JP5199515B2 - 同期harqに基づき無線中継ネットワークにおいて信号の干渉を防ぐための方法および機器 - Google Patents

同期harqに基づき無線中継ネットワークにおいて信号の干渉を防ぐための方法および機器 Download PDF

Info

Publication number
JP5199515B2
JP5199515B2 JP2012500046A JP2012500046A JP5199515B2 JP 5199515 B2 JP5199515 B2 JP 5199515B2 JP 2012500046 A JP2012500046 A JP 2012500046A JP 2012500046 A JP2012500046 A JP 2012500046A JP 5199515 B2 JP5199515 B2 JP 5199515B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
uplink
harq process
subframe
relay device
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012500046A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012520639A (ja
Inventor
ヤン,タオ
ファニウオロ,アントネラ
Original Assignee
アルカテル−ルーセント
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by アルカテル−ルーセント filed Critical アルカテル−ルーセント
Publication of JP2012520639A publication Critical patent/JP2012520639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5199515B2 publication Critical patent/JP5199515B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2603Arrangements for wireless physical layer control
    • H04B7/2606Arrangements for base station coverage control, e.g. by using relays in tunnels
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/14Relay systems
    • H04B7/15Active relay systems
    • H04B7/155Ground-based stations
    • H04B7/15564Relay station antennae loop interference reduction
    • H04B7/15585Relay station antennae loop interference reduction by interference cancellation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1867Arrangements specially adapted for the transmitter end
    • H04L1/1887Scheduling and prioritising arrangements
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/26Systems using multi-frequency codes
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/12Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel
    • H04L1/16Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by using return channel in which the return channel carries supervisory signals, e.g. repetition request signals
    • H04L1/18Automatic repetition systems, e.g. Van Duuren systems
    • H04L1/1812Hybrid protocols; Hybrid automatic repeat request [HARQ]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L2001/0092Error control systems characterised by the topology of the transmission link
    • H04L2001/0097Relays

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Radio Relay Systems (AREA)
  • Detection And Prevention Of Errors In Transmission (AREA)

