JP5258015B2 - プレゼンスサーバおよび親密度送信方法 - Google Patents

プレゼンスサーバおよび親密度送信方法 Download PDF

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本発明は、プレゼンス情報を送信可能なプレゼンスサーバおよび親密度送信方法に関する。
近年、ユーザの状態(プレゼンス)をプレゼンス情報として他のユーザに通知するプレゼンスシステムが用いられている。プレゼンス情報は、多忙や外出中などのユーザのプレゼンスの他に、ユーザの携帯電話の電話番号など連絡先や連絡方法などを含んでもよい。
なお、プレゼンスシステムでは、プレゼンス情報を通知するユーザは、プレゼンティティと呼ばれ、プレゼンス情報を取得するユーザは、ウォッチャと呼ばれる。
プレゼンティティは、自身のプライバシーの保護や最適な連絡方法の提示のために、ウォッチャをグループに分類し、通知するプレゼンス情報をグループごとに変更する方法が用いられている。
例えば、プレゼンティティは、ウォッチャを仕事グループとプライベートグループに分類する。そして、プレゼンティティは、休日用のプレゼンス情報や、連絡先(例えば、電話番号等)を含むプレゼンス情報を、プライベートグループだけに通知し、仕事グループには通知しないなどといったことが可能になる。
このような方法には、特許文献1に記載の状態情報通知方法がある。
この状態情報通知方法では、プレゼンティティは、自分の個人情報と、プレゼンス情報と、プレゼンス情報に関するポリシとをサーバに登録する。個人情報には、例えば、プレゼンティティの趣味などが含まれる。また、ポリシは、例えば、「同じ趣味ならOK」などである。
また、ウォッチャは、そのサーバに、プレゼンス情報の取得を予約すると共に、自身の個人情報を登録する。そして、プレゼンティティがサーバに登録したプレゼンス情報を変更すると、サーバは、そのポリシに従って、その変更後のプレゼンス情報を通知するウォッチャを決定する。例えば、サーバは、プレゼンティティと同じ趣味のウォッチャに、そのプレゼンス情報を通知する。
なお、この状態情報通知方法では、ウォッチャは、ポリシによってグループに分類されている。
特開2005−275755号公報
プレゼンスシステムでは、ウォッチャは、プレゼンティティの自分に対する認識を知ることができない。このため、プレゼンティティおよびウォッチャの共同作業の効率が低下するという問題が生じる可能性がある。
例えば、ユーザAは、ユーザBを親密かつ信頼できると考え、ユーザBをパーソナルグループに分類したとする。一方、ユーザBは、ユーザAを仕事上だけの相手と考え、仕事グループに分類したとする。この場合、ユーザBは、ユーザAの休日用のプレゼンス情報や連絡先を含むプレゼンス情報を取得することができるが、ユーザAは、ユーザBの休日用のプレゼンス情報や連絡先を含むプレゼンス情報を取得することができない。従って、ユーザAは、ユーザBに連絡したくてもできない。また、ユーザAは、それらのプレゼンス情報を取得できない理由もわからないため、対処ができず、共同作業の効率が低下する。
そこで、本発明の目的は、上記の課題である、プレゼンティティおよびウォッチャ間の共同作業の効率が低下するという問題点を解決するプレゼンスサーバおよび親密度送信方法を提供することである。
本発明のプレゼンスサーバは、プレゼンティティのプレゼンス情報をウォッチャが使用する端末に通知可能なプレゼンスサーバであって、前記プレゼンティティが使用する端末から、前記プレゼンティティの前記ウォッチャに対する評価を示すウォッチャ情報を受信する受信手段と、前記受信手段が受信したウォッチャ情報に応じて、前記プレゼンティティの前記ウォッチャに対する第一親密度を求め、該第一親密度を、前記ウォッチャの端末に送信する制御手段と、を含む。
また、本発明の親密度送信方法は、プレゼンティティのプレゼンス情報をウォッチャが使用する端末に通知可能なプレゼンスサーバが行う親密度通知方法であって、前記プレゼンティティが使用する端末から、前記プレゼンティティの前記ウォッチャに対する評価を示すウォッチャ情報を受信する受信ステップと、前記受信されたウォッチャ情報に応じて、前記プレゼンティティの前記ウォッチャに対する第一親密度を求める算出ステップと、前記求められた第一親密度を、前記ウォッチャの端末に送信する送信ステップと、を含む。
本発明によれば、プレゼンティティおよびウォッチャ間の共同作業の効率を向上させることが可能になる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態のプレゼンスシステムを示したブロック図である。
図1において、プレゼンスシステムは、プレゼンスサーバ100と、プレゼンス端末200および300とを含む。プレゼンスサーバ100は、プレゼンス端末(以下、PC端末と称する)200および300とネットワーク回線1を介して相互に接続可能である。ネットワーク回線1は、例えば、LAN回線やインターネット回線などである。
PC端末200および300のそれぞれは、自己のユーザのプレゼンス情報をプレゼンスサーバ100に発行するプレゼンティティの端末としての機能と、プレゼンティティのプレゼンス情報の取得をプレゼンスサーバ100に要求するウォッチャの端末としての機能を有する。
プレゼンスサーバ100は、プレゼンティティの端末が発行したプレゼンス情報を、ウォッチャの端末に通知する機能を有する。
プレゼンスサーバ100は、プレゼンス記憶部101と、バディリスト記憶部102と、ウォッチャリスト記憶部103と、ルール記憶部104と、プレゼンス処理部105とを含む。
プレゼンス記憶部101は、プレゼンティティのプレゼンス情報を、プレゼンティティのPC端末を特定する識別子(以下、P識別子と称する)ごとに対応付けて記憶する。
バディリスト記憶部102は、ウォッチャのバディリストを、ウォッチャが使用するPC端末を特定する識別子(以下、W識別子と称する)ごとに対応付けて記憶する。バディリストは、そのウォッチャがプレゼンス情報を購読するプレゼンティティの端末を特定するP識別子を含む。
ここで、バディリストでは、各P識別子が、「開発部」、「営業部」および「同僚」などのカテゴリーに分類されていてもよい。
ウォッチャリスト記憶部103は、プレゼンティティのウォッチャリストを、P識別子ごとに対応付けて記憶する。
ウォッチャリストでは、プレゼンティティのウォッチャに対する親密度(以下、対W親密度と称する)と、ウォッチャのプレゼンティティに対する親密度(以下、対P親密度と称する)とが、W識別子ごとに対応付けられている。なお、ウォッチャリストでは、プレゼンティティおよびウォッチャの心理的距離が、さらにW識別子ごとに対応付けられていてもよい。
