JP5231524B2 - Rf通信用線形トランスコンダクタ - Google Patents

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本願は、「Linear Transconductor for a RF Mixer」と題する2007年3月19日に出願された米国仮出願番号60/895,659の利益を要求する。この出願の開示内容の全体は本開示の一部とみなされる。
本願は、線形トランスコンダクタ(すなわち線形の電圧電流変換)が必要な適用形態に関する、そして具体的には、改善された相互変調が抑制された無線周波数(RF)ミキサに関する。
ミキサは、ベースバンド(あるいは低周波)信号のアップコンバーションおよびRF信号のダウンコンバージョンに使用される。相互変調抑制は、ミキサがRF信号をベースバンドへダウンコンバートする役目をするRF受信機にとって有用である。ミキサ段は電圧電流変換を行なう。
この変換は非線形であり、その結果、相互変調歪を生成し得る。間に小さな周波数オフセットを有するある2つの擬似信号によって相互変調歪が引き起こされて、(デバイス特性の非線形性が原因で)それらが混合する。トーン1がf1と称され、トーン2がf2と称される場合、相互変調2f2−f1または2f1−f2は、求められるRF信号の近くに位置し、受信器の性能を悪化させ得る。このトーンは3次相互変調と呼ばれる。
受信器または受信器の要素は、「3次入力インターセプト・ポイント」(IIP3)と称された3次歪み有能指数によって特徴付けられ得る。3次入力インターセプト・ポイントは、3次相互変調(あるいは歪み)中の電力および基本周波数(あるいはトーン)が交差する点として定義され得る。(図1Aを参照)。相互変調中の電力は入力信号振幅の電力の3乗に比例する。理想的な増幅器(歪みのない)については、IIP3点は無限大にあり得る。IIP3点が高いほど、受信器についての線形性または歪み性能は良い。
ミキサの線形性および雑音指数(NF)は、電圧入力を電流に変換するトランスコンダクタ段によって支配され得る。ミキサ・トランスコンダクタは、(トランスコンダクタ装置のソースに抵抗器を加える)ソース・デジェネレーションによって線形化され得る。しかし、このことは、ミキサのノイズの増加および利得の減少(雑音指数の劣化)を犠牲にして生じ得る。
本発明は、先行技術の限界を克服し改善された相互変調が抑制されたトランスコンダクタをもたらすことに向けられている。線形化は、利得と雑音指数に関する妥協を最小化するフィード・フォワード手法によって達成される。
上記を考慮して、本発明に記述される特徴は、概して1つ以上の改善されたシステム、方法および(または)改善された線形トランスコンダクタ用装置に関する。
一実施形態では、本願は、少なくとも1つの入力および少なくとも1つの出力を有する線形トランスコンダクタであって、複数のトランジスタおよび複数の入力を有する差動増幅器であって入力信号の差分が増幅される差動増幅器と、複数のトランジスタを有するカスコード回路であって前記複数のトランジスタは前記差動増幅器に動作可能に接続されており、前記線形トランスコンダクタの入力と出力との間の逆方向アイソレーション(reverse isolation)が、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の少なくとも1つのトランジスタの上に設けられた共通ゲートトランジスタとして設けることによって前記線形トランスコンダクタの入力と出力とを切り離すことによって改善されるカスコード回路と、前記カスコード回路と電源電圧との間に動作可能に接続されている複数のトランジスタを有する能動負荷と、前記能動負荷と前記カスコード回路とグランドとの間の接続に動作可能に接続されている補助デバイスと、を具備するトランスコンダクタを具備する。
別の実施形態では、本願は、トランスコンダクタ中の相互変調を減じる方法であって、複数の入力信号を受け取り、複数の入力信号の差分を増幅し、入力電圧を電流に変換し、主電流中の非線形性をセンスし、前記非線形性をフィード・フォワードし、前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらし、前記非線形性に応じて補助電流を生成し、前記補助電流を前記主電流と加えることによって主電流中の非線形成分を打ち消し、前記線形トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらし、能動負荷をバイアスする、ことを具備する方法を具備する。
本方法および装置の適用可能性のさらなる範囲は、次の詳細な記述、請求項および図面から明らかになるだろう。しかしながら、発明の趣旨および範囲内の様々な変更および修正が当業者に明らかになるので、詳細な記述および具体的な例が発明の好ましい実施例を示しはするが、実例のみとして与えられることが理解されるべきである。
現在開示されている方法および装置の特徴、目的および利点は、図面と共に用いられると以下に記述された詳細な記述から一層明らかになるだろう。図面において、同様の参照文字は、相応して全図にわたって識別を行なう。
(理論的な)受信器歪み対入力電源インターセプト・ポイント補外を図示するグラフ。 共通ソース・トランスコンダクタへ入力される低ノイズ増幅器(LNA)からの干渉体を伴ったRF出力が受信器の信号対雑音比をどのように悪化させ得るかを例証する。 共通ソース・トランスコンダクタの図。 共通ソース・トランスコンダクタの図。 主トランジスタと補助トランジスタの3次導関数およびこれらの2つの導関数の実効的な和を示す。 本願のトランスコンダクタ装置および方法によってIM3(相互変調)が抑えられることを例証する。 本願の線形トランスコンダクタ内の相互変調を減じる方法によって実行されるステップを含んでいるフローチャート。 図5はセルラ通信方式の図。 本願によるユーザ装置の実施形態を図示する。 基地局コントローラと基地局を含む通信システムの一部。 本願の線形トランスコンダクタ内の、相互変調を減じる場合に実行されるステップを図示する機能ブロック図。
「典型的である」という文言は「例、事例、または実例として役立つ」ことを意味するために本明細書において使用されている。「典型的である」と本明細書において記述されているあらゆる実施形態は、必ずしも、好ましいものまたは他の実施形態よりも有利なものとして解釈されるべきではない。
添付図面との関連で下に記述されている詳細な記述は、本発明の典型的な実施形態の記述であることを意図されており、本発明を実行されることが可能な唯一の実施形態を表わすことを意図されない。この記述の全体にわたって使用されている「典型的な」という用語は、「例、事例、または実例として役立つ」ことを意味し、必ずしも、好ましいものまたは他の実施形態より有利なものとして解釈されるべきでない。詳細な記述は、本発明についての完全な理解をもたらす目的で詳細事項を含んでいる。しかしながら、本発明がこれらの詳細事項なしで実行され得ることは当業者にとって明らかだろう。いくつかの事例では、よく知られている構造および装置は本発明の概念を不明瞭にしないようにするためにブロック図の形態で示される。
該問題はフィード・フォワード線形化を備えたトランスコンダクタ使用することによって解決される。そこでは共通ソース装置として接続されているn型金属酸化膜半導体(NMOS)トランジスタの差動対は、入力電圧を電流に変換する。(小信号仮定を仮定することは、信号電流idは、トランスコンダクタンスと呼ばれ且つgmと表示される比例定数vgsに比例する(id=gm*vgs))。トランスコンダクタは変化する線形度を有する。1つのデザインでは、トランスコンダクタは線形トランスコンダクタとも称され得る。
図1Bは、共通ソース・トランスコンダクタが受信器の信号対雑音比(C/N)をどのように悪化させ得るかを例証する。必要とされるのは、相互変調を希望信号よりも十分小さく最小化する線形トランスコンダクタである。
図2は、受動型ミキサと共に使用され得る共通ソース・トランスコンダクタ105を含んでいる。それは、さらに2つの副回路(subcircuit)を具備している。図2の底部にあるのは、差動増幅器110である。差動対増幅器110は、信号VRF+およびVRF−をそれぞれ受け取る2つの入力、正端子および負端子を有する。この、入力信号VRF+およびVRF−をそれぞれ受け取る入力トランジスタは、115および120である。VRF+の小さな値については、iRF+=gmn1*VRF+である。差動対増幅器は比例増幅器として小信号に対して使用され得る。差動対は差分モードまたは差分信号に応答する。実際、比較的小さな差電圧では、全バイアス電流はペアの一方の側から他方の側へ導かれ得る。
回路110は差動型と呼ばれる。それが入力信号の差分を増幅するからである。また、2つの入力NMOS増幅器115、120がそれらのソースをともに接続され(図2においてグランドに接続されている)、入力がそれらのゲートであるので、回路110は共通ソース差動増幅器として知られている。差動型のアーキテクチャを使用する1つの利点は、理想的には共通モード信号が排斥されるであろうということである。共通モード信号が両方のゲートで現われるので、それらの差分は0であり、また、それらは排斥されるだろう。最後、2つのキャパシタ117、119が、トランジスタ115、120の入力にそれぞれ位置している。
