JP5200972B2 - 基板製造装置 - Google Patents

基板製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5200972B2
JP5200972B2 JP2009024216A JP2009024216A JP5200972B2 JP 5200972 B2 JP5200972 B2 JP 5200972B2 JP 2009024216 A JP2009024216 A JP 2009024216A JP 2009024216 A JP2009024216 A JP 2009024216A JP 5200972 B2 JP5200972 B2 JP 5200972B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
crucible
processing
manufacturing apparatus
melt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2009024216A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010180084A (ja
Inventor
幸三 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IHI Corp
Original Assignee
IHI Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IHI Corp filed Critical IHI Corp
Priority to JP2009024216A priority Critical patent/JP5200972B2/ja
Publication of JP2010180084A publication Critical patent/JP2010180084A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5200972B2 publication Critical patent/JP5200972B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)

Description

本発明は、加圧及び加熱された処理容器の内部に載置された坩堝内において種基板を融液に浸漬することによって種基板上に結晶基板を形成する基板製造装置に関するものである。
近年、パワー半導体として窒化ガリウムを用いることが提案されている。そして、このような窒化ガリウムの製造方法としては、例えば、種基板を原料気体中に晒すことによって種基板上に窒化ガリウムの結晶体からなる結晶基板を形成する気相法と、種基板を原料融液中に浸漬することによって種基板上に窒化ガリウムの結晶体からなる結晶基板を形成する液相法が提案されている。
例えば、特許文献1には、液相法によって窒化ガリウムの結晶体からなる結晶基板を形成する方法が提案されている。
この特許文献1では、密閉性耐圧耐熱容器内の坩堝中にガリウムとフラックスとして作用するナトリウムとを含む融液を入れ、この融液中に種基板を浸漬することによって上記結晶基板を製造している。
特開2005−263622号公報
しかしながら、窒化ガリウムの製造は、現在のところ実験室レベルで行われており、窒化ガリウムを大量に製造することは考慮されていない。このため、今後は窒化ガリウムを量産可能とする方法の提案が必要となる。
例えば、特許文献1に開示された製造方法及び製造装置においては、密閉性耐圧耐熱容器の上部に設けられた蓋部を開放し、開放された密閉性耐圧耐熱容器の上部から内部に種基板が入った坩堝を出し入れしている。ところが、密閉性耐圧耐熱容器の上部から内部に種基板が入った坩堝を出し入れする場合には、密閉性耐圧耐熱容器の側壁に囲まれた狭い空間に対して坩堝を出し入れする必要があり、極めて作業性が悪い。
また、一般的に密閉性耐圧耐熱容器の内部に窒素ガスを供給するための配管等は、上方から密閉性耐圧耐熱容器に挿入されている。このため、密閉性耐圧耐熱容器の上部を開放可能とするためには、上記配管等の形状や材質を考慮する必要が生じる。
なお、このような問題は、加圧及び加熱された処理容器(密閉性耐圧耐熱容器)の内部に載置された坩堝内において種基板を融液に浸漬することによって種基板上に結晶基板を形成する方法を用いる場合に発生するものであり、窒化ガリウム基板を製造する場合における特有の問題では必ずしもない。ただし、上記問題は、上記液相法のように取り扱いに注意を要するナトリウム等を用いる窒化ガリウム基板を製造するにあたり特に顕著に現れるものである。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、加圧及び加熱された処理容器の内部に載置された坩堝内において種基板を融液に浸漬することによって種基板上に結晶基板を形成する基板製造装置において、作業性を向上させて結晶基板の量産を実現することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、加圧及び加熱された処理容器の内部に載置された坩堝内において種基板を融液に浸漬することによって上記種基板上に結晶基板を形成する基板製造装置であって、上記処理容器の底部が、上記坩堝を載置可能であると共に下方に向けて取り外し可能とされているという構成を採用する。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記処理容器の下方に接続されると共に上記処理容器の底部を内部に収容可能な収容部と、該収容部の内部に上記坩堝内の融液に対して不活性なガスを供給する不活性ガス供給装置とを備えるという構成を採用する。