ここで、ウォッチャリストでは、各W識別子が、「開発部」、「営業部」および「同僚」などのカテゴリーに分類されていてもよい。なお、ウォッチャリストにおけるカテゴリーは、バディリストにおけるカテゴリーと同じでもよいし、異なっていてもよい。
なお、対W親密度は、第一親密度の一例であり、対P親密度は、第二親密度の一例である。
ルール記憶部104は、プレゼンス公開ルールと、親密度ルールとを記憶する。
プレゼンス公開ルールは、プレゼンス情報の送信内容を決定するためのルールである。プレゼンス公開ルールは、例えば、心理的距離が「6」以上の場合、プライベートの連絡先(例えば、携帯電話の電話番号)を送信しないなどである。なお、心理的距離は、大きいほど、疎遠な関係を示し、小さいほど、親密な関係を示すものとする。
また、プレゼンス公開ルールは、ユーザごとに異なっていてもよいし、システムで統一されていてもよい。また、プレゼンス公開ルールは、バディリストまたはウォッチャリストがカテゴリーに分類されている場合、そのカテゴリーごとに異なっていてもよい。
親密度ルールでは、親密度が、ユーザが他のユーザに割り当てたグループごとに対応付けられている。
最も信頼があり親密な関係の親密度が「0」であり、最も信頼がなく疎遠な関係の親密度が「5」であるとする。この場合、例えば、親密度ルールでは、パーソナルグループに親密度「0」、チームメンバグループに親密度「1」、部門グループに親密度「2」、社内グループに親密度「3」、社外グループに親密度「4」、そして、拒否グループに親密度「5」が対応付けられる。
プレゼンス処理部105は、受信部106と、制御部107とを含む。
受信部106は、ウォッチャのPC端末から、そのウォッチャがプレゼンス情報を取得するプレゼンティティを追加する旨の追加要求と共に、そのウォッチャがそのプレゼンティティに割り当てたグループ(以下、対Pグループと称する)を受信する。ここで、追加要求は、そのウォッチャの端末を特定するW識別子と、そのプレゼンティティを特定するP識別子とを含む。
なお、本実施形態では、追加要求を、プレゼンス情報を取得する旨の取得要求として用いている。また、対Pグループは、ウォッチャのプレゼンティティに対する評価を示すプレゼンティティ情報の一例である。
また、受信部106は、プレゼンティティのPC端末から、ウォッチャにプレゼンス情報を発行するか否かを示す認証情報を受信する。認証情報は、そのプレゼンティティのPC端末を特定するP識別子と、そのウォッチャのPC端末を特定するW識別子とを含む。また、認証情報は、ウォッチャにプレゼンス情報を発行することを示す場合、そのプレゼンティティがウォッチャに割り当てたグループ(以下、対Wグループと称する)をさらに含む。なお、対Wグループは、プレゼンティティのウォッチャに対する評価を示すウォッチャ情報の一例である。
さらに、受信部106は、プレゼンティティのPC端末から、プレゼンス情報およびP識別子を受信する。
制御部107は、受信部106が追加要求および対Pグループを受信すると、その追加要求内のP識別子を、バディリスト記憶部102内の、その追加要求内のW識別子に対応するバディリストに追加する。
また、制御部107は、その受信した対Pグループに応じて、ウォッチャのプレゼンティティに対する対P親密度を求める。具体的には、制御部107は、ルール記憶部104内の親密度ルールにおいて、その対Pグループに対応した親密度を、対P親密度として求める。
制御部107は、その求めた対P親密度とその追加要求内のW識別子とを対応付けて、ウォッチャリスト記憶部103内の、その追加要求内のP識別子に対応するウォッチャリストに追加する。
そして、制御部107は、プレゼンス情報の取得が要求された旨の要求通知を、その追加要求内のP識別子にて特定されるPC端末に送信する。ここで、要求通知は、その求めた対P親密度と、その追加要求内のW識別子とを含む。なお、本実施形態では、要求通知を、ウォッチャ情報を送信する旨の送信要求として用いている。
また、制御部107は、受信部106が認証情報を受信すると、その認証情報がプレゼンス情報の発行を示すか否かを確認する。
制御部107は、その認証情報がプレゼンス情報の発行を示すと、その認証情報内の対Wグループに応じて、プレゼンティティのウォッチャに対する対W親密度を求める。具体的には、制御部107は、ルール記憶部104内の親密度ルールにおいて、その対Wグループに対応した親密度を、対W親密度として求める。
制御部107は、その求めた対W親密度とその認証情報内のW識別子とを対応付けて、ウォッチャリスト記憶部103内のその認証情報内のP識別子に対応するウォッチャリストに追加する。
ここで、制御部107は、その求めた対W親密度と、そのウォッチャリストにおいて、その認証情報内のW識別子に対応する対P親密度とに応じて、そのプレゼンティティおよびウォッチャの心理的距離を算出してもよい。これにより、制御部107は、受信部106が受信した対P親密度および対W親密度に応じて、プレゼンティティおよびウォッチャ間の心理的距離を算出することになる。
この場合、制御部107は、その心理的距離を、その認証情報内のW識別子に対応付けて、そのウォッチャリストに追加する。
以下では、制御部107は、心理的距離を算出したものとする。なお、心理的距離の具体的な算出方法は、後述する。
また、制御部107は、プレゼンス記憶部101において、その認証情報内のP識別子に対応するプレゼンス情報を、その認証情報内のW識別子にて特定されるPC端末に通知する。このとき、制御部107は、その認証情報内のP識別子に対応するウォッチャリストにおいて、その認証情報内のW識別子に対応する対W親密度および対P親密度を、そのプレゼンス情報と共に通知する。
また、制御部107は、受信部106がプレゼンス情報およびP識別子を受信すると、プレゼンス記憶部101において、そのP識別子に対応するプレゼンス情報を、その受信したプレゼンス情報に更新する。
そして、制御部107は、ウォッチャリスト記憶部103に記憶された、そのP識別子に対応するウォッチャリスト内のW識別子のそれぞれに対して、以下の処理を行う。
つまり、制御部107は、そのウォッチャリストにおいて、そのW識別子に対応する心理的距離と、ルール記憶部104内のプレゼンス公開ルールと、その受信されたプレゼンス情報と、に基づいて、そのW識別子にて特定されるPC端末に通知する通知用のプレゼンス情報を生成する。