Description

本発明は、信号の干渉を防ぐことに関し、より詳細には同期HARQに基づき、無線中継ネットワーク内の信号の干渉を防ぐための方法および機器に関する。
3GPP LTEアドバンスト標準(本明細書では以下、LTEAと呼ぶ)では、スループットの増加、ネットワーク・カバレッジの拡大など、システムの全体的性能を改善するために中継装置が最近導入された。中継装置がその中継装置自体と干渉するのを回避するために、中継装置が1つの周波数帯域内で同時に信号を送受信することはできないと多くの企業は提議している。本明細書では以下、中継装置において信号を送受信するために同じ時間周波数リソースを使用することによって引き起こされる干渉を自己干渉と呼び、本明細書で定義する自己干渉は、CDMAシステムの自己干渉とは異なることを当業者なら理解されよう。
ダウンリンクの中継リンクとダウンリンクのアクセス・リンクとが、ダウンリンク周波数リソースを共用し、アップリンクの中継リンクとアップリンクのアクセス・リンクとが、アップリンク周波数リソースを共用するので、中継装置における自己干渉を回避するために、以下の事前条件が満たされているべきである。
1.基地局が中継装置にダウンリンク信号を送信するとき、その中継装置は、同じサブフレーム内で移動端末にダウンリンク信号を送信すべきではなく、
2.中継装置が基地局にアップリンク信号を送信するとき、移動端末は、同じアップリンク・サブフレーム内でその中継装置にアップリンク信号を送信すべきではない。
HARQプロセスは、2つのプロセス、すなわちアップリンクHARQプロセスとダウンリンクHARQプロセスとに分けられる。アップリンクHARQプロセスでは、移動端末が中継装置にデータを送信し、それによりその中継装置がACKまたはNACKを移動端末に送り返し、逆にダウンリンクHARQプロセスでは、中継装置が移動端末にデータを送信し、それによりその移動端末がACKまたはNACKを中継装置に送り返す。
LTEAでは、アップリンクHARQは同期HARQ技法に基づく。つまり、初期伝送とHARQフィードバック、すなわちアップリンク・プロセスにおけるACKまたはNACKとの間に、およびそのACKまたはNACKと後続の再伝送もしくは新たな初期伝送との間に、一定の時間間隔がある。
図1に示す無線中継ネットワークは、基地局(eNB)0、中継装置(RN)1、および移動端末(MS)2を含む。図2a〜図2bは、中継装置において自己干渉を引き起こす信号の流れを示す。図1と組み合わせて図2aまたは図2bを参照することで、同じHARQプロセス識別子を有する隣接したアップリンク信号またはダウンリンク信号間に、一定の時間間隔があることがはっきりと見て取れる。1つのサブフレームの持続時間が1ミリ秒(1ms)であると仮定し、アップリンクHARQプロセス1のPDCCHと、アップリンクHARQプロセス1のPUSCHとは4msの間隔にあり、HARQフィードバック(ACK/NACKおよび/またはPDCCH)と、アップリンクHARQプロセス1のPUSCHとの間の間隔も4msであり、その後も同様である。0〜13は、14個のサブフレームを表す。図2aを参照して、サブフレーム0で、中継装置1が、アップリンクHARQプロセス1のアップリンク信号を送信するように移動端末2に命令するために、移動端末2にPDCCH(物理ダウンリンク制御チャネル)上で制御情報を送信する。
中継装置と移動端末との間のアップリンクHARQプロセスが同期HARQ技法に基づくというだけで、先に述べた2つの事前条件を十分に満たすことが困難になる。図2aおよび図2bでは、アップリンクHARQプロセス1が、サブフレーム8、12、およびサブフレーム8、12、16のそれぞれにおいて中継装置1で自己干渉を引き起こす。
不都合なことに、中継装置はLTEAなどの標準に導入されたばかりなので、結果として生じる干渉についての検討は行われておらず、そうした干渉のための対応する解決策はない。
上記に記載した技術問題を解決するために、本発明では、移動端末が、自らのアップリンクHARQプロセスが、あるサブフレーム内で中継装置と基地局との間の通信と干渉するかどうかを判定し、干渉すると判定する場合、移動端末が、アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号をそのサブフレーム内で送信するのを中断すると定める。好ましくは、移動端末は、そのアップリンクHARQプロセスの後続のすべてのアップリンク信号の送信を中断する。
したがって本発明では、中継装置が、移動端末の特定のアップリンクHARQプロセスについて自らが送信しようとするダウンリンク信号が、中継装置のトランシーバにおいて干渉を引き起こすかどうか、すなわち、自らが送信するダウンリンク信号が、基地局からダウンリンク信号を受信することに影響するように自らのアンテナにおいて空間的重畳(spatial superposition)を形成するかどうかを判定することをさらに定める。判定の結果が、上記の干渉が起こるというものである場合、中継装置は、ACKやNACKなど、そのアップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号をそのサブフレーム内で送信するのをやめる。好ましくは、中継装置は、そのアップリンクHARQプロセスの後続のすべてのダウンリンク信号の送信をやめる。
好ましくは、アップリンクHARQプロセス内で信号の送信を中断した後、再開をトリガするためにある条件が求められる。本発明の詳細な実施形態によれば、中継装置は、中断を引き起こしている高優先度通信が終了したかどうかを判定し、終了したと判定する場合、その中継装置はそのアップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号の送信を単独で再開し、アップリンク信号の送信を再開するように移動端末に命令する。
オプションで、中継装置が送信を再開するダウンリンク信号は、アップリンク信号の送信を再開するように移動端末に命令するために使用される。
本発明の一態様によれば、同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの第1の装置において信号の干渉を防ぐ方法が提供される。この方法は以下のステップ、つまり、前記第1の装置および前記第1の装置が属する中継装置に割り当てられた無線リソースを示すリソース割当情報を得るステップと、前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを判定するステップと、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置の前記高優先度通信と干渉する場合、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを中断するステップとを含む。
第1の装置は、移動端末とすることができ、中継装置とすることもできる。
本発明の別の態様によれば、同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの中継装置において信号の干渉を防ぐ方法が提供される。この方法は以下のステップ、つまり、前記中継装置および前記中継装置によってサービス提供される第1の装置に割り当てられた無線リソースを示すリソース割当情報を得るステップと、前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で前記中継装置が送信しようとするダウンリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを、前記リソース割当情報に従って判定するステップと、前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記中継装置が送信しようとするダウンリンク信号が、前記中継装置の前記高優先度通信と干渉する場合、前記アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを中断するステップとを含む。
