JP5251303B2 - 燃料電池用ガス拡散層およびそれを用いた膜電極接合体と燃料電池 - Google Patents

燃料電池用ガス拡散層およびそれを用いた膜電極接合体と燃料電池 Download PDF

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Description

本発明は、燃料電池の膜電極接合体で用いられるガス拡散層とそれを用いた燃料電池に関する。
燃料電池の一形態として固体高分子型燃料電池が知られている。固体高分子型燃料電池は他の形態の燃料電池と比較して作動温度が低く(−30℃〜120℃程度)、また、低コスト、コンパクト化が可能なことから、自動車の動力源等として期待されている。
固体高分子型燃料電池は、図3に示すように、発電部を構成する膜電極接合体(MEA)50を主要な構成要素とし、それを燃料(水素)ガス流路51aおよび空気ガス流路51bを備えたセパレータ52a、52bで挟持し、加圧締結することで、1つの燃料電池セル53としている。膜電極接合体50は、イオン交換膜である電解質膜55と、その両面に形成した触媒層56,56と触媒層の外側に積層したガス拡散層57,57とからなる電極58,58とで構成される。
触媒層56は、白金のような触媒金属をカーボン粒子のような導電性材料の表面に担持させた粒子状の触媒物質と電解質樹脂とを、水または有機溶媒系の溶液内で分散させながら混合溶液(触媒物質含有インク)を作り、この混合溶液を固体高分子電解質膜に塗布した後、加熱乾燥して定着する等の手法により形成される。
ガス拡散層57は、ガス透過性と電子伝導性を合わせ備えるものであり、従来から、カーボンペーパーまたはカーボンクロスのような多孔性カーボン支持体が主に用いられている。また、ガス拡散層は発電時に生成する水の排水性を良好にするために高い撥水性を備えることが望ましく、カーボンペーパーまたはカーボンクロスの表面にポリテトラフルオロエチレン(PTFE)等の樹脂溶液をコーティングした後、乾燥させる撥水化処理が施されることもある。
他のガス拡散層として、特許文献1には、例えば柔軟性網状ポリマーフォームの外周面を粒径の異なる2つの集団からなる導電性非繊維状炭素粒子(例えば、カーボンブラック粉末、グラファイトフレーク等)で被覆するようにしたものが記載されている。また、特許文献2には、炭素繊維の不織布網状組織内に、グラファイト粒子(例えば、黒鉛化したカーボンブラック)とPTFEのような疎水性ポリマーの混合物を含むようにしたものが記載されている。
特表2006−529054号公報 特表2008−503043号公報
本発明者らは、燃料電池用ガス拡散層に関して、継続して多くの実験と研究を行ってきているが、その過程で、膜電極接合体をセパレータで挟持し圧締して燃料電池セルとするとき、さらにはそのようにして製造された燃料電池セルの多数個を積層して1つのスタックとして圧締するときに、膜電極接合体を構成する拡散層の厚さ方向に、セパレータが有しているガス流路形状等に起因する凸状部によって局部的に集中応力が発生し、その集中応力が電解質膜に伝播して電解質膜に損傷を与え、さらには損傷を促進する場合があることを経験した。その傾向は、特許文献1に記載のように、カーボンブラック粉末のような粒状カーボンを拡散層の素材として用いる場合に、大きかった。
また、特許文献2に記載のように、グラファイト粒子と樹脂材料(例えばPTFEのような疎水性ポリマー)の混合物を拡散層の素材として用いる場合には、電解質膜の損傷程度は比較的に小さくなった。これは、樹脂材料が一種の緩衝機能を果たし、拡散層に生じる集中応力を面方向に分散させた結果と解された。しかし、粒状カーボンを素材とする拡散層と比較して、ガス拡散性において劣っていた。これは応力分散時に生じる樹脂材料の変形によって、もともとあった空隙の一部が、閉塞してしまったからと解された。
本発明は、上記のような本発明者らが実際に経験した事実に基づいてなされたものであり、圧締時に電解質膜に損傷を与えるのを抑制でき、同時に高いガス拡散性をも維持することのできる燃料電池用ガス拡散層と、そのガス拡散層を備えた膜電極接合体および燃料電池セルを提供することを課題とする。
