JP5211010B2 - 垂直面崩落防止構造 - Google Patents

垂直面崩落防止構造 Download PDF

Info

Publication number
JP5211010B2
JP5211010B2 JP2009238476A JP2009238476A JP5211010B2 JP 5211010 B2 JP5211010 B2 JP 5211010B2 JP 2009238476 A JP2009238476 A JP 2009238476A JP 2009238476 A JP2009238476 A JP 2009238476A JP 5211010 B2 JP5211010 B2 JP 5211010B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel wall
pseudo stone
stone panel
wall material
vertical surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009238476A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011084941A (ja
Inventor
雅敏 田中
成人 寺田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanaka Ltd
Original Assignee
Tanaka Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tanaka Ltd filed Critical Tanaka Ltd
Priority to JP2009238476A priority Critical patent/JP5211010B2/ja
Publication of JP2011084941A publication Critical patent/JP2011084941A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5211010B2 publication Critical patent/JP5211010B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Retaining Walls (AREA)

Description

本発明は、垂直面の崩落を防止する地盤構造に関する。
従来、斜面の崩落を防止する地盤構造として、コンクリートブロックを斜面に沿って埋設する方法やコンクリートにより地表を固める方法が採用されている。また、下記特許文献1又は2に示すように、緑化推進及び美観向上の目的を兼ねて、斜面に格子鉄筋による土留め柵を埋設し、植生シートや植生ネットを利用して植物を繁殖させ、植物の根により地固めする方法が採用されている。
しかしながら、上記のようなコンクリートブロックによる斜面崩落防止は、コンクリートブロックが重量物であるため、その施工が重機などを使用した大がかりなものとなる欠点がある。また、傾斜面に植生することにより土留めを行う方法においては景観は良好であり、緑化が推進される利点があるが、雨水などの流水により土砂が流出するおそれがあり、また、植生不良や植生過多による雑草繁茂の対策問題が発生することもあり、そのための防護策を講じる必要があった。
そこで、出願人は、上記の課題を解決するために、特願2008−203523で特定される「斜面崩落防止構造」の発明を提案し、当該発明は基本的にはコンクリートブロックによる斜面崩落防止構造であるが、コンクリートブロックを軽量化及び小型化し、重機を使用せずに施工ができる斜面崩落防止構造を提供する目的を達成した。
特開2002−121742号公報 特開2002−88766号公報
しかしながら、斜面に対しては上記の「斜面崩落防止構造」により、上記の課題が解消されるが、垂直面における崩落に対しても、重機を使用せずに施工ができる必要が生じてきた。
本発明は、上記の実情に鑑みてなされたものであり、基本的にはコンクリートブロックによる垂直面崩落防止構造であるが、コンクリートブロックを軽量化及び小型化し、重機を使用せずに施工ができる垂直面崩落防止構造を提供することを目的とする。
本発明に係る垂直面崩落防止構造は、垂直面上に擬石パネルが並置され、該擬石パネルに鋼製壁面材が連結固定されてなる垂直面崩落防止構造であって、前記擬石パネルは、その1単位の重量が約60kg以下であって、背面板と、該背面板上に一体的に形成された複数の硬質材、例えばコンクリート等よりなる擬石とからなり、各擬石は直線状に交差する格子状凹溝により区画配列されており、前記鋼製壁面材は、前記擬石パネルの格子状凹溝に嵌合するように格子状に配列した格子状鉄筋よりなることを特徴とするものである。なお、擬石がコンクリート製である場合の1単位の大きさとしては、例えば、幅1m以下、高さ60cm以下、厚さ10cm以下が考えられる。
