JP5250019B2 - アドホックネットワークにおけるデータ処理装置およびその方法 - Google Patents

アドホックネットワークにおけるデータ処理装置およびその方法 Download PDF

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Description

本発明は、アドホックネットワークにおけるデータ処理装置およびその方法に関する。より詳しくは、MANET(Mobile Ad−hoc NETwork)におけるデータ処理装置およびその方法に関する。
MANET(Mobile Ad−hoc NETwork)において優先順位の高いノードの緊急な音声データを正しく伝達するためには、音声データが伝達されるトラフィック経路に他のデータやその他の要因による干渉が発生してはいけない。
従来は、このために、音声データを送信した送信ノードが音声データを受信する受信ノードから音声データを受信したという応答信号の提供を受け、干渉によってデータ転送損失が発生したか否かを判断した。干渉によってデータ転送損失が発生した場合には、送信ノードは再転送によってデータの転送エラー問題を解決した。
しかし、このような方法によっては、再転送によるデータ転送遅延が避けられない。また、トラフィック経路上にデータ転送損失が再び発生し得るだけでなく、再転送回数の制限のために音声データが正しく転送できないことも発生し得る。
本発明は、前記問題点を解決するために導き出されたものであり、ノードの沈黙モードを利用して、緊急な音声データと一般データを区分してデータ処理を行うアドホックネットワークにおけるデータ処理装置およびその方法を提供することを目的とする。
本発明は、前記目的を達成するために導き出されたものであり、(a)第1データと前記第1データより優先順位の低い第2データのうちのどの1つのデータを生成するかを決定するステップ、(b)前記決定によって特定データが生成されれば、前記生成された特定データを現在保有した第1ノードの駆動と関連したモード値を測定するステップ、および(c)前記第1ノードが前記生成されたデータの内容と前記測定されたモード値を考慮して、前記生成されたデータを処理するステップを含むことを特徴とするアドホックネットワークにおけるデータ処理方法を提供する。
好ましくは、前記(a)ステップと前記(b)ステップの中間ステップとして、前記第1データを生成するステップを含み、前記第1データを生成したものが前記第1ノードである時、前記(c)ステップは、(ca)測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合しない第2モードであれば、前記第1ノードのモード値を前記第1データ処理基準に符合する第1モードに変換するステップ;(cb)前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップ;および(cc)前記第1ノードが前記目的地ノードであれば、前記第1ノードが前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記目的地ノードでなければ、前記第1ノードが第2ノードに前記第1データを転送するステップを含む。より好ましくは、前記(ca)ステップは、(caa)前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1ノードのうちの優先順位のより低くないノードを前記第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定するステップ;および(cab)前記指定されたノードを通じて前記第1ノードを前記第1モードに変換し、前記変換されたモードを維持する時間を設定するステップを含む。
好ましくは、測定された前記第1ノードのモード値が前記第1モードである時、前記(ca)ステップは、(caa)前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1ノードのうちの少なくとも1つのノードが、前記第1ノードを前記第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別するステップ;(cab)前記(caa)ステップにおいて、優先順位がより高いか同等であれば、前記目的地ノードと前記第1ノードのうちの優先順位のより低くないノードを前記モード設定ノードに指定するステップ;および(cac)前記指定されたノードを通じて前記第1ノードの第1モード維持時間を変更するステップをさらに含み、前記(c)ステップにおいては、前記(caa)ステップにおいて、優先順位がより低ければ、前記第1ノードが前記第1データを廃棄する。より好ましくは、前記(caa)ステップは、優先順位判別基準として予め定められたルーティングプロトコルに応じたデータ転送優先順位を利用する。
好ましくは、前記(a)ステップと前記(b)ステップの中間ステップとして、前記第2データを生成するステップを含み、前記第2データを生成したものが前記第1ノードである時、前記(c)ステップは、(ca)測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであれば、前記第1ノードが前記第2データを廃棄し、前記第1ノードのモード値が第2モードであれば、前記第1ノードが前記第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップ;および(cb)前記第1ノードが前記目的地ノードであれば、前記第1ノードが前記第2データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記目的地ノードでなければ、前記第1ノードが第2ノードに前記第2データを転送するステップを含む。
好ましくは、前記(a)ステップと前記(b)ステップの中間ステップとして、前記第1データを受信するステップを含み、前記第1データを受信したものが前記第1ノードである時、前記(c)ステップは、測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか、前記第1データ処理基準に符合しない第2モードであるかより、前記第1データを処理する。
好ましくは、前記第1ノードのモード値が前記第1モードであれば、前記(c)ステップは、(ca)前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1データを最初生成したソースノードのうちの少なくとも1つのノードが、前記第1ノードを前記第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別するステップ;(cb)前記(ca)ステップにおいて、優先順位がより高いか同等であれば、前記目的地ノードと前記ソースノードのうちの優先順位のより低くないノードを前記モード設定ノードに指定し、前記指定されたノードを通じて前記第1ノードの第1モード維持時間を変更し、前記(ca)ステップにおいて、優先順位がより低ければ、前記第1ノードが前記第1データを廃棄するステップ;(cc)前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップ;(cd)前記第1ノードが前記目的地ノードであれば、前記第1ノードが前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記目的地ノードでなければ、前記第1ノードが前記第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別するステップ;および(ce)前記第1ノードが前記中継ノードであれば、前記第1ノードが第2ノードに前記第1データを転送し、前記第1ノードが前記中継ノードでなければ、前記第1データを廃棄するステップを含む。
好ましくは、前記第1ノードのモード値が前記第2モードであれば、前記(c)ステップは、(ca)前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1データを最初生成したソースノードのうちの優先順位のより低くないノードを前記第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定するステップ;(cb)前記指定されたノードを通じて前記第1ノードを前記第1モードに変換し、前記変換されたモードを維持する時間を設定するステップ;(cc)前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップ;(cd)前記第1ノードが前記目的地ノードであれば、前記第1ノードが前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記目的地ノードでなければ、前記第1ノードが前記第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別するステップ;および(ce)前記第1ノードが前記中継ノードであれば、第2ノードに前記第1データを転送し、前記第1ノードが前記中継ノードでなければ、前記第1データを廃棄するステップを含む。
