JP5214487B2 - 移動通信システムとその制御装置およびデータベース作成方法 - Google Patents

移動通信システムとその制御装置およびデータベース作成方法 Download PDF

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Description

この発明は、例えばマイクロセル方式でエリアを形成する移動通信システムの改良に関する。特にこの発明は、モバイル端末の移動に伴う基地局の切替、いわゆるハンドオーバ(ハンドオフとも称する)に関連する技術である。
移動通信システムのエリアを形成する方式には、大別してマクロセル方式とマイクロセル方式とがある。前者の代表的なものはいわゆる携帯電話システムであり、1つ1つの無線エリアの半径は数kmにもおよぶ。これに対し、例えば我が国でいうPHS(Personal Handy-phone System)は後者の方式を採用し、エリア半径は高々数100m程度と非常に小さい。
マイクロセル方式では地域の通信需要の変化に応じて基地局が頻繁に増設され、また撤去される。このような事情から基地局は、その設置位置や隣接基地局との位置関係などの周到な計画(置局設計とも称する)を伴わず、いわば場当たり的に、設置されることが多い。その結果として生じるエリア間の干渉にはそれぞれの基地局が自律的に対処することで混信を回避するようになっている。
この種のシステムではハンドオーバに際して、移動端末からの再発呼によりエリアを切り替えるようになっている。マイクロセル方式のシステムではハンドオーバが頻繁に起こるので端末の高速移動に弱く、これを解決したいというニーズがある。しかしながら現状ではハンドオーバの性能は端末の能力に大きく依存しているので、高速移動性能を高めようとすると端末コストが上昇する。これはユーザのコスト負担の増大に直結するので対策を要し、例えば移動先基地局を予測するなどの手法が概念的に提案されている(例えば特許文献1、2を参照)。特に、隣接基地局情報と称するデータベースを用いてハンドオーバを高速化するという技術が検討されている。
ところで、各基地局がネットワークに直結される従来のシステムに代わって、集線装置を設け、この集線装置を介して複数の基地局をネットワークに接続するシステム形態が考えられている(例えば特許文献3、4を参照)。集線装置は個別回線を介して個々の基地局を収容し、基地局のヘルスチェックなどの種々の制御機能を担う。この種の装置は基地局制御装置などと称され、以下、制御装置と略称する。
しかしながら既存の技術では、制御装置を跨ぐハンドオーバが考慮されていない。つまりある制御装置から別の制御装置の配下へと移るハンドオーバをスムーズに実現できる技術は知られておらず、この点がネックとなってシステム全体のパフォーマンスが下がる虞がある。
特開平5−344559号公報 特開平11−103479号公報 特開2004−165906号公報 特開2008−22309号公報
以上述べたように既存の移動通信システムでは、端末のコストを上げずにハンドオーバ性能を高めようという試みがなされてはいるものの、制御装置を跨ぐハンドオーバをも高速化し得る技術は知られていない。
この発明は上記事情によりなされたもので、その目的は、制御装置間を移動するハンドオーバをスムーズに実施できるようにし、これにより高速移動性能を低コストで向上させることの可能な移動通信システムとその制御装置およびデータベース作成方法を提供することにある。
上記目的を達成するためにこの発明の一態様によれば、それぞれ無線ゾーンを形成し当該無線ゾーン間をハンドオーバする移動端末を無線収容する複数の基地局と、前記複数の基地局を個別回線を介して自配下に分配して収容する複数の制御装置とを具備する移動通信システムであって、前記複数の制御装置は、自配下の複数の基地局を配列した順列ごとに前記移動通信システムに生じたハンドオーバの履歴においてその順列の生じた頻度を対応付けたデータベースを前記履歴の蓄積に伴い構築する構築手段と、通信中の移動端末の次のハンドオーバ先の基地局を前記頻度に基づき予測する予測手段と、前記予測された基地局へのハンドオーバを前記通信中の移動端末に指示する指示手段と、自配下の基地局と他の制御装置の配下の基地局とを前記移動端末が遷移する装置間ハンドオーバが生じると、当該他の制御装置の配下の基地局を含む順列とその頻度とを前記データベースに加入して当該他の制御装置との間で前記データベースを統合する統合処理手段とを備えることを特徴とする移動通信システムが提供される。