また、前記の構成において、前記鋼製壁面材は、その下端に土中に位置する水平フレームを備えると共に水平フレームに対して垂直に起立しており、鋼製壁面材上には押さえ鉄筋が配され、該押さえ鉄筋と水平フレームとを連結して鋼製壁面材の立設状態を固定する支持軸が設けられている構成としてもよい。
本発明に係る垂直面崩落防止構造は、上記のように構成したことにより、前記擬石パネルは軽量であるため2人までの人員で持ち運びや取り付け等の取扱いが可能であり、重機を使用する必要がない。また、格子状鉄筋よりなる鋼製壁面材に対して、擬石パネルの格子状凹溝を嵌合させて連結固定されているので、垂直面から容易に離脱するおそれがない。また、垂直面の表面上では擬石が敷き詰められた状態を呈するので、景観が良い利点がある。水平フレーム、押さえ鉄筋及び支持軸を備えた構成としたときには、固定が強固になる利点がある。
実施例1に係る垂直面崩落防止構造に使用される擬石パネル1単位の正面図である。 実施例1に係る垂直面崩落防止構造に使用される擬石パネル1単位の斜視図である。 実施例1に係る垂直面崩落防止構造に使用される鋼製壁面材の斜視図である。 実施例1に係る垂直面崩落防止構造に使用される鋼製壁面材に擬石パネルを取り付けた状態を表面側から表した斜視図である。 図4に示す状態を背面側から表した斜視図である。 図4及び図5に示す状態において、支持軸を設けた状態を表面側から表した斜視図である。 図6に示す状態を背面側から表した斜視図である。 図6に示す状態において、土砂流出防止材を取り付けて土砂を投入した状態を示す側面図である。 実施例1に係る垂直面崩落防止構造に使用される擬石パネルを取り付けた鋼製壁面材を2段積構成にした状態を示す斜視図である。 図9に示す状態の側面図である。 実施例2に係る垂直面崩落防止構造に使用される鋼製壁面材に擬石パネルを取り付けた状態において、支持軸を設けた状態を背面側から表した斜視図である。 図11に示す状態において、土砂流出防止材を取り付けて土砂を投入した状態を示す側面図である。 実施例3に係る垂直面崩落防止構造の施工例であって、施工完了状態における堤体の堤内側の概略断面図である。 堤脚水路を示す部分斜視図である。 堤内側の堤体端部と堤脚水路との間において、堤体端部上に鋼製壁面材を立設した状態を背面側から表した部分斜視図である。 鋼製壁面材に擬石パネルを嵌め込んでいく状態を表面側から表した部分斜視図である。 鋼製壁面材に擬石パネルを嵌め込んで支持軸により支持した状態を背面側から表した部分斜視図である。 図17に示す状態において、擬石パネルの背面側水平フレーム上に土砂を投入している状態を表す部分斜視図である。 図18に示す状態から擬石パネルの背面側水平フレーム上に土砂を投入し終わって整地した状態を表す部分斜視図である。 図19に示す状態において、整地上に盛土を積み上げ、芝張りをした完成状態を示す部分斜視図である。 図20に示す完成状態を表面側から見た部分斜視図である。
以下に本発明の一実施例を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図10は実施例1に関する。
図1及び図2に示すAは、擬石パネルであり、図3に示す鋼製壁面材Bと連結して使用するものである。該擬石パネルAは、幅400mm、高さ580mm、厚さ50mmであって、重量約18kgであり、20mm厚の背面板1に30mm高さの複数の擬石2を一体的に形成したコンクリート製のものである。この擬石とは石に似た形状物をコンクリートにより形成したものである。なお、擬石はコンクリート製に限らず、硬質樹脂等の硬質材を採用してもよい。その場合においては、コンクリート製のものに比べて同重量でも大型化できる。また、強度補強のために繊維を混入させたものを使用することが好ましい。さらに、擬石パネルAのサイズ及び重量は上記のものに限られるものではなく、幅300mm〜500mm、高さ400mm〜600mm、厚さ40mm〜70mm、重量15kg〜25kgの人力により運べる程度の範囲であればよい。
そして、前記各擬石2は、縦横に直線状に交差する格子状凹溝3により区画して横6列縦6段を1単位として縦横に配列されている。この擬石パネルAには、下から1段目〜4段目の各境界及び5段目と6段目との境界に鋼製壁面板Bを連結固定するための切り欠き孔4が形成されている。また、擬石パネルAには、その上から2段目において3箇所の切り欠き孔5が形成されており、後述する支持軸が挿入できるようになっており、この2段目においては擬石を半裁して形成した横広幅溝6が設けられ、前記支持軸と連結するための後述する押さえ鉄筋が添設できるように構成されている。なお、鋼製壁面板Bを連結固定するための切り欠き孔4及び支持軸が挿入できる切り欠き孔5は上記の配置構成に限られるものではない。
鋼製壁面材Bは、図3に示すように、前記擬石パネルAの格子状凹溝3に嵌合するように縦方向の鉄筋10と横方向の鉄筋11とを格子状に配列した格子状鉄筋よりなる。また、該鋼製壁面材Bは、その下端に土中に位置する水平フレーム12を備えており、鋼製壁面材Bは水平フレームに対して垂直に起立している。該水平フレーム12は、鋼製壁面材Bを構成する縦方向の鉄筋10を屈曲して水平方向に延長形成した縦方向水平鉄筋13と、この縦方向水平鉄筋13を連結する横方向水平鉄筋14とにより形成されている。なお、この水平フレーム12は、垂直面を形成する現場の状況により適宜延長及び連設可能である。
図4及び図5に、上記擬石パネルAと鋼製壁面材Bとの連結構造が示される。まず、鋼製壁面材Bを立設し、1単位の擬石パネルAを、鋼製壁面材Bの格子状鉄筋と擬石パネルAの格子状凹溝3とが嵌合するように嵌め込み、連結固定具20により固定する。該連結固定具20は、先端がフック状に屈曲したフック部21とネジ切りされた基部22とからなる軸材23と、ワッシャー24と基部22に羅着されるナット25とにより構成される。該連結固定具20により、鋼製壁面材Bに擬石パネルAを連結固定するには、フック部21を鋼製壁面材Bの縦方向の鉄筋10(横方向の鉄筋11でも可)に引っ掛けて基部22を擬石パネルAの背面側に突出させ、基部22にワッシャー24を挿通してナット25を羅合して締め付けることにより、鋼製壁面材Bと擬石パネルAとがフック部21とワッシャー24及びナット25とにより強固に挟まれて連結固定される。
図6〜図8は、擬石パネルAを連結固定した鋼製壁面材Bと鋼製壁面材Bの一部である水平フレーム12との固定構造を示す。擬石パネルAの背面側には土砂が投入されるので、その重みにより水平フレーム12に対して擬石パネルAが外方に倒れる方向に荷重が掛かる。この荷重を持ちこたえるために、直線状の支持軸30を架け渡す。すなわち、図6に示すように、擬石パネルAを連結固定した鋼製壁面材Bに対して、擬石2を半裁することにより形成した横広幅溝6の部分に、鋼製壁面材Bの縦方向の鉄筋10を跨ぐように押さえ鉄筋31を架け渡すと共に、直線状の支持軸30の一方の端部に形成した環状端部30aに押さえ鉄筋31を挿通する。また、図7に示すように、水平フレーム12の一部に形成した凸状部32の下を潜るように係止鉄筋33を配し、支持軸30の他方の端部に形成した環状端部30bにこの係止鉄筋33を挿通して固定することにより、支持軸30は擬石パネルAが土砂投入により拡開して外方に傾斜することを防止する。なお、図8に示すように、擬石パネルAの背面側に土砂Cを投入する前に、擬石パネルAの背面に土砂流出防止材として、種々の透水性シート40を配設しておく。このように構成することにより、雨水等の水分のみが流出し、擬石パネルAから土砂が流出することがないので、流水による垂直面崩壊を防止できる。
次に、垂直面崩落防止構造の施工法について説明する。まず、背面板1上に複数のコンクリート製の擬石2を直線状に交差する格子状凹溝3により区画配列して背面板1と一体化した擬石パネルAを形成しておく。また、前記擬石パネルAの格子状凹溝3に嵌合するように格子状に配列した格子状鉄筋10,11よりなる鋼製壁面材Bを形成しておく。そして、垂直面を形成しようとする水平地盤に、水平フレーム12を載置して、鋼製壁面材Bを立設する。次に鋼製壁面材Bを構成する格子状鉄筋10,11を擬石パネルAの格子状凹溝3に嵌合させ、連結具20により鋼製壁面材Bと擬石パネルAとを連結固定する。そして、鋼製壁面材B上に押さえ鉄筋31を配し、該押さえ鉄筋31と水平フレーム12とを支持軸30により連結して、鋼製壁面材Bの立設状態を固定支持する。次に、前記擬石パネルAの裏面全面に土砂流出防止材である透水性シート40を配設固定し、水平地盤に載置した水平フレーム12上に土砂Cを投入し、擬石パネルAの上端まで埋め尽くすことにより、図8に示す垂直面崩落防止構造が完成する。
図9及び図10は、上記の垂直面崩落防止構造を2段積み構成したものである。すなわち、上述した方法により形成した垂直面崩落防止構造における土砂Cにより形成された水平地盤に、水平フレーム12’を載置して、鋼製壁面材B’を立設し、鋼製壁面材B’を構成する格子状鉄筋10’,11’を擬石パネルA’に嵌合させ、連結具20’により鋼製壁面材B’と擬石パネルA’とを連結固定し、鋼製壁面材B’上に押さえ鉄筋31’を配し、該押さえ鉄筋31’と水平フレーム12’とを支持軸30’により連結して、鋼製壁面材B’の立設状態を固定支持し、擬石パネルA’の裏面全面に土砂流出防止材40’を配設固定し、水平地盤に載置した水平フレーム12’上において、擬石パネルA’の上端まで土砂C’を投入して2段目の垂直面崩落防止構造を形成する。
図11及び図12は実施例2に関する。
本実施例は、支持軸の変更例であり、それ以外の構成は、実施例1と同様である。すなわち、図11及び図12は、擬石パネルAを連結固定した鋼製壁面材Bと鋼製壁面材Bの一部である水平フレーム12との固定構造を示す。擬石パネルAの背面側には土砂が投入されるので、その重みにより水平フレーム12に対して擬石パネルAが外方に倒れる方向に荷重が掛かる。この荷重を持ちこたえるために、くの字状に屈曲させた支持軸130を架け渡す。すなわち、実施例1における図6に示したように、擬石パネルAを連結固定した鋼製壁面材Bに対して、擬石2を半裁することにより形成した横広幅溝6の部分に、鋼製壁面材Bの縦方向の鉄筋10を跨ぐように押さえ鉄筋31を架け渡すと共に、図11に示すように、くの字状の支持軸130の一方の端部に形成した環状端部130aに押さえ鉄筋31を挿通する。また、図11及び図12に示すように、くの字状支持軸130の他方の端部に形成した環状端部130bに水平フレーム12の適宜の横方向の鉄筋133を挿通して固定することにより、支持軸130は擬石パネルAが土砂投入により拡開して外方に傾斜することを防止する。なお、図12に示すように、擬石パネルAの背面側に土砂Cを投入する前に、擬石パネルAの背面に土砂流出防止材として、種々の透水性シート40を配設しておく。このように構成することにより、雨水等の水分のみが流出し、擬石パネルAから土砂が流出することがないので、流水による傾斜面崩壊を防止できる。
図13〜図21は、実施例3に関するものであり、本実施例は、堤体における垂直面崩落防止構造の施工例を示す。
図13において、Dは堤体の堤内側を示し、Eは不織布よりなる吸出し防止材であり、当該吸出し防止材Eにより単粒度砕石等の土砂Fを包み込んだ状態で堤体の盛土D1内にドレーンGが形成される。ドレーンGの図において右側の水平部分の端部である堤体端部D2に鋼製壁面材B''及び擬石パネルA''が設置されている。堤体端部D2の外側には堤脚水路である上部開口型のU型側溝Hが配設されており、ドレーンGに集水される雨水や浸漬水などの液体が擬石パネルA''を通過してU型側溝Hに流出し、排水されるように構成されている。この上部開口型のU型側溝Hを設置するドレーンの形態は一般にオープン水路と呼ばれている。なお、堤脚水路はU型側溝に限らず、一般に使用されている側溝も適用可能である。また、ドレーンの形態も図4に示す上記のものに限るものではなく、堤脚水路として片面が透水性のU型側溝を設置し、ドレーンの下部から排水を行う構造、一般にクローズ水路型と呼ばれる形態、堤脚水路として暗渠排水管を設置する構造であり、ドレーンの内部で排水を行う形態のものなど、一般に使用されているドレーンの形態においても適用可能である。
図14〜図21は施工手順の一例を示す。なお、この施工手順は造成地における盛土端部の保護についての施工にも応用できる。図14に示すように、まず、堤体内部の底部の土面D3と頂部H1が面一になるようにU型側溝Hを配設する。次に図15に示すように、U型側溝Hの図において左側の堤体土面D3上に吸出し防止材Eを敷設し、当該吸出し防止材Eの上に水平フレーム212を備えた鋼製壁面材B''を、その垂直面がU型側溝H側になるように向けて設置する。そして該鋼製壁面材B''の背面側、すなわち堤体側から、図16に示すように、擬石パネルA''を嵌め込んで固定し、図17に示すように支持軸230により水平フレーム212と鋼製壁面材B''とを連結して鋼製壁面材B''を支持する。これにより擬石パネルA''は安定して垂直に立設されることになる。なお、鋼製壁面材B''の設置から擬石パネルA''の固定及び支持軸230による鋼製壁面材B''の固定は、実施例1において説明したのと同様である。
そして、鋼製壁面材B''に備えられた水平フレーム212上、すなわち吸出し防止材E上に、図18に示すように、ドレーンGを構成する土砂Fを投入し、図19に示すように、投入した土砂Fを転圧して整地する。これによりドレーンGが完成する。この整地された土砂Fの上に不図示の吸出し防止材を敷設し、その上に、図20及び図21に示すように、盛土D1を積み上げ、盛土D1の表面に芝を張れば垂直面崩落防止構造が完成する。
本発明に係る垂直面崩落防止構造は、堤体の堤内側における堤体端部の保護や造成地における盛土端部の保護の他、垂直法面における崩落を防止するのに利用することができる。
A・・・・擬石パネル A’・・・擬石パネル
B・・・・鋼製壁面材 B’・・・鋼製壁面材
C・・・・土砂
1・・・・背面板 2・・・・擬石
3・・・・格子状凹溝 4・・・・鋼製壁面材連結固定用切り欠き孔
5・・・・支軸挿入用切り欠き孔 6・・・・横広幅溝
10・・・縦方向の鉄筋 10’・・縦方向の鉄筋
11・・・横方向の鉄筋 11’・・横方向の鉄筋
12・・・水平フレーム 12’・・水平フレーム
13・・・縦方向水平鉄筋 14・・・横方向水平鉄筋
20・・・連結固定具 20’・・連結固定具
21・・・フック部 22・・・基部
23・・・軸材 24・・・ワッシャー
25・・・ナット 30・・・支持軸
30a・・環状端部 30b・・環状端部
31・・・押さえ鉄筋 31’・・押さえ鉄筋
32・・・凸状部 33・・・係止鉄筋
40・・・透水性シート 40’・・透水性シート
130・・支持軸 130a・環状端部
130b・環状端部 133・・水平フレームの横方向の鉄筋
A''・・・擬石パネル B''・・・鋼製壁面材
D・・・・堤体の堤内側 D1・・・堤体盛土
D2・・・堤体端部 D3・・・堤体土面
E・・・・吸出し防止材 F・・・・土砂
G・・・・ドレーン H・・・・U型側溝
H1・・・U型側溝の頂部
230・・支持軸 212・・水平フレーム

Claims (2)

  1. 垂直面上に擬石パネルが並置され、該擬石パネルに鋼製壁面材が連結固定されてなる垂直面崩落防止構造であって、
    前記擬石パネルは、その1単位の重量が60kg以下であって、背面板と、該背面板上に一体的に形成された複数の硬質材からなる擬石とからなり、各擬石は直線状に交差する格子状凹溝により区画配列されており、
    前記鋼製壁面材は、前記擬石パネルの格子状凹溝に嵌合するように格子状に配列した格子状鉄筋よりなる、
    ことを特徴する垂直面崩落防止構造。
  2. 鋼製壁面材は、その下端に土中に位置する水平フレームを備えると共に水平フレームに対して垂直に起立しており、鋼製壁面材上には押さえ鉄筋が配され、該押さえ鉄筋と水平フレームとを連結して鋼製壁面材の立設状態を固定する支持軸が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の垂直面崩落防止構造。
JP2009238476A 2009-10-15 2009-10-15 垂直面崩落防止構造 Active JP5211010B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009238476A JP5211010B2 (ja) 2009-10-15 2009-10-15 垂直面崩落防止構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009238476A JP5211010B2 (ja) 2009-10-15 2009-10-15 垂直面崩落防止構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011084941A JP2011084941A (ja) 2011-04-28
JP5211010B2 true JP5211010B2 (ja) 2013-06-12

Family

ID=44078088

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009238476A Active JP5211010B2 (ja) 2009-10-15 2009-10-15 垂直面崩落防止構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5211010B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2991355B1 (fr) * 2012-05-29 2014-06-27 Alain Antoniazzi Element de construction d'un muret

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0731946U (ja) * 1993-11-19 1995-06-16 環境工学株式会社 自然型護岸、擁壁構造物
JPH10180732A (ja) * 1996-12-24 1998-07-07 Chiyoda Tech & Ind Co Ltd マトリックス状擬岩ブロックの製造方法
JP4851501B2 (ja) * 2008-08-06 2012-01-11 株式会社田中 斜面崩落防止構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011084941A (ja) 2011-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101126658B1 (ko) 조립식 배수로 구조물 및 이를 이용한 시공방법
JP2013044222A (ja) 法枠底面の地盤斜面浸食防止工法。
KR101244710B1 (ko) 필터격벽을 구비한 언폴딩 개비온, 박스형 개비온 및 개비온 중첩-일체화 시공을 통한 호안 보강공법
CN108018828B (zh) 一种护坡结构
KR101661320B1 (ko) 조립식 투과형 체크댐
KR20170136420A (ko) 말뚝을 이용한 옹벽
KR101230275B1 (ko) 토목 시공용 튜브 구조물
JP5211010B2 (ja) 垂直面崩落防止構造
KR200429312Y1 (ko) 보강토옹벽의 보강재 연결구조
KR100966512B1 (ko) 식생토류옹벽 및 그 시공방법
JP5097249B2 (ja) ドレーン構造およびドレーン構造の施工方法
JP4851501B2 (ja) 斜面崩落防止構造
KR101265582B1 (ko) 배수로 구조물
KR20030062084A (ko) 법면보호블록
KR101501733B1 (ko) 친환경 프리캐스트 앵커고정 옹벽 구조물
JP4629559B2 (ja) ドレーン構造およびドレーン構造の施工方法
JP3927222B2 (ja) 堤脚水路構築物を構成する排水溝ブロック、堤防強化ドレーン構造および堤防強化ドレーン工法
KR100968518B1 (ko) 강화 녹화옹벽 시공방법
KR20100027677A (ko) 법면보호블록
KR20120086075A (ko) 식재기반조성 구조
KR100697637B1 (ko) 건축단지용 친환경적인 옹벽
JP4167915B2 (ja) 法面補強工法
CN219352491U (zh) 一种可快速施工的人行道树池结构
JP3595830B1 (ja) 補強メッシュ体を利用した木製緑化土留擁壁
KR101653722B1 (ko) 조립식 원심력 배수로관 및 이를 이용한 시공방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111118

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120926

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130129

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130225

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160301

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5211010

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250