JP5220119B2 - 一時的に取り付けられた側方面材を備える衛生用品 - Google Patents

一時的に取り付けられた側方面材を備える衛生用品 Download PDF

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Description

本発明は、使用時に使用者に面する内面と、使用時に使用者とは反対側に面する外面と、任意的にそれらの間における吸収コアとを有する衛生用品に関するものである。こうした衛生用品は、前方ウエスト領域と後方ウエスト領域とを、長手方向に沿って前方ウエスト領域と後方ウエスト領域とを接続する股領域とともにさらに備え、かつ、前方または後方ウエスト領域のいずれかから横方向において外側へ向かって延在する側方面材を有する。側方面材のそれぞれは少なくとも二つの材料部片(material segment)を備えており、少なくとも二つの材料部片は重ねシーム(lap seam)によって互いに接続されており、このものにおいて材料部片は横方向における遠位部片および近位部片を規定する。各側方面材遠位縁部には固定部材が配置されており、固定部材は、衛生用品がパンツ形状を呈するように前方または後方ウエスト領域に側方面材を固定可能である。側方面材は、使用前に衛生用品長手方向中央線のほうへ折りたたまれており、かつ少なくとも一つの一時的な取り付け部(temporary attachment)によって、内面または外面に取り付けられる。
今日、側方面材を備える吸収製品は、開放された吸収用品において非常に一般的であり、当業者によく知られている。固定タブの代わりに側方面材を使用することによって、製品の基体をより幅狭にすることができ、それによって、材料費を低くすることだけでなく、製品が使用者の皮膚を必要以上に覆わないために着用がより快適な製品が形成できるようになる。他の利点として、側方面材を弾性または通気性などの望ましい特性を有するように製造することがより容易となることが挙げられる。
そうした側方面材には製造問題に関する欠点がある。吸収製品は非常に高速で製造されるものであり、それゆえ横方向において外側に向かって延在する側方面材は、材料片による機械の目詰まり(jamming)などを引き起こし得る。この問題は、工程における側方面材の緩んだ遠位端部の一時的な取り付け部によって対処可能であり、後ステージでの当該取り付け部は用品に使用された際には使用者によって取り除かれる。そうした一時的な取り付け部は例えば特許文献1および特許文献2に開示されている。
上述したように、側方面材は、弾性および通気性などの特定の特性を有するように製造できる。そうした側方面材は、多くの場合、少なくとも二つの材料部片から構成される。弾性材料および通気性材料は単純な不織布積層体に比べてより高価な傾向があるが、使用されるそうした高価な材料の量が低減できるため、異なる材料部片を組み合わせることは利点となる。利点に関するさらなる理由として、弾性材料が通気性材料と同様にあまり大きくないせん断強度を有するため、大きな材料片が使用された場合に、側方面材が、使用時に面材にもたらされる力に耐えることができない可能性があることが挙げられる。そうした側方面材は特許文献3、特許文献4および特許文献5に開示されている。
これら側方面材に伴う一般的な問題は、異なる材料部片間の取り付け部が、側方面材構造における弱点をもたらし得ることである。これは、異なる材料部片が重ねシームによって互いに取り付けられる場合には一般的にあまり大きな問題とはならない、つまりこれは、重ねシームが、用品の使用時の剥離力よりもむしろせん断力に影響されるようになることを意味している。重ねシームは、一般的に、剥離力が生じた場合よりもせん断力が生じた場合の破損に対して高い抵抗性を有している。
側方面材が製造および移送中に一時的に取り付けられる場合の、二つの材料部片を備える側方面材を有する吸収用品が特許文献6に開示されている。側方面材の材料部片は、重ねシームによって連結されかつZ構造に折り曲げられ、そして一時的にZ構造にされる。使用者が一時的な取り付け部を取り除くために側方面材を外側へ引っ張るとき、せん断力が重ねシームと一時的な取り付け部の両方にもたらされる。一つの取り付け部が破損されることが望まれる場合には、もしせん断力が同じ取り付け部に付与されても剥離力はせん断力ほど強くはないため、剥離力を伴うことが有利となる。したがって、せん断力が破損されることを意図された取り付け部にもたらされる場合では、その力の方向が不適切であり、かつ一時的な取り付け部によって取り付けられる材料の破断を引き起こし得るためにはより大きな力が望まれるため、上記構造は不利となる。さらに、製造問題点を引き起こす可能性のある側方面材の折り曲げ装置にはかなりの複雑性も存在する。
国際公開第2007/071267号パンフレット 国際公開第02/26183号パンフレット 米国特許第20030109844号明細書 欧州特許出願公開第1133967号明細書 国際公開第2002049567号パンフレット 欧州特許出願公開第1 418 874号明細書
これら文献を考慮すると、依然として、側方面材の除去あるいは二つの材料部片を取り付ける重ねシームの破損時に、使用者が一時的な取り付け部によって取り付けられた材料を破る危険性がないような、一つ以上の材料部片を備える側方面材を有する製品が必要とされている。同時に、そうした側方面材を備える用品の製造工程は、多くの複雑な工程ステップを伴わずにより容易なものとなるべきである。
