JP5259575B2 - ピアスナットおよびその使用 - Google Patents

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Description

本発明は、ピアスナットおよびそのようなピアスナットの使用に関する。さらに具体的に言えば、本明細書は、高強度シート金属に特に適しているピアスナットに関する。
ピアスナットは、長年の間、大量生産用途に用いられてきた。自動車産業において、ピアスナットは、金属シートおよびパネルにおける構成部材の装着を可能にするために用いられる。一般に、これらの構成部材を取り付けるために、ねじ(threaded screw)またはねじ山付きボルトが用いられ、接合部は、トルクレンチによって締結されることができる。
これまで、自動車業界において、車両の重量を減らすために、薄い金属シートおよびパネルを用いることが一般的な傾向であった。したがって、きわめて薄いシートと共に用いられる場合もまた、高いトルク抵抗および引き抜き抵抗を提供するように設計されたピアスナットの開発に焦点が置かれてきた。
自動車業界における最新の動向は、高強度シート金属の拡張用途に向かっている。その意図された機能に対して車両の各個別の構成要素を最適化することによって、重量および環境に対する影響を削減し、車両の安全性を改善することが可能である。したがって、さらに高いトルク抵抗および引き抜き抵抗、既存のナットによって満たされることができない要件を提供するように設計されたピアスナットを有することが必要である。その重要性が増大する他の影響される変数は、穿孔力、工具の損傷およびナットのセンタリングである。穿孔される金属シートの強度が増大すると、より大きな穿孔力が必要となり、穿孔工具にかかる負荷のほか、ピアスナットと穿孔ダイとの間に生じる位置合わせのずれの危険性も増大し、それにより、工具の損傷の危険性が増大する。
ピアスナットは、引き抜き力およびトルクの両方に抵抗するような態様で金属シートに取り付けられるべきである。
その開示内容が本願明細書に参照によって組み込まれる米国特許第5,340,251号明細書は、可塑的に変形可能な金属シートに取り付けるためであり、金属シートを係合するための係合側面および係合側面から離れる方向において係合側面から延びるパイロットを備え、パイロットは、係合側面とは逆方向に面する端面と、パイロットとは逆方向に面し、端面を包囲する壁面を有する第1のアンダカット(undercut)部分と、を有するピアスナットを提案している。さらに、ピアスナットは、パイロットに向けられた第2のアンダカット部分と、2つのアンダカット部分の間に位置する溝と、を有する。米国特許第5,340,251号明細書に開示されたピアスナットを用いる場合には、シートは、可塑的に変形され、溝の中であって、2つのアンダカット部分の下に圧入され、それによって、ナットと金属シートとの間の形状適合連結を達成する。米国特許第5,340,251明細書号に開示されたピアスナットは、アンダカット部分の下に押し込むために、金属シートの実質的な変形を必要とし、高強度シート金属に関して、ピアスナットのパイロットにおける応力を増大し、大きな穿孔力を必要とし、したがって、穿孔ダイにおける磨耗も増大する。さらに、米国特許第5,340,251号明細書によるピアスナットを用いる場合には、穿孔ダイとナットの係合側面との間に薄い断面が得られ、この断面は疲労破損しやすい。
その開示内容が本願明細書に参照によって組み込まれる欧州特許第0554599B1号明細書において、可塑的に変形可能な金属シートへの取り付けのためのピアスナットが、開示されており、金属シートを係合するための係合側面および係合側面から離れる方向において係合側面から延びるパイロットを備え、パイロットは、係合側面とは逆方向に面する端面と、端面を包囲する壁面を備えている。このピアスナットはさらに、パイロットに向けられたアンダカット部分と、パイロットとアンダカット部分との間に位置する溝と、を有する。高強度シート金属を穿孔するために欧州特許第0554599B1号明細書によるピアスナットを用いる場合には、不十分な量のシート金属は、溝の中であってアンダカット部分の下に圧入され、このことが低い引き抜き強度を有する接合部を結果として生じる。さらに、より大きな穿孔力が、金属シートを変形するために必要とされ、これにより穿孔ダイに対する損傷を生じる可能性がある。さらに、欧州特許第0554599B1号明細書において開示されたピアスナットは、ピアスナットと穿孔ダイとの間に位置合わせのずれを生じやすく、これによってピアスナットのねじ山を損傷するか、その機械的特性が不ぞろいになる結果を生じる可能性を招く。