図2の一番上にあるのは、2つのp型の金属酸化膜半導体(PMOS)トランジスタ125と130を含んでいる回路122である。トランジスタ125および130は「ダイオード接続されている」トランジスタで、能動負荷と記述され得る。トランジスタ125および130は、飽和領域においてNMOS装置115、120をバイアスする役目をする。トランジスタ125および130のソースは電源電圧VDDに接続されている。トランジスタ125のドレインはトランジスタ130のドレインに接続されている。同様に、トランジスタ130のドレインはトランジスタ120のドレインに接続されている。また、トランジスタ125のドレインは、受動型ミキサ・スイッチに動作可能に接続されている第1の出力135に接続されている。同様に、トランジスタ130のドレインは、受動型ミキサ・スイッチに動作可能に接続されている第2出力140に接続されている。
2つの抵抗器145、150が、PMOSトランジスタ125、130のドレイン同士の間に直列に接続されている。これらの抵抗器は値が等しく、PMOSトランジスタ125、130を自己バイアスする役目をする。共通ソース段110の非線形の振る舞いは相互変調歪という結果になるだろう。入力のブロッカー信号または擬似信号は、共通ソース・トランスコンダクタ110からミキサ・スイッチまで希望信号出力に悪影響を及ぼす望まれない相互変調を混合および生成する。これは、受信器の信号対雑音比(C/N)のようなメトリックを悪化させるだろう。必要とされるのは、相互変調を最小化する線形トランスコンダクタである。
図3Aにあるのは、上に述べられている問題への解決策をもたらす本願の線形トランスコンダクタ200の一例である。図3Aの底部には、差動増幅器210がある。差動対増幅器210は、信号VRF+およびVRF−をそれぞれ受け取る2つの入力、正端子および負端子を有している。入力信号VRF+およびVRF−をそれぞれ受け取る入力NMOSトランジスタは215と220である、前記入力信号の差分を増幅し、入力電圧を電流に変換する。2つの入力NMOS増幅器215および220は、それらのソースをともに接続されている(図3Aにおいてグランドに接続されている)。また、入力はそれらのゲートである。2つの入力NMOS増幅器215および220は良好な線形性性能のために、強い反転領域でバイアスされている。
最後に、2つの抵抗器217、219が、トランジスタ215、220の入力と、Vgmと、の間にそれぞれ接続されている。これらの2つのトランジスタへの直流バイアスは、この抵抗器によってもたらされている。抵抗器はバイアス回路から主なRF信号経路を分離する。
トランジスタ230、235は共通ゲート構成で接続され、「カスコード型」装置として役立ち、トランジスタ215、220に低インピーダンスをもたらす。
MAIN電流中の非線形性はカスコード型NMOSトランジスタ回路225によってセンスされる。より具体的には、カスコード型NMOSトランジスタ230、235は、主トランジスタ215、220が原因のIMAINの中の非線形性をセンスする。この非線形性はフィード・フォワード(または補助的)トランジスタ245、250へ入力される。これらの補助トランジスタは、非線形の入力に応答して電流IAUXを生成する。実効電流ISUMはIAUXとIMAINの和である。電流IAUXは、IMAINの中の非線形成分を打ち消し、それによって、全体的な回路の相互変調性能を改善する。IMAINの中の非線形性の最適な打ち消しをもたらすために、補助トランジスタペア(補助デバイス)245、250は弱い反転領域でバイアスされている。
トランジスタ230のソースの電圧(Vcas−Vgs)はトランジスタ215からの非線形電流に応答する。非線形電流が原因の電圧のこの変化は、補助トランジスタ245によってセンスされ、出力ノードで付加される誤差電流をフィード・フォワードする。主差動対デバイス215および220、補助デバイス245、250は、最適の相互変調性能のための適切な領域でバイアスされている。図3Bは、主トランジスタ215、220および補助トランジスタ245、250の3次導関数、およびこれらの2つの導関数の実効的な和を示している。
さらに、2つの抵抗器247、252は、トランジスタ245および250の入力とVAUXの間にそれぞれ接続されている。これらの抵抗器は、バイアス回路と主信号経路との分離をもたらす。最後に、2つのキャパシタ248、253が、トランジスタ245および250の入力においてそれぞれ位置している。これらの2つのキャパシタは、補助デバイス240(これはトランジスタ245、250を具備している)バイアスがトランジスタ215および220のドレイン上のバイアスに依存しないことを可能にする。キャパシタ248は、NMOSトランジスタ245のゲートとNMOSトランジスタ230のソースの間に接続されている。NMOSトランジスタ230のソースはNMOSトランジスタ215のドレインに接続されている。同様に、キャパシタ253は、NMOSトランジスタ250のゲートとNMOSトランジスタ235のソースの間に接続されている。NMOSトランジスタ235のソースはNMOSトランジスタ220のドレインに接続されている。
MAINの中の非線形性はフィード・フォワード電流IAUXによって減じられる。主トランジスタ215および220からの出力電流(IMAIN)は、補助デバイス245、250からのフィード・フォワード電流IAUXと加えられる。電流を加えることはIM3要素を打ち消す結果になる。
カスコード構成回路225(これはNMOSトランジスタ230、235を具備している)は、入力と線形トランスコンダクタ200の出力の間の逆方向アイソレーションを改善するために使用される。入出力を分離する1つの方法は共通ソース入力トランジスタ215(図3A)上に設けられた共通ゲート(CG)として第2トランジスタ230を取り付けることである。上側の金属酸化膜半導体(MOS)230は、出力ノード(あるいはトランジスタ267のドレイン)と入力トランジスタ215のドレインの間の電流バッファとして働き、それにより、それらを分離する。同様に、トランジスタ235が共通ソース入力トランジスタ220上に設けられている。
図3Aの一番上にあるのは、2つのPMOSトランジスタ267、260を含んだ能動負荷回路255である。これらのトランジスタ267、260は能動負荷として役立ち、カスコード・トランジスタ230、235のドレインをバイアスする。これらのPMOSトランジスタ267、260のドレインを見たインピーダンスは高い。その結果、回路200の相互変調性能が改善される。トランスコンダクタ200は、低インピーダンスである受動型ミキサを駆動する。PMOS能動負荷267、260についての高インピーダンスは、相互変調歪を最小化するのを支援する。
また、トランジスタ267のドレインは、受動型ミキサ・スイッチに動作可能に接続されている第1の出力236に接続されている。同様に、トランジスタ260のドレインは、受動型ミキサ・スイッチに動作可能に接続されている第2出力237に接続されている。
演算増幅器275は、抵抗器265、270とともに同相モード帰還ループを形成してPMOS装置267、260をバイアスする。これは、PMOS装置267、260の出力インピーダンスを改善する。同相モード帰還ループの別の利点は、温度とプロセス変動に対して、PMOS装置(および補助トランジスタ)のドレイン電圧が固定されるということである。これは、IMAINとIAUXにおける非線形成分の打ち消しを安定させる。
非線形のドレイン電流は以下の等式によって記述され得る
=avin+avin+avin+… 等式1
ここで、a、a、およびaは、トランジスタの振る舞いを記述する係数で、aは装置のgmまたはトランスコンダクタンスである。a=0の場合、3次相互変調が除去される。これは、以下の場合に生じる。
g3=avin=0
完全に打ち消すには、
Figure 0005231524
図4Aは、本願のトランスコンダクタ装置および方法によってIM3(相互変調)が抑えられることを例証する。
図4Bは、本願の線形トランスコンダクタ200中の相互変調を減じる方法400によって実行されるステップを含んでいる。差動増幅器210は、信号VRF+およびVRF−をそれぞれ受け取り(ステップ403)、前記入力信号の差分を増幅し(ステップ405)、入力電圧を電流に変換する(ステップ407)。主電流IMAIN中の非線形性はカスコード型NMOSトランジスタ回路225によってセンスされる。より具体的には、カスコード型NMOSトランジスタ230、235は、主トランジスタ215、220が原因のIMAIN 中の非線形性を検出する(ステップ410)。この非線形性は、フィード・フォワード(または補助)トランジスタ245、250へ入力される(ステップ415)。これらの補助トランジスタは、非線形の入力に応答して補助電流IAUXを生成する(ステップ420)。実効電流ISUMはIAUXとIMAINの和である。電流IAUXは、IMAIN中の非線形成分を打ち消し、それによって全体的な回路の相互変調性能を改善する(ステップ430)。
別の言い方をすれば、IMAINの中の非線形性は、主トランジスタ215、220からの出力電流IMAINが補助デバイス245、250からのフィード・フォワード電流IAUXと加えられると、フィード・フォワード電流IAUXだけ減じられる。電流を加えることは、2つの経路からのIM3成分を打ち消す結果になる(ステップ430)
