乳化した乳化パーツを添加することにより、頭皮マッサージ用の各試験品を得た。
溶解性の評価は、試験品の製造時に問題なく溶解したものを「○」、やや難溶であったものを「△」、完全溶解しなかったものを「×」と評価した。毛髪ストランドの指通り試験は、上記試験例1〜2と同様の条件・基準で行った。また、頭皮のマッサージ性試験の試験系は、上記試験例1〜2と同様に行い、評価もまた、上記試験例1〜2と同様の基準を用いて行った。
Figure 0005260911
表3の結果より、カルボキシビニルポリマー及び/又はキサンタンガムで製剤を増粘させることで塗布感が出てマッサージしやすくなった。また、キサンタンガムの配合により、毛髪ストランドの指通りが、いっそうスムーズになった。
(2)本発明組成物に配合する増粘剤である、カルボキシビニルポリマー又はキサンタンガムを配合する場合と、化粧料において汎用されている他の増粘剤を配合した場合を比較した。具体的には、下記表4に示す処方の試験品を、各々、精製水の一部に水溶性成分を添加して、増粘剤を分散させ、必要に応じて中和し、当該水溶性成分を溶解させた後、そこに残りの精製水と油分を、界面活性剤で乳化した乳化パーツを添加して混合することにより、頭皮マッサージ料を得た。
溶解性の評価は、試験品の製造時に問題なく溶解したものを「○」、やや難溶であったものを「△」、完全溶解しなかったものを「×」と評価した。毛髪ストランドの指通り試験は、上記試験例1〜2と同様の条件・基準で行った。また、頭皮のマッサージ性試験の試験系は、上記試験例1〜2と同様に行い、評価もまた、上記試験例1〜2と同様の基準を用いて行った。
Figure 0005260911
表4に示す結果により、本発明組成物においてカルボキシビニルポリマー又はキサンタンガムの配合は、これらに代えて他の増粘剤を配合する場合に比べて、使用性(毛髪の指通り、頭皮のマッサージ性)において優れていることが明らかになった。
[試験例4] パーマネント処理後の水分保持力についての検討
Figure 0005260911
表5に示す処方に従い、精製水に、キサンタンガムを含めた水溶性成分を溶解させ、カルボキシビニルポリマーを分散し、水酸化カリウムで中和し、増粘させた後、精製水と水を界面活性剤で乳化させた乳化パーツを添加して本発明品(実施例17)を調製し、比較品(比較例16)を精製水として、下記の試験を行った。
試験は、男性パネル6名の前腕部の、各々別個の箇所をヘアカラーとパーマネント剤で処理し、当該処理後に各試験品を塗布してマッサージを行い、Courage+Khazaka社製Corneometer CM825を用いて角質水分量の経時的な変化を測定した。
その結果を、図1(ヘアカラー処理後の角質水分量の経時的変化)と図2(パーマネント処理後の角質水分量の経時的変化)に示す。これらの図面において示されるように、化学的な施術の後に本発明組成物を塗布することにより、マッサージを経た状態であっても、角質水分量の減少が抑制され、地肌がダメージを受ける状態を緩和することができることが明らかになった。
[試験例5]ケミカル施術後の頭皮pHに対するマッサージ料pHの影響
一般的に、本来は弱酸性である頭皮のpHは、ヘアカラー処理やパーマネント処理等のケミカル施術後にアルカリ性側に偏り、頭皮頭髪が傷む原因となることが知られている。本発明は、そのような頭皮のpHを、ケミカル施術後であっても本来の弱酸性近傍のpHに回帰させることも目的とするが、本試験では、当該pH回帰効果について検討を行った。
下記表6に示す処方の試験品について、各々、精製水の一部に水溶性成分を添加して、カルボキシビニルポリマーを分散し、さらにキサンタンガムを加えた後、水酸化カリウムとアルギニンで中和し、増粘させた。そこに、残りの精製水と油分を界面活性剤で乳化した乳化パーツを添加することにより、頭皮マッサージ料を得た。実際に、6名の男性パネルの頭髪を、それぞれヘアカラーで処理し、処理後にサンプルを塗布してマッサージを行い、各段階での頭皮のpHを測定した。本試験は、各製剤・施術ごとに、上記の6名の男性パネルにて行った。試験の結果を、図3の(1)(2)(3)に示す。図3は、ヘアカラー処理前後の上記男性パネルにおける頭皮のpHの変化を示した図である。これらの図において、ヘアカラー処理後については、製剤のpHが6.0と5.0の実施例18と実施例19のマッサージ料を用いた場合に優れたpHの回帰効果が認められた。
Figure 0005260911
[試験例6] 油分配合量の検討