第1の装置は、移動端末とすることができ、中継装置とすることもできる。
本発明の別の態様によれば、同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの第1の装置において信号の干渉を防ぐための第1の干渉防止機器が提供される。この第1の干渉防止機器は、前記第1の装置および前記第1の装置が属する中継装置に割り当てられた無線リソースを示すリソース割当情報を得るための第1の取得手段と、前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを判定するための第1の判定手段と、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置の前記高優先度通信と干渉する場合、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを前記第1の装置に中断させるための第1の中断手段とを備える。
第1の装置は、移動端末とすることができ、中継装置とすることもできる。
本発明の別の態様によれば、同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの中継装置において信号の干渉を防ぐための第2の干渉防止機器が提供される。この第2の干渉防止機器は、前記中継装置および前記中継装置によってサービス提供される第1の装置に割り当てられた無線リソースを示すリソース割当情報を得るための第2の取得手段と、前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で前記中継装置が送信しようとするダウンリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを、前記リソース割当情報に従って判定するための第3の判定手段と、前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記中継装置が送信しようとするダウンリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉する場合、前記アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを前記中継装置に中断させるための第2の中断手段とを備える。
第1の装置は、移動端末とすることができ、中継装置とすることもできる。
本発明が提供する方法および機器を使い、移動端末のアップリンクHARQプロセスによって引き起こされる中継装置の自己干渉を効果的に回避することができる。さらに、本発明ではネットワーク装置において物理層を変更する必要がなく、そのため、後方互換性を得るための費用が比較的低い。さらに本発明は、リソース活用およびシステム性能を高める際に有利である。
添付図面に関連する以下の非限定的実施形態についての詳細な説明から、本発明の他の目的、特徴、および利点がさらに明らかになるであろう。同じまたは同様の参照符号は、同じまたは同様の機器もしくはステップの特徴を指す。
典型的な無線中継ネットワークを示す図である。 LTEA内の中継装置において自己干渉を引き起こす信号の流れを示す図である。 LTEA内の中継装置において自己干渉を引き起こす信号の流れを示す図である。 本発明の詳細な実施形態によるシステム方法の流れ図である。 本発明の干渉防止方法および干渉防止機器を使用した後の無線中継ネットワークの信号流れ図である。 本発明の干渉防止方法および干渉防止機器を使用した後の無線中継ネットワークの信号流れ図である。 本発明の詳細な実施形態による、同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの第1の装置において信号の干渉を防ぐための第1の干渉防止機器のブロック図である。 本発明の詳細な実施形態による、同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの中継装置において信号の干渉を防ぐための第2の干渉防止機器のブロック図である。
添付図面に関連して、非限定的実施形態についての詳細な説明を以下に与える。
図2a〜図2bおよび後続の信号流れ図では、中継装置1と移動端末2との間のアップリンクHARQプロセスを1つしか図示していないことが容易に分かるが、移動端末2と中継装置1との間には他のHARQプロセスが同時にあってよいことを当業者なら理解されよう。例えば、ダウンリンクHARQプロセスが、図2に示すサブフレーム1、5、9...を占有することができる。LTEAなどの周波数分割方式では、アップリンク周波数帯域とダウンリンク周波数帯域との間に十分なガード・インターバルがあるので、中継装置において自己干渉を一切引き起こすことなしに、アップリンクHARQプロセスおよびダウンリンクHARQプロセスのためにサブフレームを同時に使用することができる。このような事情に鑑みて、以下の議論は、同期HARQ技法に基づくアップリンク同期HARQプロセスに焦点を当てる。
図3は、本発明の詳細な実施形態によるシステム方法の流れ図を示す。この方法の詳細な説明を、図3に関連して、かつ図1および各信号流れ図と組み合わせて以下に与える。
ステップS01で、基地局0が、リソース割当情報を各中継装置およびその各中継装置によってサービス提供される移動端末にブロードキャストし、その際、特定の移動端末が基地局0からリソース割当情報を直接得ることができない場合、その移動端末が属する中継装置がその移動端末にリソース割当情報を転送する。以下の内容では、移動端末がどのようにリソース割当を得るのかについては分類の点では(in classification)論じない。
上記に述べたリソース割当情報は、基地局0によって割り当てられるサブフレームを主に示す。このリソース割当情報により、中継装置1は、移動端末2から送信されるアップリンク信号を受信するために複数のサブフレームのうちのどれを使用できるのか、および移動端末2にダウンリンク信号を送信するために複数のサブフレームのうちのどれを使用できるのかが分かる。必要に応じてこのリソース割当情報は、各サブフレームの対応する周波数リソースも示す。
上記に述べたリソース割当情報により、移動端末2は、中継装置1にアップリンク信号を送信するために複数のサブフレームのうちのどれを使用できるのか、および中継装置1から送信されるダウンリンク信号を受信するために複数のサブフレームのうちのどれを使用できるのかが分かる。
本発明に基づき、このシステムは、基地局0と中継装置1との間の高優先度通信のためにサブフレームを確保する。これらの確保されるサブフレームは、基地局0、中継装置1、および移動端末2において静的に構成することも、基地局0が動的に決定し、それを中継装置1および移動端末2に知らせることもできる。動的に決定した後に知らせる方法を使用する場合、好ましくは、ステップS01で基地局0によってブロードキャストされるリソース割当情報は、中継装置1と移動端末2との間の通信のために使用されるサブフレームに加え、基地局0と中継装置1との間の通信のために確保される各サブフレームをさらに指摘する。以下に記載する各実施形態では、そのような確保されたサブフレームを確保済みサブフレームと呼び、任意の実施形態において、リソース割当情報は各確保済みサブフレームを指摘する。
ステップS01で基地局0が知らせるリソース割当情報は、図3のステップS10にあるように、移動端末2のアップリンクHARQプロセス(本明細書では以下、各信号流れ図のアップリンクHARQプロセス1を例にとる)のサブフレーム内で中継1が送信するダウンリンク信号が、中継装置1と基地局0との間の高優先度通信と干渉するかどうかを中継装置1が直接判定することを可能にする。
移動端末2のような移動端末の観点からすれば、基地局0と中継装置1との間の通信は通常、より高い優先度を有し、そのため基地局0と中継装置1との間の通信などのより高い優先度を有する通信を高優先度通信と呼ぶ。
