JP5210816B2 - 真空バルブ - Google Patents

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Description

本発明は、接点の組立作業性を向上し得る接離自在の一対の接点を有する真空バルブに関する。
従来、この種の真空バルブには、縦磁界を発生させるカップ状の電極の開口部に円板状の接点が設けられている。そして、電極の開口部の底部と接点間には、電極よりも電気抵抗の高い補強部材が設けられ、接点が機械的に支持固定されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−164912号公報 (第4〜5ページ、図2)
上記の従来の真空バルブにおいては、次のような問題がある。開口部の底部と補強部材の一方端、および接点と補強部材の他方端はろう付けで固着されるが、接合前の運搬時やろう材の溶融時などに、接点、電極と補強部材とが位置ずれを起こすことがある。
接点と電極間で、半径方向や円周方向などで位置ずれが起きると、縦磁界の磁力の低下、接触抵抗の上昇、通電面積の減少などが起こり、遮断特性や耐電圧特性などを低下させることがある。このため、接点と電極とを所定の位置で固着でき、優れた遮断特性などを発揮することのできる真空バルブが望まれていた。
本発明は上記問題を解決するためになされたもので、接点と電極とを所定の位置で固着することの可能な補強部材を用いた真空バルブを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の真空バルブは、外周に軸方向を斜めに横切る複数本の電極側スリットを設けたカップ状の電極と、前記電極の開口部に固着されるとともに、複数本の接点側スリットを設けた円板状の接点と、前記開口部の底部に固着された電極側補強部材と、前記底部と対向する前記接点面に固着された接点側補強部材とを有する接離自在の一対の接点を有する真空バルブであって、前記接点側補強部材に多角形状の凸部を設け、前記電極側補強部材に前記凸部が嵌め込まれる多角形状の中空部を設け、前記電極側スリットと前記接点側スリットとが連接するように、前記凸部を前記中空部に嵌め込んで固着したことを特徴とする。
本発明によれば、接点に固着される接点側補強部材に凸部を設け、電極に固着される電極側補強部材に中空部を設けて、凸部を中空部に嵌め込んでろう付けしているので、接点と電極とを所定の位置で固着することができ、優れた遮断特性や耐電圧特性を発揮する真空バルブを得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
先ず、本発明の実施例1に係る真空バルブを図1、図2を参照して説明する。図1は、本発明の実施例1に係る真空バルブの接点の構成を示す断面図、図2は、本発明の実施例1に係る真空バルブの接点の構成を示す上面図である。なお、接離自在の一対の接点のうち、一方の接点を用いて説明する。
図1に示すように、通電軸1端には、銅合金からなるカップ状の電極2の底部の外側がろう付けで固着されている。電極2の開口部には、銅合金からなる円板状の接点3がろう付けで固着されている。
通電軸1と対向する接点3の凹部3a、即ち電極2の底部と対向する接点3面には、中央部に凸部4aを有する円板状の接点側補強部材4の円板部4bがろう付けで固着されている。電極2の開口部の底部には、凹部2aが設けられ、この凹部2aに中空部5aを有する筒状の電極側補強部材5の外周部がろう付けで固着されている。また、凸部4aは、中空部5aに嵌め込まれ、ろう付けで固着される。補強部材4、5は、ステンレスのような電極2よりも電気抵抗の高いものが用いられる。
なお、電極2の外周には、二点鎖線で示すような軸方向を斜めに横切る複数本の電極側スリット6が設けられている。電極側スリット6により、電流の流れが円周方向となり、縦磁界を発生させる。
ここで、接点側補強部材4の凸部4aと電極側補強部材5の中空部5aとは、図2に示すように、互いが六角形状となっており、凸部4aの外形状よりも中空部5aの内形状が僅かに大きく、嵌め込まれるようになっている。接点3には、電極側スリット6に連接される接点側スリット7が設けられている。
