JP5239970B2 - リーク電流算出プログラム、リーク電流算出装置及びリーク電流算出方法 - Google Patents

リーク電流算出プログラム、リーク電流算出装置及びリーク電流算出方法 Download PDF

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Description

本発明は、リーク電流算出プログラム、リーク電流算出装置及びリーク電流算出方法に関し、例えば、集積回路の最大リーク電流値を高速に算出することができるリーク電流算出プログラム、リーク電流算出装置及びリーク電流算出方法に関する。
近年、集積回路の高集積化に伴って、集積回路を構成するセルの微細化が進んでいる。一般に、セルの微細化は、集積回路のリーク電流を増大させる。リーク電流が増大すると、集積回路の消費電力や発熱量が増大し、集積回路自体が損傷する恐れがある。
そこで、従来より、集積回路を設計する際には、集積回路のリーク電流を事前に算出することが行われており、特に、リーク電流の最大値である最大リーク電流値を算出することが行われていた。具体的には、SA(Simulated Annealing)法、分岐限定法、モンテカルロ法等の公知の計算手法を用いて、集積回路の最大リーク電流値を算出していた。
特開2005−71360号公報
しかしながら、上記した従来技術では、高集積化された集積回路の最大リーク電流を算出するための計算時間が長くなるという問題があった。例えば、モンテカルロ法を用いた従来技術では、回路内のセルに対する入力信号の値を乱数で決定し、この値に対応するリーク電流の値を求める処理を繰り返すが、集積回路にセルを多く配置するほど、上記処理の繰り返し回数が増大するため、多大な計算時間が費やされる。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、集積回路の最大リーク電流値を高速に算出することができるリーク電流算出プログラム、リーク電流算出装置及びリーク電流算出方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、リーク電流算出プログラムは、集積回路を構成する部分回路ごとに、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路情報を取得する取得手順と、前記取得手順によって取得された部分回路ごとの部分回路情報に基づいて、互いに接続された前記部分回路である部分回路群ごとに、当該部分回路群に含まれる部分回路と、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路群情報を生成する生成手順と、各前記部分回路群に含まれる全部分回路のリーク電流値の最大値どうしを合計して得られる仮リーク最大値と、前記部分回路群ごとの部分回路群情報に含まれるリーク電流値の最大値との差分であるリーク差分値を、前記部分回路群ごとに算出するリーク差分値算出手順と、前記リーク差分値算出手順によって算出されたリーク差分値に基づいて、前記部分回路群から1の部分回路群を選択する選択手順と、前記選択手順によって選択された1の部分回路群の部分回路群情報に含まれる入力信号のパターンを、上位のリーク電流値に対応する入力信号のパターンに限定する限定手順と、前記限定手順によって入力信号のパターンが限定された前記1の部分回路群の部分回路群情報を、前記部分回路ごとの部分回路情報に追加すると共に、前記1の部分回路群に含まれる部分回路の部分回路情報を、前記部分回路ごとの部分回路情報から削除することで、前記取得手順によって取得された部分回路情報を更新する更新手順と、前記更新手順による処理回数が所定の回数に到達するまで、前記各手順に繰り返し処理を実行させる処理制御手順と、前記更新手順による処理回数が所定の回数に到達したときに、前記更新手順によって更新された部分回路情報に含まれる部分回路ごとのリーク電流値の情報を用いて、前記集積回路の最大リーク電流値を算出する最大リーク電流算出手順とをコンピュータに実行させる。
本願の開示するリーク電流算出プログラムの一つの態様によれば、集積回路の最大リーク電流を高速に算出することができるという効果を奏する。
図1は、本実施例に係るリーク電流算出装置の概要を説明するための図である。 図2は、本実施例に係るリーク電流算出装置の構成を説明するためのブロック図である。 図3−1は、部分回路情報記憶部に記憶された部分回路情報の一例を説明するための図である。 図3−2は、部分回路情報記憶部に記憶された部分回路情報の一例を説明するための図である。 図4は、部分回路接続情報によって表現される集積回路の一例を説明するための図である。 図5−1は、部分回路群情報記憶部に記憶された部分回路群情報の一例を説明するための図である。 図5−2は、部分回路群情報記憶部に記憶された部分回路群情報の一例を説明するための図である。 図6は、選択基準値情報記憶部に記憶された選択基準値情報の一例を説明するための図である。 図7は、部分回路群情報生成部による処理について説明するための図である。 図8は、部分回路群情報生成部による処理について説明するための図である。 図9は、入力信号パターン限定部による処理について説明するための図である。 図10−1は、部分回路情報更新部による処理について説明するための図である。 図10−2は、部分回路情報更新部による処理について説明するための図である。 図11は、本実施例に係るリーク電流算出装置によるリーク電流算出処理の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、リーク電流算出プログラムを実行するコンピュータを説明するための図である。
以下に、本願の開示するリーク電流算出プログラム、リーク電流算出装置及びリーク電流算出方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本実施例に係るリーク電流算出装置の概要を説明する。図1は、本実施例に係るリーク電流算出装置の概要を説明するための図である。
図1に示すように、本実施例に係るリーク電流算出装置は、集積回路を構成する部分回路ごとに、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路情報を取得する。そして、リーク電流算出装置は、部分回路ごとの部分回路情報に基づいて、部分回路群ごとに、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路群情報を生成する。なお、部分回路とは、1以上のセル(回路素子)が配置された回路であり、例えば、図1に示す部分回路群Aでは、各NANDセル1〜3が部分回路に相当する。
