JP5213427B2 - 電池パック - Google Patents

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Description

本発明は、複数の電池を組み合わせて形成された電池パックに関するものである。
従来から、複数の電池がケースに収容された電池パックが知られている。この種の電池パックには、電池からケース内に電解液が漏出したときの対策が講じられているものがある。
例えば、特許文献1には、複数の二次電池と回路基板とを収容するパックケース内に液溜構造が形成された電池パックが開示されている。前記液溜構造は、パックケースの底部に形成され、各二次電池の封口部に臨む溝により形成されている。前記溝は、電解液によって障害を受ける構成要素の方向に対して交差する方向に形成されているため、各二次電池から電解液が漏出した場合であっても、当該電解液が回路基板に流れ出すのが防止される。
特開2002−216721号公報
しかしながら、前記特許文献1の電池パックでは、前記溝が各電池の封口部に臨むように形成されているため、当該溝内に漏出した電解液を媒介として各電池同士の短絡が生じてしまい、電池パックとして要求されている電位差を有効に確保することができなくなるおそれがあった。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、電解液を媒介とした電池同士の短絡を抑制することができる電池パックを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、複数の電池とこれら電池を収納するためのケースとを有し、予め設定された基本姿勢で使用される電池パックであって、前記ケースは、前記基本姿勢において前記各電池が水平方向に配列された状態で前記各電池の長手方向をそれぞれ上下方向に沿わせた姿勢で当該各電池を下から支持する支持部材を備え、この支持部材は、前記各電池から漏出した電解液を受けるための液受けを、前記電池の全てについて個別に備え、前記支持部材は、前記各電池の下面位置に対応して形成された複数の凹部を有し、これら凹部は前記各電池の下部をそれぞれ挿入可能で、かつ、挿入された電池を水平方向に位置決め可能に構成されているとともに、前記液受けとして機能し、前記各電池は、電池本体とこの電池本体の外側を覆う絶縁カバーとを有し、前記各凹部は、挿入された電池の前記絶縁カバーの下端部が当該凹部内に配置されるように構成され、前記電池は、電池ケースとこの電池ケースの開口を塞ぐ封口板とを有し、前記支持部材は、前記基本姿勢において前記封口板が上に位置する状態で前記各電池を支持し、前記支持部材は、少なくとも2列に配置された前記各電池を支持するようになっており、前記各電池の配置は、特定の列の中で隣合う電池同士の間に当該特定の列と隣合う列の電池の側面の一部が入り込むように設定され、前記支持部材は、前記各電池に対応して少なくとも2列に配置された前記凹部の列同士の間に設けられ、前記基本姿勢において支持部材を上下に貫通する通風口を有し、前記ケースは、前記基本姿勢において前記支持部材により支持された複数の電池の上部を被覆する被覆部材と、この被覆部材と前記支持部材とを上下方向に結合する一対の結合部材とをさらに備え、これら結合部材は、互いに間隔をあけた状態で前記被覆部材と支持部材とを結合していることを特徴とする電池パックを提供する。
本発明によれば、水平方向に配列した状態にある複数の電池から漏出した電解液を受けるための液受けが各電池の全てについて個別に設けられているため、仮に電池から電解液が漏出した場合であっても、この電解液は当該漏出に係る電池に対応した液受けに独立して溜まることになり、他の電池に接触するのを抑制することができる。
したがって、本発明によれば、電解液を媒介とした電池同士の短絡を抑制することができる。
具体的には、前記各電池の下面位置に対応して凹部を形成し、これら凹部が前記各電池の下部をそれぞれ挿入可能に構成されているとともに、当該各凹部を前記液受けとして利用することができる。
また、本発明によれば、凹部に電池の下部を挿入することにより、電池を支持部材に対して水平方向に位置決めすることができるため、各凹部を液受けとしてだけではなく位置決めとしても利用することができる。
