JP5255834B2 - プラズマ開放スイッチを含むパルス電力システム - Google Patents

プラズマ開放スイッチを含むパルス電力システム Download PDF

Info

Publication number
JP5255834B2
JP5255834B2 JP2007505145A JP2007505145A JP5255834B2 JP 5255834 B2 JP5255834 B2 JP 5255834B2 JP 2007505145 A JP2007505145 A JP 2007505145A JP 2007505145 A JP2007505145 A JP 2007505145A JP 5255834 B2 JP5255834 B2 JP 5255834B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plasma
electrodes
current
pair
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007505145A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007536505A (ja
Inventor
リチャード アハタローニ、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Publication of JP2007536505A publication Critical patent/JP2007536505A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5255834B2 publication Critical patent/JP5255834B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H1/00Generating plasma; Handling plasma
    • H05H1/24Generating plasma
    • H05H1/46Generating plasma using applied electromagnetic fields, e.g. high frequency or microwave energy
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J4/00Circuit arrangements for mains or distribution networks not specified as ac or dc
    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02JCIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
    • H02J50/00Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power
    • H02J50/10Circuit arrangements or systems for wireless supply or distribution of electric power using inductive coupling
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05HPLASMA TECHNIQUE; PRODUCTION OF ACCELERATED ELECTRICALLY-CHARGED PARTICLES OR OF NEUTRONS; PRODUCTION OR ACCELERATION OF NEUTRAL MOLECULAR OR ATOMIC BEAMS
    • H05H2242/00Auxiliary systems
    • H05H2242/20Power circuits
    • H05H2242/22DC, AC or pulsed generators
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/10Nuclear fusion reactors

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Plasma & Fusion (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Plasma Technology (AREA)

