JP5217995B2 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、内燃機関における異常音などの発生を抑制するための制御を行う内燃機関の制御装置に関する。
この種の技術が、例えば特許文献1に記載されている。特許文献1には、モータの発電量に基づいて、エンジン(内燃機関)のこもり音の発生を回避する動作ラインを設定し、当該動作ラインに基づいてエンジン及びモータの制御を行う技術が提案されている。
特開2006−2740号公報
しかしながら、上記した特許文献1に記載された技術では、過渡的なエンジントルク変動を考慮して動作ラインを設定していなかったため、当該動作ラインを用いた場合に燃費が悪化してしまう場合があった。これは、こもり音の発生を回避するために、燃費最適となる動作ライン(以下、「燃費最適ライン」と呼ぶ。)から、必要以上に離れた動作ラインを用いている場合があったからである。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、異常音などの発生を抑制しつつ、燃費悪化を最小限にすることが可能な内燃機関の制御装置を提供することを目的とする。
本発明の1つの観点では、内燃機関の動作ラインに基づいて制御を行う内燃機関の制御装置であって、前記内燃機関のトルク変動に基づいて、前記内燃機関における異常音が低減されるように前記動作ラインを設定する動作ライン設定手段を備え、前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動に基づいて、燃費最適となる動作ライン上の動作ポイントからの離間量が最小となる動作ポイントを有する前記動作ラインに設定し、前記トルク変動が大きい場合は、前記トルク変動が小さい場合に比べて、前記燃費最適となる動作ライン上の動作ポイントからの離間量を大きくする
上記の内燃機関の制御装置は、動作ラインに基づいて内燃機関に対する制御を行うために好適に利用される。具体的には、動作ライン設定手段は、内燃機関のトルク変動(言い換えると燃焼変動)に基づいて、内燃機関における異常音が低減されるように動作ラインを設定する。これにより、内燃機関のこもり音などの異常音の発生を抑制しつつ、燃費悪化を最小限にすることが可能となる。
上記の内燃機関の制御装置の一態様では、前記内燃機関と第1及び第2のモータジェネレータとを具備するハイブリッド車両に適用され、前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動に基づいて、前記第2のモータジェネレータのトルクが0付近の所定範囲内のトルクとならないように前記動作ラインを設定する。
上記の内燃機関の制御装置は、ハイブリッド車両に適用され、動作ラインに基づいて内燃機関に対する制御を行う。具体的には、動作ライン設定手段は、内燃機関のトルク変動に基づいて、第2のモータジェネレータのトルクが0付近の所定範囲内のトルクとならないように動作ラインを設定する。これにより、第2のモータジェネレータにおける歯打ち音などの発生を抑制しつつ、燃費悪化を最小限にすることが可能となる。
上記の内燃機関の制御装置の一態様では、前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動に基づいて、燃費最適となる動作ライン上の動作ポイントからの離間量が最小となる動作ポイントを有する前記動作ラインに設定する。
この態様では、動作ライン設定手段は、トルク変動の大小に応じて、燃費最適ライン上の動作ポイントからの離間量が最小となるような動作ポイントを有する動作ラインに設定する。例えば、トルク変動が大きいような場合には当該離間量が比較的大きな動作ラインに設定し、トルク変動が小さいような場合には当該離間量が比較的小さな動作ラインに設定する。これにより、燃費悪化が最小限となる動作ラインに適切に設定することが可能となる。
好適には、前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関における冷却水の温度に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する。
また好適には、前記動作ライン設定手段は、EGR率に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する。
また好適には、前記動作ライン設定手段は、排気ガスの空燃比に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する。
また好適には、前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動率に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する。