さらに、本発明によれば、電池本体の外側を覆う絶縁カバーの下端部を凹部内に挿入することができるため、電池から電解液が漏出した場合に、より確実に凹部内に電解液を導入することができる。つまり、電池から電解液が漏出する場合、電解液は電池本体と絶縁カバーとの間を通って当該絶縁カバーの下端から導出されることが多いため、絶縁カバーの下端部を凹部内に配置しておけば、電解液をより確実に凹部内で受けることが可能となる。
しかも電解液の導出箇所(絶縁カバーの下端部)と特定の凹部とを一対一で対応させることができるので、使用者が支持部材を見たときに、電解液の溜まっている凹部を特定することによって、複数の電池のうちのどの電池から電解液が漏出したのかを容易に特定することができる。
また、本発明によれば、各電池の長手方向を上下に向けることにより、当該各電池を水平方向により密集して配置することができ、これにより電池パック全体を水平方向に小さくすることができるので、当該電池パックの設置スペースを小さくして汎用性を高めることができる。
さらに、本発明によれば、基本姿勢において封口板よりも下に電解液の液面を配置することができるので、電解液が漏出し難くなり、仮に漏出した場合であっても、その電解液を液受けによって受けることが可能となる。
また、本発明によれば、特定の列における電池同士の間のスペースを他の列を構成する電池の配置スペースとして利用することにより、水平方向に密集して電池を配置することができる。
さらに、本発明によれば、上記のように複数の電池を水平方向に密集して配置しながら、これら密集した電池の間に通風口を通して外気を取り入れることにより各電池同士の間に熱が籠るのを抑制することができるので、省スペース化と熱交換の効率化との両立を図ることが可能となる。
また、本発明によれば、前記通風口を通した外気の取り入れに加えて、各電池に対して結合部材同士の間からも外気を取り入れることが可能となるため、電池の下方及び側方(相対向する側方)の合計3方向から電池への外気の取り入れが可能となる。したがって、この構成によれば、各電池の冷却効率を向上させることにより、当該各電池の寿命を長くすることができる。
さらに、前記電池パックにおいて、予め設定された量の電解液が前記液受けに存在するか否かを検出する検出手段を備えていることが好ましい。
この構成によれば、液受けに電解液が存在するか否かを検出することができるので、例えば、この検出結果を電気的に出力すれば、当該出力信号に基づいて制御手段等によって電池パックの電圧制御を行うことが可能となる。また、電気信号として出力しなくても、電解液の存在により変色する等、使用者の視覚に訴える検出手段を採用すれば、使用者が電解液の漏出に即座に対応することが可能となる。
本発明によれば、電解液を媒介とした電池同士の短絡を抑制することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電池パックを示す斜視図である。図2は、図1の電池パックの分解斜視図である。
図1及び図2を参照して、電池パック1は、全体として略矩形の体をなし、各図に示す上下向きとなる基本姿勢で使用されるものである。以下、基本姿勢にある電池パック1の長手方向を仮に左右方向とし、奥行き方向を仮に前後方向として説明する。
電池パック1は、複数本の電池2(本実施形態では10本)と、これら電池2を下から支持する下ケース(支持部材)3と、各電池2の上部を被覆する被覆部材4と、この被覆部材4と前記下ケース3とを上下方向に結合する左右一対の結合部材5及び結合部材6と、前記下ケースと被覆部材4との間に設けられた8本のステー7とを備えている。なお、前記下ケース3、被覆部材4、結合部材5、6及びステー7が本実施形態におけるケースを構成する。
図3は、図1の電池を拡大して示す斜視図である。図4は、図3のIV−IV線断面図である。
図3及び図4を参照して、電池2は、上下方向に延びる円柱状の電池本体8と、この電池本体8の上部に装着される導電部材9と、この導電部材9及び前記電池本体8を径方向の外側から取り囲む絶縁性のカバー10とを備えている。図3及び図4の例では、カバー10が導電部材9の上面(肩部)から電池本体8の下面(肩部)までの範囲に設けられているが、電池本体8の下面まで必ず設けられている必要はなく、少なくとも電池本体8の下部側面までの範囲に設けられていればよい。
前記電池本体8は、正極を構成する封口板11と、負極を構成する電池ケース12とを備え、この電池ケース12の上部開口が封口板11によって塞がれている。そして、これら封口板11と電池ケース12の内側位置には電解液が封入されている。
