JP5251203B2 - 画像処理装置および画像処理プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、周辺減光を補正する画像処理技術に関する。
近年、固体撮像素子を用いた電子カメラが広く普及している。ところが、電子カメラに用いる撮影レンズの特性により、撮影画像の光軸中心部に対して同心円状に周辺部の光量が落ちる周辺減光が問題となる。この周辺減光は、固体撮像素子に入射される光の入射角,撮影レンズの前玉レンズおよび後玉レンズの直径,絞り径,レンズや絞りから撮像素子までの距離などにより変化する。特に、ズームレンズの場合はズーム位置に応じて周辺減光の状態が異なり、レンズ設計だけでは周辺減光をなくすことは難しい。そこで、周辺減光による光量むらをなくすために、撮影後に画像処理を行って光量むらを補正する技術が知られている。例えば、使用する撮影レンズについて、撮影条件毎に複数の補正テーブルを予め電子カメラのメモリに記憶しておき、撮影時に撮影条件に応じた補正テーブルを読み出して周辺減光を補正する方法が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−270919号公報
ところが、従来の周辺減光補正技術は、使用する撮影レンズに対応する補正テーブルを撮影レンズ毎に持つ必要があり、新しい撮影レンズを使用する場合は電子カメラの補正テーブルを更新する必要があった。
また、新しい撮影レンズに対応する周辺減光形状の算出処理を電子カメラ内で行うことも考えられるが、複雑な周辺減光形状の算出処理を電子カメラ内で行うことは難しかった。或いは、様々な周辺減光形状毎の補正テーブルを用いて処理を簡略化することも考えられるが、メモリ容量が増加するという問題が生じる。
本発明の目的は、複雑な演算を行う必要がなく、高速に周辺減光補正を行うことができる画像処理装置および画像処理プログラムを提供することである。
本発明に係る画像処理装置は、レンズ光学系を介して撮影する画像の周辺減光補正を行う画像処理装置であって、前記レンズ光学系のレンズ情報を含む複数の撮影条件を基に各像高における前記レンズ光学系の周辺減光形状情報の予測値を算出する予測式の係数を前記複数の撮影条件毎に対応させて予め記憶された記憶部と、画像撮影時のレンズ情報を含む複数の撮影条件を取得する撮影条件取得部と、前記撮影条件取得部が取得した撮影条件毎に対応する前記予測式の係数を前記記憶部から読み出して、前記予測式により像高毎に周辺減光を補正するゲイン値を求め、前記ゲイン値を基に前記レンズ光学系を介して撮影する画像を補正する画像補正部と、周辺減光形状の補正の度合いが異なる複数の補正度合いのいずれか1つを選択する操作部と、前記操作部により選択された前記補正度合いに基づいて前記ゲイン値から周辺減光補正ゲインテーブルを作成する周辺減光補正ゲインテーブル作成部とを有し、前記画像補正部は、前記周辺減光補正ゲインテーブルの補正ゲインで、前記レンズ光学系を介して撮影する画像を補正することを特徴とする。
また、好ましくは、前記記憶部に記憶された前記予測式の係数は、複数のレンズ光学系のレンズ情報を含む複数の撮影条件別に測定した実測値を用いて、多変量解析によって予め算出されることを特徴とする。
特に、前記記憶部に記憶された前記予測式の係数は、複数のレンズ光学系のレンズ情報を含む複数の撮影条件別に撮影した画像データを前記撮影条件に対応させて前記記憶部に予め記憶しておく処理と、前記画像データを前記記憶部から読み出して前記撮影条件毎に像高毎の出力レベルを実測する処理と、像高別に複数の撮影条件毎の実測値を用いて多変量解析によって係数を算出する処理とからなる学習処理によって求められ、係数テーブルとして像高毎に前記記憶部に記憶されることを特徴とする。
また、好ましくは、前記多変量解析は重回帰分析であることを特徴とする。
また、好ましくは、前記予測式は1次式であることを特徴とする。
また、好ましくは、前記画像補正部により補正された画像を用いて、被写体輝度を算出することを特徴とする。
