JP5219152B2 - 操作入力装置、操作入力装置で使用するラジアルメニュー、ラジアルコントロールメニューを用いて変数の値を設定する方法、及びコンピュータシステム - Google Patents

操作入力装置、操作入力装置で使用するラジアルメニュー、ラジアルコントロールメニューを用いて変数の値を設定する方法、及びコンピュータシステム Download PDF

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Description

関連出願の相互参照および優先権主張
本発明は、2008年1月23日に出願された米国特許仮出願第61/022946号を優先権主張するものであり、本明細書にその内容を引用している。
本発明は、ラジアルコントロールメニューおよびラジアルコントロールメニューを提示するための操作入力装置に関する。本発明はまた、ラジアルコントロールメニューを用いた変数制御方法およびこれを実行するコンピュータシステムに関する。
アプリケーションと入力装置の間の対話用の各種のグラフィカルユーザーインターフェースがフィット(Fitt)の法則に従って設計および実装されている。フィットの法則によれば、目標が入力装置の現在位置から離れているほど、または目標が小さいほど目標を選択し難い。目標が選択し難いほど目標を外す可能性が大きくなる。
グラフィカルユーザーインターフェース(GUI)において、操作の開始や設定の変更に利用可能な、ウィジェットとも呼ばれる多くの異なるコントロールがある。これらには、操作を実行するボタン、スライダ、チェックボックス、および設定を変更するためのラジオボタン、および操作や設定に用いるポップアップまたはプルダウンメニューが含まれる。例えば、メニューを用いて、ファイルを保存する必要があること、ボタンの押下により保留中のリクエストをキャンセルできること、あるいはチェックボックスをチェックしてテキストの太さが変えられることを示すことができる。
通常、ディスプレイ画面の中央領域は作業中のドキュメントを表示するのに用いられるため、設定の変更に用いるコントロールは通常、画面の端に配置される。例えば、描画アプリケーションでは、ファイルおよび表示操作用のメニューは通常、画面の最上部に位置し、色やツールを選択するためのコントロールは通常、画面の左端または右端にある。このような配置は、操作している画像やドキュメントの邪魔にはならないものの、これらのコントロールの使い勝手を比較的悪くし、これらにアクセスする時間が余計にかかることになる。このことはディスプレイがますます大型化してメニューがディスプレイの中央から更に遠くに配置されている状況において特にそうである。
設定およびメニュー選択方法を改善する試みがなされてきた。グラフィカルユーザーインターフェースにラジアル選択技術が利用されてきた。ラジアル選択技術の最も初期の形式はパイメニューである。パイメニューは、テキスト、アイコン、または両者の組合せであってよい。いくつかの実施例では、背景や境界無しでテキストのみが表示される。パイの区画内でクリックすることにより項目の選択が行なわれる。選択肢の数は階層を通じて拡張することができ、その場合、第2レベルのメニューは第1のメニュー項目が選択された場所に表示される。
しかし、従来のパイメニュー形式には重大な制約がある。具体的には、従来のパイメニュー形式は変数の設定および更新に適しない。変数の設定または更新には、従来のパイメニューでは実行できないステップが含まれる場合があるため、変数の値を設定および更新するために他の方法、例えばメニューバーに入ってドロップダウンメニューから適切なオプションを選択することにより、変数の設定および/または更新用のダイアログを表示することが必要な場合がある。しかし、メニューバーは通常、画面の最上部または最下部に位置するため、ユーザーは選択や調整を行なうために入力装置およびカーソルを画面の端から端まで移動させる必要がある。
変数を絶えず変更または更新する必要があるアプリケーションにおいて、メニューの選択や変数の変更を行なうためにメニューバーにアクセスするのは時間を要する上に非効率である。例えば、異なる視覚的特徴を有する視覚的な構成要素を生成するグラフィックデザインアプリケーションにおいて作業する場合、デザイナーは色、明るさ、不透明度等の変数に簡単にアクセスして変更できなければならない。
従来のラジアルメニューの別の形式にクロッシングメニューがある。クロッシング方式を用いる場合、ユーザーはクロッシングして選択するのではなく、メニューのセクターまたはウェッジ(扇形の切片)内へ入るだけでよい。クロッシングメニューの具体的な種類としてフローメニューがある。フローメニューにおいて、ユーザーはメニューの中央で選択を行ない、次いで所望のメニュー項目にカーソルを移動させ、次いでフローメニューの中央に戻す。フローメニューを用いて、ユーザーは階層のさまざまなレベルで一連の選択を行なうことができる。例えば、メニューの第1のレベルで第1の選択が行なわれたならば、次いでユーザーが第2の選択を行なえるようにメニューの第2のレベルを表示することができる。第2のレベルは、ユーザーがフローメニューの中央にカーソルを戻したならば表示することができる。カーソルがフローメニューの中央に戻るまで階層の異なるレベルが表示されないため、フローメニューは画面上の同じ位置に表示されたままであり、これにより後続のレベルがフローメニューを画面の端の方へ徐々に移動させることが防止される。しかし、フローメニューは、初心者のユーザーが使い方を習うのが困難ことが多い。また、フローメニューでは、選択にはフローメニュー内の特定のメニュー項目を選択する必要があるため、連続値の選択ができない。「マーキングメニュー」はフローメニューと同様であるため、フローメニューと同じ短所がある。
「スライダ」と呼ばれる別の種類のコントロールは、連続変数を設定するために用いられる。スライダコントロールは、細長いトラックと共に変数の値を設定すべくトラックに沿って移動可能なスライド要素を有している。スライド要素は、ユーザーが選択入力を実行してスライド要素の位置に基づいて現在値を選択する旨をスライダコントロールメニューに通知するまで、カーソルの移動に基づいてトラックに沿って移動させることができる。次いでスライド要素は、解放されるまで再調整することができる。しかし、スライダコントロールメニューは画面空間の使い方が非効率的である。例えば、複数のスライド要素がある場合、スライド要素が画面全体にわたって間隔を空けて配置されるため、画面上に表示されるコンテンツが一切見えなくなる。また、ユーザーは通常、スライダコントロールメニューを起動するために別のメニューにアクセスしなければならない。これは時間がかかることであり、ユーザーはGUI内でのスライダコントロールメニューの見つけ方を正確に知っている必要がある。スライダコントロールメニューの例として、Apple(登録商標)Macintosh(登録商標)オペレーティングシステムにおけるボリュームコントロールスライダがある。
スライダコントロールはまた、ツールパレットに含まれていてよい。しかし、ツールパレットは往々にして隠されており、メニューコマンドまたはキーストロークの組合せにより表示されなければならず、且つ通常は作業中のドキュメントが見えなくなることを回避すべく画面の端の方に置かれる。スライダにアクセスするために画面の端へ移動するのは時間がかかる。ツールパレットにおけるスライダの例としてAdobe Photoshopパレットのスライダがある。
上述の方法の短所は、これらの選択技術が、設定制御および操作選択を行なわせる場合に比較的柔軟性を欠くメニューに重点を置いていることである。そのようなコントロール設定の一つとして、ラジアルセグメント内の状態を表わす機能がある。もう一つは、離散的な選択とは対照的に連続的な選択をさせることである。
従って、多くの連続値変数および/または状態変数を有する各種アプリケーションに対してより高い柔軟性および適用可能性を有する改良されたパイメニューが求められている。
本発明は、位置指示器と、位置指示器を検出するタブレットと、位置指示器の入力操作に対応する操作パネルと位置指示器の現在位置を示すカーソルとを表示するディスプレイと、により構成される操作入力装置である。この操作パネルは、原点を有し、かつ複数の異なる項目についての設定値を設定するための複数のウェッジを有するラジアルメニューからなり、このラジアルメニューは原点から外側に伸びる領域により形成される複数のウェッジのそれぞれの領域には、原点からの角度位置にもとづく所定の最大値及び最小値を有する範囲の変数が関連付けられている。