例えば、プレゼンス公開ルールが、『心理的距離が「6」以上の場合、プライベートの連絡先(例えば、携帯電話の電話番号)を送信しない』である場合、制御部107は、以下の処理を行う。つまり、制御部107は、そのW識別子に対応する心理的距離が「6」以上の場合、そのプレゼンス情報から連絡先を除いた情報を通知用のプレゼンス情報として生成する。一方、制御部107は、そのW識別子に対応する心理的距離が「6」未満の場合、そのプレゼンス情報を通知用のプレゼンス情報として生成する。
制御部107は、そのW識別子のそれぞれに対して通知用のプレゼンス情報を生成すると、その通知用のプレゼンス情報を、その通知用のプレゼンス情報に対するW識別子にて特定されるPC端末に通知する。
PC端末200および300のそれぞれは、入力部201と、表示部202と、端末記憶部203と、プレゼンティティ部204と、ウォッチャ部205と、リスト操作部206と、心理的距離演算部207とを含む。以下、PC端末200を使用するユーザを、ユーザAと称し、PC端末300を使用するユーザを、ユーザBと称する。また、PC端末200および300の構成は同じであるので、PC端末200を例に説明し、PC端末300の説明を省略する。
入力部201は、ユーザAから、ユーザAのプレゼンス情報と、追加要求と、を受け付ける。なお、この追加要求は、ユーザAがそのプレゼンティティに割り当てるグループと、そのプレゼンティティのPC端末の識別子とを含む。
表示部202は、種々の情報を表示する。
端末記憶部203は、自端末の識別子を記憶する。
プレゼンティティ部204は、プレゼンス情報の発行を制御する。
具体的には、プレゼンティティ部204は、入力部201がプレゼンス情報を受け付けると、そのプレゼンス情報と、端末記憶部203内の識別子と、をプレゼンスサーバ100に通知する。このとき、プレゼンティティ部204は、その識別子をP識別子として通知する。
また、プレゼンティティ部204は、プレゼンスサーバ100から、要求通知を受信すると、その要求通知内のW識別子にて特定される端末のウォッチャに、ユーザAのプレゼンス情報を発行する場合、その要求通知内のW識別子にて特定される端末のウォッチャに対Wグループを割り当てる。
具体的には、先ず、プレゼンティティ部204は、その要求通知内のW識別子および親密度を表示部202に表示する。ユーザAは、そのW識別子および親密度に応じて、そのウォッチャに、ユーザAのプレゼンス情報を発行するか否かを判断する。
ユーザAは、プレゼンス情報を発行すると判断すると、そのウォッチャをあるグループに割り当て、その割り当てたグループを入力部201に入力する。プレゼンティティ部204は、その入力されたグループを、そのウォッチャに対Wグループとして割り当てる。
プレゼンティティ部204は、プレゼンス情報を発行することを示す認証情報を生成する。プレゼンティティ部204は、その認証情報に、その割り当てた対Wグループと、端末記憶部203内の識別子と、その要求通知内のW識別子とを追加する。なお、プレゼンティティ部204は、端末記憶部203内の識別子をP識別子とする。
一方、ユーザAは、プレゼンス情報を発行しないと判断すると、プレゼンス情報を発行しない旨を入力部201に入力する。プレゼンティティ部204は、プレゼンス情報を発行しないことを示す認証情報を生成する。プレゼンティティ部204は、その認証情報に、端末記憶部203内の識別子と、その要求通知内のW識別子とを追加する。なお、プレゼンティティ部204は、端末記憶部203内の識別子をP識別子とする。
プレゼンティティ部204は、その認証情報をプレゼンスサーバ100に送信する。
ウォッチャ部205は、プレゼンスサーバ100から、プレゼンス情報、対P親密度および対W親密度を受信する。
リスト操作部206は、入力部201が受け付けた追加要求に、端末記憶部203内の識別子をW識別子として加える。リスト操作部206は、そのW識別子を加えた追加要求を、プレゼンスサーバ100に送信する。
心理的距離演算部(以下、演算部と称する)207は、ウォッチャ部205が受信した対W親密度および対P親密度に応じて、プレゼンティティとユーザAとの心理的距離を算出する。なお、ここでユーザAは、そのプレゼンティティに対するウォッチャである。
演算部207は、その算出した心理的距離と、ウォッチャ部205が受信したプレゼンス情報と、を表示部202に表示する。
次に、心理的距離の算出方法について説明する。
第一の方法では、制御部107は、対P親密度および対W親密度の合計を、心理的距離として算出する。
例えば、対P親密度が「0」、かつ、対W親密度が「0」の場合、心理的距離は、0+0=「0」となる。また、対P親密度が「10」、かつ、対W親密度が「2」の場合、心理的距離は、10+2=「12」となる。
この場合、ユーザは、互いに相手との心理的距離の大きさを知ることが可能になり、双方が心理的距離を「0」に近づけようとする努力が期待できる。
第二の方法では、演算部207は、対P親密度および対W親密度の差分を、心理的距離として算出する。ここでは、演算部207は、自端末のユーザ(ユーザA)の相手(ユーザBとする)に対する親密度から、ユーザBのユーザAに対する親密度を差し引くとする。
例えば、ユーザAがユーザBのウォッチャであり、対P親密度が「10」、かつ、対W親密度が「2」の場合、端末200の演算部207は、心理的距離を「+8」と求め、一方、PC端末300の演算部207は、心理的距離を「−8」と求める。
ここで、演算部207は、その求めた心理的距離の全てを表示部202に表示しなくてもよい。例えば、演算部207は、その心理的距離の符号だけを表示してもよい。
この場合、プライバシーを保護することが可能になる。また、その符号がプラスの場合、相手は自分のことをより親密な関係と感じていることになり、自分の心持で相手と心理的距離を小さくすることが可能になることがわかる。また、その符号がマイナスの場合、相手は自分のことをより疎遠な関係と感じていることになり、相手の気持ちが変化するように自分から働きかけなければ、心理的距離が小さくならないことがわかる。
また、演算部207は、その心理的距離の絶対値を表示してもよい。この場合、プライバシーを保護することが可能になる。また、ユーザは、互いの親密度の認識のずれの大きさを知ることが可能になる。
また、演算部207は、その心理的距離をアイコンなど画像で表示してもよい。例えば、演算部207は、その心理的距離が小さいほど、アイコンの色を濃くし、その心理的距離が大きいほど、アイコンの色を薄くする。また、演算部207は、心理的距離の符号ごとに定めた色のアイコンを表示してもよい。
これらの場合、心理的距離を視覚的に把握することが可能になる。