例えば、図1に示すように、リーク電流算出装置は、部分回路群Aを構成する部分回路(NANDセル1〜3を含む)ごとの部分回路情報を取得する。そして、リーク電流算出装置は、部分回路情報を用いて、部分回路群Aに含まれる3つのNANDセル1〜3における入力信号のパターンを適宜組み合わせることで、4つの入力ピンを有する部分回路群Aについて、入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値を算出する。すなわち、NANDセルの一般的な機能より、NANDセル1の入力パターンが(10)のとき、NANDセル1の出力パターンが(1)となり、NANDセル2の入力パターンが(10)のとき、NANDセル2の出力パターンが(1)となる。そして、NANDセル1及びNANDセル2の出力は、NANDセル3の入力となるため、NANDセル3の入力パターンが(11)となる。以上のことより、部分回路情報を参照すると、入力パターンが(1010)に対して部分回路群Aで発生するリーク電流値は、入力パターン(10)に対してNANDセル1で発生するリーク電流値「4」と、入力パターン(10)に対してNANDセル2で発生するリーク電流値「4」と、入力パターン(11)に対してNANDセル3で発生するリーク電流値「1」との和である「9」となる。このようにして、リーク電流算出装置は、入力信号のパターンと、算出したリーク電流値とを対応付けた部分回路群Aの部分回路群情報を生成する。
続いて、リーク電流算出装置は、各部分回路群に含まれる全部分回路のリーク電流値の最大値どうしの合計値と、部分回路群ごとの部分回路群情報に含まれるリーク電流値の最大値との差分であるリーク差分値を、部分回路群ごとに算出する。
ここで、部分回路群に含まれる全部分回路のリーク電流値の最大値どうしの合計値は、部分回路群に含まれる各部分回路に対してリーク電流値が最大となる入力信号のパターンが入力されたと仮定した場合に、当該部分回路群で発生するリーク電流値の最大値に相当する。つまり、部分回路群に含まれる全部分回路のリーク電流値の最大値どうしの合計値は、部分回路群のリーク電流値の仮の最大値(以下、「部分回路群の仮リーク最大値」と言う。)に相当する。ところが、実際には、部分回路群に含まれる各部分回路に対してリーク電流値が最大となる入力信号のパターンが入力されない場合があり、この場合、部分回路群のリーク電流値の最大値は、部分回路群の仮リーク最大値よりも小さくなる。そこで、本実施例では、リーク差分値を部分回路群ごとに算出することで、部分回路群の仮リーク最大値に対して、実際の入力信号のパターンを考慮して算出した部分回路群のリーク電流値の最大値が減少する減少量を評価できるようにしている。
例えば、部分回路情報を参照すると、図1に示す部分回路群Aに含まれる各NANDセル1〜3のリーク電流値の最大値は、「4」であるので、この部分回路群Aに含まれる全3個のNANDセルのリーク電流値の最大値どうしの合計値、すなわち、部分回路群Aの仮リーク最大値は、「4」×「3」=「12」である。一方、実際の入力信号のパターンを考慮して生成された部分回路群情報を参照すると、部分回路群Aのリーク電流値の最大値は、4つの入力ピンに対する入力信号のパターンが(1010)のときに「9」となる。したがって、リーク差分値は、「12」−「9」=「3」となる。つまり、実際の入力信号のパターンを考慮すると、部分回路群Aのリーク電流値の最大値は、部分回路群Aの仮リーク最大値に対して「3」小さいことが分かる。
続いて、リーク電流算出装置は、リーク差分値に基づいて、複数の部分回路群から、部分回路群のリーク電流値の仮の最大値に対して、実際の入力信号のパターンを考慮して算出した部分回路群のリーク電流値の最大値が減少する減少効率の大きい1の部分回路群を選択する。例えば、図1に示す部分回路群Aについて、リーク電流算出装置は、リーク差分値「3」を部分回路群Aに含まれる部分回路(NANDセル)の数「3」で除算した値である選択基準値「1」を算出する。
ここで、選択基準値は、部分回路群の仮リーク最大値に対して、実際の入力信号のパターンを考慮して算出した部分回路群のリーク電流値の最大値が減少する減少効率を評価するための基準となる値であり、値が大きいほど減少効率が高いことを示す。また、選択基準値は、部分回路群に含まれる部分回路の数でリーク差分値を除算することで得られる値であり、部分回路群に含まれる1つの部分回路当たりで部分回路群の仮リーク最大値をどの程度減少できるかを示す値である。
そして、リーク電流算出装置は、かかる選択基準値を部分回路群ごとに対応づけて記憶する。そして、リーク電流算出装置は、複数の部分回路群から選択基準値の最も大きい1の部分回路群を選択する。
続いて、リーク電流算出装置は、選択した1の部分回路群である選択部分回路群に対する入力信号のパターンを、当該選択部分回路群の上位のリーク電流値に対応した入力信号のパターンに限定する。
例えば、図1に示す部分回路群Aが選択部分回路群である場合には、リーク電流算出装置は、部分回路群Aの部分回路群情報に含まれる入力信号のパターンを、最大のリーク電流値9及び2番目のリーク電流値9にそれぞれ対応する入力信号のパターン(1010)及び(0101)に限定する。
続いて、リーク電流算出装置は、入力信号のパターンが限定された選択部分回路群の部分回路群情報を、部分回路ごとの部分回路情報に追加すると共に、選択部分回路群に含まれる部分回路の部分回路情報を、部分回路ごとの部分回路情報から削除することで、部分回路情報を更新する。
例えば、図1に示すように、リーク電流算出装置は、入力信号のパターンが限定された部分回路群Aの部分回路群情報を、部分回路ごとの部分回路情報に追加すると共に、部分回路群Aに含まれる部分回路(NANDセル1〜3)の部分回路情報を、部分回路ごとの部分回路情報から削除することで、部分回路情報を更新する。
そして、リーク電流算出装置は、部分回路情報の更新回数が所定の回数に到達するまで、上述した処理を繰り返す。かかる処理を繰り返す間、リーク電流算出装置は、選択部分回路群の部分回路群情報に含まれる入力信号のパターンを限定する。そして、リーク電流算出装置は、入力信号のパターンが限定された選択部分回路群の部分回路群情報を、部分回路ごとの部分回路情報に追加すると共に、選択部分回路群に含まれる部分回路の部分回路情報を、部分回路ごとの部分回路情報から削除することで、部分回路情報を更新する。そして、リーク電流算出装置は、更新した部分回路情報に基づいて、部分回路群ごとに、部分回路群情報を再生成する。上述したように、更新した部分回路情報は、入力信号のパターンが限定された選択部分回路群の部分回路群情報を含んでいる。したがって、リーク電流算出装置は、部分回路群情報を生成する際の計算処理量を減らすことができる。
そして、リーク電流算出装置は、部分回路情報の更新回数が所定の回数に到達したときに、部分回路情報から、部分回路ごとのリーク電流値の最大値を抽出し、抽出したリーク電流値の最大値の合計値を、集積回路の最大リーク電流値として算出する。
このように、本実施例に係るリーク電流算出装置は、集積回路の最大リーク電流値を高速に算出することができる。すなわち、リーク電流算出装置は、部分回路群情報に含まれる入力信号のパターンを限定しながら、部分回路情報を更新する処理を繰り返し行うことで、集積回路の最大リーク電流値を算出するので、全体の計算時間を短縮化することができる。
次に、図2を用いて、図1に示した実施例1に係るリーク電流算出装置100の構成を説明する。図2は、本実施例に係るリーク電流算出装置100の構成を説明するためのブロック図である。図2に示すように、リーク電流算出装置100は、入力部110と、出力部120と、記憶部130と、制御部140とを有する。