本発明に係る画像処理プログラムは、レンズ光学系を介して撮影する画像の周辺減光補正を行う画像処理プログラムであって、前記レンズ光学系のレンズ情報を含む複数の撮影条件を基に各像高における前記レンズ光学系の周辺減光形状情報の予測値を算出する予測式の係数を前記複数の撮影条件毎に対応させて予め記憶部に記録する記憶手順と、画像撮影時のレンズ情報を含む複数の撮影条件を取得する撮影条件取得手順と、前記撮影条件取得部が取得した撮影条件毎に対応する前記予測式の係数を前記記憶部から読み出して、前記予測式により像高毎に周辺減光を補正するゲイン値を求め、前記ゲイン値を基に前記レンズ光学系を介して撮影する画像を補正する画像補正手順と、周辺減光形状の補正の度合いが異なる複数の補正度合いのいずれか1つを選択する操作手順と、前記操作手順により選択された前記補正度合いに基づいて前記ゲイン値から周辺減光補正ゲインテーブルを作成する周辺減光補正ゲインテーブル作成手順とを有し、前記画像補正手順は、前記周辺減光補正ゲインテーブルの補正ゲインで、前記レンズ光学系を介して撮影する画像を補正する処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、複雑な演算を行う必要がなく、高速に周辺減光補正を行うことができる。
以下、本発明に係る画像処理装置および画像処理プログラムに関する実施形態について図面を用いて詳しく説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係る電子カメラ100は、本発明に係る画像処理装置の機能と画像処理プログラムの機能とを含んでいる。先ず、電子カメラ100の構成について説明する。
[電子カメラ100の構成]
図1は、本実施形態に係る電子カメラ100の構成を示すブロック図である。電子カメラ100は、カメラ本体101と、撮影レンズ102とで構成される。撮影レンズ102は、レンズマウント103を介してカメラ本体101に接続され、撮影レンズ102を交換することが可能な一眼レフカメラである。
撮影レンズ102は、レンズ光学系104と、絞り105と、エンコーダ106と、ROM107とで構成される。
レンズ光学系104は、前玉レンズ104aおよび後玉レンズ104bのみ描いてあるが、実際には複数のレンズで構成される。
エンコーダ106は、レンズ光学系104のレンズ位置を検出し、カメラ本体101側に出力する。ROM107は、撮影レンズ102のレンズ情報が予め記憶されている。記憶されているレンズ情報は、例えば、撮影レンズ102の型番,焦点距離,前玉レンズ104aおよび後玉レンズ104bのレンズ系などである。
カメラ本体101は、メカニカルシャッター108と、撮像素子109と、A/D変換部110と、ゲイン制御部111と、信号処理部112と、記憶部113と、表示部114と、ミラーユニット115と、ビューファインダ116と、AEセンサ117と、AFセンサ118と、CPU(中央演算処理部)119と、絞り制御部120と、レンズ制御部121と、シャッタ制御部122と、操作部123と、周辺減光テーブル算出部124と、係数テーブル125とで構成される。尚、ミラーユニット115は、メインミラー115aと、サブミラー115bと、回転機構115cとで構成される。
電子カメラ100は、CPU119の内部に予め記憶されているプログラムに従って制御される。撮影者は、操作部123の操作ボタン(電源ボタン、レリーズボタン、ズームボタン、設定ボタンなど)を操作して、電子カメラ100を使用する。操作部123の操作情報はCPU119に入力され、CPU119は操作情報に応じて電子カメラ100の各部を制御する。尚、本実施形態では説明が分かり易いように、絞り制御部120と、レンズ制御部121と、シャッター制御部122と、周辺減光テーブル算出部124は、CPU119とは別のブロックとして描いてあるが、CPU119で行う処理ブロックとしてCPU119に含めても構わない。
[電子カメラ100の動作]
次に、本実施形態に係る電子カメラ100の動作について説明する。図1において、撮影レンズ102のレンズ光学系104および絞り105を介して入射する被写体光は、カメラ本体101のミラーユニット115に入射される。
ミラーユニット115に入射された被写体光は、メインミラー115aで反射されてビューファインダ116およびAEセンサ117に入射されると共に、サブミラー115bで反射されてAFセンサ118に入射される。撮影者は、ビューファインダ116を覗いて撮影構図を決定する。
