JP5230299B2 - 映像表示装置及び映像表示方法 - Google Patents

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Description

本発明は、二次元映像、又は、左目用映像及び右目用映像を時分割で交互に表示する立体映像を表示する映像表示装置及び映像表示方法に関するものである。
左目用映像と右目用映像を、それぞれ対応する目に個別に入射させることによって立体映像を表示する方法が実用化されている。しかし、この方法では、右目で右目用映像を見る際に左目用映像の一部が見えたり、左目で左目用映像を見る際に右目用映像の一部が見えたりする、クロストークの問題がある。この問題を解決するため、画像の書き換え中には表示パネル照明用の光源を消灯し、画像の書き換え完了後に光源を点灯させるように、光の照射タイミングを制御することによって、左目用映像と右目用映像のクロストークを軽減する映像表示方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−202519号公報(段落0084,0096−0097、図14、図16)
しかしながら、特許文献1に記載の映像表示方法では、光源の点灯時間が短くなるので、光源を連続的に点灯させる映像表示方法に比べ、画面が暗くなるという問題がある。
また、画面が暗くなる問題を解決するために、1ラインごとに光源を備え、画像を1ライン書き換え終えた後に、該当するラインを照明する光源を点灯させるように制御する画像表示方法もあるが(例えば、特許文献1参照)、装置の構成が複雑になるという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであり、その目的は、装置の構成の複雑化を回避しつつ、クロストークが無く、二次元映像と同程度の明るさの立体映像を表示することが可能な映像表示装置及び映像表示方法を提供することにある。
本発明の映像表示装置は、二次元映像、又は、左目用映像及び右目用映像を時分割で交互に表示する立体映像を表示可能な映像表示装置であって、映像を表示する表示パネルを含む表示手段と、前記表示パネルに光を照射する照明手段と、前記照明手段の点灯及び消灯、並びに、点灯時の発光強度を制御する照明駆動手段と、前記表示手段における表示映像モードを、前記二次元映像又は前記立体映像のいずれかに切り替える映像モード切替手段とを有し、前記映像モード切替手段が前記表示手段における表示映像モードを二次元映像表示としたときに、前記照明駆動手段は、前記照明手段を第1の照明強度で連続点灯させて前記表示パネルに連続的に光を照射し、前記映像モード切替手段が前記表示手段における表示映像モードを立体映像表示としたときに、前記照明駆動手段は、前記表示パネルに前記右目用映像又は前記左目用映像が表示されている期間に点灯するように、前記照明手段を間欠点灯させて前記表示パネルに間欠的に光を照射し、前記間欠点灯の点灯時の第2の照明強度は前記第1の照明強度より強いことを特徴とするものである。
また、本発明の映像表示方法は、二次元映像、又は、左目用映像及び右目用映像を時分割で交互に表示する立体映像を表示可能な映像表示方法であって、映像モード切替手段が、映像を表示する表示パネルを含む表示手段における表示映像モードを、前記二次元映像又は前記立体映像のいずれかに切り替えるステップと、前記表示手段における表示映像モードが二次元映像表示であるときに、照明駆動手段が、照明手段を第1の照明強度で連続点灯させて前記表示パネルに連続的に光を照射するステップと、前記表示手段における表示映像モードが立体映像表示であるときに、前記照明駆動手段が、前記表示パネルに前記右目用映像又は前記左目用映像が表示されている期間に点灯するように、前記照明手段を間欠点灯させて前記表示パネルに間欠的に光を照射するステップとを有し、前記間欠点灯の点灯時の第2の照明強度は前記第1の照明強度より強いことを特徴とするものである。
本発明によれば、左目用映像と右目用映像のクロストークが発生しないように照明手段を間欠点灯させる際に、光源の発光強度を二次元映像を表示する際の光源発光強度と比べて一時的に強くするようにしたため、二次元映像表示と同程度の明るさを確保しながら、左目用映像と右目用映像のクロストークの防止ができるという効果がある。
