JP5227843B2 - 吐出器 - Google Patents

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Description

本発明は、吐出器に関するものである。
内容物が収容された容器体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、この装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有するポンプと、ステムの上端に装着されるとともに吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備え、押下ヘッドを押下してステムを下方に移動させ前記ポンプを作動させることにより、容器体内の内容物が移送されて吐出孔から吐出される吐出器本体、並びにこの吐出器本体のうち装着キャップの天壁部よりも上方に位置する部分を覆うカバー体を備える吐出器が知られている。
このようなカバー体として、例えば下記特許文献1に示されるように、不意に加えられた外力を受け止め、この外力がステムに伝わるのを防ぐことで内容物が吐出されることを防止する構成が知られている。
ところで近年では、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時等に、他人により意図的にあるいは不意に加えられた外力によって内容物が吐出されてしまうことを防止でき、さらに未使用であることを容易に判別させることが可能な構成が要望されている。
特開2006−327612号公報
しかしながら、前記従来の吐出器では、前記カバー体が吐出器本体から外れ易く、しかも外された後に再度装着されると、カバー体が外れたことがあるか否かの判別が困難であり、前述の要望に対応し難いという問題があった。
この発明は、このような事情を考慮してなされたもので、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時等に、他人により意図的にあるいは不意に外力が加えられてもカバー体が吐出器本体から外れるのを防ぐことができるとともに、カバー体が吐出器本体から外されたことがあるか否かを容易に判別することが可能で、さらに購入者自身が内容物の使用を開始した後も、不意に加えられた外力により内容物が吐出されてしまうのを防ぐことができる吐出器を提供することを目的とする。
上記課題を解決して、このような目的を達成するために、本発明の吐出器は、内容物が収容された容器体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、この装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有するポンプと、前記ステムの上端に装着されるとともに吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備え、前記押下ヘッドを押下して前記ステムを下方に移動させ前記ポンプを作動させることにより、容器体内の内容物が移送されて前記吐出孔から吐出される吐出器本体を有する吐出器であって、前記吐出器本体のうち前記装着キャップの天壁部よりも上方に位置する部分を覆うカバー体を備え、このカバー体は、前記吐出器本体において前記装着キャップの天壁部と前記押下ヘッドとの間に位置し、かつ前記押下ヘッドの外径よりも小径の中間部分に離脱可能に外嵌されるとともに、下端が前記装着キャップの天壁部上に配置された下筒部と、この下筒部と一体に形成されるとともに前記押下ヘッドを覆う上筒部と、を備え、前記下筒部は、上下方向における全長にわたって延びる開口部を有し上面視C字状に形成され、前記カバー体および吐出器本体の径方向に沿った相対的な進退移動に伴い、前記中間部分が前記開口部を径方向に通過することで前記下筒部内に対して嵌合および離脱され、前記上筒部は、前記押下ヘッドを径方向の外側から覆う周壁部を備え、この周壁部は、それぞれが上面視C字状に形成された第1周壁体および第2周壁体を備え、これらの第1周壁体および第2周壁体それぞれにおける両周端部のうちの一方の周端部同士がヒンジ部により連結されて該ヒンジ部回りに回転自在に構成されるとともに、他方の周端部同士が破断可能な連結部材により連結され、前記第1周壁体の下端部が前記下筒部の上端部に接続され、前記押下ヘッドは、頂壁部とこの頂壁部から下方に向けて延設された筒体とを備え、前記下筒部の上端は、前記筒体の下端に下側から近接若しくは当接していることを特徴とする。