入力部110は、リーク電流算出装置100を利用する利用者から、各種の情報を受け付ける。そして、入力部110は、受け付けた情報を制御部140に送る。出力部120は、制御部140によって送られた情報を利用者に出力する。例えば、出力部120は、集積回路の最大リーク電流値についての情報を利用者に出力する。
記憶部130は、制御部140による各種処理に用いられるデータを格納し、特に、部分回路情報記憶部131と、部分回路群情報記憶部132と、選択基準値情報記憶部133とを有する。
部分回路情報記憶部131は、図3−1及び図3−2に示すように、集積回路に含まれる部分回路に関する情報である部分回路情報を記憶する。なお、部分回路情報記憶部131によって記憶された部分回路情報は、部分回路情報取得部141によって取得されて格納される。また、部分回路情報記憶部131によって記憶された部分回路情報は、部分回路情報更新部147によって更新される。
図3−1及び図3−2は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路情報の一例を説明するための図である。図3−1及び図3−2に示すように、部分回路情報記憶部131は、部分回路情報として、部分回路特性情報と、部分回路接続情報とを記憶する。
部分回路特性情報は、集積回路に含まれる全ての部分回路に関する特性を示した情報であり、図3−1に示すように、名前、セル種別、入力パターン、出力パターン、リーク電流の情報が対応付けられた情報である。名前は、集積回路に含まれる部分回路の名前である。セル種別は、その部分回路に1つのセルが配置されている場合に、当該セルの種別(AND、OR、NAND等)を示し、その部分回路に2以上のセルが配置されている場合に、空欄となる。入力パターンは、その部分回路に対して入力する入力信号のパターンである。出力パターンは、その部分回路から出力する出力信号のパターンである。リーク電流は、その部分回路で発生するリーク電流値である。
また、部分回路接続情報は、集積回路に含まれる全ての部分回路どうしの接続関係を示した情報であり、図3−2に示すように、名前、入出力ピン名、入出力の種別、ネット名の情報が対応付けられた情報である。名前は、集積回路に含まれる部分回路の名前である。入出力ピン名は、その部分回路に設けられた入力ピン及び出力ピンの名称である。入出力の種別は、その部分回路に設けられたピンの種別であり、「In」が入力ピンであることを示し、「Out」が出力ピンであることを示す。ネット名は、その部分回路に設けられたピンに接続するネットの名称である。
ここで、図3−2に示す部分回路接続情報は、図4に示す集積回路に含まれる部分回路についての情報である。図4は、部分回路接続情報によって表現される集積回路の一例を説明するための図である。例えば、セル3に着目すると、図3−2及び図4に示すように、セル3の入力ピンA3は、net102を介して、セル1の出力ピンX1に接続していることが分かる。また、セル3の入力ピンB3は、net104を介して、セル2の出力ピンX2に接続していることが分かる。また、セル3の出力ピンX3は、net106を介して、セル4の入力ピンA4に接続していることが分かる。
また、図3−1に示す部分回路特性情報は、図4に示す集積回路に含まれる部分回路についての情報である。例えば、セル3に着目すると、図3−1及び図4に示すように、入力ピンA3及び入力ピンB3に対して入力パターン(01)の入力信号が入力された場合に、出力ピンX3から出力パターン(1)の出力信号が出力されることが分かる。また、入力ピンA3及び入力ピンB3に対して入力パターン(01)の入力信号が入力された場合に、セル3に発生するリーク電流値が「4」であることが分かる。
部分回路群情報記憶部132は、図5−1及び図5−2に示すように、互いに接続された部分回路である部分回路群に関する情報である部分回路群情報を記憶する。なお、部分回路群情報記憶部132によって記憶された部分回路群情報は、部分回路群情報生成部142によって生成されて格納される。
図5−1及び図5−2は、部分回路群情報記憶部132に記憶された部分回路群情報の一例を説明するための図である。図5−1及び図5−2に示すように、部分回路群情報記憶部132は、部分回路群情報として、部分回路群特性情報と、部分回路群接続情報とを記憶する。
部分回路群特性情報は、部分回路群に関する特性を示した情報であり、図5−1に示すように、名前、含有部分回路、入力パターン、出力パターン、リーク電流の情報が対応付けられた情報である。名前は、部分回路群の名称である。含有部分回路は、その部分回路群に含まれる部分回路である。入力パターンは、その部分回路群に対して入力する入力信号のパターンである。出力パターンは、その部分回路群から出力する出力信号のパターンである。リーク電流は、その部分回路群で発生するリーク電流値である。
また、部分回路群接続情報は、部分回路群どうしの接続関係を示した情報であり、図5−2に示すように、名前、入出力ピン名、入出力の種別、ネット名の情報が対応付けられた情報である。名前は、部分回路群の名称である。入出力ピン名は、その部分回路群に設けられた入力ピン及び出力ピンの名称である。入出力の種別は、その部分回路群に設けられたピンの種別であり、「In」が入力ピンであることを示し、「Out」が出力ピンであることを示す。ネット名は、その部分回路群に設けられたピンに接続するネットの名称である。
ここで、図5−2に示す部分回路群接続情報は、図4に示す集積回路に含まれる部分回路群についての情報である。例えば、図4及び図5−2に示すように、net102を介して互いに接続されるセル1とセル3とよりなる部分回路群11に着目すると、部分回路群11の入力ピンA1及び入力ピンB1は、他の部分回路と接続していないことが分かる。また、部分回路群11の入力ピンB3は、net104を介して、セル2の出力ピンX2に接続していることがわかる。また、部分回路群11の出力ピンX3は、net106を介して、セル4の入力ピンA4に接続していることが分かる。
また、図5−2に示す部分回路群特性情報は、図4に示す集積回路に含まれる部分回路群についての情報である。例えば、図4及び図5−2に示すように、net102を介して互いに接続されるセル1とセル3とよりなる部分回路群11に着目すると、入力ピンA1、入力ピンB1及び入力ピンB3に対して入力パターン(010)の入力信号が入力された場合に、出力ピンX3から出力パターン(1)の出力信号が出力されることが分かる。また、入力ピンA1、入力ピンB1及び入力ピンB3に対して入力パターン(010)の入力信号が入力された場合に、部分回路群11に発生するリーク電流値が「8」であることが分かる。
選択基準値情報記憶部133は、選択基準値を部分回路群ごとに対応づけた情報である選択基準値情報を記憶する。なお、選択基準値情報記憶部133によって記憶された選択基準値情報は、後述する選択基準値算出部144によって算出されて格納される。また、選択基準値情報記憶部133によって記憶された選択基準値情報は、後述する部分回路群選択部145が複数の部分回路群から1の部分回路群を選択する際に、部分回路群選択部145によって参照される。
