JP5250278B2 - 警備装置および警備方法 - Google Patents

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本発明は、警備装置および警備方法に関する。
従来、警備モードが設定されている場合に、扉や窓に設置された開閉センサが異常を検知すると、警報を報知する警備装置が一般に知られている。このような警備装置では、誤って警備モードを解除せずに、扉や窓を開けてしまった場合は一定時間内にスイッチを押下する等のキャンセル処理を行う必要があり、警報をキャンセルする操作が煩雑であるという問題があった。
このような問題を解決するものとして、扉や掃出し窓を開錠した後に扉や掃出し窓の外部に設置された人感センサが人体を検知した場合に、警戒状態を解除するセキュリティ装置が開示されている(特許文献1参照)。このようなセキュリティ装置では、警備モードが設定されている場合であっても、扉や掃出し窓を開錠したことを検知した後に外部に設定されたセンサが人体を検知した場合は、家人が一時的に外に出たものと判断して警戒状態を解除するため、家人が不審者として検知されることがなく、誤報を防止することができる。
特開2006−39798号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、屋外にセンサを設置することが必須となるため、通常の異常検知において外気の変化や動物等を検知することにより誤報が生じてしまう場合がある。また、上記特許文献1に記載された技術では、屋外に設置されたセンサが異常を検知した場合に警報を発するが、窓の開錠を検知したタイミングでは警報を発しないため、家人が最も危険な状態となる外部から屋内に不審者が侵入したことを把握することができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、誤報を少なくするとともに、不審者の屋内への侵入を確実に把握することができる警備装置および警備方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、請求項1にかかる発明は、センサを識別するセンサ識別情報と、当該センサが異常を検知した際の動作を示す動作情報と、当該センサが異常を検知した際に屋外からの侵入者か否かを判断するための監視対象であるセンサを識別する監視対象センサ識別情報とを対応付けて記憶するセンサ情報記憶手段と、センサが異常を検知した場合に送出される検知情報および前記センサを識別するセンサ識別情報を受信する検知情報受信手段と、前記検知情報受信手段によって受信された前記検知情報および前記センサ識別情報を記憶する検知情報記憶手段と、前記検知情報受信手段によって前記検知情報および前記センサ識別情報を受信した場合に、前記センサ識別情報に対応する前記動作情報および前記監視対象センサ識別情報を前記センサ情報記憶手段から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した前記動作情報が異常を検知した場合に警報を送信する旨を示し、かつ、前記監視対象センサ識別情報が設定されている場合は、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されているか否かを判定する検知情報判定手段と、前記検知情報判定手段によって、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていないと判定された場合に警報情報を監視センタに送信する警報送信手段と、を備え、前記警報送信手段は、前記検知情報判定手段によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定され、かつ、前記検知情報受信手段によって前記検知情報を受信してから所定時間以内に前記検知情報を受信しなくなった場合に警報情報を前記監視センタに送信しないこと、を特徴とする。
また、請求項2にかかる発明は、センサを識別するセンサ識別情報と、当該センサが異常を検知した際の動作を示す動作情報と、当該センサが異常を検知した際に屋外からの侵入者か否かを判断するための監視対象であるセンサを識別する監視対象センサ識別情報とを対応付けて記憶するセンサ情報記憶手段と、センサが異常を検知した場合に送出される検知情報および前記センサを識別するセンサ識別情報を受信する検知情報受信手段と、
前記検知情報受信手段によって受信された前記検知情報および前記センサ識別情報を記憶する検知情報記憶手段と、前記検知情報受信手段によって前記検知情報および前記センサ識別情報を受信した場合に、前記センサ識別情報に対応する前記動作情報および前記監視対象センサ識別情報を前記センサ情報記憶手段から取得する取得手段と、前記取得手段によって取得した前記動作情報が異常を検知した場合に警報を送信する旨を示し、かつ、前記監視対象センサ識別情報が設定されている場合は、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されているか否かを判定する検知情報判定手段と、前記検知情報判定手段によって、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていないと判定された場合に警報情報を監視センタに送信する警報送信手段と、を備え、前記警報送信手段は、前記検知情報判定手段によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定され、かつ、前記検知情報受信手段によって前記検知情報を受信してから所定時間継続して前記検知情報を受信した場合に警報情報を監視センタに送信すること、を特徴とする。
また、請求項3にかかる発明は、請求項1に記載の警備装置において、前記警報送信手段は、前記検知情報判定手段によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定され、かつ、前記検知情報受信手段によって前記検知情報を検知してから所定時間継続して前記検知情報を受信した場合に警報情報を監視センタに送信すること、を特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、警備装置が実行する警備方法であって、前記警備装置は、センサを識別するセンサ識別情報と、当該センサが異常を検知した際の動作を示す動作情報と、当該センサが異常を検知した際に屋外からの侵入者か否かを判断するための監視対象であるセンサを識別する監視対象センサ識別情報とを対応付けて記憶するセンサ情報記憶手段、を備え、検知情報受信手段が、センサが異常を検知した場合に送出される検知情報および前記センサを識別するセンサ識別情報を受信する検知情報受信工程と、記憶手段が、前記検知情報受信手段によって受信された前記検知情報および前記センサ識別情報を検知情報記憶手段に記憶する記憶工程と、取得手段が、前記検知情報受信工程によって