このような手段を講じることにより、制御装置を跨ぐ装置間ハンドオーバが生じると、関係する制御装置間でデータベースが統合される。より具体的には、関係する制御装置間で、ハンドオーバの前後の基地局の識別情報とハンドオーバの時点などを含むデータが授受される。これらの制御装置は互いから受信したデータを自装置のローカルなデータベースに加入し、統合的なデータベースが作成される。従ってこのデータベースを用いれば、制御装置を跨ぐハンドオーバについても、高精度かつ高速なハンドオーバを実現することができる。
この発明によれば、制御装置間を移動するハンドオーバをスムーズに実施できるようになり、よって高速移動性能を低コストで向上させることの可能な移動通信システムとその制御装置およびデータベース作成方法を提供することができる。
この発明に係わる移動通信システムの実施の形態を示すシステム図。 図1の制御装置G11,G12を示す機能ブロック図。 メモリ44に記憶されるデータベースの一例を示す図。 図2の主制御部45に備わる機能を示すブロック図。 基地局の位置関係の一例を示す図。 図5の詳細を示す図。 隣接基地局情報の共有に際して制御装置間で実施される手順を示すシーケンス図。 統合前の隣接基地局情報の一例を示す図。 統合後の隣接基地局情報の一例を示す図。 統合された隣接基地局情報を用いた装置間ハンドオーバ予測における処理手順の一例を示すシーケンス図。
図1は、この発明に係わる移動通信システムの実施の形態を示すシステム図である。このシステムは通信ネットワーク100と、これに接続される制御装置G11,G12とを中核として形成される。通信ネットワーク100は例えばキャリアの私設網などであり、具体的にはIP(Internet Protocol)ネットワーク、IP−VPN(IP-Virtual Private Network)接続サービスなどのパケット通信網、あるいはISDN(Integrated Service Digital Network)などである。通信ネットワーク100をインターネット300に接続するにはゲートウェイ200が設けられる。また通信ネットワーク100には、制御装置G11,G12を遠隔からリモート制御したり、各種通信サービスを提供したりするためのサーバ装置400が設けられる。
制御装置G11は個別回線を介して基地局CS11を収容する。制御装置G12は別の個別回線を介して基地局CS12を収容する。すなわち基地局CS11,CS12はそれぞれ別の制御装置の配下にある。もちろん各制御装置G11,G12は基地局CS11,CS12だけでなく、複数の基地局を収容する。つまり複数の基地局は制御装置G11,G12のいずれかに分配して収容される。
CS11,CS12を含む各基地局はそれぞれ無線ゾーンを形成し、この無線ゾーンに在圏する移動端末PS(PS11,PS12)を無線チャネルを介して収容する。移動端末PS11,PS12はその移動に伴って各無線ゾーン間をハンドオーバし、接続先の基地局を切り替える。制御装置G11,G12は通信ネットワーク100を介して相互間に通信リンクを形成することもでき、移動端末PS11,PS12はこのリンクを介して互いと通信することができる。さらには、ゲートウェイ200を介してインターネット300にアクセスすることも可能である。
図1のシステムにはこのほかパーソナルコンピュータ(PC)や固定電話機(TEL)を制御装置G11,G12に接続するための中継ユニットが設けられる。特に、音声通話ソフトウェアをインストールすればPCを電話機として利用することも可能である。さらに、無線LAN(Local Area Network)規格に準拠するアクセスポイント(図示せず)が制御装置G11,G12に接続されることもある。
制御装置G11,G12は、通信端末間のエンド・ツウ・エンドの通信を実現するため、対向装置(ゲートウェイ200や通信相手方の制御装置など)間での交換処理あるいはプロトコル変換などの種々の制御を担う。また制御装置G11,G12は基地局を経由して通信される信号(音声データや映像、画像データなどのデジタル信号、各種サービスを行なうためのデータなど)を、通信ネットワーク100を経由して指定の通信種別に従って処理する。