図6は、選択基準値情報記憶部133に記憶された選択基準値情報の一例を説明するための図である。図6に示すように、選択基準値情報は、部分回路群ごとに、その部分回路群の選択基準値を記録した情報である。選択基準値は、上述したように、部分回路群の仮リーク最大値に対して、実際の入力信号のパターンを考慮して算出した部分回路群のリーク電流値の最大値が減少する減少効率を評価するための基準となる値である。図6に示す例では、部分回路群11の選択基準値は、「0」であり、部分回路群12の選択基準値は、「1.5」であることから、部分回路群11よりも部分回路群12の方が、上記の減少効率が高いことを示している。
制御部140は、各種のリーク電流算出処理手順などを規定したプログラムや制御データを格納する内部メモリを有し、リーク電流算出装置100における種々のリーク電流算出処理を実行する処理部である。制御部140は、部分回路情報取得部141と、部分回路群情報生成部142と、リーク差分値算出部143と、選択基準値算出部144と、部分回路群選択部145と、入力信号パターン限定部146と、部分回路情報更新部147と、処理制御部148と、最大リーク電流値算出部149とを有する。
部分回路情報取得部141は、部分回路情報を取得する。具体的には、部分回路情報取得部141は、部分回路情報を入力部110から受け付けて、その受け付けた部分回路情報を部分回路情報記憶部131に格納する。
部分回路群情報生成部142は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路情報に基づいて、互いに接続された部分回路である部分回路群ごとに、部分回路群情報を生成する。
具体的には、部分回路群情報生成部142は、まず、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路接続情報(図3−2参照)を参照して、任意の部分回路を1つ抽出し、当該抽出した部分回路に接続する他の部分回路を特定する。つまり、部分回路群情報生成部142は、任意の部分回路及び他の部分回路を部分回路群とみなす。そして、部分回路群情報生成部142は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路特性情報(図3−1参照)を参照して、部分回路群に含まれる各部分回路の入力パターンを適宜組み合わせることで、部分回路群について、入力パターンに対応して発生するリーク電流値を算出する。
例えば、図4の例に示すように、部分回路群情報生成部142は、部分回路接続情報(図3−2参照)を参照して、任意の部分回路として、セル1を抽出する。そして、部分回路群情報生成部142は、部分回路接続情報を参照して、セル1の出力ピンX1にnet102を介して接続されたセル3の入力ピンA3を特定する。そして、部分回路群情報生成部142は、net102を介して互いに接続されるセル1とセル3とを部分回路群11とみなす。そして、部分回路群情報生成部142は、部分回路特性情報(図3−1参照)を参照して、部分回路群11に含まれるセル1及びセル3の入力パターンを適宜組み合わせることで、部分回路群11について、入力パターンに対応して発生するリーク電流値を算出する。すなわち、セル1の入力パターンが(00)のとき、セル1の出力パターンが(1)となり、セル1のリーク電流値が「1」となる。セル1の出力ピンX1とセル3の入力ピンA3とは、net102を介して接続されているため、セル1の出力パターン(1)は、セル3の入力ピンA3への入力信号「1」に相当する。そうすると、セル3の入力パターンは、(10)又は(11)となる。セル3の入力パターンが(10)であるとすると、セル3のリーク電流値が「4」となる。つまり、部分回路群11に対する入力パターンが(000)であるとき、セル1及びセル3を含む部分回路群11のリーク電流値は、セル1のリーク電流値「1」とセル3のリーク電流値「4」との和を算出することにより得られる「5」となる。
また、部分回路群情報生成部142は、集積回路に含まれる部分回路の数だけ、すなわち、部分回路接続情報に示される部分回路の数だけ、任意の部分回路を抽出し、その抽出した任意の部分回路を含む部分回路群のリーク電流値を算出する。
そして、部分回路群情報生成部142は、部分回路群ごとに、部分回路群情報を生成する。すなわち、部分回路群情報生成部142は、部分回路群ごとに、含有部分回路、入力パターン、出力パターン、算出したリーク電流値の情報を対応付けることで、部分回路群情報の一つである部分回路群特性情報(図5−1参照)を生成する。また、部分回路群情報生成部142は、部分回路群ごとに、入出力ピン名、入出力の種別、ネット名の情報を対応付けることで、部分回路群情報の一つである部分回路群接続情報(図5−2参照)を生成する。
なお、部分回路群情報生成部142は、図7に示すような一入力多出力のツリー状に互いに接続された部分回路である部分回路群の部分回路群情報を、他の部分回路群の部分回路群情報に優先して生成するようにしてもよい。また、部分回路群情報生成部142は、図8に示すような多入力一出力のツリー状に互いに接続された部分回路である部分回路群の部分回路群情報を、他の部分回路群の部分回路群情報に優先して生成するようにしてもよい。図7や図8に示す部分回路群は、比較的に単純な回路構造を有しているため、部分回路群情報生成部142は、これらの部分回路群の部分回路群情報を優先的に生成することで、処理を迅速化することができる。なお、図7及び図8は、部分回路群情報生成部142による処理について説明するための図である。
また、部分回路群情報生成部142は、生成した部分回路群情報を部分回路群情報記憶部132に格納する。また、部分回路情報記憶部131から読み出した部分回路情報(部分回路特性情報及び部分回路接続情報)をリーク差分値算出部143に送る。
リーク差分値算出部143は、各部分回路群に含まれる全部分回路のリーク電流値の最大値どうしを合計して得られる仮リーク最大値と、部分回路群情報生成部142によって生成された部分回路群ごとの部分回路群情報に含まれるリーク電流値の最大値との差分であるリーク差分値を、部分回路群ごとに算出する。
具体的には、リーク差分値算出部143は、まず、部分回路群情報記憶部132に記憶された部分回路群特性情報(図5−1参照)に含まれる含有部分回路の情報を用いて、部分回路群に含まれる全部分回路の部分回路特性情報(図3−1参照)を特定する。そして、リーク差分値算出部143は、特定した部分回路特性情報から、部分回路群に含まれる全部分回路のリーク電流値の最大値を検出し、検出した最大値どうしを全て合計することで、仮リーク最大値を算出する。そして、リーク差分値算出部143は、算出した仮リーク最大値と、部分回路群情報記憶部132に記憶された部分回路群ごとの部分回路群特性情報に含まれるリーク電流値の最大値との差分を算出することで、リーク差分値を部分回路群ごとに算出する。