カスコード構成回路225(これはNMOSトランジスタ230、235を含んでいる)が使用されて、線形トランスコンダクタ200の入力と出力との間の逆方向アイソレーションを改善する(ステップ440)。図3Aの一番上にあるのは、2つのPMOSトランジスタ267、260を含んでいる能動負荷回路255である。これらのトランジスタ267、260は能動負荷として役立つ。演算増幅器275は、抵抗器265、270とともに同相モード帰還ループを形成してPMOS装置267、260をバイアスする(ステップ450)。これは、PMOS装置267、260の出力インピーダンスを改善する。
通信システムは1つのキャリア周波数または複数のキャリア周波数を使用し得る。各リンクは、異なる数の搬送周波数を含んでいるかもしれない。さらに、アクセス端末10は、例えば光ファイバーまたは同軸ケーブルを使用して、無線チャネル、または有線チャネルを通じて通信するあらゆるデータ装置であり得る。アクセス端末10は、PCカード、コンパクト・フラッシュ、外付けモデムまたは内蔵モデム、無線電話または有線電話を含む(しかしこれらに限定されない)装置の多くの種類のいずれであり得る。アクセス端末10は、ユーザ装置(UE)、遠隔局、移動局または加入者局としても知られている。また、UE10はモバイル型でも、固定型でもあり得る。セルラ通信システム100の一例が図5に示されている。参照数字102A乃至102Gはセルを指し、参照数字160A乃至160GはノードBまたは基地局を指し、参照数字10A乃至10GはUEを指す。
アクセス・ネットワーク40は、複数のアクセス端末10またはユーザ装置10相互間でデータ・パケットを運ぶ。(一例では、アクセス・ネットワーク40は、基地局コントローラおよび1つ以上の基地局160で構成され得る。図5を参照されたい)。アクセス・ネットワーク40は、企業イントラネットまたはインターネットのようなアクセス・ネットワーク40の外側の付加ネットワークにさらに接続され得、また、各ユーザ装置10とそのような外部のネットワーク122との間でデータ・パケットを運び得る。1つ以上のeNode B160と活性なトラフィック・チャネル接続を確立したユーザ装置10は、使用中ユーザ装置10と呼ばれ、トラフィック状況にあると言われる。1つ以上のeNode B160との活性なトラフィック・チャネル接続を確立する過程にあるユーザ設備10は接続セットアップ状態であると言われる。ユーザ設備10は、例えば光ファイバーまたは同軸ケーブルを使用して、無線チャネルまたは有線チャネルを通じて通信するあらゆるデータ装置であり得る。ユーザ設備10がeNode B160に信号を送る通信リンクは、逆方向リンクと呼ばれる。Node B160がユーザ設備10へ信号を送る通信リンクは、順方向リンクと呼ばれる。
図7が、以下に詳述される。図7において、詳しくは、eNode B160および無線ネットワーク・コントローラ65はパケット・ネットワーク・インターフェース146とインターフェースしている。無線ネットワーク・コントローラ65はシステム100内の送信内容のためのスケジューリング・アルゴリズムを実現するためのチャネル・スケジューラ132を含んでいる。チャネル・スケジューラ132は、(最も近い過去に受信されたDRC信号において示されている)遠隔局10のデータ受信に関連する瞬間レートに基づいて、任意の特定の遠隔局10へデータが送信される期間であるサービス間隔の長さを決定する。サービス間隔は時間に関して連続的でないかもしれないが、nスロットごとに発生する。一実施形態によれば、パケットの第1の部分は第1の時刻に第1のスロット中で送信され、第2の部分は4スロット後の後続の時刻に送信される。また、パケットのあらゆる後続の部分も、4スロットの広がりを持つ(すなわち互いに4スロット離れた)複数スロットにおいて送信される。実施形態によれば、データRを受け取る瞬間レートは、Lが具体的なデータキューと関連付けられたサービス間隔長さを決定する。
また、チャネル・スケジューラ132は送信内容のための具体的なデータ待ち行列を選択する。関連する送信データ量は、データ待ち行列172から検索され、データ待ち行列172と関連付けられている遠隔局10への送信のためのチャネル要素168に提供される。以下に詳細に述べられるように、チャネル・スケジューラ132はデータを提供するための待ち行列を選択する。それは、各待ち行列に関連付けられている重みを含む情報を使用して次のサービス間隔において送信される。次に、送信された待ち行列と関連付けられている重みが更新される。
無線ネットワーク・コントローラ65は、パケット・ネットワーク・インターフェース146、公衆スイッチ電話ネットワーク(PSTN)148、および通信システム100内の全てのeNode B160(1つのeNodeB 160だけが簡略化のための図7に示されている)とインターフェースしている。無線ネットワーク・コントローラ65は、通信システム内の遠隔局10と、パケット・ネットワーク146およびPSTN148に接続されている他のユーザとの間の通信を調整する。PSTN148は標準電話機ネットワーク(図7に示されていない)を通じてユーザとインターフェースしている。
無線ネットワーク・コントローラ65は多くのセレクタ要素136を含んでいる。ただし、簡略化のために図7では1つだけ示されている。各セレクタ要素136は、1つ以上の基地局160と1つの遠隔局10(図示せず)との間の制御通信に割り当てられている。セレクタ要素136が所与のユーザ装置10に割り当てられていない場合、呼制御プロセッサ141に遠隔局を呼び出す必要性が通知される。次に、呼制御プロセッサ141は、遠隔局10を呼び出すようにeNode B20に命令する。
データ・ソース122は、所与の遠隔局10へ送信されることになっているある量のデータを含んでいる。データ・ソース122はパケット・ネットワーク・インターフェース146にデータを提供する。パケット・ネットワーク・インターフェース146はデータを受け取り、セレクタ要素136へのデータを送る。次に、セレクタ要素136は、目標の遠隔局10と通信中のeNode B160にデータを送る。典型的な実施形態では、各eNode B160はデータ待ち行列172を保持している。データ待ち行列172は、遠隔局10へ送信されるデータを格納している。
データはデータ・パケット内でデータ待ち行列172からチャネル要素168に送られる。一例では、順方向リンクにおいては、「データ・パケット」は、最大1024ビットの量のデータ、および所定の「タイムスロット」(例えば、≫1.667ミリセカンド)内の宛先遠隔局へ送信される量のデータを指す。各データ・パケットについて、チャネル要素168は必要な制御フィールドを挿入する。典型的な実施形態では、チャネル要素168は、データ・パケットと制御フィールドの巡回冗長検査(CRC)符号化を行ない、1組のコード・テールビットを挿入する。データ・パケット、制御フィールド、CRCパリティー・ビットおよびコード・テールビットは、フォーマットされたパケットを具備している。典型的な実施形態では、次に、チャネル要素168はフォーマットされたパケットを符号化し、符号化されたパケット内のシンボルをインターリーブする(または並べ替える)。典型的な実施形態では、インターリーブされたパケットは、ウォルシュ符号でカバーされ、ショート疑似雑音I(PNI)符号および疑似雑音Q(PNQ)符号で拡散される。拡散されたデータはRFユニット170に提供され、RFユニット170は、その信号を濾波し、直交変調し、増幅する。順方向リンク信号は、アンテナ171を通して無線で順方向リンクに送信される。RFユニット170は、また1つ以上の例において、本願のトランスコンダクタ200を含み得る。
ユーザ装置10では、順方向リンク信号はアンテナによって受け取られ、受信器にルーティングされる。受信器は、この信号を濾波し、増幅し、直交復調し、量子化する。ディジタル化された信号は、復調器(DEMOD)に提供され、そこで、ショートPNI符号およびPNQ符号で逆拡散され、ウォルシュ・カバーで逆カバーされる。復調されたデータは、eNode B160で行われた信号処理機能の反対、具体的にはデインターリービング、復号およびCRCチェック機能を行なう復号器に提供される。復号されたデータは受信データ端末装置へ提供される。
各遠隔局10によって送信されたデータ・レート制御(DRC)信号は、逆方向チャネル・リンクの中を移動し、RFユニット170に接続された送受信アンテナ171によって基地局160で受け取られる。一例では、DRC情報はチャネル要素168において復調され、無線ネットワーク・コントローラ65内のチャネル・スケジューラ132またはeNode B160内のチャネル・スケジューラ174に提供される。第1の典型的な実施形態では、チャネル・スケジューラ132はeNode B20内に位置する。別の実施形態では、チャネル・スケジューラ132は無線ネットワーク・コントローラ65内に位置し、無線ネットワーク・コントローラ65内の全てのセレクタ要素136に接続している。
図6は、本願によるUE10の実施形態を図示している。図6において、UE10は送信回路264(PA308を含んでいる)、受信回路408、スロットル・コントロール306、復号処理ユニット258、演算処理装置302、マルチキャリア制御装置412、およびメモリ416を含んでいる。送信回路264および受信回路408も、それぞれ本願のトランスコンダクタ200が1つ以上の例において存在し得るRFユニット265および403を含み得る。
演算処理装置302は、UE10の動作を制御する。演算処理装置302は、CPUとも称され得る。メモリ416(読み取り専用メモリ(ROM)およびランダム・アクセス・メモリ(RAM)の両方を含み得る)は、演算処理装置302に命令およびデータを提供する。メモリ416の一部は不揮発性RAM(NVRAM)も含み得る。