そして、ラジアルメニューは更に、複数のウェッジのそれぞれに配置可能な変数調整器を含み、この変数調整器は、カーソルによって複数のウェッジ内での原点に対し角度的な移動を可能とし、複数のウェッジ内における変数調整器の角度位置に基づいて変数の現在値を選択するとともに、原点からの距離に応じて、変数の精度を変更可能とすることを特徴とする。
また、本発明は、操作入力装置で使用するラジアルメニューであって、メニューのコントロール変数を表わす複数のウェッジと、該メニューの原点からウェッジ内へ伸びる少なくとも1個の移動可能な変数調整器とを含む。そして、この複数のウェッジは、コントロール変数の所定の最大値を表わす最大ラジアル境界および該コントロール変数の所定の最小値を表わす最小ラジアル境界を有していて、この最大ラジアル境界および最小ラジアル境界は、メニューの原点から外側へ伸びている。
また、変数調整器は、所定の最大値と最小値の間でコントロール変数の値を選択すべく調整可能な角度位置を有し、コントロール変数の選択された値が所定の最大値および最小値に関して、変数調整器と最大ラジアル境界および最小ラジアル境界の間の角距離に比例して各々決定されるとともに、原点からの距離に応じて、変数の精度を変更可能とするようになっている
また、本発明は、所定の最小値と所定の最大値の間の値に設定可能な少なくとも1個の変数を、位置指示器の現在位置を示すカーソルを有するグラフィカルユーザーインターフェースに動作可能に関連付けられた位置指示器を用いて制御する方法であって、以下のステップを含む。
(a)メニュー起動コマンドに応答して、グラフィカルユーザーインターフェース内のラジアルメニューであって、原点と、少なくとも、該変数に関連付けられていて原点から伸びる複数のウェッジとを有して、原点回りのカーソルの角度位置に基づいて変数の現在値を選択すべくカーソルがウェッジ内で移動可能であり、かつ原点から外側に伸びる領域により形成される複数のウェッジのそれぞれの領域には、原点からの角度位置にもとづく所定の最大値及び最小値を有する範囲の変数が関連付けられているラジアルメニューを起動するステップ。
(b)位置指示器を介して、カーソルを複数のウェッジの中の少なくとも1つのウェッジ内で移動させて原点回りのカーソルの角度位置を変更する移動コマンドを選択するステップ。
(c)変数の現在値を変更して原点回りのカーソルの変更された角度位置を反映させ、変数の現在値を表示するとともに、原点からの距離に応じて、変数の精度を変更可能とするステップ。
また、本発明は、コンピュータのシステムを構成する。このコンピュータシステムは、ラジアルコントロールメニューを有するグラフィカルユーザーインターフェースを表示するディスプレイであって、該ラジアルコントロールメニューが複数のウェッジを含み、ウェッジの少なくとも1個が、自身の内部に置かれて、ウェッジ内の少なくとも1個の基準点に対する位置に基づいて対応する変数の値を決定するとともに、原点からの距離に応じて、変数の精度を変更可能とするべく移動可能な変数調整器を含むディスプレイを備える。
また、グラフィカルユーザーインターフェースと対話するための入力装置と、この入力装置の動作に基づいてグラフィカルユーザーインターフェースおよびラジアルコントロールメニューを制御すべく入力装置に動作可能な状態で関連付けられた処理ユニットであって、変数の現在値を格納する値格納ユニットとを備える。
更に、変数の現在値に基づいて変数調整器を表示すべくグラフィカルユーザーインターフェースを制御し、少なくとも1個の基準点に対する変数調整器の位置が入力装置を用いて変更された場合に値格納ユニットに格納されている現在値を更新すべく、ディスプレイ、入力装置および値格納ユニットと通信するインジケータ位置ユニットを含む処理ユニットを備えている。
本発明はまた、本明細書に記載されている方法を実行する実行可能コードを含むコンピュータ可読媒体および/またはドライバを提供する。
A 従来技術のパイメニューを示す図である。B 例示的なスライダコントロールメニューを示す。C 例示的なスライダコントロールを示す。 本発明の一実施形態によるラジアルコントロールメニューを示す図である。 A〜D 本発明の異なる実施形態によるラジアルコントロールメニューのウェッジを示す。 本発明の一実施形態によるラジアルコントロールメニューのウェッジを示す寸法図である。 A〜D 本発明の実施形態によるラジアルコントロールメニューの例示的な配置を示すユーザーインターフェース図である。 A〜C 本発明の代替的な実施形態によるラジアルコントロールメニューの各種の例示的な配置を示す図である。 A〜B 本発明の各種の実施形態によるラジアルコントロールメニュー選択方法を示すフロー図である。 C〜D 本発明の各種の実施形態によるラジアルコントロールメニュー選択方法を示すフロー図である。 本発明の別の実施形態によるラジアルコントロールメニューを用いて変数を制御する方法を示すフロー図である。 本発明の更に別の実施形態によるラジアルコントロールメニューを実装するシステムを示すブロック図である。 本発明の別の実施形態によるデジタイザタブレットの斜視図である。
以下、添付の図面に示すような本発明の実施形態および方法の詳細について述べるが、図面全体を通じて類似参照文字は類似または対応部分を指す。しかし、本発明が、そのより広範な態様において好適な実施形態および方法に関連して本節で図示および記述する具体的な詳細事項、代表的な装置および方法、並びに具体的な詳細事項、代表的な装置および方法、並びに実施例に限定されない点に注意されたい。本発明は各種の態様に従い、本明細書に照らして解釈される添付の請求項に具体的に示され、且つ明確に権利請求されている。
図1Aに最も良く示されているように、従来技術のパイメニュー2は、ユーザーがカーソル6を移動させる入力装置(図示せず)を用いて選択可能ないくつかの異なるメニュー項目4を含んでいる。パイメニュー2が好都合である理由は、項目4がメニュー2の中央原点8の周囲に配置されるように情報が編成されていることである。パイメニュー2は、ディスプレイ(図示せず)の中央域、すなわちカーソル6の位置の近傍で起動可能である。その結果、ユーザーは選択を行なうためにディスプレイ(図示せず)の端へ移動する必要がない。
図1B、1Cに最も良く示されているように、スライダコントロールメニュー7、9によりユーザーは所定の範囲内で変数の値を設定することができる。しかし、スライダコントロールメニュー7、9は多くの場合隠されていてメニューコマンドまたはキーストロークの組合せにより表示する必要があり、通常は作業中のドキュメントまたは画像の邪魔にならないように画面の端に置かれている。従って、スライダコントロールメニュー7、9は比較的アクセスしにくい。
図2に最も良く示されているように、本発明の一実施形態によるラジアルコントロールメニュー10は複数のウェッジ12を含んでいる。各ウェッジ12は、各々が最大値および最小値を表わす最大境界14および最小境界16により画定され、その間で対応する変数の値を設定することができる。例えば、ウェッジAが明度変数を表わす場合、明度変数の値は、最大境界14で表わされる100%と最小境界16で表わされる0%の間で設定することができる。対応する変数が最大値と最小値の間のどこに設定されるかをユーザーに対して視覚的にフィードバックすべく、各ウェッジ12に可動インジケータ18が配置されている。図2に示すように、各々の可動インジケータ18は、ラジアルコントロールメニュー10の原点20から各々のウェッジ12まで伸びる半径方向の線であってよい。可動インジケータ18は、ラジアルコントロールメニュー10の原点20の回りを角度的に変位可能である。例えばユーザーが変数の設定/更新に関する意思を変えた場合にラジアルコントロールメニュー10の原点20を選択して、ラジアルコントロールメニュー10を解除することができる。各々のウェッジ12は好適には、各々が同一サイズであるように一様な角度量を定める。しかし、1個の変数項目といくつかの固定項目を混在させる場合のように、可変項目を大きくして値を選択し易くしながら、より多くの項目を許容するために固定項目をより小さくすることが望ましい場合があり得るので、これは必須ではない。この構成は図6Cに最も良く示され、以下に説明する。
図2に最大および最小境界14、16を各々百分率表示で示しているが、他の種類の値を代替的に用いてもよい点を理解されたい。例えば、最大および最小値をある整数の範囲として表示してもよい。
図3Aに最も良く示されているように、ウェッジ12内の可動インジケータ18は、対応する変数の値を連続的に調整すべく角度的に変位可能である。ユーザーは、入力装置22(図10参照)を用いて可動インジケータ18を選択し、そのインジケータ18を原点20の回りを角度的に移動させることができる。入力装置22は、マウス、キーボード、スタイラス、位置指示装置等であってよい。例えば、入力装置22がマウスである場合、マウスをクリックし、次いで可動インジケータ18を保持して所望の位置までドラッグすることにより可動インジケータ18を選択することができる。次いでマウスボタンを離して可動インジケータ18を設定し、対応する変数を新たな値に設定することができる。