Description

(関連出願)
本出願は、2004年3月24日に出願された米国仮出願第60/555,937号による利益を請求する。
本発明は、一般的にエネルギーの蓄積と圧縮とに関する。より特定的に、本発明は、開放スイッチと、蓄積された誘導エネルギーからのパルス電力の生成と、X線や核エネルギーへの応用に関する。
パルス電力は、多くの軍事的、工業的、および科学的用途を有する。例えば、米国国防総省は、核兵器効果をエミュレートしてコンピュータモデルを検証するためにサンディア国立研究所においてZ加速器といった種々のパルス電力装置を使用してきている。Zマシンは、より大きなX−1マシンのためのモデルとして役立つと言われており、このX−1マシンは高出力の核融合を達成するために重水素と三重水素の核融合カプセルを内破させるために十分なX線を供給するはずである。
大部分の用途に関して、高電圧コンデンサバンクはパルス電力生成のために放電される。不都合なことに、典型的な高電圧コンデンサのエネルギー蓄積密度は、比較的低い。特にこのコンデンサが繰り返し動作のために評価される場合に顕著である。更に、高いパルス電力レベルだけでなく高いX線または中性子出力を得るために、迅速な電流上昇が重要である。迅速な電流上昇は、高電圧と低インダクタンスとを必要とする。(例えば、1984年5月1日に発行された米国特許第4,446,096号を参照。)
コンデンサバンクの制約のために、蓄積された誘導性エネルギーを使用するパルス電力発生器の開発にかなりの努力がなされている。蓄積された誘導性エネルギーを供給し、比較的高いエネルギー密度を有する多数の比較的低コストの電力源が存在する。これらの電力源は、単極発電機、補償形同期発電機および爆発駆動型磁束圧縮機を含む。しかしながら蓄積された誘導性エネルギーから迅速な電流上昇を有するパルス電力を得るためには、開放スイッチが必要とされる。
例えば爆発型発電機で高密度のプラズマ焦点へパワー供給するために、有用なスイッチは、1マイクロ秒以内の間、数メガアンペアを遮断し、装置に送達される3〜4マイクロ秒パルスの間、開放された状態に留まることになる。(Freemanらによる「Plasma Focus Experiments Powered by Explosive Generators(爆発型発電機によってパワー供給されるプラズマ焦点(集束)実験)」LA−UR−83−1083、ロスアラモス国立研究所、ロスアラモス、1983年、p.13。)
適当な開放スイッチの開発に向けられた努力は、G.D.Roy,「High Power, High Repetition Rate Switches:An Overview(高出力・高反復速度スイッチ:概要)」,Naval Research Review(海軍研究評論),Vol.2,1990,p.17−24に記載されている。このスイッチに望まれる属性は、迅速な開放と、高い反復速度を達成するための迅速な回復と、制御可能で長い導通時間と、導通時の低い抵抗と、開放時のインピーダンスの迅速な上昇と、開放後の高いインピーダンスと、大きな電流と、大きなスタンドオフ電圧と、ジッター(波形の乱れ)のない動作である。プラズマ流れスイッチは、最大10−5秒の導通時間と100ナノ秒タイムスケールでの開放時間とを有すると言われており、1990年現在において、極めて高い出力(テラワット)と、低いインピーダンス(10オーム)と、単一ショットとを有する段階的パルス電力システムにおいてだけ有用である。(19ページ。)
基本的態様によれば、本発明は、パルス化された電力を負荷に供給するためのパルス電力システムを提供する。このパルス電力システムは、電流源とプラズマ開放スイッチとを含む誘導性エネルギー蓄積回路を有する。このプラズマ開放スイッチは、負荷に電流を供給するために負荷と電流源を接続する伝送線を有する。この伝送線は、第1の領域から負荷に近い第2の領域に向かって延びる。このプラズマ開放スイッチは、閉止状態と開放状態とを有する。このプラズマ開放スイッチは、プラズマ開放スイッチにおけるプラズマ放電が第1の領域から第2の領域の方へ磁気力によって駆動されるときに閉止状態から開放状態に切り替わる。このパルス電力システムは電気導体を含んでおり、この電気導体は第1の領域に安定化磁界構成を備えるように配置され、電流源からの電流によって誘導性エネルギー蓄積回路を充電する間、第1の領域においてプラズマ放電を磁気的にラッチしている。また電流源から負荷へ伝送線に沿って流れる電流は、安定化磁界構成を分断し、プラズマ放電を第1の領域からラッチ解除し、このプラズマ放電を第2の領域に向けて駆動する傾向がある。
本発明の別の態様によれば、第1の領域におけるプラズマ放電は、プラズマ放電要素の少なくとも一つのアレイを含む。このアレイ内のプラズマ放電要素は、第2の領域から最も遠い第1のプラズマ放電要素と第2の領域に最も近い最後のプラズマ放電要素とを含む。このアレイ内のプラズマ放電要素は、第1のプラズマ放電要素の開放がこのアレイ内の他のプラズマ放電要素を順次開放するように、互いに接続されている。
パルス電力システムは、電力を負荷に伝達するために磁気的に絶縁された伝送線をしばしば使用する。この負荷としては、例えばピンチされたプラズマコラム、磁化されたプラズマターゲットのための内破ライナ、X線生成のための微細ワイヤの円錐形または双曲線アレイ、慣性的に閉じ込められた融合のための融合燃料ターゲットまたはホーラウム(hohlraum)などである。電力が伝送線に印加されると、伝送線の導体間の如何なるガスも伝送線における電界によってプラズマに変換される。結果として得られたプラズマは、Alfven速度(V=B/(μρ1/2)で電磁ローレンツ力(dF=IdlxB)によって伝送線に沿って負荷に向けて駆動される。このプラズマは、伝送線がプラズマ開放スイッチとして機能するようにする。特に、負荷への電力の印加には遅延が存在する。この遅延は近似的に、プラズマが伝送線に沿って駆動されるのに要する時間である。もし、この遅延が伝送線に電力を印加する回路からの電流の立ち上がり時間に整合するならば、この遅延は有益な効果を発揮し得る。
多くのパルス電力システムは、磁気的に絶縁された伝送線内にプラズマを意図的に作り出している。これは、負荷に流される電流の割合を増加させるためのプラズマ開放スイッチを供給するためである。このようなプラズマ開放スイッチは、高密度プラズマ焦点装置の不可欠な構成要素である。この高密度プラズマ焦点装置において、負荷はzピンチされたプラズマコラムであり、このプラズマコラムは伝送線からのプラズマも含んだプラズマの放射方向崩壊によって形成されている。このようなプラズマ開放スイッチは、プラズマ流れスイッチの一構成要素でもある。
本発明は、安定な閉止状態を与えるためにプラズマ流れスイッチの磁気ラッチングに基づいている。これは、プラズマ流れスイッチによって与えられる遅延を増加させて、閉止状態時のプラズマ流れスイッチのオン抵抗を減らす効果を有している。このような磁気ラッチングは現実的である。なぜなら伝送線に供給される電流のほんの一部がプラズマの流れを負荷の方に近づけないために必要とされるからで、このことについては下記に示されるであろう。また、いったん負荷に向かうプラズマの流れが存在すると、プラズマ流れスイッチが磁気的に絶縁された状態に切り替わるようにする方法で、磁気ラッチングが行われることも下記に示されるであろう。言い換えれば、プラズマの流れ自身が、安定な閉止状態から開放状態への切替えを引き起こすことが可能である。更に、安定な閉止状態におけるプラズマ放電は1アレイの位置で確立されることができ、一つの位置での閉止状態から開放状態へのプラズマ放電の切替えは隣接位置における閉止状態から開放状態へのプラズマ放電の切替えをトリガーするであろう。従って、切替えプロセスは、大きな面積に亘って極めて迅速に発生し得る。
図1は、外側円筒形導体シェル21と内側円筒形導体シェル22とを含む同軸導体構成を示す。この外側導体シェル21はRという半径を有し、内側導体シェル22はRという半径を有する。内側導体シェル22は、上向き方向に電流(I)を搬送するように示されており、外側導体シェル22は、反対の下向き方向に2倍の電流(2I)を搬送するように示されている。これら内側および外側導体は上方向および下方向に極めて遠方にまで同じ広がりを持っており、かつ電流密度は放射方向において対称性を有すると仮定すれば、半径(r)における磁界強度(h)は、h=i/2πrに従って半径(r)内にある全電流(i)の関数となる。従って、図1の導体と電流の構成において磁界強度は、外側導体シェル21の直ぐ外側と内側の位置で、ほぼ同じ大きさH=I/2πRを有する。この磁界は、外側導体シェル21の外側表面に近い円周方向で、外側導体シェルを内向きに引こうとする磁界となるであろうし、またこの磁界は外側導体シェル21の内側表面に近い反対の円周方向で、外側導体シェルを外向きに押しやろうとする磁界となるであろう。従って、正味ほぼゼロとなる電磁ローレンツ力(dF=IdlxB)が外側導体シェル21上に存在するであろう。