第3の発明は、上記第1または第2の発明において、上記複数の処理容器を備え、上記複数の上記処理容器が接続されると共に内部に上記種基板の受け渡しを行うハンドリング装置を有する接続部と、上記接続部の内部に上記坩堝内の融液に対して不活性なガスを供給する不活性ガス供給装置とを備えるという構成を採用する。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記結晶基板が形成された上記種基板に対する処理を行うと共に上記接続部に接続される後処理装置を備えるという構成を採用する。
第5の発明は、上記第1〜第4いずれかの発明において、上記種基板が窒化ガリウム層を備えるサファイア基板であり、上記融液にガリウム及びナトリウムが含まれ、上記処理容器内部において融液中に窒素ガスが供給され、上記結晶基板が窒化ガリウム基板であるという構成を採用する。
本発明によれば、処理容器の底部が、坩堝を載置可能であると共に下方に向けて取り外し可能とされている。
このため、本発明によれば、坩堝が載置された処理容器の底部を取り外すことによって、坩堝を処理容器の外部に容易に取り出すことができる。また、本発明によれば、取り外された処理容器の底部に坩堝を載置して当該底部を取り付けることによって容易に坩堝を処理容器の内部に入れることができる。つまり、本発明によれば、処理容器の側壁に囲まれた狭い領域に対して坩堝を出し入れする必要がなくなり作業性が向上する。
したがって、本発明によれば、加圧及び加熱された処理容器の内部に載置された坩堝内において種基板を融液に浸漬することによって種基板上に結晶基板を形成する基板製造装置において、作業性を向上させて結晶基板の量産を実現することが可能となる。
本発明の一実施形態における基板製造装置の概略構成を示す平面図である。 本発明の一実施形態における基板製造装置の概略構成を示す正面図である。 本発明の一実施形態における基板製造装置が備える反応ユニットの断面図である。 本発明の一実施形態における基板製造装置が備える反応ユニットの動作を説明するための断面図である。
以下、図面を参照して、本発明に係る基板製造装置の一実施形態について説明する。なお、以下の図面において、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
図1及び図2は、本実施形態の基板製造装置Sの概略構成を示す図である。そして、図1が本実施形態の基板製造装置Sの平面図であり、図2が本実施形態の基板製造装置Sの正面図である。
図1及び図2に示すように本実施形態の基板製造装置Sは、反応ユニット1と、洗浄ユニット2(後処理装置)と、搬送ユニット3(接続部)と、窒素ガス供給装置4(不活性ガス供給装置)とを備えている。
本実施形態の基板製造装置Sは、搬送ユニット3に対して各々接続される3つの反応ユニット1を備えている。そして、反応ユニット1は、図1に示すように、収容部5と反応容器6(処理容器)とが高さ方向に積み上げられた外形形状を有している。
図3は、反応ユニット1の断面図である。この図に示すように、反応容器6は、該反応容器6の外形を構成する略円筒形状の外容器6aと、該外容器6aの内部に支持部6cを介して収容支持されると共に断熱材からなる円筒形状の内容器6bとを備えている。
そして、本実施形態の基板製造装置Sにおいては、外容器6aの底部6a1と内容器6bの底部6b1によって構成されている反応容器6の底部6dが、容器本体に対して取り外し可能とされている。
なお、外容器6aの底部6a1と容器本体とは、クラッチ構造6eによって連結可能とされており、外容器6aの底部6a1を回転させることによって底部6a1の固定状態を変更することができる。そして、外容器6aの底部6a1を容器本体に対して固定することによって反応容器6が密閉される。
このような反応容器6では、底部6d上に坩堝10が載置される。そして、坩堝10が載置された状態で底部6dを容器本体に対して固定することによって、坩堝10が反応容器6の内容器6bの内部に収容される。
また、内容器6bの内部にはヒータ7が設置されている。また、外容器6aには、不図示の加圧減圧装置が接続されている。そして、これらのヒータ7及び加圧減圧装置によって反応容器6内を加熱及び加圧減圧可能とされている。
収容部5は、中空の箱形状を有しており、反応容器6の下方に接続されている。そして、収容部5は、図3に示すように、反応容器6の底部6dを収容可能な内部空間を有している。
この収容部5の内部には、反応容器6の底部6dと接続されると共に、底部6dを昇降及び回転させるための駆動装置8が設置されている。