その開示内容が本願明細書に参照によって組み込まれるドイツ特許出願第2004017866A1号は、ピアスナットを開示している。
ピアスナットのさらなる実施例は、ドイツ特許第10348851A1号明細書、米国特許出願公開第2005/010186046号明細書、米国特許第6,986,629号明細書、米国特許出願公開第2005/0147481号明細書、特開昭64−58807号公報に示されており、これらの開示内容は、本願明細書に参照によって組み込まれるものとする。
上述の問題点を削減または低減する改善されたピアスナットに対する需要がある。
したがって、本目的は、従来技術のピアスナットに関連する問題点を削減または低減するピアスナットを提供することである。
添付の独立請求項によるピアスナットは、この目的を全体的にまたは部分的に達成する。
したがって、可塑的に変形可能な金属シートへの取り付けのためのピアスナットであって、金属シートに対して当接するように適合された当接面と、当接面に対して突出するアンダカットパイロットと、当接面に形成され、パイロットを少なくとも部分的に包囲する皿穴溝であって、パイロットに向けられる能動的なアンダカットがない溝と、を備えるピアスナットが提供される。溝は、内溝および外溝と、内溝と外溝との間に位置する***部と、を備える。外溝は、面部分によって少なくとも部分的に画定され、パイロットを包囲しかつピアスナットから離れる壁面に面する。
当接面は、本質的にシートを貫通することなく、金属シートに対して当接するように適合された面である。
溝の制限面は、ピアスナットから斜めに、すなわち、金属シートに対して一定の角度で面し、そのいずれもがアンダカット部分を形成しないような態様になっている。
溝にアンダカット部分を備えていないピアスナットを用いることによって、シートの変形が削減され、ピアスナットおよびシートによって形成される接合部の増大した強度を結果として生じると同時に、***部がアンダカットパイロットに対してシート材料を押し付けるのを助け、それによって、ナットと金属シートとの間に形状適合連結を達成する。
パイロットの端面と上記のパイロットを包囲する壁面との間の第1の角度は、79±1°であってもよい。
この角度は、高強度シート金属のほか、標準的なシート金属の場合にも、ピアスナットを作用させるのに最適であることが分かっている。
内溝は、第1の面部分によって画定されてもよく、ピアスナットの中心を通りかつパイロットの端面に対して垂直な断面平面において見たときに、パイロットを包囲する壁面として端面に対して本質的に同一の角度を有する。
内溝は、第2の面部分によって画定されてもよく、パイロットに向けられるとともに、パイロットの中心を通りかつパイロットの端面に対して垂直な断面平面において見たときに、端面に対して第2の角度を有し、第2の角度は、約35〜55°、約40〜50°または約45°であってもよい。
内溝は、第3の面部分によって画定されてもよく、上記の第1の面部分と上記の第2の面部分との間に延びる。
外溝は、第4の面部分によって画定されてもよく、パイロットを包囲する壁面とは逆に面するとともに、パイロットの中心を通りかつパイロットの端面に対して垂直な断面平面において見たときに、端面に対して第3の角度を有し、第3の角度は、約15°〜約45°である。
面部分は、パイロットを包囲する壁面に面し、したがって、外溝を画定し、第5の面部分であってもよく、パイロットの中心を通りかつパイロットの端面に対して垂直な断面平面において見たときに、端面に対して第4の角度を有し、第4の角度は、約10°〜約70°である。