高優先度通信は、基地局と中継装置との間の通信に限定されないことを当業者なら理解されよう。別の例として、多重レベルの中継装置を含む無線ネットワークでは、低レベルの中継装置は、図1の移動端末2と同様のランクにある。所謂低レベルの中継装置は、自らのすぐ上のレベルの中継装置よりも基地局から離れており、すぐ上のレベルの中継装置を介して基地局に間接的に接続される。この場合、移動端末2と同様に、低レベルの中継装置とすぐ上のレベルの中継装置との間のアップリンクHARQプロセスは、すぐ上のレベルの中継装置と基地局(またはさらに高いレベルの中継装置)との間の高優先度通信と干渉する可能性があるので、制約される必要がある。本発明の議論において、低レベルの中継装置と移動端末2との間には実質的な差がないことを考慮し、両方を第1の装置と呼び、普遍性を失うことなしに図1の移動端末2を例にとる。
リソース割当情報が得られた後、次に図3を参照して、および図4a、図4bの組合せにより、中継装置1および移動端末2のその後の動作手順について論じ、図4a、図4bは本発明の干渉防止方法および干渉防止機器を使用した後の無線中継ネットワークの信号流れ図である。
ステップS10で、移動端末2のアップリンク・プロセス1のサブフレーム内で送信されるダウンリンク信号が、中継装置1と基地局0との間の高優先度通信と干渉するかどうかを、中継装置1が得られたリソース割当情報に従って判定する。
本発明の一実施形態では、LTEAにおいて定義される、マルチキャスト・ブロードキャスト・シングル周波数ネットワーク(MBSFN)サブフレームを、確保済みサブフレームとして使用する。
本発明の各添付図面では、サブフレームがすべて連続的に番号付けされているが、これらのサブフレームは様々なフレームに属してよいことを当業者なら理解されよう。フレームの持続時間が10msである実施形態では、信号流れ図のいずれか1つの中のサブフレーム8は、フレームi内のサブフレーム8であり、サブフレーム18は、フレームi+1内のサブフレーム8である。
図3のステップS01でブロードキャストされたリソース割当情報によってカバーされるサブフレームが、図4aのサブフレーム0から始まると仮定する。すると、サブフレーム0〜7は基地局0と中継装置1との間の高優先度通信から確保されておらず、そのため干渉の問題をもたらさないので、ステップS10ではサブフレーム8から開始して判定を行うことが好ましい。
具体的には、ステップS10の判定手順は以下の通りである。サブフレーム8に関し、中継装置1はどの種類の伝送を行うべきか検討し、サブフレーム8内で、基地局0が中継装置1にダウンリンク信号を送信し、中継装置1も移動端末2のアップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号を送信する場合、対応するアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で送信されるダウンリンク信号が高優先度通信と干渉すると判定され、さもなければ判定の結果は逆になる。
実際の応用例では、中継装置1は複数の移動端末にサービス提供することができ、各移動端末は、1つまたは複数のアップリンクHARQプロセスを有することができる。例えば、移動端末2は、サブフレーム3、7、11、15...を占有するアップリンクHARQプロセス2も有する。中継装置1は、これらすべてのアップリンクHARQプロセスについて、自らが高優先度通信と干渉するかどうかを検討すべきである。
図4aに示すように、サブフレーム0〜7内では、各移動端末のアップリンクHARQプロセスを一切の制約なしにすべて行うことができる。サブフレーム4内で、移動端末2が、アップリンクHARQプロセスのPUSCH上でアップリンク・データを送信する。同期HARQ技法の諸要件に従い、中継装置1はサブフレーム4の4ms後にACKまたはNACKを移動端末に送り返すべきである一方で、サブフレーム8で初めて、このサブフレームは高優先度通信のダウンリンク信号(PDCCH+PDSCH)を送信するために確保される。本発明の一実施形態によれば、PDCCHおよびPDSCH上で信号を受信することに対し、ACKまたはNACKによって引き起こされる干渉を回避するために、ステップS11で、中継装置はACKまたはNACKをこのサブフレーム内で送信すべきではない。
HARQ技法の一例として、データ送信側がデータ受信側からACKまたはNACKをあらかじめ定められた時間内に受信しない場合、そのデータ送信側はデータ受信側がデータを正しく受信しないと判断し、再伝送を行う。移動端末2が再伝送を行うべきサブフレーム、すなわちサブフレーム12と、中継装置1がACKまたはNACKを送信すべきサブフレームとの間には4ms(4個のサブフレーム)の間隔がある。
この実施形態によれば、ステップS12で、中継装置1は、アップリンクHARQプロセス1のサブフレーム12上で移動端末2によって送信されるPUSCH上の再伝送データが、高優先度通信と干渉するかどうかをリソース割当情報に従って判定する。判定の結果は明らかに正である。すると中継装置1は、サブフレーム12上で移動端末2が送信しようとするPUSCH上の再伝送データが、高優先度通信と干渉することを移動端末2に指示する。その指示に従い、ステップS21で、移動端末2はアップリンクHARQプロセス1のアップリンク信号を送信するのを中断する。その指示は、PDCCH内にロードすることができる。
ステップS10、S11、およびステップS12、S13の間には厳密な順序がないことを当業者なら理解されよう。つまり中継装置1は、最初にステップS11を実行し、次いでステップS12を実行することができ、さらに最初にステップS13を実行し、次いでステップS10を実行することもできる。サブフレーム8は、サブフレーム12よりも先にくるので、サブフレーム8に関係するすべてのステップは実行の優先権を有することができる。
アップリンクHARQプロセス1のアップリンク信号を送信することにより高優先度通信に引き起こされる干渉を克服するために、移動局2は、そのような干渉が起こるかどうかを判定すべきである。判定する1つの方法は、図3に示すように中継装置1の指示に依拠することである。ステップS13で中継装置1が指示を行うと、移動端末2は、アップリンク信号を送信することが高優先度通信に干渉を引き起こすと判断し、次いでステップS21に突入して、アップリンク信号を送信するのを中断する。別の判定方法は、中継装置1におけるステップS12に似ており、移動端末2は、サブフレーム12内で送信しようとする再伝送データが高優先度通信と干渉するかどうかをリソース割当情報に従って直接判定し、その判定の結果に従ってその後のステップを実行する。
好ましくは、アップリンクHARQプロセス1のアップリンク信号を送信するのを中断した後、移動端末2はその中断したデータをバッファに入れ、そのデータを中継装置1に送信する機会を待つ。
アップリンクHARQプロセス1のアップリンク信号を送信することが、中継装置1の高優先度通信と干渉しない場合、移動端末2は自らの中のアップリンク信号を送信するのを中断せず、同様に、アップリンクHARQプロセス1のダウンリンク信号を送信することが高優先度通信と干渉しない場合、中継装置1は自らの中のダウンリンク信号を送信するのを中断しないことが容易に分かる。
本発明の特定の実施形態によれば、基地局0と中継装置1との間の高優先度通信は、一般に視聴されるTV信号や一般に聴取されるラジオ信号と同様の単方向通信である。中継装置1は、信号の受信状況に関するフィードバックを基地局0に与えない。この場合、その高優先度通信はアップリンク信号を送信することと関係せず、したがって、アップリンクHARQプロセス1のアップリンク信号を送信することは高優先度通信と干渉しない。したがって、中継装置1におけるステップS12およびS13、ならびに移動端末2におけるステップS21を省略することができる。
図4aに示すように、アップリンク信号およびダウンリンク信号が送信されるのを中断された後、本発明は、再開するための機構をさらに提供する。詳細は以下の通りである。