ここで、一例として、リーク差分値算出部143が図4に示す部分回路群11のリーク差分値を算出する処理について説明する。リーク差分値算出部143は、部分回路群特性情報(図5−1参照)に含まれる部分回路群11の含有部分回路の情報を用いて、部分回路群11に含まれるセル1及びセル3の部分回路特性情報(図3−1参照)を特定する。そして、リーク差分値算出部143は、特定したセル1及びセル3の部分回路特性情報から、セル1の最大リーク電流値「4」及びセル3のリーク電流値の最大値「4」を検出し、これら最大値どうしを全て合計し、仮リーク最大値「8」を算出する。そして、リーク差分値算出部143は、算出した仮リーク最大値「8」と、部分回路群情報記憶部132に記憶された部分回路群11の部分回路群特性情報に含まれるリーク電流値の最大値「8」との差分を算出することで、リーク差分値「0」を算出する。
また、リーク差分値算出部143は、算出したリーク差分値を選択基準値算出部144へ送る。また、リーク差分値算出部143は、部分回路群情報生成部142から受け付けた部分回路情報(部分回路特性情報及び部分回路接続情報)を選択基準値算出部144に送る。
選択基準値算出部144は、部分回路群に含まれる部分回路の数でリーク差分値を除算することで得られる選択基準値を部分回路群ごとに算出する。具体的には、選択基準値算出部144は、まず、部分回路群特性情報(図5−1参照)に含まれる含有部分回路の情報を用いて、部分回路群に含まれる部分回路の数を計測し、当該計測した部分回路の数で、リーク差分値を除算することで、選択基準値を部分回路群ごとに算出する。このように、選択基準値算出部144は、選択基準値を部分回路群ごとに算出することにより、部分回路群の仮リーク最大値の減少効率を部分回路群どうしで比較するための基準となる値を算出している。
また、選択基準値算出部144は、算出した選択基準値を部分回路群ごとに対応づけた選択基準値情報を選択基準値情報記憶部133に格納する。
また、選択基準値算出部144は、集積回路に含まれる部分回路のうち、部分回路群情報生成部142によって未だ抽出されていない部分回路である未抽出部分回路があるか否かを判定する。具体的には、選択基準値算出部144は、部分回路接続情報に示される部分回路の情報を参照することで、未抽出部分回路があるか否かを判定する。
未抽出部分回路があると判定すると、選択基準値算出部144は、部分回路群情報生成部142にその旨を通知する。なお、通知を受けた部分回路群情報生成部142は、抽出済みの部分回路とは異なる部分回路を抽出し、その抽出した部分回路を含む部分回路群のリーク電流値を再度算出し、部分回路群特性情報及び部分回路群接続情報を新たに生成する。一方、未抽出部分回路がないと判定すると、選択基準値算出部144は、部分回路群選択部145にその旨を通知する。
部分回路群選択部145は、リーク差分値算出部143によって算出されたリーク差分値に基づいて、複数の部分回路群から1の部分回路群を選択する。具体的には、部分回路群選択部145は、選択基準値情報記憶部133に記憶された選択基準値の最も大きい1の部分回路群を、複数の部分回路群から選択する。ここで、部分回路群選択部145が、選択基準値の最も大きい部分回路群を選択するのは、部分回路群の仮リーク最大値の減少効率が最も高い部分回路群を選択するためである。
また、部分回路群選択部145は、選択した1の部分回路群である選択部分回路群の情報を入力信号パターン限定部146に通知する。
入力信号パターン限定部146は、選択部分回路群の部分回路群情報に含まれる入力パターンを、上位のリーク電流値に対応する入力パターンに限定する。具体的には、入力信号パターン限定部146は、部分回路群情報記憶部132に記憶された部分回路群ごとの部分回路群情報(図5−1)から、選択部分回路群の部分回路群特性情報を抽出する。そして、入力信号パターン限定部146は、抽出した部分回路群特性情報に含まれる入力パターンを、上位Nのリーク電流値に対応する入力パターンに限定した部分回路群特性情報を新たに作成する。図9は、入力信号パターン限定部146による処理について説明するための図である。
例えば、図4に示す複数の部分回路群(部分回路群11、部分回路群12、…)のうち、部分回路群12が選択部分回路群である場合には、入力信号パターン限定部146は、図9に示すように、部分回路群情報記憶部132から部分回路群12の部分回路群特性情報(図5−1参照)を抽出する。そして、入力信号パターン限定部146は、部分回路群12の部分回路群特性情報から最大のリーク電流値「14」及び2番目のリーク電流値「14」を部分回路群12の上位2位のリーク電流値として検出する。そして、入力信号パターン限定部146は、部分回路群12に対する入力信号のパターンを、検出した上位2位のリーク電流値に対応した2通りの入力信号のパターン(1000)及び(0100)に限定した部分回路群特性情報を新たに作成する。
また、入力信号パターン限定部146は、入力パターンが限定された選択部分回路群の部分回路群特性情報及びこれに対応する部分回路群接続情報を、部分回路情報更新部147に送る。
部分回路情報更新部147は、入力パターンが限定された選択部分回路群の部分回路群情報を、部分回路ごとの部分回路情報に追加すると共に、選択部分回路群に含まれる部分回路の部分回路情報を、部分回路ごとの部分回路情報から削除することで、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路情報を更新する。
具体的には、部分回路情報更新部147は、図10−1に示すように、入力パターンが限定された選択部分回路群の部分回路群特性情報(図9参照)を、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路特性情報(図3−1参照)に追加する。これと共に、部分回路情報更新部147は、選択部分回路群に含まれる部分回路(図9の例では、部分回路群12に含まれるセル1、セル2、セル3及びセル4)の部分回路特性情報を、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路特性情報から削除する。このようにして、部分回路情報更新部147は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路特性情報を更新する。なお、図10−1は、部分回路情報更新部147による処理について説明するための図である。
そして、部分回路情報更新部147は、図10−2に示すように、入力パターンが限定された選択部分回路群の部分回路群接続情報(図5−2参照)を、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路特性情報(図3−2参照)に追加する。これと共に、部分回路情報更新部147は、選択部分回路群に含まれる部分回路の部分回路接続情報を、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路接続情報から削除する。このようにして、部分回路情報更新部147は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路接続情報を更新する。なお、図10−2は、部分回路情報更新部147による処理について説明するための図である。