前記検知情報および前記センサ識別情報を受信した場合に、前記センサ識別情報に対応する前記動作情報および前記監視対象センサ識別情報を前記センサ情報記憶手段から取得する取得工程と、検知情報判定手段が、前記取得工程によって取得した前記動作情報が異常を検知した場合に警報を送信する旨を示し、かつ、前記監視対象センサ識別情報が設定されている場合は、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されているか否かを判定する検知情報判定工程と、警報送信手段が、前記検知情報判定工程によって、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていないと判定された場合に警報情報を監視センタに送信する警報送信工程と、前記警報送信手段が、前記検知情報判定工程によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定され、かつ、前記検知情報受信工程によって前記検知情報を受信してから所定時間以内に前記検知情報を受信しなくなった場合に警報情報を前記監視センタに送信しない工程と、を含むことを特徴とする。
また、請求項にかかる発明は、警備装置が実行する警備方法であって、前記警備装置は、センサを識別するセンサ識別情報と、当該センサが異常を検知した際の動作を示す動作情報と、当該センサが異常を検知した際に屋外からの侵入者か否かを判断するための監視対象であるセンサを識別する監視対象センサ識別情報とを対応付けて記憶するセンサ情報記憶手段、を備え、検知情報受信手段が、センサが異常を検知した場合に送出される検知情報および前記センサを識別するセンサ識別情報を受信する検知情報受信工程と、記憶手段が、前記検知情報受信手段によって受信された前記検知情報および前記センサ識別情報を検知情報記憶手段に記憶する記憶工程と、取得手段が、前記検知情報受信工程によって前記検知情報および前記センサ識別情報を受信した場合に、前記センサ識別情報に対応する前記動作情報および前記監視対象センサ識別情報を前記センサ情報記憶手段から取得する取得工程と、検知情報判定手段が、前記取得工程によって取得した前記動作情報が異常を検知した場合に警報を送信する旨を示し、かつ、前記監視対象センサ識別情報が設定されている場合は、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されているか否かを判定する検知情報判定工程と、警報送信手段が、前記検知情報判定工程によって、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていないと判定された場合に警報情報を監視センタに送信する警報送信工程と、前記警報送信手段が、前記検知情報判定工程によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定され、かつ、前記検知情報受信工程によって前記検知情報を受信してから所定時間継続して前記検知情報を受信した場合に警報情報を監視センタに送信する工程と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、センサが異常を検知した場合に、異常を検知する前に監視対象センサが人体を検知したか否かをもとに、屋内または屋外のいずれに存在する人の動作によって異常を検知したかを判断することができるため、家人を検知することによる誤報を少なくするとともに、不審者の屋内への侵入を確実に把握することができるという効果を奏する。
以下に添付図面を参照して、本発明にかかる警備装置および警備方法の最良な実施の形態を詳細に説明する。なお、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではない。
実施の形態について、添付図面を参照して説明する。まず、本発明が適用される警備装置の構成例について説明する。図1は、本実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。警備装置100は、電話回線、無線ネットワーク、インターネットなどのネットワーク300を介して監視センタ200と接続されている。
本実施の形態にかかる警備装置100は、センサ101と、検知情報受信部102と、検知情報判定部103と、操作パネル部104と、操作パネル制御部105と、送受信部106と、タイマ部107と、検知情報記憶部110と、センサ情報データベース120と、警備状態記憶部130とを備えている。
センサ101は、検知領域での異常を検知する。センサ101は、例えば赤外線の受光量の変化をもとに人を検知する焦電型赤外線センサ、赤外線などが遮られることで人を検知する遮断センサ、電磁波の乱れで人を検知する気配センサ(以下、空間を警戒するセンサを総称して空間センサという)、マグネットにより扉の開閉を検出するマグネットセンサ(以下、窓や扉等の境界を警戒するセンサを総称して境界センサという)、煙により火災を検知する火災感知センサ等の各種センサである。
検知情報受信部102は、センサ101が送出した異常を検知した際の検知情報および検知情報を送出したセンサ101を識別するセンサIDを受信する。なお、センサ101を識別する情報は、センサ101と警備装置本体部とでLAN(Local Area Network)を構築している場合には、センサIDに代えてセンサ101のアドレスを用いてもよい。検知情報記憶部110は、検知情報受信部102によって受信された検知情報およびセンサID、タイマ部107で計時された検知時刻を対応付けて記憶する。
操作パネル部104は、警備装置100に関する情報の表示や警備装置100に対する情報の入力が行われる。操作パネル部104では、例えば操作パネル部104に表示されたボタンの押下、暗証番号の入力や警備鍵の操作等によって警備状態の切替えが入力される。また、操作パネル部104は、センサ101それぞれに対する警備状態ごとの動作を設定する。また、操作パネル部104は、図示しないスピーカを備え、利用者に対するメッセージや警報、注意喚起の音声を出力する。
操作パネル制御部105は、操作パネル部104に対する表示情報、音声情報の送出や、操作パネル部104から入力された入力情報を取得する等の操作パネル部104に対する制御を行う。操作パネル制御部105は、入力された警備状態を警備状態記憶部130に格納する。また、操作パネル制御部105は、入力されたセンサ101それぞれに対する警備状態ごとの動作をセンサ情報データベース120に格納する。
警備状態記憶部130は、現在の警備装置100の警備状態を記憶する。具体的には、操作パネル制御部105から入力された警備状態を記憶する。設定可能な警備状態には、大別して在宅警備モードと外出警備モードと警備解除モードとがある。
ここで、在宅警備モードとは、原則として家人が在宅している場合で、予めセンサ情報データベース120に設定しておいたセンサ101が異常を検知した場合に注意を喚起する音声や警報を操作パネル部104から出力したり、監視センタ200に警報情報を送信する状態である。
