JP5230506B2 - アルミニウム押出材の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、アルミニウム押出材の製造方法及び押出装置に関する。
なお、本明細書及び特許請求の範囲では、「アルミニウム」の語は、特に示さない限り、純アルミニウムとアルミニウム合金の双方を含む意味で用いる。また、「上流」及び「下流」とは、それぞれ押出方向の上流及び下流を意味する。
押出材は、コンテナ内に装填されたビレットを所定方向に押圧することにより押出ダイスを通過させて製造される。この押出途中において、押出材はその断面寸法が押出方向に変化することが知られている。その要因としては、押出中のダイスの撓み、加工発熱によるダイスベアリング部の熱膨張変化がある。さらに、押出中やアイドルタイム中における押出ダイスの熱の大気への放熱や、押出ダイスの下流端面に当接した当接部材への熱伝導放熱によって、温度分布のバラツキが発生し、断面寸法が変化するとも言われている。
従来、押出材の断面寸法の変化を小さくするため、例えば次の方法が知られている。すなわち、押出材の温度が一定になるように制御する等温押出方法(特許文献1)、押出時の押出ダイスの加工発熱を減少させるためダイスを冷却する方法(特許文献2)、押出ダイスと押出工具との接触面から押出ダイスの熱が放熱することを防止する方法(特許文献3)である。
特開2003−220409号公報 特開平5−104131号公報 特開2005−13997
しかしながら、上記従来の方法には次の難点があった。
等温押出方法では、押出時の実測データに基づいて押出速度等の押出条件を押出途中で変更するため、押出材の結晶粒等の品質が変化したり、基礎データ作成に時間がかかったり、そのような構成の押出装置の導入コストが高く付いたりするという難点がある。
ダイス冷却方法では、そのような構成の押出装置の導入コストが高く付いたり、押出途中におけるダイスの冷却の制御方法が難しく、微妙な温度制御が必要であるという難点がある。
ダイス熱の放熱防止方法では、押出装置のコンテナ内で旧ビレットと新ビレットとを押し継いで連続押出をした際に加工発熱によって上昇する押出ダイスの温度を制御するのが難しく、やはり押出途中において微妙な温度制御が必要であるという難点がある。
本発明は、上述した技術背景に鑑みてなされたもので、その目的は、押出装置の導入コストを抑制することができ、更に、押出途中で必ずしも押出条件を変更せないで且つ必ずしも微妙な温度制御を必要としないで、アルミニウム押出材の断面寸法が押出方向に変化するのを防止できるアルミニウム押出材の製造方法及び該製造方法に好適に用いられる押出装置を提供することにある。
本発明は以下の手段を提供する。
[1] 押出ダイスと一体的に組み合わされたダイスユニットと、前記ダイスユニットの下流端面に当接した当接部材と、を備えた押出装置を用いてアルミニウム押出材を製造するに際して、
前記ダイスユニットを温度350〜450℃の範囲内で予熱しておくとともに、
前記当接部材を前記ダイスユニットの予熱温度よりも低い温度で予熱しておくことを特徴とするアルミニウム押出材の製造方法。
[2] 前記当接部材を前記ダイスユニットの予熱温度よりも50〜200℃低い温度で予熱しておく前項1記載のアルミニウム押出材の製造方法。
[3] 前記当接部材を予熱炉により又は当接部材に設けられたヒータにより予熱する前項1又は2記載のアルミニウム押出材の製造方法。
[4] 前記ダイスユニットはダイスユニット用予熱炉により予熱し、
前記当接部材は当接部材用予熱炉により予熱し、
前記ダイスユニットと前記当接部材をそれぞれ予熱炉から取り出した時間の差を30分以内とし、且つ、前記ダイスユニットと前記当接部材をそれぞれ予熱炉から取り出してから15分以内で押出装置の所定位置に配置することにより、前記ダイスユニットの温度と前記当接部材の温度をそれぞれ前記予熱温度範囲内にする前項1又は2記載のアルミニウム押出材の製造方法。