また、部分回路情報更新部147は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路情報の更新回数を計測し、計測した更新回数を処理制御部148に通知する。
処理制御部148は、部分回路情報更新部147による処理回数が所定の回数に到達するまで、上述した各処理部に繰り返し処理を実行させる。具体的には、処理制御部148は、まず、部分回路情報更新部147から通知された更新回数が予め定められた回数に到達したか否かを判定する。到達していないと判定すると、処理制御部148は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路情報に基づく部分回路群ごとの部分回路群情報の作成を部分回路群情報生成部142に再度行わせる。このとき、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路情報は、部分回路情報更新部147によって更新されている。つまり、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路情報は、入力信号のパターンが限定された選択部分回路群の部分回路群情報を含んでいる。したがって、部分回路群情報生成部142による部分回路群ごとの部分回路群情報の作成の計算処理量が減少している。そして、部分回路群情報生成部142による部分回路群ごとの部分回路群情報の作成が完了すると、処理制御部148は、リーク差分値算出部143、選択基準値算出部144、部分回路群選択部145、入力信号パターン限定部146、部分回路情報更新部147に各自の処理を再度行わせる。
一方、部分回路情報更新部147から通知された更新回数が予め定められた回数に到達したと判定すると、処理制御部148は、その旨を最大リーク電流値算出部149へ通知する。
このように、リーク電流算出装置100は、更新回数が予め定められた回数に到達するまで上記一連の処理を繰り返すことにより、選択部分回路群の入力信号のパターンを適切に絞り込みながら、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路情報を更新していく。そして、この過程において、部分回路群情報生成部142による部分回路群ごとの部分回路群情報の作成の計算処理量が減少していく。
最大リーク電流値算出部149は、更新回数が所定の回数に到達したときに、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路情報に含まれる部分回路ごとのリーク電流値の情報を用いて、集積回路の最大リーク電流値を算出する。具体的には、最大リーク電流値算出部149は、更新回数が予め定められた回数に到達した旨の通知を処理制御部148から受け付けたときに、まず、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路特性情報から部分回路ごとのリーク電流値の最大値を抽出する。そして、最大リーク電流値算出部149は、抽出したリーク電流値の最大値の合計値を、集積回路の最大リーク電流値として算出する。
また、最大リーク電流値算出部149は、処理結果として、算出した集積回路の最大リーク電流値についての情報を出力部120に送る。
次に、図11を用いて、本実施例に係るリーク電流算出装置100によるリーク電流算出処理の処理手順について説明する。図11は、本実施例に係るリーク電流算出装置100によるリーク電流算出処理の処理手順を示すフローチャートである。
図11に示すように、リーク電流算出装置100では、部分回路情報取得部141が、入力部110から部分回路情報(部分回路特性情報及び部分回路接続情報)を受け付けて(ステップS101)、その受け付けた部分回路情報を部分回路情報記憶部131に格納する(ステップS102)。
続いて、部分回路群情報生成部142は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路接続情報を参照して、任意の部分回路を1つ抽出し(ステップS103)、その抽出した部分回路に接続する他の部分回路を特定する(ステップS104)。つまり、部分回路群情報生成部142は、任意の部分回路及び他の部分回路を部分回路群とみなす。そして、部分回路群情報生成部142は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路特性情報を参照して、部分回路群に含まれる各部分回路の入力パターンを適宜組み合わせることで、部分回路群について、入力パターンに対応して発生するリーク電流値を算出する(ステップS105)。そして、部分回路群情報生成部142は、部分回路群ごとに、部分回路群情報を生成し(ステップS106)、部分回路群情報記憶部132に格納する(ステップS107)。
続いて、リーク差分値算出部143は、リーク差分値を部分回路群ごとに算出し(ステップS108)、選択基準値算出部144は、部分回路群に含まれる部分回路の数でリーク差分値を除算することで得られる選択基準値を部分回路群ごとに算出する(ステップS109)。そして、選択基準値算出部144は、算出した選択基準値を部分回路群ごとに対応づけた選択基準値情報を選択基準値情報記憶部133に格納する(ステップS110)。
続いて、選択基準値算出部144は、未抽出部分回路があるか否かを判定する(ステップS111)。未抽出部分回路があると判定すると(ステップS111:Yes)、選択基準値算出部144は、処理をステップS103に戻し、部分回路群情報生成部142に未抽出部分回路がある旨を通知する。なお、選択基準値算出部144からの通知を受けた部分回路群情報生成部142は、抽出済みの部分回路とは異なる部分回路を含む部分回路群のリーク電流値を再度算出し、部分回路群情報を新たに生成する。
一方、未抽出部分回路がないと判定すると(ステップS111:No)、選択基準値算出部144は、部分回路群選択部145にその旨を通知する。そして、部分回路群選択部145は、リーク差分値に基づいて、複数の部分回路群から1の部分回路群を選択する(ステップS112)。つまり、部分回路群選択部145は、選択部分回路群として、選択基準値情報記憶部133に記憶された選択基準値の最も大きい1の部分回路群を、複数の部分回路群から選択する。
続いて、入力信号パターン限定部146は、選択部分回路群の部分回路群情報に含まれる入力パターンを、上位のリーク電流値に対応する入力パターンに限定する(ステップS113)。例えば、入力信号パターン限定部146は、最大のリーク電流値及び2番目のリーク電流値に対応する入力パターンに限定する。
続いて、部分回路情報更新部147は、入力パターンが限定された選択部分回路群の部分回路群情報を、部分回路ごとの部分回路情報に追加すると共に、選択部分回路群に含まれる部分回路の部分回路情報を、部分回路ごとの部分回路情報から削除することで、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路情報を更新する。(ステップS114)。このとき、部分回路情報更新部147は、更新回数を処理制御部148に通知する。