外出警備モードとは、センサ101が異常を検知した場合にネットワーク300を介して接続されている監視センタ200に警報を送信する状態である。また、警備解除モードとは、センサ101が異常を検知した場合でも原則として警報を監視センタ200に送信しない状態をいう。なお、警備解除モードであっても、火災感知センサが異常を検知した場合には警報を送信する。各モードにおいてどのセンサが警報を送信するか否かについての情報は、センサ情報データベース120に格納されている。
センサ情報データベース120は、センサ101それぞれに関する情報を格納する。図2は、センサ情報データベース120のデータ構成の一例を示す説明図である。センサ情報データベース120は、センサIDと、警備解除時センサ動作と、外出警備時センサ動作と、在宅警備時センサ動作と、在宅警備時タイマ設定時間と、状態監視対象センサIDとを対応付けて記憶している。
警備解除時センサ動作は、警備状態記憶部130に記憶されている現在の警備状態が“警備解除モード”の場合に、センサ101が異常を検知したときの動作を格納する。図2に示すように、センサID“0001”に“警戒解除”が格納されている場合は、センサID“0001”のセンサ101が異常を検知した場合であっても注意喚起の音声メッセージや警報を操作パネル部104から出力したり、監視センタ200に警報情報を送信したりしない。なお、センサID“0004” に示すセンサは、火災感知センサであるため、警備解除モードであっても異常を検知した場合は必ず注意喚起の音声メッセージや警報を操作パネル部104から出力したり、監視センタ200に警報情報を送信するように“警戒”が格納されている。
外出警備時センサ動作は、警備状態記憶部130に記憶されている現在の警備状態が“外出警備モード”の場合に、センサ101が異常を検知したときの動作を格納する。図2に示すように、通常はセンサIDすべてに“警戒”が格納される。これにより、いずれのセンサ101が異常を検知しても警報が報知され、警報が監視センタ200に送信される。ただし、各警備対象の個別の事情によって、“外出警備モード”の場合でも所定のセンサ101に対して“警戒解除”を設定してもよい。このように“警戒解除”が設定されたセンサ101が異常を検知した場合は、注意喚起の音声メッセージや警報を操作パネル部104から出力したり、監視センタ200に警報情報を送信したりしない。
在宅警備時センサ動作は、警備状態記憶部130に記憶されている警備状態が“在宅警備モード”の場合に、センサ101が異常を検知したときの動作を格納する。在宅警備時センサ動作に“警戒”が格納されている場合で、かつ、監視対象センサIDが設定されていない場合は、センサ101が異常を検知すると注意喚起の音声メッセージや警報を操作パネル部104から出力され、警報が監視センタ200に送信される。
また、在宅警備時センサ動作に“警戒”が格納されている場合で、かつ、監視対象センサIDが設定されている場合は、センサ101が異常を検知すると、検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が記憶されているか否かを判定し、記憶されている場合は、屋内に存在する人すなわち家人が検知されたと判断してセンサ101が異常を検知しても注意喚起の音声メッセージや警報を操作パネル部104から出力せず、監視センタ200に警報情報を送信しない。一方、センサ101が異常を検知した場合に、検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が記憶されていない場合は、屋外に存在する人すなわち不審者が検知されたと判断してセンサ101が異常を検知した場合に注意喚起の音声メッセージや警報を操作パネル部104から出力し、監視センタ200に警報情報を送信する。
また、在宅警備時センサ動作に“警戒解除”または“状態監視”が格納されている場合は、対応するセンサ101が異常を検知した場合であっても注意喚起の音声メッセージや警報を操作パネル部104から出力したり、監視センタ200に警報情報を送信したりしない。
状態監視対象センサIDは、センサ101が異常を検知した場合に、屋内に存在する人を検知したのか屋外に存在する人を検知したのかを判断するための検知情報を送出するセンサを記憶する。例えば、センサ101が境界センサの場合に、センサ101が設置された窓がある部屋を警戒する空間センサを記憶しておくことにより、窓が屋内から開けられたか屋外から開けられたかを判断することができる。
センサ情報データベース120の在宅警備時センサ動作に、例えば外部からの侵入が可能な窓や玄関扉に設置され、開閉を検知する境界センサには、“警戒”に設定しておき、赤外線等で人体を検知する空間センサには“警戒解除”を設定しておくことにより、部屋の中で活動する家人を検知しても注意喚起の音声メッセージの出力等を行うことなく、屋外から窓や玄関扉を開けて侵入しようとする不審者を検知することができる。また、家人が窓や玄関扉を開けて境界センサが異常を検知した場合には、異常を検知したセンサに対応する監視対象センサが検知した検知情報が検知情報記憶部110に格納されていれば、屋内から家人による開放であると判断できるため、注意喚起の音声メッセージや警報を操作パネル部104から出力したり、監視センタ200に警報情報を送信したりせず、誤報を防止することができる。
在宅警備時タイマ設定時間は、在宅警備時センサ動作に“警戒”が格納されている場合で、かつ、状態監視対象センサIDが設定されている場合に、異常を検知してから注意喚起の音声メッセージや警報を操作パネル部104から出力したり、監視センタ200に警報情報を送信するまでの猶予時間を記憶する。例えば、屋内から窓を開けたと判断された場合は、猶予時間が経過するまで警報情報の送信等を猶予し、猶予時間が経過した時点で窓のセンサ101が復旧している(すなわち、窓を閉めた状態である)と判断された場合には、通常の窓を閉めるという動作で警報をキャンセルすることができる。このように、家人が誤って窓を開けた場合における警報の送信等をキャンセルする操作が容易である。
タイマ部107は、現在時刻を計時する。また、タイマ部107は、センサ情報データベース120に在宅警備時タイマ設定時間が設定されているセンサ101が異常を検知した場合は、異常を検知して在宅警備時タイマ設定時間を計時する。
検知情報判定部103は、センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されているセンサ101が異常を検知した場合に、検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されているか否かを判定する。監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されるか否かにより、異常を検知したセンサ101が屋内に存在する人の動作によって異常が検知されたのか屋外に存在する人の動作によって異常が検知されたのかを判定することができる。