図1の導体と電流の構成は、中心の電流がその2倍の電流による内向き放射方向への電磁的崩壊を防止できることを示している。更に下記に説明するように、この原理は、プラズマ流れスイッチにおけるプラズマ放電の電磁ラッチングに使用可能である。プラズマ放電は、図1の構成に対応する閉止状態で保持することができ、ここではプラズマ放電は外側シェル21に類似している。
図2は、外側導体シェル21が半径Rへ内向き放射方向崩壊後における図1の同軸導体構成を示す。Rより大きな如何なる半径の磁界も、同じ方向を有する。これは、Rより大きな半径の位置が磁気的に絶縁され得ることを示唆している。
図3は、パルス電力を負荷41に供給するためのパルス電力システムの模式図を示している。このパルス電力システムは、電流源43とプラズマ開放スイッチ44とを含む誘導性エネルギー蓄積回路42を含んでいる。このプラズマ開放スイッチ44は伝送線を備えており、この伝送線は負荷に電流を供給するために負荷41に電流源43を接続する導体51、52を含んでいる。これらの導体51、52は間隔をあけて配置されている。この伝送線は、第1の領域45から負荷41に近い第2の領域46に向かって延びている。プラズマ開放スイッチは、図3に示すような閉止状態を有する。閉止状態では、プラズマ放電40(1対の破線で表されている)は、第1の位置45に位置している。このプラズマ開放スイッチは、プラズマ放電40が第1の領域45から第2の領域46の方へ磁気力によって駆動されるときに閉止状態から開放状態に切り替わる。第1の領域45から第2の領域46に向かうプラズマ放電の移動は、図3、4、5および6のシーケンスによって示される。
更に図3に示すように、このパルス電力システムは電気導体47および48を含んでおり、これらの電気導体47および48は、電流源43からの電流で誘導性エネルギー蓄積回路42を充電する時に、第1の領域においてプラズマ放電を磁気的にラッチ(latch)するために、第1の領域45に安定化磁界構成を供給するように配置されている。(図7を参照して下記に更に説明するように、導体47および48は4極構成を備えるように2分される。)しかしながら、電流源43から負荷41に伝送線導体51、52に沿って流れる電流は、安定化磁界構成を分断し、図5に示すように第1の領域45からのプラズマ放電40をラッチ解除し、このプラズマ放電を第2の領域46の方へ駆動する傾向がある。第1の領域45は、プラズマ開放スイッチが開放状態にあって電流源から負荷に電流を伝導しているときに磁気的に絶縁された状態になる。
更に図3に示すように、電気導体47、48は、誘導性エネルギー蓄積回路42内にある。そして、プラズマ放電が第1の領域45にあってプラズマ開放スイッチが閉止状態であるときに、電気導体47、48は電流源43からプラズマ放電40に電流を搬送する。電気導体48は、第1の電流成分を搬送するためのインダクタ51を含む第1の電流経路にあり、この第1の電流成分はプラズマ放電が第1の領域45にあるときにプラズマ放電40を第2の領域46の方へ磁気的に追いやる傾向がある。電気導体47は、第2の電流成分を搬送するためのインダクタ52を含む第2の電流経路にあり、この第2の電流成分はプラズマ放電が第1の領域45にあるときにプラズマ放電40を第2の領域46から磁気的に離れさせる傾向がある。
図3に更に示すように、このパルス電力システムはトリガーパルス発生器を含んでおり、さらにこのトリガーパルス発生器は、コンデンサ55と、導体56と、第1および第2の電流経路に接続された閉止スイッチ57とを含んでいる。ここで、トリガーパルス発生器はコンデンサを放電するためにトリガーパルスを誘導性エネルギー回路42に印加している。これは、安定化磁界構成を不安定化するために第1の電流成分と第2の電流成分との差を増加させ、それによってプラズマ開放スイッチを閉止状態から開放状態に切り替えている。特に閉止スイッチ57のトリガーは、閉止スイッチ57を閉じさせ、またこの閉止スイッチ57を閉じることはインダクタ52からの電流を導体47から導体56に向かわせる。この導体47を通る電流の減少と導体56を通る電流の増加は、プラズマ放電40を負荷41の方へ押しやる。
図4に示すように、閉止スイッチ57の閉止は、プラズマ放電を負荷41の方へ移動させている。電極49、50間の直接の経路は、磁気的に絶縁された状態になり、電極49、50との間に十分な電圧を生成する。
図5に示すように、電極49、50の間の十分な電圧は、分離装置53、54に電流を伝導させるようにしている。分離装置53は、電極49を伝送線導体51に接続し、分離装置54は、電極50を伝送線導体52に接続している。分離装置53、54は、低い印加電圧に対しては高い増加抵抗を有し、高い印加電圧に対しては低い増加抵抗を有する、例えば火花ギャップ、金属酸化物バリスタまたは炭化珪素バリスタである。例えば、火花ギャップまたはバリスタを導通するための閾値電圧は、プラズマスイッチが閉止状態にあるときに第1の領域において電極49、50の間にプラズマ放電を持続するために必要とされる電圧より僅かに高い。分離装置53、54は、また半導体ダイオード、サイリスタまたは他の種類のスイッチング装置であってもよい。一般に分離装置は、プラズマ放電が第1の領域45にあってプラズマ開放スイッチ44が閉止状態にあるときに比較的高い抵抗を有し、またプラズマ開放スイッチが開放状態にあるときに比較的低い抵抗を有する。
いったん分離装置が導通状態になると、プラズマ放電40は伝送線導体51、52間に電流を伝導し、また磁気力はプラズマ放電40を負荷41の方へ駆動する。図6に示すように、プラズマ放電40は、最終的に負荷に近い領域46に到達し、またプラズマ放電の更なる変位は伝送線44を流れる電流が負荷41に印加されるようにする。
図7は更に、図2に示した2次元的模式図に導入されたパルス電力システムの3次元的態様を示す。図7は、プラズマ開放スイッチが閉止状態にあるときにプラズマ放電40の全体的MHD安定化のために4極磁界構成を備えるように、導体47、48とインダクタ51、52とコンデンサ55が二分される(添字「a」または「b」を有する同様の参照数字で示された構成要素に二分される)ことを示したものである。導体47a、47bは、第2の領域(図6の46)と第1の領域(図6の45、図7の電極49と50との間)との間に平行に間隔をあけて配置されており、これによりプラズマ開放スイッチが閉止状態から開放状態に切り替わるときにプラズマ放電が導体47aと47bとの間を通過するようにしている。
プラズマ放電から導体56、47a、47b、48a、48bを電気的に絶縁し、またこれらの導体と電極49、50と伝送線導体51、52とのための物理的支持を与える誘電体構造は、図7から省略されている。このような誘電体構造は、図8〜12に示されている。この誘電体構造は、互いに融合した3つのガラスまたはセラミックの誘電体層のサンドイッチである。さらに、以下で説明するように、大規模なパルス電力システムは、図3に示すような回路の円形アレイを含むことが可能であり、この円形アレイは共通の負荷の周りに配置されている。この場合、これら3つのガラスまたはセラミックの誘電体層は、各々環状である。
図8は、中間誘電体層61の上面図を示す。この中間誘電体層は、プラズマ流れスイッチが安定な閉止状態にあるときにプラズマ放電の中心軸である中心68の周りに円形パターンに配置された一連の孔62、63、64、65、66を有する。孔62、63により、図7の導体47a、47bが中間誘電体層61を通り抜けることが可能となる。孔64、65によって、導体48a、48bが中間誘電体層61を通り抜けることが可能となる。また孔66によって、導体56が中間誘電体層61を通り抜けることが可能となる。中間誘電体層61は、プラズマ放電が中心68から負荷の方へ移動するチャネル67を画定する。
図9は、いったん構成要素が中間誘電体層上に組み立てられた状態のプラズマ開放スイッチの上面図を示す。これらの構成要素は、上部誘電体層70と、導体47a、47b、48a、48b、56を上部電極49に相互接続する金属プレート71と、上部伝送線導体51とを含んでいる。図9には、誘電体層の下に接続するための多数のバスバー(bus bar)も見られる。これらのバスバーは、導体48aに接続されたバスバー72と、下部電極(図7における50)に接続されたバスバー73と、導体56に接続されたバスバー74と、コンデンサ(図7における55aと55b)に接続されたバスバー75と、導体48bに接続されたバスバー76とを含んでいる。