続いて、処理制御部148は、部分回路情報更新部147から通知された更新回数が予め定められた回数に到達したか否かを判定する(ステップS115)。更新回数が予め定められた回数に到達していないと判定すると(ステップS115:No)、処理制御部148は、処理をステップS103に戻し、ステップS103〜ステップS115の処理を繰り返し実行する。
そして、更新回数が予め定められた回数に到達したと判定すると(ステップS115:Yes)、処理制御部148は、その旨を最大リーク電流値算出部149へ通知し、処理をステップS116へ移行する。
続いて、最大リーク電流値算出部149は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路情報に含まれる部分回路ごとのリーク電流値の情報を用いて、集積回路の最大リーク電流値を算出する(ステップS116)。つまり、最大リーク電流値算出部149は、部分回路情報記憶部131に記憶された部分回路ごとの部分回路特性情報から部分回路ごとのリーク電流値の最大値を抽出する。そして、最大リーク電流値算出部149は、抽出したリーク電流値の最大値の合計値を、集積回路の最大リーク電流値として算出する。
続いて、リーク電流算出装置100は、処理結果を出力する(ステップS117)。例えば、最大リーク電流値算出部149は、処理結果として、算出した集積回路の最大リーク電流値の合計値を、集積回路の最大リーク電流値を出力部120に送り、出力部120が、処理結果を出力する。
上述したように、本実施例では、集積回路を構成する部分回路に対する入力信号のパターンを限定しながら、部分回路に関する部分回路情報を繰り返し更新し、その更新された部分回路情報から集積回路の最大リーク電流値を算出するため、集積回路の最大リーク電流値を高速かつ確実に算出することができる。
さて、これまで本発明の実施例について説明したが、本発明は上述した実施例以外にも、上記特許請求の範囲に記載した技術的思想の範囲内において種々の異なる実施例にて実施されてもよいものである。
例えば、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図2に示す例を用いて説明すると、部分回路情報取得部141と最大リーク電流値算出部149とを統合することもできる。また、記憶部130を別装置としてもよい。
また、上記の実施例で説明したリーク電流算出装置の各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図12を用いて、上記の実施例と同様の機能を有するリーク電流算出プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。なお、図12は、リーク電流算出プログラムを実行するコンピュータを説明するための図である。
図12に示すように、リーク電流算出装置としてのコンピュータ400は、入力部410、出力部420、HDD(Hard Disk Drive)430、RAM(Random Access Memory)440及びCPU(Central Processing Unit)450をバス500などで接続して構成される。
ここで、入力部410はユーザから各種データの入力を受け付ける。出力部420は、各種情報を表示する。HDD430は、CPU450による各種処理の実行に必要な情報を記憶する。RAM440は、各種情報を一時的に記憶する。CPU450は、各種演算処理を実行する。
そして、HDD430には、上記の実施例1に示したリーク電流算出装置100の各処理部と同様の機能を発揮するリーク電流算出プログラム431と、リーク電流算出用データ432とが予め記憶されている。なお、このリーク電流算出プログラム431を適宜分散させて、ネットワークを介して通信可能に接続された他のコンピュータの記憶部に記憶させておくこともできる。
そして、CPU450が、このリーク電流算出プログラム431をHDD430から読み出してRAM440に展開することにより、図12に示すように、リーク電流算出プログラム431はリーク電流算出プロセス441として機能するようになる。すなわち、リーク電流算出プロセス441は、リーク電流算出用データ432等をHDD430から読み出して、RAM440において自身に割り当てられた領域に展開し、この展開したデータ等に基づいて各種処理を実行する。なお、リーク電流算出プロセス441は、図2に示したリーク電流算出装置100の制御部140(部分回路情報取得部141、部分回路群情報生成部142、リーク差分値算出部143、選択基準値算出部144、部分回路群選択部145、入力信号パターン限定部146、部分回路情報更新部147、処理制御部148及び最大リーク電流値算出部149)において実行される処理にそれぞれ対応する。
なお、上記したリーク電流算出プログラム431については、必ずしも最初からHDD430に記憶させておく必要はない。例えば、コンピュータ400に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に記憶させておき、コンピュータ400がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。さらには、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ400に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」などに各プログラムを記憶させておき、コンピュータ400がこれらから各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
100 リーク電流算出装置
110 入力部
120 出力部
130 記憶部
131 部分回路情報記憶部
132 部分回路群情報記憶部
133 選択基準値情報記憶部
140 制御部
141 部分回路情報取得部
142 部分回路群情報生成部
143 リーク差分値算出部
144 選択基準値算出部
145 部分回路群選択部
146 入力信号パターン限定部
147 部分回路情報更新部
148 処理制御部
149 最大リーク電流値算出部
400 コンピュータ
410 入力部
420 出力部
430 HDD(Hard Disk Drive)
431 リーク電流算出プログラム
432 リーク電流算出用データ
440 RAM(Random Access Memory)
441 リーク電流算出プロセス
450 CPU(Central Processing Unit)
500 バス

Claims (5)

  1. 集積回路におけるリーク電流値を算出するリーク電流算出プログラムであって、
    前記集積回路を構成する部分回路ごとに、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路情報を取得する取得手順と、
    前記取得手順によって取得された部分回路ごとの部分回路情報に基づいて、互いに接続された前記部分回路である部分回路群ごとに、当該部分回路群に含まれる部分回路と、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路群情報を生成する生成手順と、
