JP5258377B2 - 穀物乾燥装置 - Google Patents

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Description

本発明は、穀物を乾燥させる乾燥処理を行う穀物乾燥装置に関する。
穀物乾燥装置において、張込穀粒量、外気温等によってバーナから発生する乾燥風温度が設定される技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−189769号
しかしながら、上記の如き従来の技術では、外気湿度の影響によって、穀物の乾燥速度が安定しないことが懸念される。
本発明は上記事実を考慮して、外気湿度の影響を抑制して安定した乾燥速度で穀物を乾燥処理することができる穀物乾燥装置を得ることが目的である。
請求項1記載の発明に係る穀物乾燥装置は、供給された穀物を熱風によって乾燥する乾燥部と、前記熱風の温度を、処理すべき穀物量及び外気温度に基づき設定される標準熱風温度に対して、外気の湿度が基準湿度を上回る場合に高く補正し、外気の湿度が基準湿度を下回る場合に低く補正する制御手段と、を備え、前記制御手段は、基準湿度に対する外気湿度の差が大きいほど、前記標準熱風温度に対する前記熱風の温度の補正量が大きくなるように構成され、さらに、前記標準熱風温度は、処理すべき穀物量が少ない場合に、処理すべき穀物量が多い場合よりも低く設定されるようになっており、前記制御手段は、処理すべき穀物量が少ない場合に、処理すべき穀物量が多い場合よりも前記標準熱風温度に対する前記熱風の温度の補正量が大きくなるように構成されている
請求項1記載の穀物乾燥装置では、その乾燥部に供給された穀物が熱風によって乾燥される。熱風の温度は、外気湿度が基準湿度に略一致する場合には、外気温度と処理すべき穀物量と(の関係)に基づき設定される標準熱風温度に設定される。この標準熱風温度の設定は、例えば、制御手段にて自動的に行われても良く、装置の運転者によって手動で行われても良い。これにより、本穀物乾燥装置では、外気湿度が基準湿度に略一致する場合には、安定した乾燥速度(乾減率)で穀物を乾燥することができる。なお、乾燥部は、穀物が連続的に供給されても良く、バッチ的に乾燥時に滞留される構成でも良く、少なくとも一部が乾燥部である循環経路を循環されても良い。
ここで、本穀物乾燥装置では、外気湿度(相対湿度)が基準湿度よりも高い場合には、制御手段が熱風温度を基準湿度における標準熱風温度よりも高い温度に補正するため、外気湿度の影響で乾燥速度が低下することが抑制され、基準湿度の場合と同等の安定した乾燥速度で穀物を乾燥することができる。また、外気湿度が基準湿度よりも低い場合には、制御手段が熱風温度を基準湿度における標準熱風温度よりも低い温度に補正するため、外気湿度の影響で乾燥速度が増大することが抑制され、基準湿度の場合と同等の安定した乾燥速度で穀物を乾燥することができる。
このように、請求項1記載の穀物乾燥装置では、外気湿度の影響を抑制して安定した乾燥速度で穀物を乾燥処理することができる。
さらに、請求項1記載の穀物乾燥装置では、基準湿度に対する外気湿度の差(絶対値)が大きいほど制御手段による熱風温度の標準熱風温度に対する補正量が大きくなるため、乾燥速度に与える外気湿度の影響を一層効果的に抑制することができる。これにより、本穀物乾燥装置では、一層安定した乾燥速度で穀物を乾燥処理することができる。
また、請求項1記載の穀物乾燥装置では、処理すべき穀物量が相対的に少ない場合に標準熱風温度が相対的に低く設定される。これにより、外気湿度が基準湿度に略一致する場合には、安定した乾燥速度(乾減率)で穀物を乾燥することができる。
ところで、熱風温度が相対的に低い場合、乾燥速度は外気湿度の影響を受けやすい。ここで、本穀物乾燥装置では、処理すべき穀物量が相対的に少ない場合に、制御手段による熱風温度の標準熱風温度に対する補正量が相対的に大きくなるため、乾燥速度に与える処理すべき穀物量の影響(すなわち相対的に低い熱風温度に対する外気湿度の影響)を抑制することができる。これにより、本穀物乾燥装置では、一層安定した乾燥速度で穀物を乾燥処理することができる。
以上説明したように、本発明に係る穀物乾燥装置は、外気湿度の影響を抑制して安定した乾燥速度で穀物を乾燥処理することができるという優れた効果を有する。