次に、電極2と接点3との固着方法を説明する。先ず、電極2の凹部2aと電極側補強部材5、および接点3の凹部3aと接点側補強部材4とを固着しておく。これにより、電極側補強部材5は凹部2aに嵌め込むことにより位置決めができ、また、接点側補強部材4は凹部3aに嵌め込むことにより位置決めができる。次いで、凸部4aを中空部5aに嵌め込んで固着する。凸部4aと中空部5aの角度や位置は、電極2と接点3との半径方向と円周方向とが一致するように予め補強部材4、5が固着されている。なお、これらの凹部2a、電極側補強部材5、凹部3a、接点側補強部材4、凸部4a、中空部5aを同時に固着してもよい。
これにより、接点3と電極2間は、半径方向や円周方向などで位置ずれを起こすことがなく、所定の位置に固着することができる。特に、凸部4aを中空部5aに嵌め込むことで、電極側スリット6と接点側スリット7との位置合わせが容易となり、作業性が向上するとともに、高い縦磁界を発生させることができる。また、電極2の外周面から接点3端部がはみ出すことがなく、電界分布が良好となり耐電圧特性を向上させることができる。
上記実施例1の真空バルブによれば、接点側補強部材4に凸部4aを設け、電極2に設けた電極側補強部材5の中空部5aに凸部4aを嵌め込んでろう付けするようにしているので、接点3と電極2とを所定の位置で固着することができ、優れた遮断特性や耐電圧特性を発揮する真空バルブを得ることができる。
なお、上記実施例1では、凸部4aと中空部5aとを六角形状で説明したが、三角形状以上の多角形状、および楕円状としても、円周方向の位置決めをすることができる。特に、電極側スリット6と接点側スリット7を設けたものにおいては、確実に互いのスリット6、7を連接させることができ、大きな磁力を発生させることができる。
また、スリット6、7などがなく円周方向の位置決めが不要のものでは、凸部4aと中空部5aとを円形状とすれば、半径方向の位置決めを行うことができ、耐電圧特性などを向上させることができる。
次に、本発明の実施例2に係る真空バルブを図3を参照して説明する。図3は、本発明の実施例2に係る真空バルブの接点の構成を示す断面図である。なお、この実施例2が実施例1と異なる点は、凸部の形状である。図3において、実施例1と同様の構成部分においては、同一符号を付し、その詳細な説明を省略する。なお、接離自在の一対の接点のうち、一方の接点を用いて説明する。
図3に示すように、接点側補強部材4の凸部4aには、底部よりも先端が小さくなったテーパ部4cを設けている。
上記実施例2の真空バルブによれば、実施例1による効果のほかに、中空部5aに凸部4aを嵌め込みやすくなり、組立作業を容易とすることができる。
本発明の実施例1に係る真空バルブの接点の構成を示す断面図。 本発明の実施例1に係る真空バルブの接点の構成を示す上面図。 本発明の実施例2に係る真空バルブの接点の構成を示す断面図。
符号の説明
1 通電軸
2 電極
2a、3a 凹部
3 接点
4 接点側補強部材
4a 凸部
4b 円板部
4c テーパ部
5 電極側補強部材
5a 中空部
6 電極側スリット
7 接点側スリット

Claims (1)

  1. 外周に軸方向を斜めに横切る複数本の電極側スリットを設けたカップ状の電極と、
    前記電極の開口部に固着されるとともに、複数本の接点側スリットを設けた円板状の接点と、
    前記開口部の底部に固着された電極側補強部材と、
    前記底部と対向する前記接点面に固着された接点側補強部材とを有する接離自在の一対の接点を有する真空バルブであって、
    前記接点側補強部材に多角形状の凸部を設け、
    前記電極側補強部材に前記凸部が嵌め込まれる多角形状の中空部を設け、
    前記電極側スリットと前記接点側スリットとが連接するように、前記凸部を前記中空部に嵌め込んで固着したことを特徴とする真空バルブ。
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