    各前記部分回路群に含まれる全部分回路のリーク電流値の最大値どうしを合計して得られる仮リーク最大値と、前記部分回路群ごとの部分回路群情報に含まれるリーク電流値の最大値との差分であるリーク差分値を、前記部分回路群ごとに算出するリーク差分値算出手順と、
    前記リーク差分値算出手順によって算出されたリーク差分値に基づいて、前記部分回路群から1の部分回路群を選択する選択手順と、
    前記選択手順によって選択された1の部分回路群の部分回路群情報に含まれる入力信号のパターンを、上位のリーク電流値に対応する入力信号のパターンに限定する限定手順と、
    前記限定手順によって入力信号のパターンが限定された前記1の部分回路群の部分回路群情報を、前記部分回路ごとの部分回路情報に追加すると共に、前記1の部分回路群に含まれる部分回路の部分回路情報を、前記部分回路ごとの部分回路情報から削除することで、前記取得手順によって取得された部分回路情報を更新する更新手順と、
    前記更新手順による処理回数が所定の回数に到達するまで、前記各手順に繰り返し処理を実行させる処理制御手順と、
    前記更新手順による処理回数が所定の回数に到達したときに、前記更新手順によって更新された部分回路情報に含まれる部分回路ごとのリーク電流値の情報を用いて、前記集積回路の最大リーク電流値を算出する最大リーク電流算出手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするリーク電流算出プログラム。
  2. 前記生成手順は、一入力多出力のツリー状に互いに接続された部分回路である部分回路群の部分回路群情報を、他の部分回路群の部分回路群情報に優先して生成することを特徴とする請求項1に記載のリーク電流算出プログラム。
  3. 前記生成手順は、多入力一出力のツリー状に互いに接続された部分回路である部分回路群の部分回路群情報を、他の部分回路群の部分回路群情報に優先して生成することを特徴とする請求項1又は2に記載のリーク電流算出プログラム。
  4. 集積回路におけるリーク電流値を算出するリーク電流算出装置であって、
    前記集積回路を構成する部分回路ごとに、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された部分回路ごとの部分回路情報に基づいて、互いに接続された前記部分回路である部分回路群ごとに、当該部分回路群に含まれる部分回路と、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路群情報を生成する生成手段と、
    各前記部分回路群に含まれる全部分回路のリーク電流値の最大値どうしを合計して得られる仮リーク最大値と、前記部分回路群ごとの部分回路群情報に含まれるリーク電流値の最大値との差分であるリーク差分値を、前記部分回路群ごとに算出するリーク差分値算出手段と、
    前記リーク差分値算出手段によって算出されたリーク差分値に基づいて、前記部分回路群から1の部分回路群を選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択された1の部分回路群の部分回路群情報に含まれる入力信号のパターンを、上位のリーク電流値に対応する入力信号のパターンに限定する限定手段と、
    前記限定手段によって入力信号のパターンが限定された前記1の部分回路群の部分回路群情報を、前記部分回路ごとの部分回路情報に追加すると共に、前記1の部分回路群に含まれる部分回路の部分回路情報を、前記部分回路ごとの部分回路情報から削除することで、前記取得手段によって取得された部分回路情報を更新する更新手段と、
    前記更新手段による処理回数が所定の回数に到達するまで、前記各手段に繰り返し処理を実行させる処理制御手段と、
    前記更新手段による処理回数が所定の回数に到達したときに、前記更新手段によって更新された部分回路情報に含まれる部分回路ごとのリーク電流値の情報を用いて、前記集積回路の最大リーク電流値を算出する最大リーク電流算出手段と
    を備えたことを特徴とするリーク電流算出装置。
  5. コンピュータを用いて集積回路におけるリーク電流値を算出するリーク電流算出方法であって、
    前記コンピュータが有するプロセッサが、前記集積回路を構成する部分回路ごとに、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路情報を取得し前記コンピュータが備えるメモリに書き込む取得ステップと、
    前記コンピュータが有するプロセッサが、前記取得ステップによって取得された部分回路ごとの部分回路情報に基づいて、互いに接続された前記部分回路である部分回路群ごとに、当該部分回路群に含まれる部分回路と、入力信号のパターンと、当該入力信号のパターンに対して発生するリーク電流値とを対応付けた部分回路群情報を生成し前記コンピュータが備えるメモリに書き込む生成ステップと、
    前記コンピュータが有するプロセッサが、各前記部分回路群に含まれる全部分回路のリーク電流値の最大値どうしを合計して得られる仮リーク最大値と、前記部分回路群ごとの部分回路群情報に含まれるリーク電流値の最大値との差分であるリーク差分値を、前記部分回路群ごとに算出し前記コンピュータが備えるメモリに書き込むリーク差分値算出ステップと、
    前記コンピュータが有するプロセッサが、前記リーク差分値算出ステップによって算出されたリーク差分値に基づいて、前記部分回路群から1の部分回路群を選択する選択ステップと、
    前記コンピュータが有するプロセッサが、前記選択ステップによって選択された1の部分回路群の部分回路群情報に含まれる入力信号のパターンに対し、リーク電流値の最大値から降順に所定の個数分の対応する入力信号のパターンのみを取り出し前記コンピュータが備えるメモリに書き込む限定ステップと、
    前記コンピュータが有するプロセッサが、前記限定ステップによって取り出された入力信号のパターンに対応する前記1の部分回路群の部分回路群情報を、前記部分回路ごとの部分回路情報に追加すると共に、前記1の部分回路群に含まれる部分回路の部分回路情報を、前記部分回路ごとの部分回路情報から削除することで、前記取得ステップによって取得された部分回路情報を更新し前記コンピュータが備えるメモリに書き込む更新ステップと、
    前記コンピュータが有するプロセッサが、前記更新ステップによる処理回数が所定の回数に到達するまで、前記各ステップに繰り返し処理を実行させる処理制御ステップと、
    前記更新ステップによる処理回数が所定の回数に到達したときに、前記更新ステップによって更新された部分回路情報に含まれる部分回路ごとのリーク電流値の情報を用いて、前記集積回路の最大リーク電流値を算出し前記コンピュータが備えるメモリに書き込む最大リーク電流算出ステップと
    を含んだことを特徴とするリーク電流算出方法。
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