UE10(これは携帯電話のような無線通信装置内で具現され得る)はUE10と遠隔地との間で、オーディオ通信のようなデータの送信内容および受信を可能にするための送信回路264および受信回路408を含んでいるハウジングも含み得る。送信回路264および受信回路408はアンテナ318に接続され得る。
UE10の様々な要素は、データ・バスに加えて電力バス、制御信号バスおよび表示信号バスを含み得るバス・システム630によって相互に接続されている。しかしながら、明確化のために、様々なバスはバス・システム630として図6で示されている。AT10は信号処理で使用される演算処理装置302も含み得る。また、電力コントローラ306、復号プロセッサ258、電力増幅器308、およびマルチキャリア制御装置412が示されている。
上に例示されているステップは、図6に示されているユーザ装置10中のメモリ416にあるソフトウェアまたはファームウェアの42の形態の命令として格納され得る。これらの命令は、図6に示されているユーザ装置10の演算処理装置回路302によって実行され得る。上に例示されているステップは、また、eNode B160の中のメモリ163にあるソフトウェアまたはファームウェアの43の形態の命令として格納され得る。これらの命令は、図7中のeNodeB160の制御装置162によって実行され得る。
図8は、本願の線形トランスコンダクタ中の相互変調を減じる際に実行されるステップを図示する機能ブロック図である。上に記述されている図4Bの方法および装置は、図8で示されている機能ブロックと対応する手段によって行なわれる。換言すると、図4B内のステップ403乃至450は図8内のステップ1403乃至1450に相当する。
当業者は、情報と信号が様々な異なる技術および手法のうちのあらゆるものを使用して表わされる得ることを理解するだろう。例えば、上記の記述の全体にわたって参照され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光電場または光粒子、またはそれらのあらゆる組合せによって表わされ得る。
当業者は、さらに、本明細書において開示されている実施形態との関連で記述されている様々な説明用の論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップが、電子回路ハードウェア、コンピュータ・ソフトウェアまたは両方の組合せとして実現され得ることを認識するであろう。このハードウェアとソフトウェアの互換性を図示するために、概して、様々な説明用の要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップは、それらの機能の観点で上に説明された。そのような機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、システム全体に課されている具体的な適用形態と設計制約に依存する。当業者は、記述されている機能を個々の具体的な適用形態向けの様々な形で実現し得、そのような実現形態を決定することは本発明の範囲からの逸脱を引き起こすものと解釈されるべきでない。
本明細書において開示されている実施形態との関連で記述されている様々な説明用の論理ブロック、モジュール、回路は、メインプロセッサ、ディジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、または本明細書において記述されている機能を行なうように設計されている他のプログラム可能論理回路、ディスクリート型ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート型ハードウェア構成機器またはそのあらゆる組合せによって実現または実行され得る。メインプロセッサはマイクロプロセッサであり得、または、メインプロセッサはあらゆる従来のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、またはステートマシンであり得る。プロセッサは、コンピュータ装置、例えばDSPとマイクロプロセッサの組合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと協働する1つ以上のマイクロプロセッサ、またはあらゆる他のそのような構成、の組合せとして実現され得る。
本明細書において開示されている実施形態との関連で記述されている方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェア、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュール、またはこれら2つの組合せで直接具現さ得る。ソフトウェア・モジュールは、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、フラッシュ・メモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、電気的プログラム可能ROM(EPROM)、電気的消去可能プログラマブルROM(EEPROM)、レジスタ、ハード・ディスク、取外し可能ディスク、CD−ROM、あるいは当技術において既知の記憶媒体のあらゆる他の形態内に存在し得る。典型的な記憶媒体は、プロセッサがこの記録媒体から情報を読み出し、この記録媒体に情報を書き込めるように、該プロセッサに接続されている。または、記憶媒体はプロセッサと一体化されていてもよい。プロセッサと記憶媒体はASIC内に存在していてもよい。ASICはユーザ端末内に存在し得る。または、プロセッサと記憶媒体はユーザ端末のディスクリート部品として存在し得る。
1つ以上の典型的な実施形態において、記述されている機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそのあらゆる組合せにおいて実現され得る。ソフトウェアにおいて実現される場合、該機能は1つ以上の命令またはコンピュータ読取可能媒体上のコードとして格納または送信され得る。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶装置媒体、およびコンピュータ・プログラムのある位置から別の位置への移動を容易にするあらゆる媒体を含む通信媒体、の両方を含んでいる。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされることが可能なあらゆる利用可能な物理的媒体であり得る。限定ではなく例として、そのようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶装置、または命令またはデータ構造の形態の所望のプログラム・コードを運ぶか格納するために使用されることが可能で且つコンピュータによってアクセスされることが可能な他のあらゆる媒体を具備し得る。また、あらゆる接続も当然、コンピュータ読取可能媒体と名付けられる。例えば、ソフトウェアが、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、ディジタル加入者線(DSL)、または赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバまたは他の遠隔ソースから送信される場合、この同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、撚線対、DSL、または赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術は、媒体の定義に含まれている。本明細書において使用されているディスク(disk)とディスク(disc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザー・ディスク、光ディスク、ディジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)・ディスクおよびブルーレイ・ディスクを含んでいる。ここで、ディスク(disk)は通常磁気的にデータを再生し、他方、ディスク(disc)はレーザーでデータを光学的に再生する。上記のものの組合せもコンピュータ読取可能媒体の範囲に含まれているべきである。
上に開示されている実施形態の記述は、あらゆる当業者が本発明を実行または使用することを可能にするために提供されている。これらの実施形態への様々な修正は当業者に容易に明らかになり、また、本明細書において定義されている包括的な原理は、発明の思想または範囲から逸脱することなく他の実施形態に適用され得る。したがって、本発明は、本明細書において示されている実施形態に制限されることを意図されておらず、本明細書において開示されている原理および新規な特徴と一貫している最も広い範囲と一致するべきである。
したがって、本発明は次の請求項と一致することを除いて制限されてはならない。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]少なくとも1つの入力および少なくとも1つの出力を有するトランスコンダクタであって、
複数のトランジスタおよび複数の入力を有する差動増幅器であって、入力信号の差分が増幅される差動増幅器と、
複数のトランジスタを有するカスコード回路であって、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されているカスコード回路と、
前記カスコード回路と電源電圧との間に動作可能に接続されている複数のトランジスタを有する能動負荷と、