別の実施形態において、第4の角度は、約30°〜約45°であってもよい。
外溝は、第6の面部分によって画定されてもよく、上記の第4の面部分と上記の第5の面部分との間に延びる。
上記の第1の面部分、第2の面部分、第4の面部分および第5の面部分の少なくとも1つは、たとえば、上記の断面平面を通って延びる直線を有してもよい。したがって、断面において見たときに、面部分は、平面であってもよい。
上記の直線は、上記の断面平面において、関連する本質的に全体的な面部分を通って延在してもよい。
上記の第2の面部分および第4の面部分は、上記の断面平面において、互いと角度を形成してもよい。
溝は、パイロットを包囲してもよく、本質的に環状であってもよい。パイロットもまた、本質的に環状であってもよい。
パイロットおよび溝は、本質的に同心であってもよい。***部は、縁部を有してもよい。
この種の縁部は、内溝および外溝への金属シートの最適な案内を可能にする。縁部は、相対的に先端がとがっていてもよい。
縁部は、パイロットの最大直径より1.45±0.1mm大きい直径を有してもよい。
ピアスナットの端面を含む平面と縁部との間の最小距離は、端面を含む上記の平面と、ピアスナットが取り付けられるように設計される金属シートに対して当接するように適合された当接面との間の最小距離以上であってもよい。
端面を含む平面と縁部との間の上記の最小距離は、ピアスナットが取り付けられるように設計される金属シートの厚さの約0.67〜約1.14倍であってもよく、一部の実施形態において、約0.7mm〜約1.2mmの厚さの金属シートと共に用いるように設計されたピアスナットの場合は、約0.8mmであってもよい。
したがって、薄い高強度金属シートに関して最適なピアスナットが、達成される。
端面を含む平面と縁部との間の上記の最小距離は、ピアスナットが取り付けられるように設計される金属シートの厚さの約0.75〜約0.92倍であってもよく、一部の実施形態において、約1.3mm〜約1.6mmの厚さの金属シートと共に用いるように設計されたピアスナットの場合は、約1.2mmであってもよい。
したがって、厚い高強度金属シートに関して最適なピアスナットが、達成される。
ピアスナットはさらに、回転防止手段を備えてもよい。
そのような回転防止手段は、ピアスナットのトルク抵抗のさらなる改善を可能にする。回転防止手段は、たとえば、溝の中、溝の中に位置する***部の上/中、パイロットを包囲する壁面の上/中、当接面の上/中または外壁の上/中における凹部および/または陥没部を備えてもよい。
ピアスナットは、雌ねじ部を備えてもよい。そのようなピアスナットは、外側にねじ山のある部品、たとえば、ねじまたはボルトを収容するために用いられることができる。
あるいは、ピアスナットは、雄ねじ部を備えてもよい。そのようなピアスナットは、内側にねじ山のある部品、たとえば、ナットを収容するために用いられることができる。
第2の態様によれば、高強度金属シートおよび穿孔によってそれに取り付けられるピアスナットを備えるシステムが提供される。
ここでは、高強度金属シートとは、高強度鋼、すなわち、約220MPa、たとえば、290MPaを超える引張降伏限界を有する鋼から構成される金属シートを指す。
第3の態様によれば、上述したようなピアスナットの使用は、高強度金属シートへのピアスナットの取り付けのために提供される。
第4の態様によれば、高強度金属シートにおける取り付け手段を装着するための方法が提供され、上記の取り付け手段は、上述したように、ピアスナットである。
ピアスナット1は、穿孔作業中にそれ自体の孔を穿孔し、上記の作業中にピアスナットにおける溝、アンダカットなどにシート材料を押し込むように設計されている。
シート厚さに応じて、異なる最適な幾何構成がある。
ピアスナット1は、中心に配置されたねじ付きの貫通孔5を有する。以下では係合側面10と呼ばれるピアスナットの下側で、パイロット11は、突出する。係合側面10における他の部分の端面14に対するパイロット11の突出部Hは、主にシート厚さに左右される。この実施形態において、突出部Hは、約1.3〜1.6mmまでのシート厚さの場合に約1.2mmであり、約0.7〜1.2mmまでのシート厚さの場合に約0.65mmである。
