JP5228357B2 - 携帯電話機、着信通知制御方法、及び、プログラム - Google Patents

携帯電話機、着信通知制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、携帯電話機に関し、更に詳しくは、個別に着信設定が可能な携帯電話機、並びに、そのような携帯電話機における着信通知制御方法、及び、プログラムに関する。
一般に、携帯電話機には、電話帳機能が搭載されている。通常、電話帳には、名前(名称)、電話番号、メールアドレス、グループなどを登録できる。また、電話帳に登録された電話番号(エントリ)やグループごとに、着信時の着信音などを個別に設定することもできる。携帯電話機は、着信の際に、電話帳を検索して発信元の電話番号が電話帳に記録されているか否かを調べ、記録されているときには、その電話番号に対して設定されている着信音を調べ、その着信音にて、着信をユーザに通知する。
ここで、携帯電話機は、通常、着信時に着信音をオフにしバイブレータによる振動や光によって着信を知らせるマナーモードが設定可能である。携帯電話機は、マナーモード設定時は、全着信に対して、マナーモードで設定された着信の動作、例えばバイブレータにより本体を振動させることで、ユーザに着信を通知する。ユーザは、マナーモードに設定することで、全着信に対して一律に着信音をオフにすることができるので、例えば混雑した電車内などで、着信音が鳴ることによって他者に不快な思いをさせることを避けることができる。
しかしながら、着信音が鳴らないことで、ユーザが着信に気が付かないといったことが生じる。このため、ユーザが、特定の相手からの電話については確実に応答したい状況では、ユーザは、携帯電話機をマナーモードに設定することができなくなる。この問題を解消できる技術としては、特許文献1に記載の技術がある。特許文献1では、マナーモードを3つのレベルに分ける。第1レベルでは、全着信に対して通常のマナーモードの動作を行い、第2レベルでは、電話帳に特別の用件を有する者として登録された相手からの発信については通常通り着信音を鳴らし、それ以外の相手についてはマナーモードの動作を行う。また、第3レベルでは、電話帳に登録された相手からの着信は通常時と同様に着信音を鳴らし、それ以外の相手からの着信はマナーモードの動作を行う。このようにすることで、マナーモード時であっても、特定の相手からの電話については、着信音を鳴らすことができる。
特開2004−312105号公報
ところで、着信音は、ユーザに着信を通知するための機能であるが、特定の相手については、着信したとしてもその着信に応答する気がないなどの理由で、着信通知が不要な場合もある。ユーザは、着信音設定では、任意の着信パターンやメロディーを選択できると共に、着信通知が不要な相手については、「着信音なし」、すなわち「着信音オフ」を設定することができる。ユーザは、あらかじめ、例えば応答する必要がないような相手を「着信音なし」に設定しておく。この場合、その相手から電話があったときでも、着信音は鳴らず、着信音が鳴ることによるわずらわしさを解消できる。
しかし、従来の携帯電話機では、マナーモード設定時は、全着信に対して一律にマナーモード設定時の動作が行われるため、「着信音なし」に設定した相手から着信したときも、バイブレータによる振動などを用いて、着信が通知されることになる。このように、従来の携帯電話機では、マナーモードに設定したことによって、本来通知が必要でない相手についても、一律に着信が通知されることになるという問題がある。
特許文献1には、マナーモードを3つのレベルに分け、第2のレベル及び第3のレベルでは、特定の相手からの着信について、マナーモード設定時であっても着信音を鳴らすようにしている。しかし、特許文献1に記載されているのは、重要度が高い相手については、マナーモード設定時であっても、着信音を鳴らすようにすることであり、特許文献1には、着信通知が不要な相手について、マナーモード設定時に着信が通知される問題を解消する技術については記載されていない。つまり、特許文献1に記載の技術では、上記問題を解消することはできない。
本発明は、着信通知が不要な相手について、マナーモード設定時にも着信通知が行われないようにすることができる携帯電話機、着信通知制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の携帯電話機は、
着信音のオン/オフを、発信元に応じて設定可能な携帯電話機であって
動作モードを、マナーモードに設定するマナーモード設定部と、
マナーモード設定時に、音以外の手段を用いてユーザに着信を通知するマナーモード設定時着信通信部と
発信元を特定する識別情報と、その発信元から着信があったときに出力する第1の着信音又は着信の通知を行わないこと、を設定する第1の設定部と、
複数の発信元が属すグループと、そのグループに属す発信元の識別情報と、そのグループに属す発信元のいずれかから着信があったときに出力する第2の着信音と、を設定する第2の設定部と、
着信があったときに、発信元の識別情報を特定し、
その識別情報に対応する第1の着信音が前記第1の設定部により設定されているときには、その第1の着信音を出力対象として判別し、
その識別情報について、着信の通知を行わないことが前記第1の設定部により設定されているときには、着信の通知を行わないと判別し、
その識別情報について、第1の着信音及び第1の着信音の通知を行わないことのいずれもが未設定の場合には、その発信元が属すグループに第2の着信音が前記第2の設定部により設定されているか否かを判別し、設定されている場合には、その第2の着信音を出力対象として判別する着信音判別部と、
マナーモード設定時に、前記着信音判別部にて、いずれかの着信音が判別されると、前記マナーモード設定時着信通知部による判別された着信音による着信の通知を行うように制御し、着信の通知を行わないと判別されると、前記マナーモード設定時着信通知部による着信の通知を行わないように制御する着信制御部とを有することを特徴とする。
本発明の着信通知制御方法は、
着信音のオン/オフを、発信元に応じて設定可能であり、マナーモード設定時に、音以外の手段を用いてユーザに着信を通知するマナーモード設定時着信通知手段を有する携帯電話機における着信通知の制御方法であって
第1の設定手段が、発信元を特定する識別情報と、その発信元から着信があったときに出力する第1の着信音又は着信の通知を行わないこと、を設定し、
第2の設定手段が、複数の発信元が属すグループと、そのグループに属す発信元の識別情報と、そのグループに属す発信元のいずれかから着信があったときに出力する第2の着信音と、を設定し、
着信音判別手段が、着信があったときに、発信元の識別情報を特定し、
その識別情報に対応する第1の着信音が前記第1の設定手段により設定されているときには、その第1の着信音を出力対象として判別し、
その識別情報について、着信の通知を行わないことが前記第1の設定手段により設定されているときには、着信の通知を行わないと判別し、
その識別情報について、第1の着信音及び第1の着信音の通知を行わないことのいずれもが未設定の場合には、その発信元が属すグループに第2の着信音が前記第2の設定手段により設定されているか否かを判別し、設定されている場合には、その第2の着信音を出力対象として判別し、
着信制御手段が、マナーモード設定時に、前記着信音判別手段により、いずれかの着信音が判別されると、前記マナーモード設定時着信通知手段による判別された着信音による着信の通知を行うように制御し、着信の通知を行わないと判別されると、前記マナーモード設定時着信通知手段による着信の通知を行わないように制御することを特徴とする。
本発明のプログラムは
着信音のオン/オフを、発信元に応じて設定可能であり、マナーモード設定時に、音以外の手段を用いてユーザに着信を通知するマナーモード設定時着信通知手段を有する携帯電話機に
発信元を特定する識別情報と、その発信元から着信があったときに出力する第1の着信音又は着信の通知を行わないこと、を設定する処理と、
複数の発信元が属すグループと、そのグループに属す発信元の識別情報と、そのグループに属す発信元のいずれかから着信があったときに出力する第2の着信音と、を設定する処理と、
着信があったときに、発信元の識別情報を特定する処理と、
(1)その識別情報に対応する第1の着信音が設定されているときには、その第1の着信音を出力対象として判別し、(2)その識別情報について、着信の通知を行わないことが設定されているときには、着信の通知を行わないと判別し、(3)その識別情報について、第1の着信音及び第1の着信音の通知を行わないことのいずれもが未設定の場合には、その発信元が属すグループに第2の着信音が設定されているか否かを判別し、(4)設定されている場合には、その第2の着信音を出力対象として判別する処理と、
マナーモード設定時に、いずれかの着信音が判別されると、前記マナーモード設定時着信通知機能による判別された着信音による着信の通知を行い、着信の通知を行わないと判別されると、前記マナーモード設定時着信通知機能による着信の通知を行わない処理とを実行させることを特徴とする。
本発明の携帯電話機、着信通知制御方法、及び、プログラムでは、着信時に、着信の発信元について、着信音がオフに設定されているか否かを判断し、着信音がオフに設定されているときには、マナーモード時であっても、マナーモード時着信通知部による着信通知を行わないように制御する。従来の携帯電話機では、マナーモード時には、マナーモード時着信通知部による着信通知が優先されるため、特定の発信元について着信音をオフに設定しても、マナーモード時着信通知部によって着信が通知されていた。本発明では、マナーモード設定中にも、発信元に対する着信音設定の判別を行い、通常動作モード時に着信音がオフに設定された相手から着信については着信音オフの設定を優先し、マナーモード時着信通知部による通知を行わない。これにより、着信通知が不要な相手からの着信が、マナーモードに設定したことによって通知されることを回避することができる。
本発明の携帯電話機では、例えば、電話帳に、発信元識別情報として電話番号や電子メールアドレスを登録し、その発信元からの着信があった際の着信音のオン/オフに関する情報を含む着信音設定を登録しておく。この場合、着信があったときには、電話帳を検索し、発信元識別情報が一致するエントリの着信音設定を参照することで、着信音がオフに設定されているか否かが判断可能である。
本発明の携帯電話機では、着信音設定は、発信元識別情報ごとに個別に設定することに代えて、又は、加えて、グループ設定を行い、グループごとに設定することもできる。この場合、発信元ごとに着信音設定をしなくても、グループ全体に対して、着信音オフの設定を行うことができる。なお、個別の着信音設定と、グループ別の着信音設定の双方が存在する場合には、個別の着信音設定を優先する構成とすることができる。
本発明の携帯電話機、着信通知制御方法、及び、プログラムでは、着信時に、着信の発信元について、着信音がオフに設定されているか否かを判断し、着信音がオフに設定されているときには、マナーモード時であっても、マナーモード時着信通知部による着信通知を行わないように制御する。このようにすることで、通常動作モード時に着信音がオフに設定される相手からの着信については、マナーモード時着信通知部による着信の通知が行われず、着信通知が不要な相手からの着信が、マナーモードに設定したことによって通知されることを回避することができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態の携帯電話機を機能ブロック図で示している。携帯電話機10は、着信受付部11、発信元識別情報抽出部12、着信音設定判別部13、着信制御部14、通常動作モード時着信通知部15、マナーモード時着信通知部16、マナーモード設定部17、電話帳登録部18、電話帳19、グループ別着信音設定部20、及び、グループ別着信音設定記憶部21を有する。マナーモード設定部17は、ユーザ操作に基づき、携帯電話機10の動作モードをマナーモードに設定する。マナーモードは、音以外の、例えば光や振動によって、ユーザに着信を通知する動作モードである。
電話帳登録部18は、ユーザ操作により、電話帳19に、友人・知人などのよく電話を掛ける相手、又は、電話が掛かってくる相手などを登録する。電話帳19の各エントリは、例えば、電話番号、氏名、メールアドレス、グループ設定などを登録するフィールドを有する。また、当該相手から着信があったときの着信音を指定するフィールドを有する。着信音の指定では、ユーザは、例えば、ブザー1、メロディー1など、着信音のパターンを選択する。また、ユーザは、着信音を鳴らさなくする「着信音なし(オフ)」の設定を選択することもできる。
グループ別着信音設定部20は、ユーザ操作により、電話帳19にて設定されたグループごとに、そのグループに属する相手から着信した際の着信音を指定する設定を、グループ別着信音設定記憶部21に登録する。ユーザは、例えば、グループAに属する相手からの着信については着信音「ブザー1」を、グループBに属する相手からの着信については「ブザー2」を指定する。また、上記と同様に、グループに対して「着信音なし」を設定することもできる。なお、グループに対して着信音設定されている場合でも、電話帳19にて個別の着信音設定がされているときには、電話帳19で設定された着信音設定を優先するものとする。
着信受付部11は、相手からの着信を受け付ける。発信元識別情報抽出部12は、着信受付部11が受け付けた着信の発信元を識別する情報を取得する。発信元識別情報抽出部12は、例えば、既知の手法によって発信元電話番号を抽出し、これを発信元識別情報とする。着信音設定判別部13は、電話帳19及びグループ別着信音設定記憶部21を参照し、着信受付部11が受け付けた着信の発信元に対する着信音を判別する。
着信音の判別では、着信音設定判別部13は、発信元識別情報を基に電話帳19を検索し、電話帳19にて設定された個別の着信音設定を調べて、どの着信音にてユーザに着信を通知すべきかを判別する。また、個別の着信音設定がされていないときには、発信元が属するグループを調べ、グループ別着信音設定記憶部21にて設定されたグループごとの着信音設定を調べて、どの着信音にてユーザに着信を通知すべきかを判別する。電話帳19及びグループ別着信音設定記憶部21にて着信音の設定がされていないときには、全体に対して設定された着信音を、着信通知の際の着信音とする。
着信制御部14は、マナーモード設定部17にてマナーモードが設定されているか否かを調べ、マナーモードが設定されていないときには、通常動作モード時着信通知部15により、音、振動、光の組合せにより、ユーザに着信を通知する。このとき、通常動作モード時着信通知部15は、着信音設定判別部13が判別した着信音(着信パターン)にて、ユーザに、着信を通知する。例えば、着信音設定判別部13にて「ブザー1」を着信音として用いる旨が決定されたときは、通常動作モード時着信通知部15は、スピーカから「ブザー1」に対応する音色及びパターンで着信音を鳴らして、着信を通知する。また、「ブザー1」に併せて、「振動パターン1」にて着信を通知する旨の着信音設定がされていたときには、バイブレータ機能により携帯電話機10本体を振動させ、振動によっても着信を通知する。「着信音なし」のときは、通常動作モード時着信通知部15は、着信通知を行わない。
着信制御部14は、マナーモード設定部17にてマナーモードが設定されているときには、着信音設定判別部13が「着信音なし」と判別したか否かを判断する。「着信音なし」以外の時には、マナーモード時着信通知部16により、音以外により、ユーザに着信を通知する。マナーモード時着信通知部16は、例えば、マナーモード時には振動により着信を通知する旨が設定されているときには、バイブレータ機能によって携帯電話機10本体を振動させて、ユーザに着信を通知する。着信制御部14は、着信音設定判別部13が「着信音なし」と判別したときには、マナーモード時着信通知部16によるマナーモード時の着信通知を行わない。これにより、通常動作モード時において着信通知が不要な相手について、マナーモードに設定したことによって着信通知される事態を回避できる。
図2は、携帯電話機10の回路構成の一部を示している。携帯電話機10は、CPU(中央処理装置)22、ROM(Read Only Memory)24、作業用メモリ25、記憶部26、キー入力部27、キー28、音声制御部29、音声鳴動部30を有する。CPU22は、バス23を介して、携帯電話機10内の各部と接続される。ROM24は、CPU22が実行する制御プログラム等の固定的なデータを格納する。作業用メモリ25は、RAM(Random Access Memory)によって構成され、CPU22がプログラムを実行する上で一時的に必要とされるデータを記憶する。
記憶部26は、図1の電話帳19、グループ別着信音設定記憶部21のデータを記憶する部分である。キー入力部27は、キー28の入力を受け付ける入力回路である。ユーザがキー28を操作することで、電話帳19のデータの入力やマナーモードの設定などが行われる。音声制御部29は、音声鳴動部30の鳴動を制御する制御回路である。音声鳴動部30は、音声鳴動を行う装置であり、具体的にはスピーカである。CPU22が、所定の制御プログラムを実行することで、図1に示す各部の機能が実現する。
図3は、着信時の携帯電話機の動作手順を示している。ユーザは、着信に先立って、着信音の設定を行う。相手ごとに個別に着信音を設定する場合は、例えばメニュー画面から「電話帳設定」を呼び出し、電話帳登録部18により、電話帳19の任意の番号のエントリに、電話番号、氏名、グループ設定などの情報と、個別着信音の設定情報とを登録する。このとき、個別着信音の設定では、全体に対して設定されている着信音とは異なる着信音、又は、「着信音なし」を設定する。また、グループごとに着信音を設定する場合は、例えばメニュー画面から「グループ別設定」を呼び出し、グループ別着信音設定部20により、グループ別着信音設定記憶部21に、グループごとの着信音の設定情報を登録する。
着信受付部11が着信を受け付けると(ステップS1)、発信元識別情報抽出部12は、着信の発信元の電話番号を抽出する(ステップS2)。着信音設定判別部13は、電話帳19を検索し、ステップS2にて抽出された電話番号が登録されたエントリにおける個別の着信音設定の情報を取得する(ステップS3)。着信音設定判別部13は、個別着信音設定が「未設定(設定なし)」であるか否かを判断する(ステップS4)。個別着信音設定が「未設定」でないときには、個別着信音設定にて設定された着信音を、着信通知の際の着信音として決定する(ステップS5)。
着信音設定判別部13は、ステップS4にて未設定であると判断したときは、電話帳19を参照して、ステップS2にて抽出された電話番号が登録されたエントリにおけるグループ設定情報を取得し(ステップS6)、グループ別着信音設定記憶部21を参照して、当該グループに対して設定された着信音設定の情報を取得する(ステップS7)。着信音設定判別部13は、グループに対する着信音設定が「未設定」であるか否かを判断し(ステップS8)、未設定でないときには、グループに対して設定された着信音を、着信通知の際の着信音として決定する(ステップS9)。
グループに対する着信音が「未設定」であるときには、図示しない設定情報記憶部に記憶された、全体に対して設定された着信音を、着信通知の際の着信音として決定する(ステップS10)。ステップS6にて取得したグループ設定情報が、「グループ未設定」である場合も、ステップS10にて、全体に対して設定された着信音を、着信通知の際の着信音として決定する。
着信制御部14は、マナーモード設定部17を参照し、携帯電話機10の動作モードがマナーモードに設定されているか否かを判断する(ステップS11)。着信制御部14は、マナーモードに設定されていないと判断すると、通常動作モード時着信通知部15により、ユーザに着信を通知する(ステップS12)。このとき、通常動作モード時着信通知部15は、ステップS5、ステップS9、又は、ステップS10にて決定された着信通知の際の着信音にて、ユーザに着信を通知する。決定された着信通知の際の着信音が「着信音なし」のときは、通常動作モード時着信通知部15は着信音を鳴らさないので、結果的に、ユーザには着信が通知されないことになる。
着信制御部14は、ステップS11でマナーモードに設定されていると判断したときには、ステップS5、ステップS9、又は、ステップS10にて決定された着信通知の際の着信音が、「着信音なし」であるか否かを判断する(ステップS13)。決定された着信通知の際の着信音が「着信音なし」以外であると判断すると、マナーモード時着信通知部16により、マナーモードに対して設定された着信通知の動作で、音以外の手段によりユーザに着信を通知する(ステップS14)。「着信音なし」に設定されている場合には、マナーモード時着信通知部16による着信通知を行うことなく処理を終了する。従って、この場合、ユーザには着信は通知されない。
本実施形態では、着信制御部14は、着信の発信元に対して、通常動作モード時の着信音設定にて「着信音なし」が設定されているか否かを判断し、動作モードがマナーモードに設定されているときでも、「着信音なし」に設定されているときには、マナーモード時着信通知部16による着信通知を行わない。従って、ユーザは、特定の相手(発信元)について、「着信音なし」に設定しておくことで、その相手から着信があったとき、携帯電話機10の動作モードが通常動作モードであるか、マナーモードであるかにかかわらず、着信が通知されず、何れの動作モードにおいても、不要な着信が通知されることを回避できる。
なお、上記実施形態では、電話の着信について説明したが、メール着信時の動作にも適用可能である。その際には、発信元識別情報として、受信した電子メールから抽出した送信もとのメールアドレスを用いればよい。その他の動作については、電話着信の際の動作と同様であるので、詳細な説明は省略する。上記実施形態では、個別の着信音設定と、グループ別の着信音設定との2つを考えたが、これら2つが必須であるということはなく、何れか一方のみでもよい。また、上記実施形態では、着信音の選択にて着信音のオン/オフを設定する例について示したが、着信音オフの設定を、着信音量の設定で行うこともできる。
以上、本発明をその好適な実施形態に基づいて説明したが、本発明の携帯電話機、着信通知制御方法、及び、プログラムは、上記実施形態にのみ限定されるものではなく、上記実施形態の構成から種々の修正及び変更を施したものも、本発明の範囲に含まれる。
本発明の一実施形態の携帯電話機の構成を示す機能ブロック図。 図1の携帯電話機の回路構成を示すブロック図。 携帯電話機の動作手順を示すフローチャート。
符号の説明
10:携帯電話機
11:着信受付部
12:発信元識別情報抽出部
13:着信音設定判別部
14:着信制御部
15:通常動作モード時着信通知部
16:マナーモード時着信通知部
17:マナーモード設定部
18:電話帳登録部
19:電話帳
20:グループ別着信音設定部
21:グループ別着信音設定記憶部
22:CPU
23:バス
24:ROM
25:作業用メモリ
26:記憶部
27:キー入力部
28:キー
29:音声制御部
30:音声鳴動部

Claims (3)

  1. 着信音のオン/オフを、発信元に応じて設定可能な携帯電話機であって、
    動作モードを、マナーモードに設定するマナーモード設定部と、
    マナーモード設定時に、音以外の手段を用いてユーザに着信を通知するマナーモード設定時着信通信部と、
    発信元を特定する識別情報と、その発信元から着信があったときに出力する第1の着信音又は着信の通知を行わないこと、を設定する第1の設定部と、
    複数の発信元が属すグループと、そのグループに属す発信元の識別情報と、そのグループに属す発信元のいずれかから着信があったときに出力する第2の着信音と、を設定する第2の設定部と、
    着信があったときに、発信元の識別情報を特定し、
    その識別情報に対応する第1の着信音が前記第1の設定部により設定されているときには、その第1の着信音を出力対象として判別し、
    その識別情報について、着信の通知を行わないことが前記第1の設定部により設定されているときには、着信の通知を行わないと判別し、
    その識別情報について、第1の着信音及び第1の着信音の通知を行わないことのいずれもが未設定の場合には、その発信元が属すグループに第2の着信音が前記第2の設定部により設定されているか否かを判別し、設定されている場合には、その第2の着信音を出力対象として判別する着信音判別部と、
    マナーモード設定時に、前記着信音判別部にて、いずれかの着信音が判別されると、前記マナーモード設定時着信通知部による判別された着信音による着信の通知を行うように制御し、着信の通知を行わないと判別されると、前記マナーモード設定時着信通知部による着信の通知を行わないように制御する着信制御部とを有することを特徴とする携帯電話機。
  2. 着信音のオン/オフを、発信元に応じて設定可能であり、マナーモード設定時に、音以外の手段を用いてユーザに着信を通知するマナーモード設定時着信通知手段を有する携帯電話機における着信通知の制御方法であって、
    第1の設定手段が、発信元を特定する識別情報と、その発信元から着信があったときに出力する第1の着信音又は着信の通知を行わないこと、を設定し、
    第2の設定手段が、複数の発信元が属すグループと、そのグループに属す発信元の識別情報と、そのグループに属す発信元のいずれかから着信があったときに出力する第2の着信音と、を設定し、
    着信音判別手段が、着信があったときに、発信元の識別情報を特定し、
    その識別情報に対応する第1の着信音が前記第1の設定手段により設定されているときには、その第1の着信音を出力対象として判別し、
    その識別情報について、着信の通知を行わないことが前記第1の設定手段により設定されているときには、着信の通知を行わないと判別し、
    その識別情報について、第1の着信音及び第1の着信音の通知を行わないことのいずれもが未設定の場合には、その発信元が属すグループに第2の着信音が前記第2の設定手段により設定されているか否かを判別し、設定されている場合には、その第2の着信音を出力対象として判別し、
    着信制御手段が、マナーモード設定時に、前記着信音判別手段により、いずれかの着信音が判別されると、前記マナーモード設定時着信通知手段による判別された着信音による着信の通知を行うように制御し、着信の通知を行わないと判別されると、前記マナーモード設定時着信通知手段による着信の通知を行わないように制御することを特徴とする着信通知制御方法。
  3. 着信音のオン/オフを、発信元に応じて設定可能であり、マナーモード設定時に、音以外の手段を用いてユーザに着信を通知するマナーモード設定時着信通知機能を有する携帯電話機に
    発信元を特定する識別情報と、その発信元から着信があったときに出力する第1の着信音又は着信の通知を行わないこと、を設定する処理と、
    複数の発信元が属すグループと、そのグループに属す発信元の識別情報と、そのグループに属す発信元のいずれかから着信があったときに出力する第2の着信音と、を設定する処理と、
    着信があったときに、発信元の識別情報を特定する処理と、
    (1)その識別情報に対応する第1の着信音が設定されているときには、その第1の着信音を出力対象として判別し、(2)その識別情報について、着信の通知を行わないことが設定されているときには、着信の通知を行わないと判別し、(3)その識別情報について、第1の着信音及び第1の着信音の通知を行わないことのいずれもが未設定の場合には、その発信元が属すグループに第2の着信音が設定されているか否かを判別し、(4)設定されている場合には、その第2の着信音を出力対象として判別する処理と、
    マナーモード設定時に、いずれかの着信音が判別されると、前記マナーモード設定時着信通知機能による判別された着信音による着信の通知を行い、着信の通知を行わないと判別されると、前記マナーモード設定時着信通知機能による着信の通知を行わない処理とを実行させることを特徴とするプログラム。
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