JP5234750B2 - 表示装置及びその制御方法 - Google Patents

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Description

本発明はバックライトを備えた表示装置に関し、特にバックライトの輝度を制御する制御方法に関する。
バッテリによって駆動される小型端末装置において、バッテリ駆動時間は商品性を左右する大きな要因である。このため、小型端末装置では、消費電力低減による駆動時間の延長は重要な意味を持っている。
このようなバッテリ駆動の小型端末装置の電力消費は、表示部(表示装置)のバックライトによるものが大きな割合を占めている。それゆえ、バックライトの省電力化を実現することが、小型端末装置のバッテリ駆動時間の延長に大きく貢献する。
バックライトの消費電力を低減した従来の表示装置として、この表示装置を含む端末装置に対して使用者による入力操作が一定時間行われなかった場合に、バックライトの輝度を低減し又は消灯するようにしたものがある(例えば、特許文献1,2,3又は4参照)。
また、他の従来の表示装置として、画像情報に一定時間以上変更がない場合に、バックライトの輝度を低減するようにしたものもある(例えば、特許文献5参照。)。
さらに他の従来の表示装置として、インターホンに用いられ、無音状態が続いた場合にバックライトの光量を漸減させ、また音声入力があれば漸増させるものもある(例えば、特許文献6参照)。この表示装置では、LEDの駆動電流のデューティ比を変更することにより、バックライトの光量を変更している。
特開平06−059244号公報 特開平11−126118号公報 特開2002−99248号公報 特開2006−332954号公報 特開平9−5710号公報 特開2005−328473号公報
特許文献1乃至4に記載されている表示装置のように、入力操作が一定時間ない場合にバックライトの輝度を低減又は消灯させる表示装置では、一連の入力操作をゆっくり行う様な場合にバックライトの輝度が変化しないよう、その一定時間は少なくとも30秒から1分といった比較的長い時間に設定される。それゆえ、この種の従来の表示装置では、入力操作から一定時間が経過するまでの間はバックライトの消費電力を低減することができず、効率的な省電力制御を行うことができないという問題点がある。
加えて、これらの表示装置では、入力操作がない状態で表示内容を順次変化させるような場合であっても、入力操作がないという理由でバックライトの輝度が低下しまうという問題点がある。
また、特許文献5に記載されている表示装置のように、画像情報が一定時間以上変更されない場合にバックライトの輝度を徐々に低下させる表示装置では、画像情報が僅かに変更されただけでもバックライトの輝度を低下させることができない。例えば、表示画面の隅に時計を表示させるなどした場合などした場合であって、表示内容に実質的な変化がない場合でも、その時計表示の変化によってバックライトの輝度を低下させることができない。それゆえ、このような表示装置にも、効率的な省電力制御を行うことができないという問題点がある。
さらに、特許文献6に記載されている表示装置では、音声入力の有無のみに基づいてバックライトの輝度が制御されている。このため、この表示装置を端末装置等に適用したとしても、特許文献1乃至4に記載された表示装置と同様の問題点がある。即ち、入力操作がない状態で表示内容が順次変化するような場合に、バックライトの輝度が低下してしまうという問題点がある。
そこで、本発明は、表示内容が大きく変更される状況下においてバックライトの輝度を低下させることなく、効率的に省電力制御を行うことができる表示装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
本発明の第1の要旨によれば、表示手段と、該表示手段を照明する照明手段と、を含む表示装置において、前記照明手段の輝度を、前記照明手段を駆動するパルス幅変調信号の周期よりも短い周期で、前記表示手段における画面更新領域の広さに基づいて制御する輝度制御手段を備え、前記画面更新領域が予め定めらた第1の基準値より小さいとき、予め定められた最小値に達しない限り輝度を予め定められた段階で一つ下げ、前記画面更新領域が前記第1の基準値またはそれより大きい予め定められた第2の基準値以上のとき、輝度を予め定められた最大値に上げるか、または前記最大値に達しない限り前記予め定められた段階で一つ上げ、その他の場合は輝度を維持するように制御することを特徴とする表示装置が得られる。