好ましくは、前記(a)ステップと前記(b)ステップの中間ステップとして、前記第2データを受信するステップを含み、前記第2データを受信したものが前記第1ノードである時、前記(c)ステップは、(ca)測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか否かを判別するステップ;(cb)第1モードと判別されれば、前記第2データを廃棄し、第1モードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップ;(cc)目的地ノードと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データをユーザに提供し、目的地ノードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データを中継する中継ノードであるか否かを判別するステップ;および(cd)中継ノードと判別されれば、前記第1ノードが第2ノードに前記第2データを転送し、中継ノードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データを廃棄するステップを含む。
好ましくは、前記アドホックネットワークにおいては、前記第1データを音声データとし、前記第2データを音声データを除いた他のデータとする。
好ましくは、前記第1ノードを含んで前記アドホックネットワークに備えられた少なくとも1つのノードは移動可能なノードである。
また、本発明は、第1データと前記第1データより優先順位の低い第2データのうちのどの1つのデータを生成するかを決定する決定部;前記決定によって特定データが生成されれば、前記生成された特定データを現在保有した第1ノードの駆動と関連したモード値を測定する測定部;および前記生成されたデータの内容と前記測定されたモード値を考慮して、前記生成されたデータを処理する処理部を含むことを特徴とするアドホックネットワークにおけるデータ処理装置を提供する。
好ましくは、前記データ処理装置は、前記第1データを生成する第1データ生成部をさらに含み、前記第1データを生成したものが前記第1ノードである時、前記処理部は、測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合しない第2モードであれば、前記第1ノードのモード値を前記第1データ処理基準に符合する第1モードに変換するモード変換部;前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する目的地ノード判別部;および前記第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが目的地ノードではないと判別されれば、第2ノードに前記第1データを転送するデータ処理部を含む。より好ましくは、前記モード変換部は、前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1ノードのうちの優先順位のより低くないノードを前記第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定する設定ノード指定部;前記指定されたノードを通じて前記第1ノードを前記第1モードに変換する変換部;および前記変換されたモードを維持する時間を設定する時間設定部を含む。
好ましくは、測定された前記第1ノードのモード値が前記第1モードである時、前記モード変換部は、前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1ノードのうちの少なくとも1つのノードが、前記第1ノードを前記第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別する優先順位判別部;前記判別により、優先順位がより高いか同等であれば、前記目的地ノードと前記第1ノードのうちの優先順位のより低くないノードを前記モード設定ノードに指定する設定ノード指定部;および前記指定されたノードを通じて前記第1ノードの第1モード維持時間を変更する時間変更部を含み、前記処理部は、前記判別により、優先順位がより低ければ、前記第1データを廃棄する。より好ましくは、前記優先順位判別部は、優先順位判別基準として予め定められたルーティングプロトコルに応じたデータ転送優先順位を利用する。
好ましくは、前記データ処理装置は、前記第2データを生成する第2データ生成部をさらに含み、前記第2データを生成したものが前記第1ノードである時、前記処理部は、測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードでなければ、前記第1ノードが前記第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する目的地ノード判別部;および前記第1ノードのモード値が前記第1モードであれば、前記第2データを廃棄し、前記第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、前記第2データをユーザに提供し、前記第1ノードが目的地ノードではないと判別されれば、第2ノードに前記第2データを転送するデータ処理部を含む。
好ましくは、前記データ処理装置は、前記第1データを受信する第1データ受信部をさらに含み、前記第1データを受信したものが前記第1ノードである時、前記処理部は、測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか、前記第1データ処理基準に符合しない第2モードであるかより、前記第1データを処理する。
好ましくは、前記第1ノードのモード値が前記第1モードであれば、前記処理部は、前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1データを最初生成したソースノードのうちの少なくとも1つのノードが、前記第1ノードを前記第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別する優先順位判別部;優先順位がより高いか同等であると判別されれば、前記目的地ノードと前記ソースノードのうちの優先順位のより低くないノードを前記モード設定ノードに指定する設定ノード指定部;前記指定されたノードを通じて前記第1ノードの第1モード維持時間を変更する時間変更部;前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する目的地ノード判別部;前記第1ノードが前記目的地ノードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別する中継ノード判別部;および優先順位がより低いと判別されるか、前記第1ノードが中継ノードではないと判別されれば、前記第1データを廃棄し、前記第1ノードが前記目的地ノードであると判別されれば、前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記中継ノードであると判別されれば、第2ノードに前記第1データを転送するデータ処理部を含む。
好ましくは、前記第1ノードのモード値が前記第2モードであれば、前記処理部は、前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1データを最初生成したソースノードのうちの優先順位のより低くないノードを前記第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定する設定ノード指定部;前記指定されたノードを通じて前記第1ノードを前記第1モードに変換するモード変換部;前記変換されたモードを維持する時間を設定する時間設定部;前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する目的地ノード判別部;前記第1ノードが前記目的地ノードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別する中継ノード判別部;および前記第1ノードが前記目的地ノードであると判別されれば、前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記中継ノードであると判別されれば、第2ノードに前記第1データを転送し、前記第1ノードが前記中継ノードではないと判別されれば、前記第1データを廃棄するデータ処理部を含む。
好ましくは、前記データ処理装置は、前記第2データを受信する第2データ受信部をさらに含み、前記第2データを受信したものが前記第1ノードである時、前記処理部は、測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか否かを判別するモード判別部;第1モードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する目的地ノード判別部;目的地ノードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データを中継する中継ノードであるか否かを判別する中継ノード判別部;および第1モードと判別されるか、前記第1ノードが前記中継ノードではないと判別されれば、前記第2データを廃棄し、前記第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、前記第2データをユーザに提供し、前記第1ノードが中継ノードであると判別されれば、第2ノードに前記第2データを転送するデータ処理部を含む。
本発明は、ノードの沈黙モードを利用して、緊急な音声データと一般データを区分してデータ処理を行うことによって次のような効果を得ることができる。第1に、ネットワークを介した優先順位の高いノードの緊急な音声データ伝達時のトラフィック経路に対する干渉を除去することができる。第2に、音声データの伝達遅延や伝達損失を除去することができる。
本発明の好ましい実施形態によるアドホックネットワークにおけるデータ処理装置を概略的に示すブロック図である。 本発明の好ましい実施形態によるアドホックネットワークにおけるデータ処理方法を示すフローチャートである。 アドホックネットワークの構成図である。 ソースノードが音声データ送信のために音声PTTをオンにする場合の動作流れを示す図である。 ノードの沈黙モードと一般モード間の関係を示す図である。 本ノードから一般データを生成する場合の動作流れを示す図である。 一般データを受信する場合の動作流れを示す図である。 音声データを受信する場合の動作流れを示す図である。 音声データ伝達後ノード別沈黙モード設定ノードに関連した図である。
以下、本発明の好ましい実施形態について添付図面を参照してより詳細に説明する。先ず、各図面の構成要素に参照符号を付する際、同一の構成要素に対しては他の図面上に表示する際にも可能な限り同一の符号を付するようにしていることに留意しなければならない。また、本発明を説明するにおいて、関連した公知構成または機能に対する具体的な説明が本発明の要旨を濁す恐れがあると判断した場合にはその詳細な説明は省略する。また、以下では本発明の好ましい実施形態を説明するが、本発明の技術的思想はこれに限定もしくは制限されず、当業者によって変形されて様々に実施できることは勿論である。
図1は、本発明の好ましい実施形態によるアドホックネットワークにおけるデータ処理装置を概略的に示すブロック図である。図1によれば、アドホックネットワークにおけるデータ処理装置100は、決定部110、測定部120、処理部130、電源部140、および主制御部150を含む。
本実施形態は、アドホックネットワークにおいて、緊急データを伝達する時に緊急データトラフィック経路が干渉に影響を受けないようにするために、優先順位に基づき、ノードの沈黙モードを活用する方法と関連したものである。本実施形態は、MANET(Mobile Ad−hoc NETwork)において緊急な音声データを伝達する時に適用することができ、優先順位の高いノードに緊急な音声データを伝達する時にトラフィック経路に対する干渉、伝達遅延などの損失問題を最小化することができる。
決定部110は、第1データ、第1データより優先順位の低い第2データのうちのどの1つのデータを生成するかを決定する機能を果たす。予め定められた基準に従い、第1データは第2データより優先順位がより高く策定される。本実施形態において、第1データとしては音声データ、特に緊急な音声データがあり、第2データは緊急な音声データを除いたデータであって、画像データ、文字/記号/符号データなどがある。しかし、本実施形態は必ずしもこれらに限定される必要はない。
測定部120は、決定部110の決定によって特定データ(第1データまたは第2データ)が生成されれば、生成された特定データを現在保有した第1ノードの駆動と関連したモード値を測定する機能を果たす。本実施形態において、データ処理装置100は、第1データを生成する第1データ生成部(図示せず)、第2データを生成する第2データ生成部(図示せず)などをさらに含むことができる。
処理部130は、生成されたデータの内容と測定部120によって測定されたモード値を考慮して、生成されたデータを処理する機能を果たす。
電源部140は、データ処理装置100を構成する各部に電源を供給する機能を果たす。
主制御部150は、データ処理装置100を構成する各部の全体作動を制御する機能を果たす。
データ処理装置100は、アドホックネットワークを構成する各々のノード、例えば、第1ノードに備えられることができる。この時、アドホックネットワークを構成する各々のノードは移動性を備えたノードであってもよい。第1データ生成部によって第1データを生成したものが第1ノードであれば、処理部130は、モード変換部(図示せず)、目的地ノード判別部(図示せず)、データ処理部(図示せず)などを含むことができる。
モード変換部は、測定された第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合しない第2モードであれば、第1ノードのモード値を第1データ処理基準に符合する第1モードに変換する機能を果たす。本実施形態において、第1モードは沈黙モードをいう。詳しくは、第1データ処理基準で緊急な音声データを伝達するための条件が形成された沈黙モードをいう。第2モードは沈黙モードを除いたモードであって、一般モードとみることができる。
測定された第1ノードのモード値が第2モードであれば、モード変換部は、設定ノード指定部(図示せず)、変換部(図示せず)、時間設定部(図示せず)などを含むことができる。設定ノード指定部は、第1データを最終受信する目的地ノードと第1ノードのうちの優先順位のより高いノードを第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定する機能を果たす。目的地ノードと第1ノードの優先順位が同等であれば、設定ノード指定部は、目的地ノードと第1ノードのうちの任意のノードをモード設定ノードに指定する。変換部は、指定されたノードを通じて第1ノードを第1モードに変換する機能を果たす。時間設定部は、変換されたモードを維持する時間を設定する機能を果たす。
測定された第1ノードのモード値が第1モードである時、モード変換部は、優先順位判別部(図示せず)、設定ノード指定部(図示せず)、時間変更部(図示せず)などを含むことができる。優先順位判別部は、第1データを最終受信する目的地ノードと第1ノードのうちの少なくとも1つのノードが、第1ノードを第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別する機能を果たす。本実施形態において、優先順位判別部は、優先順位判別基準として予め定められたルーティングプロトコルに応じたデータ転送優先順位を利用する。設定ノード指定部は、優先順位判別部の判別に応じ、優先順位がより高いか同等であれば、目的地ノードと第1ノードのうちの優先順位のより高いノードをモード設定ノードに指定する機能を果たす。目的地ノードと第1ノードの優先順位が同等であれば、設定ノード指定部は、目的地ノードと第1ノードのうちの任意のノードをモード設定ノードに指定する。時間変更部は、指定されたノードを通じて第1ノードの第1モード維持時間を変更する機能を果たす。一方、処理部130は、優先順位判別部の判別に応じ、優先順位がより低ければ第1データを廃棄する。
目的地ノード判別部は、第1ノードが第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する機能を果たす。
データ処理部は、第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、第1データを第1ノードのユーザに提供し、第1ノードが目的地ノードではないと判別されれば、第2ノードに第1データを転送する機能を果たす。
第2データ生成部によって第2データを生成したものが第1ノードであれば、この時、処理部130は、目的地ノード判別部(図示せず)、データ処理部(図示せず)などを含むことができる。
目的地ノード判別部は、測定された第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードでなければ、第1ノードが第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する機能を果たす。
データ処理部は、第1ノードのモード値が第1モードであれば、第2データを廃棄し、第1ノードのモード値が第2モードであり、第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、第2データを第1ノードのユーザに提供し、第1ノードが目的地ノードではないと判別されれば、第2ノードに第2データを転送する機能を果たす。
一方、第1ノードは第1データ、すなわち、緊急な音声データを生成せず、このデータを受信するノードであってもよい。本実施形態において、データ処理装置100は、この点を考慮し、第1データ生成部や第2データ生成部の代わりに、第1データ受信部(図示せず)や第2データ受信部(図示せず)を含むことができる。第1データ受信部は第1データを受信する機能を果たし、第2データ受信部は第2データを受信する機能を果たす。
第1データ受信部によって第1データを受信するものが第1ノードであれば、処理部130は、測定された第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか、第1データ処理基準に符合しない第2モードであるかによって第1データを処理する。
この時、第1ノードのモード値が前記第1モードであれば、処理部130は、優先順位判別部(図示せず)、設定ノード指定部(図示せず)、時間変更部(図示せず)、目的地ノード判別部(図示せず)、中継ノード判別部(図示せず)、データ処理部(図示せず)などを含むことができる。
優先順位判別部は、第1データを最終受信する目的地ノードと第1データを最初生成したソースノードのうちの少なくとも1つのノードが、第1ノードを第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別する機能を果たす。
設定ノード指定部は、優先順位がより高いか同等であると判別されれば、目的地ノードとソースノードのうちの優先順位のより高いノードをモード設定ノードに指定する機能を果たす。目的地ノードとソースノードの優先順位が同等であれば、設定ノード指定部は、目的地ノードとソースノードのうちの任意のノードをモード設定ノードに指定する機能を果たす。
時間変更部は、指定されたノードを通じて第1ノードの第1モード維持時間を変更する機能を果たす。
目的地ノード判別部は、第1ノードが第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する機能を果たす。
中継ノード判別部は、第1ノードが目的地ノードではないと判別されれば、第1ノードが第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別する機能を果たす。
データ処理部は、優先順位のより低いと判別されるか、第1ノードが中継ノードではないと判別されれば、第1データを廃棄し、第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、第1データをユーザに提供し、第1ノードが中継ノードであると判別されれば、第2ノードに第1データを転送する機能を果たす。
一方、第1ノードのモード値が第2モードであれば、処理部130は、設定ノード指定部、モード変換部、時間設定部、目的地ノード判別部、中継ノード判別部、データ処理部などを含むことができる。
設定ノード指定部は、第1データを最終受信する目的地ノードと第1データを最初生成したソースノードのうちの優先順位のより高いノードを第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定する機能を果たす。
モード変換部は、指定されたノードを通じて第1ノードを第1モードに変換する機能を果たす。
時間設定部は、変換されたモードを維持する時間を設定する機能を果たす。
目的地ノード判別部は、第1ノードが第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する機能を果たす。
中継ノード判別部は、第1ノードが目的地ノードではないと判別されれば、第1ノードが第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別する機能を果たす。
データ処理部は、第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、第1データをユーザに提供し、第1ノードが中継ノードであると判別されれば、第2ノードに第1データを転送し、第1ノードが中継ノードではないと判別されれば、第1データを廃棄する機能を果たす。
第2データ受信部を通じて第2データを受信するものが第1ノードであれば、処理部130は、モード判別部、目的地ノード判別部、中継ノード判別部、データ処理部などを含むことができる。
モード判別部は、測定された第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか否かを判別する機能を果たす。
目的地ノード判別部は、第1モードではないと判別されれば、第1ノードが第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する機能を果たす。
中継ノード判別部は、目的地ノードではないと判別されれば、第1ノードが第2データを中継する中継ノードであるか否かを判別する機能を果たす。
データ処理部は、第1モードと判別されるか、第1ノードが中継ノードではないと判別されれば、第2データを廃棄し、第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、第2データをユーザに提供し、第1ノードが中継ノードであると判別されれば、第2ノードに第2データを転送する機能を果たす。
次に、アドホックネットワークにおいて、データ処理装置100のデータ処理方法について説明する。図2は、本発明の好ましい実施形態によるアドホックネットワークにおけるデータ処理方法を示すフローチャートである。
本実施形態によるアドホックネットワークにおいては、第1データを音声データとし、第2データを音声データを除いた他のデータとする。音声データを除いた他のデータは、例えば、画像データ、文字/記号/符号データなどである。また、本実施形態によるアドホックネットワークに備えられた少なくとも1つのノードは移動可能なノードである。以下、説明は図2を参照する。
先ず、決定部110は、第1データ、および第1データより優先順位の低い第2データのうちのどの1つのデータを生成するかを決定する(S200)。
その次、前記決定によって特定データが生成されれば、測定部120は、アドホックネットワークを構成する第1ノードの駆動と関連したモード値を測定する(S210)。本実施形態において、第1ノードは生成された特定データを現在所有したものであり、前記特定データを生成したノードであるか、前記特定データを他のノードから受信したノードである。
その次、処理部130は、生成されたデータの内容と測定されたモード値を考慮して、生成されたデータを処理する(S220)。
どのデータを生成するかを決定(S200)した後、第1データ生成部が第1データを生成することができる。第1データを生成したものが第1ノードであれば、処理部130のデータ処理過程(S220)は次の通りである。
第1ステップにおいて、測定された第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合しない第2モードであれば、モード変換部は、第1ノードのモード値を第1データ処理基準に符合する第1モードに変換する。
第1ノードのモード値を第1モードに変換する時には、設定ノード指定部が、第1データを最終受信する目的地ノードと第1ノードのうちの優先順位のより高いノードを第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定する。目的地ノードと第1ノードの優先順位が同等であれば、設定ノード指定部は、目的地ノードと第1ノードのうちの任意のノードをモード設定ノードに指定する機能を果たす。その次、変換部は、指定されたノードを通じて第1ノードを第1モードに変換し、時間設定部は、変換されたモードを維持する時間を設定する。
一方、第1ステップで測定された第1ノードのモード値が第1モードであれば、モード変換部の優先順位判別部は、第1データを最終受信する目的地ノードと第1ノードのうちの少なくとも1つのノードが、第1ノードを第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別する。この時、優先順位判別基準として予め定められたルーティングプロトコルに応じたデータ転送優先順位を利用することができる。その次、優先順位がより高いか同等であれば、設定ノード指定部は、目的地ノードと第1ノードのうちの優先順位のより高いノードをモード設定ノードに指定し、時間変更部は、指定されたノードを通じて第1ノードの第1モード維持時間を変更する。目的地ノードと第1ノードの優先順位が同等であれば、設定ノード指定部は、目的地ノードと第1ノードのうちの任意のノードをモード設定ノードに指定する機能を果たす。その反面、優先順位がより低ければ、処理部130は第1データを廃棄する。
第1ステップ後、第2ステップにおいて、目的地ノード判別部は、第1ノードが第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する。
その次、第3ステップにおいて、第1ノードが目的地ノードであれば、データ処理部は第1データをユーザに提供し、第1ノードが目的地ノードでなければ、データ処理部は第2ノードに第1データを転送する。
一方、第2データを生成したものが第1ノードであれば、処理部130のデータ処理過程(S220)は次の通りである。
第1ステップにおいて、測定された第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであれば、処理部130は、第2データを廃棄し、第1ノードのモード値が第2モードであれば、目的地ノード判別部は、第1ノードが第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する。
その次、第2ステップにおいて、第1ノードが目的地ノードであれば、データ処理部は第2データを第1ノードのユーザに提供し、第1ノードが目的地ノードでなければ、データ処理部は第2ノードに第2データを転送する。
一方、第1データを受信するものが第1ノードであれば、処理部130は、測定された第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか、第1データ処理基準に符合しない第2モードであるかによって第1データを処理する。詳しくは、次の通りである。
第1ノードのモード値が第1モードであれば、優先順位判別部は、第1データを最終受信する目的地ノードと第1データを最初生成したソースノードのうちの少なくとも1つのノードが、第1ノードを第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別する。その次、優先順位がより高いか同等であれば、設定ノード指定部は、目的地ノードとソースノードのうちの優先順位のより高いノードをモード設定ノードに指定し、時間変更部は、指定されたノードを通じて第1ノードの第1モード維持時間を変更する。目的地ノードとソースノードの優先順位が同等であれば、設定ノード指定部は、目的地ノードとソースノードのうちの任意のノードをモード設定ノードに指定する機能を果たす。その反面、優先順位がより低ければ、処理部130は第1データを廃棄する。その次、目的地ノード判別部は、第1ノードが第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する。その次、第1ノードが目的地ノードであれば、データ処理部は第1データをユーザに提供し、第1ノードが目的地ノードでなければ、データ処理部は第1ノードが第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別する。その次、第1ノードが中継ノードであれば、データ処理部は第2ノードに第1データを転送し、第1ノードが中継ノードでなければ、データ処理部は第1データを廃棄する。
第1ノードのモード値が前記第2モードであれば、設定ノード指定部は、第1データを最終受信する目的地ノードと第1データを最初生成したソースノードのうちの優先順位のより高いノードを第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定する。目的地ノードとソースノードの優先順位が同等であれば、設定ノード指定部は、目的地ノードとソースノードのうちの任意のノードをモード設定ノードに指定する機能を果たす。その次、モード変換部は、指定されたノードを通じて第1ノードを第1モードに変換し、時間設定部は、変換されたモードを維持する時間を設定する。その次、目的地ノード判別部は、第1ノードが第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する。その次、第1ノードが目的地ノードであれば、データ処理部は第1データをユーザに提供し、第1ノードが目的地ノードでなければ、データ処理部は第1ノードが第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別する。その次、第1ノードが中継ノードであれば、データ処理部は第2ノードに第1データを転送し、第1ノードが中継ノードでなければ、データ処理部は第1データを廃棄する。
一方、第2データを受信するものが第1ノードであれば、処理部130は次のような機能を順次遂行することができる。
第1ステップにおいて、モード判別部は、測定された第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか否かを判別する。その次、第2ステップにおいて、第1モードと判別されれば、データ処理部は第2データを廃棄し、第1モードではないと判別されれば、目的地ノード判別部は第1ノードが第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する。その次、第3ステップにおいて、第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、データ処理部は第2データを第1ノードのユーザに提供し、第1ノードが目的地ノードではないと判別されれば、中継ノード判別部は第1ノードが第2データを中継する中継ノードであるか否かを判別する。その次、第4ステップにおいて、第1ノードが中継ノードと判別されれば、データ処理部は第2ノードに第2データを転送し、第1ノードが中継ノードではないと判別されれば、データ処理部は第2データを廃棄する。
次に、図2を参照し、前述したアドホックネットワークにおけるデータ処理方法として一実施形態を挙げて説明する。
本実施形態においては、データ処理方法として、ネットワークを介した高い優先順位ノードの緊急な音声データの伝達時、他トラフィック経路からの干渉を除去するように沈黙モードを用いた音声データおよび一般データの生成および伝達方法を提案する。このような方法は、音声データのソースノードと目的地ノードの優先順位が考慮された緊急な音声データの伝達方法であり、色々なソースノードから音声トラフィックが発生する場合には、優先順位の高いソースノードの音声データを優先して伝達する。
図3は、アドホックネットワークの構成図である。ルーティングアルゴリズムによれば、ノード2をソースノードとし、ノード4を目的地ノードとする音声データのトラフィック経路を求めることができ、本実施形態においては、音声データのトラフィック経路が2−3−4ノードで構成されたものを例に挙げて説明する。また、ルーティングアルゴリズムにより、ノード10とノード13との間にも音声データのトラフィック経路が10−11−12−13ノードで構成された場合を例に挙げて説明する。
第1の音声データトラフィック経路(10−11−12−13ノードで構成)が存在する場合、新規音声データトラフィック経路(2−3−4ノードで構成)は10、11、12、13番ノードの転送距離内に各々4、3、2番ノードが位置して干渉を受け、また、その逆に第1の音声データトラフィック経路への干渉に影響を与えるようになる。
第1の音声データトラフィック経路に優先して第2の音声データトラフィック経路を通じて音声データがソースノード2から目的地ノード4に伝達されないと、ソースノード2番がノード10番より高い優先順位の音声データを伝達することができない。
本実施形態においては、音声データのソースノードと目的地ノードの優先順位が考慮された緊急な音声データの伝達方法を提案する。
ネットワーク上のノードのうちの音声データまたは一般データを送信するノードは、ルーティングアルゴリズムに応じてトラフィック経路の設定を始める。
トラフィック経路の設定が完了すれば、経路上の中継ノードは、ソースノードから伝達される音声データまたは一般データを目的地へ向かう次のノードに伝達する。
図4は、ソースノードが音声データ送信のために音声PTT(Push To Talk)をオンにする場合の動作流れを示す。沈黙モードはノードの次の特定状態を意味する。
−沈黙モードにおいて、ノードは一般データを送信することができない。
−沈黙モードにおいて、送信予定である音声データのソース/目的地のうちの高い優先順位のものが沈黙モード設定ノードより高いか同等である場合、目的地へ向かう次のホップノードに音声データの伝達が可能である。
−沈黙モードにおいて、送信予定である音声データのソース/目的地のうちの高い優先順位のものが沈黙モード設定ノードより低ければ、送信予定の音声データを廃棄する。
一方、一般モードにおいて、ノードは音声データおよび一般データを制約されることなく(ソース/目的地の優先順位に関係なく)送信可能である。次の条件により、ノードは一般モードから沈黙モードに入る。沈黙モードへの進入時の進入原因となる音声データのソースまたは目的地は沈黙モード設定ノードに指定される。
−初めにノードが音声データを受信したり生成したりする場合、ノードは一般モードから沈黙モードに入る。そして、沈黙モード終了タイマーをTquietに設定し、音声データのソース/目的地ノードのうちの優先順位の高いものを沈黙モード設定ノードに指定する(図5の条件1)。
−ノードが沈黙モードに入った後、沈黙モード中であるノードが音声データを受信したり生成したりする場合、沈黙モード設定ノードより音声データのソースまたは目的地ノードが同等または高い優先順位を有すれば、新たに沈黙モード設定ノードを音声データのソースまたは目的地のうちの高い優先順位のもので設定する。そして、沈黙モード終了タイマーをTquietに設定する(図5の条件2)。
−ノードが沈黙モードに入った後、沈黙モード中であるノードが音声データを受信したり生成したりする場合、沈黙モード設定ノードより音声データのソースおよび目的地ノードが低い優先順位を有すれば、現在の沈黙モード設定ノードと沈黙モード終了タイマーをそのままにする。ここで、Tquietは音声データの転送周期より大きい値に定める。
沈黙モードに入ったノードは、沈黙モード終了タイマー値が時間に応じて減少し、沈黙モードに再進入するようになれば、Tquiet値に再設定される。Tquiet経過時間の間に沈黙モードの再進入が起こらない場合には、すなわち、タイマー値が0になれば、ノードは沈黙モードから一般モードに入る(図5の条件3)。
図3において、ノード間通信が可能である場合には線で連結した。ノード2の場合には、1、3、6、12ノードと通信が可能であるため、相互間に線が存在する。一方、1、3、6、12ノードが同時にデータを送信すれば、ノード2は干渉によって受信が不可能となる。
本実施形態の効果を説明するために、図3のネットワーク構成図において、第1の一般データがソースノード6から中継ノード2を経て目的地ノード12に転送されると仮定する(図3のデータ経路1)。そして、他の音声データと一般データは伝達されないと仮定する。また、図3において、ノードの優先順位はノード番号と同じであると仮定する(低い番号が高い優先順位である)。
ノード6番が図6の(6−1)、(6−2)過程を経て中継ノード2番に一般データを伝達する。図6は、本ノードから一般データを生成する場合の動作流れに関するものである。
ノード6番から中継ノード2番に一般データを伝達する時、ノード5、7は同じ一般データを受信し、ノード5番と7番は図7における(7−1)、(7−2)、(7−3)過程により一般データを廃棄し、ノード2番は図7における(7−1)、(7−2)、(7−6)過程を経て目的地ノード12番に一般データを伝達する。図7は、一般データを受信する場合の動作流れに関するものである。
ノード2番から目的地ノード12番に一般データを伝達する時、ノード1、3、6番は図7における(7−1)、(7−2)、(7−3)過程により一般データを廃棄し、目的地ノード12番ノードは図7の(7−1)、(7−5)過程を経て一般データをユーザに伝達する。
図3のデータ経路1が存在する中、ソースノード10番から音声データを中継ノード11、12を経て目的地ノード13番に送ると仮定する。
ソースノード10番は(4−1)、(4−2)、(4−3)過程を経て中継ノード11番に音声データを伝達する。そして、ソースノード10番は(4−1)過程によって沈黙モードに入る。
(4−4)過程は、音声データをソースノードからループバックでユーザに伝達する時に利用される。
ソースノード10番が中継ノード11番に音声データを伝達する時、ノード4番は図8の(8−1)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程により受信音声データを廃棄し、ノード4番は(8−1)過程を経て沈黙モードに入り、中継ノード11番は図8の(8−1)、(8−2)、(8−3)、(8−8)過程を経てノード12番に音声データを伝達し、中継ノード11番は(8−1)過程を経て沈黙モードに入る。図8は、音声データを受信する場合の動作流れに関するものである。
中継ノード11番が中継ノード12番に音声データを伝達する時、ノード10番は図8の(8−5)、(8−6)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程を経て受信された音声データを廃棄し、ノード10番は図8の(8−6)過程を経て沈黙モードに再進入し、ノード3番は図8の(8−1)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程を経て受信された音声データを廃棄し、ノード3番は図8の(8−1)過程を経て沈黙モードに入り、ノード12番は図8の(8−1)、(8−2)、(8−3)、(8−8)過程を経て目的地ノード13番に音声データを伝達し、ノード12番は図8の(8−1)過程を経て沈黙モードに入る。
中継ノード12番が目的地ノード13番に音声データを伝達する時、ノード11番は図8の(8−5)、(8−6)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程を経て受信された音声データを廃棄し、ノード11番は図8の(8−6)過程を経て沈黙モードに再進入し、ノード2番は図8の(8−1)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程を経て受信された音声データを廃棄し、ノード2番は図8の(8−1)過程を経て沈黙モードに入り、目的地ノード13番は図8の(8−1)、(8−2)、(8−7)過程を経て受信された音声データを音声に変換してユーザに伝達し、目的地ノード13番は図8の(8−1)過程を経て沈黙モードに入る。
図3の音声経路2を通じて音声データをソースノード10番から目的地ノード13番に伝達する過程が完了すれば、図9に示すように、2、3、4、10、11、12、13ノードは沈黙モード設定ノードとして10番ノードを有する。図9は、音声データ伝達後ノード別沈黙モード設定ノードに関連した図である。この場合、既存のデータ経路1の中継ノード2番は沈黙モードに入り、データ経路1のソースノード6番から一般データを受信する場合、図7の(7−4)過程により、受信された一般データを廃棄する。図3の音声経路2の中継ノード12が目的地ノード13番にTquietより短い周期で音声データを連続的に伝達すれば、図3のデータ経路1の2番ノードが沈黙モードに持続的に入り、図3の音声経路2を通じ、ユーザは周辺ノードの干渉を受けることなく音声データをソースノードから目的地ノードに伝達することができる。
図3のデータ経路1と音声経路2が存在する中、ソースノード2から中継ノード3を経て目的地ノード4に音声データを送ると仮定する。ソースノード2番は図4の(4−5)、(4−6)、(4−2)、(4−3)を経て中継ノード3に音声データを伝達し、ソースノード2番は(4−1)過程により沈黙モードに再進入する。
ソースノード2番が中継ノード3番に音声データを伝達する時、ノード1番は図8の(8−1)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程を経て受信された音声データを廃棄し、ノード1番は図8の(8−1)過程により沈黙モードに入り、6番ノードも1番ノードと同様に動作し、ノード12番は図8の(8−5)、(8−6)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程により受信音声データを廃棄し、ノード12番は図8の(8−6)過程により沈黙モードに再進入し、中継ノード3番は図8の(8−5)、(8−6)、(8−2)、(8−3)、(8−8)過程を経て目的地ノード4に音声データを伝達し、中継ノード3番は図8の(8−6)過程により沈黙モードに再進入する。この場、ノード12番の沈黙モード設定ノードが10番ノードから2番ノードに変更され、ノード11番から伝達される図3の音声経路2上の音声データは図8の(8−5)、(8−9)を通じて廃棄される。
中継ノード3番が目的地ノード4番に音声データを伝達する時、ノード2番は図8の(8−5)、(8−6)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程を通じて受信された音声データを廃棄し、ノード2番は図8の(8−6)過程を経て沈黙モードに再進入し、ノード7番は図8の(8−1)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程を経て受信された音声データを廃棄し、ノード7番は図8の(8−1)過程を経て沈黙モードに入り、ノード11番は図8の(8−5)、(8−6)、(8−2)、(8−3)、(8−4)過程により受信音声データを廃棄し、目的地ノード4番は図8の(8−5)、(8−6)、(8−2)、(8−7)過程を経て受信された音声データを音声に変換してユーザに伝達し、目的地ノード4番は図8の(8−6)過程を経て沈黙モードに再進入する。
以上のように本実施形態で記述された方法によって図3の音声経路3の緊急な音声データの伝達時、他のノードの干渉影響を除去し、高い優先順位のノードが緊急な音声データのソースまたは目的地として定められる場合、緊急な音声データの伝達遅延を減らし、伝達損失に対する防止が可能である。
以上の説明は本発明の技術思想を例示的に説明したものに過ぎず、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者であれば、本発明の本質的な特性から逸脱しない範囲内で様々な修正、変更、および置き換えが可能である。したがって、本発明に開示された実施形態および添付した図面は本発明の技術思想を限定するためのものではなく説明するためのものであって、このような実施形態および添付した図面によって本発明の技術思想の範囲が限定されるものではない。本発明の保護範囲は下記の請求範囲によって解釈すべきであり、それと同等な範囲内にある全ての技術思想は本発明の権利範囲に含まれると解釈しなければならない。
本発明は、UWB(Ultra Wide Band)に基づく携帯用兵士通信システムに適用することができる。例えば、本発明は、MANETを構成する無線機間に音声データを伝達するのに適用することができる。
100 データ処理装置
110 決定部
120 測定部
130 処理部
140 電源部
150 主制御部

Claims (14)

  1. (a)第1データと前記第1データより優先順位低い第2データ中で、いずれかの1つのデータを生成または受信するかを決定するステップと、
    (b)前記決定による前記第1データまたは前記第2データを保有している第1ノードが、第1モードまたは第2モードで駆動中なのかを定義する、第1ノードのモード値を測定するステップと、
    (c)前記第1ノードが前記第1データを保有して前記第1ノードのモード値が前記第2モードであるならば、前記第1ノードのモード値を前記第1モードに変換して前記第1データを処理し、前記第1ノードが前記第2データを保有して前記第1ノードのモード値が前記第1モードであるならば、前記第2データを廃棄するステップと、
    を含むことを特徴とするアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  2. 前記(a)ステップと前記(b)ステップの中間ステップとして、
    前記第1データを生成するステップ
    を含み、
    前記第1データを生成したものが前記第1ノードである時、前記(c)ステップは、
    (ca)測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合しない第2モードであれば、前記第1ノードのモード値を前記第1データ処理基準に符合する第1モードに変換するステップと、
    (cb)前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップと、
    (cc)前記第1ノードが前記目的地ノードであれば、前記第1ノードが前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記目的地ノードでなければ、前記第1ノードが第2ノードに前記第1データを転送するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  3. 前記(ca)ステップは、
    (caa)前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1ノードのうちの優先順位のより高いノードを前記第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定するステップと、
    (cab)前記指定されたノードを通じて前記第1ノードを前記第1モードに変換し、前記変換されたモードを維持する時間を設定するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項2に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  4. 測定された前記第1ノードのモード値が前記第1モードである時、前記(ca)ステップは、
    (caa)前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1ノードのうちの少なくとも1つのノードが、前記第1ノードを前記第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別するステップと、
    (cab)前記(caa)ステップにおいて、優先順位がより高いか同等であれば、前記目的地ノードと前記第1ノードのうちの優先順位のより高いノードを前記モード設定ノードに指定するステップと、
    (cac)前記指定されたノードを通じて前記第1ノードの第1モード維持時間を変更するステップと、
    をさらに含み、
    前記(c)ステップにおいては、前記(caa)ステップにおいて、優先順位がより低ければ、前記第1ノードが前記第1データを廃棄することを特徴とする、請求項2に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  5. 前記(caa)ステップは、優先順位判別基準として予め定められたルーティングプロトコルに応じたデータ転送優先順位を利用することを特徴とする、請求項4に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  6. 前記(a)ステップと前記(b)ステップの中間ステップとして、
    前記第2データを生成するステップ
    を含み、
    前記第2データを生成したものが前記第1ノードである時、前記(c)ステップは、
    (ca)測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであれば、前記第1ノードが前記第2データを廃棄し、前記第1ノードのモード値が第2モードであれば、前記第1ノードが前記第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップと、
    (cb)前記第1ノードが前記目的地ノードであれば、前記第1ノードが前記第2データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記目的地ノードでなければ、前記第1ノードが第2ノードに前記第2データを転送するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  7. 前記(a)ステップと前記(b)ステップの中間ステップとして、
    前記第1データを受信するステップ
    を含み、
    前記第1データを受信したものが前記第1ノードである時、前記(c)ステップは、測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか、前記第1データ処理基準に符合しない第2モードであるかより、前記第1データを処理することを特徴とする、請求項1に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  8. 前記第1ノードのモード値が前記第1モードであれば、前記(c)ステップは、
    (ca)前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1データを最初生成したソースノードのうちの少なくとも1つのノードが、前記第1ノードを前記第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別するステップと、
    (cb)前記(ca)ステップにおいて、優先順位がより高いか同等であれば、前記目的地ノードと前記ソースノードのうちの優先順位のより高いノードを前記モード設定ノードに指定し、前記指定されたノードを通じて前記第1ノードの第1モード維持時間を変更し、前記(ca)ステップにおいて、優先順位がより低ければ、前記第1ノードが前記第1データを廃棄するステップと、
    (cc)前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップと、
    (cd)前記第1ノードが前記目的地ノードであれば、前記第1ノードが前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記目的地ノードでなければ、前記第1ノードが前記第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別するステップと、
    (ce)前記第1ノードが前記中継ノードであれば、前記第1ノードが第2ノードに前記第1データを転送し、前記第1ノードが前記中継ノードでなければ、前記第1データを廃棄するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項7に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  9. 前記第1ノードのモード値が前記第2モードであれば、前記(c)ステップは、
    (ca)前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1データを最初生成したソースノードのうちの優先順位のより高いノードを前記第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定するステップと、
    (cb)前記指定されたノードを通じて前記第1ノードを前記第1モードに変換し、前記変換されたモードを維持する時間を設定するステップと、
    (cc)前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップと、
    (cd)前記第1ノードが前記目的地ノードであれば、前記第1ノードが前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが前記目的地ノードでなければ、前記第1ノードが前記第1データを中継する中継ノードであるか否かを判別するステップと、
    (ce)前記第1ノードが前記中継ノードであれば、第2ノードに前記第1データを転送し、前記第1ノードが前記中継ノードでなければ、前記第1データを廃棄するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項7に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  10. 前記(a)ステップと前記(b)ステップの中間ステップとして、
    前記第2データを受信するステップ
    を含み、
    前記第2データを受信したものが前記第1ノードである時、前記(c)ステップは、
    (ca)測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合する第1モードであるか否かを判別するステップと、
    (cb)第1モードと判別されれば、前記第2データを廃棄し、第1モードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別するステップと、
    (cc)目的地ノードと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データをユーザに提供し、目的地ノードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データを中継する中継ノードであるか否かを判別するステップと、
    (cd)中継ノードと判別されれば、前記第1ノードが第2ノードに前記第2データを転送し、中継ノードではないと判別されれば、前記第1ノードが前記第2データを廃棄するステップと、
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理方法。
  11. 第1データと前記第1データより優先順位低い第2データ中で、いずれかの1つのデータを生成または受信するかを決定する決定部と、
    前記決定による前記第1データまたは前記第2データを保有している第1ノードが、第1モードまたは第2モードで駆動中なのかを定義する、第1ノードのモード値を測定する測定部と、
    前記第1ノードが前記第1データを保有して前記第1ノードのモード値が前記第2モードであるならば、前記第1ノードのモード値を前記第1モードに変換して前記第1データを処理し、前記第1ノードが前記第2データを保有して前記第1ノードのモード値が前記第1モードであるならば、前記第2データを廃棄する処理部と、
    を含むことを特徴とするアドホックネットワークにおけるデータ処理装置。
  12. 前記第1データを生成する第1データ生成部
    をさらに含み、
    前記第1データを生成したものが前記第1ノードである時、前記処理部は、
    測定された前記第1ノードのモード値が予め定められた第1データ処理基準に符合しない第2モードであれば、前記第1ノードのモード値を前記第1データ処理基準に符合する第1モードに変換するモード変換部と、
    前記第1ノードが前記第1データを最終受信する目的地ノードであるか否かを判別する目的地ノード判別部と、
    前記第1ノードが目的地ノードであると判別されれば、前記第1データをユーザに提供し、前記第1ノードが目的地ノードではないと判別されれば、第2ノードに前記第1データを転送するデータ処理部と、
    を含むことを特徴とする、請求項11に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理装置。
  13. 前記モード変換部は、
    前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1ノードのうちの優先順位のより高いノードを前記第1ノードのモード変換を設定するモード設定ノードに指定する設定ノード指定部と、
    前記指定されたノードを通じて前記第1ノードを前記第1モードに変換する変換部と、
    前記変換されたモードを維持する時間を設定する時間設定部と、
    を含むことを特徴とする、請求項12に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理装置。
  14. 測定された前記第1ノードのモード値が前記第1モードである時、前記モード変換部は、
    前記第1データを最終受信する目的地ノードと前記第1ノードのうちの少なくとも1つのノードが、前記第1ノードを前記第1モードに変換させたモード設定ノードより優先順位がより高いか同等であるかを判別する優先順位判別部と、
    前記判別により、優先順位がより高いか同等であれば、前記目的地ノードと前記第1ノードのうちの優先順位のより高いノードを前記モード設定ノードに指定する設定ノード指定部と、
    前記指定されたノードを通じて前記第1ノードの第1モード維持時間を変更する時間変更部と、
    を含み、
    前記処理部は、前記判別により、優先順位がより低ければ、前記第1データを廃棄することを特徴とする、請求項12に記載のアドホックネットワークにおけるデータ処理装置。
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