図10は、電極49、50の近傍におけるプラズマ開放スイッチの横断面を示している。3つの誘電体層70、61、77は、共にサンドイッチされた状態で示されている。図10には導体47a、47bに接続された下部バスバー78、79も見られる。
図11は、電極49、50の近傍におけるプラズマ開放スイッチのもう一つの横断面を示す。図11では、バスバー74の導体56への接続と、バスバー73の下部電極50への接続を示している。誘電体層70、61、77が伝送線51、52間にサンドイッチされていることも分かる。
図12は、下部電極50の近傍におけるプラズマ開放スイッチの底面図を示す。これは、バスバー72、73、76、78、79と導体48a、電極50、導体48b、導体47a、導体47bとの間のそれぞれの接続を示している。
図3のパルス電力システム44において電極間に許容され得る最大電圧は、下部電極50と導体47、48との間の絶縁破壊によって制限される。このパルス電力システム44は本質的に、下部電極50が接地されることを可能にする「単一終端」設計である。これは、構造上の単純さという利点と、鉱油のような誘電体液のプール内で図12のバスバー72、73、76、78、79を絶縁する容易さという利点を持っている。
図13は、電極84、85間の最大電圧が図3の単一終端設計の場合と比較して2倍にすることを可能にしたバイポーラ設計のパルス電力システム80を示す。図13のパルス電力システム80は、伝送線導体82、83に接続された負荷81を有する。電極84、85は、初期プラズマ放電86を供給し、またそれぞれ分離装置87、88を介して伝送線導体82、83に接続されている。
補償形同期発電機90は、電極84、85に電流を供給するためのバイポーラ電流源として機能し、また電流経路は、初期プラズマ放電86のために安定化4極磁界構成を提供する導体110、96を含んでいる。補償形同期発電機90は、回転子91と固定子コイル92、93、94、95を含んでおり、スイッチ100は電流パルスが固定子コイルに生成されるように閉じられる。適当な補償形同期発電機の構造に関する更なる詳細は、引例として組み込まれている1989年6月20日に発行されたWeldonらの米国特許第4,841,217号と、引例として組み込まれている1993年5月11日に発行されたPratapらの米国特許第5,210,452号とに見出すことができる。
電極84、85のプラズマ開放スイッチを閉止状態から開放状態に切り替えるために、閉止スイッチ99が電流を導体110から導体97に向けるようにコンデンサ98を放電する。
図14は、電極84、85の近傍における図13のパルス電力システムの横断面を示す。図3の単一終端設計に関する図10の横断面と比較して、図13に示すバイポーラ設計の横断面である図14では、1セットの下部バスバー106、107に類似する1セットの上部バスバー104、105を有する。
用途によっては、パルス電力システムの開放スイッチの自動トリガーを促進するために誘導性蓄積回路(図3の42)を構成することが望ましい。これは、誘導性エネルギー蓄積回路を構成することによって行うことができるものであり、プラズマ開放スイッチが閉止状態で誘導性エネルギー蓄積回路が電流源によって充電された状態のときに、導体48への第1の電流成分(I)と導体47への第2の電流成分(I)との差が時間の増加関数であるように、誘導性エネルギー蓄積回路を構成する。このとき、安定化磁界構成が閉止状態から開放状態へプラズマ開放スイッチの切替えのために不安定状態になるようにする。例えば、図15に示すように、第2の電流成分(I)が時間と共に増加してから減少する時間の関数である場合に、第1の電流成分(I)は時間の増加関数111となる。
図16は、図15の電流関数を取得するために誘導性蓄積回路を構成する一つの方法を示したものである。図16において、抵抗113は、第2の電流成分(I)を供給する第2の回路経路に挿入され、それによって第2の回路経路は第1の電流成分(I)を供給する第1の回路経路よりも高い抵抗を有する。従って、第2の電流成分(I)の大きさは、第1の電流成分(I)がピークに到達する前に、ピークに到達して降下することになる。
図17は、図15の電流関数を取得するために誘導性蓄積回路を構成するもう一つの方法を示したものである。図16において、第1および第2の電流成分(I、I)を供給するそれぞれの回路経路にあるインダクタンス51、52は、補償形同期発電機114のそれぞれの固定子巻線によって提供され、またこれらの固定子巻線は図15の所望の電流関数を与えるように空間的な広がりと相対的な位相配置を有している。
図18〜20は、図3の電極49、50または図13の電極84、85といった1対の電極間でプラズマ放電を開始するための種々の手段を示す。場合によっては、電極間の絶縁破壊電圧は、プラズマ放電を開始するために追加の手段が必要とならないように、図3の電流源43によって生成される電圧と比較して相対的に低くなる。このような場合に放電は、電流源43が起動された後まもなく、例えば補償形同期発電機がスイッチオンされたとき、または爆発型磁束圧縮発電機が爆発したときに発生する。
図18に示すように、シングルショット(単発)用途のために、電流源が起動したときに電極間にプラズマ放電が開始するように、上部電極121のプラグ124から下部電極122のインサート125に細い金属ワイヤ123を張る。この場合、ワイヤ123は、爆発して電極121、122間に金属蒸気アークを供給する。
図19に示すように、マルチショット(多発)用途のために、擬似火花発生器133は、電極131、132間にプラズマ放電が開始するように十分なエネルギーを有する光子、イオンまたは電子ビーム134を供給することができる。
図20に示すように、繰り返し動作のために、レーザ143は電極141間にプラズマ放電を開始させるための光子ビーム144を供給することができる。例えば、電極141は陽極であり、電極142は陰極である。電極141、142間に極めて低いガス圧が存在するときの動作のためには、レーザ143は、熱電子放射を開始するように陰極を加熱する二酸化炭素レーザとなる。電極141、142間に比較的高いガス圧が存在するときの動作のためには、レーザは電極141、142間のガスをイオン化する紫外線ビーム放射を供給するエキシマレーザである。電気腐食の有害な効果を減らすために、陰極142は、プラズマアーク放電を維持するためのリチウムのような液体金属のプール145を有している。
図3のパルス電力システム44は、図21に示す核融合・***反応炉のような核融合反応炉で使用することができる。この場合、開放スイッチの伝送線導体は、プラズマ流れスイッチの電極、すなわち高密度プラズマ焦点装置の電極を含んでいる。この反応炉は、中心の陽極151と、溶融リチウムのプールを含んだ陰極152との間の中心位置に高密度プラズマ焦点150を生成する。それぞれの伝送線プレート153、154は、開放スイッチ155、156を中心陽極151と陰極152にそれぞれ接続している。開放スイッチ155、156は、それぞれのコンデンサ157、158を放電することによって同期してトリガーされる。補償形同期発電機159、160は、開放スイッチに電流を供給する。アクチニド廃棄物(劣化ウランなど)161の内側ブランケットとリチウム162の外側ブランケットは放射シールドを提供し、重水素および三重水素ガスの混合物によるプラズマ焦点への燃料供給のために三重水素を増殖する。
伝送線プレート153、154を磁化することによって、核融合・***反応炉は、高密度プラズマ焦点装置の代わりにスフェロマック(spheromac)装置として動作する。開放スイッチ155、156から反応炉の中心領域へ内向きに駆動されたプラズマ放電に、ヘリシティ(螺旋運動)が注入されるように、伝送線プレートは電磁石コイル163、164に通電することによって磁化される。反応炉の中心領域の上方と下方の1対のヘルムホルツコイル165、166は、電磁石コイル163、164からの磁界に対抗することによって反応炉の中心領域における磁界をゼロにすることができる。
図22に示すように、開放スイッチ155、156は、開放スイッチの円形アレイ内におけるただ二つのスイッチであり、補償形同期発電機159、160は補償形同期発電機の円形アレイ内におけるただ二つの補償形同期発電機である。補償形同期発電機159、160のための励起フィールドコイル171、172および173、174は、補償形同期発電機のドーナツ型(環状型)領域に閉じ込められるようになっており、アレイ内の隣接した補償形同期発電機によって励起フィールドコイルは共用されている。