本発明は、使用時に使用者に面する内面と、使用時に使用者とは反対の側に面する外面と、内面と外面との間の任意の吸収コアとを有する衛生用品であって当該衛生用品は、前方ウエスト領域と後方ウエスト領域とを、長手方向に沿って前方および後方ウエスト領域を接続する股領域とともに備えており、当該吸収用品は、前方または後方ウエスト領域の一方から横方向において外側に延在する側方面材を備えており;側方面材は、重ねシームによって互いに接続される少なくとも二つの材料部片を備えており、材料部片は、横方向において遠位部片と近位部片とを規定し;側方面材のそれぞれは、それらの遠位端部において少なくとも一つの固定部材を有しており、固定部材は、吸収用品がパンツ形状を呈するように前方または後方ウエスト領域に側方面材を固定できるものであり;側方面材は、使用前に吸収用品長手方向中央線の方へ折り曲げられており、かつ少なくとも一つの一時的な取り付け部によって内面または外面に取り付けられており、それによって、側方面材を形成する材料部片は、側方面材が衛生用品の長手方向中央線の方に折り曲げられている場合にこれら材料が重ねシームによって互いに取り付けられるように、重ねシームによって互いに取り付けられるようになっており、そうした場合に、最も遠位にある材料部片が、最も遠位にある部片に取り付けられた、より近位にある材料部片に比べて衛生用品の内面または外面の方に近接して配置され、かつ、少なくとも一つの一時的な取り付け部が、重ねシームの上に、あるいは重ねシームと基体の長手方向外縁部との間に配置されるようになっている;衛生用品を提供するものである。
こうした配置は、一時的な取り付け部が剥がされるとき、重ねシームにもたらされる力が本質的に剥離力ではなくせん断力となるように適切な荷重状態を引き起こすことを確実なものとする。同時に、一時的な取り付け部の破損に必要な力は剥離力であり、当該剥離力は、結合がせん断力を受けた場合よりも剥離力を受けた場合により容易に破壊されるため、一時的な取り付け部によって取り付けられた材料を破損しないことを確実なものとする。
他の利点は、製品製造が工程において一つの折り曲げステップのみを必要とすることであり、それによって、側方面材がより複雑な様式で折り曲げられた場合に比べて機械が詰まる危険性が低減される。したがって、本発明の他の実施形態によれば、側方面材は横方向において一度だけ折り曲げられるものである。
本発明の他の実施形態によれば、各側方面材は少なくとも三つの材料部片を備えている。これは、導入される材料がせん断力に対する抵抗性がなくそれゆえ大きな材料部片が側方面材構造における弱点をもたらし得るために、また、より小さな部片が使用可能となるために非常に高価な側方面材となるように材料が導入されることが望まれる場合に利点となる。したがって、三つ以上の材料部片の使用によって、二つのみの材料部片からなる側方面材と比較して、側方面材特性の向上した製造が可能となる。
側方面材における少なくとも一つの材料部片は通気性材料であってもよい。非通気性材料は使用者の皮膚に密接に接近して位置される材料の領域における湿度を増加させる傾向を有する。非通気性材料が通気性材料に置き換えられた場合、通気性材料は使用者の皮膚表面からの汗によって生じる水分および湿気を透過できる。したがって通気性材料は、通気性領域を有していない製品に比べて使用者に優れた快適性を提供する。
弾性材料から側方面材における材料部片の少なくとも一つを形成することもできる。側方面材への弾性材料の組み込みは、使用者が動き回った場合に、衛生用品が使用者へより良い快適さをもたらすことを可能にする。座ったときと立ったときではウエスト領域の直径が著しく変化するため、そうした弾性材料からなる部片は、使用者が立ったときに製品が脱落しないようにしかつ使用者が座ったときに皮膚が赤くならないようにすることを確実なものとすることができる。材料が弾性であるという理由だけで、材料が通気性も有する可能性は除外されず、そのため同じ側方面材において通気性および弾性の利点を兼ね備えたものが可能となる。
側方面材の固定部材はフックファスナーであってもよい。フックファスナーは、用品にダメージを与えることなく衛生用品を何度も開けたり閉じたりできるために使用に有利である。たいていの場合、接地部材(landing member)は、その上にフックファスナーが取り付けられるように使用されるものであるが、衛生用品の外面に直接フックファスナーを固定することもでき、衛生用品の外面を不織材料から形成する場合には衛生用品のコストを著しく低減できる。
本発明の他の実施形態によれば、一時的な取り付け部は、側方面材の最遠位縁部に位置する固定手段と、基体の長手方向側縁部から少なくとも1cm離れた位置との間に配置されており、好ましくは当該配置は、固定手段と基体の長手方向側縁部から少なくとも3cm離れた位置との間であることが望ましい。この配置は、使用者が一時的な取り付け部を引っ張り、取り外したときに、側方面材が完全に解放された場合、あるいは取り外される必要のあるいくつかの一時的な取り付け部が依然として残っている場合に、一時的な取り付け部を容易に見えるようにすることを確実なものとする。取り外されない一時的な取り付け部に関連する問題は、使用者が、一時的な取り付け部が取り外されていない製品を着用した場合に、この取り付け部が使用中に側方面材に生じる引張り力に耐えるほど十分に強く設計されていないということである。したがって、取り外されていない一時的な取り付け部は、用品が着用されそして製品が使用者のウエストから脱落するようになる際には、取り除かれることが最も好ましい。それゆえ、これは使用者に不快さを与え、さらに、製品が適所にほどよく保持されないため、漏出の危険性が増大される。
本発明のさらなる実施形態によれば、一時的な取り付け部の破壊のために0.5〜10Nの力が必要とされるが、好ましくは0.5〜7Nの力が必要とされ、より好ましくは1〜5Nの力が必要とされ、最も好ましくは2〜3Nの力が必要とされる。この力は、ASTM D 1876-72に基づいて25mmの幅の試料で測定される。製造工程および移送中の力に耐えるために、一時的な取り付け部を破壊するのに必要な力は少なくとも0.5Nであるべきであることが望ましい。ただし一時的な取り付け部が強すぎると取り付け部が取り外されるときに一時的な取り付け部によって取り付けられた材料が破れてしまう。したがって一時的な取り付け部の破壊に必要な力は好ましくは10N以下であるべきである。
本発明の一実施形態において、側方面材のぞれぞれが三つの材料部片からなり、この場合、最遠位重ねシームが、より近位の材料部片に比べて吸収用品に近接して配置された最遠位材料部片を有しており、かつ最近位重ねシームがより遠位の材料部片に比べて吸収用品に近接して配置された最近位材料部片を有しており、かつこのものにおいては、一時的な取り付け部は、最遠位重ねシーム上あるいは最遠位重ねシームと最近位重ねシームとの間に配置されている。
以下、本発明について添付の図に示された実施形態を参照して詳細に説明する。