本発明による燃料電池用ガス拡散層は、構成素材として、カーボン粒子である第1の粒子材料と、カーボン粒子と樹脂の混合体から造粒して得られた第2の粒子材料とを少なくとも備えることを特徴とする。
上記のガス拡散層では、面に作用する厚さ方向の力によって生じる厚さ方向の変化量は第1の粒子素材によって抑制される。また、厚さ方向に生じる集中応力は樹脂材料を含む第2の粒子素材が変形することによって面方向に分散する。それにより、一方においてガス拡散層としての空隙率(すなわちガス拡散性)を所要に保持しながら、他方において上からの集中応力は下層に面圧として伝播することとなり、下層(例えば電解質膜)に損傷が生じるのを阻止することができる。
本発明は、また、電解質膜と、その両面に形成した触媒層と、各触媒層の外側に積層したガス拡散層とを備える膜電極接合体であって、前記ガス拡散層が上記したガス拡散層である膜電極接合体をも開示する。さらに、前記膜電極接合体をセパレータで挟持してなる燃料電池セルも開示する。
上記した燃料電池セルでは、締結時に、前記拡散層が、前記したようにガス拡散のための空隙を確保しながら、電解質膜に与える集中応力による損傷(膜ダメージ)を低減できる。そのために、電解質膜の破れによりガスのクロスリークを発生するのを長期にわたり防止することができる。また、空隙を確実に確保できることから、空隙の減少による排水低下によって生成水が残留し、ラジカルが生成して膜劣化を引き起こす現象を回避することができる。それにより、膜電極接合体および燃料電池セルの耐久性は大きく向上する。
本発明による拡散層を用いることにより、耐久性に優れた膜電極接合体および燃料電池セルを製造することができる。
以下、本発明を実施の形態に基づき、より詳細に説明する。図1は、本発明による拡散層を用いた燃料電池セルの一例を示す。
図1(a)において、1は電解質膜であり、その両側に触媒層2を積層している。電解質膜1は従来知られたイオン交換膜であってよく、固体電解質樹脂薄膜単独でもよく、PTFEのような多孔性基材からなる補強層に電解質樹脂が充填されたものでもよい。電解質樹脂としては、パーフルオロ系プロトン交換樹脂が好ましく用いられる。例えば、デュポン社製ナフィオン(商標名)、旭化成製アシプレックス(商標名)、旭硝子製フレミオン(商標名)、ジャパンゴアテックス社製ゴア−セレクト(商標名)等が例示される。触媒層2は、従来知られた方法で形成することができる。例えば、触媒溶液を電解質膜1に塗布して形成される。その場合、触媒溶液を構成する電解質樹脂は、好ましくは電解質膜を構成する電解質樹脂と同じであるが、異なっていてもよい。触媒溶液を構成する触媒担持導電体は、例えばカーボン粒子に触媒を担持させたものであり、触媒は公知のものを広く用いることができる。例えば、触媒反応における活性化過電圧が小さいことから、白金、金、パラジウム、ルテニウム、イリジウムなどの貴金属触媒が好ましく用いられる。
前記触媒層2,2にはガス拡散層3,3が積層されている。ガス拡散層3は、構成素材として、カーボン粒子である第1の粒子材料4と、図1(b)に模式図を示すカーボン粒子aと樹脂bの混合体から造粒して得られた第2の粒子材料5とを少なくとも備える。好ましくは、ガス拡散層3において、第1の粒子材料4と第2の粒子材料5の容量比は、第1の粒子材料4が70〜30容量%であり、第2の粒子材料5が30〜70容量%である。第1の粒子材料が70容量%を越える場合は、結果として第2の粒子材料が少なくなりすぎ、前記した圧締時に作用する集中応力に対する所要の応力分散効果が得られない場合がある。また、第1の粒子材料4が30容量%未満では、結果として第2の粒子材料5が多くなりすぎ、前記した圧締時に作用する力によって空隙率が小さくなりすぎて、ガス拡散層として所要のガス拡散性が得られない場合がある。
上記のガス拡散層3において、好ましくは、第1の粒子材料4の嵩密度は1.5以上であり、第2の粒子材料5の嵩密度は0.5以下である。第1の粒子材料4の嵩密度が1.5未満では、前記した圧締時に作用する力により第1の粒子材料4に変形が生じ、ガス拡散層3としての空隙率が設計値よりも低下してしまう恐れがある。また、第2の粒子材料5の嵩密度が0.5を越える場合には、前記した圧締時に作用する力により生じる変形量が不十分となり、作用する集中応力を所要に面方向に分散できなくなる恐れがある。