[5] アルミニウム押出材を製造する押出装置であって、
押出ダイスと一体的に組み合わされたダイスユニットと、
前記ダイスユニットの下流端面に当接した当接部材と、
前記ダイスユニットを予熱するダイスユニット用予熱手段と、
前記当接部材を前記ダイスユニット用予熱手段によるダイスユニットの予熱温度よりも低い温度で予熱する当接部材用予熱手段と、
を備えていることを特徴とする押出装置。
[6] 押出ダイスと一体的に組み合わされたダイスユニットと、前記ダイスユニットの温度を測定するダイスユニット用測温手段と、前記ダイスユニットの下流端面に当接した当接部材と、前記当接部材の温度を測定する当接部材用測温手段と、を備えた押出装置を用い、
前記ダイスユニット用測温手段により測定された前記ダイスユニットの温度が350〜450℃の範囲内であり、且つ、前記当接部材用測温手段により測定された前記当接部材の温度が常温よりも高く前記ダイスユニットの温度よりも低いときに、押出を開始することを特徴とするアルミニウム押出材の製造方法。
本発明は以下の効果を奏する。
[1]の発明では、アルミニウム押出材を製造するに際して、ダイスユニットを温度350〜450℃の範囲内で予熱しておくとともに、当接部材をダイスユニットの予熱温度よりも低い温度で予熱しておくことにより、アルミニウム押出材の断面寸法が押出方向に変化するのを防止することができる。
さらに、押出材を製造する際にダイスユニットの予熱温度と当接部材の予熱温度とをそれぞれ所定の温度に設定しておくことで、このような効果を奏するので、押出途中において必ずしも押出条件を変更させる必要がないし、微妙な温度制御を必要としない。したがって、容易に押出を行うことができるし、更に、押出装置の導入コストを抑制することができる。
[2]の発明では、アルミニウム押出材の断面寸法が押出方向に変化するのを確実に防止することができる。
[3]の発明では、当接部材を確実に予熱することができる。
[4]の発明では、アルミニウム押出材の断面寸法が押出方向に変化するのを確実に防止することができる。
[5]の発明では、本発明に係るアルミニウム押出材の製造方法に好適に用いられる押出装置を提供できる。
[6]の発明では、上記[1]の発明の効果と同様の効果を奏する。さらに、各測温手段により測定されたダイスユニットの温度と当接部材の温度を、押出を開始することのトリガーとして機能させることができ、これにより押出を容易に行うことができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るアルミニウム押出材の製造方法に用いられる押出装置の概略断面図である。 図2は、同押出装置を用いてアルミニウム押出材を製造する場合における、押出時間とダイスユニットの温度との関係を示す図(グラフ)である。 図3は、本発明の第2実施形態に係るアルミニウム押出材の製造方法に用いられる押出装置の概略断面図である。 図4は、本発明の第3実施形態に係るアルミニウム押出材の製造方法に用いられる押出装置の概略断面図である。 図5は、本発明の第4実施形態に係るアルミニウム押出材の製造方法に用いられる押出装置の概略断面図である。
次に、本発明の幾つかの実施形態について図面を参照して以下に説明する。
図1は、本発明の第1実施形態に係るアルミニウム押出材の製造方法に用いられる押出装置を、押出材の製造途中の状態で示す図である。
本第1実施形態の押出装置1Aは、詳述すると直接押出装置であり、アルミニウム押出材21として断面円環状の長尺なアルミニウムパイプ材を製造するために用いられるものである。押出材21の直径(外径)は例えば15〜50mm、その肉厚は例えば1〜3mmである。また、20はアルミニウムビレットである。なお図1では、ビレット20と押出材21は、他の部材と区別し易くするためドットハッチングで示している。
この押出装置1Aは、1本のビレット20で例えば50〜100mのアルミニウム押出材21を製造することができる。その後、この押出材21は例えば2〜4mの製品長さに切断される。