具体的に、電池ケース12は、円形の底壁12aと、この底壁12aの周縁から立ち上がる円筒状の周壁12bとを有している。一方、封口板11は、周壁12bの内径よりも一回り小さな直径を有する円板であり、図外の絶縁性ガスケットを介して周壁12bの上端部に嵌め込まれた状態でかしめられて当該周壁12bに固定されている。
前記封口板11の周縁部における上面には、正極ボルト14の台座部14aが溶接されている。つまり、正極ボルト14は、封口板11に対して電気的に接続されている。
また、封口板11の表面中央部には、円板状の取付板15が設けられているとともに、この取付板15の表面には電極板16が取り付けられている。さらに、この電極板16を覆うように、前記電池ケース12の上端面には、絶縁性の樹脂からなる絶縁板17が固定されている。
絶縁板17には、前記正極ボルト14を挿通するための挿通孔17aが形成されている。また、絶縁板17の周縁部は前記導電部材9により覆われている。この導電部材9の上面には、負極ボルト18の台座部18aが溶接されている。つまり、負極ボルト18は、導電部材9を介して電池ケース12の周壁12bに対して電気的に接続されている。
また、前記絶縁板17の上面には、正極ボルト14と負極ボルト18との間となる位置にリブ19が立設されている。このリブ19により、前記正極ボルト14と負極ボルト18にそれぞれ接続されるバスバー20(図7参照)同士が接触(短絡)するのを防止することができる。
前記電池2において、例えば過放電発生時に負極成分の腐食が生じることにより電解液が漏出する場合がある。漏出した電解液は、前記電池ケース12の周壁12bとカバー10との間を通って、当該カバー10の終端である電池ケース12の下面から矢印Y1に示すように導出されることになる。このように電池2の下面から漏出する電解液を受けるための構成が下ケース3に設けられている。
図5は、図1の電池パックの下ケースを示す斜視図である。図6は、図1の電池パックの下ケースを示す上面図である。
図1、図2、図5及び図6を参照して、下ケース3は、合成樹脂(例えば、PET:Polyethylene Terephthalate)からなる長方形板状の部材である。この下ケース3には、上方に開口する10個の凹部21と、上下方向に貫通する通風口22とが形成されている。
各凹部21は、上面視で円形の開口形状とされており、左右に5個の列が前後に2列配置されている。これら凹部21の配置は、前方の列の中で互いに隣合うもの同士の間に、後方の列の凹部の前方の一部が入り込むように配置されており、前後の列を入れ替えて説明しても同様のことがいえる関係となっている。
また、各凹部21は、各電池2の長手方向を上下方向に向けた姿勢で、当該各電池2の下部をそれぞれ上から挿入可能とされている。本実施形態では各電池2の絶縁性のカバー10は当該各電池本体8の下面までの範囲に設けられているため、電池2の下部が凹部21内に挿入される結果、カバー10の下端部も凹部21内に配置されることになる。そして、各凹部21は、挿入された電池2から漏出した電解液を受けるいわゆる液受けとしての機能と、挿入された電池2を位置決めする機能とをそれぞれ発揮するようになっている。
具体的に、本実施形態における電池2の直径寸法が61mmであるのに対し、各凹部21の内径寸法は63mmに設定され、両者のクリアランス(2mm)分の精度で各電池2が位置決めされる。また、各凹部21の深さ寸法が25mmとされているため、この深さ寸法と前記クリアランスとの関係で約5mlの電解液を凹部21内に受けることが可能となっている。
また、凹部21の底部に電池の径よりも小さい径の液溜め用の窪みを設けて、この窪み内に電解液を受けることもできる。
なお、本実施形態の電池2の全長は180mmであり、エネルギー密度は150Wh/kgである。
通風口22は、前列の凹部21と後列の凹部21との間の隔壁部分を平面視略三角形の開口形状で上下に貫通する孔である。つまり、各通風口22は、前記各凹部21により前後2列に配置される各電池2の各列間に位置することになる。したがって、下ケース3の下方から各通風口22を通して各電池2の側面に対し外気を導入することができ、反対に電池2から発生した熱を通風口22を通して下ケース3の下方へ排出することもできる。