シングルショット用途では爆発型磁束圧縮発電機が、図22の補償形同期発電機の代わりに使用することができる。励起フィールドコイルは、磁束圧縮発電機を励起するために適所に保持される。図23は例えば、二つのフィールドコイル181、182の間にある爆発型磁束圧縮発電機183を示している。
図24は、爆発型磁束圧縮発電機183の横断面を示す。爆発型磁束圧縮発電機183は、爆発物185と金属導体186とポリエチレンまたはポリビニールの塩化物といった絶縁体187とが交互に積層されたシートを含んでいる。爆発物層の爆発によって、金属導体層のループが絶縁体層上で内破することが引き起こされるとともに、金属導体層のループが金属導体ループ内にトラップされたフィールドコイルからの磁束を圧縮することが引き起こされる。金属導体のループは増加する電流のために並列に接続されているが、開放スイッチを通じてプラズマ放電の電圧降下に打ち勝つために十分な電圧が必要な場合には、直列に接続される。
前述のように図3の開放スイッチ44は、プラズマ放電40が安定化磁界構成内に保持されている閉止状態から、電極49、50間の領域45が磁気的に絶縁状態になる開放状態へ切り替えることができる。開放スイッチ40のこのような動作は、下記に列挙されるような有限要素分析プログラムを使用するコンピュータシミュレーションによって実証される。
図25は、図7〜12で図示して説明したような開放スイッチにおいて、安定化磁界構成を確立する電気導体47a、47b、48a、48bの有限要素モデルの斜視図である。プラズマ放電40を通って下方に流れる電流は、導体47a、47b、48a、48bの各々を通る上向きの電流の4分の1によって供給されていると仮定されている。図26は、水平二等分面における結果的に得られた磁界を示したもので、図25の有限要素モデルを通じてこの電流分布によって生成されたものである。
図3〜6で紹介したようにプラズマ放電上の磁気力は、プラズマ開放スイッチの一連の動作を決定する。プラズマ放電内を流れる電流上のこの力の空間的分布をより良く示すために、図26の磁界は、固体導体(電流要素47a、47b、48a、48bなど)による磁界への寄与と、プラズマ放電自身を流れる電流による磁界への寄与とに分割することができる。例えば、図27に示すようなプラズマ放電40を流れる電流はBiot−Savartの法則に従って図28に示す磁界寄与を作り出す。しかしながら、プラズマ放電40を流れる電流に起因する磁界寄与は、全体としてプラズマ放電に対して如何なる正味の力も生じないという結果をもたらす。
図29は、開放スイッチにおける固体導体の有限要素モデルを示す。これらの固体導体を通る電流は、図30に示す磁界寄与を作り出す。これは4極磁界構成であり、この4極磁界構成は、導体47a、47b、48a、48b間の中心位置におけるプラズマ放電上で局所的最小の磁気力を与えるものである。この磁界構成は、プラズマ放電を導体47a、47b、48a、48b間の中心位置に閉じ込める傾向のある正味の力をプラズマ放電40上に生成する傾向がある。
図8と図21、22に関して前に説明したように、円形アレイに関して中心位置にある共通負荷にパルス電力を供給するためには開放スイッチの円形アレイを使用することが望ましい。この場合、各スイッチの近隣における磁界は、このアレイの全てのスイッチにおける全ての電流要素を流れる電流によって影響される。例えば、図31は開放スイッチの円形アレイの有限要素モデルにおける導体の上面図であり、図32は図31に示した開放スイッチの円形アレイの有限要素モデルにおける導体の斜視図であり、図33はこの円形アレイ内にある単一の開放スイッチ190近傍の磁界を示している。
図34は、図33と同様の上面図であるが、中心の有限導体要素(開放スイッチの一つにおけるプラズマ放電を表す)が取り除かれたときの磁界寄与を示している。図34のこの磁界構成は、図30と同様の4極構成である。図34のフィールド構成を、5倍に拡大した後の図を図35に示している。導体47a、47b、48a、48bに関してスイッチ190内のプラズマ放電が中心位置に閉じ込められるということは、図35から明らかになるはずである。
図36は、図31と同様の有限要素モデルの上面図であるが、円形アレイに関して各開放スイッチにおけるプラズマ放電が中心位置の負荷に向かって変位させられている図5と同様の状態のものである。図37は、図36の有限要素モデルの斜視図である。図38は、一つのスイッチ200の近傍における磁界構成を示す。この図38の磁界構成は、開放スイッチ200が磁気的に絶縁された状態になっていることを示す。
図39は、図31と同様の有限要素モデルの上面図であるが、1個の開放スイッチ210がトリガーされずに(不適切にも)開かないと仮定した場合を示す仮想図である。図40は、図39の有限要素モデルの斜視図である。図41は、1個の開放スイッチ210の近傍における磁界を示す。図41の磁界構成は以下のことを示している。それは、このアレイ内にある他のスイッチの開放が開放スイッチ210を磁気的に絶縁された状態にするということと、開放スイッチ210のプラズマ放電はアレイに関して中心位置にある負荷に向かって駆動されるということである。
更なるコンピュータシミュレーションは、1個のスイッチのトリガーがアレイ全体を開かせるように、アレイ内における1個のスイッチの開放が隣接するスイッチを開かせるということを示している。この開放スイッチのアレイは、閉止スイッチのMarxバンクの二重化されたものとして機能するであろう。例えば、図42は、円形アレイ内の1個の開放スイッチ215が開放状態にある場合の有限要素モデルの上面図である。図43は、図42の有限要素モデルの斜視図である。図44は、隣接スイッチ216における磁界(5倍に拡大されている)を示す。スイッチ215の開放は、隣接するスイッチ216への磁界構成を分断している。図45〜47は、スイッチ215の更なる開放が隣接スイッチ216への磁界構成を更に分断することを示している。
図48〜50は、それぞれ図42〜44に類似した図であり、図50に示すように二つの隣接する開放スイッチの各々が開放状態にトリガーされたときにおける一つの開放スイッチの磁界を示したものである。図48〜50から分かるように、アレイ全体の迅速な開放のためにアレイ内のスイッチの全てをトリガーする必要はない。その代わりに、アレイ内に偶数のスイッチを含むことと、このアレイ内における他の全てのスイッチを同時にトリガーすることとが、アレイ全体の迅速な開放を達成させる。非対称内破のある程度の犠牲で、より少数のスイッチが同時にトリガーされ得るであろう。例えば、36個のスイッチを有するアレイでは、このアレイ内の6番目ごとのスイッチが同時にトリガーされ得るであろう。
図51は、本発明のもう一つの態様によるパルス電力システムの模式図を示しており、ここでは連続したプラズマ放電要素は縦続接続され、最初のスイッチの開放が連続したスイッチを順次開放するとともに、連続したプラズマ放電要素によって共用されている伝送線に沿って電流パルスを形成するようにしている。例えば、図51のパルス電力システムは、負荷241と、電流源243と、第1の放電要素を生成するための電極249、250と、伝送線導体251、252と、分離装置253、254と、コンデンサ255と、閉止スイッチ257とを含み、これらはそれぞれ、図3の要素43、49、50、51、52、53、54、55、57に類似している。図51のパルス電力システムは更に、連続した電極と、導体と、第1の1対の電極249、250から負荷241に向かって並べられたプラズマ放電要素(破線で示されている)を維持するための分離装置(261、262、263、264、265)とを含んでいる。それぞれのプラズマ放電要素を維持する一対の電極間の分離装置による接続のおかげで、第1のプラズマ放電要素の開放(スイッチ257の閉止によってトリガーされる)が、このアレイ内における他のプラズマ放電要素を順次開放させる。