具体的には、前記輝度制御手段は、前記表示手段を制御して画面表示を行わせるとともに、前記画面更新領域を検出し当該画面更新領域を表す更新領域情報を生成する表示制御手段と、前記更新領域情報を記憶する記憶手段と、該記憶手段から前記更新領域情報を読み出し、読み出した更新領域情報に基づいて前記画面更新領域の広さを求め、前記照明手段の輝度を制御する照明制御手段と、を含む。
また、本発明の第2の要旨によれば、表示手段と、該表示手段を照明する照明手段と、を含む表示装置の制御方法において、前記照明手段の輝度を、前記照明手段を駆動するパルス幅変調信号の周期よりも短い周期で、前記表示手段における画面更新領域の広さに基づいて制御し、前記画面更新領域が予め定めらた第1の基準値より小さいとき、予め定められた最小値に達しない限り輝度を予め定められた段階で一つ下げ、前記画面更新領域が前記第1の基準値またはそれより大きい予め定められた第2の基準値以上のとき、輝度を予め定められた最大値に上げるか、または前記最大値に達しない限り前記予め定められた段階で一つ上げ、その他の場合は輝度を維持するように制御することを特徴とする表示装置の制御方法が得られる。
具体的には、この制御方法は、前記表示手段を制御して画面表示を行わせるとともに、前記画面更新領域を検出し当該画面更新領域を表す更新領域情報を生成し、前記更新領域情報を記憶手段に記憶させ、該記憶手段から前記更新領域情報を読み出し、読み出した更新領域情報に基づいて前記画面更新領域の広さを求め、前記照明手段の輝度を制御する。
本発明によれば、画面更新領域の広さに基づいてバックライトの輝度を制御するようにしたことで、表示内容が大きく変化する状況下においてはバックライトの輝度を低下させることがなく、表示内容の変化が小さいときには直ちにバックライトの輝度を低下させることができる。これにより、本発明の表示装置は、高い省電力効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の概略構成を示すブロック図である。
図示の表示装置は、液晶ディスプレイパネル(LCD)11と、このLCD11の裏面に設けられたバックライト12と、LCD11の表示制御を行う表示制御部13と、表示制御部13からの制御の下で描画データを記憶するフレームメモリ14と、表示制御部13と協働してバックライト12の輝度を制御するバックライト制御部15と、表示制御部13及びバックライト制御部15のいずれからもアクセス可能な共有メモリ16とを有している。
LCD11は表示手段として、バックライト12は照明手段として、それぞれ機能する。また、表示制御部13、バックライト制御部14及び共有メモリ16は、それぞれ、表示制御手段、照明制御手段及び記憶手段として機能し、また、これらは協働して輝度制御手段として機能する。
表示制御部13は、描画データをフレーム単位でフレームメモリ14へ送出する。フレームメモリ14は、表示制御部13から送られてきた描画データを逐次格納する。
表示制御部13はまた、フレームメモリ14及びLCD11を制御して、フレームメモリ14に格納された描画データをLCD11へ転送させ、LCD11の画面に画像表示を行う。
さらに表示制御部13は、描画データに基づいて画面更新領域を検出し、検出した画面更新領域を表す更新領域情報を生成する。そして、表示制御部13は、生成した更新領域情報を共有メモリ16に記憶させる。
バックライト制御部15は、共有メモリ16に記憶されている更新領域情報に基づいてバックライト12の電源制御及び駆動電流のデューティ比制御を行う。即ち、バックライト制御部15は、バックライト12の輝度を制御する。
図1の表示装置は、表示部を有する如何なる装置にも(バッテリ駆動か否かにも関係なく)適用できるが、ここでは、端末装置、特に携帯電話機やPDA等の小型携帯端末装置を想定している。
次に、図2及び図3のフローチャートをも参照して、図1の表示装置の動作について詳細に説明する。
まず、図2を参照して、表示制御部13の動作について説明する。
表示制御装置1は、まず、ステップA1において、描画データをフレーム単位でフレームメモリ14に書き込み、LCD11を制御して、画面表示を行う。
このとき、表示制御装置1は、一つ前のフレームの描画データと今回のフレームの描画データとを比較して画面上の変化点を検出する。そして、その変化点を含む画面上の最小矩形領域を特定する。ここで、最小矩形領域とは、LCDの画面を均等なサイズの複数の矩形領域(単位矩形領域、最小の場合1ドットに相当)に分割しておき、検出された変化点を全て含むように1又は複数の単位矩形領域を選択した最も小さな矩形領域である。
次に、表示制御装置1は、ステップA2において、特定した最小矩形領域が、予め設定された特定領域か否か判定する。ここで、特定領域は、任意に選択された1又は複数の単位矩形領域である。例えば、時計が表示される単位矩形領域を特定領域とすることができる。