また好適には、前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関における冷却水の温度、EGR率、及び排気ガスの空燃比、並びに前記内燃機関のトルク変動率のうちの少なくともいずれかに基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する。
本発明における内燃機関の制御装置は、動作ラインに基づいて内燃機関に対する制御を行うために好適に利用される。具体的には、動作ライン設定手段は、内燃機関のトルク変動(言い換えると燃焼変動)に基づいて、内燃機関における異常音が低減されるように動作ラインを設定する。これにより、内燃機関のこもり音などの異常音の発生を抑制しつつ、燃費悪化を最小限にすることが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施の形態について説明する。
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。
(装置構成)
図1は、第1実施形態に係る内燃機関の制御装置が適用されたシステムの構成を示す概略図である。なお、図1では、実線矢印がガスの流れを示し、破線矢印が信号の入出力を示している。
エンジン(内燃機関)50は、主に、吸気通路3と、スロットルバルブ4と、燃料噴射弁5と、気筒6aと、排気通路9と、点火プラグ10と、EGR通路12と、EGRバルブ13と、を有する。エンジン50は、例えばガソリンエンジンなどに相当する。なお、図1においては、説明の便宜上、1つの気筒6aのみを示しているが、実際にはエンジン50は複数の気筒6aを有する。また、本発明は、ガソリンエンジンへの適用に限定されず、ディーゼルエンジンにも適用することができる。
吸気通路3には外部から導入された吸気(空気)が通過し、スロットルバルブ4は吸気通路3を通過する吸気の流量を調整する。吸気通路3を通過した吸気は、燃焼室6bに供給される。また、燃焼室6bには、燃料噴射弁5によって噴射された燃料が供給される。燃焼室6b内では、このように供給された吸気と燃料との混合気が、点火プラグ10によって点火されることで燃焼される。この場合、燃焼によってピストン6cが往復運動し、当該往復運動がコンロッド6dを介してクランク軸(不図示)に伝達され、クランク軸が回転する。燃焼室6bには排気通路9が接続されており、このような燃焼によって生じた排気は排気通路9から排出される。燃焼室6bには、吸気弁7と排気弁8とが設けられている。吸気弁7は、開閉することによって、吸気通路3と燃焼室6bとの導通/遮断を制御する。排気弁8は、開閉することによって、排気通路9と燃焼室6bとの導通/遮断を制御する。
排気通路9上には、EGR(Exhaust Gas Recirculation)通路12が接続されている。具体的には、EGR通路12は、一端が排気通路9に接続されており、他端が吸気通路3に接続されており、吸気系に排気ガス(EGRガス)を還流可能に構成されている。また、EGR通路12上には、吸気系に還流させるEGR量を調整可能なEGRバルブ13が配設されている。EGRバルブ13は、ECU20から供給される制御信号によって開度などが制御される。
更に、エンジン50には、水温センサ14、クランク角センサ15、及びA/Fセンサ16が配設されている。水温センサ14は、エンジン50を冷却する冷却水の温度(以下、単に「水温」と表記する。)を検出する。クランク角センサ15は、クランク軸の回転角(クランク角)を検出する。A/Fセンサ16は、排気通路9中の排気ガスのA/F(空燃比)を検出する。これらのセンサは、検出した値に対応する検出信号をECU20に供給する。
ECU(Electronic Control Unit)20は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)などを備えて構成される。ECU20は、上記した各種センサから取得された検出信号などに基づいて、エンジン50に対する制御を行う。本実施形態では、ECU20は、主に、エンジン50の動作ポイントを移動させるための動作ラインを設定する処理を行う。具体的には、ECU20は、エンジン50におけるこもり音などの異常音を低減するための動作ラインを設定する処理を行う。このように、ECU20は、本発明における内燃機関の制御装置に相当し、動作ライン設定手段として機能する。
(動作ラインの設定方法)