を具備するトランスコンダクタ。
[2]前記差動増幅器および前記カスコード回路に動作可能に接続されている補助デバイスをさらに具備する、[1]の少なくとも1つの入力および少なくとも1つの出力を有するトランスコンダクタ。
[3]前記差動増幅器が、ソース同士を接続されている複数のトランジスタを具備する、
[2]のトランスコンダクタ。
[4]前記カスコード回路が共通ゲート構成で接続されている複数のトランジスタを具備する、
[2]のトランスコンダクタ。
[5]前記能動負荷が、
複数のトランジスタと、
前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている帰還ループと、
を具備する、[2]のトランスコンダクタ。
[6]前記補助デバイスが複数のトランジスタを有し、前記補助デバイスの前記複数のトランジスタの少なくとも2つが、前記差動増幅器と前記カスコード回路との間に動作可能に接続されているゲートを有し、前記補助デバイスの前記複数のトランジスタの前記2つが、前記能動負荷とグランドとの間に動作可能に接続されている、
[2]のトランスコンダクタ。
[7]前記差動増幅器の前記複数のトランジスタが強い反転領域でバイアスされる、
[3]のトランスコンダクタ。
[8]前記差動増幅器の前記複数のトランジスタが、ソース同士を接続されている2つの入力NMOS増幅器を具備する、
[3]のトランスコンダクタ。
[9]前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている、
[4]のトランスコンダクタ。
[10]前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けられた共通ゲートトランジスタとして取り付けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、前記トランスコンダクタの入力と出力との間の逆方向アイソレーションは、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離することによって改善される、
[4]のトランスコンダクタ。
[11]前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されており、それによって、前記カスコード回路が、前記差動増幅器の前記トランジスタが原因の主電流中の非線形性をセンスし、前記非線形性を前記補助デバイスへフィード・フォワードする、
[4]のトランスコンダクタ。
[12]前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けられた共通ゲートトランジスタとして取り付けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、前記線形トランスコンダクタの入力と出力との間の逆方向アイソレーションは前記線形トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファすることによって改善される、[4]のトランスコンダクタ。
[13]前記能動負荷の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ドレイン、およびソースを具備し、
前記帰還ループが、
前記複数のトランジスタの前記ドレイン同士の間に動作可能に直列に接続されている複数の抵抗器と、
出力と複数の入力を有する演算増幅器であって、前記出力が前記複数のトランジスタの前記ゲートに動作可能に接続されており、前記入力のうちの少なくとも1つが前記複数の抵抗器のうちの2つの間に動作可能に接続されている演算増幅器と、
を具備する同相モード帰還ループである、
[5]のトランスコンダクタ。
[14]前記補助デバイスが前記非線形性を打ち消すために弱い反転領域でバイアスされる1対のトランジスタを具備し、前記補助デバイスが非線形性に応じて補助電流を生成し、前記補助電流を主電流と加えることによって前記主電流中の非線形性を打ち消し、それによって前記相互変調生成物が減じられる、
[6]のトランスコンダクタ。
[15]前記差動増幅器が、ソース同士を接続された強い反転領域でバイアスされる複数のトランジスタを具備し、
前記カスコード回路が、共通ゲート構成で接続されている複数のトランジスタを具備し、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、
前記能動負荷が、複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている帰還ループとを具備し、前記能動負荷の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ドレイン、およびソースを具備し、前記帰還ループが、前記複数のトランジスタの前記ドレイン同士の間に動作可能に直列に接続されている複数の抵抗器と、出力と複数の入力を有する演算増幅器であって前記出力が前記複数のトランジスタの前記ゲートに動作可能に接続されており且つ前記入力のうちの少なくとも1つが前記複数の抵抗器のうちの2つの間に動作可能に接続されている演算増幅器と、を具備する同相モード帰還ループであり、
前記補助デバイスが前記非線形性を打ち消すために弱い反転領域でバイアスされる1対のトランジスタを具備する、
[6]のトランスコンダクタ。
[16]トランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる方法であって、
複数の入力信号を受け取り、
複数の入力信号の差分を増幅し、
入力電圧を電流に変換し、
主電流中の非線形性をセンスし、
前記非線形性をフィード・フォワードし、
前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらし、
高出力インピーダンスをもたらす、
ことを具備する方法。
[17]前記非線形性に応じて補助電流を生成するステップと、
主電流中の非線形成分を打ち消すステップと、
をさらに具備する、[16]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる方法。
[18]前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらすステップが、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離することを具備する、
[17]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる方法。
[19]前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらすステップが、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファすることを具備する、
[17]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる方法。
[20]前記非線形成分を打ち消すために弱い反転領域でバイアスするステップをさらに具備する、
[17]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる方法。
[21]前記高出力インピーダンスをもたらすステップが、能動負荷をバイアスすることを具備する、
[17]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる方法。
[22]前記主電流中の非線形成分を打ち消すステップが、前記補助電流を前記主電流と加えることを具備し、それによって前記相互変調生成物が減じられる、
[17]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる方法。
[23]前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらすステップが、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファすることによって、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離することを具備し、
前記高出力インピーダンスをもたらすステップが能動負荷をバイアスすることを具備し、
非線形成分打ち消すために弱い反転領域でバイアスするステップをさらに具備する、
[22]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる方法。
[24]複数の入力信号を受け取る手段と、
複数の入力信号の差分を増幅する手段と、
入力電圧を電流に変換する手段と、
主電流中の非線形性をセンスする手段と、
前記非線形性をフィード・フォワードする手段と、
前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらす手段と、
高出力インピーダンスをもたらす手段と、
を具備するトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる手段。
[25]前記非線形性に応じて補助電流を生成する手段と、
主電流中の非線形成分を打ち消す手段と、
をさらに具備する、[24]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる手段。