この発明によれば、上筒部の連結部材が破断される前には、上筒部の周壁部が押下ヘッドを径方向の外側から覆っているので、カバー体の吐出器本体に対する径方向の移動が規制され、また、下筒部内に押下ヘッドの外径より小径の前記中間部分が嵌合されているので、下筒部の上端が押下ヘッドの下端に当接することで、カバー体の吐出器本体に対する上方に向けた移動も規制されることとなる。したがって、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時等に、他人により意図的にあるいは不意に外力が加えられてもカバー体が吐出器本体から外れるのを防ぐことができる。
また、カバー体を吐出器本体から外すには、第1周壁体および第2周壁体を、それぞれの他方の周端部同士が互いに離間する方向に前記ヒンジ部回りに回転させて前記連結部材を破断させ、その後、カバー体および吐出器本体を相対的に径方向に沿って離間移動させることで、吐出器本体の前記中間部分を下筒部の開口部を径方向に通過させて下筒部内から離脱させる。
このように、カバー体を吐出器本体から外すためには、上筒部の連結部材を破断しなければならず、連結部材を破断した後は、第2周壁体が第1周壁体に対して不安定で初期姿勢に復元不能となり、購入者にカバー体が吐出器本体から外されたことがあるか否かを容易に判別させることができる。
そして、購入者において内容物の使用後に保管する際には、下筒部の開口部と、吐出器本体の前記中間部分と、を径方向で互いに対向させた状態で、カバー体と吐出器本体とを相対的に径方向に接近移動させることにより、吐出器本体の前記中間部分を下筒部の開口部を径方向に通過させて下筒部内に嵌合させ、カバー体を吐出器本体に装着する。これにより、押下ヘッドは、径方向の外側から上筒部の第1周壁体により覆われ、また下筒部の下端は、装着キャップの天壁部上に配置され、さらに下筒部の上端と押下ヘッドの下端とが上下方向で対向若しくは当接する。
以上のように、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時、さらには購入者による内容物の使用後の保管時の別を問わず、カバー体を吐出器本体に装着した状態では、下筒部の下端が装着キャップの天壁部上に配置されるとともに、下筒部の上端と押下ヘッドの下端とが上下方向で対向若しくは当接しているので、吐出器に押下ヘッドおよびステムを下方に移動させる外力が加えられても、その力が、下筒部を介して装着キャップに伝達されて容器体により受け止められることとなり、押下ヘッドおよびステムの下方への移動を防止することができる。
したがって、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時、さらには購入者による内容物の使用後の保管時の別を問わず、カバー体が吐出器本体に装着されているときには、他人により意図的にあるいは不意に加えられた外力によって内容物が吐出されてしまうのを防ぐことができる。
さらに、下筒部の上端が、押下ヘッドの筒体の下端に下側から近接若しくは当接しているので、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時、さらには購入者による内容物の使用後の保管時の別を問わず、カバー体が吐出器本体に装着されているときには、他人により意図的にあるいは不意に加えられた外力によって、押下ヘッドが押し下げられるのをより一層確実に防ぐことができる。
ここで、前記押下ヘッドの外周面には、先端に前記吐出孔が形成された吐出筒が径方向の外側に向けて突設され、前記上筒部の第1周壁体における周方向の中央部には、内部に前記吐出筒が収納される先端閉塞の収納体が径方向の外側に向けて突設されてもよい。
この場合、収納体が、上筒部の第1周壁体における周方向の中央部に径方向の外側に向けて突設されているので、内容物の使用後に、カバー体を再度吐出器本体に装着するために、下筒部の開口部と、吐出器本体の前記中間部分と、を径方向で互いに対向させたときに、吐出筒の先端と収納体の内部とを径方向で互いに対向させることも可能になる。これにより、カバー体と吐出器本体とを相対的に径方向に接近移動させたときに、吐出筒を収納体の内部に進入させながら、下筒部内に吐出器本体の前記中間部分を嵌合することが可能になり、カバー体を吐出器本体に容易に装着することができる。