なお、上記の例では、心理的距離の算出を演算部207が行っていたが、制御部107が行なう場合でも、同様に行われる。
次に動作を説明する。
以下、ユーザAをウォッチャとし、ユーザBをプレゼンティティとする。
図2は、バディリストにプレゼンス情報を追加するときの、プレゼンスシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。
ステップ101では、入力部201は、ユーザAから、ユーザBをプレゼンティティとして追加する旨の追加要求を受け付けると、その追加要求をリスト操作部206に送信する。なお、この追加要求は、ユーザBのPC端末200を特定する識別子を、P識別子として含み、また、ユーザBに割り当てたグループを対Pグループとして含む。
リスト操作部206は、その追加要求を受信すると、端末記憶部203から、識別子をW識別子として取得し、そのW識別子をその追加要求に追加する。リスト操作部206は、その追加した追加要求を、プレゼンスサーバ100の受信部106に送信する。
ステップS102では、受信部106は、その追加要求を受信すると、その追加要求を制御部107に送信する。制御部107は、その追加要求を受信する。
ステップS103では、制御部107は、その追加要求内のP識別子を、バディリスト記憶部102内の、その追加要求内のW識別子に対応するバディリストに追加する。
ステップS104では、制御部107は、ルール記憶部104内の親密度ルールにおいて、その追加要求内の対Pグループに対応した親密度を対P親密度として求める。制御部107は、その求めた対P親密度と、その追加要求内のW識別子を対応付けて、ウォッチャリスト記憶部103内の、その追加要求内のP識別子に対応するウォッチャリストに追加する。
ステップS105では、制御部107は、その追加要求内のW識別子と、その求めた対P親密度とを含む要求通知を生成し、その要求通知を、その追加要求内のP識別子にて特定されるPC端末300のプレゼンティティ部204に送信する。
ステップS106では、プレゼンティティ部204は、その要求通知を受信する。
ステップS107では、プレゼンティティ部204は、その要求通知内のW識別子および親密度を表示部202に表示する。
その後、入力部201は、ユーザBがユーザAに割り当てた対Wグループを受け付けた場合、その対Wグループをプレゼンティティ部204に送信する。プレゼンティティ部204は、その対Wグループを受信すると、プレゼンス情報を発行することを示す認証情報を生成する。プレゼンティティ部204は、その認証情報に、その割り当てた対Wグループと、端末記憶部203内の識別子と、その要求通知内のW識別子とを追加する。なお、プレゼンティティ部204は、端末記憶部203内の識別子をP識別子として追加する。
一方、入力部201は、プレゼンス情報を発行しない旨を受け付けると、その旨をプレゼンティティ部204に送信する。プレゼンティティ部204は、その旨を受信すると、プレゼンス情報を発行しないことを示す認証情報を生成する。プレゼンティティ部204は、その認証情報に、端末記憶部203内の識別子と、その要求通知内のW識別子とを追加する。なお、プレゼンティティ部204は、端末記憶部203内の識別子をP識別子として追加する。
そして、プレゼンティティ部204は、その認証情報を、プレゼンスサーバ100の制御部107に送信する。
ステップS108では、受信部106は、その認証情報を受信すると、その認証情報を制御部107に送信する。
制御部107は、その認証情報を受信すると、ルール記憶部104内の親密度ルールにおいて、その認証情報内の対Wグループに対応した親密度を、対W親密度として求める。
制御部107は、その求めた対W親密度を、その認証情報内のW識別子に対応付けて、ウォッチャリスト記憶部103内の、その認証情報内のP識別子に対応するウォッチャリストに追加する。
制御部107は、その求めた対W親密度と、そのウォッチャリストにおいて、その認証情報内のW識別子に対応する対P親密度とに応じて、そのプレゼンティティおよびウォッチャの心理的距離を算出する。制御部107は、その心理的距離を、そのW識別子に対応付けて、そのウォッチャリストに追加する。
ステップS109では、制御部107は、その認証情報内のP識別子に対応するプレゼンス情報をプレゼンス記憶部101から取得する。また、制御部107は、そのウォッチャリストから、その認証情報内のW識別子に対応する対P親密度および対W親密度を取得する。
制御部107は、その取得したプレゼンス情報、対P親密度および対W親密度を、その認証情報内のW識別子にて特定されるPC端末200のウォッチャ部205に送信する。
ステップS110では、ウォッチャ部205は、そのプレゼンス情報、対P親密度および対W親密度を受信する(ステップS110)。
ステップS111では、ウォッチャ部205は、そのプレゼンス情報、対P親密度および対W親密度を演算部207に送信する。演算部207は、そのプレゼンス情報、対P親密度および対W親密度を受信すると、その対P親密度および対W親密度に応じて、心理的距離を算出する。演算部207は、その心理的距離およびプレゼンス情報を表示部202に表示する。
その後、ユーザBがユーザAのグループ分けを変更した場合は、ユーザAに対して新しい親密度が通知される。
図3は、プレゼン情報を更新するときの、プレゼンスシステムの動作を説明するためのシーケンス図である。
ステップS201では、PC端末200の入力部201は、ユーザBからプレゼンス情報を受け付けると、そのプレゼンス情報をプレゼンティティ部204に送信する。
プレゼンティティ部204は、そのプレゼンス情報を受信すると、端末記憶部203から識別子をP識別子として取得する。プレゼンティティ部204は、そのプレゼンス情報およびP識別子をプレゼンスサーバ100の制御部107に通知する。
ステップS202では、制御部107は、そのプレゼンス情報およびP識別子を受信する。
ステップS203では、制御部107は、そのP識別子に対応するプレゼンス記憶部101内のプレゼンス情報を、その受信したプレゼンス情報に更新する。
ステップS204では、制御部107は、そのP識別子に対応するウォッチャリストを、ウォッチャリスト記憶部103から取得する。
ステップS205では、制御部107は、ルール記憶部104からプレゼンス公開ルールを取得する。
ステップS206では、制御部107は、その取得したウォッチャリストのW識別子のそれぞれに対して、そのW識別子と対応する心理的距離と、その取得したプレゼンス公開ルールと、その受信したプレゼンス情報から、そのW識別子にて特定されるPC端末に通知する通知用のプレゼンス情報を生成する(ステップS206)。