図2は図1の制御装置G11を示す機能ブロック図である。制御装置G12も同様の構成である。制御装置G11はパケットスイッチ部41、基地局インタフェース部42、ネットワークインタフェース部43、メモリ44、および主制御部45を備える。このうち基地局インタフェース部42は個別回線を介して基地局CS11(および図示しない配下の基地局)を収容するためのインタフェース処理を行う。ネットワークインタフェース部43は通信ネットワーク100との間でのインタフェース処理を行う。
基地局インタフェース部42、ネットワークインタフェース部43はいずれもIPパケットを授受する機能を持ち、このIPパケットはパケットスイッチ部41を介して交換される。パケット交換を含む装置内部の各種の動作は主制御部45により統括的に制御され、そのためのプログラムおよび各種設定データはメモリ44に記憶される。
図3は、メモリ44に記憶されるデータベースの一例を示す図である。すなわちメモリ44はその記憶領域に隣接基地局情報44aを記憶する。隣接基地局情報44aは基本的に、それぞれの制御装置の配下の基地局を3つ配列した順列ごとに、移動通信システムに生じたハンドオーバの履歴においてその順列の生じた確率を対応付けたデータベースである。このデータベースは時間の経過とともにハンドオーバの履歴が蓄積されるにつれ更新しつつ構築される。
例えばA局、B局、C局、D局、およびE局の、5つの基地局が制御装置に接続されているとき、2つ、3つ、4つあるいは5つといった複数の基地局からなる順列を考えることができる。この実施形態に係わる隣接基地局情報44aでは、このうち3つの基地局からなる順列を考える。その理由は、ハンドオーバ予測においては「現在通信中の基地局」、「現在通信中の基地局の直前に接続していた基地局」、および「現在通信中の基地局の次に接続されるであろう基地局」の3つを考慮するのが合理的であるからである。もちろん、4以上の基地局からなる順列を考慮することもできる。このようにすれば、データベースは肥大するものの、より正確なハンドオーバ予測の可能性が高まる。
ハンドオーバにより生じる基地局の順列は、その順列に含まれる基地局が相互に隣接することを示す。隣接基地局情報44aに示される確率は、ハンドオーバ前の基地局から現在通信中の基地局へハンドオーバした場合に、今後ハンドオーバ先として選択される可能性を示し、基地局ごとに数値の高い順にソートされる。なお図3ではハンドオーバ前の基地局情報は現在通信中の基地局の直前に通信していた基地局からの履歴としているが、複数前を含めることもできる。
図4は、図2の主制御部45に備わる機能を示すブロック図である。主制御部45はデータベース構築部45a、ハンドオーバ予測部45b、ハンドオーバ制御部45c、データ統合部45d、および、リンク形成部45eを備える。これらは、いずれもメモリ44に記憶されるプログラムに記載される命令に基づくCPU(Central Processing Unit)の演算処理によって実現される処理機能である。
主制御部45は移動端末の発呼、接続、移動、終話などのイベントに関するデータに加え、ハンドオーバの時点やハンドオーバの前後の基地局の識別子などのデータを取得し、処理する。これらのデータは時間の経過に伴って履歴として蓄積される。この履歴は制御装置G11,G12あるいはサーバ装置400などに蓄積される。
図4において、データベース構築部45aは、ハンドオーバの履歴データに基づいて図3の隣接基地局情報44aを構築する。隣接基地局情報44aにおいて3つの基地局を順に配列した順列とは、例えば複数の基地局CS11,CS12,CS13,CS14があるとすれば、これらから3つを取り出した順列(CS11,CS12,CS13)、(CS11,CS12,CS14)、(CS11,CS13,CS12)、(CS11,CS13,CS14)、(CS11,CS14,CS12)、(CS11,CS14,CS13)、(CS12,CS11,CS13)、(CS12,CS11,CS14)、(CS12,CS13,CS11)、(CS12,CS13,CS14)、(CS12,CS14,CS11)、(CS12,CS14,CS13)、(CS13,CS11,CS12)、(CS13,CS11,CS14)、(CS13,CS12,CS11)、(CS13,CS12,CS14)、(CS13,CS14,CS11)、(CS13,CS14,CS12)、(CS14,CS11,CS12)、(CS14,CS11,CS13)、(CS14,CS12,CS11)、(CS14,CS12,CS13)、(CS14,CS13,CS11)、(CS14,CS13,CS12)を意味する。例えば順列(CS12,CS11,CS14)において、1番目は基地局CS12、2番目はCS11、3番目はCS14である。
移動端末PSが基地局へのハンドオーバを重ねて、時間が経過するにしたがって例えば(CS11,CS14,CS12)→(CS14,CS12,CS13)というように接続先基地局を順番に並べた順列が次々に生じる。隣接基地局情報44aは各順列ごとにその生じた確率を対応付けたものである。なお確率とは広義では頻度を意味し、隣接基地局情報44aにおいて順列ごとにその発生頻度、発生度数あるいは発生回数を対応付けてもよい。
また、基地局の配列によっては生じ得ない順列もある。例えば互いに離れた場所に有る基地局どうしは、どれだけ時間が経過しても同じ順列に含まれないことが考えられる。そのような順列に対してはメモリ44にデータ蓄積領域を設けなくとも良い。
隣接基地局情報44aを用いれば、次のハンドオーバの相手先となり得る基地局を予測することが可能になる。例えばCS11からCS14にハンドオーバした移動端末の次のハンドオーバ先は、複数の順列(CS11,CS14,CS12)、(CS11,CS14,CS13)のうち確率が最大の順列を特定すれば、その3番目の基地局として選択することができる。データベース構築部45aはこのような用途に用いることの可能な隣接基地局情報44aを構築する。
ハンドオーバ予測部45bは、隣接基地局情報44aに基づいて、通信中の移動端末PSの次のハンドオーバ先の基地局を予測する。ハンドオーバ制御部45cは、予測された基地局へのハンドオーバを通信中の移動端末PSに指示する。つまりこの実施形態では、移動端末PSのハンドオーバは制御装置G11の主導のもとで実現される。
データ統合部45dは、制御装置G11,G12間で隣接基地局情報44aを統合し、データを同期させるための処理を行う。すなわち、移動端末PSの移動経路によっては制御装置間を跨ぐハンドオーバが生じることがある。例えば図1において基地局CS11配下のPS11がハンドオーバにより基地局CS21に接続先を切り替えたとする。このようなハンドオーバを装置間ハンドオーバと称することにする。そうするとデータ統合部45dは、隣接基地局情報44aに他の制御装置の配下の基地局を加入し、その基地局を含む順列にその発生確率を対応付けて登録する。これにより制御装置をまたがった隣接基地局情報44aが構築される。
具体的には、データ統合部45dは装置間ハンドオーバに関係した基地局の識別情報と、その装置間ハンドオーバの生じた時点の時刻情報などを含むデータを、他の制御装置と互いに授受し、それらのデータに基づいて隣接基地局情報44aを統合する。
リンク形成部45eは、ハンドオーバの接続先として予測された基地局の個別回線に、通信中の移動端末とその相手先との通信を継続させるためのリンクを、ハンドオーバに先んじて形成する。特に装置間ハンドオーバの発生が予測された場合、リンク形成部45eは、その相手先の基地局を配下とする制御装置と自装置との間に通信リンクを形成し、通信中の移動端末とその相手先との通信路を前もって確保しておく。次に、上記構成における作用を説明する。
図5は、基地局の位置関係の一例を示す図であり、図中点線は各制御装置G11,G12のおおまかなゾーン境界の例を示す。図5において制御装置G11は基地局CS11〜CS15をその配下とし、制御装置G12は基地局CS21〜CS23をその配下に収容する。このうちCS11,CS21,CS22に着目するとこれらは隣接する関係にあり、移動端末PSの経路によってはこの順(あるいは逆順)のハンドオーバが生じる可能性がある。
図6は図5の詳細を示す図である。基地局CS11,CS21,CS22はそれぞれ無線ゾーンA11,A12,A13を形成する。以下では移動端末PSが始めに無線ゾーンA11に在圏し、その後移動して制御装置G12の配下の基地局CS21の無線ゾーン内へと遷移するとする。
移動端末PSが無線ゾーンA11とA12との境界付近に差し掛かると、基地局CS11からCS21へのハンドオーバが実施される。制御装置G11はその時点で、制御装置G12を隣接制御装置とみなす。そうすると制御装置G11は、自身が管理する隣接基地局情報44a−1を制御装置G12へと送信し、制御装置G12も同様に自装置内の隣接基地局情報44a−2を制御装置G11に送信する。隣接基地局情報44a−2を受信した制御装置G11は、自身が管理する隣接基地局情報44a−1に受信した隣接基地局情報44a−2を統合して保持する。制御装置G12についても同様である。
図7は、隣接基地局情報の共有に際して制御装置間で実施される手順を示すシーケンス図である。最初に、移動端末PS11は基地局CS11と通信状態であり(ステップS101)、基地局CS11と制御装置G11との間、制御装置G11と対向装置(移動端末PS11の通話相手方の端末)との間はそれぞれ呼接続状態となっている(ステップS102、S103)。すなわち、基地局CS11と制御装置G11とを介して移動端末PS11と対向装置との間に通信リンクが形成されている。
その後移動端末PS11が移動し基地局CS21にハンドオーバする際、移動端末PS11から基地局CS21に接続要求が送出され(ステップS104)、基地局CS21が接続応答を返送し(ステップS105)、移動端末PS11と基地局CS21との間が通信状態となる(ステップS106)。
次いで基地局CS21は制御装置G12にハンドオーバ要求を送信し(ステップS107)、これにより制御装置G11,G12間を跨ぐハンドオーバ処理が実施される(ステップS108)。ハンドオーバ処理が正常に終了すると制御装置G12は基地局CS21にハンドオーバ応答を返送し(ステップS109)、基地局CS21と制御装置G12との間、および制御装置G12と対向装置との間が呼接続状態となる(ステップS110,S111)。
ここまでの手順が完了したのち、各制御装置G11,G12は、相互間でのハンドオーバを契機として互いを隣接する相手方(隣接制御装置)と見做す。そうすると制御装置G11,G12は互いに記憶する隣接基地局情報44a−1,44a−2を授受し合い、基地局情報共有処理を実施する(ステップS112)。制御装置間G11,G12間で授受されるデータには例えば基地局CS11,CS21の識別情報(IPアドレス、MACアドレスなど)や、装置間ハンドオーバの実施時点の時刻データなどが含まれる。これにより制御装置間G11,G12間で隣接基地局情報44aが統合される。
図8に示すように、制御装置G11はその配下の基地局CS1n(nは1から6)のみを要素とする隣接基地局情報を記憶しているとする。この状態から装置間ハンドオーバ、例えば基地局CS11から基地局CS21へのハンドオーバが生じると、図9に示すようにデータが統合され、図9の斜線セル部分に示すようなデータが生じる。つまり制御装置G11に記憶される隣接基地局情報に、制御装置G21配下の基地局CS21についてのデータが加入される。このように、他の制御装置の配下の基地局の情報も加味したかたちでの隣接基地局情報が構築される。
図10は、統合された隣接基地局情報を用いた装置間ハンドオーバ予測における処理手順の一例を示すシーケンス図である。この手順では各制御装置G11,G21は移動端末のハンドオーバ先として、自配下の基地局だけでなく、隣接する他の制御装置が管理する基地局までも含めて予測する。すなわちハンドオーバ予測部45bは統合された隣接基地局情報を用いて、他装置配下の基地局も含めて遷移確率の最も高い基地局をハンドオーバ先基地局と予測する。
図10において、最初に移動端末PS11は基地局CS11と通信状態であり(ステップS201)、基地局CS11と制御装置G11との間、および制御装置G11と対向装置との間はそれぞれ呼接続状態となっている(ステップS202、ステップS203)。制御装置G11が移動端末PS11のハンドオーバ先として制御装置G12配下の基地局CS21を判定すると、制御装置G11は基地局CS21と接続すべく制御装置G12に予測先基地局接続指示を送信する(ステップS204)。この予測先基地局接続指示には対向装置の情報(IPアドレスなど)も含まれる。
これを受けて制御装置G12と基地局CS21との間に通信リンクが形成され、両者は接続状態になる(ステップS205)。そして、通信経路を即座に切り替えられるように、制御装置G11,G12はハンドオーバ待ち状態に遷移する(ステップS206)。その後、既に制御装置G12と接続状態となっている基地局CS21が移動端末PS11から接続要求を受信すると(ステップS207)、基地局CS21は接続応答を移動端末PS11に返信する(ステップS208)。
これを受けて移動端末PS11と基地局CS21とが通信状態となり(ステップS209)、続いて基地局CS21から、ハンドオーバ待ち状態の制御装置G12に経路切替指示が送信される(ステップS210)。制御装置G12は経路切替指示を契機として制御装置G11への経路切替処理を行い(ステップS211)、予測先基地局接続指示(ステップS204)の情報を用いて対向装置への接続確立処理を実行する(ステップS212)。これにより制御装置G12と対向装置との間の呼接続が確立される(ステップS213)。
以上述べたようにこの実施形態では、移動端末の移動に伴い異なる制御装置の配下の基地局間を跨ぐ装置間ハンドオーバが生じると、関係する基地局の相互間で隣接基地局情報44aを相互に授受し、互いの記憶する隣接基地局情報を統合する。各制御装置G11,G21は統合された隣接基地局情報を用いてハンドオーバ予測を行う。これにより制御装置間の連携をとることができ、制御装置を跨ぐ移動についても高速なハンドオーバを実現することが可能になる。
既存の技術でも、隣接基地局情報を利用してハンドオーバ先の基地局を予測していたが、隣接基地局情報は制御装置自身がローカルに管理する基地局に限られ、制御装置を跨ぐハンドオーバに関してはハンドオーバ予測を実現できずに移動端末の高速移動を促進することができなかった。
これに対し本実施形態では、制御装置間で隣接基地局情報を統合するようにしており、その処理手順を箇条書きにすれば例えば以下のとおりである。
・装置間ハンドオーバの発生を契機に、関係する制御装置が相互に相手方を隣接するか否かを判断し、隣接すると看做せれば隣接基地局情報の共有シーケンスを実施する。つまり他装置を巻き込むハンドオーバが生じれば、当該他装置を隣接する相手方として看做す。
・制御装置は、隣接すると看做した制御装置に自装置が保持する隣接基地局情報を送信するとともに、相手側の制御装置から送られる隣接基地局情報を取得する。そして、互いに取得した隣接基地局情報を次装置の記憶している隣接基地局情報と統合(マージ)する。
・制御装置は、移動端末が移動するにつれ経由してきた基地局と、現時点で在圏する基地局における過去のハンドオーバ履歴から、隣接基地局情報を参照して遷移確率の最も高い基地局をハンドオーバ先として予測する。特に、制御装置のエリア範囲の境界に位置する基地局に収容される移動端末については、統合された隣接基地局情報をもとにハンドオーバ先を予測する。
・装置間ハンドオーバを予測した場合は、制御装置は隣接制御装置にハンドオーバ先基地局を指示したうえで個別回線の接続を済ませ、自身も隣接制御装置との間に通信リンクを形成する。
このようにしたので、基地局の自律分散設置が基本となる移動通信システムにおいて、制御装置が端末のハンドオーバ履歴を基にして求めた隣接基地局情報を、隣接する制御装置間で自律的に共有することが可能になる。ネットワーク側の機器である制御装置は、共有した隣接基地局情報を基にハンドオーバ予測を行い、基地局から基地局へのハンドオーバ処理の必要性を検出した場合に、ハンドオーバ先として予測した基地局に前もってハンドオーバ指示を送信する。さらに、制御装置をまたがるハンドオーバを予測した場合には、隣接制御装置に次の接続先基地局を指示し、隣接制御装置と次の基地局間で予めハンドオーバ処理を行う。このように隣接制御装置間で隣接基地局情報を共有し、予測された基地局と制御装置との接続を無線区間に先立って実施することで、制御装置間をまたいだ高速ハンドオーバを実現することが可能になる。これらのことから、制御装置間を移動するハンドオーバをスムーズに実施できるようになり、よって高速移動性能を低コストで向上させることの可能な移動通信システムとその制御装置およびデータベース作成方法を提供することが可能になる。
