JP5240028B2 - 画像処理装置および画像処理部の制御方法 - Google Patents

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Description

この発明は、画像処理装置および画像処理部の制御方法に関し、特に、複数の入出力と複数の信号処理ブロックをマトリクススイッチャを介して接続してなる画像処理装置等に関する。
従来、エフェクトスイッチャと称される画像処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。この画像処理装置は、番組制作時、あるいは放送時に、画像を切り換えること、キーイングにより画像に字幕を重畳すること、あるいは画面の一部に別の子画面を配置すること等の特殊効果処理を行う。
図18は、従来の画像処理装置200の構成例を示している。この画像処理装置200は、画像処理部201と、制御部202と、ユーザ操作部203と、表示部204を有している。
制御部202は、画像処理部201の動作を制御する。ユーザ操作部203および表示部204は、ユーザインタフェースを構成し、制御部202に接続されている。そして、画像処理部201は、入力端子211-1〜211-6と、マトリクススイッチャ212と、信号処理ブロック(M/E:ミクサー・キーヤー)213-1〜213-3と、出力ブロック214と、出力端子215-1〜215-3を有している。
入力端子211-1〜211-6は、外部機器からの画像信号(映像素材)を入力するための端子である。ここで、外部機器は、素材再生用の再生機、文字発生器、CG装置などである。出力端子215-1〜215-3は、外部機器への画像信号を出力するための端子である。信号処理ブロック213-1〜213-3は、キー合成、ワイプなどの信号処理を行う。出力ブロック214は、位相合わせ(1ライン遅れ)と信号規格への適合化を行うと共に、出力用の信号処理も行う。
マトリクススイッチャ212は、外部入力および内部信号処理ブロックからのリエントリ入力の中から、内部信号処理ブロックおよび出力ブロックへ選択した信号を供給する。このマトリクススイッチャ212は、図示は省略するが、以下のような構成となっている。すなわち、マトリクススイッチャ212は、一方向に配列された複数の入力線と、この入力線と交差して他方向に配列された複数の出力線と、入力線および出力線が交差する各クロスポイントで入力線と出力線の接続を行う複数のクロスポイントスイッチとにより構成されている。
入力端子211-1〜211-6は、マトリクススイッチャ212の入力線の一部に接続されている。また、信号処理ブロック213-1〜213-3の入力側はマトリクススイッチャ212の出力線の一部に接続され、その出力側はリエントリ経路により、マトリクススイッチャ212の入力線の一部に接続されている。また、出力ブロック214の入力側はマトリクススイッチャ212の出力線の一部に接続され、その出力側から出力端子215-1〜215-3が導出されている。
特開2007−325112号公報
図18に示す画像処理装置200の画像処理部201では、信号処理ブロック213-1〜213-3の出力信号をマトリクススイッチャ212へのリエントリ入力とするためのリエントリ経路が設けられている。
出力ブロック214の特定機能部の出力信号を、信号処理ブロック213-1〜213-3の出力信号と同様に、内部信号処理経路の上流側で使用したい場合がある。しかし、図18の画像処理装置201の画像処理部201では、出力ブロック214の出力信号に関しては、リエントリ経路が設けられておらず、出力ブロック214の特定機能部を、内部信号処理経路の上流あるいは途中で使用することはできない。
そこで、出力端子215-1〜215-3のうち、出力ブロック214の特定機能部からの出力信号が出力される出力端子を、外部ケーブルで、入力端子211-1〜211-6のいずれかに接続することが考えられる。画像処理部201では画像処理に時間を要し、また、システムを簡便にしたいことから、一般に、出力端子215-1〜215-3に出力される画像信号は、リファレンス信号に対して、1ライン遅れに設定されている。そのため、上述したように、出力ブロック214の特定機能部の出力信号を出力端子から外部ケーブルを介して入力端子に入力する場合には、当該出力信号の総和が1ラインを越え、システムが成り立たなくなる。
そこで、図19に示す画像処理装置200Aが考えられる。この図19において、図18と対応する部分には同一符号を付して示している。この画像処理装置200Aの画像処理部201Aにおいては、出力ブロック214の特定機能部の1ライン遅れにする前の出力信号をリエントリ入力とするためのリエントリ経路216が設けられている。この図19に示す画像処理装置200Aにおいては、画像処理部201Aにリエントリ経路216のための内部配線が新たに必要となり、また、マトリクスイッチャ212の外部入力への割り当てが減ってしまうという不都合がある。
また、図20に示す画像処理装置200Bが考えられる。この図20において、図19と対応する部分には同一符号を付して示している。この画像処理装置200Bの画像処理部201Bにおいては、出力ブロック214の特定機能部の1ライン遅れにする前の出力信号をリエントリ入力とするためのリエントリ経路216と、このリエントリ入力と外部入力とを切り換えるためのスイッチ回路217が設けられている。この図20に示す画像処理装置200Bにおいては、マトリクスイッチャ212の外部入力への割り当てが減ることはないが、画像処理部201Bにリエントリ経路216のための内部配線の他に、さらに、スイッチ回路217が新たに必要となる。
この発明の目的は、ハードウェア構成を変更することなく、出力ブロックの所定機能部を内部信号処理経路の上流側で使用可能とすることにある。
この発明の概念は、
一方向に配列された複数の入力線と、該入力線と交差して他方向に配列された複数の出力線と、入力線と出力線が交差する各クロスポイントで該入力線と該出力線の接続を行う複数のクロスポイントスイッチとよりなるマトリクススイッチャ、
上記マトリックススイッチャの上記入力線の一部に接続された複数の入力端子、
入力側に上記マトリックススイッチャの上記出力線の一部が接続され、出力側がリエントリ経路により上記マトリックススイッチャの上記入力線の一部に接続された信号処理ブロック、
入力側に上記マトリックススイッチャの上記出力線の一部が接続された出力ブロック、および
上記出力ブロックの出力側に接続された複数の出力端子を有する画像処理部と、
上記複数の出力端子から選択された第1の端子および上記複数の入力端子から選択された第2の端子の外部ケーブルによる接続に対応して、上記第1の端子を外部リエントリ出力端子として設定し、上記第2の端子を外部リエントリ入力端子として設定する外部リエントリ設定部と、
上記マトリクススイッチャの各クロスポイントの接続設定情報および上記外部リエントリ設定部の設定情報に基づいて、上記信号処理ブロックおよび上記出力ブロックの上記外部リエントリ出力端子に対応する特定機能部が、内部信号処理経路の何段目にあるかを示すリエントリ段数情報を生成するリエントリ段数情報生成部と、
上記リエントリ段数情報生成部で生成されたリエントリ段数情報に基づいて、上記信号処理ブロックおよび上記出力ブロックの特定機能部の信号処理と出力の位相を設定する位相制御部と
を備える画像処理装置にある。
この発明においては、画像処理部において、出力ブロックの特定機能部に対応した出力端子(第1の端子)が外部ケーブルを介して所定の入力端子(第2の端子)に接続されることで、この特定機能部を内部信号処理経路の上流側で使用することが可能とされる。この特定機能部としては、例えば、ダウンストリームキーヤーの処理部などがある。
この特定機能部を内部信号処理経路の上流側で使用するために、外部リエントリ設定部により、第1の端子は外部リエントリ出力端子として設定され、第2の端子は外部リエントリ入力端子として設定される。この設定により、出力ブロックの特定機能部は、信号処理ブロックと同様の取り扱いがなされる。
すなわち、エントリ情報生成部により、マトリクススイッチャの各クロスポイントの接続設定情報および外部リエントリ設定部の設定情報に基づいて、信号処理ブロックおよび出力ブロックの特定機能部が、内部信号処理経路の何段目にあるかを示すリエントリ段数情報が生成される。この場合、例えば、信号処理ブロックおよび出力ブロックの特定機能部が信号処理経路の何段目にあるかは、信号処理ブロックまたは特定機能部で使用する全ての信号のリエントリ段数の最大値に基づいて確定される。そして、このエントリ設定情報に基づいて、位相制御部により、信号処理ブロックおよび出力ブロックの特定機能部の信号処理と出力の位相が制御される。
上述したように、この発明においては、出力ブロックの特定機能部に対応した出力端子(第1の端子)が外部ケーブルを介して所定の入力端子(第2の端子)に接続されるとき、対応した外部リエントリの入出力端子の設定に基づいて、出力ブロックの特定機能部は、信号処理ブロックと同様の取り扱いがなされる。したがって、画像処理部のハードウェア構成を変更することなく、出力ブロックの特定機能部を、内部信号処理経路の上流側で使用することが可能となる。
この発明によれば、出力ブロックの特定機能部を内部信号処理経路の上流側で使用するために、この特定機能部に対応した出力端子(第1の端子)が外部ケーブルを介して所定の入力端子(第2の端子)に接続されるとき、その接続に対応して外部リエントリの入出力端子の設定が行われ、出力ブロックの特定機能部が信号処理ブロックと同様の取り扱いがなされる。したがって、画像処理部のハードウェア構成を変更することなく、出力ブロックの特定機能部を内部信号処理経路の上流側で使用可能となる。
実施の形態としての画像処理装置の構造例を示すブロック図である。 出力ブロックの特定機能部の一例を示す図である。 表示部に表示される外部リエントリの設定画面の一例を示す図である。 信号処理ブロックおよび出力ブロック114の構成例を示すブロック図である。 制御部(CPU)における位相制御の処理手順を説明するためのフローチャートである。 制御部のリエントリ段数情報の生成処理を説明するためのフローチャートである。 制御部の位相制御処理を説明するためのフローチャートである。 外部ケーブルによる入出力端子の接続による外部リエントリがない場合の位相制御例を示す図である。 外部ケーブルによる入出力端子の接続による外部リエントリがある場合の位相制御例を示す図である。 画像処理部における具体的な画像合成の一例を示す図である。 合成画像を作る場合の全体構成を示す図である。 出力ブロックを最終段で使用する場合の画像合成例(例1)を示す図である。 出力ブロックを最終段で使用する場合の画像合成例を実現する場合におけるマトリクススイッチャの各クロスポイントの接続設定を示す図である。 出力ブロックを最終段で使用する場合の画像合成例を実現する場合における各ブロックの位相制御(TBCの遅延量設定)の例を示す図である。 出力ブロックを経路途中で使用する場合の画像合成例(例2)を示す図である。 出力ブロックを経路途中で使用する場合の画像合成例を実現する場合におけるマトリクススイッチャの各クロスポイントの接続設定を示す図である。 出力ブロックを経路途中で使用する場合の画像合成例を実現する場合における各ブロックの位相制御(TBCの遅延量設定)の例を示す図である。 従来の画像処理装置の構成例を示すブロック図である。 画像処理装置の他の構成例を示すブロック図である。 画像処理装置の他の構成例を示すブロック図である。
以下、発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」とする)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.実施の形態
2.変形例
<1.実施の形態>
[画像処理装置の構成]
図1は、実施の形態としての画像処理装置100の構成例を示している。この画像処理装置100は、画像処理部101と、制御部102と、ユーザ操作部103と、表示部104を有している。
制御部102は、画像処理部101の動作を制御する。ユーザ操作部103および表示部104は、ユーザインタフェースを構成し、制御部102に接続されている。そして、画像処理部101は、入力端子111-1〜111-6と、マトリクススイッチャ112と、信号処理ブロック(M/E:ミクサー・キーヤー)113-1〜113-3と、出力ブロック114と、出力端子115-1〜115-8を有している。
入力端子111-1〜111-6は、外部機器からの画像信号(映像素材)を入力するための端子である。ここで、外部機器は、例えば、素材再生用の再生機、文字発生器、CG装置などである。出力端子115-1〜115-3は、外部機器への画像信号を出力するための端子である。信号処理ブロック113-1〜113-3は、キー合成、ワイプなどの信号処理を行う。出力ブロック114は、位相合わせ(1ライン遅れ)と信号規格への適合化を行うと共に、出力用の信号処理も行う。
マトリクススイッチャ112は、外部入力および内部信号処理ブロックからのリエントリ入力の中から、内部信号処理ブロックおよび出力ブロックへ選択した信号を供給する。このマトリクススイッチャ112は、図示は省略するが、以下のような構成となっている。すなわち、マトリクススイッチャ112は、一方向に配列された複数の入力線と、この入力線と交差して他方向に配列された複数の出力線と、入力線および出力線が交差する各クロスポイントで入力線と出力線の接続を行う複数のクロスポイントスイッチとにより構成されている。
入力端子111-1〜111-6は、マトリクススイッチャ112の入力線の一部に接続されている。また、信号処理ブロック113-1〜113-3の入力側はマトリクススイッチャ112の出力線の一部に接続され、その出力側はリエントリ経路により、マトリクススイッチャ112の入力線の一部に接続されている。また、出力ブロック114の入力側はマトリクススイッチャ112の出力線の一部に接続され、その出力側から出力端子115-1〜115-8が導出されている。
[外部接続による出力信号リエントリ]
図1に示す画像処理装置100における外部接続による出力信号リエントリについて説明する。この画像処理装置100において、画像処理部101の出力ブロック114の特定機能部を、内部信号処理経路の上流側で使用する場合、ユーザは、第1の端子および第2の端子を外部ケーブル116により接続する。
ここで、第1の端子は、出力端子115-1〜115-8のうち、出力ブロック114の特定機能部の出力信号が出力される出力端子である。また、第2の端子は、この第1の端子に出力される特定機能部の出力信号をリエントリ入力として入力すべきマトリクススイッチャ112の入力線に接続されている入力端子である。
図示のケーブル接続例では、第1の端子は出力端子115-1であり、第2の端子は入力端子111-6である。出力ブロック114の特定機能部としては、例えば、図2に示すように、ダウンストリームキーヤーの処理部(DSK)114a等が考えられる。この処理部114aは、入力画像に文字をキーイングして出力する。なお、図示のケーブル接続例では、ケーブル接続される第1の端子および第2の端子の組み合わせが一個である。しかし、出力ブロック114に内部信号処理経路の上流側で使用したい特定機能部が複数個ある場合、その組み合わせは複数個となる。
図1に示す画像処理装置100において、上述のケーブル接続に対応して、ユーザは、ユーザ操作部103を操作して、外部リエントリの設定が可能とされている。この外部リエントリの設定においては、組み合わせ毎に、第1の端子が外部リエントリ出力端子として設定され、第2の端子が外部リエントリ入力端子として設定される。これにより、どの出力をどの入力に戻すかが明確に定義される。ここで、ユーザ操作部103は、外部リエントリ設定部を構成している。
図3は、例えば、表示部104に表示される外部リエントリの設定画面の一例を示している。ユーザは、各出力について、戻さない場合には、N/A(Not Available)を設定し、戻す場合には、戻し先の入力を設定する。図示の例は、図1の接続状態に対応して外部リエントリが設定された状態を示しており、出力1(OUT-1)に戻し先として入力6(IN-6)が設定され、出力2〜出力8(OUT-2〜OUT-8)にはN/Aが設定されている。
なお、上述の外部リエントリの設定が、自動的に行われるようにしてもよい。その場合、出力端子115-1〜115-8のいずれかと入力端子111-1〜111-6のいずれかが外部ケーブル116により接続されるとき、その接続を機械的あるいは電気的に検出し得る手段を備えていればよい。
[信号処理ブロック、出力ブロックの特定機能部の位相制御]
制御部102は、信号処理ブロック113-1〜113-3、出力ブロック114の特定機能部の信号処理および出力の位相制御を行うために、それぞれが内部信号処理経路の何段目にあるかを示すリエントリ段数情報を生成する。制御部102は、このリエントリ段数情報の生成を、マトリクススイッチャ112の各クロスポイントの接続設定情報、上述の外部リエントリの設定情報、および内部リエントリの情報に基づいて行う。
なお、各クロスポイントの接続設定は、複数の素材からどのような合成画をどのような合成順で作るかにより決まる。マトリクススイッチャ112における各クロスポイントスイッチの接続、非接続は、その接続設定情報に基づき、制御部102により制御される。
そして、制御部102は、生成されたリエントリ段数情報に基づいて、信号処理ブロック113-1〜113-3、出力ブロック114の特定機能部の信号処理および出力の位相を設定する。つまり、信号処理ブロック113-1〜113-3、出力ブロック114の特定機能部の信号処理および出力の位相は、それぞれが内部信号処理経路の何段目にあるかにより、異なった位相とされる。ここで、制御部102は、リエントリ情報生成部および位相制御部を構成している。
図4は、信号処理ブロック120(信号処理ブロック113-1〜113-3、出力ブロック114)の構成例を示している。信号処理ブロック120は、信号処理部123と、TBC(Time=Based Corrector)群121,122,124により構成されている。各TBC群は、各入力に対応したTBCからなっている。信号処理ブロック120は、入力側2段のTBCと、出力側1段のTBCによって位相制御を行う。入力側2段のTBCとしているのは、外部入力信号とリエントリ信号の位相を揃えるためである。なお、各TBCは、ラインメモリ(FIFO)を用いた位相合わせ回路である。
TBC群121は、信号処理部123の入力側に配置された1段目のTBC群である。この1段目のTBC群121の各TBCに関しては、クロスポイントで選ばれている信号が何かによって、読み出し位置がそれぞれ異なるように設定される。クロスポイントで選ばれている外部入力信号は、この1段目のTBC群121により、外部入力信号の位相が揃えられると共に、リエントリ信号の位相が揃えられる。
TBC群122は、信号処理部123の入力側に配置された2段目のTBC群である。1段目のTBC群121の各TBCの出力位相は、外部入力信号かリエントリ信号かにより異なる。信号処理部123で合成等の信号処理を行うためには、全ての信号の位相を合わせる必要がある。この2段目のTBC群122により、1段目のTBC群121から出力される外部入力信号およびリエントリ信号の位相が揃えられる。この2段目のTBC群122の各TBCに関しては、信号処理ブロック120が内部信号処理経路の何段目にあるかによって、読み出し位置、つまり遅延量が設定される。
TBC群124は、信号処理部123の出力側に配置されたTBC群である。このTBC群124の各TBCの出力信号のうちリエントリされる信号の出力位相は、2段目のTBC群122の出力位相に連動した位相とされる。また、このTBC群124の各TBCの出力信号のうち外部出力とされる信号の出力位相は、1ライン遅れに固定される。なお、このTBC群124は、信号処理ブロック113-1〜113-3に関しては省略可能である。
図5のフローチャートに基づいて、制御部(CPU)102における位相制御の処理手順を説明する。制御部102は、例えば垂直同期信号(トリガ信号)が入力される毎に、ステップST1において、位相制御処理を開始する。つまり、制御部102は、フィールド、あるいはフレーム毎に、信号処理ブロック113-1〜113-3および出力ブロック114の特定機能部に対し、信号処理および出力の位相制御を行う。
制御部102は、ステップST2において、マトリクススイッチャ112における各クロスポイントの接続設定情報を、当該設定情報が保持されているレジスタ、あるいはメモリ等から取り込む。そして、制御部102は、ステップST3において、ループ等の禁止処理を行う。この禁止処理は、各クロスポイントの接続設定情報の他に、外部リエントリの設定情報、および内部リエントリの情報に基づいて行う。例えば、各クロスポイントの接続設定がある状態において、ユーザが所定のクロスポイントの接続操作を行った結果、内部信号処理経路にループが形成される場合、制御部102は、その接続操作を無効として、以降の処理を行う。
次に、制御部102は、ステップST4において、信号処理ブロック113-1〜113-3および出力ブロック114の特定機能部が内部信号処理経路の何段目にあるかを示すリエントリ段数情報を生成する。この場合、制御部102は、上述したように、リエントリ段数情報の生成を、マトリクススイッチャ112の各クロスポイントの接続設定情報、上述の外部リエントリの設定情報、および内部リエントリの情報に基づいて行う。
ここで、制御部102は、信号処理ブロック113-1〜113-3および出力ブロック114の特定機能部に対し、そこで使用する全ての信号のリエントリ段数の最大値によって、何段目にあるかを確定する。
次に、制御部102は、ステップST5において、ステップST4で生成したリエントリ段数情報に基づいて、信号処理ブロック113-1〜113-3および出力ブロック114の特定機能部の位相制御を行う。この場合、信号処理ブロック113-1〜113-3、出力ブロック114の特定機能部の信号処理および出力の位相は、それぞれが内部信号処理経路の何段目にあるかに応じて異なるようにされる。
制御部102は、ステップST5の処理の後、ステップST6において、一連の位相制御処理を終了する。
図6のフローチャートは、制御部102のリエントリ段数情報の生成処理(図5のステップST4の処理)を示している。
制御部102は、ステップST11において、リエントリ段数情報の生成処理を開始し、その後に、ステップST12の処理に移る。このステップST12において、制御部102は、i=1に設定し、その後にステップST13の処理に移る。
このステップST13において、制御部102は、reent(i)=−1に設定する。そして、制御部102は、ステップST14において、iをインクリメントし、その後に、ステップST15の処理に移る。このステップST15において、制御部102は、i>Nであるか否か、つまり、N個ある信号処理ブロック(外部リエントリがある場合には、出力ブロックの特定機能部も含まれる)に対する前処理が終了したか否かを判断する。
i>Nでないとき、制御部102は、全ての信号処理ブロックの処理が未だ終了していないと判断し、ステップST13に戻り、次の信号処理ブロックの処理に移る。一方、i>Nであるとき、制御部102は、全ての信号処理ブロックの処理が終了したと判断し、ステップST16の処理に移る。
制御部102は、ステップST12〜ステップST15の前処理により、N個ある信号処理ブロックの各リエントリ段数情報reent(i)(i=1,2,・・・,N)を、未確定状態を示す−1にしておく。
次に、制御部102は、ステップST16において、i=1に設定する。そして、制御部102は、内部信号処理経路のi段目の確定処理に移る。制御部102は、ステップST17において、k=1に設定し、その後に、ステップST18の処理に移る。
このステップST18において、制御部102は、reent(k)=−1であるか否か、つまりk番目の信号処理ブロックのリエントリ段数が未確定状態にあるか否かを判断する。reent(k)=−1で、k番目の信号処理ブロックのリエントリ段数が未確定状態にあるとき、制御部102は、ステップST19において、使用している信号にリエントリ段数が未確定状態のものがあるか否かを判断する。なお、外部入力は、リエントリ段数を“0”として扱う。
未確定状態のものがないとき、制御部102は、ステップST20において、使用している信号のリエントリ段数の最大値をMとする。そして、制御部102は、ステップST21において、reent(k)=M+1に設定し、その後に、ステップST22の処理に移る。なお、ステップST18でreent(k)=−1でないとき、およびステップST19で未確定状態のものがあるとき、制御部102は、直ちに、ステップST22の処理に移る。
このステップST22において、制御部102は、kをインクリメントし、その後に、ステップST23の処理に移る。このステップST23の処理において、制御部102は、k>Nであるか否か、つまり、N個ある信号処理ブロック(外部リエントリがある場合には、出力ブロックの特定機能部も含まれる)に対する処理が終了したか否かを判断する。
k>Nでないとき、制御部102は、全ての信号処理ブロックの処理が終了していないと判断し、ステップST18に戻り、次の信号処理ブロックの処理に移る。一方、k>Nであるとき、制御部102は、全ての信号処理ブロックの処理が終了したと判断し、ステップST24の処理に移る。
このステップST24において、制御部102は、iをインクリメントし、その後に、ステップST25の処理に移る。このステップST25において、制御部102は、i>Nであるか否か、つまり、N段目までの全ての段の確定処理が終了したか否かを判断する。
i>Nでないとき、制御部102は、全ての段の確定処理が終了していないと判断し、ステップST17に戻り、次の段の確定処理に移る。一方、i>Nであるとき、制御部102は、全ての段の確定処理が終了したと判断し、ステップST26において、処理を終了する。
図6のフローチャートによるエントリ段数情報の生成処理においては、N個ある信号処理ブロックのリエントリ段数は、そこで使用する全ての信号のリエントリ段数の最大値Mにより確定される。また、N個ある信号処理ブロックのリエントリ段数は、未確定状態のリエントリ信号を使用していない1段目から順次確定されていく。
図7のフローチャートは、制御部102の位相制御処理(図5のステップST5の処理)を示している。
制御部102は、ステップST31において、処理を開始し、その後に、ステップST32の処理に移る。このステップST32において、制御部102は、iをインクリメントし、その後に、ステップST33の処理に移る。
このステップST33において、制御部102は、i>Nであるか否か、つまり、N個ある信号処理ブロック(外部リエントリがある場合には、出力ブロックの特定機能部も含まれる)への遅延量の設定が終了したか否かを判断する。
i>Nでないとき、制御部102は、全ての信号処理ブロックへの遅延量の設定が終了していないと判断し、ステップST34の処理に移る。このステップST34において、制御部102は、ブロック(i)のリエントリ段数情報の取り込みを行う。このリエントリ段数情報は、例えば、制御部102の内蔵メモリに保持されている。
次に、制御部102は、ステップST35において、ステップST34で取り込んだリエントリ段数情報に基づいて、ブロック(i)への遅延量の設定、具体的には、各TBCにおける遅延量の設定を、当該ブロック(i)が内部信号処理経路の何段目にあるかに応じて一意に設定する。
次に、制御部102は、ステップST36において、iをインクリメントし、その後にステップST33に戻り、次のブロックへの遅延量の設定処理に移る。ステップST33でi>Nであるとき、制御部102は、全てのブロックへの遅延量の設定が終了したと判断し、ステップST37において、処理を終了する。
[外部リエントリがない場合の位相制御例]
図8は、外部ケーブル116による入出力端子の接続による外部リエントリがない場合の位相制御例を示している。この位相制御例は、例えば、信号処理ブロック113-1,113-2,113-3が内部信号処理経路の1段目、2段目、3段目に配置され、出力ブロック114が内部信号処理経路の4段目に配置された場合の例である。
この場合、1段目の信号処理ブロック113-1において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ(Window)内に入力された外部入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCを介して信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、2段目の信号処理ブロック113-2で使用するリエントリ入力信号となる。
2段目の信号処理ブロック113-2において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された外部入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この2段目の信号処理ブロック113-2において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力されたリエントリ入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、1段目の信号処理ブロック113-1からのリエントリ入力信号を利用するため、2段目の信号処理ブロック113-2において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この2段目の信号処理ブロック113-2において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、3段目の信号処理ブロック113-3で使用するリエントリ入力信号となる。
3段目の信号処理ブロック113-3において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された外部入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この3段目の信号処理ブロック113-3において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力されたリエントリ入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、2段目の信号処理ブロック113-2からのリエントリ入力信号を利用するため、3段目の信号処理ブロック113-3において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この3段目の信号処理ブロック113-3において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、4段目の出力ブロック114で使用するリエントリ入力信号となる。
4段目の出力ブロック114において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された外部入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この4段目の出力ブロック114において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力されたリエントリ入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、3段目の信号処理ブロック113-3からのリエントリ入力信号を利用するため、4段目の出力ブロック114において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この4段目の出力ブロック114において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCによりその出力位相が1ライン遅れとされて出力される。
[外部リエントリがある場合の位相制御例]
図9は、外部ケーブル116による入出力端子の接続による外部リエントリがある場合の位相制御例を示している。この位相制御例では、例えば、信号処理ブロック113-1,出力ブロック114の特定機能部,113-3が内部信号処理経路の1段目、2段目、3段目に配置された場合の例である。
この場合、1段目の信号処理ブロック113-1において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ(Window)内に入力された外部入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCを介して信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、2段目の特定機能部で使用するリエントリ入力信号となる。
2段目の特定機能部において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された外部入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この2段目の特定機能部において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力されたリエントリ入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、1段目の信号処理ブロック113-1からのリエントリ入力信号を利用するため、2段目の特定機能部において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この2段目の特定機能部において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、3段目の信号処理ブロック113-3で使用するリエントリ入力信号となる。
3段目の信号処理ブロック113-3において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された外部入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この3段目の信号処理ブロック113-3において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力されたリエントリ入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、2段目の信号処理ブロック113-2からのリエントリ入力信号を利用するため、3段目の信号処理ブロック113-3において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この3段目の信号処理ブロック113-3において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、4段目の出力ブロック(上述の特定機能部を除く)114で使用するリエントリ入力信号となる。
4段目の出力ブロック114において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された外部入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この4段目の出力ブロック114において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力されたリエントリ入力信号は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、3段目の信号処理ブロック113-3からのリエントリ入力信号を利用するため、4段目の出力ブロック114において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この3段目の信号処理ブロック113-3において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCによりその出力位相が1ライン遅れとされて出力される。
上述したように、外部ケーブル116による入出力端子の接続による外部リエントリがある場合、出力ブロック114の特定機能部については、信号処理ブロック113-1〜113-3と同様の位相制御が行われる。つまり、この特定機能部が内部信号処理経路の何段目にあるかによって、信号処理と出力の位相が動的に制御され、処理後の信号は、出力TBCで1ライン遅れとされることなく、次段で取り込めるように、早めて出力される。
[画像処理の具体例]
次に、図1に示す画像処理装置100の画像処理部101における具体的な処理例について説明する。ここでは、説明を簡単にするため、各信号処理ブロック(出力ブロックも含む)では、一つの背景に一つのキー信号を合成するものとする。また、ここでは、外部リエントリを使用する場合と、使用しない場合の例を示す。なお、外部リエントリを使用する場合として、信号処理ブロックと出力ブロックの機能差があり、信号処理ブロックだけでは機能が足りず、出力ブロックの特定機能部を信号処理経路の上流側で使用する必要がある場合が考えられる。
図10は、画像合成の一例を示している。この例では、素材1(カメラ)、素材2(VTR)、素材3(テロップ)、素材4(CG:天気図)、素材5(時計)から出力画像を得る例である。複数の素材から1枚の合成画像を作る場合、合成の順番はある程度自由に設定可能である。
図11は、合成画像を作る場合の全体構成を示している。この図11において、図1と対応する部分には同一符号を付して示している。信号処理ブロック#1(信号処理ブロック113-1)は、背景1に、キー1をクロマキー合成する。信号処理ブロック#2(信号処理ブロック113-2)は、背景2に、キー2を縮小してPinP(ピクチャーインピクチャー)で合成する。信号処理ブロック#3(信号処理ブロック113-3)は、背景3に、キー3を合成する。出力ブロック(出力ブロック114)は、背景4に、キー4を合成する。
次に、画像合成の2つの例を示す。図12は、出力ブロックを最終段で使用する場合の画像合成例(例1)を示している。信号処理ブロック#1は、素材1(カメラ)をキー1とし、素材2(VTR)を背景1として、背景1にキー1をクロマキー合成する。信号処理ブロック#2は、信号処理ブロック#1の出力を背景2とし、素材4(CG:天気図)をキー2として、背景2にキー2を縮小してPinPで合成する。信号処理ブロック#3は、信号処理ブロック#2の出力を背景3とし、素材3(テロップ)をキー3として、背景3にキー3を合成する。出力ブロックは、信号処理ブロック#3の出力を背景4とし、素材5(時計)をキー4として、背景4にキー4を合成する。
図13は、図12の画像合成例を実現する際のマトリクススイッチャ112の各クロスポイントの接続設定を示している。この例は、外部リエントリを使用しない場合の例である。このクロスポイントの接続設定から、以下のリエントリ段数情報が生成される。
信号処理ブロック#1は、キー1が外部入力(素材1)で、背景1が外部入力(素材2)であることから、そのリエントリ段数は1段目となる。信号処理ブロック#2は、キー2が外部入力(素材4)で、背景2が内部リエントリ(信号処理ブロック#1)であることから、そのリエントリ段数は2段目となる。信号処理ブロック#3は、キー3が外部入力(素材3)で、背景3が内部リエントリ(信号処理ブロック#2)であるので、そのリエントリ段数は、3段目となる。出力ブロックは、キー4が外部入力(素材5)で、背景4が内部リエントリ(信号処理ブロック#3)であることから、そのリエントリ段数は4段目となる。なお、この場合、出力ブロックの出力が最終的な画像合成出力となる。
上述のように生成されたリエントリ情報に基づいて、各ブロックの位相制御、つまり各ブロックのTBCの遅延量の設定が行われる。図14は、各ブロックの位相制御(TBCの遅延量設定)の例を示している。
1段目の信号処理ブロック#1において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ(Window)内に入力された素材1(カメラ)および素材2(VTR)は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCを介して信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、2段目の信号処理ブロック#2で使用するリエントリ入力信号となる。
2段目の信号処理ブロック#2において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された素材4(CG:天気図)は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この2段目の信号処理ブロック#2において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力された信号処理ブロック#1からのリエントリ入力信号は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、1段目の信号処理ブロック#1からのリエントリ入力信号を利用するため、2段目の信号処理ブロック#2において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この2段目の信号処理ブロック#2において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なっている。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、3段目の信号処理ブロック#3で使用するリエントリ入力信号となる。
3段目の信号処理ブロック#3において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された素材3(テロップ)は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この3段目の信号処理ブロック#3において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力された信号処理ブロック#2からのリエントリ入力信号は出力位相が一定とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、2段目の信号処理ブロック#2からのリエントリ入力信号を利用するため、3段目の信号処理ブロック#3において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この3段目の信号処理ブロック#3において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、4段目の出力ブロックで使用するリエントリ入力信号となる。
4段目の出力ブロックにおいて、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された素材5(時計)は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この4段目の出力ブロックにおいて、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力されたリエントリ入力信号は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、3段目の信号処理ブロック#3からのリエントリ入力信号を利用するため、4段目の出力ブロックにおいて、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この4段目の出力ブロックにおいて、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の信号は、出力TBCによりその出力位相が1ライン遅れとされて出力される。
図15は、出力ブロックを経路途中で使用する場合の画像合成例(例2)を示している。信号処理ブロック#1は、素材1(カメラ)をキー1とし、素材2(VTR)を背景1として、背景1にキー1をクロマキー合成する。信号処理ブロック#2は、信号処理ブロック#1の出力を背景2とし、素材4(CG:天気図)をキー2として、背景2にキー2を縮小してPinPで合成する。出力ブロックは、信号処理ブロック#2の出力を背景4とし、素材3(テロップ)をキー4として、背景4にキー4を合成する。信号処理ブロック#3は、出力ブロックの出力を背景3とし、素材5(時計)をキー3として、背景3にキー3を合成する。
図16は、図15の画像合成例を実現する際のマトリクススイッチャ112の各クロスポイントの接続設定を示している。この例は、外部リエントリを使用する場合の例である。このクロスポイントの接続設定から、以下のリエントリ段数情報が生成される。
信号処理ブロック#1は、キー1が外部入力(素材1)で、背景1が外部入力(素材2)であることから、そのリエントリ段数は1段目となる。信号処理ブロック#2は、キー2が外部入力(素材4)で、背景2が内部リエントリ(信号処理ブロック#1)であることから、そのリエントリ段数は2段目となる。信号処理ブロック#3は、キー3が外部入力(素材3)で、背景3が外部リエントリ(出力ブロック)であるので、そのリエントリ段数は、4段目となる。出力ブロック(外部リエントリに使用する部分)は、キー4が外部入力(素材5)で、背景4が内部リエントリ(信号処理ブロック#3)であることから、そのリエントリ段数は3段目となる。なお、この場合、内部リエントリ(信号処理ブロック#3)が最終的な画像合成出力となる。
上述のように生成されたリエントリ情報に基づいて、各ブロックの位相制御、つまり各ブロックのTBCの遅延量の設定が行われる。図17は、各ブロックの位相制御(TBCの遅延量設定)の例を示している。
1段目の信号処理ブロック#1において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ(Window)内に入力された素材1(カメラ)および素材2(VTR)は位相が揃えられた後に、入力2段目のTBCを介して信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、2段目の信号処理ブロック#2で使用するリエントリ入力信号となる。
2段目の信号処理ブロック#2において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された素材4(CG:天気図)は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この2段目の信号処理ブロック#2において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力された信号処理ブロック#1からのリエントリ入力信号は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、1段目の信号処理ブロック#1からのリエントリ入力信号を利用するため、2段目の信号処理ブロック#2において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この2段目の信号処理ブロック#2において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なっている。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、3段目の出力ブロックで使用するリエントリ入力信号となる。
3段目の出力ブロックにおいて、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された素材3(テロップ)は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この3段目の出力ブロックにおいて、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力された信号処理ブロック#2からのリエントリ入力信号は出力位相が一定とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、2段目の信号処理ブロック#2からのリエントリ入力信号を利用するため、3段目の出力ブロックにおいて、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この出力ブロックにおいて、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の各信号は、出力TBCを介して、4段目の信号処理ブロック#3で使用するリエントリ入力信号となる。
4段目の信号処理ブロック#3において、入力1段目のTBCに外部入力信号ウインドウ内に入力された素材5(時計)は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。また、この4段目の信号処理ブロック#3において、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力されたリエントリ入力信号は一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBCに入力される。
この場合、3段目の出力ブロックからのリエントリ入力信号を利用するため、4段目の信号処理ブロック#3において、入力1段目のTBCのリエントリ入力信号ウインドウは、入力1段目のTBCの外部入力信号ウインドウより遅延されている。そのため、この4段目の信号処理ブロック#3において、入力1段目のTBCの出力位相は、外部入力信号であるかリエントリ入力信号であるかにより異なる。
このように入力1段目のTBCの出力で位相が異なっている外部入力信号およびリエントリ入力信号の位相は、入力2段目のTBCにより揃えられた後に、信号処理部123に入力される。そして、処理後の信号は、出力TBCを介して、最終段の出力ブロックで使用するリエントリに信号となる。
最終段の出力ブロックにおいて、入力1段目のTBCにリエントリ入力信号ウインドウ内に入力されたリエントリ入力信号は、一定の出力位相とされた後に、入力2段目のTBC、信号処理部123、出力TBCを介して、出力位相が1ライン遅れとされて出力される。
図1に示す画像処理装置100においては、出力ブロック114の特定機能部を内部信号処理経路の上流側で使用するために、この特定機能部に対応した出力端子(第1の端子)が外部ケーブル116を介して所定の入力端子(第2の端子)に接続される。このとき、その接続に対応して外部リエントリの入出力端子の設定が行われるが、この設定に基づいて、出力ブロックの特定機能部は信号処理ブロックと同様の取り扱いがなされる。したがって、画像処理部のハードウェア構成を変更することなく、出力ブロックの特定機能部を内部信号処理経路の上流側で使用可能となる。
<2.変形例>
なお、上述実施の形態においては、画像処理部101として、6個の入力端子111-1〜111-6および8個の出力端子115-1〜115-8を有し、また、3個の信号処理ブロック(M/E)113-1〜113-3を有するものを示した。しかし、これらの個数は、この実施の形態における個数に限定されない。
この発明は、画像処理部のハードウェア構成を変更することなく、出力ブロックの特定機能部を内部信号処理経路の上流側で使用できるものであり、例えば、番組制作時、あるいは放送時に使用するエフェクトスイッチャ(画像処理装置)等に適用できる。
100・・・画像処理装置
101・・・画像処理部
102・・・制御部
103・・・ユーザ操作部
104・・・表示部
111-1〜111-6・・・入力端子
112・・・マトリクススイッチャ
113-1〜113-3・・・信号処理ブロック
114・・・出力ブロック
115-1〜115-8・・・出力部
116・・・外部ケーブル
120・・・信号処理ブロック
121,122,124・・・TBC群
123・・・信号処理部

Claims (4)

  1. 一方向に配列された複数の入力線と、該入力線と交差して他方向に配列された複数の出力線と、入力線と出力線が交差する各クロスポイントで該入力線と該出力線の接続を行う複数のクロスポイントスイッチとよりなるマトリクススイッチャ、
    上記マトリックススイッチャの上記入力線の一部に接続された複数の入力端子、
    入力側に上記マトリックススイッチャの上記出力線の一部が接続され、出力側がリエントリ経路により上記マトリックススイッチャの上記入力線の一部に接続された信号処理ブロック、
    入力側に上記マトリックススイッチャの上記出力線の一部が接続された出力ブロック、および
    上記出力ブロックの出力側に接続された複数の出力端子を有する画像処理部と、
    上記複数の出力端子から選択された第1の端子および上記複数の入力端子から選択された第2の端子の外部ケーブルによる接続に対応して、上記第1の端子を外部リエントリ出力端子として設定し、上記第2の端子を外部リエントリ入力端子として設定する外部リエントリ設定部と、
    上記マトリクススイッチャの各クロスポイントの接続設定情報および上記外部リエントリ設定部の設定情報に基づいて、上記信号処理ブロックおよび上記出力ブロックの上記外部リエントリ出力端子に対応する特定機能部が、内部信号処理経路の何段目にあるかを示すリエントリ段数情報を生成するリエントリ段数情報生成部と、
    上記リエントリ段数情報生成部で生成されたリエントリ段数情報に基づいて、上記信号処理ブロックおよび上記出力ブロックの特定機能部の信号処理と出力の位相を制御する位相制御部と
    を備える画像処理装置。
  2. 上記リエントリ段数情報生成部は、
    上記信号処理ブロックおよび上記出力ブロックの特定機能部が内部信号処理経路の何段目にあるかを、該信号処理ブロックまたは該特定機能部で使用する全ての信号のリエントリ段数の最大値に基づいて確定する
    請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 上記出力ブロックの特定機能部は、ダウンストリームキーヤーの処理部である
    請求項1に記載の画像処理装置。
  4. 一方向に配列された複数の入力線と、該入力線と交差して他方向に配列された複数の出力線と、入力線と出力線が交差する各クロスポイントで該入力線と該出力線の接続を行う複数のクロスポイントスイッチとよりなるマトリクススイッチャ、
    上記マトリックススイッチャの上記入力線の一部に接続された複数の入力端子、
    入力側に上記マトリックススイッチャの上記出力線の一部が接続され、出力側がリエントリ経路により上記マトリックススイッチャの上記入力線の一部に接続された信号処理ブロック、
    入力側に上記マトリックススイッチャの上記出力線の一部が接続された出力ブロック、および
    上記出力ブロックの出力側に接続された複数の出力端子を有する画像処理部の制御方法法であって、
    上記複数の出力端子から選択された第1の端子および上記複数の入力端子から選択された第2の端子の外部ケーブルによる接続に対応して、上記第1の端子を外部リエントリ出力端子として設定し、上記第2の端子を外部リエントリ入力端子として設定する外部リエントリ設定ステップと、
    上記マトリクススイッチャの各クロスポイントの接続設定情報および上記外部リエントリ設定ステップの設定情報に基づいて、上記信号処理ブロックおよび上記出力ブロックの上記外部リエントリ出力端子に対応する特定機能部が、内部信号処理経路の何段目にあるかを示すリエントリ段数情報を生成するリエントリ段数情報生成ステップと、
    上記リエントリ段数情報生成ステップで生成されたリエントリ段数情報に基づいて、上記信号処理ブロックおよび上記出力ブロックの特定機能部の信号処理と出力の位相を制御する位相制御ステップと
    を備える画像処理部の制御方法。
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