なお、前記通風口22は、前列の凹部21と後列の凹部21との間の隔壁部分、つまり、各凹部21を取り囲む隔壁のうち肉厚が最も厚くなる部分に形成されているため、下ケース3の射出成形時の熱収縮を一様にするためのものとしても機能する。つまり、各通風口22が形成されていない場合には、各凹部21を取り囲む隔壁として非常に肉厚の大きな部分が存在することになり、この部分は他の部分に比べて成形時の冷却時間が長くなることから、これよりも肉厚の薄い部分との間で熱収縮率の差が生じ、各凹部21の内径寸法の精度に影響を与えるおそれがあるところ、本実施形態では、前記肉厚の大きな部分に通風口22を形成することにより隔壁の厚みが比較的一様とされているため各凹部21の内径寸法の精度を向上することができる。
また、下ケース3の四隅には、複数のインサートナット23が設けられている。具体的に、インサートナット23は、下ケース3の右前隅の前面及び右側面に、左前隅の前面及び左側面(左側面は図示省略)に、右後隅の右側面及び後面(後面は図示省略)に、左後隅の左側面及び後面(それぞれ図示省略)に、それぞれ1つずつ設けられている。
さらに、下ケース3の前縁部及び後縁部には、上方に開口する差込穴24が左右に4個ずつ並んで形成されている。これら差込穴24には各ステー7の下端部がそれぞれ挿入されるようになっている。
再び、図1及び図2を参照して、被覆部材4は、前記下ケース3上に支持された各電池2の上端部を支持する中ケース25と、この中ケース25の上面に固定された上ケース26と、これら中ケース25と上ケース26との間に設けられた一対の導電部材34とを備えている。
図7は、図2の中ケース25を示す下面図である。
図2及び図7を参照して、中ケース25は、合成樹脂からなり、前記下ケース3と略同等の大きさとされた長方形の板部材である。この中ケース25は、前記下ケース3との間で上下に間隔をあけて設けられている。また、中ケース25は、下面に設けられた10本の溝部27と、これら溝部27を挟んで左右両側にそれぞれ設けられた挿通孔28と、下面に設けられた8個の差込穴29と、前後左右の側面に設けられた複数のインサートナット30と、上面に設けられた一対のインサートナット31とを備えている。
各溝部27は、下方に開くとともに前後方向に延びる溝であり、前記下ケース3に支持された各電池2のリブ19の上部を挿入可能とされている。つまり、各溝部27内にリブ19が挿入されることにより、各電池2の回転方向を予め設定された向き(リブ19の長手方向を前後方向に向けた状態)に合致させることができる。さらに、前記各溝部27の前後長はリブ19の前後長に対応して設定されているため、この溝部27にリブ19が挿入されることにより、各電池2が前後左右方向にも位置決めされることになる。したがって、各電池2は、その下端部が前記下ケース3によって位置決めされる一方、その上端部が中ケースによって位置決めされることになる。
各挿通孔28は、中ケース25と下ケース3とを固定した後に、各電池2同士を接続するバスバー20を確実に固定することができるようにするためのものである。つまり、各電池2は、その上下端が下ケース3及び中ケース25によって位置決めされることになるため、下ケース3に各電池2を支持させた後、中ケース25を取り付ける前の段階においては各バスバー20と各電池2とは若干の遊びができるように仮締め(つまり、軽く締結された状態)されている。そして、この仮締め状態において中ケース25が各電池2の上に取り付けられることになるため、この中ケース25の取付後に各バスバー20と各電池2との本締めを行うことが必要となる。この作業を中ケース25取付後の段階で行なうために各挿通孔28が形成されている。
各差込穴29は、前記各ステー7の上端部をそれぞれ差し込むための穴である。つまり、各ステー7は、下ケース3と中ケース25との間で上下に挟まれた状態で固定されることになる。これにより、下ケース3の位置と中ケース25の位置とが上下方向の軸を中心として捩れ方向に変位することが抑制される。
インサートナット30は、中ケース25の右前隅の前面及び右側面に、左前隅の前面及び左側面(左側面は図示省略)に、右後隅の右側面及び後面(後面は図示省略)に、左後隅の左側面及び後面(それぞれ図示省略)に、それぞれ1つずつ設けられている。
インサートナット31は、左後隅及び右前隅において上方からボルトを螺合可能とするものであり、後述の上ケース26を取り付けるためのものである。