この押出装置1Aは、押出装置本体2、ダイスユニット用予熱手段17、当接部材用予熱手段18、ダイスユニット用測温手段15b、当接部材用測温手段16b等を具備している。
押出装置本体2は、ステム10、コンテナ9、ダイスユニット15、当接部材16、プラテン8等を備えている。
ダイスユニット15は、プレート3と押出ダイス4とバッカー5とが押出方向Xにこの順に並んだ状態でダイリング6内にきつく嵌合固定されることにより、プレート3と押出ダイス4とバッカー5とダイリング6とが一体的に組み合わされたものである。押出ダイス4の中央部には、ビレット20を所定断面形状に形成するベアリング孔4aが押出方向Xに貫通して設けられている。
このダイスユニット15は、コンテナ9の下流端面に当接して配置されている。コンテナ9内にはビレット20が装填される。
当接部材16は、ダイスユニット15の下流側にその下流端面15aに面接触状態に当接して配置されている。この当接部材16は、押出時に押出圧力をダイスユニット15を介して受けるものである。本第1実施形態では、当接部材16はボルスタ7からなる。
ダイスユニット15と当接部材16は、ダイスライド11上に配置されて下側から該ダイスライド11によって支持されている。
プラテン8は、当接部材16の下流側にその下流端面に当接して配置されている。
ステム10は、コンテナ9内のビレット20を押圧するものであり、その先端部にプレート状のダミーステム10aが配置されている。
ダイスユニット用予熱手段17は、押出装置1Aにより押出材21を製造する前にダイスユニット15を予め加熱しておく、即ち押出材21を製造する際にダイスユニット15を予熱しておくためのものであり、例えば予熱炉17aからなる。この予熱炉17aは、押出装置本体2の近傍に配置されており、例えば押出装置本体2に隣接して配置されている。
当接部材用予熱手段18は、押出装置1Aにより押出材21を製造する前に当接部材16を予め加熱しておく、即ち押出材21を製造する際に当接部材16を予熱しておくためのものであり、例えば予熱炉18aからなる。この予熱炉18aは、押出装置本体2の近傍に配置されており、例えば押出装置本体2に隣接して配置されている。
なお本発明では、当接部材用予熱手段18は、予熱炉18aであることに限定されるものではなく、その他に例えば、図1に鎖線で示すように、当接部材16(本第1実施形態ではボルスタ7)に埋設されたテープ状又は線状の発熱体で加熱する方式の予熱用ヒータ18bであっても良い。また、この発熱体は当接部材16の表面に接触して設けられていても良い。
ダイスユニット用測温手段15bは、ダイスユニット15の温度を測定するものであり、例えば熱電対を有する測温器からなる。
当接部材用測温手段16bは、当接部材16の温度を測定するものであり、例えば熱電対を有する測温器からなる。
本第1実施形態の押出装置1Aを用いたアルミニウム押出材21の製造方法について以下に説明する。
アルミニウム押出材21を製造する前に、ダイスユニット15をダイスユニット用予熱炉17a内に配置して該予熱炉17aによって予め加熱しておくとともに、当接部材16を当接部材用予熱炉18a内に配置して該予熱炉18aによって予め加熱しておく。
ダイスユニット用予熱炉17aによるダイスユニット15の予熱温度T0は、350〜450℃の範囲内に設定される必要がある。即ち、350℃≦T0≦450℃の関係を満たす必要がある。
当接部材用予熱炉18aによる当接部材16の予熱温度S0は、ダイスユニット15の予熱温度T0よりも低く設定する必要があり、詳述すると常温よりも高く且つダイスユニット15の予熱温度T0よりも低い温度範囲内に設定する必要がある。即ち、常温<S0<T0の関係を満たす必要がある。なお常温とは、加熱・冷却などをしない、平常の温度である。
ダイスユニット15の予熱温度T0と当接部材16の予熱温度S0とが、それぞれ上記の適正な所定範囲内に設定されることにより、後述するようにアルミニウム押出材21の断面寸法が押出方向Xに変化するのを防止することができる。
ダイスユニット15の好ましい予熱温度T0は、380〜430℃の範囲内である。T0をこの範囲内に設定することにより、アルミニウム押出材21の断面寸法が押出方向Xに変化するのを確実に防止することができる。
当接部材16の好ましい予熱温度S0は、ダイスユニット15の予熱温度T0よりも50〜200℃低い温度である。S0をこの範囲内に設定することにより、アルミニウム押出材21の断面寸法が押出方向Xに変化するのを確実に防止することができる。さらに、当接部材16の特に好ましい予熱温度S0は、ダイスユニットの予熱温度T0よりも80〜170℃低い温度である。S0をこの範囲内に設定することにより、アルミニウム押出材21の断面寸法が押出方向Xに変化するのを更に確実に防止することができる。さらに、当接部材16の予熱温度S0は100℃以上であることが特に好ましい。
次いで、ダイスユニット用予熱炉17aにより適正な温度に予熱されたダイスユニット15と、当接部材用予熱炉18aにより適正な温度に予熱された当接部材16とを、それぞれ予熱炉17a、18aから取り出して迅速に押出装置本体2の所定位置に配置する。
ここで、ダイスユニット15の予熱炉17aからの取出し時間と当接部材16の予熱炉18aからの取出し時間との差は、30分以内(特に好ましくは15分以内)であることが好ましく、更に、ダイスユニット15と当接部材16をそれぞれ予熱炉17a、18aから取り出してから15分以内(特に好ましくは10分以内)で押出装置本体2の所定位置に配置することが好ましい。こうすることにより、ダイスユニット15と当接部材16が各予熱炉17a、18aから取り出されてから押出装置本体2の所定位置に配置されるまでの間のダイスユニット15と当接部材16の温度変化を極力抑制することができ、これにより押出材21の断面寸法の変化を更に確実に防止することができる。本実施形態では、ダイスユニット15と当接部材16はそれぞれ予熱炉17a、18aから同時に取り出される。
また、押出装置本体2の所定位置に配置されたダイスユニット15の温度は、ダイスユニット用測温手段15bにより測定され、また押出装置本体2の所定位置に配置された当接部材16の温度は、当接部材用測温手段16bにより測定される。そして、ダイスユニット15の温度と当接部材16の温度がそれぞれ上記の適正な所定範囲内であることを確認する。
ここで、ダイスユニット用測温手段15bによってダイスユニット15の温度として平均温度を測定するのが良く、同図に示すようにダイスユニット15の外周面の押出方向中間部の温度を測定するのが簡易で良い。また同じく、当接部材用測温手段16bによって当接部材16の温度として平均温度を測定するのが良く、同図に示すように当接部材16の外周面の押出方向中間部の温度を測定するのが簡易で良い。
そして、コンテナ9内に装填された加熱状態のアルミニウムビレット20をステム10で押圧するのを開始する。すなわち押出を開始する。なお、コンテナ9内への装填時のビレット20の加熱温度は400〜520℃の範囲内であることが好ましい。
すると、ビレット20が押出ダイス4内に入っていき押出ダイス4から押し出されることで所定断面形状の押出材21が製造される。押出ダイス4から出てきた押出材21は、バッカー5、当接部材16(ボルスタ7)及びプラテン8内を順次移動していき、最終的にプラテン8の下流端部から排出される。
コンテナ9内のビレット20の残存量が所定量よりも少なくなった場合、該ビレット20に新しいビレットを押し継いで連続押出をする。この押継ぎをビレット20の残存量が所定量よりも少なくなる度に繰り返す。
以上の押出工程により、断面寸法が押出方向Xに殆ど変化していない所望する長尺なアルミニウム押出材21が得られる。次いで、必要に応じて押出材21を後工程(例:引抜加工工程)に送って押出材21について後加工(例:引抜加工)を施す。
以上のような押出工程において、もし仮に当接部材16の予熱温度S0がダイスユニット15の予熱温度T0よりも高い場合(後述する図2のBの場合)、当接部材16の熱が当接部材16からダイスユニット15へ伝導する上、押出時に押出ダイス4に加工熱が発生するので、押出時間が長くなるにつれてダイスユニット15の温度がゆっくりと上昇したのち安定する。したがって、ダイスユニット15の温度が安定するまでの時間が長く、更に、ダイスユニット15の温度変化が大きい。その結果、押出材21の断面寸法が大きく変化する。
当接部材16が予熱されていない場合(後述する図2のCの場合)、ダイスユニット15と当接部材16との接触面間からの放熱量が大きくなってしまう(特に押出初期において放熱量が大きい)ため、ダイスユニット15の温度が安定するまで長い時間がかかり、更に、ダイスユニット15の温度変化が大きい。その結果、押出材21の断面寸法が大きく変化する。
一方、当接部材16の予熱温度S0がダイスユニット15の予熱温度T0よりも低い場合(後述する図2のAの場合)、押出時に押出ダイス4に発生した加工熱は、ダイスユニット15から当接部材16へ熱伝導放熱される。そのとき、ダイスユニット15の下流端面15aには当接部材16が面接触状態に当接しているので、ダイスユニット15の熱がその横断面内で均一に奪われる。そのため、ダイスユニット15の押出ダイス4の温度が横断面内で均一に冷却される。その結果、押出材21の断面寸法のバラツキは抑制され、且つ、ダイスユニット15の温度が一定に保持されることにより、押出材21の連続押出時における断面寸法の変化を防止することができる。
図2は、上記本第1実施形態の押出材の製造方法における押出時間とダイスユニットの温度との関係を概略的に示す図(グラフ)である。
図2において、Aは、本第1実施形態の押出材の製造方法の場合、すなわち当接部材16の予熱温度S0が適正な範囲内に設定されている場合におけるダイスユニット15の温度を示している。Bは、当接部材16の予熱温度S0がダイスユニット15の予熱温度T0よりも高い場合(即ちS0>T0)におけるダイスユニット15の温度を示している。Cは、当接部材16が予熱されていない場合(即ちS0=常温)におけるダイスユニット15の温度を示している。
Dは、ダイスユニット15を予熱炉17aから取り出した時を示している。Eは、コンテナ9内に装填された加熱状態のビレット20をステム10で押圧するのを開始した時、すなわちビレット20が押出ダイス4内に入る時、つまり押出を開始した時を示している。Fは、押出材21の先端が押出ダイス4から出てきた時を示している。Gは、押出を終了した時を示している。
図2に示すように、D〜Eの間では、ダイスユニット15の温度は徐々に低下する。
E〜Fの間では、ビレット20が押出ダイス4内を通過することにより発生した加工熱によってダイスユニット15の温度が急激に上昇する。
F〜Gの間において、Bの場合、「ダイスユニットの放熱量」<「加工発熱量」となり、ダイスユニット15の温度がゆっくりと上昇したのち安定する。このときのダイスユニット15の温度変化ΔTBは大きい。Cの場合、「ダイスユニットの放熱量」>「加工発熱量」となり、ダイスユニット15の温度がゆっくりと低下したのち安定する。このときのダイスユニット15の温度変化ΔTCは大きい。一方、Aの場合、ダイスユニット15の放熱量と加工発熱量とが略均衡し、即ち「ダイスユニットの放熱量」≒「加工発熱量」となり、ダイスユニット15の温度が迅速に安定する。このときのダイスユニット15の温度変化ΔTAは、Aの場合及びBの場合よりも小さい。その結果、押出材21の断面寸法の変化が小さくなる。
このように、本第1実施形態の押出材21の製造方法によれば、押出材21の断面寸法が押出方向Xに変化するのを防止できる。したがって、押出材21が例えば押出後に引抜加工されるなどといった単重量管理(単質量管理)を必要とするものである場合、押出材21の断面寸法変化が小さいため、単重の変化幅が小さくなるように容易に管理することができ、そのため歩留まりの向上を図ることができる。
さらに、押出材21を製造する際にダイスユニット15の予熱温度T0と当接部材16の予熱温度S0とをそれぞれ所定の温度に設定しておくだけで、このような効果を奏するので、押出途中において押出条件(例:押出速度)を変更させる必要がないし、微妙な温度制御を必要としない。したがって、容易に押出を行うことができるし、更に、押出装置1Aの導入コストを抑制することができる。
また、当接部材16を予熱炉18aにより又は当接部材16に設けられたヒータ18bにより予熱することにより、当接部材16を確実に予熱することができる。なお、ヒータ18bにより予熱を行う場合、押出時にはヒータ18bによる加熱を停止する。
さらに、各測温手段15b、16bにより測定されたダイスユニット15の温度と当接部材16の温度がそれぞれ所定の範囲内であるときに押出を開始する、すなわち各測温手段15b、16bにより測定されたダイスユニット15の温度と当接部材16の温度に基づいて押出を開始するので、ダイスユニット15の温度と当接部材16の温度を、押出を開始することのトリガーとして機能させることができ、これにより押出を更に容易に行うことができる。
なお本発明は、特に押出材21が第1実施形態のようなパイプ材などの薄肉中空材である場合に、このような効果を確実に奏することができ、また、特に当接部材16の熱容量がダイスユニット15の熱容量に対して1〜2倍の範囲内で確実な効果を奏する。当接部材16とダイスユニット15の比熱が同等の場合には、当接部材16の質量がダイスユニット15の質量に対して1〜2倍の範囲内であるのが良い。
図3は、本発明の第2実施形態に係るアルミニウム押出材の製造方法に用いられる押出装置1Cを、押出材の製造途中の状態で示す図である。図3には、上記第1実施形態の押出装置1Aと同じ要素に同一の符号が付されている。なお図3では、ダイスユニット用予熱手段、当接部材用予熱手段、ダイスユニット用測温手段及び当接部材用測温手段は、図示省略されている。本第2実施形態の押出装置1Bの構成について、上記第1実施形態の押出装置1Aと異なる点を中心に以下に説明する。
本第2実施形態の押出装置1Bでは、ダイスユニット15は、プレート3と押出ダイス4とがダイリング6内にきつく嵌合固定されることにより、プレート3と押出ダイス4とダイリング6とが一体的に組み合わされたものである。一方、バッカー5はダイスユニット15に組み込まれていない。本第2実施形態では、このダイスユニット15を構成するプレート3と押出ダイス4とダイリング6とが一体化された状態のままでダイスユニット用予熱手段により予熱される。
当接部材16は、バッカー5からなる。バッカー5は、ダイスユニット15の下流側にその下流端面15aに面接触状態に当接して配置されている。
ボルスタ7は、バッカー5の下流側に配置されており、バッカー5の下流側にその下流端面に面接触状態に当接して配置されている。本第2実施形態では、この当接部材16としてのバッカー5が当接部材用予熱手段により予熱されるか、あるいはこのバッカー5と更にボルスタ7とが当接部材用予熱手段により一括して予熱される。
本第2実施形態の押出装置1Bの他の構成は、上記第1実施形態の押出装置1Aと同じであり、また本第2実施形態の押出装置1Bを用いた押出材21の製造方法も上記第1実施形態と同じである。
図4は、本発明の第3実施形態に係るアルミニウム押出材の製造方法に用いられる押出装置1Cを、押出材の製造途中の状態で示す図である。図4には、上記第1実施形態の押出装置1Aと同じ要素に同一の符号が付されている。なお図4では、ダイスユニット用予熱手段、当接部材用予熱手段、ダイスユニット用測温手段及び当接部材用測温手段は、図示省略されている。本第3実施形態の押出装置1Cの構成について、上記第1実施形態の押出装置1Aと異なる点を中心に以下に説明する。
本第3実施形態の押出装置1Cでは、ダイスユニット15は、プレート3と押出ダイス4とがダイリング6内にきつく嵌合固定されることにより、プレート3と押出ダイス4とダイリング6とが一体的に組み合わされたものである。本第3実施形態では、このダイスユニット15を構成するプレート3と押出ダイス4とダイリング6とが一体化された状態のままでダイスユニット用予熱手段により予熱される。
当接部材16は、ボルスタ7からなる。このボルスタ7は、バッカーと一体形成された形状となっている。本第3実施形態では、この当接部材16を構成するボルスタ7が当接部材用予熱手段により予熱される。
本第3実施形態の押出装置1Cの他の構成は、上記第1実施形態の押出装置1Aと同じであり、また本第3実施形態の押出装置1Cを用いた押出材21の製造方法も上記第1実施形態と同じである。
図5は、本発明の第4実施形態に係るアルミニウム押出材の製造方法に用いられる押出装置1Dを、押出材の製造途中の状態で示す図である。図5には、上記第1実施形態の押出装置1Aと同じ要素に同一の符号が付されている。なお図5では、ダイスユニット用予熱手段、当接部材用予熱手段、ダイスユニット用測温手段及び当接部材用測温手段は、図示省略されている。本第4実施形態の押出装置1Dの構成について、上記第1実施形態の押出装置1Aと異なる点を中心に以下に説明する。
本第4実施形態の押出装置1Dは、直接押出装置ではなく間接押出装置である。この押出装置1Dでは、ダイスユニット15は、押出ダイス4とバッカー5とがダイリング6内にきつく嵌合固定されることにより、押出ダイス4とバッカー5とダイリング6とが一体的に組み合わされたものである。本第4実施形態では、このダイスユニット15を構成する押出ダイス4とバッカー5とダイリング6とが一体化された状態のままでダイスユニット用予熱手段により予熱される。
当接部材16は、ダイステム12からなる。ダイステム12は、ダイスユニット15の下流側にその下流端面15aに面接触状態に当接して配置されている。本第4実施形態では、この当接部材16を構成するダイステム12が当接部材用予熱手段により予熱される。
なお図4において、13はマンドレルバー、13aはそのチップである。
本第4実施形態の押出装置1Dの他の構成は、上記第1実施形態の押出装置1Aと同じであり、また本第4実施形態の押出装置1Dを用いた押出材21の製造方法も上記第1実施形態と同じである。
以上で本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に示したものであことに限定されるものではなく、様々に変更可能であることは言うまでもない。
次に、本発明の具体的な実施例及び比較例を以下に示す。
図1に示した上記第1実施形態の押出装置1Aを用いて、ダイスユニット15の予熱温度T0及び当接部材16の予熱温度S0を様々に変更してアルミニウム押出材21を製造した。押出材21は断面円環状のアルミニウムパイプ材である。押出材21の材質は、JIS(日本工業規格)に準拠したアルミニウム合金番号A3003である。押出材21の直径(外径)は35mm、その肉厚は2mmである。製造した押出材21の長さは約50mである。その後、この押出材21を3mの製品長さに複数個切断した。コンテナ9内への装填時のアルミニウムビレット20の加熱温度は450℃である。ダイスユニット15の材質と当接部材16の材質はともにダイス鋼である。当接部材16の質量はダイスユニット15の質量に対して1.5倍である。
製造された押出材21について全長さ領域における断面寸法の変化を測定し、断面寸法変化を評価した。その結果を表1に示す。
Figure 0005230506
なお表1の「予熱温度の差」とは、ダイスユニット15の予熱温度T0から当接部材16(ボルスタ7)の予熱温度S0を引いた値、即ちT0−S0の値である。
表1の「評価」欄におけるA〜Eの記号の意味は以下のとおりである。
A:断面寸法変化が25μm以下
B:断面寸法変化が25μmを超え50μm以下
C:断面寸法変化が50μmを超え75μm以下
D:断面寸法変化が75μmを超え100μm以下
E:断面寸法変化が100μmを超える
表1から分かるように、ダイスユニット15の予熱温度T0を350〜450℃の範囲内に設定し、且つ、当接部材16の予熱温度S0をダイスユニット15の予熱温度T0よりも低く設定することにより、押出方向Xにおけるアルミニウム押出材21の断面寸法変化を小さくすることができた。
さらに、押出材21の断面寸法変化を小さくするためには、当接部材16の予熱温度S0をダイスユニット15の予熱温度T0よりも50〜200℃低く設定するのが望ましく、特にS0をT0よりも80〜170℃低く設定するのが望ましく、更にT0を380〜430℃の範囲内に設定するのが非常に望ましいことを確認し得た。
本発明は、アルミニウムパイプ材等のアルミニウム押出材の製造方法及び該製造方法に好適に用いられる押出装置に利用可能である。
1A〜1D:押出装置
2:押出装置本体
3:プレート
4:押出ダイス
5:バッカー
6:ダイリング
7:ボルスタ
8:プラテン
9:コンテナ
15:ダイスユニット
15a:下流端面
15b:ダイスユニット用測温手段
16:当接部材
16b:当接部材用測温手段
17:ダイスユニット用予熱手段
17a:予熱炉
18:当接部材用予熱手段
18a:予熱炉
18b:ヒータ(予熱用ヒータ)
20:ビレット
21:押出材
X:押出方向

Claims (4)

  1. 押出ダイスと一体的に組み合わされたダイスユニットと、前記ダイスユニットの下流端面に面接触状態に当接した当接部材と、を備えた押出装置を用いてアルミニウム押出材を製造するに際して、
    前記ダイスユニットを温度350〜450℃の範囲内で予熱しておくとともに、
    前記当接部材を前記ダイスユニットの予熱温度よりも50〜200℃低い温度で予熱しておいてから押出装置の前記ダイスユニットの下流端面に面接触状態に当接する位置に配置することを特徴とするアルミニウム押出材の製造方法。
  2. 前記当接部材を予熱炉により又は当接部材に設けられたヒータにより予熱する請求項記載のアルミニウム押出材の製造方法。
  3. 押出ダイスと一体的に組み合わされたダイスユニットと、前記ダイスユニットの下流端面に面接触状態に当接した当接部材と、を備えた押出装置を用いてアルミニウム押出材を製造するに際して、
    前記ダイスユニットを温度350〜450℃の範囲内で予熱しておくとともに、
    前記当接部材を前記ダイスユニットの予熱温度よりも低い温度で予熱しておくアルミニウム押出材の製造方法であって、
    前記ダイスユニットはダイスユニット用予熱炉により予熱し、
    前記当接部材は当接部材用予熱炉により予熱し、
    前記ダイスユニットと前記当接部材をそれぞれ予熱炉から取り出した時間の差を30分以内とし、且つ、前記ダイスユニットと前記当接部材をそれぞれ予熱炉から取り出してから15分以内で押出装置の所定位置に配置することにより、前記ダイスユニットの温度と前記当接部材の温度をそれぞれ前記予熱温度範囲内にすることを特徴とするアルミニウム押出材の製造方法。
  4. アルミニウム押出材を製造する押出装置であって、
    押出ダイスと一体的に組み合わされたダイスユニットと、
    前記ダイスユニットの下流端面に面接触状態に当接した当接部材と、
    前記ダイスユニットを温度350〜450℃の範囲内で予熱するダイスユニット用予熱手段と、
    前記当接部材を押出装置の前記ダイスユニットの下流端面に面接触状態に当接する位置に配置する前に前記ダイスユニット用予熱手段によるダイスユニットの予熱温度よりも50〜200℃低い温度で予熱する当接部材用予熱手段と、
    を備えていることを特徴とする押出装置。
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