[26]前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらす手段が、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離する手段を具備する、
[25]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる手段。
[27]前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらす手段が、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファする手段を具備する、
[25]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる手段。
[28]非線形成分を打ち消すために弱い反転領域でバイアスする手段をさらに具備する、
[25]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる手段。
[29]前記高出力インピーダンスをもたらす手段が、能動負荷をバイアスする手段を具備する、
[25]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる手段。
[30]前記主電流中の非線形成分を打ち消す手段が、前記補助電流を前記主電流と加える手段を具備し、それによって前記相互変調生成物が減じられる、
[25]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる手段。
[31]前記トランスコンダクタの入力と出と力の間に逆方向アイソレーションをもたらす手段が、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファすることによって、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離する手段を具備し、
前記高出力インピーダンスをもたらす手段が能動負荷をバイアス手段を具備し、
非線形成分打ち消すために弱い反転領域でバイアスする手段をさらに具備する、
[30]のトランスコンダクタ中の相互変調生成物を減じる手段。
[32]コンピュータ読み取り可能媒体を具備し、
前記コンピュータ読み取り可能媒体が、コンピュータに相互変調性生物を減じさせるコードを具備し、
複数の入力信号を受け取り、
複数の入力信号の差分を増幅し、
入力電圧を電流に変換し、
主電流中の非線形性をセンスし、
前記非線形性をフィード・フォワードし、
前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらし、
高出力インピーダンスをもたらす、
命令を具備する
コンピュータ・プログラム・プロダクト。
[33]前記コンピュータに相互変調性生物を減じさせるコードが、
前記非線形性に応じて補助電流を生成し、
主電流中の非線形成分を打ち消す、
命令をさらに具備する、[32]のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
[34]前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらす命令が、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離する命令を具備する、
[33]のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
[35]前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらす命令が、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファする命令を具備する、
[33]のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
[36]非線形成分を打ち消すために弱い反転領域でバイアスする命令をさらに具備する、
[33]のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
[37]前記高出力インピーダンスをもたらす命令が、能動負荷をバイアスする命令を具備する、
[33]のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
[38]前記主電流中の非線形成分を打ち消す命令が、前記補助電流を前記主電流と加える命令を具備し、それによって前記相互変調生成物が減じられる、
[33]のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
[39]前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらす命令が、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファすることによって、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離する命令を具備し、
前記高出力インピーダンスをもたらす命令が能動負荷をバイアス命令を具備し、
非線形成分打ち消すために弱い反転領域でバイアスする命令をさらに具備する、
[38]のコンピュータ・プログラム・プロダクト。
[40]電力コントローラと、
前記電力コントローラに動作可能に接続された送信回路と、
前記送信回路に動作可能に接続された演算処理装置と、
前記演算処理装置に動作可能に接続されたメモリと、
前記演算処理装置に動作可能に接続された受信回路と、
を具備し、
前記受信回路はRFユニットを具備し、
前記RFユニットは、少なくとも1つの入力および少なくとも1つの出力を有するトランスコンダクタを具備し、
前記トランスコンダクタは、
複数のトランジスタおよび複数の入力を有する差動増幅器であって、入力信号の差分が増幅される差動増幅器と、
複数のトランジスタを有するカスコード回路であって、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタは前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されているカスコード回路と、
前記カスコード回路と電源電圧との間に動作可能に接続されている複数のトランジスタを有する能動負荷と、
を具備するアクセス端末。
[41]前記差動増幅器および前記カスコード回路に動作可能に接続されている補助デバイスをさらに具備する、[40]の少なくとも1つの入力および少なくとも1つの出力を有するアクセス端末。
[42]前記差動増幅器が、ソース同士を接続されている複数のトランジスタを具備する、
[41]のアクセス端末。
[43]前記カスコード回路が共通ゲート構成で接続されている複数のトランジスタを具備する、
[41]のアクセス端末。
[44]前記能動負荷が、
複数のトランジスタと、
前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている帰還ループと、
を具備する、[41]のアクセス端末。
[45]前記補助デバイスが複数のトランジスタを有し、前記補助デバイスの前記複数のトランジスタの少なくとも2つが、前記差動増幅器と前記カスコード回路との間に動作可能に接続されているゲートを有し、前記補助デバイスの前記複数のトランジスタの前記2つが、前記能動負荷とグランドとの間に動作可能に接続されている、
[41]のアクセス端末。
[46]前記差動増幅器の前記複数のトランジスタが強い反転領域でバイアスされる、
[42]のアクセス端末。
[47]前記差動増幅器の前記複数のトランジスタが、ソース同士を接続されている2つの入力NMOS増幅器を具備する、
[42]のアクセス端末。
[48]前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている、
[43]のアクセス端末。
[49]前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けられた共通ゲートトランジスタとして取り付けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、前記トランスコンダクタの入力と出力との間の逆方向アイソレーションは、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離することによって改善される、
[43]のアクセス端末。
[50]前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されており、それによって、前記カスコード回路が、前記差動増幅器の前記トランジスタが原因の主電流中の非線形性をセンスし、前記非線形性を前記補助デバイスへフィード・フォワードする、
[43]のアクセス端末。
[51]前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けられた共通ゲートトランジスタとして取り付けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、前記線形トランスコンダクタの入力と出力との間の逆方向アイソレーションは前記線形トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファすることによって改善される、[43]のアクセス端末。