送受信部106は、監視センタ200とネットワーク300を介して各種情報を送受信する。送受信部106は、検知情報受信部102によってセンサ101からの検知情報を受信した場合、センサ情報データベース120に記憶された、検知情報を送出したセンサ101の現在の警備状態の動作に応じて警報情報を監視センタ200に送信する。
次に、上述したように構成されている警備装置100による警備処理について説明する。図3−1、図3−2は、検知情報受信部102、検知情報判定部103、操作パネル制御部105、送受信部106が行う在宅警備モードでの警備処理手順を示すフローチャートである。警備状態記憶部130に“在宅警備モード”が設定されている場合は、図3のフローチャートに示す処理が実行される。
まず、検知情報受信部102は、センサ101から検知情報とセンサIDを受信したか否かを判断する(ステップS301)。センサ101から検知情報とセンサIDを受信していないと判断した場合は(ステップS301:No)、ステップS301に戻り、検知情報とセンサIDを受信するまで処理を繰り返す。
センサ101から検知情報とセンサIDを受信したと判断した場合は(ステップS301:Yes)、検知情報受信部102は検知情報とセンサID、タイマ部107によって計時される検知時刻を検知情報記憶部110に格納する(ステップS302)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID、在宅警備時に応じたセンサ動作を取得する(ステップS303)。検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”であるか否かを判断する(ステップS304)。センサ動作が“警戒”でない、すなわち“警戒解除”または“状態監視”であると判断した場合は(ステップS304:No)、ステップS301に戻る。
センサ動作が“警戒”であると判断した場合は(ステップS304:Yes)、検知情報判定部103はセンサ情報データベース120から監視対象センサID、在宅警備時タイマ設定時間を取得する(ステップS305)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されているか否かを判断する(ステップS306)。センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されていると判断した場合は(ステップS306:Yes)、検知情報判定部103は検知情報記憶部110から監視対象センサIDに対応する検知情報を取得する(ステップS307)。
検知情報判定部103は、検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されているか否かを判断する(ステップS308)。なお、検知情報記憶部110には、検知情報やセンサIDとともに検知時刻も格納されているため、センサ101が異常を検知してから所定時間内に監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されているか否かを判断してもよい。検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されていると判断した場合(ステップS308:Yes)、すなわち屋内からセンサ101が異常を検知する動作を行ったと判断した場合は、操作パネル制御部105はセンサ101が異常を検知する状態を解除することを要請するメッセージを出力する(ステップS309)。
タイマ部107は、計時を開始する(ステップS310)。タイマ部107は、在宅警備時タイマ設定時間が経過したか否かを判断する(ステップS311)。在宅警備時タイマ設定時間が経過していないと判断した場合は(ステップS311:No)、検知情報受信部102はセンサ101が復旧しているか否かを判断する(ステップS312)。具体的には、検知情報受信部102がセンサ101から検知情報およびセンサIDを受信していない場合にはセンサ101が復旧していると判断する。
センサ101が復旧していると判断した場合は(ステップS312:Yes)、ステップS301に戻る。センサ101が復旧していないと判断した場合は(ステップS312:No)、ステップS311に戻る。
ステップS306において、センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されていないと判断した場合は(ステップS306:No)、すなわち警報情報を即時に監視センタ200に送信等するセンサ101であると判断した場合、また、ステップS308において、検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されていないと判断した場合(ステップS308:No)、すなわち屋外からセンサ101が異常を検知する動作を行ったと判断した場合は、また、ステップS311において、在宅警備時タイマ設定時間が経過したと判断した場合は(ステップS311:Yes)、送受信部106は警報情報を監視センタ200に送信する(ステップS313)。また、警報情報を監視センタ200に送信することに代えて、または警報情報を監視センタ200に送信することに加えて、操作パネル制御部105が操作パネル部104から注意喚起の音声メッセージや警報を出力してもよい。
このように、異常を検知したセンサに対応する監視対象センサが異常を検知した検知情報が格納されているか否かをもとに、屋内または屋外のいずれに存在する人の動作によってセンサが異常を検知したかを判定することができるため、家人によって異常が検知された場合の誤報を防止することができるとともに、不審者の屋内への侵入に対して迅速に警報情報の送信や注意喚起の音声メッセージや警報が出力されるため、不審者の屋内への侵入を確実に把握することができる。
また、タイマ設定時間以内に窓や玄関扉等を閉めるというような通常の動作を行うことにより、警報情報の監視センタへの送信をキャンセルすることができるため、通報のキャンセル操作が容易であり、利用者の操作負担を軽減することができる。
次に、警備解除モードでの警備処理を説明する。図4は、検知情報受信部102、検知情報判定部103、送受信部106が行う警備解除モードでの警備処理手順を示すフローチャートである。警備状態記憶部130に“警備解除モード”が設定されている場合は、図4のフローチャートに示す処理が実行される。
まず、検知情報受信部102は、センサ101から検知情報とセンサIDを受信したか否かを判断する(ステップS401)。センサ101から検知情報とセンサIDを受信していないと判断した場合は(ステップS401:No)、ステップS401に戻り、検知情報とセンサIDを受信するまで処理を繰り返す。