ステップA2において、特定した最小矩形領域が特定領域であると判定したならば(Yes)、表示制御装置1は、更新領域情報を生成することなく処理を終了する。
一方、ステップA2において、特定した最小矩形領域が特定領域ではないと判定したならば(No)、ステップA3に進む。なお、表示制御装置1は、特定した最小矩形領域が特定領域を含む場合であっても、特定領域以外の領域を含んでいれば、特定領域ではないと判定する。
次に、表示制御装置1は、ステップA3において共有メモリ16内に以前の更新領域情報が登録されているか否か判断する。
ステップA3において、共有メモリ16に以前の更新領域情報が登録されていないと判定した場合(No)、表示制御装置1は、ステップA4において、特定した最小矩形領域を表す更新領域情報を生成し、生成した更新領域情報を共有メモリ16に登録する(記憶させる)。
一方、ステップA3において、共有メモリ16に以前の更新領域情報が登録されていると判定した場合(Yes)、表示制御装置1は、ステップA5において、以前の更新領域情報が表す以前の最小矩形領域と今回の最小矩形領域の両方を含む新たな最小矩形領域を決定(計算)する。さらに、表示制御装置1は、新たな最小矩形領域を表す新たな更新領域情報を生成して、共有メモリ16に登録する。
以上のようにして、表示制御装置1は、描画処理の際に更新領域情報の生成処理を行う。
次に、図3を参照して、バックライト制御部15の動作について説明する。
バックライト制御部15は、一定時間ごとに輝度の調整を行うための処理を行うよう設計されている。ここでの一定時間は、従来の表示装置のように入力操作がないと判定するための時間に比べ非常に短い。即ち、バックライトの駆動電流をパルス幅変調信号としたとき、連続するパルスの幅を次々に変更することができる時間とする。もちろん、バックライトの駆動電流の周期は、駆動電流のオン・オフが使用者に認識されない程度の時間である。
バックライト制御部15は、まず、ステップB1おいて、一定時間が経過したか否か判定する。
ステップB1において一定時間が経過したと判定した場合(Yes)、バックライト制御部15は、ステップB2において、共有メモリ16から更新領域情報の読み出しを試みる。即ち、バックライト制御部15は、共有メモリ16に更新領域情報が登録されているか否か判定する。なお、共有メモリ16に更新領域情報が登録されているということは、LCD11の画面上の有効範囲において画面更新が行われていることを意味する。
ステップB1において、共有メモリ16に更新領域情報が登録されていると判定した場合(Yes)、バックライト制御部15は、さらに、ステップB3において、更新領域情報が表す最小矩形領域が、予め設定された面積よりも広いか否か判定する。
ステップB3において、更新領域情報が表す最小矩形領域が設定された面積以上であると判定した場合(Yes)、バックライト制御部15は、ステップB4において、共有メモリ16をクリア(更新領域情報を削除)する。また、バックライト制御部15は、ステップB5において、バックライト12の駆動電流のデューティ比を最大値(Dmax/Dcycle)にする。こうして、使用者がその変化に気付く程度の画面更新がなされた場合には、バックライト11の輝度は最大へ変更される。なお、デューティ比の最大値は任意に設定可能であり、予め設定されている。その後、バックライト制御部15は、再び一定時間が経過するまで待機する(ステップB1)。
一方、ステップB2において更新領域情報が共有メモリ16に登録されていないと判定した場合、及びステップB3において更新領域情報が表す最小矩形領域が予め設定された面積よりも小さいと判定された場合は、ステップB6へ進む。
共有メモリ16に更新領域情報が登録されていないということは、特定領域以外の領域で画面更新が行われていない、つまり同一画像(静止画)が表示され続けていることを意味する。また、共有メモリ16に登録された更新領域情報が表す最小矩形領域が予め設定された面積よりも小さいということは、画面上において使用者が気付かない程度の僅かな変化しかないことを意味する。そこで、このような場合には、バックライト制御部15は、バックライト11の輝度を漸減させるため、まず、ステップB6において、バックライト11の駆動電流のデューティ比が既に最小値(Dmin/Dcycle)になっていないか判定する。なお、デューティ比の最小値は任意に設定可能であり、予め設定されている。
ステップB6において、デューティ比が最小値であれば(Yes)、ステップB1に戻る。