図1及び図2を参照して、上ケース26は、合成樹脂からなり、前記中ケース25と略同等の大きさとされた長方形の板部材である。この上ケース26には、前記中ケース25のインサートナット31に対応する位置で上下に貫通する貫通孔32が形成されている。この貫通孔32には上から図外のボルトが挿通され、このボルトが中ケース25のインサートナット31に螺合されることによって上ケース26と中ケース25とが固定される。この固定状態において、当該中ケース25の各挿通孔28は、上ケース26によって塞がれることになる。
また、前記上ケース26の右後隅及び左前隅には、上下方向に貫通する導出口33がそれぞれ形成されている。これら導出口33は、右端に配置された電池2の負極ボルト18A(図8参照)、及び左端に配置された電池2の正極ボルト14A(図8参照)に電気的に接続された導電部材34をそれぞれ上ケース26の上部に導出するために使用されるものである。具体的に、負極ボルト18A及び正極ボルト14Aは、それぞれ中ケース25の左右両端に配置された挿通孔28A及び挿通孔28Bを通して当該中ケース25の上部に導出されており、これら負極ボルト18A及び正極ボルト14Aに対し中ケース25の上でそれぞれ接続された導電部材34の端子34aが前記導出口33を通して上ケース26の上部に導出されている。
結合部材5、6は、それぞれ上から見る視点でコの字型とされた金属板である。これら結合部材5、6は、各電池2の上下に配置された下ケース3及び中ケース25に対して左右両側からそれぞれ固定されるようになっている。つまり、結合部材5、6は、電池パック1の長手方向の両端部を覆うためのものであり、互いに左右方向に間隔をあけて配置されている。
具体的に、右側の結合部材5は、右壁35と、この右壁35の前縁部から左へ延びる前壁36と、右壁35の後縁部から左へ延びる後壁37とを備えている。これら各壁35〜37には、前記下ケース3のインサートナット23及び中ケース25のインサートナット30に対応する位置で板厚方向に貫通する貫通孔38が形成されている。これら貫通孔38に挿通した図外のボルトをインサートナット23、30に螺合させることにより、結合部材5と下ケース3及び中ケース25とが固定される結果、当該下ケース3と中ケース25とが上下方向に結合されることになる。
左側の結合部材6は、左壁39と、この左壁39の前縁部から右へ延びる前壁40と、左壁39の後縁部から右へ延びる後壁41とを備えている。これら各壁39〜41には、前記下ケース3のインサートナット23及び中ケース25のインサートナット30に対応する位置で板厚方向に貫通する貫通孔42が形成されている。これら貫通孔42に挿通した図外のボルトをインサートナット23、30に螺合させることにより、結合部材6と下ケース3及び中ケース25とが固定される結果、当該下ケース3と中ケース25とが上下方向に結合されることになる。
そして、各結合部材5、6の右壁35及び左壁39によって各電池2は左右両側から隠された状態となる。一方、各結合部材5、6の前壁36、40同士の間、及び後壁37、41同士の間には間隔E1及びE2(図6参照)が設けられている。したがって、これら間隔E1及びE2を通して電池2の側面に対して外気を導入することができる。特に本実施形態では、前記下ケース3に通風口22が形成されているため、下方、前方、及び後方の合計3方向から外気を導入することができるとともに、各電池2により生じた熱をこの3方向へ放出することができる。
以下、図2、図5、図8及び図9を参照して、前記電池パック1の組立て方法について説明する。図8は、図1の電池パックの組立工程を示す斜視図であり、ステーの立設後の状態を示すものである。図9は、図1の電池パックの組立工程を示す斜視図であり、中カバーの組み付け後の状態を示すものである。
まず、図5に示す下ケース3の凹部21に対し、電池2の下端部を上から挿入する。次に、図8に示すように、リブ19を前後方向に沿わせるように電池2の向きをある程度調整し、バスバー20を用いて各電池2を直列に接続する。ここで、各電池2の位置は、後述する中ケース25の取付が完了するまでは確定しないため、バスバー20と各電池2との接続には若干余裕を持たせる(仮締めする)ことが必要となる。そして、各ステー7の下端部を下ケース3の差込穴24にそれぞれ挿入する。
次いで、図9に示すように、各電池2の上から中ケース25を被せる。この作業では、各電池2のリブ19が各溝部27(図7参照)にそれぞれ挿入され、かつ、各ステー7の上端部が中ケース25の差込穴29(図7参照)にそれぞれ挿入されるように中ケース25と各電池2と各ステー7とを位置決めする必要があり、各ステー7によって中ケース25及び下ケース3を結合することができる。中ケース25の取り付けが完了すると、当該中ケース25及び下ケース3に対し左右両側から結合部材5、6を取り付けることにより、ねじれを抑制することができる。これにより、中ケース25及び下ケース3が上下に結合され、当該両ケース3、25の間に各電池2が保持されることになる。この状態で、中ケース25の挿通孔28を通してバスバー20と各電池2とを確実に固定(本締め)する。