図1は、本発明の実施の形態に係る映像表示装置(すなわち、本発明の実施の形態に係る映像表示方法を実施する装置)の構成を概略的に示すブロック図である。図1に示されるように、本実施の形態に係る映像表示装置は、二次元映像/立体映像(2D/3D)切替部1と、二次元映像(2D)用倍速変換部2と、2次元映像(2D)用タイミング生成部3とを有している。また、本実施の形態に係る映像表示装置は、立体映像(3D)用倍速変換部4と、立体映像(3D)用タイミング生成部6と、立体映像(3D)情報送信部15とを有している。さらに、本実施の形態に係る映像表示装置は、表示指示部7と、レーザ光源駆動部8とを有している。
また、図1に示されるように、本実施の形態に係る映像表示装置は、光学系の構成として、赤色光レーザ光源9Rと、緑色光レーザ光源9Gと、青色光レーザ光源9Bと、赤色光偏光ビームスプリッター(PBS)10Rと、緑色光偏光ビームスプリッター(PBS)10Gと、青色光偏光ビームスプリッター(PBS)10Bと、赤色光反射型液晶パネル11Rと、緑色光反射型液晶パネル11Gと、青色光反射型液晶パネル11Bと、クロスダイクロイックプリズム12と、投射レンズ13と、スクリーン14と、三次元(3D)メガネ16とを有している。なお、本実施の形態においては、反射型液晶パネル11R,11G.11Bで変調された光(映像)をスクリーン14に拡大投写する投射型映像表示装置を説明するが、本発明は、このような形態に限定されず、液晶パネルが視聴者に直視される液晶パネル直視型の映像表示装置であってもよい。
図2は、図1における赤色光反射型液晶パネル11Rの内部構成を示す図である。図2に示されるように、赤色光反射型液晶パネル11Rは、表示駆動部21Rと、ソースドライバ22Rと、ゲートドライバ23Rと、表示パネル24Rとを有している。図2には、赤色光反射型液晶パネル11Rを示しているが、緑色光反射型液晶パネル11G及び青色光反射型液晶パネル11Bも、赤色光反射型液晶パネル11Rと同様の構成を有している。
図1に示されるように、2D/3D切替部1は、入力された映像信号を通常の二次元映像(2D)として処理するか、立体映像(3D)として処理するかを切り替える。2D/3D切替部1による切り替えは、映像信号に付加された情報にしたがって自動的に行われるか、又は、ユーザーによる操作部(図示せず)からの入力情報にしたがって行われる。2D/3D切替部1は、二次元映像処理が選択された場合は、入力された映像信号を2D用倍速変換部2に出力し、立体映像処理が選択された場合は、入力された映像信号を3D用倍速変換部4に出力する。本実施の形態においては、2D/3D切替部1は、二次元映像処理又は立体映像処理のいずれの映像処理が選択されたかを表す映像モード切替信号をレーザ光源駆動部8に出力する。
2D/3D切替部1によって二次元映像処理が選択された場合、2D用倍速変換部2は、フレーム周波数60Hzで入力された映像信号S21を120Hzの2D倍速映像信号S22に変換する。変換された2D倍速映像信号S22は、2D用タイミング生成部3に入力される。2D用タイミング生成部3は、反射型液晶パネル11R,11G,11Bを制御する液晶表示信号P22aと、レーザ光源9R,9G,9Bを制御するためのレーザ光源駆動信号Lを生成する。生成された液晶表示信号P22aは、表示指示部7に入力される。表示指示部7は、反射型液晶パネル11R,11G,11Bに対して、液晶表示信号P22aを供給すると共に、現在の表示映像が二次元映像であることを示す情報を伝える。一方、レーザ光源駆動信号Lは、レーザ光源駆動部8に入力される。レーザ光源駆動部8は、レーザ光源駆動信号Lに基づいてレーザ光源9R,9G,9Bから発光されるレーザ光が決まった駆動タイミングで出力されるようにレーザ光源9R,9G,9Bの点灯及び消灯を制御する。なお、ここでは照明手段の光源としてレーザ光源を用いているが、発光制御が可能で高輝度な光源であれば、例えば、発光ダイオード(LED)等のような他の光源であってもよい。
2D/3D切替部1によって立体映像処理が選択された場合、3D用倍速変換部4は、フレーム周波数60Hzで入力された映像信号S31を120Hzの3D倍速映像信号S32に変換する。変換された3D倍速映像信号S32は、3D用タイミング生成部6に入力される。3D用タイミング生成部6は、3D倍速映像信号S32に基づいて、反射型液晶パネル11R,11G,11Bを制御するための液晶表示信号P32aと、レーザ光源9R,9G,9Bを制御するレーザ光源駆動信号L、及び表示される映像が左目用映像か右目用映像かを示す信号である3D情報信号Iを生成する。3D情報信号Iは、3D情報送信部15に入力され、液晶表示信号P32aとレーザ光源駆動信号Lは、二次元処理が選択された場合と同様に、表示指示部7とレーザ光源駆動部8にそれぞれ入力される。
3D情報送信部15は、3Dメガネ16に対して3D情報を送信する。3Dメガネ16は、現在表示中の映像と同期して状態を切り替え、目に到達する光を切り替える。本実施の形態においては、3Dメガネ16が、目に到達する映像を左右の映像のいずれかに動的に切り替えて、左目用映像を左目に右目用映像を右目に入射させるようにしている。しかし、3Dメガネ16において動的な切り替えを行わず、映像表示装置内で表示映像が左目用映像か右目用映像かに合わせて、表示パネルからの光の偏光方向を切り替える手段を備える方式を採用することもできる。この場合には、3D情報送信部15から出力される3D情報は、3Dメガネ16ではなく、液晶表示装置内に備えられた偏光方向を切り替える手段(図示せず)に供給される。
次に、レーザ光源駆動部8によって制御されるレーザ光源9R,9G,9Bから発せられたレーザ光がスクリーン14に投影されるまでの光路について説明する。レーザ光源9Rは、レーザ光源駆動部8の制御によって赤色レーザ光を出力する。レーザ光源9Rから出力された赤色レーザ光は、赤色光PBS10Rによって反射して赤色光反射型液晶パネル11Rに照射される。赤色光反射型液晶パネル11Rに照射された赤色レーザ光は、赤色光反射型液晶パネル11Rから赤色光PBS10Rに戻り、赤色光PBS10Rを透過してクロスダイクロイックプリズム12の赤色光用入射面に入射する。レーザ光源9Gから出力された緑色レーザ光は、緑色光PBS10Gによって反射して緑色光反射型液晶パネル11Gに照射される。緑色光反射型液晶パネル11Gに照射された緑色レーザ光は、緑色光反射型液晶パネル11Gから緑色光PBS10Gに戻り、緑色光PBS10Gを透過してクロスダイクロイックプリズム12の緑色光用入射面に入射する。レーザ光源9Bから出力された青色レーザ光は、青色光PBS10Bによって反射して青色光反射型液晶パネル11Bに照射される。青色光反射型液晶パネル11Bに照射された青色レーザ光は、青色光反射型液晶パネル11Bから青色光PBS10bに戻り、青色光PBS10Bを透過してクロスダイクロイックプリズム12の青色光用入射面に入射する。クロスダイクロイックプリズム12は、入射された赤色光、緑色光、及び青色光を合成して、合成光を出射面から投射レンズ13に向けて出射する。合成光は、投射レンズ13によってスクリーン14に拡大投写され、スクリーン14に映像が表示される。
図3は、2D用倍速変換部2における2D入力映像信号S21と2D倍速映像信号S22を示すタイミング図である。2D入力映像信号S21は、フレームの区切りを表す垂直同期信号V21と、入力映像信号P21とに分けることができる。2D入力映像信号S21の垂直同期信号V21の周波数は、60Hzである。2D倍速映像信号S22の垂直同期信号V22の周波数は、2D入力映像信号S21の垂直同期信号V21の周波数の2倍の120Hzである。垂直同期信号と同様に、2D倍速映像信号S22の倍速映像信号P22についても、2D入力映像信号S21の周波数の2倍の120Hzである。この際、倍速映像信号P22のフレーム1aは、入力映像信号P21のフレーム1と同じ映像であるが、倍速映像信号P22のフレーム1bは、入力映像信号P21のフレーム1と入力映像信号S21のフレーム2とから生成(例えば、補間処理によって生成)された中間映像である。フレーム周波数を2倍にして中間フレームを生成することによって、反射型液晶パネル11R,11G,11Bにおける動きぼけを軽減することができる。
図4は、3D用倍速変換部4における3D入力映像信号S31と3D倍速映像信号S32を示すタイミング図である。図4の3D倍速映像信号S32において、フレーム1L、フレーム2L、フレーム3L、…は左目用映像信号であり、フレーム1R、フレーム2R、フレーム3R、…は右目用映像信号である。3D入力映像信号S31も、2D入力映像信号S21と同様に、フレームの区切りを表す垂直同期信号V31と入力映像信号P31に分けることができる。3D用倍速変換部4における倍速変換処理において、60Hzの3D入力映像信号S31の垂直同期信号V31は120Hzの垂直同期信号V32に変換され、60Hzの3D入力映像信号S31の入力映像信号P31は120Hzの倍速映像信号P32に変換される。3D用倍速変換部4は、映像信号を変換する際に、各フレームから左目用映像信号部分と右目用映像信号部分を抜き出して、左目用映像信号からなるフレームと右目用映像信号からなるフレームを交互に出力して120Hzの信号を生成する。図4に示されるように、3D用倍速変換部4は、例えば、3D入力映像信号S31のフレーム1から3D倍速映像信号S32のフレーム1Lとフレーム1Rを生成し、以下同様に、3D入力映像信号S31の1つのフレームから3D倍速映像信号S32の左右のフレームを生成することによって、左右のフレームを交互に配置した120Hzの映像信号を生成する。
図5は、本実施の形態における2Dタイミング生成部3が行う処理を示すタイミング図である。図5には、本実施の形態における2D倍速映像信号S22、液晶表示信号P22a、レーザ光源駆動信号L、及びレーザ光源発光レベルMが示されている。入力された2D倍速映像信号S22の映像信号P22は、反射型液晶パネル11R,11G,11Bが対応できる範囲で、液晶表示信号P22aとして、1フレーム期間内において時間的に前に詰めるようにして(すなわち、転送クロックを速くする処理を行い)配置される。前に詰める理由としては、反射型液晶パネル11R,11G,11Bの特性により、液晶表示信号P22aを受けて表示パネルにデータが書き込まれた後、実際に表示パネルにおける表示が完了するまでにある程度の応答時間を要するためである。生成された液晶表示信号P22aは、表示指示部7に入力される。一方、レーザ光源駆動信号Lについては、連続的にレーザ光を出射させるタイミング信号を生成する。生成されたレーザ光源駆動信号Lは、レーザ光源駆動部8に入力される。レーザ光源発光レベルMは、レーザ光源駆動部8においてレーザ光源の発光の強弱を制御するための信号であり、二次元映像処理においては連続的に一定の通常レベルで発光するように設定される。
図6は、本実施の形態における3Dタイミング生成部6が行う処理を示すタイミング図である。図6には、本実施の形態における3D倍速映像信号S32、液晶表示信号P32a、レーザ光源駆動信号L、3D情報信号I、及びレーザ光源発光レベルMが示されている。3D用タイミング生成部6は、入力された3D倍速映像信号の映像信号P32から、反射型液晶パネル11R,11G,11Bが対応できる範囲で前詰めにし(すなわち、転送クロックを速くする処理を行い)、液晶表示信号P32aを表示指示部7に送出する。
一方、レーザ光源駆動信号Lは、反射型液晶パネル11R,11G,11Bにおける規定の応答時間T経過後(すなわち、表示パネルの表示完了後)から次のフレームの液晶表示信号が有効になるまでの期間を有効期間Tとする信号である。生成されたレーザ光源駆動信号Lは、レーザ光源駆動部8に入力される。このようにすることによって、左目用映像と右目用映像のクロストークを防ぐことができる。規定の応答時間Tが経過してからレーザ光源9R,9G,9Bを点灯させる理由は、次のとおりである。反射型液晶パネル11R,11G,11Bの応答時間は、常に一定ではなく、書き換える前の値と書き換えた後の値の差分によって応答速度が変化する。そのため、予め決められた規定の応答時間Tの経過を待たずにレーザ光源9R,9G,9Bを点灯させると、反射型液晶パネル11R,11G,11Bの先に書き換え始めた領域及び応答時間の速い変化パターンであった領域と、このような領域以外の領域との間で表示ムラが発生する恐れがある。また、次のフレームの液晶表示信号が有効になるまでの期間を有効期間Tとする理由は、次の通りである。有効期間Tより長くレーザ光源9R,9G,9Bを点灯させると、現フレームの表示画像に次のフレームの表示画像の一部が重なってしまい、左目用映像と右目用映像のクロストークが発生する。
また、3D用タイミング生成部6は、3D情報信号Iを生成する。3D情報信号Iは、現在表示している映像が左目用映像か、右目用映像かを示す信号である。図6における3D情報信号Iに、Rと記載されている部分が右目用映像信号のフレームを意味し、Lと記載されている部分が左目用映像信号のフレームを意味する。表示パネルに表示された映像は、レーザ光が照射されてからスクリーン14に映し出されるので、3D情報信号Iはレーザ光源駆動信号Lに連動して出力される。実施の形態1においては、レーザ光源駆動信号Lと3D情報信号Iが完全に一致しているが、最終的に3D情報信号Iを受信する3Dメガネ16の切替反応速度なども考慮して、両者に一定の時間差を設けたり、当該時間差を可変としたりしてもよい。この3D情報信号Iは、3D情報送信部15に入力される。
また、立体映像処理時はレーザ光源9R,9G,9Bが間欠点灯するので、点灯時間をできるだけ長く確保したとしても、レーザ光源が連続点灯する二次元映像処理時と比較すると表示映像が暗くなる。そこで、レーザ光源駆動部8に対しては、レーザ光源9R,9G,9Bの点灯タイミングだけでなく、レーザ光源9R,9G,9Bの出力についても併せて制御できるように構成する。レーザ光源9R,9G,9Bを用いると、間欠点灯や出力強度の細かい制御が容易であるという利点があるため、立体映像処理時は、二次元映像処理時と同等の明るさが得られる程度まで一時的に出力を上げる制御が可能となる。レーザ光源9R,9G,9Bの出力を上げるためには、レーザ光源に電力を供給する電源装置の電力供給能力を上げる必要があるが、発光強度を上げる必要があるのは間欠点灯における点灯時のみであり、長時間連続して点灯する必要はないので、電源装置に要求される電力供給能力は余り大きくする必要はない。このような制御を行うことで、光源が間欠点灯する際に問題となる、画像の明るさの低下を防ぐことができる。
図1における表示指示部7から出力された液晶表示信号と現在の表示モード(2D/3D)は、例えば、図2における赤色光反射型液晶パネル11Rの表示駆動部21Rに入力される。表示駆動部21Rは、現在の表示モードが2D、すなわち、二次元映像である場合、ゲートドライバ23Rに対して表示パネル24Rの該当するラインを1ライン指定して、当該ラインに書き込みが行えるようにする。一方、ソースドライバ22Rには、当該1ライン分の映像データを書き込むように指示する。液晶表示信号のタイミングに従って1ラインずつゲートドライバ23R及びソースドライバ22Rを制御して順次書き込むことで、1枚の映像を表示パネル24Rに書き込む。なお、他の色の反射型液晶パネル11G,11Bも同様に動作する。
以上に説明したように、本実施の形態に係る映像表示装置及び映像表示方法においては、左目用映像と右目用映像のクロストークが発生しないようにレーザ光源を間欠点灯させる際に、レーザ光源の発光強度を二次元映像を表示する際の光源発光強度と比べて一時的に強くするようにしたため、二次元映像表示と同程度の明るさを確保しながら、左目用映像と右目用映像のクロストークの防止ができるという効果がある。また、本実施の形態の映像表示装置及び映像表示方法によれば、ライン毎に複数の光源を備えることが不要であるので、構成の複雑化を回避することができるという効果がある。
なお、立体映像を表示するときの間欠点灯における点灯時間を長くするために、以下のような処理を追加した映像表示方法を採用してもよい。この処理方法においては、まず、3D用倍速変換部4の後段に、左目用映像信号の1フレームのライン数及び右目用映像信号の1フレームのライン数を削減して3D用タイミング生成部6に与えるライン数変換部を設ける。そして、3D用タイミング生成部6は、ライン数が削減された左目用映像信号及びライン数が削減された右目用映像信号に基づいて、表示タイミング信号及び照射タイミング信号を生成し、表示指示部7及びレーザ光源駆動部8にそれぞれ供給する。反射型液晶パネル11R,11G,11Bは、ライン数が削減された左目用映像信号及びライン数が削減された右目用映像信号の、各ラインの映像信号を複製して複数ラインの映像信号を生成し、複製された複数ラインの映像信号を同時に表示パネルに書き込む。
このような映像表示方法においては、ライン数が削減された(ラインが間引かれた)左目用映像信号及びライン数が削減された(ラインが間引かれた)右目用映像信号が時間的隙間をなくして(また、必要に応じてさら速いクロックを用いてさらに短縮して)反射型液晶表示パネル11R,11G,11Bに送信されるので、映像信号の受信時間が短縮できる。また、このような映像表示方法においては、反射型液晶表示パネル11R,11G,11Bが、ライン数が削減された左目用映像信号及びライン数が削減された右目用映像信号の、各ラインの映像信号を複製して複数ラインの映像信号を生成し、複製された複数ラインの映像信号を同時に表示パネルに書き込むことによって映像を表示するので、表示パネルへの書き込み時間を短縮できる。このため、左目用映像と右目用映像のクロストークを防止できる範囲においてレーザ光源9R,9G,9Bを点灯させる時間を長くすることができ、明るい映像を表示できると共に、左目用映像と右目用映像のクロストークを防止できる。
本発明の実施の形態に係る映像表示装置(すなわち、本発明の実施の形態に係る映像表示方法を実施する装置)の構成を概略的に示すブロック図である。 図1に示される反射型液晶パネルの構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施の形態における2D入力映像信号と2D倍速映像信号を示すタイミング図である。 本発明の実施の形態における3D入力映像信号と3D倍速映像信号を示すタイミング図である。 本発明の実施の形態における2Dタイミング生成部が行う処理及びレーザ光源発光レベルを示すタイミング図である。 本発明の実施の形態における3Dタイミング生成部が行う処理及びレーザ光源発光レベルを示すタイミング図である。
符号の説明
1 2D/3D切替部、 2 2D用倍速変換部、 3 2D用タイミング生成部、 4 3D用倍速変換部、 6 3D用タイミング生成部、 7 表示指示部、 8 レーザ光源駆動部、 9R 赤色光レーザ光源、 9G 緑色光レーザ光源、 9B 青色光レーザ光源、 10R 赤色光PBS、 10G 緑色光PBS、 10B 青色光PBS、 11R 赤色光反射型液晶パネル、 11G 緑色光反射型液晶パネル、 11B 青色光反射型液晶パネル、 12 クロスダイクロイックプリズム、 13 投射レンズ、 14 スクリーン、 15 3D情報送信部、 16 3Dメガネ、 21R 表示駆動部、 22R ソースドライバ、 23R ゲートドライバ、 24R 表示パネル。

Claims (7)

  1. 二次元映像、又は、左目用映像及び右目用映像を時分割で交互に表示する立体映像を表示可能な映像表示装置において、
    映像を表示する表示パネルを含む表示手段と、
    前記表示パネルに光を照射する照明手段と、
    前記照明手段の点灯及び消灯、並びに、点灯時の発光強度を制御する照明駆動手段と、
    前記表示手段における表示映像モードを、前記二次元映像又は前記立体映像のいずれかに切り替える映像モード切替手段と
    を有し、
    前記映像モード切替手段が前記表示手段における表示映像モードを二次元映像表示としたときに、前記照明駆動手段は、前記照明手段を第1の照明強度で連続点灯させて前記表示パネルに連続的に光を照射し、
    前記映像モード切替手段が前記表示手段における表示映像モードを立体映像表示としたときに、前記照明駆動手段は、前記表示パネルに前記右目用映像又は前記左目用映像が表示されている期間に点灯するように、前記照明手段を間欠点灯させて前記表示パネルに間欠的に光を照射し、前記間欠点灯の点灯時の第2の照明強度は前記第1の照明強度より強いこと
    を特徴とする映像表示装置。
  2. 前記間欠点灯における点灯期間は、あるフレームにおける前記右目用映像又は前記左目用映像が前記表示パネルに書き込まれて映像が前記表示パネルに表示された時点から次のフレームの開始直前までの期間であることを特徴とする請求項1に記載の映像表示装置。
  3. 前記表示手段は、反射型液晶表示手段であることを特徴とする請求項1又は2に記載の映像表示装置。
  4. 前記照明手段は、レーザ光源を含み、
    前記照明手段が照射する前記光は、前記レーザ光源から出射されるレーザ光である
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の映像表示装置。
  5. 前記照明手段は、発光ダイオードを含み、
    前記照明手段が照射する前記光は、前記発光ダイオードから出射される光である
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の映像表示装置。
  6. 二次元映像、又は、左目用映像及び右目用映像を時分割で交互に表示する立体映像を表示可能な映像表示方法において、
    映像モード切替手段が、映像を表示する表示パネルを含む表示手段における表示映像モードを、前記二次元映像又は前記立体映像のいずれかに切り替えるステップと、
    前記表示手段における表示映像モードが二次元映像表示であるときに、照明駆動手段が、照明手段を第1の照明強度で連続点灯させて前記表示パネルに連続的に光を照射するステップと、
    前記表示手段における表示映像モードが立体映像表示であるときに、前記照明駆動手段が、前記表示パネルに前記右目用映像又は前記左目用映像が表示されている期間に点灯するように、前記照明手段を間欠点灯させて前記表示パネルに間欠的に光を照射するステップと
    を有し、
    前記間欠点灯の点灯時の第2の照明強度は前記第1の照明強度より強い
    ことを特徴とする映像表示方法。
  7. 前記間欠点灯における点灯期間は、あるフレームにおける前記右目用映像又は前記左目用映像が前記表示パネルに書き込まれて映像が前記表示パネルに表示された時点から次のフレームの開始直前までの期間であることを特徴とする請求項6に記載の映像表示方法。
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