パイロット11は、穿孔縁部12を備えた平面の環状端面13を有する。穿孔縁部12は、実際の穿孔(図6〜図8)中に、シート4および穿孔ダイ3を係合する。パイロット11の半径方向の外側で、ナットの半径中心CAに向かって内向きに傾斜され、したがって、アンダカット部分を形成する環状壁面15が設けられる。傾斜(角度A)は、穿孔中に壁が面全体にわたってシートを係合するように適合される。約79±1°の角度Aが、特に高強度シート金属に対して最適の結果を保証するが、標準的なシート金属に対しても最適な結果を保証することが分かっている。
2つの環状溝16a、16bは、ピアスナット1の係合側面10上にピアスナットの外壁21と壁面15との間に設けられる。溝16a、16bは、それらの間に間隙があるように成形される。異なった表現をすれば、***部17が、溝16a、16bの間に形成される。
第1の溝である内溝16aは、壁面15に最も近い位置に位置し、円弧形状の底部分19cと、パイロット11の壁面15と本質的に同一の傾斜(A)を有する第1の面部分19aと、端面13に対して約45°の角度Bで傾斜される第2の面部分19bと、を備える。第2の端部分19bの傾斜は、シートが溝16a、16bの中に押し込まれるときに、ピアスナットおよびシートが、穿孔中に受ける応力を低減するように適合される。
第2の溝である外溝16bは、内溝の半径方向の外側に位置し、傾斜した第4の面部分19dと、円弧形状の底部分19fと、端面13に対して相対的に傾斜Eを有する傾斜した第5の面部分19eと、から構成される。この外溝16bの目的は、シート4が内溝16aの中に流れ込むことをよりたやすくするように、穿孔力を低減するためである。
約1.3〜1.6mmのシート厚さの場合には、第5の面部分19eは、45°の傾斜Eを有し、第4の面部分19dの傾斜Cに対して垂直であってもよい。
約0.7〜1.2mmのシート厚さの場合には、第4の面部分19dは、15°の傾斜を有し、第5の面部分19eは、31°の傾斜Eを有してもよい。
このように、縁部18は、内溝16aの第2の面部分19bと外溝の第4の面部分19dとの間に形成される。縁部は、先端がとがっていてもよい。
縁部18の機能は、シートをパイロット11の外壁15に向かって特に内溝16aの中に案内することであるが、シートが穿孔作業中に変形しているときに、外溝16bの中にも案内し、ピアスナットを固定することでもある。
溝の傾斜壁は、最適の方法でこれを達成するように調整されることができる。
先端のとがった縁部18の利点は、穿孔中、シートにおいて同程度の変形を達成するために、従来のシート金属の場合にも、本質的に高強度シート金属の場合と同量の穿孔力を用いることができることである。
したがって、高い引張抵抗および引き抜き抵抗で、小さなシート変形が得られる。
最適な結果を得るために、縁部18の先端は、パイロットの端面13を含む平面から距離Dに位置決めする必要があるとともに、この実施形態において、約1.3〜1.6mmのシート厚さの場合には約1.2mmであり、約0.7〜1.2mmのシート厚さの場合には約0.8mmである。縁部はまた、パイロット11の最大直径Gより約1.45±0.1mm大きい直径Fに位置付けられてもよく、それによって、最良の可能な成果、すなわち、高いトルク抵抗および引き抜き抵抗を備えた接合部を得られうる。
寸法M6を有するピアスナットの場合には、直径Fは、たとえば、約0.7〜1.2mmのシート厚さの場合には約10.9mmであり、約1.3〜1.6mmのシート厚さの場合には約11mmであってもよい。
ピアスナットのトルク抵抗をさらに改善し、金属シートに対して相対的に回転しないようにするために、複数の凹部20が、ピアスナット1の係合側面に設けられてもよい。凹部20は、ピアスナットの中心CAから本質的に同一の半径方向の距離で配置され、パイロット11の周囲に分散されてもよい。図面に示された実施形態において、凹部20は、溝16a、16bに位置してもよく、縁部18に沿って均等に分散される。***部がパイロットの周囲に配置された複数のセグメントを有するような態様で、凹部はまた、***部17に位置してもよい。