図2に示すように、次に、中ケース25の挿通孔28A、28Bを通して上に導出された正極ボルト14A及び負極ボルト18A(図8参照)に対しそれぞれ導電部材34を接続し、この上から上ケース26を取り付けることにより、電池パック1が完成する。
以上説明したように、前記電池パック1によれば、前後左右方向(水平方向)に配列した状態にある複数の電池2から漏出下電解液を受けるための凹部21が各電池2の全てにについて個別に設けられているため、仮に電池2から電解液が漏出した場合であっても、この電解液は当該漏出に係る電池2に対応した凹部21に独立して溜まることになり、他の電池に接触するのを抑制することができる。
したがって、前記電池パック1によれば、電解液を媒介とした電池2同士の短絡を抑制することができる。
前記電池パック1では、凹部21に電池2の下端部を挿入することにより、電池2を下ケース3に対して左右前後方向(水平方向)に位置決めすることができるため、各凹部21を液受けとしてだけではなく位置決めとしても利用することができる。
また、前記電池パック1では、各電池2のカバー10の下端部が各凹部21内に配置されているため、電池2から電解液が漏出した場合に、より確実に凹部21内に電解液を導入することができる。つまり、電池2から電解液が漏出する場合、電解液は図4の矢印Y1に示すように電池本体8とカバー10との間を通って当該カバー10の下端部から導出されることが多いため、カバー10の下端部を凹部21内に配置しておけば、電解液をより確実に凹部21内で受けることが可能となる。
しかも、電解液の導出箇所(カバー10の下端部)と特定の凹部21とを一対一で対応させることができるので、使用者が下ケース3を見たときに、電解液の溜まっている凹部21を特定することによって、複数の電池2のうちのどの電池2から電解液が漏出したのかを容易に特定することができる。
前記電池パック1のように、下ケース3が各電池2をその長手方向を上下に向けた姿勢で支持するように構成されていることにより、各電池2を前後左右方向により密接して配置することができ、これにより電池パック1全体を前後左右方向に小さくすることができるので、当該電池パック1の設置ペースを小さくして汎用性を高めることができる。
さらに、前記電池パック1では、封口板11が上に位置する状態で電池2が支持されている構成とされていることにより、封口板11よりも下に電解液の液面を配置することができるので、電解液が漏出し難くなり、仮に漏出した場合であっても、その電解液を凹部21によって受けることが可能となる。
前記電池パック1のように、前後2列に配置された各電池2のうち前列において隣合う電池2同士の間に後列の電池2の側面の一部が入り込むように配置することにより、前後左右方向にさらに密集して電池2を配置することができる。
そして、前記電池パック1のように下ケース3には前列の電池2と後列の電池2との間となる位置に通風口22が形成されている構成とすれば、上記のように複数の電池2を前後左右方向に密集して配置しながら、これら密集した電池2の間に通風口22を通して外気を取り入れることにより各電池2同士の間に熱が籠るのを抑制することができるので、省スペース化と熱交換の効率化との両立を図ることが可能となる。
さらに、前記電池パック1のように各電池2を前後方向に開放するように当該各電池2を保持する構成とすることにより、前記通風口22を通した外気の取り入れに加えて、各電池2に対して結合部材5、6の存在しない前後方向からも外気を取り入れることが可能となるため、電池2の下方及び前後方向の合計3方向から電池2への外気の取り入れが可能となる。したがって、前記電池パック1によれば、各電池2の冷却効率を向上させることにより、当該各電池2の寿命を長くすることができる。
なお、前記実施形態に加えて、前記凹部21内に予め設定された量の電解液が存在するか否かを検出するためのセンサ(検出手段)を設けることもできる。このようにすれば、凹部21内に電解液が存在するか否かを検出することができるので、例えば、この検出結果を電気的に出力すれば、当該出力信号に基づいて制御手段等によって電池パック1の電圧制御を行うことが可能となる。また、電気信号として出力しなくても、電解液の存在により変色する等の試験紙等を用いた場合、使用者が電解液の漏出に即座に対応することが可能となる。前記検出センサは、各凹部21のそれぞれに1つずつ設けられていることが好ましい。
また、前記実施形態では、図4に示すように、封口板11が正極を構成し、電池ケース12が負極を構成する電池2について説明したが、封口板11が負極を構成するとともに電池ケース12が正極を構成する電池についても上記同様の構成を採用することができる。
さらに、前記実施形態では、10本の電池2を有する電池パック1について説明したが、前記複数の下ケース3及び中ケース25を相互に連結すれば、電池2の本数を増やした電池パックに拡張することができる。具体的に、10本の電池2を下ケース3と中ケース25との間で挟んだものを複数用意し、これらを前後方向に並べて、両者にプレート等を掛け渡してこのプレートを前記インサートナット23、30を利用して固定することにより、下ケース3同士及び中ケース25同士を前後に連結することでき、電池2の本数を20本に増やすことができる。左右方向に並べた場合も同様に、両者にプレートを掛け渡し、これをインサートナット23、30を利用して固定することにより、下ケース3同士及び中ケース25同士を左右に連結することができる。
本発明の実施形態に係る電池パックを示す斜視図である。 図1の電池パックの分解斜視図である。 図1の電池を拡大して示す斜視図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図1の電池パックの下ケースを示す斜視図である。 図1の電池パックの下ケースを示す上面図である。 図2の中ケースを示す下面図である。 図1の電池パックの組立工程を示す斜視図であり、中カバーの組み付け前の状態を示すものである。 図1の電池パックの組立工程を示す斜視図であり、中カバーの組み付け後の状態を示すものである。
1 電池パック
2 電池
3 下ケース(ケースの一部)
4 被覆部材(ケースの一部)
5、6 結合部材(ケースの一部)
14 正極ボルト
18 負極ボルト
21 凹部
22 通風口
25 中ケース
26 上ケース

Claims (2)

  1. 複数の電池とこれら電池を収納するためのケースとを有し、予め設定された基本姿勢で使用される電池パックであって、
    前記ケースは、前記基本姿勢において前記各電池が水平方向に配列された状態で前記各電池の長手方向をそれぞれ上下方向に沿わせた姿勢で当該各電池を下から支持する支持部材を備え、
    この支持部材は、前記各電池から漏出した電解液を受けるための液受けを、前記電池の全てについて個別に備え
    前記支持部材は、前記各電池の下面位置に対応して形成された複数の凹部を有し、これら凹部は前記各電池の下部をそれぞれ挿入可能で、かつ、挿入された電池を水平方向に位置決め可能に構成されているとともに、前記液受けとして機能し、
    前記各電池は、電池本体とこの電池本体の外側を覆う絶縁カバーとを有し、前記各凹部は、挿入された電池の前記絶縁カバーの下端部が当該凹部内に配置されるように構成され、
    前記電池は、電池ケースとこの電池ケースの開口を塞ぐ封口板とを有し、前記支持部材は、前記基本姿勢において前記封口板が上に位置する状態で前記各電池を支持し、
    前記支持部材は、少なくとも2列に配置された前記各電池を支持するようになっており、前記各電池の配置は、特定の列の中で隣合う電池同士の間に当該特定の列と隣合う列の電池の側面の一部が入り込むように設定され、
    前記支持部材は、前記各電池に対応して少なくとも2列に配置された前記凹部の列同士の間に設けられ、前記基本姿勢において支持部材を上下に貫通する通風口を有し、
    前記ケースは、前記基本姿勢において前記支持部材により支持された複数の電池の上部を被覆する被覆部材と、この被覆部材と前記支持部材とを上下方向に結合する一対の結合部材とをさらに備え、これら結合部材は、互いに間隔をあけた状態で前記被覆部材と支持部材とを結合していることを特徴とする電池パック。
  2. 予め設定された量の電解液が前記液受けに存在するか否かを検出する検出手段をさらに備えていることを特徴とする請求項1に記載の電池パック。
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