ステップS14で、中継装置1は高優先度通信が終了したかどうかを判定する。例えば、図4aに示すように、中継装置1がサブフレーム12内で基地局0にACKを送信し、基地局0が差し当たり送信すべき後続の新たなダウンリンク・データを有さない場合、基地局0は、現在の高優先度通信が終了したことを表す指示を中継装置に与える。こうしてステップS14で、中継装置1は判定の結果を得る。図4aに示すように、サブフレーム16より前のある時点において、基地局0は現在の高優先度通信が終了したことを中継装置1に指示し、それに応じて中継装置1はサブフレーム16内で、アップリンクHARQプロセス1のアップリンク信号の送信を再開するように移動端末2に命令し、すなわち図3のステップS16を実行する。そのような命令に従い、ステップS21で、移動端末2はアップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を送信すること、すなわちサブフレーム12内で送信されていたはずのバッファに入れられた再伝送データを、サブフレーム20内で中継装置に送信することを再開する。サブフレーム12内で再伝送されていたはずのデータを移動端末2がバッファに入れない場合、移動端末2は、サブフレーム20内で新たな初期伝送を開始する。
この実施形態の改変形態によれば、中継装置1は、アップリンクHARQプロセス1のアップリンク信号の送信を再開するように移動端末2に命令するために、ステップS13で送信を再開した、アップリンクHARQプロセス1のダウンリンク信号を使用する。つまりサブフレーム16内で、中継装置1は、サブフレーム8内で送信されていたはずのNACKを移動局2に送信し、または伝送を再開するようユーザに命令するためのPDCCHを直接送信する。NACKまたはPDCCHを受信した後、移動端末は、バッファに入れたアップリンク・データを中継装置1に再伝送する。
中継装置1が、サブフレーム8内でサブフレーム4の受信状況に関するフィードバックを移動端末2に与えない理由が、データを正しく受信しないのではなく、高優先度通信への干渉を引き起こすのを回避するためだと考える。したがって、中継装置1はサブフレーム4内でアップリンク・データを正しく受信している可能性があり、再伝送が行われる場合、システム効率を高めるには都合がよくない。その結果、中継装置1がサブフレーム4内でアップリンク・データを正しく受信する場合、新たな初期伝送を開始するように移動端末2をトリガするために、中継装置1はサブフレーム16内で移動端末2にACKまたはPDCCHを送信する。
当然ながら、バッファに入れられた再伝送データまたは最近生成された初期伝送データが長時間の中断により失効する場合、移動端末は失効したデータを破棄し、移動端末2は、最近生成したがまだ失効していないアップリンク・データをサブフレーム20内で中継装置1に送信する。
引き続き図4aを参照して、本発明の別の実施形態によれば、リソース割当情報の指示に従い、中継装置1と基地局0との間の高優先度通信のためにサブフレーム8およびサブフレーム12が確保され、基地局0は、サブフレーム8内でPDCCHおよびPDSCH上のダウンリンク信号を中継装置1に送信しているはずである。しかし、何らかの理由によりこの高優先度通信が取消しを余儀なくされ、よって、サブフレーム8より前のある時点において、基地局0はこの高優先度通信が取り消されたことを中継装置1に指示する。このとき、中継装置1は、アップリンクHARQプロセス1において送信されているはずのACK/NACKを好ましくは中断しており、その結果、高優先度通信の取消しに関する情報を干渉なしに取得し、その取消しに関する情報をACK情報またはPDCCHを送信することによって移動端末2に転送することができ、それにより、移動端末2はアップリンクHARQプロセス1のアップリンク信号を送信するのを中断する必要がなく、または少なくともできるだけ早く送信を再開する。
図4bに示す例では、サブフレーム8、12、および16が、高優先度通信のダウンリンクPDCCH、アップリンクPUSCH、およびダウンリンクACKもしくはダウンリンクNACKのために確保されている。したがって図面に示すように、中継装置1および移動端末2は、これらの3個のサブフレーム内の対応する信号を送信するのを中断する。その高優先度通信が終了しても、移動端末2はまだ再開指示情報を受信していないので、移動端末2はサブフレーム20までアップリンク信号の送信を引き続き中断する。中継装置1は、サブフレーム24(簡潔にするために不図示)内で再開指示情報を移動端末2に送信することができ、それにより、移動端末はアップリンクHARQプロセスのアップリンク信号の送信をサブフレーム28内で再開する。図4aと組み合わせて説明した実施形態と同じく、再開指示情報は、中継装置が送信を再開するACKもしくはNACKまたはPDCCH情報とすることができる。
当然ながら、本発明の一実施形態によれば、移動端末2は、アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を送信するのを中断してから時間カウントを開始し、あらかじめ定められた持続時間内に、このアップリンクHARQ処理のアップリンク信号の送信を単独で再開することができる。
本発明のさらに別の実施形態によれば、基地局0と中継装置1との間の高優先度通信は、例えばアップリンク信号の送信と隣接するダウンリンク信号の送信との間に4msの間隔がある、図4a、図4bに示す高優先度通信のように規則的ではない。したがって、たとえあるサブフレーム内で高優先度通信のダウンリンク信号またはアップリンク信号を送信することがアップリンクHARQプロセス1と衝突しても、後続のサブフレーム内で引き続き衝突が起こる可能性は、図4a、図4bに示す事例よりもはるかに低い。したがってこれらの特定の実施形態では、好ましくは、アップリンクHARQプロセス1は干渉が引き起こされると判定されるサブフレーム(例えばサブフレーム8)内でのみ制約され、そのアップリンクHARQプロセスによって占有される次のサブフレーム内で再開される。例えば図4bを参照して、ダウンリンクACK/NACKが影響を受け、サブフレーム8内で送信されなかった後に、サブフレーム12、16内で上記に述べた衝突がないと仮定すれば、アップリンクHARQプロセス1はサブフレーム12内で単独で再開する。具体的には、移動局2が、サブフレーム4等の中で最初に伝送したアップリンク・データを再伝送する。
オプションで、中継装置1は、任意の欠落を回避するために、ステップS10および/またはステップS12の判定を各サブフレームについて行うことができる。
図5は、本発明の詳細な実施形態による、同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの第1の装置において信号の干渉を防ぐための第1の干渉防止機器のブロック図を示す。本発明が提供する干渉を防ぐ方法については上記で詳細に紹介しているので、機器についての紹介は比較的簡潔にする。図1に示す移動端末2を、第1の装置の非限定的実施形態とみなす。
第1の干渉防止機器20は、移動端末2および移動端末2が属する中継装置1に割り当てられた無線リソースを示すリソース割当情報を得るための第1の取得手段200と、移動端末2のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で移動端末2が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを判定するための第1の判定手段201と、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で移動端末2が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置1の前記高優先度通信と干渉する場合、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを移動端末2に中断させるための第1の中断手段202とを備える。