これらのプラズマ放電要素は図51に示す方式で縦続接続され、連続したプラズマ放電要素をトリガーするために必要とされる高電圧コンデンサ255のサイズを縮小させるようにしている。また、プラズマ放電要素はこの方式で縦続接続されることにより、連続したプラズマ放電要素がトリガーされるまでの間、各プラズマ放電要素によって伝導される必要のある電流量を減らしている。プラズマ放電要素によって伝導される必要のある電流量は、各プラズマ放電要素に対するパワー損失と熱放散とを減らすために削減されることが可能である。例えば、各閉じられたスイッチによって伝導される電流は、放電安定性を促進するためにわずか約1メガアンペアに制限されるであろう。各プラズマ放電要素を開始して維持するための熱電子エミッタまたはフィールドエミッタの使用を可能にするために、電流密度は制限され得る。これは、電解コンデンサやウルトラコンデンサといった比較的低い電圧の電流源の使用を可能にするであろう。例えば、卓上型パルス電力発生器は、一つ以上の電解コンデンサまたは多数のウルトラコンデンサを含む多数のコンデンサモジュールと、クローバー・ダイオードと、コンデンサから一つ以上のプラズマ放電要素に電流を放電するためのシリコン制御整流器との使用を可能にするであろう。
実際に、図22に示した各プラズマ開放スイッチ(例えば155、156)は、開放スイッチアレイをトリガーするための高電圧コンデンサのサイズを縮小するために、図51に示すようなプラズマ放電要素のアレイで置き換えることが可能である。例えば、図52は、このようなパルス電力発生器で使用できる絶縁プレート270の上面図を示す。この絶縁プレート270は、図51に示すプラズマ放電の連続を受けるための放射状チャネル271のような一連の放射状チャネルを備えている。この絶縁プレート270は、米国特許第5,766,337号に記載された無機ポリマーセラミックセメントのCeraLith(商標)ブランドといったセラミックセメント合成物から鋳造できる。
本発明は、種々の修正と代替形式とを受け入れる余地があるが、例としてこれらの図面にその特定の実施形態が示されており詳細に説明されている。しかしながら、これが本発明をこれら図示の特定の形式に限定することを意図せず、逆にその意図が付属の請求項に記載の本発明の範囲に入る全ての修正と同等手段と代替手段とをカバーすることであることは理解されるべきである。
下記は、Cプログラミング言語での有限要素分析プログラムのリストであり、特に図36〜38を生成したバージョンのプログラムである。
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
Figure 0005255834
本発明の更なる目的と利点は、下記の図面を見て上記の詳細な説明を読むと明らかになるであろう。
外側導体シェルの内向き放射方向崩壊を引き起こす傾向がある電磁力に対して、内側導体内の電流が、2倍の電流を搬送する外側導体シェルを安定化できることを示す同軸導体構成の図である。 外側導体シェルの内向き放射方向崩壊後における図1の同軸導体構成を示す図である。 パルス電力システムのプラズマ開放スイッチが閉止状態にあるときの誘導性エネルギー蓄積時における本発明の一態様によるパルス電力システムの模式図である。 閉止状態から開放状態にプラズマ開放スイッチを切り替えるためにトリガーパルスが印加された後の図3のパルス電力システムを示す図である。 プラズマ開放スイッチが開いて、磁気的に絶縁された伝送線に沿ってプラズマを負荷の方へ駆動し始めたときの図3のパルス電力システムを示す図である。 プラズマが伝送線に沿って駆動されて負荷の近くの領域に到達したときの図3のパルス電力システムを示す図である。 図3のパルス電力システムのより詳細な模式図である。 図3のパルス電力システムのための絶縁プレートまたはリングの上面図である。 図3のパルス電力システムにおける1対の間隔をあけた電極の上面図である。 図9の線10−10に沿った図3のパルス電力システムにおける間隔をあけた1対の電極の横断面図である。 図9の線11−11に沿った図3のパルス電力システムにおける間隔をあけた1対の電極の横断面図である。 図3のパルス電力システムにおける間隔をあけた1対の電極の底面図である。 本発明によるパルス電力システムの代替となるバイポーラ設計を示す模式図である。 図10と同様の視点から図13に示す代替のパルス電力システムのバイポーラ設計を示す横断面図である。 図3のパルス電力システムにおけるプラズマ開放スイッチの自動トリガーのための時間の関数である電流のグラフを示す図である。 回路経路の一つに抵抗を挿入することによって図15の電流関数を生成するための回路の模式図である。 補償形同期発電機の固定子巻線の異なるサイズと位相配置によって図15の電流関数を生成するための回路の模式図である。 プラズマ放電を開始するための爆発ワイヤの構成を示す図である。 プラズマ放電を開始するための擬似火花発生器の構成を示す図である。 プラズマ放電を開始するためのレーザの構成を示す図である。 反応炉の中心位置にある共通負荷にパルス電力を供給する図3または図13に示すようなパルス電力システムにおける円形アレイを含むプラズマ焦点またはスフェロマックの核融合・***反応炉の横断面を示す模式図である。 図21の核融合・***反応炉の上面図である。 二つの励起フィールドコイル間の爆発駆動型磁束圧縮機を示す上面図である。 図23の線24−24に沿った爆発駆動型磁束圧縮機の横断面図である。 開放スイッチのそれぞれのスイッチにおいて安定化磁束構成を確立する電気導体の有限要素モデルの斜視図である。 図23の有限導体要素と、これらの有限導体要素を流れる電流によって生成された水平二等分面における磁界とを示す上面図である。 図25の中心有限導体要素の斜視図である。 水平二等分面における中心有限導体要素とその磁界寄与とを示す上面図である。 中心有限導体要素の除去後における図25の有限要素モデルの斜視図である。 水平二等分面における図29の有限要素モデルと、その磁界寄与との上面図である。 開放スイッチの円形アレイの有限要素モデルにおける導体の上面図である。 図31に示す開放スイッチの円形アレイの有限要素モデルにおける導体の斜視図である。 水平二等分面における図31に示すアレイ内にある開放スイッチのうちの1個のスイッチにおける有限要素モデルと磁界との上面図である。 図33に類似しているが、中心有限導体要素(開放スイッチのうちの1個のスイッチにおけるプラズマ放電を表す)が除去されたときの磁界寄与を示す上面図である。 プラズマ放電の中心領域における限定されている4極フィールド構成をより詳しく示すために磁界寄与を5倍に拡大したこと以外は図34と同様に示した上面図である。 各開放スイッチにおけるプラズマ放電が円形アレイに関して中心位置の負荷に向かって変位した図5に類似した状態以外は図31と同様に示した有限要素モデルの上面図である。 図36に示す開放スイッチの円形アレイの有限要素モデルにおける導体の斜視図である。 図36の円形アレイにおける開放スイッチの一つと、これらの開放スイッチの一つが磁気的に絶縁されていることを示す水平二等分面における磁界の上面図である。 開放スイッチのうちの1個がトリガーされずに(不適切にも)開かないと仮定したことを除いては図31と同様の有限要素モデルの上面図である。 図39の有限要素モデルの斜視図である。 開放スイッチの一つのための水平二等分面における磁界を示す上面図である。 円形アレイ内の開放スイッチの一つが開放状態にある場合の有限要素モデルの上面図である。 図42の有限要素モデルの斜視図である。 開放スイッチのうち開放状態にある一つのスイッチに隣接する開放スイッチにおける水平二等分面の磁界(5倍に拡大された)を示す上面図である。 図42に類似しており、開放スイッチのうちの一つのスイッチのプラズマ放電が円形アレイに関して中心位置の負荷に向かって更に進んだ場合を示す図である。 図43に類似しており、開放スイッチのうちの一つのスイッチのプラズマ放電が円形アレイに関して中心位置の負荷に向かって更に進んだ場合を示す図である。 図44に類似しており、開放スイッチのうちの一つのスイッチのプラズマ放電が円形アレイに関して中心位置の負荷に向かって更に進んだ場合を示す図である。 一つの開放スイッチが閉止状態にあり、円形アレイ内の隣接する開放スイッチが開放状態にトリガーされた場合を示す図である。 一つの開放スイッチが閉止状態にあり、円形アレイ内の隣接する開放スイッチが開放状態にトリガーされた場合を示す図である。 一つの開放スイッチが閉止状態にあり、円形アレイ内の隣接する開放スイッチが開放状態にトリガーされた場合を示す図である。 本発明の別の態様によるパルス電力システムであって、連続した開放スイッチのうちの第1スイッチにおける開放が、連続したスイッチの別のスイッチを順次開放していく状態と、この連続した開放スイッチに共用される伝送線に沿った電流パルスを形成する状態とを引き起こすように開放スイッチが縦続接続されたパルス電力システムを示す模式図である。 図51に示す連続した開放スイッチを受けるための放射状チャネルを含む連続した放射状チャネルを有する絶縁体プレートの上面図である。

Claims (1)

  1. パルス電力を負荷に供給するための装置であって、
    電流源と、
    一対の電極であり、その一対の電極の間のプラズマに前記電流源からの電流を伝導するための一対の電極と、
    前記電流源からの前記電流が前記一対の電極の間のプラズマに伝導される間に、磁気エネルギーを蓄積するために前記電流源を前記一対の電極に接続する電気導体と、
    伝送線であり、離隔された一対の導体を有し、前記一対の電極の間の前記プラズマが前記一対の電極間から移動されて前記負荷に向けて前記伝送線の前記離隔された一対の導体間を流れるときに、前記蓄積された磁気エネルギーからのパワーを前記負荷に伝えるために前記一対の電極に結合される伝送線とを備え、
    前記電流源を前記一対の電極に結合する前記電気導体は、前記磁気エネルギーが蓄積されて前記電流源からの前記電流が前記一対の電極間の前記プラズマに伝導される間、前記一対の電極間の前記プラズマを保持するために配置され、
    さらに前記電流源を前記一対の電極に結合する前記電気導体は、前記プラズマが前記一対の電極間に保持されるときに、前記負荷に向けて前記伝送線に沿って導かれる第1の磁気力成分を前記一対の電極間の前記プラズマ上に適用するため、前記電流源からの第1の電流成分を伝達するための少なくとも一つの第1の電気導体を備え、
    またさらに前記電流源を前記一対の電極に結合する前記電気導体は、前記プラズマが前記一対の電極間に保持されるときに、前記負荷から離れて前記伝送線に沿って導かれる第2の磁気力を前記一対の電極間の前記プラズマ上に適用するため、前記電流源からの第2の電流成分を伝達するための少なくとも一つの第2の電気的導体を備える、装置。
JP2007505145A 2004-03-24 2005-03-23 プラズマ開放スイッチを含むパルス電力システム Expired - Fee Related JP5255834B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US55593704P 2004-03-24 2004-03-24
US60/555,937 2004-03-24
PCT/US2005/009723 WO2005094502A2 (en) 2004-03-24 2005-03-23 Pulsed power system including a plasma opening switch