AEセンサ117は所定領域の測光を行い、CPU119に測光値を出力する。AFセンサ118は位相差検出方式の焦点位置を行うための専用のセンサで、センサ信号はCPU119に出力される。尚、ミラーユニット115は回転機構115cによって跳ね上げることができ、撮影時に操作部123のレリーズボタンが押された場合、CPU119の指令によってシャッター制御部122は、ミラーユニット115を跳ね上げると共にメカニカルシャッター108を開くよう制御する。このようにして、撮影レンズ102を介して入射する被写体光は撮像素子109の撮像面に結像される。
CPU119は、AEセンサ117が出力する測光値から撮影モードに応じて最適な露出となる絞り値やシャッター速度を求め、絞り制御部120とシャッター制御部122とに指令を出す。
絞り制御部120は、CPU119の指令に応じて撮影レンズ102側の絞り105を可変する。シャッター制御部122は、CPU119の指令に応じてメカニカルシャッター108のシャッター速度を可変する。
また、CPU119は、AFセンサ118の出力信号からデフォーカス量を算出し、焦点位置を求め、レンズ制御部121に指令を出す。レンズ制御部121は、CPU119の指令に応じて撮影レンズ102側のレンズ光学系104のフォーカスレンズの位置を可変する。尚、レンズ制御部121は、撮影者が操作部123のズームボタンを操作した場合にもCPU119の指令に応じて撮影レンズ102側のレンズ光学系104のズームレンズの位置を可変する。
撮像素子109は、二次元マトリクス状に配置された複数の画素で構成される撮像面を有し、撮像面に結像された被写体光は、各画素の光電変換部によって電気信号に変換されてA/D変換部110に出力される。
A/D変換部110は、撮像素子109が光電変換したアナログの電気信号を画素毎にデジタルの画像データに変換し、ゲイン制御部111に出力する。
ゲイン制御部111は、A/D変換部110が出力する画像データのゲイン制御を行い、信号処理部112に出力する。尚、ゲイン制御については後で詳しく説明する。
信号処理部112は、ゲイン制御部111で適正レベルに調整された画像の色変換処理やγ補正処理、或いはJPEG規格などによる画像圧縮処理を行った後、最終的な撮影画像として記憶部113に記憶したり、表示部114に撮影画像を表示する。
周辺減光テーブル算出部124は、撮影条件に応じて、係数テーブル125に記憶されている係数を用いて多変量解析式で周辺減光形状情報を求め、周辺減光を補正するための補正ゲインテーブルを算出する。尚、多変量解析による係数の算出や補正ゲインテーブルの算出については後で詳しく説明する。
[周辺減光について]
ここで、周辺減光について図2を用いて説明する。図2(a)は、周辺減光がある場合の撮像素子109の撮像面200の様子を描いたものである。周辺減光は、電子カメラ100に用いる撮影レンズ102の特性により、撮像素子109で撮影される画像の光軸中心L0に対して同心円状に画像200の周辺部の光量が落ちて暗くなる現象である。尚、図2では、分かり易いように、光量の変化を階段状に変化させて描いてあるが、実際には画像の階調の範囲内で滑らかに変化する。
図2(b)のグラフは、撮像素子109の撮像面200を対角線(二点鎖線A−A’)で切断した時の出力レベルの変化(周辺減光特性201)を示したグラフである。図2(b)のグラフにおいて、横軸は像高、縦軸は出力レベルを示す。ここでは、撮像素子109の撮像面200の光軸中心L0での像高rを0mm,出力レベルを1.0として、光軸中心L0から同心円状に広がる等距離の位置(像高)毎の出力レベルの変化を描くと周辺減光特性201のようになり、撮像面200の周辺部になるほど出力レベルは低下していく。
周辺減光の形状は、例えば図3に示すように、撮像素子109に入射される光の入射角,撮影レンズ102の前玉レンズ104aの直径L1,後玉レンズ104bの直径L2,絞り105の絞り径S,前玉レンズ104aから撮像素子109までの距離d1,絞り105から撮像素子109までの距離d2,後玉レンズ104bから撮像素子109までの距離d3などにより異なる。また、撮影レンズ102がズームレンズの場合はズーム位置に応じて周辺減光の形状が変化する。尚、図3において、前玉レンズ104aの直径L1や距離d1および後玉レンズ104bの直径L2や距離d3は、複数のレンズで構成されるレンズ光学系104の設計上の各直径及び各距離を示すもので実測値ではない。