そして、容器本体に対して固定されている反応容器6の底部6dは、駆動装置8によって回転されると共に下降されることによって、図4に示すように取り外されて収容部5に収容される。
また、反応ユニット1は、収容部5を介して搬送ユニット3に接続されている。そして、収容部5と搬送ユニット3との接続箇所には開閉可能な扉が設けられており、坩堝10が当該扉を介して反応ユニット1と搬送ユニット3との間を移動可能に構成されている。
なお、上述のように構成された反応ユニット1において加圧及び加熱された反応容器6の内部に載置された坩堝10内において種基板20が融液30に浸漬されることによって種基板20上に結晶基板が形成される。
そして、本実施形態の基板製造装置Sにおいては、種基板20として窒化ガリウム層を備えるサファイア基板を用い、融液30にガリウム及びナトリウムを含ませ、さらに反応容器6内部において融液30近傍に窒素ガスを供給することによって、種基板20上に窒化ガリウム基板を形成する。
図1及び図2に戻り、洗浄ユニット2は、反応ユニット1において結晶基板が形成された種基板20に対する処理として洗浄処理を行うものであり、反応ユニット1から取り出された坩堝10に収容された種基板を結晶基板ごと洗浄することによって基板の表面に付着したナトリウムやガリウムなど薬剤を洗い流すものである。
そして、当該洗浄ユニット2は、図1に示すように、上記反応ユニット1と同様に搬送ユニット3に接続されている。
搬送ユニット3は、各反応ユニット1と洗浄ユニット2が接続されたものであり、外壁部3aによって囲まれた空間に、坩堝10を移動させることによって種基板20の受け渡しを行うハンドリング装置3bが設置されている。
そして、当該ハンドリング装置3bは、反応ユニット1と洗浄ユニット2との間において坩堝10の移動を行う。また、搬送ユニット3の外壁部3aには外部と内部とを接続する扉が設置されており、当該扉の外側にロードポート3cが設置されている。そして、ハンドリング装置3bは、ロードポート3cに対する坩堝10あるいは種基板20の受け渡しを行う。
窒素ガス供給装置4は、反応容器6内に載置された坩堝10内に窒素ガスを供給すると共に、洗浄ユニット2、搬送ユニット3及び収容部5に対して窒素ガスを供給するものである。
例えば、窒素ガス供給装置4は、図3に示すように、反応容器6を上方から貫通すると共に先端が坩堝10に貯留する融液30近傍に配置される配管4aを介して融液30に窒素ガスを供給する。なお、純窒素ガスや少なくとも窒素ガスを含んだ不活性ガス混合ガスにより基板製造装置S内を加圧する。
次に、このように構成された本実施形態の基板製造装置Sの動作について説明する。なお、本実施形態の基板製造装置Sは、不図示の制御装置を備えている。そして、以下の動作は、特に断りがない限り、当該制御装置を主体者として行われる。
例えば作業者あるいは外部の搬送装置によってロードポート3cに坩堝10が配置されると、搬送ユニット3のハンドリング装置3bによって坩堝10が外壁部3aの内部に取り込まれる。
なお、坩堝10内には、種基板20が収容されている。
続いて、ハンドリング装置3bによって坩堝10が、内部に坩堝10が存在しない、いずれかの反応ユニット1に搬送される。
内部に坩堝10が存在しない反応ユニット1は、収容部5が開放されていると共に、反応容器6の底部6dが下降された状態で待機されている。ただし、収容部5の開放及び底部6dの下降は、坩堝10がハンドリング装置3bによって反応ユニット1の前まで搬送された後であっても良い。
続いて、ハンドリング装置3bによって、収容部5内において下降された底部6d上に坩堝10が載置される。
底部6d上に坩堝10が載置されると、底部6dが駆動装置8によって上昇及び回転されて容器本体に取り付けられると共に固定される。これによって、坩堝10が反応容器6の内部に配置される。
このように坩堝10が反応容器6の内部に配置されると、ヒータ7及び加圧減圧装置によって反応容器6の内部が真空(減圧)状態の後加圧及び加熱状態とされる。引き続いて配管にて溶融したガリウムと溶融したナトリウムを坩堝10内に導入する。
この結果、坩堝10内の種基板20はガリウムとナトリウムとを含む融液30に浸漬される。
続いて、窒素ガス供給装置4から配管4aを介して、坩堝10内の融液30近傍に窒素ガスが供給される。
この結果、融液30に窒素ガスが溶け込み、このような融液30に浸漬された種基板20の表面に結晶基板が徐々に形成される。なお、液体金属が蒸発し難いように加圧状態が好ましい。
このようにして種基板20の表面に結晶基板が形成されると、配管を用いてナトリウム/ガリウム合金(融液30)を吸引して除く。坩堝10は駆動装置8によって、底部6dが下降及び回転されて容器本体から取り外される。そして、底部6d上に載置された坩堝10がハンドリング装置3によって収容部5の外部に取り出され、さらに洗浄ユニット2に搬送される。洗浄ユニット2に搬送された坩堝10は、例えば種基板20と共に洗浄された後、再びハンドリング装置3bによってロードポート3cまで搬送される。
このような工程によって、種基板20の表面に窒化ガリウムからなる結晶基板を形成することができる。
なお、洗浄ユニット2によって洗浄処理が行われている間に、次の坩堝10がロードポート3cから空いている反応ユニット1に受け渡されて、上述のように結晶基板の形成が行われる。