また、前記第2周壁体の内周面における曲率半径は、前記押下ヘッドの外周面における曲率半径よりも大きくなってもよい。
この場合、第2周壁体の内周面における曲率半径が、押下ヘッドの外周面における曲率半径よりも大きくなっているので、連結部材を破断した後は、第2周壁体を押下ヘッドに外嵌させて固定することができなくなる。したがって、第2周壁体が第1周壁体のみならず押下ヘッドに対しても不安定となり、第2周壁体の初期姿勢を確実に復元不能にすることが可能になり、購入者にカバー体が吐出器本体から外されたことがあるか否かをより一層容易に判別させることができる。
この発明によれば、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時等に、他人により意図的にあるいは不意に外力が加えられてもカバー体が吐出器本体から外れるのを防ぐことができるとともに、カバー体が吐出器本体から外されたことがあるか否かを容易に判別することが可能で、さらに購入者自身が内容物の使用を開始した後も、不意に加えられた外力により内容物が吐出されてしまうのを防ぐことができる。
本発明に係る一実施形態として示した吐出器の半縦断面図である。 図1に示す吐出器の側面図である。 図1および図2に示す吐出器の要部を示す斜視図である。 図1から図3に示す吐出器のカバー体の下面図である。 図1から図4に示す吐出器のカバー体であって吐出器本体に組付ける前の展開した状態を示す下面図である。 図5に示すカバー体の正面図であって第1周壁体および下筒部の半縦断面図である。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態について説明する。
本実施形態に係る吐出器1は、図1から図3に示されるように、内容物が収容された容器体2の口部2aに装着される有頂筒状の装着キャップ11と、この装着キャップ11に上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステム12を有するポンプ13と、ステム12の上端に装着されるとともに吐出孔が形成された押下ヘッド14と、を備える吐出器本体16、並びに吐出器本体16のうち装着キャップ11の天壁部17よりも上方に位置する部分を覆うカバー体18を備えている。
そして、カバー体18を吐出器本体16から外した状態で、押下ヘッド14を押下してステム12を下方に移動させポンプ13を作動させることにより、容器体2内の内容物が移送されて吐出孔から吐出されるようになっている。
ここで、容器体2、装着キャップ11およびステム12それぞれの中心軸は共通軸上に位置している。以下、この共通軸を中心軸Oといい、中心軸O方向に沿ってカバー体18の頂部32側を上側、容器体2の図示されない底部側を下側といい、また中心軸Oに直交する方向を径方向といい、さらに中心軸Oを中心に周回する方向を周方向という。
装着キャップ11は、中央部に円形の開口が形成された天壁部17と、天壁部17の外周縁部から下方に向けて延設された周壁部21と、天壁部17に前記開口と同軸に配置されるとともに上方に向けて延設された案内筒部(中間部分)22と、を備えている。周壁部21の内周面には雌ねじ部が形成されており、この雌ねじ部が容器体2の口部2aに形成された雄ねじ部に螺合されることにより、装着キャップ11が容器体2に装着されている。
ポンプ13は、前記ステム12と、内部にステム12の下部が上下動自在に配設されたシリンダ23と、シリンダ23の内部に上下摺動自在に配設された図示されないピストン部材と、ステム12を上方に向けて付勢する図示されない付勢部材と、を備えている。
ステム12の上部は、シリンダ23の上端から上方に突出し、かつ装着キャップ11の案内筒部22内に配設され、さらにその上端部は案内筒部22の上端から上方に突出している。
シリンダ23は、円筒状に形成されるとともに前記中心軸Oと同軸に配設されている。シリンダ23の上端には、全周にわたってフランジ部23aが径方向の外側に向けて突設されており、このフランジ部23aが、装着キャップ11の天壁部17の下面と、容器体2の口部2aの開口端縁上のパッキン24と、により上下方向に挟み込まれている。シリンダ23の下端部内には、パイプ25の上端部が嵌合されており、このパイプ25の下端開口部が容器体2内の底部に位置している。