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012064488A Division JP5571115B2 (ja) 2004-03-24 2012-03-21 プラズマ開放スイッチを含むパルス電力システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007536505A JP2007536505A (ja) 2007-12-13
JP5255834B2 true JP5255834B2 (ja) 2013-08-07

Family

ID=35064398

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007505145A Expired - Fee Related JP5255834B2 (ja) 2004-03-24 2005-03-23 プラズマ開放スイッチを含むパルス電力システム
JP2012064488A Expired - Fee Related JP5571115B2 (ja) 2004-03-24 2012-03-21 プラズマ開放スイッチを含むパルス電力システム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012064488A Expired - Fee Related JP5571115B2 (ja) 2004-03-24 2012-03-21 プラズマ開放スイッチを含むパルス電力システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7634042B2 (ja)
EP (1) EP1743351B1 (ja)
JP (2) JP5255834B2 (ja)
WO (1) WO2005094502A2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8175209B2 (en) * 2004-03-24 2012-05-08 Richard Carl Auchterlonie Method and apparatus for pulsed power generation
US20060275537A1 (en) * 2005-06-02 2006-12-07 The Regents Of The University Of California Method and apparatus for field-emission high-pressure-discharge laser chemical vapor deposition of free-standing structures
US7994892B2 (en) * 2007-06-21 2011-08-09 Jpa Inc. Oxidative opening switch assembly and methods
JP2011501861A (ja) * 2007-10-16 2011-01-13 ソントル・ナショナル・ドゥ・ラ・ルシェルシュ・サイエンティフィーク(シーエヌアールエス) 長距離をへだてた過渡プラズマボール生成システム
US9338874B2 (en) 2011-06-17 2016-05-10 The Curators Of The University Of Missouri Systems and methods to generate a self-confined high destiny air plasma
US10201070B2 (en) * 2012-01-10 2019-02-05 Electron Power Systems, Inc. Systems and methods for generating electron spiral toroids
FR2987946B1 (fr) * 2012-03-09 2014-03-07 Valeo Sys Controle Moteur Sas Procede de decharge d'au moins un condensateur d'un circuit electrique
WO2014075163A1 (en) * 2012-11-15 2014-05-22 James Andrew Leskosek Plasma gate
DE102013205656A1 (de) * 2013-03-28 2014-10-02 Siemens Aktiengesellschaft Induktive Spannungsadditionseinrichtung
MX2016009971A (es) 2014-01-31 2017-06-29 Bailey Curlett Harry Método y sistema para la producción de recursos del subsuelo.
EP3103119B1 (en) * 2014-02-07 2021-03-24 Helion Energy Inc. Advanced d-3he fuel cycle for a pulsed fusion reactor
US10123405B2 (en) * 2014-03-19 2018-11-06 Phoenix Llc Fast burst and steady-state intense neutron source
CN108806813B (zh) * 2018-06-14 2021-01-26 中国工程物理研究院核物理与化学研究所 一种核脉冲电源及运行方法
CN111383780B (zh) * 2018-12-27 2022-10-21 核工业西南物理研究院 多套晶闸管脉冲电源同步数字触发***
JP7184342B2 (ja) * 2019-02-28 2022-12-06 国立研究開発法人理化学研究所 ビーム標的およびビーム標的システム
US11437152B1 (en) 2019-06-27 2022-09-06 Consolidated Nuclear Security, LLC Diode assembly and method of forming a diode assembly for pulsed fusion events
CN111641014A (zh) * 2020-06-02 2020-09-08 西安电子工程研究所 一种基于平板传输线的双通道双极性超宽带微波发生器
CN113747644B (zh) * 2021-07-20 2024-05-28 中国工程物理研究院激光聚变研究中心 利用离子分离抑制黑腔辐射源腔壁等离子体膨胀的方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4346420A (en) * 1980-05-28 1982-08-24 The United States Of America As Represented By The Secretry Of The Navy Magnetoplasmadynamic switch
US4485314A (en) * 1980-09-22 1984-11-27 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Power circuit utilizing self-excited Hall effect switch means
US4397147A (en) * 1980-09-22 1983-08-09 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Power circuit utilizing self excited Hall effect switch means
US4396867A (en) * 1981-07-21 1983-08-02 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy Inductive intense beam source
US4422013A (en) * 1981-07-21 1983-12-20 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Navy MPD Intense beam pulser
US4446096A (en) * 1981-11-27 1984-05-01 Auchterlonie Richard C High speed plasma focus fusion reactor
US4596945A (en) * 1984-05-14 1986-06-24 Hughes Aircraft Company Modulator switch with low voltage control
US4727298A (en) * 1986-07-14 1988-02-23 The United States Of America As Represented By The Department Of Energy Triggered plasma opening switch
US4812715A (en) * 1987-06-29 1989-03-14 The United States Department Of Energy Current-level triggered plasma-opening switch
US4841217A (en) * 1987-12-14 1989-06-20 The University Of Texas System Pulsed generator incorporating output waveform flexibility and a pulsed transformer
US4912738A (en) * 1988-02-08 1990-03-27 R & D Associates Magnetically energized pulser
US4918325A (en) * 1988-12-08 1990-04-17 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Fast risetime pulse power system
US5075594A (en) * 1989-09-13 1991-12-24 Hughes Aircraft Company Plasma switch with hollow, thermionic cathode
US5048068A (en) * 1989-11-16 1991-09-10 Turchi Peter J Magnetically operated pulser
US5008798A (en) * 1989-12-21 1991-04-16 Hughes Aircraft Company Compact high voltage power supply
US5132597A (en) * 1991-03-26 1992-07-21 Hughes Aircraft Company Hollow cathode plasma switch with magnetic field
US5210452A (en) * 1991-08-06 1993-05-11 Board Of Regents, The University Of Texas System Symmetric armature for high current, air-core pulsed alternators
US5329205A (en) * 1992-06-19 1994-07-12 Hughes Aircraft Company High voltage crossed-field plasma switch
US5766337A (en) * 1996-11-25 1998-06-16 Moon; Leonard H. Magnesium oxyphosphate cement
US6566667B1 (en) * 1997-05-12 2003-05-20 Cymer, Inc. Plasma focus light source with improved pulse power system
US5835545A (en) * 1997-07-30 1998-11-10 The United States Of America As Represented By The Secretary Of The Air Force Compact intense radiation system
WO1999023735A1 (en) 1997-11-05 1999-05-14 Kim, Andrew Method and apparatus for using an arc-dipole in an opening switch to generate a power pulse
US6304042B1 (en) * 2000-06-28 2001-10-16 Sandia Corporation Plasma opening switch

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012156138A (ja) 2012-08-16
EP1743351A2 (en) 2007-01-17
EP1743351A4 (en) 2011-02-09
JP5571115B2 (ja) 2014-08-13
US20080237499A1 (en) 2008-10-02
EP1743351B1 (en) 2014-06-18
US7634042B2 (en) 2009-12-15
WO2005094502A2 (en) 2005-10-13
JP2007536505A (ja) 2007-12-13
WO2005094502A3 (en) 2006-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5255834B2 (ja) プラズマ開放スイッチを含むパルス電力システム
US7576499B2 (en) Sequentially pulsed traveling wave accelerator
US7710051B2 (en) Compact accelerator for medical therapy
US5811944A (en) Enhanced dielectric-wall linear accelerator
US20090224700A1 (en) Beam Transport System and Method for Linear Accelerators
US11019712B2 (en) Method and apparatus for torsional magnetic reconnection
EP1946624A2 (en) Sequentially pulsed traveling wave accelerator
Conti et al. MA-class linear transformer driver for Z-pinch research
US20120008728A1 (en) Resonant Vacuum Arc Discharge Apparatus for Nuclear Fusion
Sack et al. Triggered Marx generators for the industrial-scale electroporation of sugar beets
KR102341290B1 (ko) X-방사선 및 입자 방사선을 생성하기 위한 장치 및 또한 x-방사선 및 입자 방사선을 생성하기 위한 장치를 갖는 융합 원자로에 대한 필라멘트형 보조 방전을 생성하기 위한 장치, 및 x-방사선 및 입자 방사선을 생성하기 위한 방법
Smith The early history of western pulsed power
Lam et al. Fast discharge energy storage development for advanced X-ray simulators
US4396867A (en) Inductive intense beam source
Raman et al. Design details of the transient chi plasma start-up system on NSTX-U
Dolgachev et al. Microsecond plasma opening switches in externally applied magnetic field
Kuropatkin et al. Uncored betatron BIM-M a source of bremsstrahlung for flash radiography
Yonas Intense particle beams
SU1001185A1 (ru) Устройство дл транспортировки сильноточных рел тивистских электронных пучков на мишень в термо дерном реакторе с инерционным удержанием
Altukhov et al. Synchronization of parallel-connected plasma opening switches and switching the current to the load
RU2195790C2 (ru) Способ генерации мощного импульса рентгеновского излучения
US20080095293A1 (en) C-pinch, plasma-ring thermonuclear fusion reactors and method
Dolgachev et al. High-voltage closing switches using vacuum electric breakdown for pulsed-power applications
OA20426A (en) Apparatus for producing a filamented auxiliary discharge for an apparatus for producing X-Radiation and Particle Radiation and also for a fusion reactor with the apparatus for producing X-Radiation and Particle Radiation and method for producing X-Radiation and Particle Radiation.
Struve et al. Recent pulsed-power technology advances in the pulsed power sciences center at Sandia National Laboratories

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080117

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110105

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110113

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110418

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111122

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120321

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120326

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20120614

A912 Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20121019

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130422

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5255834

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160426

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees