JP5217649B2 - 燃料電池ユニット、および、車両 - Google Patents

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Description

本発明は、燃料電池ユニットまたは車両に関する。
燃料電池システムは、燃料電池と、反応ガス(酸化ガスまたは燃料ガス)を供給するポンプとを備えている(下記特許文献1参照)。
特開2008−16402号公報
しかしながら、上記燃料電池システムを所定場所に配置する場合において、配置空間には、種々の制約が課せられるおそれがあった。特に、上記燃料電池システムを、車両などの移動体に搭載する場合には、搭載空間の利用効率の観点から、搭載空間に種々の制約が生じるおそれがある。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたもので、燃料電池およびポンプを備える燃料電池システムであって、配置空間の利用効率を向上させる燃料電池システムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
燃料電池ユニットであって、
燃料電池セルを2つの剛性プレートで挟持して構成される燃料電池と、
シャフトを備え、前記剛性プレートのいずれか一方において、前記燃料電池セルを挟持する面の反対面に当接すると共に、前記シャフトの長手方向の向きが、前記燃料電池セルおよび前記剛性プレートを積層する積層方向に沿うように配置されるポンプと、
を備えることを要旨とする。
上記構成の燃料電池ユニットによれば、配置空間の利用効率を向上させることができる。
[適用例2]
適用例1に記載の燃料電池ユニットにおいて、
前記ポンプは、
流体が流入し、前記流体を吐出するためのポンプ室を備え、
前記ポンプ室が、前記剛性プレートの前記反対面に当接することを特徴とする燃料電池ユニット。
このようにすれば、燃料電池によりポンプ室を暖機することが可能である。また、配管を短くすることができる。さらに、組み付け誤差を抑制することができる。
[適用例3]
適用例1または適用例2に記載の燃料電池ユニットにおいて、
前記ポンプは、
前記燃料電池に燃料ガスを循環供給させるための循環ポンプであることを特徴とする燃料電池ユニット。
このようにすれば、燃料電池によりポンプ室を暖機することが可能である。また、配管を短くすることができる。さらに、組み付け誤差を抑制することができる。
[適用例4]
適用例1ないし適用例3のいずれかに記載の燃料電池ユニットにおいて、
前記燃料電池ユニットは、
車両において、前記車両の前後方向に伸びるセンタートンネル内に、前記前後方向と前記積層方向が略一致するように配置されることを特徴とする燃料電池ユニット。
このようにすれば、車両のセンタートンネル内に、好適に燃料電池ユニットを配置することができる。
[適用例5]
車両であって、
前記車両の前後方向に伸びるセンタートンネルと、
適用例1ないし適用例3のいずれかに記載の燃料電池ユニットと、
を備え、
前記燃料電池ユニットは、
前記車両の前記センタートンネル内に、前記前後方向と前記積層方向が略一致するように配置されることを特徴とする車両。
上記構成の車両によれば、燃料電池ユニットを、センタートンネルに好適に配置することができ、センタートンネルの利用効率を向上させることができる。
なお、本発明は、上記した燃料電池ユニットや車両の他、燃料電池システムや移動体など、他の装置発明としての態様で実現することが可能である。また、上記した装置発明の態様に限ることなく、燃料電池ユニットの製造方法など、方法発明としての態様で実現することも可能である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例に基づき次の順序で説明する。
A.第1実施例:
A1.燃料電池システム1000の構成:
図1は、本発明の第1実施例としての燃料電池システム1000の構成を示すブロック図である。この燃料電池システム1000は、主に、燃料電池900と、水素タンク300と、水素遮断弁310と、レギュレータ315と、コンプレッサ330と、水素循環ポンプ100と、排気排水弁610と、を備えている。燃料電池900と、水素循環ポンプ100とは、一体に形成されており、燃料電池ユニットFUを形成する。燃料電池ユニットFUについての詳細は、後述する。
燃料電池900は、図1に示すように、比較的小型で発電効率に優れる固体高分子型燃料電池であり、燃料電池セル20と、ターミナルTMと、インシュレータISと、エンドプレートEPと、を備える。具体的には、燃料電池900は、インシュレータIS、ターミナルTM、複数の燃料電池セル20、ターミナルTM、インシュレータISの順に積層された積層体を、剛性プレートであるエンドプレートEPで挟持することによって構成したスタック構造となっている。燃料電池900において、これら構成部材は、板状部材であり、これら板状部材を積層する方向を積層方向とも呼ぶ。また、板状部材において、積層方向に略垂直な面に沿った方向を面方向とも呼ぶ。エンドプレートEPにおいて、面方向に沿った面であって、インシュレータIS側と反対面を、外側面EPMとも呼ぶ。燃料電池セル20は、膜電極接合体(図示せず)と、アノード側セパレータ(図示せず)と、カソード側セパレータ(図示せず)と、を備えている。
水素タンク300は、高圧の水素ガスが貯蔵される貯蔵装置であり、燃料ガス供給流路304を介して燃料電池900に接続されている。燃料ガス供給流路304上において、水素タンク300から近い順番に、水素遮断弁310と、レギュレータ315とが設けられている。水素遮断弁310を開弁することにより、燃料電池900に水素ガスを燃料ガスとして供給する。
また、燃料電池900は、燃料ガス排出流路306と接続される。燃料ガス排出流路306上には、排気排水弁610が設けられる。燃料ガス排出流路306と、燃料ガス供給流路304とは、ガス循環流路307によって接続される。ガス循環流路307は、一端が、燃料ガス排出流路306において、燃料電池900と排気排水弁610との間に接続され、他端が、燃料ガス供給流路304において、レギュレータ315と燃料電池900との間に接続される。
水素循環ポンプ100は、ガス循環流路307上に設けられる。燃料電池900で電気化学反応に供された後の燃料ガスは、水素循環ポンプ100によって、ガス循環流路307を介して、燃料ガス供給流路304へ導入され、再び発電に利用される。なお、排気排水弁610を適宜開弁することにより、不純物(例えば、窒素)濃度が高くなった燃料ガスや、燃料電池900から排出される排水を、燃料ガス排出流路306を介して、燃料電池システム1000外部に排出する。以下では、ガス循環流路307において、水素循環ポンプ100より燃料ガスの流れ方向の上流側の流路をガス循環上流側流路307Aと呼び、水素循環ポンプ100より下流側の流路をガス循環下流側流路307Bと呼ぶ。
コンプレッサ330は、酸化ガス供給流路334を介して燃料電池900に接続され、空気を圧縮し酸化ガスとして、カソードに供給する。また、燃料電池900は、酸化ガス排出流路336と接続され、カソードで電気化学反応に供された後の酸化ガスは、この酸化ガス排出流路336を介して、燃料電池システム1000の外部に排出される。なお、燃料電池900には、燃料電池900を冷却するための冷媒を循環させる冷却機構(図示せず)を備えている。
A2.燃料電池ユニットFUの詳細:
図2は、本実施例における燃料電池ユニットFUの概略断面図である。図3は、図2に示す水素循環ポンプ100のA−A断面図である。図2は、図3のB−B断面に相当する。図2において、x、y、z方向を図示するように規定する。図4は、図2における燃料電池ユニットFUをz方向から見た図である。
水素循環ポンプ100は、ルーツ式ポンプ(又はルーツ式ブロワ)であり、主に、ポンプロータ110Aと、ポンプロータ110Bと、シャフト120A,120Bと、タイミングギア130A,130Bと、ベアリング140A,140B,170と、モータ部155と、を備えている。また、水素循環ポンプ100は、壁Wによって、ポンプ室PRと、ギア室TRと、モータ室MRとに区画されている。ギア室TRは、ポンプ室PRとモータ室MRとに挟まれている。
図2に示すように、シャフト120Aは、ポンプ室PR、ギア室TR、および、モータ室MRを貫通するように配置され、シャフト120Bは、ポンプ室PR、および、ギア室TRを貫通するように配置される。
モータ室MRでは、モータ部155が配置される。モータ部155は、シャフト120Aに取り付けられたモータロータ160と、モータロータ160の外周を取り囲むようにモータ室の壁Wに取り付けられた電磁コイル(ステータ)150とから成る。また、モータ室MRには、シャフト120Aの受け軸としてのベアリング170が設けられている。
モータ室MRにおいて、モータ部155は、電磁コイル150によって、モータロータ160を回転させ、それによりシャフト120Aを回転駆動させる。
ギア室TRでは、シャフト120Aにタイミングギア130Aが取り付けられ、シャフト120Bにタイミングギア130Bが取り付けられる。また、この場合、タイミングギア130Aとタイミングギア130Bとが、勘合するように配置される。さらに、ギア室TRには、シャフト120Aおよびシャフト120Bの受け軸としてのベアリング140Aおよびベアリング140Bが設けられている。
ギア室TRにおいて、シャフト120Aが回転駆動すると、タイミングギア130Aが回転し、タイミングギア130Bを回転させ、それに伴い、シャフト120Bが回転駆動する。
図2、図3に示すように、ポンプ室PRでは、シャフト120Aおよびシャフト120Bに、それぞれ、ポンプロータ110Aおよびポンプロータ110Bが取り付けられる。また、ポンプ室PRは、ガス循環上流側流路307Aから燃料ガスを吸入するための吸入口INと、吸入した燃料ガスをガス循環下流側流路307Bへ導出するための導出口OUTとを備えている。
ポンプ室PRにおいて、シャフト120Aが回転駆動すると、ポンプロータ110Aが回転する。また、シャフト120Bが回転駆動することにより、ポンプロータ110Bが回転する。これにより、ポンプ室PRにおいて、吸入口INから燃料ガスを吸入し、その燃料ガスを導出口OUTから導出させることができる。このようにして、ガス循環流路307において、ガス循環上流側流路307Aの燃料ガスが、ガス循環下流側流路307Bへ汲み上げられる。
図2、図4に示すように、燃料電池ユニットFUにおいて、水素循環ポンプ100は、燃料電池900のエンドプレートEPの外側面EPMの略中央付近に固定されている。具体的には、燃料電池ユニットFUにおいて、水素循環ポンプ100は、シャフト120Aおよびシャフト120Bの長手方向の向きが積層方向に沿った方向となるように配置されると共に、ポンプ室PRがエンドプレートEPの外側面EPMの略中央付近と当接するように、固定ボルト(図示せず)で固定されている。
次に、上記燃料電池システム1000(燃料電池ユニットFU)を、下記に示す自動車HRに搭載した場合を説明する。図5は、燃料電池ユニットFUを搭載した自動車HRの一部を示す図である。自動車HRは、連結シャフトRSと、フロアパネルPNと、フロアパネルPN上に形成されるセンタートンネルCTと、を備えている。連結シャフトRSは、自動車HRの各車輪(図示せず)を連結し、各車輪に駆動力を伝達するための駆動軸であり、センタートンネルCT内に配置される。図5は、具体的には、センタートンネルCTを自動車HRの進行方向(前方向)から見た図である。自動車HRは、図5に示すように、上記燃料電池ユニットFUを、センタートンネルCT内に配置している。この場合、自動車HRにおいて、燃料電池ユニットFUは、積層方向と自動車HRの進行方向(前方向)とが略一致するように配置される。
図6は、比較例としての燃料電池ユニットFUHを示す図である。図6に示す比較例の燃料電池ユニットFUHにおいて、燃料電池900および水素循環ポンプ100の材料構成は、上記実施例の燃料電池ユニットFUと同様である。しかし、燃料電池ユニットFUHでは、水素循環ポンプ100において、シャフト120Aおよびシャフト120Bの長手方向の向きが、燃料電池900における面方向に沿うように配置されると共に、モータ室MRが燃料電池900のエンドプレートEPの外側面EPMと当接するように、固定されている。
ところで、水素循環ポンプ100は、燃料ガスを輸送する際の体積効率の向上等のため、シャフトの長手方向の向きに、できるだけ大きくしたいという要望がある。このような要望を満たすため、水素循環ポンプ100において、シャフト120Aおよびシャフト120Bの長手方向に比較的大きく形成した場合であって、図6に示す比較例のごとく水素循環ポンプ100を配置すると、燃料電池ユニットFUHにおいて、水素循環ポンプ100が、面方向において燃料電池900よりも飛び出てしまい、燃料電池ユニットが面方向に大きくなるおそれがあった。このように燃料電池ユニットが面方向に大きくなると、上記のごとく、自動車HRのセンタートンネルCT内に燃料電池ユニットを配置する場合に、センタートンネルCTを面方向(車幅方向)に広く取る必要が生じ、自動車HRにおける搭乗空間や他の装置の搭載空間の減少など種々の不具合が生じるおそれがあった。
一方、本実施例の燃料電池ユニットFUでは、水素循環ポンプ100は、シャフト120Aおよびシャフト120Bの長手方向の向きが積層方向に沿った方向となるように配置され、エンドプレートEPの外側面EPMと当接するように固定されているので、水素循環ポンプ100が、面方向において燃料電池900よりも飛び出すことを抑制することができる。その結果、自動車HRのセンタートンネルCT内に燃料電池ユニットを配置する場合において、自動車HRのセンタートンネルCTを面方向(車幅方向)に大きくすることを抑制することができ、自動車HRの搭乗空間や他の装置の搭載空間の減少など種々の不具合が生じることを抑制することができる。
本実施例の燃料電池ユニットFUでは、燃料電池900に水素循環ポンプ100を固定している。このようにすれば、燃料電池900と水素循環ポンプ100とを同じ振動系とすることができ、ガス循環流路307等の配管系の接続部分において、振動に起因するひび割れ等を抑制することができる。
ところで、水素循環ポンプ100において、モータ室MR側をエンドプレートEPに固定したとすると、「エンドプレート内の、流路とポンプ取り付け部の誤差」、「モータ内のポンプ取り付け部とポンプ部取り付け部の誤差」、「ポンプ部内のモータ部取り付け部と配管取り付け部の誤差」、「ポンプ部とモータ部の組み付け時ばらつき誤差」、および、「エンドプレートとポンプの組み付け時のばらつき誤差」の5つの組み付け誤差が生じる。
一方、本実施例の燃料電池ユニットFUのごとく、水素循環ポンプ100において、モータ室MR側ではなく、ポンプ室PR側を燃料電池900のエンドプレートEPに固定した場合には、組み付け誤差が、「エンドプレート内の、流路とポンプ取り付け部の誤差」、「ポンプ取り付け部とポンプの配管取り付け部の誤差」、および、「エンドプレートとポンプの組み付け時のばらつき誤差」の3つで済ので、モータ室MR側をエンドプレートEPに固定した場合と比較して、組み付け誤差を抑制することができる。
本実施例の燃料電池ユニットFUにおいて、水素循環ポンプ100のポンプ室PR側を燃料電池900のエンドプレートEPに固定している。このようにすれば、燃料電池900から伝達される熱によって、ポンプ室PRを暖機することができ、低温時の燃料電池システム1000の起動時であっても、水素循環ポンプ100を素早く起動させることが可能となる。
また、燃料電池ユニットFUにおいて、水素循環ポンプ100のポンプ室PR側を燃料電池900のエンドプレートEPに固定すれば、水素循環ポンプ100のモータ室MR側を燃料電池900のエンドプレートEPに固定した場合と比較して、ガス循環流路307等の配管を短くすることができ、コストの抑制、大型化の抑制、または、配管の凍結抑制等を達成することができる。
なお、本実施例において、燃料電池ユニットFUは、特許請求の範囲における燃料電池ユニットに該当し、燃料電池セル20は、特許請求の範囲における燃料電池セルに該当し、エンドプレートEPは、特許請求の範囲における剛性プレートに該当し、外側面EPMは、特許請求の範囲における剛性プレートの反対面に該当し、燃料電池900は、特許請求の範囲における燃料電池に該当し、水素循環ポンプ100は、特許請求の範囲におけるポンプに該当し、ポンプ室PRは、特許請求の範囲におけるポンプ室に該当し、自動車HRは、特許請求の範囲における車両に該当し、センタートンネルCTは、特許請求の範囲におけるセンタートンネルに該当する。
B.変形例:
なお、上記各実施例における構成要素の中の、独立クレームでクレームされた要素以外の要素は、付加的な要素であり、適宜省略可能である。また、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば以下のような変形も可能である。
B1.変形例1:
上記実施例において、水素循環ポンプ100は、ルーツ式のポンプを用いているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、水素循環ポンプ100は、スクロール式、ターボ式、または、スクリュー式のポンプを用いるようにしてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。
B2.変形例2:
上記燃料電池ユニットFUにおいて、燃料電池900のエンドプレートEPに固定するポンプは、水素循環ポンプ100としているが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、燃料電池900に固定するポンプを、コンプレッサ330や、冷却機構の冷媒循環ポンプ(図示せず)等としてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。
B3.変形例3:
上記実施例では、燃料電池ユニットFUを自動車HRのセンタートンネルCTに配置するようにしているが、本発明は、これに限られるものではなく、燃料電池900の面方向に大きさが制限されるような場所(例えば、自動車HRのシート(図示せず)下など)に配置するようにしてもよい。このようにしても、上記実施例の効果を奏することができる。上記燃料電池ユニットFUは、種々の場所に配置することが可能であり、例えば、自動車HR以外の移動体(電車、リニアモーターカ、ロボット、船舶、飛行機、ロケットなど)に搭載するようにしてもよい。
B4.変形例4:
上記実施例では、燃料電池ユニットFUを自動車HRに搭載する場合、図5に示すように、吸入口INおよび導出口OUTがほぼ平行になるように配置されているが、本発明は、これに限られるものではない。例えば、燃料電池ユニットFUを自動車HRに搭載する場合、吸入口INが重力方向下側で導出口OUTが重力方向上側になるように配置するようにしてもよい。このようにすれば、燃料電池900で生成された生成水が、水素循環ポンプ100に流入することを抑制することができ、燃料ガスと共に、生成水が循環することを抑制することができる。
本発明の第1実施例としての燃料電池システム1000の構成を示すブロック図である。 本実施例における燃料電池ユニットFUの概略断面図である。 図2に示す水素循環ポンプ100のA−A断面図である。 図2における燃料電池ユニットFUをz方向から見た図である。 燃料電池ユニットFUを搭載した自動車HRの一部を示す図である。 比較例としての燃料電池ユニットFUHを示す図である。
符号の説明
20…燃料電池セル
100…水素循環ポンプ
110A…ポンプロータ
110B…ポンプロータ
120A…シャフト
120B…シャフト
130A…タイミングギア
130B…タイミングギア
140A…ベアリング
140B…ベアリング
150…電磁コイル
155…モータ部
160…モータロータ
170…ベアリング
300…水素タンク
304…燃料ガス供給流路
306…燃料ガス排出流路
307…ガス循環流路
307A…ガス循環上流側流路
307B…ガス循環下流側流路
310…水素遮断弁
315…レギュレータ
330…コンプレッサ
334…酸化ガス供給流路
336…酸化ガス排出流路
610…排気排水弁
900…燃料電池
1000…燃料電池システム
TM…ターミナル
IN…吸入口
PN…フロアパネル
EP…エンドプレート
PR…ポンプ室
TR…ギア室
MR…モータ室
IS…インシュレータ
RS…連結シャフト
CT…センタートンネル
FU…燃料電池ユニット
CAR…自動車
EPM…外側面
FUH…燃料電池ユニット
OUT…導出口

Claims (4)

  1. 燃料電池ユニットであって、
    燃料電池セルを2つの剛性プレートで挟持して構成される燃料電池と、
    シャフトを備え、前記剛性プレートのいずれか一方において、前記燃料電池セルを挟持する面の反対面に当接すると共に、前記シャフトの長手方向の向きが、前記燃料電池セルおよび前記剛性プレートを積層する積層方向に沿うように配置されるポンプと、
    を備え、
    前記ポンプは、
    流体が流入し、前記流体を吐出するためのポンプ室を備え、
    前記ポンプ室が、前記剛性プレートの前記反対面に当接することを特徴とする燃料電池ユニット。
  2. 請求項1に記載の燃料電池ユニットおいて、
    前記ポンプは、
    前記燃料電池に燃料ガスを循環供給させるための循環ポンプであることを特徴とする燃料電池ユニット。
  3. 請求項1又は請求項に記載の燃料電池ユニットにおいて、
    前記燃料電池ユニットは、
    車両において、前記車両の前後方向に伸びるセンタートンネル内に、前記前後方向と前記積層方向が略一致するように配置されることを特徴とする燃料電池ユニット。
  4. 車両であって、
    前記車両の前後方向に伸びるセンタートンネルと、
    請求項1又は請求項に記載の燃料電池ユニットと、
    を備え、
    前記燃料電池ユニットは、
    前記車両の前記センタートンネル内に、前記前後方向と前記積層方向が略一致するように配置されることを特徴とする車両。
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