使用時に使用者の方を向くように意図された側からの、本発明の一実施形態に基づく吸収用品を示す図である。 図1の線1−1に沿った断面図である。 遠位部片を近位部片に対して重ねシームにおける内面からより遠くに配置することによって引き起こされる不適切な荷重状態が原因となって側方面材が一時的な取り付け部を除去するために引っ張られた際に重ねシームが明らかに破壊される状態の、本発明の一部ではない実施形態を示した図である。 重ねシームにおける荷重の方向が図3に示されたものとは異なるために重ねシームが破壊されておらず、それゆえより適切な荷重状態がもたらされた状態の、本発明に基づく一実施形態を示す図である。 側方面材が三つの材料部片からなる場合の、本発明に基づくさらなる実施形態を示す図である。 側方面材が三つの材料部片からなり、このものにおいては図5と比べて部片が互いに対して少々異なるように配置されている状態の本発明に基づく代替実施形態をさらに示す図である。 材料部片が異なる方向に引っ張られた場合にせん断力が重ねシーム取り付け部にもたらされた状態の、本発明によって意図された重ねシームを示す図である。 二つの材料部片が異なる方向に引っ張られた場合に剥離力がシーム取り付け部に生じた状態の、本発明には含まれない当接シームを示す図である。
[規定]
本明細書において使用されるように「衛生用品」は、吸収用品、ならびに吸収用品のための吸収性または非吸収性ホルダー、あるいは再利用可能なまたは再利用不可能な吸収インサートを含む用品に関連するものである。
「吸収用品」は、おむつ、失禁用用品、生理用パンティ、および尿または月経液の吸収のために使用されるのに適した他の同様の製品に関連する。
「せん断力」は、材料の取り付けの平面に対して一般的に平行な平面において材料に与えられる力に関連するものである。
「剥離力」は、材料同士の間の取り付け部に対して70度以上の角度で与えられる力に関連するものである。
「内面」は、衛生用品の、使用時に使用者に面する表面においてなんらかの材料から形成された表面を意味するよう意図されたものである。吸収用品における内縁の一部として一般的に考えられる構成要素はトップシートおよび***ギャザーである。
「外面」は、使用時に使用者の衣類に面する、吸収用品のカバーを形成する材料に関連する。外面は多くの場合バックシートに関連されるものであるが、衛生用品の外面の一部を形成する他の構成要素を含むこともできる。
本明細書における「固定部材」は、吸収用品がパンツ形状を呈するように、吸収用品の外面に対して側方面材を一時的に取り付けることが可能な固定具として規定されている。
「重ねシーム」は固定構造を意図したものであり、このものにおいて、二つの材料片が重ねあわせ配置状態で位置させられ、そして、永続的に互いに対して取り付けられている。永続的な取り付け部は、通常の使用時に解放されることを意図されていない取り付け部であり、かつ、取り付け部が破断された場合には再度取り付けることができないものである。図7に重ねシームを示すが、図8における当接シームは規定される重ねシームに含まれることを意図したものではない。
「側方面材」は、衛生用品のウエスト領域の一つにおいて基体の長手方向側方縁部の一方あるいは両方を越えて横方向に延在する用品の一部である。
規定は、外面材料と内面材料とを備える衛生用品の一部として規定される。
「一時的な取り付け部」は、例えば製造および出荷時にもたらされる引っ張り力に耐え得るほど十分に強度のある取り付け部であると同時に、当該取り付け部によって取り付けられた材料を破損することなく容易に取り除くことができるほど十分に弱いものである。一時的な取り付け部が除去された場合、一時的な取り付け部は再取り付け不可能である。
図1には、おむつの使用時に使用者に面するよう意図されたおむつの側である内側からみたおむつ1を示す。おむつ1は、内面2と外面3とを、これら二つの面の間に配置された吸収コア4とともに備えている。おむつは、長手方向yおよび横方向xを有している。おむつは、前方領域5、後方領域6、および長手方向yにおいて前方および後方領域を接続する股領域7を備えている。側方面材10は、後方領域6の長手方向側縁部9に沿っておむつに取り付けられている。側方面材10は、おむつの長手方向中央線8の方へ折り曲げられており、かつおむつの内面2に対する一時的な取り付け部11を有しており、例示における一時的な取り付け部は超音波溶着の形態のものである。側方面材10は、二つの材料部片12,13から構成され、これら部片は、超音波溶着された重ねシーム14によって結合されている。側方面材10の一時的な取り付け部11は、側方面材10の横方向xに沿って二つの個々の取り付け部の列となって配置されており、当該列の一方は、おむつの長手方向側方縁部9と重ねシーム14との間に配置されており、もう一方の列は、重ねシーム14と側方面材10の遠位縁部15との間に配置されている。
図2には、図1の線1−1に沿った断面図を示す。図2におけるおむつには、バックシート22(外面3)と、トップシート20(内面2)と、***ギャザー21(内面2)と、吸収コア4とが示されている。それぞれが二つの材料部片12,13を備える側方面材10は、トップシート材料20とバックシート材料22との間でおむつ1に一時的に取り付けられており、かつ、おむつ1の長手方向中央線8に方へ向かって内側に折り曲げられている。側方面材10の最遠位縁部15にはフック部材16が取り付けられている。側方面材10を形成する材料部片12,13は、側方面材10がおむつ1の長手方向中央線8の方へ折り曲げられたときに材料12,13が重ねシーム14によって互いに取り付けられるように、重ねシーム14によって互いに取り付けられており、それによって、最遠位材料部片12が、最遠位部片12に取り付けられた最近位材料部片13に比べて、おむつ1の内面2に近接して配置される。重ねシーム14は、超音波溶着を用いることで二つの材料部片12,13を連結している。超音波溶着の形態の一時的な取り付け部11は、折り曲げ構造となっている各側方面材10に使用されている。図1および図2に示されるように、一時的な取り付け部11は、フック部材16と重ねシーム14との間、また同様に重ねシーム14とおむつ基体の長手方向側方縁部9との間に配置されている。例示においては、一時的な取り付け部11は、側方面材10とおむつの内面2に得られた***ギャザー材料21との間の取り付け部を形成している。
内面2は、例えばスパンボンド、メルトブローン、カーデッド、ハイドロエンタングル、ウェットレイドなどによる不織材料などの、一般的なトップシート材料から構成できる。適切な不織材料は、ウッドパルプまたはコットン繊維などの天然繊維、ポリエステル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ビスコース、レーヨンなどの人工繊維、または天然繊維と人工繊維との混合物から構成できる。内面材料2は、例えば欧州特許出願公開第1 035 818号明細書に開示されているような、結合パターンで互いに結合され得るトウ繊維から構成されていてもよい。内面材料2のさらなる例として、多孔質フォーム、開孔プラスチックフィルムなどが上げられる。こうした内面材料2に適した材料は、皮膚に対して柔らかくかつ刺激性のないものであることが望ましく、内面がトップシート20である場合には、尿または月経液などの体液を容易に透過するものであるべきである。さらに内面は、吸収用品のさまざまな部分において異なっていてもよい。内面2の一部は、***ギャザーまたは糞便ポケットが液体不透過性のものであるかあるいは液体透過に対する抵抗性をある程度示すようなバリア構造で構成されている。
外面3は、衛生用品のさまざまな場所において、一様のものであってもあるいは異なるものであってもよい。少なくとも吸収コア4の領域において、外面3は、液体非透過性材料、ポリエチレンまたはポリプロピレンフィルムなどの薄手のプラスチックフィルム、液体非透過性材料で被覆された不織材料、抗液体透過性のある疎水性不織材料、またはプラスチックフィルムと不織材料とからなる積層体を備えている。外面材料3が、吸収コアからの蒸気を逃すことができるように通気性のものである一方で、外面材料3を液体が通過することを妨げるものであってもよい。通気性外面材料の一例として、多孔質ポリマーフィルム、スパンボンドおよびメルトブローン層の不織積層体、および多孔質ポリマーフィルムおよび不織材料からなる積層体が挙げられる。好ましくは、外面3は、外観をより良くしかつより印象的な模様を提供するために、その衣類に面する面において不織材料を備えている。
「吸収コア」4は、少なくとも吸収用品の股領域7において、吸収用品の二つの面2,3の間に配置された吸収構造体である。吸収コア4は従来の種類のものであっても良い。一般的に用いられる吸収材料の一例として、セルロースフラッフパルプ、ティッシュ層、高度の吸収性のあるポリマー(いわゆる超吸収体)、吸収フォーム材料、または吸収不織材料などが挙げられる。吸収コアにおいてセルロースフラッフパルプと超吸収体とを組み合わせることも一般的である。超吸収ポリマーは、食塩の0.9重量パーセントからなる水溶液を少なくともその10倍の重量を吸収する能力のある、水膨潤性、不水溶性の有機または無機材料である。超吸収材料などの使用に適している有機材料は、合成水素ポリマーなどの合成繊維と同様に、ポリサッカライド、ポリペプチドなどの天然材料を含んでいてもよい。そうした水素ポリマーは、例えば、ポリアクリル酸のアルカリ金属塩、ポリアクリルアミド、ポリビニルアルコール、ポリアクリラート、ポリアクリルアミド、ポリビニルピリジンなどがある。他の好ましいポリマーは、ヒドロキシアクリロニトリルグラフトスターチ、アクリル酸グラフトスターチ、イソブチレンマレイン無水物コポリマーおよびその混合物などを含む。水素ポリマーは、好ましくは、実質的に不水溶性状態にするために軽度に架橋される。好ましい超吸収材料はさらに表面架橋され、その結果、超吸収の粒子、繊維、フレーク、球体などの外側表面もしくは外殻は内側部分より高度の架橋密度を有する。超吸収材料は、粒子、繊維、フレーク、球体などを含む吸収性複合材料において使用に適した、どのような形態のものでもよい。
高度の液体貯蔵能力は、大量の超吸収材料の使用によって得られる。セルロース繊維などの親水性繊維および超吸収体の混合物を備える吸収コア4に関して、超吸収材料の比率は、好ましくは、重量で10ないし90%、より好ましくは重量で30ないし70%である。
吸収用品が、水分受容能力、液体拡散能力および貯蔵能力に関する異なる特性を備えた異なる層を備えている吸収コアを有することは一般的である。薄手の吸収体は、例えば乳児用オムツおよび失禁ガードに共通であり、多くの場合、セルロースフラッフパルプと超吸収ポリマーとの圧縮された混合物または層状の構成を備えている。吸収コア4のサイズおよび吸収能力は、小児用もしくは成人失禁者用など、異なる使用者に適するように変更できる。
吸収コア4は、主要な吸収体の上部に配置された液体拡散層をさらに含んでいてもよく、それは排出された液体が主要な吸収コアに吸収される前に、排出された液体を迅速に受容しかつ一時的に貯蔵するよう構成されている。そうした取得拡散層はこの技術分野においては公知であり、多孔質繊維ワディングまたはフォーム材料から構成されてもよい。
側方面材10は、衛生用品のウエスト領域5,6の一方あるいは両方において基体の長手方向側縁部9を越えて横方向xに延在する材料片である。この態様に関連して、基体は、少なくとも一つの内面2と少なくとも一つの外面3とを備える製品の一部として意図されたものであり、この面2,3は、上述したように異なっていてもよい。したがって、側方面材10は、内面材料2の長手方向側方縁部9を越えて外面材料3を備える部分を有してもよいが、これは反対であってもよい。側方面材10は、横歩行xに延在する少なくとも二つの材料部片12および13を備えている。
側方面材10は、例えば、不織材料または不織材料積層体から形成される。好ましくは、柔らかな不織布が、使用者の皮膚に直接接触することを意図された面材の内側を形成する。
適切な不織材料は、ポリプロピレンまたはポリエチレン繊維などからなるスパンボンド材料であってもよい。また複合繊維が使用されてもよい。他の適切な不織材料は、例えばポリプロピレン、ポリエステル、または複合繊維などからなるカーデッドされた熱結合材料から形成される。
さらなる実施形態において、側方面材10を形成する材料面材の少なくとも一つが、使用者の皮膚の表面からの蒸気を逃すように通気性を有する。通気性外面材料の一例として、微小孔および/または穿孔がなされたポリマーフィルム、スパンボンドおよびメルトブローン層からなる不織布積層体、および微小孔および/または穿孔がなされたポリマーフィルムと不織材料とからなる積層体が挙げられる。
さらなる実施形態において、側方面材10を形成する材料部片の少なくとも一つが、弾性フィルム、弾性不織布、または弾性積層体などの弾性ウェブ材料である。弾性積層体は、二つ以上の不織布、二つ以上のフィルム層、またはフィルムおよび不織層の組み合わせからなる積層体であってもよい。
弾性フィルムは、適切な天然または合成の弾性ポリマーから構成されてもよい。弾性フィルムに適切な材料のいくつかの例として、低結晶化度ポリエチレン、メタロセン触媒(metallocene catalyzed)低結晶化度ポリエチレン、エチレンビニルアセテート共重合体(EVA)、ポリウレタン、ポリイソプレン、ブタジエン‐スチレン共重合体、スチレンブロック共重合体、例えばスチレン/イソプレン/スチレン(SIS)、スチレン/ブタジエン/スチレン(SBS)、あるいはスチレン/エチレン‐ブタジエン/スチレンブロック共重合体が挙げられる。これらポリマーの混合物もまた、他の変更された弾性あるいは非弾性素材と同様に使用可能である。
弾性領域の形成に適した弾性積層体の一例として当該技術分野において公知の弾性積層体が挙げられる。弾性積層体の一群はいわゆる「伸長−結合」された積層体であり、このものにおいて、弾性層は、一つ以上の非弾性層とともに積層前に少なくとも一方向に伸張される。その後、弾性層から張力が除かれ、弾性層は非伸長状態へと自由に収縮可能となり、そして非弾性層(または複数の非弾性層)はギャザーとなるように弾性層に積層され、それによって三次元的なシワが与えられる。
弾性積層体の他の群は、いわゆる「ネック結合」された積層体であり、これは、弾性材料が非弾性材料に結合されると同時に、非弾性部材がその幅を低減させた状態下で、つまりネック状態(くびれて、幅が狭くなった状態)下で延在させられている積層体に関連する。「ネック結合された積層体」は、少なくとも二つの層を有する複合材料に関連しており、このものにおいて、その一つの層がネック状態にされている非弾性層であり、他の層が弾性層である。これら層は、非弾性層が伸長状態にあるときに互いに結合される。
弾性積層体のさらなる群は例えば国際公開第/047488号パンフレットに開示されており、このものにおいて、非弾性不織布層は弾性フィルム層に積層されており、かつこの積層体は、非弾性層が破断されるように不織材料の破断点まで伸長されたものである。
弾性積層体の一例が欧州特許第0 646 062号明細書、国際公開第98/29251号パンフレット、国際公開第03/000165号パンフレットおよび米国特許出願公開第5,226,992号明細書(US-A-5,226,992)に開示されている。市販されている弾性積層体の一例として、TredegarによるFabriflex 306、NordeniaによるPK 6358、ならびにGolden Phoenix FiberwebによるGP 403およびGP 401が挙げられる。
あるいは弾性材料部片は、一つ以上の弾性スレッドまたはウェブ材料層同士の間に収縮可能に固定されたストリップを備える。
弾性材料部片と通気性材料部片とを兼ね備えた側方面材10も本発明において考えられるものだ。側方面材における通気性のある部片は個別の材料部片であってもよく、あるいは、弾性材料部片はそれ自身において通気性があってもよく、それによって一つの材料部片において二つの特性が兼ね備えられるようになる。
側方面材10の最遠位縁部15において、機械的ファスナー16が、側方面材が設けられるウエスト領域に対向するウエスト領域における衛生用品の外面3に配置された他の要素と機械的ファスナー16が係合可能なように、設けられる。今日では面ファスナー(フック−アンド−ループファスナー)が最も一般的に使用されているファスナーである。
「面ファスナー」は「フック」部と「ループ」部とを有する相補的な固定手段に関連しており、これらは再固定可能である。本明細書で使用される「フック」との語は、他の要素、いわゆる「ループ」部に係合可能な要素を意味する。「フック」との語は狭い定義における「フック」のみに限定されるものではなく、むしろ一方向または双方向であるかに拘らず係合要素の形態を含むものである。同様に「ループ」は狭い定義における「ループ」に限定されるものではなく、「フック」ファスナーに係合可能な構造を含んでいる。「ループ」材料の一例として、不織材料などの繊維構造がある。面ファスナーは例えば米国のVelcroから市販されている。
あるいは固定部材はテープタブなどの粘着的な固定部材であり、この場合、対向するベルト部材の外面は例えば国際公開第01/00129号パンフレットに開示されているように、テープが付着可能な材料から構成されてもよい。
機械的ファスナーのさらなる例として、ボタン、およびホールまたはボタンホール、スナップファスナーなどが挙げられる。ボタンはベルトに対してあるいは衣類に対して固定可能である。
重ねシーム14は、材料が結合される領域を完全にカバーする取り付け部からなる単一ラインであってよく、あるいは、その重ねあわせ構造で材料部片を互いに結合する複数のドットであってもよい。取り付け部の形状は本発明に関して重要なものではないが、重ねシームの永続的な特性に起因して、このシームは、破損することなく、通常の使用時に面材に生じるせん断力に耐えるよう十分に強いものであるべきである。
本発明の重要な特徴は、一時的な取り付け部が破損される際の所望の荷重状態を達成するために、各側方面材を形成する材料部片が重ねシームによって互いに対して取り付けられるようになっている順序(order)に関連する。したがって、材料部片が、用品の内面の方向で見たときに、折り込まれた側方面材が結合重ねシームにおいて側方面材の隣接部片の下方に配置された各側方面材のより遠位の部片を有するような順序となっていることが重要である。図1〜6に示される側方面材の折り込み構造において、側方面材のそれぞれの最遠位部片は、用品の長手方向中央線8に最も近接して配置される部片となるだろう。ゆえに最遠位材料部片は、図1および図2では参照番号12が付与された材料部片となる。図1および図2における各重ねシーム14の構成は、側方面材10が衛生用品1の長手方向中央線8の方へ折り込まれているときに、最遠位材料部片12は、内側2に近接して、あるいは最遠位部片12に取り付けられたより近位の材料部片に比べて衛生用品1の外面に近接して配置されているため、一時的な取り付け部11から剥離されるときに重ねシーム14に、より適切な荷重状態がもたらされる。こうした適切な荷重状態は、重ねシーム14が本発明に基づく構成に生じるせん断力Cにさらされる場合と、重ねシーム14が従来の構成に基づく剥離力Dにさらされる場合とでは、明らかに異なっている。したがって、本発明は、重ねシーム14を、従来可能であった強度よりも小さな強度のものとすることができる。
以下に記載される実験から明らかなように、剥離力Dを用いて取り付け部を破損する場合に必要な力と、せん断力Cを用いて取り付け部を破損する場合に必要な力との差は約75%であり、この場合、せん断力Cは剥離力Dよりも75%大きい。こうした事情に鑑みて、重ねシーム14は以前のものと比べてより弱くなるように構成できる。これは、例えばより迅速な溶着ステップに関連する製造時間、ならびに例えばより少ない接着剤が使用された材料などを節約することができ、それによって製造コストを低減できることを意味している。さらにシームの溶着部は衛生用品の使用者に快適性に関する問題を引き起こし得ることに関連しており、より強力なシームは一般的により脆弱なシームに比べて硬くかつ快適ではない。しかしながら、重ねシーム14は、材料部片と同様の力に耐えうるものであることが好ましく、重ねシーム14は破損なしに材料部片を結合する。こうしたタイプの取り付け部は、接着、熱、溶着、超音波、圧着、または縫合などの適切な結合であってもよい。
さまざまな実施形態に基づく一時的な取り付け部11は、移送時に衛生用品1の内面2または外面3に対して側方面材を保持することを意図されたものである。一時的な取り付け部11は、取り付け部11が例えば製造時または輸送時に生じ得る引っ張り力に耐える程度に十分強いものとなっていると同時に、当該取り付け部によって取り付けられた材料にダメージを与えることなく容易に破損しうる程度に十分脆弱なものとなっている。
一時的な取り付け部11は、適所に側方面材10を保持する一つのドットあるいは複数のドットから構成できる。代替実施形態において、一時的な取り付け部11は取り付け部からなる単一ラインであってもよく、あるいは一時的な取り付け部11は側方面材の横方向に沿ういくつかのラインであってもよい。このタイプの取り付け部11は、接着、熱、溶着、超音波、あるいは例えば圧着またはニードリングである機械的な結合などの適切な結合であってもよい。
一時的な取り付け部11が製造中または移送中に適所に側方面材を保持するのに十分強度のあるものであれば、一時的な取り付け部11の形状またはタイプは本発明において重要ではない。ただし、一時的な取り付け部11の位置は本発明の非常に重要な特徴部となる。
上述したように少なくとも一つの一時的な取り付け部11は、重ねシーム14上にあるいは重ねシーム14と基体9の長手方向外側縁部との間に配置されるべきである。これは、図2および図5に示されるような二つ以上の材料部片12,13,53,54,55から構成されるすべてのタイプの材料部片10に適用可能であり、このものにおいて、側方面材10が衛生用品1の長手方向中央線8の方へ折り曲げられているときに材料12,13,53,54,55が重ねシーム14,56,57において互いに取り付けられるように、側方面材10を形成する材料部片12,13,53,54,55は重ねシーム14,56,57によって互いに取り付けられており、それによって、より遠位の材料部片12,53,54は、より遠位の材料部片12,53,54に取り付けられたより近位の材料部片13,54,55と比べて、重ねシーム14,56,57における衛生用品1の内面2または外面3の方に近接して51配置されるようになっている。ただし、図6に示されるような代替実施形態において、側方面材10を形成する三つの材料部片63,64,65が重ねシーム60,61によって互いに取り付けられており、このものにおいて、側方面材10が衛生用品10の長手方向中央線8の方へ折り返されている場合、最遠位材料部片63が最遠位部片63に取り付けられた中央材料部片64に比べて衛生用品1の内面2に近接して配置されるようにかつより近位の重ねシーム61において、最近位材料部片65は最近位材料部片65に取り付けられた中央材料部片64に比べて衛生用品1の内面2の方に近接して配置されるように、材料63,64,65が最遠位重ねシーム60で互いに取り付けられるようになっている。図6に示されるような一実施形態などにおいては、一時的な取り付け部11は最遠位重ねシーム60上に、あるいは中央材料部片64上に配置されるべきである。
側方面材10が一つのみの重ねシーム14を有するか、あるいはすべての重ねシーム14が最遠位重ねシーム14と同じ様式で層状になされた材料部片12,13,53,54,55を有する場合、一時的な取り付け部11は重要とはならない。だが、たとえ一時的な取り付け部11が本発明に関して重要でなくとも、一時的な取り付け部11を側方面材の最遠位縁部15上に位置する固定部材16と、基体9の長手方向側方縁部から1cm離れたところとの間に配置することは有利となり、好ましくは、そうした配置は固定部材16と、基体9の長手方向側方縁部から少なくとも3cm離れた部分との間となるべきである。こうした配置によって、使用者が一時的な取り付け部11を引っ張り、解放したときに、側方面材10が完全に取り外されたかあるいは一時的な取り付け部11が除去されることを必要とするように依然として残留しているかを容易に見分けられるようにすることが確実となる。一時的な取り付け部11が取り除かれていない場合に関連する問題は、使用者が、一時的な取り付け部11が除去されていないかまたは完全には除去されていない製品を用いる場合に、この取り付け部11は、使用時に側方面材に生じる引っ張り力に耐えるよう十分に強くは構成されていないことに関する。したがって用品が着用される時に、除去されていない一時的な取り付け部11はほぼ確実に外れるようになり、そして製品が使用者のウエスト領域から脱落するようになる。これによって、使用者に不快さをもたらし、さらに製品が適所にしっかりと保持されないために漏出の危険性がより大きくなる。
上述したように、本発明の実施形態の一時的な取り付け部11は、少なくとも、一時的な取り付け部11が例えば搬送中および製造中に生じ得る引っ張り分離力に耐えるような広がりに関連して制限されている。その一方で、一時的な取り付け部11は、一時的な取り付け部11が用品または側方面材自体にダメージをもたらさないように使用者によって容易に取り外しできるように十分緩く、ルーズとなるように制限されているべきである。そのため、取り外し可能な取り付け部11を備える側方面材10は、約0.5N〜10Nの力で取り外せるように構成されるべきである。一時的な取り付け部11に用いられる結合および連結は、製造および搬送中の製品保全性を維持するために0.5Nの最小強度を示す分離強さを有し、使用者への快適性および用品へのダメージの防止が10N未満の力が製品展開に関して必要とされるときに最も確実となるべきである。それら力は、表面材料2,3に一時的に取り付けられた側方面材10の、幅25mmの試料に絶対引っ張り力を付加するよう意図されたものであり、この場合において、二つの材料は図8に示されるように結合または連結位置に対して90度の角度で剥離力Dを使用して剥離される。より好ましくは、取り外し可能な取り付け部は、0.5〜7Nの、さらに好ましくは1〜5Nの分離力を示す。2〜3Nの、または約2Nの、あるいは約3Nの力が好ましい。一時的な取り付け部11の強度は、25mmより幅広となる側方面材10に関連して変化してもよいが、側方面材10において単一の25mmの試料を判定できる場合には、一時的な取り付け部11を破断するのに必要な力は上で規定された範囲から外れ、規定された取り付け力の範囲から外れることが考えられる。上記離層分離力を測定するために用いられる試験方法はASTM D 1876-72に基づくものであってもよい。
図3に示した実施形態は本発明に基づくものではない。図3において、おむつ1は図2と同様の構成を有するが、近位部片13がおむつ1の内面2に隣接して配置されており、かつ遠位部片12が重ねシーム14における内面2からさらに離れている点において異なっている。使用者が一時的な取り付け部11を取り外すために側方面材10をAへ引っ張るとき、取り付け部14における望ましくない剥離力Dが原因となって側方面材の重ねシーム14は破断される。
図4には図2に示した構成と同様のものを示す。使用者が一時的な取り付け部11を取り外すために側方面材10をBへ引っ張るとき、取り付け部14に生じる力はより適切なせん断力Cであり、そしてシーム14は破断されない。
図5には、本発明の代替実施形態を示す。この図において、側方面材はおむつの横方向に沿う三つの材料部片53,54,55を有した状態で示されている。最遠位部片53は、フックファスナー16を有し、かつ重ねシーム14おいておむつ1の内面2の方に近接して配置されている。より近位の中間部分54は、弾性材料からなり、かつ最遠位重ねシーム56における最遠位部片53に比べておむつ1の内面2から離れて52配置されているが、より近位の重ねシーム57における最近位部片55に比べて内面2の方に近接して51配置されている。
図6は本発明のさらなる実施形態を示す。この図において、側方面材10は、おむつ1の横方向xに沿う三つの材料部片63,64,65を有する状態で示されている。最遠位部片64はフックファスナー16を有しかつ重ねシーム60においておむつ1の内面2の方に近接して配置されている。より近位の中間部分64は、弾性材料から構成され、かつ重ねシーム60,61の両方においておむつ1の内面2から最も離れて配置されている。一時的な取り付け部11は最遠位重ねシーム60上に配置されている。
図7は本発明に基づく重ねシーム14を示す。
図8は本発明の範囲に含まれない当接シームを示す。
[実施例]
使用時に二つの材料を分離するのに必要な力C,Dにおける違いを示すために、異なる引っ張り方向測定が行われた。
5つの試料からなる二つの異なるセットを用意した。試料はすべて二つの不織スパンボンド材料部片からなる。第1の材料は14gsmの秤量を有しかつ衛生用品1における表面材料2に適した材料の一例である。第2の材料は、40gsmの秤量を有しかつ衛生用品1における側方面材に適切な材料の一例である。すべての試料の二つの材料は、2mmの幅のホットメルト接着剤を使用して互いに取り付けられている。5つの試料は図7に示される重ねシーム14構造によって材料に取り付けられており、重ねシーム14構造は試料が引っ張られたときにせん断力をもたらすよう与えられる。五つの試料の他のセットは、図8に示される当接シーム17構造によって材料に取り付けられており、当接シーム17構造は引っ張り時に剥離力Dを生じるよう与えられる。10のすべての試料が計測され、そして試験が行われる25mm幅の材料部片となるように切断される。
試験はASTM D 1876-72に基づいて行われ、そして引っ張り試験機において測定される(何らかの標準的な引っ張り試験機がこの測定に使用できる)。
試験測定の結果を以下に示す。
Figure 0005220119
※表面材料の例示である不織布が重ねシームの手前で破断された場合には、そうした試料は除外される。
Figure 0005220119
この結果から明らかなように、せん断力を使用して重ねシーム14によって取り付けられた二つの材料を剥離するのに必要な力は、剥離力Cを使用した場合に必要な力に比べて約75%高くなる。これら例示は明らかに、側方面材10の重ねシーム14における材料部片の特定の配置が重ねシームにおける望ましくない破断をもたらす可能性を低減するものであると、本発明が有利であることを示している。
図示された本発明のいくつかの実施例のみについて説明してきたが、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から外れることなく多くの変更および変形が可能であることを理解されたい。特に図示した実施形態は衛生用品の内面に向かって折り曲げられた側方面材を有しているが、側方面材が外面に向かって折り曲げられかつ一時的な取り付け部が取り付けられる実施形態の本発明の範囲内で可能であることを理解されたい。
1 衛生用品
2 内面
3 外面
4 吸収コア
5 前方ウエスト領域
6 後方ウエスト領域
7 股領域
8 長手方向中央線
9 基体
10 側方面材
11 一時的な取り付け部
12,13,53,54,55 材料部片
14,56,57,60,61 重ねシーム
15 最遠位縁部
16 固定部材
17 当接シーム
20 トップシート
21 ***ギャザー材料
22 バックシート
51 近接位置
52 離間位置
63 最遠位材料部片
64 中央材料部片
65 最近位材料部片

Claims (13)

  1. 使用中に使用者に面する内面(2)と、使用中に使用者とは離れた側に面する外面(3)と、任意的にそれらの間における吸収コア(4)と、を有する衛生用品(1)であって;
    前記衛生用品(1)は、前方ウエスト領域(5)と後方ウエスト領域(6)とを、長手方向(y)に沿って前記前方ウエスト領域(5)と前記後方ウエスト領域(6)とを接続する股領域(7)とともに、具備してなり;前記衛生用品(1)は、前記前方ウエスト領域(5)または前記後方ウエスト領域(6)のいずれかから横方向(x)において外側に延在する複数の側方面材(10)を具備してなり;前記側方面材(10)の各々は、重ねシーム(14)によって互いに対して接合された少なくとも二つの材料部片(12,13)を具備してなり;前記材料部片(12,13)は、前記横方向(x)において遠位部片(12)と近位部片(13)とを規定しており;前記側方面材(10)はそれぞれ、その遠位端部(15)において少なくとも一つの固定部材 (16)を有しており、前記固定具(16)は、前記衛生用品(1)がパンツ形状を呈するように、前記前方ウエスト領域(5)または前記後方ウエスト領域(6)に対して前記側方面材(10)を固定可能であり;前記側方面材(10)は、使用前に前記衛生用品(1)長手方向中央線(8)へ向かって折り返され、かつ少なくとも一つの一時的な取り付け部(11)によって前記内面(2)または前記外面(3)へと取り付けられており、
    側方面材(10)を形成する前記材料部片(12,13)は、
    前記側方面材(10)が前記衛生用品(1)の前記長手方向中央線(8)へ向かって折り返されるとき前記最遠位の材料部片(12)が、前記最遠位の部片(12)に取り付けられた前記より近位の材料部片(13)に比べて、前記衛生用品(1)の前記内面(2)または前記外面(3)の方に近接するように、
    前記重ねシーム(14)によって互いに対して取り付けられており、かつ、
    少なくとも一つの一時的な取り付け部(11)は、前記重ねシーム(14)上に、あるいは前記重ねシーム(14)基体長手方向外側縁部(9)との間に配置されていることを特徴とする衛生用品(1)。
  2. 前記側方面材(10)は、横方向(x)に一度だけ折り曲げられていることを特徴とする請求項1に記載の衛生用品(1)。
  3. 各側方面材(10)は、少なくとも三つの材料部片(53,54,55,63,64,65)を具備してなることを特徴とする請求項1に記載の衛生用品(1)。
  4. 側方面材(10)における前記材料部片(12,13,53,54,55,63,64,65)の少なくとも一つが、通気性材料であることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の衛生用品(1)。
  5. 側方面材(10)における前記材料部片(12,13,53,54,55,63,64,65)の少なくとも一つが、弾性材料であることを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の衛生用品(1)。
  6. 前記側方面材(10)の前記固定部材(16)は、フックファスナーであることを特徴とする請求項1ないし請求項5のいずれか一項に記載の衛生用品(1)。
  7. 前記一時的な取り付け部(11)は、前記側方面材の最遠位縁部(15)に位置する前記固定部材(16)と、前記基体(9)の前記長手方向側方縁部から少なくとも1cmとの間に位置させられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の衛生用品(1)。
  8. 前記一時的な取り付け部(11)は、前記側方面材の最遠位縁部(15)に位置する前記固定部材(16)と、前記基体(9)の前記長手方向側方縁部から少なくとも3cmとの間に位置させられていることを特徴とする請求項1ないし請求項6のいずれか一項に記載の衛生用品(1)。
  9. 前記一時的な取り付け部(11)を破断するために0.5〜10Nの力が必要とされものであることを特徴とする請求項1ないし請求項のいずれか一項に記載の衛生用品(1)。
  10. 前記一時的な取り付け部(11)を破断するために0.5〜7Nの力が必要とされるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の衛生用品(1)。
  11. 前記一時的な取り付け部(11)を破断するために1〜5Nの力が必要とされるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の衛生用品(1)。
  12. 前記一時的な取り付け部(11)を破断するために2〜3Nの力が必要とされるものであることを特徴とする請求項1ないし請求項8のいずれか一項に記載の衛生用品(1)。
  13. 各側方面材(10)は、三つの材料部片(63,64,65)からなり、前記最遠位の重ねシーム(60)が、前記中央材料部片(64)に比べて前記衛生用品(1)に近接して配置された前記最遠位の材料部片(63)を有しており、かつ前記最近位の重ねシーム(61)が、前記中央材料部片(64)に比べて前記衛生用品(1)に近接して配置された前記最近位の材料部片(65)を有しており、かつ前記一時的な取り付け部(11)は、前記最遠位の重ねシーム(61)上に、あるいは前記最遠位の重ねシーム(61)と前記最近位重ねシーム(60)との間に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の衛生用品(1)。
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