本発明によるガス拡散層3において、第1の粒子材料4を構成するカーボン粒子と第2の粒子材料5を構成するカーボン粒子aは、同じであってもよく、異なっていてもよい。好ましくは、第1の粒子材料4を構成するカーボン粒子は、粒状黒鉛、メソフェーズカーボンマイクロビーズ等であり、平均粒径は0.5〜100μmである。第2の粒子材料5を構成するカーボン粒子aは、カーボンブラック、アセチレンブラック等である。また、第2の粒子材料5を構成する樹脂材料bは、燃料電池の運転時における酸性環境に対する耐酸性がありかつ形態を維持できることを条件に任意の樹脂材料を用いることができるが、好ましくはフッ素系樹脂であり、例として、PTFE,PVDF,ETFE等が挙げられる。造粒して得られた第2の粒子材料5の平均粒径は0.5〜100μmである。
カーボン粒子である第1の粒子材料4は、従来知られた任意の方法で製造することができる。例えば、熱硬化性樹脂(例えばフェノール樹脂)の球状物を2000〜3000℃で焼成することにより、高硬度であり嵩密度が1.5以上の純粋カーボン球が得られる。
カーボン粒子aと樹脂bの混合体から造粒して得られる第2の粒子材料5も、従来知られた任意の方法で製造することができる。例えば、一例として、カーボン粒子aと樹脂bと溶媒との混合溶液を、ノズル先端から霧吹き状にスプレーする、いわゆるスプレードライ法が挙げられる。ノズルの先端径や吹き出し圧等を適宜選択することにより、所望の粒径の第2の粒子材料5を造粒することができる。他に、タブレッティング、乾式破砕造粒のような製造方法も例として挙げることができる。
上記第1の粒子材料4と第2の粒子材料5を用いてガス拡散層3を形成するには、図2(a)に示すように、適宜の基材10の上に、所要比率で第1の粒子材料4と第2の粒子材料5を混合した混合物6を所要の厚さに散布し、それを加熱プレスする方法、あるいは、図2(b)に示すように、第1の粒子材料4と第2の粒子材料5を例えば界面活性剤を含む水系溶媒、有機溶媒のような溶媒7中に所要の比率で混入した溶液(拡散層用インク)8を所要の秤量で適宜の基材10上に塗布した後、加熱乾燥して溶媒を除去する方法、等を例示できる。その場合に、基材には、剥離性のある樹脂シート、膜電極接合体を構成する触媒層、カーボンファイバーシート等を例示できる。樹脂シートを基材とする場合には、形成後のガス拡散層を触媒層等に転写する。カーボンファイバーシートを基材とする場合は、それ全体をガス拡散層とすることができ、適宜の方法で触媒層等の上に積層する。
そのようにして、触媒層2の上に拡散層3を形成することにより、本発明による膜電極接合体9とされ、その両面を従来と同様に、燃料(水素)ガス流路51aおよび空気ガス流路51bを備えたセパレータ52a、52bで挟持し、加圧締結することで、1つの燃料電池セルAとされる。
この燃料電池セルAでは、膜電極接合体9を構成するガス拡散層3が、カーボン粒子である第1の粒子材料4と、カーボン粒子と樹脂の混合体から造粒して得られた第2の粒子材料5とで構成されており、締結時に、第1の粒子材料4によってガス拡散のための空隙を確保しながら、第2の粒子材料5によって圧締時の集中応力を面方向に分散することができ、それにより電解質膜1に与える集中応力による損傷(膜ダメージ)を低減することができる。それにより、電解質膜1の破れによりガスのクロスリークを発生するのを長期にわたり防止することができる。また、空隙を確実に確保できることから、生成水の残留によりラジカルが生成して膜劣化を引き起こす現象も回避できる。それにより、膜電極接合体9および燃料電池セルAの耐久性は大きく向上する。
以下、実施例により本発明を説明する。
(a)フェノール樹脂の球状物を2000〜3000℃で焼成することにより、平均粒子径50μmの高硬度であり嵩密度が1.5以上の高硬度の粒状黒鉛を得た。それを第1の粒子材料Aとした。
(b)カーボンブラック粉末とPTFE粉末とを有機溶媒中に溶かしたものを、スプレードライ法により造粒し、嵩密度0.5以下であり平均粒子径50μmである高弾性粒子を得た。それを第2の粒子材料Bとした。
(c)表1に示すように、第1の粒子材料Aと第2の粒子材料Bとを混合比率を変えて混合した4種の材料を用意し、それぞれの材料を基材シートに所定厚さに散布し、加熱プレスした後、基材シートを除去して、4種のガス拡散層を得た。
(d)4種のガス拡散層を水平な基材の上に置き、その上から、0.5MPaの初期加重を掛け、1.5MPaまで加重を増加させた。初期加重を掛けたときの厚さと、1.5MPaまで加重を増加させたときの厚さと差を、厚み変化量として表1に示した。
(e)上記4種のガス拡散層を用い、他の構成および条件は同じにして、膜電極接合体を作り、その両面をガス流路を有するセパレータで圧締挟持して燃料電池セルとした。一方のセパレータのガス流路に水素ガスを、他方のセパレータのガス流路に窒素ガスを、通常の燃料電池の運転状態より高い圧力で供給し、ガスのクロスリークが発生するまでの時間を測定した(加速試験)。その結果を表1に示した。
Figure 0005251303
(f)評価
比較例1と比較して、実施例1と2はともに厚み変化量が大きくなっている。これは、実施例1と2のものは、第2の粒子材料Bが30%または70%混入しており、それによって、面方向への応力分散が進行した結果であると推測される。比較例1のものは第2の粒子材料Bの混合量が0%であり、潰れによる厚さ変化が生じないために、厚み変化量が比較して小さいものと推測できる。比較例1をガス拡散層として用いる場合には、電解質膜に集中応力が作用して、電解質膜にダメージを生じさせる恐れがある。
他方、比較例2のものは、実施例1と2と比較して、厚み変化量が大きくなっている。これは、比較例2のものは第2の粒子材料Bが100%であり、高硬度である第1の粒子材料Aが存在しないことから、潰れすぎたものと推測される。そのように厚み変化量が大きくなると、空隙量が少なくなることから、比較例2のガス拡散層では、所望のガス拡散性が得られない恐れがある。比較して、実施例1と2のものは所要の空隙率が確保されていると解される。
加速試験によるクロスリークが発生するまでの時間は、比較例1,2と比較して、実施例1,2は長くなっている。比較例1の場合は、集中応力が電解質膜に作用してダメージを与えた結果と推測され、比較例2の場合は、空隙率の低下が排水低下を引き起こし、その結果、ラジカルが生成されて膜劣化を引き起こしたものと推測される。このことから、本発明品である実施例1と2のものは、ともに燃料電池セルの耐久性向上に寄与していることがわかる。
図1(a)は本発明によるガス拡散層を用いた燃料電池セルの一例を示す模式図であり、図1(b)は第2の粒子材料を示す模式図である。 本発明によるガス拡散層を製造する場合の2つの態様を説明する模式図。 燃料電池セルの一例を示す模式図。
符号の説明
A…燃料電池セル、1…電解質膜、2…触媒層、3…ガス拡散層、4…カーボン粒子である第1の粒子材料、5…カーボン粒子と樹脂の混合体から造粒して得られた第2の粒子材料、a…カーボン粒子、b…樹脂、9…膜電極接合体、52a,52b…セパレータ

Claims (5)

  1. 燃料電池用ガス拡散層であって、構成素材として、カーボン粒子である第1の粒子材料と、カーボン粒子と樹脂の混合体から造粒して得られた第2の粒子材料とを少なくとも備え、前記第1の粒子材料の嵩密度が1.5以上であり、第2の粒子材料の嵩密度が0.5以下であるガス拡散層。
  2. 前記第1の粒子材料を構成するカーボン粒子は粒状黒鉛である請求項に記載のガス拡散層。
  3. 前記第2の粒子材料を構成するカーボン粒子はカーボンブラックであり、樹脂はフッ素系樹脂である請求項に記載のガス拡散層。
  4. 電解質膜と、その両面に形成した触媒層と、各触媒層の外側に積層したガス拡散層とを備える膜電極接合体であって、前記ガス拡散層が請求項1からのいずれか1項に記載のガス拡散層である膜電極接合体。
  5. 請求項に記載の膜電極接合体をセパレータで挟持してなる燃料電池セル。
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