押下ヘッド14は、頂壁部26と、頂壁部26の下面における中央部から下方に向けて延設された装着筒部(筒体)27と、頂壁部26の外周縁から下方に向けて延設され装着筒部27を径方向の外側から囲繞する囲繞筒部(筒体)28と、囲繞筒部28の外周面に径方向の外側に向けて突設された吐出筒29と、を備えている。
装着筒部27内にステム12の上端部が嵌合されており、この装着筒部27内とステム12内とが連通している。吐出筒29の先端には前記吐出孔が形成され、また吐出筒29の内部は装着筒部27の内部と連通している。
囲繞筒部28において、上部28aの外周面は上方から下方に向かうに従い漸次縮径され、下部28bの外周面は上下方向における全長にわたって同等の外径となっている。囲繞筒部28の下部28bの外径は、上部28aの下端における外径と同等になっている。囲繞筒部28の下部28bにおける内径は、装着キャップ11の案内筒部22の外径よりも大きくなっており、押下ヘッド14の上下動に伴い、案内筒部22が囲繞筒部28内に下側から進退移動するようになっている。また、カバー体18を後述のように吐出器本体16から外したときに、囲繞筒部28の下端開口縁がその全周にわたって、装着キャップ11の天壁部17の上面に上方から対向するようになっている。なお図示の例では、案内筒部22の上端部は、押下ヘッド14の押下時および非押下時の別を問わず常に囲繞筒部28内に位置している。
以上の構成において、押下ヘッド14を押下すると、まずステム12が下方に向けて移動させられる。このステム12の移動に追従して、前記ピストン部材がシリンダ23の内周面に摺接しつつ下方に移動する。これにより、シリンダ23内の内容物が圧縮され、この圧縮されたシリンダ23内の内容物が、ステム12内に進入してこのステム12内を上方に向けて移動する。
その後、押下ヘッド14の押下を解除すると、前記ピストン部材が前記付勢部材の上方付勢力によりシリンダ23の内周面に摺接しつつ上方に向けて復元移動する。これにより、シリンダ23内が減圧され、容器体2内に収容されている内容物がパイプ25を通してシリンダ23内に吸い上げられる。
そして本実施形態では、カバー体18は、図1から図6に示されるように、吐出器本体16において装着キャップ11の天壁部17と押下ヘッド14との間に位置する装着キャップ11の案内筒部22に離脱可能に外嵌された下筒部30と、この下筒部30と一体に形成されるとともに押下ヘッド14を覆う上筒部31と、を備えている。
下筒部30は、その下端が装着キャップ11の天壁部17上に配置され、かつ上端が押下ヘッド14の囲繞筒部28の下端開口縁に下側から当接若しくは近接させられて、案内筒部22に外嵌されている。
下筒部30は、図3から図5に示されるように、上下方向における全長にわたって延びる開口部30aを有し上面視C字状に形成されている。これにより、カバー体18および吐出器本体16の径方向に沿った相対的な進退移動に伴い、案内筒部22が、下筒部30の開口部30aを周方向に拡幅するように下筒部30を弾性変形させながら、この開口部30aを径方向に通過することで、下筒部30内に対して嵌合および離脱されるようになっている。
上筒部31は、押下ヘッド14を上方から覆う頂部32と、押下ヘッド14を径方向の外側から全周にわたって覆う周壁部33と、を備えている。
頂部32は、平板状に形成されており、押下ヘッド14の頂壁部26を上方からそのほぼ全域にわたって覆っている。
周壁部33は、それぞれが上面視C字状に形成された第1周壁体34および第2周壁体35を備えている。そして、これらの第1周壁体34および第2周壁体35それぞれにおける両周端部のうちの一方の周端部同士が、図3から図6に示されるように、ヒンジ部36により連結されて該ヒンジ部36回りに回転自在に構成されるとともに、他方の周端部同士が破断可能な後述する連結部材により連結されている。
第1周壁体34および第2周壁体35それぞれの他方の周端部の外周面には、上下方向に沿って延びる第1板状体34aおよび第2板状体35aが径方向の外側に向けて各別に突設されている。第1周壁体34の第1板状体34aは、第2周壁体35の第2板状体35aよりも径方向の大きさが小さくなっている。なお、第1板状体34aは、第1周壁体34のうち後述する小径部34cの外周面に突設されている。
第1板状体34aには貫通孔34fが形成されている。貫通孔34fは、図5に示されるように、第1板状体34aにおいて第2板状体35aに当接する表面側に位置する小径部34dと、該表面と反対の裏面側に位置する大径部34eと、を備えている。本実施形態では、前記連結部材は、第2板状体35aにおいて第1板状体34aに当接する表面に突設された突起体37となっている。突起体37は、第2板状体35aの表面に接続された破断可能な接続部37aと、接続部37aの先端に設けられた係止部37bと、を備えている。係止部37bの外径は、接続部37a側の基端側から先端側に向かうに従い漸次縮径されるとともに、その基端部における外径は接続部37aの外径よりも大きくなっている。
これにより、図5に示す状態から、第1周壁体34および第2周壁体35を、それぞれの他方の周端部同士を接近させるようにヒンジ部36回りに回転させると、突起体37の係止部37bが、貫通孔34fの小径部34dの内周面に摺接しつつ、この小径部34dを通過して大径部34eに進入する。この際、図4に示されるように、第1板状体34aおよび第2板状体35aの各表面が互いに重ね合わされ、かつ突起体37の係止部37bにおける基端側の端面37cが、大径部34eの内面に引っ掛かる。なお、突起体37の接続部37aは、貫通孔34fの小径部34d内に位置している。
そして、第1周壁体34および第2周壁体35を、それぞれの他方の周端部同士を離間させるようにヒンジ部36回りに回転させると、突起体37の係止部37bにおける基端側の端面37cが貫通孔34fの大径部34eの内面に引っ掛かることで、突起体37の接続部37aが破断させられる。
ここで、第1周壁体34の下端部は、その周方向における中央部と下筒部30の周方向における中央部とが互いに一致させられた状態で、下筒部30の上端部に接続されている。これにより、第1周壁体34および下筒部30と、第2周壁体35と、がヒンジ部36回りに相対的に回転自在になっている。
また本実施形態では、第1周壁体34における周方向の中央部には、内部に押下ヘッド14の吐出筒29が収納される先端閉塞の収納体38が径方向の外側に向けて突設されている。なお、収納体38の内面と吐出筒29の外面との間には隙間が設けられている。
さらに本実施形態では、第1周壁体34は、押下ヘッド14の囲繞筒部28における上部28aを覆う大径部34bと、囲繞筒部28の下部28bを覆う小径部34cと、を備えている。第2周壁体35の上端縁は、頂部32よりも下方に離れていて、この第2周壁体35は、押下ヘッド14の囲繞筒部28のうち下部28bのみを覆い、上部28aは露出させている。また、囲繞筒部28の上部28aの外周面は、下方から上方に向かうに従い漸次、第1周壁体34の小径部34cにおける上端縁、および第2周壁体35の上端開口縁から径方向の外側に張り出している。さらに、第2周壁体35は、第1周壁体34の小径部34cよりも上下方向の大きさが短くなっており、この第2周壁体35の下端縁は、第1周壁体34の下端縁よりも上方に位置している。
また本実施形態では、第2周壁体35の内周面における曲率半径は、押下ヘッド14の囲繞筒部28における下部28bの外周面における曲率半径よりも大きくなっている。
以上の構成において、カバー体18を吐出器本体18から外すには、まず、第1周壁体34および第2周壁体35を、それぞれの他方の周端部同士が互いに離間する方向にヒンジ部36回りに回転させて突起体37の接続部37aを破断させる。そして、カバー体18および吐出器本体16を相対的に径方向に沿って離間移動させることで、装着キャップ11の案内筒部22を下筒部30の開口部30aを径方向に通過させて下筒部30内から離脱させる。
そして、購入者において内容物の使用後に保管する際には、下筒部30の開口部30aと、装着キャップ11の案内筒部22と、を径方向で互いに対向させた状態で、カバー体18と吐出器本体16とを相対的に径方向に接近移動させることにより、案内筒部22を下筒部30の開口部30aを径方向に通過させて下筒部30内に嵌合させ、カバー体18を吐出器本体16に装着する。これにより、押下ヘッド14は、上方から上筒部31の頂部32により覆われるとともに、径方向の外側から上筒部31の第1周壁体34により覆われ、また下筒部30の下端は、装着キャップ11の天壁部17上に配置され、さらに下筒部30の上端と押下ヘッド14の囲繞筒部28の下端開口縁とが上下方向で対向若しくは当接する。
以上説明したように、本実施形態による吐出器1によれば、カバー体18の上筒部31の突起体37が破断される前には、上筒部31の周壁部33が押下ヘッド14を径方向の外側から覆っているので、カバー体18の吐出器本体16に対する径方向の移動が規制され、また、下筒部30内に装着キャップ11の案内筒部22が嵌合されているので、下筒部30の上端が押下ヘッド14の囲繞筒部28の下端開口縁に当接することで、カバー体18の吐出器本体16に対する上方に向けた移動も規制されることとなる。
したがって、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時等に、他人により意図的にあるいは不意に外力が加えられてもカバー体18が吐出器本体16から外れるのを防ぐことができる。
また、カバー体18を吐出器本体16から外すためには、上筒部31の突起体37を破断しなければならず、突起体37を破断した後は、第2周壁体35が第1周壁体34に対して不安定で初期姿勢に復元不能となり、購入者にカバー体18が吐出器本体16から外されたことがあるか否かを容易に判別させることができる。
さらに、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時、さらには購入者による内容物の使用後の保管時の別を問わず、カバー体18を吐出器本体16に装着した状態では、下筒部30の下端が装着キャップ11の天壁部17上に配置されるとともに、下筒部30の上端と押下ヘッド14の囲繞筒部28の下端開口縁とが上下方向で対向若しくは当接しているので、吐出器1に押下ヘッド14およびステム12を下方に移動させる外力が加えられても、その力が、下筒部30を介して装着キャップ11に伝達されて容器体2により受け止められることとなり、押下ヘッド14およびステム12の下方への移動を防止することができる。
したがって、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時、さらには購入者による内容物の使用後の保管時の別を問わず、カバー体18が吐出器本体16に装着されているときには、他人により意図的にあるいは不意に加えられた外力によって内容物が吐出されてしまうのを防ぐことができる。
さらに本実施形態では、押下ヘッド14が、上方からも上筒部31の頂部32により覆われているので、内容物の予期しない吐出を確実に防ぐことができる。
また本実施形態では、収納体38が、上筒部31の第1周壁体34における周方向の中央部に径方向の外側に向けて突設されているので、内容物の使用後に、カバー体18を再度吐出器本体16に装着するために、下筒部30の開口部30aと、装着キャップ11の案内筒部22と、を径方向で互いに対向させたときに、吐出筒29の先端と収納体38の内部とを径方向で互いに対向させることも可能になる。これにより、カバー体18と吐出器本体16とを相対的に径方向に接近移動させたときに、吐出筒29を収納体38の内部に進入させながら、下筒部30内に案内筒部22を嵌合することが可能になり、カバー体18を吐出器本体16に容易に装着することができる。
さらに本実施形態では、第2周壁体35の内周面における曲率半径が、押下ヘッド14の囲繞筒部28における下部28bの外周面における曲率半径よりも大きくなっているので、突起体37を破断した後は、第2周壁体35を押下ヘッド14の囲繞筒部28における下部28bに外嵌させて固定することができなくなる。したがって、第2周壁体35が第1周壁体34のみならず押下ヘッド14に対しても不安定となり、第2周壁体35の初期姿勢を確実に復元不能にすることが可能になり、購入者にカバー体18が吐出器本体16から外されたことがあるか否かをより一層容易に判別させることができる。
また本実施形態では、下筒部30の上端が、押下ヘッド14の囲繞筒部28の下端開口縁に下側から近接若しくは当接しているので、販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時、さらには購入者による内容物の使用後の保管時の別を問わず、カバー体18が吐出器本体16に装着されているときには、他人により意図的にあるいは不意に加えられた外力によって、押下ヘッド14が押し下げられるのをより一層確実に防ぐことができる。
さらに本実施形態では、第1周壁体34が、囲繞筒部28の上部28aを覆う大径部34bと、囲繞筒部28の下部28bを覆う小径部34cと、を備え、囲繞筒部28の上部28aの外周面が、下方から上方に向かうに従い漸次、第1周壁体34の小径部34cにおける上端縁から径方向の外側に張り出しているので、カバー体18および吐出器本体16を相対的に径方向に接近移動させて、カバー体18を吐出器本体16に装着する際に、囲繞筒部28の上部28aの外周面を、第1周壁体34における小径部34cの上端部により下側から支持させることが可能になり、両者18、16の上下方向に沿った相対的な位置がずれるのを抑制することができる。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記実施形態では、吐出器本体16において下筒部30に外嵌される部分として、装着キャップ11の案内筒部22を示したが、これに代えてステム12としてもよい。
また、押下ヘッド14において、下筒部30の上端に上側から当接若しくは近接する部分として、囲繞筒部28の下端開口縁を示したが、装着筒部27の下端開口縁としてもよい。
また、下筒部30の上端は、囲繞筒部28や装着筒部27の下端に下側から近接若しくは当接させずに、径方向に離間させたり、あるいは上下方向に遠く離したりしてもよい。
また、押下ヘッド14に吐出筒29を設けなくてもよい。
また、カバー体18に収納体38を設けなくてもよい。
また、ポンプ13は、前記実施形態に限らず例えば、空気シリンダや空気ピストン等がポンプ13に付け加えられたいわゆるフォーマポンプや、霧化用のチップを吐出孔に設けたスプレーポンプ等としてもよい。
また、第2周壁体35の内周面における曲率半径を、押下ヘッド14の囲繞筒部28における下部28bの外周面における曲率半径よりも大きくしたが、これに限らず適宜変更してもよい。
また、カバー体18の突起体37を破断した後に、第2周壁体35、若しくは第2周壁体35およびヒンジ部36を切除してもよい。この場合、ヒンジ部36若しくは第1周壁体34の一方の周端部に、破断可能な例えば薄肉部等の弱化部を形成してもよい。
また、カバー体18の突起体37を破断した後に、第1板状体34aを切除してもよい。この場合、第1周壁体34の他方の周端部に破断可能な例えば薄肉部等の弱化部を形成してもよい。
また、前記実施形態では、押下ヘッド14を上方から覆う頂部32を有する上筒部31を示したが、この頂部32を有しない上筒部31を採用してもよい。
また、前記突起体37は、前記実施形態に限らず適宜変更してもよい。
例えば、第2周壁体35の第2板状体35aに接続された小径柱部と、この小径柱部の先端に接続された半球状部と、を備える二段柱状体を採用してもよい。そして、第1周壁体34の第1板状体34aに形成された貫通孔34fの小径部34d内に前記小径柱部を挿入し、大径部34e内の底面に前記半球状部を配置することで、第1周壁体34および第2周壁体35を、それぞれの他方の周端部同士を離間させるようにヒンジ部36回りに回転させたときに、前記半球状部を貫通孔34fの大径部34e内の底面に引っ掛けることで、前記小径柱部を破断させるようにしてもよい。
また、前記連結部材として破断可能な突起体37を示したが、これに代えて例えば、突起体37が第1板状体34aの貫通孔34f内に配置されて、第1板状体34aおよび第2板状体35aの各表面が互いに重ね合わされ、かつ第1板状体34aおよび第2板状体35aが第1周壁体34および第2周壁体35それぞれの他方の周端部に各別に例えば薄肉部等の破断可能な弱化部を介して連結された構成を採用してもよい。すなわち、前記連結部材として、突起体37が貫通孔34f内に配置されたままの第1板状体34aおよび第2板状体35aを採用し、この第1板状体34aおよび第2板状体35aの全体を、前記弱化部を破断して周壁部33から分離するようにしてもよい。
さらにこの連結部材においては、第1板状体34aが第1周壁体34の他方の周端部に前記弱化部を介して連結され、第2板状体35aは第2周壁体35の他方の周端部に前記弱化部を介さず破断不能に連結されてもよい。
そして、開封に際し、前記弱化部を破断して第1板状体34aを第1周壁体34から分離し、突起体37が貫通孔34f内に配置され、かつ第1板状体34aおよび第2板状体35aの各表面が互いに重ね合わされたままの状態で、第2周壁体35を第1板状体34aおよび第2板状体35aとともに第1周壁体34に対してヒンジ部36回りに回転させてもよい。
この構成においては、第1板状体34aを第1周壁体34から分離しても、この第1板状体34aを第2板状体35aとともに第2周壁体35に固定しておくことが可能になり、開封に際して発生する廃棄部品の数を抑えることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記した実施の形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
販売前の流通、保管時あるいは販売陳列時等に、他人により意図的にあるいは不意に外力が加えられてもカバー体が吐出器本体から外れるのを防ぐことができるとともに、カバー体が吐出器本体から外されたことがあるか否かを容易に判別することが可能で、さらに購入者自身が内容物の使用を開始した後も、不意に加えられた外力により内容物が吐出されてしまうのを防ぐことができる。
1 吐出器
2 容器体
2a 口部
11 装着キャップ
17 装着キャップの天壁部
12 ステム
13 ポンプ
14 押下ヘッド
16 吐出器本体
18 カバー体
22 案内筒部(中間部分)
26 押下ヘッドの頂壁部
27 装着筒部(筒体)
28 囲繞筒部(筒体)
29 吐出筒
30 下筒部
30a 開口部
31 上筒部
32 頂部
33 周壁部
34 第1周壁体
35 第2周壁体
36 ヒンジ部
37 突起体(連結部材)
38 収納体

Claims (3)

  1. 内容物が収容された容器体の口部に装着される有頂筒状の装着キャップと、
    この装着キャップに上方付勢状態で下方移動可能に貫設されたステムを有するポンプと、
    前記ステムの上端に装着されるとともに吐出孔が形成された押下ヘッドと、を備え、
    前記押下ヘッドを押下して前記ステムを下方に移動させ前記ポンプを作動させることにより、容器体内の内容物が移送されて前記吐出孔から吐出される吐出器本体を有する吐出器であって、
    前記吐出器本体のうち前記装着キャップの天壁部よりも上方に位置する部分を覆うカバー体を備え、
    このカバー体は、前記吐出器本体において前記装着キャップの天壁部と前記押下ヘッドとの間に位置し、かつ前記押下ヘッドの外径よりも小径の中間部分に離脱可能に外嵌されるとともに、下端が前記装着キャップの天壁部上に配置された下筒部と、この下筒部と一体に形成されるとともに前記押下ヘッドを覆う上筒部と、を備え、
    前記下筒部は、上下方向における全長にわたって延びる開口部を有し上面視C字状に形成され、前記カバー体および吐出器本体の径方向に沿った相対的な進退移動に伴い、前記中間部分が前記開口部を径方向に通過することで前記下筒部内に対して嵌合および離脱され、
    前記上筒部は、前記押下ヘッドを径方向の外側から覆う周壁部を備え、
    この周壁部は、それぞれが上面視C字状に形成された第1周壁体および第2周壁体を備え、これらの第1周壁体および第2周壁体それぞれにおける両周端部のうちの一方の周端部同士がヒンジ部により連結されて該ヒンジ部回りに回転自在に構成されるとともに、他方の周端部同士が破断可能な連結部材により連結され、
    前記第1周壁体の下端部が前記下筒部の上端部に接続され
    前記押下ヘッドは、頂壁部とこの頂壁部から下方に向けて延設された筒体とを備え、
    前記下筒部の上端は、前記筒体の下端に下側から近接若しくは当接していることを特徴とする吐出器。
  2. 請求項1記載の吐出器であって、
    前記押下ヘッドの外周面には、先端に前記吐出孔が形成された吐出筒が径方向の外側に向けて突設され、
    前記上筒部の第1周壁体における周方向の中央部には、内部に前記吐出筒が収納される先端閉塞の収納体が径方向の外側に向けて突設されていることを特徴とする吐出器。
  3. 請求項1または2に記載の吐出器であって、
    前記第2周壁体の内周面における曲率半径は、前記押下ヘッドの外周面における曲率半径よりも大きくなっていることを特徴とする吐出器。
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