JP5222207B2 - タッチパッドおよびタッチパネル - Google Patents

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Description

本発明は、CRTやLCDなどの表示装置と組み合わせてタッチパネルを構成し、主に手指を接触させて座標入力を行うタッチパッド、およびそのタッチパッドを備えるタッチパネルに関する。
タッチパネルはLCD(液晶ディスプレー)のような表示装置とタッチパッドのような座標入力装置とを組み合わせた電子部品であり、表示装置の画面上を押したり滑らせたりして入力操作が行われる入力装置である。このようなタッチパネルの動作原理には、手指の接触による静電容量の変化から画面上におけるXY座標の位置を検出する静電容量方式がある。この静電容量方式に用いられるタッチパッドは、基板面のX方向に向かって延びる透明な複数のX電極層と、基板面のY方向に向かって延びる透明な複数のY電極層と、を絶縁性の透明基板上に備えており、スペーサを挟んでX電極層とY電極層とを対向させた構成になっている。これらの構成部材については、透明基板がガラスや透明樹脂で形成され、X電極層やY電極層はITOなどの透明導電材で薄膜に形成されている。
ところでITOなどによる薄膜は、透明基板に比べて若干透明度が低く、やや黄色味がかっているため、電極層が形成されて生じるパターン模様が目立ち、画面表示の視認性が低下して見苦しいという問題がある。このような問題を回避する方法として、電極層が形成されていない透明基板の領域に、電極層と同等の透明度や色味を有する層を電極層とは別に電極模造層として設ける構成が知られている。こうしたタッチパッドの例が、例えば、特開平2−30024号公報や国際公開WO2006/126604号公報などに記載されている。
特開平2−30024号公報 国際公開WO2006/126604号公報
上記タッチパッドは、各電極層のパターン模様を目立ち難くして画面を見易くすることを目的とするが、ほぼ全画面上において電極層や電極模造層が設けられており、これら透明度を悪化させる層が対向状態で二層重ねになる部分が多いため、全体的に画面の視認性が悪くなるおそれがある。
以上のような従来技術を背景としてなされたのが本発明である。すなわち、本発明の目的は、電極が形成されて生じるパターン模様を目立ち難くすると共に、透明度の低下を抑えて視認性の悪化を防ぐ技術を提供することにある。
上記目的を達成すべく本発明は以下のように構成される。
複数の第1帯状透明電極と、複数の第2帯状透明電極とをスペーサを介して透明絶縁性シート上に交差配置したタッチパッドについて、第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極の縁辺が何れか他方の帯状透明電極の縁辺に沿った形状を備え、その何れか一方の帯状透明電極が何れか他方の帯状透明電極の形成されていない部分を埋めるように配置しており、平面視で第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極と何れか他方の帯状透明電極との間に生じる隙間に、両帯状透明電極から絶縁しておりその隙間と同等以下の大きさの複数の浮島部を設けたことを特徴とするタッチパッドを提供する。
複数の第1帯状透明電極と、複数の第2帯状透明電極とをスペーサを介して透明絶縁性シート上に交差配置したタッチパッドについて、第1又は第2帯状透明電極の一方の帯状透明電極の縁辺が他方の帯状透明電極の縁辺に沿った形状を備えているため、一方の帯状透明電極が他方の帯状透明電極と重なりにくく配置しうることに加え、お互いの縁辺に沿った形状を維持しながら、お互いの帯状透明電極の形状を任意に変更することができる。これにより、種々の縦横比や外枠形状を有する表示画面に容易に適用することができる。 また、第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極が何れか他方の帯状透明電極の形成されていない部分を埋めるように配置したため、第1帯状透明電極と第2帯状透明電極との重なり部分を少なくすることができる。帯状透明電極を形成する透明導電材は透明といえども完全には透明でないため、こうした透明導電材の重なり部分を減らすことでタッチパッドの透明性の低下を抑えることができる。なお、スペーサには第1帯状透明電極と第2帯状透明電極とを隔てる樹脂フィルムや固着層が相当する。
そして、平面視で第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極と何れか他方の帯状透明電極との間に生じる隙間に、両帯状透明電極から絶縁しておりその隙間と同等以下の大きさの複数の浮島部を設けたため、浮島部がこの隙間の一部を埋めることができる。そのため、この隙間と第1又は第2帯状透明電極が形成された部分との間の透明性や屈折率、反射率、偏光性など差異を少なくすることができる。こうして第1及び第2帯状透明電極を設けて生じるパターン模様を見えにくくすることができる。こうした浮島部は、各帯状透明電極と透明度の略同一の材質で形成することができ、透明電極と同材質で形成することは好ましい。
隣接する第1帯状透明電極間に形成される隙間と、隣接する第2帯状透明電極間に形成される隙間の双方には、浮島部以外に帯状透明電極を形成する材料でなる部位を有しないタッチパッドとすることができる。隣接する第1帯状透明電極間に形成される隙間と、隣接する第2帯状透明電極間に形成される隙間の双方には、浮島部以外に帯状透明電極を形成する材料でなる部位を設けていないため、第1及び第2帯状透明電極を形成する透明導電材の重なり部分を少なくすることができる。
すなわち、平面視で、透明導電材が形成されていない場所は、第1帯状透明電極と第2帯状透明電極との間の隙間であり、透明導電材が一層だけ形成されているのは、第1帯状透明電極の部分と第2帯状透明電極の何れかの部分であり、透明導電材が二層積層されているのは、X方向に伸長する第1帯状透明電極とY方向に伸長する第2帯状透明電極との交差部分だけとすることができる。そして、透明導電材が形成されていない部分と二層の部分を少なくできるので、タッチパッド全体の透明度を均一に近づけ、パターン模様を見えにくくすることができる。
換言すれば、第1帯状透明電極が形成されていない隙間の部分に第2帯状透明電極が埋めるように配置したため、タッチパッドの全面にわたって、ほぼ隙間無く第1帯状透明電極となる透明導電材か、第2帯状透明電極となる透明導電材かが形成される。そして、それらの透明導電材が二層以上重ねられた箇所が少ないため、タッチパッド上のほとんどの場所で透明導電材が二層重ねされる場合と比べて透明度の低下を抑えることができる。そのため、表示装置の視認性の悪化を防止することができる。
前記両帯状透明電極の具体的な形状として、幅狭の連結部でひし形状の膨大部を連結した形状とすることができ、隣接する第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極どうしの間に形成されるひし形状の隙間に、何れか他方の帯状透明電極の膨大部が埋まるように両帯状透明電極を配置することができる。
すなわち、第1帯状透明電極が、平面視でひし形状の膨大部が狭幅の連結部で連結した形状を備え、その第1帯状透明電極が複数個平行して形成されている。そのため、隣接する2つの第1帯状透明電極の合計4つの膨大部に囲まれたひし形状の隙間が第1帯状透明電極の延び方向に沿って規則正しく形成されている。また、第2帯状透明電極も第1帯状透明電極と同様に形成されている。そして第1帯状透明電極と第2帯状透明電極とは一方の膨大部が他方の膨大部間の隙間を埋めるように積層しているため、タッチパッドの全面にほぼ隙間無く帯状透明電極を置くことができ、帯状透明電極のパターン模様を目立たなくすることができる。
また、こうした形状の第1帯状透明電極と第2帯状透明電極が連結部どうしを交差して積層するため、平面視で両電極が重なる部分の面積を小さくすることができ、寄生容量の増加を抑えることができる。よって手指の接触による容量変化を正確に検出することができ、入力操作の感度を高めることができる。
さらに、膨大部がひし形状に形成されているため、表示画面の縦と横が様々な長さの組合せで形成され得る表示装置に対して、縦と横の感度を常に一定に保つことができる。ひし形は隣り合う内角の角度を調整すれば、直交する対角線の長さを適宜変更することができるため、縦や横の長さがどのように形成された表示装置であっても、膨大部の縦方向と横方向の長さを調整することで、第1帯状透明電極と第2帯状透明電極の電極の数量を同数に形成することが容易であり、また、両電極の数量の増減も容易であるからである。これにより、入力操作の感度の調整もまた容易に行うことができる。
膨大部は、そのひし形状の形状を正方形に近づけていくことによって、手指が接触した位置の検出精度を高めることができる。この場合には、第1帯状透明電極と第2帯状透明電極の電極の数量を異なる数に形成しても良い。
浮島部は、少なくとも第1又は第2帯状透明電極の何れか一方の縁辺に沿ってその近傍に設けることができる。浮島部を少なくとも第1又は第2帯状透明電極の何れか一方の縁辺に沿ってその近傍に設けたため、第1帯状透明電極と第2帯状透明電極との間に生じる隙間に浮島部を位置させることができる。また、こうした隙間で浮島部が設けられていないところを少なくすることができる。なおここで「近傍」とは帯状透明電極の縁辺から離れておりかつ近くにあることを意味する。
第1帯状透明電極の縁辺に沿ってその近傍に設けた浮島部と、第2帯状透明電極の縁辺に沿ってその近傍に設けた浮島部とを交互に配置することができる。
第1又は第2帯状透明電極の何れか一方だけの縁辺に沿ってその近傍に浮島部を設けることができるが、第1及び第2帯状透明電極の双方の縁辺に沿ってその近傍に浮島部を設けた方が帯状透明電極や浮島部が全く形成されていないところを少なくできる点で好ましい。さらに、第1帯状透明電極の近傍に設けた浮島部と第2帯状透明電極の近傍に設けた浮島部とを交互に配置すれば、帯状透明電極や浮島部が全く形成されていないところをさらに少なくできる点に加えて、重なって形成されているところを少なくすることができる。そのため、パターン模様をより見えにくくすることができる。
浮島部を平面視で円形状や楕円形状などの環状とすることができる。浮島部を環状とすれば矩形状とする場合に比べて、第1帯状透明電極の縁辺に沿って設けた浮島部と第2帯状透明電極の縁辺に沿って設けた浮島部を重なりにくくすることができる。そのため、パターン模様を目立ち難くすることができる。
矩形状などの多角形状とする場合には、帯状透明電極に対する向きを設定して配置していくことが必要になり、円形状の場合に比べて配置が難しくなる。こうした点で環状の中でも円形状とすれば、その向きを考慮しなくて良く配置が容易である点でさらに好ましい。
第1帯状透明電極を備える透明な第1樹脂フィルムと、第2帯状透明電極を備える透明な第2樹脂フィルムとを有し、それぞれの樹脂フィルムを固着層を介して積層する上記何れかのタッチパッドとすることができる。
帯状透明電極を設けた樹脂フィルムを固着層で固着して形成したため、薄型で軽量なタッチパッドとすることができ、携帯用の電子機器にも装着し易くすることができる。また、可撓性のある樹脂フィルムを用いれば、タッチパッドを湾曲変形させることができ、平坦でない曲面で形成された表示画面上にも装着することができる。
さらに、複数の第1帯状透明電極と、複数の第2帯状透明電極とをスペーサを介して透明絶縁性シート上に交差配置したタッチパッドについて、平面視で第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極と何れか他方の帯状透明電極との間に生じる隙間に、両帯状透明電極から絶縁しておりその隙間と同等以下の大きさの環状の浮島部を設けたことを特徴とするタッチパッドを提供する。
平面視で第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極と何れか他方の帯状透明電極との間に生じる隙間に、両帯状透明電極から絶縁しておりその隙間と同等以下の大きさの環状の浮島部を設けたため、浮島部どうしの重なりを抑えて、この隙間の一部を埋めることができる。そのため、この隙間と第1又は第2帯状透明電極が形成された部分との間の透明性や屈折率、反射率、偏光性など差異を少なくすることができる。そして、第1及び第2帯状透明電極を設けて生じるパターン模様を見えにくくすることができる。浮島部は、各帯状透明電極と透明度の略同一の材質で形成することができ、透明電極と同材質で形成することは好ましい。
表示装置と、該表示装置の画面上に装着した上記何れかのタッチパッドと、を備えるタッチパネルとすることができる。
表示装置と、該表示装置の画面上に装着した上記何れかのタッチパッドと、を備えるタッチパネルとしたため、手指の接触による容量変化を正確に検出することによって入力操作の感度を高めることができ、また、帯状透明電極のパターン模様が目立ちにくいタッチパッドを得ることができる。そのため、表示装置の画面に対する視認性の悪化を防ぎ、入力操作が正確にできるタッチパネルを実現することができる。
本発明のタッチパッドおよびそのタッチパッドを備えるタッチパネルによれば、平面視で両電極が重なる部分の面積を小さくすることで寄生容量の増加を抑え、手指の接触による容量変化を正確に検出して入力操作の感度を高めることができる。そしてタッチパッドの全面にほぼ隙間無く帯状透明電極を配置し、その隙間にも浮島部を配置して、帯状透明電極が形成されて生じるパターン模様を見えにくくし、表示画面の視認性を高めることができる。
第1実施形態のタッチパッドを示す図7のSA−SA断面図。 第1実施形態のタッチパッドの第1帯状透明電極を示す拡大平面図。 図2の領域R1に相当する部位の一つの第1帯状透明電極を示す拡大平面図。 第1実施形態のタッチパッドの第2帯状透明電極を示す拡大平面図。 図4の領域R2に相当する部位の一つの第2帯状透明電極を示す拡大平面図。 図1のタッチパッドの分解説明図。 第1実施形態のタッチパッドにおける各電極の積層状態を示す部分拡大平面図。 第1帯状透明電極と第2帯状透明電極との隙間の大きさが変化した状態を示す平面図であり、分図(A)は適度な隙間があいている状態、分図(B)は隙間が広い状態、分図(C)は隙間が狭い状態。 第2実施形態のタッチパッドの第1帯状透明電極を示す図3相当の拡大平面図。 第2実施形態のタッチパッドの第2帯状透明電極を示す図5相当の拡大平面図。 第2実施形態のタッチパッドにおける各電極の積層状態を示す図7相当の部分拡大平面図。 第3実施形態のタッチパッドの図1相当の断面図。 第3実施形態のタッチパッドの第1帯状透明電極を示す図2相当の拡大平面図。 第3実施形態のタッチパッドの第2帯状透明電極を示す図4相当の拡大平面図。 第4実施形態のタッチパッドにおける各電極の積層状態を示す図7相当の部分拡大図。 変形例のタッチパッドを示す図1相当の断面図。 別の変形例のタッチパッドにおける各電極の積層状態を示す図7相当の部分拡大図。
本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各実施形態で共通する部位、材質については、同一の符号を付して重複説明を省略する。
第1実施形態〔図1〜図7〕
本実施形態のタッチパッド1は、図1の断面図で示すように、第1帯状透明電極12を備える第1樹脂フィルム11と、第2帯状透明電極22を備える第2樹脂フィルム21と、基板フィルム31と、を備えており、各フィルム11,21,31を固着層41で固着した積層構成をしている。そして、各帯状透明電極12,22は、図外の引きまわし線を介して外部の電気回路に接続されるようになっており、CRTやLCD等の表示装置と組み合わせて静電容量式または抵抗式のタッチパネルとして用いることができるものである。
第1樹脂フィルム11は、絶縁性のある透明な透明絶縁シートでなり、その表面には第1帯状透明電極12とその第1帯状透明電極12の周囲に離間して設けた浮島部13とが形成されている。図2には第1樹脂フィルム11上に設けた第1帯状透明電極12の拡大平面図を示す。なお図2は、図1とは異なり第1帯状透明電極12側からみた平面図である。
第1帯状透明電極12は、一方方向(図2、図3では横方向)に伸長しており、隣接する第1帯状透明電極12と平行している。1つの第1帯状透明電極12は、図3で示すように、平面視でひし形状の膨大部12aが直線状の連結部12bによって連結された形状をしている。
浮島部13は、円形状に形成され、膨大部12aの縁辺12cに沿ってその近傍に一列に配置されている。この浮島部13は、第1帯状透明電極12と略同等の透明度を有している。
第2樹脂フィルム21は、第1樹脂フィルムと同様に絶縁性のある透明な透明絶縁シートでなり、図4で示すように、その表面には第2帯状透明電極22とその第2帯状透明電極22の周囲に離間して設けた浮島部23とが形成されている。
第2帯状透明電極22は、第1帯状透明電極12に対する直交方向(図4、図5では縦方向)に伸長しており、その形状は第1帯状透明電極12と同様で図5に示すように、平面視でひし形状の膨大部22aが直線状の連結部22bによって連結された形状をしている。浮島部23も、前記浮島部13と同様に円形状に形成され、膨大部22aの縁辺22cに沿ってその近傍に一列に配置され、また、第2帯状透明電極22と略同等の透明度を有している。
基板フィルム31は透明な樹脂フィルムでなり、タッチパッド1の基材となる部材である。固着層41は、透明な接着剤でなり、第1樹脂フィルム11と第2樹脂フィルム21との間、および第2樹脂フィルム21と基板フィルム31との間に介在して各部材を一体に固着している。第1帯状透明電極12と第2帯状透明電極22との間の固着層41は、第1帯状透明電極12と第2帯状透明電極22とを隔絶するスペーサとしても機能している。
タッチパッド1は、図6で示すように、第1帯状透明電極12と第2帯状透明電極22とが交差するように組み立てられており、図7の領域R3で示すように、平面視で第1帯状透明電極12と第2帯状透明電極22とが連結部12b,22bどうしを直角に交差して、第1帯状透明電極12の膨大部12aで囲まれて生じる隙間B1を第2帯状透明電極22の膨大部22aが埋めており、また、第2帯状透明電極22の膨大部22aで囲まれて生じる隙間B2を第1帯状透明電極12の膨大部12aが埋めている。そして、互いの隙間B1,B2を埋め合ってそれでもなお生じる膨大部12aと膨大部22aとの隙間B3に、図7の領域R4で示すように、浮島部13,23が互いに重ならないように配置される。隙間B1,B2は後述する例における調整部92d、102dは設けられていない。
タッチパッド1を構成する各部材の材質について説明する。
第1樹脂フィルム11、第2樹脂フィルム21、基板フィルム31の材質は、透明性の高い樹脂が使用できる。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)樹脂、ポリエチレンナフタレート(PEN)樹脂、ポリカーボネート(PC)樹脂、メタアクリル(PMMA)樹脂、ポリプロピレン(PP)樹脂、ポリウレタン(PU)樹脂、ポリアミド(PA)樹脂、ポリエーテルサルフォン(PES)樹脂、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)樹脂などが挙げられる。
第1又は第2帯状透明電極12,22の材質には、透明な層を形成できる金属酸化物を用いることができる。例えば、酸化インジウム錫(ITO)、酸化亜鉛、酸化インジウム、アンチモン添加酸化錫、フッ素添加酸化錫、アルミニウム添加酸化亜鉛、カリウム添加酸化亜鉛、シリコン添加酸化亜鉛、酸化亜鉛−酸化錫系、酸化インジウム−酸化錫系、酸化亜鉛−酸化インジウム−酸化マグネシウム系、酸化亜鉛、スズ酸化膜等の種々の透明な導電材料が挙げられる。
浮島部13,23は、各帯状透明電極12,22と同材質で形成することができる。同材質の材料とすれば、各帯状透明電極12,22と同時に印刷などで形成することができ、その透明度も略同等に形成しやすいからである。しかしながら、透明度の微調整のため、同材質を用いながらそれに混合する添加材の有無、添加量を変化させたり、異材質を用いたりすることも可能である。
固着層41には、樹脂フィルム11,21,31同士を固着しうる透明な接着剤であれば足り、例えば、アクリル系接着剤、ウレタン系接着剤、エポキシ系接着剤などが挙げられる。また、場合により両面テープなどを用いても良い。
樹脂フィルム11,21上への帯状透明電極12,22や浮島部13,23の形成は、真空蒸着法、スパッタリング法、イオンプレーティング法などのPVD法やCVD法などのめっき法、塗工、印刷などを挙げることができる。帯状透明電極12,22や浮島部13,23の厚みは、およそ5nm〜100nmである。
印刷によれば、帯状透明電極12,22と浮島部13,23を同時に形成できる点で好ましい。めっき法による場合や印刷法や塗工法による場合でも、樹脂フィルム11,21上へ、帯状透明電極12,22や浮島部13,23となる薄膜を形成した後、レーザーやエッチングにて余分な部分を除去することにより、所望の形状をした帯状透明電極12,22と浮島部13,23を得ることができる。
タッチパッドの製造において、仮に、第1又は第2帯状透明電極12,22の何れか一方の膨大部12a,22aで、何れか他方の膨大部22a,12aで囲まれた隙間を完全に埋めるためには高精度な製造技術を必要とし歩留まりが悪くなる。また、重ね合わせ位置の僅かなずれがあれば、一方の膨大部12a,22aと他方の膨大部22a,12aとの重なり部分が増え、寄生容量が増加して入力操作の感度が悪化する。しかしながら、第1又は第2帯状透明電極12,22の何れか一方の膨大部12a,22aで囲まれた隙間B1,B2より、何れか他方の膨大部22a,12aの大きさを小さく形成し、第1帯状透明電極12と第2帯状透明電極22との間に隙間B3を生じさせ、この隙間B3の大きさよりも小さな浮島部13,23を設けたたため、第1又は第2帯状透明電極12,22の何れか一方の膨大部12a,22aと、第1又は第2帯状透明電極12,22の何れか他方の膨大部22a,12aとが重なりにくくなり、寄生容量の増大を抑え入力操作の感度を高めることができる。
第1帯状透明電極12と第2帯状透明電極22の隙間B3が適度に開いた場合を図8(A)に示す。この隙間B3は.0.1mm〜0.5mm、好ましくは0.3mm前後とする。第1フィルム11と第2フィルム21との重ね合わせ精度がプラスマイナス0.3mm程度となる場合が多く、また操作を行う手指の大きさに基づくからである。また、浮島部13,23の直径は隙間B3の大きさと同等以下とし、好ましくは隙間B3の大きさの50%〜100%、より好ましくは60%〜70%とする。浮島部13,23の直径が小さすぎると隙間Bを埋める面積が小さくなり、大きすぎると浮島部13,23どうし、あるいは浮島部13,23と帯状透明電極12,22間での重ね合わせ部分が大きくなりすぎるからである。
第1帯状透明電極12の縁片12cに沿った近傍に設ける浮島部13は、第1帯状透明電極12の縁片12cと接触しない僅かに離れた位置から隙間B3まで離れた位置までの間で、その間隔を設けることができるが、縁片12cから隙間B3の長さの30%〜40%の長さだけ離れていることが好ましい。第1帯状透明電極12と第2帯状透明電極22との重ね合わせの際に位置ずれが起きても、電極パターンの重なり部分と重ならない部分の発生をより少なくするためである。
第2帯状透明電極22の縁片22cに沿った近傍に浮島部23を設ける場合も同様である。
こうした浮島部13,23を設けると、第1帯状透明電極12と第2帯状透明電極22の隙間B3が適度に開いた図8(A)に示した状態に限らず、これよりも隙間B3がやや開いた場合である図8(B)に示した状態や、これよりも隙間B3がやや狭まった場合である図8(C)に示した状態になっても、帯状透明電極12,22や浮島部13,23の重なり部分や、帯状透明電極12,22や浮島部13,23が形成されていない部分を、大きくさせないことが可能である。
また、浮島部13,23は、帯状透明電極12,22から離れて絶縁しているので、このように第1帯状透明電極12と第2帯状透明電極22との積層位置がずれた場合であっても寄生容量は生じにくい。
そして、隣接する第1帯状透明電極12の間、または隣接する第2帯状透明電極22の間に浮島部12b、22b以外には帯状透明電極12,22を形成する材料でなる部位を有しないため、こうした電極を形成する材料が広い範囲で積層した従来技術に比べて透明度の低下を抑え、表示装置の視認性の悪化を防止することができる。
第2実施形態〔図9〜図11〕
本実施形態のタッチパッド51も、先の実施形態で示したタッチパッド1と同様の積層構成を有している。タッチパッド1との相違は、第1帯状透明電極62と第2帯状透明電極72の形状である。
第1帯状透明電極62は、図9で示すように、その縁辺62cがだ円の円弧でなる四角形状をした膨大部62aとその膨大部62aを繋ぐ連結部62bとでなる形状をし、第2帯状透明電極72は、図10で示すように、第1帯状透明電極62の縁辺62cに沿った形状の円弧でなる縁辺72cを有する楕円状をした膨大部72aとその膨大部72aを繋ぐ連結部72bとでなる形状をしている。そして、この第1帯状透明電極62と第2帯状透明電極72が直角に交差して、図11で示すパターン模様を形成している。
タッチパッド51のように、第1帯状透明電極62の膨大部62aの形状と、第2帯状透明電極72の膨大部72aの形状が異なっていても、一方の帯状透明電極62,72の縁片62c、72cが、もう一方の帯状透明電極72,62の縁片72c、62cに沿う相対形状をしているため、平面視で第1帯状透明電極62と第2帯状透明電極72との重なり部分を少なくして、帯状透明電極62,72や浮島部63,73で生じるパターン模様を見えにくくすることができる。
第3実施形態〔図12〜図14〕
本実施形態のタッチパッド81の断面図を図12に示す。タッチパッド81は、図13で示すように、隣接する2つの第1帯状透明電極92の膨大部92aに囲まれた隙間B1に、パターン模様の見え方を調整する調整部92d,92dを設けている。さらに図14で示すように、隣接する2つの第2帯状透明電極102の膨大部102aに囲まれた隙間B2に、パターン模様の見え方を調整する調整部102d,102dを設けている。これらの点で、こうした隙間B1,B2には浮島部13,23,63,73以外に何も設けていない上述のタッチパッド1,51とは異なる。調整部92d、102dも第1帯状透明電極92や第2帯状透明電極102と同様の材質で形成することができる。
調整部92d、102dは、浮島部13,23,63,73と同様に帯状透明電極92,102からは離れて絶縁している必要がある。また、図13,図14に示した調整部92d、102dは一例であり、他の形状に変更することができる。調整部92d、102dは、浮島部13,23,63,73と同様の材質で形成することができる。
タッチパッド81のように、第1帯状透明電極62の膨大部62aと第2帯状透明電極72の隙間B2に形成された調整部102dとが重なり、また、第2帯状透明電極72の膨大部72aと第1帯状透明電極62の隙間B1に形成された調整部92dとが重なっているため、タッチパッド81全体に透明導電材が二層に形成された部分を広く有する。このため、全体的にタッチパッド81の透明度は、透明導電材が一層で形成されている場合に比較して劣るものの、全体としてほぼ均一の透明度を有することができ、パターン模様を見えにくくしている。
第4実施形態[図15]
本実施形態のタッチパッド111の電極の積層状態図15に示す。タッチパッド111は、図15で示すように、線状に形成された複数の第1帯状透明電極112と同様に線状に形成された複数の第2帯状透明電極113を有し、その2種類の帯状透明電極112,113が重なってできる隙間B4に円形状の浮島部114を設けている。
タッチパッド111では、膨大部が形成されていないため、第1帯状透明電極112と第2帯状透明電極113でできる網目がそのまま隙間B4となっているが、この隙間B4に浮島部114を設けたため帯状透明電極112,113や浮島部114で生じるパターン模様を見えにくくすることができる。
変形例[図16,図17]
上述の各実施形態で示したタッチパッド1,51,81、111は、次のような変更が可能である。
まず、第1樹脂フィルム11に第1帯状透明電極を備え第2樹脂フィルム21に第2帯状透明電極を備える例を示したが、一の樹脂フィルムの一方面に第1帯状透明電極を設け、他方面に第2帯状透明電極を設けることができる。これによって、樹脂フィルムの使用を少なくすることができ、タッチパッドの薄型化をすることができる。
また、図16で示すように第1、第2樹脂フィルム11,21のそれぞれの表面にパターン模様を設けることもできる。この場合は、タッチパッド115の表面に第1帯状透明電極12が表出するため、第1帯状透明電極12を保護するオーバーコートフィルム116を設けることが好ましい。
また、基板フィルム31は設けない構成とすることもできる。
浮島部13,63を第1帯状透明電極12,62の縁辺12a,62aに沿って第1樹脂フィルム11上に設け、浮島部23,73を第2帯状透明電極22,72の縁辺22a,72aに沿って第2樹脂フィルム21上に設けたが、そのどちらか一方のみの浮島部を設けることとしても良い。
また、浮島部の形状や大きさは適宜変更することができ、膨大部12a,22a,62a,72aの縁片12c、22c、62c、72cに沿って、1列ではなく2列、あるいはそれ以上設けることができる。また、その形状も円形を例示したが、円形以外にも楕円形を含む角が角張っていない環状や、矩形や多角形、その他外縁が定形を有しない任意の形状とすることができる。
浮島部の大きさは、均一である必要はなく、大小が混ざった大きさとすることができる。図17には正方形状の膨大部132a,142aに大きさの異なる複数の浮島部133a,133b,143a,143bを設けたタッチパッド121を示す。このタッチパッド121は、第1帯状透明電極132と第2帯状透明電極142の互いの膨大部132a,142a間の隙間B3の長さの50%程度の直径の大きな浮島部133a,143aと、隙間B3の15%程度の直径の小さな浮島部133b,143bが形成されている。異なる大きさの浮島部を詰め合わせていくことによって、浮島部の配置されない部分をさらに少なくできる点で好ましい。
また、上記各層以外に、必要に応じて任意に別の層を設けることができる。例えば、全体的に色彩を付与するための着色層や、光の屈折率を変化させたり偏光させるための層、表面を保護するための保護層など種々の層を設けることも可能である。
1 タッチパッド(第1実施形態)
11 第1樹脂フィルム
12 第1帯状透明電極
12a 膨大部
12b 連結部
12c 縁辺
13 浮島部
21 第2樹脂フィルム
22 第2帯状透明電極
22a 膨大部
22b 連結部
22c 縁辺
23 浮島部
31 基板フィルム(透明基板)
41 固着層
51 タッチパッド(第2実施形態)
62 第1帯状透明電極
62a 膨大部
62b 連結部
62c 縁辺
63 浮島部
72 第2帯状透明電極
72a 膨大部
72b 連結部
72c 縁辺
73 浮島部
81 タッチパッド(第3実施形態)
92 第1帯状透明電極
92a 膨大部
92b 連結部
92c 縁辺
92d 調整部
93 浮島部
102 第2帯状透明電極
102a 膨大部
102b 連結部
102c 縁辺
102d 調整部
103 浮島部
111 タッチパッド(第4実施形態)
112 第1帯状透明電極
113 第2帯状透明電極
114 浮島部
115 タッチパッド(変形例)
116 オーバーコートフィルム
121 タッチパッド(別の変形例)
132 第1帯状透明電極
132a 膨大部
132b 連結部
132c 縁辺
133 浮島部
142 第2帯状透明電極
142a 膨大部
142b 連結部
142c 縁辺
143 浮島部
R1〜R5 領域
B1 第1帯状透明電極の膨大部に囲まれた隙間
B2 第2帯状透明電極の膨大部に囲まれた隙間
B3 第1帯状透明電極の膨大部と第2帯状透明電極の膨大部との間の隙間
B4 第1帯状透明電極と第2帯状透明電極との間の隙間

Claims (8)

  1. 連結部で膨大部を連結した形状からなる複数の第1帯状透明電極と複数の第2帯状透明電極とをスペーサを介して透明絶縁性シート上に交差配置したタッチパッドにおいて、
    第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極の縁辺が何れか他方の帯状透明電極の縁辺に沿った形状を備え、その何れか一方の帯状透明電極が何れか他方の帯状透明電極の形成されていない部分を埋めるように配置しており、
    平面視で第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極と何れか他方の帯状透明電極との間に生じる隙間に、両帯状透明電極から絶縁しておりその隙間と同等以下の大きさの複数の浮島部を設け
    前記浮島部のうち、第1帯状透明電極の一の膨大部とそれに隣接する第2帯状透明電極の一の膨大部との間で、第1帯状透明電極の縁片に沿ってその近傍に設けた複数の浮島部と、第2帯状透明電極の縁片に沿ってその近傍に設けた複数の浮島部とが、両縁片に沿う方向で交互に配置したタッチパッド。
  2. 複数の第1帯状透明電極と、複数の第2帯状透明電極とをスペーサを介して透明絶縁性シート上に交差配置したタッチパッドにおいて、
    平面視で第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極と何れか他方の帯状透明電極との間に生じる隙間に、両帯状透明電極から絶縁しておりその隙間と同等以下の大きさの環状の浮島部を設けたことを特徴とするタッチパッド。
  3. 隣接する第1帯状透明電極間に形成される隙間と、隣接する第2帯状透明電極間に形成される隙間の双方には、浮島部以外に帯状透明電極を形成する材料でなる部位を有しない請求項1または請求項2記載のタッチパッド。
  4. 前記両帯状透明電極が幅狭の連結部でひし形状の膨大部を連結した形状を備え、隣接する第1又は第2の何れか一方の帯状透明電極どうしの間に形成されるひし形状の隙間に、何れか他方の帯状透明電極の膨大部が埋まるように両帯状透明電極が配置する請求項1〜請求項3何れか1項記載のタッチパッド。
  5. 少なくとも第1又は第2帯状透明電極の何れか一方の縁辺に沿ってその近傍に浮島部を設けた請求項1〜請求項4何れか1項記載のタッチパッド。
  6. 第1帯状透明電極を備える透明な第1樹脂フィルムと、第2帯状透明電極を備える透明な第2樹脂フィルムとを有し、それぞれの樹脂フィルムを固着層を介して積層する請求項1〜請求項5何れか1項記載のタッチパッド。
  7. 前記複数の浮島部には互いに大きさの異なる浮島部を有する請求項1〜請求項6何れか1項記載のタッチパッド。
  8. 表示装置と、該表示装置の画面上に装着した請求項1〜請求項7何れか1項記載のタッチパッドと、を備えるタッチパネル。
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