そして、本実施形態の基板製造装置Sにおいては、融液30(特にナトリウム)に対して不活性な窒素ガスが、反応ユニット1の収容部5の内部、搬送ユニット3の外壁部3aの内部、及び洗浄ユニット2に対して供給されている。このように窒素ガスが充満された環境内において坩堝10の搬送が行われる。
以上のような本実施形態の基板製造装置Sによれば、反応容器6の底部6dが、坩堝10を載置可能であると共に下方に向けて取り外し可能とされている。
このため、本実施形態の基板製造装置Sによれば、坩堝10が載置された反応容器6の底部6dを取り外すことによって、坩堝10を反応容器6の外部に容易に取り出すことができる。また、本実施形態の基板製造装置Sによれば、取り外された反応容器6の底部6dに坩堝10を載置して当該底部6dを取り付けることによって容易に坩堝10を反応容器6の内部に入れることができる。つまり、本実施形態の基板製造装置Sによれば、反応容器6の側壁に囲まれた狭い領域に対して坩堝10を出し入れする必要がなくなり作業性が向上する。
したがって、本実施形態の基板製造装置Sによれば、加圧及び加熱された反応容器6の内部に載置された坩堝10内において種基板20を融液30に浸漬することによって種基板20上に結晶基板を形成する基板製造装置において、作業性を向上させて結晶基板の量産を実現することが可能となる。
また、本実施形態の基板製造装置Sにおいては、反応ユニット1の収容部5の内部、搬送ユニット3の外壁部3aの内部、及び洗浄ユニット2に対して窒素ガス又は窒素を含む不活性ガスを供給している。このため、坩堝10の搬送に伴って融液30が酸化等反応することを防止される。
また、本実施形態の基板製造装置Sにおいては、複数の反応ユニット1を備え、これらの反応ユニット1に対して坩堝10を搬送する搬送ユニット3を備えている。
このため、同時に複数の種基板20に対して結晶基板を成長させることが可能となる。
また、上記実施形態においては、洗浄ユニット2を備えている。
このため、結晶基板が成長された種基板20に対する後処理を基板製造装置Sのなかで行うことが可能となる。
以上、図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、種基板20が窒化ガリウム層を備えるサファイア基板であり、融液30にガリウム及びナトリウムが含まれ、反応容器6内部において融液30中に窒素ガスが供給され、結晶基板が窒化ガリウム基板であるという構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、加圧及び加熱された処理容器の内部に載置された坩堝内において種基板を融液に浸漬することによって種基板上に結晶基板を形成する基板製造装置の全般に適用することが可能である。
また、本発明は、例えば、単一の反応ユニット1を有し、洗浄ユニット2及び搬送ユニット3を備えない基板製造装置に適用することも可能である。
また、上記実施形態においては、ハンドリング装置3bによって坩堝10を移動させることによって種基板20を移動させる構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、ハンドリング装置3bを坩堝10に対して種基板20を受け渡し可能に構成し、ハンドリング装置3bによって種基板20を直接移動させても良い。
また、上記実施形態においては、3つの反応ユニット1を備える構成について説明した。
しかしながら、本発明は、これに限定されるものではなく、より多いあるいはより少ない反応ユニット1を備える構成を採用することも可能である。
また、上記実施形態においては、結晶基板が形成された種基板20に対する処理を行う後処理装置として洗浄ユニット2を備える構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、他の後処理装置を備える構成を採用しても良い。
このような他の後処理装置としては、例えば、種基板20と結晶基板とを切り離す等の加工を行う加工装置を用いることができる。
また、上記実施形態においては、後処理装置として単一の洗浄ユニット2を備える構成について説明した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、さらに複数の後処理装置を備える構成を採用しても良い。
また、上記実施形態においては、不活性ガスとして窒素ガスを用いることによって、坩堝10内に供給するガスと不活性ガスとを共通化させ、これによって装置構成を簡便化した。
しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、坩堝10内に供給するガス供給装置と収容部5などに供給するガス供給装置は別の構成とし、個別に制御してガスを供給してもよい。また、不活性ガスとしてアルゴン等の希ガスを用いても良い。
S……基板製造装置、1……反応ユニット、2……洗浄ユニット(後処理装置)、3……搬送ユニット(接続部)、3b……ハンドリング装置、4……窒素ガス供給装置(不活性ガス供給装置)、5……収容部、6……反応容器(処理容器)、6d……底部、10……坩堝、20……種基板、30……融液