ステップS207では、制御部107は、各W識別子のそれぞれにて特定されるPC端末のウォッチャ部205に、そのW識別子にて特定されるPC端末に対する通知用のプレゼンス情報を送信する。
ステップS208では、PC端末200のウォッチャ部205は、そのプレゼンス情報を受信すると、そのプレゼンス情報を表示部202に表示する。
なお、本実施形態において、ウォッチャ情報またはプレゼンティティ情報としてグループを用い、親密度は、グループごとに定められていた。しかしながら、親密度は、グループとは別の数値で示してもよい。この場合、追加要求や認証情報には、例えば、ウォッチャ情報またはプレゼンティティ情報として親密度が含まれる。また、制御部107は、そのグループに応じて親密度を求める代わりに、その追加要求や認証情報内の親密度を用いる。
次に効果を説明する。
本実施形態によれば、受信部106は、プレゼンティティの端末から、プレゼンティティのウォッチャに対する評価を示すウォッチャ情報として対Wグループを受信する。制御部107は、その対Wグループに応じて、プレゼンティティのウォッチャに対する対W親密度を求める。そして、制御部107は、その求めた対W親密度をウォッチャの端末に送信する。
この場合、プレゼンティティのウォッチャに対する対W親密度が、ウォッチャの端末に送信される。このため、ウォッチャは、プレゼンティティの自分に対する認識を知ることが可能になるので、プレゼンティティとの互いの関係についての認識を一致させることが可能になる。したがって、プレゼンティティおよびウォッチャ間の共同作業の効率を向上させることが可能になる。
また、本実施形態では、受信部106は、ウォッチャの端末から、ウォッチャのプレゼンティティに対する評価を示すプレゼンティティ情報として対Pグループを受信する。制御部107は、その対Pグループに応じて、ウォッチャのプレゼンティティに対する対P親密度を求める。そして、制御部107は、その求めた対P親密度をプレゼンティティの端末に送信する。
この場合、ウォッチャのプレゼンティティに対する対P親密度が、ウォッチャの端末に送信される。このため、プレゼンティティは、ウォッチャの自分に対する認識を知ることが可能になるので、ウォッチャとの互いの関係について認識を一致させることが可能になる。したがって、プレゼンティティおよびウォッチャ間の共同作業の効率をより向上させることが可能になる。
また、本実施形態では、制御部107は、対P親密度および対W親密度に応じて、プレゼンティティおよびウォッチャ間の心理的距離を算出する。また、制御部107は、その心理的距離と、プレゼンス記憶部101内のプレゼンス情報とに基づいて、ウォッチャの端末に通知する通知用のプレゼンス情報を生成する。さらに、制御部107は、その生成した通知用のプレゼンス情報を、前記ウォッチャの端末に通知する
この場合、対P親密度および対W親密度に応じて、プレゼンティティおよびウォッチャ間の心理的距離が算出される。また、その心理的距離に応じて、通知用のプレゼンス情報が生成され、その通知用のプレゼンス情報がウォッチャの端末に送信される。
したがって、プレゼンティティおよびウォッチャの互いに心理的な関係に応じて、通知するプレゼンス情報を決定することが可能になる。
また、本実施形態では、受信部106は、ウォッチャの端末から、対Pグループと共に、プレゼンス情報を取得する旨の取得要求として追加要求を受信する。制御部107は、受信部106が追加要求を受信すると、対Wグループ(ウォッチャ情報)を送信する旨の送信要求として要求通知を、対P親密度と共に送信する。
この場合、追加要求が受信されると、プレゼンティティの端末に、要求通知が、対P親密度と共に送信される。このため、プレゼンティティは、ウォッチャの自分に対する認識に応じて、対Wグループを決定できる。したがって、プレゼンティティは、ウォッチャの自分に対する認識に応じて、そのウォッチャに通知するプレゼンス情報を決定することが可能になる。
次に本発明の第二の実施形態について説明する。以下、主に第一の実施形態に追加された構成、機能および動作について説明する。
図4は、本実施形態のプレゼンスシステムを示したブロック図である。図4において、プレゼンスシステムは、プレゼンスサーバ100と、PC端末200および200と、呼制御サーバ400と、ボイスメール装置500とを含む。
PC端末200および300は、図1で示した構成に加え、通信部208を含む。
入力部201は、ユーザAから、他のユーザへの発信要求を受け付ける。なお、発信要求は、その他のユーザのPC端末の識別子(W識別子)を含む。
通信部208は、入力部201が受け付けた発信要求に、端末記憶部203内の識別子をP識別子として加える。通信部208は、そのP識別子を加えた発信要求を呼制御サーバ400に通知する。
プレゼンスサーバ100は、図1で示した構成と同じ構成を有する。
ルール記憶部104は、要求対応ルールをさらに記憶する。要求対応ルールは、発信要求に対する処理を決定するルールである。
具体的には、要求対応ルールは、発信要求に対する処理が心理的距離ごとに対応付けられている。例えば、「20」以上の心理的距離には、「ボイスメール装置に接続する」などが対応付けられている。また、「3」以上の心理的距離には、「プレゼンス情報が「多忙」を示す場合、着信を拒否する」などが対応付けられていてもよい。また、呼制御サーバ400が着信呼のキューイングが可能である場合、要求対応ルールは、「心理的距離が短い発信先を優先的に接続させる」などでもよい。
受信部106は、呼制御サーバ400から発信要求をさらに受信する。
制御部107は、受信部106が呼制御サーバ400から発信要求を受信すると、ウォッチャリスト記憶部103の中で、その発信要求内のW識別子に対応付けられた心理的距離に応じて、その発信要求に対する処理を決定する。
制御部107は、その決定した処理で動作する旨の動作指示を呼制御サーバ400に送信する。
呼制御サーバ400は、PC端末200および200のそれぞれから、発信要求を受信すると、その発信要求をプレゼンスサーバ100に送信する。
また、呼制御サーバ400は、プレゼンスサーバ100から動作指示を受信すると、その動作指示が示す処理を実行する。
例えば、その動作指示がボイスメールでの接続を示すと、呼制御サーバ400は、ボイスメール装置500に、着信要求を送信する。また、その動作指示が接続の不許可を示すと、その発信要求を送信したPC端末との接続を切断する。
次に動作を説明する。
図5は、本実施形態のプレゼンスシステムの動作を説明するためのフローチャートである。
ステップS301では、入力部201は、発信要求を受け付けると、その発信要求を通信部208に送信する。通信部208は、その発信要求を受信すると、その発信要求を呼制御サーバ400に送信する。
ステップS302では、呼制御サーバ400がその発信要求を受信する。
ステップS303では、呼制御サーバ400は、その発信要求をプレゼンスサーバ100の受信部106に通知する。
ステップS304では、受信部106は、その発信要求を受信すると、その発信要求を制御部107に送信する。制御部107は、その発信要求を受信する。
ステップS305では、制御部107は、その発信要求内のW識別子に対応付けられた心理的距離を、ウォッチャリスト記憶部103から取得する。
ステップS306では、制御部107は、その心理的距離に対応付けられた処理をルール記憶部104から取得し、その処理で動作する旨の動作指示を生成する。なお、以下、その処理は、ボイスメールへの転送を示すとする。
ステップS307では、制御部107は、その動作指示を呼制御サーバ400の呼制御サーバ400に送信する。
ステップS308では、呼制御サーバ400は、その動作指示を受信する。
ステップS309では、呼制御サーバ400は、動作指示にて指示される処理を確認し、その処理を実行する。今、その処理は、ボイスメールへの転送を示すので、呼制御サーバ400は、ボイスメール装置500に着信要求を送信する。
ステップS310では、ボイスメール装置500は、その着信要求を受信する。
次に効果を説明する。
制御部107は、プレゼンティティの端末およびウォッチャの端末間の接続要求を受信した場合、その心理的距離に応じて、その接続要求に対する処理を決定する。そして、制御部107は、その決定した処理で動作する旨の動作指示を呼制御サーバ400に送信する。
この場合、接続要求に対する処理が心理的距離に応じて決定される。したがって、例えば、「20」以上の心理的距離には、「ボイスメール装置に接続する」など、心理的距離に応じたサービスを提供することが可能になる。
次に本発明の第三の実施形態について説明する。以下、主に第一の実施形態に追加された構成、機能および動作について説明する。
図6は、本実施形態のプレゼンスシステムを示したブロック図である。図4において、プレゼンスシステムは、プレゼンスサーバ100と、PC端末200および300と、呼制御サーバ400と、PC端末600および700とを含む。
プレゼンスサーバ100の受信部106は、PC端末200、300、600および700のいずれか一つから、複数の識別子と共に、その複数の識別子が特定する複数のPC端末のユーザ間の心理的距離の平均を算出する旨の算出要求を受信する。なお、算出要求は、その複数のPC端末のそれぞれを特定する複数の識別子を含む。
制御部107は、受信部106が複数の識別子および算出要求を受信すると、その複数の識別子から、互いに異なる二つの識別子からなる組を全て作る。制御部107は、ウォッチャリスト記憶部103において、その作った組と対応付けられた心理的距離のそれぞれの平均値を算出する。制御部107は、その算出した平均値を、その算出要求を送信したPC端末に返信する。
なお、ウォッチャリスト記憶部103は、格納手段の一例である。また、ウォッチャリスト記憶部103では、心理的距離およびW識別子が互いに対応付けられたウォッチャリストがP識別子ごとに記憶されている。しかしながら、ウォッチャ記憶部103では、プレゼンティティおよびウォッチャのそれぞれの端末を特定する二つの識別子からなる組ごとに、その組が、心理的距離と対応付けて記憶しているとみなすことができる。
PC端末200は、図1で示した構成に加え、通信部208を含む。
入力部201は、ユーザAから、複数のPC端末のユーザ間の心理的距離の平均を算出する旨の算出要求を受け付ける。
算出要求には、グループ通信中のPC端末のユーザ間の心理的距離の平均を算出する旨の現在算出要求と、そのグループ通信中のPC端末と、新たにグループ通信に加えるユーザの候補のPC端末との心理的距離の平均を算出する旨の新算出要求とがある。
算出要求が新算出要求の場合、入力部201は、その新算出要求と共に、その新たにグループ通信に加えるユーザの候補のPC端末の識別子を受け付ける。
通信部208は、電子会議などのグループ通信を行う。通信部208は、そのグループ通信を行っている複数のPC端末の識別子を保持する。なお、これらの識別子には、自端末の識別子が含まれる。
また、通信部208は、入力部201が受け付けた算出要求をプレゼンスサーバ100に送信する。このとき、通信部208は、入力部201が現在算出要求を受け付けると、保持している複数の識別子を現在算出要求と共に送信する。また、通信部208は、入力部201が新算出要求を受け付けると、保持している複数の識別子と、入力部201が受け付けた識別子とを新算出要求と共に送信する。
また、通信部208は、プレゼンスサーバ100から心理的距離の平均値を受信すると、その心理的距離の平均値を表示部202に表示する。
次に動作を説明する。
図7は、本実施形態のプレゼンスシステムの動作を説明するためのフローチャートである。なお、端末200、300および600が互いにグループ通信を行っている。また、PC端末700のユーザをグループ通信に招集するか否かを判断する場合の動作を説明する。
ステップS401では、PC端末200の入力部201は、ユーザAから現在算出要求を受け付けると、その現在算出要求を通信部208に送信する。
通信部208は、その現在算出要求を受信すると、その現在算出要求と、保持している識別子(端末200、300および600のそれぞれの識別子)とをプレゼンスサーバ100の受信部106に送信する。
ステップS402では、受信部106は、その現在算出要求および識別子を受信すると、その現在算出要求および識別子を制御部107に送信する。制御部107は、その現在算出要求および識別子を受信する。
ステップS403では、制御部107は、その複数の識別子から、互いに異なる二つの識別子からなる組を全て作る。制御部107は、ウォッチャリスト記憶部103から、その作った組と対応付けられた心理的距離を取得する。制御部107は、その取得した心理的距離のそれぞれに基づいて、心理的距離の平均値を算出する。
ステップS404では、制御部107は、心理的距離の平均値をPC端末200の通信部208に送信する。
ステップS405では、通信部208は、その心理的距離の平均値を受信すると、その心理的距離の平均値を表示部202に表示する。
ステップS406では、入力部201は、ユーザAから、新算出要求と、PC端末700を特定する識別子とを受け付けると、その新算出要求および識別子を通信部208に送信する。
通信部208は、その新算出要求および識別子を受信すると、その新算出要求および識別子と、保持している識別子とをプレゼンスサーバ100の受信部106に送信する。
ステップS407では、受信部106は、その現在算出要求および識別子を受信すると、その現在算出要求および識別子を制御部107に送信する。制御部107は、その現在算出要求および識別子を受信する。
ステップS408では、制御部107は、その複数の識別子から、互いに異なる二つの識別子からなる組を全て作る。制御部107は、ウォッチャリスト記憶部103から、その作った組と対応付けられた心理的距離を取得する。制御部107は、その取得した心理的距離のそれぞれに基づいて、心理的距離の平均値を算出する。
ステップS409では、制御部107は、心理的距離の平均値をPC端末200の通信部208に送信する。
ステップS410では、通信部208は、その心理的距離の平均値を受信すると、その心理的距離の平均値を表示部202に表示する。
ステップS411では、ユーザAは、ステップS405で表示された平均値(以下、現平均値と称する)と、ステップS410で表示された平均値(以下、新平均値と称する)とを比較して、PC端末700のユーザDをグループ通信に招集するか否かを判断する。
例えば、ユーザAは、現平均値と新平均値とを比較して、ユーザDをグループ通信に招集した場合に、電話会議に及ぼす影響を考えて、ユーザDをグループ通信に招集するか否かを判断する。例えば、ユーザAは、その値が全くまたはあまり余ずれていなければ、ユーザDをグループ通信に招集しても、電話会議に影響があまり及ぼさないと考え、ユーザDをグループ通信に招集すると判断する。
ユーザAは、ユーザDをグループ通信に招集する場合、入力部201を用いて、呼制御サーバ400を介してPC端末700に発呼する。
次に効果を説明する。
本実施形態によれば、受信部106は、PC端末200から、複数の識別子と共に、その複数の識別子にて特定される複数の端末のユーザ間の心理的距離の平均値を取得する旨の取得指示を受信する。制御部107は、受信部106が受信した複数の識別子から作ることが可能な互いに異なる二つの識別子からなる組と対応付けられた心理的距離のそれぞれの平均値を算出する。そして、制御部107は、その心理的距離の平均値を、PC端末200に返信する。
この場合、複数の端末のユーザ間の心理的距離の平均値が、PC端末200に返信される。
このため、例えば、複数のユーザで電話会議を行なっているときに、新しい参加者を招集する場合、その新しい参加者をグループに招集した場合の心理的平均距離を事前に知ることが可能である。したがって、既存の参加者に確認をせずに、招集の影響を予測することが可能になる。
次に第四の実施形態について説明する。本実施形態では、プレゼンスサーバ100の、最も単純な構成を説明する。
図8は、プレゼンスサーバ100の構成を示したブロック図である。
図8において、プレゼンスサーバ100は、受信部106と、制御部107と、を含む。なお、プレゼンスサーバ100は、PC端末200および300と相互に接続可能である。以下、PC端末200をウォッチャのPC端末とし、PC端末300をプレゼンティティのPC端末とする。
受信部106は、ウォッチャのPC端末200から、プレゼンティティのウォッチャに対する評価を示すウォッチャ情報を受信する。ウォッチャ情報は、プレゼンティティの前記ウォッチャに対する対W親密度でもよいし、プレゼンティティがウォッチャに割り当てたグループでもよい。
制御部107は、受信部106が受信したウォッチャ情報に応じて、プレゼンティティのウォッチャに対する対W親密度を求める。制御部107は、その対W親密度をプレゼンティティのPC端末300に送信する。
次に効果を説明する。
本実施形態でも、受信部106は、プレゼンティティの端末から、プレゼンティティのウォッチャに対する評価を示すウォッチャ情報として対Wグループを受信する。制御部107は、その対Wグループに応じて、プレゼンティティのウォッチャに対する対W親密度を求める。そして、制御部107は、その求めた対W親密度をウォッチャの端末に送信する。
したがって、第一の実施形態と同様に、プレゼンティティおよびウォッチャ間の共同作業の効率を向上させることが可能になる。
以上説明した各実施形態において、図示した構成は単なる一例であって、本発明はその構成に限定されるものではない。
例えば、ウォッチャがプレゼンス情報を取得するプレゼンティティを追加する際、1以上の対Wグループをプレゼンティティに提案し、プレゼンティティは、その対Wグループの中から一つを選択するようにしてもよい。このとき、その選択された対Wグループと同じグループが、対Pグループとしてプレゼンティティに割り当てられるオファーアンサーモデルを使用してもよい。
本発明の一実施形態のプレゼンスシステムを示したブロック図である。 バディリストにプレゼンス情報を追加するときの動作例を説明するためのシーケンス図である。 プレゼンス情報を更新するときの動作例を説明するためのシーケンス図である。 本発明の第二の実施形態のプレゼンスシステムを示したブロック図である。 本発明の第二の実施形態のプレゼンスシステムの動作例を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の第三の実施形態のプレゼンスシステムを示したブロック図である。 本発明の第三の実施形態のプレゼンスシステムの動作例を説明するためのシーケンスチャートである。 本発明の第四の実施形態のプレゼンスシステムを示したブロック図である。
符号の説明
100 プレゼンスサーバ
101 プレゼンス記憶部
102 バディリスト記憶部
103 ウォッチャリスト記憶部
104 ルール記憶部
105 プレゼンス処理部
106 受信部
107 制御部
200、300、600、700 プレゼンス端末
201 入力部
202 表示部
203 端末記憶部
204 プレゼンティティ部
205 ウォッチャ部
206 リスト操作部
207 心理的距離演算部
208 通信部
400 呼制御サーバ
500 ボイスメール装置

Claims (12)

  1. プレゼンティティのプレゼンス情報をウォッチャが使用する端末に通知可能なプレゼンスサーバであって、
    前記プレゼンティティが使用する端末から、前記プレゼンティティの前記ウォッチャに対する評価を示すウォッチャ情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段が受信したウォッチャ情報に応じて、前記プレゼンティティの前記ウォッチャに対する第一親密度を求め、該第一親密度を、前記ウォッチャの端末に送信する制御手段と、を含むプレゼンスサーバ。
