JP5220530B2 - サージ防護装置 - Google Patents
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Description
SPDを構成する非直線素子は、素子にかかる両端電圧で抵抗値が変化し、素子両端電圧が低い場合は抵抗が高く、殆ど導通しないが、素子両端の電圧が高くなると抵抗値が小さくなる特性を持っている。そのため雷サージが給電線へ侵入するとサージ電流が接地へ分流し、保護対象装置を防護できる。
さらに、特許文献3には、温度ヒューズ機能と電流ヒューズ機能からなる二つの切り離し機能を温度ヒューズと切り離し導体で機能分離したことにより、機械的強度に余裕のある温度ヒューズの選定が容易となり、過大サージに対して安定した遮断性能を発揮させる直撃雷用SPDが開示されている。
従来のサージ防護装置は、例えば図示のように、SPD1−1、1−2及び1−3と、温度ヒューズやブレーカ等による分離器2−1、2−2及び2−3と、入力ブレーカ3と、接地線4−1と、給電線4−2、4−3、及び4−4と、SPD分離器17を備える。SPD分離器17は、例えば、各系統について過電流遮断機能を備えるブレーカである。保護対象装置10は、この例では、給電線4−2及び4−4(給電線4−1は接地)により給電される。なお、TN式とは、配電用トランスの高低圧部分に高圧がかかることを防止する系統接地と低圧電路に接続される負荷装置を保護する機器接地が接地線で等電位化されている給電方式である。つまり、系統接地が接地線で負荷装置まで引き伸ばされ機器接地としても使用される方式である。
SPD分離器17にブレーカを用いる場合、SPD1−1又は1−2又は1−3が劣化し、低抵抗体となった時に流れる故障電流次第ではSPD分離器17よりも保護対象装置10の入力ブレーカ3が先に遮断動作する場合がある。
また、雷サージに対する耐力を備えさせると、SPD分離器17の定格容量(定格電流)が保護対象装置10の入力ブレーカ3よりも大きくなり、商用電源入力状態でSPD劣化故障時に保護対象装置10の入力ブレーカ3と保護協調が取れない場合がある。すなわち、ここでいう保護協調が取れない場合とは、例えば、入力ブレーカ3がSPD分離器17として用いられたブレーカより先に電路を遮断し、保護対象装置10に給電されなくなる場合である。
また、SPD分離器17にブレーカを用いる場合、SPD1−1又は1−2又は1−3に雷サージ電流が流れる時にはSPD分離器17として用いられたブレーカはインピーダンスが大きいため、SPD1−1又は1−2又は1−3に加えてブレーカ(SPD分離器17)でも大きな過電圧が発生したり誤動作(開放動作)をする場合がある。
なお、ブレーカの場合は遮断が接点の機械的動作のため遮断時間が長く逆起電力は小さい。
さらに、本発明は、SPD故障発生時の給電線からのSPD分離を定格電流の低いサーキットプロテクターで行うことで、遮断時にSPDに流れる最大電流が抑制できるとともに、サーキットプロテクターの機械的な接点の遮断時間が長いため、従来のSPD分離用ヒューズやブレーカで遮断時に発生していた急激な電流の時間変化で発生する誘導起電力が低減できることで、SPDを給電線から分離する時に発生する電圧跳ね上がりを低減することを目的のひとつとする。
保護対象装置側で保護対象装置に電気を供給する非接地の第1の給電線と、
電源側で接地され、保護対象装置側へ供給される接地線と、
電源側の非接地の第2の給電線と、
非接地の前記第1の給電線と前記第2の給電線との間に設けられ、前記第1の給電線と前記第2の給電線とを接続又は切離す入力ブレーカと、
保護対象装置側の前記第1の給電線と前記接地線間に直列に設けられた、遮断部の第1のスイッチ、第1の分離器、第1のサージ防護デバイス、第2のサージ防護デバイス、及び、第2の分離器と、
前記第2のサージ防護デバイスと前記第2の分離器の直列回路に並列に設けられ、前記遮断部を遮断動作させる駆動部と、
を備え、
前記第1のサージ防護デバイスの故障時に、前記第1のサージ防護装置を通る短絡電流を、前記第1の給電線から、前記遮断部の第1のスイッチ、前記第1の分離器、前記第1のサージ防護デバイス、前記駆動部を介して、前記接地線へ流すことで、前記駆動部が前記遮断部の第1のスイッチを駆動して前記入力ブレーカより先に切断するようにした、サージ防護装置が提供される。
さらに、本発明によると、SPD故障発生時の給電線からのSPD分離を定格電流の低いサーキットプロテクターで行うことで、遮断時にSPDに流れる最大電流が抑制できるとともに、サーキットプロテクターの機械的な接点の遮断時間が長いため、従来のSPD分離用ヒューズやブレーカで遮断時に発生していた、急激な電流の時間変化で発生する誘導起電力が低減できることで、SPDを給電線から分離する時に発生する電圧跳ね上がりの低減することができる。
図1は、本実施の形態によるサージ防護装置の構成図である。
本実施の形態は、三線式給電方式(TN式)に適用した例である。なお、TN式とは、配電用トランスの低圧部分に高圧がかかることを防止する系統接地と低圧電路に接続される負荷装置を保護する機器接地が接地線で等電位化されている給電方式である。つまり、系統接地が接地線で負荷装置まで引き伸ばされ機器接地としても使用される方式である。なお、本発明はこれらに限らず、二線式や、系統接地と機器接地が接地線で等電位化されている他の給電方式でも適宜適用することができる。
本実施の形態によるサージ防護装置の構成では、例えば、各給電線4−4、4−3及び4−2について、それぞれ、SPD1−1、1−2及び1−3と、分離器(温度ヒューズ等)2−1、2−2及び2−3と、さらにスイッチ7−1、7−2及び7−3とを直列接続した回路を、サーキットプロテクター6を介して接地線4−1に接続する。また、サーキットプロテクター6については、並列にSPD1−4及び分離器2−4の直列回路を有する。
遮断部7は、例えば、サーキットプロテクター6のトリップ信号(電磁力等)を受けて3極の接点を遮断できるスイッチである。また、遮断部7は、切離しコイルを含まない。
上述のように、本実施の形態によるサージ防護装置の構成では、給電線4−4、4−3及び4−2のそれぞれに一端が接続されたSPD1−1、1−2及び1−3の他端と接地線4−1間に、SPD1−4と分離器(SPD保護用の温度ヒューズ等)2−4の直列回路をサーキットプロテクター6と並列に接続した回路を取り付ける。サーキットプロテクター6は、入力ブレーカ3に使用される配線用遮断器と同様に内部にスイッチの接点を動作させるコイルを備えており、過電流で接点を遮断する要素である。また、サーキットプロテクター6は、定格電流が小さく、遮断時間が長く、接点の極数と小さな定格電流領域について多様な商品ラインナップを持つことが特徴である。サーキットプロテクター6は、入力ブレーカ3に比べ定格電流が小さく、コイルのインダクタンスが大きい。そのため、雷サージ電流がSPD1−1又は1−2又は1−3へ流れる場合には、周波数の高い雷サージ電流は、SPD1−4と分離器(SPD保護用の温度ヒューズ等)2−4をサーキットプロテクター6と並列にした回路では、ほとんどがSPD1−4側を流れるため、サーキットプロテクター6は遮断動作しない。また、SPD1−1又は1−2又は1−3の故障で流れる故障電流(短絡電流)は、SPD1−4と分離器(SPD保護用の温度ヒューズ等)2−4をサーキットプロテクター6と並列にした回路については、入力ブレーカ3よりも定格電流の小さいサーキットプロテクター6側を流れるため、入力ブレーカ3よりも前にサーキットプロテクター6が遮断動作する。それによりSPD1−1又は1−2又は1−3の故障時に、保護対象装置10への給電へ影響を与えずにSPD1−1、1−2及び1−3を給電線4−4、4−3及び4−2からそれぞれ切離すことができる。このとき、サーキットプロテクター6の遮断動作と連動して、接点の遮断ができる遮断部をSPD1−1、1−2及び1−3と各給電線4−4、4−3及び4−2の接続点に設け、SPD1個の故障で、全てのSPD1−1、1−2及び1−3を給電線から遮断することができる。ここで、定格電流とは、例えば、ブレーカが切れない(トリップしない)上限の電流等で定義される。なお、サーキットプロテクター6の動作及び入力ブレーカ3とサーキットプロテクター6の動作協調の詳細については後述する。
図2に、本実施の形態のサージ防護装置において、通常時に雷サージが侵入した場合の雷サージ電流の流れについての説明図を示す。
図中、雷サージが給電線に侵入した場合に流れる電流(雷サージ電流)を矢印で示す。雷サージ電流は、例えば、給電線4−4においては、スイッチ7−1及び分離器2−1を経てSPD1−1を通り接地線4−1へ流れる。このとき、SPD1−4と分離器(SPD保護用の温度ヒューズ等)2−4をサーキットプロテクター6と並列にした回路では、サーキットプロテクター6側は内部インダクタンスが大きく、高い周波数の電流が流れにくいため、雷サージ電流のほとんどがSPD1−4及び分離器2−4を通り接地線4−1へ流れる。このため、雷サージ電流を正常に大地へ逃がすことができる。これにより、本実施の形態のサージ防護装置では、保護対象装置10を雷サージから守ることができる。給電線4−2又は4−3に雷サージが侵入した場合も同様に、雷サージ電流のほとんどがSPD1−4及び分離器2−4を通り接地線4−1へ流れるため、雷サージ電流を正常に大地へ逃がすことができる。
また、サーキットプロテクター6へ分流する雷サージ電流でサーキットプロテクター6が誤動作するようであれば、サーキットプロテクター6と直列にインダクタンスの大きなコイルや抵抗等を挿入することで、分流する電流を低減させることも可能である。
この図では、一例として、SPD1−1が故障した場合のSPD1−1を通る故障(短絡)電流を矢印で示す。故障したSPD1−1にかかる電圧は商用電源電圧のため、他の正常な3つのSPD1−2、1−3及び1−4は高抵抗のため電流が流れないため、故障電流は接地線4−1へサーキットプロテクター6側を通って流れる。そのため、サーキットプロテクター6は、SPD1−1又は1−2又は1−3に流れる故障電流により(故障を検知し)、サーキットプロテクター6と連動し遮断動作する機能を持つ遮断部7で、各SPD1−1、1−2及び1−3と給電線4−4、4−3及び4−2間を遮断させる。このとき、サーキットプロテクター6は、入力ブレーカ3に比べ定格電流が小さいため入力ブレーカ3より先に遮断する。なお、サーキットプロテクター6内部に接点を有する場合も同様に、内部コイルで発生する電磁力によって接点を切離すことができる。
これにより、本実施の形態のサージ防護装置は、SPDの故障状況(抵抗値)によらずに、保護対象装置10への給電へ影響なくSPD1−1、1−2及び1−3を給電線4−4、4−3及び4−2より遮断できる。また、SPD1−1、1−2及び1−3と給電線4−4、4−3及び4−2間の遮断部7に切離しコイルが無くインダクタンスの小さなスイッチを使用するため、雷サージにより遮断部7で生じる過電圧を低減することが可能である。
(1)動作協調(保護協調)
図4は、入力ブレーカとサーキットプロテクターの動作協調の説明図である。
一般的にサーキットプロテクター6と入力ブレーカ3について、定格電流に対する倍率と遮断時間の関係(特性)は類似しているため、サーキットプロテクター6と入力ブレーカ3の動作協調(保護協調)は、定格電流が小さいものほど、故障電流が小さい場合でも、大きい場合でも早く動作する。つまり、ブレーカは定格電流が大きいほど大電流ならびに、小電流の遮断時間が長いため、定格電流の低いブレーカは高いブレーカよりも早く動作するので、本実施の形態では、サーキットプロテクター6は、入力ブレーカ3より定格電流が低いものを選定する。これにより、サーキットプロテクター6は、入力ブレーカ3よりも早く遮断することができる(動作協調、保護協調)。
(2)温度ヒューズ
分離器2−1及び/又は2−2及び/又は2−3として、例えば、温度ヒューズを用いる場合、分離器用の温度ヒューズは、雷サージ電流が流れても切れてはならず、SPD1−1又は1−2又は1−3が劣化して、通常の交流電源電圧(商用電源電圧)で漏れ電流が流れた場合のみ電路を遮断する働きが求められる。すなわち、温度ヒューズについては、以下の機能を有する。
・SPD1−1又は1−2又は1−3の正常時は、雷サージ電流がながれても切れない。なお、SPD1−1又は1−2又は1−3の故障時は、上述のようにある程度の電流(故障電流)により、遮断部7が既に遮断されている。そのためSPDが故障した系統については、雷サージ電流は流れない。
・温度ヒューズ(分離器2−1又は2−2又は2−3)が切れる場合は、例えば、SPD1−1又は1−2又は1−3が劣化して、SPD1−1又は1−2又は1−3の絶縁が低下してSPD1−1又は1−2又は1−3から漏れ電流が流れ、且つ、サーキットプロテクター6が動作しない(遮断部7が切れない)場合が想定される。例えば、サーキットプロテクター6の定格電流以下の漏れ電流が流れている場合等が挙げられる。
(3)遮断特性
図5に、遮断特性についての説明図を示す。
一般に、アンラッチングタイムとは、ある過電流がある時間NFB(No Fuse Breaker)に流れた場合、動作に至らない最大の過電流通電時間をいう。入力ブレーカ3とサーキットプロテクター6の動作協調を確保するためには、さらに、入力ブレーカ3のアンラッチングタイムをサーキットプロテクター6の動作特性曲線とクロスしないように長くすればよい。例えば、短限時引き外し特性をもつノーヒューズブレーカー(NFB)や、そのように調整可能な電子式NFB等を用いることができる。
2−1、2−2、2−3、2−4 分離器
3 入力ブレーカ
4−1 接地線
4−2、4−3、4−4 給電線
6 サーキットプロテクター(駆動部)
7 遮断部
7−1、7−2、7−3 スイッチ
10 保護対象装置
17 SPD分離器
Claims (15)
- 保護対象装置側で保護対象装置に電気を供給する非接地の第1の給電線と、
電源側で接地され、保護対象装置側へ供給される接地線と、
電源側の非接地の第2の給電線と、
非接地の前記第1の給電線と前記第2の給電線との間に設けられ、前記第1の給電線と前記第2の給電線とを接続又は切離す入力ブレーカと、
保護対象装置側の前記第1の給電線と前記接地線間に直列に設けられた、遮断部の第1のスイッチ、第1の分離器、第1のサージ防護デバイス、第2のサージ防護デバイス、及び、第2の分離器と、
前記第2のサージ防護デバイスと前記第2の分離器の直列回路に並列に設けられ、前記遮断部を遮断動作させる駆動部と、
を備え、
前記第1のサージ防護デバイスの故障時に、前記第1のサージ防護装置を通る短絡電流を、前記第1の給電線から、前記遮断部の第1のスイッチ、前記第1の分離器、前記第1のサージ防護デバイス、前記駆動部を介して、前記接地線へ流すことで、前記駆動部が前記遮断部の第1のスイッチを駆動して前記入力ブレーカより先に切断するようにした、サージ防護装置。
- 前記第1の給電線からの雷サージを、前記遮断部の第1のスイッチ、前記第1の分離器、前記第1のサージ防護デバイス、前記第2のサージ防護デバイス、及び、前記第2の分離器を介して、前記接地線へ流すようにしたことを特徴とする請求項1に記載のサージ防護装置。
- 前記第1及び第2のサージ防護デバイスは、電圧制限型サージ保護デバイスであることを特徴とする請求項1又は2に記載のサージ防護装置。
- 保護対象装置側の非接地の第3の給電線と、
前記入力ブレーカにより前記第3の給電線と接続又は切離される、電源側の非接地の第4の給電線と、
保護対象装置側の前記第3の給電線と前記接地線間に設けられた、前記遮断部の第2のスイッチ、第3の分離器、及び、第3のサージ防護デバイス、
をさらに備え、
前記第3のサージ防護デバイスの故障時に、前記駆動部が前記遮断部の第1及び第2のスイッチを駆動して、前記入力ブレーカより先に切断するようにしたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 一点接地系のTN系統の給電系統に用いられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 前記駆動部は、定格電流が保護対象装置の前記入力ブレーカよりも低く、かつ、雷サージ電流の分流で誤動作しないような大きさのインダクタンスを持たせたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 前記遮断部及び前記駆動部による構成及び前記入力ブレーカは、短限時引き外し特性を持つことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 遮断時間と電流との関係を表す動作特性において、少なくとも瞬時引き外し電流以下の長限時引き外し領域及び/又は短限時引き外し領域で、前記遮断部及び前記駆動部の遮断時間が、前記入力ブレーカの遮断時間より短いことを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 遮断時間と電流との関係を表す動作特性において、前記遮断部及び前記駆動部による構成の瞬時引き外し領域での遮断時間を、前記入力ブレーカの瞬時引き外し領域でのアンラッシングタイムより短くすることで、前記入力ブレーカのアンラッシングタイムを、前記遮断部及び前記駆動部による構成の動作特性とクロスしないようにしたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 前記駆動部と直列に設けられ、雷サージ電流の前記駆動部への分流を抑制するために抵抗値の十分大きな抵抗体、又は、インダクタンスの十分大きなコイル、又は、該抵抗体及び該インダクタンスの両方を備えたことを特徴とする請求項1乃至9のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 前記駆動部は、さらに内部のコイルに直列に設けられ、該コイルにより遮断動作するスイッチを備えたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 前記遮断部及び前記駆動部による構成及び前記入力ブレーカは、電磁式ノーヒューズブレーカ又は電子式ノーヒューズブレーカであることを特徴とする請求項1乃至11のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 前記第1及び第2の分離器は、温度ヒューズであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれかに記載のサージ防護装置。
- 前記温度ヒューズは、前記第1及び第2のサージ保護デバイスの定格電流より小さい電流領域で、前記第1及び第2のサージ防護デバイスの漏れ電流による発熱で、前記第1及び第2のサージ防護デバイスを回路から切離すように構成したことを特徴とする請求項13に記載のサージ防護装置。
- 少なくとも、前記遮断部、前記第1及び第2の分離器、前記第1及び第2のサージ防護デバイス、前記駆動部のうち、いずれか複数又は全てを1つのユニットへまとめて一体化させた構造を有することを特徴とする請求項1乃至14のいずれかに記載のサージ防護装置。
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