一方、ステップB6において、デューティ比が最小値でない場合(No)、バックライト制御部15は、バックライト11の駆動電流のデューティ比を一段階下げる。ここでの一段階は、使用者が輝度の変化に気付きにくい程度、例えば、1%とする。これにより、バックライト11は僅かに暗くなり、消費電力を低減できる。その後、バックライト制御部15は、一定時間が経過するまで待機する(ステップB1)。
図4に画面更新とバックライトの駆動電流波形の変化との関係を時間軸に沿って示す。
図示のようにバックライト12の駆動電流は、周期(サイクル)=Dcycleを持つパルス電流であり、そのデューティ比は、Dn/Dcycleである。
時刻t1から時刻t2にかけては、画面更新が経常的に行われている状態にあり、バックライト11の駆動電流は最大デューティ比(Dmax/Dcycle)となっている。このとき、バックライトは最高輝度で点灯している。
時刻t2において、画面更新がされていないと判断されると、再び画面更新されるまで、バックライトの駆動電流のデューティ比は一段階ずつ減少する。換言すると、周期一定の状態で、デューティDnが1単位ずつ減少する。このとき、LCD11の画面上には、静止画表示又はほとんど変化のない画面表示を行っており、バックライトの輝度は人の目で認識できない程度に僅かずつ低下する。
時刻t3において、画面更新が再開されたと判断されると、駆動電流のデューティ比は時刻t1と同じ最大デューティ比(Dmax/Dcycle)となり、バックライトは最高輝度で点灯する。
時刻t4において、再び画面更新が止まると、駆動電流のデューティ比は漸減し、時刻t5で最小値(Dmin/Dcycle)に達する。以後、画面更新が再開されるまで、駆動電流のデューティ比は最小値(Dmin/Dcycle)に維持される。
時刻t6において、画面更新が行われると、駆動電流のデューティ比は再び時刻t1と同じレベルに復帰する。
以上説明したように、本実施の形態に係る表示装置は、画面更新がないとき及び画面更新領域が所定の面積より小さいとき(画面更新領域の広さが基準値より小さいとき)に、バックライトの輝度を徐々に低下させ、画面更新が所定の面積以上のとき、バックライトの輝度を上昇させる。これにより、本実施の形態に係る表示装置は、入力操作の有無を判断する時間を必要とすることがなく、早いタイミングで省電力を実現でき、高い省電力効果を得ることができる。また、画面更新領域が所定の面積より小さいときは、画面更新がないときと同じ扱いとしたので、輝度を頻繁に増減させる不安定な状態を回避でき、安定した輝度制御が実現でき、利用者に不快感を与えることもない。
また、画面内の特定領域を予め除外領域として設定しておくことで、特定領域内の表示変化に関わらず省電力制御を行うことができる。これにより、例えば、時計を表示している場合であって、それ以外の画面領域において変化がない場合に、時計表示を更新するたびに輝度の増減が繰り返されるといった不安定な状態を回避することができる。
さらに、本実施の形態に係る表示装置によれば、例えば使用者が画面を凝視している状態であっても、省電力動作を実施している(バックライトが暗くなった)ことに気づきにくいという効果もある。
さらにまた、本実施の形態に係る表示装置によれば、基準値よりも広い領域の画面更新がなされている間は、バックライトの輝度が低下することがなく、また、一端輝度を低下させた後でも、基準値よりも広い領域の画面更新がなされると、直ちにバックライトの輝度が最大値に戻るので違和感なく操作を継続することができるという効果もある。
なお、上記実施の形態では、唯一の基準値(=第1の基準値=第2の基準値)に基づいてバックライトの輝度を制御するものとしたが、輝度を低下させるとき(第1の基準値)と輝度を増加させるとき(第2の基準値)とで異なる基準値を用いることができる。この場合、例えば、ステップB2とステップB3との間に、更新領域が第1の基準値よりも小さい否かを判断するステップを設け、YesのときステップB6へ進み、NoのときステップB3へ進むようにすることができる。この場合、ステップB3では第2の基準値との比較を行い、YesのときステップB4へ進み、NoのときステップB1へ戻るようにすることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態に係る表示装置について説明する。
本実施の形態に係る表示装置の構成は、図1に示す第1の実施の形態に係る表示装置と同様でである。また、その表示制御部の動作は、図2のフローチャートを参照して説明したとおりである。本実施の形態に係る表示装置は、バックライト制御部の動作が第1の実施の形態の表示装置と異なっている。
以下、図5を参照してバックライト制御部の動作について説明する。
図5のステップC1,C2及びC3は、図3のステップB1,B2及びB3にそれぞれ相当する。また、図5のステップC7及びC8は、図3のステップB6及びB7に相当する。したがって、こられのステップについて説明は省略する。