あるいは、回転防止手段は、示された面のいずれか、たとえば、壁面15、溝16a、16bにおける面19a、19b、19c、19d、19e、19f、***部17の上、当接面14または外壁21における凹部または突出部の形で配置されることができる。
そのような回転防止手段は、シートが溝16a、16bの中に押し込まれるときに、ピアスナットの形状適合固締を達成することを可能にする。穿孔中、シートは、2つの環状溝16a、16bの間の縁部18に対して押し付けられる。縁部18は、シートを溝16a、16bの中に案内し、シートは、パイロット11の壁面15に対して押し付けられ、アンダカット部分を係合することによって、幾何的な固締を形成する。したがって、ピアスナットは、形状適合固締および摩擦力の両方によって所定の位置に保持される。
高強度シート金属の穿孔を改善し、ピアスナットと穿孔ダイとの間に生じる位置合わせのずれの補償を可能にするために、パイロットの端面13のサイズは、従来のパイロットに比べて、増大される可能性がある。結果として、ピアスナットと穿孔ダイとの間に位置合わせのずれがある場合に、ねじのためのさらに安定な工程およびよりよい保護がもたらされる。
ピアスナットを係合する部品の分解および組立を繰り返す場合においても、上述したピアスナットの設計のおかげで、高いトルク抵抗および引き抜き抵抗が、ナットとシートとの間の接合部で維持される。
ピアスナットの形状適合固締設計により、寸法を低減することが可能となり、従来のピアスナットに比べて、コンパクトなピアスナット幾何構成が得られる。
図6〜図8は、上述したピアスナット1を用いた穿孔作業を示している。
図6において、穿孔機2、ピアスナット1、シート4および穿孔ダイ3は、互いから一定の距離で位置決めされる。
図7は、ピアスナットとシートとの間の穿孔係合が開始される瞬間における穿孔作業を示している。
図8は、ピアスナット1がどのようにシート4に取り付けられたかを示している。どのようにしてシートが変形され、溝の中に流れ込み、パイロット11とその壁面15によって形成されるアンダカット部分によって所定の位置に保持されるかについて注目すべきである。
図9a〜図9dは、ナットとシートの接合部の引き抜き抵抗(押し出し力)および変位の測定の結果を表示している。
図9aは、シート厚さ1.45mmの高強度シート金属(Rp0.2=350〜450MPa)に関する引き抜き抵抗対変位のグラフを示している。図9aにおいて、欧州特許第0 554 599 B1号明細書に示されたピアスナットなどの従来のM6ピアスナットが、本明細書によって設計されたM6ピアスナットと比較される。11mmの直径Fは、11.5mmの直径Fに比べて相当の改善を提供することは、図9aから明白である。また、本明細書による両方のピアスナットは、従来のピアスナットに比べて改善を提供することもまた、グラフから明白である。11.5mmの直径Fを有するピアスナットは、従来のピアスナットより著しく大きい変位に耐える。
図9bは、板厚1.45mmの従来の/高強度シート金属(Rp0.2=260MPa)に関する引き抜き抵抗対変位のグラフを示している。図9bにおいて、欧州特許第0554599B1号明細書に示されたピアスナットなどの従来のM6ピアスナットが、本明細書によって設計されたM6ピアスナットと比較される。このシートタイプの場合もまた、変位に耐えるピアスナットの能力において著しい改善が得られる。この場合においても、11mmの直径Fは、11.5mmの直径Fに比べて改善を提供することを留意すべきである。
図9cは、シート厚さ1.5mmの過度に高強度シート金属(Rp0.2=500〜650MPa)に関する引き抜き抵抗対変位のグラフを示している。図9cにおいて、本明細書によって設計された2つのM6ピアスナットの間の比較が行われる。図9cに示されているように、11mmの直径Fは、11.5mmの直径Fに比べて大きな改善を提供する。
したがって、図9a〜図9cは、直径Fがピアスナットの引き抜き抵抗および変位に耐えるその能力に関してきわめて重要であり、それによって、ピアスナットとシートとの間の接合部を最適化するためにきわめて重要であることを示している。
図9dは、シート厚さ1.45mmの従来の/高強度シート金属(Rp0.2=260MPa)に関する引き抜き抵抗対変位のグラフを示している。図9dにおいて、本明細書による3つの異なるM6ピアスナットが、欧州特許第0554599B1号明細書に記載されるような従来のピアスナットと比較される。
本明細書によるピアスナットは、従来のピアスナットより著しく大きい変位に耐えることを留意することができる。さらに、79°の角度Aが引き抜き抵抗および変位の最適な組み合わせを提供することを留意すべきである。70°までのAの削減は、82.5°までのAの増大よりマイナス効果が小さい。
ピアスナット1は、添付図面に示されているように、本質的に円形であってもよいことは十分に認識されよう。
しかし、他の幾何構成の形状も考えられる。たとえば、外壁21に沿ってピアスナットの幾何構成を、たとえば、丸い外観ではなく、楕円形、長円形または多角形の外観(三角形、四角形、五角形など)に変化させることは容易である。
パイロットの壁面15および溝16a、16bもまた、上記によれば、非円形の態様に設計されることができるが、その設計は、外壁21の外観と一致していてもよく、一致しなくてもよい。
そのセグメントが除去されたピアスナットの斜視図である。 ピアスナットの係合側面の平面図である。 断面II−IIに沿ったピアスナットの断面図である。 図4aは、その破断拡大詳細に関するたとえば、約1.3〜1.6mmの厚さの大きなシートのために設計されたピアスナットの断面I−Iに沿った断面図、図4bは、その破断拡大詳細に関するたとえば、約1.3〜1.6mmの厚さの大きなシートのために設計されたピアスナットの断面I−Iに沿った断面図を示している。 図4bの断面図に対応する断面面I−Iに沿った拡大断面図であり、角度および寸法が示されている。図5に示されたピアスナットは、たとえば、約0.7〜1.2mmの薄いシート厚さ向けに設計されている。 ピアスナットとシートとの間の係合前の、穿孔デバイスを備えたピアスナットおよびシートを示している。 ピアスナットとシートとの間の係合に関連して、穿孔デバイスを備えたピアスナットおよびシートを示している。 シートに装着されるときのピアスナットを示している。 図9aは、シート厚さ1.45mmの高強度シート金属(Rp0.2=350〜450MPa)に関するトルク抵抗対変位のグラフである。 図9bは、シート厚さ1.45mmの従来の/高強度シート金属(Rp0.2=260MPa)に関するトルク抵抗対変位のグラフである。 図9cは、シート厚さ1.5mmの過度に高強度シート金属(Rp0.2=500〜650MPa)に関するトルク抵抗対変位のグラフである。 図9dは、シート厚さ1.45mmの従来の/高強度シート金属(Rp0.2=260MPa)に関するトルク抵抗対変位のグラフである。

Claims (20)

  1. 可塑的に変形可能な金属シートに孔を空けて取り付けるためのピアスナットであって、
    パイロットと、当接面と、第1の溝と、第2の溝とを備え、
    前記パイロットは、前記ピアスナットの前端部の一部となる端面を有し、当該パイロットの端面は、前記金属シートに対して前記端面が押圧されると、前記金属シートに係合して孔をあけ、前記金属シートに開口を形成し、当該端面は、当該パイロット内の孔の周囲に位置し、端面平坦部を有し、
    前記当接面は、前記端面の後方に間隔を隔てて配置され、当該当接面は、前記ピアスナットの前記前端部の外周部として定義され、前記当接面は、前記端面が、前記金属シートを介して孔を形成した後、前記金属シートに対して接触するように構成され、当該当接面は、当接面平坦部のある面を有し、前記当接面平坦部は、前記端面平坦部と平行に配置され、
    前記第1の溝は、前記パイロットと前記当接面との間に位置し、前記第1の溝は、第1の壁と、第2の壁と、前記第1と第2の壁を接続する移行面を有し、前記端面の外周縁は、前記第1の壁で終了し、前記第1の壁は、前記端面から前記移行面のある方向に向けて前記パイロットの中心軸に近づくように傾斜し、前記移行面はアーチ形状を有し、前記第2の壁は前記移行面から前記当接面平坦部のある方向に向けて前記パイロットの中心軸から離れるように傾斜し、