好ましくは、前記第1の中断手段202はさらに、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で移動端末2が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置1の前記高優先度通信と干渉する場合、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を送信するのを移動端末2に中断させるためのものである。
好ましくは、前記第1の判定手段は、以下の事項のうちのいずれか1つが満たされる場合、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとするアップリンク信号が、前記高優先度通信と干渉すると判定するためのものであり、以下の事項とはつまり、
−前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で移動端末2が送信しようとするアップリンク信号が、前記高優先度通信と干渉することを前記中継装置が移動端末2に指示すること、
−移動端末2が、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で自らが送信しようとするアップリンク信号が、前記高優先度通信と干渉することを前記リソース割当情報に従って判定すること
である。
好ましくは、前記第1の干渉防止機器20は、前記第1の中断手段202が前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を送信するのを移動端末2に中断させた後、あらかじめ定義された条件が満たされているかどうかを判定するための第2の判定手段203と、前記あらかじめ定義された条件が満たされている場合、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号の送信を移動端末2に再開させるための第1の再開手段204とをさらに備える。
好ましくは、前記第1の干渉防止機器20は、第1の中断手段202が前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を送信するのを移動端末2に中断させた後、その中断されたアップリンク信号をバッファリングするためのバッファリング手段205をさらに備え、第1の再開手段204はさらに、前記あらかじめ定義された条件が満たされている場合、バッファリング手段205によってバッファされた前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を移動端末2に送信させるためのものである。
好ましくは、前記第2の判定手段203はさらに、以下の事項のうちのいずれか1つが満たされる場合、前記あらかじめ定義された条件が満たされていると判定するためのものであり、以下の事項とはつまり、
−前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号の送信を再開するように移動端末2に命令するために使用される、再開指示情報を移動端末2が受信すること、
−移動端末2が前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を送信するのを中断してから、あらかじめ定められた時間が経過すること
である。
好ましくは、前記無線中継ネットワークは3GPPロング・ターム・エボリューション、または3GPPロング・ターム・エボリューションのさらなる進化版に基づく。
図6は、本発明の詳細な実施形態による、同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの中継装置において信号の干渉を防ぐための第2の干渉防止機器のブロック図である。図1に示す中継装置1を例にとる。
図示の第2の干渉防止機器10は、中継装置1および中継装置1によってサービス提供される移動端末2に割り当てられた無線リソース、具体的にはサブフレームを示すリソース割当情報を得るための第2の取得手段100と、移動端末2のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で中継装置1が送信しようとするダウンリンク信号が、中継装置1の高優先度通信と干渉するかどうかを、前記リソース割当情報に従って判定するための第3の判定手段101と、移動端末2のアップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で中継装置1が送信しようとするダウンリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉する場合、前記アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを中継装置1に中断させるための第2の中断手段102とを備える。
好ましくは、第2の中断手段102はさらに、移動端末2のアップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で中継装置1が送信しようとするダウンリンク信号が、中継装置1の高優先度通信と干渉する場合、前記アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号を送信するのを中継装置1に中断させるためのものである。
好ましくは、第2の干渉防止機器10は、移動端末2のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で移動端末2が送信しようとするアップリンク信号が、中継装置1の高優先度通信と干渉するかどうかを判定するための第4の判定手段103と、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で移動端末2が送信しようとするアップリンク信号が、中継装置1の前記高優先度通信と干渉する場合、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で移動端末2が送信しようとするアップリンク信号が、前記高優先度通信と干渉することを移動端末2に指示するための干渉指示手段104とをさらに備える。
好ましくは、第2の干渉防止機器10は、第2の中断手段102が前述のアップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号を送信するのを中継装置1に中断させた後、前述の高優先度通信が終了したかどうかを判定するための第5の判定手段105と、第5の判定手段105の判定の結果が、高優先度通信が終了したというものである場合、アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号の送信を中継装置1に再開させるための第2の再開手段108とをさらに備える。
好ましくは、第2の干渉防止機器10は、前述の第5の判定手段105の判定の結果が、高優先度通信が終了したというものである場合、アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号の送信を再開するように移動端末2に命令するための再開命令手段107をさらに備える。
オプションで、中継装置1が送信を再開するアップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号は、アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号の送信を再開するように移動端末2に命令するためにも使用される。
好ましくは、無線中継ネットワークは3GPPロング・ターム・エボリューション、または3GPPロング・ターム・エボリューションのさらなる進化版に基づく。
本発明の詳細な実施形態を上記に説明してきた。本発明は上記の特定の実施形態に限定されず、特許請求の範囲から逸脱することなく当業者は任意の改変または修正を加えることができることを理解する必要がある。