[周辺減光補正処理]
ここで、本実施形態に係る電子カメラ100で行われる周辺減光補正を行うための画像処理は、電子カメラ100外の画像処理と電子カメラ100内の画像処理とに分かれる。先ず、電子カメラ100外の画像処理について説明する。
[電子カメラ100外で行う画像処理]
係数テーブル125には、レンズ光学系104のレンズ情報を含む複数の撮影条件を基に各像高におけるレンズ光学系104の周辺減光形状情報の予測値を算出する予測式の係数が、複数の撮影条件毎に各撮影条件に対応させて予め記憶されている。次に、予測式の係数を算出する方法について説明する。
係数テーブル125に予め記憶されている予測式の係数は、電子カメラ100内ではなくパソコンなどを画像処理装置として用い、これらの装置の画像処理プログラムによって算出される。尚、本実施形態では、予測式として多変量解析式の重回帰式を用いて説明するが、最小二乗法など他の多変量解析方法を用いても構わない。また、算出された多変量解析式の係数は、電子カメラ100の製造時に係数テーブル125に記憶されるものとする。
次に、多変量解析式の係数を算出する学習処理について図4のフローチャートを用いて説明する。尚、既に様々な撮影条件で撮影した画像データが撮影条件に対応させてパソコンの記憶媒体に記憶されているものとする。また、本実施形態で用いる撮影条件とは、撮影レンズ102のROM107から得られる開口値などのレンズ情報や、CPU119から得られるF値などのカメラ制御情報などを含んでいる。例えば、図3で説明したように、撮影レンズ102に光学的に形成されるレンズ径や絞り径などに関する開口値,瞳位置,焦点距離などを撮影条件とする。尚、図5に示したように、撮像素子109の撮像面と光軸とのなす角θなどを撮影条件として用いても構わない。
(ステップS101)パソコンなどで画像処理プログラムを立ち上げ、学習処理を開始する。
(ステップS102)記憶媒体に記憶された撮影条件別の画像データを読み出して、撮影条件毎に、撮像面に到達する光量分布、つまり像高毎の出力レベルを実測する。
(ステップS103)像高別に複数の撮影条件毎の実測値とを用いて重回帰分析を行う。重回帰分析は多変量解析では一般的な手法で、パソコンのアプリケーションソフトウェアでも簡単に求めることが可能である。図6のグラフは、30本程度の撮影レンズを用いて像高r=18mmの場合に、重回帰分析を行った結果の一例である。図6は、横軸にレンズ情報による予測結果を示し、縦軸に実測値を示している。縦軸および横軸は、図2で説明したように、撮像面200の中心の像高r=0の時の出力レベルを1.0とした場合の値を示している。尚、多変量解析の際に、撮影レンズ毎に重み付けした分析を行っても良い。
図6のグラフに示したように、ノイズなどの影響により実測値と予測結果との間にずれが生じるが、一次関数の直線251で近似することができる。同様の解析を、例えば像高r=12mm,像高r=6mmなど複数の像高について行う。
(ステップS104)重回帰分析の結果から重回帰式を像高毎に求める。これにより、全ての撮影条件に対して残差が最小となる多項式の係数(本実施形態では傾きおよび切片を含めて係数と称す)が求まる。ここで、(式1)に重回帰式の一例を示す。
y=a1・x1+a2・x2+a3・x3+・・・・・+an・xn+b (式1)
尚、(式1)において、yは目的変数(出力レベルに相当)、x1,x2,x3,・・・,xnは説明変数(絞り値や開口値などの撮影条件に相当)、a1,a2,a3,・・・,anは傾き、bは切片をそれぞれ示す。
(ステップS105)算出した係数を電子カメラ100の係数テーブル125に像高毎に記憶する。
(ステップS106)パソコンなどによる画像処理プログラムの学習処理を終了する。
以上の学習処理によって、像高毎の出力レベル(周辺減光形状情報)を算出する重回帰式の係数が求められ、電子カメラ100の係数テーブル125に記憶される。