[52]前記能動負荷の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ドレイン、およびソースを具備し、
前記帰還ループが、
前記複数のトランジスタの前記ドレイン同士の間に動作可能に直列に接続されている複数の抵抗器と、
出力と複数の入力を有し、前記出力が前記複数のトランジスタの前記ゲートに動作可能に接続されており、前記入力のうちの少なくとも1つは、前記複数の抵抗器のうちの2つの間に動作可能に接続されている演算増幅器と、
を具備する同相モード帰還ループである、
[44]のアクセス端末。
[53]前記補助デバイスが前記非線形性を打ち消すために弱い反転領域でバイアスされる1対のトランジスタを具備し、前記補助デバイスが非線形性に応じて補助電流を生成し、前記補助電流を主電流と加えることによって前記主電流中の非線形成分を打ち消し、それによって前記相互変調生成物が減じられる、
[45]のアクセス端末。
[54]前記差動増幅器が、ソース同士を接続された強い反転領域でバイアスされる複数のトランジスタを具備し、
前記カスコード回路が、共通ゲート構成で接続されている複数のトランジスタを具備し、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、
前記能動負荷が、複数のトランジスタと、前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている帰還ループとを具備し、前記能動負荷の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ドレイン、およびソースを具備し、前記帰還ループが、前記複数のトランジスタの前記ドレイン同士の間に動作可能に直列に接続されている複数の抵抗器と、出力と複数の入力を有する演算増幅器であって前記出力が前記複数のトランジスタの前記ゲートに動作可能に接続されており且つ前記入力のうちの少なくとも1つが前記複数の抵抗器のうちの2つの間に動作可能に接続されている演算増幅器と、を具備する同相モード帰還ループであり、
前記補助デバイスが前記非線形性を打ち消すために弱い反転領域でバイアスされる1対のトランジスタを具備する、
[45]のアクセス端末。

Claims (33)

  1. 少なくとも1つの入力および少なくとも1つの出力を有するトランスコンダクタであって、
    複数のトランジスタおよび複数の入力を有する差動増幅器であって、前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ソース、およびドレインを具備し、入力信号の差分が増幅される差動増幅器と、
    複数のトランジスタを具備するカスコード回路であって、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ソース、およびドレインを具備し、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの各々の前記ソースが前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの対応する1つのドレインに接続されているカスコード回路と、
    前記カスコード回路と電源電圧との間に動作可能に接続されている複数のトランジスタを有する能動負荷と、
    複数のトランジスタを具備する補助デバイスであって、前記補助デバイスの前記複数のトランジスタの少なくとも2つが前記差動増幅器と前記カスコード回路との間にそれぞれ分離キャパシタを介して接続されかつそれぞれ分離抵抗器と接続されているゲートを具備し、前記補助デバイスの前記複数のトランジスタの前記2つが前記能動負荷とグランドとの間に動作可能に接続されている、補助デバイスと、
    を具備し、
    前記カスコード回路は、前記差動増幅器の前記複数のトランジスタが原因の主電流内の非線形性をセンスし且つ前記非線形性を前記補助デバイスにフィード・フォワードするように構成され、前記補助デバイスは、前記非線形性に応じて補助電流を生成するように構成され、前記補助デバイスは前記主電流内の前記非線形性を減じる、
    トランスコンダクタ。
  2. 前記差動増幅器が、ソース同士を接続されている複数のトランジスタを具備する、
    請求項1のトランスコンダクタ。
  3. 前記カスコード回路が共通ゲート構成で接続されている複数のトランジスタを具備する、
    請求項1のトランスコンダクタ。
  4. 前記能動負荷が、
    複数のトランジスタと、
    前記能動負荷の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている帰還ループと、
    を具備する、請求項1のトランスコンダクタ。
  5. 前記差動増幅器の前記複数のトランジスタが強い反転領域でバイアスされる、
    請求項2のトランスコンダクタ。
  6. 前記差動増幅器の前記複数のトランジスタが、ソース同士を接続されている2つの入力NMOS増幅器を具備する、
    請求項2のトランスコンダクタ。
  7. 前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている、
    請求項3のトランスコンダクタ。
  8. 前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けられた共通ゲートトランジスタとして取り付けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの入力と前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの出力との間の逆方向アイソレーションは、前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの入力と前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの出力とを分離することによって改善される、
    請求項3のトランスコンダクタ。
  9. 前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている、
    請求項3のトランスコンダクタ。
  10. 前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けられた共通ゲートトランジスタとして取り付けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの入力と前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの出力との間の逆方向アイソレーションは、前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの入力と前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの出力との間の電流をバッファすることによって改善される、請求項3のトランスコンダクタ。
  11. 前記能動負荷の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ドレイン、およびソースを具備し、
    前記帰還ループが、
    前記能動負荷の前記複数のトランジスタの前記ドレイン同士の間に動作可能に直列に接続されている複数の抵抗器と、
    出力と複数の入力を有する演算増幅器であって、前記演算増幅器の前記出力が前記能動負荷の前記複数のトランジスタの前記ゲートに動作可能に接続されており、前記演算増幅器の前記入力のうちの少なくとも1つが前記複数の抵抗器のうちの2つの間に動作可能に接続されている演算増幅器と、
    を具備する同相モード帰還ループである、
    請求項4のトランスコンダクタ。
  12. 前記補助デバイスの前記複数のトランジスタのうちの1対のトランジスタが前記非線形性を打ち消すために弱い反転領域でバイアスされ、それによって相互変調積が減じられる、
    請求項1のトランスコンダクタ。
  13. 前記差動増幅器の前記複数のトランジスタのうちのトランジスタが、強い反転領域でバイアスされ、ソース同士を接続され、
    前記カスコード回路の前記複数のトランジスタのうちのトランジスタが、共通ゲート構成で接続されており、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、
    前記能動負荷が、前記能動負荷の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている帰還ループをさらに具備し、前記能動負荷の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ドレイン、およびソースを具備し、前記帰還ループが、前記能動負荷の前記複数のトランジスタの前記ドレイン同士の間に動作可能に直列に接続されている複数の抵抗器と、出力と複数の入力を有する演算増幅器であって前記演算増幅器の出力が前記能動負荷の前記複数のトランジスタの前記ゲートに動作可能に接続されており且つ前記演算増幅器の前記入力のうちの少なくとも1つが前記複数の抵抗器のうちの2つの間に動作可能に接続されている演算増幅器と、を具備する同相モード帰還ループであり、
    前記補助デバイスの前記複数のトランジスタのうちの1対のトランジスタが前記非線形性を打ち消すために弱い反転領域でバイアスされる、
