JP5226769B2 - 食用肉伸張装置及び肉伸張方法 - Google Patents

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Description

本発明は、食用肉伸張装置及び肉伸張方法に関する。特に、排他的な意味でなく、本発明は、柔軟なスリーブを用いた食用肉伸張装置及び肉伸張方法に関するものである。
死体及び死体から抜き出された食用肉の処理は、食用肉の品質特性に重大な影響を及ぼす。これは、処理中において、食用肉の筋肉組織の生化学特性及び構造的特性において様々な変化が起こるからである。これは、食用肉が生前硬直状態から死後硬直状態へ変化する時に特に顕著である。
食用肉の生前状態を確定する2つの主な要素、食用肉のpH降下率及び冷却率がある。pH降下率は、食用肉に電気刺激を受けさせることによって改良することができ、食用肉の冷却率は、食用肉の切り身の寸法を小さくすることにより改良することができる。切り身の寸法のいかなる減少も、好ましくは、死体が冷凍される前に行われ、筋肉は生前状態のままである。この処理は、一般に、温除骨と呼ばれる。
一旦、食用肉が寸法を決めるべく切断されるとき、食用肉の形状を操作することができる。食用肉の形状を伸張させることによる操作は、食用肉の柔らかさ及び色の安定性を改良してその肉汁の損失を減らす。さらに、食用肉の形状の操作により、食用肉の部分の寸法を制御することができる。
肉の切り身形状を操作することができる例示的方法が特許文献1に開示されている。特に、この特許文献は、包装すべき物品が漏斗を通して弾性包装スリーブ内に押される、食用肉等の物品を包装する方法を開示している。その弾性により、包装スリーブが物品周りで綿密に包装する。食用肉が包装されると、漏斗を通して食用肉を押す方法により、食用肉の形状を操作し、この形状は、弾性包装スリーブによって維持される。
米国特許第6824846号
特許明細書、他の外部文書又は他の情報源に参照されるこの明細書は、一般に、本発明の特徴を議論するための事情を提供するものである。特別に別の方法で述べなければ、上記の外部文書又は情報源を参照することは、いかなる権限においても、上記の外部文書又は情報源が従来技術である又は当業界における一般常識を形成すると認めたという解釈をされるべきではない。
本発明の目的は、改良された、食用肉を伸張する装置及び方法を提供する、又は、公衆に有用な選択肢を提供することである。
一つの形態では、本発明は、容器と、容器内に取り付けられた柔軟なスリーブとを備え、柔軟なスリーブは、食用肉の一つ以上の切り身を受け入れる穴を形成している断面を有し、柔軟なスリーブが、穴内に受け入れられる食用肉の一つ以上の切り身周りで収縮して切り身を伸張させるべく、容器内に正圧を生成することができる空気圧装置に容器が接続可能である、食用肉伸張装置に関する。
好ましくは、空気圧装置は、さらに、食用肉の一つ以上の切り身を受け入れるべく、柔軟なスリーブの穴を広げるように、容器内の部分真空を発生させることができる。
好ましくは、食用肉伸張装置は、収縮した柔軟なスリーブから食用肉の一つ以上の切り身を押す、押しロッドをさらに備えている。
好ましくは、食用肉伸張装置は、一端において、容器に接続されており、かつ別の端部において、柔軟なスリーブに取り付けられている板に接続されている、一つ以上のシリンダをさらに備えている。
好ましくは、柔軟なスリーブは、硝酸エステルゴム化合物のスリーブである。
別の形態では、本発明は、容器と、第一端部及び第二端部と、穴を形成している断面を有する柔軟なスリーブとを備え、第一端部が食用肉の一つ以上の切り身を受け入れるのに適しており、第二端部が、食用肉の一つ以上の切り身を柔軟なスリーブから取り外すことができるのに適しており、一定の気密の体積部が柔軟なスリーブと容器との間に形成されるように、柔軟なスリーブは容器内に取り付けられており、一定の気密の体積部が正圧を受ける時に、柔軟なスリーブが、食用肉の一つ以上の切り身周りで収縮して切り身を伸張させる、食用肉伸張装置に関する。