本発明の実施形態に係る穀物乾燥装置10について、図1〜図5に基づいて説明する。なお、各図に適宜示す矢印UPは、装置上下方向に一致する重力方向の上側を示し、矢印FRは装置前後方向の前側を示し、矢印RHは、装置左右方向(幅方向)の右側を示すものとする。
図3には、本発明の実施形態に係る循環式の穀物乾燥装置10が前方から見た正面断面図にて示されており、図4には、穀物乾燥装置10が左方から見た側断面図にて示されている。この図に示される如く、穀物乾燥装置10は、装置本体としての機体12を備えており、機体12は上下に高く前後に長い略直方体箱状に形成されている。
機体12内の上部は、収容室を構成する穀槽14とされており、穀槽14内には、例えば籾等の穀物Kが堆積状態で貯留(収容)されるようになっている。また、機体12内の下部には、穀物を乾燥するための乾燥部15が配設されている。
乾燥部15には一対の排風路隔壁16が設けられており、各排風路隔壁16は通気性を有している。各排風路隔壁16は、機体12の前面板12Aと後面板12B(図4参照)との間に架け渡されると共に、機体12の各側面板12C、12Dから機体12の左右方向中央へ向けて下方に傾斜されている。これにより、一対の排風路隔壁16は、全体として正面視で略漏斗状を成している。
一対の排風路隔壁16の機体12内側には、風胴板18が設けられており、風胴板18は、通気性を有する板材にて正面視で略菱形筒状に形成されることで構成されている。風胴板18は機体12の前面板12Aと後面板12Bとの間に架け渡されており、この風胴板18の内部は送風路22とされている。機体12の前面板12Aには、送風路22に対応して矩形状の外気入口26が形成されており、これにより外気入口26は送風路22に連通している。
また、風胴板18の上部と各排風路隔壁16の上部との間には、導風路隔壁32が設けられている。各導風路隔壁32は、通気性を有する板材にて正面視で略菱形筒状に形成されることで構成されている。この菱形形状により各導風路隔壁32の下部は、対向する各排風路隔壁16に略平行とされると共に、対向する風胴板18に略平行とされている。各導風路隔壁32は、機体12の前面板12Aと後面板12Bとの間に架け渡されており、各導風路隔壁32の内部は導風路34とされている。
さらに、風胴板18の下部は、対向する各排風路隔壁16に平行とされている。以上により、乾燥部15(機体12の下部)内には、風胴板18の左右両側において、それぞれ風胴板18の上部と導風路隔壁32との間、導風路隔壁32と排風路隔壁16の上部との間を経由して風胴板18の下部と排風路隔壁16の下部との間に至る穀物流下路36が形成されている。これら穀物流下路36には、穀槽14内に貯留された穀物Kが流下(流動)するようになっている。
図3に示される如く、一対の排風路隔壁16の下方には一対の張込流し板38が設けられている。各張込流し板38は、機体12の前面板12Aと後面板12Bとの間に架け渡されている。一対の張込流し板38は、それぞれ機体12の各側面板12C、12Dから機体12の左右方向中央へ向けて下方に傾斜されて、正面視で全体として略漏斗状を成す構成とされている。また、各張込流し板38と各排風路隔壁16との間は、排風路40とされている。
また、図3及び3に示される如く、乾燥部15では、機体12の前面下部における左側部分に、直方体箱状の火炉ケース42が設けられている。この火炉ケース42の前面板にはスリット状の外気導入口44が複数形成されている。また、火炉ケース42は、その後面板が部分的に開放されることで、その内部が上記した外気入口26に連通されている。また、火炉ケース42下面板の左側部位は開放されている。
さらに、乾燥部15を構成する機体12の前面下部における火炉ケース42直下の左側には、直方体箱状のバーナケース46が設けられている。バーナケース46は、上記した火炉ケース42下面板の左側の開放部位を通じて連通されるように、その上面板が部分的に開放されている。このバーナケース46内には、熱風生成手段としてのバーナ48が設けられている。
一方、乾燥部15を構成する機体12の後面下部には、直方体箱状の送風機取付台50が設けられている。送風機取付台50内は、図3に示される如く後面板12Bに形成された開口52を通じて、上記した各排風路40に連通されている。送風機取付台50の後面には、送風機54の前端(吸い込み側)が取り付けられており、送風機54の後端(吹き出し側)には、可撓性を有する排風ダクト56の一端が取り付けられている。