またこの実施形態では全ての基地局を対象として隣接基地局情報を構築するのではなく、隣接する基地局間だけを対象としてデータベースを構築している。これは制御装置についても同様で、3つ以上の制御装置が存在するケースでも、制御装置間が隣接するか否かを判定するステップを経るようにしている。これはハンドオーバの履歴が蓄積されるにつれてデータベースを更新するようにしているからで、データベースの不必要な肥大を防止してシステムリソースを節約することも可能になる。
なお、この発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば制御装置G11,G21の機能をゲートウェイ200あるいはサーバ装置400などに持たせることも可能である。
また、隣接基地局情報を、各制御装置において自配下の基地局のみを対象とするローカルデータベースと、自配下でない基地局を対象とする共有データベースとに分けて構築することも可能である。すなわち図4のデータベース構築部45aにおいては自配下の基地局間でのハンドオーバを対象としてローカルデータベースを構築し、装置間ハンドオーバが生じればそれを掲記としてデータ統合部45dにより共有データベースを統合する処理を行うようにしても良い。装置間ハンドオーバは共有データベースを参照すれば予測することができ、移動端末の移動速度のさらなる高速化を促すことが可能になる。
またこの実施形態ではハンドオーバの発生を契機として制御装置間での隣接基地局情報を統合させるようにしたが、例えばサーバ装置400からオペレータのマニュアル操作によりデータベースを統合させるようにしても良い。特に、新たな基地局が追加された場合などにこのような作業を行うことが考えられる。もちろん、制御装置が基地局の追加を検出して隣接基地局情報の共有を自律的に行うようにしても良い。
また、装置間ハンドオーバの発生の頻度が多い基地局を予め選別しておき、その基地局へのハンドオーバが予測された場合にはその時点で制御装置間に通信リンクを形成するようにしてもよい。このようにすれば装置間ハンドオーバをさらにスムーズに実施できるようになる。
さらに、この発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。
100…通信ネットワーク、200…ゲートウェイ、300…インターネット、400…サーバ装置、G11,G12…制御装置、CS11,CS12…基地局、PS11,PS12…移動端末、PC…パーソナルコンピュータ、TEL…固定電話機、41…パケットスイッチ部、42…基地局インタフェース部、43…ネットワークインタフェース部、44…メモリ、44a…隣接基地局情報、45…主制御部、45a…データベース構築部、45b…ハンドオーバ予測部、45c…ハンドオーバ制御部、45d…データ統合部、45e…リンク形成部

Claims (11)

  1. それぞれ無線ゾーンを形成し、当該無線ゾーン間をハンドオーバする移動端末を無線収容する複数の基地局と、前記複数の基地局を個別回線を介して自配下に分配して収容する複数の制御装置とを具備する移動通信システムであって、
    前記複数の制御装置は、
    自配下の複数の基地局を配列した順列ごとに、前記移動通信システムに生じたハンドオーバの履歴においてその順列の生じた頻度を対応付けたデータベースを前記履歴の蓄積に伴い構築する構築手段と、
    通信中の移動端末の次のハンドオーバ先の基地局を前記頻度に基づき予測する予測手段と、
    前記予測された基地局へのハンドオーバを前記通信中の移動端末に指示する指示手段と、
    自配下の基地局と他の制御装置の配下の基地局とを前記移動端末が遷移する装置間ハンドオーバが生じると、当該他の制御装置の配下の基地局を含む順列とその頻度とを前記データベースに加入して当該他の制御装置との間で前記データベースを統合する統合処理手段とを備えることを特徴とする移動通信システム。
  2. 前記統合処理手段は、前記装置間ハンドオーバに係わる基地局の識別情報と、当該装置間ハンドオーバの生じた時点の時刻情報とを含むデータを前記他の制御装置との間で授受し、このデータをもとに前記データベースを統合することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  3. 前記制御装置は、さらに、
    前記通信中の移動端末とその相手先との通信を継続させるためのリンクを、ハンドオーバに先行して前記予測された基地局の個別回線に形成するリンク形成手段を具備することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  4. 前記リンク形成手段は、前記予測手段により前記装置間ハンドオーバの発生が予測されると、前記予測された基地局を配下とする制御装置と自装置との間に、前記通信中の移動端末とその相手先との通信路を前もって確保すべく、通信リンクを形成することを特徴とする請求項3に記載の移動通信システム。
  5. 前記データベースは、自配下の基地局のみを対象とするローカルデータベースと、自配下でない基地局を対象とする共有データベースとを含み、
    前記構築手段は、前記ローカルデータベースを構築し、
    前記統合処理手段は、他の制御装置との間で前記共有データベースを統合することを特徴とする請求項1に記載の移動通信システム。
  6. 移動通信システムの無線ゾーン間をハンドオーバして移動する移動端末を前記無線ゾーン内で無線収容する基地局を、個別回線を介して自配下に収容する制御装置であって、
    自配下の複数の基地局を配列した順列ごとに、前記移動通信システムに生じたハンドオーバの履歴においてその順列の生じた頻度を対応付けたデータベースを前記履歴の蓄積に伴い構築する構築手段と、
    通信中の移動端末の次のハンドオーバ先の基地局を前記頻度に基づき予測する予測手段と、
    前記予測された基地局へのハンドオーバを前記通信中の移動端末に指示する指示手段と、
    自配下の基地局と他の制御装置の配下の基地局とを前記移動端末が遷移する装置間ハンドオーバが生じると、当該他の制御装置の配下の基地局を含む順列とその頻度とを前記データベースに加入して当該他の制御装置との間で前記データベースを統合する統合処理手段とを備えることを特徴とする制御装置。
  7. 前記統合処理手段は、前記装置間ハンドオーバに係わる基地局の識別情報と、当該装置間ハンドオーバの生じた時点の時刻情報とを含むデータを前記他の制御装置との間で授受し、このデータをもとに前記データベースを統合することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. さらに、前記通信中の移動端末とその相手先との通信を継続させるためのリンクを、ハンドオーバに先行して前記予測された基地局の個別回線に形成するリンク形成手段を具備することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  9. 前記リンク形成手段は、前記予測手段により前記装置間ハンドオーバの発生が予測されると、前記予測された基地局を配下とする制御装置と自装置との間に、前記通信中の移動端末とその相手先との通信路を前もって確保すべく、通信リンクを形成することを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記データベースは、自配下の基地局のみを対象とするローカルデータベースと、自配下でない基地局を対象とする共有データベースとを含み、
    前記構築手段は、前記ローカルデータベースを構築し、
    前記統合処理手段は、他の制御装置との間で前記共有データベースを統合することを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  11. 移動通信システムの無線ゾーン間をハンドオーバして移動する移動端末を前記無線ゾーン内で無線収容する基地局を自配下に収容する制御装置において実施されるデータベース作成方法であって、
    前記制御装置が、自配下の複数の基地局を配列した順列ごとに、前記移動通信システムに生じたハンドオーバの履歴においてその順列の生じた頻度を対応付けたデータベースを前記履歴の蓄積に伴い構築することと、
    前記制御装置が、自配下の基地局と他の制御装置の配下の基地局とを前記移動端末が遷移する装置間ハンドオーバが生じると、当該他の制御装置の配下の基地局を含む順列とその頻度とを前記データベースに加入して当該他の制御装置との間で前記データベースを統合することとを含むことを特徴とするデータベース作成方法。
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