検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID、警備解除時に応じたセンサ動作を取得する(ステップS402)。検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”であるか否かを判断する(ステップS403)。センサ動作が“警戒”でない、すなわち“警戒解除”であると判断した場合は(ステップS403:No)、ステップS401に戻る。
センサ動作が“警戒”であると判断した場合は(ステップS403:Yes)、送受信部106は警報情報を監視センタ200に送信する(ステップS404)。また、警報情報を監視センタ200に送信することに代えて、または警報情報を監視センタ200に送信することに加えて、操作パネル制御部105が操作パネル部104から注意喚起の音声メッセージや警報を出力してもよい。
次に、外出警備モードでの警備処理を説明する。図5は、検知情報受信部102、検知情報判定部103、送受信部106が行う外出警備モードでの警備処理手順を示すフローチャートである。警備状態記憶部130に“外出警備モード”が設定されている場合は、図5のフローチャートに示す処理が実行される。
まず、検知情報受信部102は、センサ101から検知情報とセンサIDを受信したか否かを判断する(ステップS501)。センサ101から検知情報とセンサIDを受信していないと判断した場合は(ステップS501:No)、ステップS501に戻り、検知情報とセンサIDを受信するまで処理を繰り返す。
検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID、外出警備時に応じたセンサ動作を取得する(ステップS502)。検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”であるか否かを判断する(ステップS503)。センサ動作が“警戒”でない、すなわち“警戒解除”であると判断した場合は(ステップS503:No)、ステップS501に戻る。
センサ動作が“警戒”であると判断した場合は(ステップS503:Yes)、送受信部106は警報情報を監視センタ200に送信する(ステップS504)。また、警報情報を監視センタ200に送信することに代えて、または警報情報を監視センタ200に送信することに加えて、操作パネル制御部105が操作パネル部104から注意喚起の音声メッセージや警報を出力してもよい。
図6は、警備対象である住宅でのセンサ101の配置の一例を示す説明図である。図6に示すようにセンサ101を配置した場合での、在宅警備時の警備処理について図3−1、図3−2にフローチャートを用いて説明する。
図6に示す部屋Aに家人がドアから入り、センサ101(ID=0002)が設定された窓を開放した場合の処理を説明する。センサ101(ID=0001)は、空間センサであり、図2に示すように在宅警備時センサ動作には“状態監視”が設定されている。
まず、家人が部屋Aに入った場合、検知情報受信部102は、センサ101(ID=0001)から検知情報とセンサIDを受信したと判断し(ステップS301:Yes)、検知情報受信部102は検知情報とセンサID、タイマ部107によって計時される検知時刻を検知情報記憶部110に格納する(ステップS302)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID、在宅警備時に応じたセンサ動作“状態監視”を取得する(ステップS303)。検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”でない、すなわち “状態監視”であると判断し(ステップS304:No)、ステップS301に戻る。
次に、家人がセンサ101(ID=0002)が設置された窓を開放した場合の処理を説明する。検知情報受信部102は、センサ101(ID=0002)から検知情報とセンサIDを受信したと判断し(ステップS301:Yes)、検知情報受信部102は検知情報とセンサID、タイマ部107によって計時される検知時刻を検知情報記憶部110に格納する(ステップS302)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID、在宅警備時に応じたセンサ動作“警戒”を取得する(ステップS303)。
検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”であると判断し(ステップS304:Yes)、検知情報判定部103はセンサ情報データベース120から監視対象センサID“0001”、在宅警備時タイマ設定時間“10秒”を取得する(ステップS305)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されていると判断し(ステップS306:Yes)、検知情報判定部103は検知情報記憶部110から監視対象センサIDに対応する検知情報を取得する(ステップS307)。
検知情報判定部103は、検知情報記憶部110に監視対象センサID“0001”に対応する検知情報が格納されていると判断し(ステップS308:Yes)、すなわち屋内からセンサ101が異常を検知する動作を行ったと判断し、操作パネル制御部105はセンサ101が異常を検知する状態を解除することを要請するメッセージを出力する(ステップS309)。
タイマ部107は、計時を開始する(ステップS310)。タイマ部107は、在宅警備時タイマ設定時間が経過していないと判断し(ステップS311:No)、検知情報受信部102はセンサ101が復旧していると判断し(ステップS312:Yes)、ステップS301に戻る。これにより、誤報を防止することができ、センサ101(ID=0002)が設置された窓についても再び警戒状態となる。
次に、部屋Bで家人が就寝中に不審者によって窓が開放された場合の処理について説明する。センサ101(ID=0006)は、在宅警備モードにおいて状態監視を行う空間センサであり、センサ101(ID=0006、0007)は、窓の開閉を検知する境界センサで、監視対象センサIDには“0005”が設定されている。
まず、不審者がセンサ101(ID=0006)の設置された窓を開放した場合、検知情報受信部102は、センサ101(ID=0006)から検知情報とセンサID“0006”を受信したと判断し(ステップS301:Yes)、検知情報受信部102は検知情報とセンサID、タイマ部107によって計時される検知時刻を検知情報記憶部110に格納する(ステップS302)。