本発明組成物は、頭皮のマッサージを行うことを主要な目的とする外用組成物であり、過剰な油分の配合は、当該組成物によるマッサージを行うに際して影響を与えるものと考えられる。よって、本試験では、本発明組成物において好適な油分の配合量の検討を行った。具体的には、表7に示す処方の試験品について、各々、精製水の一部に水溶性成分を添加して、カルボキシビニルポリマーを分散し、さらにキサンタンガムを加えた後、水酸化カリウムとアルギニンで中和し、増粘させた。そこに、残りの精製水と油分を界面活性剤で乳化した乳化パーツを添加することにより、頭皮マッサージ料を得た。得られた頭皮マッサージ料を、2名の男性パネルにおいてシャンプーによる洗髪後の頭皮に使用して、頭皮のマッサージ性と、マッサージ後の頭皮の感触について評価を行った。頭皮のマッサージ性については、2名の男性パネルの双方が、毛髪が絡まらずマッサージしやすいものを「○」、2名の男性パネルの双方又は一方が、毛髪が絡まる、粘度が低く塗布感がない、べたつくなどの理由でマッサージしにくいものを「△」、2名の男性パネルの双方が同様の理由で非常にマッサージしにくいものを「×」とした。マッサージ後の頭皮の感触については、2名の男性パネルの双方が、マッサージ後の頭皮の感触を確認し、油性感がなく良好なものを「○」、2名の男性パネルの双方又は一方が、やや油性感があるものを「△」、2名の男性パネルの双方が、油性感があり、不快感を伴うものを「×」とした。
Figure 0005260911
表7に示す結果より、マッサージ後の頭皮の感触を良好に保つためには、油分(スクワラン)の配合量は少量に抑えることが好適であることが明らかになった。
以下、本発明組成物の処方例を記載する。以下に列挙する各組成物は、水に濡れた頭皮頭髪に塗布することにより、手指の毛髪における通りを改善し、さらに、塗布した状態でのマッサージを容易にすることが可能であり、上記の毛髪ストランドの指通り試験と、頭皮のマッサージ性試験の結果は良好であり、かつ、上記の角質水分量の減少抑制効果も認められた。また、配合された薬剤成分による、頭皮頭髪における積極的な効果も認められる。
[処方例1] 頭皮マッサージ料
配合成分 配合量(質量%)
精製水 残余
カルボキシビニルポリマー 0.3
キサンタンガム 0.4
1,3−ブチレングリコール 10.0
高分子量PEG(平均分子量400万) 0.3
水酸化カリウム 0.08
アルギニン 0.02
スクワラン 0.8
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.05
酢酸dl−α−トコフェロール 0.5
メタケイ酸アルミン酸マグネシウム 0.3
フェノキシエタノール 0.5
香料 適量
<製造方法>
精製水に水溶性成分を溶解、カルボキシビニルポリマーを分散し、水酸化カリウムで中和し、キサンタンガムを単独で加えて増粘させた。そこに精製水、油分を活性剤で乳化した乳化パーツを添加することにより、頭皮マッサージ料を得た。
[処方例2] 頭皮マッサージ料
配合成分 配合量(質量%)
精製水 残余
エタノール 30.0
キサンタンガム 0.4
1,3−ブチレングリコール 10.0
高分子量PEG(平均分子量400万) 0.3
アルギニン 0.04
クエン酸 0.02
パントテニルエチルエーテル 0.5
グリチルリチン酸ジカリウム 0.3
l−メントール 0.5
β−グリチルレチン酸 0.2
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1
香料 適量
<製造方法>
油分、油溶性薬剤、活性剤をエタノールに溶かし、その他成分を精製水に溶解し、混合攪拌して頭皮マッサージ料を得た。
ヘアカラー処理後に、本発明組成物を用いて頭皮マッサージを行った場合の角質水分量の経時的変化を示した図である。 パーマネント処理後に、本発明組成物を用いて頭皮マッサージを行った場合の角質水分量の経時的変化を示した図である。 ヘアカラー処理後に、本発明組成物等を用いて頭皮マッサージを行った場合の頭皮のpHの変化を示した図である。

Claims (4)

  1. 下記の成分(1)及び(2)を下記の含有量にて含有し、pHが5.0〜6.5であり、かつ、油分の含有量が組成物の2.0質量%以下(0質量%を含む)である、頭皮マッサージ用組成物。
    (1)平均分子量が50万以上のポリエチレングリコールが組成物の0.01〜5.0質量%含有され、
    (2)カルボキシビニルポリマー及び/又はキサンタンガムの配合において、
    (2)−a:カルボキシビニルポリマー単独配合の場合には、カルボキシビニルポリマーは組成物の0.1〜4.0質量%の含有量であり、
    (2)−b:キサンタンガム単独配合の場合には、キサンタンガムは組成物の0.1〜2.0質量%の含有量であり、
    (2)−c:カルボキシビニルポリマー及びキサンタンガムの組み合わせ配合の場合は、単独のカルボキシビニルポリマー配合は組成物の0.1〜4.0質量%であり、かつ、単独のキサンタンガム配合は組成物の0.1〜2.0質量%であることを前提とすると共に、カルボキシビニルポリマー及びキサンタンガムの配合質量比を1:1とした場合に、両成分の総含有量は組成物の0.1〜3.0質量%である
  2. 水酸化カリウム若しくは水酸化ナトリウム、及び/又は、アルギニンを含有する、請求項1に記載の頭皮マッサージ用組成物。
  3. 請求項1又は2に記載の頭皮マッサージ用組成物を、水に濡れた頭皮頭髪に塗布して、頭皮をマッサージ後、当該マッサージ用組成物を除去する、頭皮頭髪の美容方法(医療行為を除く)。
  4. 前記美容方法において、頭皮マッサージ用組成物の塗布を化学的な施術後に行う、請求項記載の頭皮頭髪の美容方法。
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