    請求項1のトランスコンダクタ。
  14. トランスコンダクタ中の相互変調積を減じる方法であって、前記トランスコンダクタが差増増幅器と複数のトランジスタを具備するカスコード回路とを具備し、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ソース、およびドレインを具備し、前記方法は、
    複数の入力電圧信号を受け取ることと、
    前記複数の入力電圧信号の差分を増幅することと、
    入力電圧を主電流に変換することと、
    前記主電流中の非線形性をセンスすることと、
    前記非線形性を前記トランスコンダクタの補助デバイスにフィード・フォワードすることであって、前記補助デバイスが複数のトランジスタを具備し、前記補助デバイスの前記複数のトランジスタの少なくとも2つが前記差動増幅器と前記カスコード回路との間にそれぞれ分離キャパシタを介して接続されかつそれぞれ分離抵抗器と接続されているゲートを具備し、前記補助デバイスの前記複数のトランジスタの前記2つが前記能動負荷とグランドとの間に動作可能に接続されている、フィード・フォワードすることと、
    前記補助デバイスによって前記非線形性に応じて前記主電流中の前記非線形性を減じる補助電流を生成することと、
    前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらすことと、
    高出力インピーダンスをもたらすことと、
    を具備する方法。
  15. 前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらすステップが、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離することを具備する、
    請求項14のトランスコンダクタ中の相互変調積を減じる方法。
  16. 前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらすステップが、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファすることを具備する、
    請求項14のトランスコンダクタ中の相互変調積を減じる方法。
  17. 前記補助デバイスの1対のトランジスタを弱い反転領域でバイアスするステップをさらに具備する、
    請求項14のトランスコンダクタ中の相互変調積を減じる方法。
  18. 前記高出力インピーダンスをもたらすステップが、能動負荷をバイアスすることを具備する、
    請求項14のトランスコンダクタ中の相互変調積を減じる方法。
  19. 前記補助電流を前記主電流と加えることを具備し、それによって前記相互変調積が減じられる、
    請求項14のトランスコンダクタ中の相互変調積を減じる方法。
  20. 前記トランスコンダクタの入力と出力との間に逆方向アイソレーションをもたらすステップが、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力との間の電流をバッファすることによって、前記トランスコンダクタの前記入力と前記出力とを分離することを具備し、
    前記高出力インピーダンスをもたらすステップが能動負荷をバイアスすることを具備し、
    前記主電流の非線形成分打ち消すために前記補助デバイスの1対のトランジスタを弱い反転領域でバイアスするステップをさらに具備する、
    請求項19のトランスコンダクタ中の相互変調積を減じる方法。
  21. 電力コントローラと、
    前記電力コントローラに動作可能に接続された送信回路と、
    前記送信回路に動作可能に接続された演算処理装置と、
    前記演算処理装置に動作可能に接続されたメモリと、
    前記演算処理装置に動作可能に接続された受信回路と、
    請求項1のトランスコンダクタと、
    を具備するアクセス端末。
  22. 前記差動増幅器が、ソース同士を接続されている複数のトランジスタを具備する、
    請求項21のアクセス端末。
  23. 前記カスコード回路が共通ゲート構成で接続されている複数のトランジスタを具備する、
    請求項21のアクセス端末。
  24. 前記能動負荷が、
    複数のトランジスタと、
    前記能動負荷の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている帰還ループと、
    を具備する、請求項21のアクセス端末。
  25. 前記差動増幅器の前記複数のトランジスタが強い反転領域でバイアスされる、
    請求項22のアクセス端末。
  26. 前記差動増幅器の前記複数のトランジスタが、ソース同士を接続されている2つの入力NMOS増幅器を具備する、
    請求項22のアクセス端末。
  27. 前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている、
    請求項23のアクセス端末。
  28. 前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けられた共通ゲートトランジスタとして取り付けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの入力と前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの出力との間の逆方向アイソレーションは、前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの入力と前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの出力とを分離することによって改善される、
    請求項23のアクセス端末。
  29. 前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続される、
    請求項23のアクセス端末。
  30. 前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けられた共通ゲートトランジスタとして取り付けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの入力と前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの出力との間の逆方向アイソレーションは前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの入力と前記トランスコンダクタの前記少なくとも1つの出力との間の電流をバッファすることによって改善される、請求項23のアクセス端末。
  31. 前記能動負荷の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ドレイン、およびソースを具備し、
    前記帰還ループが、
    前記能動負荷の前記複数のトランジスタの前記ドレイン同士の間に動作可能に直列に接続されている複数の抵抗器と、
    出力と複数の入力を有し、前記出力が前記能動負荷の前記複数のトランジスタの前記ゲートに動作可能に接続されており、前記入力のうちの少なくとも1つが前記複数の抵抗器のうちの2つの間に動作可能に接続されている演算増幅器と、
    を具備する同相モード帰還ループである、
    請求項24のアクセス端末。
  32. 前記補助デバイスの前記複数のトランジスタのうちの1対のトランジスタが前記非線形性を打ち消すために弱い反転領域でバイアスされ、それによって相互変調積が減じられる、
    請求項21のアクセス端末。
  33. 前記差動増幅器の前記複数のトランジスタのうちのトランジスタが、強い反転領域でバイアスされ、ソース同士を接続され、
    前記カスコード回路の前記複数のトランジスタのうちのトランジスタが、共通ゲート構成で接続されており、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタが、前記カスコード回路の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタを前記差動増幅器の前記複数のトランジスタの少なくとも1つのトランジスタの上に設けることによって前記差動増幅器の前記複数のトランジスタに動作可能に接続され、
    前記能動負荷が、前記能動負荷の前記複数のトランジスタに動作可能に接続されている帰還ループをさらに具備し、前記能動負荷の前記複数のトランジスタの各々がゲート、ドレイン、およびソースを具備し、前記帰還ループが、前記能動負荷の前記複数のトランジスタの前記ドレイン同士の間に動作可能に直列に接続されている複数の抵抗器と、出力と複数の入力を有する演算増幅器であって前記演算増幅器の出力が前記能動負荷の前記複数のトランジスタの前記ゲートに動作可能に接続されており且つ前記演算増幅器の前記入力のうちの少なくとも1つが前記複数の抵抗器のうちの2つの間に動作可能に接続されている演算増幅器と、を具備する同相モード帰還ループであり、
    前記補助デバイスの前記複数のトランジスタのうちの1対のトランジスタが前記非線形性を打ち消すために弱い反転領域でバイアスされる、
    請求項21のアクセス端末。
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