Claims (15)

  1. 同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの第1の装置において信号の干渉を防ぐ方法であって、
    x.前記第1の装置および前記第1の装置が属する中継装置に割り当てられた無線リソースを示すリソース割当情報を得るステップと、
    a.前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを判定するステップと、
    b.前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとする前記アップリンク信号が、前記中継装置の前記高優先度通信と干渉するときには、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを中断するステップとを含む、方法。
  2. 前記ステップbは、
    前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとする前記アップリンク信号が、前記中継装置の前記高優先度通信と干渉するときには、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を送信するのを中断するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ステップaは、
    前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとする前記アップリンク信号が、前記高優先度通信と干渉することを前記中継装置が前記中継装置に指示すること、そして、
    前記第1の装置が、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で自らが送信しようとする前記アップリンク信号が、前記高優先度通信と干渉することを前記リソース割当情報に従って判定すること、
    のうちのいずれか1つが満たされるときには、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとする前記アップリンク信号が、前記高優先度通信と干渉すると判定するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記ステップbの後に、
    c.予め定義された条件が満たされているかどうかを判定するステップと、
    d.前記予め定義された条件が満たされているときには、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号の送信を再開するステップとをさらに含む、請求項2に記載の方法。
  5. 前記ステップbの後、かつ前記ステップdの前に、
    前記中断したアップリンク信号をバッファに入れるステップをさらに含み、
    前記ステップdが、
    バッファに入れた、前記中断したアップリンク信号を送信するステップをさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記ステップcが、
    前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号の送信を再開するように前記第1の装置に命令するために使用される、再開指示情報が受信されること、そして、
    前記第1の装置が前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を送信するのを中断してから、予め定められた時間が経過すること、
    のうちのいずれか1つが満たされるときには、前記予め定義された条件が満たされていると判定するステップを含む、請求項4に記載の方法。
  7. 前記無線中継ネットワークは3GPPロング・ターム・エボリューション、または3GPPロング・ターム・エボリューションのさらなる進化版に基づく、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの中継装置において信号の干渉を防ぐ方法であって、
    o.前記中継装置および前記中継装置によってサービス提供される第1の装置に割り当てられた無線リソースを示すリソース割当情報を得るステップと、
    i.前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で前記中継装置が送信しようとするダウンリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを、前記リソース割当情報に従って判定するステップと、
    ii.前記第1の装置の前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記中継装置が送信しようとする前記ダウンリンク信号が、前記中継装置の前記高優先度通信と干渉するときには、前記アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを中断するステップとを含む、方法。
  9. 前記ステップiiは、
    前記第1の装置の前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記中継装置が送信しようとする前記ダウンリンク信号が、前記中継装置の前記高優先度通信と干渉するときには、前記アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号を送信するのを中断するステップを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを判定するステップと、
    前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとする前記アップリンク信号が、前記中継装置の前記高優先度通信と干渉するときには、前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとする前記アップリンク信号が、前記高優先度通信と干渉することを前記第1の装置に指示するステップとをさらに含む、請求項8に記載の方法。
  11. 前記ステップiiの後に、
    iii.前記高優先度通信が終了したかどうかを判定するステップと、
    iv.前記高優先度通信が終了しているときには、前記アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号の送信を再開するステップとをさらに含む、請求項9に記載の方法。
  12. 前記ステップiiiの後に、
    前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号の送信を再開するように前記第1の装置に命令するステップをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記中継装置が送信を再開する前記アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号は、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号の送信を再開するように前記第1の装置に命令するためにも使用される、請求項12に記載の方法。
  14. 同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの第1の装置において信号の干渉を防ぐ第1の干渉防止機器であって、
    前記第1の装置および前記第1の装置が属する中継装置に割り当てられた無線リソースを示すリソース割当情報を得るための第1の取得手段と、
    前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとするアップリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを判定するための第1の判定手段と、
    前記アップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記第1の装置が送信しようとする前記アップリンク信号が前記中継装置の前記高優先度通信と干渉するときには、前記アップリンクHARQプロセスのアップリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを前記第1の装置に中断させる第1の中断手段とを備える、第1の干渉防止機器。
  15. 同期HARQに基づき、無線中継ネットワークの中継装置において信号の干渉を防ぐ第2の干渉防止機器であって、
    前記中継装置および前記中継装置によってサービス提供される第1の装置に割り当てられた無線リソースを示すリソース割当情報を得る第2の取得手段と、
    前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスのサブフレーム内で前記中継装置が送信しようとするダウンリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するかどうかを、リソース割当情報に従って判定する第3の判定手段と、
    前記第1の装置のアップリンクHARQプロセスの前記サブフレーム内で前記中継装置が送信しようとするダウンリンク信号が、前記中継装置の高優先度通信と干渉するときには、前記アップリンクHARQプロセスのダウンリンク信号を前記サブフレーム内で送信するのを前記中継装置に中断させる第2の中断手段とを備える、第2の干渉防止機器。
JP2012500046A 2009-03-16 2010-03-15 同期harqに基づき無線中継ネットワークにおいて信号の干渉を防ぐための方法および機器 Expired - Fee Related JP5199515B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN2009100477166A CN101841816B (zh) 2009-03-16 2009-03-16 基于同步harq的无线中继网络中防止信号干扰的方法和装置
CN200910047716.6 2009-03-16
PCT/CN2010/071042 WO2010105542A1 (zh) 2009-03-16 2010-03-15 基于同步harq的无线中继网络中防止信号干扰的方法和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012520639A JP2012520639A (ja) 2012-09-06
JP5199515B2 true JP5199515B2 (ja) 2013-05-15