[電子カメラ100内で行う画像処理]
電子カメラ100内では、撮影時に係数テーブル125に記憶された重回帰式の係数を用いて、像高毎の周辺減光レベルを算出する。例えば、電子カメラ100で撮影する際の撮影条件を(式1)の重回帰式の説明変数に入力して計算を行うことにより、その撮影条件での各像高位置の周辺減光レベルを求める。尚、(式1)に示したように、重回帰式は一次関数の式で単純な掛け算と足し算の計算式なので、電子カメラ100の処理の負荷は少なく、高速処理が可能である。
次に、電子カメラ100で撮影する際の画像処理について図7のフローチャートを用いて説明する。尚、図7のフローチャートは、図1のCPU119に予め記憶されたプログラムによって動作する。
(ステップS201)操作部123の電源ボタンを押して電子カメラ100の電源を投入し、操作部123のレリーズボタンが押されると撮影処理を開始する。
(ステップS202)撮影レンズ102を介して撮像素子109の撮像面に結像された画像をA/D変換部110を介してゲイン制御部111に入力する。
(ステップS203)周辺減光テーブル算出部124は、撮影条件を取得する。例えば、開口値などのレンズ情報は撮影レンズ102のROM107から入力し、F値などのカメラ制御情報は絞り制御を行うCPU119から入力する。尚、周辺減光テーブル算出部124は、撮影レンズ102のROM107から直接レンズ情報を読み取るように描いてあるが、カメラ制御情報と同様にCPU119を介して読み取るようにしても構わない。
(ステップS204)周辺減光テーブル算出部124は、ステップS203で入力した撮影条件を(式1)の重回帰式の説明変数に入力して、複数の像高位置での出力レベルを求める。この結果、周辺減光形状がわかる。
(ステップS205)周辺減光テーブル算出部124は、ステップS204で求めた周辺減光形状情報から周辺減光補正ゲインテーブルを作成する。周辺減光補正ゲインテーブルは、像高r=0の出力レベルを基準として同心円状に低下する出力レベルに所定のゲインを掛けてフラットな特性にするための補正ゲインテーブルである。尚、ステップS204で求めた出力レベルは、例えば像高位置が3点程度の離散値なので、全ての像高位置での出力レベルを示しているわけではない。そこで、簡単な二次関数による近似パターンによって補間を行い、各像高位置での周辺減光形状情報を求めて、補正ゲインテーブルを作成する。
ここで、補正ゲインテーブルの作成方法について図8を用いて説明する。図8は、横軸に像高r(mm),縦軸に出力レベルを示したグラフで、先に説明した図2(b)のグラフに相当する。図8(a)は、ステップS204で求めた出力レベルをz1(r=6),z2(r=12),z3(r=18)の3点とした場合の様子を描いたもので、実際の周辺減光特性201は像高r=0のz0を加えたz0からz3の4つの離散点で示される。
図8(a)において、周辺減光特性201は(式2)で近似することができる。
z=a・r^2+b・r+1 (式2)
ここで、(式2)の係数aおよびbの複数の組み合わせが予め係数テーブル125に記憶されているものとする。そして、ステップS204で求めた出力レベルをz0(r=0),z1(r=6),z2(r=12),z3(r=18)の4点の値から、実際の周辺減光特性201に近くなる近似式(式2)の係数aおよびbを係数テーブル125から選択して、周辺減光特性201を近似する。
尚、本実施形態では、周辺減光特性201を近似するのではなく、図8(b)に示すように、周辺減光特性201をフラットにする補正ゲイン特性202を求める。
図8(b)において、補正ゲイン特性202は(式3)で近似することができる。
g=c・r^2+d・r+1 (式3)
ここで、(式3)の係数cおよびdの複数の組み合わせが予め係数テーブル125に記憶されているものとする。そして、ステップS204で求めたz0(r=0),z1(r=6),z2(r=12),z3(r=18)の4点の出力レベルの変化から、周辺減光特性201がフラットになるように補正する補正ゲインg0(r=0),g1(r=6),g2(r=12),g3(r=18)を求める。さらに、これらの離散値から補正ゲイン特性202に近くなる近似式(式3)の係数cおよびdの組み合わせを係数テーブル125から選択し、像高r=0,6,12,18の4点以外の像高位置における補正ゲインを求めるための周辺減光補正ゲインテーブルを作成する。
(ステップS206)ゲイン制御部111は、周辺減光補正ゲインテーブルに基づいて、撮影画像の像高毎の補正処理を行う。尚、像高毎のゲインは同心円状に異なるので、二次元マトリクス状に配置された画素列をルックアップテーブルなどで同心円状の画素列に変換して補正ゲインを掛けることにより、処理を簡単にすることができる。
(ステップS207)ゲイン制御部111で周辺減光を補正された画像は、信号処理部112で色補間処理やγ補正処理などが行われた後、画像圧縮処理を行って記憶部113に記憶し、必要に応じて表示部114に撮影画像を表示する。
(ステップS208)撮影処理を終了する。
このように本実施形態に係る電子カメラ100は、周辺減光レベルを補正する画像処理装置および画像処理プログラムを有するので、複雑な演算を行う必要がなく電子カメラ100でも高速処理が可能で、且つ精度良く周辺減光補正できる。装着されたレンズの周辺減光補正のための補正値がレンズまたはカメラに予め記憶されていない場合であっても、装着されたレンズの光学的情報などの汎用的なレンズ情報を用いることで周辺減光形状情報を求め、適正な周辺減光補正を行うことができる。
尚、周辺減光補正を行う電子カメラ100内の画像処理装置および画像処理プログラムは、少なくともCPU119と、周辺減光テーブル算出部124と、係数テーブル125と、ゲイン制御部111とによって構成され、図7のフローチャートに従って処理することで実現できる。また、電子カメラ100外で行う学習処理は、図4のフローチャートに従った画像処理プログラムをパソコンなどで実行することによって実現できる。
また、本実施形態では、撮像素子109が撮影した画像をA/D変換部110でA/D変換後のRAWデータを用いて周辺減光補正を行う場合について説明したが、ホワイトバランス処理,色補正処理,γ補正処理などを行った画像データや、JPEG規格などで画像圧縮された画像データなどを用いても構わない。但し、γ補正など階調変換後の画像を用いる場合は、逆γ補正によって画像データを一旦リニアな値に戻した後の画像データを用いる。リニアな値に戻した後の画像データを図1のA/D変換部110の出力画像データの代わりに用いて、本実施形態で述べたような周辺減光補正処理を行えばよい。そして、周辺減光補正後に再びγ補正や色補正処理などを行い、必要に応じてJPEG圧縮処理を施して周辺減光補正後の画像とする。尚、この場合は、撮影画像毎に撮影条件がEXIF規格の情報として記憶されているものとし、周辺減光補正する画像データを読み出す際に、その画像を撮影した時の撮影条件も読み出し、読み出された撮影条件に応じて多変量解析式を計算することによって、当該画像の周辺減光形状情報を求めることができ、周辺減光補正ゲインテーブルを作成して周辺減光を補正することができる。
このように、電子カメラ100内ではなく、電子カメラ100で撮影済みの画像に対してもパソコンなどの画像処理プログラムで図7のフローチャートに従った処理を実行することにより、周辺減光補正を行うことができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態に係る電子カメラ100について説明する。尚、第2の実施形態に係る電子カメラ100は、本発明に係る画像処理装置の機能と画像処理プログラムの機能とを含んでいる。
本実施形態に係る電子カメラ100は、周辺減光形状の補正の度合いを選択することができる。例えば、第1の実施形態で説明した図8において、周辺減光特性201がフラットになるように補正する補正ゲイン特性202を求めたが、図9に示すように、補正ゲイン特性202より弱い補正ゲイン特性203や、補正ゲイン特性202より強い補正ゲイン特性204を選択的に求めることができる。
例えば、撮影者は操作部123によって、周辺減光補正度合いを、「強」,「中」,「弱」,「なし」の4段階の中から選択する。撮影者が「強」を選択した場合は図9の補正ゲイン特性204を用いて周辺減光形状を補正し、撮影者が「中」を選択した場合は図9の補正ゲイン特性202を用いて周辺減光形状を補正し、撮影者が「弱」を選択した場合は図9の補正ゲイン特性203を用いて周辺減光形状を補正し、撮影者が「なし」を選択した場合は周辺減光形状の補正を行わないようにCPU119は制御する。
このように、本実施形態では、周辺減光特性を必ずしもフラットに補正するのではなく、撮影者の好みに応じた補正度合いを選択することができるので、第1の実施形態の効果に加えて、多様な撮影が可能になる。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態に係る電子カメラ100について説明する。本実施形態では、AEセンサ117の出力に生じる周辺減光を補正する。例えば、第1の実施形態で説明した図2の撮像面200をAEセンサ117の受光面に置き換えて考える。この場合、AEセンサ117の受光面においても、撮像素子109の撮像面200と同様に、光軸中心から像高毎に同心円状に周辺減光形状が形成される。この結果、例えば、AEセンサ117の受光面の周辺部分で部分測光を行う場合、周辺減光によって適切な測光を行うことができないという問題が生じる。
そこで、本実施形態では、図1のAEセンサ117の出力信号を受け取ったCPU119は、第1の実施形態と同様に、ゲイン制御部111と、周辺減光テーブル算出部124と、係数テーブル125とで構成される画像処理装置および画像処理プログラムと同じ処理行うことによって、AEセンサ117の受光面で生じる周辺減光を補正する。
このように、本実施形態に係る電子カメラ100は、AEセンサ117の受光面における周辺減光レベルを補正する画像処理装置および画像処理プログラムを有するので、複雑な演算を行う必要がなく電子カメラ100でも高速処理が可能で、且つ精度良く周辺減光形状を補正でき、新しいレンズが装着された場合でも撮影条件の組み合わせから適正な周辺減光補正を行うことができる。この結果、適正な露出制御を行うことが可能になる。
以上、各実施形態で説明してきたように、本発明に係る画像処理装置および画像処理プログラムを用いた電子カメラ100は、予め様々な撮影条件での周辺減光形状情報を多変量解析式を用いて予測した多変量解析式の係数を記憶しているので、撮影条件に応じた周辺減光形状情報を簡単な計算式で求めることができ、精度良く周辺減光形状を補正することができる。特に、新しいレンズが装着された場合でも撮影条件の組み合わせから最適な周辺減光形状情報を求め、撮影画像の周辺減光補正を行うことができる。
尚、各実施形態において、電子カメラ100外の画像処理装置および画像処理プログラムで実行する学習処理は、レンズ情報やカメラ制御情報などからなる複数の撮影条件を用いて像高毎に多変量解析を行うこととしたが、多変量解析の変数として像高を加えて学習処理を行っても構わない。この場合は、像高別に多変量解析式の係数が求まるのではなく、像高も含めた多変量解析式の係数が求まるので、一度に周辺減光形状情報を求めることができ、記憶すべき係数の数も少なくなるので、処理の高速化や記憶容量の削減を行うことができる。
各実施形態に係る電子カメラ100のブロック図である。 周辺減光形状を説明するための説明図である。 周辺減光に関連する撮影条件の一例を示す説明図である。 学習処理の流れを示すフローチャートである。 角度をパラメータとする場合の様子を示す説明図である。 撮影条件による予測結果と実測値との関係を示す説明図である。 撮影処理の流れを示すフローチャートである。 周辺減光特性および補正ゲイン特性の一例を示す説明図である。 第2の実施形態の一例を示す説明図である。
符号の説明
100・・・電子カメラ 101・・・カメラ本体
102・・・撮影レンズ 103・・・レンズマウント
104・・・レンズ光学系 105・・・絞り
106・・・エンコーダ 107・・・ROM
104a・・・前玉レンズ 104b・・・後玉レンズ
108・・・メカニカルシャッター 109・・・撮像素子
110・・・A/D変換部 111・・・ゲイン制御部
112・・・信号処理部 113・・・記憶部
114・・・表示部 115・・・ミラーユニット
116・・・ビューファインダ 117・・・AEセンサ
118・・・AFセンサ 119・・・CPU
120・・・絞り制御部 121・・・レンズ制御部
122・・・シャッタ制御部 123・・・操作部