これにより、乾燥部15では、送風機54が駆動されることで、常温の外気(常温風)が、外気導入口44から火炉ケース42内及び外気入口26を経て送風路22内に吸引流入され、さらに、風胴板18(の通気孔)、各穀物流下路36、各排風路隔壁16(の通気孔)、各排風路40及び送風機取付台50内を経て送風機54内に吸引送風され、かつ、排風ダクト56を経て排風される構成である。また、各穀物流下路36の上部を送風される外気は、各導風路隔壁32及び各導風路34を通過するようになっている。
そして、穀物乾燥装置10の乾燥部15は、外気導入口44から火炉ケース42内に導入された外気が、バーナ48によって外気に比し高温に加熱された熱風(乾燥風)にされて各穀物流下路36へ送風されることで、各穀物流下路36内の穀物Kが乾燥される構成とされている。
各穀物流下路36の下端間には、流動手段(移動手段)を構成する繰出手段としての円筒状のシャッタドラム58が設けられている。図3に示される如く、シャッタドラム58は、各穀物流下路36の下端(合流部)を略閉止すると共に、機体12の前面板12Aと後面板12Bとの間に架け渡されて軸心回りに回転可能とされている。図4に示される如く、シャッタドラム58の外周には、軸方向に長手とされた矩形状のスリット60が一対形成されており、一方のスリット60はシャッタドラム58外周の前側に配置されると共に、他方のスリット60は、シャッタドラム58外周の後側かつ一方のスリット60に対する周方向反対側に配置されている。
そして、シャッタドラム58が回転して各スリット60が各穀物流下路36の下端に対面(開口)することで、各穀物流下路36内の穀物Kが各スリット60を経てシャッタドラム58内に流入し、さらにシャッタドラム58が回転して各スリット60が下向きに開口する状態となることで、シャッタドラム58内に流入した穀物Kが下方へ排出されるようになっている。
また、穀物乾燥装置10では、機体12の各側面板12C、12Dの各下部には、それぞれ張込ホッパ62が開閉可能に設けられている。これにより、穀物乾燥装置10では、各張込ホッパ62が開放されることで、機体12内へ穀物Kを張り込み(供給)可能とされている。ここで、シャッタドラム58から排出された穀物K又は張込ホッパ62から張り込まれた穀物Kは、各張込流し板38の下端部間に流下するようになっている。
各張込流し板38の下端部間には、穀物供給手段を構成する下スクリューコンベヤ64が設けられている。図4に示される如く、下スクリューコンベヤ64は、後端が機体12の後面板12Bに支持されると共に、前端が機体12の前面板12Aよりも前方に突出している。下スクリューコンベヤ64は、長尺樋状の下搬送樋66を有しており、機体12外における下搬送樋66の上面及び前面は閉止されている。
機体12内における下搬送樋66は、漏斗状を成す各張込流し板38にて下縁が形成された排風路40の下端部に連通されている。これにより、下搬送樋66内には各張込流し板38の下端部間に到達した穀物Kが流下するようになっている。また、下搬送樋66内には下スクリュー68が設けられており、下搬送樋66内に流下した穀物Kが下スクリュー68によって前方へ搬送される構成である。
機体12の前方には、右側において、穀物供給手段を構成する昇降機(揚穀機)70が立設されており、昇降機70の上部は機体12の上面板12Eよりも上方へ突出している。昇降機70内には無端ベルト72が配置されており、無端ベルト72には複数のバケット74が一定間隔で取り付けられている。昇降機70内の下端は下搬送樋66内の前端に連通されており、下スクリューコンベヤ64(下搬送樋66内の前端)から排出されて昇降機70内の下端に堆積した穀物Kが、無端ベルト72の回転によりバケット74によって昇降機70内の上端まで持上搬送される構成である。
機体12の上端部には、穀物供給手段を構成する上スクリューコンベヤ76が設けられている。上スクリューコンベヤ76は、後端が機体12の上面板12Eの中央(前後方向、左右方向の各中央)直下に配置されると共に、前端が機体12の前面板12Aから突出している。上スクリューコンベヤ76は、長尺樋状の上搬送樋78を有しており、上搬送樋78の後端下面は開放されている。上搬送樋78内の前端は昇降機70内の上端に連通されており、昇降機70内の上端まで搬送された穀物Kが上搬送樋78内の前端に流下するようになっている。
上搬送樋78内には上スクリュー80が設けられており、上搬送樋78内の前端に流下した穀物Kが上スクリュー80によって後方へ搬送される構成とされている。また、上搬送樋78内の前端は排出管82に連通可能とされており、上搬送樋78内の前端が排出管82に連通された場合には、上搬送樋78内の前端に流下した穀物Kが排出管82を経て穀物乾燥装置10から排出されるようになっている。
上スクリューコンベヤ76後端の下方には、流動手段を構成する均分機84が回転可能に設けられており、上スクリューコンベヤ76の後端(上搬送樋78内の後端)に搬送された穀物Kが、均分機84を構成する回転盤84Cの上面に流下することで、遠心力によって穀槽14内へ均等に放散分配されるようになっている。具体的には、均分機84は、図4に示される如く、上スクリュー80の前後方向に沿った軸線廻りの回転を重力方向に沿った軸線周りの回転に変換するギヤボックス84Aと、ギヤボックス84Aによって重力方向に沿った軸線周りに回転駆動される回転軸84Bと、回転軸84Bの下端に該回転軸84Bと同軸的かつ一体に回転するように設けられた回転盤84Cとを主要部として構成されている。
回転盤84Cは、重力方向の上向きに開口する皿状に形成されている。これにより、均分機84は、回転盤84Cを回転軸84B回りに回転させつつ、上スクリューコンベヤ76の後端から回転盤84C上に流下された穀物Kを、上記の通り遠心力によって穀槽14内へ均等に放散分配する構成とされている。
また、穀物乾燥装置10は、穀槽14内の穀物の収容量を検出するための張込量検出部86を備えている。張込量検出部86は、機体12の前面板12Aの内面に重力方向に沿って一定間隔で配置された複数(この実施形態では5つ)のレベルセンサ86A〜86Eを有して構成されている。各レベルセンサ86A〜86Eは、例えばマイクロスイッチ等とされ、穀物Kからの圧力を受けて所定の信号(ON信号等)を出力するようになっている。これにより、レベルセンサ86A〜86EのうちON信号を出力するレベルセンサの数によって穀槽14内への穀物Kの収容量を検出することができる。これらのレベルセンサ86A〜86Eのうち、最上位に位置するレベルセンサ86Eは、機体12(穀槽14)への穀物Kの収容満杯量を検出するための穀物検出手段としての満量センサとされている。
検出手段としての水分測定装置88(水分計)が設けられている。水分測定装置88内の上部は、昇降機70内に連通されている。これにより、昇降機70内の下端に堆積した穀物Kが複数のバケット74によって掬われる際に、穀物Kへのバケット74の跳ね上げ作用によって、穀物Kが水分測定装置88内へ昇降機70内との連通部分を介して自動的にサンプリング(取得)されるようになっている。水分測定装置88は、その内部に一対の電極ロール(図示省略)が設けられており、サンプリングされた穀物Kが1粒毎に一対の電極ロール間で圧砕されると共に一対の電極ロール間の電気抵抗値が測定されることで、測定された電気抵抗値が穀物Kの水分値(含水率)に換算されて、穀物Kの水分値(平均水分値)が測定(検出)される構成である。
さらに、穀物乾燥装置10は、制御手段としての操作盤90を備えている。この実施形態では、図4に示される如く、操作盤90は、機体12の前面下部における火炉ケース42の上側に配設されている。この操作盤90には、図5に示される如く、張込運転スイッチ91、循環運転スイッチ92、乾燥運転スイッチ93、排出運転スイッチ94、送風運転スイッチ95、水分設定ダイヤル96、及び停止スイッチ97等の各種の操作スイッチが設けられている。また、操作盤90は、バーナ48、送風機54、シャッタドラム58、下スクリューコンベヤ64、昇降機70、上スクリューコンベヤ76、均分機84のそれぞれを制御可能とされている。これにより穀物乾燥装置10は、操作盤90の各種の操作スイッチが操作されることで、後述する如く制御(運転及び停止等)されるようになっている。
穀物乾燥装置10では、張込量検出部86の各レベルセンサ86A〜86Eは、それぞれ操作盤90に電気的に接続されており、操作盤90は、各レベルセンサ86A〜86Eからの信号に基づいて穀物Kの張込量(穀槽14内での張込高さ)を検出するようになっている。
また、この穀物乾燥装置10を構成する操作盤90は、外気温に応じた信号を出力する外気温センサ98、外気の相対湿度に応じた信号を出力する外気湿度センサ99に電気的に接続されている。そして、操作盤90は、張込量検出部86からの信号(穀物Kの張込量、すなわち処理すべき穀物量)、外気温センサ98からの信号(外気温)、外気湿度センサ99からの信号(外気湿度)に基づいて、乾燥部15において各穀物流下路36へ送風される熱風の温度を制御する構成とされている。
この実施形態では、操作盤90は、張込量検出部86からの信号及び外気温センサ98からの信号に基づいて、標準熱風温度Tsを設定するようになっている。具体的には、操作盤90は、操作盤90を構成するメモリには、図2に示される如き標準熱風温度Tsのマップが記憶されており、張込量検出部86、外気温センサ98からの信号に基づいて図2に示すマップから標準熱風温度Tsを選択するようになっている。この図2に示す標準熱風温度Tsは、特定の外気温度と張込量との関係において、外気の相対湿度が基準湿度(この実施形態ではRH70%)と略一致する場合に、穀物(例えば籾である米麦等)に胴割れが生じない乾燥速度(この実施形態では、略0.8[質量%/h]の乾減率DR、以下同じ)に保つための熱風温度として設定されている。なお、張込量(kg)は、張込量検出部86で検出される穀槽14内での張込高さ(図2の穀物目盛L〜5参照)と図2に示される相関を有する。
また、操作盤90は、張込量検出部86からの信号及び外気湿度センサ99からの信号に基づいて、標準熱風温度Tsを補正した補正熱風温度Taを求めるようになっている。具体的には、図1に例示される如く、張込量に対する熱風温度補正量ΔTが、相対湿度毎に、操作盤90を構成するメモリに記憶されている。操作盤90は、張込量と外気温度とに基づいて設定した標準熱風温度Tsに、該張込量と外気湿度とに基づいて設定した熱風温度補正量ΔTを加算することで、補正熱風温度Taを得る構成とされている。
この実施形態では、外気湿度が基準湿度よりも高い場合には、熱風温度補正量ΔTが正となり、補正熱風温度Taが標準熱風温度Tsよりも高く設定される構成とされている。一方、外気湿度が基準湿度よりも高い場合には、熱風温度補正量ΔTが負となり、補正熱風温度Taが標準熱風温度Tsよりも低く設定される構成とされている。操作盤90は、乾燥部15における熱風温度が設定された標準熱風温度Ts又は補正熱風温度Taになるように、バーナ48(燃料、空気の供給量等)を制御する構成とされている。
また、この実施形態では、基準湿度に対する外気湿度の差(の絶対値)大きく異なるほど、熱風温度補正量ΔTの絶対値が大となる構成とされている。さらに、この実施形態では、張込量(kg)が小さいほど、熱風温度補正量ΔTの絶対値が大となる構成とされている。
なお、操作盤90では、相対湿度が図1の線図に示されない相対湿度である場合には、近い相対湿度の熱風温度補正量ΔTを用いるか、またはその相対湿度を挟む2つの線図の値を直線近似することで、熱風温度補正量ΔTを求めることとしている。また、操作盤90は、外気温が図2に示すマップに示されない外気温である場合には、近い外気温の標準熱風温度Tsを用いるか、またはその外気温を挟む2つの値を直線近似することで、標準熱風温度Tsを求めることとしている。
次に、本実施の形態の作用を説明する。
上記構成の穀物乾燥装置10では、操作盤90の張込運転スイッチ91を運転操作すると、下スクリューコンベヤ64、昇降機70、上スクリューコンベヤ76及び均分機84が駆動されて、張込運転され、その後、張込ホッパ62を開放して、刈り取ってきた穀物Kを機体12内へ張り込む。機体12内へ張り込まれた穀物Kは張込流し板38によって下スクリューコンベヤ64に案内され、下スクリューコンベヤ64から昇降機70、上スクリューコンベヤ76及び均分機84を経て、穀槽14内及び各穀物流下路36へ搬送される(貯留される)。この張込運転(穀物Kの張込処理)は、操作盤90の停止スイッチ97の操作により、又は、満量センサ86Eから満量信号が入力された場合に、自動的に停止される。
例えば張込運転が終了した後に都合により乾燥運転をするまでにまだ時間がかかる際には、操作盤90の循環運転スイッチ92を運転操作すると、シャッタドラム58、下スクリューコンベヤ64、昇降機70、上スクリューコンベヤ76及び均分機84が駆動されて、循環運転(移動運転)される(穀物Kが循環処理(移動処理)される)。これにより、穀槽14内に貯留された穀物Kが、各穀物流下路36、シャッタドラム58、下スクリューコンベヤ64、昇降機70、上スクリューコンベヤ76及び均分機84を経て穀槽14に戻され、穀物乾燥装置10内を循環される。この循環運転は、操作盤90の停止スイッチ97の操作により停止される。
操作盤90の乾燥運転スイッチ93を運転操作すると、シャッタドラム58、下スクリューコンベヤ64、昇降機70、上スクリューコンベヤ76、均分機84、及び送風機54が駆動されると共に、バーナ48が点火されて、乾燥運転(穀物Kの乾燥処理)が開始される。乾燥運転における穀物Kの乾燥処理では、上記循環運転の際と同様に、穀物Kが穀物乾燥装置10内を循環される。
さらに、送風機54の駆動により、外気導入口44から火炉ケース42内に吸引導入された外気からバーナ48によって熱風が生成され、この熱風が外気入口26、送風路22及び風胴板18を介して各穀物流下路36へ吸引送風されて各穀物流下路36内の穀物Kの水分を吸収することで、穀物Kが乾燥される。穀物Kの水分を吸収した後の熱風は、各排風路隔壁16、各排風路40及び送風機取付台50内を経て(通過して)送風機54に吸引送風され、さらに、排風ダクト56を経て排風される。
また、昇降機70内の下端に堆積した穀物Kがバケット74によって掬われる際に、穀物Kへのバケット74の跳ね上げ作用によって、穀物Kが図示しない水分測定装置へサンプリングされる。このため、水分測定装置内へサンプリングされた穀物Kの水分値が水分測定装置によって測定されて、穀物Kの水分値が操作盤90に表示される。
乾燥運転は、操作盤90の停止スイッチ97の操作により、又は、穀物Kが水分設定ダイヤル96にて設定された設定水分値に達した際に自動的に、停止される。乾燥運転が停止される際には、必要に応じて、シャッタドラム58の駆動が停止されると共に下スクリューコンベヤ64、昇降機70、上スクリューコンベヤ76及び均分機84の駆動が継続されて全ての穀物Kが穀槽14内及び各穀物流下路36に貯留される。
例えば乾燥運転が終了した際には、操作盤90の排出運転スイッチ94を運転操作すると、シャッタドラム58、下スクリューコンベヤ64、昇降機70、上スクリューコンベヤ76及び均分機84が駆動されて、排出運転され、さらに、上搬送樋78内の前端が排出管82に連通されることで、穀物Kが排出管82を経て穀物乾燥装置10から排出される。また、排出運転(穀物Kの排出処理)は、操作盤90の停止スイッチ97の操作により、又は、穀物Kが穀物乾燥装置10から完全に排出された際に自動的に、停止される。
例えば張込運転、循環運転又は排出運転される際には、操作盤90の送風運転スイッチ95を運転操作すると、送風機54が駆動されて、送風運転される(穀物Kが送風処理される)。これにより、外気導入口44から火炉ケース42内に吸引導入された常温の外気が、外気入口26、送風路22及び風胴板18を介して各穀物流下路36へ吸引送風されて、各穀物流下路36内の穀物Kへ送風される。各穀物流下路36内の穀物Kへ送風された後の外気は、各排風路隔壁16、各排風路40及び送風機取付台50内を経て(通過して)送風機54に吸引送風され、さらに、排風ダクト56を経て排風される。これにより、穀物Kの蒸れが防止されると共に、穀物K内から塵埃が排出される。また、送風運転は、操作盤90の停止スイッチ97の操作により停止される。
ここで、穀物乾燥装置10では、乾燥運転の際の熱風温度が操作盤90によって張込量と外気温度とに応じた適切な温度である標準熱風温度Tsに設定されるため、外気湿度が基準湿度に近い場合に、穀物の乾減率(乾燥速度)は、外気温や張込量に依らず穀物に胴割れが生じない乾減率DRに保たれる。
そして、穀物乾燥装置10では、外気湿度及び張込量に基づいて標準熱風温度Tsを補正するため、すなわち、外気湿度及び張込量に基づいて得られた熱風温度補正量ΔTを標準熱風温度Tsに加えることで標準熱風温度Tsを補正するため、乾燥運転における穀物の乾減率は、外気湿度に依らず穀物に胴割れが生じない乾減率DRに保たれる。
具体的には、外気湿度が高いために穀物Kの乾減率が低減されやすい環境下において、標準熱風温度Tsよりも高い補正熱風温度Taを設定することで、外気湿度が高い場合においても穀物Kの乾減率を乾減率DRに保つことができる。一方、外気湿度が低いために穀物Kの乾減率が増大(乾燥が促進)されやすい環境下において、標準熱風温度Tsよりも低い補正熱風温度Taを設定することで、外気湿度が低い場合においても穀物Kの乾減率を乾減率DRに保つことができる。
さらに、穀物乾燥装置10では、機体12への穀物Kの張込量が少ないほど熱風温度補正量ΔTが大きく設定されているため、乾燥運転における穀物の乾減率は、一層良好に乾減率DRに保たれる。具体的に説明すると、図2に示される如く、操作盤90では、実際の乾減率を乾減率DRに保つための標準熱風温度Tsは、外気温が一定である場合には張込量が小さいほど低く設定されるようになっている。一方、熱風温度が低い場合、乾減率は外気湿度の影響を受け易い。このため、仮に張込量が相対的に少ない場合の熱風温度補正量ΔTと張込量が多い場合の熱風温度補正量ΔTとが同等に設定される比較例(本発明に含まれる例)では、張込量が少ない場合に乾減率が乾減率DRからずれてしまうことが懸念される。
これに対して穀物乾燥装置10では、上記の通り機体12への穀物Kの張込量が少ないほど熱風温度補正量ΔTが大きく設定されているため、乾燥運転における穀物の乾減率は、標準熱風温度Tsが低く設定されることによる影響(張込量による影響)を排除して、良好に乾減率DRに保たれる。
なお、上記した実施形態では、操作盤90は標準熱風温度Tsを図2に示すマップから選択し、熱風温度補正量ΔTを図1に示す線図から求める例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、標準熱風温度Ts、熱風温度補正量ΔTを演算により算出するように構成しても良い。
また、上記した実施形態では、標準熱風温度Tsを設定した後に該標準熱風温度Tsに熱風温度補正量ΔTを加算して補正熱風温度Taを得る例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば、標準熱風温度Tsの設定を経ることなく補正熱風温度Taを求めるようにしても良い。すなわち例えば、外気温と張込量とに基づいて得た外気温に加えるべき標準温度加算量と、外気湿度と張込量とに基づいて得た熱風温度補正量ΔTとを、同時に外気温に加えることで、補正熱風温度Taを求めるよう構成とすることができる。
さらに、上記した実施形態では、標準熱風温度Tsが操作盤90によって設定される例を示したが、本発明はこれに限定されず、例えば標準熱風温度Tsは、図2に示すマップ(管理表)に基づいて穀物乾燥装置10の運転者が手動で(操作盤90を操作して)設定するようにしても良い。
本発明の実施形態に係る穀物乾燥装置を構成する操作盤による、相対湿度毎の熱風温度の補正量を示す線図である。 本発明の実施形態に係る穀物乾燥装置を構成する操作盤による、基準湿度での熱風温度を設定するためのマップを示す模式図である。 本発明の実施形態に係る穀物乾燥装置の正面断面図である。 本発明の実施形態に係る穀物乾燥装置の側断面図である。 本発明の実施形態に係る穀物乾燥装置を構成する操作盤と各種入力要素、出力要素との電気的に接続を示すブロック図である。
符号の説明
10 穀物乾燥装置
15 乾燥部
90 操作盤(制御手段)

Claims (1)

  1. 供給された穀物を熱風によって乾燥する乾燥部と、
    前記熱風の温度を、処理すべき穀物量及び外気温度に基づき設定される標準熱風温度に対して、外気の湿度が基準湿度を上回る場合に高く補正し、外気の湿度が基準湿度を下回る場合に低く補正する制御手段と、
    を備え
    前記制御手段は、基準湿度に対する外気湿度の差が大きいほど、前記標準熱風温度に対する前記熱風の温度の補正量が大きくなるように構成され、
    さらに、前記標準熱風温度は、処理すべき穀物量が少ない場合に、処理すべき穀物量が多い場合よりも低く設定されるようになっており、
    前記制御手段は、処理すべき穀物量が少ない場合に、処理すべき穀物量が多い場合よりも前記標準熱風温度に対する前記熱風の温度の補正量が大きくなるように構成されている穀物乾燥装置。
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