次に、第1実施形態における動作ラインの設定方法について、具体的に説明する。第1実施形態では、ECU20は、エンジン50のトルク変動(言い換えると、燃焼変動)を考慮して、エンジン50におけるこもり音などの異常音を低減するための動作ライン(以下では、「NV(Noise Vibration)ライン」と呼ぶ。)を設定する。具体的には、ECU20は、エンジン50のトルク変動を考慮して、燃費最適ライン上の動作ポイントからの離間量(以下、「動作ポイント回避量」と呼ぶ。)が最小となる動作ポイントを有するNVラインに設定する。つまり、等パワーに維持した場合において、NVライン上の動作ポイントが燃費最適ライン上の動作ポイントから離れている量が最小となるように、NVラインを設定する。なお、動作ポイント回避量は、エンジン回転数の差などにより規定される。
このようにNVラインを設定する理由は、以下の通りである。通常、エンジン50の動作ラインは燃費最適ラインに設定されるが、エンジン50のこもり音などを抑制するために、エンジン50自体の強制力を低下させるNVラインが用いられる。例えば、こもり音を適切に抑制するため、低回転で高負荷である領域を避けてNVラインが設定される。このようなNVラインの設定方法として、エンジン50のこもり音などを確実に抑制するために、トルク変動のばらつきが最大となるような動作ポイントにてNVラインを設定する方法(つまりばらつき最大で燃焼変動を見積もってNVラインを設定する方法)がある。当該方法でNVラインを設定した場合には、トルク変動があまり発生しないような状況でも、燃費最適ラインから必要以上に離間させた位置にNVラインを設定してしまい、燃費が悪化してしまう場合がある。つまり、燃費が最良とならない場合がある。例えば、トルク変動のばらつきは、エンジン50の暖機過程などで過渡的に発生する。
したがって、第1実施形態では、エンジン50のトルク変動を考慮して、NVラインを設定する。具体的には、ECU20は、トルク変動が小さいような状況では動作ポイント回避量が小さいNVラインに設定し、トルク変動が大きいような状況では動作ポイント回避量が大きいNVラインに設定する。このようにNVラインを設定することにより、エンジン50のこもり音などの異常音の発生を抑制しつつ、燃費悪化を最小限にすることが可能となる。
図2は、第1実施形態におけるNVラインの設定方法の基本概念を説明するための図である。図2は、横軸にエンジン回転数を示し、縦軸にエンジントルクを示している。実線A1は、燃費最適ラインの一例を示しており、破線A2、A3は、NVラインの一例を示している。この場合、NVラインA2よりもNVラインA3のほうが燃費最適ラインA1から離れている。更に、図2では、動作ポイントB1、B2、B3を一例として示しており、これらは、それぞれ燃費最適ラインA1、NVラインA2、NVラインA3上に位置していると共に、等パワーラインA5上に位置している。つまり、動作ポイントB1、B2、B3に設定された場合には、エンジン50から、概ね同一のパワーが出力されることとなる。
第1実施形態では、エンジン50のトルク変動に応じて、使用するNVラインを切り替える。具体的には、ECU20は、トルク変動が比較的小さいような場合(例えば水温が高い場合(暖機後など))にはNVラインA2に設定する。この場合には、例えば動作ポイントB2でエンジン50が動作される。動作ポイントB2は、燃費最適ラインA1及び等パワーラインA5上の動作ポイントB1よりも、エンジン回転数が少し高いことがわかる。これに対して、ECU20は、トルク変動が比較的大きいような場合(例えば水温が低い場合(暖機前など))にはNVラインA3に設定する。この場合には、例えば動作ポイントB3でエンジン50が動作される。動作ポイントB3は、燃費最適ラインA1及び等パワーラインA5上の動作ポイントB1よりも、エンジン回転数がかなり高いことがわかる。
ここで、第1実施形態におけるNVラインの設定方法をより詳細に説明する。第1実施形態では、ECU20は、エンジン50におけるトルク変動の発生要因に基づいて(つまりトルク変動の大きさに起因する要素に基づいて)トルク変動を推定して、動作ポイント回避量が最小限となるNVラインを設定する。言い換えると、ECU20は、トルク変動が実際に発生してからではなく、トルク変動が発生する前に、このような発生要因に基づいてトルク変動の発生を推測して、NVラインを設定する。トルク変動の発生要因としては、冷却水における水温や、吸入空気量とEGRガスとの比率を示すEGR率や、排気ガスにおけるA/Fや、エンジン50のトルク変動率などが挙げられる。例えば、水温やEGR率やA/Fやトルク変動率などに基づいてNVラインを規定したマップを予め作成しておき、ECU20は、このようなマップを参照することで、現在の水温やEGR率やA/Fやトルク変動率などに対応するNVラインを決定する。
図3は、水温に基づいてNVラインを設定する方法を説明するための図である。具体的には、図3は、水温に基づいて規定されたNVラインのマップの一例を示している。横方向にエンジン50のパワー(要求パワー)を示し、縦方向に水温を示しており、これらの水温及びパワーに対して、設定すべきエンジン回転数が対応付けられている。これより、水温が低くなるほど、設定すべきエンジン回転数が高くなる傾向が見て取れる。これは、水温が低くなるほどトルク変動が大きくなる(燃焼変動が大きくなる)傾向にあるからである。