検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID“0006”、在宅警備時に応じたセンサ動作“警戒”を取得する(ステップS303)。検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”であると判断し(ステップS304:Yes)、検知情報判定部103はセンサ情報データベース120から監視対象センサID“0005”、在宅警備時タイマ設定時間を取得する(ステップS305)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されていると判断し(ステップS306:Yes)、検知情報判定部103は検知情報記憶部110から監視対象センサIDに対応する検知情報を取得する(ステップS307)。
検知情報判定部103は、検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されていないと判断し(ステップS308:No)、すなわち屋外からセンサ101が異常を検知する動作を行ったと判断し、送受信部106は警報情報を監視センタ200に送信する(ステップS313)。これにより、不審者が窓を開放した場合には、即時警報情報が監視センタ200に送信され、また警報等が出力されるため、不審者の屋内への侵入を確実に把握することができる。
なお、センサ101(ID=0005)は、焦電素子を用いたものであり、焦電素子の原理的な特徴から検知領域内で熱源が静止している場合には異常を検知しない。したがって、部屋Bで家人が就寝している場合には、家人を検知することがないため、検知情報記憶部110にセンサ101(ID=0005)の検知情報は格納されていない。
次に、部屋Cで家人が食事中に窓を開けるとともに、部屋Bから不審者が侵入する場合の処理について説明する。センサ101(ID=0008)は、在宅警備モードにおいて状態監視を行う空間センサであり、センサ101(ID=0009)は、窓の開閉を検知する境界センサで、監視対象センサIDには“0008”が設定されている。
まず、家人が部屋Cで食事をしている場合、検知情報受信部102は、センサ101(ID=0008)から検知情報とセンサIDを受信したと判断し(ステップS301:Yes)、検知情報受信部102は検知情報とセンサID、タイマ部107によって計時される検知時刻を検知情報記憶部110に格納する(ステップS302)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID、在宅警備時に応じたセンサ動作“状態監視”を取得する(ステップS303)。検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”でない、すなわち “状態監視”であると判断し(ステップS304:No)、ステップS301に戻る。
次に、家人がセンサ101(ID=0009)が設置された窓を開放した場合、検知情報受信部102はセンサ101(ID=0009)から検知情報とセンサIDを受信したと判断し(ステップS301:Yes)、検知情報受信部102は検知情報とセンサID、タイマ部107によって計時される検知時刻を検知情報記憶部110に格納する(ステップS302)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID、在宅警備時に応じたセンサ動作“警戒”を取得する(ステップS303)。
検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”であると判断し(ステップS304:Yes)、検知情報判定部103はセンサ情報データベース120から監視対象センサID“0008”、在宅警備時タイマ設定時間“15秒”を取得する(ステップS305)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されていると判断し(ステップS306:Yes)、検知情報判定部103は検知情報記憶部110から監視対象センサIDに対応する検知情報を取得する(ステップS307)。
検知情報判定部103は、検知情報記憶部110に監視対象センサID“0008”に対応する検知情報が格納されていると判断し(ステップS308:Yes)、すなわち屋内からセンサ101が異常を検知する動作を行ったと判断し、操作パネル制御部105はセンサ101が異常を検知する状態を解除することを要請するメッセージを出力する(ステップS309)。
タイマ部107は、計時を開始する(ステップS310)。家人が15秒以内に窓を閉めた場合には、タイマ部107は在宅警備時タイマ設定時間が経過していないと判断し(ステップS311:No)、検知情報受信部102はセンサ101が復旧していると判断し(ステップS312:Yes)、ステップS301に戻る。これにより、家人の動作による誤報を防止することができ、センサ101(ID=0009)が設置された窓についても再び警戒状態となる。
続いて、不審者が部屋Bの窓を開けた場合の処理を説明する。まず、不審者がセンサ101(ID=0007)の設置された窓を開放した場合、検知情報受信部102は、センサ101(ID=0007)から検知情報とセンサID“0007”を受信したと判断し(ステップS301:Yes)、検知情報受信部102は検知情報とセンサID、タイマ部107によって計時される検知時刻を検知情報記憶部110に格納する(ステップS302)。
検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID“0007”、在宅警備時に応じたセンサ動作“警戒”を取得する(ステップS303)。検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”であると判断し(ステップS304:Yes)、検知情報判定部103はセンサ情報データベース120から監視対象センサID“0005”、在宅警備時タイマ設定時間を取得する(ステップS305)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されていると判断し(ステップS306:Yes)、検知情報判定部103は検知情報記憶部110から監視対象センサIDに対応する検知情報を取得する(ステップS307)。ここで、検知情報記憶部110には、センサ101(ID=0008)の検知情報は格納されているが、センサ101(ID=0005)の検知情報は格納されていない。
検知情報判定部103は、検知情報記憶部110に監視対象センサID“0005”に対応する検知情報が格納されていないと判断し(ステップS308:No)、すなわち屋外からセンサ101が異常を検知する動作を行ったと判断し、送受信部106は警報情報を監視センタ200に送信する(ステップS313)。このように、状態監視するセンサがセンサごとにセンサ情報データベース120に格納することにより、センサが屋内または屋外のいずれからの動作によって異常を検知したかを判断することができるため、不審者を確実に検知することができる。
また、上述した実施の形態と異なる他の在宅警備モードの際の警備処理について説明する。図7は、検知情報受信部102、検知情報判定部103、操作パネル制御部105、送受信部106が行う在宅警備モードでの警備処理手順を示すフローチャートである。警備状態記憶部130に“在宅警備モード”が設定されている場合は、図7のフローチャートに示す処理が実行される。
まず、検知情報受信部102は、センサ101から検知情報とセンサIDを受信したか否かを判断する(ステップS701)。センサ101から検知情報とセンサIDを受信していないと判断した場合は(ステップS701:No)、ステップS701に戻り、検知情報とセンサIDを受信するまで処理を繰り返す。
センサ101から検知情報とセンサIDを受信したと判断した場合は(ステップS701:Yes)、検知情報受信部102は検知情報とセンサID、タイマ部107によって計時される検知時刻を検知情報記憶部110に格納する(ステップS702)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120からセンサID、在宅警備時に応じたセンサ動作を取得する(ステップS703)。検知情報判定部103は、センサ動作が“警戒”であるか否かを判断する(ステップS704)。センサ動作が“警戒”でない、すなわち“警戒解除”または“状態監視”であると判断した場合は(ステップS704:No)、ステップS701に戻る。
センサ動作が“警戒”であると判断した場合は(ステップS704:Yes)、検知情報判定部103はセンサ情報データベース120から監視対象センサIDを取得する(ステップS705)。検知情報判定部103は、センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されていたか否かを判断する(ステップS706)。センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されていたと判断した場合は(ステップS706:Yes)、検知情報判定部103は検知情報記憶部110から監視対象センサIDに対応する検知情報を取得する(ステップS707)。
検知情報判定部103は、検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されているか否かを判断する(ステップS708)。検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されていると判断した場合(ステップS708:Yes)、検知情報受信部102はセンサ101が復旧しているか否かを判断する(ステップS709)。具体的には、検知情報受信部102がセンサ101から検知情報およびセンサIDを受信していない場合にはセンサ101が復旧していると判断する。
センサ101が復旧していると判断した場合は(ステップS709:Yes)、ステップS701に戻る。センサ101が復旧していないと判断した場合は(ステップS709:No)、ステップS709に戻る。
ステップS706において、センサ情報データベース120に監視対象センサIDが設定されていないと判断した場合は(ステップS706:No)、すなわち屋内からの動作か否かを判定するセンサ101であると判断した場合、また、ステップS708において、検知情報記憶部110に監視対象センサIDに対応する検知情報が格納されていないと判断した場合(ステップS708:No)、すなわち屋外からセンサ101が異常を検知する動作を行ったと判断した場合は、送受信部106は警報情報を監視センタ200に送信する(ステップS710)。また、警報情報を監視センタ200に送信することに代えて、または警報情報を監視センタ200に送信することに加えて、操作パネル制御部105が操作パネル部104から注意喚起の音声メッセージや警報を出力してもよい。
このように、センサが異常を検知してから異常が検知されない状態となるまで時間を定めることなく、警報情報の監視センタへの送信が猶予されるため、家人の判断により自由度を高く窓を開放して空気の入れ替え等を行うことができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明してきたが、上述した実施の形態に多様な変更または改良を加えることができる。また、上述した実施の形態において説明した構成や機能は、自由に組み合わせることができる。
本実施の形態にかかる警備装置の構成を示すブロック図である。 センサ情報データベースのデータ構成の一例を示す説明図である。 検知情報受信部、検知情報判定部、操作パネル制御部、送受信部が行う在宅警備モードでの警備処理手順を示すフローチャートである。 検知情報受信部、検知情報判定部、操作パネル制御部、送受信部が行う在宅警備モードでの警備処理手順を示すフローチャートである。 検知情報受信部、検知情報判定部、送受信部が行う警備解除モードでの警備処理手順を示すフローチャートである。 検知情報受信部、検知情報判定部、送受信部が行う外出警備モードでの警備処理手順を示すフローチャートである。 警備対象である住宅でのセンサの配置の一例を示す説明図である。 検知情報受信部、検知情報判定部、操作パネル制御部、送受信部が行う在宅警備モードでの警備処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
100 警備装置
101 センサ
102 検知情報受信部
103 検知情報判定部
104 操作パネル部
105 操作パネル制御部
106 送受信部
107 タイマ部
110 検知情報記憶部
120 センサ情報データベース
130 警備状態記憶部
200 監視センタ
300 ネットワーク

Claims (5)

  1. センサを識別するセンサ識別情報と、当該センサが異常を検知した際の動作を示す動作情報と、当該センサが異常を検知した際に屋外からの侵入者か否かを判断するための監視対象であるセンサを識別する監視対象センサ識別情報とを対応付けて記憶するセンサ情報記憶手段と、
    センサが異常を検知した場合に送出される検知情報および前記センサを識別するセンサ識別情報を受信する検知情報受信手段と、
    前記検知情報受信手段によって受信された前記検知情報および前記センサ識別情報を記憶する検知情報記憶手段と、
    前記検知情報受信手段によって前記検知情報および前記センサ識別情報を受信した場合に、前記センサ識別情報に対応する前記動作情報および前記監視対象センサ識別情報を前記センサ情報記憶手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した前記動作情報が異常を検知した場合に警報を送信する旨を示し、かつ、前記監視対象センサ識別情報が設定されている場合は、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されているか否かを判定する検知情報判定手段と、
    前記検知情報判定手段によって、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていないと判定された場合に警報情報を監視センタに送信する警報送信手段と、
    を備え、
    前記警報送信手段は、前記検知情報判定手段によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定され、かつ、前記検知情報受信手段によって前記検知情報を受信してから所定時間以内に前記検知情報を受信しなくなった場合に警報情報を前記監視センタに送信しないこと、を特徴とする警備装置。
  2. センサを識別するセンサ識別情報と、当該センサが異常を検知した際の動作を示す動作情報と、当該センサが異常を検知した際に屋外からの侵入者か否かを判断するための監視対象であるセンサを識別する監視対象センサ識別情報とを対応付けて記憶するセンサ情報記憶手段と、
    センサが異常を検知した場合に送出される検知情報および前記センサを識別するセンサ識別情報を受信する検知情報受信手段と、
    前記検知情報受信手段によって受信された前記検知情報および前記センサ識別情報を記憶する検知情報記憶手段と、
    前記検知情報受信手段によって前記検知情報および前記センサ識別情報を受信した場合に、前記センサ識別情報に対応する前記動作情報および前記監視対象センサ識別情報を前記センサ情報記憶手段から取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得した前記動作情報が異常を検知した場合に警報を送信する旨を示し、かつ、前記監視対象センサ識別情報が設定されている場合は、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されているか否かを判定する検知情報判定手段と、
    前記検知情報判定手段によって、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていないと判定された場合に警報情報を監視センタに送信する警報送信手段と、
    を備え、
    前記警報送信手段は、前記検知情報判定手段によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定され、かつ、前記検知情報受信手段によって前記検知情報を受信してから所定時間継続して前記検知情報を受信した場合に警報情報を監視センタに送信すること、を特徴とする警備装置。
  3. 前記検知情報判定手段によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定された場合に、センサによる異常を検知する状態を解消するよう指示するメッセージを出力する出力手段、をさらに備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の警備装置。
  4. 警備装置が実行する警備方法であって、
    前記警備装置は、
    センサを識別するセンサ識別情報と、当該センサが異常を検知した際の動作を示す動作情報と、当該センサが異常を検知した際に屋外からの侵入者か否かを判断するための監視対象であるセンサを識別する監視対象センサ識別情報とを対応付けて記憶するセンサ情報記憶手段、を備え、
    検知情報受信手段が、センサが異常を検知した場合に送出される検知情報および前記センサを識別するセンサ識別情報を受信する検知情報受信工程と、
    記憶手段が、前記検知情報受信手段によって受信された前記検知情報および前記センサ識別情報を検知情報記憶手段に記憶する記憶工程と、
    取得手段が、前記検知情報受信工程によって前記検知情報および前記センサ識別情報を受信した場合に、前記センサ識別情報に対応する前記動作情報および前記監視対象センサ識別情報を前記センサ情報記憶手段から取得する取得工程と、
    検知情報判定手段が、前記取得工程によって取得した前記動作情報が異常を検知した場合に警報を送信する旨を示し、かつ、前記監視対象センサ識別情報が設定されている場合は、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されているか否かを判定する検知情報判定工程と、
    警報送信手段が、前記検知情報判定工程によって、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていないと判定された場合に警報情報を監視センタに送信する警報送信工程と、
    前記警報送信手段が、前記検知情報判定工程によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定され、かつ、前記検知情報受信工程によって前記検知情報を受信してから所定時間以内に前記検知情報を受信しなくなった場合に警報情報を前記監視センタに送信しない工程と、を含むことを特徴とする警備方法。
  5. 警備装置が実行する警備方法であって、
    前記警備装置は、
    センサを識別するセンサ識別情報と、当該センサが異常を検知した際の動作を示す動作情報と、当該センサが異常を検知した際に屋外からの侵入者か否かを判断するための監視対象であるセンサを識別する監視対象センサ識別情報とを対応付けて記憶するセンサ情報記憶手段、を備え、
    検知情報受信手段が、センサが異常を検知した場合に送出される検知情報および前記センサを識別するセンサ識別情報を受信する検知情報受信工程と、
    記憶手段が、前記検知情報受信手段によって受信された前記検知情報および前記センサ識別情報を検知情報記憶手段に記憶する記憶工程と、
    取得手段が、前記検知情報受信工程によって前記検知情報および前記センサ識別情報を受信した場合に、前記センサ識別情報に対応する前記動作情報および前記監視対象センサ識別情報を前記センサ情報記憶手段から取得する取得工程と、
    検知情報判定手段が、前記取得工程によって取得した前記動作情報が異常を検知した場合に警報を送信する旨を示し、かつ、前記監視対象センサ識別情報が設定されている場合は、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されているか否かを判定する検知情報判定工程と、
    警報送信手段が、前記検知情報判定工程によって、前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていないと判定された場合に警報情報を監視センタに送信する警報送信工程と、
    前記警報送信手段が、前記検知情報判定工程によって前記監視対象センサ識別情報に対応する検知情報が前記検知情報記憶手段に格納されていると判定され、かつ、前記検知情報受信工程によって前記検知情報を受信してから所定時間継続して前記検知情報を受信した場合に警報情報を監視センタに送信する工程と、を含むことを特徴とする警備方法。
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