大多数のグラフィカルユーザーインターフェースにおいて、矢印、かっこ(ブラケット)、または手の記号(ハンドシンボル)等の移動可能なカーソル24を用いて、グラフィカルユーザーインターフェース26に対する入力装置22(図10参照)の位置に関するユーザーへの視覚的フィードバックを提供する。本明細書および図面においてカーソルは「ポインタ」または「位置インジケータ」とも呼ばれる。従って、ユーザーはカーソル24を用いて可動インジケータ18を選択することができる。
当業者には理解されるように、グラフィカルユーザーインターフェース26は、ユーザーが入力装置22(図10参照)を用いてディスプレイ32(図10参照)と対話可能な処理ユニット82(図10参照)上で動作するソフトウェアまたはコンピュータプログラムを指す。グラフィカルユーザーインターフェース26は、特定のアプリケーション専用に設計されていても、あるいはMicrosoft Windows(登録商標)が提供するインターフェースのような標準のオペレーティング・システム・グラフィカル・ユーザー・インターフェースであってもよい。入力装置22は、Wacom社製のデジタイザタブレット、グラフィックスタブレット、あるいはスタイラスまたはポインタに関連付けられたペンタブレット装置であってよい。
可動インジケータ18は、第1端部28および第1端部28の反対側にある第2端部30を有している。可動インジケータ18は、第1端部28、第2端部30、または両端部28、30の間の任意の点により角度的に変位させることができる。第1端部28を用いる場合と第2端部30を用いる場合とで、可動インジケータ18に同程度の角度変位をもたらすために入力装置22(図10参照)において必要な移動量が異なるため、ユーザーは、可動インジケータ18の位置を決める移動量および/または精度を変えることができる。従って、入力装置22の移動量を最小限にしたいユーザーは、可動インジケータ18を第1端部28の近くで移動させることができる。一方、可動インジケータ18の位置決めをより正確に行ないたいユーザーは第2端部30を用いることができる。この利点は、例えば、ディスプレイ32(図10参照)として大きい画面またはモニタを用いる場合に直ちにわかる。図3Aに最も良く示されているように、可動インジケータ18の第2端部30は、選択し易いように第1端部28よりも幅が広くてよい。
選択可能な可動インジケータ18は例示的なものであって、本発明の範囲を限定することを意図していないことを理解されたい。当業者には、可動インジケータ18が選択可能である必要がなく、その代わり、後述するようにカーソル24の位置に基づいて自動的に移動される視覚的インジケータであってよいことが理解されよう。
図3Bに最も良く示されているように、例えば「ラバーバンド」ライン等のラインインジケータ19は、ウェッジ12内で原点(図3Bに示さず)からカーソル24の現在位置まで伸びる。ラインインジケータ19の端がカーソル24の位置と一致しているため、カーソル24の移動によりラインインジケータ19の角度位置および/またはラインインジケータ19の長さが変わる。例えば、カーソル24が原点の方へ移動された場合、ラインインジケータ19の長さが短くなる。同様に、カーソル24が原点から遠ざかる方へ移動された場合、ラインインジケータ19の長さが伸びる。カーソル24が原点の回りを角度的に移動させられた場合、ラインインジケータ19は原点の回りを角度的に移動させられる。ラインインジケータ19の角度的移動と長さの変化は同時に生じる場合がある。従って、ラインインジケータ19は、カーソル24の角度的移動量についてユーザーに視覚的なフィードバックを提供する。ユーザーが変数の値をより正確に調整したい場合、ユーザーはラインインジケータ19を原点からより遠方へ伸ばすことができる。あるいは、ユーザーは変数の角度位置と値を変更するために必要な移動量が少なくて済むようにラインインジケータ19を原点の方へ移動させることができる。
図3Bに最も良く示されているように、ウェッジ12内に現在値インジケータ34を表示して、ユーザーが対応する変数の現在値を最大境界と最小境界14、16の間にあるラインインジケータ19(またはカーソル24)の現在角度位置の関数として確認できるようにすることができる。現在値インジケータ34はウェッジ12内にある必要はなく、ウェッジの外に置かれていてもよい。また、ラインインジケータ19、またはカーソル24が最初にウェッジ12内へ移動されるまで、現在値インジケータ34は隠れたままであってよい。この場合、入力装置22(図10参照)がカーソル24をウェッジ12内へ移動させたことをグラフィカルユーザーインターフェース26が最初に判定した時現在値インジケータ34を起動し表示することができる。この判定を行なうために、グラフィカルユーザーインターフェース26はウェッジ12の境界14、16の現在位置にアクセスして、この現在位置をディスプレイ32(図10参照)上のカーソル24の位置と比較する。カーソル24の位置がウェッジ12の境界14と16の間にある場合、グラフィカルユーザーインターフェース26は現在値インジケータ34を表示する。従って、特定のウェッジ12に関連付けられた変数および現在値インジケータ34を調整する意図をユーザーが示すまで、現在値インジケータ34はユーザーの注意をラジアルコントロールメニュー10の異なるウェッジ12からそらさせない。
図3Aに示していないが、現在値インジケータ34を図3Aのウェッジ12で用いる場合、入力装置22(図10参照)が可動インジケータ18を移動させるべく選択したとグラフィカルユーザーインターフェース26が最初に判定した時、現在値インジケータ34を起動および表示することができる。この判定を行なうために、グラフィカルユーザーインターフェース26は格納ユニットから可動インジケータ18の現在位置を取り出し、この現在位置をディスプレイ32上のカーソル24の位置(図10参照)と比較する。カーソル24と可動インジケータ18の位置が一致してユーザーが選択ボタンを押下したと入力装置22が判定した場合、グラフィカルユーザーインターフェース26は移動のために可動インジケータ18が選択されたと判定し、現在値インジケータ34が表示される。図3Bに最も良く示されている現在値インジケータ34が、上述の方法で、本明細書に記述するラジアルメニューのいずれにも適用できることを理解されたい。
図3Cに最も良く示されているように、ウェッジ12は、上述のラインインジケータ19および経路トレーシング要素21の両方を含んでいる。図3Cに示す実施形態において、ウェッジ12に対応する変数の値は、ラインインジケータ19の角度位置またはカーソル24の角度位置に基づいて設定することができる。経路トレーシング要素21は、グラフィカルユーザーインターフェース26内でカーソル24が動かされる経路を連続的に追跡する。経路トレーシング要素21は、カーソル24がラジアルメニュー内の異なるウェッジの間、あるいはラジアルメニューの外側で動かされた場合であってもカーソル24の移動履歴を示す。
図3Dに最も良く示されているように、ウェッジ12に対応する変数の値はカーソル24の角度位置で決定される。本実施形態において、ウェッジ12内に他の位置指示要素が無くてもよいが、現在値インジケータ(図3Dに示さず)を用いてもよい。
このように、図2、3Aの実施形態と比較して、図3B、3C、および3Dの実施形態ではユーザーが可動インジケータ18(図2、3A参照)を選択してドラッグする必要がなく、その代わりユーザーは単にカーソル24を目標位置まで移動させて目標位置を選択することにより値を選択することができる。
ちなみに、メニューの原点からの半径方向距離に基づいて対応する変数の値を決定する可動インジケータを用いる別の種類のラジアルコントロールメニュー(図示せず)では、変数をより大きな値に設定するためにユーザーはインジケータを原点から遠方へ移動させることが求められる。これは角度位置/変位を用いて変数の値を設定するよりも非効率的である。図2および図3A〜3Dに示す実施形態に関して、対応する変数の値が可動インジケータ18、ラインインジケータ19またはカーソル24と、最大および最小境界14、16の間の角距離に比例して最大および最小値に対して決定されるため、カーソル24および入力装置22の移動量を最小化することができる。