ステップC3において、更新領域情報が表す最小矩形領域が設定された面積以上であると判定した場合(Yes)、バックライト制御部は、ステップC4において、バックライトの駆動電流のデューティ比が最大値であるか否か判定する。
バックライトの駆動電流のデューティ比が最大値でなければ(ステップC4でNo)、バックライト制御部は、ステップC5において、デューティ比を一段階増加させる。これにより、バックライトの輝度は人の目では判別できない程度に僅かに上昇し表示が明るくなる。その後、バックライト制御部は、再び一定時間が経過するまで待機する(ステップC1)。
一方、バックライトの駆動電流のデューティ比が最大値であれば(ステップC4でYes)、バックライト制御部は、そのデューティ比を維持し、ステップC6において、共有メモリをクリア(更新領域情報を削除)する。その後、バックライト制御部は、再び一定時間が経過するまで待機する(ステップC1)。
本実施の形態に係る表示装置では、更新領域情報が表す最小矩形領域が所定の面積以上の場合に、バックライトの駆動電流のデューティ比を直ちに最大値に戻すのではなく、一定時間ごとに一段階ずつ増加させる。これにより、バックライトの輝度は、人の視覚では認識できない程度に段階的に上昇し、より違和感のない視覚的に自然な輝度制御を実現することができる。
なお、本実施の形態においても、第1の実施の形態と同様に、輝度を低下させるとき(第1の基準値)と輝度を増加させるとき(第2の基準値)とで異なる基準値を用いることができる。
以上、本発明についていくつかの実施の形態に即して説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の主旨から逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。例えば、一定時間以上入力操作がされなかった場合に、バックライトへの駆動電流を停止する(電源を切る)ようにしてもよい。これによりさらに高い省電力効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る表示装置の構成を示すブロック図である。 図1の表示装置における表示制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 図1の表示装置におけるバックライト制御部の動作を説明するためのフローチャートである。 画面更新とバックライトの駆動電流のデューティ比との関係を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る表示装置に含まれるバックライト制御部の動作を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
11 LCD
12 バックライト
13 表示制御部
14 フレームメモリ
15 バックライト制御部
16 共有メモリ

Claims (19)

  1. 表示手段と、該表示手段を照明する照明手段と、を含む表示装置において、
    前記照明手段の輝度を、前記照明手段を駆動するパルス幅変調信号の周期よりも短い周期で、前記表示手段における画面更新領域の広さに基づいて制御する輝度制御手段を備え、前記画面更新領域が予め定めらた第1の基準値より小さいとき、予め定められた最小値に達しない限り輝度を予め定められた段階で一つ下げ、前記画面更新領域が前記第1の基準値またはそれより大きい予め定められた第2の基準値以上のとき、輝度を予め定められた最大値に上げるか、または前記最大値に達しない限り前記予め定められた段階で一つ上げ、その他の場合は輝度を維持するように制御することを特徴とする表示装置。
  2. 前記輝度制御手段は、
    前記表示手段を制御して画面表示を行わせるとともに、前記画面更新領域を検出し当該画面更新領域を表す更新領域情報を生成する表示制御手段と、
    前記更新領域情報を記憶する記憶手段と、
    該記憶手段から前記更新領域情報を読み出し、読み出した更新領域情報に基づいて前記画面更新領域の広さを求め、前記照明手段の輝度を制御する照明制御手段と、
    を含むことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記照明制御手段は、前記画面更新領域の広さが前記第1の基準値より小さいとき、前記輝度を減少させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記輝度が3以上の段階に調整可能であり、