124・・・周辺減光テーブル算出部
125・・・係数テーブル 115a・・・メインミラー
115b・・・サブミラー 115c・・・回転機構

Claims (7)

  1. レンズ光学系を介して撮影する画像の周辺減光補正を行う画像処理装置であって、
    前記レンズ光学系のレンズ情報を含む複数の撮影条件を基に各像高における前記レンズ光学系の周辺減光形状情報の予測値を算出する予測式の係数を前記複数の撮影条件毎に対応させて予め記憶された記憶部と、
    画像撮影時のレンズ情報を含む複数の撮影条件を取得する撮影条件取得部と、
    前記撮影条件取得部が取得した撮影条件毎に対応する前記予測式の係数を前記記憶部から読み出して、前記予測式により像高毎に周辺減光を補正するゲイン値を求め、前記ゲイン値を基に前記レンズ光学系を介して撮影する画像を補正する画像補正部と、
    周辺減光形状の補正の度合いが異なる複数の補正度合いのいずれか1つを選択する操作部と
    前記操作部により選択された前記補正度合いに基づいて前記ゲイン値から周辺減光補正ゲインテーブルを作成する周辺減光補正ゲインテーブル作成部と
    を有し、
    前記画像補正部は、前記周辺減光補正ゲインテーブルの補正ゲインで、前記レンズ光学系を介して撮影する画像を補正する
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記記憶部に記憶された前記予測式の係数は、
    複数のレンズ光学系のレンズ情報を含む複数の撮影条件別に測定した実測値を用いて、多変量解析によって予め算出される
    ことを特徴とする画像処理装置。
  3. 請求項2に記載の画像処理装置において、
    前記記憶部に記憶された前記予測式の係数は、
    複数のレンズ光学系のレンズ情報を含む複数の撮影条件別に撮影した画像データを前記撮影条件に対応させて前記記憶部に予め記憶しておく処理と、
    前記画像データを前記記憶部から読み出して前記撮影条件毎に像高毎の出力レベルを実測する処理と、
    像高別に複数の撮影条件毎の実測値を用いて多変量解析によって係数を算出する処理と
    からなる学習処理によって求められ、係数テーブルとして像高毎に前記記憶部に記憶される
    ことを特徴とする画像処理装置。
  4. 請求項2または3に記載の画像処理装置において、
    前記多変量解析は重回帰分析であることを特徴とする画像処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記予測式は1次式であることを特徴とする画像処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の画像処理装置において、
    前記画像補正部により補正された画像を用いて、被写体輝度を算出することを特徴とする画像処理装置。
  7. レンズ光学系を介して撮影する画像の周辺減光補正を行う画像処理プログラムであって、
    前記レンズ光学系のレンズ情報を含む複数の撮影条件を基に各像高における前記レンズ光学系の周辺減光形状情報の予測値を算出する予測式の係数を前記複数の撮影条件毎に対応させて予め記憶部に記録する記憶手順と、
    画像撮影時のレンズ情報を含む複数の撮影条件を取得する撮影条件取得手順と、
    前記撮影条件取得部が取得した撮影条件毎に対応する前記予測式の係数を前記記憶部から読み出して、前記予測式により像高毎に周辺減光を補正するゲイン値を求め、前記ゲイン値を基に前記レンズ光学系を介して撮影する画像を補正する画像補正手順と、
    周辺減光形状の補正の度合いが異なる複数の補正度合いのいずれか1つを選択する操作手順と
    前記操作手順により選択された前記補正度合いに基づいて前記ゲイン値から周辺減光補正ゲインテーブルを作成する周辺減光補正ゲインテーブル作成手順と
    を有し、
    前記画像補正手順は、前記周辺減光補正ゲインテーブルの補正ゲインで、前記レンズ光学系を介して撮影する画像を補正する処理を行う
    ことを特徴とする画像処理プログラム。
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