  2. 請求項1に記載のプレゼンスサーバにおいて、
    前記受信手段は、前記ウォッチャの端末から、前記ウォッチャの前記プレゼンティティに対する評価を示すプレゼンティティ情報を受信し、
    前記制御手段は、前記受信手段が受信したプレゼンティティ情報に応じて、前記ウォッチャの前記プレゼンティティに対する第二親密度を求め、該第二親密度を、前記プレゼンティティの端末に送信する、プレゼンスサーバ。
  3. 請求項2に記載のプレゼンスサーバにおいて、
    前記プレゼンス情報を記憶する記憶手段と、
    前記制御手段は、前記第二親密度および前記第一親密度に応じて、前記プレゼンティティおよびウォッチャ間の心理的距離を算出し、該心理的距離と、前記記憶手段内のプレゼンス情報とに基づいて、前記ウォッチャの端末に通知する通知用のプレゼンス情報を生成し、該生成した通知用のプレゼンス情報を、前記ウォッチャの端末に通知する、プレゼンスサーバ。
  4. 請求項3に記載のプレゼンスサーバにおいて、
    前記受信手段は、前記ウォッチャの端末から、前記プレゼンス情報を取得する旨の取得要求を、前記プレゼンティティ情報と共に受信し、
    前記制御手段は、前記受信手段が取得要求を受信すると、前記プレゼンティティの端末に、前記ウォッチャ情報を送信する旨の送信要求を、前記第二親密度と共に送信する、プレゼンスサーバ。
  5. 請求項3または4に記載のプレゼンスサーバにおいて、
    前記プレゼンティティの端末および前記ウォッチャの端末間の接続を制御する制御サーバと接続され、
    前記受信手段は、前記制御サーバから、前記プレゼンティティの端末および前記ウォッチャの端末間の接続要求を受信し、
    前記制御手段は、前記受信手段が前記接続要求を受信すると、前記心理的距離に応じて、前記接続要求に対する処理を決定し、該決定した処理で動作する旨の動作指示を前記制御サーバに送信する、プレゼンスサーバ。
  6. 請求項4または5に記載のプレゼンスサーバにおいて、
    前記端末は、3以上あり、
    前記プレゼンティティおよび前記ウォッチャのそれぞれの端末を特定する二つの識別子からなる組ごとに、当該組と、前記心理的距離とを対応付けて記憶する格納手段を含み、
    前記受信手段は、前記3以上の端末のいずれか一つから、複数の識別子と共に、該複数の識別子にて特定される複数の端末のユーザ間の心理的距離の平均値を取得する旨の取得
    指示を受信し、
    前記制御手段は、前記受信手段が受信した複数の識別子から作ることが可能な互いに異なる二つの識別子からなる組と対応付けられた心理的距離のそれぞれの平均値を算出し、該平均値を前記3以上の端末のいずれかに返信する、プレゼンスサーバ。
  7. プレゼンティティのプレゼンス情報をウォッチャが使用する端末に通知可能なプレゼンスサーバが行う親密度通知方法であって、
    前記プレゼンティティが使用する端末から、前記プレゼンティティの前記ウォッチャに対する評価を示すウォッチャ情報を受信する受信ステップと、
    前記受信されたウォッチャ情報に応じて、前記プレゼンティティの前記ウォッチャに対する第一親密度を求める親密度算出ステップと、
    前記求められた第一親密度を、前記ウォッチャの端末に送信する送信ステップと、を含む親密度通知方法。
  8. 請求項7に記載の親密度通知方法において、
    前記送信ステップの後に、前記ウォッチャの端末から、前記ウォッチャの前記プレゼンティティに対する評価を示すプレゼンティティ情報を受信する受付ステップと、
    前記受信されたプレゼンティティ情報に応じて、前記ウォッチャの前記プレゼンティティに対する第二親密度を求める計算ステップと、
    前記求められた第二親密度を、前記プレゼンティティの端末に送信する出力ステップと、を含む親密度通知方法。
  9. 請求項8に記載の親密度通知方法において、
    前記プレゼンスサーバは、前記プレゼンス情報を記憶する記憶手段を含み、
    前記出力ステップの後に、前記第二親密度および前記第一親密度に応じて、前記プレゼンティティおよびウォッチャ間の心理的距離を算出する距離算出ステップと、
    前記算出された心理的距離と、前記記憶手段内のプレゼンス情報とに基づいて、前記ウォッチャの端末に通知する通知用のプレゼンス情報を生成する生成ステップと、
    前記生成された通知用のプレゼンス情報を、前記ウォッチャの端末に通知する通知ステップと、を含む親密度通知方法。
  10. 請求項9に記載の親密度通知方法において、
    前記受ステップでは、前記ウォッチャの端末から、前記プレゼンス情報を取得する旨の取得要求を、前記プレゼンティティ情報と共に受信し、
    前記出力ステップでは、前記取得要求が受信されると、前記プレゼンティティの端末に、前記ウォッチャ情報を送信する旨の送信要求を、前記第二親密度と共に送信する、親密度通知方法。
  11. 請求項9または10に記載の親密度通知方法において、
    前記プレゼンスサーバは、前記プレゼンティティの端末および前記ウォッチャの端末間の接続を制御する制御サーバと接続され、
    前記通知ステップの後に、前記制御サーバから、前記プレゼンティティの端末および前記ウォッチャの端末間の接続要求を受信する要求受信ステップと、
    前記接続要求が受信されると、前記心理的距離に応じて、前記接続要求に対する処理を決定する決定ステップと、
    前記決定された処理で動作する旨の動作指示を前記制御サーバに送信する指示ステップと、を含む親密度通知方法。
  12. 請求項10または11に記載の親密度通知方法において、
    前記端末は、3以上あり、
    前記プレゼンスサーバは、前記プレゼンティティおよび前記ウォッチャのそれぞれの端末を特定する二つの識別子からなる組ごとに、当該組と、前記心理的距離とを対応付けて記憶する格納手段を含み、
    前記通知ステップの後に、前記3以上の端末のいずれか一つから、複数の識別子と共に、該複数の識別子にて特定される複数の端末のユーザ間の心理的距離の平均値を取得する旨の取得指示を受信する指示受信ステップと、
    前記受信された複数の識別子から作ることが可能な互いに異なる二つの識別子からなる組と対応付けられた心理的距離のそれぞれの平均値を算出する算出ステップと、
    前記算出された平均値を前記3以上の端末のいずれかに返信する返信ステップと、を含む、親密度通知方法。
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