Claims (3)

  1. 加圧及び加熱された処理容器の内部に載置された坩堝内において種基板を融液に浸漬することによって前記種基板上に結晶基板を形成する基板製造装置であって、
    複数の前記処理容器と、
    複数の前記処理容器が接続されると共に内部に前記種基板の受け渡しを行うハンドリング装置を有する接続部と、
    前記接続部の内部に前記坩堝内の融液に対して不活性なガスを供給する不活性ガス供給装置と、
    前記処理容器の下方に接続されると共に前記処理容器の底部を内部に収容可能な収容部と
    を備え、
    前記処理容器の底部が、前記種基板が収容された前記坩堝を載置可能であると共に、前記処理容器の前記底部以外の他の部位を残して下方に向けて取り外し可能とされていることを特徴とする基板製造装置。
  2. 前記結晶基板が形成された前記種基板に対する処理を行うと共に前記接続部に接続される後処理装置を備えることを特徴とする請求項記載の基板製造装置。
  3. 前記種基板が窒化ガリウム層を備えるサファイア基板であり、前記融液にガリウム及びナトリウムが含まれ、前記処理容器内部において融液中に窒素ガスが供給され、前記結晶基板が窒化ガリウム基板であることを特徴とする請求項1または2記載の基板製造装置。
JP2009024216A 2009-02-04 2009-02-04 基板製造装置 Active JP5200972B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009024216A JP5200972B2 (ja) 2009-02-04 2009-02-04 基板製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009024216A JP5200972B2 (ja) 2009-02-04 2009-02-04 基板製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010180084A JP2010180084A (ja) 2010-08-19
JP5200972B2 true JP5200972B2 (ja) 2013-06-05

Family

ID=42761910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009024216A Active JP5200972B2 (ja) 2009-02-04 2009-02-04 基板製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5200972B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3254329B2 (ja) * 1994-06-02 2002-02-04 株式会社神戸製鋼所 化合物単結晶の製造方法及び製造装置
JPH08259397A (ja) * 1995-03-20 1996-10-08 Kobe Steel Ltd ZnSe単結晶の製造方法およびその製造装置
JP4647525B2 (ja) * 2006-03-20 2011-03-09 日本碍子株式会社 Iii族窒化物結晶の製造方法
JP5005522B2 (ja) * 2007-03-07 2012-08-22 株式会社リコー 結晶製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010180084A (ja) 2010-08-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4603498B2 (ja) Iii族窒化物結晶の製造方法及び製造装置
JP2006308267A (ja) るつぼ装置及びそれを用いた溶融材料の凝固方法
JP2010047470A (ja) 一種の多結晶シリコン棒の取出し方法及び当該方法に使用される取出し装置と取出し装置の組合せ
JP5200972B2 (ja) 基板製造装置
CN106068340A (zh) 氮化物结晶的制造方法
JPS5913693A (ja) 化合物半導体単結晶育成装置
JP5491261B2 (ja) 基板保持具、縦型熱処理装置および熱処理方法
JP5581735B2 (ja) 窒化物結晶製造方法および窒化物結晶製造装置
JP6886481B2 (ja) 貼合基板の剥離方法および接着剤の除去方法
JP5200973B2 (ja) 基板ホルダ
JP2008297152A (ja) Iii族窒化物半導体製造装置
KR20120132410A (ko) 기판 재치대, 기판 처리 장치 및 반도체 장치의 제조 방법
JP2006298607A (ja) 基板処理方法、基板搬送装置及び搬送装置
KR102669815B1 (ko) 기상 성장 장치
KR100892329B1 (ko) Iii족 질화물 결정의 제조 방법 및 제조 장치
JP2014103280A (ja) 保温体構造、基板保持ボート、処理装置及び処理システム
JP2003168714A (ja) ウェハー搬送容器用オープナー及びこれを備えたウェハー処理装置
JP5911682B2 (ja) 槽キャリア及び基板処理装置
JP6631813B2 (ja) GaN単結晶成長方法及びGaN単結晶成長装置
JP2016108631A (ja) 放電プラズマ焼結方法及びその装置
JP2005123315A (ja) 熱処理装置及び熱処理方法
JP5361884B2 (ja) 窒化物単結晶の育成方法
JP5828353B2 (ja) 窒化物結晶製造方法および窒化物結晶製造装置
JP7388373B2 (ja) 洗浄後の多結晶シリコン原料の保管容器、保管装置、及び保管方法
JP2008252122A (ja) 基板処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111226

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120911

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121112

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130128

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5200972

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160222

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250