    前記照明制御手段は、前記画面更新領域の広さが前記第1の基準値より小さいとき、一段階減少させることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記照明制御手段は、前記画面更新領域の広さが前記第2の基準値以上のとき、前記輝度を上昇させることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  6. 前記輝度が3以上の段階に調整可能であり、
    前記照明制御手段は、前記画面更新領域の広さが前記第2の基準値以上のとき、前記輝度を最大輝度へ上昇させ又は一段階上昇させることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。
  7. 前記照明制御手段は、前記記憶手段からの前記更新領域情報の読み出しを予め設定された周期で試み、前記記憶手段から前記更新領域情報を読み出せた場合、前記記憶手段から当該更新領域情報を消去することを特徴とする請求項2乃至6のいずれか一つに記載の表示装置。
  8. 前記表示制御手段は、前記画面更新領域を検出したとき、前記記憶手段から以前の更新領域情報の読み出しを試み、以前の更新領域情報を読み出せた場合は、当該以前の更新領域情報が表す以前の画面更新領域と、今回検出した前記画面更新領域との合成領域を表す新たな画面更新情報を生成することを特徴とする請求項7の表示装置。
  9. 前記表示制御手段は、前記画面更新領域が予め設定された特定領域であるか否か判定し、前記画面更新領域が特定領域の場合は、前記更新領域情報の生成を行わないことを特徴とする請求項2乃至8のいずれか一つに記載の表示装置。
  10. 前記照明制御手段は、前記照明手段へ供給する駆動電流のデューティ比を変更することにより前記輝度を制御することを特徴とする請求項2乃至9のいずれか一つに記載の表示装置。
  11. 請求項1乃至10のいずれか一つに記載の表示装置を備えた端末装置。
  12. 表示手段と、該表示手段を照明する照明手段と、を含む表示装置の制御方法において、
    前記照明手段の輝度を、前記照明手段を駆動するパルス幅変調信号の周期よりも短い周期で、前記表示手段における画面更新領域の広さに基づいて制御し、前記画面更新領域が予め定めらた第1の基準値より小さいとき、予め定められた最小値に達しない限り輝度を予め定められた段階で一つ下げ、前記画面更新領域が前記第1の基準値またはそれより大きい予め定められた第2の基準値以上のとき、輝度を予め定められた最大値に上げるか、または前記最大値に達しない限り前記予め定められた段階で一つ上げ、その他の場合は輝度を維持するように制御することを特徴とする表示装置の制御方法。
  13. 前記表示手段を制御して画面表示を行わせるとともに、前記画面更新領域を検出し当該画面更新領域を表す更新領域情報を生成し、
    前記更新領域情報を記憶手段に記憶させ、
    該記憶手段から前記更新領域情報を読み出し、読み出した更新領域情報に基づいて前記画面更新領域の広さを求め、前記照明手段の輝度を制御する
    ことを特徴とする請求項12に記載の表示装置の制御方法。
  14. 前記輝度が3以上の段階に調整可能であり、
    前記画面更新領域の広さが前記第1の基準値より小さいとき、一段階減少させることを特徴とする請求項12又は13に記載の表示装置の制御方法。
  15. 前記輝度が3以上の段階に調整可能であり、
    前記画面更新領域の広さが前記第2の基準値以上のとき、前記輝度を最大輝度へ上昇させ又は一段階上昇させることを特徴とする請求項12又は13に記載の表示装置の制御方法。
  16. 前記記憶手段からの前記更新領域情報の読み出しを予め設定された周期で試み、前記記憶手段から前記更新領域情報を読み出せた場合、前記記憶手段から当該更新領域情報を消去することを特徴とする請求項13に記載の表示装置の制御方法。
  17. 前記画面更新領域を検出したとき、前記記憶手段から以前の更新領域情報の読み出しを試み、以前の更新領域情報を読み出せた場合は、当該以前の更新領域情報が表す以前の画面更新領域と、今回検出した前記画面更新領域との合成領域を表す新たな画面更新情報を生成することを特徴とする請求項16の表示装置の制御方法。
  18. 前記画面更新領域が予め設定された特定領域であるか否か判定し、前記画面更新領域が特定領域の場合は、前記更新領域情報の生成を行わないことを特徴とする請求項13に記載の表示装置の制御方法。
  19. 前記照明手段へ供給する駆動電流のデューティ比を変更することにより前記輝度を制御することを特徴とする請求項12乃至18のいずれか一つに記載の表示装置の制御方法。
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