対応する変数の値は、多くの方法により決定/設定することができる。例えば、図2、3Aに示すウェッジ12を参照するに、この値を可動インジケータ18と最大または最小境界14、16の間の角度に基づいて設定することができる。この場合、最小境界16により表わされる変数の最小値が0、最大境界14により表わされる変数の最大値が90、ウェッジ12のサイズが360度のラジアルコントロールメニュー10の90度に対応するものと仮定する。従って、可動インジケータ18が最大境界14へ向かって5度角度的に移動された場合、対応値の値は最大値へ向かって5増加する。各ウェッジ12内で可動インジケータ18の移動により設定された変数値は、後述するように、メニュー10のサイズおよびウェッジ12の弧に基づく制約を受ける任意の増分値を用いて最大値と最小値の間に設定することができる。上記において最大値90を有する変数を設定するのに90度のウェッジを用いると述べたが、移動量に対する変数値の変化の比率が必ずしも1対1ではない場合の他の弧角度および/またはその他の最大値を用いてもよいことを理解されたい。対応する変数の値は、本発明の他の実施形態を用いて同様に決定/設定することができる。
以下、本発明の例示的な実施形態のレイアウト、インタラクション、およびサイズのパラメータに関して図4を参照しながら検討する。図4に、実寸法ではないラジアルコントロールメニューのウェッジ36を示す。図4に示す実施形態のサイズおよびパラメータは例示的であって本発明の範囲を限定することを意図していない。この記述は説明および図示目的で提供するものである。一般に、メニューサイズを吟味する際に2種類の寸法を考慮しなければならない。これらの寸法は、メニューの直径、およびメニュー項目によって範囲が定まる弧である。パイメニューは通常、8個以上の項目を有している。図からわかるように、8個以上の項目は通常、直径が極めて大きい連続的メニューで表示可能である。ここでは偶数である4、6および8項目を有するメニューを考慮する。これらは、90°、60°および45°の各ウェッジ36により定まる角度に対応する。
可能な最も小さい目標は単一のピクセルである。数値の範囲が5刻みで0〜100である場合、各々の値を実現するには合計21個のピクセルが必要である。各ピクセルは0〜100の間で5刻みの増分を表わす。この制約は、長さが21ピクセルを下回らない最小弧38を形成する。この最小弧38よりも原点に近い位置で所与の値を選択しようとしても、全ての値が選択できる訳ではない。原点から21ピクセルの弧38までの距離を図4に距離d21として示す。この距離は、ウェッジにより定まる弧の角度と共に変化する。
図4のパラメータは以下の通りである。
21;メニューの中央から、5%コントロール(最小弧38の長さが21ピクセル)内の全ての値が選択可能である弧38までの距離。図示していないが、d101は1%コントロール(最小弧38の長さが101ピクセル)の距離である。
φ;ウェッジにより定まる角度。これは4個の項目またはウェッジ36を有するメニューでは90°、6個の項目またはウェッジ36を有するメニューでは60°、8個の項目またはウェッジ36を有するメニューでは45°である。
;直径が4cmであるメニューの半径
;直径が7cmであるメニューの半径
w;単一の値に対する目標幅
h;単一の値に対する最大目標高さ(目標はd21で1ピクセルであって最大半径でhに達するまで増大する)
表1に、解像度が1インチ当たり100ドット(DPI)であるディスプレイ画面上における各種の項目/ウェッジ角度に対するd21およびd101の最小距離を詳述する。
[表1] 100DPIでのd21およびd101距離
上表を用いて判定できるように、8項目を有する、すなわちΦ=45°である直径4cm(半径2cm)のメニューに含まれるメニュー項目は、5%解像度コントロールに対し1.32cmの目標幅(w)を有している。これは、以下のように計算される。45°の場合のd21=0.68。d21は、画面の解像度(DPI)およびウェッジにより定まる角度Φの関数である。メニューの半径からd21を差し引けば、2cm−0.68cm=1.32cmとなって目標幅(w)1.32が得られる。また、表1を用いて、1%解像度を実現できる101ピクセルの弧(d101)の最短距離を、8個のメニュー項目(45°項目)を有する直径6.54cmのメニューを下回らないように決定することができる。1%解像度の場合のパラメータは5%解像度の場合のパラメータと同様に決定される。
[表2] 100DPIでの5%解像度に対する目標高さ(h)
[表3] 100DPIでの1%解像度に対する目標高さ(h)
目標の幅(w)は、5%解像度または1%解像度の場合に各々メニュー半径からd21またはd101を差し引いた値として定義される。高さ(h)とは、変数の値を変更するのに必要な半径方向の移動量を指す。目標の最小弧38における高さを1ピクセルとして定義する。次に、最小弧38の反対側にある目標のもう一方の端における高さ(h)を考慮する。表2、3に目標の高さ(h)の最大値を示すが、これは最小弧38の反対側にあるウェッジ36の外周の境界で生じる。表3において1ピクセルより大きい値を見るに、1%解像度は、直径が大きいメニューまたは項目数が少ないメニューでのみ実現できる。ウェッジ36が外周境界を有していない非有界メニューの場合、(w)および(h)の両方共にディスプレイ32(図10参照)の端までの距離のみにより制限され、潜在的にもっと大きくなり得る。目標の高さは、図4に示さない可動インジケータの半径方向の位置を用いて目標値を選択する際の容易さを決定する。すなわち、目標の高さは、目標値を選択できる領域を決定する。従って、変数の目標値を正確に選択し易くするように高さ(h)を大きくすることが望ましい。
図5Aに最も良く示されているように、ラジアルコントロールメニュー40は、連続値変数を表わす1個以上のウェッジ44と組み合わせて、機能またはトグル(2値状態)変数を表わすウェッジ42を含んでいてよい。図5Aに示すラジアルコントロールメニュー40には境界が無い、すなわちウェッジ42、44がグラフィカルユーザーインターフェース26の端まで伸びることを意味する。これにより可動インジケータ46の目標位置が容易に選択できるため、ユーザーが目標値を選択し易くなる。
可動インジケータは、選択可能ラインインジケータ、ラバーバンドラインまたは経路トレーサであってよい。ラジアルコントロールメニュー40の可動インジケータは、ラジアルコントロールメニュー40の原点48から所望のウェッジ44内へ引かれた経路トレーサ46である。経路トレーサ46は、所望のウェッジ44内へカーソル50が動いた経路を追跡する。例えば、入力装置22(図10参照)がメニュー起動コマンドを発行した場合、カーソル50の近くにラジアルコントロールメニュー40を表示することができる。次いでカーソル50を所望のウェッジ44内へ移動させることにより、図5Aに最も良く示されているように、インターフェース26内におけるカーソル50の移動を追跡することができる。対応する変数の値を設定/更新する場所を決定するのは経路トレーサ46の端部であるため、経路トレーサ46は直線でなくてもよい。従って、図2、3Aの実施形態と比べて、ユーザーは可動インジケータ18(図2、3A参照)を選択してドラッグする必要がなく、単にカーソル50を目標位置まで移動させるだけで値を選択することができる。
例えば、変数「不透明度」をウェッジ44に対応させることができる。変数が現在、最大値と最小値の間のどこに設定されているかをユーザーが確認できるように現在値インジケータ52が対応する変数の現在値を表示してもよい。ウェッジ44の現在値インジケータ52は37%に設定されている。
図5Bに最も良く示されているように、ラジアルコントロールメニュー54は、ウェッジ56を用いて設定される対応変数の各種の値を表わす視覚的特徴を備えたウェッジ56を有している。例えば、図5Bに示すウェッジBにおいて、色彩の暗さ/明るさが変化する。従って、ユーザーは、ウェッジB内での目標位置を実際に選択する前に、可動インジケータ58をウェッジ56の特定の位置まで移動させる効果を確認することができる。ウェッジBは、破線で分離された暗い側49と明るい側51を有している。図示していないが、明るい側51と暗い側49は破線の周囲で徐々に混合されてユーザーが適当な明度値を選択できるようにする。ウェッジHは、ラジアルコントロールメニュー54の原点60から伸びる各種の色53、55、57、および59の領域を含んでいる。ここで、カーソル62をウェッジHの適当な位置まで移動させる、または可動インジケータ58を選択して目標値に対応する適当な位置まで角度的に移動させることにより、各種の色から一つの色を色変数として選択することができる。従って、図5Bの実施形態は変数の実際の数値または最大値および最小値を示さないものの、ラジアルコントロールメニュー54が変数をラジアルコントロールメニュー54内の各種の位置に設定する効果を視覚的に示す。図5Bに示すラジアルコントロールメニュー54は、グラフィックデザイナーが色、明るさ、コントラスト等の視覚的特徴を選択する前に視認できるため、特にグラフィックデザインアプリケーションに有用であろう。図5C、5Dは各々、図5A、5Bに対応しているが、異なる視覚的特徴を表わすようにシェーディングを用いている。例えば、図5DのウェッジBの暗い部分は図5Bの暗い側49に対応している一方、図5DのウェッジBの明るい部分は図5Bの明るい側51に対応している。同様に、図5Dに示すウェッジHの異なる陰影は、図5Bに示すウェッジHの各種の色53、55、57、および59を表わす。
図6A、6Cに本発明の代替的な実施形態を示す。図6Aは、メニュー66の原点70に近い側で広がる楔(ウェッジ)形状を有する第1の複数のメニュー項目68、およびメニュー66の原点70から遠い側で広がる楔(ウェッジ)形状を有する第2の複数のメニュー項目72を有するスタガードラジアルコントロールメニュー66を示す。図6Aに最も良く示されているように、第1および第2のメニュー項目68、72は、第2のメニュー項目72が広くない場所で第1のメニュー項目68が広がっている、またはその逆、という具合に交互に配置されていてよい。従って、メニュー項目68、72の各々は、ユーザーが選択し易いように比較的広い領域、すなわち選択領域を有している。メニュー項目68、72の各々は、比較的狭い領域、すなわち選択が行なわれない非選択領域を有している。この構成により、はるかに多くの項目を所与のメニューに含めることができる。
メニュー項目68、72を用いて変数を設定可能な実施形態において、これらの項目68、72のより広い領域が対応変数の設定に用いる選択領域であってよい。この場合、選択領域内の角度位置を用いて変数の値を決定することができる。従って、図6Aには示していないが、図2に示す可動インジケータ18等の可動インジケータ、図3Bに示すラインインジケータ19または「ラバーバンド」ライン、あるいは図5Aに示す経路トレーサ46をメニュー項目68、72の選択領域内で用いることができる。また、現在値インジケータ、最大値インジケータ、および最小値インジケータもこれらの選択領域に関連付けて表示することができる。
図6Bに最も良く示されているように、ラジアルコントロールメニュー74は、メニュー74の原点78の周囲に高密度に配置された複数のウェッジ76を有している。ウェッジ76は各々、消しゴム、ブラシ、スライサ、クロッパー等のグラフィックデザインツールを表わすことができる。
図6Cに最も良く示されているように、ラジアルメニュー73は、項目または機能を選択可能な少なくとも1個の固定項目選択ウェッジ75、および連続変数の値を設定可能な少なくとも1個の可変項目選択ウェッジ77を含んでいる。可変項目選択ウェッジ77は、前の実施形態で述べたウェッジ12、36、44、または56の任意の1個であってよく、その中で対応変数の値をカーソル、可動インジケータ等の角度位置に従って設定することができる。図6Cに最も良く示されているように、可変項目選択ウェッジ77は固定項目選択ウェッジ75より大きいため、ユーザーがウェッジ77内での移動により変数の値を操作し易くなっている。また、ユーザーが単にウェッジ75内の任意の箇所を選択するだけで固定項目選択ウェッジ75に関連付けられた項目または機能を選択できるため、ウェッジ75はユーザーが項目を効果的に選択するためにそれほど広い領域を必要としない。
図2〜6Cの実施形態においてウェッジ、項目、または変数の値を選択可能ないくつかの異なる種類の方法がある。簡潔のため、これらの方法を図2に示すラジアルコントロールメニュー10、および図5Aに示すラジアルコントロールメニュー40を参照して説明する。しかし、これらの方法またはこれらの方法に対する変更が本明細書に図示および記述したどのラジアルメニューおよび/またはウェッジと共に用いてもよい点を理解されたい。
入力装置22(図10参照)においてメニュー起動コマンドが受理されたならば、入力装置22と通信するグラフィカルユーザーインターフェース26はメニュー起動コマンドに応答してラジアルコントロールメニュー10を表示する。図2のラジアルコントロールメニュー10は好適には、メニューが最初に表示された時にグラフィカルユーザーインターフェース26内でカーソル24が位置する場所にメニュー10の原点20が配置されるように表示される。これにより、ユーザーは入力装置22(図10参照)を最小限移動させるだけで、どのウェッジ12にも直ちにアクセスすることができる。
メニュー起動コマンドは、入力装置22の特定のボタンに割り当てることができる。例えば、メニュー起動コマンドは、マウスの右または左ボタン、キーボードの特定のキー、デジタイザタブレットのスタイラスのボタンまたは入力、あるいはデジタイザタブレット本体に配置されたボタンに設定されていてよい。図7Aに最も良く示されているように、割り当てられたボタンの第1の選択によりステップS100においてメニュー10を起動して、ステップS102でディスプレイ上に表示させ、一方で割り当てられたボタンの第2の選択を用いてウェッジ12内で項目または値を選択、および/または可動インジケータ18を選択することができる。この場合、第2の選択がステップS104で保持されている間に可動インジケータ18をドラッグして、ステップS106で第2の選択が解除されたならばウェッジ12内の適当な位置が選択されるようにできる。
メニュー項目/ウェッジ選択ボタンは、メニュー10の起動用に割り当てられたボタンとは異なっていてよい。この場合、メニュー10は、メニュー起動コマンドを発行すべく第1のボタンにより起動され、次いで入力装置22(図10参照)の別のボタンを用いて、可動インジケータ18を例えばクリック、ドラッグ、および解除することにより、可動インジケータ18を選択および/または移動させる。このようにして、2回のボタン選択操作(メニュー10の起動に1回、ウェッジ/項目/値の選択に1回)によりメニュー10を起動して、ウェッジ/項目を選択することができる。
本発明の別の実施形態において、ラジアルコントロールメニュー10を用いて、1回のボタン選択によりウェッジ、項目、または変数の値を選択してもよい。この場合、ボタン選択によりメニューが起動され、選択の解除によりメニュー項目/ウェッジ/値を選択する。図7Bに最も良く示されているように、ステップS110における第1の選択によりメニュー起動コマンドは受理される。ステップS112でメニューがディスプレイに表示されたならば、第1の選択がステップS112で保持されたまま、カーソル24の位置を目標領域まで移動させることができる。次いで、第1の選択が解除されたならば、ステップS114でカーソル24の位置に基づいて新たな変数値が設定される。
ある特定の種類の選択が上述の特定のラジアルコントロールメニューにより適している。例えば、図3B、3C、3D、および/または5Aの実施形態ではウェッジに関連付けられた可動インジケータをユーザーが選択して移動させる必要がないため、1回のボタン選択を用いてもよい。更に、図5Aに示す経路トレーサ46および現在値インジケータ52、または図3B、3Cに示すラバーバンドライン19により、カーソル50の位置およびそれにより設定される値をユーザーが視認できるため、カーソル50が置かれている角度位置に基づいて変数の目標値を正確に設定することができる。また、図3B、3C、3D、および/または5Aの実施形態において複数のボタン選択を用いることも可能である。例えば、第1の起動選択を行なってラジアルメニューを表示することができる。次いで、第2の値設定選択を用いて変数の値を設定することができる。
上述の2回ボタン選択の実施形態は、図2、3Aに示すラジアルコントロールメニュー10と共に用いてもよい。すなわち、第1の選択によりラジアルコントロールメニュー10を起動してよく、そして第2の選択により可動インジケータ18を選択および/または移動させてよい。
また、上述のラジアルコントロールメニューは有界および非有界モードで操作できるため、図8Cに最も良く示されているように、ユーザーに対しいずれのモードを用いるかの選択肢が与えられる。非有界モードでは、各ウェッジ12の境界はディスプレイ32(図10参照)の端まで伸びることができる。すなわち、ラジアルコントロールメニュー10には目に見える周辺境界線が存在しない。一方、有界モードでは、図2に最も良く示されているように、ラジアルコントロールメニュー10はラジアル周辺境界線11と共に表示される。ステップS120において、メニュー起動コマンドである初期選択が受理されて、初期選択が第1の種類の選択であるか第2の種類の選択であるかが判定される。グラフィカルユーザーインターフェース26がこの判定を行なう。初期選択が第1の種類の選択である場合、ステップS122において有界メニュー、例えば図2に示すラジアルコントロールメニュー10が表示される。ステップS124において、入力装置22(図10参照)は変数を調整/選択するために第2の選択を行なうことができる。ここで、ユーザーはカーソル24を所望のウェッジ12および/または位置まで動かして、上述の図7Aに最も良く示す2回ボタン選択用の仕方で選択ボタンを用いて選択を行なうことができる。
一方、ステップS120で初期選択が第2の種類の選択のであると判定された場合、ステップS126において非有界ラジアルコントロールメニュー、例えば図5Aに示すラジアルコントロールメニュー40が表示される。次いでステップS128により、初期選択が解除されたならば入力装置22がカーソル24を目標領域まで動かして、選択がカーソル50の位置に基づいて行なわれるようにする。この場合、ユーザーは、カーソル50を適当なウェッジ44および/または位置まで移動させ、メニュー起動ボタンを解除してカーソル50が現在置かれているメニュー項目/ウェッジを選択することができる。ユーザーは代替的に、カーソル50が原点48にある場合に初期選択を解除してメニューを解除することができる。あるいは、非有界メニューモードにより、2回ボタン選択を用いて有界メニューモードと同様の仕方で選択を行なうことができる。
第1の種類の選択と第2の種類の選択が同じボタンまたは異なるボタンであってよい点に留意されたい。両者が同じボタンである場合、インターフェース26はボタンが押下されている時間の長さに基づいて選択を区別すること、例えば、ボタンを軽く叩けば第1の種類の選択と判定し、押し続ければ第2の種類の選択と判定することができる。
非有界および有界モードを選択可能な別の方法は、2個の異なるボタンを用いるものである。例えば、入力装置22(図10参照)がマウスである場合、左ボタンにより有界メニューモードを選択できる一方、右ボタンにより非有界メニューを選択することができる。従って、ユーザーは好みに応じて、左クリックにより有界メニューを選択し、次いで再び左クリックにより所望のウェッジ/項目/値を選択することができる。同様に、ユーザーは右クリックしてホールドすることにより非有界メニューを選択して、次いで右クリックを解除することにより所望のウェッジ/項目/値を選択することができる。
図2および3A〜3Dに示す本発明の代替的な実施形態において、ラジアルコントロールメニュー10が起動されたならば、カーソル24を所望のウェッジ12内へ移動させることができ、図8Dに最も良く示されているように所定の時間が経過した時点でタイミング機能が自動的にウェッジ/項目/値を選択することができる。
ステップS130において、ラジアルコントロールメニュー10を起動する第1の選択が受理されたか否かが判定される。メニュー起動コマンドが受理された場合、ステップS132においてラジアルコントロールメニュー10が表示され、タイマー(図示せず)が設定されて、位置カーソル24を適当なウェッジまで移動することができる。ステップS134において所定の時間が経過したとタイマーが判定した場合、ステップS136でカーソル24が依然としてメニュー10の原点20にあるか否かが判定される。カーソル24が原点20にある場合、ステップS138で選択を行なわずにメニュー10が解除される。そうでない場合、ステップS140においてラジアルコントロールメニュー10内における位置カーソル24の位置に基づいて新たな変数の値が設定される。
カーソル24が存在する場所に原点20が位置づけされるようにメニュー10が表示されて素早い選択が可能なので、所定の時間を短く、例えば1秒以下に設定することができる。所定の時間は、ユーザーの特定のニーズを満たすべくユーザーにより調節可能であってよい。例えば、ユーザーが初めてラジアルコントロールメニュー10を用いる場合、所定の時間を長めに設定することができる。一方、選択を行なうのにラジアルコントロールメニュー10を学習する必要が無い慣れたユーザーは所定の時間が短い方を望むであろう。ユーザーが選択対象のウェッジ/項目12内へカーソル24を移動させることなく所定の時間が経過した場合、ユーザーが作業を続けられるよう、または選択する準備ができた時点でメニュー10を再起動できるよう、ラジアルコントロールメニュー10が解除される。
本発明の代替的な実施形態において、入力装置22(図10参照)を用いて項目/ウェッジを選択または調整する間、メニュー10を表示すべく起動ボタンがホールドされていてよい。この場合、カーソル24の位置に関わらず、且つ選択または調整が行なわれたか否かに関わらず、起動ボタンが離されたらメニュー10は解除される。
図9に、本発明の別の実施形態によるラジアルコントロールメニューを用いた変数制御方法を示す。図9の方法は、図2に示すラジアルコントロールメニュー10を用いて実行することができる。従って、説明目的で図9の方法について図2を参照しながら記述する。しかし、図9に示す方法が本明細書に記述するどの実施形態のラジアルメニューにも適用可能なことを理解されたい。この場合、ステップS150〜S156(後述)における可動インジケータ(群)は、カーソル、選択可能な可動インジケータ、経路トレーシング要素またはラバーバンドラインを指していてよい。
ステップS150において、メニュー起動コマンドが入力装置22で受理される。入力装置22が受理したメニュー起動コマンドに応答して、ステップS152においてラジアルコントロールメニュー10がグラフィカルユーザーインターフェース26内で起動される。ステップS152で行なわれるラジアルコントロールメニュー10の起動には、ラジアルコントロールメニュー10内のウェッジ12の現在の変数設定を検索して、自身の可動インジケータ18を含む各ウェッジ12を表示するステップが含まれる。次いで、ステップS154において、グラフィカルユーザーインターフェース26により、入力装置22(図10参照)が可動インジケータ(群)18を各ウェッジ(群)12の境界14と16の間を移動させて変数の現在値を変更できるようにする。可動インジケータ(群)18が動かされたならば、ステップS156において変数の現在値が、各ウェッジ(群)12の境界14および16と可動インジケータ(群)18の間の現在の距離に基づいて更新される。
図10に最も良く示されているように、システム80によりラジアルコントロールメニューを用いて変数を制御することができる。簡潔のため、図10のシステム80について図2のラジアルコントロールメニュー10を参照しながら記述する。しかし、システム80が、上述のどのラジアルコントロールメニューおよびその他の変形でも同様に利用できる点を理解されたい。
システム80はグラフィカルユーザーインターフェース26と対話するディスプレイ32を含み、ユーザーがディスプレイ32上でグラフィックスを操作できる。グラフィカルユーザーインターフェース26は処理ユニット82上で動作してラジアルコントロールメニュー10を表示する。システム80は更に入力装置22を含み、ユーザーがグラフィカルユーザーインターフェース26と対話することを可能にする。処理ユニット82は、少なくとも1個の変数の現在値を格納する格納ユニット84を含んでいる。処理ユニット82はまた、ラジアルコントロールメニュー10の各々のウェッジ12内の可動インジケータ(群)18の位置を判定するインジケータ位置ユニット86を含んでいる。
従って、入力装置22が可動インジケータ(群)18をラジアルコントロールメニュー10内で移動させた場合、インジケータ位置ユニット86は、ウェッジ12内における可動インジケータ(群)18の新たな位置に基づいて、変数の新たな更新された値を決定する。例えば、インジケータ位置ユニット86は、ウェッジ12の境界14、16に対する可動インジケータ(群)18の角度位置に基づいて新たな変数値を決定することができる。このために、インジケータ位置ユニット86は、複数の角度位置を変数値と1対1に対応させて格納する参照表のような格納ユニット(図示せず)を含んでいてよい。インジケータ位置ユニット86が変数の現在の更新された値を決定したならば、インジケータ位置ユニット86はこの値を格納すべく値格納ユニット84に供給する。
その後ラジアルコントロールメニュー10が起動されたならば、インジケータ位置ユニット86は値格納ユニット84に格納されている現在の変数値を検索して、各々のウェッジ(群)12内における可動インジケータ(群)18の適当な位置を決定する。その結果、ラジアルコントロールメニュー10はグラフィカルユーザーインターフェース26により、可動インジケータ(群)18がウェッジ(群)12内で適切に配置された状態で表示される。グラフィカルユーザーインターフェース26は処理ユニット82上で動作して、ユーザーが入力装置22を用いてディスプレイ32と対話できるようにする。グラフィカルユーザーインターフェース26は値格納ユニット84およびインジケータ位置ユニット86にアクセスして、ユーザーがラジアルコントロールメニュー10を操作できるようにする。インジケータ位置ユニット86がグラフィカルユーザーインターフェース26と別個であるように示されているが、代替的にグラフィカルユーザーインターフェース26がインジケータ位置ユニット86の機能を含んでいてよい点を理解されたい。
図11に最も良く示されているように、図10に示す入力装置22としてデジタイザタブレット88を用いてもよい。デジタイザタブレット88はタブレット筐体90、タブレット筐体90により画定される位置検出面92、その位置がデジタイザタブレット88により検出されるように位置検出面92と対話するための位置指示装置94を含んでいる。位置指示装置94は、スタイラス、マウス、パック等であってよい。タブレット筐体90は、上述のラジアルメニュー(群)を起動するために用いることができるボタン96を含んでいる。あるいは、位置指示装置94上のボタン98を用いてラジアルメニュー(群)を起動してもよい。いくつかの実施形態において、タブレット筐体90上のボタン96を用いてラジアルメニューを起動させ、位置指示装置94上のボタン98を用いてラジアルメニュー内での選択を行なう。位置検出面92上で位置指示装置94を用いて、ラジアルコントロールメニュー10(図2参照)のウェッジ12内でカーソル24を移動させることができる。その結果、値の設定および/またはラジアルコントロールメニュー10内でのメニュー項目の選択が効率的且つ便利良く行われる。
当業者には、本発明の各種の実施形態の装置および方法、例えば図7A〜9の方法、図10の処理ユニット82、またはグラフィカルユーザーインターフェース26が、ホストアプリケーション上で動作するソフトウェアまたはコンピュータ可読記録媒体として実施可能である点が理解されよう。コンピュータ可読記録媒体は、後でコンピュータシステムにより読み出し可能なデータを格納できる任意のデータ格納装置であってよい。コンピュータ可読記録媒体の例として、とりわけ、読出し専用メモリ(ROM)、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD−ROM、フラッシュメモリ、ダウンロード可能な命令、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光学データ格納装置、および搬送波(インターネットを介したデータ送信)が含まれる。
本発明の実施形態を図示および記述してきたが、当業者には、添付の請求項およびその等価物に範囲が規定されている本発明の原理および概念から逸脱することなくこれらの実施形態に対して変更を加えることが可能な点を理解されよう。
2 パイメニュー
4 メニュー項目
6 カーソル
7 スライダコントロールメニュー
8 中央原点
9 スライダコントロールメニュー
10 ラジアルコントロールメニュー
12 ウェッジ
14 最大境界
16 最小境界
18 可動インジケータ
19 ラインインジケータ
20 原点
22 入力装置
24 カーソル
26 グラフィカルユーザーインターフェース
28 第1端部
30 第2端部
32 ディスプレイ
34 現在値インジケータ
36 ウェッジ
38 最小弧
40 ラジアルコントロールメニュー
42,44 ウェッジ
46 経路トレーサ
48 原点
49 暗い側
50 カーソル
51 明るい側
52 現在値インジケータ
53,55,57,59 色
54 ラジアルコントロールメニュー
56 ウェッジ
58 可動インジケータ
60 原点
62 カーソル
66 メニュー
68 メニュー項目
70 原点
72 メニュー項目
74 ラジアルコントロールメニュー
75 固定項目選択ウェッジ
76 ウェッジ
77 可変項目選択ウェッジ
78 原点
80 システム
82 処理ユニット
84 値格納ユニット
86 インジケータ位置ユニット
88 デジタイザタブレット
90 タブレット筐体
92 位置検出面
94 位置指示装置
96 ボタン
98 ボタン

Claims (24)

  1. 位置指示器と、前記位置指示器を検出するタブレットと、
    前記位置指示器の入力操作に対応する操作パネルと前記位置指示器の現在位置を示すカーソルとを表示するディスプレイと、により構成される操作入力装置であって、
    前記操作パネルは、
    原点を有し、かつ複数の異なる項目についての設定値を設定するための複数のウェッジを有するラジアルメニューからなり、
    前記ラジアルメニューは前記原点から外側に伸びる領域により形成される前記複数のウェッジのそれぞれの領域には、前記原点からの角度位置にもとづく所定の最大値及び最小値を有する範囲の変数が関連付けられており、
    前記ラジアルメニューは更に、
    前記複数のウェッジのそれぞれに配置可能な変数調整器を含み、
    前記変数調整器は、前記カーソルによって前記複数のウェッジ内での前記原点に対し角度的な移動を可能とし、前記複数のウェッジ内における前記変数調整器の角度位置に基づいて前記変数の現在値を選択するとともに、前記原点からの距離に応じて、前記変数の精度を変更可能とすることを特徴とする操作入力装置。
  2. 前記ラジアルメニューは、更に、
    前記原点と前記カーソルの現在位置の間に連続的に引かれたインジケータ線を含む、
    請求項1に記載の操作入力装置。
  3. 前記複数のウェッジは、該変数の現在値を表示する現在値インジケータを含み、前記複数のウェッジにより境界を定められた領域へ前記カーソルが入るかまたはその内部で移動することに応じて前記現在値インジケータが表示される、請求項1または2に記載の操作入力装置。
  4. 前記複数のウェッジのそれぞれは、ラジアル境界を画定し、
    前記ラジアル境界は、前記変数の所定の最小値を表わす最小境界と、該最小境界の反対側にあって、前記画定したラジアル境界において前記変数の所定の最大値を表わす最大境界と、を含み、
    前記カーソルが、前記変数の現在値を調整することができるように、前記最大境界と前記最小境界の間を角度的に移動可能とする、請求項1に記載の操作入力装置。
  5. 前記最大境界に関連付けられ、前記変数の所定の最大値を表示する最大値インジケータと、前記最小境界に関連付けられ、前記変数の所定の最小値を表示する最小値インジケータと、を更に含む、請求項に記載の操作入力装置。
  6. 前記変数調整器は、前記ラジアルメニューの原点から伸びる移動可能な線を含み、
    前記移動可能な線は前記ラジアルメニューの前記原点に最も近い第1端部および前記ラジアルメニューの前記原点から最も遠い第2端部を有していて、前記カーソルを用いて前記第1端部と前記第2端部の間で点を選択して移動可能とするとともに、前記原点からの角度位置にもとづく所定の最大値及び最小値の間を角度的に移動可能とする、請求項1に記載の操作入力装置。
  7. 前記変数調整器が、前記ラジアルメニューの前記原点から伸びる移動可能な線を含み、前記移動可能な線は前記原点に最も近い第1端部および前記原点から最も遠い第2端部を有し、前記第2端部は、カーソルの移動が前記移動可能な線の角度位置および/または長さを変更するように前記カーソルの位置に対応する、請求項1に記載の操作入力装置。
  8. 前記原点から遠ざかるカーソルの移動が、前記移動可能な線の前記第2端部を前記第1端部から遠方へ移動させることにより前記移動可能な線の長さを長くし、前記原点に近づく前記カーソルの移動が、前記第2端部を前記第1端部の近くへ移動させることにより前記移動可能な線の長さを短くし、前記カーソルを前記原点の回りを角度的に移動させることにより前記移動可能な線の角度位置を変える、請求項に記載の操作入力装置。
  9. 前記カーソルの移動履歴が表示されるように、前記ラジアルメニュー全体にわたり前記カーソルの移動経路をトレースして、連続的に描画されるトレーシング線を表示可能とする、請求項に記載の操作入力装置。
  10. 第1の入力が選択されたならば、該第1の入力が選択されたウェッジにおいて、前記ラジアルメニューの原点に対して外側境界を有する有界モードで前記ラジアルメニューが起動され、前記第1の入力とは異なる第2の入力が選択されたならば、該第2の入力が選択されたウェッジにおいて、前記ラジアルメニューの原点に対して画定された外側境界を有しない非有界モードで前記ラジアルメニューが起動される、請求項1に記載の操作入力装置。
  11. 第1の入力が、該入力装置に関連付けられたボタンの選択および解除を含み、第2の入力が、該入力装置に関連付けられたボタンの選択および保持を含む、請求項10に記載の操作入力装置。
  12. 前記複数の各ウェッジは、複数の異なるラジアル領域を含み、各々の領域が少なくとも1個の他の領域の視覚的特徴とは異なる視覚的特徴を有する、請求項1に記載の操作入力装置。
  13. 前記複数の各ウェッジは、非選択領域および選択領域を含み、前記選択領域は前記非選択領域より広い弧長を有する、請求項1に記載の操作入力装置。
  14. 前記ラジアルメニューは、前記原点から外側へ伸びる第1の領域を画定する第1のウェッジと、前記原点から外側へ伸びる第2の領域を画定する第2のウェッジを含み、前記第2のウェッジが前記カーソルにより選択可能な固定項目に関連付けられていて、前記第2のウェッジの前記第2の領域が前記第1のウェッジの前記第1の領域より小さい、請求項1に記載の操作入力装置。
  15. 操作入力装置で使用するラジアルメニューであって、
    メニューのコントロール変数を表わす複数のウェッジと、該メニューの原点から前記ウェッジ内へ伸びる少なくとも1個の移動可能な変数調整器とを含み、
    前記複数のウェッジは、前記コントロール変数の所定の最大値を表わす最大ラジアル境界および該コントロール変数の所定の最小値を表わす最小ラジアル境界を有していて、前記最大ラジアル境界および前記最小ラジアル境界は、前記メニューの原点から外側へ伸びており、
    前記変数調整器は、前記所定の最大値と最小値の間で前記コントロール変数の値を選択すべく調整可能な角度位置を有し、前記コントロール変数の選択された値が前記所定の最大値および最小値に関して、前記変数調整器と前記最大ラジアル境界および最小ラジアル境界の間の角距離に比例して各々決定され、前記原点からの距離に応じて、前記変数の精度を変更可能とする、ラジアルメニュー。
  16. 所定の最小値と所定の最大値の間の値に設定可能な少なくとも1個の変数を、位置指示器の現在位置を示すカーソルを有するグラフィカルユーザーインターフェースに動作可能に関連付けられた位置指示器を用いて制御する方法であって、
    メニュー起動コマンドに応答して、前記グラフィカルユーザーインターフェース内のラジアルメニューであって、原点と、少なくとも、該変数に関連付けられていて原点から伸びる複数のウェッジとを有して、原点回りのカーソルの角度位置に基づいて前記変数の現在値を選択すべくカーソルが前記ウェッジ内で移動可能であり、かつ前記原点から外側に伸びる領域により形成される前記複数のウェッジのそれぞれの領域には、前記原点からの角度位置にもとづく所定の最大値及び最小値を有する範囲の変数が関連付けられているラジアルメニューを起動するステップと、
    前記位置指示器を介して、カーソルを前記複数のウェッジの中の少なくとも1つのウェッジ内で移動させて原点回りのカーソルの角度位置を変更する移動コマンドを選択するステップと、
    前記変数の現在値を変更して原点回りのカーソルの変更された角度位置を反映させ、前記変数の現在値を表示するとともに、前記原点からの距離に応じて、前記変数の精度を変更可能とするステップと、を含む方法。
  17. 前記ラジアルメニューの起動、前記移動コマンドの選択、および前記変数の現在値の変更は、入力装置に関連付けられたボタンの1回のボタン選択により行われ、該ボタンを押下することによりラジアルメニューが表示され、カーソルが前記複数のウェッジ内にある間にボタンを解除することによりカーソルが置かれている角度位置の選択がなされる、請求項16に記載の方法。
  18. 前記ラジアルメニューの起動、前記移動コマンドの選択、および前記変数の現在値の変更は、該入力装置に関連付けられたボタンの1回のボタン選択と、該ボタンの選択がなされてから所定の時間が経過した時の前記ウェッジ内におけるカーソルの角度位置を自動的に選択するタイマーと、により行われる請求項16に記載の方法。
  19. 前記ラジアルメニューの起動は、ウェッジ内において少なくとも一つの変数調整器を表示することを含み、前記ウェッジ内における前記変数調整器の角度位置に基づいて前記変数の現在値が選択されるように、前記変数調整器がカーソルにより選択可能であり且つ前記ウェッジ内における自身の角度位置が変更されるように角度的に移動可能になっており、
    前記ラジアルメニューの起動、前記移動コマンドの選択、および前記変数の現在値の変更は、前記入力装置に関連付けられた少なくとも1個のボタンの2回ボタン選択により行われ、第1のボタン選択によりラジアルメニューが表示され、第2のボタン選択により前記変数調整器を選択および/または移動させる、請求項16に記載の方法。
  20. 第2のボタン選択は、最初に該ボタンを押下して前記変数調整器を選択することと、中途で該ボタンを保持して前記変数調整器を角度的に移動可能にさせることと、その後に該ボタンを解除して前記変数調整器の角度位置を設定させることを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 少なくとも1個の関連付けられたボタンを有する入力装置とカーソルを有するディスプレイとが関連付けられているラジアルコントロールメニューを用いて、変数の値を設定する方法であって、
    前記入力装置における前記少なくとも1個のボタンの第1の選択を受理するステップと、
    前記第1の選択に応答して前記ディスプレイ上に前記ラジアルコントロールメニューを表示するステップであって、前記ラジアルコントロールメニューは、自身の中央に原点と、該原点から伸びる少なくとも1個のウェッジを有し、自身の原点が前記ディスプレイ上におけるカーソルの位置に対応するように前記ラジアルコントロールメニューを表示するステップと、
    前記入力装置を移動させて、前記カーソルを少なくとも1個のウェッジ内へ移動させるステップと、
    原点に関する前記カーソルの角度位置に基づいて前記変数の現在値を決定して、少なくとも1個のウェッジに関する前記変数の現在値を表示するステップと、
    少なくとも1個のボタンの第2の選択を受理して、現在表示されている値を前記変数の値として設定するとともに、前記原点からの距離に応じて、前記変数の精度を変更可能とするステップとを含む方法。
  22. 前記入力装置が、少なくとも1個の第1ボタンを有するタブレットおよび少なくとも1個の第2ボタンを有する位置指示器を含み、第1の選択が、前記タブレット上で少なくとも1個の第1ボタンを選択することを含み、第2の選択が、位置指示器上で該少なくとも1個の第2ボタンを選択することを含む、請求項21に記載の方法。
  23. ジアルコントロールメニューを有するグラフィカルユーザーインターフェースを表示するディスプレイであって、該ラジアルコントロールメニューが複数のウェッジを含み、
    前記ウェッジの少なくとも1個が、自身の内部に置かれて、前記ウェッジ内の少なくとも1個の基準点に対する位置に基づいて対応する変数の値を決定するとともに、原点からの距離に応じて、前記変数の精度を変更可能とするべく移動可能な変数調整器を含むディスプレイと、
    前記グラフィカルユーザーインターフェースと対話するための入力装置と、
    前記入力装置の動作に基づいて前記グラフィカルユーザーインターフェースおよび前記ラジアルコントロールメニューを制御すべく前記入力装置に動作可能な状態で関連付けられた処理ユニットであって、前記変数の現在値を格納する値格納ユニットと、
    前記変数の現在値に基づいて前記変数調整器を表示すべく前記グラフィカルユーザーインターフェースを制御し、少なくとも1個の基準点に対する前記変数調整器の位置が前記入力装置を用いて変更された場合に前記値格納ユニットに格納されている現在値を更新すべく、前記ディスプレイ、前記入力装置および前記値格納ユニットと通信するインジケータ位置ユニットを含む処理ユニットと、
    を含んでいるコンピュータシステム。
  24. 前記入力装置が、
    筐体と、該筐体により画定される位置検出面、および少なくとも1個の、前記筐体上に配置されていて前記ディスプレイ上のラジアルコントロールメニューを起動するべく選択可能であるボタンを含むデジタイザタブレットと、
    前記デジタイザタブレットに動作可能な状態で関連付けられていて、前記位置検出面と対話して該ラジアルコントロールメニュー内で該可動インジケータを制御すべく移動可能である位置指示器とを含む、請求項23に記載のコンピュータシステム。
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