好ましくは、食用肉伸張装置は、柔軟なスリーブの第二端部に隣接して配置されている包装装置をさらに備えている。
好ましくは、容器は、容器の一端又は両端において一対の環状フランジを有し、この対の環状フランジは、柔軟なスリーブの一方の又は各々の端部を保持するように配置されている。
好ましくは、食用肉伸張装置は、スリーブの長さを変えるための、少なくとも一つの延伸シリンダをさらに備えている。
好ましくは、食用肉伸張装置は、容器内に配置されている、少なくとも一つの膨張可能な袋部材を有し、袋部材は、袋部材の膨張中において柔軟なスリーブの外周を減じるように構成されている。
別の形態では、本発明は、柔軟なスリーブを用いて食用肉を伸張する方法であって、食用肉の一つ以上の切り身を、柔軟なスリーブの断面によって形成されている穴内に挿入する段階と、柔軟なスリーブと、柔軟なスリーブを含む容器との間の一定の気密体積部内に正圧を生成し、柔軟なスリーブで食用肉の一つ以上の切り身周りで収縮して切り身を伸張する段階とを備えている、方法に関する。
好ましくは、この方法は、食用肉の一つ以上の切り身を穴内に挿入する前に、穴を広げるべく気密体積部内で部分真空を少なくとも発生させる段階をさらに備えている。
好ましくは、この方法は、食用肉の一つ以上の切り身を収縮した柔軟なスリーブから押す段階をさらに備えている。
好ましくは、この方法は、蠕動運動を用いて食用肉の一つ以上の切り身を取り外す段階をさらに備えている。
好ましくは、この方法は、柔軟なスリーブが食用肉の一つ以上の切り身周りで収縮するのを助けるように、スリーブを横方向に伸張させる段階をさらに備えている。
好ましくは、食用肉伸張装置は、ハウジング内に配置されている一つ以上の対のリブをさらに備え、膨張可能な袋部材が、各々の対のリブの間に位置している。
好ましくは、これらの対のリブは、袋部材の過度の横方向移動を制限するのに適している。
明細書で使用されている語「備えている(comprising)」は、「少なくとも一部分において、〜からなり」という意味であり、すなわち、この語を含む明細書中の記載を解釈する時、各記載内の語によって前置きにされる特徴は、全て、存することが必要であるが、他の特徴も存しうる。語「comprise」及び「comprised」等の関連の語は、同様に解釈されるべきである。
本発明は、少なくとも部分的に、本願の明細書で参照される又は示される要素及び特徴、2つ以上の部分、要素又は特徴の任意の又は全ての組み合わせを個々に又は集合的にからなるように広く理解されうる。本発明の属する技術分野において公知の均等物を含む、特定の整数がここで述べられており、このような公知の均等物は、個々に記載されているように本明細書に組み込まれているとみなす。
ここで、本発明の好適な形態の装置及び方法は、添付図面を参照しつつ説明する。
本発明の食用肉伸張装置の側断面略図を示す。 本発明の食用肉伸張装置の側断面略図を示す。 本発明の食用肉伸張装置の側断面略図を示す。 本発明の食用肉伸張装置の側断面略図を示す。 本発明の好適な形態の食用肉伸張装置の斜視図を示す。 図2aの食用肉伸張装置の平面図を示す。 図2aの食用肉伸張装置の側面図を示す。 図2aの食用肉伸張装置の正面図を示す。 さらに好適な形態の食用肉伸張装置を示す。
本発明の一形態の食用肉伸張装置の断面略図が、図1a〜1dに示されている。図1aでは、柔軟なスリーブ10は、容器12に取り付けられていることが示されている。一つの好適な形態では、スリーブ10は硝酸エステルゴム化合物のスリーブである。当然、代わりに、シリコーンや、ポリエチレンテレフタラート、ポリ塩化ビニル及びポリプロピレン等のプラスチックなどの他の材料を使用してもよい。
図1a〜1dでは、柔軟なスリーブ10が、スリーブの端部の近傍において傾斜形状を有することが示されている。この傾斜形状は、好適な形態のスリーブの縁部を伸張した結果である。スリーブは、容器12の縁部に取り付けるために、容器の直径よりも小さな直径を有している。当業者は、伸張させられた時に同様な傾斜形状となる又はならない、様々な形態のスリーブを使用することができるということを認識するであろう。スリーブに要求されることは、以下に詳細に説明するように、食用肉の切り身の周りで収縮することができることである。
本発明で使用するのに適した食用肉の切り身は、牛肉、鶏肉、雄羊肉又はヤギ肉の部分を含む。食用肉は、全体的に骨を抜いた鮭又は鱒等の魚肉も含む。食用肉の切り身には、機械的に回復された又は再構成の食用肉と、切り身部がさらに含まれる。
使用していない時、スリーブ10と容器12の間の影で示す領域(本明細書において、容器の内部と呼ぶ)は、大気圧下にある。また、使用していない時、スリーブ10の断面によって形成されている穴14は、好ましくは、伸張させるべき食用肉の切り身よりも小さな幅を有する。
好適な態様の方法について図1b〜1dを参照してここで説明する。図示されているように、容器の内部(影で示す)は、空気圧装置によって生成される部分真空を少なくとも受ける。これにより、スリーブ10の壁を、容器の壁のより近くへ引く。これにより、スリーブ10によって形成された穴14を広げる。示している形態では、スリーブ10の上部のみ(「作業領域」と呼ぶ)が広げられ、少なくとも、スリーブ10の底部を、食用肉の切り身がスリーブを通して直に落下するのを防止するのに十分に小さなままである。
当業者は、穴の最初の寸法が食用肉の切り身を受け入れるのに十分に広いので、スリーブを広げる段階は重要でないということを認識するであろう。図において、食用肉16の切り身は、穴14を広げることを必要とする、大きな切り身に示されている。好ましくは、穴14の最初の寸法は小さく、これは、食用肉の切り身が穴内に挿入することができる前に穴を広げる必要となる。穴14が最初の小さな寸法であることの利点は、部分真空がなくなったときにスリーブがその本来の小さな寸法に戻るので、食用肉の切り身を受け入れるべく部分真空を受けたスリーブの最初の伸張が、食用肉の切り身のさらなる伸張を助けることである。
図1cでは、容器12の内部(影で示す)が、空気圧装置によって生成される正圧を受けている。正圧は、本質的に、容器を囲む大気圧よりも大きい圧力である。本発明の最も多くの用途では、正圧は大気圧よりも大きい圧力である。正圧により、スリーブ10を食用肉の切り身16周りに収縮する。圧力が付与される時、食用肉16は、スリーブ10の軸線に沿って絞られて伸張させられる。これにより、図示のように、食用肉の切り身16の直径を減じ、食用肉の切り身16の長さを増す。硝酸エステルゴム化合物のスリーブや同様な低摩擦のスリーブが使用されている場合、食用肉の切り身16の伸張が、より容易になされ、食用肉の切り身16への損傷が少なくなる。
ここで、図1dを参照すると、伸張させられた食用肉の切り身16を収縮したスリーブ10から押すためにピストン状の押しロッド18を選択的に使用する。図が食用肉の切り身16が柔軟なスリーブの底部から抜き出されていることを示しているが、食用肉切り身16が柔軟なスリーブの上部から抜き出されるように、本発明を実施することができる。この実施方法の一つを、本明細書において以下に記載する。
伸張させられる食用肉の切り身16がスリーブの上部又は底部から抜き出されるかにかかわらず、好適な実施例では、食用肉伸張装置は、伸張させられた食用肉の切り身16を受け入れる、包装装置を有している。包装装置は、食用肉の切り身16がその伸張させられた形態を死後硬直が始まるまで保持することを保証するように、柔軟性のない包装を使用してもよい。
本発明の好適な形態の食用肉伸張装置は、図2a〜2dにおいて、矢印20で全体的に示している。食用肉伸張装置20は、好ましくは、支持板22a、22bを有する筒状の容器である、容器22を有している。図2a〜2dにおいて示す容器の形態は、単に図示目的で示されており、必要ならば又は望まれるならば、容器22は、別の形状、寸法又は構成で作ることができる。
食用肉伸張装置20は、また、容器22内に取り付けられている柔軟なスリーブ24を有している。示している形態では、柔軟なスリーブ24が、例えばボルトやクランプなどを用いて、一端で、支持板22aに取り付けられており、他方、柔軟なスリーブ24は、板29に取り付けられている。好適な形態では、板29は、共に取り付けられておりかつ一つ以上のシリンダ25を用いて容器22に沿って移動又は摺動できる、2つ以上の板を備える。板は、好ましくは、容器の内部で(すなわち、スリーブと容器の壁との間で)許容可能なシールを実現するために、柔軟なスリーブの少なくとも一部を押し付ける2つ以上の個々の板を備えている。当然、スリーブを容器に取り付ける上記の形態は、使用できる唯一の取り付け形態ではない。当業者は、取り付けの目的は、容器22の内部のために実質的に気密なシールを実現することであるということを認識するであろう。上記を実現することができる任意の取り付けが、本発明で使用できる。
図面において示されていないが、容器22は、空気圧装置に接続可能である。 好適な形態では、空気圧装置は、容器の内部内で少なくとも部分真空又は正圧を選択的に発生させるように配置されている。
上述のように、好適な形態の装置において、容器に沿って板29を制御可能に移動又は摺動させるように、一つ以上のシリンダ25が設けられている。これは、柔軟なスリーブ24が食用肉の切り身を伸張させるために開閉できる程度を制御する、好適な形態において要求される。例えば、真空又は少なくとも部分真空が容器の内部内で発生した時、柔軟なスリーブ24の外部の大気圧は、柔軟なスリーブ24によって形成されている穴を膨張させるよりも、スリーブを収縮させて短くする、比較的に大きな傾向を有している。スリーブが収縮する又は短くなるのを止めるために、スリーブ長さが、真空又は部分真空が生成される前の長さと同じままである(又はより大きくなる)ように、一つ以上のシリンダ25が設けられている。一つ以上のシリンダは、さらに、真空又は部分真空が除去された後に、スリーブによって形成されている穴が閉鎖される程度を制御するように、スリーブ長さを制御する。
食用肉伸張装置は、選択的に、食用肉伸張装置によって伸張させられた食用肉を抜き出すためのピストン27等の押しロッドを有する。抜き出された食用肉は、好ましくは、死後硬直が始まるまで食用肉の形状を維持する、柔軟でない包装スリーブ内に受け入れられる。このため、包装装置は、伸張させられた食用肉が抜き出される、柔軟なスリーブの端部に隣接して設けることができる。
あるいは、又は、さらに、ピストン27自体が、柔軟でない包装スリーブを受け入れるように配置されている。例えば、包装スリーブは、ポリテトラフルオロエチレン等の低摩擦被覆で被覆されているステンレス鋼スリーブとしうる。ステンレス鋼スリーブは、食用肉が最終的な包装スリーブ内に包装される前に食用肉を伸張させられた形態で一時的に保持するように使用することができる。上記包装スリーブが使用される場合、ピストン27が柔軟なスリーブ24内に押される前に、柔軟スリーブの底端部がシール又は他の方法で閉鎖させられる。ピストン27がシールされた柔軟なスリーブ24内へ移動することにより、柔軟なスリーブ内で圧力が生成される。その結果、伸張させられた食用肉は、ピストン27に向けて上方へ押される。
包装スリーブをピストン27周りで配置することによって、伸張させられた食用肉は、包装スリーブに入れられる。一旦、包装スリーブ内に入ると、食用肉を包装スリーブ内に保持しつつ、ピストン27が柔軟なスリーブから引き出すことができる。この形態では、伸張させられた食用肉が、柔軟なスリーブから抜き出された後ですら、伸張させられた形態のままであるようにされている。
また、食用肉伸張装置20が、食用肉伸張装置20及び空気圧装置(図示せず)の制御システムを収納しうる、筐体28内に設けられることも好ましい。
また、いくつかの実施例では、食用肉伸張装置は、好ましくは、ガード部30を有する。ガード部30は、正圧が取り除かれた後にスリーブが元の形状に戻った時に形成する挟み領域を覆う。また、いくつかの実施例では、食用肉伸張装置は、シリンダ25を用いて板29を上方に引くことによって、伸張させられた食用肉を柔軟なスリーブ24から抜き出すことができる。この結果、さらなる伸張工程のために容器内へ引き戻される前に、柔軟なスリーブ24が少なくとも部分的に容器から押し出される。これらの実施例では、ガード部30は、使用者が事故的に柔軟なスリーブ24に接触する危険や柔軟なスリーブ24が容器内へ引き戻される時に使用者が怪我をする危険を減じるのに役立つ。
図3は、さらなる好適な形態の食用肉伸張装置300を示す。食用肉伸張装置は、食用肉伸張装置の一端部において穴305を有している。図3に示す食用肉伸張装置は、食用肉伸張装置の一端の反対の端においてさらなる穴を有している。穴305は、強固な環状フランジ又はリング310によって形成及び保持されている。リング又はフランジ310は、金属薄板などの適切な強固な材料で形成されている。
柔軟な媒体又はスリーブ315の一端部がフランジ310に対して配置されている。スリーブは、一端において、リング310によって穴を形成するように開放されている。さらなる強固な環状フランジ320により、スリーブ315の端部がフランジ310とフランジ320の間に保持されることが保証される。
スリーブ315の他端部が、同様な環状フランジ325と環状フランジ330の間に位置している。
柔軟なスリーブ310が、強固な容器又はハウジング335内に配置されている。複数の柔軟なリブが、さらに、ハウジング335内に配置されている。図3は、リブ340及び345を示している。図3に示すように、リブ340及び345がハウジング335内に位置決めされている。各リブの各端部が、スリーブ315の外部の各端部に取り付けられている。
一実施例において、リブは、スリーブ315と同じ材料で形成されている。別の実施例では、リブは、異なる材料で形成されている。リブは、スリーブ315よりも強固又は強固でなくてもよい。
図3に示すように、リブは、各端部でスリーブ315の増大する直径に調和するように、ハウジング335の各端部で広がる傾向がある。リブは、円形の構成で、ハウジングの内部周りで一様な間隔で位置決めされている。リブによって形成される円の円周は、スリーブ315の各端部において、より大きい。図3に示すように、一つの好適な形態では、円周は、一定の点まで減じ、ハウジング335の内部に沿ってさらに変化しない。
少なくとも一つの、好ましくは、複数の膨張可能なシリンダ又は袋部材は、隣接する対のリブの間において配置されている。上記の一つの袋部材が、参照番号350で示されている。他の袋部材が参照番号355及び360で示されている。袋部材355が、リブ340とリブ345の間で配置されている様子が示されている。
リブは、袋部材が膨張中に過度の横方向移動を受けないように、隣接する対のリブの間に袋部材を配置する効果を有している。リブは、袋部材の過度の横方向移動を制限する。
また、図3において、少なくとも一つの、好ましくは複数の延伸シリンダが示されている。上記の一つのシリンダは、参照番号370で示されており、別のシリンダは参照番号375で示されている。シリンダ370及び375が、フランジ330に隣接したスリーブの端部と、穴305の間の距離を変化させるように短く又は長くされるように配置されているということが予期される。これらのシリンダは、スリーブの長さを変化させるように短くすることができる。このように短くすることにより、スリーブにおける張力を取り除き、それにより、柔軟なスリーブ315を、新しい交換スリーブに交換することができる。
使用中において、食用肉の切り身が、穴305を通して柔軟なスリーブ315内に配置される。 袋部材350、355及び360が空気や他の気体又は液体で膨張させられる。袋部材は、ハウジング335によって外方向に膨張するのを制限されている。袋部材は、選択的に、パネル380、385及び390によってさらに制限される。袋部材は、リブ340及び345によって横方向に膨張することが制限される。
袋部材が膨張され続ける時、スリーブ315の外周の減少により、食用肉をスリーブ315内で長くさせる。空気が袋部材350、355及び360内に導入され続ける時、袋部材の、スリーブ315の端部に最も近い端部は、食用肉の切り身の各端部周りで、より広い外周を充填するように膨張する。スリーブの各端部は、上記の各対の環状フランジの間に保持されている。食用肉の切り身とスリーブの端部の間において間隙がある場合、スリーブの上記端部における袋部材の断面は、スリーブ内の食用肉の切り身によって制限されている袋部材の断面よりも大きな度合いで膨張する。
クランプからの他端におけるスリーブ315の外周は、それがクランプに最も近いスリーブの外周よりも小さくなるように減じる。スリーブが食用肉の切り身周りで収縮する時、これにより、食用肉の切り身を穴305に向けて押す蠕動力を生じる。食用肉の切り身が柔軟な媒体に沿って移動する時、柔軟なスリーブが、さらに、フランジ330に最も近い食用肉の切り身の端部周りで収縮し、食用肉の切り身にさらなる蠕動力が生じる。
このように、上述のピストンの使用を省くことができる。図3に示す実施例では、食用肉の切り身が、蠕動運動で柔軟なスリーブに沿って移動することができる。食用肉の切り身を柔軟なスリーブに沿ってさらに押すように、蠕動運動と共に、ピストンを導入することができるということがわかる。
袋部材が柔軟なスリーブの複数の端部の中の一つにおいて、より大きな度合いで膨張しうるということがわかる。これは、食用肉をスリーブの他端部に向けて押す効果がある。これは、食用肉の切り身が、ハウジングの一端部内に導入することができ、ハウジングのいずれかの端部で取り外すことができるということを意味する。
さらなる実施例では、正圧が、ハウジングの一端部内に導入される。この正圧により、さらに、食用肉の切り身を柔軟なスリーブに沿ってさらに押す。この正圧は、上述のピストンに加えて又はに代えて、導入することができる。
スリーブの剛性は、選択した食用肉の切り身のタイプに応じて変えることができる。
包装媒体が、伸張後にスリーブ内に挿入することができるということがわかる。食用肉の切り身が、スリーブ内の包装媒体内に挿入される。この構成は、さらなる包装段階が必要とされないという利点を有する。
以上の記載が本発明及びその好適な形態を記載している。当業者に自明な代替及び修正が、本発明の範囲内に組み込まれることが意図されている。

Claims (18)

  1. 容器と、
    前記容器内に取り付けられた柔軟なスリーブとを備え、
    前記柔軟なスリーブは、食用肉の一つ以上の切り身を受け入れる穴を形成している断面を有し、
    前記容器が空気圧装置に接続可能であり、
    前記空気圧装置は、選択的に前記穴内で少なくとも部分真空を発生させて前記食用肉の一つ以上の切り身を前記穴内に受け入れかつ選択的に前記容器内に正圧を発生させて前記柔軟なスリーブが蠕動力を前記穴内に受け入れられた前記食用肉の一つ以上の切り身に加えて前記食用肉の一つ以上の切り身を収縮させて伸張させるように配置されている、食用肉伸張装置。
  2. 前記容器内で少なくとも部分真空を発生させることにより、前記食用肉の一つ以上の切り身を受け入れるべく、前記柔軟なスリーブの穴広げられる、請求項1に記載の食用肉伸張装置。
  3. 記柔軟なスリーブから食用肉の一つ以上の切り身を押す、押しロッドをさらに備えている、請求項1に記載の食用肉伸張装置。
  4. 一端において、前記容器に接続されており、かつ別の端部において、前記柔軟なスリーブに取り付けられている板に接続されている、一つ以上のシリンダをさらに備えている、請求項1に記載の食用肉伸張装置。
  5. 前記柔軟なスリーブは硝酸エステルゴム化合物のスリーブである、請求項1に記載の食用肉伸張装置。
  6. 前記食用肉の一つ以上の切り身を前記柔軟なスリーブから取り外すように、蠕動運動を前記食用肉の一つ以上の切り身に与えるように構成されている、請求項1〜5のいずれか1項に記載の食用肉伸張装置。
  7. 選択的に少なくとも部分真空を発生させかつ選択的に容器内に正圧を発生させるように配置された空気圧装置に接続された容器と、
    第一端部及び第二端部と、穴を形成している断面を有する柔軟なスリーブとを備え、
    前記容器が前記少なくとも部分真空でありつつ前記第一端部が食用肉の一つ以上の切り身を受け入れるのに適しており
    前記第二端部が、食用肉の一つ以上の切り身を柔軟なスリーブから取り外すことができるのに適しており、
    一定の気密の体積部が柔軟なスリーブと容器との間に形成されるように、柔軟なスリーブは容器内に取り付けられており、一定の気密の体積部が正圧を受ける時に、柔軟なスリーブが、食用肉の一つ以上の切り身を収縮させて伸張させる、食用肉伸張装置。
  8. 柔軟なスリーブの第二端部に隣接して配置されている包装装置をさらに備えている、請求項7に記載の食用肉伸張装置。
  9. 前記容器は、前記容器の一端又は両端において一対の環状フランジを有し、この対の環状フランジ は、柔軟なスリーブの一方の又は各々の端部を保持するように配置されている、請求項1〜8のいずれか1項に記載の食用肉伸張装置。
  10. 前記スリーブの長さを変えるための、少なくとも一つの延伸シリンダをさらに備えている、請求項9に記載の食用肉伸張装置。
  11. 前記食用肉伸張装置は、容器内に配置されている、少なくとも一つの膨張可能な袋部材を有し、袋部材は、袋部材の膨張中において柔軟なスリーブの外周を減じるように構成されている、請求項1〜10のいずれか1項に記載の食用肉伸張装置。
  12. 前記食用肉伸張装置は、前記容器内に配置されている一つ以上の対のリブをさらに備え、前記膨張可能な袋部材は、各対のリブの間に位置している、請求項11に記載の食用肉伸張装置。
  13. 前記対のリブは、前記袋部材の過度の横方向移動を制限するのに適している、請求項12に記載の食用肉伸張装置。
  14. 柔軟なスリーブを用いて食用肉を伸張する方法において、
    柔軟なスリーブと、柔軟なスリーブを含む容器との間の一定の気密体積部内に少なくとも部分真空を生成する段階と、
    前記容器が前記少なくとも部分真空でありつつ食用肉の一つ以上の切り身を、柔軟なスリーブの断面によって形成されている穴内に挿入する段階と、
    前記柔軟なスリーブと、前記柔軟なスリーブを含む前記容器との間の前記一定の気密体積部内に正圧を生成し、蠕動力を食用肉の一つ以上の切り身に加えて前記食用肉の一つ以上の切り身を収縮させて伸張させる段階とを備えている、柔軟なスリーブを用いて食用肉を伸張する方法。
  15. 食用肉の一つ以上の切り身を穴内に挿入する前に、気密体積部内で部分真空を少なくとも発生させることにより前記広げられる、請求項14に記載の方法。
  16. 食用肉の一つ以上の切り身を収縮した柔軟なスリーブから押す段階をさらに備えている、請求項14又は15に記載の方法。
  17. 蠕動運動を前記柔軟なスリーブに与え前記柔軟なスリーブから前記食用肉の一つ以上の切り身を出す段階をさらに備えている、請求項14〜16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記柔軟なスリーブが食用肉の一つ以上の切り身周りで収縮するのを助けるように、スリーブを横方向に伸張させる段階をさらに備えている、請求項14〜17のいずれか1項に記載の方法。
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