    前記第2の溝は、前記当接面と前記第1の溝との間で、少なくとも部分的に第1の溝を囲むように配置され、当該第2の溝は、前記パイロットの端面よりも後方に位置し、前記第2の溝は、第1の壁と、第2の壁と、前記第1と第2の壁を接続する移行面を有し、前記第2の溝の第の壁は、前記第1の溝の第の壁で終了し、前記第2の溝の第1の壁は、前記当接面平坦部から前記第2の溝の移行面のある方向に向けて前記パイロットの中心軸から離れるように傾斜し、前記第2の溝の移行面は、アーチ形状を有し、前記第2の溝の第2の壁は、前記第2の溝の移行面から前記当接面平坦部のある方向に向けて前記パイロットの中心軸から離れるように傾斜し、前記当接面で終了することを特徴とするピアスナット。
  2. 前記第1の溝の第1の壁の角度は、69°〜89°であることを特徴とする請求項1に記載のピアスナット。
  3. 前記第1の溝の第1の壁の角度は、74°〜84°であることを特徴とする請求項2に記載のピアスナット。
  4. 前記第1の溝の第2の壁の角度は、35°〜55°であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のピアスナット。
  5. 前記第1の溝の第2の壁の角度は、40°〜50°であることを特徴とする請求項4に記載のピアスナット。
  6. 前記第2の溝の第1の壁の角度は、15°〜45°であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のピアスナット。
  7. 前記第2の溝の第2の壁の角度は、10°〜70°であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のピアスナット。
  8. 前記第2の溝の第2の壁の角度は、30°〜45°であることを特徴とする請求項7に記載のピアスナット。
  9. 回転防止手段をさらに備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載のピアスナット。
  10. 前記回転防止手段は、前記第1と第2の溝の一方又は双方に設けられ、当該回転防止手段は、間隔を隔てて設けられた複数の溝あるいは突出部を含むことを特徴とする請求項9に記載のピアスナット。
  11. 前記第1の溝の第2の壁と前記第2の溝の第1の壁とは、接続されて縁部を形成することを特徴とする請求項1〜10のいずれか一項に記載のピアスナット。
  12. 前記縁部は、前記当接面平坦部の後方に配置されることを特徴とする請求項11に記載のピアスナット。
  13. 前記第1と第2の溝の少なくともいずれか一つは、実質的に環状であることを特徴とする請求項1〜12のいずれか一項に記載のピアスナット。
  14. 前記パイロットは、実質的に環状であることを特徴とする請求項1〜13のいずれか一項に記載のピアスナット。
  15. 前記パイロットおよび前記第1と第2の溝は、実質的に同心であることを特徴とする請求項1〜14のいずれか一項に記載のピアスナット。
  16. 前記パイロット内の前記開口には、ねじが形成されていることを特徴とする請求項1〜15のいずれか一項に記載のピアスナット。
  17. 更に、外方向にねじが形成された部分を備えることを特徴とする請求項1〜16のいずれか一項に記載のピアスナット。
  18. 高強度金属シートと、請求項1〜17のいずれか一項に記載のピアスナットと、を備えるシステムであって、前記ピアスナットが前記高強度金属シートに穿孔による開口を形成するシステム。
  19. 高強度金属シートへの穿孔による開口形成のための請求項1〜17のいずれか一項に記載のピアスナットの使用。
  20. 請求項1〜17のいずれか一項に記載のピアスナットを使用して、高強度金属シートに開口を穿孔する方法。
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