ECU20は、図3に示すようなマップを参照することで、現在の水温及びエンジン50のパワーに対応するNVラインを決定する。より具体的には、ECU20は、設定すべき動作ポイント(即ち、エンジン回転数)を決定する。これにより、水温が低いほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定され、水温が高いほど動作ポイント回避量が小さな動作ポイントが決定されることとなる。
次に、水温の代わりにEGR率に基づいて、NVラインを設定する方法を説明する。この場合には、例えばEGR率に基づいて規定されたNVラインのマップを用いて、NVラインが設定される。具体的には、当該マップにおいては、EGR率及びエンジン50のパワーに対して、設定すべきエンジン回転数が対応付けられている。詳しくは、当該マップは、EGR率が高くなるほど、設定すべきエンジン回転数が高くなるような傾向を有している。これは、EGR率が高くなるほどトルク変動が大きくなる傾向にあるからである。ECU20は、このようなマップを参照することで、現在のEGR率及びエンジン50のパワーに対応するNVラインを決定する。これにより、EGR率が高いほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定され、EGR率が低いほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定されることとなる。
次に、水温及びEGR率の代わりにA/Fに基づいて、NVラインを設定する方法を説明する。この場合には、例えばA/Fに基づいて規定されたNVラインのマップを用いて、NVラインが設定される。具体的には、当該マップにおいては、A/F及びエンジン50のパワーに対して、設定すべきエンジン回転数が対応付けられている。詳しくは、当該マップは、A/Fがリーンになるほど、設定すべきエンジン回転数が高くなるような傾向を有している。これは、A/Fがリーンになるほどトルク変動が大きくなる傾向にあるからである。ECU20は、このようなマップを参照することで、現在のA/F率及びエンジン50のパワーに対応するNVラインを決定する。これにより、A/Fがリーンになるほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定され、A/Fがリッチになるほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定されることとなる。
次に、水温及びEGR率並びにA/Fの代わりにエンジン50のトルク変動率に基づいて、NVラインを設定する方法を説明する。この場合には、例えばトルク変動率に基づいて規定されたNVラインのマップを用いて、NVラインが設定される。具体的には、当該マップにおいては、トルク変動率及びエンジン50のパワーに対して、設定すべきエンジン回転数が対応付けられている。詳しくは、当該マップは、トルク変動率が大きくなるほど、設定すべきエンジン回転数が高くなるような傾向を有している。これは、トルク変動率が大きくなるほどトルク変動が大きくなる傾向にあるからである。ECU20は、このようなマップを参照することで、現在のトルク変動率及びエンジン50のパワーに対応するNVラインを決定する。これにより、トルク変動率が大きいほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定され、トルク変動率が小さいほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定されることとなる。なお、上記したトルク変動率は、クランク角加速度変化(クランク角センサ15で検出されるクランク角を2階微分した値)から推測することができる。
以上説明した第1実施形態によれば、NVラインを適切に設定することができるため、エンジン50のこもり音などの異常音の発生を抑制しつつ、燃費悪化を最小限にすることが可能となる。
なお、上記では、水温、EGR率、A/F、及びトルク変動率のうちのいずれか1つのみに基づいてNVラインを設定する方法を示したが、これらのうちの少なくともいずれか1つ以上に基づいてNVラインを設定することも可能である。更に、水温、EGR率、A/F、及びトルク変動率がトルク変動へ与える寄与度に応じて、NVラインの設定に用いる要素を切り替えることも可能である。例えば、水温がかなり低く、EGR率がそれほど高くないような状況においては、EGR率を用いずに、水温のみに基づいてNVラインを設定することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態について説明する。前述した第1実施形態では、エンジン50における異常音を低減するためのNVラインを設定していた。これに対して、第2実施形態では、このようなNVラインの代わりに、ハイブリッド車両における第2のモータジェネレータのトルクが0付近の所定範囲内のトルクになることを回避するための動作ライン(以下、「MG2トルク0回避動作ライン」と呼ぶ。)を設定する。
(装置構成)
図4は、第2実施形態に係る内燃機関の制御装置が適用されたハイブリッド車両100の構成を示す概略図である。なお、図4では、破線矢印は信号の入出力を示している。
ハイブリッド車両100は、主に、エンジン50と、車軸72と、駆動輪73と、第1のモータジェネレータMG1と、第2のモータジェネレータMG2と、動力分割機構74と、インバータ75と、バッテリ76と、ECU21と、を備える。
車軸72は、エンジン50及び第2のモータジェネレータMG2の動力を車輪73に伝達する動力伝達系の一部である。車輪73は、ハイブリッド車両100の車輪であり、説明の簡略化のため、図4では特に左右前輪のみが表示されている。エンジン50は、図1に示したものと基本構成は同一であり、ハイブリッド車両100の主たる推進力を出力する動力源として機能する。エンジン50は、ECU21によって種々の制御が行われる。
第1のモータジェネレータMG1は、主としてバッテリ76を充電するための発電機、或いは第2のモータジェネレータMG2に電力を供給するための発電機として機能するように構成されており、エンジン50の出力により発電を行う。第1のモータジェネレータMG1は、例えば制動時(減速時)などにおいて回生ブレーキとして機能して、回生運動を行うことで電力を発生する。また、第2のモータジェネレータMG2は、主としてエンジン50の出力をアシスト(補助)する電動機として機能するように構成されている。これらの第1のモータジェネレータMG1及び第2のモータジェネレータMG2は、例えば同期電動発電機として構成され、外周面に複数個の永久磁石を有するロータと、回転磁界を形成する三相コイルが巻回されたステータとを備える。動力分割機構74は、プラネタリギヤ(遊星歯車機構)に相当し、エンジン50の出力を第1のモータジェネレータMG1及び車軸72へ分配することが可能に構成されている。
インバータ75は、バッテリ76と、第1のモータジェネレータMG1及び第2のモータジェネレータMG2との間の電力の入出力を制御する直流交流変換機である。例えば、インバータ75は、バッテリ76から取り出した直流電力を交流電力に変換して、或いは第1のモータジェネレータMG1によって発電された交流電力をそれぞれ第2のモータジェネレータMG2に供給すると共に、第1のモータジェネレータMG1によって発電された交流電力を直流電力に変換してバッテリ76に供給することが可能に構成されている。
バッテリ76は、第1のモータジェネレータMG1及び/又は第2のモータジェネレータMG2を駆動するための電源として機能することが可能に構成されると共に、これらが発電した電力を充電可能に構成された蓄電池である。
ECU21は、図示しないCPU、ROM及びRAMなどを備え、ハイブリッド車両100内の各構成要素に対して種々の制御を行う。本実施形態では、ECU21は、主に、エンジン50の動作ポイントを移動させるための動作ラインを設定する処理を行う。具体的には、ECU21は、MG2トルク0回避動作ラインを設定する処理を行う。このように、ECU21は、本発明における内燃機関の制御装置に相当し、動作ライン設定手段として機能する。
(動作ライン設定方法)
次に、第2実施形態における動作ラインの設定方法について、具体的に説明する。第2実施形態では、ECU21は、エンジン50のトルク変動を考慮して、第2のモータジェネレータMG2のトルクが0付近の所定範囲内のトルクとなることを回避するための動作ライン(MG2トルク0回避動作ライン)を設定する。言い換えると、ECU21は、第2のモータジェネレータMG2のトルクの伝達系における歯打ち音(ギヤのガタ打ち音)などを低減するための動作ラインを設定する。具体的には、ECU21は、エンジン50のトルク変動を考慮して、燃費最適ライン上の動作ポイントからの離間量(この量についても、以下では「動作ポイント回避量」と呼ぶ。)が最小となる動作ポイントを有するMG2トルク0回避動作ラインに設定する。つまり、等パワーに維持した場合において、MG2トルク0回避動作ライン上の動作ポイントが燃費最適ライン上の動作ポイントから離れている量が最小となるように、MG2トルク0回避動作ラインを設定する。なお、上記した「第2のモータジェネレータMG2のトルクが0付近の所定範囲」とは、第2のモータジェネレータMG2のトルクの伝達系(T/Mなど)において歯打ち音などが発生するような、第2のモータジェネレータMG2におけるトルクが0付近の領域に相当する。このような領域は、実験や演算などにより求められる。
このようにMG2トルク0回避動作ラインを設定する理由は、以下の通りである。第2のモータジェネレータMG2のトルクが0付近になった場合、第2のモータジェネレータのトルクの伝達系において歯打ち音(所謂、ガラ音)などが発生する場合がある。一般的には、このような歯打ち音の発生を抑制するために、第2のモータジェネレータMG2のトルクが0付近にならないように、エンジン50の動作ラインをMG2トルク0回避動作ラインに設定することが行われる。こうすることで、エンジン50自体の強制力を低下させ、回転変動を低下させている。このようなMG2トルク0回避動作ラインの設定方法として、第2のモータジェネレータMG2における歯打ち音を確実に抑制するために、トルク変動のばらつきが最大となるような動作ポイントにて動作ラインを設定する方法(つまりばらつき最大で燃焼変動を見積もって動作ラインを設定する方法)がある。当該方法でMG2トルク0回避動作ラインを設定した場合には、トルク変動があまり発生しないような状況でも、燃費最適ラインから必要以上に離間させた位置にMG2トルク0回避動作ラインを設定してしまい、燃費が悪化してしまう場合がある。つまり、燃費が最良とならない場合がある。例えば、トルク変動のばらつきは、エンジン50の暖機過程などで過渡的に発生する。
したがって、第2実施形態では、エンジン50のトルク変動を考慮して、MG2トルク0回避動作ラインを設定する。具体的には、ECU21は、トルク変動が小さいような状況では動作ポイント回避量が小さいMG2トルク0回避動作ラインに設定し、トルク変動が大きいような状況では動作ポイント回避量が大きいMG2トルク0回避動作ラインに設定する。このようにMG2トルク0回避動作ラインを設定することにより、第2のモータジェネレータMG2における歯打ち音などの発生を抑制しつつ、燃費悪化を最小限にすることが可能となる。
図5は、第2実施形態におけるMG2トルク0回避動作ラインの設定方法の基本概念を説明するための図である。図5は、横軸にエンジン回転数を示し、縦軸にエンジントルクを示している。実線D1は、燃費最適ラインの一例を示しており、破線D2、D3は、MG2トルク0回避動作ラインの一例を示している。この場合、MG2トルク0回避動作ラインD2よりもMG2トルク0回避動作ラインD3のほうが燃費最適ラインD1から離れている。更に、図5では、動作ポイントE1、E2、E3を一例として示しており、これらは、それぞれ燃費最適ラインD1、MG2トルク0回避動作ラインD2、MG2トルク0回避動作ラインD3上に位置していると共に、等パワーラインD5上に位置している。つまり、動作ポイントE1、E2、E3に設定された場合には、エンジン50から、概ね同一のパワーが出力されることとなる。
第2実施形態では、エンジン50のトルク変動に応じて、使用するMG2トルク0回避動作ラインを切り替える。具体的には、ECU21は、トルク変動が比較的小さいような場合(例えば水温が高い場合(暖機後など))にはMG2トルク0回避動作ラインD2に設定する。この場合には、例えば動作ポイントE2でエンジン50が動作される。動作ポイントE2は、燃費最適ラインD1及び等パワーラインD5上の動作ポイントE1よりも、エンジン回転数が少し高いことがわかる。これに対して、ECU21は、トルク変動が比較的大きいような場合(例えば水温が低い場合(暖機前など))にはMG2トルク0回避動作ラインD3に設定する。この場合には、例えば動作ポイントE3でエンジン50が動作される。動作ポイントE3は、燃費最適ラインD1及び等パワーラインD5上の動作ポイントE1よりも、エンジン回転数がかなり高いことがわかる。
ここで、第2実施形態におけるMG2トルク0回避動作ラインの設定方法をより詳細に説明する。第2実施形態では、ECU21は、エンジン50におけるトルク変動の発生要因に基づいて(つまりトルク変動の大きさに起因する要素に基づいて)トルク変動を推定して、動作ポイント回避量が最小限となるMG2トルク0回避動作ラインを設定する。言い換えると、ECU21は、トルク変動が実際に発生してからではなく、トルク変動が発生する前に、このような発生要因に基づいてトルク変動の発生を推測して、MG2トルク0回避動作ラインを設定する。トルク変動の発生要因としては、冷却水における水温や、吸入空気量とEGRガスとの比率を示すEGR率や、排気ガスにおけるA/Fや、エンジン50のトルク変動率などが挙げられる。例えば、水温やEGR率やA/Fやトルク変動率などに基づいてMG2トルク0回避動作ラインを規定したマップを予め作成しておき、ECU21は、このようなマップを参照することで、現在の水温やEGR率やA/Fやトルク変動率などに対応するMG2トルク0回避動作ラインを決定する。
図6は、水温に基づいてMG2トルク0回避動作ラインを設定する方法を説明するための図である。具体的には、図6は、水温に基づいて規定されたMG2トルク0回避動作ラインのマップの一例を示している。横方向にエンジン50のパワー(要求パワー)を示し、縦方向に水温を示しており、これらの水温及びパワーに対して、設定すべきエンジン回転数が対応付けられている。これより、水温が低くなるほど、設定すべきエンジン回転数が高くなる傾向が見て取れる。これは、水温が低くなるほどトルク変動が大きくなる(燃焼変動が大きくなる)傾向にあるからである。
ECU21は、図6に示すようなマップを参照することで、現在の水温及びエンジン50のパワーに対応するMG2トルク0回避動作ラインを決定する。より具体的には、ECU21は、設定すべき動作ポイント(即ち、エンジン回転数)を決定する。これにより、水温が低いほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定され、水温が高いほど動作ポイント回避量が小さな動作ポイントが決定されることとなる。
次に、水温の代わりにEGR率に基づいて、MG2トルク0回避動作ラインを設定する方法を説明する。この場合には、例えばEGR率に基づいて規定されたMG2トルク0回避動作ラインのマップを用いて、MG2トルク0回避動作ラインが設定される。具体的には、当該マップにおいては、EGR率及びエンジン50のパワーに対して、設定すべきエンジン回転数が対応付けられている。詳しくは、当該マップは、EGR率が高くなるほど、設定すべきエンジン回転数が高くなるような傾向を有している。これは、EGR率が高くなるほどトルク変動が大きくなる傾向にあるからである。ECU21は、このようなマップを参照することで、現在のEGR率及びエンジン50のパワーに対応するMG2トルク0回避動作ラインを決定する。これにより、EGR率が高いほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定され、EGR率が低いほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定されることとなる。
次に、水温及びEGR率の代わりにA/Fに基づいて、MG2トルク0回避動作ラインを設定する方法を説明する。この場合には、例えばA/Fに基づいて規定されたMG2トルク0回避動作ラインのマップを用いて、MG2トルク0回避動作ラインが設定される。具体的には、当該マップにおいては、A/F及びエンジン50のパワーに対して、設定すべきエンジン回転数が対応付けられている。詳しくは、当該マップは、A/Fがリーンになるほど、設定すべきエンジン回転数が高くなるような傾向を有している。これは、A/Fがリーンになるほどトルク変動が大きくなる傾向にあるからである。ECU21は、このようなマップを参照することで、現在のA/F率及びエンジン50のパワーに対応するMG2トルク0回避動作ラインを決定する。これにより、A/Fがリーンになるほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定され、A/Fがリッチになるほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定されることとなる。
次に、水温及びEGR率並びにA/Fの代わりにエンジン50のトルク変動率に基づいて、MG2トルク0回避動作ラインを設定する方法を説明する。この場合には、例えばトルク変動率に基づいて規定されたMG2トルク0回避動作ラインのマップを用いて、MG2トルク0回避動作ラインが設定される。具体的には、当該マップにおいては、トルク変動率及びエンジン50のパワーに対して、設定すべきエンジン回転数が対応付けられている。詳しくは、当該マップは、トルク変動率が大きくなるほど、設定すべきエンジン回転数が高くなるような傾向を有している。これは、トルク変動率が大きくなるほどトルク変動が大きくなる傾向にあるからである。ECU21は、このようなマップを参照することで、現在のトルク変動率及びエンジン50のパワーに対応するMG2トルク0回避動作ラインを決定する。これにより、トルク変動率が大きいほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定され、トルク変動率が小さいほど動作ポイント回避量が大きな動作ポイントが決定されることとなる。なお、上記したトルク変動率は、クランク角加速度変化(クランク角センサ15で検出されるクランク角を2階微分した値)から推測することができる。
以上説明した第2実施形態によれば、MG2トルク0回避動作ラインを適切に設定することができるため、第2のモータジェネレータMG2における歯打ち音などの発生を抑制しつつ、燃費悪化を最小限にすることが可能となる。
なお、上記では、水温、EGR率、A/F、及びトルク変動率のうちのいずれか1つのみに基づいてMG2トルク0回避動作ラインを設定する方法を示したが、これらのうちの少なくともいずれか1つ以上に基づいてMG2トルク0回避動作ラインを設定することも可能である。更に、水温、EGR率、A/F、及びトルク変動率がトルク変動へ与える寄与度に応じて、MG2トルク0回避動作ラインの設定に用いる要素を切り替えることも可能である。例えば、水温がかなり低く、EGR率がそれほど高くないような状況においては、EGR率を用いずに、水温のみに基づいてMG2トルク0回避動作ラインを設定することができる。
[変形例]
なお、第1実施形態で示したNVライン及び第2実施形態で示したMG2トルク0回避動作ラインのいずれか一方のみに基づいて、エンジン50の制御を行うことに限定はされない。ハイブリッド車両などにおいては、NVライン及びMG2トルク0回避動作ラインの両方に基づいてエンジン50の制御を行うことができる。この場合、車両の運転状態などに応じて、使用するNVライン及びMG2トルク0回避動作ラインを切り替えて制御を行うことができる。例えば、車速が大きい場合には走行音が大きくなるため、エンジン50のこもり音が気にならなくなる傾向にあるので、MG2トルク0回避動作ラインを優先して用いることができる。なお、NVライン及びMG2トルク0回避動作ラインの両方を用いる場合には、前述した第1実施形態及び第2実施形態で示したような方法にて、動作ラインを設定することができる。
第1実施形態に係る内燃機関の制御装置が適用されたシステムの概略構成を示す。 NVラインの設定方法の基本概念を説明するための図である。 水温に基づいてNVラインを設定する方法を説明するための図である。 第2実施形態に係る内燃機関の制御装置が適用されたハイブリッド車両の概略構成を示す。 MG2トルク0回避動作ラインの設定方法の基本概念を説明するための図である。 水温に基づいてMG2トルク0回避動作ラインを設定する方法を説明するための図である。
符号の説明
3 吸気通路
6a 気筒
9 排気通路
12 EGR通路
14 水温センサ
15 クランク角センサ
16 A/Fセンサ
20、21 ECU
50 エンジン
74 動力分割機構
100 ハイブリッド車両
MG1 第1のモータジェネレータ
MG2 第2のモータジェネレータ

Claims (7)

  1. 内燃機関の動作ラインに基づいて制御を行う内燃機関の制御装置であって、
    前記内燃機関のトルク変動に基づいて、前記内燃機関における異常音が低減されるように前記動作ラインを設定する動作ライン設定手段を備え
    前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動に基づいて、燃費最適となる動作ライン上の動作ポイントからの離間量が最小となる動作ポイントを有する前記動作ラインに設定し、
    前記トルク変動が大きい場合は、前記トルク変動が小さい場合に比べて、前記燃費最適となる動作ライン上の動作ポイントからの離間量を大きくすることを特徴とする内燃機関の制御装置。
  2. 前記内燃機関と第1及び第2のモータジェネレータとを具備するハイブリッド車両に適用され、
    前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動に基づいて、前記第2のモータジェネレータのトルクが0付近の所定範囲内のトルクとならないように前記動作ラインを設定する請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関における冷却水の温度に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1又は2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記動作ライン設定手段は、EGR率に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
  5. 前記動作ライン設定手段は、排気ガスの空燃比に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
  6. 前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関のトルク変動率に基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
  7. 前記動作ライン設定手段は、前記内燃機関における冷却水の温度、EGR率、及び排気ガスの空燃比、並びに前記内燃機関のトルク変動率のうちの少なくともいずれかに基づいて、前記内燃機関のトルク変動を推定する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の内燃機関の制御装置。
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