Family

ID=42739196

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012500046A Expired - Fee Related JP5199515B2 (ja) 2009-03-16 2010-03-15 同期harqに基づき無線中継ネットワークにおいて信号の干渉を防ぐための方法および機器

Country Status (7)

Country Link
US (1) US20120002597A1 (ja)
EP (1) EP2410806A4 (ja)
JP (1) JP5199515B2 (ja)
KR (1) KR101239073B1 (ja)
CN (1) CN101841816B (ja)
BR (1) BRPI1009485A2 (ja)
WO (1) WO2010105542A1 (ja)

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
TW201215216A (en) * 2010-04-01 2012-04-01 Ericsson Telefon Ab L M System and method for scheduling wireless transmissions
ES2402102T3 (es) 2010-06-30 2013-04-29 Flooring Technologies Ltd. Procedimiento para realizar el acabado de un panel y equipo para realizar el mismo
CN102468943B (zh) * 2010-11-05 2015-05-20 中兴通讯股份有限公司 一种中继链路中子帧配置切换的方法
CN102468949B (zh) * 2010-11-18 2015-09-16 中兴通讯股份有限公司 混合自动重传请求的传输方法和装置
US9585156B2 (en) 2011-11-14 2017-02-28 Qualcomm Incorporated Supporting different LTE-TDD configurations in neighboring regions and/or adjacent carriers
CN103138885B (zh) * 2011-12-02 2017-08-11 株式会社Ntt都科摩 下行控制信息的发送、检测方法、网络侧装置及用户设备
CN102647749B (zh) * 2012-03-30 2014-08-27 北京交通大学 蜂窝与端到端混合网络的终端干扰抑制方法
US9930678B2 (en) 2012-07-19 2018-03-27 Qualcomm Incorporated Multiplexing UEs with different TDD configurations and some techniques to mitigate UE-to-UE and base station-to-base station interference
KR102181020B1 (ko) * 2015-10-28 2020-11-19 에스케이텔레콤 주식회사 기지국장치 및 단말장치, 그리고 트래픽 전송 방법
JP6910363B2 (ja) * 2016-09-30 2021-07-28 京セラ株式会社 通信制御方法
US9893759B1 (en) 2017-04-25 2018-02-13 Sprint Communications Company L.P. Wireless relay antenna isolation
US11646833B2 (en) 2018-07-24 2023-05-09 Koninklijke Kpn N.V. Reliable communication over shared resources
US11792840B2 (en) 2018-07-24 2023-10-17 Koninklijke Kpn N.V. Reliable low latency communication over shared resources
JP7038442B2 (ja) * 2021-01-12 2022-03-18 株式会社ユピテル 中継システム、中継機およびプログラム
CN113395733B (zh) * 2021-07-30 2023-11-21 上海瀚讯信息技术股份有限公司 基于优化harq缓存利用率的提升基站用户容量的方法
CN116981067A (zh) * 2022-04-19 2023-10-31 华为技术有限公司 数据传输的方法和装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004350086A (ja) * 2003-05-23 2004-12-09 Renesas Technology Corp 通信制御方法
JP4394988B2 (ja) * 2004-03-19 2010-01-06 富士通株式会社 パケット読出し制御方法及び装置
ES2327008T3 (es) * 2004-08-31 2009-10-22 Panasonic Corporation Control eficiente del rot durante transferencia blanda.
WO2007010809A1 (ja) * 2005-07-19 2007-01-25 Tetsuo Tanaka メモリカードホルダ
EP1793520B1 (en) * 2005-11-30 2012-02-29 Panasonic Corporation Configurable acknowledgement mode for a hybrid automatic repeat request protocol
WO2007073271A1 (en) * 2005-12-23 2007-06-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for solving data packet traffic congestion.
KR100961746B1 (ko) * 2006-10-02 2010-06-07 삼성전자주식회사 다중 홉 중계방식을 사용하는 무선통신시스템에서 자원할당 장치 및 방법
JP4983208B2 (ja) * 2006-11-07 2012-07-25 富士通株式会社 中継局、無線通信方法
CN101207536B (zh) * 2006-12-20 2010-08-11 华为技术有限公司 一种中继网络中获取关联资源的方法、***及接入站
CN101286792A (zh) * 2007-04-11 2008-10-15 北京三星通信技术研究有限公司 增强同步harq的设备和方法
US8576772B2 (en) 2007-06-18 2013-11-05 Intel Corporation Cooperative multiple access in wireless networks
US8626181B2 (en) * 2007-09-07 2014-01-07 Samsung Electronics Co., Ltd. Apparatus and method for allocating a dedicated access zone to relay station (RS) in broadband wireless access (BWA) communication system
US20100110964A1 (en) * 2008-11-04 2010-05-06 Motorola, Inc. Method for Relays within Wireless Communication Systems

Also Published As

Publication number Publication date
CN101841816B (zh) 2012-11-07
EP2410806A4 (en) 2017-06-14
WO2010105542A1 (zh) 2010-09-23
US20120002597A1 (en) 2012-01-05
JP2012520639A (ja) 2012-09-06
CN101841816A (zh) 2010-09-22
BRPI1009485A2 (pt) 2016-10-18
KR20110126182A (ko) 2011-11-22
EP2410806A1 (en) 2012-01-25
KR101239073B1 (ko) 2013-03-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5199515B2 (ja) 同期harqに基づき無線中継ネットワークにおいて信号の干渉を防ぐための方法および機器
JP7241237B2 (ja) 間欠受信方法、関連する装置及びシステム
US10117229B2 (en) Method and apparatus for using a configured resource in a wireless communication system
EP3685536B1 (en) Enabling uplink transmission during downlink subframe based on preemption of data transmission in wireless network
JP7010212B2 (ja) 低複雑度の狭帯域端末のためのランダムアクセス手順でのharqメッセージに割り当てられたリソースを示すための方法
US11438794B2 (en) Radio link monitoring in sidelink communications
US10075913B2 (en) Wireless communication system, mobile station, base station, and wireless communication system control method for reducing power consumption
CN101222309B (zh) Lte tdd***上行harq进程的配置方法和装置
EP2415194B1 (en) Method, access node and user equipment for supporting harq transmission during component carrier reallocation
EP3214790B1 (en) Device and method of handling a hybrid automatic repeat request process in a licensed assisted access secondary cell
WO2013013412A1 (en) Switching between cellular and license-exempt (shared) bands
KR20140074161A (ko) 서로 다른 주파수 밴드의 시분할 이중화 셀들을 이용한 데이터 통신 방법 및 장치
CN101925118B (zh) 一种避免接口传输冲突的方法、装置和***
CN104756570A (zh) 针对切换操作将来自多个harq处理的数据进行多路复用传输
KR20190102067A (ko) 전송 방법, 네트워크 장비, 및 단말 장비
KR20170116096A (ko) Rlc 데이터 패킷 오프로딩 방법 및 기지국
CN101931960A (zh) 一种避免上行传输冲突的方法、***和装置
WO2023000275A1 (en) Method, device and computer readable medium for communication
US11191073B2 (en) UL scheduling timing in TDD with 1 MS TTI and reduced processing time
CN114389780A (zh) 处理混合自动重传请求重新传送的装置
WO2010070385A1 (en) Relay node sub-frame allocation
CN102474848B (zh) 避免mbsfn子帧外自干扰的方法、中继节点和用户设备
WO2011038614A1 (zh) 下行数据发送方法及***和中继节点
US20230099743A1 (en) Resource obtaining method, resource processing method, and communications device
WO2020164006A1 (zh) 切换网络设备的方法、终端设备和网络设备

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20120713

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130207

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5199515

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees